JP2003110844A - 画像処理装置及びその制御方法並びにコンピュータプログラム及び記録媒体 - Google Patents

画像処理装置及びその制御方法並びにコンピュータプログラム及び記録媒体

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JP2003110844A
JP2003110844A JP2001303664A JP2001303664A JP2003110844A JP 2003110844 A JP2003110844 A JP 2003110844A JP 2001303664 A JP2001303664 A JP 2001303664A JP 2001303664 A JP2001303664 A JP 2001303664A JP 2003110844 A JP2003110844 A JP 2003110844A
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JP2001303664A
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Kiyoshi Umeda
清 梅田
Nobutaka Miyake
信孝 三宅
Minoru Kusakabe
稔 日下部
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大容量の付加情報及び印刷属性情報を画質の
劣化をさせることなく画像領域中に埋め込むことができ
る画像処理装置及びその制御方法並びにコンピュータプ
ログラム及び記録媒体を提供する。 【解決手段】 所定の付加情報が埋め込まれた画像が入
力端子11から入力される。この画像からは、属性情報
分離部12の作動により、埋め込まれた付加情報が分離
され被多重化画像が抽出される。分離した付加情報に対
して所定の印刷属性情報がプリンタ属性情報付加部14
の作動により付加される。そして、被多重化画像に印刷
属性情報が追加された付加情報が付加情報多重化部17
で埋め込まれる。さらに、この付加情報が埋め込まれた
画像は、プリンタ18で印刷される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像情報に対し
て、音声情報、テキスト文書情報、当該画像に関する情
報、当該画像に関係のない情報等を付加情報として埋め
込み、視覚的に目立たないように印刷する画像処理装置
及びその制御方法並びにコンピュータプログラム及び記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ディジタルカメラ等で撮影さ
れたディジタル画像情報に、当該画像の属性情報を付加
する技術が提案されている。このような技術の代表的な
ものとして、Exchangeable image file format(以後、
「Exif」と称す。)が挙げられる。Exifは、JEIDA(日
本電子工業振興協会)によって仕様策定が行われたもの
であり、1996年10月にversion1.0、1997年5月にversion
1.1が発行され、最新のものは1998年6月に発行されたve
rsion2.1である。
【0003】Exifでは、ディジタルカメラで撮影した画
像の属性情報を、(1)画像の基本情報を示すタグ、
(2)画像の生成情報を示すタグ、(3)GPS(Global
Positioning System)情報を示すタグで表現することが
可能である。(1)の例としては、撮像画像の幅、高
さ、画素のビットの深さや、撮影者の名前等の情報が定
義されている。また(2)の例としては、画像の生成日
時や更新日時、また撮影時のカメラの設定情報(露出時
間、F値、シャッタースピード等)が挙げられる。さら
に、(3)の例としては、撮影場所の緯度、経度、高度
等の情報が定義されている。
【0004】上述したような情報が、規格で定められた
フォーマットに従って、画像ファイルフォーマット中に
付加された状態で、ディジタルカメラ等の撮像装置から
出力されることにより、様々なアプリケーションで上記
属性情報を共有することが可能になる。そして、一例と
して、属性情報の画像の検索への利用や、撮影状況に適
した画像処理といった応用が考えられる。
【0005】また、上述したExifとは別の画像の属性情
報を定めた規格として、DIG35(Digital Imaging Group
35)が挙げられる。Digital Imaging Groupは、1997年
に米国で発足した非営利のコンソーシアムである。その
活動目的は、ディジタルイメージングの発展に寄与する
標準規格の提案及び推進である。そして、DIG35はその
分科会の一つであり、1999年4月に発足して以来、ディ
ジタル静止画像の付加情報の標準化を目的とした活動を
展開している。DIG35では、Exifよりもさらに多岐に渡
る属性情報を定義しており、その代表的なものが被写体
情報である。
【0006】DIG35では、被写体情報として、画像に写
っている人の名前や住所、写っている領域の座標なども
定義されている。DIG35では、このような情報をXML(eX
tensible Markup Language)形式で画像フォーマットに
付加することで、例えば、特定の人物が写っている画像
や特定のイベントに関連した画像を、サーバに蓄えられ
ている膨大な画像データの中から高速に検索する、とい
った処理が可能である。
【0007】このように、画像の属性情報を標準規格に
よって定義し、既存の画像フォーマット(JPEG、TIFF
等)中に付加することにより、異なるアプリケーショ
ン、デバイス間で前記属性情報を共有することが可能と
なり、様々な用途への応用を行うことが可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術はあくまで電子データ上のみで実施される場合を想
定していた。そのため、属性情報が付加された画像を、
インクジェットプリンタ等のプリンタを用いて印刷した
場合、印刷画像からは属性情報の多くが失われてしまう
場合があるという問題があった。したがって、印刷され
た画像をユーザが見ても、その画像がいつ、どこで、誰
によって撮影され、また、撮影にはどのような装置を用
いて、どのような条件で行われたかなどの情報を知るこ
とはできなかった。
【0009】このような問題を解決する方法として、図
32に示すように二次元ドットコードを用いて付加情報
を印刷する方法が考えられる。図32は、二次元ドット
コードを用いて画像情報に関する付加情報を印刷する方
法を説明するための概要図である。図32において、紙
等の記録媒体321には、画像が印字された画像領域3
22とその画像の属性情報が二次元ドットコードとなっ
て記録された領域323がある。このような方法を用い
れば、二次元ドットコード領域323をイメージスキャ
ナ等の光学的読取装置で読取ってドットコード情報を解
析することにより、属性情報を復元することができる。
【0010】しかし、このような方法では、画像領域3
22の他にドットコードを印字するための特別な二次元
ドットコード領域323を必要とし、レイアウト構成上
問題が生じる。また、印刷される画像の属性情報は当該
