JP2003120430A - Egr装置 - Google Patents

Egr装置

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JP2003120430A JP2001311376A JP2001311376A JP2003120430A JP 2003120430 A JP2003120430 A JP 2003120430A JP 2001311376 A JP2001311376 A JP 2001311376A JP 2001311376 A JP2001311376 A JP 2001311376A JP 2003120430 A JP2003120430 A JP 2003120430A
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    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M26/00Engine-pertinent apparatus for adding exhaust gases to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture, e.g. by exhaust gas recirculation [EGR] systems
    • F02M26/02EGR systems specially adapted for supercharged engines
    • F02M26/04EGR systems specially adapted for supercharged engines with a single turbocharger
    • F02M26/05High pressure loops, i.e. wherein recirculated exhaust gas is taken out from the exhaust system upstream of the turbine and reintroduced into the intake system downstream of the compressor

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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮圧開放型エンジンブレーキ作動時にター
ボチャージャのコンプレッサにチョークやオーバーラン
が起こらないようにした高圧ループのEGR装置を提供
する。 【解決手段】 バリアブルジオメトリーターボチャージ
ャ2のタービン2bより上流の排気通路6とコンプレッ
サ2aより下流の吸気通路4との間をEGRパイプ7に
より接続し、該EGRパイプ7を通し排気ガス5の一部
を排気側から吸気側へ再循環するようにしたEGR装置
に関し、前記EGRパイプ7の途中に開度調整可能なE
GRバルブ8を設け、該EGRバルブ8のアクチュエー
タ9に対し圧縮圧開放型エンジンブレーキ作動時でも適
宜な開度の開状態が維持されるよう開度指令信号11を
出力するエンジン制御コンピュータ10を制御装置とし
て備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ターボチャージャ
を搭載したエンジンに適用される高圧ループのEGR装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりディーゼル機関などのエンジン
においては、排気ガスでタービンを駆動し且つ該タービ
ンの駆動によりコンプレッサを駆動して正規の量以上の
空気をエンジンに供給することによりエンジン出力を向
上するターボチャージャを搭載したものがある。
【0003】そして、この種のターボチャージャを搭載
したエンジンに関し、タービンより上流の排気通路から
排気ガスの一部を抜き出してコンプレッサより下流の吸
気通路へと戻し、その吸気通路に戻された排気ガスでエ
ンジン内での燃料の燃焼を抑制させて燃焼温度を下げる
ことによりNOxの発生を低減するようにした高圧ルー
プのEGR(Exhaust Gas Recirculation:排気ガス再
循環)装置を装備することが検討されている。
【0004】このようにした場合、エンジンの総吸入ガ
