JP2003124934A - アドレステーブルのアドレス数の制御方法 - Google Patents

アドレステーブルのアドレス数の制御方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネット交換機のバンドを大幅にアップでき、
制御する時の効率および安全性をアップでき、違うポー
ト上での使用者の数目を制御でき、ネットの使用現状を
定期的に自動的にアップする機能を達成できるアドレス
テーブルのアドレス数の制御方法を提供する。 【解決手段】 ネット交換機の学習の機能において、制
御構造およびオートエージングアウトタイマを増加し、
ネット交換機上での任意のポートにて学習したアドレス
の数が予めアドレステーブルの中に設定された最大の学
習アドレスの数を超過すると探知した時、アドレステー
ブルをロッキングして学習を停止し、その後に受信した
アドレスと一致しないパケットを捨てる(14)。アド
レスの中でアドレステーブルの関連するデータが設定さ
れた期限を超過しても使用されないと、ネット交換機は
そのアドレスに関連するデータをアドレステーブルの中
から削除して空間を空ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネット交換機におけ
るの中でのアドレステーブルのアドレス数の制御方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1に示すように、例えばイーサネット
(ETHERNET)(「イーサネット」、「ETHERNET」は登録商
標)などのネットワーク上では、違うブロックのイーサ
ネット1および2はすべて1個以上の交換機3(スイッ
チ)に接続されている。その交換機は複数個のポート(P
ORT)を持つネット装置であっても良いので、その外観と
して複数個のネット装置が積み上げられても単一のネッ
ト装置でも、交換機の間の同じブリッジプロトコルデー
タユニット(BRIDGE PROTOCOL DATA UNITS、略称はBPDU
s)によって、お互いにコニュニケーションをするのは
すべて、本発明で称するネット交換機に関するものであ
る。
【0003】その交換機3におけるアドレステーブル
は、主にパケットの交換ルートを決定する根拠である。
従来より、そのアドレステーブルの設定順序は、主に一
つのMACアドレスの上に複数個のデータを添付するこ
とで行なっている。その作業方式は、まず使用者がネッ
トの端末装置上にそのデータを入力してから、ネット交
換機の上にダウンロードする。又は、使用者が直接ネッ
ト管理協定を通じて、MACアドレスおよびそのデータ
を逐一設定する。その手順はかなり時間がかかり、ミス
もよく起こる。
【0004】又、従来のネット交換機は、すべて学習(L
EARNING)の機能があり、ネットの管理人はそのアドレス
テーブルを簡単にロッキング(LOCKING)することができ
ないので、授権されていない端末装置の元のアドレスは
任意にそのアドレステーブルの記憶空間を占める。その
ネット交換機により受信したパケットの目的のアドレス
がアドレステーブルの上に記録されていない場合(即
ち、ネット交換機に学習されていないもの)、そのパケ
ットがほかのすべてのポートまで交換され、そのネット
交換機はバンドの利用に浪費される状況になった。
【0005】最近、ネットのマーケットは既に一般の団
地や家庭までに普及しているので、ネットシステムの供
応メーカーは、ネット交換機上での各ポートを各家庭に
接続することで、家庭の中に取り付けられた複数台のコ
ンピューターは同時にそのポートを通じてイーサネット
に接続し、ネットの膨大なデータを共有できる。そし
て、ネットシステムの供応メーカーとしては、使用者の
各端末のインターネットに繋がるコンピューター数目を
有効に制御又は適切に制限できない場合、大量のパケッ
トが同時にネットに殺到するか大量の不正常パケットが
ネットに殺到する状況が発生し、ネット交換機のアドレ
ステーブルがすべて占領される可能性があるので、使用
できるバンドがすぐに減少し、団地のネットにある使用
者に違うアドレスを含むパケットが大量に生じ、それと
繋がっているネット交換機におけるアドレステーブルが
完全に占領される。そのパケットに不必要な拡大を行な
うため、使用できるバンドが不正常に占領され、その他
の使用者が使用できるバンドが低下し、ネットが使用で
きない状態になる恐れが十分ある。
【0006】従来のネット交換機のアドレスを学習する
方法は、大別して下記の2種類がある。 1.ネット管理協会ソフトにより提供される自己学習機
能に関連するものである。この方法は、ネット交換機の
アドレステーブルの大きさに一定の制限があるが、それ
ぞれのポートのアドレステーブルの大きさを制限又は調
整することができない。 2.ネット交換機のハードにてアドレスの学習機能を行
