JP2003116393A - 所定期間中に一定量の飼料を酪農動物に自動供給する装置 - Google Patents

所定期間中に一定量の飼料を酪農動物に自動供給する装置

Info

Publication number
JP2003116393A
JP2003116393A JP2002291043A JP2002291043A JP2003116393A JP 2003116393 A JP2003116393 A JP 2003116393A JP 2002291043 A JP2002291043 A JP 2002291043A JP 2002291043 A JP2002291043 A JP 2002291043A JP 2003116393 A JP2003116393 A JP 2003116393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
feed
control device
feeding station
animal
feeding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002291043A
Other languages
English (en)
Inventor
Lucien Eliza Niels Voogd
エリザ ニールズ フート ルシアン
Karel Van Den Berg
ヴァン デン バーグ カレル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lely Enterprises AG
Original Assignee
Lely Enterprises AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lely Enterprises AG filed Critical Lely Enterprises AG
Publication of JP2003116393A publication Critical patent/JP2003116393A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K1/00Housing animals; Equipment therefor
    • A01K1/12Milking stations
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K5/00Feeding devices for stock or game ; Feeding wagons; Feeding stacks
    • A01K5/02Automatic devices
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K5/00Feeding devices for stock or game ; Feeding wagons; Feeding stacks
    • A01K5/02Automatic devices
    • A01K5/0275Automatic devices with mechanisms for delivery of measured doses

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Feeding And Watering For Cattle Raising And Animal Husbandry (AREA)
  • Fodder In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定期間中に飼料の供給が効率的に行われ
る、一定量の飼料を酪農動物に自動的に供給する装置を
提供すること 【解決手段】 所定期間中に一定量の飼料を酪農動物に
自動的に供給する装置であって、該装置には酪農動物を
自動的に搾乳するための搾乳ロボットを備えた少なくと
も1つの搾乳ボックスが設けられている。該搾乳ボック
スには第1制御装置の制御の下に酪農動物に自動的に飼
料を供給する給餌ステーションと、第2制御装置の制御
の下に酪農動物に自動的に飼料を供給するため搾乳ボッ
クスの外に配置された少なくとも1つの給餌所とが設け
られている。装置にはさらに、第3制御装置が設けら
れ、該第3制御装置は、上記所定期間における飼料の集
合的供給が上記飼料の量と少なくともほぼ同じであるよ
うに上記第1及び/または第2制御装置を制御するため
の制御信号を発する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定期間中に一定
量の飼料を酪農動物に自動的に供給する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】搾乳ボックス内の酪農動物に飼料を供給
するこのような装置は、それ自体既知である。飼料は、
酪農動物を自動的に搾乳ボックスに行かせるように、詳
細には濃厚肥料である。搾乳ボックスの外側には、特に
例えばサイロに保存された生牧草等の落ち着かせる成分
である飼料を酪農動物に供給するための設備が作られて
いる。
【0003】
【特許文献1】米国特許第4843561号明細書
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、所定
期間中に一定量の飼料を酪農動物に自動的に供給する装
置であって、これにより所定期間例えば24時間以内、
或いは一定数の乳牛が搾乳された期間、または一定数の
乳牛が食べた期間、または一定量の飼料が消費された期
間、または一定数のミルクが産出された期間により確定
された期間中に、飼料の供給が効率的に行われる装置を
提供することである。これは、特に飼料の不必要な無駄
が起こらず、飼料の量が所望の経済効果、例えばミルク
産出量及び/またはミルクの品質に適応することを意図
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は、所定期間中に一定量の飼料を酪農動物に自動的に供
給する装置であって、該装置には酪農動物を自動的に搾
乳するための搾乳ロボットを備えた少なくとも1つの搾
乳ボックスが設けられ、該搾乳ボックスには第1制御装
置の制御の下に酪農動物に自動的に飼料を供給する給餌
ステーションと、第2制御装置の制御の下に酪農動物に
自動的に飼料を供給するため搾乳ボックスの外に配置さ
れた少なくとも1つの給餌所とが設けられ、装置にはさ
らに、第3制御装置が設けられ、該第3制御装置は、上
記所定期間における飼料の集約的供給が上記飼料の量と
少なくともほぼ同じであるように上記第1及び/または
第2制御装置を制御するための制御信号を発することを
特徴とする装置によって達成される。
【0006】各搾乳ボックスにおいて給餌ステーション
と給餌所が第3制御装置の制御のもとに協同するという
事実から、飼料の供給が所定期間にわたって最適に行わ
れ、これは搾乳ボックス内の飼料の供給と搾乳ボックス
外の飼料の供給が互いに調整されない従来の装置と対照
的である。別体の制御装置を使用してもよいが、第1制
御装置、第2制御装置、及び第3制御装置が1つの制御
装置として一体化されているのが好ましい。
【0007】本発明による装置の1実施例は、給餌ステ
ーションまたは給餌所が少なくとも2種類の飼料を自動
的に供給するようになっており、制御信号が少なくとも
2種類の飼料が少なくとも実質的に別々に供給されるよ
うに給餌ステーションまたは給餌所を制御することを特
徴とする。この実施例は、動物の飼料の摂取が、数種類
の飼料が少なくとも実質的に別々に供給されることによ
り改良されるという洞察に基づく。
【0008】長い研究の結果、提供された飼料に変化を
つけることにより、動物達が改良された飼料の摂取を示
すようになることが判った。本発明により、数種類の飼
料が動物に提供される順序が変更出来る。これは動物が
より多くの飼料を食べるのをより魅力的にする一方、所
望の経済効果を得るための飼料の組み合わせを変える必
要がない。
【0009】1種類の飼料だけを他の種類の飼料とは別
に供給し、一方残りの種類の飼料を混合することも可能