ス量のうちの何割かが、吸気側に再循環される排気ガス
により賄われるため、該排気ガスの合流箇所より上流の
コンプレッサに取り込まれる吸入空気量が少なくて済む
ことになり、ターボチャージャの容量が出力レンジに対
し比較的小さめの設定でマッチングすることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トラッ
クやバスなどの大型車輌では、もともと車輌重量が大き
い上に積載荷重が加わり、減速時に慣性力が大きく作用
して常用ブレーキ装置にかかる負担が大きくなるため、
圧縮圧開放型エンジンブレーキ(エンジンの圧縮上死点
付近で排気弁を強制的に開作動して圧縮圧力を開放する
ことにより次の膨張行程におけるピストンを押し下げる
力の発生を少なくして圧縮行程で得た制動力を有効に作
用させるようにした制動機構)を補助的に装備したもの
があり、このような車両のエンジンに、前述した如き高
圧ループのEGR装置を適用した場合を想定すると、圧
縮圧開放型エンジンブレーキの作動時にターボチャージ
ャのコンプレッサにチョークやオーバーランが起こるこ
とが懸念された。
【0006】つまり、圧縮圧開放型エンジンブレーキ作
動時は、アクセルオフの非燃焼状態となっていて排気ガ
スの再循環を行う必要がないため、排気ガスを吸気側へ
再循環させるEGRパイプ途中のEGRバルブを全閉と
する制御を行うのが通常であるが、このように圧縮圧開
放型エンジンブレーキの作動時にEGRバルブを全閉と
してEGRガス(圧縮圧開放型エンジンブレーキ作動時
はアクセルオフの非燃焼状態にあるので圧縮空気が再循
環されることになる)を零にしてしまうと、エンジンの
総吸入ガス量の全てを吸入新気で賄わなければならなく
なり、排気ガスの再循環を前提として比較的小さめの容
量としてあるターボチャージャのコンプレッサに取り込
まれる吸入空気量が容量を超えて過剰に増加し、該コン
プレッサがチョークやオーバーランを起こし易くなって
しまうのである。
【0007】本発明は上述の実情に鑑みてなしたもの
で、圧縮圧開放型エンジンブレーキ作動時にターボチャ
ージャのコンプレッサにチョークやオーバーランが起こ
らないようにした高圧ループのEGR装置を提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ターボチャー
ジャのタービンより上流の排気通路と前記ターボチャー
ジャのコンプレッサより下流の吸気通路との間をEGR
パイプにより接続し、該EGRパイプを通し排気ガスの
一部を排気側から吸気側へ再循環するようにしたEGR
装置であって、前記EGRパイプの途中に開度調整可能
なEGRバルブを設け、該EGRバルブに対し圧縮圧開
放型エンジンブレーキ作動時でも適宜な開度の開状態が
維持されるよう開度指令を出力する制御装置を備えたこ
とを特徴とするものである。
【0009】而して、このようにすれば、排気ガスの再
循環を行う必要がない圧縮圧開放型エンジンブレーキ作
動時にも、制御装置からの開度指令によりEGRバルブ
が適宜な開度で開いてEGRガス(圧縮圧開放型エンジ
ンブレーキ作動時はアクセルオフの非燃焼状態にあるの
で圧縮空気が再循環されることになる)の適宜な再循環
量が確保されるので、エンジンの総吸入ガス量の全てを
吸入新気で賄う必要がなくなり、これによって、ターボ
チャージャのコンプレッサに取り込まれる吸入空気量の
過剰な増加が回避される結果、該コンプレッサのチョー
クやオーバーランが未然に防止される。
【0010】また、本発明においては、ターボチャージ
ャとしてバリアブルジオメトリーターボチャージャを採
用し、該バリアブルジオメトリーターボチャージャに対
し圧縮圧開放型エンジンブレーキ作動時にタービンのノ
ズルベーン開度の拡張を指示する開度指令を出力し得る
よう制御装置を構成することが好ましい。
【0011】このようにすれば、圧縮圧開放型エンジン
ブレーキ作動時に制御装置からの開度指令によりバリア
ブルジオメトリーターボチャージャにおけるタービンの
ノズルベーン開度が拡張される結果、タービンにおける
作動ガス(圧縮圧開放型エンジンブレーキ作動時はアク
セルオフの非燃焼状態にあるので圧縮空気が作動ガスと
なる)の旋速が下がり、これによりタービンの回転数が
下がってコンプレッサ側における吸入空気量が抑制され
るので、該コンプレッサのチョークやオーバーランが一
