JP2003125424A - ステレオ画像撮像装置及び自動輻輳調整装置 - Google Patents

ステレオ画像撮像装置及び自動輻輳調整装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステレオ画像撮像装置において簡単・迅速に
自動輻輳調整を行う。 【解決手段】 デジタルカメラ10の鏡筒11に、ステ
レオアダプタ50を装着する。開口51Lから入射する
光を回動ミラー57L及び固定ミラー58Lで反射し、
カメラ10の撮像光学系11Aを介して撮像素子28の
右半面で左画像として受光する。開口51Rから入射す
る光を回動ミラー57R及び固定ミラー58Rで反射
し、撮像素子28の左半面で右画像として受光する。投
光装置52から撮像光学系11Aの光軸Lに一致する指
標ビームを被写体に投射する。被写体に指標ビームが投
光される点Pの左右画像における結像位置PL、PRを検
出する。結像位置PL、PRが左右画像の中心となるよう
に回動ミラー57L、57Rの回動角を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立体視のためのス
テレオ画像を撮像するステレオ画像撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】左右一対の視差画像を撮像するステレオ
画像撮像装置としては、独立した2つの撮像系を用いて
それぞれ独立に左右の視差画像を撮像する2眼式のもの
や、一つの撮像光学系(レンズ系)の光路をミラーやプ
リズムを用いて2分し、1つの撮像素子で左右の視差画
像を撮像するものなどが知られている。
【0003】より自然な立体映像を得るには、ステレオ
画像の撮像において輻輳を調整する必要がある。輻輳調
整は、多くの場合手動で行われるが、例えば特開200
0−152282号公報には、自動輻輳調整を行うステ
レオ画像撮像装置が開示されている。このステレオ画像
撮像装置では、プリズムを用いて1つのレンズ系の光軸
を2分し、分岐されたそれぞれの光軸を所定の軸周りに
回動自在なミラーにより被写体方向に向け、左右の視差
画像を時分割で交互に撮像している。このステレオ画像
撮像装置における自動輻輳調整機構では、別途設けられ
た距離検出手段により被写体までの距離を三角測距法に
基づいて算出し、その距離に応じてミラーの回動角度を
調整することにより行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような輻
輳調整機構では、別途距離検出手段を備えなければなら
ずその構成が複雑となりコストがかさむうえ輻輳調整の
ための制御ソフトも複雑となる。
【0005】本発明は、簡単・迅速に自動輻輳調整を行
えるステレオ画像撮像装置、又はこのステレオ画像撮像
装置に搭載される自動輻輳調整装置を得ることを目的と
している。特にステレオ画像を単一の撮像光学系で撮像
するステレオ画像撮像装置において、簡略な構成で迅速
に輻輳調整を行うことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のステレオ画像撮
像装置は、輻輳調整を行ってステレオ画像を撮像素子に
より撮像するステレオ画像撮像装置であって、輻輳調整
の指標となるビーム状の光を指標ビームとして被写体に
照射する指標ビーム投光手段と、被写体に投射された指
標ビームの左画像及び右画像における結像位置を検出す
る指標ビーム検出手段と、結像位置に基づいてステレオ
画像の輻輳を調整する輻輳調整手段とを備え、指標ビー
ムが左画像の視点と右画像の視点とを結ぶ線分の垂直二
等分線を含む平面内に照射されることを特徴としてい
る。
【0007】ステレオ画像撮像装置を、例えばステレオ
画像ではない通常の画像を撮像するカメラとステレオア
ダプタとを着脱自在に装着した構成にする場合、あるい
はより簡略に構成する場合、ステレオ画像撮像装置は例
えば単一の撮像光学系からなるとともに単一の撮像素子
からなる。このとき左画像及び右画像は2分割された撮
像素子のそれぞれの分割領域において同時に撮像され
る。これによりステレオ画像の撮像と通常の画像の撮像
とを同一のカメラにおいて行うことが可能となる。
【0008】ステレオ画像撮像装置が単一の撮像光学系
からなる場合、撮像光学系の光軸は対称面に含まれるこ
とが好ましい。また、光軸と左画像の視線と右画像の視
線とは同一面内にあり、指標ビームは例えば光軸と一致
する直線状のビームである。このとき指標ビーム検出手
段は、左画像及び右画像の中心を通る水平線上における
左画像及び右画像での輝度のピーク位置に基づいて指標
ビームの各画像における結像位置を検出する。これによ
り、簡単に指標ビームの各画像における結像位置を検出
することができる。
【0009】また、簡略な方法でより確実に指標ビーム
の結像位置を検出するには、例えば指標ビームは対称面
内で拡散する平面状のビームとして照射され、指標ビー
ム検出手段は、左画像及び右画像の複数の同一水平線上
における左画像及び右画像での輝度のピーク位置に基づ
いて指標ビームの左右の画像における結像位置を検出す
る。
【0010】指標ビーム検出手段は、左画像における輝
度のピーク位置と、右画像における輝度のピーク位置と
が各画像における中心位置に対して鏡像関係にあるか否
かにより、各画像におけるピーク位置が指標ビームの結
像位置であるか否かを判定することにより、簡単に指標
ビームを検出することができる。
【0011】輻輳調整手段は好ましくは、左画像におけ
る指標ビームの結像位置を左画像の画像中心に一致さ
せ、右画像における指標ビームの結像位置を右画像の画
像中心に一致させることにより輻輳を調整する。また輻
輳は対称面に対し面対称に対面して設けられる回動ミラ
ーの回動角を調整することにより行われる。これらによ
り簡単・迅速に輻輳を調整することが可能となる。
