JP2003110925A - 電子カメラ、その制御方法および制御プログラム - Google Patents

電子カメラ、その制御方法および制御プログラム

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JP2003110925A
JP2003110925A JP2001299097A JP2001299097A JP2003110925A JP 2003110925 A JP2003110925 A JP 2003110925A JP 2001299097 A JP2001299097 A JP 2001299097A JP 2001299097 A JP2001299097 A JP 2001299097A JP 2003110925 A JP2003110925 A JP 2003110925A
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shooting
shooting mode
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mode
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JP2001299097A
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Ikuo Niimura
郁夫 新村
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラケット撮影時に、一時記憶手段の空き容
量不足に起因する撮影動作の中断を未然に防止し、シャ
ッタチャンスを逃すことなく撮影を行うことができる電
子カメラを提供する。 【解決手段】 電子カメラは、撮像部10で撮影された
画像を一時的に格納するバッファメモリ11と、カメラ
全体を制御するシステム制御部15とを備える。システ
ム制御部15は、ブラケット撮影時に、ブラケット撮影
の撮影動作に必要な空き容量がバッファメモリ11に確
保されるまで該撮影動作を禁止し、ブラケット撮影の撮
影動作に必要な空き容量がバッファメモリ11に確保さ
れた時点で該撮影動作を許可するように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラケット撮影を
行う電子カメラ、その制御方法および制御プログラムに
関する。
【0002】
【従来の技術】固体撮像素子により被写体像を電気信号
に変換し、記録媒体に記録する電子カメラとしては、銀
塩フィルムを記録媒体とするスチルカメラと同様に、1
回のレリーズ操作で単一の被写体像を撮影する単写モー
ドと、レリーズボタンを押し続けることにより所定時間
間隔で連続的に被写体像を撮影する連写モードとを有す
るものがある。また、露出をある設定された段数で変更
しながら撮影を行うモード(Auto Exposure Bracketin
g;以下、AEBという)などの自動的にある撮影条件
を変えながら撮影を行うモードを有するものもある。
【0003】このような電子カメラにおいては、記録媒
体であるフレキシブル磁気ディスク、固体メモリ装置ま
たはハードディスク装置への転送速度(書込み速度)
が、撮像素子により撮像したデータの保存および画像デ
ータの画像処理をする処理速度に比して遅い。この転送
速度を実質的に高速化する手段として中間に複数画像の
画像情報を一時記憶するバッファメモリを設け、連写モ
ードでの撮影画像をバッファリングする構成が採用され
ている。しかし、バッファメモリの容量には限りがある
ので、連続記録中に内部処理がバッファメモリへの書込
み速度より遅く、バッファメモリの記録容量が不足し、
記録不能となることがある。そのため、撮影画像をバッ
ファリングする場合、そのバッファメモリを制御する必
要がある。
【0004】例えば特開平5−161110号公報で
は、バッファメモリの空き容量により、バッファメモリ
容量の閾値を設け、その閾値にメモリ容量がなると、自
動的に撮影モード(連写モードと単写モード)を切り替
えることで撮影シーケンスのスピードを押え、バッファ
メモリ内の処理時間を確保し、バッファメモリ容量を確
保する方法が提案されている。
【0005】また、上記閾値を目安にさらに細かく連写
モードと単写モードの切り替えを行い、バッファメモリ
