JP2003112219A - 等温押出成形システム - Google Patents
等温押出成形システムInfo
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Abstract
する連続押出成形において、ビレット押出条件を自動設
定し、製品の押出温度が一定となるように押出ラム速度
を制御する等温押出成形システムを提供する。 【解決手段】 等温押出制御部12は、製品温度検出器9
から製品温度を、製品温度検出器16から製品速度を、温
度検出器10からビレット長手方向温度を取得し、ダイス
種類毎のビレット押出情報を格納した記憶部17から、当
該ビレットを押出成形するため入力されたダイス情報に
基づいてビレット押出情報を検索する。検索されたビレ
ット押出情報に基づいて当該ビレットのビレット押出条
件を設定し、製品温度と製品速度に基づいてラム速度を
調整して該ビレットを等温押出制御する。押出温度と設
定押出温度との比較結果に基づいて、検出された次ビレ
ットのビレット長手方向温度を補正し、次ビレットを等
温押出成形する。
Description
材料、特に、アルミニウム又はその合金によるビレット
を、ダイスにより押出して成形する際に、押出製品の温
度が一定となるように制御する等温押出成形システムに
関する。
構造材、熱伝導が良好なことから半導体製品の冷却用フ
ィン、或いは窓枠用サッシュ等に、アルミニウム又はそ
の合金(以降、単にアルミ材という。)が使用されてい
る。
の方法があるが、多くの製品は、当該製品の所定断面形
状に対応するスリットが開けられたダイスを用いて、連
続的に加圧押出成形されるものであり、押出成形された
長尺の形材を所定長にカットされて、個々の製品とな
る。
よるアルミ材押出成形システムについて、図9に、その
概要を示した。
する製品に見合った所定の大きさを有する円筒形のビレ
ットとして形成されており、そのビレットB1がコンテ
ナ1に設けられたビレット収納部内に挿入される。
状を有するダイス2が配置されており、その他端から
は、ビレットB1を押圧するステム3が挿入される。通
常、ステム3の先端には、ダミーブロックが装着されて
いる。ここでは、このブロックを含めてステムと称す
る。
に、油圧ポンプ5が吐出する油によって作動する油圧シ
リンダ4に接続されている。油圧シリンダ4のラム位置
が油圧によって移動すると、ステム3も移動し、ビレッ
トB1を押圧する。そうすると、ビレットB1のアルミ
材は、コンテナ1内で加圧され、ダイス2から当該製品
の断面形状の押出形材Wとなって、連続的に押出され
る。
と並んだ位置に、ビレットを押出に適した温度に加熱す
るためのビレット加熱装置6が設置されている。ビレッ
ト加熱装置6は、ビレットの長手方向に一定の温度、或
いは、テーパを有する温度に加熱することが可能であ
り、コンテナ1のビレット収納部に挿入されたビレット
B1を押出成形している間に、連続して押し出す予定の
ビレットB2に対して、所定のビレット温度に加熱する
ようになっている。加熱されたビレットB2は、ビレッ
トB1が押出成形された後に、搬送装置7によってコン
テナ1に搬入され、装填される。
押出サイクルに間に合うよう、図9に示されるように、
押出中に加熱処理され、押出プレスのコンテナ1に搬送
される。そして、ビレット加熱装置6内では、その次に
押出成形するビレットを加熱するようにし、連続押出を
可能にする。
れるため、曲がりが発生することのないように、図9に
は図示されていないが、一定の引張力で引っ張るプラー
装置が押出形材Wの端部を把持し、押出形材Wの押出速
度に合わせて走行するようになっている。
を行うため、ステム3の移動、即ち、ラム位置又は速度
を検出するラム位置・速度検出器8が設けられており、
また、ダイス2の近傍には、形材Wの押出温度を測定す
る温度検出器9が配置されている。さらに、ビレット加
熱装置6のビレット搬出口付近には、ビレットの温度を
検出するビレット温度検出器10が配置されている。
ラム圧力は、ラム速度の関数であり、さらに、このラム
速度は、油圧ポンプ5の油吐出量の関数となっているこ
とから、押出製品の等温押出を目指すラム速度プロフィ
ールを実現するには、油圧ポンプ5の吐出量を制御する
ことになる。図9に示される押出成形システムにおい
て、押出製品が等温で押出成形できるように、設定され
た押出ラム速度に従って油圧ポンプを制御する吐出量制
御システムのブロック構成を、図10に示す。
ステムでは、製品の押出温度が一定となる等温押出がで
きるように任意に入力設定でき、その入力設定できる条
件として、初速区間の長さとラム速度、等速押出区間の
