JP2003125007A - 情報配信サーバ、方法及びプログラム - Google Patents

情報配信サーバ、方法及びプログラム

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JP2003125007A
JP2003125007A JP2001320885A JP2001320885A JP2003125007A JP 2003125007 A JP2003125007 A JP 2003125007A JP 2001320885 A JP2001320885 A JP 2001320885A JP 2001320885 A JP2001320885 A JP 2001320885A JP 2003125007 A JP2003125007 A JP 2003125007A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】登録手続の簡素化を図ることができる情報配信
サーバ、方法及びプログラムを提供すること。 【解決手段】第1の端末からの指示により情報元サーバ
に蓄積された所定の情報を第2の端末に配信する情報配
信サーバであって、第1の端末で生成された第1の識別
子に基づいて第2の識別子を生成する手段と、第2の識
別子を第1の端末に送信する手段と、第1の端末から近
距離無線通信手段を介して第1の識別子及び第2の識別
子を取得した第2の端末から送信された第1の識別子及
び第2の識別子と、第1の端末から取得した第1の識別
子及び生成した第2の識別子と、が一致するか否かを確
認する手段と、一致したときに、第1の端末からの指示
に係る所定の情報を第2の端末に配信する手段と、を備
えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話からの指
示により指示された情報を携帯型端末に配信する情報配
信サーバ、方法及びプログラムに関し、特に、登録手続
等の簡素化を図ることができる情報配信サーバ、方法及
びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話やPHSなどの簡易に利用でき
る無線通信機の普及に伴い、インターネットや特定のL
ANと通信可能な携帯型情報処理端末が普及している。
また、インターネットやLANなどを利用した情報ネッ
トワークの領域では、一層の情報交換・配信が行われて
いる。さらに、一人の利用者が無線通信機を複数種所持
し、携帯電話では短いメールの送受信と簡易なWeb閲
覧処理に用いながら、カード型通信機を携帯型パーソナ
ルコンピュータ(携帯型PC)に接続して、サイズが大
きなデータおよびメールの送受信に利用するなど、通信
の種類と目的に応じて通信機を使い分けている。
【0003】従来、利用者が2つ以上の端末を所持する
とき、これら2つの端末はそれぞれ別々のインフラを利
用して情報配信サーバと繋がり、またこれら2つの端末
はお互いにBluetoothなどの近距離無線伝送路
でつながり、更に情報配信サーバとつながる任意の情報
元サーバ上のデータを、第1の端末(携帯電話)で指示
し、情報配信サーバを経由して第2の端末(携帯型P
C)内に送り込むサービスにおいて、例えば、携帯電話
のブラウザ上にリスト表示された情報の内いくつかを選
んで、無線通信カードをつないだ携帯型PCに送信(以
下、「プッシュ送信」という)するサービスを想定する
(図6参照)。このとき、情報配信サーバからプッシュ
送信するシステムにおいては、情報配信サーバ内に携帯
型PCの持つ電話番号や、固有のIDを予め登録してお
き、更にプッシュ送信を行う際においても、プッシュ送
信を指示した端末とその端末の利用者の認証を行うこと
により、プッシュ送信すべき携帯型PCを特定してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法による情報
配信順序を利用すると以下のような課題がある。
【0005】第一の課題として、端末利用者は予め情報
配信サーバに端末に係るいくつかの情報を登録しなけれ
ばならず、このため、利用者がこのサービスを利用する
ために必要な手続きが多くなる。このことはサービス普
及の妨げになる。
【0006】第二の課題として、端末利用者は予め情報
配信サーバに端末に係るいくつかの情報を登録しなけれ
ばならず、このため、利用者の端末に固有な情報をサー
ビス提供者に公開することになる。このこともサービス
普及の妨げになる。
【0007】第三の課題として、端末利用者は予め情報
配信サーバに端末に係るいくつかの情報を登録しなけれ
ばならず、このため、サービス提供者はこのサービスを
実施する際に、端末利用者が正規の利用者であること
を、例えばID、パスワード方式の採用により、認証し
なければならない。このことは第一の課題と同様に利用
者に要求する操作手続きが多くなり、サービス普及の妨
げになる。
【0008】第四の課題として、第1の端末から情報配
信サーバへデータプッシュを依頼する場合、情報配信サ
ーバが第2の端末に対して確実にプッシュ送信できたか
どうかの確認ができない。この詳細について図7を用い
て説明する。
【0009】図7は、時間軸Tを用いて、第1の端末
(携帯電話)の動作と、情報配信サーバの動作と、第1
の端末が通信可能な状態にある時間と、第2の端末(が
通信可能な状態にある時間の一例を示している。それぞ
れの端末が通信可能な時間は、端末の移動や電波の利用
状態によって変動するため、図7のような変化はその1
つの例として十分考えられるものとする。この例におい
て、第1の端末が通信可能な状態にある時間はte1か
ら始まり、td1で終わっている。この後、第1の端末
が再び通信可能な状態になるには少なくともtd2以降
であることを示している。同様にこの例では第2の端末
が通信可能な状態にある時間はte2から始まり、td
2で終っている。このような条件のもとで、時間t1に
利用者が第1の端末を操作して情報配信サーバにプッシ
ュを依頼し、この依頼を受け取った情報配信サーバが、
時間t2に第2の端末に対してプッシュを行う。このと
き時間te2以前であるため、情報配信サーバから第2
の端末へのプッシュは失敗する。情報配信サーバの設定
によるが何度か再試行し、情報配信サーバは第2の端末
が通信可能な状態に変化することを期待している。この
例では再試行が時間t3で終わり、その後の時間te2
から通信可能な時間になる。一方、情報配信サーバがプ
ッシュ失敗をプッシュ依頼元である第1の端末に報告す
る機能があるとき、この例では情報配信サーバが時間t
4にこの報告を行う処理をはじめる。しかしながら、こ
の時、第1の端末が通信可能な時間ではないため、情報
配信サーバはプッシュ処理の成否を第1の端末へ知らせ
ることができない。
【0010】つまり、利用者は、第1の端末を用いて情
報配信サーバにプッシュを依頼しておきながら、このプ
ッシュ処理が確実に実行されたことや、失敗したことを
確認することができない事態が発生する。この方法で
は、サービスに対する信頼度が低下し、普及の大きな妨
げとなる。
【0011】本発明の第1の目的は、登録手続の簡素化
を図ることができる情報配信サーバ、方法及びプログラ
ムを提供することである。
【0012】本発明の第2の目的は、登録情報のセキュ
リティーを担保することができる情報配信サーバ、方法
及びプログラムを提供することである。
【0013】本発明の第3の目的は、認証手続の簡素化
を図ることができる情報配信サーバ、方法及びプログラ
ムを提供することである。
【0014】本発明の第4の目的は、配信処理の確認が
確実に行なえる情報配信サーバ、方法及びプログラムを
提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の視点にお
いては、近距離無線通信手段を備える第1の端末と第1
の通信網を介して接続するとともに、前記第1の端末の
近距離無線通信手段と通信可能な近距離無線通信手段を
備える第2の端末と第2の通信網を介して接続し、所定
の情報を蓄積する1又は2以上の情報元サーバと第3の
通信網を介して接続し、前記第1の端末からの指示によ
りその指示に係る前記情報元サーバに蓄積された所定の
情報を前記第2の端末に配信する情報配信サーバであっ
て、前記第1の端末で生成された第1の識別子を受信す
ることにより、前記第1の識別子に基づいてこれに対応
する第2の識別子を生成する手段と、前記第2の識別子
を前記第1の端末に送信する手段と、前記第1の端末か
ら前記近距離無線通信手段を介して前記第1の識別子及
び前記第2の識別子を取得した前記第2の端末から送信
された前記第1の識別子及び前記第2の識別子を受信す
ることにより、前記第2の端末から取得した前記第1の
識別子及び前記第2の識別子と、前記第1の端末から取