であるが、提供される飼料に大きな変化をつけるために
は、制御信号が、全種類の飼料を少なくとも相互から分
離して給餌所或いは給餌ステーションに供給するように
給餌所または給餌ステーションを制御するのが好まし
い。
【0010】本発明による装置の1実施例では、制御信
号は、数種類の飼料が供給される順序が任意であるよう
に、給餌ステーションまたは給餌所を制御する。これ
は、該数種類の飼料が供給される順序が標準の順序にな
るのを防止する。
【0011】本発明による装置の別の実施例では、給餌
ステーションまたは給餌所が少なくとも2種類の飼料を
自動的に供給するようになっており、装置には、変数パ
ラメータの瞬間値を測定すると共にパラメータ値信号を
第3制御装置に発するパラメータ測定手段が設けられ、
数種類の飼料が特定の量で且つ特定の比率で集合的にま
たは混合体として供給されるように制御信号が給餌ステ
ーションまたは給餌所を制御し、上記第3の制御装置に
パラメータ値信号を制御信号に処理するための処理装置
が設けられる。
【0012】本発明による装置のこの実施例は、動物の
飼料摂取が一定の変化する環境に依存するという洞察に
基づく。さらに、例えば1頭の酪農動物により産出され
るミルクの量及び質もまた、一定の変化する環境に依存
する。本発明によれば、パラメータ測定手段により、変
数パラメータと呼ばれるこのような環境の瞬間値を自動
的に測定し、対応するパラメータ値信号を制御信号に処
理することによりこれは改良される。従って、飼料を供
給する時パラメータの変化を自動的に計算に入れること
が可能である。また、これにより、酪農動物にとっても
っと多くの飼料をとることがより魅力的になる。
【0013】本発明による装置の1実施例では、装置
は、大気の状態を測定し大気表示信号を第3制御装置に
発するための大気状態測定手段を含む。動物毎の飼料の
摂取が特に空気の湿度、温度、気圧、風速等に依存する
ことが判明した。供給される数種の飼料の順序及び/ま
たは量、比率をこれらの環境に適合させることにより、
所望の飼料摂取を保証することが出来る。
【0014】本発明による装置の別の実施例では、装置
は、1日の時点を測り時間信号を第3制御装置に発する
時計を含む。長年の研究の結果、最適な飼料の摂取が得
られるような供給される数種の飼料の順序及び/または
量、比率は1日の時点に依存することが明らかになっ
た。例えば、午前と、午後と、夕方では飼料摂取行動は
動物毎に異なる。さらにまた、長年の研究の結果、最適
な飼料の摂取が得られるような供給される数種の飼料の
順序及び/または量、比率は1年の時期に依存すること
が明らかになった。例えば、冬季には動物は乾いた混合
飼料或いは乾いたタイプの飼料の方を好む。
【0015】本発明による装置のさらに別の実施例で
は、装置は、動物の状態のスコアを測定し、状態スコア
信号を第3制御装置に発するための手段を含む。最適な
飼料の摂取が得られるような供給される数種の飼料の順
序及び/または量、比率が、動物の状態スコアに依存す
ることが判った。状態スコアを改善させるために、供給
される数種の飼料の順序及び/または量、比率を適合さ
せることも出来る。例えば、動物がその標準スコアと比
較して逸脱値を有することを状態スコアが示した場合、
供給される数種の飼料の順序及び/または量、比率によ
り、状態スコアを改善するのに必要なちょうどその種類
の飼料を、動物がより良く消費することになる。
【0016】本発明による装置のさらに別の実施例で
は、装置は、飼料の種類毎の食餌速度を動物毎に決定す
ると共に、第3制御装置に食餌速度信号を発するための
手段を含む。長年の研究の結果、動物の食餌速度は、動
物が最も美味しいと思う数種の飼料の順序及び/または
量、比率の表れであることが判った。
【0017】本発明による装置のさらに別の実施例で
は、装置は、動物毎にミルク産出量を測定し、ミルク産
出量信号を第3制御装置に発する手段を含む。このた
め、供給される数種の飼料の適切な順序及び/または
量、比率を決定することにより、ミルク産出量を最高に
することが可能になる。飼料のエネルギー容量とミルク
産出量との関係はそれ自体既知であるが、本発明は、提
供される飼料の種類の順序、及び/またはミルク産出量
を測定することによる自動フィードバックの適応が、最
適な給餌の適応に速やかにつながるという洞察に基づ
く。
【0018】本発明による装置のさらに別の実施例で
は、装置は、動物から得られたミルク中の蛋白質及び/
または脂肪及び/またはミネラル及び/またはアミノ酸
等の量を測定し、成分信号を第3制御装置に発する手段
を含む。このため、動物から得られたミルクが脂肪、蛋
白質、糖分等の成分の正確な量を含むために、動物に提
供される飼料の総量がその動物に必要な成分を含んでい
ることを連続して保証することが可能になる。
【0019】本発明による装置のさらに別の実施例で
は、装置は、動物が消費した1種類の飼料の量を測定す
ると共に、消費量信号を第3制御装置に発するための手
段を含む。検出装置は特に給餌所にある飼料の量を測る
計量装置を含むが、画像認識器等の他の手段も適用出来
る。
【0020】データを第3制御装置に入力するために、
本発明による装置のさらに別の実施例では、第3制御装
置のメモリにデータを入力するための入力装置を該第3
制御装置に設ける。上記データのあるものは農夫には知
られていないので、第3制御装置がメモりのための自身
のデータを創るようになっていると有効である。例え
ば、制御装置が特定の周囲温度で提供される飼料の順序
及び/または量及び比率を変えること並びに各選択され
た順序及び/または量と比率で動物による摂取を毎回決
定することが可能である。かくして第3制御装置が特定
の周囲温度で最適な量及び比率をそれ自体決定すること
が出来る。
【0021】動物は成長を続けるので、データを継続的
に更新して、提供される数種の飼料の順序及び/または
量及び比率が計算に入れられるようにすると有効であ
る。
【0022】本発明による装置のさらに別の有効な実施
例では、給餌ステーションまたは給餌所に、受容器と、
ホッパから該受容器に一定量の飼料を運ぶための第1コ
ンベアと、該定量の飼料を受容器から飼料おけに運ぶた
めの第2コンベアとを含むコンベア手段とが設けられ
る。該受容器には好適には、該受容器内に存在する飼料
を測る計量手段を設ける。こうして飼料おけに供給され
る飼料の量を決定することが可能となる。
【0023】飼料は別体の取り出し装置により受容器か
ら取り出し可能であるが、構造の単純化のためには、別
体の取り出し装置を使わないのが有利である。傾動可能
な受容器を用いて、これが傾動すると飼料が受容器から
落下するようにしてもよい。しかし給餌ステーションま
たは給餌所の衛生的使用を改善するために、開くように
設計された底部を受容器に設けるのが好ましい。受容器
に底部の開閉を制御する第4の制御装置を設けるのが好
ましい。第2コンベアを筒状シュートまたはチャネル状
のシュートで構成すると特に好適であることが判った。
【0024】給餌された後、動物が給餌所または給餌ス
テーションで待っていることがないように、本発明によ
る装置の1実施例では、閉鎖可能な飼料おけで上記飼料
おけが構成され、第4制御装置が閉鎖手段の操作を制御
するようになっている。第4制御装置は第3制御装置に
一体に組み込まれるのが好ましい。上記期間、例えば2
4時間が、1日の既定の時点例えば午前0.00時から
測られる。しかしその代わりに、供給される定量の飼料
をいわゆるスライド窓に配分することも出来る。上記期
間が、酪農動物が給餌ステーションまたは給餌所を訪れ
る瞬間の時点の直前であるように、スライド窓を形成す
るのが好ましい。
【0025】数個の搾乳ボックス及び/または給餌所が
設けられている場合、酪農動物が任意の搾乳ボックス及
び/または給餌所を訪問出来るように、第3制御装置が
関連する部品を制御することが出来る。これは、酪農動
物が特定の搾乳ボックス及び/または給餌所をよそより
も頻繁に訪れるという不都合をもたらすかもしれない。
第3制御装置が、時点に基づき1頭の酪農動物が搾乳ボ
ックス及び/または給餌所の1つに独占的に近寄るよう
にすると、能力が増加する。これは例えば、搾乳ボック
