JP2003123420A - サーボ情報書き込み装置およびサーボ情報書き込み方法 - Google Patents

サーボ情報書き込み装置およびサーボ情報書き込み方法

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JP2003123420A
JP2003123420A JP2001309019A JP2001309019A JP2003123420A JP 2003123420 A JP2003123420 A JP 2003123420A JP 2001309019 A JP2001309019 A JP 2001309019A JP 2001309019 A JP2001309019 A JP 2001309019A JP 2003123420 A JP2003123420 A JP 2003123420A
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Hirobumi Yanase
博文 柳瀬
Atsushi Takechi
淳 武市
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジャンプの発生を抑制することができるとと
もに、サーボ情報の書き込み軌跡間隔の広狭を抑制する
ことができるサーボ情報の書き込み方法を提供する。 【解決手段】 ディスク状の記録媒体に形成される複数
のトラックの位置を識別するサーボ情報をヘッドによっ
て書き込むサーボ情報書き込み方法であって、記録媒体
を回転させることにより発生する振れを検知し、この振
れにヘッドを追従させつつサーボ情報を書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に対して
サーボ情報を書き込む方法およびその装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ハード・ディスク・ドライブは、磁気デ
ィスクに記憶されているユーザ・データを読み出し、ま
たは磁気ディスクにユーザ・データを書き込むための磁
気ヘッドを備えている。この磁気ヘッドは、VCM(Vo
ice Coil Motor)によって揺動するアクチュエータ機構
に装着されている。磁気ヘッドがユーザ・データの読み
出しまたはユーザ・データの書き込みを行なう場合、ア
クチュエータ機構を駆動することにより、磁気ヘッドを
所定のトラックに移動かつ位置決めさせる。磁気ヘッド
は、磁気ディスク上に記憶されたサーボ情報を手がかり
に所定の位置への移動制御がなされる。
【0003】ハード・ディスク・ドライブ等の磁気ディ
スクには、同心円状に複数のデータ・トラックが形成さ
れていると共に、ディスクの半径方向に沿って識別情報
及びバースト・パターンが予め記憶されている。この識
別情報およびバースト・パターンが、サーボ情報を構成
する。識別情報は各データ・トラックのトラック・アド
レスを表す情報であり、磁気ヘッドによって読み取られ
た識別情報に基づいて、磁気ヘッドのおおよその位置、
すなわち磁気ヘッドがどのデータ・トラックに対応する
位置にいるかを判断できる。またバースト・パターン
は、各々信号が記憶された領域がディスクの半径方向に
沿って一定間隔で配列され互いに信号記憶領域の位相が
異なる複数のバースト・パターン列で構成されている。
磁気ヘッドからバースト・パターンに応じて出力される
信号に基づいて、磁気ヘッドの細かな位置、すなわち磁
気ヘッドが対応しているデータ・トラックに対し、磁気
ヘッドの位置がどの程度ずれているかの偏差を検出でき
る。
【0004】磁気ディスクに対するユーザ・データの読
み取り又は書き込みは、磁気ディスクが回転している状
態で、磁気ヘッドで読み取られた識別情報に基づいて磁
気ヘッドのおおよその位置を判断しながら磁気ヘッドを
移動させて磁気ヘッドを特定のデータ・トラックに対応
させ、次に磁気ヘッドからバースト・パターンに応じて
出力される信号に基づいて磁気ヘッドを特定のデータ・
トラックに正確に位置決めした後に行われる。この一連
の動作をシーク動作という。また、ユーザ・データの読
み取り又は書き込みを行っている間も、磁気ヘッドから
バースト・パターンに応じて出力される信号に基づい
て、特定のデータ・トラックに対し、磁気ヘッドが一定
の位置に位置するようにフィード・バック制御される。
この動作をトラック追従動作という。
【0005】サーボ情報は、ハード・ディスク・ドライ
ブを製品として出荷する前の製造工程中に記録媒体とし
ての磁気ディスクに書き込まれる。ユーザ・データを正
確に書き込みまたは読み出すためには、サーボ情報を精
度よく書き込む必要がある。ところで、サーボ情報の磁
