JP2003124904A - 周波数インターリーブ方法および周波数デインターリーブ方法 - Google Patents

周波数インターリーブ方法および周波数デインターリーブ方法

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JP2003124904A
JP2003124904A JP2001318151A JP2001318151A JP2003124904A JP 2003124904 A JP2003124904 A JP 2003124904A JP 2001318151 A JP2001318151 A JP 2001318151A JP 2001318151 A JP2001318151 A JP 2001318151A JP 2003124904 A JP2003124904 A JP 2003124904A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】メモリ規模を最小限にすると共に、処理時間を
最小限にする周波数インターリーブ方法および周波数デ
インターリーブ方法を提供する。 【解決手段】伝送モード毎に、順次入力されてくるOF
DMフレームを形成する13のデータセグメントの変調
方式と該変調方式のセグメント数を求め、入力データセ
グメントを構成するキャリアシンボルをメモリへ書き込
むための書き込みアドレスと該メモリに書き込まれたキ
ャリアシンボルに周波数インターリーブを施した状態で
読み出すための読み出しアドレスを格納した周波数イン
ターリーブテーブルを、データセグメントの変調方式と
該変調方式のセグメント数に対応して作成し、作成した
周波数インターテーブルによる指定書き込みアドレスに
キャリアシンボルを書き込み、周波数インターテーブル
による指定読み出しアドレスからキャリアシンボルを読
み出して、一挙動に周波数インターリーブを施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は地上波デジタル放送
に使用される周波数インターリーブ方法および周波数デ
インターリーブ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】地上波デジタル放送の伝送路符号化方式
については、地上波デジタル放送の技術的条件にて答申
されている。それによれば、地上波デジタル放送の伝送
方式としてOFDM(Orthogonal Frequency Divisio
n Multiplexing 直交周波数分割多重)が用いられ
る。地上波デジタル放送の伝送路符号化方式により規定
される放送データは、トランスポートストリームパケッ
ト複数個からなるデータのグループ(データセグメント
とも記す)単位で構成され、データセグメントに同期捕
捉のためのパイロット信号を付加したOFDMブロック
(OFDMセグメントとも記す)を13個組み合わせ
て、OFDMフレームとして送信される。
【0003】また、この方式によれば、伝送特性の異な
る複数の階層を同時に伝送する階層伝送が可能である。
各階層は、1つまたは複数のデータセグメントにより構
成され、階層ごとにキャリア変調方式、内符号の符号化
率および時間インターリーブの長さなどのパラメータを
指定することができる。
【0004】階層伝送を行う場合には、階層情報の指定
に沿って階層分割され、最大3系統の並列処理が行われ
る。また、中央部の1つのOFDMセグメントについて
は、1つのOFDMセグメントのみを受信できる受信機
を用いてサービスの一部を部分受信可能としており、階
層伝送と部分受信とのイメージは図19に示す如くであ
る。
【0005】階層伝送は、図19(a)に示すようにA
階層13データセグメントで構成することも、図19
(b)に示すように例えばA階層1データセグメント、
B階層8データセグメントおよびC階層4データセグメ
ントのようにも構成することもできる。図19(a)お
よび(b)に示すように階層構成されたデータは、図1
9(a)に対して図19(c)に示すように伝送路符号
化、OFDMフレーム化されて13セグメント受信機で
受信される。また、図19(b)に対して図19(d)
に示すように伝送路符号化、OFDMフレーム化されて
13セグメント受信機、または部分受信のときは1セグ
メント受信機で受信される。部分受信は受信側でのチュ
ーニングの容易さから図19(d)に示すように送信時
には13セグメント中の中央のセグメント位置に配置さ
れる。
【0006】セグメント分割において、部分受信部、差
動変調部(DQPSK変調が指定された階層)、同期変
調部(QPSK変調、16QAM、64QAMが指定さ
れた階層)の順に、セグメント番号0〜12までが割り
当てられる。階層構成とデータセグメントの関係は、各
階層のデータセグメント番号順に連続的に配置されるも
のとし、データセグメントの小さい番号を含む階層か
ら、A階層、B階層、C階層とされる。階層が異なる場
合でも、同じ変調部に属する場合は、セグメント間イン
ターリーブが施される。
【0007】この地上波デジタル放送の伝送路符号化に
おいて、セグメント構造を確保しつつ、十分なインター
リーブ効果が発揮できるように、セグメント間、セグメ
ント内のインターリーブを組み合わせた周波数インター
リーブが行われる。周波数インターリーブの構成は図2
0に示す如くである。
【0008】図20に示すように、部分受信部では、サ
ービスの一部を部分受信可能とするため、周波数インタ
ーリーブはそのデータセグメント内のみでセグメント内
キャリアローテーション22、セグメント内キャリアラ
ンダマイズ23の順で行われる。差動変調部と同期変調
部では異なるフレーム構造を取るため、それぞれのグル
ープでセグメント間インターリーブ24、27が行わ
れ、続いてセグメント内キャリアローテーション25、
28、さらにセグメント内キャリアランダマイズ26、
29の順で行われ、OFDMフレームに構成される。
【0009】この周波数インターリーブを行う従来の周
波数インターリーブ装置は、図21に示すように、伝送
モード情報、TMCC(Transmission and Multiplexi
ngConfiguration Control)情報およびOFDMシンボ
ル割り込み信号を受けるデジタルシグナルプロセッサ2
0からなり、デジタルシグナルプロセッサ20は、内部
メモリ1および4、伝送モード、TMCC情報格納メモ
リ2、セグメント間インターリーブテーブルメモリ5
1、キャリアローテーションテーブルメモリ52、キャ
リアランダマイズテーブルメモリ53およびセグメント
並び替えテーブルメモリ54を独立に備えている。これ
らの各テーブルはそれぞれの入力データに対して前記答
申に定められている周波数インターリーブを施すための
テーブルである。
【0010】前記答申に定められている周波数インター
リーブを行う各処理毎のテーブルを、伝送モード情報や
TMCC情報に基づき予めセグメント間インターリーブ
テーブルメモリ51、キャリアローテーションテーブル
メモリ52、キャリアランダマイズテーブルメモリ53
およびセグメント並び替えテーブルメモリ54に作成し
ておく。このテーブルは伝送モード情報やTMCC情報
の変更毎に更新される。
【0011】入力ベースバンドデータI、Q(キャリア
シンボル)を内部メモリ1に格納し、セグメント間イン
ターリーブテーブルメモリ51のテーブルを参照して得
た読み出しアドレスにしたがって内部メモリ1からデー
タを読み出すことによりセグメント間インターリーブを
行って内部メモリ4に格納し、内部メモリ4からセグメ
ント間インターリーブが施されたデータをキャリアロー
テーションテーブルメモリ52のテーブルを参照して得
た読み出しアドレスにしたがって読み出すことによりキ
ャリアローテーションを行って内部メモリ1に格納し、
内部メモリ1からキャリアローテーションが施されたデ
ータをキャリアランダマイズテーブルメモリ53のテー
ブルを参照して得た読み出しアドレスにしたがって読み
出すことによりキャリアランダマイズを行って内部メモ
リ4に格納し、内部メモリ4からキャリアランダマイズ
が施されたデータをセグメント並び替えテーブルメモリ
54のテーブルを参照して得た読み出しアドレスにした
がって読み出すことによりセグメント並び替えを行って
内部メモリ1に格納し、次のOFDMシンボル割り込み
信号が入力されるとセグメント並び替えが施されたデー
タを内部メモリ1から読み出して出力ベースバンドデー
タI′、Q′(キャリアシンボル)として出力すると共
に、次に入力されたベースバンドデータI、Qを内部メ
モリ1に格納し、同様に動作して周波数インターリーブ
を行っている。
【0012】この作用をフローチャートとして示したも
のが図22である。これを簡単に説明すれば、OFDM
シンボル割り込み信号が入力されると周波数インターリ
ーブルーチンに入り、伝送モード情報およびTMCC情
報から、部分受信部の有無、A階層の変調方式およびセ
