JP2003120418A - コージェネレーション装置の運転方法 - Google Patents
コージェネレーション装置の運転方法Info
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Abstract
ルエンジンに排熱回収ボイラを設けて、動力(もしくは
電気)及び熱(蒸気、温水)の両方を発生するいわゆる
コージェネレーション装置において、熱の需要が下がり
余剰蒸気・余剰温水が発生した際に、排熱回収ボイラに
水もしくは蒸気を噴射してボイラ内の排ガス温度を下げ
る。
Description
ネレーション装置において、ボイラで発生する蒸気等が
熱需要に対して過剰なときに、ボイラに水・蒸気を噴射
してガス温度を下げ、蒸発量を減少させて熱電可変範囲
を広げたり、余剰蒸気を装置各部への水噴射のアトマイ
ズガスとして有効利用してプラント効率の向上を可能と
するコージェネレーション装置の運転方法に関するもの
である。
ディーゼルエンジンに排熱回収ボイラを設けて、動力
(もしくは電気)及び熱(蒸気、温水)の両方を発生す
るいわゆるコージェネレーション装置においては、エン
ジンの負荷によりボイラで発生する熱(蒸気、温水)の
量が決まってしまい、例えば、熱需要がないときには、
これらの蒸気・温水は捨てられることになり、熱需要が
少ない場合に余剰蒸気・余剰温水が発生することにな
る。また、熱負荷にあわせてエンジンを部分負荷運用す
ると、エンジンの熱効率が下がってしまう。
26にバイパスダンパ32等を設けて排ガスの一部を排
熱回収ボイラ18からバイパスすることも考えられる
が、この場合、排気系統が複数になり装置が過大にな
る。また、排気の一部は常にバイパス側にリークする。
出力を増大させる蒸気噴射型ガスタービンでも、噴射で
きる蒸気の量には限界がある。図17は蒸気噴射型ガス
タービンを利用した熱電可変コージェネレーションのシ
ステム系統図の一例であり、表1、図18はその性能例
である。図17(図19も同様)について簡単に説明す
ると、取り込まれた空気は圧縮機10で圧縮されて圧縮
空気となり、この圧縮空気が燃料とともに燃焼器12に
供給される。燃焼器12で生成した高温高圧の燃焼ガス
でタービン14を駆動させ、発電機16で発電が行われ
る。タービン14からの燃焼排ガスは、排熱回収ボイラ
18における過熱器20、蒸発器22、節炭器24に導
入され、順次熱回収されて排出される。28は給水ポン
プ、30は給水タンク兼水処理設備、34は煙突であ
る。蒸発器22で発生した飽和蒸気(あるいは過熱器2
0で発生した過熱蒸気)は、プロセス蒸気として取り出
される。この場合、余剰蒸気をガスタービン(具体的に
は、燃焼器12及び/又はタービン14)に噴射して利
用することで熱電可変を実現している。
に2t/hの余剰蒸気が発生し、熱の需要が無い場合に
は、この蒸気は大気中に無駄に放散される。仮にボイラ
の定格蒸発量を10t/hではなく8t/hのものにする
と、余剰蒸気は発生しないが、総合効率が9%低下する
ことになる。
た蒸気噴射型ガスタービンでは、圧縮機可変静翼によ
り、圧縮機及びタービンの効率を低下させることなくガ
スタービンへの蒸気投入量を増減できるようにしている
が、「全量蒸気噴射」は不可能で投入できる蒸気量に限
界があり、やや蒸気が余ることになる。特開平11−2
29894号公報に記載された蒸気噴射型ガスタービン
では、遠心圧縮機のディフューザやタービンノズルを可
変として、ガスタービンへの蒸気投入量を増減できるよ
