JP2003126909A - 多列帯状連続体の中間ブレーキ装置 - Google Patents

多列帯状連続体の中間ブレーキ装置

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JP2003126909A
JP2003126909A JP2001322327A JP2001322327A JP2003126909A JP 2003126909 A JP2003126909 A JP 2003126909A JP 2001322327 A JP2001322327 A JP 2001322327A JP 2001322327 A JP2001322327 A JP 2001322327A JP 2003126909 A JP2003126909 A JP 2003126909A
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brake
rolls
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JP2001322327A
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Hideo Igarashi
秀雄 五十嵐
Yuichi Shigeta
裕一 繁田
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多列に搬送される帯状連続体の張力を制御す
るブレーキ装置を設けるに際して、そのブレーキロール
の主軸の本数を少なくできる多列帯状連続体の中間ブレ
ーキ装置を提供する。 【解決手段】 リードフレームなどの帯状連続体10を
多列に並べて処理装置11に送る際に、その各多列帯状
連続体10をブレーキロール30a〜30dと押さえロ
ール31a〜31dで挟持し、そのブレーキロール30
a〜30dの回転を制御して多列帯状連続体10に張力
調整用のブレーキを加えるための多列帯状連続体の中間
ブレーキ装置において、主軸25,26に、複数のブレ
ーキロール30a〜30dを回転自在に設け、そのブレ
ーキロール30a〜30dに、そのブレーキロール30
a〜30dの回転を規制する制動手段21a〜21dを
連結したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リードフレームな
どの帯状連続体を多列に並べて処理装置に送る際に、そ
の多列帯状連続体の張力を調整するための多列帯状連続
体の中間ブレーキ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】リードフレームなどの帯状連続体を、熱
処理、メッキ処理などの処理装置に多列に並べて送る場
合、処理前のロール状にした帯状連続体を、それぞれ送
出スタンドから繰り出して処理装置に送り、その処理装
置で、熱処理などを行った後、各巻取機で、各帯状連続
体を巻き取るが、処理装置へ送る際に帯状連続体の張力
変動があると変形が発生するため、送出スタンドと処理
装置間に中間ブレーキ装置を設け、その中間ブレーキ装
置で、帯状連続体の張力を一定にするようにしている。
【0003】従来の中間ブレーキ装置は、ブレーキロー
ルと押さえロールとからなり、ブレーキロールと押さえ
ロール間で帯状連続体を挟み、ブレーキロールの回転力
を電磁パウダーブレーキなどで制動して、その帯状連続
体の張力を制御するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に、密接した4列リードフレームなどの帯状連続体の張
力をそれぞれ制御するには、その列数に応じたブレーキ
装置が必要であり、またこの場合、4個のブレーキロー
ルの軸は、電磁パウダーブレーキに接続するためには、
4列の帯状連続体を横断するように配置する必要があ
り、このために、ブレーキロールの軸は、上下に4段、
或いは帯状連続体の走行方向に4列並べて配置しなけれ
ばならない。
【0005】しかしながら、各軸を、上下に配置しても
前後に配置しても、中間ブレーキ装置が、列数に応じて
大きくなることは避けられず、またブレーキングポイン
トが列によって大きく変わるため、個々の帯状連続体の
張力制御に影響を与えやすい問題がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、多列に搬送される帯状連続体の張力を制御するブレ
ーキ装置を設けるに際して、そのブレーキロールの主軸
の本数を少なくできる多列帯状連続体の中間ブレーキ装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、リードフレームなどの帯状連続
体を多列に並べて処理装置に送る際に、その各多列帯状
連続体をブレーキロールと押さえロールで挟持し、その
ブレーキロールの回転を制御して多列帯状連続体に張力
調整用のブレーキを加えるための多列帯状連続体の中間
ブレーキ装置において、主軸に、複数のブレーキロール
を回転自在に設け、そのブレーキロールに、そのブレー
キロールの回転を規制する制動手段を連結した多列帯状
連続体の中間ブレーキ装置である。
