JP2003115142A - 記憶テープの横方向の動きを低減するためのガイドアセンブリ - Google Patents

記憶テープの横方向の動きを低減するためのガイドアセンブリ

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JP2003115142A
JP2003115142A JP2002235761A JP2002235761A JP2003115142A JP 2003115142 A JP2003115142 A JP 2003115142A JP 2002235761 A JP2002235761 A JP 2002235761A JP 2002235761 A JP2002235761 A JP 2002235761A JP 2003115142 A JP2003115142 A JP 2003115142A
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    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/60Guiding record carrier
    • G11B15/605Guiding record carrier without displacing the guiding means
    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B15/60Guiding record carrier
    • G11B15/602Guiding record carrier for track selection, acquisition or following

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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Winding Of Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 テープドライブでの使用中に記憶テープの望
ましくない動きを低減するためのガイドアセンブリを提
供する。 【解決手段】 テープドライブは、周面(56)と、周
囲(62)と、縦軸(50)と、1つ以上の間隔をあけ
られた不連続的な溝(32)とを有する第1のローラ
(30A)を含むガイドアセンブリを備える。溝(3
2)が周面(56)に配設され、横方向テープ運動およ
び指向性連続シフトを阻止するために、各溝(32)
は、記憶テープと第1のローラ(30A)との間の空気
を抜くための、第1のローラ(30A)の周囲(62)
よりも小さい溝長さ(74)を有する。さらに、溝(3
2)は、周面(56)にわたって半ランダムに分散され
るので、転写の発生を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】この発明は、一般的には、デジタル記憶
システムに関する。より特定的には、この発明は、一般
的に、テープドライブでの使用中に記憶テープの望まし
くない動きを低減するためのガイドアセンブリに関す
る。
【0002】
【背景】磁気記憶テープは、比較的大量の情報をデジタ
ルの形で記憶するために通常用いられる。カートリッジ
としても知られるこれらの記憶テープは、その低コスト
性、可搬性およびかなりの記憶容量のために、用いるの
が益々効率的になっている。ハードディスクドライブア
センブリ内で比較的アクセスしにくいハードディスクと
は対照的に、カートリッジはテープドライブから容易に
取外され、経済的に、遠隔の場所に転送され別のテープ
ドライブで使用することができる。
【0003】典型的なカートリッジは、基板と、基板の
一方側の磁気記録材料の被覆と、基板の他方側の耐久性
の高い「バックコーティング」とを有するテープを含
む。テープドライブは、テープにデータを転送するため
の1つ以上の書込ヘッドと、テープからデータを転送す
るための1つ以上の読出ヘッドとを有するヘッドアセン
ブリを含む。より具体的には、書込ヘッドから放射する
磁界が、テープ上のトラックにデータとして記憶される
情報を表わす。磁界は、データ書込中にテープ上の磁性
材料の磁気双極子配向における変化、すなわち遷移をも
たらす。読出ヘッドは、テープ上の所与のトラックにお
ける記憶された遷移の場を読出し、これらの遷移を表わ
す「リードバック」信号を生成し、記憶されたデータを
その後にデコードして取出す。
【0004】テープドライバのある種においては、テー
プは、カートリッジ内の供給リールとテープドライブ内
の巻取りリールとの間に延びる。典型的には1組のテー
プローラを含むガイドアセンブリが、ヘッドアセンブリ
の近くにテープを支持する。この機能は、テープ読出お
よび書込エラーを回避するように正確にかつ一貫して行
なわれなければならない。さらに、テープは、エラーを
回避するために、読出または書込中にヘッドアセンブリ
を横切って流れる際にほぼ予め定められた速度に維持さ
れなければならない。ローラがテープ走行路に配置され
ながら、ローラに結合された回転速度計から情報を受け
るモータコントローラ回路の制御下で各リールを回転さ
せるために、典型的には別個の駆動モータが用いられ
る。ローラ表面を流れるテープがローラを回転させ、そ
の動きが回転速度計によって感知される。そして、回転
速度計が、テープ速度を表わすと考えられる制御信号を
生成し、制御信号は、駆動モータの速度およびしたがっ
てテープ速度を調整するためにモータコントローラ回路
によって用いられる。
【0005】しかしながら、テープが回転速度計ローラ
上で滑るならば、誤ったテープ速度信号が回転速度計に
よって生成される、なぜならテープはローラよりも速く
動くからである。テープ速度信号のこの滑りエラー、す
なわちテープとローラ速度との不均衡は問題である。モ
ータコントローラは、誤った低速のテープ速度信号に応
答して駆動モータを加速させ、テープが加速される。ロ
ーラはより高速のテープ速度ではテープをさらに捕獲し
にくくなるので、この加速はテープとローラとの滑りエ
ラーを増大させてしまう。したがって、モータコントロ