うにしているが、遠心圧縮機のディフューザやタービン
ノズルを可変とすると、定格流量点以外での効率が著し
く悪くなる。また、高温ガス中のタービンノズルを可変
とすることは信頼性の点でも問題がある。
に記載されたガスタービンプラントでは、圧縮機出口に
水を噴霧しているが、蒸発せずに液相のまま残った水を
回収する必要があり、装置が過大なものとなったりす
る。また、一般にガスタービンの各部に水を噴霧すると
き、噴霧粒径が大きいと噴霧がガスタービン作動流体の
気流に乗らずに、水滴やドレンとしてガスタービン各部
に衝突し、ガスタービン各部を腐食・損傷させたり、ガ
スタービンの寿命を著しく縮めることになる。
鑑みなされたもので、本発明の目的は、いわゆるコージ
ェネレーション装置において、熱の需要が下がり余剰蒸
気・余剰温水が発生した際に、排熱回収ボイラに水・蒸
気を噴射してガス温度を下げ、蒸発量を減少させること
により、熱電可変範囲を広げるだけでなく、ボイラ給水
の節約と、ボイラ給水の水処理に要する動力、薬剤等の
低減及び水処理設備の長寿命化等を実現することができ
るコージェネレーション装置の運転方法を提供すること
にある。
ービンコージェネレーション装置において、余剰蒸気を
ガスタービン各部への水噴射のアトマイズガスとして用
いることにより、圧縮機及びタービンの効率を上昇させ
てガスタービンの効率を向上させることができ、しか
も、噴霧粒径が微小となるためガスタービン各部の損傷
を回避することができるコージェネレーション装置の運
転方法を提供することにある。
めに、本発明のコージェネレーション装置の運転方法
は、ガスタービン、ガスエンジン及びディーゼルエンジ
ンのいずれかの内燃機関に排熱回収ボイラを設け、内燃
機関を駆動させて動力又は電気を発生させるとともに、
内燃機関からの燃焼排ガスを排熱回収ボイラに導入し、
燃焼排ガスを加熱源として排熱回収ボイラで蒸気及び/
又は温水を発生させて熱を取り出すようにしたコージェ
ネレーション装置において、排熱回収ボイラに水又は/
及び蒸気を噴射してボイラ内の排ガス温度を制御し、熱
電可変範囲を広げるように構成されている。例えば、熱
の需要が下がり余剰蒸気及び/又は余剰温水が発生した
ときに、排熱回収ボイラに水又は/及び蒸気を噴射して
ボイラ内の排ガス温度を下げ、蒸発量を減少させる。
射する水又は/及び蒸気としては、排熱回収ボイラから
の余剰温水又は/及び余剰蒸気を用いることができ、ま
た、系外(他プロセス)からの水又は/及び蒸気を用い
てもよい。また、具体的な噴射箇所として、内燃機関と
排熱回収ボイラを接続する排気ダクト中、又は排熱回収
ボイラに設けた過熱器、蒸発器及び節炭器の少なくとも
いずれかの上流側の排ガス中に、水又は/及び蒸気を噴
射することができる。
装置において、熱の需要が下がり余剰蒸気・余剰温水が
発生した際に、排熱回収ボイラに水・蒸気を噴射してガ
ス温度を下げ、蒸発量を減少させる。排熱回収ボイラで
発生した蒸気の温度は、その蒸気を発生させるために必
要なガス温度より必ず低いので、排熱回収ボイラからの
余剰蒸気・温水を排熱回収ボイラの排ガス中に噴射して
ガス温度を下げることが可能である。また、他プロセス
からの水もしくは蒸気を噴射して排ガス温度を下げるこ
とも勿論可能である。これにより、単に放散する水が節
約できるだけでなく、ボイラ給水の水処理設備において
処理すべき水の量も減少する。ボイラ給水は脱ミネラ
ル、脱気等の処理が必要で、特にガスタービンに噴射す