ラム速度、そして、終了区間の長さと終了ラム速度につ
いて、固定的なラム速度プロフィールを設定することも
でき、さらに、ラム位置に対して、ラム速度を任意の位
置で任意のラム速度の大きさを入力設定して多様なラム
速度プロフィールに変更することもできる。
ンプの吐出量制御システムでは、操作部14に備えられ
た押出成形スタートの指示ボタンが押されると、押出プ
レス制御部11は、ラム位置・速度検出器8が検出した
ラム位置に応じて、内部に格納されたラム速度プロフィ
ールから順次ラム速度を読み出す。そして、等温押出制
御部12は、製品の等温押出を目指して主としてラム速
度を制御するものであり、その速度に対応した吐出量を
演算して、ポンプ駆動制御部13に油圧ポンプ5の吐出
量指令を送出する。ポンプ駆動制御部13は、この吐出
量指令に従ってこの指令値に沿った駆動電力を油圧ポン
プ5に供給する。そして、油圧ポンプ5は、この指令値
に対応する油吐出量を出力して油圧シリンダ4を駆動す
る。このように、油圧シリンダ4は、ステム3を設定さ
れたラム速度プロフィールに従って、ビレットB1のア
ルミ材に押出成形の圧力を加える。
るラム速度プロフィールは、オペレータが操作部14に
備えられたタッチパネル15を使用し、押出の試行結果
や、経験による収集データに基づいて入力設定されるこ
とや、ダイスから押出される製品の温度を製品温度検出
器9で検出し、その温度が予め設定された温度に対して
低い場合には、ラム速度を上昇させ、また、高い場合に
は、ラム速度を下降させる制御をすることも有り得る。
ラム速度プロフィールは、ダイスの種類や、押出成形に
合わせて、他に種々の変形を取り得るものであり、各種
の条件に対する数値入力を、備え付けのテンキー等によ
り入力してもよく、或いは、各種条件毎に複数の数値を
予め用意し、これらの中から選択することにより入力す
るようにしてもよい。図10の吐出量制御システムで
は、押出プレス制御部11に格納されたラム速度プロフ
ィールに従って、油圧ポンプ5の吐出量を制御すること
によって、或いは、製品温度検出データによってラム速
度を上記のように上昇・下降の変化をさせて製品の等温
押出を実現しようとするものである。
された押出成形システムにおける吐出量制御システムで
は、ラム位置・速度検出器8によって検出されたラム位
置に従って、設定されたラム速度プロフィールのラム速
度でステム3を駆動している。従って、製品の押出温度
は、ラム速度の調整によってのみ制御されていることに
なる。しかしながら、製品の押出温度は、ラム速度だけ
で決められるものでなく、ラム速度の他に、ダイスの種
類、ビレットの加熱温度等が影響して変化するものであ
る。
いてラム速度を上昇・下降させることにより製品温度を
制御する場合には、ラム速度を変化させてから、製品温
度が変化するまでの時間遅れがあり、これに起因して、
完全な制御にはならない。
て、経験的に得た条件によるラム速度パターンを設定し
た場合、ビレット加熱温度の設定が不適切であれば、ラ
ム速度を調整しても、コンテナ1内での発熱の影響を受
けて、製品の押出温度を一定にする等温押出を行うこと
には限界がある。これは、ビレット加熱装置6でのビレ
ット加熱において、ビレット長手方向のテーパ加熱温度
を変更していないことに起因している。また、ダイスの
種類によっても、押出条件が異なり、等温押出成形のた
めの設定条件の組合せが多岐になり、製品の押出温度の
等温制御を複雑化している。
等温押出を実現するためには、オペレータの経験に基づ
き、使用するダイス毎に、手作業で種々に設定条件を変
えて、数回から数十回の押出試行を繰り返し、その結果
として、最適条件を見出した後、本格押出を実施してい
た。このため、規格に合格する製品を押出成形するまで
に、オペレータの経験を要するばかりでなく、多大な時
間と手間を必要とし、さらに、製品の歩留まりも低く、
製品の押出効率が悪いものであった。
索して自動的に設定されたビレット押出条件に従って押
出ラム速度を制御でき、製品の等温押出を実現するた
め、製品の押出温度と押出速度のフィードバックにより
製品の等温押出を実現し、ビレット加熱における長手方
向のテーパ温度又はビレット設定温度を補正変更できる
ようにして、製品の等温押出を容易にし、押出試行の回
数を最小限のものにし、効率のよいアルミ材等の等温押
出成形システムを提供することを目的とする。
めに、本発明では、アルミ材等のビレットをダイスによ
り押出成形する等温押出成形システムにおいて、ダイス
種類毎に複数のビレット押出情報を格納したデータベー
ス格納手段と、当該ビレットを押出成形するためのダイ
ス情報を入力したとき、該ダイス情報に基づいて前記ビ
レット押出情報を検索する検索手段と、検索された前記