なう方法である。この方法は、ネット交換機の各ポート
は、受信した1番目のソースアドレス(SOURCEADDRESS)
を学習するだけなので、その欠点は、そのネット交換機
より各ポートのアドレス数目を学習する場合、そのハー
ドを調整および制御することができないことである。オ
ートエージングアウトタイマ(AUTO AGING OUT TIMER)を
提供できないので、ある家庭に10台のコンピューター
があると、ある時間にネットに繋ぐことができるのは1
台のコンピューターだけなので、そのネット交換機は一
つのソースアドレス(SOURCE ADDRESS)を学習するだけ
で、初めから最後までイーサネット(ETHERNET)を学習で
きるのは1台のコンピューターだけである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】よって、本発明の目的
は、ネット交換機のバンドを大幅にアップでき、制御す
る時の効率および安全性がアップできるアドレステーブ
ルのアドレス数の制御方法を提供することである。本発
明のもう一つの目的は、違うポート上での使用者の数目
を制御できるアドレステーブルのアドレス数の制御方法
を提供することである。本発明のもう一つの目的は、ネ
ットの使用現状を定期的に自動的にアップデートする機
能を達成できるアドレス数の制御方法を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の従来のネット交換
機における各ポートのアドレステーブルが適切に調整又
は制限できないために生じたいろいろの問題について、
本発明者は、一種のネット交換機におけるアドレステー
ブルのアドレス数の制御方法を開発してきた。それはネ
ット交換機の学習機能において、制御機構を増設するこ
とで、そのネット交換機の任意のポートが学習したアド
レス数目が予め設定された学習できる最大の数目を超過
することを探知した場合、直ちにそのアドレステーブル
をロッキング(LOCKING)して、学習を停止する。且つ、
その後に受信したアドレスの一致しないパケットを捨て
ることで、そのネットの交換機上に大量の不正常パケッ
トが殺到してそのアドレステーブルがすべて占領される
ことを防止できるので、ネット交換機のバンドを大幅に
アップできる。制御する時の効率および安全性もアップ
できるものである。
【0009】又、ネット交換機の上にパケットを受信し
た後、そのアドレステーブルの上に記録されたアドレス
と比較できるので、そのパケットのアドレスがそのアド
レステーブルの学習したアドレスと一致することを見つ
けたら、それにパケット交換を行ない、一致することを
見つけない場合、その学習したアドレスの数目がまだそ
のポートで予め設定された最大の数目を超過してない場
合は、そのパケットのソースアドレス(SOURCE ADDRES
S)および関連するデータをそのアドレステーブルの中に
記録する。そのポートで予め設定された学習のアドレス
の数目を一つ減らして、そのポートで学習したアドレス
の数目がその予め設定された数目を超過するまでに、そ
の後に受信したアドレスと一致しないパケットを捨てる
のである(交換を行なわない)。そして、本発明はネッ
ト管理ソフトを通じて、各ポートでの学習できるアドレ
スの数目を設定することで、違うポート上での使用者の
数目を制御できるものである。
【0010】さらに、そのネットの交換機の上に、オー
トエージングアウトタイマを増設することで、そのアド
レステーブルの中に既に記録された任意のアドレスおよ
びその関連するデータが時間を超過した後ずっと使用さ
れていない場合、そのアドレスに関連するデータをアド
レステーブルの中から削除して空間を空けて、そのポー
トがまた新しいアドレスを学習してそれをアドレステー
ブルの中に入れることで、ネットの使用現状を定期的に
自動的にアップする機能を達成できるのである。
【0011】
【発明の実施の形態】一般の従来のネット交換機上でパ
ケットを受信した後、そのネット交換機上のコントロー
ラーは、そのパケットの目的アドレスおよびソースアド
レスに対しそのデータベースのアドレステーブルに入
り、既に記録されたアドレスと比較する。そのパケット
をその目的アドレスの末端装置に伝送する。その時、一
致する目的アドレスを見つけないと、その交換機は直ち
にそのアドレスをすべての使用中のポートまでフラッデ
ィング(FLOODING)し、その目的アドレスの末端装置が
そのパケットに応答する場合、その交換機は直ちにその
目的のアドレスをデータベースのアドレステーブルの中
に記録し、もしそのパケットのソースアドレスがそのア
ドレステーブルの中にないことを見つけても、そのソー
スアドレスをそのアドレステーブルの中に記録する。そ
のネット交換機はこの学習機能によって、そのアドレス
テーブルの完全性および正確性を維持できる。且つ、そ
のアドレステーブルの中でのデータによって、ネット上
