JP2003116015A - 画像処理装置及び方法及びコンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体 - Google Patents
画像処理装置及び方法及びコンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体Info
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Abstract
色成分のビット数をより少ないビット数に変換する場合
において、画像全体の良好な階調性を維持し、特に、ハ
イライト領域における画質劣化を防ぐことによる粒状感
を抑制できるようにする。 【解決手段】 マゼンタM及びシアンCの色を誤差拡散
法を基礎とすることで3値化する場合、ルックアップテ
ーブルを用いて、それぞれをC0〜C2、M0〜M2に
3値化する。その際、入力されりマゼンタ及びシアンの
データ(誤差Ce、Meを加算した結果)のハイライト
部分では、それらの間の相関関係を持たせるような変換
空間を用い、濃度の高い部分では通常の誤差拡散と同等
となる変換空間を用いる。
Description
で表現される画像データを、より少ないビット数の画像
データに変換する画像処理装置及びその制御方法及びコ
ンピュータプログラム並びにコンピュータ可読記憶媒体
に関するものである。
なものが存在する。しかし、そのいずれもが、シアン
(以下C)、マゼンタ(以下、M)、イエロー(以下
Y)の3色、或いは、これブラック(以下Bk)を加え
た4色の記録材(インクやトナー等)を用いて印刷する
ことを基本としている。
像データを、あらかじめ決められた色処理パラメータに
従い、プリンタに備えられた色の記録材のデータに変換
されて印字される。さらに、インク液滴を吐出するタイ
プのプリンタにおいては、インクを吐出する/しないの
2値や、インクの吐出発数を段階的に変えるなどして、
2値よりも大きいN値で画像を表現する。
などがあり、さらに誤差拡散法には従来よりさまざまな
技術が開示されている。
0918、特開2000−354172では、異なる2
色あるいは3色の色を、互いに相関を持ちながら量子化
することにより、一様に分布した、視覚的に好ましいド
ット配置を実現する方法が開示されている。
を選択する。図8(a)は、255階調の第1階調値の
ような、非常に薄く、従って印字ドットが少ない色で
の、通常にシアンとマゼンタがそれぞれ誤差拡散をした
場合のドット配置の例である。図からわかるように、シ
アンとマゼンタはまったく相関がないので、ある領域で
はドットが互いに近寄っていたり、また、或る場合には
互いに離れていたりして、それが視覚的に不快な模様と
なったりする。さらに、シアンとマゼンタが重なると、
ブルーのドットになる。ブルーは濃度が高いので、人間
の目に認識しやすく、不快な粒状感として画質を損なう
原因となる。
ンタを相関させて量子化した場合の例である。この方法
では、シアンとマゼンタが相互に適当な距離をもって配
置され、濃いブルーのドットも出現せず、また、ドット
の疎密がないので、視覚的にも好ましい。
術では、それぞれの色の階調値(濃度)によらずに全体
を互いに相関させる手法を開示しているのみであり、ド
ットがよく見える薄い領域も、ドットがたくさん印字さ
れていて個々のドットが認識できない濃い領域も同等に
扱われていた。
いに異なる色を相関させて誤差拡散を行うと、視覚的に
好ましくない擬似輪郭が発生したり、階調性が悪くなっ
たりすることがあることを発見した。通常の誤差拡散で
も、誤差がたまらずにドットの出現が遅れる現象が発生
する。これを「はきよせ」とよぶ。この現象は、ドット
が非常に少ないような薄い階調や、多値記録の場合には
量子化出力値の切り替わり始めの部分で発生する。逆
に、濃い色から薄い色へのグラデーションなどで発生す
るような、誤差が過剰になってドットが過剰に出現する
現象を「はきだし」とよぶ。異なる色を互いに相関させ
る方法では、量子化出力値の切り替え箇所が多くなり、
その結果、「はきよせ」や「はきだし」が通常の誤差拡
散よりも発生しやすい。この結果、擬似輪郭や、ドット
の疎密が発生し、画質を損なう原因となる。
たものであり、多値カラー画像を、その多値画像を構成
