JP2003125476A - イアホン - Google Patents

イアホン

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JP2003125476A
JP2003125476A JP2001320531A JP2001320531A JP2003125476A JP 2003125476 A JP2003125476 A JP 2003125476A JP 2001320531 A JP2001320531 A JP 2001320531A JP 2001320531 A JP2001320531 A JP 2001320531A JP 2003125476 A JP2003125476 A JP 2003125476A
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JP
Japan
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earphone
earpiece
present
ear
contact portion
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Application number
JP2001320531A
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English (en)
Inventor
Norio Yamamoto
則夫 山本
Zentaro Ikuta
善太郎 生田
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 騒音職場での使用が可能なように遮音効果を
高めること。 【解決手段】 耳内への挿入部である弾性のイアピース
本体13aの中央部に貫通孔13bを設ける。先端側に
形成する当接部13cが中空の截頭円錐形状となるよう
に前記イアピース本体13aの先端を折返す。 【効果】 受信性能が損なわれることなく、従来のイア
ホンと比較して、外耳道との接触面積が広くなって遮音
効果が高くなるので、騒音職場においてもイアホンの使
用が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イアホンに係り、
特に騒々しい環境下にあっても優れた遮音性を発揮して
快適に受信が可能なイアホンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば工場内における騒音職場では難聴
の発生を防止する目的で、耳栓の装着が義務付けられて
いる。ところで、近年、会社内や工場内の連絡手段とし
てPHSや携帯電話が採用されるようになってきている
が、工場内では連絡内容が周りの作業者に漏れることを
防止したり、作業能率の低下を防止するために、図2に
示すように、PHS4にイアホン1を接続した使用して
いる。
【0003】このイアホン1の、耳内への挿入部である
イアピース2は、使用者の外耳道3の大きさや内形状の
相違にも容易に対応でき、かつ、安全上の観点から周囲
の音がある程度聞こえるようにするため、図3(a)に
示すように、截頭円錐筒形のイアピース本体2aの先端
側に形成した当接部2bは、薄膜を半球状に形成した構
成で、この当接部2bが外耳道3内で接触することで、
図3(b)に示したように、イアホン1が装着できるよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように現在一般
的に使用されているイアホンは、イアピース本体の先端
側に形成した当接部が薄膜を半球状に形成した構成であ
るので遮音効果が低く、上記したような騒音職場では耳
栓の代替にはならないことから、イアホンの使用は禁止
されており、操業上、安全対策上問題となっていた。遮
音効果が低い原因は、イアピース本体が短いことからイ
アピース本体が外耳道内と接触する位置まで十分に挿入
できない結果、イアピース本体の先端側に形成した当接
部と外耳道内との接触面積が小さいことであった。
【0005】本発明は、上記した従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、現在一般的に使用されているイア
ホンとは逆に、騒音職場での使用が可能なように遮音効
果を高めたイアホンを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係るイアホンは、耳内への挿入部であ
る弾性のイアピース本体の中央部に貫通孔を設けると共
に、先端側に形成する当接部が中空の截頭円錐形状とな
るように前記イアピース本体の先端を折返しているので
ある。そして、このようにすることで、遮音効果が高く
なって騒音職場においても使用できるようになる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係るイアホンは、耳内へ
の挿入部である弾性のイアピース本体の中央部に貫通孔
を設けると共に、先端側に形成する当接部が中空の截頭
円錐形状となるように前記イアピース本体の先端を折返
したものである。
【0008】本発明に係るイアホンは、耳内への挿入部
である弾性のイアピース本体の先端側に形成する当接部
が中空の截頭円錐形状となるように前記イアピース本体
の先端を折返したので、従来の薄膜を半球状に形成した
ものと比較して、外耳道との接触面積が広くなって遮音
効果が高くなる一方、イアピース本体の中央部に貫通孔
を設けているので、受信性能が損なわれることもない。
【0009】本発明に係るイアホンにおいて、イアホン
本体と弾性のイアピースとが別体構成され、イアホン本
体に形成された取付部にイアピースの貫通孔を嵌合させ
ることで一体化するようにした場合には、イアホン本体
からイアピース先端側の当接部までの長さの調整が容易
