JP2003122784A - 汎用情報システム - Google Patents

汎用情報システム

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JP2003122784A
JP2003122784A JP2001312956A JP2001312956A JP2003122784A JP 2003122784 A JP2003122784 A JP 2003122784A JP 2001312956 A JP2001312956 A JP 2001312956A JP 2001312956 A JP2001312956 A JP 2001312956A JP 2003122784 A JP2003122784 A JP 2003122784A
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Yasuharu Tsuchiko
康晴 土子
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを介して情報を提供する汎用情
報システムにおいて、情報の歪曲ならびにタイムラグが
発生することなく、利用者が過去・現在・未来に関する
情報を高い視認性で継続して利用できるようにする。 【解決手段】 情報提供元Aは、定型的な書式の入力テ
ーブルを利用して情報を入力し、配信サーバーBに登録
する。すでに登録した情報を変更することもできる。配
信サーバーBは、登録された情報を認証してデータベー
スに格納する。配信サーバーBは、利用者Cの情報要求
操作履歴などに応じて、データベースから情報を選択的
に読み出す。読み出した情報を、時間の経過に応じた形
式の文章に構成して、利用者Cに配信する。利用者Cの
端末では、受信した情報を、過去から未来に至る時系列
の一覧表などの形式で表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汎用情報システム
に関し、特に、入力プログラムと定型文章化プログラム
により、情報の歪曲ならびにタイムラグが発生すること
なく、情報を伝達する汎用情報システムに関する。
【従来の技術】
【0002】従来の情報配信形態には、テレビ、ラジ
オ、新聞などがあり、一方で、インターネットを利用し
た新しい情報配信形態もある。図10に、従来の情報配信
形態における情報配信過程を示す。ここでは、配信側
(テレビ局など)が自ら収集した情報ならびに第三者か
ら提供された情報を、配信側が集計し、選別し、編集し
て、配信している。
【0003】図11に、従来のインターネットによる情報
伝達の概念図を示す。ここでは、個々に情報を配信する
形態に加え、テレビなどと同様に、情報を集計し、選別
し、編集して配信するというハブ的役割を備えた形態も
ある。図12に、従来のインターネットによる情報配信形
態の告知形式を示す。ここでは、当日ごとに集計された
情報を一覧として配信し、翌日には、翌日の新たな情報
に更新し配信する。媒体ごとに文字や映像や音声など、
視聴覚的な差異こそあるが、事実や結果の発生時に注力
して、これを伝達するという告知形式は、手法におい
て、テレビ、ラジオ、新聞と同様である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の情報配
信形態は、以下のような理由で問題があった。テレビや
ラジオのような媒体では、放送時間枠など時間的制約に
より、集計した情報量に対して配信できる数が制限され
る。新聞・書籍のような媒体でも、紙面の大きさ・ペー
ジ数など面積的制約により、集計した情報量に対して配
信できる数が制限される。また、インターネットを利用
した配信形態では、時間的・面積的制約は軽減できる
が、一方で、図11に示すように、同じ属性を持つ情報を
複数収集する場合は、受信者が該当しそうな情報を個々
に参照しなければならない不便性がある。したがって、
比較検討や取捨選択が困難である。
【0005】テレビ、ラジオ、新聞、インターネットに
限らず、配信側が情報の集計・選別・編集を行って配信
する過程では、情報の発生や提供から配信に至るまでに