グメント数、B階層の変調方式およびセグメント数、C
階層の変調方式およびセグメント数等の情報(以下、単
に伝送モードとも記す)が抽出されて、伝送モード識別
済みか否かがチェックされる(ステップS61)。伝送
モード識別済みと判別されるとステップS61に続いて
伝送パラメータ切り替え指標をカウントダウンするカウ
ンタのカウント値が0か否かがチェックされ(ステップ
S62)、カウント値が0と判定されたとき伝送モード
識別がなされる(ステップS64)。
【0013】すなわち、データ送信中に伝送モードを切
り替える際には、予め15フレーム前から切り替え指標
であるカウントダウン信号が送られてくる。この伝送パ
ラメータ切り替え指標はフレーム毎に出力されてきてカ
ウンタによってカウントダウンされ、カウント値が0に
なったとき伝送モードが切り替わるフレームであると判
別される。
【0014】ステップS61において伝送モードが識別
済みでないと判別されたとき伝送モードの識別がされる
(ステップS63)。ステップS63に続いて、OFD
Mシンボル割り込み信号が来る直前に伝送モード、TM
CC格納メモリ2に格納されている伝送モードと次にO
FDMシンボル割り込み信号が来たときに送られてきた
伝送モードとが比較されて、伝送モードが一致するか否
かがチェックされる(ステップS64)。
【0015】ステップS64において伝送モードが一致
しないと判別されたときは、セグメント間インターリー
ブテーブルの作成(ステップS65)、キャリアローテ
ーションテーブルの作成(ステップS66)、キャリア
ランダマイズテーブルの作成(ステップS67)、OF
DMセグメント並べ替えテーブルの作成(ステップS6
8)が順次実行されてテーブルの作成が行われ、次のO
FDMシンボル割り込み信号を待つ。
【0016】ステップS64において伝送モードが一致
すると判別されたときはステップS64に続いて、内部
メモリからベースバンドデータ(以下、単にデータとも
記す)が読み出され(ステップS69)、次いで、入力
ベースバンドデータが内部メモリに書き込まれる(ステ
ップS70)。ステップS70に続いて、順次、ステッ
プS65において作成されたセグメント間インターリー
ブテーブルが参照されてセグメント間インターリーブテ
ーブルに示された読み出しアドレスからデータの読み出
しが行われてセグメント間インターリーブが施され、ア
ドレス順に内部メモリに書き込まれる(ステップS7
1)。
【0017】次に、ステップS66において作成された
キャリアローテーションテーブルが参照されてキャリア
ローテーションテーブルに示された読み出しアドレスか
らデータの読み出しが行われてキャリアローテーション
が施され、アドレス順に内部メモリに書き込まれ(ステ
ップS72)、ステップS67において作成されたキャ
リアランダマイズテーブルが参照されてキャリアランダ
マイズテーブルに示された読み出しアドレスからデータ
の読み出しが行われてキャリアランダマイズが施され、
アドレス順に内部メモリに書き込まれる(ステップS7
3)。次に、ステップS68において作成されたOFD
Mセグメント並べ替えテーブルが参照されてOFDMセ
グメント並べ替えテーブルに示されたアドレスからデー
タの読み出しが行われてOFDMセグメント並べ替えが
施され(ステップS74)、次のOFDMシンボル割り
込み信号を待つ。
【0018】このステップS65〜ステップS68にて
作成された周波数インターリーブテーブルは、図24
(a)〜(d)および図25(a)〜(d)に示す如く
である。図24(a)および図24(a)に記載の部分
に続く部分を示す図25(a)はセグメントイン間ター
リーブテーブルを示し、図24(b)および図24
(b)に記載の部分に続く部分を示す図25(b)はキ
ャリアローテーションテーブルを示し、図24(c)お
よび図24(c)に記載の部分に続く部分を示す図25
(c)はキャリアランダマイズテーブルを示し、図24
(d)および図24(d)に記載の部分に続く部分を示
す図25(d)はセグメント並び替えテーブルを示して
いる。
【0019】図24〜図25は部分受信なしの場合を例
示している。これらのテーブルを参照することによって
実行される周波数インターリーブは模式的に図23に示
す如くである。なお、図24および図25においてSe
gCntはセグメント番号を、Writeは書き込みア
ドレスを、Readは読み出しアドレスを、OUTは読
み出されたデータを示し、OUTは入力された順番に付
番したときのキャリアシンボル番号で示してある。後記
の図26〜29の場合も同様である。
【0020】図23は内部メモリを模式的に示し、内部
メモリ内に記載した数字は入力された順番に付番したデ
ータの番号を示している。図23(a)は入力データの
内部メモリへの格納時の書き込みアドレスとセグメント
間インターリーブ時における内部メモリからの読み出し
アドレスを示し、図23(b)はセグメント間インター
リーブ後のデータの内部メモリへの書き込みアドレスと
キャリアローテーション時における内部メモリからの読
み出しアドレスを示し、図23(c)はキャリアローテ
ーション後のデータの内部メモリへの書き込みアドレス
とキャリアランダマイズ時における内部メモリからの読
み出しアドレスを示している。
【0021】図23(d)はキャリアランダマイズ後の
データの内部メモリへの書き込みアドレスとOFDMセ
グメント並び替え時における内部メモリからの読み出し
アドレスを示し、図23(e)はOFDMセグメント並
び替え後における内部メモリのデータを示している。
【0022】周波数インターリーブを図23によって説
明すれば、例えば、入力されたキャリアシンボルは入力
順にしたがって内部メモリにアドレス0から順次書き込
まれ、アドレス0、13、26、…の順序によって読み
出されて(図23(a))、内部メモリにアドレス0か
ら順次書き込まれる(図23(b))。この処理によっ
てセグメント間インターリーブが施される。次いでアド
レス0、1、2、…、95、97、98、…の順序によ
って内部メモリからデータが読み出されて(図23
(b))、内部メモリにアドレス0から順次書き込まれ
る。この処理によってキャリアローテーションが施され
る(図23(c))。
【0023】次いで、キャリアローテーションされた内
部メモリのデータは、アドレス32、26、69、…、
128(96番目)、122、165、…の順序によっ
て読み出されて(図23(c))、内部メモリにアドレ
ス0から順次書き込まれる(図23(d))。この処理
によってキャリアランダマイズが施される。続いて内部
メモリにアドレス1056、1057、1058、…の
順序によって読み出されて(図23(d))、内部メモ
リにアドレス0から順次書き込まれる。この処理によっ
てOFDMセグメント並び替え処理が施される(図23
(e))。
【0024】部分受信部があるときの、セグメント間イ
ンターリーブテーブルが図26(a)と図26(a)に
記載の部分に続く部分を示す図27(a)に、キャリア
ローテーションテーブルが図26(b)と図26(b)
に記載の部分に続く部分を示す図27(b)に、キャリ
アランダマイズテーブルが図26(c)と図26(c)
に記載の部分に続く部分を示す図27(c)に、OFD
Mセグメント並び替えテーブルが図26(d)と図26
(d)に記載の部分に続く部分を示す図27(d)に示
してある。
【0025】また、周波数デインターリーブは上記した
周波数インターリーブの逆の操作が施されて、図28お
よび図29に示すようにデインターリーブがなされる。
図28(a)および図28(a)に記載の部分に続く部
分を示す図29(a)はOFDMセグメント並び替えテ
ーブルを、図28(b)および図28(b)に記載の部
分に続く部分を示す図29(b)はキャリアランダマイ
ズテーブルを、図28(c)および図28(c)に記載
の部分に続く部分を示す図29(c)はキャリアローテ
ーションテーブルを、図28(d)および図28(d)
に記載の部分に続く部分を示す図29(d)はセグメン
ト間デインターリーブテーブルを示している。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記した従来
の周波数インターリーブ方法によるときは、独立したイ
ンターリーブテーブルである、セグメント間インターリ
ーブテーブル、キャリアローテーションテーブル、キャ
リアランダマイズテーブルおよびセグメント並び替えテ
ーブルの4つのテーブルを必要とするためテーブルメモ
リの合計記憶容量は大きくなり、さらに、必要とする処
理時間も長くなるという問題点があった。
【0027】さらに、周波数デインターリーブの場合に
おいても同様の問題点がある。
【0028】本発明はメモリ規模を最小限にすると共
に、処理時間を最小限にすることができる周波数インタ
ーリーブ方法および周波数デインターリーブ方法を提供