の空容量の不足を回避するためのバッファメモリ制御が
特開平06−165099号公報に提案されている。
【0006】また、バッファメモリが一杯となり撮影が
できない場合、電子カメラではレリーズ禁止を行う。レ
リーズ禁止からレリーズ許可への制御は連写モードによ
って1枚分の記憶領域が空いたら許可する場合やある程
度メモリ領域が確保されたらレリーズを許可する場合が
ある。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】上述したように、
従来の技術では、バッファメモリの容量確保を指定した
バッファ空き領域の閾値を目安にし、撮影モードである
連写モードと単写モードを自動的に切り替えることによ
って、バッファメモリ内の画像データの処理時間に余裕
を持たせ、その間にバッファ容量を確保することが提案
されている。また、記憶領域が不足した場合、まずレリ
ーズを禁止し、記憶領域に少しでも余裕ができたときに
連写モードや単写モードで撮影動作を許可する構成が知
られている。
【0008】しかしながら、ブラケット撮影のように連
続して複数枚の撮影を行う場合、必ず1回のブラケット
撮影での各撮影毎に必要な記憶領域が確保されないた
め、撮影動作が途中で止まる可能性がある。撮影動作が
途中で止まり、その後撮影が再開された場合、1枚目か
らブラケット撮影を取り直すか、途中で止まった続きの
枚数から撮影するかは、銀塩カメラの新規フィルムの装
填し直し後の動作処理にも見られるが、撮影をしたい瞬
間のシャッターチャンスは逃してしまうという問題があ
る。
【0009】また、ブラケット撮影時に、バッファメモ
リ不足によって自動的に連写モードから単写モードに切
り替わる構成の場合も、同様に、シャッターチャンスを
逃すことがある。
【0010】本発明の目的は、ブラケット撮影時に、一
時記憶手段の空き容量不足に起因する撮影動作の中断を
未然に防止し、シャッタチャンスを逃すことなく撮影を
行うことができる電子カメラ、その制御方法および制御
プログラムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ブラケット撮影を行うことが可能な電子カメラにおい
て、前記ブラケット撮影で撮影された画像を一時的に保
持する一時記憶手段と、前記ブラケット撮影の撮影動作
に必要な空き容量が前記一時記憶手段に確保されるまで
該撮影動作を禁止し、前記ブラケット撮影の撮影動作に
必要な空き容量が前記一時記憶手段に確保された時点で
該撮影動作を許可するように制御する制御手段とを備え
ることを特徴とする。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の電
子カメラにおいて、前記ブラケット撮影は、連写モード
と単写モードとのそれぞれの撮影モードで設定すること
が可能であり、前記制御手段は、前記連写モードと前記
単写モードとのいずれが設定されているかに応じて前記
ブラケット撮影の撮影動作に必要な空き容量を設定する
ことを特徴とする。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1記載の電
子カメラにおいて、前記ブラケット撮影の設定中に撮影
モードとして連写モードと単写モードとを選択的に切り
替える切替手段を備え、前記制御手段は、前記撮影モー
ドが前記連写モードと前記単写モードとのいずれに切り
替えられた際に、該切り替えられた撮影モードに応じた
前記ブラケット撮影の撮影動作に必要な空き容量を設定
することを特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明は、ブラケット撮影を
行い、前記ブラケット撮影で撮影された画像を一時的に
一時記憶手段に保持する電子カメラの制御方法におい
て、前記ブラケット撮影の撮影動作に必要な空き容量が
前記一時記憶手段に確保されるまで該撮影動作を禁止す
る工程と、前記ブラケット撮影の撮影動作に必要な空き
容量が前記一時記憶手段に確保された時点で該撮影動作
を許可する工程とを有することを特徴とする。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項4記載の電
子カメラの制御方法において、前記ブラケット撮影は、
連写モードと単写モードとのそれぞれの撮影モードで設
定することが可能であり、前記連写モードと前記単写モ