画像と同一のデータとして取り扱う方が便利である。
【0011】この発明は、このような事情を考慮してな
されたものであり、大容量の付加情報及び印刷属性情報
を画質の劣化をさせることなく画像領域中に埋め込むこ
とができる画像処理装置及びその制御方法並びにコンピ
ュータプログラム及び記録媒体を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明は、所定の付加情報が埋め込まれた画像を
入力する入力手段と、入力された画像から埋め込まれた
付加情報を分離して被多重化画像を抽出する分離手段
と、分離した付加情報に対して所定の印刷属性情報を追
加する付加情報追加手段と、前記被多重化画像に該印刷
属性情報が追加された付加情報を埋め込む多重化手段
と、該付加情報が埋め込まれた画像を印刷する印刷手段
とを備えることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施形態による画像処理システムについて説明す
る。尚、本発明で提案される画像処理システムは、付加
情報が埋め込まれている画像情報に対して、さらに印刷
時の仕様に関する情報を付加して印刷する画像処理装置
と、印刷された画像をイメージスキャナで入力して付加
情報を抽出する画像処理装置との2種類の画像処理装置
を備えている。
【0014】<第1の実施形態>まず、本発明の第1の
実施形態による画像処理システムについて詳細に説明す
る。図1は、第1の実施形態における画像に付加情報を
埋め込んで印刷する画像処理装置の構成を示すブロック
図である。図1において、入力端子11は、ディジタル
カメラ等で撮影されたディジタル画像情報が入力される
端子である。
【0015】図2は、入力端子11から入力される画像
情報のフォーマットの概要図である。図2では、JPE
G/JFIFフォーマットによる例を挙げている。本実
施形態におけるファイルフォーマット中に格納されてい
る画像属性情報22は、タグID、データタイプ、フィ
ールド数(データタイプの個数)、値の順に格納されて
いるものとする。そして、JPEG/JFIFフォーマ
ットでは、あらかじめ定義されたマーカにより、基本パ
ラメータ25、量子化テーブル23及びハフマンテーブ
ル24の情報が格納されている。そして、上記情報に続
いて圧縮された画像情報26が格納されている。
【0016】ここで、本実施形態における画像属性情報
22について説明する。本実施形態において、画像属性
情報26は、大きく「基本パラメータ」、「画像生成情
報」、「撮影条件」、「GPS情報」の4種類に分類す
ることができる。図3は、基本パラメータの細部内容を
説明するための図である。「基本パラメータ」には、デ
ィジタルカメラ等で撮影された画像の大きさや、各画素
のビットの深さ、撮影日時等の情報が定義されている。
【0017】また、図4は、画像生成情報及び撮影条件
の細部内容を説明するための図である。「画像生成情
報」には、使用した色空間の情報、圧縮方法、有効画像
領域の大きさ等が定義されている。さらに、「撮影条
件」では、露出時間やF値、シャッタースピードといっ
たカメラの基本設定情報や、撮影時に測定した被写体距
離やフラッシュの使用の有無等の情報が定義されてい
る。
【0018】さらに、図5は、GPS(Global Position
ing System)情報の細部内容を説明するための図であ
る。「GPS情報」では、GPSによって定められてい
る各種位置情報が、画像の属性情報として定義されてい
る。
【0019】図3、図4及び図5において、第1列はそ
れぞれの付加情報のタグIDを示している。また、第2
列はそのデータタイプを示し、第3列は各付加情報を表
現するために必要なデータタイプの個数(フィールド
数)を示している。図6は、付加情報のデータタイプと
その意味を説明するための図である。
【0020】図1に示すように入力端子11は、属性情
報分離部12に接続されている。属性情報分離部12
は、上述した画像情報が入力されたとき、図2に示した
フォーマット中から画像属性情報22の部分のみを抽出
する装置である。また、属性情報分離部12は、圧縮デ
ータ伸張部13とプリンタ属性情報付加部14とに接続
している。
【0021】プリンタ属性情報付加部14では、入力さ
れた画像属性情報22に対して、印刷に使用するプリン
タ(プリンタ18)に関連する情報(印刷属性情報)が
更なる属性情報として追加される。また、プリンタ属性
情報付加部14は、さらに誤り訂正符号化部15に接続
している。誤り訂正符号化部15は、プリンタ属性情報
符号化部14から出力された画像属性情報22に対して
誤り訂正処理を行う装置である。
【0022】一方、圧縮データ伸張部13には、属性情
報分離部12で分離された画像属性情報22以外の画像
情報が入力される。圧縮データ伸張部13は、画像情報
に対して施されている圧縮方法に応じて、画像情報の伸
張処理を行い、各画素をRGB24ビットの画像情報に
変換する装置である。さらに、圧縮データ伸張部13は
画像形成部16に接続されている。画像形成部16は、
圧縮データ伸張部13で変換処理が行われた後の画像情
報の解像度から、印刷用の解像度に変換するための装置
である。
【0023】すなわち、この発明は、被多重化画像が可
逆データ圧縮されており、被多重化画像に対して可逆デ
ータ伸張処理をする可逆データ伸張手段(圧縮データ伸
張部13)をさらに備えることを特徴とする。
【0024】画像形成部16は、さらに付加情報多重化
部17に接続している。付加情報多重化部17は、さら
に誤り訂正符号化部15にも接続している。付加情報多
重化部17は、誤り訂正処理された付加情報を解像度変
換された画像へ埋め込む処理を行う。付加情報多重化部
17はプリンタ18に接続されている。プリンタ18
は、付加情報が埋め込まれた画像を紙等の記録媒体上に
印刷し、印刷画像19として出力する装置である。
【0025】すなわち、この発明は、所定の付加情報が
埋め込まれた画像を入力する入力手段(入力端子11)
と、入力された画像から埋め込まれた付加情報を分離し
て被多重化画像を抽出する分離手段(属性情報分離部1
2)と、分離した付加情報に対して所定の印刷属性情報
を追加する付加情報追加手段(プリンタ属性情報付加部
14)と、被多重化画像に印刷属性情報が追加された付
加情報を埋め込む多重化手段(付加情報多重化部17)
と、付加情報が埋め込まれた画像を印刷する印刷手段
(プリンタ18)とを備えることを特徴とする。
【0026】次に、上述した構成を有する画像処理装置
の動作手順について説明する。図7は、図1に示される
実施形態による画像処理装置の動作手順について説明す
るためのフローチャートである。
【0027】まず、ディジタルカメラ等で撮影されたデ
ィジタル画像情報が入力端子11から入力される(ステ
ップS71)。入力された画像情報は、属性情報分離部
12の作動により、画像属性情報22とその他の画像情
報とに分離される(ステップS72)。分離された画像
属性情報22には、プリンタ属性情報付加部14の作動
により、印刷に関連する属性情報である印刷属性情報が
さらに付加される(ステップS73)。
【0028】図8は、プリンタ属性情報付加部14にお
いて追加される印刷属性情報を示す図である。図8で