【0012】またステレオ画像撮像装置は、例えば指標
ビームを点灯して第1のステレオ画像の撮像を行う第1
の撮像手段と、指標ビームを消灯して第2のステレオ画
像の撮像を行う第2の撮像手段とを備え、指標ビーム検
出手段は第1及び第2のステレオ画像に基づいて結像位
置を検出する。このとき指標ビーム検出手段は、第1及
び第2のステレオ画像における画素値の差分を求めるこ
とにより結像位置を検出する。これにより、より確実に
指標ビームの結像位置を検出することができる。
【0013】指標ビーム投光手段は、第1のフィールド
を撮像しているときに指標ビームを点灯して指標ビーム
を被写体に照射し、第2のフィールドを撮像していると
きに指標ビームを消灯する。そして第2のフィールドに
おける輻輳が第1のフィールドのステレオ画像に基づい
て調整されることにより被写体の動画像がステレオ画像
として撮像される。これにより輻輳調整されたステレオ
の動画像を簡単に撮像することができる。
【0014】また、本発明のステレオ画像撮像装置の自
動輻輳調整装置は、ステレオ画像の輻輳調整の指標とな
るビーム状の光を指標ビームとして被写体に照射する指
標ビーム投光手段と、被写体に投射された指標ビームの
左画像及び右画像における結像位置を検出する指標ビー
ム検出手段と、結像位置に基づいてステレオ画像の輻輳
を調整する輻輳調整手段とを備え、指標ビームが左画像
の視点と右画像の視点とを結ぶ線分の垂直二等分線を含
む平面内に照射されることを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実
施形態であるカメラ型のステレオ画像撮像装置の斜視図
である。図1を参照して第1の実施形態について説明す
る。
【0016】カメラ本体10の前面において、撮影レン
ズ鏡筒11の左上にはファインダ窓(対物部)12が設
けられ、右上にはストロボ13が設けられている。カメ
ラ本体10の上面左側にはレリーズスイッチ15及び液
晶表示パネル16が設けられ、右側にはモード切替ダイ
ヤル17が設けられている。カメラ本体10の側面に
は、インターフェースコネクタ18、ICメモリカード
等の記録媒体を挿入するためのカード挿入口19が形成
されている。
【0017】鏡筒11の前面には、ステレオアダプタ5
0が図示しないマウント機構により着脱自在に装着され
る。ステレオアダプタ50には、左右に2つの開口51
L、51Rが設けられており、後述するように鏡筒11
の光路は、アダプタ50内に設けられたミラー(図2参
照)により二分され、これらの開口に導かれる。すなわ
ち、開口51Lを介してステレオ画像の左画像が、開口
51Rを介してステレオ画像の右画像が撮像される。開
口51Lと開口51Rとの間には、レーザやLED等の
光源からなる投光装置52が設けられる。投光装置52
からは、鏡筒11内に配置される撮像光学系11A(図
2、3参照)の光軸と一致するビーム状の光が照射さ
れ、後述するように輻輳調整の指標として用いられる。
また、ステレオアダプタ50の側面には、インターフェ
ースコネクタ60が設けられており、インターフェース
ケーブル20の一方のコネクタ21Aが着脱自在に装着
される。インターフェースケーブル20のもう一方のコ
ネクタ21Bは、カメラ本体10のインターフェースコ
ネクタ18に着脱自在に接続される。
【0018】図2は、図1のステレオ撮像装置の光学的
な構成を模式的に示す。ステレオアダプタ50内の投光
装置52は、例えばレンズ系からなる投光光学系52A
と光源である発光素子(例えばLEDやレザーダイオー
ド)52Bとからなり指標ビームを照射する。投光光学
系52Aの光軸は、カメラ本体10の撮像光学系11A
の光軸Lに一致するように配置され、投光装置52から
照射される指標ビームは光軸Lと被写体とが交わる点P
に投射される。
【0019】ステレオアダプタ50内において、光軸L
に対し対称な位置には、回動ミラー57L、57Rが配
置される。回動ミラー57L、57Rは、それぞれ光軸
Lに垂直な軸59L、59Rを中心に回動可能であり、
回動ミラー57L、57R各々の回動角度は、光軸Lに
対し対称である。回動ミラー57Lと対面する位置に
は、固定ミラー58Lが配置され、回動ミラー57Rと
対面する位置には、固定ミラー58Rが配置される。固
定ミラー58L、58Rは、各々の反射面が光軸Lに対
し135°傾いて対称に配置され、それぞれの一辺は互
いに直角をなして接し合う。また、回動ミラー57L、
57Rの反射面はそれぞれ固定ミラー58L、58Rの
反射面に対面している。すなわち、ステレオアダプタ5
0の左側の開口51Lから入射した光は、回動ミラー5
7L及び固定ミラー58Lで反射され、撮像光学係11
Aを介してカメラ本体10内に設けられたCCD等の撮
像素子28の右半面(図2において)に導かれる。ステ
レオアダプタ50の右側の開口51Rから入射した光
は、回動ミラー57R及び固定ミラー58Rで反射さ
れ、撮像光学係11Aを介してCCD28の左半面(図
2において)に導かれる。したがって、左画像は、CC
D28の右半面で撮像され、右画像はCCD28の左半
面で撮像される。なお、撮像光学系11A内には、絞り
(例えばアイリス絞り)25が設けられている。
【0020】以上の構成から、左画像の視点を始点とし
左画像の像面の中心と交わる半直線(左画像の視線)
と、右画像の視点を始点とし右画像の像面の中心と交わ
る半直線(右画像の視線)とは常に左右両画像の視点を
結ぶ線分の垂直二等分線上において交わる。また本実施
形態において光軸Lは、左画像の視点と右画像の視点と
を結ぶ線分を垂直二等分する平面内にあり、かつ左右の
視線と同一平面内にあるため、指標ビームは、常に両視
線の交点に射出される。これにより指標ビームは左右両
画像において、それぞれの画像中心に対して鏡像関係に
ある位置に結像される。
【0021】本実施形態では、ステレオ画像の輻輳調整