ーラが誤ったテープ速度信号に基づいてモータ駆動出力
を更新する度に、この滑りエラーが増え続けてしまう。
これは、「ランナウェイ」状態をもたらし、システムシ
ャットダウンを起こし得る。テープの滑りは、テープ上
のデータの位置付けの困難さももたらし得る。
【0006】しばしばここでは「LTM」とも呼ばれる
「横方向テープ運動」(“lateraltape motion”)は、
テープがカートリッジから巻取りリールにまたは巻取り
リールからカートリッジに走行する際の、ヘッドアセン
ブリの近くでのテープの理想的な平面経路からの逸脱と
して定義される。横方向テープ運動の尺度は、テープ
が、ヘッドアセンブリを通るテープの運動の所定の長手
方向に対して垂直に動くピーク−ピーク距離である。横
方向テープ運動の原因は、カートリッジ、ローラおよび
/または巻取りリールの平面上の不整列を含む。あらゆ
る方向において最小の垂直不整列が、横方向テープ運動
を回避するために特に重要である。さらに、理想的な経
路からの逸脱を招きがちである如何なる表面状態または
異常も、横方向テープ運動を引き起こす可能性がある。
たとえば、ローラ設計に起因する表面状態または汚染お
よび振動により、過剰な横方向テープ運動が生じ得る。
【0007】所与のカートリッジの記憶密度を増大させ
るために、0.0002インチ(0.000508c
m)未満のオーダのより薄いテープを用いて所与の供給
リールにより長いテープを設けることができる。また、
テープがヘッドアセンブリのそばをテープ経路に沿って
流れる際に、データを、テープの幅に亘って配設される
複数個の平行トラックの任意の1つまたはそれ以上にお
いてテープに書込むことができる。今日のカートリッジ
は、より密に位置決めされたデータトラックを備えるテ
ープを利用する。トラックを互いに接近して位置決めす
ることにより、より多くのデータをテープの所与の長さ
に記憶することができる。より多くのトラックを追加す
ることにより、トラック間の物理的分離が低減し、それ
により「保護帯域」すなわちトラック間の安全マージン
が低下する。より小さい保護帯域は、読出エラーおよび
書込エラーを最小にするために動作中の横方向テープ運
動の低減を必要とする。
【0008】さらに、テープのデータ部が何らかの態様
で損傷を受けるならば、データ取出エラーが考慮されな
ければならない。テープの損傷を受けた部分のデータは
取出されたデータから欠落するので、これらのエラーは
通常「ドロップアウト」と呼ばれる。そのような損傷
は、テープの皺、撓みなどの形をとり得る。
【0009】前述のとおり、磁気テープは、一連の従来
のローラに対して形成された経路を走行する。ローラ
は、ヘッドアセンブリを通って供給リールと巻取りリー
ルとの間の経路に沿ってテープを案内する。マルチトラ
ックテープドライブに関しては、ヘッドアセンブリは、
典型的には、テープ上の特定のトラックからデータを読
出しおよび/または特定のトラックにデータを書込むた
めにテープの幅に沿って適切な垂直位置へと移動する。
【0010】残念ながら、流れているテープとローラと
の間に流れる空気の薄い膜により、テープはローラ上を
「滑る」可能性がある。この空気の膜により、テープは
ローラから僅かに持ち上がり、摩擦が低減し、さらなる
テープの滑りの可能性が増す。滑りの増大は、ローラお
よびしたがってはヘッドアセンブリに対する横方向テー
プ運動をもたらし得る。ローラに対する滑りはテープに
損傷を与える可能性もある。
【0011】滑りを最小にしようとする試みは、ローラ
の各々と移動テープとの間の空気膜を抜くことを含む。
そのような試みは、空気を抜くための通路を設けるため
に、ローラの周面を取り囲む連続的周囲溝(すなわち、
ローラを横切るテープ走行の方向に配向される溝)の拡
張システムを含めることを伴う。ローラ表面の周囲全体
の周りに配設される溝を備えるローラが、ローラ表面か
ら空気を逃がす。残念ながら、拡張溝パターンは、トラ
ックのある部分が溝と繰返し接触すると、テープの永久
的な長手方向の変形をもたらし得る。この状態は磁気
「転写」("printthrough")として知られている。
【0012】空気を抜くためのさらなる試みは、テープ
走行の方向に僅かに斜めの方向にまたは螺旋状に配向さ
れる連続的な溝をローラに設けることを含む。しかしな
がら、そのようなローラは完全に満足のいくものではな
かった。具体的には、溝は、繰返しパターンのために転
写を生じさせる可能性がある。さらに、斜めの溝は、
「指向性連続シフト」("directional continuity shif
t")または「DCシフト」として知られる状態をもたら
し得る。DCシフトは、溝パターンの配向がテープを横
方向に一方の方向に、すなわち移動テープの方向と垂直
に動かそうとするとき起きる。テープ方向の逆転により
横方向テープ運動の突然の変化が生じて、テープが横方
向に反対方向に動く。DCシフトの結果、ある方向のデ
ータのトラックは、反対方向に読出されると正確な垂直
位置でなくなる。
【0013】さらに、特定のテープ位置にある溝と連続
的に接触させられるテープは、溝へのテープの「陥没」
をもたらし得り、テープの変形が生じる。具体的には、
0.0002インチ(0.000508cm)以下の厚
さを有するテープなどの薄膜磁気記録テープは、典型的
には、より厚いテープよりもはるかに損傷を受けやす
い。
【0014】上記に鑑みて、テープドライブのテープロ
ーラとテープとの間の滑りを減らすことのできる改良さ
れたガイドアセンブリを提供する必要がある。さらに、
データの読出および書込中のエラーを減らすために、転
写の発生を増大させることなしに、テープとテープロー
ラとの間の摩擦の量を増大させることのできるガイドア
センブリを提供する必要がある。さらにまた、テープド
ライブのヘッドアセンブリの近くにテープを正確かつ一
貫して支持することのできるガイドアセンブリを提供す
る必要がある。さらに、データの読出および書込中のテ
ープの横方向テープ運動および指向性連続シフトを低減
するガイドアセンブリを提供する必要がある。また、製
造および利用するのに比較的コスト効率のよりテープド
ライブを提供する必要がある。
【0015】
【概要】この発明は、これらの必要を満たすテープドラ
