JP2003127673A - 車両の配管支持構造 - Google Patents

車両の配管支持構造

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JP2003127673A
JP2003127673A JP2001324969A JP2001324969A JP2003127673A JP 2003127673 A JP2003127673 A JP 2003127673A JP 2001324969 A JP2001324969 A JP 2001324969A JP 2001324969 A JP2001324969 A JP 2001324969A JP 2003127673 A JP2003127673 A JP 2003127673A
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Tatsuya Ozaki
龍哉 尾崎
Hiroyuki Miyasaka
浩行 宮坂
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前方からの荷重入力に対して車体前後方向に
配設された管部材を有効利用して効果的にエネルギーを
吸収するようにした車両の配管支持構造の提供を図る。 【解決手段】 管部材12に一体にストッパ部材30を
固着し、管部材12の車両後方への移動時にストッパ部
材30を車体10側に設けた係止部材31に係止させて
管部材12に軸力を発生させる。係止部材31の車両前
方に規制手段32を設けて管部材12の折曲を防止し、
発生した軸力により管部材12に確実に軸圧壊K1を発
生させて、衝突エネルギーを吸収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の配管支持構
造に関し、とりわけ、車体前後方向に延設された管部材
を前後方向衝突時のエネルギー吸収に有効に利用できる
ようにした車両の配管支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジン前置きタイプの車両では、フロ
ア下面に沿って排気管が車両前方のエンジンルームから
車両後方端部に向かって車両前後方向に延設されてお
り、従来、このような排気管等の管部材の管配設構造と
して特開2001−115835号公報に開示されたも
のがある。
【0003】この管部材の管配設構造は、車両前部のエ
ンジンルームに搭載されたエンジンの排気マニホルドに
接続した排気管が、車幅方向中央部から車両後方に向か
って一旦車両側方に折曲した後、車両側端部に沿って車
両後方へと配管することにより、排気管を側突荷重に対
する剛性部材として用いるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに車両に備わった排気管等の管部材を衝突時の剛性部
材として用いた場合にも、かかる従来の管配設構造では
前後方向からの衝突荷重に対しては、前後方向の衝突荷
重によって排気管は折れ曲がり変形してしまう。
【0005】そこで、本発明は、前後方向からの荷重入
力に対して車体前後方向に配設された管部材を有効利用
して効果的にエネルギーを吸収するようにした車両の配
管支持構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にあって
は、車体前後方向に延設された管部材を車体側に支持す
る車両の配管支持構造において、前記管部材に一体に固
着されたストッパ部材と、車体側に設けられ前記管部材
を挿通して該管部材の車両後方への移動時に前記ストッ
パ部材に係止する係止部材と、前記係止部材の車両前後
方向部位に設けられ、前記管部材を挿通して該管部材の
折曲を防止する規制手段と、を設けたことを特徴として
いる。
【0007】請求項2の発明にあっては、請求項1に記
載の車両の管支持構造において、前記係止部材を、衝突
時に車両前後方向へ移動する他の車両部品と干渉して、
その前後方向移動エネルギーを吸収する支持部材を介し
て車体側に取り付けたことを特徴としている。
【0008】請求項3の発明にあっては、請求項1,2
に記載の車両の管支持構造において、前記管部材の前記
規制手段に対応する部位に、軸方向の変形を促す脆弱部
を形成したことを特徴としている。
【0009】請求項4の発明にあっては、請求項1〜3
に記載の車両の管支持構造において、前記管部材を車体
フロアのトンネル部に配置するとともに、このトンネル
部に補強部材を設け、この補強部材を設けたトンネル部
の高強度部分に前記係止部材を支持したことを特徴とし
ている。
【0010】請求項5の発明にあっては、請求項1〜4