は、回動ミラー57L、57Rの回動角度を調整するこ
とにより行われる。例えば、図2において、点Pは光軸
Lと被写体との交点であり、点Pに輻輳を合わせるよう
に回動ミラー57L、57Rの回動角が調整されてい
る。すなわち、左側の開口51Lから入射する点Pから
の光は、回動ミラー57L、固定ミラー58Lで反射さ
れ、撮像光学系11Aを介して、CCD28の右半面の
点PLに結像される。輻輳調整動作により点PLの位置が
CCD28の右半面の略中心位置に一致するように回動
ミラー57Lの回動角が調整される。また、右側の開口
51Rから入射する点Pからの光は、回動ミラー57
R、固定ミラー58Rで反射され、撮像光学系11Aを
介して、CCD28の左半面の点PRに結像される。右
半面の点PLと同様に輻輳調整動作では、点PRの位置が
CCD28の左半面の略中心位置に一致するように調整
される。これにより左右画像の輻輳は被写体が配置され
た位置に調整される。
【0022】図3は、図1、2に示されるステレオ画像
撮像装置の回路構成を示すブロック図である。
【0023】ステレオアダプタ50内に設けられた発光
素子52Bの発光動作は発光素子制御回路53により制
御され、発光素子制御回路53の駆動はシステムコント
ロール回路55によって制御される。回動ミラー57
L、57Rの軸59L、59Rには、それぞれ図示され
ない駆動装置(例えばステッピングモータなど)が取り
付けられる。回動ミラー57L、57Rの回動動作は、
回動ミラー駆動回路56L、56Rにより制御され、回
動ミラー駆動回路56L、56Rはシステムコントロー
ル回路55により制御される。システムコントロール回
路55には、インターフェース回路54が接続されてお
り、インターフェース回路54は、図1に示したように
インターフェースケーブル20によりカメラ本体10内
に設けられたインターフェース回路40と接続される。
なお、インターフェース回路54は図示されないコネク
タ60(図1参照)に接続されており、インターフェー
スケーブル20との接続は、コネクタ21Aをコネクタ
60に装着することにより行われる。
【0024】ステレオアダプタ50から入射された光
は、カメラ本体10の撮像光学系11Aを介してCCD
28に結像される。撮像光学系11A内には絞り(例え
ばアイリス絞り)25が設けられており、絞り25の開
度はアイリス駆動回路26により調整される。撮像光学
系11Aの焦点調整動作及びズーミング動作はレンズ駆
動回路27によって制御される。
【0025】CCD28の撮像面には撮像光学系11A
により被写体像が形成され、被写体像に対応した電荷が
発生する。CCD28の駆動は、CCD駆動回路30に
より制御される。CCD28からの画像信号はアンプ3
1において増幅され、A/D変換器32においてアナロ
グ信号からデジタル信号に変換される。デジタルの画像
信号は撮像信号処理回路33においてガンマ補正等の処
理を施され、画像メモリ34に一時的に格納される。ア
イリス駆動回路26、レンズ駆動回路27、CCD駆動
回路30、撮像信号処理回路33はシステムコントロー
ル回路35によって制御される。
【0026】画像信号は画像メモリ34から読み出さ
れ、LCD駆動回路36に供給される。LCD駆動回路
36は画像信号に応じて動作し、これにより画像表示L
CDパネル37には、画像信号に対応した画像が表示さ
れる。
【0027】システムコントロール回路35は、インタ
ーフェース回路40に接続されており、インターフェー
ス回路40には図示されないコネクタ18(図1参照)
が接続される。すなわち、ステレオアダプタ50を鏡筒
11に装着してステレオ画像を撮像する際にはインター
フェースケーブル20によりインターフェース回路40
とインターフェース回路54とは接続される。これによ
り、カメラ本体10のシステムコントロール回路35と
ステレオアダプタ50内のシステムコントロール回路5
5とは電気的に接続され、相互の間で通信を行うことが
可能となる。また、インターフェース回路40に接続さ
れたコネクタ18をコンピュータ41と接続することも
可能であり、この場合画像メモリ34から画像信号を読
み出し接続されたコンピュータ41に伝送可能である。
【0028】ステレオ画像撮像時、システムコントロー
ル回路55はシステムコントロール回路35から伝送さ
れるデータやコントロール信号等(後述)に基づいて、
回動ミラー57L、57Rの回動角度を回動駆動回路5
6L、56Rを介して調整する。
【0029】システムコントロール回路35は、記録媒
体制御回路42を介して画像記録装置43に接続されて
いる。したがって、画像メモリ34から読み出された画
像信号は、画像記録装置43に装着されたICメモリカ
ード等の記録媒体Mに記録可能である。
【0030】システムコントロール回路35には、レリ
ーズスイッチ15、モード切替ダイヤル17等からなる
スイッチ群45と、液晶表示パネル16とが接続され
る。
【0031】次に、図2〜図5を参照して本実施形態に
おける輻輳調整動作の原理について説明する。
【0032】図4には、CCD28の受光面28Sと、
受光面28Sの中心を通る水平線H上の画素において検
出される輝度信号が示されている。受光面28Sは、受
光面28Sの中心を通る垂直線Vにより2分され、図面
の左側領域(図2では右半面に対応)では左画像が検出
され、右側領域(図2では左半面に対応)では右画像が
検出される。点OLは左側領域の中心点であり、点OR
右側領域の中心点である。
【0033】図2を参照して説明したように、投光装置
52から射出された指標ビームは光軸Lが被写体と交わ
る点Pで反射され、その像はCCD28の受光面28S
の左側領域及び右側領域でそれぞれ結像される。始め輻
輳は被写体が配置された位置である適正位置(指標ビー
ムが投射される点P)に調整されていないので、回動ミ
ラー57L、57Rによる輻輳は適正位置よりも遠く又
