JP2003110952A - テレビジョンチューナ - Google Patents

テレビジョンチューナ

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JP2003110952A
JP2003110952A JP2001306055A JP2001306055A JP2003110952A JP 2003110952 A JP2003110952 A JP 2003110952A JP 2001306055 A JP2001306055 A JP 2001306055A JP 2001306055 A JP2001306055 A JP 2001306055A JP 2003110952 A JP2003110952 A JP 2003110952A
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JP
Japan
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frequency
switch diode
tuning
pass filter
television
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Mitsumasa Yoda
光正 依田
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Alps Alpine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信チャンネルに対して、周波数がほぼ2倍
となる他のチャンネルのテレビジョン信号が入力されて
も、妨害信号が発生しないようにする。 【解決手段】 所定の周波数帯域のテレビジョン信号を
中間周波信号に周波数変換する受信部5と、受信部5の
前段側に設けられ、少なくとも所定の周波数帯域を通過
帯域とするローパスフィルタ2とを備え、所定の周波数
帯域における最高周波数の1/2以下のチャンネルのテ
レビジョン信号を受信するときには、ローパスフィルタ
のカットオフ周波数を最高周波数の1/2と所定の周波
数帯域における最低周波数の2倍との間となるように切
り替えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特にデジタル、
アナログ両方式のテレビジョン信号が混在して送信され
るCATVシステムで受信するのに好適なテレビジョン
チューナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビジョンチューナを図6、図
7によって説明する。図6において、ケーブル(図示せ
ず)を介して送信されるテレビジョン信号は分派器11
に入力される。分派器11はローパスフィルタ11aと
ハイパスフィルタ11bとから構成される。ローパスフ
ィルタ11aとハイパスフィルタ11bとの互いのカッ
トオフ周波数は図7に示すように、ほぼ470MHz付
近に設定されている。
【0003】ローパスフィルタ11aには第一の受信部
12と第二の受信部13とが接続される。第一の受信部
12は第一の同調回路12aを有し、90MHzから1
60MHzまでの低域におけるチャンネルのテレビジョ
ン信号を中間周波信号に周波数変換する。第二の受信部
13は第二の同調回路13aを有し、160MHzから
470MHzまでの中域におけるチャンネルのテレビジ
ョン信号を中間周波信号に周波数変換する。
【0004】また、ハイパスフィルタ11bには第三の
受信部14が接続される。第三の受信部14は第三の同
調回路14aを有し、470MHz以上の高域のチャン
ネルのテレビジョン信号を中間周波信号に周波数変換す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のテレビジョ
ンチューナでは、第二の受信部13で中域のチャンネル
のテレビジョン信号を受信する場合、受信チャンネルに
対して、周波数がほぼ2倍となる他のチャンネルのテレ
ビジョン信号が入力されると、妨害信号が発生するとい
う問題がある。