ビレット押出情報に基づいて当該ビレットに対するビレ
ット押出条件を設定し、該ビレットを前記ビレット押出
条件により押出制御する制御手段とを備えた。
に基づいて前記ビレット押出情報を検出できなかった場
合、前記制御手段が、当該ビレットに対する標準ビレッ
ト押出条件を設定することとした。
くとも、押出ラム速度パターン情報と、ビレット温度及
びビレット温度パターンによるビレット温度情報とを含
め、前記ダイス情報には、少なくともダイス番号、ビレ
ット合金種、ビレット長さ、製品形状情報、押出ラム速
度を含めた。
温度を検出する押出温度検出手段を備え、前記制御手段
が、検出された前記押出温度に基づいて設定押出温度に
向けて前記ビレットに係る押出ラム速度を調整し、前記
ビレットの押出成形を等温押出制御することとした。
出する押出速度検出手段を備え、前記制御手段が、検出
された前記押出速度に基づいて設定押出温度に向けて前
記ビレットに係る押出ラム速度を調整し、前記ビレット
の押出成形を等温押出制御することとし、調整された前
記押出ラム速度を、前記ビレットに係るダイスにより連
続押出する次ビレットに係る押出ラム速度パターンとす
ることとした。
と、前記設定押出温度とを比較する押出温度比較手段
と、前記ビレットに係るダイスにより連続押出する次ビ
レットについて、ビレット長手方向の温度を検出するビ
レット温度検出手段とをそなえるようにし、前記制御手
段が、前記比較結果に基づいて検出された前記ビレット
長手方向温度を補正することとし、前記制御手段は、調
整された前記ラム速度による当該ダイスに係る押出ラム
速度パターン情報と、補正された前記ビレット長手方向
温度による当該ダイスに係るビレット温度情報とを前記
データベース格納手段に格納することとした。
テムの実施形態について、図を参照しながら説明する。
吐出量制御では、ラム位置に対するラム速度を制御する
ことにより、アルミ材等のビレットを等温押出しようと
するものである。その吐出量制御システムには、製品温
度検出器9と、ビレット温度検出器10と、形材Wのプ
ラー速度を検出する製品速度検出器が備えられてはいる
が、これらによる検出情報は、単に、製品の品質等を確
認することに使用され、そして、次のビレットを押出成
形する際における、オペレータによる押出条件の修正に
対する参考情報に過ぎなかった。また、製品温度を検出
しながらラム速度を上昇・下降制御させる場合でも、等
温押出制御を行うには、前記の理由で自動制御は困難で
あった。
ムにおけるラム速度に関する吐出量制御では、アルミ材
等によるビレットの押出成形の際に、設定されたラム速
度パターンに従ってラム速度を制御するとき、製品温度
と製品速度をフィードバックして製品温度が一定になる
ように、さらには、製品最高温度で押し出せるようにラ
ム速度を制御し、当該ビレットの押出成形で得られた製
品の実温度について、製品最高温度に対する過不足を判
定し、ビレット加熱のビレット長さ方向の温度とその勾
配を変更して次押出予定のビレットを加熱することとし
た。そして、得られた当該ビレットに係る押出条件をデ
ータベースに蓄積し、次のビレットの押出成形における
押出条件の設定時に最適条件を検索して利用することが
できるようした。
ムに使用する吐出量制御システムに関するブロック構成
を示した。この吐出量制御システムによるラム速度の制
御は、基本的には、図10に示した吐出量制御システム
と同様であり、押出プレス制御部11と、等温押出制御
部12と、ポンプ駆動制御部13とにより、油圧ポンプ
5の吐出量を調節することによって行われる。そして、
この吐出量が調節されると、油圧ポンプ5に接続された
ステム3が駆動され、ラム位置・速度検出器8の検出し
たラム位置に応じたラム速度が出力される。また、製品
温度の検出器9が備えてある。
ムは、ビレットの押出成形時において、プラー装置にあ
る製品速度検出器16からのプラー速度又は製品速度
と、ビレット温度検出器10からのビレット長手方向温
度とが等温押出制御部12に入力されることが、図10
に示した吐出量制御システムと異なっており、さらに、
等温押出制御部12は、ビレット加熱装置6内に設けら
れたビレット加熱ヒータの温度を制御するビレットヒー
タ温度制御部18に温度制御指令を出力するようになっ
ていることも特徴としている。なお、このビレット加熱
ヒータは、ビレット長手方向でビレット加熱の量を変え
られ、ビレット温度パターンとして、均等加熱とテーパ
加熱とを選択でき、テーパ加熱では、例えば、30℃/
m、70℃/m、100℃/m等のパターンを選択設定
でき、さらに、ビレット設定温度も変更できるものとす
る。
17が接続されていることも特徴としている。記憶部1