に記載の車両の管支持構造において、前記ストッパ部材
にエネルギー吸収手段を設けたことを特徴としている。
【0011】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、車両前
後方向から入力される外力によって管部材が車両前後方
向に移動する際、該管部材は規制手段によってガイドさ
れる。
【0012】すると、管部材に固着したストッパ部材が
車体側の係止部材に係止して、該管部材の前後方向移動
荷重が受け止められるため、管部材に軸力が発生して軸
圧壊することにより衝突エネルギーを吸収することがで
きる。
【0013】このとき、管部材の軸圧壊は前記規制手段
によって管部材が折曲されるのを防止することができる
ため、軸圧壊を効果的に促進して衝突エネルギーの吸収
効率を高めることができる。
【0014】請求項2の発明にあっては、請求項1の発
明の効果に加えて、前記係止部材を車体側に取り付ける
支持部材に、衝突時に車両前後方向に移動する他の車両
部品、例えばエンジンが干渉した際に、その前後方向移
動エネルギーを前記支持部材によって吸収することがで
きるため、車体に大きな変形が伴うのを避けることがで
きる。
【0015】請求項3の発明にあっては、請求項1,2
の発明の効果に加えて、前記管部材の前記規制手段に対
応する部位に、軸方向の変形を促す脆弱部を形成したの
で、この脆弱部で管部材の軸圧壊を確実に発生させるこ
とができ、しかも、脆弱部は管部材の折曲を防止する規
制手段に対応する部位に形成されているため、管部材は
規制手段から外れた部分で折曲されることなく、この規
制手段内で確実に軸圧壊させて衝突エネルギーを吸収す
ることができる。
【0016】請求項4の発明にあっては、請求項1〜3
の発明の効果に加えて、前記管部材が車体フロアのトン
ネル部に配置された場合に、このトンネル部に補強部材
を設けて、その高強度部分に前記係止部材を支持したこ
とにより、係止部材に管部材のストッパ部材から荷重が
入力された場合にも、車体変形を抑制しつつ入力された
荷重を車体に分散することができる。
【0017】請求項5の発明にあっては、請求項1〜4
の発明の効果に加えて、前記ストッパ部材が車体側の係
止部材に干渉した際に、管部材の圧壊以外にもストッパ
部材のエネルギー吸収手段によって衝突エネルギーを吸
収することができ、衝撃の吸収効率を更に高めることが
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面と
共に詳述する。
【0019】(第1実施形態)図1から図5は本発明に
かかる車両の配管支持構造の第1実施形態を示し、図1
は車体の底面図、図2は管部材に後方への荷重が入力し
た第1段階を下方斜視図(a)と要部底面図(b)で示
す説明図、図3は管部材に後方への荷重が入力した第2
段階を下方斜視図(a)と要部底面図(b)で示す説明
図、図4は管部材に後方への荷重が入力した第3段階を
下方斜視図(a)と要部底面図(b)で示す説明図、図
5は管部材に後方への荷重が入力した第4段階を下方斜
視図(a)と要部底面図(b)で示す説明図である。
【0020】この第1実施形態の車両10の配管支持構
造は、図1に示すように管部材としてエンジン11の排
気管12に適用した場合を示す。
【0021】排気管12は、その前端部が車体前部に搭
載された前記エンジン11の図外の排気マニホルドに接
続されるとともに、その接続部分から車両後方に向かっ
て排気管12は車体前後方向に延設されている。
【0022】ここで、エンジン11とは、このエンジン
11に図外のトランスミッションが結合されてパワーユ
ニットが構成されるが、この結合されるトランスミッシ
ョンを含めた全体をエンジン11として記すものとす
る。
【0023】エンジン11を車体側に搭載した部分、例
えばエンジンルームには、車幅方向に対を成して車体前
後方向に延設したフロントサイドメンバ13が設けられ
るとともに、これらフロントサイドメンバ13の後端部
にはフロアパネル15の下面側に廻り込んで車体前後方
向に延在した1対のエクステンションサイドメンバ14
が連設されている。
【0024】そして、前記左右のフロントサイドメンバ
13に跨ってエンジン11がマウントされ、また、その
後方下側にはサスペンションメンバ16が車幅方向に結
合配置され、このサスペンションメンバ16に図外のサ
スペンション部品が配設される。
【0025】また、前記左右のフロントサイドメンバ1
3の前端部に跨ってファーストクロスメンバ17が連結
され、このファーストクロスメンバ17の車幅方向略中
央部と前記サスペンションメンバ16とが、車体前後方
向に延在するセンターメンバ18によって連結される。