気ディスクへの書き込みは、磁気ディスクを回転しなが
らサーボ・トラック・ライタ(STW)によって行なわ
れる。サーボ情報の書き込みをSTWによって行なうと
きの問題の1つとして、磁気ディスクの振れがある。磁
気ディスクの回転時に全く振れが発生しないものと仮定
すると、サーボ情報の書き込み軌跡aは、図9に示すよ
うに、磁気ディスクの回転中心を中心とする円と一致す
る。ところが、現実には磁気ディスクには振れが存在す
るため、軌跡aに示すような円とはならない。特に、振
れが大きい場合には、図9に示す軌跡bのように、サー
ボ情報の書き込み開始位置に対して磁気ディスクの1回
転後の書き込み終了位置が磁気ディスクの半径方向に大
きくずれてしまう。このずれを、「ジャンプ」と称して
いる。ジャンプの存在する磁気ディスクでは、ユーザ・
データの書き込みまたは読み込み時に、サーボ情報を用
いた磁気ヘッドの位置決め制御が正確に行なえなくな
る。したがって、ジャンプが生じないようにサーボ情報
を書き込む必要がある。
【0006】ジャンプの発生を阻止するための有効な手
法が特開平11−25624号公報に開示されている。
特開平11−25624号公報に記載の手法は、磁気デ
ィスクを回転させ、回転に伴い発生する磁気ディスクの
振れを検出する。検出された振れから磁気ディスクの回
転に同期しない振れ(NRRO)の内の所定周波数成分
による振れを抽出する。そして、抽出された所定周波数
成分による振れに基づき、サーボ情報の書き込み開始時
における所定周波数成分による振れの値と書き込み開始
時点から磁気ディスクを1回転させた時点における所定
周波数成分による振れの値との差が最小となるように書
き込み開始時点を選択する。選択した書き込み開始時点
で書き込み手段によるサーボ情報の磁気ディスクへの記
録を開始し、書き込み手段によりサーボ情報を磁気ディ
スクに書き込むので、回転に伴い発生する磁気ディスク
の振れに起因するサーボ情報の書き込み開始位置と書き
込み終了位置との間の位置ずれが極力小さく抑制され
る。したがって、ユーザ・データの書き込みまたは読み
出し時の磁気ヘッドの位置決め制御を確実なものとする
ことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図10は、図9に示し
たサーボ情報の書き込み軌跡を直線状に展開した図を示
している。図10において、横軸は磁気ディスクの円周
方向を、縦軸は磁気ディスクの半径方向を示している。
また、図10において、実線が磁気ディスクの回転中心
を中心とする円を、また一点鎖線がサーボ情報の書き込
み軌跡を示している。磁気ディスクに振れが発生しなけ
ればサーボ情報の書き込み軌跡は図10の実線をなぞる
ことになるが、現実には振れが発生するためにサーボ情
報の書き込み軌跡は一点鎖線で示すように描かれる。ユ
ーザ・データの書き込みまたは読み出しに際しては、一
点鎖線で示すサーボ情報の書き込み軌跡をトラックの中
心とみなすことになる。しかるに、図10に示すよう
に、隣接する一点鎖線同士の間隔が広い部分および狭い
部分が存在している。このサーボ情報の書き込み軌跡同
士の間隔が狭い部分は、トラックの間隔が他の部分に比
べて狭まっていることになる。したがって、この部分で
は、ユーザ・データの書き込み時に、隣接するトラック
の磁化パターンを磁化し直してしまうスクイーズ(sque
eze)現象が発生するおそれがある。
【0008】前述した特開平11−25624号公報に
開示された手法は、ジャンプの発生を抑制するためには
極めて有効であるが、トラック間隔の不規則化には対応
することができない。そこで本発明は、ジャンプの発生
を抑制することができるとともに、サーボ情報の書き込
み軌跡間隔の広狭を抑制することができるサーボ情報書
き込み装置および書き込み方法の提供を課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】回転する磁気ディスクの
振れには、大きく2種類がある。1つはRRO(Repeat
able Run Out)であり、他の1つはNRRO(Non Repe
atable Run Out)である。RROは磁気ディスクの回転
に同期する振れであり、一方NRROは磁気ディスクの
回転に同期しない振れである。RROについては、磁気
ディスクとサーボ情報を書き込むヘッドとの相対的な位
置にずれが生じない。これに対して、NRROについて
は、磁気ディスクとヘッドとの相対的な位置にずれが生
じてしまう。もっとも、この位置ずれは、従来、ヘッド
の位置を所定位置に固定していたために生じてしまうと
いうことができる。つまり、このNRROに対応してヘ
ッドの位置制御を行なえば、磁気ディスクとヘッドとの
相対的な位置にずれが生じないことになる。