は近くに設定されている。したがって、点Pに対応する
左側領域での結像位置(領域)PL、及び右側領域での
結像位置(領域)PRは、それぞれ左側領域、右側領域
の中心位置である点OL、ORに一致していない。例えば
図4では輻輳が実際に被写体が存在する位置よりも遠方
に設定されており、点Pに対応する結像位置PL、P
Rは、それぞれ点OL、ORよりも内側に位置している。
なお点Pは常に光軸L(左右両画像の視点を結ぶ線分の
垂直二等分線に対応)上にあり、回動ミラー57L、5
7Rの回動角は光軸Lに対し対称、すなわち両画像の視
線は常に光軸L上で交わるので、結像位置PL、PRは左
右両画像において、それぞれの画像中心に対して鏡像関
係にある位置に結像される。したがって、点Pに対応す
る結像位置PL、PRは水平線H上にあり、線分OLL
長さと線分ORRの長さとは互いに相等しい。また、輻
輳が実際の被写体位置よりも近い位置に設定されている
ときには、結像位置PL、PRは、それぞれ点OL、OR
りも外側に位置する。
【0034】点Pには指標ビームが投射されているの
で、点Pに対応する結像位置(領域)PL、PRにおいて
検出される輝度は他の位置での輝度よりも高く、図4に
示すように結像位置(領域)PL、PRにおいて輝度のピ
ークを示す。前述したように輻輳調整前において結像位
置PL、PRは、それぞれ点OL、ORと一致していない。
本実施形態では、結像位置PL、PRの点OL、ORからの
ずれを検出し、これらの値と回動ミラー57L、57R
の現在の回動角とから回動ミラー57L、57Rの回動
角を調整し点Pの位置を適正位置に調整する。これによ
り点Pの結像位置PL、PRは、図5に示すように点
L、ORに一致する。結像位置PL、PRの点O L、OR
らのずれと、回動ミラー57L、57Rの現在の回動角
とによる輻輳調整動作は、例えばシステムコントロール
回路35又はシステムコントロール回路55(図3参
照)内のROM(図示せず)に記録されたルックアップ
テーブルを利用して行われる。すなわち、ROMには現
在の回動角と結像位置PL、PRの点OL、ORからのずれ
に対応して回動角の補正量が記録されており、この補正
量に基づいて回動角が調整され輻輳調整が行われる。な
お、ルックアップテーブルに換えて、現在の回動角と結
像位置PL、PRの点OL、ORからのずれから上記補正量
を求める関数をROMに記録しておいたり、この関数の
動作を回路で実現したりすることも可能である。
【0035】図6は、本実施形態における自動輻輳調整
動作を伴うステレオ画像撮像処理のプログラムのフロー
チャートである。以下図6を参照して本実施形態におい
て実行される自動輻輳調整動作について説明する。
【0036】ステップS100において、レリーズスイ
ッチ15が全押しされたことが検出されるとステップS
101が実行され、発光素子52Bが点灯されるととも
に指標ビームが投光装置52から被写体に投射される。
ステップS102では指標ビームが被写体に投射された
状態での左右画像の撮像(撮像I)が行われ、撮像され
た左右画像は画像メモリ34に一時的に記憶される。こ
の撮像処理が終了するとステップS103において発光
素子52Bが消灯される。
【0037】ステップS104では、ステップS102
において撮像され画像メモリ34に記憶された左右画像
の水平線H(図4参照)上の輝度が調べられる。これに
より左右の各画像における輝度のピーク位置が検出され
る。左画像において検出された輝度のピーク位置は、左
画像の中心位置である点OLからの相対座標値DLとして
算出され、右画像において検出されたピーク位置は、右
画像の中心位置である点ORからの相対座標値DRとして
算出される。相対座標値DL、DRは、ピーク位置が点O
L、ORよりも内側にあるときには例えば負の値で表さ
れ、点OL、ORよりも外側にあるときには正の値で表さ
れる。
【0038】ステップS105では、ステップS104
で算出された相対座標値DLと相対座標値DRとが比較さ
れる。例えば相対座標値DLと相対座標値DRとの差をと
り、この絶対値が所定の値δ(>0)よりも小さいか否
かが判定される。δは相対座標値DLと相対座標値DR
が略等しいと見なすことができる程度に小さい値であ
る。|DL−DR|<δのとき、ステップS104で検出
された水平線H上の左画像及び右画像の輝度のピーク位
置は各画像中心に対し略鏡像関係にある位置(本実施形
態では垂直線Vに対して略対称な位置)にあるので、こ
れらは点Pに対応する左右画像での結像位置PL、PR
あると考えられる。したがって、ステップS105にお
いて|DL−DR|<δであると判定されると、ステップ
S106に処理は進み、検出されたDL、DRの値と現在
の回動ミラー57L、57Rの回動角度に基づいて回動
ミラーの駆動量が上述のルックアップテーブルを参照す
ることにより算出される。
【0039】ステップS104からステップS106ま
での処理は例えばカメラ本体10内に設けられたシステ
ムコントロール回路35により行われ、ステップS10
6において算出された回動ミラーの駆動量は、インター
フェース20を介してステレオアダプタ50内のシステ
ムコントロール回路55へ送信される。なお、ステップ
S104からステップS107までの処理とステップS
110の処理をステレオアダプタ側のシステムコントロ
ール回路55において行い、カメラ側ではステレオ画像
の撮像と撮像した画像データをステレオアダプタに転送
する処理のみを行ってもよい。
【0040】ステップS107では、ステップS106
で算出された回動ミラーの駆動量に基づき回動ミラー5
7L、57Rがシステムコントロール回路55の制御信
号に基づいて駆動され点Pに対して輻輳が調整される。
ステップS108では、被写体の左右画像(ステレオ画
像)の撮像(撮像III)が行われ、画像メモリ34に記
憶されこの処理は終了する。なお、画像メモリ34に記