る蒸気は純水にしなければならず、水処理設備の処理量
が減ることは所要動力の低減によるプラント効率の向
上、イオン交換樹脂の長寿命化、投入薬剤消費量を低減
するメリットがある。
の運転方法は、ガスタービンに排熱回収ボイラを設け、
圧縮機からの圧縮空気と燃料を燃焼器に供給して得られ
る高温高圧の燃焼ガスでタービンを駆動させて動力又は
電気を発生させるとともに、タービンからの燃焼排ガス
を排熱回収ボイラに導入し、燃焼排ガスを加熱源として
排熱回収ボイラで蒸気又は蒸気及び温水を発生させて熱
を取り出すようにしたコージェネレーション装置におい
て、圧縮機途中、圧縮機出口、燃焼器及びタービンの少
なくともいずれかに、排熱回収ボイラからの余剰蒸気を
アトマイズガスとして用いて微粒化した水を噴射するこ
とを特徴としている。
ョン装置各部への水噴射のアトマイズガスとして用い
る。蒸気噴射型ガスタービンコージェネレーション装置
では、余剰蒸気をガスタービンに投入するための圧縮機
可変静翼もしくはタービン可変ノズルの操作量が減少
し、より定格に近い運転ができるので、圧縮機及びター
ビンの効率が上昇し、ガスタービンの効率も上昇する。
また、噴霧粒径が微小となりガスタービン各部の損傷を
避けることができる。
て説明するが、本発明は下記の実施の形態に何ら限定さ
れるものではなく、適宜変更して実施することが可能な
ものである。図1は、本発明の実施の第1形態によるコ
ージェネレーション装置の運転方法を実施する装置を示
している。なお、本実施の形態では、一例として、ガス
タービンに排熱回収ボイラを設けて構成されるコージェ
ネレーション装置について説明しているが、本実施形態
の方法は、ガスエンジン、ディーゼルエンジンに排熱回
収ボイラを設けた装置にも同様に適用できるものであ
る。
縮機10で圧縮されて圧縮空気となり、この圧縮空気が
燃料とともに燃焼器12に供給される。燃焼器12で生
成した高温高圧の燃焼ガスでタービン14を駆動させ、
発電機16で発電が行われる。タービン14からの燃焼
排ガスは、排熱回収ボイラ18における過熱器20、蒸
発器22、節炭器24に導入され、順次熱回収されて排
出される。26は排気ダクト、28は給水ポンプ、30
は給水タンク兼水処理設備、34は煙突である。蒸発器
22で発生した飽和蒸気(あるいは過熱器20で発生し
た過熱蒸気)は、プロセス蒸気として取り出される。ま
た、余剰蒸気をガスタービン(具体的には、燃焼器12
及び/又はタービン14)に噴射して利用することで熱
電可変を実現しているが、噴射できる蒸気の量には限界
がある。
温水が発生した際には、排熱回収ボイラ18に水・蒸気
を噴射してボイラ内の排ガス温度を下げ、蒸発量を減少
させることで、熱電可変範囲の拡大が可能となる。この
場合、噴射する水、蒸気としては、(a)ボイラ余剰蒸
気・余剰温水、(b)系外からの水・蒸気、のいずれを
用いてもよい。例えば、ボイラ余剰蒸気を噴射する場合
は、プロセス蒸気の一部を分岐して排熱回収ボイラ18
の排気中に噴射する。また、具体的な噴射箇所は、排
気ダクト26、過熱器20上流、蒸発器22上流、
節炭器24上流の排気中であり、これらの箇所のうち
の1箇所又は複数箇所に噴射ノズル36を設置して水・
蒸気を噴射する。図1では、一例として、蒸発器22上
流に噴射ノズル36を設置している。
変コージェネレーションにおいて、プロセス蒸気2.0
t/hの蒸気のうち1.5t/hの蒸気(211℃)を、過
熱器20上流(0.5t/h)及び蒸発器22上流(1.
