JP2003130142A - 2段型のハイポイド減速装置 - Google Patents

2段型のハイポイド減速装置

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JP2003130142A
JP2003130142A JP2001324034A JP2001324034A JP2003130142A JP 2003130142 A JP2003130142 A JP 2003130142A JP 2001324034 A JP2001324034 A JP 2001324034A JP 2001324034 A JP2001324034 A JP 2001324034A JP 2003130142 A JP2003130142 A JP 2003130142A
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hypoid
shaft
speed reducer
gear
stage
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Takao Shigemi
貴夫 重見
Yasushi Mineshima
靖 峯嶋
Masanori Egawa
正則 江川
Tetsushi Isozaki
哲志 磯崎
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相手機械に取り付けるための4つのボルト孔
を正方形の頂点相当位置に配置するようにした2段型の
ハイポイド減速装置おいて、よりコンパクトで、より強
度的に優れた構造を提供する。 【解決手段】 ハイポイドギヤセット4と平行軸ギヤセ
ット5を有する2段型の減速装置であり、相手機械に取
り付けるために歯車箱10に設けた4つのボルト孔22
a〜22dを正方形の頂点相当位置に配置したハイポイ
ド減速装置1において、ハイポイドギヤ17を装着した
中間軸12の軸心12aを、4つのボルト孔22a〜2
2dのうち中間軸12の軸心12aに近い方の2つのボ
ルト孔22c、22dを結ぶ仮想線Kよりも反モータ3
側に位置させると共に、中間軸12の軸芯12aと前記
仮想線Kとの距離Rと、該2つのボルト孔22c、22
d間の距離Lとの比R/Lを、0.135以下に設定し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物流システムのコ
ンベヤ等の駆動系に使用されるハイポイド減速装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】ハイポイドギヤセットを用いた減速装置
は、特に高効率化、低騒音化、或いは被駆動軸の軸方向
の短縮化等を実現したい分野において用いられている。
【0003】ハイポイドギヤセットを用いた減速装置と
して、例えば特許第2866247号に3段型のハイポ
イド減速装置が開示されている。
【0004】これは、図4に示されるように、歯車箱1
01の中に、入力軸102(図示例ではモータ軸と直
結)に形成されたハイポイドピニオン103と該入力軸
102と直交する直交軸104に組み込まれ該ハイポイ
ドピニオン103と噛合するハイポイドギヤ105とよ
りなるハイポイドギヤセット106と、該ハイポイドギ
ヤセット106に対して順次連結された2段の平行軸ギ
ヤセット108(スパーギヤ109、110の組)、1
11(スパーギヤ112、113の組)と、を収納し、
入力軸102から入力された回動を、ハイポイドピニオ
ン103→ハイポイドギヤ105→スパーギヤ109→
110→112→113の順に経由して出力軸115に
伝達するものである。
【0005】このハイポイド減速装置では、このように
減速段を3段とすることにより、ギヤの選択による減速
比の調整範囲を大きく確保し、それにより、ユーザから
要求される可能性のある減速比1/5〜1/240まで
を、3段型の歯車箱101を共通に使用することによっ
てコストの増大に直結する歯車箱101の在庫を減らし
ハイポイド減速装置の製造体系全体としてのコストの低
減を図りながら、提供できるようにしている。
【0006】しかしながら、近年、主たる用途であるコ
ンベヤ等の搬送物流機器での処理が高速化したことなど
から、特に、「低減速比」或いは「中減速比」の範囲に
属する減速比が多く要求されるようになってきた。
【0007】この範囲の減速比は、一般に、減速構造を