【0010】本発明は以上の観点に基づいてなされたも
のであり、ディスク状の記録媒体に形成される複数のト
ラックの位置を識別するサーボ情報を、書き込みヘッド
を介して書き込むサーボ情報書き込み装置であって、サ
ーボ情報を書き込む際に書き込みヘッドを記録媒体の半
径方向に移動させるポジショナと、回転時における前記
記録媒体と書き込みヘッドとの相対的な位置の変動に対
応して、サーボ情報を書き込んでいる間に記録媒体の半
径方向に書き込みヘッドを移動するようにポジショナを
制御するコントローラとを備えることを特徴とするサー
ボ情報書き込み装置である。本発明のサーボ情報書き込
み装置は、回転時における記録媒体と書き込みヘッドと
の相対的な位置の変動に対応して、サーボ情報を書き込
む際に記録媒体の半径方向に書き込みヘッドを移動する
ようにポジショナを制御する。したがって、記録媒体と
書き込みヘッドとの間の相対的な位置にずれが生じない
ために、サーボ情報の書き込み軌跡におけるジャンプの
発生が抑制される。しかも、書き込まれたサーボ情報
は、記録媒体と書き込みヘッドとの間の相対的な位置の
変動を踏襲しているため、隣接するトラックとの関係
で、その軌跡間隔に広狭が生ずることも抑制される。
【0011】本発明のサーボ情報書き込み装置におい
て、回転時における記録媒体と書き込みヘッドとの相対
的な位置関係を取得するために、まず、サーボ情報の書
き込みに先行して予備的な位置情報を記録媒体に対して
書き込む。この予備的な位置情報を書き込む際に、書き
込みヘッドを所定位置に固定する。そして、書き込みヘ
ッドを適宜位置制御しながら、記録媒体に書き込まれた
予備的な位置情報を読み出すことによって、記録媒体と
書き込みヘッドとの相対的な位置関係を求めることがで
きる。これらの制御は、本発明のコントローラが担うこ
とができる。
【0012】本発明はまた、ディスク状の記録媒体に形
成される複数のトラックの位置を識別するサーボ情報を
書き込むサーボ情報書き込み装置であって、記録媒体に
対するサーボ情報の書き込みに先行して所定のバースト
・パターンを記録媒体に書き込むとともに、当該バース
ト・パターンを読み出すヘッドと、このヘッドにより読
み出されたバースト・パターンに基づいて、記録媒体の
回転に伴って発生する振れを検出し、かつ検出された振
れから記録媒体の回転に同期する同期振れの成分を減じ
ることにより、記録媒体の回転に同期しない非同期振れ
の成分を求める振れ検知手段と、ヘッドがサーボ情報を
書き込む際に、検知手段による非同期振れの成分に追従
するようにヘッドを加振させるコントローラと、を備え
たことを特徴とするサーボ情報書き込み装置によっても
前記課題を解決することができる。このサーボ情報書き
込み装置は、サーボ情報を書き込む際に、検知手段によ
る非同期振れの成分に追従するようにヘッドを加振させ
ることができる。したがって、記録媒体とヘッドとの間
の相対的な位置にずれが生じないために、サーボ情報の
書き込み軌跡におけるジャンプの発生が抑制される。し
かも、書き込まれたサーボ情報は、記録媒体とヘッドと
の間の相対的な位置関係を踏襲しているため、隣接する
トラックとの関係で、その軌跡間隔に広狭が生ずること
も抑制される。
【0013】本発明のより具体的な態様として、振れ検
知手段が、非同期振れの成分に基づいて、その周波数お
よび振幅を求める。そして、コントローラは、求められ
た周波数および振幅に基づいてヘッドを加振させること
ができる。また、本発明のサーボ情報書き込み装置にお
けるコントローラは、記録媒体の回転時における記録媒
体の非同期振れの成分とヘッドの加振との位相を調整し
た後に、ヘッドがサーボ情報を書き込むように制御する
ことが望ましい。そして、位相の調整として、記録媒体
の非同期振れの成分とヘッドの加振との総和が最小とな
るようにすればよい。周波数および振幅が一致していて
も、位相が相違すれば、記録媒体と書き込みヘッドとの
間の相対的な位置にずれが生じることになるからであ
る。
【0014】また本発明は、以上のサーボ情報書き込み
装置に適用するのが好適な以下のサーボ情報書き込み方
法を提供する。すなわち本発明のサーボ情報書き込み方
法は、 ディスク状の記録媒体に形成される複数のトラ
ックの位置を識別するサーボ情報をヘッドによって書き
込むサーボ情報書き込み方法であって、記録媒体の回転
時におけるヘッドと記録媒体との記録媒体の半径方向の
相対的位置関係を求め、求められた相対的位置関係に応
じて、半径方向におけるヘッド位置を制御しつつ記録媒
体にサーボ情報を書き込むことを特徴とするサーボ情報
書き込み方法である。以上の本発明のサーボ情報書き込
み方法においても、ヘッドと記録媒体との相対的位置関
係に応じて、ヘッドの位置制御し、かつ位置制御された