スへの該当する入り口ゲートを制御するか、或いは飼料
おけの閉鎖手段を制御することにより実施出来る。こう
して、酪農動物の循環の管理が得られる。研究の結果、
いつどこで給餌ステーションまたは給餌所に近づけるか
を酪農動物が迅速に学ぶことが判った。以下に、図面に
示す実施例を参照して本発明をさらに詳細に説明する。
【0026】図1は、本発明による装置の1部を構成す
る給餌円柱を示す。実質的に円形の円周をもつ枠体1が
中央軸2の周りに配置されている。多数のホッパ9、1
0(図では2個のみ示す)が枠体1の上方に配置されて
いる。ホッパ9、10を設置するために、枠体1には図
示しない設備が形成されている。各ホッパ9、10は特
定の種類の飼料を収容する。枠体1には、該枠体1に取
り外し可能に取り付けられた仕切り4が設けられてい
る。
【0027】動物のための飼料おけ6が給餌円柱の底部
部に環状に配置されている。給餌円柱の形状によって殆
どスペースを取らない構造が達成される一方、動物にと
って給餌円柱への接近があらゆる方角から最適に行え
る。
【0028】給餌円柱はさらに、ホッパ9または10か
ら該当する飼料おけ6に飼料を運ぶための第1コンベア
11と第2コンベア3とを含む運搬手段を含む。飼料は
ホッパ9、10から該飼料おけ6に直接運んでもよい。
図示の実施例では、例えば中央に配置された受容器12
が設けられ、第1コンベア11によりホッパ9、10か
ら受容器12に運ばれた1定量の飼料を受ける。第1コ
ンベア11として、オーガ、グリッパ、コンベアベルト
または飼料を運ぶための既知のいかなる他の構造も使用
出来る。
【0029】好適には筒状シュートまたはチャネル状の
シュートで構成された第2コンベア3は、該当する飼料
おけ6に定量の飼料を運ぶようになっている。該当する
飼料おけ6に飼料を運ぶために、該筒状シュート3が給
餌円柱に回転可能に装着されていると好都合である。筒
状シュートまたはチャネル状のシュートはステンレス鋼
で形成するのが好ましい。
【0030】給餌円柱には第2制御装置19が設けられ
ている。数種類の飼料が特定の順序及び/または比率及
び特定の量で飼料おけ6に供給されるように、第2制御
装置19が第3制御装置8の制御の下に(これらの制御
装置は例えばラインにより相互接続されている)、給餌
円柱の部品を制御する。
【0031】給餌円柱には、ホッパ9、10内の飼料の
種類を確定するための飼料確定手段5を設けてもよい。
このような飼料確定手段は例えば、嗅覚計、色彩計、ま
たは画像認識装置(例えば特許文献1参照)であっても
よい。
【0032】一定量の1種類の飼料14を筒状シュート
3に運ぶために、受容器12は開くように設計された底
部を有する。図示の実施例では、受容器12の底部が、
軸15を中心に枢動可能な2つの半部16及び17をも
つことにより、これは実現される。これは半部16、1
7が相互から離れると、シュート開口18が形成され、
これを介して定量の飼料14が筒状シュート3内に落下
する。
【0033】第2制御装置19は、別の(第4の)制御
装置もこの目的のため同様に機能するが、受容器12の
底部の開閉を制御する。該第2制御装置19は、数種の
飼料の供給が迅速に行われるように、第1及ぶ第2コン
ベア11、3の作用の順序をも制御するのが好ましい。
【0034】個別の動物を識別する識別手段7が設けら
れている。図示の実施例では、識別手段7は枠体1に配
置されているが、例えば飼料おけ6などの他の場所に識
別手段を配置してもよいことは明らかである。該識別手
段7により、飼料おけ6に居る動物の識別が自動的に確
立される。
【0035】例えば第2制御装置19のメモリに記憶さ
れたデータによって、その動物に予定された定量の数種
の飼料を特定の比率及び/または順序で供給することが
出来る。既知の計量装置20により、第1コンベア11
によって受容器12に運ばれた量をチェックすることが
出来る。
【0036】第2制御装置19はさらに、第3制御装置
8及び動物識別手段7からのデータによって、筒状シュ
ート3が正しい飼料おけ6の真上に位置するように該筒
状シュート3の移動を制御する。第2制御装置19は、
第3制御装置8の制御の下に、コンベア11の駆動をさ
らに制御する。当然ながら第2制御装置19はまた、農
夫の希望により、第3制御装置8とは独立して機能する
ことが出来る。このために適当な方法が取ってもよい。
【0037】図2は、本発明による装置の1部を構成す
る搾乳ボックス22の側面図である。搾乳ボックス22
は、乳牛24が該搾乳ボックス22内に居る間該乳牛2
4の周囲の近くに配置された柵23を含む。搾乳ボック
ス22の一方の側には、搾乳ロボット25が配置されて
いる。搾乳ロボット25は、例えばキャリア27により
支持されたティートカップ28を端部に有するロボット
アーム26を含む。ティートカップ28の近くのロボッ
トアーム26には、さらにセンサ29が配置され、これ
により搾乳される乳牛24の乳頭の位置が確定される。
【0038】搾乳ボックス22の前部の近くで、飼料お
け31が柱30に固定されている。図示の実施例では、
飼料おけ31は平行四辺形のヒンジ構造32により、柱
30に連結されている。飼料おけ31はその下部を支持
ビーム33により支持されている。支持ビーム33と飼
料おけ31の下部との間に、測定装置34が配置され、
これにより中味を含む飼料おけ31の重量が確定出来
る。本実施例において、測定装置34は光電素子を含
む。本発明が飼料おけの中味が測定可能なこの特定の態
様に限定されるものではないことは明らかであり、中味
を含む飼料おけの重量を測定するいくつかの別の方法を
以下に説明する。
【0039】飼料おけ31の上方に、それぞれ1種類の
飼料を収容する多数のホッパ(図示せず)と、筒状シュ
ート(上記のように給餌円柱と同様な)とを含む給餌ス
テーション35が、柱30に取り付けられている。給餌
ステーション35は、数種の飼料のためのホッパを取り
巻く容器36を含む。容器36の外壁に(図示しない)
識別手段の1部を構成する受信器37が配置されてい
る。受信器37は乳牛24の首に巻かれたカラー39に
配置された送信器38からの信号を受けることが出来
る。異なるタイプの識別手段が本発明に適用可能であ
り、本発明が1種類の識別手段に限定されないことは明
らかである。受信器と送信器とをさらに他の場所に配置
してもよい。例えば、受信器を飼料おけ31に配置し、
送信器を乳牛に埋め込んでもよい。
【0040】飼料おけ31の上部の近くに、例えば噴霧
器等の液体供給装置40が柱30にさらに取り付けられ
ている。これにより水等の液体、シロップや糖蜜等の粘
性の液体がを飼料おけ31内の飼料に加えることが出来
る。
【0041】装置は下記のように作用する。乳牛24が
搾乳ボックス22に入り、送信器38が受信器37の受
信範囲に入ると、乳牛24は識別手段により自動的に識
別される。乳牛毎に、飼料の種類並びに給餌回毎に該当
の乳牛に提供される飼料の量に関するデータが、第1制
御装置13に属するコンピュータ42のメモリにそれ自
体既知の態様で記憶される。第1制御装置13は、例え
ば該第1制御装置13とワイヤレスで接続された第3制
御装置8により制御される。この目的のため、これらに
は各々送信−受信器21、21’が設けられている。
【0042】乳牛24が識別されると、識別手段がコン
ピュータ42に信号を送り、コンピュータはメモリ41
に記憶されたデータによって、乳牛24に属する一定量
及び比率の数種の飼料が出来れば特定の順序で供給され
るように、給餌ステーション35を制御する。
【0043】その上、液体供給装置40によって1種類
の飼料に一定量の液体を加えることにより、乳牛により
消費される飼料の量を最適にすることが出来る。飼料の
種類毎に乳牛毎に加えるべき液体の量は、コンピュータ
42のメモリ中のデータによって乳牛毎に決定される。
該データは、その種類の飼料の摂取と例えば所望のミル
ク生産を得るために加えられた液体の量との関係を、乳
牛毎に含む。かくして乳牛24が識別された後、コンピ
ュータ42が該当する量の液体を供給するための液体供
給装置40に信号を送る。このためコンピュータ42は
メモリ41からの該当するデータを利用する。
【0044】本発明による装置を最初に使用するため