0t/h)の排ガス中に噴射すれば、排熱回収ボイラ18
のガス温度が下がって蒸発量が9.5t/hとなり、プロ
セス蒸気はガスタービン噴射蒸気(燃焼器12又は/及
びタービン14に噴射する蒸気)8.0t/hを除いた
1.5t/hとなり、つりあいがとれることになる。この
とき、消費する水の量は0.5t/h減少したことにな
り、ボイラ給水の節約とボイラ給水処理に要する動力、
薬剤等の低減が図れる。上記の余剰蒸気1.5t/hを噴
射した場合の物質収支は図2のようになる。なお、図2
において、圧力pの単位はata、温度Tの単位は℃、流
量Gの単位はt/hである。また、蒸気噴射したときの排
熱回収線図は図3のようになり、熱の流れを模式的に示
すと図4のようになる。蒸気噴射、水噴射した場合の比
較例として、水・蒸気を噴射しないときの物質収支を図
8、排熱回収線図を図9、熱の流れを図10にそれぞれ
示す。
コージェネレーションにおいて、系外からの水(15
℃)を蒸発器22上流の排ガス中に1.0t/h噴射すれ
ば、排熱回収ボイラ18のガス温度が下がって蒸発量が
8.0t/hとなり、全量がガスタービン噴射蒸気(燃焼
器12又は/及びタービン14に噴射する蒸気)として
使用できることになる。このとき、消費する水の量は
1.0t/h減少するとともに、水処理設備の所要動力が
2.0t/h分減少する(送電端で約0.1%の発電効率
上昇)。上記の系外からの水1.0t/hを噴射した場合
の物質収支は図5のようになる。また、水噴射したとき
の排熱回収線図は図6のようになり、熱の流れを模式的
に示すと図7のようになる。
コージェネレーション装置の運転方法を実施する装置の
一例を示している。本実施の形態では、実施の第1形態
と同じ構成については同一の符号を付している。図11
は、ガスタービンコージェネレーションにおいて、中間
冷却等を目的として圧縮機10途中に、余剰蒸気を利用
してアトマイズ(微粒化)した水を噴射するようにした
ものである。圧縮機10途中への噴射水をアトマイズす
るための作動ガスとして、排熱回収ボイラ18からの余
剰蒸気を有効利用する。噴射水をアトマイズ(微粒化)
する装置としては、一例として、二流体ノズル38が用
いられる。二流体ノズル38としては、公知のものが使
用できる(例えば、特開2001−149822な
ど)。図12で簡単に説明すると、流路40内で旋回流
となるように側面から導入した液体をガスと衝突混合さ
せて微粒化し、噴射口42より気液混合の微霧が噴霧さ
れる。一流体ノズルでは、図13に示すように、水の噴
霧圧力をかなり高くしても噴霧粒径は微小とならないが
(例えば、噴霧圧力10MPaで200μm程度)、二流体
ノズルを用いて噴射水を余剰蒸気でアトマイズすれば、
数10μmの微霧とすることが可能である。
コージェネレーション装置の運転方法を実施する装置の
他の例を示している。図14は、ガスタービンコージェ
ネレーションにおいて、出力増大、NOx低減、効率向
上等を目的として圧縮機10出口に、余剰蒸気を利用し
てアトマイズ(微粒化)した水を噴射するようにしたも
のである。圧縮機10出口への噴射水をアトマイズする
ための作動ガスとして、排熱回収ボイラ18からの余剰
蒸気を有効利用する。噴射水をアトマイズ(微粒化)す
る装置としては、一例として、二流体ノズル38が用い
られる。他の構成及び作用等は図11の場合と同様であ
る。
コージェネレーション装置の運転方法を実施する装置の
他の例を示している。図15は、ガスタービンコージェ
ネレーションにおいて、出力増大、NOx低減、効率向
上等を目的として燃焼器12に、余剰蒸気を利用してア
トマイズ(微粒化)した水を噴射するようにしたもので
ある。燃焼器12への噴射水をアトマイズするための作
動ガスとして、排熱回収ボイラ18からの余剰蒸気を有
効利用する。噴射水をアトマイズ(微粒化)する装置と
しては、一例として、二流体ノズル38が用いられる。
他の構成及び作用等は図11、図14の場合と同様であ
る。
コージェネレーション装置の運転方法を実施する装置の
さらに他の例を示している。図16は、ガスタービンコ
ージェネレーションにおいて、出力増大、効率向上等を
目的としてタービン14に、余剰蒸気を利用してアトマ
イズ(微粒化)した水を噴射するようにしたものであ
る。タービン14への噴射水をアトマイズするための作
動ガスとして、排熱回収ボイラ18からの余剰蒸気を有
効利用する。噴射水をアトマイズ(微粒化)する装置と