【0026】前記排気管12は、その前端部が前記サス
ペンションメンバ16の下側を通った後、S字状に折曲
されたS字部分12aを介して車体中央部に配索され
て、フロアパネル15に形成したトンネル部19内に通
され、そのトンネル部19の終端(車両後方)部分で再
度S字状に折曲して、排気管12の後端部が車両後端部
の片側に片寄って配置される。
【0027】排気管12には、トンネル部19内に配置
される部分に触媒装置20が取り付けられるとともに、
後端部に消音器21が取り付けられている。尚、図1
中、22は車輪、23は燃料タンクを示す。
【0028】ここで、本実施形態では前記排気管12が
サスペンションメンバ16に対応する部分の外周に、円
錐状の第1ストッパ部材30を頂部が対向するように前
後1対固着し、それら第1ストッパ部材30間に位置し
て排気管12の外周に嵌合される環状の第1係止部材3
1を設け、この第1係止部材31を前記サスペンション
メンバ16に固定してある。
【0029】従って、前面衝突等によってエンジン11
の後方移動に伴って排気管12が移動すると、円錐状の
第1ストッパ部材30が環状の第1係止部材31に嵌合
して係止され、排気管12の前後移動力がこの第1係止
部材31によって受け止められるようになっている。
【0030】前記第1ストッパ部材30には、第1係止
部材31との干渉によって変形する部材や緩衝部材を用
いるなどしたエネルギー吸収手段を設けてある。
【0031】また、前記第1ストッパ部材30から所定
間隔をおいた前方部には、排気管12の外周を所定間隔
をもって囲繞するように規制手段としての筒状部材32
が配置され、この筒状部材32の内周で排気管12が拘
束されることによって排気管12の折曲を防止するよう
になっている。
【0032】前記筒状部材32は一側部がアーム部材3
3を介してサスペンションメンバ16に連結されるとと
もに、他側部がセンターメンバ18に固着されることに
より、筒状部材32が車体側に取り付けられている。
【0033】また、前記排気管12は、ストッパ部材3
0、係止部材31および筒状部材32を介して支持した
後、同様の支持構造をもってトンネル部19の始端部
(車両前方側)でも支持される。
【0034】即ち、排気管12のS字部分12aの直後
の部分に、円錐状の第2ストッパ部材40を頂部が対向
するように前後1対固着し、それら第2ストッパ部材4
0間に位置して排気管12の外周に嵌合される環状の第
2係止部材41を設け、この第2係止部材41を保持部
材42を介してトンネル部19の両側に固定してある。
【0035】また、前記トンネル部19の内側には、図
2に示すように、排気管12のS字部分12aの折曲部
分外側を所定隙間をもって覆う規制手段としての断面半
円筒状の受け部材43を固着してある。
【0036】(作用)以上の構成により第1実施形態の
配管支持構造にあっては、車両10が前面衝突した場
合、その時の衝突荷重は車両前方から入力されてエンジ
ン11を後退させ、このエンジン11の排気マニホルド
に接続した排気管12を車両後方に後退させる。
【0037】すると、図2に示すように、排気管12に
固着した第1ストッパ部材30が車体側の第1係止部材
31に係止して、この第1係止部材31によって排気管
12の後方移動力を受け止める。このため、図3に示す
ように排気管12には、係止された第1係止部材31の
前方部分に軸力が発生し、この軸力によって排気管12
が軸圧壊K1されることにより衝突エネルギーを吸収す
ることができる。
【0038】このとき、第1係止部材31の前方に設け
た筒状部材32によって排気管12が大きく折曲される
のを防止することができるため、軸圧壊K1を促進して
衝突エネルギーの吸収効率を高めることができる。
【0039】更に、前記第1ストッパ部材30および第
1係止部材31で衝突エネルギーを完全に吸収しきれず
に、図4に示すように後退するエンジン11が筒状部材
32のアーム部材33に干渉するなどしてサスペンショ
ンメンバ16が後退し、これによって排気管12が更に
後方移動する場合、図5に示すように第2ストッパ部材
40が第2係止部材41に係止して、S字部分12aに
圧壊K2を発生させることにより、更に衝突エネルギー
を吸収することができる。
【0040】このとき、圧壊K2が発生するS字部分1
2aはS字状に折曲されているため折曲され易いが、こ
のS字部分12aの折曲部分外側を受け部材43で覆っ
てあるため、S字部分12aは折曲されることなく圧壊
K2を促進してエネルギーの吸収効率を高めることがで
きる。
【0041】ところで、この第1実施形態では第1スト
ッパ部材30に図外のエネルギー吸収手段を設けてある