に、キーボード43等の入力手段を利用して、これらの
データはメモリ41に入力される。これは農夫によって
行われ、彼の経験に従って乳牛毎の且つ飼料の種類毎の
値を入力する。入力を簡単にすると共に、装置の使用中
装置の操作をチェックするために、コンピュータ42は
表示スクリーン44を含む。
【0045】給餌ステーションは、温度、大気の湿度、
気圧、風速等の大気条件を測定するための測定手段45
を含むのが好ましい。メモリ41内のデータは、環境条
件に基づき飼料の種類毎に加えるべき液体の量の間の関
係を含むことが出来、この関係が望ましい飼料の摂取に
つながる。
【0046】従って記載の実施例では、乳牛が搾乳ボッ
クスを訪れた後、以下のデータがメモリに記憶される;
飼料の種類毎の消費量、飼料の種類毎に加えられた液体
の量、温度、空気の湿度、気圧、風速、及びミルク産出
量、さらに出来れば供給された数種の飼料の順序。乳牛
が供給された飼料をすべて消費した時、データはコンピ
ュータによってメモリに処理されるので、同一環境下で
の乳牛の次回の訪問では、同じ量の液体を数種の飼料に
加えることが出来る。
【0047】乳牛がすべての飼料を食べなかった場合、
乳牛が次に搾乳ボックスを訪れた時、数種の飼料に加え
られる液体の量、または数種の飼料自体が提供される比
率と量を変更することが可能である。加えるべき液体の
量を変えるために、別のアプローチをとることも出来
る。例えば、加えるべき液体の量を次の訪問では5%増
量し(もちろん異なる増量或いは減量も可能である
が)、その後消費された飼料の量を測定する。従って、
この乳牛が供給された数種の飼料の全量を食べ尽くすま
で、液体の量は乳牛が搾乳ボックスを訪れる毎に自動的
に変更される。
【0048】後者の例では、データはコンピュータによ
り標準値としてメモリに記録される。さもなければ、デ
ータは標準値を確定する可能性を提供するため、一時的
に記憶される。コンピュータを含む制御装置は、あるデ
ータに、加えるべき液体の量を確定するための優先順位
を与えるようにプログラムすることが出来る。優先順位
の例は;飼料の種類の消費量、ミルク産出量、空気の湿
度、温度、気圧、風速である。もちろん農夫の希望によ
り、他の順序も同様に可能である。
【0049】最適な飼料の摂取を得るために加えるべき
液体の量を決定する、反復の方法が提供される。液体を
加えることによるこの飼料供給は、給餌円柱に対しても
使用可能である。さらに当然ながら、数種の飼料の供給
順序を追加または決定することは液体を加えることと同
様に行われる。
【0050】液体供給装置40には液体の加熱装置また
は冷却装置40を設け、液体を最適な飼料摂取に適した
温度にすると共に出来れば粘性の液体をより処理し易い
形にする。加熱/冷却装置46の操作もまた、識別手段
からのデータとメモリ41からのデータによってコンピ
ュータ42により制御することが出来る。
【0051】装置には、飼料に添加物を加えるための添
加装置47が設けられている。該添加装置47は、例え
ば識別手段からのデータとメモリ41からのデータに基
づきバルブ48を制御する、コンピュータ42により制
御することが出来る。その結果、各乳牛に対して個別
に、薬品、ビタミン剤、魚油、塩、ミネラル等の添加物
を自動的に飼料に加えることが出来る。
【0052】測定装置34により、当該乳牛が給餌時間
中に食べた飼料の量がさらに確定される。その種類の飼
料の量と、加えられた液体の量もまた個別に確定するこ
とが出来る。これらのデータは、メモリ中のデータを継
続的に更新するため、且つ乳牛の変化する食餌行動にこ
れらを適合させるために利用可能である。
【0053】上で述べたように、飼料おけの重量、特に
その中に存在する飼料の量を確定するためのいくつかの
代替例を以下に説明する。図3は、飼料を収容する飼料
おけ49の第1実施例を概略的に示す。入り口開口50
を介して例えば、これに限るものではないが、乳牛等の
動物が飼料桶49に入ることが出来る。既知の識別手
段、即ち動物識別装置51が飼料桶49の近くに配置さ
れ、飼料おけ49に近づきこれを使用しようとする特定
の動物を認識する。動物識別装置51からのデータによ
り、制御装置52が一定量の特定の種類の飼料を飼料お
け49に供給し、該一定量の特定の種類の飼料は例えば
筒状シュート53を介して飼料おけ49内に落下する。
【0054】飼料おけに存在するその種類の飼料の量を
測ることにより、特定の動物によって特定の種類の飼料
がどれだけ消費されるか、また残りの飼料が飼料おけに
存在しているかどうかを確定することが出来る。飼料お
けに存在している飼料を計量する手段は、好適には制御
装置と連結され、動物識別装置からと計量手段からのデ
ータにより、一定量の特定の種類の飼料を飼料おけに供
給する。一方、その前の動物が残した一定量のある種類
の飼料はこうして計算に入れられる。
【0055】図3において、飼料おけ49に存在してい
る飼料を計量する手段は、旋回軸56を中心に旋回可能
な飼料おけ49を含む。旋回度は飼料おけ49に存在し
ている飼料の重量により決定される。飼料おけ49の旋
回の度合いを確定すると共に飼料おけ49に存在してい
る飼料の重量をそこから推定する装置57が設けられて
いる。飼料おけ49の旋回の度合いを確定する装置57
は、飼料おけと接触している測定ローラ58を含む。測
定ローラ58の回転の程度から旋回の度合い、従って飼
料おけ49に存在している飼料の量が確定出来る。飼料
おけ49の旋回の度合いを確定する装置57、58が動
物識別装置51に一体的に組み込まれているので、コン
パクトな構造が得られる。
【0056】代わりに或いは追加として、図4に示すよ
うに、飼料おけ60の旋回の度合いを確定すると共に飼
料おけ60に存在している飼料の重量をそこから推定す
る旋回確定装置70は動力計71を含む。図示の実施例
では、飼料おけ60が支持アーム72を介して動力計7
1を支持している。この場合、飼料おけ60は旋回軸7
3を中心に旋回する。好適には動力計71は動物識別装
置62に含まれる。
【0057】図3及び図4に示す実施例では、旋回軸5
6、73及び測定ローラ58または動力計71が互いに
近距離に位置しているので、重量の僅かな相異も測定す
ることが出来る。操作不良の望ましからざる場合、例え
ば動物が飼料おけを力任せに下方に押したような時、測
定ローラ58または動力計71が損傷するのを防ぐため
に、両実施例では、飼料おけ49、60を支持するため
に安全支持カム59(図3)または74(図4)を設け
てもよい。
【0058】図5に概略を示す第3実施例では、飼料ユ
ニットに存在している飼料を計量する手段は、移動可能
な飼料おけ75を含む。飼料おけ75は、ローラ83を
駆動するモータ82により往復動するように移動する。
この移動の結果トルクが生じ、その規模は、トルクの規
模を測定する装置84によって確定される。確定された
トルクから、装置84は飼料おけ内に存在する定量のあ
る種類の飼料の重量を推定する。簡単な調整テストによ
り、トルクと飼料の量との間の正確な相関関係を事前に
確定することが出来る。
【0059】図5による実施例は、飼料おけ75を動か
すモータ82と、移動中トルクの規模を測定すると共に
測定されたトルクの規模から飼料おけ75内に存在する
定量のその種類の飼料の重量を推定する装置84とが動
物識別装置77に一体化されているので、コンパクトな
構造をもつ。
【0060】飼料おけには、動物識別装置からのデータ
により、望まない時点で飼料おけを使いたがる動物を引
き留めたり、その動物が飼料おけをさらに使用する(例
えば残りの種類の飼料に対し)とか、その動物には不可
能な飼料おけをさらに使用するのを防止するための手段
を設けてもよい。その結果、簡単、効果的且つ安価な方
法で、給餌される資格のない動物が飼料おけに頭を入れ
るのを阻止すると共に、他の種類の飼料が与えられる前
に飼料おけに存在する種類の飼料をまず食べるように動
物を馴らすことが出来る。
【0061】図3に示す第1実施例では、動物を引き留
める手段は動物抑制音を発する拡声器52を含む。代わ
りにまたは追加として、動物を引き留める手段は、動物
抑制光を出す照明装置54を含んでもよい。特に、数個
