JP2003115280A - 冷陰極ランプ - Google Patents

冷陰極ランプ

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JP2003115280A
JP2003115280A JP2001305631A JP2001305631A JP2003115280A JP 2003115280 A JP2003115280 A JP 2003115280A JP 2001305631 A JP2001305631 A JP 2001305631A JP 2001305631 A JP2001305631 A JP 2001305631A JP 2003115280 A JP2003115280 A JP 2003115280A
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JP
Japan
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cold cathode
lamp
cathode lamp
electrode plate
lead wire
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JP2001305631A
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English (en)
Inventor
Masako Komaguchi
雅子 駒口
Hiroshi Takahashi
弘 高橋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷陰極ランプ両側電極板の放熱量に違いが生
じランプ管内で温度差が生じる。これにより熱ムラなど
の熱による不具合が生じる。 【解決手段】 冷陰極ランプ11aの少なくとも一方向
の電極端子にランプ径よりも一方向に対して大きくした
金属板からなる電極板12aを取り付けることにより、
熱を逃げやすくしランプ管内の左右の発熱温度を均等に
保つ構造としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示装置を表示
させる際の冷陰極ランプに関し、特にその電極端子の構
造の改良を図ったものに関する。
【0002】
【従来の技術】冷陰極ランプは、適量の水銀と不活性ガ
ス(アルゴン、ネオン等)が封入されたガラス管の内壁
に蛍光体を塗布し、ガラス管の両端に電極を取り付けた
ものである。
【0003】冷陰極ランプは、電極間に高電圧を印加す
ると、管内に存在する電子が電極と衝突して、二次電子
が放出され、放電が始まる。この放電により陽極に引か
れる電子と管内の水銀分子が衝突し、紫外線が放射され
る。この紫外線により蛍光体が可視光を発光するが、蛍
光体を変更することで、発光色を変えることが可能であ
る。
【0004】この冷陰極ランプは低消費電力のため発熱
が少なく、ランプの温度上昇を比較的低く抑えられ、耐
振性にも優れるため、各種ディスプレイ用光源、特に液
晶表示装置のバックライト光源に適している。
【0005】ところで、近年、液晶表示装置では、機器
の小型化やデザイン上の要請等から表示エリアと液晶表
示装置外形との間のスペースが小さくなってきている。
そのため、冷陰極ランプが装着されるスペースも少なく
なり、配線(特に低圧側のリード線)の径を細くしなけ
ればならなくなっている。
【0006】図4及び図5は、従来の冷陰極ランプの構
造及び電極端子の接続方法を説明するための図である。
従来の冷陰極ランプは、その接続方法としてこれら図
4,図5に示す2つのケースが挙げられる。
【0007】図4において、第一の従来の冷陰極ランプ
は、ランプ11e径と同じ大きさの板状の電極端子(電
極板)31を備えている。その接続方法は、前記電極板
31とリード線14d(またはフレキシブルフラットケ
ーブル(FFC))を半田13dで接続する方法であ
る。
【0008】また、図5において、第二の従来の冷陰極
ランプは、ランプ11fの柱状の電極端子34から電極
側リード線33が出た構造をしている。その接続方法
は、電極側リード線33とリード線14eを筒状カシメ
32(または半田)によって接続する方法である。
【0009】従来の冷陰極ランプは以上のように構成さ
れており、液晶パネルの背後で発光することで、液晶表
示装置の表示の際の照明を行っている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の冷陰
極ランプの構造では、高圧側リード線と低圧側FFCで