イブ中の記憶テープを案内するガイドアセンブリに向け
られる。ガイドアセンブリは、周面と、周囲と、縦軸
と、1つ以上の溝とを有する第1のローラを含む。第1
のローラの1つ以上の溝は、第1のローラの周面に配設
される。重要なことには、溝の少なくとも1つが不連続
的であり、第1のローラの周囲よりも小さい溝長さを有
する。これにより、横方向テープ運動および指向性連続
シフトを阻止するために、記憶テープと第1のローラと
の間で空気を抜くことができる。言い換えれば、第1の
ローラは、テープドライブのヘッドアセンブリの近くに
記憶テープを適切に支持するための、特定の長さ、幅、
深さおよび配向の1つ以上の溝を含む。これにより、テ
ープドライブの精度が向上する。
【0016】好ましくは、第1のローラは、周面と、周
囲と、溝とを含む実質的にスプール形状の部分を含む。
典型的には、第1のローラの溝は、約0.0001イン
チ(0.000254cm)と0.1インチ(0.25
4cm)との間の溝深さを有する。さらに、溝深さは、
各溝の長さに沿って異なっていてもよい。さらに、ここ
に提供されるように、第1のローラの溝の各々は、第1
のローラの周囲の約0.1%と90%との間、さらによ
り好ましくは第1のローラの周囲の1%と50%との間
の溝長さを有する。さらに、溝の各々は、約0.001
インチ(0.00254cm)と0.2インチ(0.5
08cm)との間で異なっていてもよい溝幅を有する。
好ましくは、ガイドアセンブリは、第1のローラと寸
法、形状および構成が実質的に同様な複数個のさらなる
ローラを含む。
【0017】この発明のある実施例では、第1のローラ
の溝は、第1のローラの周囲と実質的に平行に整列して
いる。この設計により、溝は、記憶テープが横方向に、
すなわち第1のローラの縦軸と平行に動くことを阻止す
る傾向にある。
【0018】この発明のさらなる実施例では、第1のロ
ーラは、第1のローラの周面上に半ランダムに分布され
る溝を含む。「半ランダム」な分布とは、溝が周面上に
おいて長さおよび位置がランダムに異なり得るが、パタ
ーンが周面上に繰返されることを意味する。この設計に
より、記憶テープと第1のローラとの間の摩擦のレベル
を維持および/または増大させながら、記憶テープの転
写の発生が低減される。したがって、テープドライブは
より少ないエラーで動作することができ、記憶テープに
損傷が発生しにくくなる。
【0019】この発明は、テープドライブのガイドアセ
ンブリに使用されるローラを製造する方法にも向けられ
る。この方法は、周囲と周面とを有する実質的にスプー
ル形状のローラを設けるステップと、1つ以上の間隔を
空けられた溝を周面に作成するステップとを含み、少な
くとも1つの溝は各溝の長さに沿って異なる溝深さを有
する。
【0020】さらに、この発明は、テープドライブに使
用される記憶テープの横方向テープ運動を低減するため
の方法に向けられ、この方法は、周面と、周囲と、周面
に配設される1つ以上の間隔を空けられた不連続的な溝
とを有する第1のローラを含むガイドアセンブリを有す
るテープドライブを設けるステップを含み、溝の少なく
とも1つは、ローラの周囲よりも小さい溝長さを有す
る。
【0021】この発明の新規な特徴およびこの発明自体
は、その両方ともその構造およびその動作に関し、同様
の参照番号が同様の部分を参照する添付の図面から、そ
れに伴う説明と関連付けられて、最もよく理解される。
【0022】
【説明】まず図1を参照し、この発明の特徴を有するテ
ープドライブ10は、ドライブハウジング12と、ヘッ
ドアセンブリ14と、巻取りリール16と、カートリッ
ジレシーバ18(点線で示される)と、ガイドアセンブ
リ20とを含む。テープドライブ10は、カートリッジ
リール24と記憶テープ26(しばしば「テープ」とこ
こでは呼ばれる)とを含むカートリッジ22と関連付け
て使用するために設計される。好ましくは、ガイドアセ
ンブリ20は、第1のローラ30Aと第2のローラ30
Bとを含み、ヘッドアセンブリ14を通るテープ経路に
沿って巻取りリール16上にテープ26を案内するため
の1つ以上のテープローラ28を含む。ガイドアセンブ
リ20は、テープドライブ10の動作中に横方向テープ
運動(「LTM」)を阻止するよう独自に設計される。
重要なことには、以下に示すように、ローラ28の1つ
以上が、記憶テープ26とローラ28との間の空気を抜
くための1つ以上の溝32を含む。この設計により、以
下により詳細に提供されるように、第1のローラ30A
上で走行している間記憶テープ26の滑りが減り、それ
によりデータ伝送エラーが少なくなる。
【0023】テープドライブ10のさまざまな構成要素
の詳細な説明は、サリバ(Saliba)に付与され、この発
明の譲受人であるクウォンタム・コーポレイション(Qu
antum Corporation)に譲渡された米国特許番号第5,
371,638号に提供される。米国特許番号第5,3
71,638号の内容はここに引用により援用される。
したがって、この発明にとって特に重要であるテープド
ライブ10の構造的局面のみがここに提供される。代表
的なテープドライブ10は、たとえば、商標DLTTM
000およびDLTTM7000の下でこの発明の譲受人
であるクウォンタム・コーポレイションによって販売さ
れる。
【0024】ドライブハウジング12は、テープドライ
ブ10のさまざまな構成要素を保持する。図1に示され
るドライブハウジング12は、ベース34と、4つの間
隔を空けられた側壁36と、カバー(わかりやすくする
ために図1には示されない)とを含む。
【0025】カートリッジ22は、典型的には、必要に
応じてその後に取出し可能である形でデータを記憶する
記憶テープ26を含む。カートリッジ22は、寸法およ
び形状が異なってもよい。磁気記憶テープ26は通常、
デジタルの形でデータを記憶するためにカートリッジ2
2において使用される。図1を参照し、カートリッジ2
2は、テープ26を囲う実質的に矩形のカートリッジハ
ウジング38を含む。クウォンタム・コーポレイション
によって販売される好適なカートリッジ22は、商標D
LTTMの下でのものを含む。
【0026】記憶テープ26は、典型的には、好ましく
は少なくとも約2分の1インチ(0.5インチ)(1.