ヘッドによって記録媒体にサーボ情報を書き込むため、
記録媒体とヘッドとの間の相対的な位置にずれが生じな
いために、サーボ情報の書き込み軌跡におけるジャンプ
の発生が抑制される。しかも、書き込まれたサーボ情報
は、記録媒体とヘッドとの間の相対的な位置関係を踏襲
しているため、隣接するトラックとの関係で、その軌跡
間隔に広狭が生ずることも抑制される。
【0015】本発明のサーボ情報書き込み方法におい
て、相対的位置関係は、ヘッドの半径方向の位置を固定
しつつ予備的な位置情報を書き込み、かつ書き込んだ予
備的な位置情報を読み出した結果に基づいて求めること
ができる。より具体的には、予備的な位置情報を読み出
すことにより、予備的な位置情報を書き込んだ際に記録
媒体に生じた第1の振れ成分を求め、第1の振れ成分か
ら記録媒体の回転と同期して生じる第2の振れ成分を減
じた第3の振れ成分を求める。この第3の振れ成分が、
NRROに相当するとともに、相対的位置関係を示すも
のとなる。そして本発明では、この第3の振れ成分に基
づいて、記録媒体の回転時におけるヘッドと記録媒体と
の記録媒体の半径方向の相対的位置関係を示す周波数お
よび振幅を求めることができる。そして、ヘッド位置の
制御は、この周波数および振幅によって構成される振れ
をヘッドに付与するものとし、さらに記録媒体の回転時
における振れとヘッドの振れとの間に、所定の同期がと
れた状態でサーボ情報を書き込むことが望ましい。
【0016】以上説明したことから、本発明が、ディス
ク状の記録媒体に形成される複数のトラックの位置を識
別するサーボ情報をヘッドによって書き込むサーボ情報
書き込み方法であって、記録媒体を回転させることによ
り発生する振れを検知し、この振れにヘッドを追従させ
つつサーボ情報を書き込むことを要旨とすることが理解
されよう。そして、追従させるべき振れは、記録媒体の
回転に同期しない振れを含むことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
いて説明する。図1は、本実施の形態によるサーボ情報
の書き込み方法を実施するためのサーボ・トラック・ラ
イタ1を模式的に示す図である。サーボ・トラック・ラ
イタ1は、記録コントローラ8、ヘッド・ポジショナ9
およびポジショナ・コントローラ10を備え、かつハー
ド・ディスク・ドライブ2を構成する磁気ディスク3に
サーボ情報を書き込む装置である。ここで、ハード・デ
ィスク・ドライブ2は、ユーザ・データを書き込む磁気
ディスク3と、磁気ディスク3を回転駆動するスピンド
ル・モータ4と、磁気ディスク3に対してユーザ・デー
タを書き込みまたは磁気ディスク3に書き込まれたユー
ザ・データを読み出す磁気ヘッド5と、磁気ヘッド5を
支持するアーム6と、アーム6を揺動するボイス・コイ
ル・モータ7とを備えている。ハード・ディスク・ドラ
イブ2において、磁気ディスク3に対してユーザ・デー
タを書き込みまたは読み出しをする際に、ボイス・コイ
ル・モータ7によって磁気ヘッド5は磁気ディスク3上
を揺動する。なお、ハード・ディスク・ドライブ2は、
複数枚の磁気ディスク3を備えることもあるが、図1で
は1枚のみ記載してある。サーボ・トラック・ライタ1
は、ハード・ディスク・ドライブ2の磁気ヘッド5を用
いて磁気ディスク3上にサーボ情報を書き込む。したが
って、ハード・ディスク・ドライブ2の構成要素もサー
ボ・トラック・ライタ1を構成する。
【0018】磁気ディスク3には、複数のトラックが同
心円状に形成されている。トラックは、サーボ・セクタ
とデータ・セクタとを対とする多数のセクタにそれぞれ
区分されている。サーボ・セクタは、トラック上の位置
を判別するためのサーボ情報を記憶する領域である。こ
のサーボ情報は、サーボ・トラック・ライタ1の磁気ヘ
ッド5により書き込まれる。サーボ情報の書き込みにつ
いては、後述する。磁気ディスク3は、ハード・ディス
ク・ドライブ2が動作しているとき、スピンドル・モー
タ4のスピンドル軸を中心にして回転駆動され、ハード
・ディスク・ドライブ2が非動作のとき、回転停止(静
止)する。磁気ディスク3の各記憶面には、図2に示す
ように磁気ディスク3の半径方向(図2矢印B方向)に
沿って複数の位置検出情報記憶領域30が放射状に形成
されており、残りの領域がデータ・トラック領域32と
されている。図3には位置検出情報記憶領域30及びデ
ータ・トラック領域32の一部を示す。データ・トラッ
ク領域32には複数のデータ・トラックが同心円状にピ
ッチで形成されており、図3にはその一部であるデータ
・トラック34A、34B、34Cおよび34Dを示
す。各データ・トラック34に対しては、後述する磁気
ヘッド5によって磁気ディスク3の円周方向(図2およ