する色成分のビット数をより少ないビット数に変換する
場合において、画像全体の良好な階調性を維持し、特
に、ハイライト領域における画質劣化を防ぐことによる
粒状感を抑制できる画像処理装置及び方法及びコンピュ
ータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体を提供し
ようとするものである。
ため、本発明の画像処理装置は以下の構成を備える。す
なわち、複数ビットで各色が表現される多値画像データ
を入力し、前記ビット数よりも少ないビット数に量子化
する画像処理装置であって、入力した各色の多値データ
に、従前の量子化によって発生した各色の誤差を加算す
る加算手段と、該加算手段で得られた加算後のM個(M
≧2)の多値データをM個のアドレスとして入力し、入
力したM個のアドレスに応じて、それぞれの色の量子化
後のデータを出力する量子化テーブルとを備え、前記量
子化テーブルは、入力されるM個のアドレスでアクセス
されるM次元空間に、量子化後のデータを格納するルッ
クアップテーブルであって、前記M次元空間において、
高位に位置する空間については、各色のアドレス値間に
相関の無い量子化後のデータを格納し、前記M次元空間
において、低位に位置する空間については、各色のアド
レス値間に相関性を有する量子化後のデータを格納する
ことを特徴とする。
係る実施形態を詳細に説明する。
ンクを吐出するインクジェット記録装置で、各色成分に
つき3値記録をする装置を用いる場合について説明す
る。尚、ここで3値とは、本実施形態においては、ドッ
トを「全く印刷しない」、「1回吐出」、「2回吐出」
の3値である。8ビット表現で言えば、0、128、2
55に対応すると考えると分かりやすい。3値であるの
で、当然、1画素あたり、2ビットのデータを持つこと
になる。
である。
はCPU102、メモリ103、外部記憶(例えばハー
ドディスク装置)104、入カ部105、プリンタとの
インターフェイス106とを備えている。
れると、外部記憶装置104よりOSがメモリ103に
ロードされ、その後、各種アプリケーション(外部記憶
装置104に格納されている)が実行できるようにな
る。そして、アプリケーションから印刷を指示すると、
プリンタドライバがその動作を開始し、アプリケーショ
ンから渡された印刷すべきデータに対して、後述する色
処理、量子化処理の手順などを実現する。このプリンタ
ドライバ(プログラム)は外部記憶104に記憶され、
或いは外部装置から供給される。ホストコンピュータ1
01はインターフェイス106を介してカラー出力装置
107と接続されており、色処理を施した画像データを
カラー出力装置107に送信して印刷記録を行わせるこ
とになる。
入力されるRGB各色8ビット(256階調)画像データ
をCMY各色2ビットデータとして出力する処理フロー
である。
理部201において、3次元のルックアップテーブル
(LUT)によりプリンタの出力色に合わせたCMY各
色8ビットデータに変換される。この処理は入力系のR
GB系カラーから出力系のCMY系カラーに変換する処
理である。入力データはディスプレイなど発光体の加法
混色の3原色(RGB)であることが多いが、該プリン
ターではCMYの色材が用いられるので該変換処理が行
われる。
にデータを保持しており、保持しているデータ間は補間
処理で求めるが、該補間処理は公知の技術であるのでこ
こでの詳細な説明は省略する。
ットデータは、出力ガンマ補正部202で1次元LUT
によって出力γ補正が施される。単位面積当たりの印字
ドット数と出力特性(反射濃度など)の関係は、多くの
場合、線形関係とはならないので、出力γ補正を施すこ
とでCMY8ビットの入力レベルと、その時のプリンタ
の出力特性との線形関係とを保証する。
各色8ビットのデータが出力機器の有する色材CMY各
色8ビットのデータに変換される。
記録装置であるので上記CMY各色8ビットのデータは
次の量子化処理部203でCMY各色2ビットデータに
量子化処理される。
ロック図である。なお、実施形態での量子化処理は誤差
拡散法をその基礎とするものである。
して、互いに相関を持たせて量子化し、イエローは通常
の誤差拡散をしている。イエローについての相関を考慮