【0006】例えば、中域における最低周波数のチャン
ネル(例えば、日本チャンネル仕様ではチャンネルN
o.M10)を受信する場合、その中心周波数は167
MHzとなる。一方、第二の受信部13に周波数がほぼ
2倍となるチャンネルNo.S19(中心周波数は33
3MHz)のテレビジョン信号が入力されると、第二の
受信部13内に設けられた増幅器等の二次歪みによって
互いの差の周波数(166MHz)の信号が発生する。
これはチャンネルNo.M10の帯域内に位置するた
め、妨害信号となる。そして、アナログ式のテレビジョ
ン信号のレベルはデジタル式のテレビジョン信号のレベ
ルよりも大きいので、受信するチャンネルのテレビジョ
ン信号がデジタル式であり、妨害を引き起こすテレビジ
ョン信号(この場合、チャンネルNo.S19)がアナ
ログ式である場合、妨害の程度も大きくなる。
【0007】同様に、受信チャンネルの周波数が順次高
くなって、例えば、チャンネルNo.S3(中心周波数
は233MHz)のテレビジョン信号を受信する場合
に、チャンネルNo.41(中心周波数は465MH
z)のテレビジョン信号が入力されると、周波数が23
2MHzの妨害信号を発生する。
【0008】本発明は、受信チャンネルに対して、周波
数がほぼ2倍となる他のチャンネルのテレビジョン信号
が入力されても、妨害信号が発生しないようにすること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、本発明では、所定の周波数帯域のテレビジョン信号
を中間周波信号に周波数変換する受信部と、前記受信部
の前段側に設けられ、少なくとも前記所定の周波数帯域
を通過帯域とするローパスフィルタとを備え、前記所定
の周波数帯域における最高周波数の1/2以下のチャン
ネルのテレビジョン信号を受信するときには、前記ロー
パスフィルタのカットオフ周波数を前記最高周波数の1
/2と前記所定の周波数帯域における最低周波数の2倍
との間となるように切り替えた。
【0010】また、前記ローパスフィルタは定K型フィ
ルタを構成する第一の容量素子及びインダクタンス素子
と、互いに直列接続されたスイッチダイオード及び第二
の容量素子とからなり、前記スイッチダイオードと第二
の容量素子とからなる直列回路を前記第一の容量素子に
並列に接続し、前記最高周波数の1/2以下のチャンネ
ルのテレビジョン信号を受信するときには前記スイッチ
ダイオードをオンさせた。
【0011】また、前記ローパスフィルタは互いに直列
に接続された第一及び第二の容量素子と、前記第一及び
第二の容量素子と共に定K型フィルタを構成するインダ
クタンス素子と、前記第二の容量素子に並列に接続され
たスイッチダイオードとからなり、前記最高周波数の1
/2以下のチャンネルのテレビジョン信号を受信すると
きには前記スイッチダイオードをオンさせた。
【0012】また、前記ローパスフィルタは定K型フィ
ルタを構成する第一のインダクタンス素子及び容量素子
と、互いに直列に接続されたスイッチダイオード及び第
二のインダクタンス素子とからなり、前記スイッチダイ
オードと第二のインダクタンス素子とからなる直列回路
を前記第一のインダクタンス素子に並列に接続し、前記
最高周波数の1/2以下のチャンネルのテレビジョン信
号を受信するときには前記スイッチダイオードをオフさ
せた。
【0013】また、前記ローパスフィルタは互いに直列
に接続された第一及び第二のインダクタンス素子と、前
記第一及び第二のインダクタンス素子と共に定K型フィ
ルタを構成する容量素子と、前記第二のインダクタンス
素子に並列に接続されたスイッチダイオードとからな
り、前記最高周波数の1/2以下のチャンネルのテレビ
ジョン信号を受信するときには前記スイッチダイオード
をオフさせた。
【0014】また、前記受信部は同調電圧によって前記
所定の周波数帯域内に同調周波数が設定される同調回路
を有し、前記スイッチダイオードのアノードには前記同
調周波数が前記最高周波数の1/2と前記最低周波数の
2倍との間となる時の同調電圧と等しい固定電圧を印加
し、カソードには前記同調電圧を印加した。
【0015】また、前記受信部は同調電圧によって前記
所定の周波数帯域内に同調周波数が設定される同調回路