び図3矢印A方向)に沿って情報の読み取り、書き込み
が行われる。
【0019】一方、位置検出情報記憶領域30にはトラ
ック識別情報記憶領域30A及びバースト・パターン記
憶領域30Bが設けられている。トラック識別情報記憶
領域30Aには、各データ・トラック34に対応して、
各データ・トラック34のトラック・アドレスをグレイ
コード(巡回2進符号)で表したトラック識別情報が記
憶されている。また、バースト・パターン記憶領域30
Bにはバースト・パターンが形成されている。図3に示
すように、バースト・パターンは各々信号が記憶された
領域(図3にハッチングで示す部分)が各データ・トラ
ック34の配列方向、すなわち磁気ディスク3の半径方
向(図3矢印B方向)に沿って配列された4本のバース
ト・パターン列(バースト・パターン列A乃至D)から
成る。各バースト・パターン列を構成する各信号記憶領
域は、磁気ディスク3の半径方向に沿った寸法及び隣り
合う領域との間隔が各々データ・トラック34のピッチ
に等しい長さとされている。バースト・パターン列Aの
信号記憶領域30a及びバースト・パターン列Bの信号
記憶領域30bは、磁気ディスク3の半径方向に沿って
千鳥状に配置され、かつ各領域のディスクの半径方向に
沿った両端部の辺が各データ・トラック34の幅方向中
心部に対応しており、各領域に信号が記憶されることに
よってバースト・パターン列A及びBが形成されてい
る。また、バースト・パターン列Cの信号記憶領域30
c及びバースト・パターン列Dの信号記憶領域30d
は、磁気ディスク3の半径方向に沿って千鳥状に配置さ
れ、かつ各領域のディスクの半径方向に沿った両端部の
辺が隣接する各データ・トラック34間の境界に対応し
ており、各領域に信号が記憶されることによってバース
ト・パターン列C及びDが形成されている。
【0020】磁気ヘッド5は、前述のように、ハード・
ディスク・ドライブ2として使用される場合には、磁気
ディスク3に対してユーザ・データの書き込みまたは読
み出しを行なう。また、磁気ヘッド5は、サーボ・トラ
ック・ライタ1として機能する場合には、サーボ情報を
サーボ・トラックに書き込む。さらに、磁気ヘッド5
は、詳しくは後述する、サーボ情報とは異なる予備的な
バースト・パターンを書き込む。この予備的なバースト
・パターンに基づいて、サーボ情報書き込み時の磁気ヘ
ッド5の駆動を制御する。ヘッド・ポジショナ9が、サ
ーボ情報を所定のサーボ・トラックに書き込む際に、磁
気ヘッド5を誘導する。また、ヘッド・ポジショナ9
は、磁気ヘッド5を所定位置に誘導した後、当該位置に
停止させる位置決め機能をも備えている。本実施の形態
によるサーボ・トラック・ライタ1は、後述するよう
に、このヘッド・ポジショナ9が、サーボ情報を書き込
む際に、磁気ディスク3の振れに追従して磁気ヘッド5
を移動させる。ヘッド・ポジショナ9は、ポジショナ・
コントローラ10からの指示に基づいて、磁気ヘッド5
を駆動する。
【0021】記録コントローラ8、磁気ヘッド5に対す
る予備的なバースト・パターンの書き込み、および予備
的なバースト・パターンの読み出しを制御する。また、
ポジショナ・コントローラ10に対して、ヘッド・ポジ
ショナ9の駆動を指示する。ポジショナ・コントローラ
10は、この指示に基づいてヘッド・ポジショナ9の動
作を制御する。また、記録コントローラ8は、サーボ情
報の磁気ヘッド5による書き込みを制御する。
【0022】以下、図4〜図6に基づいて、本実施の形
態によるサーボ情報の書き込み方法を説明する。なお、
図4は本実施の形態によるサーボ情報の書き込み方法を
説明するフローチャート、図5は図4における位置ずれ
信号の検出の具体的方法を説明する図、図6は図4にお
ける位相調整の具体的手順を示すフローチャートであ
る。本実施の形態によるサーボ情報の書き込み方法は、
磁気ディスク3の振れを求め、サーボ情報を書き込む際
にその振れに追従して磁気ヘッド5を移動させることを
骨子とする。特に、本実施の形態では、振れを磁気ディ
スク3と磁気ヘッド5との相対的な位置関係として求め
る。
【0023】本実施の形態によるサーボ情報の書き込み
方法において、はじめに、位置ずれ信号(Position Err
or Signal:PES)を検出する(図4 S101)。こ
の位置ずれ信号に以下説明する処理を施すことにより、
サーボ情報を書き込む際の磁気ヘッド5の振れを定め
る。PESの検出は、以下のようにして行なわれる。は
じめに、磁気ヘッド5を用いて予備的なバースト・パタ
ーンを磁気ディスク3上に書き込む。予備的なバースト
・パターンは、磁気ヘッド5をヘッド・ポジショナ9で
所定位置に固定した状態で、スピンドル・モータ4によ
って磁気ディスク3を所定速度で回転させながら、磁気