憶された左右画像は、その後例えばICカード等の記録
媒体Mに記録される。
【0041】一方、ステップS105において|DL
R|<δではないと判定されると、検出された輝度の
ピーク位置の少なくとも一方は、点Pの結像位置PL
Rであるとは考えられない。このとき処理はステップ
S109に移る。これは例えば、被写体やその周辺に輝
度の高い領域が存在し、その領域に対応する点を輝度の
ピーク位置として検出してしまうことなどで起こる。
【0042】ステップS109では、指標ビームを投射
しないで改めて左右画像が撮像される(撮像II)。ステ
ップS110では、ステップS102の撮像Iで撮像さ
れた左右画像とステップS110の撮像IIで撮像された
左右画像との間において輝度値の差分が演算される。そ
の後処理はステップS104に戻り、ステップS110
で差分された輝度値に基づいて左右画像における輝度の
ピーク位置が検出され以下同様の処理が行われる。すな
わち、ステップS109以下の処理では撮像Iで撮像さ
れた左右画像と撮像IIで撮像された左右画像との差分を
とることにより、指標ビームによる輝度情報のみを抽出
している。
【0043】以上により、本発明の第1の実施形態によ
れば、左右の視差画像を単一の撮像光学系で同時に撮像
することができるとともに、簡単・迅速に輻輳調整を自
動で行うことができる。また、本実施形態のステレオ画
像撮像装置は、アダプタ方式を採用しているので、従来
のデジタルカメラのソフトに変更を加え、これに本実施
形態のステレオアダプタを装着することにより対応でき
るためより低コストで自動輻輳調整を行えるステレオ画
像撮像装置を提供することができる。
【0044】次に図7〜図11を参照して本発明の第2
の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態の
ステレオ画像撮像装置は、第1の実施形態のステレオ画
像撮像装置と略同様であり、第1の実施形態とその構成
が同じものに関しては同一の符号を用いるとともにその
説明を省略する。
【0045】図7は第2の実施形態で用いられる回動ミ
ラー駆動機構70の構成を模式的に示す図であり、図8
は第2の実施形態のステレオ画像撮像装置の回路構成を
示すブロック図である。
【0046】第1の実施形態では、可動ミラー57L、
57Rは、それぞれに設けられた駆動装置(ステッピン
グモータ等)を用いて回動されていたが、第2の実施形
態では、例えば図7に示されるような回動ミラー駆動機
構70によりその回動動作が制御される。
【0047】図7において駆動装置71は、例えばステ
ッピングモータであり、回動ミラー駆動回路56(図8
参照)からの制御信号によりその駆動が制御される。歯
車72の駆動軸は駆動装置71に接続されており、回動
ミラー駆動回路56からの制御信号に基づいて回転され
る。歯車72は回転軸を中心に相対する位置においてそ
れぞれラック73L、73Rと噛合っている。すなわち
ラック73Lの右端よりの歯、及びラック73Rの左端
よりの歯は歯車72とそれぞれ噛合い、ラック73Lと
73Rとは歯車72を挟んで略平行に配置される。ラッ
ク73Lの左端よりの歯は歯車74と噛合い、ラック7
3Rの右端よりの歯は歯車75Rと噛合っている。歯車
74は更に歯車75Lと噛合っている。歯車75L、7
5Rの軸は、歯車72の軸に対し対称な位置に配置され
ており、それぞれ回動ミラー57L、57Rの回転軸と
連結されている。また歯車74、歯車75L、75Rの
径及びピッチは等しい。これにより回動ミラー57L、
57Rは、光軸Lに対し対称な回動角を維持しながら1
つの駆動装置71により駆動制御される。例えば歯車7
2が図7に示されるように反時計回りに回転するときラ
ック73Lは右水平方向に移動し、ラック73Rは左水
平方向へ移動する。このとき歯車74及び歯車75Rは
反時計回りに回転され、歯車75Lは歯車75Rと同じ
分だけ時計回りに回転される。
【0048】第1の実施形態では、発光素子52Bから
照射された光はレンズ系などからなる投光光学系52A
を介して光軸Lに一致する指標ビームとして射出されて
いた。しかし、第2の実施形態の投光光学系52Cは例
えば回折格子等からなり、投光装置52’からは光軸L
を含む垂直平面内で拡散する平面状のビームが指標ビー
ムとして利用される。すなわち、ミラー57L、58L
とミラー57R、58Rとはそれぞれ指標ビームが含ま
れる平面(対称面)に対し面対称となる。したがって、
第2の実施形態において指標ビームは被写体と対称面と
が交わる交線上に投射される。
【0049】以上の構成から、指標ビームは、左画像の
視点と右画像の視点とを結ぶ線分を垂直二等分する平面
(対称面)内に沿って射出される。これにより指標ビー
ムは左右両画像において、それぞれの画像中心に対して
鏡像関係にある位置に結像される。すなわち、指標ビー
ムにより被写体表面上に形成される曲線は、被写体と対
称面との交線に一致するので、この曲線の受光面28S
の左側領域における像と右側領域における像とは、垂直
線Vを軸として対称な位置にそれぞれ形成され、図9に
示されるように曲線CL、CR上に結像される。
【0050】第1の実施形態では、水平線H上の輝度の
ピークのみが検出されたが、第2の実施形態では、水平
線H以外の水平線においても輝度のピークが検出され
る。例えば、水平線H0(図4、5における水平線Hに
等しい)よりも上側の水平線H1と下側の水平線H2に
おいても輝度のピークが検出される。
【0051】図9には各水平線H0、H1、H2におい
て得られる輝度値の分布の一例が示されている。水平線
H1上では、左右の画像において検出される輝度ピーク
位置は、水平線H1と曲線CL、CRとの交点P1L、P
Rにそれぞれ一致している。しかし、水平線H0にお
いては、左画像のピーク位置のみが水平線H0と曲線C
Lとの交点P0Lに一致しており、右画像のピーク位置は