ードとのいずれが設定されているかに応じて前記ブラケ
ット撮影の撮影動作に必要な空き容量を設定する工程を
有することを特徴とする。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項4記載の電
子カメラの制御方法において、前記ブラケット撮影の設
定中に撮影モードとして連写モードと単写モードとを選
択的に切り替える工程と、前記撮影モードが前記連写モ
ードと前記単写モードとのいずれに切り替えられた際
に、該切り替えられた撮影モードに応じた前記ブラケッ
ト撮影の撮影動作に必要な空き容量を設定する工程とを
有することを特徴とする。
【0017】請求項7記載の発明は、ブラケット撮影を
行い、前記ブラケット撮影で撮影された画像を一時的に
一時記憶手段に保持する電子カメラの制御プログラムに
おいて、前記ブラケット撮影の撮影動作に必要な空き容
量が前記一時記憶手段に確保されるまで該撮影動作を禁
止するステップと、前記ブラケット撮影の撮影動作に必
要な空き容量が前記一時記憶手段に確保された時点で該
撮影動作を許可するステップとを有することを特徴とす
る。
【0018】請求項8記載の発明は、請求項7記載の電
子カメラの制御プログラムにおいて、前記ブラケット撮
影は、連写モードと単写モードとのそれぞれの撮影モー
ドで設定することが可能であり、前記連写モードと前記
単写モードとのいずれが設定されているかに応じて前記
ブラケット撮影の撮影動作に必要な空き容量を設定し、
該設定された空容量が前記一時記憶手段にあるか否かを
判定するステップを有することを特徴とする。
【0019】請求項9記載の発明は、請求項7記載の電
子カメラの制御方法において、前記ブラケット撮影の設
定中に撮影モードとして連写モードと単写モードとを選
択的に切り替えるステップと、前記撮影モードが前記連
写モードと前記単写モードとのいずれに切り替えられた
際に、該切り替えられた撮影モードに応じた前記ブラケ
ット撮影の撮影動作に必要な空き容量を設定するステッ
プとを有することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0021】(第1実施の形態)図1は本発明の第1実
施の形態に係る電子カメラの構成を示すブロック図であ
る。
【0022】電子カメラは、図1に示すように、画像を
撮像する撮像部10と、カメラ全体を制御するシステム
制御部15とを備える。撮像部10は、レンズ、絞り、
CCDなどの撮像に必要なモジュール群を含む。撮像部
10で撮影された画像データは、一時記憶領域である前
段のバッファメモリ11に一時格納された後に、画像処
理部12に入力される。画像処理部12は、撮像部10
で撮影された画像データとその画像情報に基づき画像処
理を行う。画像処理部12で画像処理された画像データ
は、後段のバッファメモリ14に一時的に格納された後
に、I/F(インタフェース)16を介して記録媒体で
あるハードディスク19に記録される。前後段のバッフ
ァメモリ11,14およびハードディスク16は、メモ
リ制御部13により制御される。
【0023】システム制御部15は、全体制御を行うと
ともに、撮影モード設定部17から入力された撮影モー
ド設定情報および操作部18から入力された操作情報に
基づき個別処理を行う。また、撮影モード設定部17は
撮影のモードを設定する手段であり、撮影に関する全て
の設定が可能である。例えば、連写モードや単写モード
などの撮影モードの設定、ブラケット撮影の設定、また
それに関連する1回のブラケット撮影での枚数設定や撮
影コマ毎に自動的に変化させる撮影条件の設定などを行
うことこが可能である。
【0024】次に、本実施の形態における単写モードで
のブラケット撮影について図2を参照しながら説明す
る。図2は図1の電子カメラにおける単写モードでのブ
ラケット撮影時の動作を示すフローチャートである。図
2のフローチャートで示す手順は、システム制御部15
によりその内部メモリに格納されたプログラムに従い実
行されるものである。
【0025】撮影モード設定部17により単写モードで
のブラケット撮影が設定された場合、図2に示すよう
に、まずステップS201において、撮影モードとブラ
ケット撮影に関する情報を取得する。ここでは、これら
の情報に基づき撮影モードとして単写モード、またブラ
ケット撮影、その撮影条件などが認識される。そして、