ヘッド5によって書き込む。予備的なバースト・パター
ンは、磁気ディスク3の一周Nセクターだけ書き込む。
図5(a)に、書き込まれた予備的なバースト・パター
ンを模式的に示す。予備的なバースト・パターン書き込
みの際に、磁気ディスク3には振れが生ずる。この振れ
は、RRO成分およびNRRO成分から構成される。図
5(a)に示すように、各予備的なバースト・パターン
の幅方向の中心を結ぶ線は、予備的なバースト・パター
ン書き込み時に生じたNRRO成分を示す。そして、こ
のNRRO成分は、予備的なバースト・パターンを読み
出す際にはRRO成分となる。
【0024】次に、予備的なバースト・パターンを磁気
ヘッド5によって読み出す。このとき、図5(b)に記
載されている式に示すように、予備的なバースト・パタ
ーンの読み出し信号の振幅の1周の平均値が、その振幅
の最大値の1/2になるように磁気ヘッド5を移動させ
る。つまり、磁気ヘッド5の中心を、予備的なバースト
・パターンのエッジと一致させる。そうすると、読み出
し信号の振幅が磁気ヘッド5の振幅の最大値と等しくな
ったとき、位置ずれが磁気ヘッド5の幅の1/2とな
る。また、読み出し信号の振幅が磁気ヘッド5の振幅の
ちょうど0になったとき、位置ずれが磁気ヘッド5の幅
の1/2となる。つまり、読み出し信号の振幅を磁気ヘ
ッド5の幅に比例して特定することができる。このよう
にして求められた読み出し信号の振幅を、本実施の形態
ではPESとして代用する。読み出された信号の1例を
図7に示しておく。
【0025】以上の手法によって書き込まれた予備的な
バースト・パターンを磁気ディスク3の100周分程度
読み込み、予備的なバースト・パターン書き込み時のN
RROによるRRO成分を求める(図4 S103)。
次に、PESを高速フーリエ変換(Fast Fourier Trans
form:FFT)で処理可能な範囲で予備的なバースト・
パターンを読み出し、かつS103で求めたRRO成分
を減じた波形を離散フーリエ変換(Discrete Fourier T
ransform:DFT)により加工し、周波数とその振幅を
求める(図4 S105)。得られた周波数と振幅の1
例を図8に示す。なお、ここまでの処理は、記録コント
ローラ8が行なう。記録コントローラ8は、得られた周
波数および振幅をポジショナ・コントローラ10に対し
て送信する(図4 S107)。すると、ポジショナ・
コントローラ10は、受信した周波数および振幅でヘッ
ド・ポジショナ9を加振する(図4S109)。同時
に、磁気ヘッド3が加振される。この周波数と振幅は、
磁気ディスク3と磁気ヘッド5との、磁気ディスク3の
回転時における相対的な位置関係を示す。磁気ディスク
5の回転時に磁気ヘッド3で読み取った予備的なバース
ト・パターンに基づくものだからである。なお、この段
階では、サーボ・パターンの書き込みを実行しない。サ
ーボ・パターンの書き込みは、位相調整(図4 S11
1)を行なった後に実行される。
【0026】位相調整は、図6に示すフローチャートの
手順で行なわれる。位相調整においては、磁気ヘッド5
によって、図4のステップS103で求められるPES
を100周分程度読み込み、記録コントローラ8は、そ
こからRRO成分を減じてNRRO成分の100周分の
総和を求める(図6 S201)。次いで、記録コント
ローラ8は、位相変更の指令をポジショナ・コントロー
ラ10に送り、ポジショナ・コントローラ10はヘッド
・ポジショナ9に対してn度位相を変えるように制御す
る(図6 S203)。このとき、磁気ヘッド5はヘッ
ド・ポジショナ9によって加振されている。位相変更
は、この磁気ヘッド5の振動の位相をn度づつ変えてい
くものである。このS201およびS203の処理を、
位相の変更が合計で360度に達するまで繰り返す(図
6 S205)。S201およびS203の処理を、位
相の変更が360度に達するまで繰り返し、記録コント
ローラ8はその中でNRRO成分の総和が最小となった
位相になるように、ポジショナ・コントローラ10に位
相変更指令を送る(図6 S207)。ここで、NRR
O成分の総和が最小となる、とは磁気ディスク3のNR
RO成分とn度づつ位相が変更された磁気ヘッド5の振
れであるNRRO成分との位相が一致あるいはほぼ一致
したことを意味する。換言すれば、磁気ディスク3の振
れと磁気ヘッド5の振れとの間に所定の同期がとれたこ
とを意味する。ここまでの処理によって、位相の大まか
な調整を終了し、次いでさらに詳細な位相の調整を行な
う。この詳細な位相の調整の基本的な手順は、図6のS
201〜S207と同様である。
【0027】つまり、PESを100周分程度読み込
み、そこからRRO成分を減じてNRRO成分の総和を