に行えるようになり、使用者ごとに最適な使用状態が容
易に得られるようになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係るイアホンを図1に示す1
実施例に基づいて説明する。図1は本発明に係るイアホ
ンの要部斜視図である。
【0011】図1において、11は本発明に係るイアホ
ンであり、例えば合成樹脂製のイアホン本体12とシリ
コンゴム製のイアピース13とで構成されている。そし
て、イアホン本体12の取付部12aに、前記イアピー
ス13を構成するイアピース本体13aの中央部に形成
した貫通孔13bを嵌合させることで一体化するように
なっている。
【0012】ところで、本発明にあっては、前記イアピ
ース13は、例えば2段に形成した中空筒体のイアピー
ス本体13aの小径の先端側に形成する当接部13c
を、先端側が小径の裁頭円錐形状となるように、前記イ
アピース本体13aの小径の先端を折返した構成であ
る。
【0013】本発明に係るイアホン11は上記した構成
であり、耳内への挿入部であるイアピース本体13aの
先端側に形成する当接部13bが中空の截頭円錐形状と
なるように前記イアピース本体13aの先端を折返した
ので、従来の薄膜を半球状に形成したものと比較して元
の形状を維持する作用が大きく、かつ、図1(b)に示
したように、外耳道3との接触面積が広くなって遮音効
果が高くなる。
【0014】また、本発明に係るイアホン11では、イ
アピース本体13aの中央部に貫通孔13bを設けてい
るので、受信性能が損なわれることもない。
【0015】更に、図1に示した実施例のように、イア
ホン本体12とイアピース13とを別体に構成したもの
では、イアホン本体12からイアピース13の当接部1
3cまでの長さの調整が容易に行えるようになり、使用
者ごとに最適な使用状態が容易に得られるようになる。
【0016】なお、イアピース13の当接部13cにお
ける小径側の直径d1、大径側の直径d2、当接部13
cの長さLは、本来は各個人の外耳道3の形状にあわせ
るべきであるが、本発明者らが調査した結果によれば、
d1=6〜9mm、d2=7〜10mm、L=8〜9m
mの範囲で数種類の代表サイズのものを揃えれば、十分
な効果が得られることを確認できた。但し、d1<d2
である。
【0017】ちなみに、先端側に形成した截頭円錐形状
の当接部13cにおける小径側の直径d1が8.5m
m、大径側の直径d2が10.5mm、当接部13cの
長さLが8.5mm、厚さが0.6mmのシリコンゴム
製のイアピース13を、イアホン本体12に取り付けて
一体化させた図1に示した本発明に係るイアホン11
と、図3に示した従来のNTT製のイアピース2(半球
状の当接部2bにおける直径は10.5mm、厚さは
0.1mm)を取付けたイアホン1を、騒音職場で働く
34人の作業者が使用してその遮音性と使用感について
比較した。
【0018】その結果を下記表1に示すが、本発明に係
るイアホン11を使用した場合、前記作業者の約2/3
以上が従来のイアホン1を使用した場合と比較して遮音
効果が発揮されたと判断した。また、使用感も半数以上
が従来のイアホン1と同等以上である判断した。
【0019】
【表1】
【0020】なお、聴力検査器及び耳栓フィットテスタ
ーによる遮音効果確認テストによる結果では、裸耳に対
する遮音効果は10〜15dB以上であり、特に高音域
の遮音効果が高かった。
【0021】図1に示した実施例では、イアホン本体1
2とイアピース13とを別体に構成したものについて説
明したが、これらを一体となしたものでも良いことは言
うまでもない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るイア
ホンによれば、受信性能が損なわれることなく、従来の
薄膜を半球状に形成したものと比較して、外耳道との接
触面積が広くなって遮音効果が高くなるので、騒音職場
においてもイアホンの使用が可能になり、操業上、安全
対策上、大なる効果を有する。
【0023】また、本発明に係るイアホンにおいて、イ
アホン本体とイアピースとを別体構成した場合には、イ
アホン本体からイアピース先端側の当接部までの長さの
調整が容易に行えるようになり、使用者ごとに最適な使
用状態が容易に得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るイアホンの要部斜視図で、(a)
はイアホン本体とイアピースを一体化する前の図、
(b)はイアホン本体とイアピースを一体化した後の
図、(c)はイアホンを耳に装着した状態の説明図であ
る。
【図2】イアホンをPHSに接続した状態の斜視図であ
る。
【図3】(a)は従来のイアホンの要部斜視図、(b)
はイアホンを耳に装着した状態の説明図である。
【符号の説明】
11 イアホン 12 イアホン本体 12a 取付部 13 イアピース 13a イアピース本体 13b 貫通孔 13c 当接部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耳内への挿入部である弾性のイアピース
    本体の中央部に貫通孔を設けると共に、先端側に形成す
    る当接部が中空の截頭円錐形状となるように前記イアピ
    ース本体の先端を折返したことを特徴とするイアホン。
  2. 【請求項2】 イアホン本体と弾性のイアピースとが別
    体構成され、イアホン本体に形成された取付部にイアピ
    ースの貫通孔を嵌合させることで一体化するようにした
    ことを特徴とする請求項1記載のイアホン。
JP2001320531A 2001-10-18 2001-10-18 イアホン Pending JP2003125476A (ja)

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