することを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる周波数イ
ンターリーブ方法は、地上波デジタル放送の伝送路符号
化における周波数インターリーブ方法であって、伝送モ
ード毎に、順次入力されてくるOFDMフレームを形成
する13のデータセグメントの変調方式と該変調方式の
セグメント数を求め、前記入力されてくるデータセグメ
ントを構成するキャリアシンボルをメモリへ書き込むた
めの書き込みアドレスと該メモリに書き込まれたキャリ
アシンボルに周波数インターリーブを施した状態で読み
出すための読み出しアドレスを格納した周波数インター
リーブテーブルを、データセグメントの変調方式と該変
調方式のセグメント数に対応して作成し、作成された周
波数インターリーブテーブルにより指定された書き込み
アドレスにキャリアシンボルを書き込み、周波数インタ
ーリーブテーブルにより指定された読み出しアドレスか
らキャリアシンボルを読み出して周波数インターリーブ
を行うことを特徴とする。
【0030】本発明にかかる周波数インターリーブ方法
によれば、伝送モード毎に、順次入力されてくるOFD
Mフレームを形成する13のデータセグメントの変調方
式と該変調方式のセグメント数が求められ、入力されて
くるデータセグメントを構成するキャリアシンボルをメ
モリへ書き込むための書き込みアドレスと該メモリに書
き込まれたキャリアシンボルに周波数インターリーブを
施した状態で読み出すための読み出しアドレスを格納し
た周波数インターリーブテーブルが、データセグメント
の変調方式と該変調方式のセグメント数に対応して作成
され、作成された周波数インターリーブテーブルにより
指定された書き込みアドレスにキャリアシンボルが書き
込まれ、周波数インターリーブテーブルにより指定され
た読み出しアドレスからキャリアシンボルが読み出され
て、一挙動に周波数インターリーブが施される。
【0031】本発明にかかる周波数デインターリーブ方
法は、地上波デジタル放送の伝送路符号化における周波
数デインターリーブ方法であって、伝送モード毎に、順
次入力されてくるOFDMフレームを形成する13のデ
ータセグメントの変調方式と該変調方式のセグメント数
を求め、前記入力されてくるデータセグメントを構成す
るキャリアシンボルをメモリへ書き込むための書き込み
アドレスと該メモリに書き込まれたキャリアシンボルに
周波数デインターリーブを施した状態で読み出すための
読み出しアドレスを格納した周波数デインターリーブテ
ーブルを、データセグメントの変調方式と該変調方式の
セグメント数に対応して作成し、作成された周波数デイ
ンターリーブテーブルにより指定された書き込みアドレ
スにキャリアシンボルを書き込み、周波数デインターリ
ーブテーブルにより指定された読み出しアドレスからキ
ャリアシンボルを読み出して周波数デインターリーブを
行うことを特徴とする。
【0032】本発明にかかる周波数デインターリーブ方
法によれば、伝送モード毎に、順次入力されてくるOF
DMフレームを形成する13のデータセグメントの変調
方式と該変調方式のセグメント数が求められ、入力され
てくるデータセグメントを構成するキャリアシンボルを
メモリへ書き込むための書き込みアドレスと該メモリに
書き込まれたキャリアシンボルに周波数デインターリー
ブを施して読み出すための読み出しアドレスを格納した
周波数デインターリーブテーブルが、データセグメント
の変調方式と該変調方式のセグメント数に対応して作成
され、作成された周波数デインターリーブテーブルによ
り指定された書き込みアドレスにキャリアシンボルが書
き込まれ、周波数デインターリーブテーブルにより指定
された読み出しアドレスからキャリアシンボルが読み出
されて、一挙動に周波数デインターリーブが施される。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる周波数イン
ターリーブ方法を実施の一形態によって説明する。
【0034】図1は本発明の実施の一形態にかかる周波
数インターリーブ方法が適用される周波数インターリー
ブ装置の構成を示す概略ブロック図である。
【0035】本発明にかかる周波数インターリーブ装置
は、図1に示すように、伝送モード情報、TMCC情報
およびOFDMシンボル割り込み信号を受けるデジタル
シグナルプロセッサ10からなり、デジタルシグナルプ
ロセッサ10は、入力データされたデータを記憶する内
部メモリ1および4、入力された伝送モード情報および
TMCC情報を格納しOFDMシンボル割り込み信号毎
に更新される伝送モード、TMCC情報格納メモリ2、
周波数インターリーブテーブルメモリ3を備えている。
周波数インターリーブテーブルメモリ3のテーブルは、
入力されたデータの書き込みアドレスおよび周波数イン
ターリーブを行って読み出す読み出しアドレスが格納さ
れていて、伝送モード情報やTMCC情報に基づき予め
作成される。このテーブルは伝送モード情報やTMCC
情報の変更毎に更新される。
【0036】入力ベースバンドデータI、Q(キャリア
シンボル)を内部メモリ1に書き込みアドレス順に順次
格納し、周波数インターリーブテーブルメモリ3のテー
ブルを参照して得た読み出しアドレスにしたがって内部
メモリ1からデータを読み出すことによって周波数イン
ターリーブを一挙に行って内部メモリ4に格納し、次の
OFDMシンボル割り込み信号が入力されるまで内部メ
モリ4に待機させ、次のOFDMシンボル割り込み信号
が入力されると一つ前のOFDMシンボル期間で内部メ
モリ4に待機させてある周波数インターリーブにより並
び替えが施されたデータを読み出して出力ベースバンド
データI′、Q′として出力すると共に、入力されたデ
ータI、Qを内部メモリ1に格納して同様に動作させて
周波数インターリーブを行う。
【0037】図2は上記の周波数インターリーブの作用
を示すフローチャートであり、このフローチャートに基
づいて説明する。OFDMシンボル割り込み信号が入力
されると周波数インターリーブルーチンに入り、伝送モ
ード情報およびTMCC情報から、部分受信の有無、A
階層の変調方式およびセグメント数、B階層の変調方式
およびセグメント数、C階層の変調方式およびセグメン
ト数等の情報(単に伝送モードとも記す)が抽出され
て、伝送モード識別済みか否かがチェックされる(ステ
ップS1)。伝送モード識別済みと判別されるとステッ
プS1に続いて伝送パラメータ切り替え指標をカウント
ダウンするカウンタのカウント値が0か否かがチェック
され(ステップS2)、カウント値が0と判別されたと
き伝送モード識別がなされる(ステップS4)。
【0038】すなわち、データ送信中に伝送モードを切
り替える際には、予め15フレーム前からカウントダウ
ン信号が送られてくる。この伝送パラメータ切り替え指
標はフレーム毎に出力されてきてカウンタによってカウ
ントダウンされ、カウント値が0になったときが、伝送
モードが切り替わるフレームであると判別される。
【0039】ステップS1において伝送モードが識別済
みでないと判別されたとき伝送モードの識別がされる
(ステップS3)。ステップS3に続いて、OFDMシ
ンボル割り込み信号が来る直前に伝送モード、TMCC
格納メモリ2に格納されている伝送モードと次にOFD
Mシンボル割り込み信号が来たときに送られてきた伝送
モードとが比較されて、伝送モードが一致するか否かが
チェックされる(ステップS4)。ステップS4におい
て伝送モードが一致しないと判別されたときは、周波数
インターリーブテーブル作成(ステップS5)が実行さ
れて周波数インターリーブテーブルの作成が行われて、
次のOFDMシンボル割り込み信号を待つ。
【0040】ステップS4において伝送モードが一致す
ると判別されたときはステップS4に続いて、内部メモ
リからデータが読み出され(ステップS6)、入力デー
タが内部メモリに書き込まれる(ステップS7)。ステ
ップS7に続いて、ステップS5において作成された周
波数インターリーブテーブルが参照されて順次データの
読み出しが行われ、周波数インターリーブが施されて
(ステップS8)、周波数インターリーブされたベース
バンドデータ(I′、Q′)(キャリアシンボル)が送
出され次のOFDMシンボル割り込み信号を待つ。
【0041】次に、周波数インターリーブテーブル作成
ステップS5は、図2(b)に示す如く、セグメント間
インターリーブおよびキャリアローテーションテーブル
作成ルーチン(ステップS51)、キャリアランダマイ
ズテーブル作成ルーチン(ステップS52)、続いてO
FDMセグメント並べ替えテーブル作成ルーチン(ステ
ップS53)を実行することによりなされる。
【0042】まず、ステップS51におけるセグメント
間インターリーブおよびキャリアローテーションのテー
ブル作成ルーチンについて、図3および図4に基づいて
説明する。
【0043】セグメント間インターリーブおよびキャリ
アローテーションテーブル作成ルーチンに入ると、部分
受信部があるか否かがチェックされる(ステップS1