3段にしなくても十分達成できるものであるが、図4の
ハイポイド減速装置では、それにも拘わらず3段型の歯
車箱を使用していたがために、必要以上に部品点数が増
え、むしろコスト面、大きさの面で不利となる状況が目
立つようになってきた。
【0008】また、特許2628983号には、ハイポ
イドギヤセットに1段の平行軸ギヤセットが連結された
2段型のハイポイド減速装置が提案されている。
【0009】このハイポイド減速装置は、図5に示され
るように、先ずハイポイド減速装置を、入力軸201に
形成されたハイポイドピニオン202と入力軸201と
直交する直交軸203に設けられたハイポイドギヤ20
4との組よりなるハイポイドギヤセット205と、直交
軸203及び出力軸206に設けられたスパーギヤ20
7、208の組よりなる平行軸ギヤセット209と、の
2段型とすることにより、コンベヤの駆動等に適する中
減速比の領域を確保すると共に、当該ハイポイド減速装
置を相手機械(コンベヤ等)に取り付けるための歯車箱
210に設けた4つのボルト孔212a、212b、2
12c、212dを、正方形又は矩形の頂点相当位置に
配置し、前記直交軸203と平行に且つ歯車箱210を
貫通して形成するようにしたものである。
【0010】この構成により、出力軸206と連結され
る相手機械の被駆動軸に当該ハイポイド減速装置を取り
付ける際に、図示せぬコンベヤの進行方向に対してモー
タを含む当該ハイポイド減速装置を、ボルト孔が矩形配
置の場合は0度、180度、正方形配置の場合は0度、
90度、180度、270度のいずれの方向でも取り付
け可能となり、又、出力軸206にホローシャフトを使
用していることで、コンベヤの進行方向右側でも左側で
も取り付けが可能となる。
【0011】この相手機械に対する取り付け態様の自由
度の確保は、この種のハイポイド減速装置の重要な特性
の1つとされ、ユーザ側から強く求められているニーズ
の1つである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、発明者
らは、より周到な考察を行った結果、従来提案されてい
る2段型のハイポイド減速装置は、この取り付け態様を
考慮した時の強度設計において、必ずしも最良の設計が
なされているとは言えない面があることを見出した。
【0013】本発明は、この知見に基づいてなされたも
のであって、特に、2段型のハイポイド減速装置であっ
て、相手機械に対する取り付け態様の自由度の確保を意
図して、該相手機械に取り付けるための4つの取付孔を
正方形又は矩形の頂点相当位置に配置するようにした2
段型のハイポイド減速装置において、よりコンパクト
で、より強度的に優れた構造を提供することをその課題
としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、歯車箱の内部
に、入力軸に形成されたハイポイドピニオンと、該入力
軸と直交する直交軸と、該直交軸に組み込まれ前記ハイ
ポイドピニオンと噛合するハイポイドギヤと、前記直交
軸と1段の平行軸ギヤセットを介して連結した出力軸
と、を備えた2段型のハイポイド減速装置であって、当
該ハイポイド減速装置を相手機械に取り付けるために前
記歯車箱に設けた4つの取付孔を、正方形又は矩形の頂
点相当位置に配置した2段型のハイポイド減速装置にお
いて、前記直交軸の軸心と前記4つの取付孔のうち該直
交軸の軸心に近い方の2つの取付孔を結ぶ仮想線との距
離Rと、該2つの取付孔間の距離Lとの比R/Lを、
0.135以下に設定したことにより、上記課題を解決
したものである。
【0015】又、本発明は、同様のハイポイド減速装置
において、該直交軸の軸心と前記4つのボルト孔のうち
該直交軸の軸心に近い方の2つの取付孔を結ぶ仮想線と
の距離Rと、前記ハイポイドギヤの半径rとの比R/r
を、0.45以下に設定したことにより、同じく上記課
題を解決したものである。
【0016】これらの比R/L、或いはR/rは、今
般、発明者らがこの種の2段型ハイポイド減速装置に関
して、その取り付け態様のいかんに関わらずより強度の
高い歯車箱構造を得るために着目した「指標」である。
【0017】本発明では、これらの指標に対して「所定
の条件」を規定するようにしたため、後述するように、
同程度の歯車箱でも、より強度を高く維持することがで
き、低振動、低騒音で、且つコンパクトなハイポイド減