は、印刷日時やプリンタの製造メーカ及び機種名、また
印字した際に選択された印字モードや、記録媒体の種
類、さらには印字を行った人物名や組織名が定義されて
いる。これらの情報も、図3、図4及び図5に示される
属性情報と同様に、属性情報毎にタグID、データタイ
プ、フィールド数、値の順に格納される。なお、図8に
示される印刷属性情報は、ユーザが直接入力したり、ユ
ーザが当該画像処理装置を起動させたときに取得した
り、あるいはプリンタ18に接続することによって自動
的に取得できるものである。
【0029】プリンタ属性情報付加部14から出力され
た属性情報は、誤り訂正符号化部15に入力されて誤り
訂正処理が行われる(ステップS74)。本実施形態で
は、誤り訂正方法として、BCH符号やリードソロモン
符号、畳み込み符号等の方法を用いることができる。そ
して、誤り訂正符号化部15の作動により、入力された
属性情報に対して誤り訂正のための検査ビットが追加さ
れて出力された情報を付加情報と定義する。
【0030】図9は、誤り訂正符号化処理終了後の付加
情報のフォーマットを示す図である。図9において、多
重化フォーマットヘッダ部91は、使用された誤り訂正
符号の種類、画像属性情報全体の情報量等を格納する部
分である。また、画像属性情報92は、図2で示された
フォーマットと同様のフォーマットである。さらに、誤
り訂正検査ビット部93は、誤り訂正のための検査ビッ
トが格納されている部分である。そして、誤り訂正処理
が施された後の付加情報は、付加情報多重化部17に入
力される。
【0031】すなわち、この発明は、付加情報には誤り
訂正のための冗長ビットが付加されており、分離した付
加情報に対して前記冗長ビットを用いた誤り訂正処理を
する誤り訂正手段(誤り訂正符号化部15)をさらに備
えることを特徴とする。なお、本実施形態では、誤り訂
正のための検査ビットが全てファイルの後端部に位置し
ている例を示しているが、任意ビット長の属性情報ビッ
トと検査ビットが交互に配置される状態で格納されてい
てもよい。
【0032】一方、属性情報分離部12で分離された画
像属性情報22以外の画像情報は、圧縮データ伸張部1
3に入力される。圧縮データ伸張部13では、入力され
た画像情報に対して施されている圧縮方法に応じて、画
像情報の伸張処理を行い、各画素がRGB24ビットの
画像情報に変換される。変換処理された後の画像情報
は、画像形成部16に入力され、原画像の解像度h画素
×w画素から、印刷用の解像度H画素×W画素にさらに
変換される。なお、解像度の変換手段としては、公知で
ある際近隣補間、線形補間等のいずれの方法を用いても
よい。
【0033】そして、付加情報多重化部17の作動によ
り、画像形成部16で印刷用の解像度に変換された画像
に対して、誤り訂正符号化部15から出力された付加情
報が埋め込まれて多重化が行われる(ステップS7
5)。
【0034】図10は、印刷用の解像度と付加情報を埋
め込むN画素の正方ブロックを説明するための概略図で
ある。図10において、画像領域101中の点線で囲ま
れる部分は、付加情報多重化部17において付加情報ビ
ットが埋め込まれる単位であるN画素の正方ブロックを
示す。付加情報多重化部17は、画像情報中に任意の付
加情報を埋め込む際に、視覚的に目立たないように埋め
込ませるための装置である。この方法については、すで
に特開2001-148778で説明しているので、ここでは簡単
に説明する。
【0035】まず、入力された画像をN画素の正方ブロ
ックに分割し、ブロック毎に誤差拡散法の量子化しきい
値を周期的に変化させる。その際、その周期性を付加情
報のビットの符号に応じて変化させることにより、ブロ
ック毎に通常の誤差拡散法では発生し得ないテクスチャ
を生じさせることができる。この処理によって生じる画
素の変化は微視的であり、また、誤差拡散処理を用いて
いることから濃度状態も保存されるため、印刷後の画像
の品質をほとんど劣化させることなく、大容量の情報を
画像領域中に埋め込むことが可能となる。
【0036】そして、付加情報多重化部17において誤
差拡散処理が施された画像情報は、プリンタ18で紙等
の記録媒体上に印刷され、印刷画像19が出力される
(ステップS76)。
【0037】なお、画像処理装置における上述した動作
については、図11に示すような制御装置110を用い
て実行されることを前提とする。図11は、画像処理装
置の動作を実行するための制御装置の構成を示す図であ
る。図11において、システムバス119に、CPU1
11、ROM112、RAM113、ハードディスク等
の二次記憶装置114が接続されている。また、ユーザ
インタフェイスとして、ディスプレイ115、キーボー
ド116、マウス117がシステムバス119に接続さ
れている。さらに、システムバス119に接続されたI
/O(Input/Output)インタフェイス118を介して、
出力用のプリンタ18が接続されている。
【0038】図12は、印刷された画像をイメージスキ
ャナで入力して付加情報を抽出する画像処理装置の構成
を示すブロック図である。図12に示すように、付加情
報が多重化された印刷画像19は、イメージスキャナ等
の光学的読取装置121によって読み取られ、画像情報
に変換される。この画像情報は、付加情報分離部122
に入力され、画像情報中に埋め込まれている付加情報の
分離処理が行われる。具体的には、画像情報において付
加情報が多重化されている領域を、多重化の最小単位で
あるN画素の正方ブロックに分割し、ブロック毎にテク
スチャの周期性を解析することにより、付加情報の分離
を行う。尚、この分離処理に関する詳細な説明は、特開
2001-148778で提案されている。
【0039】付加情報分離部122において分離された
付加情報には、光学的読取装置121における光学系や
駆動系に起因する歪みによって、読み取り誤りが発生し
ている可能性がある。そのため、当該付加情報に対して
誤り訂正復元部123において、誤り訂正処理を行って
属性情報を獲得する。
【0040】誤り訂正処理が施された後の属性情報は、
ディスプレイ115等の表示部124に入力される。図
13は、表示部124に表示される属性情報等の内容を
閲覧するためのウィンドウを説明するための概要図であ
る。図13において、画像領域131は光学的読取装置
121で読み込まれた画像を縮小して表示した画像の領
域である。また、領域132は、印刷画像19から読み
取った各種属性情報の詳細を表示するための領域であ
る。ユーザはマウス117等のポインティングデバイス
を用いて、図13に示される基本タブ133、カメラ情
報タブ134、位置情報タブ135、印字情報タブ13
6等の各種情報タブをクリックすることにより、画像中
に埋め込まれていた各種属性情報を閲覧することができ
る。同様に、ユーザは、保存ボタン137をクリックす
ることにより、属性情報のみを二次記憶装置114等に
記録することも可能である。
【0041】なお、印刷された画像をイメージスキャナ
で入力して付加情報を抽出する画像処理装置の実施形態
においても、 図11に示すような制御装置110を用
いて実行されることを前提とする。この場合、システム
バス119に接続されたI/O(Input/Output)インタ