ステップS202において、操作部18にレリーズ禁止
要求を出す。これにより、ユーザによるレリーズ操作が
禁止される。
【0026】次いで、ステップS203において、メモ
リ制御部13にバッファメモリ11の空容量を問い合わ
せ、その回答に基づきバッファメモリ11に所定空き容
量があるか否かを判定する。ここでは、単写モードが設
定されているので、バッファメモリ11に1枚以上の空
き容量があるか否かを判定する。バッファメモリ11に
1枚以上の空き容量がある場合は、ステップS208に
進み、レリーズ禁止を解除し、続くステップS209
で、撮影動作に入る。そして、ステップS210におい
て、ブラケット撮影における設定された枚数までの撮影
が終了したか否かを判定し、ブラケット撮影における設
定された枚数までの撮影が終了していないときには、上
記ステップS203に戻る。これに対し、ブラケット撮
影における設定された枚数までの撮影が終了したときに
は、本処理を終了する。
【0027】上記ステップS203においてバッファメ
モリ11に1枚以上の空き容量がないと判定されたとき
には、ステップS204においてレリーズが禁止された
状態にあるか否かを判定する。レリーズが禁止された状
態にあるときには、ステップS206に進み、レリーズ
が禁止された状態にないときには、ステップS205で
レリーズ禁止要求を操作部18に出し、そして、ステッ
プS206に進む。
【0028】ステップS206では、メモリ制御部13
に対してバッファメモリ11のメモリ空き容量を問い合
わせ、続くステップS207で、上記問い合わせの回答
に基づきバッファメモリ11に1枚以上の空き容量があ
るか否かを判定する。ここで、バッファメモリ11に1
枚以上の空き容量が生じていないときには、再度上記ス
テップS206に戻る。このように、バッファメモリ1
1に1枚以上の空き容量が生じるまで、上記ステップS
206およびステップS207を繰り返す。そして、バ
ッファメモリ11に1枚以上の空き容量が生じると、ス
テップS208に進む。
【0029】ステップS208では、レリーズ禁止を解
除し、続くステップS209で、撮影動作に入る。そし
て、ステップS210において、ブラケット撮影におけ
る設定された枚数までの撮影が終了したか否かを判定
し、ブラケット撮影における設定された枚数までの撮影
が終了していないときには、上記ステップS203に戻
る。これに対し、ブラケット撮影における設定された枚
数までの撮影が終了したときには、本処理を終了する。
【0030】次に、連写モードでのブラケット撮影につ
いて図3を参照しながら説明する。図3は図1の電子カ
メラにおける連写モードでのブラケット撮影の動作を示
すフローチャートである。図3のフローチャートで示す
手順は、システム制御部15によりその内部メモリに格
納されたプログラムに従い実行されるものである。
【0031】撮影モード設定部17により連写モードで
のブラケット撮影が設定された場合、図3に示すよう
に、まずステップS301において、撮影モードとブラ
ケット撮影に関する情報を取得する。ここでは、これら
の情報に基づき撮影モードとして連写モード、またブラ
ケット撮影、その撮影条件などが認識される。例えば、
露出を±1/3段で標準、露出オーバー、露出アンダー
と撮影条件を自動的に変えながら、連続して3枚撮影す
る設定が行われていることが認識される。そして、ステ
ップS302において、操作部18にレリーズ禁止要求
を出す。これにより、ユーザによるレリーズ操作が禁止
される。
【0032】次いで、ステップS303において、メモ
リ制御部13にバッファメモリ11の空容量を問い合わ
せ、その回答に基づきバッファメモリ11に所定空き容
量があるか否かを判定する。ここでは、連写モードでの
ブラケット撮影が設定されているので、バッファメモリ
11に1回のブラケット撮影で必要な所定枚数分(例え
ば3枚)以上の空き容量があるか否かを判定する。バッ
ファメモリ11に所定枚数分以上の空き容量がある場合
は、ステップS308に進み、レリーズ禁止を解除し、
続くステップS309で、連写撮影動作に入る。ここで
は、例えば露出を±1/3段で標準、露出オーバー、露
出アンダーと撮影条件を自動的に変えながら、連続して
3枚撮影する。そして、ステップS310において、ブ
ラケット撮影を終了するか否かを判定し、ブラケット撮