速装置を得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
る。
【0019】図1は実施形態のハイポイド減速装置とモ
ータ(駆動源)を一体化したハイポイドギヤドモータG
Mの出力軸正面から見た断面図、図2は同減速装置の歯
車列を展開して示す平断面図、図3は図1の要部拡大図
である。
【0020】各図において、1はハイポイド減速装置、
3はモータである。ハイポイド減速装置1は、後述する
2段のギヤセット(ハイポイドギヤセット4及び平行軸
ギヤセット5)を収納するのに必要十分な大きさに最適
設計された歯車箱10を有している。歯車箱10には、
出力軸11と中間軸(直交軸)12とが、互いに平行に
所定の間隔をおいて、軸受13、14、15、16を介
して回転自在に支持されている。出力軸11は、歯車箱
10を貫通するホローシャフトよりなり、中間軸12よ
りもモータ3側から遠い位置に配されている。ホローシ
ャフトを用いるのは、相手機械(被駆動軸)に対するハ
イポイド減速装置の結合を、左右のどちら側からでもで
きるようにするためである。
【0021】歯車箱10の側部には、モータ3が、モー
タ軸31を中間軸12に直交させる関係で結合されてい
る。モータ軸31は、ハイポイド減速装置1の入力軸と
なるもので、先端にハイポイドピニオン32を有してい
る。ハイポイドピニオン32は、モータ3とハイポイド
減速装置1を結合した状態で、中間軸12に対して距離
e1だけオフセットされており、歯車箱10の内部にお
いて、中間軸12に装着したハイポイドギヤ17と噛合
している。
【0022】そして、ハイポイドピニオン32とハイポ
イドギヤ17の組により、1段目減速段であるハイポイ
ドギヤセット4が構成されている。又、中間軸12と出
力軸11には、歯車箱10の内部において、2段目減速
段としての平行軸ギヤセット5を構成する互いに噛合す
るスパーギヤ18、19が設けられている。
【0023】ハイポイドピニオン32は、歯車箱10の
側部から歯車箱10の内部に挿入されており、ハイポイ
ドピニオン32と、中間軸12と、出力軸11とが、モ
ータ軸31の軸線に対して斜めに交差する仮想直線上
に、ほぼこの順に一列に並んでいる。従って、モータ軸
31と直交する方向に対しては、一方から他方に向かっ
て順に、ハイポイドピニオン32の先端の軸心32a、
中間軸12の軸心12a、出力軸11の軸心11aが並
んでおり、これにより、減速機構部のコンパクト化が達
成されている。
【0024】モータ3は、外殻体であるモータケーシン
グ33を有しており、モータケーシング33は、筒状の
モータフレーム34と、その前部開口を塞ぐ前部モータ
カバー35及び後部開口を塞ぐ後部モータカバー36と
からなっている。モータ軸31は、前部モータカバー3
5に嵌合した前部軸受37と後部モータカバー36に嵌
合した後部軸受38とにより回転自在に支持されてい
る。前部モータカバー35に嵌合した前部軸受37より
前方側には2段のシール39が設けられており、減速装
置1側から潤滑油がモータ3側に侵入しないようになっ
ている。
【0025】ハイポイド減速装置1とモータ3の結合
は、前部モータカバー35を歯車箱10の側部フランジ
20にボルト41で連結することにより行われている。
このハイポイドギヤドモータGMを相手機械に取り付け
る手段の一つとして、歯車箱10には4つの取付ボルト
孔22a〜22dが設けられている。
【0026】歯車箱10の取付ボルト孔22は、歯車箱
10を出力軸11と平行に貫通している。取付ボルト孔
22a〜22dは正方形の頂点位置に配置されており、
出力軸11はその中心からずらされると共に、該正方形
の対角線上に位置するように配置されている。出力軸1
1及び取付ボルト孔22a〜22dの貫通している外周
面は、図2に示すように据付け面(取付け可能面)23
a、23bとなっている。据付け面23a、23bには
出力軸11と同心で且つ据付け面23a、23bより突
出したフランジ部24a、24bが形成されている。モ
ータ軸31は、左右2つの据付け面23a、23bから
等距離Xaに配置されている。
【0027】以上で実施形態のハイポイド減速装置1の
大まかな構成を説明したが、以下においては、本発明の
要点である取付ボルト孔22a〜22dとその他の主要
な要素との位置関係について詳しく説明する。まず、そ
のような位置関係を規定するに至った背景について簡単