していないのは、イエローは人間の視覚に対する刺激が
小さいので然したる影響はない、及び、装置構成がその
分だけ簡略化できるという理由である。換言すれば、装
置構が多少複雑になるものの、イエローについてもシア
ン、マゼンタと同様に相関を持たせて量子化しても構わ
ないのは勿論である。
0、M0、Y0(図2のγ補正後のデータ)が各色の画
像データメモリ301,302,303に入力される。
画像データメモリ301〜303から同期が取られて読
み出され、従前の量子化処理で発生した各色の、注目画
素位置に累積加算された誤差Ce、Me、Ye(誤差メ
モリ307〜309に格納されている)が加算部304
〜306でそれぞれ加算される。
ンタは共通(共有)の量子化テーブル310で量子化さ
れ、量子化出力C’、M’(各2ビット)が出力メモリ
315に出力される。同時に、誤差計算部312、31
3は、この処理で発生した誤差Ce’、Me’を計算
し、注目画素の周辺の未量子化画素群へ所定の重み付け
係数に従って配分するため、誤差メモリ(307,30
8)に書き込まれる。イエローは、通常の誤差拡散法で
の閾値(3値化であるので閾値は2つ存在する)との比
較が比較部311で行われ、量子化出力Y’(やはり2
ビット)が出力される。シアン、マゼンタと同様に誤差
Ye’が誤差計算部314で計算され、注目画素のイエ
ロー成分の未量子化画素位置に配分するため誤差メモリ
309に出力される。
ついてさらに詳しく説明する。
た図である。横軸はシアンに対する入力データC0+C
e、縦軸はマゼンタに対する入力データM0+Meであ
る。
ので、閾値は64、191で、量子化後の取る値は0、
128、255(バイナリ表現で00、01、10)で
ある。これはそれぞれ、インクを「0回吐出(吐出無
し)」、「1回吐出」、「2回吐出」による印字するこ
とに対応する。注目画素の各色成分の画像データは0〜
255であり、誤差は−64から+64まで取り得る。
つまり、誤差を加算した後のデータC0+Ce、M0+
Meの最小値は−63、最大値は319となる。
〜191、191〜255それぞれのどの領域にあるか
によって0、1、2の3値に変換し、シアンについても
同様に行う場合、すなわち、通常の誤差拡散法(以下、
ED法と呼ぶ)を用いると、図4のマゼンタ−シアンの
2次元変換空間は、図5(a)のように表現できる。
側の数値は、量子化後の値C’、M’(図3参照)を示
している。例えば、「C1、M1」とは、C’=1、
M’=1を示している。他の領域についても同様であ
る。
視覚濃度という)は、シアンとマゼンタの組み合わせの
濃度と見ることができる。つまり、図5(a)の領域
「C0、M0」の視覚濃度は0+0=0となり、領域
「C0、M1」の視覚濃度は0+1=1となる。また、
領域「C1、M1」の視覚濃度は同様に1+1=2とな
る。
ゼンタの相関がない点である。より具体的には、ハイラ
イト(低濃度)領域、例えば領域「C0,M0」と領域
「C1、M1」とが互いに頂点で連続しており、前者は
視覚濃度が0、後者が2であるから、その濃度が差大き
い。従って、この頂点付近のシアン、マゼンタの濃度を
有する画像が入力されると、先に説明した図8(a)の
状態になり易くなる。
関を考慮した誤差拡散(以下、相関ED法と言う)を行
う場合の、C0+Ce、M0+Meの値に対するシア
ン、マゼンタの2次元変換空間を示している。色成分
C、Mの右側の数字は量子化後の値を示しているのは、
図5(a)と同様である。
と領域「C1、M1」との関係に着目すると、それらは
空間的に分離していることがわかる。より分かりやすく
説明すると、領域「C0、M0」(視覚濃度=0)と領
域「C1、M1」(視覚濃度=2)との間には、領域
「C1、M0」或いは領域「C0、M1」(いずれも視
覚濃度=1)が介在することになり、ハイライト領域で
はシアンとマゼンタが互いに重なりあうことが少なくで
きる。換言すれば、図5(b)においては、図示の左下
隅から右上隅へ向かうに従って、異なる視覚濃度は重な
り合うことなく、且つ、その視覚濃度に従って配置され
ていることになる。
+20の数値をとる場合(図中、星印50)について考
えてみる。通常のED法の場合(図5(a)の場合)、
どちらも閾値64よりも小さいので、量子化後のC’、