1)。部分受信部があるか否かは、伝送モード情報およ
びTMCC情報によって判別される。部分受信部は階層
Aであってセグメント数は1である。
【0044】ステップS11において部分受信部がある
と判別されたときは、階層BがDQPSK、すなわち差
動変調であるか否かがチェックされる(ステップS1
2)。すなわちステップS11に続いて、階層Aに続く
次の階層である階層Bをみて階層Bが差動変調であるか
否かがチェックされる。
【0045】ステップS12において差動変調であると
判別されると階層Bのセグメント数がチェックされ、ス
テップS12に続いて階層Bの変調方式と階層Cの変調
方式が一致するか否かがチェックされる(ステップS1
3)。ステップS13において変調方式が一致しないと
判別されたときには、残りは同期変調であり、階層Cは
同期変調であると判別されて、階層Cのセグメント数が
チェックされる。
【0046】ステップS12における階層Bのセグメン
ト数がseg2、ステップS13における階層Cのセグ
メント数がseg3と判別されたとすると、ステップS
13において変調方式が一致しないと判別されたときに
は、変調部のセグメント数は、変調部Aのセグメント数
(mod1)=seg1、変調部Bのセグメント数(m
od2)=seg2、変調部Cのセグメント数(mod
3)=seg3として、変調部のセグメント数が決定さ
れる(ステップS17a)。
【0047】ここで、変調部については後に説明する。
ステップS17aにおいては、変調部のセグメント数
は、mod1=seg1であって、これは部分受信(セ
グメント数は1である)、mod2=seg2は差動変
調であってそのセグメント数はseg2であることを示
し、mod3=seg3は同期変調であってそのセグメ
ント数はseg3であることを示し、seg1+seg
2+seg3=13セグメントである。
【0048】階層は部分受信部、差動変調部、同期変調
部の順で現れること、かつ部分受信部は階層Aでありセ
グメント数は1であることは定められているが、部分受
信部、差動変調部、同期変調部の何れかが欠落していて
も差し支えなく、欠落した変調方式が次の変調方式で詰
められていくため、階層と変調方式とは常に1対1に対
応しない。このため、現れてくる変調方式の順番で変調
部A、変調部B、変調部Cと表示し、図3および図4に
おいて、mod1、mod2、mod3で変調部Aのセ
グメント数、変調部Bのセグメント数、変調部Cのセグ
メント数を現す。
【0049】ステップS13において階層Bの変調方式
と階層Cの変調方式とが一致すると判別されたときは、
階層Cの変調方式はDQPSK、すなわち差動変調の場
合であって、前記のようにステップS12においてチェ
ックされたセグメント数はseg2であり、ステップS
13においてチェックされたセグメント数がseg3で
あるとすると、ステップS13に続いて変調部のセグメ
ント数はmod1=seg1、mod2=seg2+s
eg3として変調部のセグメント数が決定される(ステ
ップS17b)。ステップS17bにおいては、mod
1=seg1は部分受信部(セグメント数は1である)
であり、mod2=seg2+seg3は差動変調であ
ってそのセグメント数はseg2+seg3であること
を示し、seg2+seg3=12であって、mod3
=0は同期変調が欠落していることを示している。
【0050】ステップS12において、階層BがDPQ
SK、すなわち差動変調でないと判別された場合は、階
層Bは同期変調であり、そのセグメント数がチェックさ
れ、セグメント数がseg3であるとする。この場合
は、ステップS12に続いてステップS17bが実行さ
れる。すなわち、ステップS17bにおいては、mod
1=seg1は部分受信部(セグメント数は1である)
であり、mod2=seg2(=0)+seg3は同期
変調であってそのセグメント数はseg2+seg3で
あることを示し、seg2+seg3=12であって、
mod3=0は差動変調が欠落していることを示してい
る。
【0051】ステップS11において部分受信部なしと
判別されると続いて、階層Aが差動変調か否かがチェッ
クされる(ステップS14)。ステップS14において
階層Aが差動変調であると判別されると、そのセグメン
ト数がチェックされセグメント数をseg1とする。次
いで階層Bが差動変調か否かがチェックされる(ステッ
プS15)。ステップ15において階層Bが差動変調で
ないと判別されると、階層Bは同期変調であり、そのセ
グメント数がチェックされセグメント数をseg2とす
る。
【0052】ステップ15において階層Bが差動変調で
ないと判別されると、続いてステップS17bが実行さ
れる。ステップS17bにおいて、mod1=seg1
は差動変調であって、そのセグメント数はseg1であ
ると判別され、mod2=seg2は同期変調であっ
て、そのセグメント数はseg2であると決定され、s
eg1+seg2=13であり、mod3=0であっ
て、部分受信なしと決定される。
【0053】ステップ15において階層Bが差動変調で
あると判別されると、そのセグメント数がチェックされ
セグメント数をseg2とする。続いて階層Bの変調方
式と階層Cの変調方式が同一か否かがチェックされる
(ステップS16)。ステップS16において階層Bの
変調方式と階層Cの変調方式が同一であると判別された
ときは階層Cも差動変調のときであって、そのセグメン
ト数がチェックされ、セグメント数をseg3とする。
ステップS16において階層Bの変調方式と階層Cの変
調方式が同一であると判別されたときはステップS17
cが実行されて、ステップS17cにおいてmod1=
seg1+seg2+seg3は差動変調であってセグ
メント数はseg1+seg2+seg3=13であ
り、mod2=0は同期変調なし、mod3=0は部分
受信もなしと決定される。
【0054】ステップS14において階層Aが差動変調
でないと判別されたときは部分受信および差動変調はな
く、同期変調の場合であってそのセグメント数がチェッ
クされ、ステップS14に次いでステップS17cが実
行されて、ステップS17cにおいてmod1=seg
1+seg2+seg3は、同期変調であってセグメン
ト数はseg1+seg2+seg3=13であり、m
od2=0により同期変調なし、mod3=0により部
分受信もなしと決定される。
【0055】ステップS16において、階層Bの変調方
式と階層Cの変調方式とが一致しないときは、階層Cは
同期変調の場合であって、そのセグメント数がチェック
され、セグメント数をseg3とする。ステップS16
において、階層Bの変調方式と階層Cの変調方式とが一
致しないときは、ステップS17dが実行されて、ステ
ップS17dにおいてmod1=seg1+seg2
は、差動変調であってセグメント数はmod1=seg
1+seg2であり、mod3=seg3は、同期変調
であってセグメント数はseg3であると決定される。
【0056】上記において説明したように、ステップS
11〜ステップS16およびステップ17a〜ステップ
S17dの実行によって変調部A、変調部B、変調部C
と変調方式との対応およびそれぞれの変調方式に対する
セグメント数の検出が行われており、ステップS11〜
ステップS16およびステップ17a〜ステップS17
dは、順次入力されてくるベースバンドデータの変調方
式と変調方式に対するセグメント数の検出手段として作
用している。
【0057】上記のように、各変調部A、B、Cの変調
方式と変調方式に対するセグメント数が決定されると、
変調部Aのパラメータの初期化がなされる(ステップS
18)。このパラメータの初期化は、変調部Aのセグメ
ントをカウントする変調部Aカウンタのカウント数(S
egCnt)=0、変調部Aのセグメント数(SegN
um)=mod1、変調部Aの最初のキャリア番号を表
す変調部キャリア初期値(CarOrg)=0、変調部
Aまでに処理するキャリア総数(CarNum)=mo
d1×Carに設定することによってなされる。Car
は伝送モードに対するセグメントキャリア数である。
【0058】伝送モード1の場合のセグメントキャリア
数は96であり、伝送モード2の場合のセグメントキャ
リア数は192であり、伝送モード3の場合のセグメン
トキャリア数は384である。
【0059】例として図5に伝送モード1の階層伝送を
行った場合の各パラメータの初期値を示す。
【0060】図5における例1の場合は、部分受信部な
しの場合であって、階層A、B、CがQPSK、16Q
AM、64QAMの全て同期変調であり、変調部は順番
にmod1(同期変調)、mod2、mod3であり、
階層A、B、Cのセグメント数が1、4、8のためにm
od1、すなわち変調部Aのセグメント数(SegNu
m)は13(=1+4+8)であり、mod1のキャリ
ア総数(CarNum)は1248(=13セグメント
×96(伝送モード(Mode)1の場合のキャリア