に説明する。ここで、理解を助けるために、( )内に
は本実施形態の減速装置において該当する部分の符号を
記す。
【0028】周知のように、ハイポイドギヤセット
(4)は、その噛合によってハイポイドギヤ(17)が
組み込まれている直交軸(12)にトルクに依存したス
ラスト荷重が加わり、軸受(16)を介して歯車箱(1
0)によって受け止められる。
【0029】そのため、このハイポイドギヤセット
(4)付近の強度を十分に高めておかないと、振動や騒
音が増大する原因となり、ハイポイド減速装置本来の低
振動、或いは低騒音の特性を活かせなくなる恐れが出て
くる。
【0030】勿論、このハイポイドギヤセット(4)付
近の強度を確保するには、単純には歯車箱(10)の厚
さを厚くすればよい。しかし、この手法は当然、その分
の重重量増大及びコスト増大を招く。
【0031】そこで、本発明の実施形態では、この強度
の維持を、ハイポイド減速装置1を相手機械に取り付け
るための取付ボルト孔22a〜22dの位置関係を工夫
することにより確保するようにしている。
【0032】図3を参照して、今、相手機械に取り付け
るための4つの取付ボルト孔22a〜22dのうち、ハ
イポイドギヤ17が組み込まれている中間軸(直交軸)
12の軸心12aに近い方の2つの取付ボルト孔22
c、22dを結ぶ仮想線Kを考える。この仮想線K上で
は歯車箱10は相手機械側に強固に連結されており、こ
の相手機械側の剛性を利用できるので振動は殆ど発生し
得ないと考えてよい。
【0033】一方、この(不動と見なせる)仮想線Kに
対する中間軸(直交軸)12の軸心12aまでの距離を
Rに着目した場合、この距離Rは短ければ短いほどよい
ことになる。
【0034】従来は、この点に関する考察は全く行われ
ておらず、そのため実際にはこの仮想線Kから反モータ
側にかなりずれた位置にハイポイドギヤセットが配置さ
れていた。この様な配置となっていたのは、ハイポイド
ギヤセットは、「減速装置の第1段」を構成するもので
あるため、「歯車箱の中に収容する」という観念が潜在
的にあったためと推察される。
【0035】そこで、本発明の実施形態では、距離Rを
できるだけ小さく抑えるために、次の条件のうち、少な
くとも一つを満足するように規定している。
【0036】(1)中間軸12の軸心12aと前記仮想
線Kとの距離Rと、該2つのボルト孔22c、22d間
の距離Lとの比R/Lを、0.135以下(好ましくは
0.125以下)に設定する。
【0037】(2)中間軸12の軸心12aと前記仮想
線Kとの距離Rと、ハイポイドギヤ17の半径rとの比
R/rを、0.45以下(好ましくは0.39以下)に
設定する。
【0038】これらの比R/L、或いはR/rは、今
般、発明者らがこの種の2段型ハイポイド減速装置に関
して、その取り付け態様のいかんに関わらずより強度の
高い歯車箱構造を得るために着目した「指標」である。
【0039】比(指標)R/Lが0.135以下(好ま
しくは0.125以下)という趣旨は、仮想線Kに対し
て、(従来離れ過ぎていた)中間軸(直交軸)12の軸
心12aをできるだけ近づけるべきということである。
【0040】又、比(指標)R/rが0.45以下(好
ましくは0.39以下)という条件は、同じ趣旨を、別
の形でとらえたものである。
【0041】以上のように、これらの指標に対して「所
定の条件」を規定するようにしたため、同様な厚さ等を
有する歯車箱であっても、より強度を高く維持すること
ができ、低振動、低騒音で、且つコンパクトなハイポイ
ド減速装置を得ることができる。
【0042】又、本実施形態の減速装置の作用効果につ
いて附記すると、相手機械の軸と出力軸11との芯出し
を行う必要がある場合、上記減速装置1では、据付け面
23a、23bに出力軸11と同芯のフランジ部24
a、24bを突出形成しているため、これを相手機械の
取付面の孔部に嵌合させることにより正確に芯出しする
ことができる。
【0043】又、出力軸11をホローシャフトとすると
共に、取付ボルト孔22a〜22dのピッチを正方形と
し且つ歯車箱10を貫通して形成するようにし、しかも
出力軸11を該正方形の対角線に沿って中心からずらす
ようにしたため、据付け面23a、23bを左右どちら
にも換えることができ、相手機械、歯車装置のいずれの
改造も必要としないでモータ軸の向きを90度毎に換え
ることができる。
【0044】なお、本発明の場合、取付の自由度は若干