M’はどちらも0に量子化され、当該画素にはインクを
1ドットも印字されない。一方、相関ED法(図5
(a)の場合)、星印51は領域「C1、M0」にある
ので、C’=1、M’=0となり、当該画素にはシアン
インクが1ドット印字されることになり、入力値に対し
て自然な出力を得ることもできる。
目すると、量子化テーブル310における2次元変換空
間は、図5(b)に示すシアンとマゼンタとの相関に基
づく方が画質的に優れていることがわかる。
Ceが徐々に増えていくような画像データについて考察
してみる。このような画像データはマゼンタからブルー
へのグラデーションなどで比較的実存するパターンであ
る。この例を示すのが、図5(b)における矢印51で
ある。このとき、量子化後のC’は0→0→1→1→2
→2と単調に増加するが、M’は1→2→1→2→1→
2と急激に変動する。この急激な変動のため、「はきよ
せ」が起こり、擬似輪郭が発生したり、滑らかなグラデ
ーションとならず、ドット、すなわち、視覚濃度の疎密
ができ、画質を劣化の要因になる。
部分、すなわち、ハイライト部分(領域)は図5(b)
の相関ED法に基づく2次元変換空間を採用し、ドット
の多い部分(高濃度部分)では、図5(a)の通常のE
D法に基づく2次元変換空間を採用する。
領域(高濃度領域)ではドット同士が固まって印刷され
るので、個々のドットが認識されないため、シアンとマ
ゼンタのドットを故意に分散させる操作は必要なく、特
に画質を損なうこともない。
変換空間について説明を進める。
Meのとる値が0になるハイライト領域に対して、図5
(b)の相関ED法に基づく2次元変換空間を採用し、
それよりも濃い領域については図5(a)の通常のED
法に基づく2次元変換空間を採用することを示してい
る。すなわち、ドットの目立ちやすいハイライト部分で
はドットが分散される(マゼンタとシアンのドットが重
なりずらい)量子化を行っているので画質は損なわれな
い。図5(a)、(b)をこのように重ね合わせた結果
である量子化テーブル203内の変換空間は、図6
(b)のようになる。
一定で、C0+Ceが徐々に増えていくようなグラデー
ションを考察する(図6(b)の矢印61)。
調に増加するのは変わらないが、M’は1→2→1→1
となり、図5(b)の場合に比べて変動が少なくなる。
このため、マゼンタはより滑らかになり、画質を損なう
要因が減少し、より高画質が達成できる。
の座標空間は図6(b)に限らない。例えば、図7
(a)は視覚濃度が1以下の領域、すなわち、{C0+
Ce}+{M0+Me}=0、及び、{C0+Ce}+
{M0+Me}=1の領域については、相関EDに基づ
く2次元変換空間を割り当てる。そして、それ以上につ
いては通常のED法に基づく2次元変換空間を割り当て
ることを示している。
アン及びマゼンタが互いに“1”とはなりにくいので、
ハイライト部分での画質は高いものとなる。
テーブル203の2次元変換空間を示している。
C0+Ceが徐々に増えていくようなグラデーションの
例は、図7(b)の矢印71に示すものとなる。かかる
変化の場合、C’は0→1→2と単調に増加するのは勿
論、M’は1→1→1となり、変動がなくなる。このた
め、マゼンタはより滑らかになり、画質を損なう要因が
減少し、より高画質が達成できる。
には上記例に限らず、さまざまな応用が考えられる。例
えば、2値プリンタに適応してもよいし、3値、場合に
よっては4値に適用しても構わない。すなわち、本発明
はN値化(N≧2)に適用できる、ということができ
る。
るハイライト領域とは、3値表現で1以下として説明し
たが、インクジェットプリンタの場合、YMC及びBk
の4色を用いる場合がある。従って、上記説明における
相関ED法と通常のED法による2次元変換空間の境界
は、印刷するプリンタに併せて適宜変更しても良い。
いては、マゼンタとシアンとは独立させる例を説明した
が、イエロー成分をも含めた相関ED法に基づく変換空
間を定義しても構わない。この場合の空間は、入力する
アドレスが3つあるので、3次元変換空間となる。
限らず、4色、場合によってはさらに多数のインクを用
いることもあるので、本発明は2、3次元変換に限ら
ず、M次元(M≧2)変換空間に適用できるのは勿論で
ある。