層確実に防止されることになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照しつつ説明する。
【0013】図1及び図2は本発明を実施する形態の一
例を示すもので、図1に示しているディーゼル機関を成
すエンジン1は、ターボチャージャとして容量可変式の
バリアブルジオメトリーターボチャージャ2を搭載して
おり、図示しないエアクリーナから導いた吸気3を吸気
通路4を通し前記バリアブルジオメトリーターボチャー
ジャ2のコンプレッサ2aへ導いて加圧し、その加圧さ
れた吸気3を図示しないターボインタークーラを介しエ
ンジン1の各気筒に分配して導入するようにしてある。
【0014】また、このエンジン1の各気筒から排出さ
れた排気ガス5を排気通路6を通して前記バリアブルジ
オメトリーターボチャージャ2のタービン2bへ送り、
該タービン2bを駆動した排気ガス5を車外へ排出する
ようにしてある。
【0015】そして、タービン2b上流の排気通路6の
適宜位置と、コンプレッサ2a下流の吸気通路4の適宜
位置との間がEGRパイプ7により接続され、排気通路
6側から排気ガス5の一部を抜き出して吸気通路4側に
導き得るようにしてあり、また、このEGRパイプ7に
は、排気ガス5の再循環量を適宜に調節し得るよう開度
調整可能なEGRバルブ8が装備されている。
【0016】ここで、前記EGRバルブ8は、アクチュ
エータ9により開度調整されるようになっているが、こ
のアクチュエータ9は、エンジン制御コンピュータ10
(ECU:Electronic Control Unit:制御装置)から
の開度指令信号11(開度指令)を受けて制御されるよ
うになっている。
【0017】他方、エンジン制御コンピュータ10にお
いては、エンジン1の回転数を検出する回転センサ12
からの回転数信号13と、エンジン1の負荷を検出する
アクセルセンサ14からのアクセル開度信号15とが夫
々入力されるようになっており、これら回転数信号13
とアクセル開度信号15により判断される現在のエンジ
ン1の回転数と負荷とに基づき、制御マップ(回転数と
負荷とによる二次元マップ)にて運転状態に応じた最適
な排気ガス5の再循環量が得られるよう開度指令信号1
1を決定するようにしてある。
【0018】ただし、前記エンジン制御コンピュータ1
0には、運転席のリターダスイッチ16からのオン信号
17も入力されるようになっており、このオン信号17
と前記アクセル開度信号15(アクセルオフの検知)と
に基づき圧縮圧開放型エンジンブレーキの作動を検知し
た際には、排気ガス5の再循環が不必要であっても、E
GRバルブ8を全閉とせずに適宜な開度の開状態が維持
されるような開度指令信号11が出力されるようにして
ある。
【0019】尚、エンジン1に再循環する排気ガス5を
EGRパイプ7の途中で冷却すると、排気ガス5の温度
が下がり且つその容積が小さくなることにより、エンジ
ン1の出力を余り低下させずに燃焼温度を低下して効果
的にNOxの発生を低減させることができるので、EG
Rパイプ7の途中に水冷式のEGRクーラを適宜に装備
させるようにしても良い。
【0020】また、従来より周知である如く、前記バリ
アブルジオメトリーターボチャージャ2は、タービン2
bのノズルベーン2cをアクチュエータ18により傾動
して前記ノズルベーン2cの開度を調整し得るようにな
っており、例えば、ノズルベーン2cの開度を大きく開
くと、タービン2bにおける排気ガス5の旋速が下が
り、これによりタービン2bの回転数が下がってコンプ
レッサ2a側における吸気3の吸入量(吸入空気量)が
減少し、これとは逆に、ノズルベーン2cの開度を絞る
と、タービン2bにおける排気ガス5の旋速が上がり、
これによりタービン2bの回転数が上がってコンプレッ
サ2a側における吸気3の吸入量が増加するようになっ
ていて、タービン2bの駆動力が弱いために吸気3を取
り込み難い低速運転領域と、タービン2bが回りすぎて
吸気3が過剰に取り込まれる虞れのある高速運転領域と
でターボチャージャの容量を適宜に変更して低速重視の
過給特性と高速重視の過給特性とを使い分けできるよう
にしてある。
【0021】ここで、前記アクチュエータ18は、エン
ジン制御コンピュータ10からの開度指令信号19(開
度指令)を受けて制御されるようになっており、前記エ