27cm)のテープ幅40を有する。代替的に、たとえ
ば記憶テープ26は、約4ミリメートルから8ミリメー
トル(4.0mm〜8.0mm)のテープ幅40を有し
てもよい。記憶テープ26は、2分の1インチ(0.5
インチ)(1.27cm)よりも広くてもよい。記憶テ
ープ26の厚さは同様に異なってもよい。約2分の1ミ
ル(0.0005インチ)(0.00127cm)の厚
さが比較的一般的であるが、それよりも僅かに薄いまた
は厚いテープ26を使用してもよい。一般的に、テープ
26が薄くなればより厚いテープ26よりも剛性が小さ
くなるが、これはテープ26の動きに対する制御を減ず
る可能性がある。カートリッジ22は現在、比較的薄い
テープ26、すなわち0.5ミル以下を用いて製造され
ているので、横方向テープ運動を防ぐことは益々困難と
なっている。
【0027】図1および図2に示されるように、記憶テ
ープ26は、記憶テープ26の片側にデータを記憶する
ための記憶面42(図2では図示せず)と、テープロー
ラ28と接触する案内面44とを含む。記憶面42は、
ヘッドアセンブリ14と直接に面し接触する。記憶面4
2は、複数個のトラック46に分割される。各トラック
46は、記憶テープ26の長さに延在する線形パターン
であってもよい。代替的に、たとえば、データは図2に
示すように、記憶テープ26を横切って対角のストライ
プに記録されてもよい。記憶テープ26はまず、カート
リッジ22のカートリッジリール24上に保持される。
【0028】前述のとおり、ガイドアセンブリ20は、
ヘッドアセンブリ14を通って巻取りリール16上に記
憶テープ26を案内するための、第1のローラ30Aを
含む1つ以上のテープローラ28を含む。たとえば、図
1に示されるガイドアセンブリ20は、AからFとして
指定される6つのテープローラ28を含む。しかしなが
ら、ガイドアセンブリ20は、6つより多いまたはより
少ないテープローラ28を含んでもよい。第1のローラ
30Aおよび第2のローラ30Bの設計は、テープドラ
イブ10およびガイドアセンブリ20の要求に依存して
異なってもよい。図1に示す6個のテープローラ28の
いずれか1つが第1のローラ30Aであっても第2のロ
ーラ30Bであってもよい。
【0029】ガイドアセンブリ20のテープローラ28
は、典型的には、同様の基本的構成となっているが、テ
ープローラ28の1つは回転速度計ローラ(テープロー
ラAとして図1に示される)としても機能する。回転速
度計ローラは、テープの動きを表わす制御信号を生成
し、制御信号は、駆動モータ(図示せず)の速度および
したがってテープ速度を調整するためにモータコントロ
ーラ回路(図示せず)によって採用される。好ましく
は、第1のローラ30Aが回転速度計ローラであって、
回転速度計ローラからの読出の精度を増大させる。回転
速度計ローラを含むテープローラ28の基本的特徴のい
くつかは、どちらもダリー(Daly)に付与された米国特
許番号第5,088,172号および第5,199,1
68号に提供される。米国特許番号第5,088,17
2号および第5,199,168号の内容はここに引用
により援用される。したがって、この発明にとって特に
重要であるテープローラ28の構造的局面のみがここに
提供される。
【0030】図3〜図7は、第1のローラ30Aの好ま
しい実施例を示す。第2のローラ30Bおよびローラ2
8の残りのものは、同様の構成を有し得る。好ましく
は、第1のローラ30は、ローラ取付け台48(図1に
示される)上にドライブハウジング12に回転可能に取
付けられる。典型的には、第1のローラ30Aは、縦軸
50(図5および図7に仮想線で示される)を含む。第
1のローラ30Aは、好ましくは、縦軸50上でローラ
取付け台48上で回転する。
【0031】典型的には、第1のローラ30Aは、心棒
部52および隣接したローラ部54も含む。心棒部52
は、ドライブハウジング12からローラ部54を持ち上
げて記憶テープ26と接触させる。ローラ部54は、テ
ープ26の横方向の動き(図2に矢印Lによって示され
る)、すなわちテープ26の流れる方向に対して垂直な
動きを制御する。ローラ部54は、実質的にスプール形
状であってもよいが、ローラ部54のための他の構成
が、以下に説明するように使用されてもよい。ローラ部
54および心棒部52は、好ましくは、一体構造として
形成されるが、各部52、54は別個に形成されてもよ
い。
【0032】ローラ部54は、周面56と、1つ以上の
側溝58と、1つ以上のフランジ60とを含む。図3、