水平線H0と曲線CRとの交点P0Rに一致していない。
また、水平線H2においても、右画像のピーク位置のみ
が水平線H2と曲線CRとの交点P2Rに一致しており、
左画像のピーク位置は水平線H2と曲線CLとの交点P
Lに一致していない。
【0052】図9に示される水平線Hでの輝度分布は、
例えば交点P0L、P0Rに対応する被写体上の点P0が
左画像の視点からは見えるにもかかわらず、右画像の視
点からは障害物や被写体の形状等から見えないときに生
じる。また、水平線H2での輝度分布は、例えば被写体
表面が交点P2L、P2Rに対応する被写体上の点P2以
外の点で鏡面反射等により指標ビームによる点P2の反
射光よりも明るいときなどに発生する。
【0053】各水平線H0、H1、H2(以下Hnと略
記する)の左右の画像において検出された輝度のピーク
位置が曲線CL、CR上の点であるか否かは、第1の実施
形態と同様に、各ピーク位置の各水平線Hn上の左右画
像における中心位置OL、OR、O1L、O1R、O2L
O2Rからの相対座標値に基づいて判定される。すなわ
ち、水平線H1上では、左画像のピーク位置に対するO
Lからの相対座標値D1Lと右画像のピーク位置に対す
る相対座標値D1Rとの差の絶対値がδよりも小さいか
否かにより判定され、水平線H上では、左画像のピーク
位置に対するOLからの相対座標D0Lと右画像のピーク
位置に対するORからの相対座標D0Rとの差の絶対値が
δよりも小さいか否かにより判定される。また、水平線
H2上では、左画像のピーク位置に対するO2Lからの
相対座標値D2Lと右画像のピーク位置に対する相対座
標値D2Rとの差の絶対値がδよりも小さいか否かによ
り判定される。
【0054】図9に示された例では、水平線H1上の左
右の画像で検出された輝度のピーク位置は曲線CL、CR
上の点P1L、P1Rと考えられるので、点P1L、P1R
の位置が点O1L、O1Rにそれぞれ一致するように回動
ミラー57L、57Rが駆動制御される。図10に点P
L、P1Rの位置が点O1L、O1Rにそれぞれ一致され
たときの状態を示す。
【0055】図11は、第2の実施形態における自動輻
輳調整動作を伴うステレオ画像撮像処理のプログラムの
フローチャートである。以下図11を参照して本実施形
態において実行される自動輻輳調整動作について説明す
る。なお、本実施形態のステレオ画像撮像装置では動画
のステレオ画像が撮像される。
【0056】ステップS200において、レリーズスイ
ッチ(録画ボタン)15が押されたことが検出されると
ステップS201が実行され、発光素子52Bが点灯さ
れるとともに面状の指標ビームが投光装置52’から被
写体に投射される。ステップS202では指標ビームが
被写体に投射された状態で奇数フィールドの撮像が行わ
れ被写体の左右画像が取得される。撮像された左右画像
は画像メモリ34に一時的に記憶される。奇数フィール
ドの撮像処理が終了するとステップS203において発
光素子52Bが消灯されるとともに、水平線Hnに対応
する変数nの値が0にリセットされる。
【0057】ステップS204では、画像メモリ34に
記憶された奇数フィールドの左右画像に対して、変数n
の値に応じて水平線Hn上の輝度が調べられる。すなわ
ち、n=0のときには水平線H0上の輝度が調べられ、
n=1のときには水平線H1上の輝度、n=2のときに
は水平線H2上の輝度が調べられる。左画像において検
出された輝度のピーク位置は図9を参照して説明したよ
うに、各水平線Hn上において左画像の中心位置である
点OL、O1L、O2Lからの相対座標値D0L、D1L
D2L(以下DnLと略記する)としてそれぞれ算出され
る。同様に、右画像において検出されたピーク位置は、
各水平線Hn上において右画像の中心位置である点
R、O1R、O2Rからの相対座標値D0R、D1R、D
R(以下Dn Rと略記する)として算出される。なお、
相対座標値DnL、DnRは、第1の実施形態と同様に、
ピーク位置が点OL、OR、O1L、O1R、O2L、O2R
よりも内側にあるときには例えば負の値で表され、それ
らよりも外側にあるときには正の値で表される。なお以
下の説明では、点P0、P1、P2と、これらの結像位
置に対応する点P0L、P0R、P1L、P1R、P2L
P2RとをPn及びPnL、PnRで略記する。
【0058】ステップS205では、ステップS204
で算出された相対座標値DnLと相対座標値DnRとが比
較される。すなわち相対座標値DnLと相対座標値DnR
との差をとり、この絶対値が所定の値δ(>0)よりも
小さいか否かが判定される。δは相対座標値DnLと相
対座標値DnRとが略等しいと見なすことができる程度
に小さい値である。
【0059】|DnL−DnR|<δのとき、ステップS
204で検出された水平線Hn上の左画像及び右画像の
輝度のピーク位置は各画像中心に対し鏡像関係にある位
置、すなわち垂直線Vに対して略対称な位置にあるの
で、これらのピーク位置は点Pnに対応する左右画像で
の点PnL、PnRであると考えられる。したがって、ス
テップS205において|DnL−DnR|<δであると
判定されると、処理はステップS206に進み、検出さ
れたDnL、DnRの値と現在の回動ミラー57L、57
Rの回動角度に基づいて回動ミラーの駆動量が算出され
る。
【0060】ステップS207では、ステップS206
で算出された回動ミラーの駆動量に基づき回動ミラー5
7L、57Rが駆動され点Pnに対して輻輳が調整され
る。ステップS208では、偶数フィールドにおいて被
写体の左右画像の撮像が行われ、画像メモリ34に記憶
され処理は再びステップ200へ戻り、録画ボタンが押
されなくなるまで同様の処理が繰り返される。なお、画
像メモリ34に記憶された偶数フィールドの左右画像
は、その後例えばICカード等の記録媒体Mに記録され
る。
【0061】一方、ステップS205において|DnL