は必然的にタイムラグが生じる。集計・選別・編集とい
う過程では、配信される情報の内容は、選別の際に配信
側に決定されるため、必ずしも受信者が有益な情報を得
られるとは言えない。加えて、選別・編集の際に、配信
者の主観的印象や偏見が加味される可能性もあり、事実
や情報提供者の意図が歪曲して伝達される危険性があ
る。
【0006】さらに、未来に予定されている情報や、以
前から継続されている情報の場合は、これを常に配信し
続けなければ、受信者が享受した情報を忘れる可能性が
高くなる。したがって、図11に示したように、事実や結
果の発生時に注力して、これを伝達する現在の情報配信
形態は、未来に関する情報や継続されている情報に関し
て、有効な手段とは言えない。
【0007】本発明は、上記従来の問題を解決して、情
報の歪曲ならびにタイムラグが発生することなく、過去
・現在・未来に関する情報を、受信者が高い視認性で継
続して利用できるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では、情報提供者が情報を入力する情報入
力装置と、情報を収集し蓄積して配信する情報配信装置
と、情報利用者が情報を選択的に抽出する情報利用装置
とからなる汎用情報システムの情報入力装置に、情報配
信装置から受信した入力テーブルに情報を入力する手段
と、情報を入力した入力テーブルを情報配信装置に送信
する手段とを備え、情報配信装置に、情報入力装置から
受信した入力テーブルの情報を登録する手段と、登録さ
れた情報を認証する手段と、認証した情報を蓄積するデ
ータベース手段と、蓄積した情報を時間の経過に応じて
再構成する手段と、情報利用装置からの情報要求に応じ
て情報を配信する手段とを備え、情報利用装置に、情報
配信装置に情報要求を送信する手段と、情報配信装置か
ら情報を受信する手段と、受信した情報を出力する手段
とを備えた構成とした。
【0009】このように構成したことにより、情報利用
者が必要とする情報を正確かつタイムラグなく配信で
き、情報利用者は、過去・現在・未来に関する情報を継
続して利用できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1〜図9を参照しながら詳細に説明する。
【0011】(実施の形態)本発明の実施の形態は、情
報提供者が入力テーブルを使って入力した情報を、情報
配信装置で認証して蓄積し、時間の経過に応じて文章を
再構成し、情報利用者の情報要求操作履歴などに応じた
情報を配信する汎用情報システムである。
【0012】図1は、本発明の実施の形態における汎用
情報システムの概念図である。図1において、情報提供
元Aは、各種情報を提供する会社などである。配信サー
バーBは、提供された情報を利用者に配信するサーバー
とデータベースである。利用者Cは、情報を閲覧するユ
ーザーである。
【0013】図2は、本発明の実施の形態における汎用
情報システムの機能ブロック図である。図2において、
情報入力手段1は、配信サーバーに情報を提供するため
に、情報提供元が入力テーブルに情報を入力する手段で
ある。情報構成手段2は、入力した情報を文章に構成し
てプレビューする手段である。情報登録手段3は、情報
提供元から受信した情報を、情報提供元ごとのエリアに
登録する手段である。情報認証手段4は、登録された情
報を認証する手段である。情報蓄積手段5は、認証した
情報を蓄積するデータベースである。表示装置6は、表
示制御手段とCRTを含む利用者側の画像表示手段であ
る。入力手段7は、キーボードやマウス、ジョグレバー
などの利用者側の入力手段である。操作履歴蓄積手段8
は、利用者の情報要求操作履歴を蓄積する手段である。
これは、配信サーバーにあってもよい。情報配信手段9
は、利用者の情報要求操作履歴を参照して、これに即し
た情報を配信する手段である。
【0014】図3は、本発明の実施の形態における汎用
情報システムの各機能を実現するプログラムとデータの
関係を示す構成図である。図3において、情報入力プロ
グラムDP1は、入力テーブルを使って提供情報を入力
するプログラムである。表示プログラムDP2は、入力