ストコンピュータ上で動作するプリンタドライバに適用
することが望ましい。プリンタドライバはソフトウェア
の1つであり、その動作手順は、図2に従うことにな
る。また、量子化処理中では、図3における量子化テー
ブル310に相当する部分を2次元配列変数(出力値が
4ビット(=2+2ビット)を採用すれば実現できる。
すなわち、配列変数を仮にlut( , )と定義し
て、予め図6(b)のようなデータ(4ビット)を格納
しておき、lut(M0+Me,C0+Ce)を代入す
ることで、その4ビットを抽出し、2ビットに分解すれ
ば良いであろう。
ローチャートのようになろう。以下、同フローチャート
に従って説明するが、lut( , )は配列変数であ
って予めメモリに確保されるものであるとする。また、
同処理の前段階で、既にアプリケーションから渡された
データはCMYに変換されているものとする。Y成分に
ついては、入力された値(誤差加算済み)が0〜64、
65〜190、191〜255のいずれにあるのか判断
し、その結果を0、1、2にすれば良いので、ここでは
上記実施形態に合わせるべく、シアンとマゼンタについ
て説明する。
値を格納するlut( ,)にハードディスク等からデ
ータを読出す。予め格納しても構わないが、外部からの
データをロードするようにするとその内容を機種等に応
じて適合させることができ、場合によっては、その内容
を変更できるというメリットがある。次に、ステップS
2で、誤差変数Ce、Meをゼロクリアする。
の多値データC0、M0を入力し、ステップS4で誤差
を加算した結果を変数C、Mに格納する。この後、配列
変数lut( , )にC、Mを代入することでその値
を得ることで量子化後のデータC’、M’を得る。この
後、次の量子化に備えて誤差を演算子、それを未量子化
位置に分配させると共に、量子化後のデータC’、M’
を出力する(ステップS6、S7)。
ついての処理が終了したと判断するまでステップS3以
降の処理を繰り返すことになる。
ュータプログラム(特にプリンタドライバ)でもって実
現できるのは明らかである。
ュータプログラムは、フロッピー(登録商標)ディスク
やCDROM等の記憶媒体を、パーソナルコンピュータ
等の汎用装置にセットし、その装置内のハードディスク
にコピーもしくはインストールすることで動作可能とな
るので、本発明はかかる記憶媒体をもその範疇とするも
のである。
してインク液滴を吐出するインクジェットプリンタを例
にして説明したが、プリント方式はこれに限らない。記
録材としてインク液を用いるのではなく、トナーを用い
る電子写真方式のプリンタ(レーザビームプリンタ等)
に適用しても構わないし、その他の方式でも高い解像度
で印刷できるものであれば如何なるものであっても構わ
ない。
く、変換後のデータをファイルとして記憶することは勿
論、N値で階調表示できる表示装置等に適用させても構
わない。表示装置に出力する場合には、上記実施形態で
の説明における「濃度」を「輝度」として上記実施形態
を読み替えれば良い。
値カラー画像を、その多値画像を構成する色成分のビッ
ト数をより少ないビット数に変換する場合において、画
像全体の良好な階調性を維持し、特に、ハイライト領域
における粒状感を抑制でき、画そつ劣化を防ぐことがで
きるようになる。
ク構成図である。
チャートである。
図である。
示す図である。
ーブルと、相関誤差拡散法による量子化テーブルを示す
図である。
次元変換空間の領域と相関誤差拡散法を採用する2次元
変換空間の領域を示す図である。
次元変換空間の領域と相関誤差拡散法を採用する2次元
変換空間の領域の他の例を示す図である。
る問題点を説明するための図である。
現するための処理手順を示すフローチャートである。
Claims (6)
- 【請求項1】 複数ビットで各色が表現される多値画像
データを入力し、前記ビット数よりも少ないビット数に
量子化する画像処理装置であって、 入力した各色の多値データに、従前の量子化によって発
生した各色の誤差を加算する加算手段と、 該加算手段で得られた加算後のM個(M≧2)の多値デ
ータをM個のアドレスとして入力し、入力したM個のア
ドレスに応じて、それぞれの色の量子化後のデータを出
力する量子化テーブルとを備え、 前記量子化テーブルは、 入力されるM個のアドレスでアクセスされるM次元空間