図4および図7に示すように、周面56は、好ましく
は、第1のローラ30Aのローラ部54の周囲62上に
存在する。周面56の寸法および形状は、テープドライ
ブ10の要求に依存して異なってもよい。典型的には、
周面56は形状が大まかに円柱形であるが、以下により
詳細に説明するように、溝32が、他の態様では実質的
に滑らかな周面56に配設される。周面56は、第1の
ローラ30Aの縦軸50と平行に第1の端縁64から第
2の端縁66に延在する。
【0033】各側溝58は、フランジ60の1つと周面
56の態様の端縁64、66の1つとの間に窪みとして
形成される。側溝58の寸法および形状は異なってもよ
い。側溝58は各々、典型的には鈍角の角68を設け
て、テープドライブ10の動作中の横方向テープ運動を
阻止する助けとなる。
【0034】前述のとおり、第1のローラ30Aは、周
面56に配設される1つ以上の溝32を含む。溝32
は、以下に説明するように、少なくとも3つの不所望の
状態:横方向テープ運動と、指向性連続シフトと、テー
プ転写とを阻止するよう独自に設計される。
【0035】「横方向テープ運動」とは、テープ26が
カートリッジ22と巻取りリール16との間を走行する
際の、テープ26の理想的な平面上の経路からの逸脱の
ことをいう。換言すれば、横方向テープ運動とは、ヘッ
ドアセンブリ14を通るテープ26の運動の長手方向と
垂直なテープ26の動きのピーク−ピーク距離のことで
ある。横方向テープ運動の原因は、カートリッジ22、
テープローラ28および/または巻取りリール16の如
何なる平面上の不整列も含む。あらゆる方向での最小の
垂直不整列が、横方向テープ運動を最低限にするために
特に重要である。さらに、テープ26の理想的な経路か
らの逸脱を招きがちである、意図的なまたは偶発的な如
何なる周面56の状態または異常も、横方向テープ運動
を引き起こし得る。たとえば、テープローラ28の設計
に起因する表面状態または汚染および振動により横方向
テープ運動が生じ得る。
【0036】「指向性連続シフト」(「DCシフト」)
は、テープローラ28がテープ26を上方または下方
に、すなわちヘッドアセンブリ14を横切って流れるテ
ープ26の方向に垂直に動かそうとするとき生じる。こ
れは、従来のテープローラ28における溝32の配向に
より、またはテープ26を上方または下方に押しやりが
ちな他の設計上の問題のために生じ得る。順方向から逆
方向または逆方向から順方向へのテープ方向の逆転によ
り、横方向テープ運動の突然の変化が起こってDCシフ
トをもたらし得る。DCシフトの結果、ある方向のデー
タのトラック46が、反対方向に読出されると正確な垂
直位置になくなり、それにより読出および書込エラーが
生じ得る。
【0037】「転写」は、トラック46のある部分が特
定の溝パターンと繰返し接触することによりテープ26
の永久的な長手方向の変形が起こるとき生じる。連続的
な繰返しパターンを有するテープローラ28は、テープ
26が同じテープローラ28を渡って繰返し流れるとき
にテープ26に損傷を与え得る。
【0038】上に提供したように、ローラ部54は、1
つ以上の独自に位置決めされた溝32を含む。この発明
の溝32のパターンは、ガイドアセンブリ20およびテ
ープドライブ10の要求に依存して異なってもよい。図
3および図5〜図7に示す実施例は、テープ26の走行
の方向とほぼ平行な溝32を含む。
【0039】各溝32は、溝長さ74と、溝幅76と、
溝深さ78とを有する。各溝32の溝長さ74は、好ま
しくは、第1のローラ30Aの周面56の周囲62より
も小さい。より好ましくは、溝長さ74は、周面56の
周囲62の約0.1と90%との間の範囲内にある。さ
らにより好ましくは、溝長さ74は、周面56の周囲6
2の約1%と50%との間の範囲内にある。最も好まし
くは、溝長さ74は、周面56の周囲62の約5%と1
5%との間の範囲内にある。
【0040】たとえば、約0.6インチ(約1.524
cm)の直径80を有する第1のローラ30Aは、好ま
しくは、第1のローラ30Aの周囲62よりも小さい溝
長さ74を有する溝32を含む。より好ましくは、溝長
さ74は、約0.01インチ(0.0254cm)と
1.5インチ(3.81cm)との間である。さらによ
り好ましくは、溝長さ74の各々は、約0.05インチ
(0.127cm)と0.50インチ(1.27cm)
との間である。最も好ましくは、溝長さ74は、約0.
10インチ(0.254cm)と0.20インチ(0.