を有し、前記スイッチダイオードのカソードには前記同
調周波数が前記最高周波数の1/2と前記最低周波数の
2倍との間となる時の同調電圧と等しい固定電圧を印加
し、アノードには前記同調電圧を印加した。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明のテレビジョンチューナを
図1乃至図6によって説明する。図1は本発明のテレビ
ジョンチューナの回路構成図、図2は本発明のテレビジ
ョンチューナに使用するローパスフィルタのカットオフ
周波数の切替説明図、図3乃至図5はローパスフィルタ
の他の構成を示す回路図である。
【0017】先ず図1において、ケーブル(図示せず)
を介して送信されるテレビジョン信号は分派器1に入力
される。分派器1はローパスフィルタ2とハイパスフィ
ルタ3とから構成される。ローパスフィルタ2のカット
オフ周波数は高低二通りに切り替えられ、高い方に切り
替えられたときはほぼ470MHzとなる。ハイパスフ
ィルタ3のカットオフ周波数はほぼ470MHz付近に
固定されている。
【0018】ローパスフィルタ2はインダクタンス入力
型であり、定K型フィルタを構成するインダクタンス素
子2a及び第一の容量素子2bと、互いに直列接続され
たスイッチダイオード2c及び第二の容量素子2dとか
らなる。定K型フィルタのインダクタンス素子2aと第
一の容量素子2bとによって470MHzのカットオフ
周波数が設定される。そして、スイッチダイオード2c
と第二の容量素子2dとからなる直列回路を第一の容量
素子2bに並列に接続している。なお、スイッチダイオ
ード2cを直流的に定K型フィルタから切り離すため、
スイッチダイオード2cには直流カットコンデンサ2e
を直列に接続する。
【0019】ローパスフィルタ2には第一の受信部4と
第二の受信部5とが接続される。第一の受信部4は第一
の同調回路4aを有する。第一の同調回路4aは同調電
圧によって90MHzから160MHzまでの低域にお
ける各チャンネルに同調し、同調したテレビジョン信号
は中間周波信号に周波数変換される。
【0020】同様に、第二の受信部5は第二の同調回路
5aを有する。第二の同調回路5aは同調電圧によって
160MHzから470MHzまでの中域における各チ
ャンネルに同調し、同調したテレビジョン信号は中間周
波信号に周波数変換される。
【0021】また、ハイパスフィルタ3は図示の通り定
K型に構成され、その後段には第三の受信部6が接続さ
れる。第三の受信部6は第三の同調回路6aを有する。
第三の同調回路6aは同調電圧によって470MHz以
上の高域における各チャンネルに同調し、同調したテレ
ビジョン信号は中間周波信号に周波数変換される。
【0022】ここで、ローパスフィルタ2におけるスイ
ッチダイオード2cのカソードには各同調回路4a乃至
6aに共通に印加されている同調電圧が印加される。ま
た、アノードには、第二の同調回路5aが中域における
最高周波数(470MHz)の1/2、即ち235MH
z以上であって、最低周波数(160MHz)の2倍、
即ち320MH以下の範囲に同調するときの同調電圧と
等しい固定電圧(ほぼ9ボルト)が印加されている。
【0023】以上の構成において、第二の受信部5が中
域のチャンネルのテレビジョン信号を受信する場合を説
明する。受信するチャンネルの周波数が中域における最
高周波数の1/2以上の時は、同調電圧が固定電圧より
も大きくなるのでスイッチダイオード2cはオフとな
る。この結果、ローパスフィルタ2のカットオフ周波数
は470MHzのままである。しかし、この場合は同調
回路5aが最高周波数の1/2以上の周波数の範囲で同
調するので、第二の受信部では二つの信号同士に基づく
二次歪みによる妨害信号が発生しない。
【0024】次に、受信するチャンネルの周波数が中域
における最高周波数の1/2以下の時は、同調電圧が固
定電圧よりも小さくなるのでスイッチダイオード2cは
オンとなる。この結果、第二の容量素子2dが第一の容
量素子2bに並列接続され、ローパスフィルタ2のカッ
トオフ周波数は低くなる。この時のカットオフ周波数が
最高周波数の1/2以上であって最低周波数の2倍以下