数))である。
【0061】図5における例1の場合は、mod1のセ
グメントカウント数(SegCnt)、mod1の変調
部キャリア初期値(CarOrg)、mod2の変調部
のセグメント数(SegNum)、mod2のセグメン
トのカウント数(SegCnt)、mod2の変調部キ
ャリア初期値(CarOrg)、mod2のキャリア総
数(CarNum)、mod3の変調部のセグメント数
(SegNum)、mod3のセグメントカウント数
(SegCnt)、mod3の変調部キャリア初期値
(CarOrg)、mod3のキャリア総数(CarN
um)の全てについては0に設定する。
【0062】図5における例2の場合は、部分受信部な
しの場合であって、階層A、B、CがDQPSK、DQ
PSK、16QAMの差動変調、差動変調および同期変
調であり、変調部は順番にmod1(差動変調)、mo
d2(同期変調)、mod3であり、階層A、B、Cの
セグメント数が1、2および10のためにmod1、す
なわち変調部Aのセグメント数(SegNum)は3
(=1+2)であり、mod2、すなわち変調部Bのセ
グメント数(SegNum)は10である。また、mo
d1のキャリア総数(CarNum)は288(=3セ
グメント(SegNum)×96)であり、mod2の
変調部キャリア初期値(CarOrg)は288であり
(変調部Bの最初のキャリア番号を示す)、mod2の
キャリア総数(CarNum)は1248(=288+
10セグメント(SegNum)×96=13セグメン
ト(SegNum)×96)である。
【0063】図5における例2の場合は、mod1のセ
グメントカウント数(SegCnt)、mod1の変調
部キャリア初期値(CarOrg)、mod2のセグメ
ントカウント数(SegCnt)、mod3の変調部の
セグメント数(SegNum)、mod3のセグメント
カウント数(SegCnt)、mod3の変調部キャリ
ア初期値(CarOrg)、mod3のキャリア総数
(CarNum)の全てについては0に設定する。
【0064】図5における例3の場合は、部分受信部あ
りの場合であって、階層A、B、CがQPSK、DQP
SK、64QAMの同期変調、差動変調および同期変調
であり、変調部は順番にmod1(同期変調)、mod
2(差動変調)、mod3(同期変調)であり、階層
A、B、Cのセグメント数が1、4および8のためにm
od1、すなわち変調部Aのセグメント数(SegNu
m)は1であり、mod2、すなわち変調部Bのセグメ
ント数(SegNum)は4であり、mod3、すなわ
ち変調部Bのセグメント数(SegNum)は8であ
る。また、mod1のキャリア総数(CarNum)は
96(=1セグメント(SegNum)×96)であ
り、mod2の変調部キャリア初期値(CarOrg)
は96であり、mod2のキャリア総数(CarNu
m)は480(=96+4セグメント(SegNum)
×96)であり、mod3の変調部キャリア初期値(C
arOrg)は480であり、mod3のキャリア総数
(CarNum)は1248(=480+8セグメント
(SegNum)×96)=13セグメント(SegN
um)×96)である。
【0065】図5における例3の場合は、mod1のセ
グメントのカウント数(SegCnt)、mod1の変
調部キャリア初期値(CarOrg)、mod2のセグ
メントカウント数(SegCnt)、mod3のセグメ
ントカウント数(SegCnt)の全てについては0に
設定する。
【0066】ステップS18の変調部Aのパラメータ初
期化に続いて、セグメント数カウンタの初期化i=0が
実行され(ステップS19)、次いでキャリア数をカウ
ントするキャリア数カウンタの初期化j=0が実行され
る(ステップS20)。
【0067】ここで、ステップS19に続いて後記のス
テップS20〜ステップS31の13セグメント分のセ
グメント分ループ処理を行う。ステップS20に続いて
後記ステップS21〜ステップS25のセグメントキャ
リア分(伝送モード1のときは96、伝送モード2のと
きは192、伝送モード3のときは384)ループ処理
を行う。
【0068】次にセグメントキャリア分ループ処理につ
いて説明する。ステップS20に続いて、セグメント間
インターリーブおよびキャリアローテーションテーブル
メモリのアドレス計算をする(ステップS21)。ステ
ップS21におけるアドレス計算は、アドレスであるT
able[(i×Car)+j]=[{(i+j)×S
egNum+SegCnt+CarOrg} Modu
lo CarNum]によってなされ、Table
[(i×Car)+j]がセグメント間インターリーブ
およびキャリアローテーションテーブルメモリの読み出
しアドレスとなる。
【0069】ステップS21に続いてTable[(i
×Car)+j]が(CarOrg+1)以下か否かが
チェックされ(ステップS22)、ステップS22にお
いてTable[(i×Car)+j]が(CarOr
g+1)以下であると判別されたときは、Table
[(i×Car)+j]に(CarOrg)が加えられ
(ステップS23)、続いてキャリア数カウンタのカウ
ント値jに+1がなされる(ステップS24)。ステッ
プS22においてTable[(i×Car)+j]が
(CarOrg+1)以下でないと判別されたときは、
ステップS22に続いてステップS24が実行される。
【0070】ステップS24に次いで、キャリア数カウ
ンタのカウント値j<Carか否か、すなわちセグメン
トキャリア分(伝送モード1のときは96、伝送モード
2のときは192、伝送モード3のときは384)ルー
プ処理が行われ否かがチェックされ(ステップS2
5)、ステップS25においてキャリア数カウンタのカ
ウント値j<Carでないと判別されたとき、すなわち
セグメントキャリア分ループ処理されていないと判別さ
れたときはステップS21から繰り返して実行される。
【0071】ステップS25においてキャリア数カウン
タのカウント値j<Carであると判別されたとき、す
なわちセグメントキャリア分(伝送モード1のときは9
6、伝送モード2のときは192、伝送モード3のとき
は384)のループ処理が行われたと判別されたとき
は、ステップS25に続いて、セグメント数カウンタi
のカウント値に+1がなされ、かつ変調部セグメントカ
ウンタSegCntのカウント値に+1がなされる(ス
テップS26)。
【0072】ステップS26に次いで、セグメント数カ
ウンタのカウント値が変調部Aのセグメント数になった
か否か、すなわちi=mod1か否かがチェックされる
(ステップS27)。ステップS27においてセグメン
ト数カウンタのカウント値が変調部Aのセグメント数に
なったと判別されると、変調部Bのパラメータの初期化
が行われる(ステップS28)。
【0073】ステップS28における変調部Bの初期化
は、変調部Bのセグメントをカウントするカウント値
(SegCnt)=0、変調部Bのセグメントカウント
数(SegNum)=mod2、変調部Bの最初のキャ
リア番号を表す変調部キャリア初期値(CarOrg)
=mod2×Car、変調部Aまでに処理するキャリア
総数(CarNum)=(mod1+mod2)×Ca
rにすることによってなされる。
【0074】ステップS28の初期化実行に続いて、セ
グメント数カウンタのカウント値iがセグメント数にな
ったか否か、すなわちi>13か否かがチェックされ
(ステップS31)、ステップS31においてi>13
でないと判別されたときはステップS31に続いてステ
ップS20から実行される。
【0075】ステップS27においてセグメント数カウ
ンタのカウント値iが変調部Aのセグメント数でない、
すなわちi=mod1でないと判別されると、セグメン
ト数カウンタのカウント値iが変調部Aのセグメント数
と変調部Bのセグメント数との和か否か、すなわちi=
(mod1+mod2)か否かがチェックされる(ステ
ップS29)。ステップS29においてセグメント数カ
ウンタのカウント値iがi=(mod1+mod2)に
なったと判別されると、変調部Cのパラメータの初期化
が行われる(ステップS30)。
【0076】ステップS30における変調部Cの初期化
は、変調部Cのセグメントをカウントするカウント値
(SegCnt)=0、変調部Bのセグメントカウント
数(SegNum)=mod2、変調部Cの最初のキャ
リア番号を表す変調部キャリア初期値(CarOrg)
=(mod1+mod2)×Car、変調部Cまでに処
理するキャリア総数(CarNum)=(mod1+m
od2+mod3)×Carとすることによってなされ
る。
【0077】ステップS30の初期化の実行に続きステ
ップS31から繰り返して実行される。ステップS29
において、セグメント数カウンタのカウント値iがi=
(mod1+mod2)になったと判別されないときは
ステップS31から繰り返して実行される。
【0078】ステップS31においてセグメント数カウ