7には、押出条件がデータベース化されており、具体的
には、ダイスに関して、ダイス種別を表す番号、ビレッ
トに関して、ビレット合金種、ビレット長さ及びディス
カード長さ、製品に関して、ソリッド、フォロー又はセ
ミフォローによる製品形状、製品断面積、外表面周長及
び基本ラム速度がダイス情報の項目が設けられ、このダ
イス情報に対応して、ラム速度パターン、ビレット温度
パターン、ビレットの設定温度及び検出結果等のデータ
がそれぞれ記憶されている。そして、各データ項目は、
全てのダイス毎に記憶され、ビレットが押出成形される
度に、最適な押出条件として最新のデータに更新され
る。
施形態の吐出量制御システムによって、アルミ材ビレッ
トの等温押出に関する制御について、以下に、図2及び
図3のフローチャートを参照して説明する。
て、押出成形の開始を指示する。そこで、タッチパネル
15に、押出成形するのに必要な設定条件を入力する画
面が表示される。オペレータは、その入力画面に従っ
て、各種設定条件の値等を入力してマニュアル設定する
ことができ、そして、ダイス情報入力画面に表示された
ダイス情報の各項目に従って入力する(ステップS
1)。
別番号、ビレット合金種、ビレット長さ及びディスカー
ド長さ、製品形状、製品断面積、外表面周長及び基本ラ
ム速度であり、製品形状では、ソリッド、フォロー又は
セミフォローのいずれか一つが選択され、基準ラム速度
は、等速押出におけるラム速度であり、このラム速度を
基準にしてラム速度パターンを生成する。これらの項目
の中で、製品形状、製品断面積及び外表面周長の情報
は、ラム速度パターンを決めるに当たっては直接的に利
用されるものではないが、製品形状、製品断面積及び外
表面周長の違いによって、製品の等温押出に微妙に影響
するため、ダイス情報の検索の精度を上げるキーとして
入力される。
れたダイス情報に従って、記憶部17に格納されている
データベースにアクセスし、ダイス情報を検索する。入
力されたダイス情報と類似又は同一のものがあるかどう
か、その有無を確認する(ステップS2)。このとき、
ビレット合金種、製品形状、そして、(外表面周長)/
(製品断面積)のように優先順位を付けたキーによっ
て、最も近いものを検索する。なお、(外表面周長)/
(製品断面積)を検索キーの一つとしたのは、押出成形
された形材Wの冷却時間を決めるパラメータとして使用
されているので、便宜的にこれを検索キーとした。検索
キーは、これに限定されるものではない。
ースを検索した結果、入力したダイス情報に合致した、
或いは、最も近いダイス情報が検索された場合(ステッ
プS3のY)、そのダイス情報に含まれるラム速度パタ
ーン、ビレット温度パターン、そして、ビレット設定温
度を記憶部17から読み出す(ステップS4)。各キー
に対して、許容範囲が設定されているので、この許容範
囲に入るダイス情報が複数存在することもありえる。こ
の場合には、各項目に係るそれぞれのデータを平均化し
て抽出することもできる。
れた結果に基づいて、ステップS1において入力したダ
イス情報に係る当該ビレットを等温押出するために、基
本ラム速度パターンを生成し、ビレット温度パターン及
びビレット設定温度からなるビレット温度条件を決定す
る。そして、等温押出制御部12に、決定された基本ラ
ム速度パターンとビレット温度条件が設定される(ステ
ップS6)。
の構成について、図4を参照して説明する。この基本ラ
ム速度パターンは、ラム位置に対応したラム速度をパタ
ーン化したものであり、学習制御のためのパラメータを
含んでいる。図中のグラフにおいて、横軸はラム位置L
を、そして、縦軸はラム速度Vをそれぞれ示している。
図4に示した基本ラム速度パターンの構成は、記憶部1
7のデータベースに格納されている特定ダイスに対する
ラム速度パターンの構成と同様である。
テナ断面積)−(ディスカード長さ) で決り、どのビレットを押出成形するかによって決る固
定値である。
におけるラム位置決定パラメータとしてデータベースに
記憶されており、各ラム位置に対応して、α1及びα
2が、ダイス毎に記憶されている。
ム速度であり、このラム速度を基準にしてラム速度パタ
ーンのラム速度が演算される。押出当初のラム速度
V1、等速押出区間でのラム速度V2、そして、押出終了
区間の最終ラム速度V3は、いずれも V=β×V0 で演算されるものであり、比率βは、ラム速度パターン
におけるラム速度決定パラメータとしてデータベースに
記憶されており、各ラム速度に対応して、β1、β2及び
β3が、ダイス毎に記憶されている。
るラム速度上昇勾配は、押出初期においてはビレットの
押出発熱と製品温度に微妙に関連しており、重要な制御