した情報を文章に構成して表示するプログラムである。
登録変更プログラムDP3は、入力した情報を配信サー
バーに登録するとともに、すでに登録した情報を変更す
るプログラムである。登録認証プログラムDP4は、登
録情報の提供元を識別して認証するプログラムである。
情報蓄積データDB1は、認証されてハードディスクや
CD−ROMなどの記憶装置に格納された情報である。
受信側操作プログラムAP1は、利用者が情報蓄積デー
タDB1を参照するための各種プログラムである。履歴
記憶プログラムAP2は、受信側操作プログラムAP1
の情報要求操作履歴を記憶するプログラムである。履歴
記憶データDB2は、履歴記憶プログラムAP2によっ
て、ハードディスクなどの記憶装置に格納された操作履
歴データである。履歴識別プログラムAP3は、履歴記
憶データDB2を参照して情報蓄積データDB1の利用
状況を利用者ごとに識別するプログラムである。情報配
信プログラムAP4は、受信側操作プログラムAP1が
情報を要求した際に、履歴記憶データDB2を参照し
て、情報蓄積データDB1の情報を読み出して配信する
プログラムである。表示プログラムDI1は、情報配信
プログラムAP4によって配信された情報蓄積データD
B1を表示するプログラムである。
【0015】図4は、本発明の実施の形態における汎用
情報システムの情報提供元が情報を登録する際に使用す
る入力テーブルを簡略化した図である。図5は、入力テ
ーブルに入力された情報が、受信側で表示された場合の
画面を簡略に示した図である。図6は、図5中の4月10
日におけるAA部分を選択した際に表示される画面を簡
略化した図である。図7は、図5中の4月20日における
日付部分を選択した際に表示される画面を簡略化した図
である。図8は、表示領域の狭い端末の画面表示を簡略
化した図である。表示条件などに関しては、図5〜図7
と同様である。図9は、本発明の実施の形態における汎
用情報システムの情報提供態様を、図11に示した従来の
インターネットによる情報伝達方式に対応する形式で表
した概念図である。
【0016】上記のように構成された本発明の実施の形
態における汎用情報システムの動作を説明する。最初
に、図1を参照しながら、この汎用情報システムの概要
を説明する。情報提供元Aは、配信サーバーBから入力
テーブルを受信して、入力テーブルに提供情報を入力す
る。提供情報が文章化されたものをプレビューして確認
し、配信サーバーBに送信する。配信サーバーBは、提
供情報を文章化して登録し、認証してデータベースに格
納する。利用者Cの要求形態に応じて、提供情報を利用
者に配信する。利用者Cの利用履歴に対応したデータを
配信する場合と、要求されたデータをメールで配信する
場合と、スケジュールに従って配信する場合などがあ
る。
【0017】図2と図3を参照しながら、この汎用情報
システムの動作概要を説明する。情報提供元Aは、配信
サーバーBに情報を提供するために、提供情報を入力す
る。入力した情報を、文章に構成してプレビューするこ
とができる。配信サーバーBは、情報提供元Aが入力し
た情報を登録する。すでに登録した情報を、情報提供元
Aが変更することもできる。配信サーバーBは、情報提
供元Aが登録または変更した情報を認証し、データベー
スに蓄積する。利用者Cの情報提供要求操作履歴を参照
して、これに即した情報を配信する。
【0018】情報入力プログラムDP1は、入力テーブ
ルを表示して、各フィールドに入力されたデータを1件
の提供情報として出力する。表示プログラムDP2は、
入力された情報を文章に構成して表示する。登録変更プ
ログラムDP3は、入力した情報を配信サーバーBに送
信して登録する。また、すでに登録した情報を変更す
る。登録認証プログラムDP4は、情報提供元Aを識別
して認証する。認証された情報は、情報蓄積データDB
1として、ハードディスクやCD−ROMなどの記憶装
置に格納される。
【0019】受信側操作プログラムAP1は、利用者C
が情報蓄積データDB1を参照するための通信処理など
を行う。履歴記憶プログラムAP2は、受信側操作プロ
グラムAP1の情報要求操作履歴を、履歴記憶データD