508cm)との間である。第1のローラ30A上の溝
32の各々の溝長さ74は同一であり得る。代替的に、
第1のローラ30Aの上の溝長さ74は異なっていても
よい。
【0041】各溝32の溝幅76は、ガイドアセンブリ
20およびテーブドライブ10の要求に依存して異なっ
ていてもよい。好ましくは、各溝32の溝幅76は、約
0.001インチ(0.00254cm)と0.2イン
チ(0.508cm)との間の範囲内にある。より好ま
しくは、各溝32の溝幅76は、約0.005インチ
(0.0127cm)と0.1インチ(0.254c
m)との間の範囲内にある。最も好ましくは、各溝32
の溝幅76は、約0.01インチ(0.0254cm)
である。典型的には、第1のローラ30A上の各溝32
の溝幅76は同じである。代替的に、各溝32の溝幅7
6は第1のローラ30A上で異なっていてもよい。
【0042】各溝32の溝深さ78は異なっていてもよ
い。好ましくは、各溝32の溝深さ78は、約0.00
01インチ(0.000254cm)と0.2インチ
(0.508cm)との間の範囲内にある。より好まし
くは、各溝32の溝深さ78は、約0.001インチ
(0.00254cm)と0.05インチ(0.127
cm)との間の範囲内にある。最も好ましくは、各溝3
2の溝深さ78は、約0.005インチ(0.0127
cm)と0.015インチ(0.0381cm)との間
の範囲内にある。
【0043】この発明のある実施例では、各溝32の溝
深さ78は、溝32の長さにわたって異なる。図4に示
すように、各溝32は、中央部分84によって分離され
る2つの端部分82を含み得る。端部分82および中央
部分84の深さは、ある特定の溝32内で異なっていて
もよい。さらに、端部分82および中央部分84の深さ
は、溝32間で異なってもよい。図4は、溝深さ78が
中央部分84で最大である実施例を示す。代替的に、中
央部分84は、溝32の長さにわたってほぼ一定である
溝深さ78を有してもよい。さらに、中央部分84は、
可変の溝深さ78を有してもよい。
【0044】図3および図5〜図8に示すように、溝3
2は、好ましくは、第1のローラ30Aの周面56の周
囲62と実質的に平行に整列する。言い換えれば、溝3
2は、第1のローラ30Aの周面56のまわりに平行な
周囲弓形部を形成する。弓形部は、所与の周囲62内に
半ランダムに分布され得る、すなわち、図8に示すよう
に繰返しのランダムなパターンを有し、所与の周囲62
内に異なった溝深さ74をさらに有し得る。一方、弓形
部は各々、同じ周囲内に実質的に同様の溝深さ74を有
し得り、非ランダムなパターンを形成する。たとえば、
図4は、溝32の周囲の位置が周面56に沿って60度
ごとに繰返され得るのを示す。好ましくは、図3、図5
および図6に示すように、隣接した周囲62の弓形部
は、実質的に同様な溝長さ74が互いに直接隣接して存
在しないようにオフセットされる。
【0045】図3〜図7は、この発明の例示の実施例を
示す。例として、第1のローラ30Aは、約0.60イ
ンチ(1.524cm)の直径80を有するローラ部5
4を含む。図3、図5および図6を参照し、溝パターン
は、各々が0.04インチ(0.1016cm)の溝分
離90(図6に示す)を有する、9個の実質的に平行な
長さの等しい溝32からなる、12個の区画88を含
む。各溝32は、約0.01インチ(0.0254c
m)の溝幅76および約0.16インチ(0.4064
cm)の溝長さ74を有する。さらに、各溝32は、約
0.011インチ(0.02794cm)の最大溝深さ
78を有する。各区画88は、一つ置きの区画88が同
一に構成された溝32を含むように、+または−0.0
25インチ(0.0635cm)だけ先行の区画88か
ら交互にオフセットされる。図5および図6に最もよく
示されるように、6個の交互の区画88は、上部フラン
ジ94から約0.032インチ(0.08128cm)
である上部溝92を有し、残りの6個の交互の区画88
は、下部フランジ98から約0.032インチ(0.0
8128cm)である下部溝96を有する。
【0046】各溝32は、典型的には、溝底部100お
よび2つの溝側部102も含む。好ましくは、溝底部1
00は、周面56上の湾曲に対して実質的に平坦であ
る。代替的に、溝底部100は湾曲を有してもよい。典
型的には溝側部102は、互いにほぼ平行でかつ互いに
面しており、第1のローラ30Aの縦軸50に対して実
質的に垂直である。重要なことには、溝底部100は、
溝32の長さにわたって可変の溝深さ78を有し得る。
図4に示す溝深さ78は、約0.011インチ(0.0
2794cm)の最大溝深さ78から端部分82の各々
において0インチにテーパしているので、空気が、可変
の溝深さ78を欠く溝32を用いるよりも、溝32内に
捕獲されにくくなる。この実施例は、典型的には、溝底
部100が実質的に平面である溝32を含み、可変の溝
深さ78を提供する。上述しかつ図3〜図7に示される
例示の実施例は例としてのみ提供され、多くの可能性の
ある第1のローラ30Aの構成の1つを表わしている。
【0047】第1のローラ30A上の溝32の数は、溝
長さ74、溝幅76、ガイドアセンブリ20における第
1のローラ30Aの寸法、テープドライブ10の要求お
よび利用されるテープ26の厚さに依存して異なっても
よい。溝32が配設される周面56の割合は、好ましく
は、約1%と40%との間である。より好ましくは、溝
32が配設される周面56の割合は、約5%と25%の
範囲間にある。
【0048】溝32は、周面56を横切るテープ26の
動きの間に、第1のローラ30A上の周面56とテープ
26との間に捕獲される空気を抜くように寸法決めされ
位置決めされる。溝32の位置決め、および周面56の
周囲62よりも小さい溝長さ74のために、転写の発生
が低減される。そのため、テープ26の任意の所与の部
分は、第1のローラ30Aによる特定の通過の際にある
特定の溝32に一度接触するのみとなる。さらに、たと