【0008】請求項2の発明は、制動手段は、ブレーキ
ロールに一体に設けられた主歯車と、その主歯車に噛合
する副歯車と、その副歯車の副軸に連結された電磁パウ
ダーブレーキとからなる請求項1記載の多列帯状連続体
の中間ブレーキ装置である。
【0009】請求項3の発明は、帯状連続体は、入口プ
ーリを介して略垂直に立ち上げられ、ブレーキロールに
巻き掛けられて略垂直に下げられ出口プーリで水平にさ
れて処理装置に送られる請求項2記載の多列帯状連続体
の中間ブレーキ装置である。
【0010】請求項4の発明は、4列の帯状連続体を横
断するよう上下に2本の主軸を配置し、その軸にそれぞ
れ2つのブレーキロールを回転自在に設け、そのブレー
キロールに、それぞれ主歯車を一体に設け、その各主歯
車に、電磁パウダーブレーキなどの電磁制動手段に連結
された副歯車を噛合させた請求項3記載の多列帯状連続
体の中間ブレーキ装置である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適実施の形態を
添付図面に基づいて詳述する。
【0012】図1は、本発明の多列帯状連続体の中間ブ
レーキ装置が適用されるリードフレームの処理装置の全
体構成を示したものである。
【0013】図1は、リードフレーム等の帯状連続体1
0を4列並べて処理装置11に送り出して巻き取る例を
示し、帯状連続体10は、送出スタンド12より層間紙
13と共に巻かれた供給リール14a〜14dから繰り
出され、その繰り出しと共に層間紙13が、層間紙巻取
機15a〜15dで巻き取られる。
【0014】送出スタンド12より繰り出された帯状連
続体10は、4列密に並べられた状態で本発明の中間ブ
レーキ装置16で、それぞれの帯状連続体10の張力が
調整されて、メッキ処理,熱処理等を行う処理装置11
に送られて所望の処理がなされた後、引取スタンド17
を通して巻取スタンド18の各巻取リール19a〜19
dに、層間紙送出機20a〜20dより繰り出された層
間紙13と共に巻き取られる。
【0015】さて、図2〜図4は、本発明の多列帯状連
続体の中間ブレーキ装置を示したもので、図2は平面図
を、図3は正面図を、図4は要部の斜視図を示したもの
である。
【0016】フレーム22には、1〜4列の各帯状連続
体10を案内する入口プーリ23a〜23dと出口プー
リ24a〜24dとが軸25に回転自在に支承され、そ
のプーリ23a〜23d、24a〜24d間の上部のフ
レーム22に上下2段に主軸26,27が、軸受28,
29に支持されて設けられる。
【0017】この主軸26,27には、1〜4列ブレー
キロール30a〜30dが回転自在に設けられる。すな
わち、下段の主軸27には、1列ブレーキロール30a
と第3列ブレーキロール30cが回転自在に設けられ、
上段の主軸26には、2列ブレーキロール30bと3列
ブレーキロール30dが回転自在に設けられる。
【0018】帯状連続体10は、図4に示すように、そ
れぞれ入口プーリ23a〜23dで略垂直に立ち上げら
れて、それぞれ対応する列のブレーキロール30a〜3
0dに巻き掛けられて略垂直に下げられた後、出口プー
リ24a〜24dにて水平にされて、図1で説明した処
理装置11に送られる。
【0019】この1〜4列ブレーキロール30a〜30
dには、図2、図3に示すように、ブレーキロール30
a〜30dに巻き掛けられた帯状連続体10を押さえて
その間で帯状連続体10を挟持する押さえロール31a
〜31dが設けられ、その押さえロール31a〜31d
が、フレーム22に設けたスプリングや電磁ソレノイド
などの付勢手段32a〜32dにより所定の接圧でブレ
ーキロール31a〜31dに接するように支持されてい
る。
【0020】ブレーキロール30a〜30dには、制動
手段21a〜21dが設けられる。
【0021】ブレーキロール30a〜30dには、ブレ
ーキロール30a〜30dと一体に1〜4列主歯車33
a〜33dが設けられ、1〜4列主歯車33a〜33d
には、それぞれ1〜4列副歯車34a〜34dが噛合さ
れる。
【0022】1〜4列副歯車34a〜34dは、それぞ
れ1〜4列副軸35a〜35dに支持され、その各副軸
35a〜35dが、フレーム22に設けた軸受36a〜
36dに回転自在に支持されると共にその各副軸35a
〜35dに電磁制動手段としての電磁パウダーブレーキ
36a〜36dが連結される。
【0023】このように、ブレーキロール30a〜30
dに一体に設けた1〜4列主歯車33a〜33dと、こ
れらに噛合する1〜4列副歯車34a〜34dと、その
副歯車34a〜34dの回転がを制御する電磁パウダー
ブレーキ37a〜37dなどの電磁制動手段とで、制動
手段21a〜21dが構成される。
【0024】なお、副軸35a〜35dは、ブレーキロ
ール30a〜30dに巻き掛けられる帯状連続体10と
干渉しないように、ブレーキロール30a〜30dの半
径より十分離れ、且つ、そのブレーキロール30a〜3
0dの外周上部に配置される。
【0025】また、主歯車33a〜33dと副歯車34
a〜34dとは、その軸間距離が主軸26,27と副軸
35a〜35dで決定されるが、副歯車34a〜34d
の径を主歯車33a〜33dより十分小さくすること