得した前記第1の識別子及び生成した前記第2の識別子
と、がそれぞれ一致するか否かを確認する手段と、一致
したときに、前記第1の端末からの指示に係る前記情報
元サーバに蓄積された所定の情報を前記第2の端末に配
信する手段と、を備えることを特徴とする。
【0016】本発明の第2の視点においては、近距離無
線通信手段を備える第1の端末と第1の通信網を介して
接続するとともに、前記第1の端末の近距離無線通信手
段と通信可能な近距離無線通信手段を備える第2の端末
と第2の通信網を介して接続し、所定の情報を蓄積する
1又は2以上の情報元サーバと第3の通信網を介して接
続し、前記第1の端末からの指示によりその指示に係る
前記情報元サーバに蓄積された所定の情報を前記第2の
端末に配信する情報配信サーバであって、前記第1の端
末で生成された第1の識別子を受信することにより、前
記第1の識別子に基づいてこれに対応する第2の識別子
を生成する手段と、前記情報元サーバから取得した前記
第1の端末からの指示に係る所定の情報と、前記第1の
端末から取得した前記第1の識別子と、生成した前記第
2の識別子と、を関連付けて記憶する手段と、前記第2
の識別子を前記第1の端末に送信する手段と、前記第1
の端末から前記近距離無線通信手段を介して前記第1の
識別子及び前記第2の識別子を取得した前記第2の端末
から送信された前記第1の識別子及び前記第2の識別子
を受信することにより、前記第2の端末から取得した前
記第1の識別子及び前記第2の識別子と、記憶された前
記第1の識別子及び前記第2の識別子と、がそれぞれ一
致するか否かを確認する手段と、一致したときに、記憶
された前記第1の端末からの指示に係る所定の情報を前
記第2の端末に配信する手段と、を備えることを特徴と
する。
【0017】本発明の第3の視点においては、第1の端
末と第1の通信網を介して接続するとともに、第2の端
末と第2の通信網を介して接続し、所定の情報を蓄積す
る1又は2以上の情報元サーバと第3の通信網を介して
接続し、前記第1の端末からの指示によりその指示に係
る前記情報元サーバに蓄積された所定の情報を前記第2
の端末に配信する情報配信サーバであって、前記第1の
端末で生成された第1の識別子を受信することにより、
前記第1の識別子に基づいてこれに対応する第2の識別
子を生成する手段と、前記情報元サーバから取得した前
記第1の端末からの指示に係る所定の情報と、前記第1
の端末から取得した前記第1の識別子と、生成した前記
第2の識別子と、前記所定の情報を保持する期限と、を
関連付けて記憶する手段と、前記第2の識別子を前記第
1の端末に送信する手段と、前記第1の端末から前記第
1の通信網及び前記第2の通信網を介して前記第1の識
別子及び前記第2の識別子を取得した前記第2の端末か
ら送信された前記第1の識別子及び前記第2の識別子を
受信することにより、現時刻が前記期限内にあるか否か
を確認するとともに、前記第2の端末から取得した前記
第1の識別子及び前記第2の識別子と、記憶された前記
第1の識別子及び前記第2の識別子と、がそれぞれ一致
するか否かを確認する手段と、前記期限内にあり、か
つ、前記識別子がそれぞれ一致したときに、記憶された
前記第1の端末からの指示に係る所定の情報を前記第2
の端末に配信する手段と、を備えることを特徴とする。
【0018】本発明の第4の視点においては、近距離無
線通信手段を備える第1の端末と第1の通信網を介して
接続するとともに、前記第1の端末の近距離無線通信手
段と通信可能な近距離無線通信手段を備える第2の端末
と第2の通信網を介して接続し、所定の情報を蓄積する
1又は2以上の情報元サーバと第3の通信網を介して接
続し、前記第1の端末からの指示によりその指示に係る
前記情報元サーバに蓄積された所定の情報を前記第2の
端末に配信する情報配信サーバであって、前記第1の端
末で生成された第1の識別子を受信することにより、前
記第1の識別子に基づいてこれに対応する第2の識別子
を生成する手段と、前記情報元サーバから取得した前記
第1の端末からの指示に係る所定の情報と、前記第1の
端末から取得した前記第1の識別子と、生成した前記第
2の識別子と、前記所定の情報を保持する期限と、を関
連付けて記憶する手段と、前記第2の識別子を前記第1
の端末に送信する手段と、前記第1の端末から前記近距
離無線通信手段を介して前記第1の識別子及び前記第2
の識別子を取得した前記第2の端末から送信された前記
第1の識別子及び前記第2の識別子を受信することによ
り、現時刻が前記期限内にあるか否かを確認するととも
に、前記第2の端末から取得した前記第1の識別子及び
前記第2の識別子と、記憶された前記第1の識別子及び
前記第2の識別子と、がそれぞれ一致するか否かを確認
する手段と、前記期限内にあり、かつ、前記識別子がそ
れぞれ一致したときに、記憶された前記第1の端末から
の指示に係る所定の情報を前記第2の端末に配信する手
段と、を備えることを特徴とする。
【0019】また、前記情報配信サーバにおいて、前記
第1の端末からの指示に係る所定の情報を前記第2の端
末に配信した後、前記所定の情報、これに対応する前記
第1の識別子及び前記第2の識別子を前記記憶手段から
削除する手段を備えることが好ましい。
【0020】また、前記情報配信サーバにおいて、前記
第2の端末は、前記情報配信サーバとの通信路を確保で
きなかった場合、及び、前記第1の端末からの指示に係
る所定のデータを受信できなかった場合に、受信失敗情
報を前記第1の端末に送信する手段と、前記第1の端末
からの指示に係る所定のデータを受信できた場合に受信
成功情報を前記第1の端末に送信する手段と、を備え、
前記情報配信サーバは、前記期限内になく、若しくは、
前記識別子が不一致だった場合に、受信失敗情報を前記
第1の端末に送信する手段を備えることが好ましい。
【0021】本発明の第5の視点においては、近距離無
線通信手段を備える第1の端末と第1の通信網を介して
接続するとともに、前記第1の端末の近距離無線通信手
段と通信可能な近距離無線通信手段を備える第2の端末
と第2の通信網を介して接続し、所定の情報を蓄積する
1又は2以上の情報元サーバと第3の通信網を介して接
続する情報配信サーバを用いて、前記第1の端末からの
指示によりその指示に係る前記情報元サーバに蓄積され
た所定の情報を前記第2の端末に配信する情報配信方法
であって、前記第1の端末で生成された第1の識別子を
受信することにより、前記第1の識別子に基づいてこれ
に対応する第2の識別子を生成する工程と、前記第2の
識別子を前記第1の端末に送信する工程と、前記第1の
端末から前記近距離無線通信手段を介して前記第1の識
別子及び前記第2の識別子を取得した前記第2の端末か
ら送信された前記第1の識別子及び前記第2の識別子を
受信することにより、前記第2の端末から取得した前記
第1の識別子及び前記第2の識別子と、前記第1の端末
から取得した前記第1の識別子及び生成した前記第2の
識別子と、がそれぞれ一致するか否かを確認する工程
と、一致したときに、前記第1の端末からの指示に係る
前記情報元サーバに蓄積された所定の情報を前記第2の
端末に配信する工程と、を含むことを特徴とする。
【0022】本発明の第6の視点においては、近距離無
線通信手段を備える第1の端末と第1の通信網を介して
接続するとともに、前記第1の端末の近距離無線通信手
段と通信可能な近距離無線通信手段を備える第2の端末
と第2の通信網を介して接続し、所定の情報を蓄積する
1又は2以上の情報元サーバと第3の通信網を介して接
続する情報配信サーバを用いて、前記第1の端末からの
指示によりその指示に係る前記情報元サーバに蓄積され
た所定の情報を前記第2の端末に配信する情報配信方法
であって、前記第1の端末で生成された第1の識別子を
受信することにより、前記第1の識別子に基づいてこれ
に対応する第2の識別子を生成する工程と、前記情報元
サーバから取得した前記第1の端末からの指示に係る所
定の情報と、前記第1の端末から取得した前記第1の識
別子と、生成した前記第2の識別子と、を関連付けて記
憶する工程と、前記第2の識別子を前記第1の端末に送
信する工程と、前記第1の端末から前記近距離無線通信
手段を介して前記第1の識別子及び前記第2の識別子を
取得した前記第2の端末から送信された前記第1の識別
子及び前記第2の識別子を受信することにより、前記第
2の端末から取得した前記第1の識別子及び前記第2の
識別子と、記憶された前記第1の識別子及び前記第2の
識別子と、がそれぞれ一致するか否かを確認する工程
と、一致したときに、記憶された前記第1の端末からの
指示に係る所定の情報を前記第2の端末に配信する工程
と、を含むことを特徴とする。
【0023】本発明の第7の視点においては、第1の端
末と第1の通信網を介して接続するとともに、第2の端
末と第2の通信網を介して接続し、所定の情報を蓄積す