えば図8に示すように、減じられた溝長さ74、および
溝32の半ランダムなオフセットされた位置決めのため
に、テープ26の特定の部分が繰返し同じ溝32に接触
する可能性が少なくなる。
【0049】さらに、溝32は好ましくは、移動テープ
26の方向に対して斜めであるのと対照的に、移動テー
プ26の方向に実質的に長手方向に配向されるので、横
方向の力のベクトルがテープ26に与えられることがな
い。したがって、流れているテープ26は横方向テープ
運動およびDCシフトを受けにくくなる。溝32は、第
1のローラ30Aの縦軸50に対して実質的に垂直な方
向にテープ26の走行を維持することを助ける。対照的
に、斜めに位置決めされた溝32を有するテープローラ
28では、溝32の方向にテープ26を上方または下方
に動かす可能性が高くなり、それにより横方向テープ運
動および/またはDCシフトの発生率を増大させてしま
う。
【0050】溝32が配置される周面56の面積の割合
を減じることにより、第1のローラ30Aは、転写エラ
ーを増大させることなしにテープ26上により大きな摩
擦をかけることができる。この特徴は、ガイドアセンブ
リ20におけるテープローラ28の数を減じる際に特に
重要である。たとえば、テープローラ28の数が6個か
ら4個または4個から2個に減らされるならば、テープ
26がテープローラ28に接触する時間の割合が実質的
に減る。さらに、摩擦の増大により、テープローラ28
が、従来のテープガイドアセンブリ20よりも小さい弓
形案内経路に位置決め可能となり、これがテープドライ
ブ10の寸法を低減させることができる。
【0051】さらに、テープ速度が増すことで、テープ
26とテープローラ28との間の増大した流体の流れの
ために、テープローラ28のテープを掴む能力がさらに
必要となる。ここに記載される第1のローラ30Aのた
めの溝32の独自の位置決めは、テープ26が0.00
05インチ(0.00127cm)以下の厚さを有する
場合でさえも、さらなるテープを掴む能力を提供する。
【0052】この発明は、第1のローラ30Aを製造す
る方法にも向けられる。溝32を第1のローラ30Aの
周面56上に設けるのに使用される具体的な方法は異な
ってもよい。好ましくは、溝32は、周面56の接線に
沿って切込みを入れられてもよい。これらの接線切込み
は、切削工具によって形成される溝32が比較的浅い出
口および入口プロファイルを有するならば、たとえば、
回転鋸または回転剣バイトなどの切削工具(図示せず)
で作ることができる。
【0053】具体的には、第1のローラ30Aは、CN
C立てフライス盤で製作可能である。第1のローラ30
Aは、溝32の最終的な幅に近似する刃幅(図示せず)
を備える宝石用溝削り鋸などの切削工具が周面56に反
復した切込みを行なう間、静止して保持され得る。切削
工具は、最大の所望の深さ、すなわちたとえば0.01
1インチ(0.02794cm)まで周面56に接線に
沿って通過させることができる。
【0054】ここに示され詳細に開示される特定のテー
プドライブ10およびガイドアセンブリ20は、ここに
前述された目的を獲得し利益を提供することが完全にで
きるが、これはこの発明の現在のところ好ましい実施例
を例示するにすぎず、前掲の特許請求の範囲に記載され
るもの以外のここに示される構造および設計の詳細への
限定を意図するものでないことが理解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の特徴を有する、カバーが取除かれ
たカートリッジおよびテープドライブの一部の図であ
る。
【図2】 テープドライブの一部およびテープの一部の
側面図である。
【図3】 この発明の特徴を有する第1のローラの実施
例の斜視図である。
【図4】 図3の第1のローラの上面図である。
【図5】 図3の第1のローラの側部平面図である。
【図6】 図3の第1のローラの一部の側面図である。
【図7】 線7−7から見た図3の第1のローラの断面
図である。
【図8】 この発明の特徴を有する第1のローラの別の
実施例の側部平面図である。
【符号の説明】
10 テープドライブ、20 ガイドアセンブリ、30
A 第1のローラ、30B 第2のローラ。

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープドライブにおける記憶テープの横
    方向の動きを低減するためのガイドアセンブリであっ
    て、前記ガイドアセンブリは、 周面と、周囲と、縦軸と、周面に配設された溝とを含む
    第1のローラを含み、前記溝は、前記周囲よりも小さい
    溝長さを有する、ガイドアセンブリ。
  2. 【請求項2】 前記第1のローラは、複数個の間隔をあ
    けられた溝を含み、前記溝の各々は、前記周囲よりも小
    さい溝長さを有する、請求項1に記載のガイドアセンブ
    リ。
  3. 【請求項3】 前記溝は、前記周囲に対して実質的に平
    行に整列する、請求項2に記載のガイドアセンブリ。
  4. 【請求項4】 前記溝は、前記周面上に半ランダムに分
    布される、請求項3に記載のガイドアセンブリ。
  5. 【請求項5】 前記溝の少なくとも1つの溝長さは、前
    記周囲の約0.1%と90%との間である、請求項2に
    記載のガイドアセンブリ。
  6. 【請求項6】 前記溝の少なくとも1つの溝長さは、前
    記周囲の約1%と50%との間である、請求項2に記載
    のガイドアセンブリ。
  7. 【請求項7】 前記溝の少なくとも1つの溝長さは、約
    0.01インチと1.5インチとの間である、請求項2
    に記載のガイドアセンブリ。
  8. 【請求項8】 溝が配設される周面の割合は、約1%と
    40%との間の範囲にある、請求項2に記載のガイドア
    センブリ。
  9. 【請求項9】 溝が配設される周面の割合は、約1%と
    25%との間の範囲にある、請求項2に記載のガイドア