となるように、予め第二の容量素子2dの容量値を設定
しておけばよい。
【0025】この結果、第二の受信部5には受信するチ
ャンネルに対して周波数が2倍となる他のチャンネルの
テレビジョン信号が入力されないので、上記に述べた妨
害信号は発生しない。
【0026】図3に示すローパスフィルタ2は、互いに
直列に接続された第一の容量素子2b及び第二の容量素
子2dと、第一及び第二の容量素子2b、2dと共に定
K型フィルタを構成するインダクタンス素子2aと、第
二の容量素子2dに並列に接続されたスイッチダイオー
ド2cとからなる。そして、スイッチダイオード2cの
アノードには固定電圧を印加し、カソードには同調電圧
を印加する。
【0027】この場合は、スイッチダイオード2cがオ
フとなれば第一と第二の容量素子2b、2dの直列によ
ってカットオフ周波数が高くなる。此をほぼ470MH
zに設定する。また。スイッチダイオード2cがオンと
なれば、第一の容量素子2bのみとなってカットオフ周
波数が低くなる。此を最高周波数の1/2以上であって
最低周波数の2倍以下となるように設定すればよい。
【0028】図4に示すローパスフィルタ2は、定K型
フィルタを構成する第一のインダクタンス素子2f及び
容量素子2gと、互いに直列に接続されたスイッチダイ
オード2c及び第二のインダクタンス素子2hとからな
る。そして、スイッチダイオード2cと第二のインダク
タンス素子2hとからなる直列回路を第一のインダクタ
ンス素子2fに並列に接続する。スイッチダイオード2
cのアノードには同調電圧を印加し、カソードには固定
電圧を印加する。
【0029】この場合は、スイッチダイオード2cがオ
ンであれば第二のインダクタンス素子2hが第一のイン
ダクタンス素子2fに並列に接続されてカットオフ周波
数は高くなる。この周波数が470MHzとなるように
設定する。またスイッチダイオードが2cがオフとなれ
ばカットオフ周波数は低くなる。これを此を最高周波数
の1/2以上であって最低周波数の2倍以下となるよう
に設定すればよい。
【0030】図5に示すローパスフィルタは、互いに直
列に接続された第一及び第二のインダクタンス素子2
f、2hと、第一及び第二のインダクタンス素子2f、
2hと共に定K型フィルタを構成する容量素子2gと、
第二のインダクタンス素子2hに並列に接続されたスイ
ッチダイオード2cとからなる。スイッチダイオード2
cのアノードには同調電圧を印加し、カソードには固定
電圧を印加する。
【0031】この場合も、スイッチダイオード2cがオ
ンであれば第二のインダクタンス素子2hが短絡される
のでカットオフ周波数は高くなる。この周波数が470
MHzとなるように設定する。またスイッチダイオード
が2cがオフとなればカットオフ周波数は低くなる。こ
れを此を最高周波数の1/2以上であって最低周波数の
2倍以下となるように設定すればよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、所定
の周波数帯域のテレビジョン信号を中間周波信号に周波
数変換する受信部と、受信部の前段側に設けられ、少な
くとも前記所定の周波数帯域を通過帯域とするローパス
フィルタとを備え、所定の周波数帯域における最高周波
数の1/2以下のチャンネルのテレビジョン信号を受信
するときには、ローパスフィルタのカットオフ周波数を
最高周波数の1/2と所定の周波数帯域における最低周
波数の2倍との間となるように切り替えたので、受信部
には受信するチャンネルに対して周波数が2倍となる他
のチャンネルのテレビジョン信号が入力されないので、
妨害信号は発生しない。また、最高周波数の1/2以上
のチャンネルのテレビジョン信号を受信するときも、受
信するチャンネルに対して周波数が2倍となる他のチャ
ンネルのテレビジョン信号が入力されないので、妨害信
号は発生しない。。
【0033】また、ローパスフィルタは定K型フィルタ
を構成する第一の容量素子及びインダクタンス素子と、
互いに直列接続されたスイッチダイオード及び第二の容
量素子とからなり、スイッチダイオードと第二の容量素
子とからなる直列回路を第一の容量素子に並列に接続