低下するが、相手機械に取付けるための取付孔(穴)
は、必ずしも貫通孔である必要はなく、また(正方形の
頂点相当位ではなく)矩形の頂点相当位置とされていて
もよい。
【0045】また、中間軸の位置は仮想線に対して反モ
ータ側に位置する必要はなくモータ側に位置しても良
い。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
歯車箱に設けた取付孔とハイポイドギヤセットの各要素
との位置関係を、ある指標に対して「所定の条件」を満
足するように規定したので、2段型のハイポイド減速装
置において、取付強度を高く維持することができ、低振
動、低騒音で、且つコンパクトなハイポイド減速装置を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のハイポイド減速装置とモー
タを一体化したハイポイドギヤドモータの出力軸正面か
ら見た断面図
【図2】同減速装置の歯車列を展開して示す平断面図
【図3】図1の要部拡大図
【図4】従来の3段型のハイポイド減速装置の出力軸正
面から見た断面図
【図5】従来の2段型のハイポイド減速装置の出力軸正
面から見た断面図
【符号の説明】
1…ハイポイド減速装置 3…モータ 4…ハイポイドギヤセット 5…平行軸ギヤセット 10…歯車箱 11…出力軸 12…中間軸(直交軸) 12a…軸芯 17…ハイポイドギヤ 22a〜22d…取付ボルト孔 31…モータ軸(入力軸) 32…ハイポイドピニオン 32a…先端 K…仮想線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江川 正則 愛知県大府市朝日町六丁目1番地 住友重 機械工業株式会社名古屋製造所内 (72)発明者 磯崎 哲志 愛知県大府市朝日町六丁目1番地 住友重 機械工業株式会社名古屋製造所内 Fターム(参考) 3J009 DA16 DA17 EA04 EA05 EA06 EA11 EA18 EA25 EA32 EB24 FA14

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】歯車箱の内部に、入力軸に形成されたハイ
    ポイドピニオンと、該入力軸と直交する直交軸と、該直
    交軸に組み込まれ前記ハイポイドピニオンと噛合するハ
    イポイドギヤと、前記直交軸と1段の平行軸ギヤセット
    を介して連結した出力軸と、を備えた2段型のハイポイ
    ド減速装置であって、当該ハイポイド減速装置を相手機
    械に取り付けるために前記歯車箱に設けた4つの取付孔
    を、正方形又は矩形の頂点相当位置に配置した2段型の
    ハイポイド減速装置において、 前記直交軸の軸心と前記4つの取付孔のうち該直交軸の
    軸心に近い方の2つの取付孔を結ぶ仮想線との距離R
    と、該2つの取付孔間の距離Lとの比R/Lを、0.1
    35以下に設定したことを特徴とする2段型のハイポイ
    ド減速装置。
  2. 【請求項2】歯車箱の内部に、入力軸に形成されたハイ
    ポイドピニオンと、該入力軸と直交する直交軸と、該直
    交軸に組み込まれ前記ハイポイドピニオンと噛合するハ
    イポイドギヤと、前記直交軸と1段の平行軸ギヤセット
    を介して連結した出力軸と、を備えた2段型のハイポイ
    ド減速装置であって、当該ハイポイド減速装置を相手機
    械に取り付けるために前記歯車箱に設けた4つの取付孔
    を、正方形又は矩形の頂点相当位置に配置して形成した
    2段型のハイポイド減速装置において、 該直交軸の軸心と前記4つの取付孔のうち該直交軸の軸
    心に近い方の2つの取付孔を結ぶ仮想線との距離Rと、
    前記ハイポイドギヤの半径rとの比R/rを、0.45
    以下に設定したことを特徴とする2段型のハイポイド減
    速装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007125835A1 (ja) * 2006-04-28 2007-11-08 Nabtesco Corporation 減速装置とその製造方法
CN111886425A (zh) * 2018-03-22 2020-11-03 德沃特奥金有限公司 具有带中间轴的传动装置的电动家具驱动装置

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