る1又は2以上の情報元サーバと第3の通信網を介して
接続する情報配信サーバを用いて、前記第1の端末から
の指示によりその指示に係る前記情報元サーバに蓄積さ
れた所定の情報を前記第2の端末に配信する情報配信方
法であって、前記第1の端末で生成された第1の識別子
を受信することにより、前記第1の識別子に基づいてこ
れに対応する第2の識別子を生成する工程と、前記情報
元サーバから取得した前記第1の端末からの指示に係る
所定の情報と、前記第1の端末から取得した前記第1の
識別子と、生成した前記第2の識別子と、前記所定の情
報を保持する期限と、を関連付けて記憶する工程と、前
記第2の識別子を前記第1の端末に送信する工程と、前
記第1の端末から前記第1の通信網及び前記第2の通信
網を介して前記第1の識別子及び前記第2の識別子を取
得した前記第2の端末から送信された前記第1の識別子
及び前記第2の識別子を受信することにより、現時刻が
前記期限内にあるか否かを確認するとともに、前記第2
の端末から取得した前記第1の識別子及び前記第2の識
別子と、記憶された前記第1の識別子及び前記第2の識
別子と、がそれぞれ一致するか否かを確認する工程と、
前記期限内にあり、かつ、前記識別子がそれぞれ一致し
たときに、記憶された前記第1の端末からの指示に係る
所定の情報を前記第2の端末に配信する工程と、を含む
ことを特徴とする。
【0024】本発明の第8の視点においては、近距離無
線通信手段を備える第1の端末と第1の通信網を介して
接続するとともに、前記第1の端末の近距離無線通信手
段と通信可能な近距離無線通信手段を備える第2の端末
と第2の通信網を介して接続し、所定の情報を蓄積する
1又は2以上の情報元サーバと第3の通信網を介して接
続する情報配信サーバを用いて、前記第1の端末からの
指示によりその指示に係る前記情報元サーバに蓄積され
た所定の情報を前記第2の端末に配信する情報配信方法
であって、前記第1の端末で生成された第1の識別子を
受信することにより、前記第1の識別子に基づいてこれ
に対応する第2の識別子を生成する工程と、前記情報元
サーバから取得した前記第1の端末からの指示に係る所
定の情報と、前記第1の端末から取得した前記第1の識
別子と、生成した前記第2の識別子と、前記所定の情報
を保持する期限と、を関連付けて記憶する工程と、前記
第2の識別子を前記第1の端末に送信する工程と、前記
第1の端末から前記近距離無線通信手段を介して前記第
1の識別子及び前記第2の識別子を取得した前記第2の
端末から送信された前記第1の識別子及び前記第2の識
別子を受信することにより、現時刻が前記期限内にある
か否かを確認するとともに、前記第2の端末から取得し
た前記第1の識別子及び前記第2の識別子と、記憶され
た前記第1の識別子及び前記第2の識別子と、がそれぞ
れ一致するか否かを確認する工程と、前記期限内にあ
り、かつ、前記識別子がそれぞれ一致したときに、記憶
された前記第1の端末からの指示に係る所定の情報を前
記第2の端末に配信する工程と、を含むことを特徴とす
る情報配信方法。
【0025】本発明の第9の視点においては、近距離無
線通信手段を備える第1の端末と第1の通信網を介して
接続するとともに、前記第1の端末の近距離無線通信手
段と通信可能な近距離無線通信手段を備える第2の端末
と第2の通信網を介して接続し、所定の情報を蓄積する
1又は2以上の情報元サーバと第3の通信網を介して接
続する情報配信サーバを用いて、前記第1の端末からの
指示によりその指示に係る前記情報元サーバに蓄積され
た所定の情報を前記第2の端末に配信させる情報配信プ
ログラムであって、前記第1の端末で生成された第1の
識別子を受信することにより、前記第1の識別子に基づ
いてこれに対応する第2の識別子を生成するステップ
と、前記第2の識別子を前記第1の端末に送信するステ
ップと、前記第1の端末から前記近距離無線通信手段を
介して前記第1の識別子及び前記第2の識別子を取得し
た前記第2の端末から送信された前記第1の識別子及び
前記第2の識別子を受信することにより、前記第2の端
末から取得した前記第1の識別子及び前記第2の識別子
と、前記第1の端末から取得した前記第1の識別子及び
生成した前記第2の識別子と、がそれぞれ一致するか否
かを確認するステップと、一致したときに、前記第1の
端末からの指示に係る前記情報元サーバに蓄積された所
定の情報を前記第2の端末に配信するステップと、を実
行させることを特徴とする。
【0026】本発明の第10の視点においては、近距離
無線通信手段を備える第1の端末と第1の通信網を介し
て接続するとともに、前記第1の端末の近距離無線通信
手段と通信可能な近距離無線通信手段を備える第2の端
末と第2の通信網を介して接続し、所定の情報を蓄積す
る1又は2以上の情報元サーバと第3の通信網を介して
接続する情報配信サーバを用いて、前記第1の端末から
の指示によりその指示に係る前記情報元サーバに蓄積さ
れた所定の情報を前記第2の端末に配信させる情報配信
プログラムであって、前記第1の端末で生成された第1
の識別子を受信することにより、前記第1の識別子に基
づいてこれに対応する第2の識別子を生成するステップ
と、前記情報元サーバから取得した前記第1の端末から
の指示に係る所定の情報と、前記第1の端末から取得し
た前記第1の識別子と、生成した前記第2の識別子と、
を関連付けて記憶するステップと、前記第2の識別子を
前記第1の端末に送信するステップと、前記第1の端末
から前記近距離無線通信手段を介して前記第1の識別子
及び前記第2の識別子を取得した前記第2の端末から送
信された前記第1の識別子及び前記第2の識別子を受信
することにより、前記第2の端末から取得した前記第1
の識別子及び前記第2の識別子と、記憶された前記第1
の識別子及び前記第2の識別子と、がそれぞれ一致する
か否かを確認するステップと、一致したときに、記憶さ
れた前記第1の端末からの指示に係る所定の情報を前記
第2の端末に配信するステップと、を実行させることを
特徴とする。
【0027】本発明の第11の視点においては、第1の
端末と第1の通信網を介して接続するとともに、第2の
端末と第2の通信網を介して接続し、所定の情報を蓄積
する1又は2以上の情報元サーバと第3の通信網を介し
て接続する情報配信サーバを用いて、前記第1の端末か
らの指示によりその指示に係る前記情報元サーバに蓄積
された所定の情報を前記第2の端末に配信させる情報配
信プログラムであって、前記第1の端末で生成された第
1の識別子を受信することにより、前記第1の識別子に
基づいてこれに対応する第2の識別子を生成するステッ
プと、前記情報元サーバから取得した前記第1の端末か
らの指示に係る所定の情報と、前記第1の端末から取得
した前記第1の識別子と、生成した前記第2の識別子
と、前記所定の情報を保持する期限と、を関連付けて記
憶するステップと、前記第2の識別子を前記第1の端末
に送信するステップと、前記第1の端末から前記第1の
通信網及び前記第2の通信網を介して前記第1の識別子
及び前記第2の識別子を取得した前記第2の端末から送
信された前記第1の識別子及び前記第2の識別子を受信
することにより、現時刻が前記期限内にあるか否かを確
認するとともに、前記第2の端末から取得した前記第1
の識別子及び前記第2の識別子と、記憶された前記第1
の識別子及び前記第2の識別子と、がそれぞれ一致する
か否かを確認するステップと、前記期限内にあり、か
つ、前記識別子がそれぞれ一致したときに、記憶された
前記第1の端末からの指示に係る所定の情報を前記第2
の端末に配信するステップと、を実行させることを特徴
とする。
【0028】本発明の第12の視点においては、近距離
無線通信手段を備える第1の端末と第1の通信網を介し
て接続するとともに、前記第1の端末の近距離無線通信
手段と通信可能な近距離無線通信手段を備える第2の端
末と第2の通信網を介して接続し、所定の情報を蓄積す
る1又は2以上の情報元サーバと第3の通信網を介して
接続する情報配信サーバを用いて、前記第1の端末から
の指示によりその指示に係る前記情報元サーバに蓄積さ
れた所定の情報を前記第2の端末に配信させる情報配信
プログラムであって、前記第1の端末で生成された第1
の識別子を受信することにより、前記第1の識別子に基
づいてこれに対応する第2の識別子を生成するステップ
と、前記情報元サーバから取得した前記第1の端末から
の指示に係る所定の情報と、前記第1の端末から取得し
た前記第1の識別子と、生成した前記第2の識別子と、
前記所定の情報を保持する期限と、を関連付けて記憶す
るステップと、前記第2の識別子を前記第1の端末に送
信するステップと、前記第1の端末から前記近距離無線
通信手段を介して前記第1の識別子及び前記第2の識別
子を取得した前記第2の端末から送信された前記第1の
識別子及び前記第2の識別子を受信することにより、現
