JP2003128130A - 扉付きマルチパック - Google Patents
扉付きマルチパックInfo
- Publication number
- JP2003128130A JP2003128130A JP2001324859A JP2001324859A JP2003128130A JP 2003128130 A JP2003128130 A JP 2003128130A JP 2001324859 A JP2001324859 A JP 2001324859A JP 2001324859 A JP2001324859 A JP 2001324859A JP 2003128130 A JP2003128130 A JP 2003128130A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- folded
- door
- pack
- board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cartons (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 遮光して包装物の変質を防止できるマルチパ
ックを提供する。 【解決手段】 天板１に一対の側板２及び底板３を順次
連設した包囲材４を巻き込んで、複数の包装物を包み込
む板紙製マルチパックにおいて、包囲材４の天頂部の端
縁に連設した折返板１２と、側板２の端縁に連設した扉
板１３とを斜折線１４を介して繋ぎ、折返板１２を折り
込み、斜折線１４を谷折りしつつ、扉板１３を内側へ折
り曲げて、包囲材４の端面を閉止する。
ックを提供する。 【解決手段】 天板１に一対の側板２及び底板３を順次
連設した包囲材４を巻き込んで、複数の包装物を包み込
む板紙製マルチパックにおいて、包囲材４の天頂部の端
縁に連設した折返板１２と、側板２の端縁に連設した扉
板１３とを斜折線１４を介して繋ぎ、折返板１２を折り
込み、斜折線１４を谷折りしつつ、扉板１３を内側へ折
り曲げて、包囲材４の端面を閉止する。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ドリンク剤の瓶
等の集合包装に使用する板紙製のマルチパックに関する
ものである。 【０００２】 【従来の技術】例えば、図３に示すように、ドリンク剤
の瓶Ｂを集合包装するため、天板１の両側に一対の側板
２及び底板３を順次連設した包囲材４を巻き込んで、複
数本の瓶Ｂを包み込む板紙製のマルチパックが使用され
ている。 【０００３】この包囲材４は、重なり合う底板３の係合
片５を係合穴６に係合させ、差込片７を差込穴８に差し
込むことにより保形され、各瓶Ｂは、包囲材４の上下稜
部に設けられた係止穴９に嵌められて、包囲材４から抜
け止めされている。 【０００４】また、このマルチパックの天板１には指入
穴１０が、一方の側板２にはジッパ１１がそれぞれ設け
られ、運搬や開封の便が図られている。 【０００５】 【発明が解決しようとする課題】ところで、ドリンク剤
は、光を浴びると変質しやすいため、瓶Ｂには褐色に着
色されたものが使用されている。 【０００６】しかしながら、瓶Ｂの着色による遮光は十
分でなく、上記のように包囲材４の端面が開いたマルチ
パックでは、変質防止効果があまり期待できないという
問題がある。 【０００７】そこで、この発明は、遮光して包装物の変
質を防止できるマルチパックを提供することを課題とす
る。 【０００８】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明に係るマルチパックは、包囲材の天頂部の
端縁に連設した折返板と、側板の端縁に連設した扉板と
を斜折線を介して繋ぎ、折返板を折り込み、斜折線を谷
折りしつつ、扉板を内側へ折り曲げて、包囲材の端面を
閉止することとしたのである。 【０００９】このようなマルチパックでは、包囲材の内
部への光の入射が扉板で遮られるので、包装物の変質が
防止される。また、折返板及び扉体を従来の包装機械で
折り曲げて包装することができる。 【００１０】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
１及び図２に基づいて説明する。なお、ここでは、上記
従来例と同一の部分については説明を省略し、従来例と
の相違点についてのみ言及する。 【００１１】図１に示すように、このマルチパックのブ
ランクでは、包囲材４の天頂部となる部分の端縁に折返
板１２が、一対の側板２の端縁に扉板１３がそれぞれ連
設され、折返板１２と扉板１３とが斜折線１４を介して
繋がれている。 【００１２】また、折返板１２には、天板１と側板２の
稜線から延びる折目線１５が、扉板１３には、斜折線１
４の基端に交わる折目線１６がそれぞれ設けられ、斜折
線１４と折目線１６の交点には折り込み時の逃げ穴１７