し、最高周波数の1/2以下のチャンネルのテレビジョ
ン信号を受信するときにはスイッチダイオードをオンさ
せたので、容量素子を付加するだけで簡単にカットオフ
周波数を切り替えられる。
【0034】また、ローパスフィルタは互いに直列に接
続された第一及び第二の容量素子と、第一及び第二の容
量素子と共に定K型フィルタを構成するインダクタンス
素子と、第二の容量素子に並列に接続されたスイッチダ
イオードとからなり、最高周波数の1/2以下のチャン
ネルのテレビジョン信号を受信するときにはスイッチダ
イオードをオンさせたので、同様に、容量素子を付加す
るだけで簡単にカットオフ周波数を切り替えられる。
【0035】また、ローパスフィルタは定K型フィルタ
を構成する第一のインダクタンス素子及び容量素子と、
互いに直列に接続されたスイッチダイオード及び第二の
インダクタンス素子とからなり、スイッチダイオードと
第二のインダクタンス素子とからなる直列回路を第一の
インダクタンス素子に並列に接続し、最高周波数の1/
2以下のチャンネルのテレビジョン信号を受信するとき
にはスイッチダイオードをオフさせたので、インダクタ
ンス素子を付加するだけで簡単にカットオフ周波数を切
り替えられる。
【0036】また、ローパスフィルタは互いに直列に接
続された第一及び第二のインダクタンス素子と、第一及
び第二のインダクタンス素子と共に定K型フィルタを構
成する容量素子と、第二のインダクタンス素子に並列に
接続されたスイッチダイオードとからなり、最高周波数
の1/2以下のチャンネルのテレビジョン信号を受信す
るときにはスイッチダイオードをオフさせたので、同様
に、インダクタンス素子を付加するだけで簡単にカット
オフ周波数を切り替えられる。
【0037】また、受信部は同調電圧によって所定の周
波数帯域内に同調周波数が設定される同調回路を有し、
スイッチダイオードのアノードには同調周波数が最高周
波数の1/2と最低周波数の2倍との間となる時の同調
電圧と等しい電圧を印加し、カソードには同調電圧を印
加したので、最高周波数の1/2以上のチャンネルのテ
レビジョン信号を受信するときにはスイッチダイオード
をオフさせてローパスフィルタのカットオフ周波数を高
くし、最高周波数の1/2以下のチャンネルのテレビジ
ョン信号を受信するときにはスイッチダイオードをオン
させてローパスフィルタのカットオフ周波数を低くする
ことが出来る。
【0038】また、受信部は同調電圧によって所定の周
波数帯域内に同調周波数が設定される同調回路を有し、
スイッチダイオードのカソードには同調周波数が最高周
波数の1/2と最低周波数の2倍との間となる時の同調
電圧と等しい電圧を印加し、アノードには同調電圧を印
加したので、最高周波数の1/2以上のチャンネルのテ
レビジョン信号を受信するときにはスイッチダイオード
をオンさせてローパスフィルタのカットオフ周波数を高
くし、最高周波数の1/2以下のチャンネルのテレビジ
ョン信号を受信するときにはスイッチダイオードをオフ
させてローパスフィルタのカットオフ周波数を低くする
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビジョンチューナの構成を示す回
路図である。
【図2】本発明のテレビジョンチューナに使用するロー
パスフィルタのカットオフ周波数の切替説明図である。
【図3】本発明のテレビジョンチューナに使用するロー
パスフィルタの他の回路図である。
【図4】本発明のテレビジョンチューナに使用するロー
パスフィルタの他の回路図である。
【図5】本発明のテレビジョンチューナに使用するロー
パスフィルタの他の回路図である。
【図6】従来のテレビジョンチューナの構成を示す回路
図である。
【図7】従来のテレビジョンチューナに使用する分派器
の説明図である。
【符号の説明】
1 分派器 2 ローパスフィルタ 2a インダクタンス素子 2b 第一の容量素子 2c スイッチダイオード 2d 第二の容量素子 2e 直流カットコンデンサ 2f 第一のインダクタンス素子 2g 容量素子 2h 第二のインダクタンス素子 3 ハイパスフィルタ 4 第一の受信部 4a 第一の同調回路 5 第二の受信部 5a 第二の同調回路 6 第三の受信部 6a 第三の同調回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の周波数帯域のテレビジョン信号を