ンジン制御コンピュータ10においては、前記回転数信
号13とアクセル開度信号15により判断される現在の
運転状態に基づき、制御マップ(回転数と負荷とによる
二次元マップ)にて運転状態に応じた最適な過給特性が
得られるよう開度指令信号19を決定するようにしてあ
る。
【0022】ただし、リターダスイッチ16からのオン
信号17と、アクセルセンサ14からのアクセル開度信
号15(アクセルオフの検知)とに基づき圧縮圧開放型
エンジンブレーキの作動を検知した際には、タービン2
bのノズルベーン2cの開度を拡張するよう指示する開
度指令信号19が出力されるようにしてある。
【0023】尚、図中20はシリンダ、21はピスト
ン、22は排気弁、23は吸気弁を夫々示している。
【0024】而して、このようにすれば、運転席のリタ
ーダスイッチ16がオンにされ且つアクセルオフの状態
になった時に、エンジン1の圧縮上死点付近で排気弁2
2を強制的に開作動して圧縮圧力を開放する圧縮圧開放
型エンジンブレーキの作動が成されるものとして、エン
ジン制御コンピュータ10からEGRバルブ8を全閉と
せずに適宜な開度の開状態が維持されるような開度指令
信号11が出力される。
【0025】即ち、排気ガス5の再循環を行う必要がな
い圧縮圧開放型エンジンブレーキ作動時にも、エンジン
制御コンピュータ10からの開度指令信号11によりE
GRバルブ8が適宜な開度で開いてEGRガス(圧縮圧
開放型エンジンブレーキ作動時はアクセルオフの非燃焼
状態にあるので圧縮空気が再循環されることになる)の
適宜な再循環量が確保されるので、エンジン1の総吸入
ガス量の全てを吸入新気で賄う必要がなくなり、これに
よって、コンプレッサ2aに取り込まれる吸入空気量の
過剰な増加が回避される結果、該コンプレッサ2aのチ
ョークやオーバーランが未然に防止される。
【0026】特に本形態例においては、ターボチャージ
ャとしてバリアブルジオメトリーターボチャージャ2を
採用し、該バリアブルジオメトリーターボチャージャ2
に対し圧縮圧開放型エンジンブレーキ作動時にタービン
2bのノズルベーン2cの開度の拡張する開度指令信号
19が出力されるようにしているので、圧縮圧開放型エ
ンジンブレーキ作動時には、タービン2bのノズルベー
ン2cの開度が拡張されて前記タービン2bにおける作
動ガス(圧縮圧開放型エンジンブレーキ作動時はアクセ
ルオフの非燃焼状態にあるので圧縮空気が作動ガスとな
る)の旋速が下がり、これによりタービン2bの回転数
が下がってコンプレッサ2a側における吸入空気量が抑
制されるので、該コンプレッサ2aのチョークやオーバ
ーランが一層確実に防止されることになる。
【0027】図2はコンプレッサ2aの本形態例による
性能曲線A(四段階の回転数について線図で示したも
の)と従来の性能曲線A’とを対比したグラフであり、
このグラフの縦軸はコンプレッサ2aの入口圧力P1に
対する出口圧力P2の比(P2/P1)を示し、このグラ
フの横軸はコンプレッサ2aの吸入空気量を示してい
る。
【0028】そして、グラフ中のBで囲んだ部分は、本
形態例において、所定の運転条件下での圧縮圧開放型エ
ンジンブレーキ作動時にバリアブルジオメトリーターボ
チャージャ2におけるタービン2bのノズルベーン2c
の開度を三段階で拡張して吸入空気量を抑制した時の作
動線を示し、グラフ中のB’で囲んだ部分は、従来の場
合における同じ運転条件下での同様の作動線を示してい
る。
【0029】このグラフから判る通り、本形態例のよう
に圧縮圧開放型エンジンブレーキ作動時にEGRバルブ
8を適宜な開度で開けておくようにすれば、コンプレッ
サ2aの性能曲線Aが、圧縮圧開放型エンジンブレーキ
作動時にEGRバルブ8を全閉とした場合のコンプレッ
サ2aの性能曲線A’より起立する傾向となり、バリア
ブルジオメトリーターボチャージャ2の容量制御により
吸入空気量の上限値X(チョークやオーバーランを惹起
する限界値)を超えないように保持することが可能とな
るのに対し、圧縮圧開放型エンジンブレーキ作動時にE
GRバルブ8を全閉とした場合には、同じ運転条件でバ
リアブルジオメトリーターボチャージャ2を容量制御し
ても吸入空気量を上限値X内に抑制することが不可能と
なる。
【0030】従って、以上に説明した如き形態例によれ
ば、圧縮圧開放型エンジンブレーキ作動時にEGRバル
ブ8を適宜な開度で開けておくことにより、バリアブル