B2として、ハードディスクなどの記憶装置に格納す
る。履歴識別プログラムAP3は、履歴記憶データDB
2を参照して、情報の利用状況を解析する。情報配信プ
ログラムAP4は、情報の利用状況などに応じて、受信
側操作プログラムAP1が要求した情報を情報蓄積デー
タDB1から読み出して、利用者Cに配信する。
【0020】次に、図4に示す入力テーブルを参照しな
がら、情報提供元Aが情報を登録する方法を説明する。
入力テーブルには、日時・場所・氏名などの基本となる
入力項目が用意されている。これは、告知する情報を要
約する見出し作成に用いるものである。5W1Hの定型
文法に則した項目となっている。文字を直接入力する方
法と、メニューから単語を選択する方法とのいずれでも
入力できる。この他にも、詳細情報や数値を入力する項
目など、配信する情報の内容に応じた付随項目がある。
統一性を得るための文字数制限や単位表示などが、各々
に設けられている。これに反した場合にはメッセージが
表示されるというようなナビゲーション機能も用意され
ている。
【0021】この入力テーブルは、予めネットワークを
介して配信サーバーBからダウンロードしておいて、各
情報提供元Aの端末内部で使用することができる。直接
配信サーバーBにアクセスして、オンラインで入力する
こともできる。情報提供元Aの端末内部で使用する場合
は、ダウンロード要求時に、入力テーブルの複製を防止
するためのコピーガードプログラムや、固有のシリアル
ナンバーなどが、配信サーバーBから割り当てられる。
配信サーバーBにアクセスして使用する場合は、パスワ
ード等を設定できる。入力テーブルは、登録情報を認証
する手段としても使用する。
【0022】図4と図5を参照しながら、入力例を説明
する。図5に、入力テーブルに入力された情報が、利用
者側で表示された場合の画面を簡略的に示す。2002年4
月10日にAA株式会社が、入力テーブルの日時欄に、
「2002」、「4」、「20」、「4」、「25」と入力し、
場所欄に、「BBセンター」と入力し、氏名欄に、「A
A」と入力し、商品名欄に、「XXコンピュータ」と入
力し、実施内容欄に、「出展」と入力して、登録する。
なお、入力テーブルでは、入力日に対して登録日や公表
日を別途設定できるが、この例では同一とした。
【0023】図5に示す例では、公表日の4月10日だけ
でなく、出展当日の4月20日にも、登録会社名が表示さ
れる。この画面では、他に登録情報がある場合も同様に
併記される。他の個人や企業からの登録情報を併記する
こともできる。この画面では、利用者側の入力手段から
の各操作により、当月以前以後の各月の情報も表示でき
る。
【0024】このように表示することにより、時系列の
遷移が容易に理解できる。その結果、視認性が向上す
る。特定の個人あるいは企業の活動に注目している利用
者にとっては、公表された情報を継続して監視でき、以
前に発表された情報を見逃す危険性を回避できる。な
お、株式公開企業の場合は、銘柄名を使用して社名の表
記を簡略化することにより、一層の視認性の向上が可能
となる。
【0025】図6は、図5中の4月10日におけるAA部
分を選択した際に表示される画面を簡略化した図であ
る。画面上部に、AA株式会社の社名が表示される。入
力テーブルに入力された情報は、時系列表示の各時点に
応じて、例えば、次のように異なった表現で文章化され
る。 ●4月10日 『XXコンピュータ』の出展を公表。4月
20日〜4月25日、BBセンター。 ●4月20日 『XXコンピュータ』の出展を開始。4月
25日まで、BBセンター。
【0026】この画面でも、該当会社の以前以後の各月
の情報表示が可能である。各文章部分を選択すること
で、入力テーブルに入力した詳細な情報の表示や、内容
によっては数値をグラフ化して表示することも可能であ
る。また、画面内には、該当会社の関連情報を表示・操
作できるメニューなどもある。
【0027】図7は、図5中の4月20日における日付部
分を選択した際に表示される画面を簡略化した図であ
る。ここでは、画面上部に、該当する日付が表示され、
入力テーブルを利用して入力された各情報提供元の当日
の情報が、同じく、次のように文章化されて表示され