フェイス118を介して、光学的読取装置121が接続
される。
【0042】<第2の実施形態>次に、この発明につい
ての第2の実施形態について説明する。第2の実施形態
では、上述した第1の実施形態に対して、印刷される画
像に多重化する属性情報をユーザが選択・編集可能な装
置をさらに付加した実施形態について説明する。
【0043】図14は、第2の実施形態による画像に付
加情報を埋め込んで印刷する画像処理装置の構成を示す
ブロック図である。図14に示される画像処理装置で
は、上述した実施形態の画像処理装置と比較して、プリ
ンタ属性情報付加部144と誤り訂正符号化部146と
の間に属性情報選択編集部145が接続されている部分
が異なる。属性情報選択編集部145は、属性情報分離
部142で分離された属性情報に対して、プリンタ属性
情報付加部144で図8に示されるような内容で付加さ
れた属性情報から、ユーザによって必要な属性情報だけ
が取捨選択される装置である。さらに、属性情報選択編
集部145は、当該画像に関するコメント等の任意の情
報が新たに編集されて追加するための装置である。
【0044】すなわち、この発明は、被多重化画像に埋
め込まれる所定の付加情報を選択する付加情報選択手段
(属性情報選択編集部145)をさらに備え、多重化手
段(付加情報多重化部148)が、選択された付加情報
だけを被多重化画像に埋め込むことを特徴とする。
【0045】また、付加情報選択手段(属性情報選択編
集部145)が、選択された付加情報の総データ量を算
出する総データ量算出手段と、被多重化画像に埋め込む
ことができる最大のデータ量を算出する最大データ量算
出手段と、総データ量と最大データ量とを比較する比較
手段と、総データ量が最大データ量を超える場合、警告
情報を表示する警告情報表示手段とを有することを特徴
とする。
【0046】ここで、属性情報選択編集部145で操作
が可能な属性情報の一覧について説明する。図15は、
基本情報(基本パラメータ)に関する細部内容の一覧を
示す図である。また、図16は、画像生成情報、カメラ
情報、スキャナ情報、ソフトウェア情報、反射原稿情報
及びフィルム情報に関する細部内容の一覧を示す図であ
る。さらに、図17は、カメラのデバイス特性に関する
細部内容の一覧を示す図である。
【0047】さらにまた、図18は、カメラ設定情報に
関する細部内容の一覧を示す図である。さらにまた、図
19は、被写体情報、人情報、物情報、組織情報、イベ
ント情報及びオーディオ情報に関する細部内容の一覧を
示す図である。さらにまた、図20は、画像処理履歴情
報及び画像処理ヒントに関する細部内容の一覧を示す図
である。
【0048】さらにまた、図21は、画像知的所有権情
報として知的所有権者情報、知的所有権記述情報、知的
所有権利用情報及びライセンスプレートに関する細部内
容の一覧を示す図である。このように、本実施形態では
第1の実施形態と比較して非常に広範囲な情報が画像の
属性情報として定義されている。
【0049】図22は、図15〜図21に示される属性
情報内の新しいデータタイプを説明するための図であ
る。図15〜図21における属性情報で、各列の意味は
第1の実施形態の場合と同様であるが、さらに新しいデ
ータタイプとして、「PERSON」、「ORGANIZATION」、
「LOCATION」、「POSITION」、「PRODUCT」が定義され
ている。図22に示すように、「PERSON」タイプは11
個のタグを持ち、名前、ニックネーム、肩書き、所属組
織等の個人情報を記録することが可能である。
【0050】また、「ORGANIZATION」タイプは6つのタ
グを持ち、これらによって画像中に映っている団体の組
織情報や、画像を作成したベンダーの情報を記録するこ
とが可能である。さらに、「LOCATION」タイプを用いる
ことで、第1の実施形態と同様にGPSによって定義さ
れている位置情報を記録することが可能である。
【0051】さらにまた、図22には、画像中の任意の
矩形領域を指定するために、「POSITION」タイプが用意
されている。「POSITION」タイプは2つのタグを持って
いる。図23は、「POSITION」タイプにおける2つのタ
グを説明するための図である。図23において、点
(x,y)はそれぞれ画像領域の左上を原点とした時の
矩形領域の左上座標を示す。また、矩形領域(WIDTH,H
EIGHT) はそれぞれ矩形領域の横方向の大きさと縦方向
の大きさを示している。この「POSITION」タイプは、図
19に示される人情報や物情報を表す際に用いられる。
【0052】また、最後のデータタイプである「PRODUC
T」は、画像生成に使用したカメラやレンズ及びスキャ
ナや、画像情報の編集に使用したソフトウェアの情報を
記録するために用意されている。
【0053】すなわち、本発明は、画像生成情報が、画
像情報の生成日時、画像作成者の個人情報、画像作成組
織の組織情報、撮像装置の製品情報、レンズの製品情
報、撮像装置のデバイス情報、撮像時の撮像装置設定情
報、撮像時に使用した付属品の製品情報及び画像情報を
編集した際に使用したソフトウェアの製品情報のうち、
少なくとも1つを含むことを特徴とする。
【0054】また、本発明は、デバイス情報が、撮像セ
ンサの技術名称、焦点面の解像度、スペクトル感度、I
SO彩度スピードレート、ISOスピードレート、空間
周波数応答及び最小F値のうち、少なくとも1つを含む
ことを特徴とする。
【0055】さらに、本発明は、撮像装置設定情報が、
露出時間、F値、撮影時に設定した露出設定名称、輝度
値、露出補正値、撮像装置被写体間距離、測光方式名
称、光源名称、色温度、焦点距離、フラッシュの使用の
有無、フラッシュ強度、撮影時の光源状態、被写体の位
置情報、露光インデックス、自動フォーカスモードの種
類、施した特殊効果の名称、撮影時の撮像装置の場所情
報、撮影時のカメラの向き及び印刷アスペクト比のう
ち、少なくとも1つを含むことを特徴とする。
【0056】さらにまた、本発明は、被写体情報が、複
数の画像全体のグループタイトル、画像情報のタイト
ル、撮影日時、撮影した場所情報、画像に写っている人
物の個人情報、該人物の画像中の位置情報、画像中に存
在する物体の概要説明、該物体の画像中の位置情報、画
像に写っている団体の組織情報、画像中で行われている
イベントの種別、概要、イベントの開催場所の場所情
報、開催日時、開催期間、参加者情報、画像に関連した
音声ファイルの保存場所、該音声ファイルのフォーマッ
ト名称及びオーディオファイルの概要説明のうち、少な
くとも1つを含むことを特徴とする。
【0057】さらにまた、本発明は、画像処理履歴情報
が、画像情報に施された画像処理の要約、または各種画
像処理が施されていることを示すための情報を含むこと
を特徴とする。
【0058】さらにまた、本発明は、知的所有権情報
が、画像情報の所有権者の個人情報、所有権保持組織の
組織情報、版権情報、所有権日、使用制限情報、使用上
発生する義務に関する情報、ライセンスプレートの発行
国、登録番号、発効日及び所有権者連絡先情報のうち、
少なくとも1つを含むことを特徴とする。
【0059】さらにまた、本発明は、プリンタ属性情報
が、印刷日時、印刷に使用したプリンタの製造元名、プ
リンタの機種名、印字方法、記録材の種類、用紙の種