太さに差があることで冷陰極ランプの熱の放出量に違い
がある。この放熱量の違いにより冷陰極ランプ管内で温
度差が生じてしまうことによって、水銀が偏り、熱ムラ
などの熱による不具合を発生させてしまうという問題を
有していた。
【0011】図6は冷陰極ランプの管内の温度分布を示
す図で、図中の42は、従来の冷陰極ランプの管内で、
高圧側と低圧側で温度分布に差が生じることを示してい
る。この温度分布に差が生じることで熱ムラやピンク放
電といった現象が発生する。
【0012】本発明は、上記のような従来の問題点を解
決するためになされたもので、ランプ管内における温度
差による水銀の偏りをなくし、熱ムラなどの熱による不
具合の発生を防ぐことができる冷陰極ランプを得ること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
冷陰極ランプは、該冷陰極ランプの少なくとも一方の電
極端子は、その長手方向がランプ径よりも大きい電極板
で構成されている、ことを特徴とするものである。
【0014】本発明の請求項2は、請求項1記載の冷陰
極ランプにおいて、前記電極板の一部がカシメ可能な形
状となっており、該冷陰極ランプの電極端子にリード線
を取り付ける際に、前記電極板の一部とリード線をカシ
メにより接続した、ことを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 実施の形態1.図1(a)、(b)及び図2(a)、
(b)は、本発明の実施の形態1による冷陰極ランプを
説明するための図である。
【0016】図において、図1(a)は本実施の形態1
の冷陰極ランプを正面から見た図であり、図1(b)は
本実施の形態1の冷陰極ランプを左側面から見た図であ
る。本実施の形態1の冷陰極ランプは、ランプ11aの
電極板12aとして、一方向(長手方向)に少なくとも
ランプ幅(径)より大きい金属板を備えている。但しそ
の寸法,形状は冷陰極ランプが装着可能なスペースおよ
び必要とされる放熱能力を考慮して決定する。この電極
板12aには、リード線14aが半田13aで接続され
ている。
【0017】また、図において、図2(a)は本実施の
形態1の冷陰極ランプを正面から見た図であり、図2
(b)は本実施の形態1の冷陰極ランプを左側面から見
た図である。本実施の形態1の冷陰極ランプは、ランプ
11bの電極板12bとして、一方向に少なくともラン
プ幅より大きい電極板12bを備えている。前記電極板
12bから電極側リード線15が出ている構造をしてお
り、その接続部分は半田13bで接続している。リード
線14bは半田13cで電極板12bに接続している。
【0018】このような電極板を、ランプの高圧側およ
び低圧側に設けるか、あるいは熱の放出量が大きい一方
の側、特に温度上昇の大きい低圧側のみに設けることに
より、熱を逃げやすくし、有効に放熱を行うことが可能
となる。
【0019】図6の41は、このように構成された本発
明の冷陰極ランプ管内の温度分布を示すもので、高圧側
と低圧側での温度分布の差が、従来の冷陰極ランプの場
合(図6(42))と比較して少なく、熱の放出量を左
右で一定に保っていることを示している。
【0020】以上のように、本発明の実施の形態1によ
れば、ランプ11aの電極板12aもしくはランプ11
bの電極板12bとして、一方向に少なくともランプ幅
より大きい金属板を付けることで、ランプの左右で電極
板に接続するリード線もしくはFFCの太さに違いが生
じても、ランプ11管内の温度を均一に保つことで熱ム
ラなどの熱による不具合を防ぐことができる。
【0021】実施の形態2.図3(a)〜図3(c)
は、本発明の実施の形態2による冷陰極ランプの構造及
び電極端子の接続方法を示す図である。図3(a)及び
図3(b)は、本実施例の冷陰極ランプの図で、図3
(a)は正面から見た図であり、図3(b)は左側面か
ら見た図である。また、図3(c)は、本実施例の冷陰
極ランプの電極端子にリード線を接続した場合の図であ
る。
【0022】図3(a)及び図3(b)において、ラン
プ11cにランプ径よりも少なくとも一方向に対して大
きくした電極板12cが、実施の形態1と同様に、ラン
プの高圧側および低圧側、あるいは高圧側,低圧側の放
熱が大きい一方の側のみに備えられている。前記電極板
12cは、電極板の一部をカシメ用凸部(カシメ可能な
形状)にしている。図3(c)において、図3(a)及
び図3(b)に示すカシメ用凸部21aの部分を折り曲
げてリード線14cを挟み込むことにより、カシメ21
bを形成する。このカシメ付き電極板22はリード線1