に、量子化後のデータを格納するルックアップテーブル
であって、 前記M次元空間において、高位に位置する空間について
は、各色のアドレス値間に相関の無い量子化後のデータ
を格納し、 前記M次元空間において、低位に位置する空間について
は、各色のアドレス値間に相関性を有する量子化後のデ
ータを格納することを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 前記多値画像データはシアン、マゼン
タ、イエローの各色成分で構成され、 前記量子化テーブルはシアン、マゼンタに対する2次元
空間のルックアップテーブルであり、 イエロー成分は予め設定された閾値と比較して量子化す
ることを特徴とする請求項第1項に記載の画像処理装
置。 - 【請求項3】 更に、量子化テーブルで変換された量子
化後のデータを、印刷する印刷手段へ出力する出力手段
とを備えることを特徴とする請求項第1項又は第2項に
記載の画像処理装置。 - 【請求項4】 複数ビットで各色が表現される多値画像
データを入力し、前記ビット数よりも少ないビット数に
量子化する画像処理方法であって、 入力した各色の多値データに、従前の量子化によって発
生した各色の誤差を加算する加算工程と、 所定の量子化テーブルを用いて、前記加算工程で得られ
た加算後のM個(M≧2)の多値データをM個のアドレ
スとして入力し、入力したM個のアドレスに応じて、そ
れぞれの色の量子化後のデータを出力する工程とを備
え、 前記量子化テーブルは、 入力されるM個のアドレスでアクセスされるM次元空間
に、量子化後のデータを格納するルックアップテーブル
であって、 前記M次元空間において、高位に位置する空間について
は、各色のアドレス値間に相関の無い量子化後のデータ
を格納し、 前記M次元空間において、低位に位置する空間について
は、各色のアドレス値間に相関性を有する量子化後のデ
ータを格納することを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項5】 複数ビットで各色が表現される多値画像
データを入力し、前記ビット数よりも少ないビット数に
量子化する画像処理装置として機能するコンピュータプ
ログラムであって、 入力した各色の多値データに、従前の量子化によって発
生した各色の誤差を加算する加算工程のプログラムコー
ドと、 所定の量子化テーブルを用いて、前記加算工程で得られ
た加算後のM個(M≧2)の多値データをM個のアドレ
スとして入力し、入力したM個のアドレスに応じて、そ
れぞれの色の量子化後のデータを出力する工程のプログ
ラムコードとを備え、 前記量子化テーブルは、 入力されるM個のアドレスでアクセスされるM次元空間
に、量子化後のデータを格納するルックアップテーブル
であって、 前記M次元空間において、高位に位置する空間について
は、各色のアドレス値間に相関の無い量子化後のデータ
を格納し、 前記M次元空間において、低位に位置する空間について
は、各色のアドレス値間に相関性を有する量子化後のデ
ータを格納することを特徴とするコンピュータプログラ
ム。 - 【請求項6】 請求項第5項に記載のコンピュータプロ
グラムを格納することを特徴とするコンピュータ可読記
憶媒体。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001308834A JP2003116015A (ja) | 2001-10-04 | 2001-10-04 | 画像処理装置及び方法及びコンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体 |
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2001308834A JP2003116015A (ja) | 2001-10-04 | 2001-10-04 | 画像処理装置及び方法及びコンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体 |
Publications (1)
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