での末端装置にネットが繋がる時に必要とするデータを
提供する。また、その他のネット交換機の中でのデータ
を更新できる。
【0012】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。本発明の第一実施例は、図2に示すように、ネ
ット交換機の学習機能において、制御機構を増設する。
そのネット交換機の中での任意のポートよりパケットを
受信した後、下記のステップによって、そのパケットア
ドレスに処理を行なう。 (10)その受信したパケットアドレスをそのパケットア
ドレスの中に記録されたアドレスと比較とする。 (11)そのパケットアドレスは、そのパケットアドレス
より学習および記録されたアドレスと一致する場合、す
ぐそのパケットに交換を行なってから、ステップ(15)
を執行する。一致しなければ、次のステップに続く。 (12)そのアドレステーブルの中に、予め学習および記
録されたアドレスと一致しない場合、そのアドレステー
ブルの中に学習されたアドレスの数目Nは、すでにその
ポートで予め設定された最大の学習できるアドレスの数
目NMAXを超過するかどうかを判断する。 (13)予め設定された最大の学習できるアドレスの数目
MAXを超過しないことを判断すると、そのパケットの
ソースアドレスおよび関連するデータをそのアドレステ
ーブルの中に記録する。そのポートで予め設定された学
習のアドレスの数目を一つ減らして(即ちN=N+1)
から、ステップ(15)を執行する。超過する時は、次の
ステップに続く。 (14)そのポートで予め設定された最大の学習できるア
ドレスの数目NMAXを既に超過すると判断すると、その
アドレステーブルをロッキング(LOCKING)して、学習を
停止する。且つ、その後に受信したアドレスの一致しな
いパケットを捨てる。そのパケットに交換を行なわな
い。 (15)ネットより伝送してきたパケットを続いて受信す
る。上述の処理を繰り返し処理する。
【0013】上述によって、本発明はネット管理ソフト
を通じて、各ポートでの学習できるアドレスの数目を設
定することで、違うポート上で使用者の数目を制御でき
るもので、そのネットの交換機の上に大量の不正常パケ
ットが殺到してそのアドレステーブルがすべて占領され
ることを防止できるので、ネット交換機のバンドを大幅
にアップできる。又、制御する時の効率および安全性も
アップできるものである。
【0014】尚、本発明の第二実施例は、そのネットの
交換機での学習機能の中に、オートエージングアウトタ
イマを増設する。そのネットの交換機は、その上でのタ
イマ(TIMER)(図3を参照する)によって、そのアドレ
ステーブルの中に既に記録されたアドレスに定期的に下
記の処理を行なう。 (20)設定期間内に、そのアドレステーブルのデータが
更新されているかどうかを判断する。もし、そのアドレ
ステーブルのデータが設定期間内に更新されたことを判
断したら、ステップ(22)を執行する。更新されていな
ければ、次のステップに続く。 (21)もし、そのアドレステーブルのデータが設定期間
内に更新されてないことが判断されたら、そのデータは
既にネットの現況に合わないことを表すので、この時、
そのネット交換は直ちに比較的に古いアドレスのデータ
をアドレステーブルから削除する。そのポートの中の学
習したアドレスの数目を一つ減らし、即ちN=N−1と
し、そのポートは新しいアドレスの学習および登録の作
業を続けることができる。 (22)そのアドレステーブルの次のアドレスデータに上
述の処理を行なう。尚、その設定期間内、そのアドレス
テーブルに存在しているすべてのアドレスデータにオー
トエージングアウトタイマ処理を行なう。
【0015】そうすると、そのアドレステーブルの中で
の任意のデータがその設定された期間を超過した後ずっ
と使用されてない場合、そのアドレスと関連するデータ
をアドレステーブルの中から削除して空間を空けて、そ
のポートはまた新しいアドレスを学習して、それをアド
レステーブルの中に入れることで、ネットの使用現状を
定期的に自動的にアップする機能を達成できるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のイーサネット(ethernet)とネット交換機
との間の接続状態を示す図である。
【図2】本発明の第一実施例によるアドレステーブルの
アドレス数の制御方法にいてコントローラーの作業を示
すフローチャートである。
【図3】本発明の第二実施例によるアドレステーブルの
アドレス数の制御方法においてオートエージングアウト
タイマの作業を示すフローチャートである。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネット交換機の学習の機能において、制
    御構造を設置し、前記ネット交換機の任意のポートで学
    習したアドレスの数が予めアドレステーブルの丁目の中