影を終了しないときには、上記ステップS303に戻
る。これに対し、ブラケット撮影を終了するときには、
本処理を終了する。
【0033】上記ステップS303においてバッファメ
モリ11に所定枚数以上の空き容量がないと判定された
ときには、ステップS304においてレリーズが禁止さ
れた状態にあるか否かを判定する。レリーズが禁止され
た状態にあるときには、ステップS306に進み、レリ
ーズが禁止された状態にないときには、ステップS30
5でレリーズ禁止要求を操作部18に出し、そして、ス
テップS306に進む。
【0034】ステップS306では、メモリ制御部13
に対してバッファメモリ11のメモリ空き容量を問い合
わせ、続くステップS307で、上記問い合わせの回答
に基づきバッファメモリ11に所定枚数分以上の空き容
量があるか否かを判定する。ここで、バッファメモリ1
1に所定枚数分以上の空き容量が生じていないときに
は、再度上記ステップS306に戻る。このように、バ
ッファメモリ11に所定枚数分以上の空き容量が生じる
まで、上記ステップS306およびステップS307を
繰り返す。そして、バッファメモリ11に所定枚数分以
上の空き容量が生じると、ステップS308に進む。
【0035】ステップS308では、レリーズ禁止を解
除し、続くステップS309で、連写撮影動作に入る。
そして、ステップS310において、ブラケット撮影を
終了するか否かを判定し、ブラケット撮影を終了しない
ときには、上記ステップS303に戻る。これに対し、
ブラケット撮影を終了するときには、本処理を終了す
る。
【0036】このように、本実施の形態では、ブラケッ
ト撮影時に、バッファメモリ11の空き容量不足に起因
する撮影動作の中断を未然に防止し、シャッタチャンス
を逃すことなく撮影を行うことができる。
【0037】(第2実施の形態)次に、本発明の実施の
形態について図4を参照しながら説明する。図4は本発
明の第2実施の形態に係る電子カメラのブラケット撮影
設定中の撮影モード切り替え手順を示すフローチャート
である。
【0038】上記第1実施の形態では、ブラケット撮影
と撮影モードを設定してから撮影を行い、撮影モード切
り替え時は撮影動作ができないことを前提にしている
が、本実施の形態では、ブラケット撮影設定中におい
て、撮影モードを切り替えることが可能なように構成さ
れている。
【0039】具体的には、図4に示すように、まずステ
ップS401においてブラケット撮影を設定し、続くス
テップS402で、設定条件を取得する。ここでは、ブ
ラケット撮影の撮影条件などが認識される。例えば、露
出を±1/3段で標準、露出オーバー、露出アンダーと
撮影条件を自動的に変えながら、連続して3枚撮影する
設定が行われていることが認識される。そして、ステッ
プS403において、操作部18にレリーズ禁止要求を
出す。これにより、ユーザによるレリーズ操作が禁止さ
れる。
【0040】次いで、ステップS404において、撮影
モード設定部17で設定された撮影モードを確認する。
ここでは、撮影モードが単写モードであるか連写モード
であるかを確認する。続いて、ステップS405で、メ
モリ制御部13にバッファメモリ11の空容量を問い合
わせ、その回答に基づきバッファメモリ11に設定され
た撮影モードでのブラケット撮影に必要な空き容量があ
るか否かを判定する。ここでは、上記ステップS405
で設定された撮影モードが連写モードであると確認され
た場合、バッファメモリ11に1回のブラケット撮影で
必要な所定枚数分(例えば3枚)以上の空き容量がある
か否かを判定する。これに対し、単写モードが設定され
ている場合、バッファメモリ11に1枚分以上の空き容
量があるか否かを判定する。
【0041】そして、バッファメモリ11に設定された
撮影モードでのブラケット撮影に必要な空き容量がある
ときには、ステップS410に進み、レリーズ禁止を解
除し、続くステップS411で、撮影動作に入る。ここ
では、連写モードが設定されていれば、連写撮影動作を
入り、単写モードが設定されていれば、単写撮影動作に
入る。そして、ステップS411において、ブラケット
撮影を終了するか否かを判定し、ブラケット撮影を終了
しないときには、上記ステップS404に戻り、設定さ
れた撮影モードを確認する。これに対し、ブラケット撮
影を終了するときには、本処理を終了する。
【0042】上記ステップS405においてバッファメ