時刻が前記期限内にあるか否かを確認するとともに、前
記第2の端末から取得した前記第1の識別子及び前記第
2の識別子と、記憶された前記第1の識別子及び前記第
2の識別子と、がそれぞれ一致するか否かを確認するス
テップと、前記期限内にあり、かつ、前記識別子がそれ
ぞれ一致したときに、記憶された前記第1の端末からの
指示に係る所定の情報を前記第2の端末に配信するステ
ップと、を実行させることを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】近距離無線通信手段(図1の1
2)を備える第1の端末(図1の10)と第1の通信網
(図1の30)を介して接続するとともに、前記第1の
端末の近距離無線通信手段と通信可能な近距離無線通信
手段(図1の22)を備える第2の端末(図1の20)
と第2の通信網(図1の40)を介して接続し、所定の
情報を蓄積する1又は2以上の情報元サーバ(図1の7
0)と第3の通信網(図1の60)を介して接続し、前
記第1の端末からの指示によりその指示に係る前記情報
元サーバに蓄積された所定の情報を前記第2の端末に配
信する情報配信サーバ(図1の50)であって、前記第
1の端末で生成された第1の識別子を受信することによ
り、前記第1の識別子に基づいてこれに対応する第2の
識別子を生成する手段(図1の54)と、前記第2の識
別子を前記第1の端末に送信する手段(図1の51)
と、前記第1の端末から前記近距離無線通信手段を介し
て前記第1の識別子及び前記第2の識別子を取得した前
記第2の端末から送信された前記第1の識別子及び前記
第2の識別子を受信することにより、前記第2の端末か
ら取得した前記第1の識別子及び前記第2の識別子と、
前記第1の端末から取得した前記第1の識別子及び生成
した前記第2の識別子と、がそれぞれ一致するか否かを
確認する手段(図1の56)と、一致したときに、前記
第1の端末からの指示に係る前記情報元サーバに蓄積さ
れた所定の情報を前記第2の端末に配信する手段(図1
の51)と、を備えることにより、操作の都度、第1の
端末及び情報配信サーバで識別子を生成し、これらの識
別子を利用して配信する端末を特定するので、予め利用
者がそれぞれの端末の識別情報や呼び出し情報の登録が
不要となる。このため、登録のための利用者の操作が削
減できる。
【0030】本発明の別の実施の形態において、情報配
信サーバにおける、各処理は、サーバを構成するコンピ
ュータ上でプログラムを実行することで実現される。こ
の場合、上記プログラムを記録した記録媒体(フレキシ
ブルディスク、ハードディスク等の磁気ディスク、磁気
テープ、またはCD(compact disk)−R
OM、DVD(digital versatile
disk)等の光ディスク、もしくは、半導体メモリ
等)から該プログラムを、該記録媒体の機械読み出し装
置及びインタフェースを介して該コンピュータに読み出
し、主記憶にロードして実行することで、本発明を実施
することができる。あるいは、該コンピュータに、有線
または無線ネットワーク媒体と、通信インタフェースを
介して、他のコンピュータの記憶装置から上記プログラ
ムを伝送し、上記プログラムを該コンピュータにインス
トールし、主記憶にロードして実行するようにしてもよ
い。
【0031】
【実施例】本発明の実施例1について図面を用いて説明
する。図1は、本発明の実施例1に係る情報配信サーバ
を含む情報配信システムの構成を模式的に示したブロッ
ク図である。
【0032】この情報配信システムでは、携帯電話10
と、携帯型PC20と、第一の無線網30と、第二の無
線網40と、情報配信サーバ50と、インターネット網
60と、情報元サーバ70と、を有する。
【0033】携帯電話10は、利用者が利用するWeb
ブラウザ機能を持つ携帯電話機であり、第一の無線網3
0、情報配信サーバ50を経由してインターネット60
に接続し、データ通信手段11と、近距離無線通信手段
12と、生成手段13と、を備える。携帯電話10は、
以下、第1の端末とする。データ通信手段11は、第一
の無線網30若しくはインターネット60を介して、情
報配信サーバ50若しくは情報元サーバ70との間でデ
ータ通信を行なう。近距離無線通信手段12は、携帯型
PC20の近距離無線通信手段22との間で簡易なデー
タ通信を行なう。生成手段13は、プッシュ指示の際、
この指示に付する第1の識別子を生成する。
【0034】携帯型PC20は、携帯電話10の利用者
が利用する携帯型パーソナルコンピュータであり、第二
の無線網40、情報配信サーバ50を経由してインター
ネット60に接続し、データ通信カード21と、近距離
無線通信手段22と、確認手段23と、を備える。携帯
型PC20は、以下、第2の端末とする。データ通信カ
ード21は、PHS(パーソナルハンディフォンシステ
ム)を利用した通信手段であり、情報配信サーバ50若
しくは情報元サーバ70との間でデータ通信を行なう。
近距離無線通信手段22は、携帯電話10の近距離無線
通信手段12との間で簡易なデータ通信を行なう。確認
手段23は、情報配信サーバ50との間の接続が成功し
たか否かを確認するとともに、情報配信サーバ50から
送信されたデータの受信に成功したか否かを確認する。
【0035】第一の無線網30は、第1の端末10と情
報配信サーバ50との間を通信可能に接続する(携帯電
話用の)無線基地局、交換局などを含む無線網である。
【0036】第二の無線網40は、第2の端末20と情
報配信サーバ50との間を通信可能に接続する(PHS
用の)無線基地局、交換局などを含む無線網である。
【0037】情報配信サーバ50は、第1の端末10か
らの指示を受けることにより情報元サーバ70における
データを第2の端末20に配信するサーバであり、第一
の無線網30、第二の無線網40及びインターネット6
0と接続し、通信手段51と、格納手段52と、記憶手
段53と、生成手段54と、算出手段55と、確認手段
56と、削除手段57と、を備える。
【0038】通信手段51は、第1の端末10、第2の
端末20若しくは情報元サーバ70との間で、第一の無
線網30、第二の無線網40若しくはインターネット6
0を介してデータ(情報)を送受信する。
【0039】格納手段52は、第1の端末10から送信
された第1の識別子、生成した第2の識別子、算出され
たデータ保持期限、情報元サーバ70から送信されたデ
ータ、その記憶領域のアドレスを記憶手段53に関連付
けて格納する。
【0040】記憶手段53は、第1の識別子、第2の識
別子、データ保持期限、記憶領域アドレスを含む情報を
一次的に管理するためのテーブル(図5参照)と、情報
元サーバ70から送信されたデータと、を記憶する。
【0041】生成手段54は、第1の識別子に基づいて
これに対応する第2の識別子を生成する。
【0042】算出手段55は、情報元サーバ70から送
信されたデータを格納後、現時刻に基づいて前記データ
を保持する期限を算出する。
【0043】確認手段56は、第2の端末20から送信
された第1の識別子、第2の識別子に基づいて記憶手段
53に格納された第1の識別子、第2の識別子の照合確
認を行ない、情報元サーバ70から送信されたデータを
第2の端末20に送信する際の現時刻がデータ保持期限
内にあるか否かを確認する。
【0044】削除手段57は、情報元サーバ70から送
信されたデータを第2の端末20に送信した後、不要と
なったテーブル、データを削除する。
【0045】インターネット60は、情報配信サーバ5
0と情報元サーバ70との間を接続する情報通信網であ
る。
【0046】情報元サーバ70(70A、70B、70
C)は、コンテンツファイルなどのデータを蓄積すると
ともに、要求に応じて必要な情報を利用者に送信するサ
ーバであり、インターネット60と接続する。
【0047】次に、実施例1の動作について図面を用い
て説明する。図2は、本発明の実施例1に係る情報配信
サーバを含む情報配信システムで行なわれるサービスの
概略図である。
【0048】まず本実施例での利用者に与えられるサー
ビスの概念について図2を用いて説明する。
【0049】図2を参照すると、「携帯電話画面」には
「情報元サーバ」に格納されている複数のデータ(文字
や画像の情報)の見出しを列記して「プッシュリスト」
として表示している。各見出しの先頭には利用者によっ
て印を付けることができるチェック欄を設け、利用者は
携帯電話を操作して、任意の見出しを複数指定すること
ができる。図2においては、3番目の見出し「C社周辺
地図」と「オークション」の2つの項目にチェックが付
いた状態になっている。この状態で利用者が携帯電話を
操作して、画面上の「送信」ボタンを押す操作を行う
と、携帯電話から通信網に対してプッシュ要求を発行す
る様に設定されている。この図はサービスの概念を表し