の飼料おけが並置されている場合、光が特定の1個の飼
料おけにのみ効果を出すように集束されるので、抑制光
を使用するのが望ましい。
【0062】図4に示す第2実施例では、動物を引き留
める手段は、入り口開口61にわたって移動可能な閉鎖
手段65を含む。閉鎖手段65が入り口開口61にわた
って移動すると、飼料おけ60の中味に特定の動物が近
づけなくなる。図示の実施例では、閉鎖手段65は軸6
6を中心に回転可能な舟形エレメントにより構成されて
いる。軸66を、動物識別装置62からのデータにより
制御されるモータ駆動の軸により構成してもよい。
【0063】これに加えて、閉鎖手段65に動物抑制電
圧を供給する電圧供給装置67を設けてもよい。望まれ
ずに飼料おけ60に近づく動物は、飼料おけ60としば
しば接触する。彼らは特に鼻で閉鎖手段65に触れる。
飼料おけの動物が規則的に触れる部品に電圧供給装置6
7を正確に接続することにより、特定の動物を非常に局
所的に抑制することが可能である。従って、このような
電圧供給装置67は閉鎖手段とは独立してそれ自体使用
することも出来る。
【0064】第2実施例もまた、制御装置63と、飼料
のための筒状シュート64を含む。説明した装置は、動
物を引き留める手段が動物識別装置に一体化されている
場合、極めてコンパクトに設計出来る。或いは、動物を
引き留める手段が別体の手段であってもよい。
【0065】図5に示す第3実施例では、閉鎖手段は移
動可能に設計された飼料おけ75自体により構成されて
いる。図示の場合に、飼料おけ75は軸81を中心に回
転可能に配置されており、該軸81は、動物識別装置に
より制御されるモータにより駆動される軸により構成し
てもよい。
【0066】飼料おけ75が入り口開口76を閉じる位
置で、飼料が飼料おけ75から落下するのを防ぐため
に、飼料おけ75に残りの飼料を捕らえるための壁部分
80が設けられている。該壁部分80は、筒状シュート
79を介して飼料おけ75に供給された飼料を案内する
ための飼料案内手段としても機能する。
【0067】上記のように、第2及び第3実施例では、
動物識別装置により制御されるモータによって駆動され
る閉鎖手段が軸を中心に回転するので、簡単でしかも確
実な構造が提供される。簡単でしかも確実な構造である
上にコンパクトな構造を提供するために、ローラ69ま
たは83がモータ68または82により駆動され、該ロ
ーラ69、83が閉鎖手段65または75と接触してい
るのが好ましい。第3実施例では、飼料おけ75はかく
してローラ83を介して動物識別装置77に乗ってい
る。
【0068】ローラ83として個別のトルクローラを使
用してもよいが、ローラ83が閉鎖手段、この場合飼料
おけ75自体である閉鎖手段を駆動する機能と、トルク
ローラまたは測定ローラの機能の両方を果たすのが好ま
しい。もちろん、飼料おけ75がモータにより駆動され
る軸81により移動する別の例では、トルクも該モータ
を介して測定出来る。
【0069】図6に示す第4実施例は、動物識別装置8
7からのデータにより飼料おけ85を使用したがる動物
を引き留める手段と、飼料おけ85内にある飼料を計量
する手段との両方を含む。引き留める手段は、軸90を
中心に回転可能な別体の閉鎖手段91により構成されて
いる。閉鎖手段91は、該閉鎖手段91と接触可能なロ
ーラ92により回転され、動物識別装置87により制御
されるモータ93により駆動される。
【0070】この実施例では、計量手段は軸94を中心
に回転可能な飼料おけ85により構成される。飼料ユニ
ット85はローラ92と接触することが出来、該ローラ
92が駆動されるモータ93の正常運転により往復動す
る。飼料おけ85の運動によりトルクが発生し、このト
ルクはトルク測定装置95によって測定可能である。
【0071】図6に示す場合に、ローラ92は飼料おけ
85と接触し、後者は、飼料おけ85内に存在する種類
の飼料の量を確定するための運動に入ることが出来る。
動物がその種類の飼料を食べた後、トルク測定により残
りの種類の飼料を確定可能である。その後ローラ92
は、入り口開口86を部分的に覆うようにモータ93に
より制御される。飼料おけ85の捕捉装置96は、閉鎖
手段91がローラ92と接触するまで該閉鎖手段91と
共に移動する。その後ローラ92は、閉鎖手段91が入
り口開口86の全体を覆うように、該閉鎖手段91を制
御する。飼料おけ85はもはやローラ92と接触してい
ないという事実から、飼料おけ85は、次の種類の飼料
が筒状シュートまたはチャネル状シュート89を介して
供給可能である開始位置に戻る。
【0072】図7による第5実施例は、飼料おけ97が
回転する軸104の位置が図6のもとと異なる。旋回軸
104は、飼料おけ97を駆動すると共に飼料の量にお
ける非常に僅かな相異を測定するためのトルクを測定す
るローラ101の近くに配置されている。また飼料おけ
97の過剰な移動を防止するためのストッパ103が設
けられている。入り口開口98を閉鎖する閉鎖手段10
0は軸102を中心に旋回する。
【0073】以下に、乳牛に提供される飼料の配分に関
して、本発明を説明する。この配分は、下記の4種類の
飼料からなる。濃厚肥料、生牧草、とうもろこし、ビー
ル滓である。しかし他の種類の飼料を加えてもよく、そ
して/またはある種類の飼料を他の種類の飼料で置き換
えてもよいことが当然である。供給する飼料の種類の順
序を決定するため、並びに加える飼料の種類の量及び比
率を決定するために、上記のように一定の量の液体を加
える方法を同様に利用することが出来る。既知のよう
に、期間毎、例えば1日毎に特定のミルク産出量を得る
ために、特定のエネルギー含有量を有する特定の量の飼
料が酪農動物に供給される。
【0074】本発明によれば、上記既定の期間における
集約的な飼料供給が上記飼料の量と少なくともほぼ同じ
であるように、第3制御装置が第1制御装置(搾乳ボッ
クス内の給餌ステーション用)及び/または第2制御装
置(給餌円柱用)を制御する。当然ながら、乳牛にとっ
て魅力的な飼料をそこで供給することにより、乳牛を搾
乳ボックスに行くように誘導する必要がある。この魅力
的な飼料は必ずしも濃厚肥料である必要はなく、ビール
滓を極端に好む動物に対してはビール滓で構成してもよ
い。
【0075】その乳牛に必要とされるエネルギーは実質
的に濃厚肥料により提供されるが、これは給餌円柱で提
供される。従って本発明によれば、給餌ステーション及
び給餌円柱で特定の乳牛に供給される飼料は、特定の乳
牛に合わせて調整され、1日の割り当てが2つの給餌所
により集約的に供給される。
【0076】さらに、本発明によれば、該当する飼料お
け6、31、49、60、75、85、97に供給され
るべき飼料の量が該当する変数パラメータに依存するよ
うに、第3制御装置8が装置を制御するという事実によ
り、提供される飼料に変化をつけることが出来る。例え
ば、測定値に基づき、濃厚肥料と生牧草をもっと多く、
とうもろこしとビール滓をもっと少なく与えてもよい。
一方、環境を代える場合、もっと多くの生牧草と、少な
目のとうもろこし、濃厚肥料及びビール滓を与えてもよ
い。飼料の種類毎の量が第3制御装置により制御される
のは明らかである。
【0077】比率及び量もまた、好み、環境条件、或い
は所望の経済効果に基づき決定される。例えば、1頭の
乳牛が他の種類の飼料よりもビール滓を好み、一方別の
乳牛が濃厚肥料を好んでビール滓は全然美味しくないと
思うことが判明した。本発明は、提供された飼料の中に
ビール滓が存在するというだけで、後者の乳牛が期待さ
れるより少なくしか食べないことを、防止するのに有効
である。例えばこの場合、ビール滓が他の種類の飼料が
含むような栄養成分を含んでいなければ、ビール滓はそ
の乳牛に提供されない。ビール滓にのみ存在する成分を
その乳牛が必要としていれば、乳牛がビール滓を食べる
ような混合物の組成となるように、制御装置が関連する
成分を制御することが可能である。そのようなデータが
第3制御装置のメモリに記憶されているという事実によ
り、第3制御装置はそのような制御をすることが出来
る。
【0078】さらに、湿気のある環境では乳牛がより乾
いた飼料の混合物を好むので、このような場合、乾燥し
た生牧草を多くし、水気の多い濃厚肥料を少なく供給せ