類、選択した印字モード、画像処理の種類、印字解像
度、印字範囲、印刷者名及び印刷組織名のうち、少なく
とも1つを含むことを特徴とする。
【0060】さらにまた、本発明は、個人情報が、名
前、ニックネーム、肩書き、所属組織の組織情報、住
所、電話番号、電子メールアドレス、ウェブページのU
RL、生年月日、年齢及び個人に対するコメント情報の
うち、少なくとも1つを含むことを特徴とする。
【0061】さらにまた、本発明は、組織情報が、組織
名、住所、電話番号、電子メールアドレス、ウェブペー
ジのURL及び組織に対するコメント情報のうち、少な
くとも1つを含むことを特徴とする。さらにまた、本発
明は、製品情報が、製品を製造したベンダの名称、製品
名、製品のシリアル番号及び製品のバージョン情報のう
ち、少なくとも1つを含むことを特徴とする。
【0062】さらにまた、本発明は、位置情報が、画像
情報中の任意の座標値と、座標値を基準位置とした矩形
領域の幅及び高さの情報とを含むことを特徴とする。さ
らにまた、本発明は、場所情報が、緯度、経度、高度、
測定に使用した衛星の名称、測位の信頼性、速度及び進
行方向のうち、少なくとも1つを含むことを特徴とす
る。
【0063】次に、第2の実施形態による画像処理装置
の動作手順について、図面を参照して説明する。図24
は、図14に示される構成の画像処理装置の動作手順を
説明するためのフローチャートである。
【0064】まず、ディジタルカメラ等で撮影されたデ
ィジタル画像情報が入力端子141から入力される(ス
テップS241)。入力された画像情報は、属性情報分
離部142において属性情報とその他の画像情報とに分
離される(ステップS242)。分離された属性情報
は、第1の実施形態と同様にして、プリンタ属性情報付
加部14でプリンタに関する情報(印刷属性情報)が付
加される(ステップS243)。
【0065】プリンタ属性情報付加部14から出力され
た属性情報は、属性情報選択編集部145に入力されて
属性情報の選択・編集等の処理が行われる(ステップS
244)。ここで、属性情報選択編集部145における
処理について詳細に説明する。
【0066】図25〜図28は、属性情報選択編集部1
45におけるGUI画面を示しており、ユーザはキーボ
ード116やマウス117等のポインティングデバイス
を用いて、必要な属性情報の選択や編集作業を行う。図
25は、属性情報選択編集部145において最初に表示
されるGUI画面の一例を示す図である。図25におい
て、領域251は、印刷を行う画像情報を表示するため
の領域である。また、領域252は、各種属性情報を選
択、編集するための領域である。領域252において、
画像中に多重化したい属性情報をユーザが選択する場
合、マウス117を用いてボタン253をクリックする
ことで、所望の属性情報が選択される。
【0067】また、図25において、領域254は、印
刷に関する情報を表示するための領域である。領域25
4には、印刷に使用するプリンタの機種名、印刷時の解
像度等のプリンタ属性情報付加部144において得られ
た属性情報が表示される。これらの属性情報も、ボタン
255をクリックすることで、画像中に付加するか否か
の選択が可能である。
【0068】さらに、領域256には、別の情報として
多重化率に関する表示257が含まれる。ここで、多重
化率とは、現在選択している属性情報に誤り訂正のため
の検査ビットを含めた合計サイズが、多重化可能な最大
サイズに占める割合を示したものである。例えば、付加
情報多重化部148では、被多重化画像を印刷用のサイ
ズであるH画素×W画素の大きさに解像度を変更し、変
更後の画像をN画素の正方ブロックに分割し、ブロック
毎に付加情報が埋め込まれる。従って、各ブロックあた
り1ビットの付加情報を埋め込む場合、多重化可能な情
報量Imax[Byte]は、次式のようになる。
【0069】
【数1】
【0070】ここで、選択した属性情報と検査ビットの
合計がImax[Byte]を超えた場合、多重化率は100%
を超えた値となり、図26に示すような警告ウィンドウ
261を表示する。図26は、多重化率が100%を超
えて警告ウィンドウが表示されたGUI画面を示す図で
ある。本実施形態では、図26に示されるGUI画面に
おいて、警告ウィンドウ261が表示された状態では印
刷することができないとする。したがって、ユーザは、
選択している属性情報のデータ量を減少させるか、ある
いは、印刷範囲262を多重化率が100%以下となる
まで拡大させるかの操作を行う必要がある。
【0071】図27は、図19に示される被写体情報の
うち、画像タイトル(タグID=0x51)をユーザが
編集する場合のGUI画面を示す図である。被写体情報
には、画像に写っている人情報、物情報、組織情報及び
イベント情報等を入力することが可能である。例えば、
「イベント情報」を追加、編集する場合、ボタン271
をクリックする。図28は、イベント情報を追加、編集
する場合に表示されるイベント編集ウィンドウ281を
説明するための図である。図28に示すように、ボタン
271をクリックすることによって、GUI画面上にイ
ベント編集ウィンドウ281が現れる。そして、ユーザ
はこのイベント編集ウィンドウ281内で、画像に関連
するイベント情報を記述することが可能である。
【0072】図29は、本実施形態における属性情報選
択編集部145の処理手順を詳細に説明するためのフロ
ーチャートである。属性情報選択編集部141では、ま
ず、ユーザによって上述したような画像属性情報の編集
処理が行われたか否かの判定が行われる(ステップS2
44a)。その結果、ユーザによって編集が行われたと
判定された場合(YES)、属性情報のビットストリー
ムが形成される(ステップS244b)。一方、ユーザ
によって編集が行われなかったと判定された場合(N
O)、編集処理があるまで引き続き判定が行われる。
【0073】ビットストリームの形成は、第1の実施形
態と同様に、属性情報毎にタグID、タイプ、フィール
ド数、値の順に格納してゆく。そして、ビットストリー
ムに対して可逆データ圧縮処理が施される(ステップS
244c)。このデータ圧縮処理には、第1の実施形態
と同様に、既存の方法であるLZ77、LZW法などの
方法を用いることができる。
【0074】次に、圧縮後のビットストリームに対し多
重化率の算出及び表示を行う(ステップS244d)。
多重化率の算出には、誤り訂正処理後の総データ量が必
要となるが、本実施例では誤り訂正符号にBCH(n,
k,d)符号を用いる。ここでBCH(n,k,d)
は、kビットの情報ビットに対してn−kビットの検査
ビットを付加することにより、tビットの誤りを訂正す
ることが可能なBCH符号を意味している。なおtは、
d/2を超えない最大の整数を意味している。上述した
条件においては、データ圧縮後のビットストリームのサ
イズがI[Byte]であった場合、多重化率Rは次式で算出
することができる。
【0075】
【数2】
【0076】ここで、Imaxは、前述したように多重化
可能な最大サイズである。そして、算出された多重化率
Rが100%を超えているか否かの判定が行われる(ス
テップS244e)。その結果、多重化率Rが100%