ことにより、第1ストッパ部材30が車体側の第1係止
部材31に干渉した際に、排気管12の軸圧壊K1以外
にも衝突エネルギーを吸収することができるため、衝撃
の吸収効率を高めることができる。
【0042】勿論、第2ストッパ部材40にエネルギー
吸収手段を設けてもよく、この場合にあっても第2スト
ッパ部材40が第2係止部材41に干渉した際に衝突エ
ネルギーを吸収することができる。
【0043】(第2実施形態)図6,図7は本発明の第
2実施形態を示し、前記第1実施形態と同一構成部分に
同一符号を付して重複する説明を省略して述べる。尚、
図6は管部材に後方への荷重が入力した第1段階を下方
斜視図(a)と要部底面図(b)で示す説明図、図7は
管部材に後方への荷重が入力した第2段階を下方斜視図
(a)と要部底面図(b)で示す説明図である。
【0044】この第2実施形態の配管支持構造は、図6
に示すように筒状部材32を、アーム部材33(図2参
照)を用いることなくセンターメンバ18に固着するの
みで支持する一方、第1係止部材31を車幅方向片方に
延設した支持部材34を介してサスペンションメンバ1
6に取り付けている。
【0045】前記支持部材34は他の車両部品としての
エンジン11の後方近傍に位置し、前面衝突によってエ
ンジン11が後退する際、このエンジン11が支持部材
34に干渉するようになっている。
【0046】そして、前面衝突時に図7に示すようにエ
ンジン11が支持部材34に干渉することにより、この
支持部材34が変形してエンジン11の後退エネルギー
を吸収できるようになっている。
【0047】従って、この第2実施形態では、前面衝突
によってエンジン11等の車両部品が後退する場合、支
持部材34によってエンジン11の後退エネルギーが吸
収される。
【0048】このため、エンジン11が干渉してサスペ
ンションメンバ16が後退するのを防止し、図外のダッ
シュパネルの後退やフロアパネル15の変形等を防止し
て、キャビンに影響するのを回避することができる。
【0049】(第3実施形態)図8は本発明の第3実施
形態を示し、前記第1実施形態と同一構成部分に同一符
号を付して重複する説明を省略して述べる。尚、図8は
車体の要部を示す下方斜視図である。
【0050】この第3実施形態の配管支持構造は、図8
に示すように排気管12の前記筒状部材32に対応する
部位に、軸方向の変形を促す脆弱部50を形成してい
る。
【0051】脆弱部50は切り込みやビードとして形成
され、排気管12に作用する応力がこの脆弱部50に集
中するようになっている。
【0052】従って、この第3実施形態では排気管12
に衝突荷重が入力されると、脆弱部50の形成部分を起
点に軸圧壊K1を確実に発生させることができ、しか
も、この脆弱部50は筒状部材32に対応する部位、つ
まり、筒状部材32内に形成されているため排気管12
は折曲すること無く、この筒状部材32内で確実に軸圧
壊K1させて衝突エネルギーを吸収することができる。
【0053】(第4実施形態)図9,図10は本発明の
第4実施形態を示し、前記第1,第2実施形態と同一構
成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べ
る。尚、図9は要部を示す下方斜視図、図10は図9中
A−A線から断面して示す上方斜視図である。
【0054】この第4実施形態の管支持構造は、図9,
図10に示すようにトンネル部19に補強部材60を設
け、排気管12がトンネル部19に配置される部分を支
持する第2係止部材41を、前記補強部材60を設けた
トンネル部19の高強度部分に支持している。
【0055】前記補強部材60は、図9に示すようにト
ンネル部19の下端部両側縁に沿って取り付けられる1
対のトンネルメンバ61であり、また、図10に示すよ
うにトンネル部19の上側に沿って取り付けられるクロ
ス部材62である。
【0056】従って、この第4実施形態の配管支持構造
は、トンネルメンバ61およびクロス部材62を設けた
トンネル部19の高強度部分に第2係止部材41を支持
したので、この第2係止部材41に排気管12の第2ス
トッパ部材40から後方移動荷重が入力された場合に
も、車体変形を抑制しつつ入力された荷重を車体10に
効果的に分散することができる。
【0057】このため、第2係止部材41による支持性
を高めて、排気管12のS字部分12aに積極的に圧壊
K2を発生させて衝突エネルギーの吸収効果をより高め
ることができるとともに、フロアパネル15の変形を抑
制することができる。
【0058】勿論、補強部材60としては前記トンネル
メンバ61または前記クロス部材62のいずれか一方を
用いてもよく、また、これらトンネルメンバ61および