ねばならない。前述の大気条件測定手段は、測定された
温度、湿度、気圧、風速等に基づき、比率及び/または
量の自動的な適合を確実にする。
【0079】人間と同様に、乳牛の最適な飼料摂取は1
日のうちの時点に依存するかもしれない。そこで例えば
朝食、昼食、夕食の区別をつけることも可能である。こ
れらのデータもメモリに記憶してもよい。図面には明示
していないが暗黙にコンピュータに存在する時計が、1
日の時点を示し、制御装置に対応する時間信号を発する
と、その日の時点が自動的に計算に入れられる。さらに
提供される飼料の種類の比率と量において、最適な飼料
摂取を保証する季節に対する依存性が乳牛ごとにあるこ
とが判った。これは時計によって自動的に計算に入れら
れる。
【0080】その上、食餌速度(これから動物の好み、
或いは味覚が推定される)、ミルク産出量、乳牛によっ
て生産されたミルク中に存在するエネルギー及び/また
は蛋白質及び/または脂肪及び/またはミネラル及び/
またはアミノ酸等の量が、供給される飼料の種類の比率
と量を制御するためにメモリのデータとして使用するの
に適当であるように見える。
【0081】このようなデータを、液体の添加に関して
上に説明したのと同様に、メモリにデータを入力するた
めのキーボードや他の同様な入力装置によってコンピュ
ータに入力することが出来る。このようなデータはま
た、提供される飼料の種類に変化をつけその結果の飼料
摂取或いは経済効果を決定することにより、またその結
果に基づき提供される飼料を自動的に変えることによ
り、制御装置自体により自動的に作成される。このフィ
ードバックはまた、成長する動物を計算に入れることが
出来る。
【0082】制御信号を発するために多くのデータが制
御装置により利用可能であるが、優先順位アルゴリズム
を設けることも出来る。その結果として、提供される飼
料の種類の順序を決定する際、制御信号を作る時、1つ
のデータ(例えば空気の湿度)を他のデータ(食餌速度
等)に優先させる。また、重量のファクタを種々のデー
タに割り当てることが出来るので、数種のデータを同時
に計算に入れることが可能である。このようなプログラ
ムとアルゴリズムは当業者にはそれ自体既知である。
【0083】本発明によれば、代わりにまたは追加で、
少なくとも1種類の飼料が少なくとも実質的に他の種類
の飼料とは別に飼料おけ6、31、49、60、75、
85、97に供給されるように、第3制御装置8が装置
を制御するという事実により、提供される飼料に変化を
つけることが出来る。かくして数種類の飼料が乳牛に提
供される順序を変えることが出来る。例えば、その順序
とは、濃厚肥料、生牧草、及びトウモロコシとビール滓
の混合物、の順であってもよいが、生牧草、とうもろこ
しと濃厚肥料の混合物、そして別にビール滓の順であっ
てもよい。その上、すべての種類の飼料を少なくとも実
質的に別々に供給することも出来る。飼料の種類毎に量
も当然制御装置により制御される。
【0084】第3制御装置により発せられる制御信号
は、数種類の飼料が別々に飼料おけに供給される順序が
任意であるように、装置を制御することが出来る。従っ
て乳牛が飼料おけに到着した時、どの種類の飼料が先に
供給されるかは驚きである。しかし、順序は当該乳牛の
好み、環境条件、或いは所望の経済結果にも依存して決
定することが出来る。
【0085】例えば、1頭の乳牛が他の種類の飼料より
もビール滓を好み、一方別の乳牛が濃厚肥料を好んでビ
ール滓は全然美味しくないと思うことが判明した。本発
明は、提供された飼料の中にビール滓が存在するという
だけで、後者の乳牛が期待されるより少なくしか食べな
いことを、防止するのに有効である。例えばこの場合、
ビール滓が他の種類の飼料が含むような栄養成分を含ん
でいなければ、ビール滓はその乳牛に提供されない。ビ
ール滓にのみ存在する成分をその乳牛が必要としていれ
ば、ビール滓が最初の種類の飼料として提供されるよう
に、制御装置が関連する成分を制御することが可能であ
る。乳牛が食べ始める前のこの時点で、乳牛は最も食欲
があり、早く彼女の分け前を食べる傾向がある。これは
特に、制御装置が、ビール滓の後でその乳牛が一番美味
しいと思う種類の飼料を提供するという事実により促進
される。そのようなデータがコンピュータのメモリに記
憶されているという事実により、第3制御装置はそのよ
うな制御をすることが出来る。
【0086】湿気の多い環境で乳牛が乾燥した生牧草を
好み、水気の多い濃厚肥料を面白くないと思うというこ
とがさらに発見された。また収容設備が飼料の摂取に影
響するように見えるので、そのようなデータをメモリに
含むことが勧められる。
【0087】乳牛毎のデータの間の可能な組み合わせの
数が非常に多いので、記載を単純にするためには、可能
な組み合わせを記載することは不可能である。上記の情
報により、当業者が彼または彼女の希望により、提供さ
れる飼料の種類の所望の量及び比率を簡単な試行錯誤テ
ストによって得ることは可能である。さらに、給餌円柱
の部品の作用及び制御を給餌ステーションに適用するこ
と及びその逆も可能であることは明らかである。また、
注目すべきは、本発明は給餌所として給餌円柱に関して
例をあげて説明しているが、給餌所の他の実施例にも本
発明が適用可能であることは明らかである。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、各搾乳ボックスに
おいて給餌ステーションと給餌所が第3制御装置の制御
のもとに協同するという事実から、飼料の供給が所定期
間にわたって最適に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による装置の1部を構成する給餌円柱の
形状の給餌所の1実施例を示す概略横断面図である。
【図2】本発明による装置の1部を構成する搾乳ボック
スの1実施例を示す概略側面図である。
【図3】本発明による装置の給餌所または給餌ステーシ
ョン内で動物により消費される、1種類の飼料の量を測
る手段の第1実施例を示す図である。
【図4】本発明による装置の給餌所または給餌ステーシ
ョン内で動物により消費される、1種類の飼料の量を測
る手段の第2実施例を示す図である。
【図5】本発明による装置の給餌所または給餌ステーシ
ョン内で動物により消費される、1種類の飼料の量を測
る手段の第3実施例を示す図である。
【図6】本発明による装置の給餌所または給餌ステーシ
ョン内で動物により消費される、1種類の飼料の量を測
る手段の第4実施例を示す図である。
【図7】本発明による装置の給餌所または給餌ステーシ
ョン内で動物により消費される、1種類の飼料の量を測
る手段の第5実施例を示す図である。
【符号の説明】
3 第2コンベア 6 飼料おけ 8 第3制御装置 9、10 ホッパ 11 第1コンベア 12 受容器 13 第1制御装置 14 飼料 19 第2制御装置 22 搾乳ボックス 25 搾乳ロボット 28 ティートカップ 35 給餌ステーション
フロントページの続き (72)発明者 カレル ヴァン デン バーグ オランダ国 2971 ビーアール ブレスケ ンスグラーフ、ボーテルブロエムストラー ト 5 Fターム(参考) 2B102 AD05 AD29 BA03

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定期間中に一定量の飼料を酪農動物に
    自動的に供給する装置であって、該装置には酪農動物を
    自動的に搾乳するための搾乳ロボットを備えた少なくと
    も1つの搾乳ボックスが設けられ、該搾乳ボックスには
    第1制御装置の制御の下に酪農動物に自動的に飼料を供
    給する給餌ステーションと、第2制御装置の制御の下に
    酪農動物に自動的に飼料を供給するため搾乳ボックスの
    外に配置された少なくとも1つの給餌所とが設けられ、
    装置にはさらに、第3制御装置が設けられ、該第3制御
    装置は、上記所定期間における飼料の集約的供給が上記
    飼料の量と少なくともほぼ同じであるように上記第1及
    び/または第2制御装置を制御するための制御信号を発
    することを特徴とする上記装置
  2. 【請求項2】 上記第1制御装置、第2制御装置、及び