を超えていた場合(YES)、図26で示される警告ウ
ィンドウ261が表示され(ステップS244f)、再
び編集処理が行われた否かが判断される。一方、多重化
率Rが100%を超えていなかった場合(NO)、印刷
ボタンが押されたか否かの判定が行われる(ステップS
244g)。その結果、印刷ボタンが押されたと判定さ
れた場合(YES)、属性情報選択編集部145での処
理が終了する。一方、印刷ボタンが押されなかったと判
定された場合(NO)、再び編集処理が行われた否かが
判断される。
【0077】属性情報選択編集部145でデータ圧縮さ
れた後の属性情報は、誤り訂正符号化部146に入力さ
れて、第1の実施形態と同様に誤り訂正のための検査ビ
ットが付加される(ステップS245)。そして、検査
ビットが付加された属性情報は付加情報として付加情報
多重化部148に入力される。
【0078】一方、画像属性情報が抽出された後の画像
情報は、圧縮データ伸張部143に入力される。そし
て、入力された画像情報がJPEG形式で圧縮されてい
た場合、JPEG伸張処理が施されて、圧縮データスト
リームから各画素についてRGBの24ビットの画像情
報に変換される。さらに、変換後の画像情報は、画像形
成部147に入力され、原画像の解像度h画素×w画素
から、印刷用の解像度H画素×W画素の大きさに変更さ
れる。なお、第1の実施形態と同様に、解像度の変換に
は既知のいずれの補間方法を用いてもよい。
【0079】解像度が変換された後の画像情報は、付加
情報多重化部148に入力され、誤り訂正符号化部14
6から入力された付加情報の埋め込みが行われて多重化
される(ステップS246)。付加情報多重化部148
から出力された画像情報は、プリンタ149によって紙
等の記録媒体上に印刷され、印刷画像150が出力され
る(ステップS247)。
【0080】図30は、印刷画像150を読み取って付
加情報を復元するための画像処理装置の構成を示すブロ
ック図である。図30において、付加情報を復元するた
めの画像処理装置は、第1の実施形態とほぼ同様である
が、誤り訂正復元部303と表示部305との間に圧縮
データ伸張部304が追加されている点が異なってい
る。本実施形態では、ユーザによる画像属性情報の選択
・編集処理が終了した後、画像属性情報に対して可逆デ
ータ圧縮を施しているので、復元側では逆に伸張処理を
行う必要がある。その結果、得られた属性情報は表示部
305に入力され、ディスプレイ115上のGUI画面
に表示される。
【0081】以上述べたように、第1の実施形態及び第
2の実施形態では、画像の属性情報はタグIDにより定
義されていたが、本発明はこれに限定するものではな
く、他の方法を用いて属性情報を記述し、画像中に埋め
込んで多重化した後印刷してもよい。図31は、テキス
トタグ形式で表現した画像の属性情報を示す図である。
図31に示すように、画像の属性情報をテキストデータ
によって記述し、それに可逆データ圧縮処理を施した
後、誤り訂正のための検査ビットを付加して画像中に多
重化してもよい。
【0082】このように、本発明によれば、従来は電子
データ上でのみ扱われていた画像の属性情報を、印刷画
像中に目立たないように埋め込むことが可能となる。こ
れによって、ユーザは、その画像に関する様々な情報、
例えば、画像が撮影された日時や撮影された場所、ある
いは、画像中に写っている人物の詳細な情報を復元した
属性情報から知ることができる。また、画像が撮影され
た際に設定された露出やシャッタースピード等の情報を
得ることにより、ユーザがカメラの設定情報を学習する
といったことも可能となる。
【0083】なお、本発明は、複数の機器(例えば、ホ
ストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリ
ンタ等)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
等)に適用してもよい。
【0084】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0085】さらに、記録媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0086】本発明を上記記録媒体に適用する場合、そ
の記録媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードが格納されることになる。
【0087】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、大容
量の付加情報及び印刷属性情報を画質の劣化をさせるこ
となく画像領域中に埋め込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における画像に付加情報を埋め
込んで印刷する画像処理装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】入力端子11から入力される画像情報のフォー
マットの概要図である。
【図3】基本パラメータの細部内容を説明するための図
である。
【図4】画像生成情報及び撮影条件の細部内容を説明す
るための図である。
【図5】GPS情報の細部内容を説明するための図であ
る。
【図6】付加情報のデータタイプとその意味を説明する
ための図である。
【図7】図1に示される実施形態による画像処理装置の
動作手順について説明するためのフローチャートであ
る。
【図8】プリンタ属性情報付加部14において追加され
る印刷属性情報を示す図である。
【図9】誤り訂正符号化処理終了後の付加情報のフォー
マットを示す図である。
【図10】印刷用の解像度と付加情報を埋め込むN画素
の正方ブロックを説明するための概略図である。
【図11】画像処理装置の動作を実行するための制御装
置の構成を示す図である。
【図12】印刷された画像をイメージスキャナで入力し
て付加情報を抽出する画像処理装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図13】表示部124に表示される属性情報等の内容
を閲覧するためのウィンドウを説明するための概要図で
ある。
【図14】第2の実施形態による画像に付加情報を埋め
込んで印刷する画像処理装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図15】基本情報に関する細部内容の一覧を示す図で
ある。
【図16】画像生成情報、カメラ情報、スキャナ情報、
ソフトウェア情報、反射原稿情報及びフィルム情報に関
する細部内容の一覧を示す図である。
【図17】カメラのデバイス特性に関する細部内容の一
覧を示す図である。
【図18】カメラ設定情報に関する細部内容の一覧を示
す図である。
【図19】被写体情報、人情報、物情報、組織情報、イ
ベント情報及びオーディオ情報に関する細部内容の一覧
を示す図である。
【図20】画像処理履歴情報及び画像処理ヒントに関す
る細部内容の一覧を示す図である。
【図21】画像知的所有権情報として知的所有権者情
報、知的所有権記述情報、知的所有権利用情報及びライ
センスプレートに関する細部内容の一覧を示す図であ
る。
【図22】図15〜図21に示される属性情報内の新し