求める(図6 S209)。次に、位相変更の指令をポ
ジショナ・コントローラ10に送り、m度位相を変える
(図6 S211)。ここで、n>mであり、S209
以降の位相調整は、S207までの位相調整をより微細
に行なうものである。m度の位相変更は、+m度の範囲
における位相変更および−m度の範囲における位相変更
の2種類実行する(図6 S213)。±m度の範囲の
位相変更を実施済みであれば、その変更された位相の中
で、NRRO成分の総和が最小となった位相になるよ
う、記録コントローラ8はポジショナ・コントローラ1
0に位相変更指令を送る(図6 S215)。
【0028】以上で位相調整が終了し、ポジショナ・コ
ントローラ10は、送られた位相にしたがって、かつ受
信した周波数および振幅でヘッド・ポジショナ9を加振
しながら、サーボ情報を書き込む。このサーボ情報の書
き込みは、所定のNトラックづつ、最終トラックまで行
われる(図4 ステップS113,S115)。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
録媒体の振れにサーボ情報を書き込むヘッドを追従させ
ることができるため、書き込まれるサーボ情報の軌跡に
おけるジャンプの発生を抑制することができる。同時
に、書き込まれるサーボ情報の軌跡は、記録媒体の振れ
と同期しているとみなすことができるため、隣接するト
ラックとの間隔に広狭が生じる可能性が極めて低い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態によるサーボ・トラック・ライ
タの構成を示すブロック図である。
【図2】 本実施の形態による磁気ディスクの記憶内容
を概念的に示す図である。
【図3】 本実施の形態による磁気ディスクの記憶内容
を概念的に示す図である。
【図4】 本実施の形態によるサーボ情報書き込み手順
を示すフローチャートである。
【図5】 本実施の形態による予備的なバースト・パタ
ーンの書き込みおよび読み出しを説明する図である。
【図6】 本実施の形態による位相調整の手順を示すフ
ローチャートである。
【図7】 本実施の形態によるサーボ情報書き込み手順
を示すフローチャートである。
【図8】 本実施の形態による位相調整の手順を示すフ
ローチャートである。
【図9】 サーボ情報の書き込み軌跡の形態を示す図で
ある。
【図10】 サーボ情報の書き込み軌跡の形態を示す図
である。
【符号の説明】
1…サーボ・トラック・ライタ、2…ハード・ディスク
・ドライブ、3…磁気ディスク、4…スピンドル・モー
タ、5…磁気ヘッド、6…アーム、7…ボイス・コイル
・モータ、8…記録コントローラ、9…ヘッド・ポジシ
ョナ、10…ポジショナ・コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳瀬 博文 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (72)発明者 武市 淳 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 Fターム(参考) 5D096 WW01

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状の記録媒体に形成される複数
    のトラックの位置を識別するサーボ情報を、書き込みヘ
    ッドを介して書き込むサーボ情報書き込み装置であっ
    て、 前記サーボ情報を書き込む際に前記書き込みヘッドを前
    記記録媒体の半径方向に移動させるポジショナと、 回転時における前記記録媒体と前記書き込みヘッドとの
    相対的な位置の変動に対応して、前記サーボ情報を書き
    込んでいる間に前記記録媒体の半径方向に前記書き込み
    ヘッドを移動するように前記ポジショナを制御するコン
    トローラと、を備えることを特徴とするサーボ情報書き
    込み装置。
  2. 【請求項2】 前記コントローラは、 前記サーボ情報の書き込みに先行して予備的な位置情報
    を前記記録媒体に対して書き込むように前記書き込みヘ
    ッドを制御することを特徴とする請求項1に記載のサー
    ボ情報書き込み装置。
  3. 【請求項3】 前記コントローラは、 前記記録媒体に対して前記予備的な位置情報を書き込む
    際に、前記書き込みヘッドを所定位置に固定するように
    前記ポジショナを制御することを特徴とする請求項2に
    記載のサーボ情報書き込み装置。
  4. 【請求項4】 前記コントローラは、 前記記録媒体に書き込まれた前記予備的な位置情報を読
    み出すことによって、前記記録媒体と前記書き込みヘッ