    第3制御装置が1つの制御装置として一体化されている
    ことを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 上記給餌ステーション或いは給餌所が少
    なくとも2種類の飼料を自動的に供給するようになって
    おり、上記制御信号が少なくとも2種類の飼料が少なく
    とも実質的に別々に供給されるように給餌ステーション
    または給餌所を制御することを特徴とする請求項1また
    は2記載の装置。
  4. 【請求項4】 上記制御信号が、全種類の飼料が少なく
    とも実質的に相互から分離して供給されるように、給餌
    所または給餌ステーションを制御することを特徴とする
    請求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】 上記制御信号が、数種類の飼料が供給さ
    れる順序が任意であるように、給餌ステーションまたは
    給餌所を制御することを特徴とする請求項3または4記
    載の装置。
  6. 【請求項6】 上記給餌ステーションまたは給餌所が少
    なくとも2種類の飼料を自動的に供給するようになって
    おり、上記装置には、変数パラメータの瞬間値を測定す
    ると共にパラメータ値信号を第3制御装置に発するパラ
    メータ測定手段が設けられ、上記制御信号が数種類の飼
    料が特定の量で且つ特定の比率で集合的にまたは混合体
    として供給されるように給餌ステーションまたは給餌所
    を制御し、上記第3制御装置に上記パラメータ値信号を
    制御信号に処理するための処理装置が設けられたことを
    特徴とする請求項1または2記載の装置。
  7. 【請求項7】 大気の状態を測定すると共に、大気表示
    信号を第3制御装置に発するための大気状態測定手段を
    含むことを特徴とする請求項1から6のいずれか記載の
    装置。
  8. 【請求項8】 1日の時点を測定すると共に、時間信号
    を第3制御装置に発するための時計を含ことを特徴とす
    る請求項1から7のいずれか記載の装置。
  9. 【請求項9】 1年の時期を測定すると共に、年間時期
    信号を第3制御装置に発するための時計を含むことを特
    徴とする請求項1から8のいずれか記載の装置。
  10. 【請求項10】 動物の状態のスコアを測定すると共
    に、状態スコア信号を第3制御装置に発するための手段
    を含むことを特徴とする請求項1から9のいずれか記載
    の装置。
  11. 【請求項11】 飼料の種類毎の食餌速度を動物毎に決
    定すると共に、第3制御装置に食餌速度信号を発するた
    めの手段を設けたことを特徴とする請求項1から10の
    いずれか記載の装置。
  12. 【請求項12】 動物毎にミルク産出量を測定し、ミル
    ク産出量信号を第3制御装置に発する手段を含むことを
    特徴とする請求項1から11のいずれか記載の装置。
  13. 【請求項13】 動物から得られたミルク中の蛋白質及
    び/または脂肪及び/またはミネラル及び/またはアミ
    ノ酸等の量を測定すると共に、成分信号を第3制御装置
    に発する手段を含むことを特徴とする請求項1から12
    のいずれか記載の装置。
  14. 【請求項14】 動物が消費した1種類の飼料の量を測
    定すると共に、消費飼料信号を第3制御装置に発するた
    めの手段を含むことを特徴とする請求項1から13のい
    ずれか記載の装置。
  15. 【請求項15】 第3制御装置のメモリにデータを入力
    するための入力装置を第3制御装置に設けたことを特徴
    とする請求項1から14のいずれか記載の装置。
  16. 【請求項16】 第3制御装置がメモりのための自身の
    データを創るようになっていることを特徴とする請求項
    15記載の装置。
  17. 【請求項17】 データが継続的に更新されることを特
    徴とする請求項16記載の装置。
  18. 【請求項18】 給餌ステーションまたは給餌所に、受
    容器と、ホッパから該受容器に一定量の飼料を運ぶため
    の第1コンベアと、該定量の飼料を受容器から飼料おけ
    に運ぶための第2コンベアとを含むコンベア手段とが設
    けられたことを特徴とする請求項1から17のいずれか
    記載の装置。
  19. 【請求項19】 上記受容器に、該受容器内に存在する
    飼料を測る計量手段を設けたことを特徴とする請求項1
    8記載の装置。
  20. 【請求項20】 開くように設計された底部を受容器が
    有することを特徴とする請求項18または19記載の装
    置。
  21. 【請求項21】 受容器の底部の開閉を制御する第4制
    御装置を設けたことを特徴とする請求項20記載の装
    置。
  22. 【請求項22】 上記第2コンベアが筒状シュートまた
    はチャネル状シュートであることを特徴とする請求項1
    8から21のいずれか記載の装置。
  23. 【請求項23】 閉鎖手段により閉鎖可能な飼料おけで
    上記飼料おけが構成され、第4制御装置が該閉鎖手段の
    操作を制御するようになっていることを特徴とする請求
    項18から22のいずれか記載の装置。
  24. 【請求項24】 第4制御装置が第3制御装置に一体に
    組み込まれたことを特徴とする請求項18から23のい
    ずれか記載の装置。
  25. 【請求項25】 上記期間が1日の既定の時点から測ら
    れることを特徴とする請求項1から24のいずれか記載
    の装置。
  26. 【請求項26】 酪農動物が給餌ステーションまたは給
    餌所を訪れる瞬間の時点を測定する時計を含み、上記期
    間が該瞬間時点の直前であることを特徴とする請求項1
    から24のいずれか記載の装置。
  27. 【請求項27】 数個の搾乳ボックスまたは数個の給餌
    所が装置に設けられ、第3制御装置が、時点に基づき1
    頭の酪農動物を搾乳ボックスまたは給餌所の1つに独占
    的に近寄らせることを特徴とする請求項1から26のい
    ずれか記載の装置。
JP2002291043A 2001-10-03 2002-10-03 所定期間中に一定量の飼料を酪農動物に自動供給する装置 Withdrawn JP2003116393A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL1019092A NL1019092C2 (nl) 2001-10-03 2001-10-03 Samenstel voor het automatisch in een bepaalde periode afgeven van een hoeveelheid voeder aan een melkdier.
NL1019092 2001-10-03

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003116393A true JP2003116393A (ja) 2003-04-22

Family

ID=19774112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002291043A Withdrawn JP2003116393A (ja) 2001-10-03 2002-10-03 所定期間中に一定量の飼料を酪農動物に自動供給する装置

Country Status (10)

Country Link
US (1) US20030062003A1 (ja)
EP (1) EP1300070B1 (ja)
JP (1) JP2003116393A (ja)
AT (1) ATE329481T1 (ja)
AU (1) AU2002301290B2 (ja)
CA (1) CA2405913C (ja)
DE (1) DE60212287T2 (ja)
DK (1) DK1300070T3 (ja)
IL (1) IL152048A0 (ja)