いデータタイプを説明するための図である。
【図23】「POSITION」タイプにおける2つのタグを説
明するための図である。
【図24】図14に示される構成の画像処理装置の動作
手順を説明するためのフローチャートである。
【図25】属性情報選択編集部145において最初に表
示されるGUI画面の一例を示す図である。
【図26】多重化率が100%を超えて警告ウィンドウ
が表示されたGUI画面を示す図である。
【図27】図19に示される被写体情報のうち、画像タ
イトル(タグID=0x51)をユーザが編集する場合
のGUI画面を示す図である。
【図28】イベント情報を追加、編集する場合に表示さ
れるイベント編集ウィンドウ281を説明するための図
である。
【図29】本実施形態における属性情報選択編集部14
5の処理手順を詳細に説明するためのフローチャートで
ある。
【図30】印刷画像150を読み取って付加情報を復元
するための画像処理装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図31】テキストタグ形式で表現した画像の属性情報
を示す図である。
【図32】二次元ドットコードを用いて画像情報に関す
る付加情報を印刷する方法を説明するための概要図であ
る。
【符号の説明】
12 画像情報分離部 13 圧縮データ伸張部 14 プリンタ属性情報付加部 15 誤り訂正符号化部 16 画像形成部 17 付加情報多重化部 18 プリンタ 19 印刷画像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/91 H04N 7/08 Z 5C063 7/08 5/91 H 5C076 7/081 (72)発明者 日下部 稔 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C087 AA03 AA09 AA13 AB01 AB05 AC07 BA03 BB10 BD07 BD24 BD40 CB17 5B021 BB02 BB09 5B057 AA11 BA02 CE08 CE09 CG07 DA08 DA15 DA16 5C052 AA11 AB03 AB04 CC11 DD02 DD10 5C053 FA04 GA11 GB15 GB36 JA21 LA01 LA03 5C063 AB03 AB05 CA12 CA23 DA02 DA07 5C076 AA14 BA06

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の付加情報が埋め込まれた画像を入
    力する入力手段と、 入力された画像から埋め込まれた付加情報を分離して被
    多重化画像を抽出する分離手段と、 分離した付加情報に対して所定の印刷属性情報を追加す
    る付加情報追加手段と、 前記被多重化画像に該印刷属性情報が追加された付加情
    報を埋め込む多重化手段と、 該付加情報が埋め込まれた画像を印刷する印刷手段とを
    備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記被多重化画像に埋め込まれる所定の
    付加情報を選択する付加情報選択手段をさらに備え、 前記多重化手段が、選択された付加情報だけを前記被多
    重化画像に埋め込むことを特徴とする請求項1記載の画
    像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記付加情報選択手段が、 選択された付加情報の総データ量を算出する総データ量
    算出手段と、 前記被多重化画像に埋め込むことができる最大のデータ
    量を算出する最大データ量算出手段と、 前記総データ量と前記最大データ量とを比較する比較手
    段と、 前記総データ量が前記最大データ量を超える場合、警告
    情報を表示する警告情報表示手段とを有することを特徴
    とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記被多重化画像が可逆データ圧縮され
    ており、 該被多重化画像に対して可逆データ伸張処理をする可逆
    データ伸張手段をさらに備えることを特徴とする請求項
    1から3までのいずれかの項に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記付加情報には誤り訂正のための冗長
    ビットが付加されており、 分離した付加情報に対して前記冗長ビットを用いた誤り
    訂正処理をする誤り訂正手段をさらに備えることを特徴
    とする請求項1から4までのいずれかの項に記載の画像
    処理装置。
  6. 【請求項6】 前記付加情報が、 所定の基本情報、画像生成情報、被写体情報、画像処理
    履歴情報、知的所有権情報及びプリンタ属性情報のう
    ち、少なくとも1つの情報を含むことを特徴とする請求
    項1から5までのいずれかの項に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記基本情報が、 画像のファイル名、画像情報のフォーマット種別、画像
    情報のフォーマットのバージョン、画像サイズ、画像情
    報の圧縮に用いた方法名、推奨表示サイズ、色空間プロ
    ファイル名、コンポーネント数、コンポーネント記述、
    サブサンプリング比率、サブサンプリング画素位置及び
    1画素あたりのビットの深さのうち、少なくとも1つを
    含むことを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記画像生成情報が、 画像情報の生成日時、画像作成者の個人情報、画像作成
    組織の組織情報、撮像装置の製品情報、レンズの製品情
    報、撮像装置のデバイス情報、撮像時の撮像装置設定情
    報、撮像時に使用した付属品の製品情報及び画像情報を
    編集した際に使用したソフトウェアの製品情報のうち、
    少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項6または
    7に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記デバイス情報が、 撮像センサの技術名称、焦点面の解像度、スペクトル感
    度、ISO彩度スピードレート、ISOスピードレー
    ト、空間周波数応答及び最小F値のうち、少なくとも1
    つを含むことを特徴とする請求項8記載の画像処理装
    置。
  10. 【請求項10】 前記撮像装置設定情報が、 露出時間、F値、撮影時に設定した露出設定名称、輝度
    値、露出補正値、撮像装置被写体間距離、測光方式名
    称、光源名称、色温度、焦点距離、フラッシュの使用の
    有無、フラッシュ強度、撮影時の光源状態、被写体の位
    置情報、露光インデックス、自動フォーカスモードの種
    類、施した特殊効果の名称、撮影時の撮像装置の場所情
    報、撮影時のカメラの向き及び印刷アスペクト比のう
    ち、少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項8ま