が形成されている。 【００１３】このブランクにより複数本の瓶Ｂを包装す
る際には、天板１から側板２を折り曲げると共に、折返
板１２を折り込み、斜折線１４を谷折りしつつ、扉板１
３を内側へ折り曲げる。この折り曲げは、従来の包装機
械で行うことができる。 【００１４】このとき、折返板１２は折目線１５で折れ
曲がって天板１及び側板２上部の裏面に沿い、扉板１３
は折目線１６で折れ曲がってその上方部分が瓶Ｂの肩部
に沿う。そして、包囲材４の端面は扉板１３で閉止され
る。 【００１５】このように、包囲材４の端面を扉板１３で
閉止すると、包囲材４の内部への光の入射が遮られるの
で、長期にわたってドリンク剤の変質が防止され、品質
保持期限を延長することができる。 【００１６】 【発明の効果】以上のように、この発明に係るマルチパ
ックでは、包囲材の端縁から折返板及び扉板を延出して
斜折線で繋ぎ、折返板を折り込むと共に、扉板を内側へ
折り曲げて、包囲材の端面を閉止することとしたので、
包装作業性を低下させることなく、包囲材内部への光の
入射を遮って、包装物の変質を防止することができる。
等の集合包装に使用する板紙製のマルチパックに関する
ものである。 【０００２】 【従来の技術】例えば、図３に示すように、ドリンク剤
の瓶Ｂを集合包装するため、天板１の両側に一対の側板
２及び底板３を順次連設した包囲材４を巻き込んで、複
数本の瓶Ｂを包み込む板紙製のマルチパックが使用され
ている。 【０００３】この包囲材４は、重なり合う底板３の係合
片５を係合穴６に係合させ、差込片７を差込穴８に差し
込むことにより保形され、各瓶Ｂは、包囲材４の上下稜
部に設けられた係止穴９に嵌められて、包囲材４から抜
け止めされている。 【０００４】また、このマルチパックの天板１には指入
穴１０が、一方の側板２にはジッパ１１がそれぞれ設け
られ、運搬や開封の便が図られている。 【０００５】 【発明が解決しようとする課題】ところで、ドリンク剤
は、光を浴びると変質しやすいため、瓶Ｂには褐色に着
色されたものが使用されている。 【０００６】しかしながら、瓶Ｂの着色による遮光は十
分でなく、上記のように包囲材４の端面が開いたマルチ
パックでは、変質防止効果があまり期待できないという
問題がある。 【０００７】そこで、この発明は、遮光して包装物の変
質を防止できるマルチパックを提供することを課題とす
る。 【０００８】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明に係るマルチパックは、包囲材の天頂部の
端縁に連設した折返板と、側板の端縁に連設した扉板と
を斜折線を介して繋ぎ、折返板を折り込み、斜折線を谷
折りしつつ、扉板を内側へ折り曲げて、包囲材の端面を
閉止することとしたのである。 【０００９】このようなマルチパックでは、包囲材の内
部への光の入射が扉板で遮られるので、包装物の変質が
防止される。また、折返板及び扉体を従来の包装機械で
折り曲げて包装することができる。 【００１０】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
１及び図２に基づいて説明する。なお、ここでは、上記
従来例と同一の部分については説明を省略し、従来例と
の相違点についてのみ言及する。 【００１１】図１に示すように、このマルチパックのブ
ランクでは、包囲材４の天頂部となる部分の端縁に折返
板１２が、一対の側板２の端縁に扉板１３がそれぞれ連
設され、折返板１２と扉板１３とが斜折線１４を介して
繋がれている。 【００１２】また、折返板１２には、天板１と側板２の
稜線から延びる折目線１５が、扉板１３には、斜折線１
４の基端に交わる折目線１６がそれぞれ設けられ、斜折
線１４と折目線１６の交点には折り込み時の逃げ穴１７
が形成されている。 【００１３】このブランクにより複数本の瓶Ｂを包装す
る際には、天板１から側板２を折り曲げると共に、折返
板１２を折り込み、斜折線１４を谷折りしつつ、扉板１
３を内側へ折り曲げる。この折り曲げは、従来の包装機
械で行うことができる。 【００１４】このとき、折返板１２は折目線１５で折れ
曲がって天板１及び側板２上部の裏面に沿い、扉板１３
は折目線１６で折れ曲がってその上方部分が瓶Ｂの肩部
に沿う。そして、包囲材４の端面は扉板１３で閉止され
る。 【００１５】このように、包囲材４の端面を扉板１３で
閉止すると、包囲材４の内部への光の入射が遮られるの
で、長期にわたってドリンク剤の変質が防止され、品質
保持期限を延長することができる。 【００１６】 【発明の効果】以上のように、この発明に係るマルチパ
ックでは、包囲材の端縁から折返板及び扉板を延出して
斜折線で繋ぎ、折返板を折り込むと共に、扉板を内側へ
折り曲げて、包囲材の端面を閉止することとしたので、
包装作業性を低下させることなく、包囲材内部への光の