ンタのカウント値i>13と判別されたときは処理が終
了し、リターンされる。この処理の終了したときは、1
OFDMシンボル(伝送モード1のときは1248、伝
送モード2のときは2496、伝送モード3のときは4
992)のアドレスが作られたことになり、セグメント
間インターリーブおよびキャリアローテーションテーブ
ルが作成されたことになる。
【0079】ここで、セグメント間インターリーブテー
ブルおよびキャリアローテーションテーブルについて、
図5の例1〜例3の場合におけるCarCnt、i、
j、SegNum、SegCnt、CarOrg、Ca
rNum、table〔(i×Car)+j〕を図6お
よび図7に示す。図6(a)および図6(a)に記載の
部分に続く部分を示す図7(a)は図5の例1の場合を
示し、図6(b)および図6(b)に記載の部分に続く
部分を示す図7(b)は図5の例2の場合を示し、図6
(c)および図6(c)に記載の部分に続く部分を示す
図7(c)は図5の例3の場合を示す。
【0080】この作成されたセグメント間インターリー
ブテーブルおよびキャリアローテーションテーブルを用
いて、キャリアランダマイズテーブルおよびセグメント
間並び替えテーブルに基づいて周波数インターリーブテ
ーブルが作成される。キャリアランダマイズテーブルお
よびセグメント間並び替えテーブルについては従来の場
合と同様である。
【0081】作成された周波数インターリーブテーブル
は図9(d)および図9(d)に記載の部分に続く部分
を示す図10(d)に示す如くであって、内部メモリ1
に順次アドレス順に書き込まれた入力ベースバンドデー
タを図9(d)および図10(d)に示す周波数インタ
ーリーブテーブルの読み出しアドレスに基づいて順次読
み出すことによって一挙に周波数インターリーブを行
う。図9(d)および図10(d)は、部分受信部なし
の図5における例1の場合を例示している。
【0082】ここで、図9および図10においてもSe
gCntはセグメント番号を、Writeは書き込みア
ドレスを、Readは読み出しアドレスを、OUTは読
み出されたデータを示し、OUTは入力された順番に付
番したときのキャリアシンボル番号で示してある。後記
の図11〜図12、図15〜図18の場合も同様であ
る。
【0083】このように、本発明の実施の一形態にかか
る周波数インターリーブでは、内部メモリ1に順次アド
レス順に書き込まれた入力データを周波数インターリー
ブテーブルの読み出しアドレスに基づいて順次読み出す
ことによって一挙に周波数インターリーブを行うもので
あるが、説明の都合上、セグメント間インターリーブお
よびキャリアローテーションテーブル、キャリアランダ
マイズテーブル、セグメント間並び替えテーブルに基づ
いて周波数インターリーブテーブルが形成される過程を
説明する。
【0084】ステップS11〜ステップS16およびス
テップ17a〜ステップS17dの実行によって変調部
A、変調部B、変調部Cと変調方式との対応およびそれ
ぞれの変調方式に対するセグメント数の検出が行われ、
ステップS18〜ステップS31の実行によって、図9
(a)および図9(a)に記載の部分に続く部分を示す
図10(a)のセグメント間インターリーブおよびキャ
リアローテーションテーブルが作成される。
【0085】図9(a)および図10(a)はセグメン
トイン間ターリーブテーブルおよびキャリアローテーシ
ョンテーブルを示し、図9(b)および図9(b)に記
載の部分に続く部分を示す図10(b)はキャリアラン
ダマイズテーブルを示し、図9(c)および図9(c)
に記載の部分に続く部分を示す図10(c)はセグメン
ト並び替えテーブルを示している。
【0086】これらのテーブルを参照することによって
実行された周波数インターリーブは図8に示す如くであ
る。図8(a)は入力データの内部メモリへの格納時の
書き込みアドレスとセグメント間インターリーブおよび
キャリアローテーション時における内部メモリからの読
み出しアドレスを示し、図8(b)はキャリアローテー
ション後のデータの内部メモリへの書き込みアドレスと
キャリアランダマイズ時における内部メモリからの読み
出しアドレスを示している。
【0087】図8(c)はキャリアランダマイズ後のデ
ータの内部メモリへの書き込みアドレスとOFDMセグ
メント並び替え時における内部メモリからの読み出しア
ドレスを示し、図8(d)はOFDMセグメント並び替
え後における内部メモリのデータを示している。
【0088】周波数インターリーブを図8によって説明
すれば、例えば、入力されたキャリアシンボルは入力順
に従って内部メモリにアドレス0から順次書き込まれ、
アドレス0、13、26、…の順序によって読み出され
て(図8(a))、内部メモリにアドレス0から順次書
き込まれる(図8(b))。この処理によってセグメン
ト間インターリーブおよびキャリアローテーションが施
される。
【0089】次いで、キャリアローテーションされた内
部メモリのデータは、アドレス32、26、69、…、
128(96番目)、122、165、…の順序によっ
て読み出されて(図8(b))、内部メモリにアドレス
0から順次書き込まれる(図8(c))。この処理によ
ってキャリアランダマイズが施される。続いて内部メモ
リにアドレス1056、1057、1058、…の順序
によって読み出されて(図8(c))、内部メモリにア
ドレス0から順次書き込まれる。この処理によってOF
DMセグメント並び替え処理が施される(図8
(d))。
【0090】図9(d)および図10(d)に示した周
波数インターリーブテーブルは、図8(a)の入力ベー
スバンドデータの書き込みアドレスと図8(d)の読み
出しアドレスに基づき読み出したデータとを比較すると
明らかなように、さらに図24(a)〜図24(d)お
よび図25(a)〜図25(d)と比較すれば明らかな
ように、周波数インターリーブテーブルを構成してい
る。したがって、周波数インターリーブのために図9
(d)および図10(d)に示した周波数インターリー
ブテーブルを1回参照することで一挙に周波数インター
リーブが行えることになる。
【0091】また、図5における例3の場合、すなわち
部分受信部があるときの、周波数インターリーブテーブ
ルを図11(d)および図11(d)に記載の部分に続
く部分を示す図12(d)に示してある。図11および
図12は図9および図10にそれぞれ対応して、図5に
おける例3の場合を例示したものであって、図26
(a)〜図26(d)および図27(a)〜図27
(d)と比較すれば明らかなように図5における例3の
場合に対する周波数インターリーブテーブルを構成して
いる。
【0092】次に周波数デインターリーブ方法について
説明する。
【0093】周波数デインターリーブは図13に示すよ
うに周波数インターリーブと逆の処理を行う。すなわ
ち、OFDMシンボル割り込み信号が入力されると周波
数インターリーブルーチンに入り、伝送モード情報およ
びTMCC情報から、部分受信の有無、A階層の変調方
式およびセグメント数、B階層の変調方式およびセグメ
ント数、C階層の変調方式およびセグメント数等の情報
(単に伝送モードとも記す)が抽出されて、伝送モード
識別済みか否かがチェックされる(ステップS81)。
伝送モード識別済みと判別されるとステップS81に続
いて伝送パラメータ切り替え指標をカウントダウンする
カウンタのカウント値が0か否かがチェックされ(ステ
ップS82)、カウント値が0と判別されたとき伝送モ
ードの識別がなされる(ステップS83)。
【0094】すなわち、データ送信中に伝送モードを切
り替える際には、予め15フレーム前からカウントダウ
ン信号が送られてくる。この伝送パラメータ切り替え指
標はフレーム毎に出力されてきてカウンタによってカウ
ントダウンされ、カウント値が0になったときが、伝送
モードが切り替わるフレームであると判別される。
【0095】ステップS81において伝送モードが識別
済みでないと判別されたとき伝送モードの識別がされる
(ステップS83)。ステップS83に続いて、OFD
Mシンボル割り込み信号が来る直前に伝送モード、TM
CC格納メモリ2に格納されている伝送モードと次にO
FDMシンボル割り込み信号が来たときに送られてきた
伝送モードとが比較されて、伝送モードが一致するか否
かがチェックされる(ステップS84)。ステップS8
4において伝送モードが一致しないと判別されたとき
は、周波数デインターリーブテーブル作成(ステップS
85)が実行されて周波数デインターリーブテーブルの
作成が行われて、次のOFDMシンボル割り込み信号を
待つ。
【0096】ステップS84において伝送モードが一致
すると判別されたときはステップS84に続いて、内部
メモリからデータが読み出され(ステップS89)、入
力データが内部メモリに書き込まれる(ステップS9
0)。ステップS90に続いて、作成された周波数イン
ターリーブテーブルが参照されて順次データの読み出し
が行われ、周波数デインターリーブが施されて(ステッ