4cとの接続を半田付けを行うことなく実現している。
【0023】以上のように、本発明の実施の形態2によ
れば、ランプ径よりも少なくとも一方向に対して大きく
した電極板の一部をカシメ状にしたことで、前記実施の
形態1の冷陰極ランプと同様、ランプの左右で電極板に
接続するリード線もしくはFFCの太さに違いが生じて
も、ランプ11c管内の温度を均一に保つことで熱ムラ
などの熱による不具合を防ぐことができ、しかも半田な
しでも電極端子にリード線を接続することができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係る
冷陰極ランプによれば、該冷陰極ランプの少なくとも一
方の電極端子は、その長手方向がランプ径よりも大きい
電極板で構成されているので、熱を逃げやすくしランプ
管内の左右の発熱温度を均等に保つことができ、熱ムラ
やピンク放電の発生を防ぐことができ、ランプ寿命の短
命化を防ぐという、優れた効果が得られる。
【0025】また、本発明の請求項2によれば、請求項
1記載の冷陰極ランプにおいて、前記電極板の一部がカ
シメ可能な形状となっており、該冷陰極ランプの電極端
子にリード線を取り付ける際に、前記電極板の一部とリ
ード線をカシメにより接続したので、上記熱を逃げやす
くしランプ管内の左右の発熱温度を均等に保つという効
果に加えて、リード線を電極板に半田を使用しなくても
接続できるという、優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による冷陰極ランプを説
明するための図であり、電極板及びリード線を半田で接
続する場合の構造を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態1による冷陰極ランプを説
明するための図であり、電極板及び電極側リード線、か
つ電極板及びリード線を半田で接続する場合の構造を示
す図である。
【図3】本発明の実施の形態2による冷陰極ランプを説
明するための図であり、カシメ状の金属板の接続部を示
す図である。
【図4】従来の冷陰極ランプを説明するための図であ
り、図4(a)は電極板とリード線を半田で接続した状
態の正面図、図4(b)は左側面図である。
【図5】従来の冷陰極ランプを説明するための図であ
り、柱状の電極端子から電極側リード線が出ている構造
のものを、電極側リード線とリード線を筒状カシメによ
って接続した状態を示す図である。
【図6】本発明(実線(41))及び従来(破線(4
2))の冷陰極ランプの高圧側と低圧側の温度分布を示
した図である。
【符号の説明】
11a、11b、11c、11d、11e、11f ラ
ンプ 12a、12b、12c、12d 電極板 13a、13b、13c、13d 半田 14a、14b、14c、14d、14e リード線 15 電極側リード線 21a カシメ用凸部 21b カシメ 22 カシメ付き電極板 31 従来の板状の電極端子(電極板) 32 筒状カシメ 33 電極側リード線 34 柱状の電極端子 41 本発明の冷陰極ランプの温度分布曲線 42 従来の冷陰極ランプの温度分布曲線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C039 AA02 5C043 AA20 BB04 CC09 CD02 DD17 DD20 EA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷陰極ランプにおいて、 該冷陰極ランプの少なくとも一方の電極端子は、その長
    手方向がランプ径よりも大きい電極板で構成されてい
    る、 ことを特徴とする冷陰極ランプ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の冷陰極ランプにおいて、 前記電極板の一部がカシメ可能な形状となっており、 該冷陰極ランプの電極端子にリード線を取り付ける際
    に、前記電極板の一部とリード線をカシメにより接続し
    た、 ことを特徴とする冷陰極ランプ。
JP2001305631A 2001-10-01 2001-10-01 冷陰極ランプ Pending JP2003115280A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008093768A1 (ja) * 2007-02-01 2008-08-07 Panasonic Corporation 蛍光ランプ、並びに蛍光ランプを用いた発光装置及び表示装置

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