−DnR|<δではないと判定されると、検出された水
平線Hn上における輝度のピーク位置の少なくとも一方
は、点Pnの結像位置に対応する点PnL、PnRである
とは考えられない。このとき処理はステップS208に
移り現在のnの値が3未満であるか否かが判定される。
n<3であれば、nの値がステップS210においてn
+1に置き換えられ処理はステップS204に戻りn+
1に対応する水平線上での輝度のピークが検出される。
これにより、n=0、1、2に対応する水平線Hn上の
輝度のピークを順次調べることができる。
【0062】n<3でないとき、すなわちn=3となっ
たときには、処理はステップS209へ移り、回動ミラ
ー57L、57Rの回動角を変更することなく偶数フィ
ールドの撮像が実行され、撮像終了後ステップS200
に戻る。
【0063】なお、ステップS204〜ステップS20
8の処理は、例えば垂直ブラッキング期間中に行われ
る。
【0064】以上により、第2の実施形態においても第
1の実施形態と略同様の効果が得られる。また第2の実
施形態では、指標ビームがステレオ画像の対称面内で拡
散されて投射されるので、複数の水平線上で指標ビーム
による輝度のピーク位置を検出することができるので、
指標となる点が隠れることがなく、第1の実施形態より
もより簡便・迅速な方法で自動輻輳調整を行える。更
に、第2の実施形態では、奇数フィールドを利用して輻
輳調整を行い、偶数フィールドを利用してステレオ画像
を取得しているので、動画像に対しても簡便に自然な立
体映像を得ることができる。
【0065】なお本実施形態では、ステレオアダプタ内
の光学素子としてミラーを用いたが、これらは例えばプ
リズムであってもよい。また本実施形態では、1つの撮
像素子の受光領域を二分割(等分)してステレオ画像を
撮像したが2つの撮像素子を用いてもよく、このとき光
学系をそれぞれの撮像素子に個別に設けてもよい。
【0066】本実施形態においてステレオ画像撮像装置
は、アダプタ式であったがこれらを一体的に構成しても
よい。
【0067】第2の実施形態において指標ビームを平面
状に拡散させるために回折格子を用いたが、例えばプリ
ズム等を用いて行ってもよい。
【0068】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、簡単・
迅速に自動輻輳調整を行えるステレオ画像撮像装置、又
はこのステレオ画像撮像装置に搭載される自動輻輳調整
装置を得ることができる。また特に、視差画像を単一の
撮像光学系で撮像するステレオ画像撮像装置において、
簡略な構成で迅速に輻輳調整を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態であるステレオ画像撮
像装置の斜視図である。
【図2】図1に示した第1の実施形態のステレオ画像撮
像装置における光学的な構成を概略的に示す図である。
【図3】第1の実施形態におけるステレオ画像撮像装置
の電気的な構成を概略的に示すブロック図である。
【図4】第1の実施形態において、輻輳調整がなされる
前の指標ビームの受光面における結像位置と、このとき
の輝度分布を示す図である。
【図5】第1の実施形態において、輻輳調整がなされた
後の指標ビームの受光面における結像位置と、このとき
の輝度分布を示す図である。
【図6】第1の実施形態における自動輻輳調整動作を説
明するフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施形態に適用される、回動ミ
ラー駆動機構の構成を模式的に示す図である。
【図8】第2の実施形態におけるステレオ画像撮像装置
の電気的な構成を概略的に示すブロック図である。
【図9】第2の実施形態において、輻輳調整がなされる
前の指標ビームの受光面における結像位置と、このとき
の輝度分布を示す図である。
【図10】第2の実施形態において、輻輳調整がなされ
た後の指標ビームの受光面における結像位置と、このと
きの輝度分布を示す図である。
【図11】第2の実施形態における自動輻輳調整動作を
説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10 カメラ本体 28 撮像素子(CCD) 50 ステレオアダプタ 52 投光装置 L 光軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 17/17 G03B 17/17 17/56 17/56 Z

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輻輳調整を行ってステレオ画像を撮像素
    子により撮像するステレオ画像撮像装置であって、 前記輻輳調整の指標となるビーム状の光を指標ビームと
    して被写体に照射する指標ビーム投光手段と、 前記被写体に投射された前記指標ビームの左画像及び右
    画像における結像位置を検出する指標ビーム検出手段
    と、 前記結像位置に基づいて前記ステレオ画像の輻輳を調整
    する輻輳調整手段とを備え、 前記指標ビームが前記左画像の視点と前記右画像の視点
    とを結ぶ線分の垂直二等分線を含む対称面内に照射され
    ることを特徴とするステレオ画像撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記ステレオ画像撮像装置が単一の撮像
    光学系からなることを特徴とする請求項1に記載のステ
    レオ画像撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記ステレオ画像撮像装置が単一の撮像
    素子からなり、前記左画像及び右画像が2分割された前
    記撮像素子のそれぞれの分割領域において同時に撮像さ
    れることを特徴とする請求項2に記載のステレオ画像撮
    像装置。