要素になっている。そのため、ラム位置L1までの初速
区間におけるラム速度は、勾配θで規定しており、勾配
θが、ラム速度パターンにおけるラム速度勾配決定パラ
メータとしてデータベースに記憶されており、ダイス毎
に記憶されている。
L1からラム位置L2までの押出成形が開始されてから
は、製品温度が製品最高温度になるまでラム速度Vが上
昇制御され、製品温度が製品最高温度に到達したときに
等速区間に移行するように制御される。そのため、実際
には、等速区間におけるラム速度V2は、設定値とは異
なる値となるので、決定される基本ラム速度パターン上
では、暫定的に決められるものである。最終ラム速度V
3についても同様である。
パラメータの組が、データベースにダイス毎に記憶さ
れ、これらのパラメータを読み出して、基本ラム速度パ
ターンを決めることになる。或いは、学習制御の結果と
して、データベースにラム速度パターンを格納するとき
には、これらのパラメータの組を記憶する。
金種、製品形状、そして、(外表面周長)/(製品断面
積)をキーとして、データベースを検索した結果、入力
したダイス情報に合致した、或いは、最も近いダイス情
報が発見されなかった場合(N)、ステップS1におい
て入力されたダイス情報に基づいて、押出プレス制御部
11が、ラム速度パターンを自動設定する(ステップS
5)。ここでは、ダイス毎に、ビレット情報に対応した
標準パラメータが予め設定されており、入力されたダイ
ス情報に従って標準パラメータが読み出され、ラム速度
パターンが作成される。そして、ビレット温度条件に対
しても、標準的なビレット加熱パターンとビレット設定
温度とが読み出される。
ターンが作成されると、ステップS6において、当該ラ
ム速度パターンとビレット温度条件とが、押出成形しよ
うとしている当該ビレットに対する基本ラム速度パター
ンとして等温押出制御部12に設定され、当該ビレット
温度条件も通知される。
度パターンとビレット温度条件が設定されると、加熱さ
れたビレットが搬送装置7の駆動によってコンテナ1内
に装填された後、ポンプ駆動制御部13は、等温押出制
御部12によるラム速度指示値に従って油圧ポンプ5を
駆動する。そして、ステム3が、コンテナ1内に装填さ
れたビレットB1を押圧し、ダイス2から製品形材Wが
押し出され、押出成形が実行される(ステップS7)。
ここで、コンテナ1内に装填されたビレットB1は、押
出成形における最初のビレットであるので、当該ビレッ
トの加熱は、装填される前に、予め設定された標準のビ
レット温度条件で行われていたものである。
ス制御部11から指示されたビレット温度条件をビレッ
トヒータ温度制御部18に伝達し、次に押出予定のビレ
ットB1に対する加熱を実行させる。なお、図9に示さ
れるように、複数のビレットを連続押出するとき、加熱
されたビレットB2を待機させることもあり、この場合
には、指示される温度条件による加熱は、ビレットB2
に続く次のビレットに対して行われることになる。
温度検出器9から、形材Wの製品温度が、プラー装置に
設けられている製品速度検出器16から、製品速度とな
るプラー速度が等温押出制御部12に入力される。そし
て、等温押出制御部12には、ビレット長手方向温度検
出器10から、次に押し出されるビレットの長手方向温
度も検出される。
ラム速度が、図4に示される基本ラム速度パターンに従
って制御されたとき、制御されたラム速度と製品温度の
それぞれの変化について、それらの一例を図5に示し
た。図5の(a)は、ラム位置Lにおける実際のラム速
度Vを示すグラフであり、図5の(b)は、ラム位置L
に対応した形材Wの製品温度の変化を示すグラフであ
る。図5の(b)のグラフにおいて、実線は、製品温度
検出器9によって実際に検出された製品実温度Tを表
し、また、破線は、形材Wの製品品質を維持できる限界
の製品最高温度TMAXを表している。図5の(b)に示
した実線による製品実温度は、図5の(a)に示したラ
ム速度Vの制御に対応して変化する状態の例を示してい
る。
速度パターンに従って、ラム速度Vは、ラム速度V1か
らラム速度勾配θに沿って上昇するように制御される
が、実際には、図5の(a)に示されるように、即、ラ
ム速度V1にはならないので、少し立ち遅れて急上昇
し、その後、勾配θに沿って上昇する。このとき、等温
押出制御部12は、ラム速度Vが勾配θに沿って上昇す
るように、ポンプ駆動制御部13を駆動している。
検出器16の製品速度VWに関する検出出力に基づい
て、形材Wの製品速度が製品品質を維持することができ
る押出速度限界である製品最高速度を超えないように監
視しており、製品速度が製品最高速度VWMAXであるか
どうかを判断している(ステップS8)。また、製品温