ているので、「情報網」や「情報元サーバ」などの接続
関係および要求の発行先の図示は、実際の信号の流れと
は異なることを注意しておく。携帯電話で送信指示のあ
った2つの見出しに係るデータ「C社周辺地図」と「オ
ークション結果」のデータは「情報元サーバ」より呼び
出され、データ通信カードを備えたPCに自動的に送り
込まれる(このことをサーバからデータをプッシュする
と表現する、以下同じ)。その後、利用者は「PC画
面」上で先のデータを参照できるようになる。
【0050】以上のようなサービスを提供する情報配信
サーバおよび端末について、以下、処理の流れについて
図面を用いて説明する。図3及び図4は、本発明の実施
例1に係る情報配信サーバを含む情報配信システムの動
作を模式的に示したフローチャートである。
【0051】まず、図3を参照すると、第1の端末10
は、情報配信サーバ50を経由して情報元サーバ70に
アクセスする(ステップA1)。次に、情報元サーバ7
0は、第1の端末10からのアクセスを受けることによ
り、蓄積するデータ(情報)の見出し情報を情報配信サ
ーバ50に送信する(ステップA2)。次に、情報配信
サーバ50は、情報元サーバ70から取得したデータの
見出し情報を一覧表にし、選択用チェックボックスと送
信ボタンを付加した選択画面データを生成して、生成し
た選択画面データを第1の端末10に送信する(ステッ
プA3)。これにより、第1の端末10は、画面上に選
択画面データを表示した状態になる。
【0052】次に、利用者は、第1の端末10を操作し
て、表示中の見出し項目を選択し、送信ボタンを押すこ
とで情報配信サーバ50に対するプッシュを指示する
(ステップA4)。すると、第1の端末10は内部の計
算機能を利用して第1の識別子を生成する(ステップA
5)。ここで、識別子の生成方法については特に規定し
ないが、後に述べる情報配信サーバ50での生成方法と
重複しないことが望ましいため、ここでは、第1の端末
10に固有な情報を含めた識別子を生成することにす
る。例えば、第1の識別子を「A385F2F5002
0」とする。次に、第1の端末10は、先に利用者によ
って選ばれたプッシュを希望する項目(プッシュ項目:
「C社周辺地図」と「オークション」)と第1の識別子
(「A385F2F50020」)を情報配信サーバへ
送信する(ステップA6)。
【0053】次に、情報配信サーバ50は、第1の端末
10から送信されたプッシュ項目(「C社周辺地図」と
「オークション」)と第1の識別子(「A385F2F
50020」)を受信することにより、プッシュ項目に
係るデータを情報元サーバ70に対して要求する(ステ
ップA7)。次に、情報元サーバ70は、情報配信サー
バ50からの要求を受けることにより、該当データを情
報配信サーバ50に送信する(ステップA8)。
【0054】次に、情報配信サーバ50は、情報元サー
バ70から送信された該当データを受信することによ
り、受信した該当データを情報配信サーバ内に一時的に
格納する(ステップA9)。次に、情報配信サーバ50
は、該当データを格納した格納領域を示すアドレス値
(例えば、「0x5300100000」)と、第1の
端末10から受信した第1の識別子と、を関連づけてテ
ーブルに格納する(ステップA10)。
【0055】次に、情報配信サーバ50は、上記のデー
タ格納領域および第1の識別子と対応する第2の識別子
を生成し、生成した第2の識別子と第1の識別子を関連
づけてテーブルに格納する(ステップA11)。ここ
で、第2の識別子は、例えば、「Tty53570」と
する。次に、情報配信サーバ50は、ステップA9にお
いて一時的に格納した該当データのデータ保持期限を定
め、このデータ保持期限と第1の識別子を関連づけてテ
ーブルに格納する(ステップA12)。ここで、データ
保持期限の算出法は、特に規定はしないが、格納時から
一定期間(例えば、7日間)としてもよく、図5のテー
ブルの第1段目では「2001年8月21日23時55
分00秒」という値としている。これは、この時刻(終
期)までデータを保持するという意味である。
【0056】次に、情報配信サーバ50は、生成した第
2の識別子を第1の端末10に送信する(ステップA1
3)。
【0057】次に、第1の端末10は、情報配信サーバ
50から送信された第2の識別子(「Tty5357
0」)を受信することにより、第1の端末10の近距離
無線通信手段12を用いて、第1の識別子と第2の識別
子と、情報配信サーバ50のアドレスとを第2の端末2
0に送信する(ステップA14)。ここで、本実施例で
は説明を省略するが、情報配信サーバ内で既に扱ってい
る他の第1の識別子に、前記第1の端末が生成した第1
の識別子と同値のものがあった場合には、情報配信サー
バ50は第1の端末10にこのことを通知して、第1の
端末は改めて第1の識別子を生成して、再送信する処理
が入る。なお、情報配信サーバ50のアドレスについ
て、第1の端末10は、この時点でわかっているものと
する。
【0058】次に、第2の端末20は、近距離無線通信
手段22を用いて第1の端末から送信された第1の識別
子と、第2の識別子と、情報配信サーバ50のアドレス
と、を受信することにより、受信した情報配信サーバ5
0のアドレスに基づいて情報配信サーバ50へアクセス
して通信路を確保する(ステップA15)。なお、接続
の詳細については言及しない。
【0059】次に、図4を参照すると、第2の端末20
は、通信路の確保に成功したか否かを判定する(ステッ
プA16)。成功していれば(ステップA16のYE
S)、第2の端末20は、第1の識別子と第2の識別子
を情報配信サーバ50へ送信する(ステップA17)。
成功していなければ(ステップA16のNO)、第2の
端末20は、データの受信を失敗した旨の受信失敗情報
を第1の端末10に送信する。
【0060】ステップA17の後、情報配信サーバ50
は、第2の端末20から送信された第1の識別子と第2
の識別子を受信することにより、受信した第1の識別子
の値、例えば「A385F2F50020」に対応する
値を含むレコードがテーブル内に存在するか否かを確認
する(ステップA18)。存在していれば(ステップA
18のYES)、情報配信サーバ50は、テーブル内の
レコードから、第2の識別子「Tty53570」と、
データ保持期限「2001年8月21日23時55分0
0秒」と、記憶領域アドレス「0x530010000
0」と、を読み出す(ステップA19)。存在していな
ければ(ステップA18のNO)、情報配信サーバ50
は、データの受信を失敗した旨の受信失敗情報を第1の
端末10に送信する。
【0061】ステップA19の後、情報配信サーバ50
は、第2の端末20から受け取った第2の識別子と、テ
ーブルから読み出した第2の識別子と、一致するか否か
を照合する(ステップA20)。両者が一致していれば
(ステップA20の一致)、情報配信サーバ50は、現
時刻がデータ保持期限内にあるか否かを確認する(ステ
ップA21)。期限を超えていなければ(ステップA2
1のYES)、情報配信サーバ50は、記憶領域アドレ
スが示す格納領域から、一時的に格納された該当データ
(情報)を読み出し(ステップA22)、読み出した該
当データを第2の端末20へ送信する(ステップA2
3)。なお、ここでは情報配信サーバが現時刻の値を得
る方法については言及しないが、一般的にサーバ装置が
内部に持つタイマもしくはインターネット上に存在する
標準時刻を示すサーバから得られた時刻を用いることが
考えられる。
【0062】なお、第1の識別子及び第2の識別子それ
ぞれの照合をもって接続する第2の端末を正規のアクセ
ス権を持つ端末として認めることにする。
【0063】ステップA20において不一致の場合(ス
テップA20の不一致)、ステップA21において期限
を超えている場合(ステップA21のNO)、及び、ス
テップA23の後、情報配信サーバ50は、テーブル内
の第1の識別子の値「A385F2F50020」を含
むレコードを削除する(ステップA24)。次に、情報
配信サーバ50は、記憶領域アドレス「0x53001
00000」で示された記憶領域に一時的に格納された
該当データを削除する(ステップA25)。
【0064】ステップA23の後、第2の端末20は、
情報配信サーバ50から送信されたデータを受信するこ
とにより、正常にデータが受信できたか否かを確認する
(ステップA26)。正常にデータが受信できた時(ス
テップA26のYES)は、第2の端末20は、データ
の受信が成功した旨の受信成功情報を第1の端末10に
送信する(ステップA27)。正常にデータが受信でき
なかった時(ステップA26のNO)は、第2の端末2
0は、データの受信を失敗した旨の受信失敗情報を第1
の端末10に送信する。
【0065】最後に、第1の端末10は、第2の端末2