プS91)、周波数デインターリーブされたベースバン
ドデータ(I′、Q′)(キャリアシンボル)が送出さ
れ次のOFDMシンボル割り込み信号を待つ。
【0097】次に、周波数デインターリーブテーブル作
成ステップS85は、OFDMセグメント並べ替えテー
ブル作成ルーチン(ステップS86)、キャリアランダ
マイズテーブル作成ルーチン(ステップS87)、続い
てセグメント間インターリーブおよびキャリアローテー
ションテーブル作成ルーチン(ステップS88)を実行
することによりなされる。
【0098】ここで、OFDMセグメント並べ替えテー
ブル作成ルーチン(ステップS86)、キャリアランダ
マイズテーブル作成ルーチン(ステップS87)につい
ては従来の場合と同様である。次に、ステップS88に
おけるセグメント間インターリーブおよびキャリアロー
テーションのテーブル作成ルーチンについて、図14に
基づいて説明する。
【0099】セグメント間インターリーブおよびキャリ
アローテーションのテーブル作成ルーチンに入ると、ス
テップS11〜ステップS16およびステップS17a
〜ステップS17d(図3参照)に示したのと同一のス
テップが実行されて、変調部A、変調部B、変調部Cと
変調方式との対応およびそれぞれの変調方式に対するセ
グメント数の検出が行われる。
【0100】各変調部A、B、Cのセグメント数が決定
されると、変調部Aのパラメータの初期化がなされる
(ステップS92)。このパラメータの初期化は、変調
部Aのセグメント数(SegNum)=mod1、変調
部Aの最初のキャリア番号を表す変調部キャリア初期値
(CarOrg)=0に設定することによってなされ
る。
【0101】ここで例えば、図5に示した伝送モード1
の階層伝送を行った場合の各パラメータの初期値が設定
される。
【0102】ステップS92の変調部Aのパラメータ初
期化に続いて、キャリア数をカウントするキャリア数カ
ウンタの初期化j=0が実行される(ステップS9
3)。ここからステップS93〜ステップS105に至
るキャリア分(伝送モード1の場合は96、伝送モード
2の場合は192、伝送モード3の場合は384)のル
ープ処理が行われる。
【0103】ステップS93に続いてセグメント数をカ
ウントするセグメント数カウンタの初期化が実行される
(ステップS94)。ステップS94の初期化は、変調
部Aに対してはi=0、変調部Bに対してはi=mod
1、変調部Cに対してはi=mod1+mod2とする
ことによってなされる。
【0104】ステップS94に続いて後記のステップS
95〜ステップS99の13セグメント分のセグメント
分ループ処理を行う。ステップS20に続いて後記のス
テップS21〜ステップS25のセグメント数分のルー
プ処理を行う。
【0105】次にセグメント数分のループ処理について
説明する。ステップS95に続いて、セグメント間イン
ターリーブおよびキャリアローテーションテーブルメモ
リのアドレス計算をする(ステップS95)。ステップ
S95におけるアドレス計算は、アドレスであるTab
le[(i×Car)+j]=[(i×Car)−i+
j]によってなされ、Table[(i×Car)+
j]がセグメント間インターリーブおよびキャリアロー
テーションテーブルメモリの読み出しアドレスとなる。
【0106】ステップS95に続いてセグメント数カウ
ンタのカウント値i>キャリア数カウンタのカウント値
jか否かがチェックされ(ステップS96)、ステップ
S96においてセグメント数カウンタのカウント値i>
キャリア数カウンタのカウント値jであると判別された
ときは、Table[(i×Car)+j]={(i+
1)×Car}−i+jが実行されて(ステップS9
7)、この場合はTable[(i×Car)+j]=
{(i+1)×Car}−i+jがセグメント間インタ
ーリーブおよびキャリアローテーションテーブルメモリ
の読み出しアドレスとなる。
【0107】ステップS97に続いてセグメント数カウ
ンタのカウント値がインクリメントされて(ステップS
98)、キャリア数カウンタのカウント値jがSegN
um以上か否かがチェックされる(ステップS99)。
ステップS99においてキャリア数カウンタのカウント
値jがSegNum以上でないと判別されたときはステ
ップS95から繰り返して実行される。
【0108】ステップS96においてセグメント数カウ
ンタのカウント値i>キャリア数カウンタのカウント値
jでないと判別されたときは、ステップS97がスキッ
プされて、ステップS96からステップS98が実行さ
れる。この場合は、Table[(i×Car)+j]
=[(i×Car)−i+j]がセグメント間インター
リーブおよびキャリアローテーションテーブルメモリの
読み出しアドレスとなる。
【0109】ステップS99において、キャリア数カウ
ンタのカウント値jがSegNum以上であると判別さ
れたときは、キャリア数カウンタのカウント値jがイン
クリメントされて(ステップS100)、セグメント数
カウンタのカウント値iが変調部Aのセグメント数にな
り、かつキャリア数カウンタのカウント値jがキャリア
数(Car)になったかが否かチェックされる(ステッ
プS101)。
【0110】ステップS101においてセグメント数カ
ウンタのカウント値iが変調部Aのセグメント数にな
り、かつキャリア数カウンタのカウント値jがキャリア
数になったと判別されたときは変調部Bのパラメータ初
期化が行われる(ステップS102)。ステップS10
2における変調部Bの初期化は、変調部Bのセグメント
カウント数(SegNum)=mod2、変調部Bの最
初のキャリア番号を表す変調部キャリア初期値(Car
Org)=mod2×Carとすることによってなされ
る。
【0111】ステップS101において、セグメント数
カウンタのカウント値iが変調部Aのセグメント数にな
り、かつキャリア数カウンタのカウント値jがキャリア
数になったと判別されないときは、セグメント数カウン
タのカウント値iが変調部Aと変調部Bの和のセグメン
ト数となり、かつキャリア数カウンタのカウント値jが
キャリア数(Car)になったか否かがチェックされる
(ステップS103)。
【0112】ステップS103において、セグメント数
カウンタのカウント値iが変調部Aと変調部Bの和のセ
グメント数となり、かつキャリア数カウンタのカウント
値jがキャリア数(Car)になったと判別されたとき
は、変調部Cのパラメータ初期化が実行される(ステッ
プS104)。変調部Cのパラメータ初期化は、変調部
Cのセグメントカウント数(SegNum)=mod
3、変調部Cの最初のキャリア番号を表す変調部キャリ
ア初期値(CarOrg)=(mod1+mod2)×
Carとすることによってなされる。
【0113】ステップS102において変調部Bのパラ
メータ初期化が行われたとき、ステップS103におい
てセグメント数カウンタのカウント値iが変調部Aと変
調部Bの和のセグメント数となり、かつキャリア数カウ
ンタのカウント値jがキャリア数(Car)になったと
判別されないとき、変調部Cのパラメータ初期化が実行
されたときは、セグメント数カウンタのカウント値iが
13であり、かつキャリア数カウンタのカウント値jが
キャリア数(Car)になったか否かがチェックされ、
セグメント数カウンタのカウント値iが13であり、か
つキャリア数カウンタのカウント値jがキャリア数(C
ar)になっていないと判別されたときはステップS9
3から繰り返して実行される(ステップS105)。
【0114】ステップS105において、セグメント数
カウンタのカウント値iが13であり、かつキャリア数
カウンタのカウント値jがキャリア数(Car)になっ
たと判別されたときは処理は終了する。この処理が終了
したときは、1OFDMシンボル分(伝送モード1のと
きは1248、伝送モード2のときは2496、伝送モ
ード3のときは4992)のセグメント間インターリー
ブおよびキャリアローテーションテーブルメモリが作成
されたことになる。
【0115】周波数デインターリーブの場合におけるセ
グメント間インターリーブテーブルおよびキャリアロー
テーションテーブルについて、図5の例1〜例3の場合
におけるCarCnt、i、j、SegNum、Seg
Cnt、CarOrg、CarNum、table
〔(i×Car)+j〕を、図6および図7に対応し
て、図15および図16に示す。図15(a)および図
15(a)に記載した部分に続く部分を示す図16
(a)は図5の例1の場合を示し、図15(b)および
図15(b)に記載した部分に続く部分を示す図16
(b)は図5の例2の場合を示し、図15(c)および
図15(c)に記載した部分に続く部分を示す図16
(c)は図5の例3の場合を示す。
【0116】上記によって作成されたセグメント間イン
ターリーブテーブルおよびキャリアローテーションテー
ブルに基づいて周波数デインターリーブテーブルが作成
される。作成された周波数デインターリーブテーブルを