    中間周波信号に周波数変換する受信部と、前記受信部の
    前段側に設けられ、少なくとも前記所定の周波数帯域を
    通過帯域とするローパスフィルタとを備え、前記所定の
    周波数帯域における最高周波数の1/2以下のチャンネ
    ルのテレビジョン信号を受信するときには、前記ローパ
    スフィルタのカットオフ周波数を前記最高周波数の1/
    2と前記所定の周波数帯域における最低周波数の2倍と
    の間となるように切り替えたことを特徴とするテレビジ
    ョンチューナ。
  2. 【請求項2】 前記ローパスフィルタは定K型フィルタ
    を構成する第一の容量素子及びインダクタンス素子と、
    互いに直列接続されたスイッチダイオード及び第二の容
    量素子とからなり、前記スイッチダイオードと第二の容
    量素子とからなる直列回路を前記第一の容量素子に並列
    に接続し、前記最高周波数の1/2以下のチャンネルの
    テレビジョン信号を受信するときには前記スイッチダイ
    オードをオンさせたことを特徴とする請求項1に記載の
    テレビジョンチューナ。
  3. 【請求項3】 前記ローパスフィルタは互いに直列に接
    続された第一及び第二の容量素子と、前記第一及び第二
    の容量素子と共に定K型フィルタを構成するインダクタ
    ンス素子と、前記第二の容量素子に並列に接続されたス
    イッチダイオードとからなり、前記最高周波数の1/2
    以下のチャンネルのテレビジョン信号を受信するときに
    は前記スイッチダイオードをオンさせたことを特徴とす
    る請求項1に記載のテレビジョンチューナ。
  4. 【請求項4】 前記ローパスフィルタは定K型フィルタ
    を構成する第一のインダクタンス素子及び容量素子と、
    互いに直列に接続されたスイッチダイオード及び第二の
    インダクタンス素子とからなり、前記スイッチダイオー
    ドと第二のインダクタンス素子とからなる直列回路を前
    記第一のインダクタンス素子に並列に接続し、前記最高
    周波数の1/2以下のチャンネルのテレビジョン信号を
    受信するときには前記スイッチダイオードをオフさせた
    ことを特徴とする請求項1に記載のテレビジョンチュー
    ナ。
  5. 【請求項5】 前記ローパスフィルタは互いに直列に接
    続された第一及び第二のインダクタンス素子と、前記第
    一及び第二のインダクタンス素子と共に定K型フィルタ
    を構成する容量素子と、前記第二のインダクタンス素子
    に並列に接続されたスイッチダイオードとからなり、前
    記最高周波数の1/2以下のチャンネルのテレビジョン
    信号を受信するときには前記スイッチダイオードをオフ
    させたことを特徴とする請求項1に記載のテレビジョン
    チューナ。
  6. 【請求項6】 前記受信部は同調電圧によって前記所定
    の周波数帯域内に同調周波数が設定される同調回路を有
    し、前記スイッチダイオードのアノードには前記同調周
    波数が前記最高周波数の1/2と前記最低周波数の2倍
    との間となる時の同調電圧と等しい固定電圧を印加し、
    カソードには前記同調電圧を印加したことを特徴とする
    請求項2又は3に記載のテレビジョンチューナ。
  7. 【請求項7】 前記受信部は同調電圧によって前記所定
    の周波数帯域内に同調周波数が設定される同調回路を有
    し、前記スイッチダイオードのカソードには前記同調周
    波数が前記最高周波数の1/2と前記最低周波数の2倍
    との間となる時の同調電圧と等しい固定電圧を印加し、
    アノードには前記同調電圧を印加したことを特徴とする
    請求項4又は5に記載のテレビジョンチューナ。
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