しては、一例として、二流体ノズル38が用いられる。
他の構成及び作用等は図11、図14、図15の場合と
同様である。
で、つぎのような効果を奏する。 (1) いわゆるコージェネレーション装置において、
熱の需要が下がり余剰蒸気・余剰温水が発生した際に、
排熱回収ボイラに水・蒸気を噴射してガス温度を下げ、
蒸発量を減少させることにより、熱電可変範囲が広くな
る。 (2) ボイラ給水の節約と、ボイラ給水の水処理に要
する動力、薬剤等の低減及び水処理設備の長寿命化等を
実現することができる。 (3) 排熱回収ボイラに通じる排気ダクトにバイパス
ダンパ、バイパススタック等を設ける必要がなく、簡易
な装置とすることができる。 (4) 蒸気噴射型ガスタービンコージェネレーション
装置において、余剰蒸気をガスタービン各部への水噴射
のアトマイズガスとして用いることにより、圧縮機及び
タービンの効率が上昇するので、ガスタービンの効率を
向上させることができ、しかも、噴霧粒径が微小となる
ためガスタービン各部の損傷を回避することができる。
ション装置の運転方法を実施する装置を示す概略構成説
明図である。
噴射)の物質収支を示す説明図である。
噴射)の排熱回収線図である。
噴射)の熱流れを示す模式図である。
射)の物質収支を示す説明図である。
射)の排熱回収線図である。
射)の熱流れを示す模式図である。
噴射しないときの物質収支を示す説明図である。
る。
図である。
ーション装置の運転方法を実施する装置の一例(圧縮機
途中)を示す概略構成説明図である。
示すグラフ(噴霧液体:水(15℃)、噴霧角:60
度)である。
ーション装置の運転方法を実施する装置の他の例(圧縮
機出口)を示す概略構成説明図である。
ーション装置の運転方法を実施する装置の他の例(燃焼
器)を示す概略構成説明図である。
ーション装置の運転方法を実施する装置のさらに他の例
(タービン)を示す概略構成説明図である。
電可変コージェネレーション装置の一例を示す概略構成
説明図である。
す線図である。
他の例(バイパスダンパを設けた場合)を示す概略構成
説明図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 ガスタービン、ガスエンジン及びディー
ゼルエンジンのいずれかの内燃機関に排熱回収ボイラを
設け、内燃機関を駆動させて動力又は電気を発生させる
とともに、内燃機関からの燃焼排ガスを排熱回収ボイラ
に導入し、燃焼排ガスを加熱源として排熱回収ボイラで
蒸気及び/又は温水を発生させて熱を取り出すようにし
たコージェネレーション装置において、排熱回収ボイラ
に水又は/及び蒸気を噴射してボイラ内の排ガス温度を
制御し、熱電可変範囲を広げることを特徴とするコージ
ェネレーション装置の運転方法。 - 【請求項2】 熱の需要が下がり余剰蒸気及び/又は余
剰温水が発生したときに、排熱回収ボイラに水又は/及
び蒸気を噴射してボイラ内の排ガス温度を下げる請求項
1記載のコージェネレーション装置の運転方法。 - 【請求項3】 排熱回収ボイラに噴射する水又は/及び
蒸気として、排熱回収ボイラからの余剰温水又は/及び
余剰蒸気を用いる請求項1又は2記載のコージェネレー
ション装置の運転方法。 - 【請求項4】 排熱回収ボイラに噴射する水又は/及び
蒸気として、系外からの水又は/及び蒸気を用いる請求
項1又は2記載のコージェネレーション装置の運転方
法。 - 【請求項5】 内燃機関と排熱回収ボイラを接続する排
気ダクト中、又は排熱回収ボイラに設けた過熱器、蒸発
器及び節炭器の少なくともいずれかの上流側の排ガス中
に、水又は/及び蒸気を噴射する請求項1〜4のいずれ
かに記載のコージェネレーション装置の運転方法。 - 【請求項6】 ガスタービンに排熱回収ボイラを設け、
圧縮機からの圧縮空気と燃料を燃焼器に供給して得られ
る高温高圧の燃焼ガスでタービンを駆動させて動力又は
電気を発生させるとともに、タービンからの燃焼排ガス
を排熱回収ボイラに導入し、燃焼排ガスを加熱源として
排熱回収ボイラで蒸気又は蒸気及び温水を発生させて熱
を取り出すようにしたコージェネレーション装置におい
て、圧縮機途中、圧縮機出口、燃焼器及びタービンの少
なくともいずれかに、排熱回収ボイラからの余剰蒸気を
アトマイズガスとして用いて微粒化した水を噴射するこ
とを特徴とするコージェネレーション装置の運転方法。
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