図9および図10に対応して示せば、図17および図1
8に示す如くである。図17(d)および図17(d)
に記載した部分に続く部分を示す図18(d)は周波数
デインターリーブテーブルであって、内部メモリに順次
アドレス順に書き込まれた入力ベースバンドデータを図
17(d)および図18(d)に示す周波数デインター
リーブテーブルの読み出しアドレスに基づいて順次読み
出すことによって一挙に周波数デインターリーブが行わ
れる。図17(d)および図18(d)は、部分受信部
なしの図5における例1の場合を例示している。
【0117】このように、本発明の実施の一形態にかか
る周波数デインターリーブでは、内部メモリ1に順次ア
ドレス順に書き込まれた入力データを周波数デインター
リーブテーブルの読み出しアドレスに基づいて順次読み
出すことによって一挙に周波数インターリーブを行うも
のである。しかし、セグメント間並び替えテーブルを図
17(a)および図17(a)に記載した部分に続く部
分を示す図18(a)に示し、キャリアランダマイズテ
ーブルを図17(b)および図17(b)に記載した部
分に続く部分を示す図18(b)に示し、セグメント間
インターリーブおよびキャリアローテーションテーブル
を図17(c)および図17(c)に記載した部分に続
く部分を示す図18(c)に示す。図17(a)および
図18(a)の書き込みアドレスと図17(c)および
図18(c)の読み出しアドレスとを、図17(d)お
よび図18(d)の書き込みアドレスと読み出しアドレ
スと比較することによって一挙に周波数デインターリー
ブが行われることが明らかである。
【0118】
【発明の効果】以上説明したように本発明にかかる周波
数インターリーブ方法および周波数デインターリーブ方
法によれば、周波数インターリーブテーブルメモリ、周
波数デインターリーブテーブルメモリは1つで済み、メ
モリ規模を最小限にできると共に、周波数インターリー
ブおよび周波数デインターリーブの処理時間を最小限に
することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかる周波数インター
リーブ方法が適用される周波数インターリーブ装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態にかかる周波数インター
リーブの作用説明に供するフローチャートである。
【図3】本発明の実施の一形態にかかる周波数インター
リーブに用いるセグメント間インターリーブおよびキャ
リアローテーションテーブル作成の説明に供するフロー
チャートである。
【図4】本発明の実施の一形態にかかる周波数インター
リーブに用いるセグメント間インターリーブおよびキャ
リアローテーションテーブル作成の説明に供するフロー
チャートである。
【図5】本発明の実施の一形態にかかる周波数インター
リーブに用いる周波数インターリーブテーブル作成のた
めの初期値説明図である。
【図6】本発明の実施の一形態にかかる周波数インター
リーブに用いる周波数インターリーブテーブル作成のた
めのパラメータ説明図である。
【図7】本発明の実施の一形態にかかる周波数インター
リーブに用いる周波数インターリーブテーブル作成のた
めのパラメータ説明図である。
【図8】本発明の実施の一形態にかかる周波数インター
リーブに用いる周波数インターリーブテーブル作成のた
めの説明図である。
【図9】本発明の実施の一形態にかかる周波数インター
リーブに用いる周波数インターリーブテーブル作成のた
めの説明図である。
【図10】本発明の実施の一形態にかかる周波数インタ
ーリーブに用いる周波数インターリーブテーブル作成の
ための説明図である。
【図11】本発明の実施の一形態にかかる周波数インタ
ーリーブに用いる周波数インターリーブテーブル作成の
ための説明図である。
【図12】本発明の実施の一形態にかかる周波数インタ
ーリーブに用いる周波数インターリーブテーブル作成の
ための説明図である。
【図13】本発明の実施の一形態にかかる周波数デイン
ターリーブの説明に供するフローチャートである。
【図14】本発明の実施の一形態にかかる周波数デイン
ターリーブに用いるセグメント間インターリーブおよび
キャリアローテーションテーブル作成の説明に供するフ
ローチャートである。
【図15】本発明の実施の一形態にかかる周波数デイン
ターリーブに用いる周波数インターリーブテーブル作成
のためのパラメータ説明図である。
【図16】本発明の実施の一形態にかかる周波数デイン
ターリーブに用いる周波数インターリーブテーブル作成
のためのパラメータ説明図である。
【図17】本発明の実施の一形態にかかる周波数デイン
ターリーブに用いる周波数インターリーブテーブル作成
のための説明図である。
【図18】本発明の実施の一形態にかかる周波数デイン
ターリーブに用いる周波数インターリーブテーブル作成
のための説明図である。
【図19】地上波デジタル放送における階層伝送の説明
図である。
【図20】地上波デジタル放送における周波数インター
リーブの説明図である。
【図21】周波数インターリーブ方法が適用される従来
の周波数インターリーブ装置の概略構成を示すブロック
図である。
【図22】従来の周波数インターリーブの説明に供する
フローチャートである。
【図23】周波数インターリーブに用いる従来の周波数
インターリーブテーブル作成のための説明図である。
【図24】周波数インターリーブに用いる従来の周波数
インターリーブテーブル作成のための説明図である。
【図25】周波数インターリーブに用いる従来の周波数
インターリーブテーブル作成のための説明図である。
【図26】周波数インターリーブに用いる従来の周波数
インターリーブテーブル作成のための説明図である。
【図27】周波数インターリーブに用いる従来の周波数
インターリーブテーブル作成のための説明図である。
【図28】周波数デインターリーブに用いる従来の周波
数デインターリーブテーブル作成のための説明図であ
る。
【図29】周波数デインターリーブに用いる従来の周波
数デインターリーブテーブル作成のための説明図であ
る。
【符号の説明】
2および4 内部メモリ 2 伝送モード、TMCC情報格納メモリ 3 周波数インターリーブテーブルメモリ 10 デジタルシグナルプロセッサ
フロントページの続き (72)発明者 篠田 敦 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号 株式 会社ケンウッド内 Fターム(参考) 5K022 DD01 DD18 DD22 DD32

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地上波デジタル放送の伝送路符号化におけ
    る周波数インターリーブ方法であって、 伝送モード毎に、順次入力されてくるOFDMフレーム
    を形成する13のデータセグメントの変調方式と該変調
    方式のセグメント数を求め、 前記入力されてくるデータセグメントを構成するキャリ
    アシンボルをメモリへ書き込むための書き込みアドレス
    と該メモリに書き込まれたキャリアシンボルに周波数イ
    ンターリーブを施した状態で読み出すための読み出しア
    ドレスを格納した周波数インターリーブテーブルを、デ
    ータセグメントの変調方式と該変調方式のセグメント数
    に対応して作成し、 作成された周波数インターリーブテーブルにより指定さ
    れた書き込みアドレスにキャリアシンボルを書き込み、
    周波数インターリーブテーブルにより指定された読み出
    しアドレスからキャリアシンボルを読み出して周波数イ
    ンターリーブを行うことを特徴とする周波数インターリ
    ーブ方法。
  2. 【請求項2】地上波デジタル放送の伝送路符号化におけ
    る周波数デインターリーブ方法であって、 伝送モード毎に、順次入力されてくるOFDMフレーム
    を形成する13のデータセグメントの変調方式と該変調
    方式のセグメント数を求め、 前記入力されてくるデータセグメントを構成するキャリ
    アシンボルをメモリへ書き込むための書き込みアドレス
    と該メモリに書き込まれたキャリアシンボルに周波数デ
    インターリーブを施した状態で読み出すための読み出し
    アドレスを格納した周波数デインターリーブテーブル
    を、データセグメントの変調方式と該変調方式のセグメ
    ント数に対応して作成し、 作成された周波数デインターリーブテーブルにより指定
    された書き込みアドレスにキャリアシンボルを書き込
    み、周波数デインターリーブテーブルにより指定された
    読み出しアドレスからキャリアシンボルを読み出して周
    波数デインターリーブを行うことを特徴とする周波数デ
    インターリーブ方法。
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