モリ11に設定された撮影モードでのブラケット撮影に
必要な空き容量がないと判定されたときには、ステップ
S406においてレリーズが禁止された状態にあるか否
かを判定する。レリーズが禁止された状態にあるときに
は、ステップS408に進み、レリーズが禁止された状
態にないときには、ステップS407でレリーズ禁止要
求を操作部18に出し、そして、ステップS408に進
む。
【0043】ステップS408では、メモリ制御部13
に対してバッファメモリ11のメモリ空き容量を問い合
わせ、続くステップS409で、上記問い合わせの回答
に基づきバッファメモリ11に必要な空き容量があるか
否かを判定する。ここで、バッファメモリ11に必要な
空き容量が生じていないときには、再度上記ステップS
408に戻る。このように、バッファメモリ11に必要
な空き容量が生じるまで、上記ステップS408および
ステップS409を繰り返す。そして、バッファメモリ
11に必要な空き容量が生じると、ステップS410に
進む。
【0044】ステップS410では、レリーズ禁止を解
除し、続くステップS411で、設定された撮影モード
に応じた撮影動作に入る。そして、ステップS312に
おいて、ブラケット撮影を終了するか否かを判定し、ブ
ラケット撮影を終了しないときには、上記ステップS4
04に戻る。これに対し、ブラケット撮影を終了すると
きには、本処理を終了する。
【0045】このように、本実施の形態では、システム
制御部15が1回のブラケット撮影を終了する毎に、撮
影モードが連写モードか単写モードかを確認し、そして
撮影モードに応じたブラケット撮影に必要な空容量がバ
ッファメモリ11にないときには、バッファメモリ11
に空き領域が生じるまでレリーズを禁止する。これによ
り、ブラケット撮影中に例えば遠隔操作またはローカル
操作により撮影モードを連写モードまたは単写モードに
切り替える場合でも、撮影モードに応じたブラケット撮
影に必要な空容量の閾値を撮影モードに応じて変更する
ことができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ブラケット撮影の撮影動作に必要な空き容量が一時記憶
手段に確保されるまで該撮影動作を禁止し、ブラケット
撮影の撮影動作に必要な空き容量が一時記憶手段に確保
された時点で該撮影動作を許可するので、ブラケット撮
影時に、一時記憶手段の空き容量不足に起因する撮影動
作の中断を未然に防止し、シャッタチャンスを逃すこと
なく撮影を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係る電子カメラの構
成を示すブロック図である。
【図2】図1の電子カメラにおける単写モードでのブラ
ケット撮影時の動作を示すフローチャートである。
【図3】図1の電子カメラにおける連写モードでのブラ
ケット撮影の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2実施の形態に係る電子カメラのブ
ラケット撮影設定中の撮影モード切り替え手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10 撮像部 11 バッファメモリ 12 画像処理部 13 メモリ制御部 14 バッファメモリ 15 システム制御部 17 撮影モード設定部 18 操作部 19 ハードディスク

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラケット撮影を行うことが可能な電子
    カメラにおいて、 前記ブラケット撮影で撮影された画像を一時的に保持す
    る一時記憶手段と、 前記ブラケット撮影の撮影動作に必要な空き容量が前記
    一時記憶手段に確保されるまで該撮影動作を禁止し、前
    記ブラケット撮影の撮影動作に必要な空き容量が前記一
    時記憶手段に確保された時点で該撮影動作を許可するよ
    うに制御する制御手段とを備えることを特徴とする電子
    カメラ。
  2. 【請求項2】 前記ブラケット撮影は、連写モードと単
    写モードとのそれぞれの撮影モードで設定することが可
    能であり、 前記制御手段は、前記連写モードと前記単写モードとの
    いずれが設定されているかに応じて前記ブラケット撮影
    の撮影動作に必要な空き容量を設定することを特徴とす