0から送信された受信成功情報又は受信失敗情報を受信
することにより、受信した受信成功情報又は受信失敗情
報を表示して、利用者にプッシュの成否を知らせる(ス
テップA28)。
【0066】以上のような手順で動作することによっ
て、第1の端末で指示したデータを第2の端末に対して
プッシュすることができる情報配信サーバを実現する。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、操作の都度、識別子を
生成し、これらの識別子を利用して配信する端末を特定
するので、予め利用者がそれぞれの端末の識別情報や呼
び出し情報を情報配信サーバに登録する必要がなくな
り、登録手続及び認証手続の簡素化を図ることができ
る。
【0068】また、端末特有の情報および識別子を情報
配信サーバへ渡さないため、端末利用者のセキュリティ
が保たれる。
【0069】さらに、第2の端末における情報の受け取
り状況がすぐにわかり、第2の端末からつながるインフ
ラの状態(電波状態)の変化による受信失敗や遅延の状
況がただちに把握できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る情報配信サーバを含む
情報配信システムの構成を模式的に示したブロック図で
ある。
【図2】本発明の実施例1に係る情報配信サーバを含む
情報配信システムで行なわれるサービスの概略図であ
る。
【図3】本発明の実施例1に係る情報配信サーバを含む
情報配信システムの動作を模式的に示したフローチャー
トである(前半)。
【図4】本発明の実施例1に係る情報配信サーバを含む
情報配信システムの動作を模式的に示したフローチャー
トである(後半)。
【図5】本発明の実施例1に係る情報配信サーバにおけ
るテーブルの概略図である。
【図6】従来の一例に係る情報配信サーバを含む情報配
信システムの構成を模式的に示したブロック図である。
【図7】従来の一例に係る情報配信サーバの動作を模式
的に示したシーケンスチャートである。
【符号の説明】
10 第1の端末(携帯電話) 11 データ通信手段 12 近距離無線通信手段 13 生成手段 20 第2の端末(携帯型PC) 21 データ通信カード 22 近距離無線通信手段 23 確認手段 30 第一の無線網 40 第二の無線網 50 情報配信サーバ 51 通信手段 52 格納手段 53 記憶手段 54 生成手段 55 算出手段 56 確認手段 57 削除手段 60 インターネット網 70A、70B、70C 情報元サーバ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】近距離無線通信手段を備える第1の端末と
    第1の通信網を介して接続するとともに、 前記第1の端末の近距離無線通信手段と通信可能な近距
    離無線通信手段を備える第2の端末と第2の通信網を介
    して接続し、 所定の情報を蓄積する1又は2以上の情報元サーバと第
    3の通信網を介して接続し、 前記第1の端末からの指示によりその指示に係る前記情
    報元サーバに蓄積された所定の情報を前記第2の端末に
    配信する情報配信サーバであって、 前記第1の端末で生成された第1の識別子を受信するこ
    とにより、前記第1の識別子に基づいてこれに対応する
    第2の識別子を生成する手段と、 前記第2の識別子を前記第1の端末に送信する手段と、 前記第1の端末から前記近距離無線通信手段を介して前
    記第1の識別子及び前記第2の識別子を取得した前記第
    2の端末から送信された前記第1の識別子及び前記第2
    の識別子を受信することにより、前記第2の端末から取
    得した前記第1の識別子及び前記第2の識別子と、前記
    第1の端末から取得した前記第1の識別子及び生成した
    前記第2の識別子と、がそれぞれ一致するか否かを確認
    する手段と、 一致したときに、前記第1の端末からの指示に係る前記
    情報元サーバに蓄積された所定の情報を前記第2の端末
    に配信する手段と、を備えることを特徴とする情報配信
    サーバ。
  2. 【請求項2】近距離無線通信手段を備える第1の端末と
    第1の通信網を介して接続するとともに、 前記第1の端末の近距離無線通信手段と通信可能な近距
    離無線通信手段を備える第2の端末と第2の通信網を介
    して接続し、 所定の情報を蓄積する1又は2以上の情報元サーバと第
    3の通信網を介して接続し、 前記第1の端末からの指示によりその指示に係る前記情
    報元サーバに蓄積された所定の情報を前記第2の端末に
    配信する情報配信サーバであって、 前記第1の端末で生成された第1の識別子を受信するこ
    とにより、前記第1の識別子に基づいてこれに対応する
    第2の識別子を生成する手段と、 前記情報元サーバから取得した前記第1の端末からの指
    示に係る所定の情報と、前記第1の端末から取得した前
    記第1の識別子と、生成した前記第2の識別子と、を関
    連付けて記憶する手段と、 前記第2の識別子を前記第1の端末に送信する手段と、 前記第1の端末から前記近距離無線通信手段を介して前
    記第1の識別子及び前記第2の識別子を取得した前記第
    2の端末から送信された前記第1の識別子及び前記第2
    の識別子を受信することにより、前記第2の端末から取
    得した前記第1の識別子及び前記第2の識別子と、記憶
    された前記第1の識別子及び前記第2の識別子と、がそ
    れぞれ一致するか否かを確認する手段と、 一致したときに、記憶された前記第1の端末からの指示
    に係る所定の情報を前記第2の端末に配信する手段と、
    を備えることを特徴とする情報配信サーバ。
  3. 【請求項3】第1の端末と第1の通信網を介して接続す
    るとともに、 第2の端末と第2の通信網を介して接続し、 所定の情報を蓄積する1又は2以上の情報元サーバと第
    3の通信網を介して接続し、 前記第1の端末からの指示によりその指示に係る前記情
    報元サーバに蓄積された所定の情報を前記第2の端末に
    配信する情報配信サーバであって、 前記第1の端末で生成された第1の識別子を受信するこ
    とにより、前記第1の識別子に基づいてこれに対応する
    第2の識別子を生成する手段と、 前記情報元サーバから取得した前記第1の端末からの指
    示に係る所定の情報と、前記第1の端末から取得した前
    記第1の識別子と、生成した前記第2の識別子と、前記
    所定の情報を保持する期限と、を関連付けて記憶する手
    段と、 前記第2の識別子を前記第1の端末に送信する手段と、 前記第1の端末から前記第1の通信網及び前記第2の通
    信網を介して前記第1の識別子及び前記第2の識別子を
    取得した前記第2の端末から送信された前記第1の識別
    子及び前記第2の識別子を受信することにより、現時刻
    が前記期限内にあるか否かを確認するとともに、前記第
    2の端末から取得した前記第1の識別子及び前記第2の
    識別子と、記憶された前記第1の識別子及び前記第2の
    識別子と、がそれぞれ一致するか否かを確認する手段
    と、 前記期限内にあり、かつ、前記識別子がそれぞれ一致し
    たときに、記憶された前記第1の端末からの指示に係る
    所定の情報を前記第2の端末に配信する手段と、を備え
    ることを特徴とする情報配信サーバ。
  4. 【請求項4】近距離無線通信手段を備える第1の端末と
    第1の通信網を介して接続するとともに、 前記第1の端末の近距離無線通信手段と通信可能な近距
    離無線通信手段を備える第2の端末と第2の通信網を介
    して接続し、 所定の情報を蓄積する1又は2以上の情報元サーバと第
    3の通信網を介して接続し、 前記第1の端末からの指示によりその指示に係る前記情
    報元サーバに蓄積された所定の情報を前記第2の端末に
    配信する情報配信サーバであって、 前記第1の端末で生成された第1の識別子を受信するこ
    とにより、前記第1の識別子に基づいてこれに対応する
    第2の識別子を生成する手段と、 前記情報元サーバから取得した前記第1の端末からの指
    示に係る所定の情報と、前記第1の端末から取得した前
    記第1の識別子と、生成した前記第2の識別子と、前記
    所定の情報を保持する期限と、を関連付けて記憶する手
    段と、 前記第2の識別子を前記第1の端末に送信する手段と、 前記第1の端末から前記近距離無線通信手段を介して前
    記第1の識別子及び前記第2の識別子を取得した前記第
    2の端末から送信された前記第1の識別子及び前記第2
    の識別子を受信することにより、現時刻が前記期限内に