る。 ●AA株式会社、『XXコンピュータ』の出展を開始。
4月25日まで、BBセンター。 ●株式会社CCC、清涼飲料水『W』の発売を開始。本
日より、定価150円、関東地区限定。
【0028】この画面でも、表示日の以前以後の各日の
情報表示が可能である。各文章部分を選択することで、
登録時に入力した詳細な情報の表示や、内容によっては
数値をグラフ化して表示することも可能である。また、
画面内には、履歴活用時に効果的な、当日に関連した情
報を一覧して表示・操作できるメニューなどもある。
【0029】なお、定型化されて汎用情報システム内に
格納されている情報は、時間の経過に応じて文章が変更
される。例えば、4月30日に4月20日の日付部分を選択
すると、次のように文章化される。 ●AA株式会社、『XXコンピュータ』の出展を終了。
4月20日〜4月25日、BBセンター。 ●株式会社CCC、清涼飲料水『W』の発売を開始。4
月20日より、定価150円、関東地区限定。
【0030】各情報提供元の情報を、各画面に割り当て
る機能は、情報配信プログラムAP4により実現され
る。各項目の単語の定型文章化も、情報配信プログラム
AP4が行う。入力時のプレビューのために、表示プロ
グラムDP1も同様の機能を持っている。登録済みの情
報でも、登録変更プログラムDP3によって、各情報提
供元は自由に変更・修正・削除を行える。図5中の各日
付の表示欄に表示される各情報提供元の名称に関して、
利用者側で図5中の名称リストから随時選択できる。表
示する名称の追加や削除も行える。検索メニューなども
用意されている。
【0031】利用者側の各操作履歴は、各々の履歴記憶
データとして、利用者側のハードディスクなどの記憶装
置に格納される。配信サーバーや各情報提供元の記憶装
置などに格納してもよい。利用者が次回に汎用情報シス
テムを利用する際に、配信サーバーは、履歴記憶データ
を読み込んで、図5の画面の各日付の表示欄に、前回に
表示した各情報提供元の名称を表示する。各日付の表示
欄には、選択頻度の多い名称が上部に表示される。
【0032】図8は、表示領域の狭い端末の画面表示を
簡略化した図である。表示条件などは、図5〜図7の例
と同様である。画面上部に日付が並び、日付の選択によ
って、画面下部に各情報提供元の名称が表示される。こ
こでも、画面下部の各情報提供元の名称を選択すると、
該当情報提供元が入力テーブルで入力した各項目が文章
化して表示される。また、日付部を再選択すると、該当
日の各情報提供元の情報が、画面下部に文章化して表示
される。この他の情報も、各々に用意したメニューによ
って参照できる。
【0033】情報の配信形態は複数ある。最初に、基本
配信形態を説明する。(1)配信サーバーBは、予め、
入力テーブルをホームページに設定する。認証プログラ
ムも用意しておく。(2)情報提供元Aは、入力テーブ
ルに提供情報を入力する。各入力項目は文章化されてプ
レビュー表示される。(3)配信サーバーBに情報を登
録する。すなわち、情報提供元Aのエリアに提供情報が
書き込まれる。(4)配信サーバーBは、情報提供元A
ならびに情報自体を認証し、データベースに蓄積する。
(5)蓄積した情報を、該当する日付や情報提供元別に
割り当て、文章化して配信する。(6)利用者Cは、汎
用情報システムのウェブサイトの検索・追加・削除メニ
ューなどで各提供元を表示し、各情報を参照する。
(7)各利用者の操作履歴を、利用者側の端末または配
信サーバーBに蓄積する。
【0034】次に、条件設定による配信形態1を説明す
る。利用者が汎用情報システムのウェブサイトを利用す
る際に、過去に参照した提供元を予め表示したい場合で
ある。手順(1)〜(7)は基本配信形態と同じであ
る。(8)配信サーバーBは、各利用者の過去の操作履
歴を解析し、これに適応した提供元を表示する。
【0035】条件設定による配信形態2を説明する。参
照したい提供元の情報が新規に公開されたことの通知
を、利用者が希望する場合である。手順(1)〜(7)
は基本配信形態と同じである。(8)利用者は、汎用情
報システムのウェブサイトを通じて、メールアドレス等