NL (1) NL1019092C2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4011246A1 (en) * 2020-12-08 2022-06-15 Ofer Landau Electric portion controlled dry food dispenser

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1030489C1 (nl) * 2005-11-22 2007-05-23 Maasland Nv Voerinrichting.
US8746959B2 (en) * 2007-07-26 2014-06-10 Ganado Technologies Corp. Apparatus and method to feed livestock
US8827542B2 (en) 2008-07-28 2014-09-09 Ganado Technologies Corp. Apparatus and method to feed livestock
TW200930288A (en) * 2008-01-03 2009-07-16 Claridy Solutions Inc Animal feeding device
NL2005889C2 (nl) * 2010-12-21 2012-06-25 Stichting Administratiekantoor Weelink Berendsen Meng- en doseerinrichting voor veevoeder.
USD793011S1 (en) * 2014-11-07 2017-07-25 Hans Joachim Holm Feeder especially for calves
RU2614813C2 (ru) * 2015-05-12 2017-03-29 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Великолукская государственная сельскохозяйственная академия" Способ механизированного пастбищного содержания крупного рогатого скота
US11229188B2 (en) * 2016-01-26 2022-01-25 Henan Shenqiao Technology Co., Ltd. Multifunctional intelligent breeding and rearing system
CN106035109B (zh) * 2016-08-04 2022-07-22 福建光华百斯特生态农牧发展有限公司 多层楼房式家畜饲养自动给料装置及其操作方法
NL2019330B1 (en) * 2017-07-24 2019-02-12 Hanskamp Agrotech B V Toilet for cattle, in particular for cow

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4137387C2 (de) * 1991-11-14 1994-05-11 Laue Hans Joachim Prof Dr Vorrichtung zum automatischen Füttern von Kälbern oder Schweinen
DE19832732C2 (de) * 1998-07-21 2001-09-13 Howema Geraetebau Gmbh & Co Kg Verfahren zur Fütterung von Tieren
SE515212C2 (sv) * 1998-09-04 2001-07-02 Delaval Holding Ab Förfarande och anordning för styrning av djurutfodring
NL1010330C2 (nl) * 1998-10-16 2000-04-18 Prolion Bv Inrichting en werkwijze voor het automatisch melken en voeren van dieren.
NL1010764C2 (nl) * 1998-12-09 2000-06-13 Maasland Nv Werkwijze voor het automatisch melken en voeren van dieren en inrichting en voerplaats geschikt voor de werkwijze.
NL1010898C2 (nl) * 1998-12-24 2000-06-27 Lely Research Holding Ag Voerzuil en/of drinkzuil voor het voederen van dieren.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4011246A1 (en) * 2020-12-08 2022-06-15 Ofer Landau Electric portion controlled dry food dispenser

Also Published As

Publication number Publication date
NL1019092C2 (nl) 2003-04-07
ATE329481T1 (de) 2006-07-15
EP1300070A2 (en) 2003-04-09
DK1300070T3 (da) 2006-10-16
US20030062003A1 (en) 2003-04-03
AU2002301290B2 (en) 2007-11-22
EP1300070A3 (en) 2003-12-10
CA2405913C (en) 2010-08-17
IL152048A0 (en) 2003-05-29
CA2405913A1 (en) 2003-04-03
EP1300070B1 (en) 2006-06-14
DE60212287T2 (de) 2007-06-06
DE60212287D1 (de) 2006-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6615764B2 (en) Device for automatically supplying a predetermined amount of feed to an animal in a period having a predetermined length
CA2406359C (en) A device for automatically supplying a predetermined amount of at least one sort of feed to an animal in a predetermined period
US6651585B2 (en) Device for supplying feed to an animal
US20030061996A1 (en) Device for and a method of automatically supplying feed to animals
US4517923A (en) Animal feeding system
JP2003116393A (ja) 所定期間中に一定量の飼料を酪農動物に自動供給する装置
JP2003009698A (ja) 動物用飼料供給装置
EP1300072B1 (en) A device for and a method of automatically supplying at least two sorts of feed to animals
EP1527680B1 (en) A device for and a method of automatically supplying feed to an animal
JP2002360096A (ja) 動物への飼料供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060110