    あるか否かを確認するとともに、前記第2の端末から取
    得した前記第1の識別子及び前記第2の識別子と、記憶
    された前記第1の識別子及び前記第2の識別子と、がそ
    れぞれ一致するか否かを確認する手段と、 前記期限内にあり、かつ、前記識別子がそれぞれ一致し
    たときに、記憶された前記第1の端末からの指示に係る
    所定の情報を前記第2の端末に配信する手段と、を備え
    ることを特徴とする情報配信サーバ。
  5. 【請求項5】前記第1の端末からの指示に係る所定の情
    報を前記第2の端末に配信した後、前記所定の情報、こ
    れに対応する前記第1の識別子及び前記第2の識別子を
    前記記憶手段から削除する手段を備えることを特徴とす
    る請求項1乃至4のいずれか一に記載の情報配信サー
    バ。
  6. 【請求項6】前記第2の端末は、 前記情報配信サーバとの通信路を確保できなかった場
    合、及び、前記第1の端末からの指示に係る所定のデー
    タを受信できなかった場合に、受信失敗情報を前記第1
    の端末に送信する手段と、 前記第1の端末からの指示に係る所定のデータを受信で
    きた場合に受信成功情報を前記第1の端末に送信する手
    段と、を備え、 前記情報配信サーバは、前記期限内になく、若しくは、
    前記識別子が不一致だった場合に、受信失敗情報を前記
    第1の端末に送信する手段を備えることを特徴とする請
    求項1乃至5のいずれか一に記載の情報配信サーバ。
  7. 【請求項7】近距離無線通信手段を備える第1の端末と
    第1の通信網を介して接続するとともに、 前記第1の端末の近距離無線通信手段と通信可能な近距
    離無線通信手段を備える第2の端末と第2の通信網を介
    して接続し、 所定の情報を蓄積する1又は2以上の情報元サーバと第
    3の通信網を介して接続する情報配信サーバを用いて、
    前記第1の端末からの指示によりその指示に係る前記情
    報元サーバに蓄積された所定の情報を前記第2の端末に
    配信する情報配信方法であって、 前記第1の端末で生成された第1の識別子を受信するこ
    とにより、前記第1の識別子に基づいてこれに対応する
    第2の識別子を生成する工程と、 前記第2の識別子を前記第1の端末に送信する工程と、 前記第1の端末から前記近距離無線通信手段を介して前
    記第1の識別子及び前記第2の識別子を取得した前記第
    2の端末から送信された前記第1の識別子及び前記第2
    の識別子を受信することにより、前記第2の端末から取
    得した前記第1の識別子及び前記第2の識別子と、前記
    第1の端末から取得した前記第1の識別子及び生成した
    前記第2の識別子と、がそれぞれ一致するか否かを確認
    する工程と、 一致したときに、前記第1の端末からの指示に係る前記
    情報元サーバに蓄積された所定の情報を前記第2の端末
    に配信する工程と、を含むことを特徴とする情報配信方
    法。
  8. 【請求項8】近距離無線通信手段を備える第1の端末と
    第1の通信網を介して接続するとともに、 前記第1の端末の近距離無線通信手段と通信可能な近距
    離無線通信手段を備える第2の端末と第2の通信網を介
    して接続し、 所定の情報を蓄積する1又は2以上の情報元サーバと第
    3の通信網を介して接続する情報配信サーバを用いて、
    前記第1の端末からの指示によりその指示に係る前記情
    報元サーバに蓄積された所定の情報を前記第2の端末に
    配信する情報配信方法であって、 前記第1の端末で生成された第1の識別子を受信するこ
    とにより、前記第1の識別子に基づいてこれに対応する
    第2の識別子を生成する工程と、 前記情報元サーバから取得した前記第1の端末からの指
    示に係る所定の情報と、前記第1の端末から取得した前
    記第1の識別子と、生成した前記第2の識別子と、を関
    連付けて記憶する工程と、 前記第2の識別子を前記第1の端末に送信する工程と、 前記第1の端末から前記近距離無線通信手段を介して前
    記第1の識別子及び前記第2の識別子を取得した前記第
    2の端末から送信された前記第1の識別子及び前記第2
    の識別子を受信することにより、前記第2の端末から取
    得した前記第1の識別子及び前記第2の識別子と、記憶
    された前記第1の識別子及び前記第2の識別子と、がそ
    れぞれ一致するか否かを確認する工程と、 一致したときに、記憶された前記第1の端末からの指示
    に係る所定の情報を前記第2の端末に配信する工程と、
    を含むことを特徴とする情報配信方法。
  9. 【請求項9】第1の端末と第1の通信網を介して接続す
    るとともに、 第2の端末と第2の通信網を介して接続し、 所定の情報を蓄積する1又は2以上の情報元サーバと第
    3の通信網を介して接続する情報配信サーバを用いて、
    前記第1の端末からの指示によりその指示に係る前記情
    報元サーバに蓄積された所定の情報を前記第2の端末に
    配信する情報配信方法であって、 前記第1の端末で生成された第1の識別子を受信するこ
    とにより、前記第1の識別子に基づいてこれに対応する
    第2の識別子を生成する工程と、 前記情報元サーバから取得した前記第1の端末からの指
    示に係る所定の情報と、前記第1の端末から取得した前
    記第1の識別子と、生成した前記第2の識別子と、前記
    所定の情報を保持する期限と、を関連付けて記憶する工
    程と、 前記第2の識別子を前記第1の端末に送信する工程と、 前記第1の端末から前記第1の通信網及び前記第2の通
    信網を介して前記第1の識別子及び前記第2の識別子を
    取得した前記第2の端末から送信された前記第1の識別
    子及び前記第2の識別子を受信することにより、現時刻
    が前記期限内にあるか否かを確認するとともに、前記第
    2の端末から取得した前記第1の識別子及び前記第2の
    識別子と、記憶された前記第1の識別子及び前記第2の
    識別子と、がそれぞれ一致するか否かを確認する工程
    と、 前記期限内にあり、かつ、前記識別子がそれぞれ一致し
    たときに、記憶された前記第1の端末からの指示に係る
    所定の情報を前記第2の端末に配信する工程と、を含む
    ことを特徴とする情報配信方法。
  10. 【請求項10】近距離無線通信手段を備える第1の端末
    と第1の通信網を介して接続するとともに、 前記第1の端末の近距離無線通信手段と通信可能な近距
    離無線通信手段を備える第2の端末と第2の通信網を介
    して接続し、 所定の情報を蓄積する1又は2以上の情報元サーバと第
    3の通信網を介して接続する情報配信サーバを用いて、
    前記第1の端末からの指示によりその指示に係る前記情
    報元サーバに蓄積された所定の情報を前記第2の端末に
    配信する情報配信方法であって、 前記第1の端末で生成された第1の識別子を受信するこ
    とにより、前記第1の識別子に基づいてこれに対応する
    第2の識別子を生成する工程と、 前記情報元サーバから取得した前記第1の端末からの指
    示に係る所定の情報と、前記第1の端末から取得した前
    記第1の識別子と、生成した前記第2の識別子と、前記
    所定の情報を保持する期限と、を関連付けて記憶する工
    程と、 前記第2の識別子を前記第1の端末に送信する工程と、 前記第1の端末から前記近距離無線通信手段を介して前
    記第1の識別子及び前記第2の識別子を取得した前記第
    2の端末から送信された前記第1の識別子及び前記第2
    の識別子を受信することにより、現時刻が前記期限内に
    あるか否かを確認するとともに、前記第2の端末から取
    得した前記第1の識別子及び前記第2の識別子と、記憶
    された前記第1の識別子及び前記第2の識別子と、がそ
    れぞれ一致するか否かを確認する工程と、 前記期限内にあり、かつ、前記識別子がそれぞれ一致し
    たときに、記憶された前記第1の端末からの指示に係る
    所定の情報を前記第2の端末に配信する工程と、を含む
    ことを特徴とする情報配信方法。
  11. 【請求項11】前記第1の端末からの指示に係る所定の
    情報を前記第2の端末に配信した後、前記所定の情報、
    これに対応する前記第1の識別子及び前記第2の識別子
    を前記記憶手段から削除する工程を含むことを特徴とす
    る請求項7乃至10のいずれか一に記載の情報配信方
    法。
  12. 【請求項12】前記第2の端末は、前記情報配信サーバ