    センブリ。
  10. 【請求項10】 ローラ取付台をさらに含み、前記ロー
    ラは、前記ローラ取付台の上にほぼ第1のローラの縦軸
    の少なくとも一部上に回転可能に取付けられる、請求項
    1に記載のガイドアセンブリ。
  11. 【請求項11】 前記溝の少なくとも1つは、各溝の長
    さに沿って約0インチと0.02インチとの間で異なる
    溝深さを有する、請求項1に記載のガイドアセンブリ。
  12. 【請求項12】 周面と、周囲と、縦軸と、周面に配設
    された溝とを含む第2のローラをさらに含み、前記溝
    は、前記周囲よりも小さい溝長さを有する、請求項1に
    記載のガイドアセンブリ。
  13. 【請求項13】 請求項1のガイドアセンブリと、巻取
    リールと、ヘッドアセンブリとを含むテープドライブ。
  14. 【請求項14】 テープドライブにおける磁気テープの
    横方向の動きを低減するためのガイドアセンブリであっ
    て、前記ガイドアセンブリは、 周面と、周囲と、縦軸と、周面に配設された溝とを含む
    第1のローラを含み、前記溝は、前記溝の長さに沿って
    異なる溝深さを有する、ガイドアセンブリ。
  15. 【請求項15】 前記第1のローラは、複数個の間隔を
    あけられた溝を含み、前記溝の各々は、前記溝の長さに
    沿って異なる溝深さを有する、請求項14に記載のガイ
    ドアセンブリ。
  16. 【請求項16】 前記溝の少なくとも1つの溝長さは、
    前記周囲の約0.1%と90%との間である、請求項1
    5に記載のガイドアセンブリ。
  17. 【請求項17】 前記溝の少なくとも1つの溝長さは、
    前記周囲の約1%と50%との間である、請求項15に
    記載のガイドアセンブリ。
  18. 【請求項18】 溝が配設される周面の割合は、1%と
    40%との間の範囲にある、請求項15に記載のガイド
    アセンブリ。
  19. 【請求項19】 溝が配設される周面の割合は、1%と
    25%との間の範囲にある、請求項15に記載のガイド
    アセンブリ。
  20. 【請求項20】 前記溝の各々は、前記周囲に対して実
    質的に平行に整列する、請求項15に記載のガイドアセ
    ンブリ。
  21. 【請求項21】 前記溝は、前記周面上に半ランダムに
    分布される、請求項15に記載のガイドアセンブリ。
  22. 【請求項22】 周面と、周囲と、縦軸と、周面に配設
    された溝とを含む第2のローラをさらに含み、前記溝
    は、前記溝の長さに沿って異なる溝深さを有する、請求
    項14に記載のガイドアセンブリ。
  23. 【請求項23】 前記溝深さは、約0インチと0.05
    インチとの間で異なる、請求項14に記載のガイドアセ
    ンブリ。
  24. 【請求項24】 請求項14に記載のガイドアセンブリ
    と、巻取リールと、ヘッドアセンブリとを含むテープド
    ライブ。
  25. 【請求項25】 テープドライブの磁気テープの横方向
    の動きを低減するためのガイドアセンブリであって、前
    記ガイドアセンブリは、 周面と、周囲と、周面に配設された複数個の間隔をあけ
    られた不連続的な溝とを有する第1のローラを含み、各
    溝は、ローラの周囲に対して実質的に平行に位置決めさ
    れ、各溝は、(i)約0インチと0.02インチとの間
    で異なる溝深さと、(ii)約0.1インチと0.3イン
    チとの間の溝長さと、(iii)約0.005インチと
    0.015インチとの間の溝幅とを有する、ガイドアセ
    ンブリ。
  26. 【請求項26】 テープドライブのためのガイドアセン
    ブリのテープローラを製造する方法であって、前記方法
    は、 周囲と周面とを有するローラ部を設けるステップと、 溝が周囲よりも小さい溝長さを有するように溝を周面に
    形成するステップとを含む、方法。
  27. 【請求項27】 溝を形成するステップは、各溝が周囲
    よりも小さい溝長さを有するように複数個の間隔をあけ
    られた溝を周面に形成するステップを含む、請求項26
    に記載の方法。
  28. 【請求項28】 テープドライブのガイドアセンブリに
    使用されるローラを製造する方法であって、前記方法
    は、 周囲と周面とを有するローラ部を設けるステップと、 溝が溝の長さに沿って異なる溝深さを有するように溝を
    周面に形成するステップとを含む、方法。
  29. 【請求項29】 溝を形成するステップは、各溝が溝の
    長さに沿って異なる溝深さを有するように複数個の間隔
    をあけられた溝を周面に形成するステップを含む、請求
    項28に記載の方法。
  30. 【請求項30】 テープドライブに使用されるよう適合
    させられる記憶テープの横方向テープ運動を低減する方
    法であって、前記方法は、 周面と、周囲と、周面に配設された溝とを有する第1の
    ローラを含むガイドアセンブリを有するテープドライブ
    を設けるステップを含み、前記溝は前記周囲よりも小さ
    い溝長さを有する、方法。
  31. 【請求項31】 テープドライブの動作中に記憶テープ
    が少なくとも第1のローラの周面の一部を通過するよう
    に第1のローラをローラ取付台に回転可能に取付けるス
    テップを含む、請求項30に記載の方法。
  32. 【請求項32】 周面と、周囲と、周面に配設された溝
    とを有する第2のローラを設けるステップを含み、前記
    溝は、前記周囲よりも小さい溝長さを有し、テープドラ
    イブの動作中記憶テープは少なくとも第2のローラの周
    面の一部を通過する、請求項31に記載の方法。
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