ジオメトリーターボチャージャ2のコンプレッサ2aに
取り込まれる吸入空気量の過剰な増加を回避することが
できるので、該コンプレッサ2aのチョークやオーバー
ランを未然に防止することができ、バリアブルジオメト
リーターボチャージャ2の健全性を確実に保護すること
ができる。
【0031】尚、本発明のEGR装置は、上述の形態例
にのみ限定されるものではなく、制御装置をエンジン制
御コンピュータと別体で構成しても良いこと、必ずしも
バリアブルジオメトリーターボチャージャの容量制御を
併用しなくて良いこと、その他、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論であ
る。
【0032】
【発明の効果】上記した本発明のEGR装置によれば、
下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
【0033】(I)本発明の請求項1に記載の発明によ
れば、圧縮圧開放型エンジンブレーキ作動時にEGRバ
ルブを適宜な開度で開けておくことにより、ターボチャ
ージャのコンプレッサに取り込まれる吸入空気量の過剰
な増加を回避することができるので、該コンプレッサの
チョークやオーバーランを未然に防止することができ、
ターボチャージャの健全性を確実に保護することができ
る。
【0034】(II)本発明の請求項2に記載の発明に
よれば、圧縮圧開放型エンジンブレーキ作動時にタービ
ンの回転数を下げてコンプレッサに取り込まれる吸入空
気量を抑制することができるので、該コンプレッサのチ
ョークやオーバーランを一層確実に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例を示す概略図であ
る。
【図2】コンプレッサの圧力比と吸入空気量との関係を
示すグラフである。
【符号の説明】
2 バリアブルジオメトリーターボチャージャ(ターボ
チャージャ) 2a コンプレッサ 2b タービン 2c ノズルベーン 4 吸気通路 5 排気ガス 6 排気通路 7 EGRパイプ 8 EGRバルブ 10 エンジン制御コンピュータ(制御装置) 11 開度指令信号(開度指令) 19 開度指令信号(開度指令)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02B 37/24 F02D 21/08 301H F02D 21/08 301 311B 311 23/00 J 23/00 N F02B 37/12 301Q Fターム(参考) 3G005 DA02 EA15 FA06 FA27 GB25 HA07 HA09 HA12 JA05 JA23 JA28 JA53 JB09 JB24 3G062 AA01 AA03 AA05 BA09 CA05 DA09 EA10 ED01 ED04 ED08 ED10 FA02 FA05 FA06 FA23 GA04 GA06 3G092 AA02 AA13 AA17 AA18 DA15 DB03 DC09 EA09 EB05 EC10 FA39 GA13 GB08 HE01Z HF08Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターボチャージャのタービンより上流の
    排気通路と前記ターボチャージャのコンプレッサより下
    流の吸気通路との間をEGRパイプにより接続し、該E
    GRパイプを通し排気ガスの一部を排気側から吸気側へ
    再循環するようにしたEGR装置であって、 前記EGRパイプの途中に開度調整可能なEGRバルブ
    を設け、該EGRバルブに対し圧縮圧開放型エンジンブ
    レーキ作動時でも適宜な開度の開状態が維持されるよう
    開度指令を出力する制御装置を備えたことを特徴とする
    EGR装置。
  2. 【請求項2】 ターボチャージャとしてバリアブルジオ
    メトリーターボチャージャを採用し、該バリアブルジオ
    メトリーターボチャージャに対し圧縮圧開放型エンジン
    ブレーキ作動時にタービンのノズルベーン開度の拡張を
    指示する開度指令を出力し得るよう制御装置を構成した
    ことを特徴とする請求項1に記載のEGR装置。
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