    に設定された最大の学習アドレスの数を超過することを
    探知した時、前記アドレステーブルをロッキングして学
    習を停止した後、受信したアドレスと一致しないパケッ
    トを捨て、前記ネット交換機に大量の不正常パケットが
    殺到して前記アドレステーブルがすべて占領されること
    を防止することを特徴とするアドレステーブルのアドレ
    ス数の制御方法。
  2. 【請求項2】 前記アドレスにおける任意の前記アドレ
    ステーブルの関連するデータが設定された期限を超過し
    ても使用されないと、前記アドレスに関連するデータを
    前記アドレステーブルの中から削除して空間を空け、前
    記ポートが再度新しいアドレスを学習し、定期的にネッ
    トの使用状況を更新することを特徴とする請求項1に記
    載のアドレステーブルのアドレス数の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記ネット交換機における任意のポート
    よりパケットを受信した後、前記パケットのアドレスに
    処理を行ない、前記処理は、 受信した前記パケットのアドレスを前記パケットのアド
    レスの中に記録されたアドレスと比較するステップと、 前記アドレステーブルの中に予め学習および記録された
    アドレスと一致することを確認できない場合、前記アド
    レステーブルの中に学習されたアドレスの数目Nが既に
    前記ポートで予め設定された前記最大の学習できるアド
    レスの数目NMA Xを超過するかどうか判断するステップ
    と、 予め設定された前記最大の学習できるアドレスの数目N
    MAXを超過しないと判断すると、前記パケットのソース
    アドレスおよび関連するデータを前記アドレステーブル
    の中に記録し、前記ポートで予め設定された学習のアド
    レスの数目を一つ減らして前記アドレステーブルの中に
    学習されたアドレスの数目N=N+1にするステップ
    と、 ネットより伝送されてきたパケットを続いて受け取った
    後、前記比較するステップに戻るステップとを含み、 前記処理を繰り返し行なうことを特徴とする請求項1又
    は2に記載のアドレステーブルのアドレス数の制御方
    法。
  4. 【請求項4】 前記ポートで予め設定された前記最大の
    学習できるアドレスの数目NMAXを既に超過すると判断
    すると、前記アドレステーブルをロッキングして学習を
    停止した後、前記受信したアドレスの前記一致しないパ
    ケットを捨て、前記パケットに交換を行なわないことを
    特徴とする請求項3記載のアドレステーブルのアドレス
    数の制御方法。
  5. 【請求項5】 前記パケットのアドレスが前記アドレス
    テーブルで予め学習して記録されたアドレスと一致する
    場合、直ちに前記パケットに交換を行なうことを特徴と
    する請求項3記載のアドレステーブルのアドレス数の制
    御方法。
  6. 【請求項6】 前記ネット交換機は、タイマを有し、前
    記タイマによって、前記アドレステーブルの中に既に記
    録されたアドレスに定期的な処理を行ない、この定期的
    に行う処理は、 設定期間内に前記アドレステーブルのデータが既に更新
    されているかどうかを判断するステップと、 前記アドレステーブルのデータが前記設定期間内で更新
    されていないと判断したら、前記アドレステーブルのデ
    ータは既にネットの現況に合わないことを示し、前記ネ
    ット交換機が直ちに古いアドレスのデータを前記アドレ
    ステーブルから削除し、前記ポートの中に学習したアド
    レスの数目を一つ減らして前記アドレステーブルの中に
    学習されたアドレスの数目N=N−1とし、前記ポート
    が新しいアドレスの学習および登録の作業を続けること
    ができるようにするステップと、 前記アドレステーブルの次のアドレスデータに対して前
    記定期的な処理を行うために、前記設定期間内の更新を
    判断するステップに戻るステップとを含み、 前記設定期間内に前記アドレステーブルに存在している
    すべてのアドレスデータにオートエージングアウトタイ
    マ処理を行なうことを特徴とする請求項3記載のアドレ
    ステーブルのアドレス数の制御方法。
  7. 【請求項7】 前記アドレステーブルのデータが前記設
    定期間内に既に更新されていると判断したら、前記アド
    レステーブルの次のアドレスデータに続けて前記定期的
    な処理を行なうことを特徴とする請求項6記載のアドレ
    ステーブルのアドレス数の制御方法。
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