  4. 【請求項4】 前記撮像光学系の光軸が前記対称面に含
    まれることを特徴とする請求項2に記載のステレオ画像
    撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記光軸と前記左画像の視線と前記右画
    像の視線とが同一面内にあり、前記指標ビームが前記光
    軸と一致する直線状のビームであることを特徴とする請
    求項4に記載のステレオ画像撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記指標ビーム検出手段が、前記左画像
    及び右画像の中心を通る水平線上における前記左画像及
    び右画像での輝度のピーク位置に基づいて前記結像位置
    を検出することを特徴とする請求項5に記載のステレオ
    画像撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記指標ビームが前記対称面内で拡散す
    る平面状のビームとして照射されることを特徴とする請
    求項1に記載のステレオ画像撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記指標ビーム検出手段が、前記左画像
    及び右画像の複数の同一水平線上における前記左画像及
    び右画像での輝度のピーク位置に基づいて前記結像位置
    を検出することを特徴とする請求項7に記載のステレオ
    画像撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記指標ビーム検出手段が、前記左画像
    における輝度のピーク位置と、前記右画像における輝度
    のピーク位置とが前記各画像における中心位置に対して
    鏡像関係にあるか否かにより、前記各画像におけるピー
    ク位置が前記指標ビームの前記結像位置であるか否かを
    判定することを特徴とする請求項1に記載のステレオ画
    像撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記輻輳調整手段が、前記左画像にお
    ける前記指標ビームの結像位置を前記左画像の画像中心
    に一致させ、前記右画像における前記指標ビームの結像
    位置を前記右画像の画像中心に一致させることにより前
    記輻輳を調整することを特徴とする請求項1に記載のス
    テレオ画像撮像装置。
  11. 【請求項11】 前記輻輳が前記対称面に対し面対称に
    対面して設けられる回動ミラーの回動角を調整すること
    により行われることを特徴とする請求項1に記載のステ
    レオ画像撮像装置。
  12. 【請求項12】 前記ステレオ画像撮像装置が、前記指
    標ビームを点灯して第1のステレオ画像の撮像を行う第
    1の撮像手段と、前記指標ビームを消灯して第2のステ
    レオ画像の撮像を行う第2の撮像手段とを備え、 前記指標ビーム検出手段が前記第1及び第2のステレオ
    画像に基づいて前記結像位置を検出することを特徴とす
    る請求項1に記載のステレオ画像撮像装置。
  13. 【請求項13】 前記指標ビーム検出手段が、前記第1
    及び第2のステレオ画像における画素値の差分を求める
    ことにより前記結像位置を検出することを特徴とする請
    求項12に記載のステレオ画像撮像装置。
  14. 【請求項14】 前記指標ビーム投光手段は、第1のフ
    ィールドを撮像しているときに前記指標ビームを点灯し
    て前記指標ビームを前記被写体に照射し、第2のフィー
    ルドを撮像しているときに前記指標ビームを消灯し、前
    記第2のフィールドにおける輻輳が前記第1のフィール
    ドのステレオ画像に基づいて調整されることにより前記
    被写体の動画像がステレオ画像として撮像されることを
    特徴とする請求項1に記載のステレオ画像撮像装置。
  15. 【請求項15】 ステレオ画像の輻輳調整の指標となる
    ビーム状の光を指標ビームとして被写体に照射する指標
    ビーム投光手段と、 前記被写体に投射された前記指標ビームの左画像及び右
    画像における結像位置を検出する指標ビーム検出手段
    と、 前記結像位置に基づいて前記ステレオ画像の輻輳を調整
    する輻輳調整手段とを備え、 前記指標ビームが前記左画像の視点と前記右画像の視点
    とを結ぶ線分の垂直二等分線を含む平面内に照射される
    ことを特徴とするステレオ画像撮像装置の自動輻輳調整
    装置。
  16. 【請求項16】 デジタルカメラとこれに装着されるス
    テレオアダプタとからなるステレオ画像撮像装置であっ
    て、 前記ステレオアダプタが、ステレオ画像の輻輳調整の指
    標となるビーム状の光を指標ビームとして前記ステレオ
    画像の左画像の視点と右画像の視点とを結ぶ線分の垂直
    二等分線を含む平面内に照射する指標ビーム投光手段
    と、前記ステレオ画像の輻輳を調整する輻輳調整手段と
    を備え、 前記デジタルカメラが、前記指標ビームが投射された被
    写体の左画像及び右画像を撮像するステレオ画像撮像手
    段を備え、 前記輻輳調整手段が、前記左画像及び右画像における前
    記指標ビームの結像位置に基づいて行われることを特徴
    とするステレオ画像撮像装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載されたステレオ画像
    撮像装置において用いられるデジタルカメラ。
  18. 【請求項18】 請求項16に記載されたステレオ画像
    撮像装置において用いられるステレオアダプタ。
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