の個人情報や、通知して欲しい提供元を、配信サーバー
に登録しておく。通知して欲しい提供元は随時変更が可
能である。(9)配信サーバーは、各提供元からの情報
が配信サーバーに登録された際に、各利用者の設定や操
作履歴に応じて、通知して欲しい提供元の新規情報が公
開された旨をメールで通知する。
【0036】各条件設定による配信形態3を説明する。
利用者が自身で利用しているスケジュールソフトに、配
信サーバーの情報を表示したい場合である。ここでは、
連動するスケジュールソフトとの事前の連携が前提であ
る。手順(1)〜(7)は基本配信形態と同じである。
(8)利用者は、汎用情報システムのウェブサイトまた
はスケジュールソフトを通じて、相互の連動を設定す
る。(9)配信サーバーは、スケジュールソフトのファ
イルに、配信サーバー内の該当する情報を配信する。
【0037】このように、利用者のメールアドレス等の
個人情報や、参照頻度の高い情報提供元の各名称を、配
信サーバーに登録すれば、この情報提供元から新たな情
報がサーバーに登録された際、配信サーバーは、この旨
を利用者のメールに通知したり、スケジュール管理ソフ
トと連動させたりすることができる。これは、一般的な
パソコンの起動時や携帯電話による着信通知と同様のも
のである。さらに、各種検索メニューによって、属性ご
との様々な並び替えもできる。例えば、各月の月曜日の
第1週から第4週だけとか、日祭日だけとかを、一覧と
して表示するようなことができる。
【0038】上記のように、本発明の実施の形態では、
汎用情報システムを、情報提供者が入力テーブルを使っ
て入力した情報を、情報配信装置で認証して蓄積し、時
間の経過に応じて文章を再構成し、情報利用者の情報要
求操作履歴などに応じた情報を配信する構成としたの
で、情報を正確かつタイムラグなしに配信でき、利用者
は、過去・現在・未来に関する情報を継続して利用でき
る。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
では、情報提供者が情報を入力する情報入力装置と、情
報を収集し蓄積して配信する情報配信装置と、情報利用
者が情報を選択的に抽出する情報利用装置とからなる汎
用情報システムの情報入力装置に、情報配信装置から受
信した入力テーブルに情報を入力する手段と、情報を入
力した入力テーブルを情報配信装置に送信する手段とを
備え、情報配信装置に、情報入力装置から受信した入力
テーブルの情報を登録する手段と、登録された情報を認
証する手段と、認証した情報を蓄積するデータベース手
段と、蓄積した情報を時間の経過に応じて再構成する手
段と、情報利用装置からの情報要求に応じて情報を配信
する手段とを備え、情報利用装置に、情報配信装置に情
報要求を送信する手段と、情報配信装置から情報を受信
する手段と、受信した情報を出力する手段とを備えた構
成としたので、利用者が必要とする情報を正確かつタイ
ムラグのない中で配信でき、利用者は、過去・現在・未
来に関する情報を継続して利用できるという効果が得ら
れる。
【0040】従来の情報配信形態のように、配信側が情
報を集計し、選別・編集を経て配信するという過程がな
く、情報の提供元が随時、登録や変更が可能である。し
たがって、本発明の汎用情報システムには、タイムラグ
という概念さえも存在せず、配信側の主観的印象や偏見
により、事実や情報提供者の意図が歪曲して伝達される
危険性もない。加えて、5W1Hを基本とする入力テー
ブルと定型文章化プログラムを活用することで、高度な
作文能力を情報提供元が持たなくても、常に定型の文章
の配信が可能である。一方、利用者にとっては、時系列
の遷移に伴う情報を目的ごとに眺望でき、従来、公表日
や実施日などに断片化されていた情報を、継続して利用
することが可能となる。こうした視認性の高さと、各文
章をはじめとする統一された情報配信環境は、利用者側
の情報リテラシーを飛躍的に向上させることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における汎用情報システム
の概念図、
【図2】本発明の実施の形態における汎用情報システム
の機能ブロック図、