    る請求項1記載の電子カメラ。
  3. 【請求項3】 前記ブラケット撮影の設定中に撮影モー
    ドとして連写モードと単写モードとを選択的に切り替え
    る切替手段を備え、 前記制御手段は、前記撮影モードが前記連写モードと前
    記単写モードとのいずれに切り替えられた際に、該切り
    替えられた撮影モードに応じた前記ブラケット撮影の撮
    影動作に必要な空き容量を設定することを特徴とする請
    求項1記載の電子カメラ。
  4. 【請求項4】 ブラケット撮影を行い、前記ブラケット
    撮影で撮影された画像を一時的に一時記憶手段に保持す
    る電子カメラの制御方法において、 前記ブラケット撮影の撮影動作に必要な空き容量が前記
    一時記憶手段に確保されるまで該撮影動作を禁止する工
    程と、 前記ブラケット撮影の撮影動作に必要な空き容量が前記
    一時記憶手段に確保された時点で該撮影動作を許可する
    工程とを有することを特徴とする電子カメラの制御方
    法。
  5. 【請求項5】 前記ブラケット撮影は、連写モードと単
    写モードとのそれぞれの撮影モードで設定することが可
    能であり、 前記連写モードと前記単写モードとのいずれが設定され
    ているかに応じて前記ブラケット撮影の撮影動作に必要
    な空き容量を設定する工程を有することを特徴とする請
    求項4記載の電子カメラの制御方法。
  6. 【請求項6】 前記ブラケット撮影の設定中に撮影モー
    ドとして連写モードと単写モードとを選択的に切り替え
    る工程と、 前記撮影モードが前記連写モードと前記単写モードとの
    いずれに切り替えられた際に、該切り替えられた撮影モ
    ードに応じた前記ブラケット撮影の撮影動作に必要な空
    き容量を設定する工程とを有することを特徴とする請求
    項4記載の電子カメラの制御方法。
  7. 【請求項7】 ブラケット撮影を行い、前記ブラケット
    撮影で撮影された画像を一時的に一時記憶手段に保持す
    る電子カメラの制御プログラムにおいて、 前記ブラケット撮影の撮影動作に必要な空き容量が前記
    一時記憶手段に確保されるまで該撮影動作を禁止するス
    テップと、 前記ブラケット撮影の撮影動作に必要な空き容量が前記
    一時記憶手段に確保された時点で該撮影動作を許可する
    ステップとを有することを特徴とする電子カメラの制御
    プログラム。
  8. 【請求項8】 前記ブラケット撮影は、連写モードと単
    写モードとのそれぞれの撮影モードで設定することが可
    能であり、 前記連写モードと前記単写モードとのいずれが設定され
    ているかに応じて前記ブラケット撮影の撮影動作に必要
    な空き容量を設定し、該設定された空容量が前記一時記
    憶手段にあるか否かを判定するステップを有することを
    特徴とする請求項7記載の電子カメラの制御プログラ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記ブラケット撮影の設定中に撮影モー
    ドとして連写モードと単写モードとを選択的に切り替え
    るステップと、 前記撮影モードが前記連写モードと前記単写モードとの
    いずれに切り替えられた際に、該切り替えられた撮影モ
    ードに応じた前記ブラケット撮影の撮影動作に必要な空
    き容量を設定するステップとを有することを特徴とする
    請求項7記載の電子カメラの制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011130074A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Sony Corp 画像処理システム、画像処理装置、画像処理方法及びプログラム

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JP2011130074A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Sony Corp 画像処理システム、画像処理装置、画像処理方法及びプログラム

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