度Tが、製品最高温度TMAXで一定となることを目標に
設定されているものであれば、等温押出制御部12は、
製品温度検出器9の検出出力に基づいて、製品温度Tが
製品最高温度TMAXであるかどうかを判断している(ス
テップS9)。そして、等温押出制御部12は、これら
の判断結果に応じて、その時点におけるラム速度を等速
で維持(ステップS10)、ラム速度を下降(ステップ
S11)、或いは、ラム速度を上昇(ステップS12)
の制御を実行する。
定されたラム速度勾配θに従ってラム速度Vが制御され
るが、製品温度Tが製品最高温度TMAXに到達したラム
位置L11で、ラム速度Vの勾配θによる上昇制御は終了
し、形材Wの製品温度が製品最高温度TMAXで一定とな
るようにラム速度Vをその時点のラム速度V21でビレッ
トを等速押出する。ラム位置L11で初速区間が終了し、
該位置からフィードバック制御が行われて、等温押出が
実行される。ここで、ラム速度V21とラム位置L11は、
基本ラム速度パターンで設定されたラム速度V2とラム
位置L1とは、異なるものとなるが、当該ビレットの押
出成形に使用されている当該ダイスに対する等温押出制
御の最適条件を示しており、次のビレットの押出への学
習制御パラメータとしてデータ更新されるものである。
品最高速度VWMAXになっており、製品温度Tが製品最
高温度TMAX以下の場合には、ラム速度Vを等速維持す
るように制御する。また、製品速度VWが製品最高速度
VWMAX以下であり、製品温度Tが製品最高温度TMAXに
なっている場合、或いは、製品速度VWが製品最高速度
VWMAXになっており、製品温度Tが製品最高温度TMAX
になっている場合には、ラム速度Vを下降制御する。さ
らに、製品速度VWが製品最高速度VWMAX以下であ
り、しかも、製品温度Tも製品最高温度TMAX以下であ
る場合には、ラム速度Vを上昇制御する。
ム位置L11を過ぎて製品最高温度T MAX付近で等温・等
速押出が続行されていることを示しているが、等速のラ
ム速度Vを維持した場合、当該ビレットが押し出され、
コンテナ1内の残量が少なくなると、内部発熱により製
品温度Tが上昇する。そのため、ラム位置Lがラム位置
L21になった時点で、ラム速度Vが下降するように制御
されている。
製品温度Tと製品速度VWとに基づいて、当該ビレット
の等温押出のためのラム速度制御が、ステップS10乃
至ステップS12で行われ、ラム位置Lが当該ビレット
の押出限であるラム位置L0になるまで行われる(ステ
ップS13のN)。
テップS13のY)、当該ビレットB1の押出は終了す
る(ステップS14)。ここで、同一ダイスで次に押出
成形するビレットがあるかどうかが判断される(ステッ
プS15)。
レットが最終押出であるか、又は、単一ビレットの押出
である場合(ステップS15のN)、図5の(a)に示
されたラム速度の変化によるラム速度パターンを、記憶
部17のデータベースに当該ダイスに関する最新データ
として更新する(ステップS16)。
ットB2を押出成形するような場合(ステップS15の
Y)、図5の(b)において実線で示されるように、製
品温度検出器9で検出された当該ビレットB1に関する
製品実温度Tの変化パターンを評価する。一つのビレッ
トを製品最高温度TMAXの等温押出を実行したとき、例
えば、図5の(b)のように、製品実温度Tが一部で製
品最高温度TMAXを下回る場合がある。その差ΔTが大
きい場合には、ラム速度の制御だけでは製品最高温度T
MAXの等温押出を達成しえないということになる。そこ
で、次のビレットに対するビレット加熱を制御し、ビレ
ット温度パターン又はビレット設定温度を補正するよう
にした。
温度Tの変化パターンに従って、製品実温度が、ラム位
置Lの全体にわたって、製品最高温度TMAXの所定上下
範囲を超えているかどうか(ステップS17)、或い
は、製品実温度Tと製品最高温度TMAXとの差ΔTが所
定の大きさを超えているかどうか(ステップS18)に
ついてそれぞれ判断される。ステップS17において、
製品実温度が製品最高温度TMAXを超えているかどうか
を判断するのは、図5の例では示されていないが、元
々、ビレット設定温度の設定が高すぎた、又は、低すぎ
たために、ラム速度を制御しても、製品実温度が全体に
わたって製品最高温度TMAXの所定上下範囲を超えてし
まう場合もありえることを想定している。この場合に
も、ビレット加熱のビレット設定温度を変更する必要が
ある。
の所定範囲を超えている場合(ステップS17のY)、
或いは、製品実温度Tと製品最高温度TMAXとの差ΔT
が所定の大きさを超えている場合(ステップS18の