で、図示のように2段に主軸26,27を設けずに、1
本の主軸に4個のブレーキロール30を取り付けること
も可能である。
【0026】次に本発明の作用を説明する。
【0027】各帯状連続体10は、送出スタンド12の
各供給ロール14a〜14dから繰り出されて処理装置
11に供給されるが、処理装置11での処理の際に、こ
れらに張力変動があると変形し易いため、中間ブレーキ
装置16にて、個々の帯状連続体10にブレーキを加え
てその張力を調整する。
【0028】すなわち、各帯状連続体10は、入口プー
リ23a〜23dで垂直に立ち上げられて対応する1〜
4列ブレーキロール30a〜30dに巻き掛けられると
共に押さえロール31a〜31dにて挟持され、出口プ
ーリ24a〜24bを介して処理装置11に供給される
が、各ブレーキロール30a〜30dの回転を個々に制
御することでその張力を制御できる。
【0029】すなわち、ブレーキロール30a〜30d
には、主歯車33a〜33dが一体に設けられ、その主
歯車33a〜33dに副歯車34a〜34dを噛合し、
その副歯車34a〜34dの回転を電磁パウダーブレー
キ37a〜37dなどの電磁制動手段にて制御すること
で、そのブレーキロール30a〜30dに巻き掛けられ
た帯状連続体10の張力を個々に制御することが可能と
なる。
【0030】この場合、多列に走行する帯状連続体10
に対して、主軸26,27を2本とし、その2本の主軸
26,27に4個のブレーキロール30a〜30dを設
けることで、ブレーキ装置が縦長になったり、横長にな
ったりせずにコンパクトにすることができると共に略同
じ位置でブレーキを加えることができるため、各電磁パ
ウダーブレーキ37a〜37dにそれぞれ一定電圧を印
加することで、列方向の帯状連続体10に同じ張力を付
与することが可能となる。
【0031】なお、上述の実施の形態では、上下2段に
主軸26,27を配置する例を示したが、1本の主軸に
ブレーキロール30を4個回転自在に設け、そのブレー
キロールに主歯車を一体に取り付けて、これらに副歯車
を噛合させ、その副歯車を個々に電磁パウダーブレーキ
で制動するように構成してもよい。
【0032】また、上述の実施の形態では、上下2段と
したが、主軸26,27を走行方向に並ぶようにしても
よい。また、中間ブレーキ装置を90度傾ければ、リー
ドフレーム縦搬送の中間ブレーキ装置にも適用できる。
【0033】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、限られた
スペースで比較的コンパクトな中間ブレーキ装置とする
ことができ、機構上から安価に設置することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す全体図である。
【図2】本発明の一実施の形態を示す平面図である。
【図3】本発明の一実施の形態を示す正面図である。
【図4】本発明の一実施の形態を示す要部斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 帯状連続体 21 制動手段 26,27 主軸 30a〜30d ブレーキロール 33a〜33d 主歯車 34a〜34d 副歯車 37a〜37d 電磁パウダーブレーキ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リードフレームなどの帯状連続体を多列
    に並べて処理装置に送る際に、その各多列帯状連続体を
    ブレーキロールと押さえロールで挟持し、そのブレーキ
    ロールの回転を制御して多列帯状連続体に張力調整用の
    ブレーキを加えるための多列帯状連続体の中間ブレーキ
    装置において、主軸に、複数のブレーキロールを回転自
    在に設け、そのブレーキロールに、そのブレーキロール
    の回転を規制する制動手段を連結したことを特徴とする
    多列帯状連続体の中間ブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 制動手段は、ブレーキロールに一体に設
    けられた主歯車と、その主歯車に噛合する副歯車と、そ
    の副歯車の副軸に連結された電磁パウダーブレーキとか
    らなる請求項1記載の多列帯状連続体の中間ブレーキ装
    置。
  3. 【請求項3】 帯状連続体は、入口プーリを介して略垂
    直に立ち上げられ、ブレーキロールに巻き掛けられて略
    垂直に下げられ出口プーリで水平にされて処理装置に送
    られる請求項2記載の多列帯状連続体の中間ブレーキ装
    置。
  4. 【請求項4】 4列の帯状連続体を横断するよう上下に
    2本の主軸を配置し、その主軸にそれぞれ2つのブレー
    キロールを回転自在に設け、そのブレーキロールに、そ
    れぞれ主歯車を一体に設け、その各主歯車に、電磁パウ
    ダーブレーキなどの電磁制動手段に連結された副歯車を
    噛合させた請求項3記載の多列帯状連続体の中間ブレー
    キ装置。
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