クロス部材62に限ることなく、第2係止部材41を効
果的に補強できる部材であればよい。
【0059】ところで、前記各実施形態では、管部材と
してエンジン11の排気管12を用いた場合を開示した
が、これに限ることなく車体の前後方向に延設される管
部材であれば本発明を適用することができる。
【0060】また、排気管12を確実に軸圧壊K1させ
るために、筒状部材32を規制手段として用いた場合を
開示したが、この筒状部材32を設けること無く、既存
の車両部品、例えばエンジン11や図外のトランスミッ
ションを規制手段として用いて排気管12の折れモード
を抑制するようにしてもよい。
【0061】更に、本発明の車両の配管支持構造は前記
各実施形態に限ることなく、本発明の要旨を逸脱しない
範囲で各種実施形態を採ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における車体の底面図。
【図2】本発明の第1実施形態における管部材に後方へ
の荷重が入力した第1段階を下方斜視図(a)と要部底
面図(b)で示す説明図。
【図3】本発明の第1実施形態における管部材に後方へ
の荷重が入力した第2段階を下方斜視図(a)と要部底
面図(b)で示す説明図。
【図4】本発明の第1実施形態における管部材に後方へ
の荷重が入力した第3段階を下方斜視図(a)と要部底
面図(b)で示す説明図。
【図5】本発明の第1実施形態における管部材に後方へ
の荷重が入力した第4段階を下方斜視図(a)と要部底
面図(b)で示す説明図。
【図6】本発明の第2実施形態における管部材に後方へ
の荷重が入力した第1段階を下方斜視図(a)と要部底
面図(b)で示す説明図。
【図7】本発明の第2実施形態における管部材に後方へ
の荷重が入力した第2段階を下方斜視図(a)と要部底
面図(b)で示す説明図。
【図8】本発明の第3実施形態における車体の要部を示
す下方斜視図。
【図9】本発明の第4実施形態における要部を示す下方
斜視図。
【図10】本発明の第4実施形態における図9中A−A
線に沿う断面として示す上方斜視図。
【符号の説明】
10 車両 11 エンジン(他の車両部品) 12 排気管(管部材) 12a S字部分 16 サスペンションメンバ(車体側) 18 センターメンバ(車体側) 19 トンネル部 30 第1ストッパ部材 31 第1係止部材 32 筒状部材(規制手段) 34 支持部材 40 第2ストッパ部材 41 第2係止部材 43 受け部材(規制手段) 50 脆弱部 60 補強部材 61 トンネルメンバ(補強部材) 62 クロス部材(補強部材)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体前後方向に延設された管部材を車体
    側に支持する車両の配管支持構造において、 前記管部材に一体に固着されたストッパ部材と、 車体側に設けられ前記管部材を挿通して該管部材の車両
    前後方向への移動時に前記ストッパ部材に係止する係止
    部材と、 前記係止部材の車両前後方向部位に設けられ、前記管部
    材を挿通して該管部材の折曲を防止する規制手段と、を
    設けたことを特徴とする車両の配管支持構造。
  2. 【請求項2】 前記係止部材を、衝突時に車両前後方向
    へ移動する他の車両部品と干渉して、その前後方向移動
    エネルギーを吸収する支持部材を介して車体側に取り付
    けたことを特徴とする請求項1に記載の車両の配管支持
    構造。
  3. 【請求項3】 前記管部材の前記規制手段に対応する部
    位に、軸方向の変形を促す脆弱部を形成したことを特徴
    とする請求項1または2に記載の車両の配管支持構造。
  4. 【請求項4】 前記管部材を車体フロアのトンネル部に
    配置するとともに、このトンネル部に補強部材を設け、
    この補強部材を設けたトンネル部の高強度部分に前記係
    止部材を支持したことを特徴とする請求項1〜3のいず
    れかに記載の車両の配管支持構造。
  5. 【請求項5】 前記ストッパ部材にエネルギー吸収手段
    を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記
    載の車両の配管支持構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010105464A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Suzuki Motor Corp 車両の排気装置
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