Y)には、次の、又はさらに次のビレットの押出制御に
反映させるため、ビレット加熱のビレット温度条件を補
正する処理を行う(ステップS19)。なお、差ΔTに
ついては、例えば、製品最高温度TMAXの5%のように
設定しておく。
所定上下範囲内にある場合(ステップS17のN)、或
いは、製品実温度Tと製品最高温度TMAXとの差ΔTが
所定の大きさ以下である場合(ステップS18のN)に
は、製品温度Tの変化パターンは、適正な範囲の状態に
あるものとして、次に押出成形するビレットB2に対す
るラム速度制御のために、図5の(a)のラム速度パタ
ーンを基本ラム速度パターンに変更する。そして、搬送
装置7を駆動して、ビレットB2をコンテナ1に装填し
て、ビレットB2は、変更された基本ラム速度パターン
に基づいて押出開始される(ステップS20)。
件の補正処理について、図6乃至図8を参照して説明す
る。図8は、温度条件の補正処理に係る処理フローを示
し、図7は、製品実温度Tと製品最高温度TMAXとの各
種比較パターンについて、そして、図8は、ビレット温
度パターンにおけるテーパ加熱の補正パターンについて
示している。図8において、横軸は、ビレット長手方向
の長さLBを、縦軸は、ビレット加熱温度TBをそれぞ
れ示している。
に従い、先ず、製品実温度Tと製品最高温度TMAXとの
比較を行う(ステップS101)。その比較の結果とし
て、(A)乃至(F)の6つのパターン分けが行われ
る。その各種パターンが、図7の(a)乃至(e)に示
されている。
熱の場合に該当し、図7の(a)に示されるように、製
品最高温度TMAXと比較して、(A)は、製品実温度TA
が全体的に高い場合であり(ステップS102)、
(B)は、製品実温度TBが全体的に低い場合である
(ステップS103)。(A)に対しては、ビレット温
度を下げる補正をし(ステップS108)、(B)に対
しては、ビレット温度を上げる補正を行う(ステップS
109)。
るように、ビレット頭部で低い製品実温度TCになって
いるので、図8の(a)に示されるように、テーパ加熱
におけるビレット温度TBCに対して、ビレット頭部の
ビレット温度を後部の温度を基準に上げたビレット温度
TBCmに補正を行う(ステップS110)。
るように、ビレット後部で低い製品実温度TDになって
いるので、図8の(b)に示されるように、テーパ加熱
におけるビレット温度TBDに対して、ビレット後部の
ビレット温度を頭部の温度を基準に上げたビレット温度
TBDmに補正を行う(ステップS111)。
るように、ビレット頭部で高く、ビレット後部で低い製
品実温度TEになっているので、図8の(c)に示され
るように、テーパ加熱におけるビレット温度TBEに対
して、ビレット後部を基準にしてビレット温度のテーパ
を下げたビレット温度TBEmに補正を行う(ステップS
112)。
るように、ビレット頭部で低く、ビレット後部で高い製
品実温度TFになっているので、図8の(d)に示され
るように、テーパ加熱におけるビレット温度TBFに対
して、ビレット頭部を基準にしてビレット温度のテーパ
を上げたビレット温度TBFmに補正を行う(ステップS
113)。
各種比較パターンに従って、次ビレットに対するビレッ
ト温度条件を補正する処理が終了し、補正したビレット
温度条件がビレットヒータ温度制御部18に通知され、
次ビレットB2の押出準備が行われる(ステップS2
0)。そして、ステップS7に進み、ビレットB2の押
出が行われる。
形システムでは、連続的に複数のビレットを同一ダイス
で一定の製品温度で押出成形するような場合、最初のビ
レットに対しては、蓄積された類似ダイスを検索して、
最も近いものからラム速度パターン及びビレット温度条
件を取得し、取得したラム速度パターンに従って当該ビ
レットへの押出ラム速度を制御するようにした。また、
検索した結果、最も近いものが発見されない場合には、
標準のラム速度パターンとビレット温度条件が押出条件
として自動設定され、この標準ラム速度パターンに従っ
て当該ビレットへの押出ラム速度を制御するようにし
た。
度と製品速度とに基づいて、押出製品が一定温度となる
ように当該ビレットへの押出ラム速度を制御し、その制
御されたラム速度パターンを最新データとしてデータベ
ースに蓄積するようにした。そのため、次に押出成形さ
れるビレットに対する押出条件の設定に使用できるよう
になる。
度のパターンを目標製品温度と比較して、その偏差に基
づいて、ビレット加熱のパターンとビレット温度とを補
正し、その補正されたビレット温度条件に従って、次の
ビレットの押出ラム速度を制御するようにし、連続押出
の最終において、当該ダイスに関し一定の製品温度で押
出成形できる最適条件としてデータをデータベースに蓄