    ドとの相対的な位置関係を求めることを特徴とする請求
    項2に記載のサーボ情報書き込み装置。
  5. 【請求項5】 ディスク状の記録媒体に形成される複数
    のトラックの位置を識別するサーボ情報を書き込むサー
    ボ情報書き込み装置であって、 前記記録媒体に対する前記サーボ情報の書き込みに先行
    して所定のバースト・パターンを前記記録媒体に書き込
    むとともに、当該バースト・パターンを読み出すヘッド
    と、 前記ヘッドにより読み出された前記バースト・パターン
    に基づいて、前記記録媒体の回転に伴って発生する振れ
    を検出し、かつ検出された振れから前記記録媒体の回転
    に同期する同期振れの成分を減じることにより、前記記
    録媒体の回転に同期しない非同期振れの成分を求める振
    れ検知手段と、 前記ヘッドが前記サーボ情報を書き込む際に、前記検知
    手段による前記非同期振れの成分に追従するように前記
    ヘッドを加振させるコントローラと、を備えたことを特
    徴とするサーボ情報書き込み装置。
  6. 【請求項6】 前記振れ検知手段は、 前記非同期振れの成分に基づいて、その周波数および振
    幅を求め、前記コントローラは、求められた前記周波数
    および振幅に基づいて前記ヘッドを加振させることを特
    徴とする請求項5に記載のサーボ情報書き込み装置。
  7. 【請求項7】 前記コントローラは、 前記記録媒体の回転時における前記記録媒体の非同期振
    れの成分と前記ヘッドの加振との位相を調整した後に、
    前記ヘッドが前記サーボ情報を書き込むように制御する
    ことを特徴とする請求項5に記載のサーボ情報書き込み
    装置。
  8. 【請求項8】 前記コントローラは、 前記記録媒体の非同期振れの成分と前記ヘッドの加振と
    の総和が最小となるように前記位相を調整することを特
    徴とする請求項7に記載のサーボ情報書き込み装置。
  9. 【請求項9】 ディスク状の記録媒体に形成される複数
    のトラックの位置を識別するサーボ情報をヘッドによっ
    て書き込むサーボ情報書き込み方法であって、 前記記録媒体の回転時における前記ヘッドと前記記録媒
    体との前記記録媒体の半径方向の相対的位置関係を求
    め、 求められた前記相対的位置関係に応じて、前記半径方向
    の前記ヘッド位置を制御しつつ前記記録媒体に前記サー
    ボ情報を書き込むことを特徴とするサーボ情報書き込み
    方法。
  10. 【請求項10】 前記相対的位置関係は、 前記ヘッドの前記半径方向の位置を固定しつつ予備的な
    位置情報を書き込み、かつ書き込んだ前記予備的な位置
    情報を読み出した結果に基づいて求めることを特徴とす
    る請求項9に記載のサーボ情報書き込み方法。
  11. 【請求項11】 前記予備的な位置情報を読み出すこと
    により、前記予備的な位置情報を書き込んだ際に前記記
    録媒体に生じた第1の振れ成分を求め、前記第1の振れ
    成分から前記記録媒体の回転と同期して生じる第2の振
    れ成分を減じた第3の振れ成分を求めることにより、前
    記相対的位置関係を求めることを特徴とする請求項10
    に記載のサーボ情報書き込み方法。
  12. 【請求項12】 前記第3の振れ成分に基づいて、前記
    記録媒体の回転時における前記ヘッドと前記記録媒体と
    の前記記録媒体の半径方向の相対的位置関係を示す周波
    数および振幅を求めることを特徴とする請求項11に記
    載のサーボ情報書き込み方法。
  13. 【請求項13】 前記ヘッド位置の制御は、前記周波数
    および振幅に基づく振れを前記ヘッドに付与するもので
    あり、前記記録媒体の回転時における振れと前記ヘッド
    位置の制御による振れとの間に、所定の同期がとれた状
    態で前記サーボ情報を書き込むことを特徴とする請求項
    12に記載のサーボ情報書き込み方法。
  14. 【請求項14】 ディスク状の記録媒体に形成される複
    数のトラックの位置を識別するサーボ情報をヘッドによ
    って書き込むサーボ情報書き込み方法であって、 前記記録媒体を回転させることにより発生する振れを検
    知し、 この振れに前記ヘッドを追従させつつ前記サーボ情報を
    書き込むことを特徴とするサーボ情報書き込み方法。
  15. 【請求項15】 前記振れは、前記記録媒体の回転に同
    期しない振れを含むことを特徴とする請求項14に記載
    のサーボ情報書き込み方法。
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