    との通信路を確保できなかった場合、及び、前記第1の
    端末からの指示に係る所定のデータを受信できなかった
    場合に、受信失敗情報を前記第1の端末に送信し、前記
    第1の端末からの指示に係る所定のデータを受信できた
    場合に受信成功情報を前記第1の端末に送信し、 前記情報配信サーバは、前記期限内になく、若しくは、
    前記識別子が不一致だった場合に、受信失敗情報を前記
    第1の端末に送信することを特徴とする請求項7乃至1
    1のいずれか一に記載の情報配信方法。
  13. 【請求項13】近距離無線通信手段を備える第1の端末
    と第1の通信網を介して接続するとともに、 前記第1の端末の近距離無線通信手段と通信可能な近距
    離無線通信手段を備える第2の端末と第2の通信網を介
    して接続し、 所定の情報を蓄積する1又は2以上の情報元サーバと第
    3の通信網を介して接続する情報配信サーバを用いて、
    前記第1の端末からの指示によりその指示に係る前記情
    報元サーバに蓄積された所定の情報を前記第2の端末に
    配信させる情報配信プログラムであって、 前記第1の端末で生成された第1の識別子を受信するこ
    とにより、前記第1の識別子に基づいてこれに対応する
    第2の識別子を生成するステップと、 前記第2の識別子を前記第1の端末に送信するステップ
    と、 前記第1の端末から前記近距離無線通信手段を介して前
    記第1の識別子及び前記第2の識別子を取得した前記第
    2の端末から送信された前記第1の識別子及び前記第2
    の識別子を受信することにより、前記第2の端末から取
    得した前記第1の識別子及び前記第2の識別子と、前記
    第1の端末から取得した前記第1の識別子及び生成した
    前記第2の識別子と、がそれぞれ一致するか否かを確認
    するステップと、 一致したときに、前記第1の端末からの指示に係る前記
    情報元サーバに蓄積された所定の情報を前記第2の端末
    に配信するステップと、を実行させることを特徴とする
    情報配信プログラム。
  14. 【請求項14】近距離無線通信手段を備える第1の端末
    と第1の通信網を介して接続するとともに、 前記第1の端末の近距離無線通信手段と通信可能な近距
    離無線通信手段を備える第2の端末と第2の通信網を介
    して接続し、 所定の情報を蓄積する1又は2以上の情報元サーバと第
    3の通信網を介して接続する情報配信サーバを用いて、
    前記第1の端末からの指示によりその指示に係る前記情
    報元サーバに蓄積された所定の情報を前記第2の端末に
    配信させる情報配信プログラムであって、 前記第1の端末で生成された第1の識別子を受信するこ
    とにより、前記第1の識別子に基づいてこれに対応する
    第2の識別子を生成するステップと、 前記情報元サーバから取得した前記第1の端末からの指
    示に係る所定の情報と、前記第1の端末から取得した前
    記第1の識別子と、生成した前記第2の識別子と、を関
    連付けて記憶するステップと、 前記第2の識別子を前記第1の端末に送信するステップ
    と、 前記第1の端末から前記近距離無線通信手段を介して前
    記第1の識別子及び前記第2の識別子を取得した前記第
    2の端末から送信された前記第1の識別子及び前記第2
    の識別子を受信することにより、前記第2の端末から取
    得した前記第1の識別子及び前記第2の識別子と、記憶
    された前記第1の識別子及び前記第2の識別子と、がそ
    れぞれ一致するか否かを確認するステップと、 一致したときに、記憶された前記第1の端末からの指示
    に係る所定の情報を前記第2の端末に配信するステップ
    と、を実行させることを特徴とする情報配信プログラ
    ム。
  15. 【請求項15】第1の端末と第1の通信網を介して接続
    するとともに、 第2の端末と第2の通信網を介して接続し、 所定の情報を蓄積する1又は2以上の情報元サーバと第
    3の通信網を介して接続する情報配信サーバを用いて、
    前記第1の端末からの指示によりその指示に係る前記情
    報元サーバに蓄積された所定の情報を前記第2の端末に
    配信させる情報配信プログラムであって、 前記第1の端末で生成された第1の識別子を受信するこ
    とにより、前記第1の識別子に基づいてこれに対応する
    第2の識別子を生成するステップと、 前記情報元サーバから取得した前記第1の端末からの指
    示に係る所定の情報と、前記第1の端末から取得した前
    記第1の識別子と、生成した前記第2の識別子と、前記
    所定の情報を保持する期限と、を関連付けて記憶するス
    テップと、 前記第2の識別子を前記第1の端末に送信するステップ
    と、 前記第1の端末から前記第1の通信網及び前記第2の通
    信網を介して前記第1の識別子及び前記第2の識別子を
    取得した前記第2の端末から送信された前記第1の識別
    子及び前記第2の識別子を受信することにより、現時刻
    が前記期限内にあるか否かを確認するとともに、前記第
    2の端末から取得した前記第1の識別子及び前記第2の
    識別子と、記憶された前記第1の識別子及び前記第2の
    識別子と、がそれぞれ一致するか否かを確認するステッ
    プと、 前記期限内にあり、かつ、前記識別子がそれぞれ一致し
    たときに、記憶された前記第1の端末からの指示に係る
    所定の情報を前記第2の端末に配信するステップと、を
    実行させることを特徴とする情報配信プログラム。
  16. 【請求項16】近距離無線通信手段を備える第1の端末
    と第1の通信網を介して接続するとともに、 前記第1の端末の近距離無線通信手段と通信可能な近距
    離無線通信手段を備える第2の端末と第2の通信網を介
    して接続し、 所定の情報を蓄積する1又は2以上の情報元サーバと第
    3の通信網を介して接続する情報配信サーバを用いて、
    前記第1の端末からの指示によりその指示に係る前記情
    報元サーバに蓄積された所定の情報を前記第2の端末に
    配信させる情報配信プログラムであって、 前記第1の端末で生成された第1の識別子を受信するこ
    とにより、前記第1の識別子に基づいてこれに対応する
    第2の識別子を生成するステップと、 前記情報元サーバから取得した前記第1の端末からの指
    示に係る所定の情報と、前記第1の端末から取得した前
    記第1の識別子と、生成した前記第2の識別子と、前記
    所定の情報を保持する期限と、を関連付けて記憶するス
    テップと、 前記第2の識別子を前記第1の端末に送信するステップ
    と、 前記第1の端末から前記近距離無線通信手段を介して前
    記第1の識別子及び前記第2の識別子を取得した前記第
    2の端末から送信された前記第1の識別子及び前記第2
    の識別子を受信することにより、現時刻が前記期限内に
    あるか否かを確認するとともに、前記第2の端末から取
    得した前記第1の識別子及び前記第2の識別子と、記憶
    された前記第1の識別子及び前記第2の識別子と、がそ
    れぞれ一致するか否かを確認するステップと、 前記期限内にあり、かつ、前記識別子がそれぞれ一致し
    たときに、記憶された前記第1の端末からの指示に係る
    所定の情報を前記第2の端末に配信するステップと、を
    実行させることを特徴とする情報配信プログラム。
  17. 【請求項17】前記第1の端末からの指示に係る所定の
    情報を前記第2の端末に配信した後、前記所定の情報、
    これに対応する前記第1の識別子及び前記第2の識別子
    を前記記憶手段から削除するステップを実行させること
    を特徴とする請求項13乃至16のいずれか一に記載の
    情報配信プログラム。
  18. 【請求項18】前記第2の端末は、前記情報配信サーバ
    との通信路を確保できなかった場合、及び、前記第1の
    端末からの指示に係る所定のデータを受信できなかった
    場合に、受信失敗情報を前記第1の端末に送信し、前記
    第1の端末からの指示に係る所定のデータを受信できた
    場合に受信成功情報を前記第1の端末に送信し、 前記情報配信サーバは、前記期限内になく、若しくは、
    前記識別子が不一致だった場合に、受信失敗情報を前記
    第1の端末に送信することを特徴とする請求項7乃至1
    1のいずれか一に記載の情報配信プログラム。
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