積できる。
温押出成形において、製品品質を維持した状態で、製品
温度を製品最高温度に近づけることができ、そのため、
ラム速度を大きくすることができるので、押出効率を向
上することができる。
ば、データベースに蓄積された類似ダイスに係るビレッ
ト押出条件を検索することができるので、ビレット押出
条件設定の際に、オペレータの経験に頼った手作業入力
を必要とせず、しかも、最適押出条件を見出すための試
行押出回数を少なくすることができ、歩留まりを向上で
きる。
品実温度に基づいて補正するので、次ビレットの押出成
形において、より精度の良い等温押出制御を可能にして
おり、製品温度と製品速度とをフィードバックすること
により、製品実温度を一定に制御することができるの
で、製品品質を向上させることができる。
等温押出を実現できるので、それだけ製品押出速度を早
くすることができるので、一ビレット押出のサイクルタ
イムを短くすることができ、生産性を向上させる。
ブロック構成を示す図である。
成形システムにおける等温押出制御の動作処理を説明す
るフローチャートである。
フローチャートである。
明する図である。
説明する図である。
ローチャートである。
図である。
ンを説明する図である。
従来の押出成形装置の概略断面を示す図である。
来の制御を説明するブロック図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 ダイス種類毎に複数のビレット押出情報
を格納したデータベース格納手段と、 当該ビレットを押出成形するためのダイス情報を入力し
たとき、該ダイス情報に基づいて前記ビレット押出情報
を検索する検索手段と、 検索された前記ビレット押出情報に基づいて当該ビレッ
トに対するビレット押出条件を設定し、該ビレットを前
記ビレット押出条件により押出制御する制御手段とを有
する等温押出成形システム。 - 【請求項2】 前記検索手段が、前記ダイス情報に基づ
いて前記ビレット押出情報を検出できなかった場合、前
記制御手段は、当該ビレットに対する標準ビレット押出
条件を設定することを特徴とする請求項1に記載の等温
押出成形システム。 - 【請求項3】 前記ビレット押出情報は、少なくとも、
押出ラム速度パターン情報と、ビレット温度及びビレッ
ト温度パターンによるビレット温度情報とを含むことを
特徴とする請求項1又は2に記載の等温押出成形システ
ム。 - 【請求項4】 前記ダイス情報は、少なくともダイス番
号、ビレット合金種、ビレット長さ、製品形状情報、押
出ラム速度を含むことを特徴とする請求項1乃至3のい
ずれか一項に記載の等温押出成形システム。 - 【請求項5】 前記ビレットに係る製品形材の押出温度
を検出する押出温度検出手段を有し、 前記制御手段は、検出された前記押出温度に基づいて設
定押出温度に向けて前記ビレットに係る押出ラム速度を
調整し、前記ビレットの押出成形を等温押出制御するこ
とを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
等温押出成形システム。 - 【請求項6】 前記ビレットに係る押出速度を検出する
押出速度検出手段を有し、 前記制御手段は、検出された前記押出速度に基づいて設
定押出温度に向けて前記ビレットに係る押出ラム速度を
調整し、前記ビレットの押出成形を等温押出制御するこ
とを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の
等温押出成形システム。 - 【請求項7】 前記制御手段は、調整された前記押出ラ
ム速度を、前記ビレットに係るダイスにより連続押出す
る次ビレットに係る押出ラム速度パターンとすることを
特徴とする請求項5又は6に記載の等温押出成形システ
ム。 - 【請求項8】 前記ビレットに関する押出温度と、前記
設定押出温度とを比較する押出温度比較手段と、 前記ビレットに係るダイスにより連続押出する次ビレッ
トについて、ビレット長手方向の温度を検出するビレッ
ト温度検出手段とを有し、 前記制御手段は、前記比較結果に基づいて検出された前
記ビレット長手方向温度を補正することを特徴とする請
求項5乃至7のいずれか一項に記載の等温押出成形シス
テム。 - 【請求項9】 前記制御手段は、調整された前記ラム速
度による当該ダイスに係る押出ラム速度パターン情報
と、補正された前記ビレット長手方向温度による当該ダ
イスに係るビレット温度情報とを前記データベース格納
手段に格納することを特徴とする請求項5乃至8のいず
れか一項に記載の等温押出成形システム。
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