【図3】本発明の実施の形態における汎用情報システム
の各機能手段の関係を示す構成図、
【図4】本発明の実施の形態における汎用情報システム
の情報登録に使用するテーブルを示す図、
【図5】本発明の実施の形態における汎用情報システム
の受信側メインウィンドウを示す図、
【図6】本発明の実施の形態における汎用情報システム
のメインウィンドウの日付欄内の文字を選択した際に表
示される画面を示す図、
【図7】本発明の実施の形態における汎用情報システム
のメインウィンドウの日付欄内の日付を選択した際に表
示される画面を示す図、
【図8】本発明の実施の形態における汎用情報システム
の小型表示手段用の画面を示す図、
【図9】本発明の実施の形態における汎用情報システム
の伝達形態を示す概念図、
【図10】従来の情報配信形態の過程を示す図、
【図11】従来のインターネットによる伝達形態を示す
概念図、
【図12】従来のインターネットによる情報配信形態の
告知形式を示す図である。
【符号の説明】
A 情報提供元 B 配信サーバー C 利用者 1 情報入力手段 2 情報構成手段 3 情報登録手段 4 情報認証手段 5 情報蓄積手段 6 表示装置 7 入力手段 8 操作履歴蓄積手段 9 情報配信手段 DP1 情報入力プログラム DP2 表示プログラム DP3 登録変更プログラム DP4 登録認証プログラム DB1 情報蓄積データ AP1 受信側操作プログラム AP2 履歴記憶プログラム DB2 履歴記憶データ AP3 履歴識別プログラム AP4 情報配信プログラム DI1 表示プログラム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報提供者が情報を入力する情報入力装
    置と、情報を収集し蓄積して配信する情報配信装置と、
    情報利用者が情報を選択的に抽出する情報利用装置とか
    らなる汎用情報システムにおいて、前記情報入力装置
    は、前記情報配信装置から受信した入力テーブルに情報
    を入力する手段と、情報を入力した入力テーブルを前記
    情報配信装置に送信する手段とを備え、前記情報配信装
    置は、前記情報入力装置から受信した入力テーブルの情
    報を登録する手段と、登録された情報を認証する手段
    と、認証した情報を蓄積するデータベース手段と、蓄積
    した情報を時間の経過に応じて再構成する手段と、前記
    情報利用装置からの情報要求に応じて情報を配信する手
    段とを備え、前記情報利用装置は、前記情報配信装置に
    情報要求を送信する手段と、前記情報配信装置から情報
    を受信する手段と、受信した情報を出力する手段とを備
    えたことを特徴とする汎用情報システム。
  2. 【請求項2】 前記情報入力装置に、前記情報配信装置
    に登録した情報を変更して再登録する手段を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の汎用情報システム。
  3. 【請求項3】 前記情報配信装置に、前記情報利用装置
    からの情報要求操作履歴を蓄積する手段と、前記情報要
    求操作履歴に応じた情報を配信する手段とを設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の汎用情報システム。
  4. 【請求項4】 前記情報利用装置に、情報要求操作履歴
    を蓄積する手段を設け、前記情報配信装置に、前記情報
    要求操作履歴を参照する手段と、前記情報要求操作履歴
    に応じた情報を配信する手段とを設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の汎用情報システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110297544A (zh) * 2019-06-28 2019-10-01 联想(北京)有限公司 输入信息响应方法及装置、计算机系统和可读存储介质

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