入射を遮って、包装物の変質を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明に係る扉付きマルチパックのブランク
を示す図 【図２】同上の包装状態を示す斜視図 【図３】従来のマルチパックの包装状態を示す斜視図 【符号の説明】 １ 天板 ２ 側板 ３ 底板 ４ 包囲材 １２ 折返板 １３ 扉板 １４ 斜折線
を示す図 【図２】同上の包装状態を示す斜視図 【図３】従来のマルチパックの包装状態を示す斜視図 【符号の説明】 １ 天板 ２ 側板 ３ 底板 ４ 包囲材 １２ 折返板 １３ 扉板 １４ 斜折線
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 天板１に一対の側板２及び底板３を順次
連設した包囲材４を巻き込んで、複数の包装物を包み込
む板紙製マルチパックにおいて、包囲材４の天頂部の端
縁に連設した折返板１２と、側板２の端縁に連設した扉
板１３とを斜折線１４を介して繋ぎ、折返板１２を折り
込み、斜折線１４を谷折りしつつ、扉板１３を内側へ折
り曲げて、包囲材４の端面を閉止することを特徴とする
扉付きマルチパック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001324859A JP2003128130A (ja) | 2001-10-23 | 2001-10-23 | 扉付きマルチパック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001324859A JP2003128130A (ja) | 2001-10-23 | 2001-10-23 | 扉付きマルチパック |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003128130A true JP2003128130A (ja) | 2003-05-08 |
Family
ID=19141517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001324859A Pending JP2003128130A (ja) | 2001-10-23 | 2001-10-23 | 扉付きマルチパック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003128130A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010058790A (ja) * | 2008-09-01 | 2010-03-18 | Kirin Brewery Co Ltd | マルチパック用包装箱 |
| US10994889B1 (en) | 2020-06-04 | 2021-05-04 | Citadel Casing Ltd | Folding tamper-proof case and methods thereof |
| US11866236B2 (en) | 2020-06-04 | 2024-01-09 | Citadel Casing Ltd | Folding tamper-proof case with reinforcing inserts |
-
2001
- 2001-10-23 JP JP2001324859A patent/JP2003128130A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010058790A (ja) * | 2008-09-01 | 2010-03-18 | Kirin Brewery Co Ltd | マルチパック用包装箱 |
| US10994889B1 (en) | 2020-06-04 | 2021-05-04 | Citadel Casing Ltd | Folding tamper-proof case and methods thereof |
| WO2021243635A1 (en) * | 2020-06-04 | 2021-12-09 | Citadel Casing Ltd | Folding tamper-proof case and methods thereof |
| US11492173B2 (en) | 2020-06-04 | 2022-11-08 | Citadel Casing Ltd | Folding case and methods thereof |
| US11866236B2 (en) | 2020-06-04 | 2024-01-09 | Citadel Casing Ltd | Folding tamper-proof case with reinforcing inserts |
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