    たは9に記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記被写体情報が、 複数の画像全体のグループタイトル、画像情報のタイト
    ル、撮影日時、撮影した場所情報、画像に写っている人
    物の個人情報、該人物の画像中の位置情報、画像中に存
    在する物体の概要説明、該物体の画像中の位置情報、画
    像に写っている団体の組織情報、画像中で行われている
    イベントの種別、概要、イベントの開催場所の場所情
    報、開催日時、開催期間、参加者情報、画像に関連した
    音声ファイルの保存場所、該音声ファイルのフォーマッ
    ト名称及びオーディオファイルの概要説明のうち、少な
    くとも1つを含むことを特徴とする請求項6記載の画像
    処理装置。
  12. 【請求項12】 前記画像処理履歴情報が、 画像情報に施された画像処理の要約、または各種画像処
    理が施されていることを示すための情報を含むことを特
    徴とする請求項6記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記知的所有権情報が、 画像情報の所有権者の個人情報、所有権保持組織の組織
    情報、版権情報、所有権日、使用制限情報、使用上発生
    する義務に関する情報、ライセンスプレートの発行国、
    登録番号、発効日及び所有権者連絡先情報のうち、少な
    くとも1つを含むことを特徴とする請求項6記載の画像
    処理装置。
  14. 【請求項14】 前記プリンタ属性情報が、 印刷日時、印刷に使用したプリンタの製造元名、プリン
    タの機種名、印字方法、記録材の種類、用紙の種類、選
    択した印字モード、画像処理の種類、印字解像度、印字
    範囲、印刷者名及び印刷組織名のうち、少なくとも1つ
    を含むことを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記個人情報が、 名前、ニックネーム、肩書き、所属組織の組織情報、住
    所、電話番号、電子メールアドレス、ウェブページのU
    RL、生年月日、年齢及び個人に対するコメント情報の
    うち、少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項
    8、11または13に記載の画像処理装置。
  16. 【請求項16】 前記組織情報が、 組織名、住所、電話番号、電子メールアドレス、ウェブ
    ページのURL及び組織に対するコメント情報のうち、
    少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項8、1
    1、13または15に記載の画像処理装置。
  17. 【請求項17】 前記製品情報が、 製品を製造したベンダの名称、製品名、製品のシリアル
    番号及び製品のバージョン情報のうち、少なくとも1つ
    を含むことを特徴とする請求項8記載の画像処理装置。
  18. 【請求項18】 前記位置情報が、 画像情報中の任意の座標値と、前記座標値を基準位置と
    した矩形領域の幅及び高さの情報とを含むことを特徴と
    する請求項10または11に記載の画像処理装置。
  19. 【請求項19】 前記場所情報が、 緯度、経度、高度、測定に使用した衛星の名称、測位の
    信頼性、速度及び進行方向のうち、少なくとも1つを含
    むことを特徴とする請求項10または11に記載の画像
    処理装置。
  20. 【請求項20】 所定の付加情報が埋め込まれた画像を
    入力し、所定の記録媒体に印刷する印刷手段を備える画
    像処理装置の制御方法であって、 入力された画像から埋め込まれた付加情報を分離して被
    多重化画像を抽出する分離工程と、 分離した付加情報に対して所定の印刷属性情報を追加す
    る付加情報追加工程と、 前記被多重化画像に該印刷属性情報が追加された付加情
    報を埋め込む多重化工程と、 該付加情報が埋め込まれた画像を印刷する印刷工程とを
    有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  21. 【請求項21】 前記被多重化画像に埋め込まれる所定
    の付加情報を選択する付加情報選択工程をさらに有し、 前記多重化工程が、選択された付加情報だけを前記被多
    重化画像に埋め込むことを特徴とする請求項20記載の
    画像処理装置の制御方法。
  22. 【請求項22】 前記付加情報選択工程が、 選択された付加情報の総データ量を算出する総データ量
    算出工程と、 前記被多重化画像に埋め込むことができる最大のデータ
    量を算出する最大データ量算出工程と、 前記総データ量と前記最大データ量とを比較する比較工
    程と、 前記総データ量が前記最大データ量を超える場合、警告
    情報を表示する警告情報表示工程とを有することを特徴
    とする請求項21記載の画像処理装置の制御方法。
  23. 【請求項23】 前記被多重化画像が可逆データ圧縮さ
    れており、 該被多重化画像に対して可逆データ伸張処理をする可逆
    データ伸張工程をさらに有することを特徴とする請求項
    20から22までのいずれかの項に記載の画像処理装置
    の制御方法。
  24. 【請求項24】 前記付加情報には誤り訂正のための冗
    長ビットが付加されており、 分離した付加情報に対して前記冗長ビットを用いた誤り
    訂正処理をする誤り訂正工程をさらに有することを特徴
    とする請求項20から23までのいずれかの項に記載の
    画像処理装置の制御方法。
  25. 【請求項25】 前記付加情報が、 所定の基本情報、画像生成情報、被写体情報、画像処理
    履歴情報、知的所有権情報及びプリンタ属性情報のう
    ち、少なくとも1つの情報を含むことを特徴とする請求
    項20から24までのいずれかの項に記載の画像処理装
    置の制御方法。
  26. 【請求項26】 前記基本情報が、 画像のファイル名、画像情報のフォーマット種別、画像
    情報のフォーマットのバージョン、画像サイズ、画像情
    報の圧縮に用いた方法名、推奨表示サイズ、色空間プロ
    ファイル名、コンポーネント数、コンポーネント記述、
    サブサンプリング比率、サブサンプリング画素位置及び
    1画素あたりのビットの深さのうち、少なくとも1つを
    含むことを特徴とする請求項25記載の画像処理装置の
    制御方法。
  27. 【請求項27】 前記画像生成情報が、 画像情報の生成日時、画像作成者の個人情報、画像作成
    組織の組織情報、撮像装置の製品情報、レンズの製品情
    報、撮像装置のデバイス情報、撮像時の撮像装置設定情
    報、撮像時に使用した付属品の製品情報及び画像情報を
    編集した際に使用したソフトウェアの製品情報のうち、
    少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項25また
    は26に記載の画像処理装置の制御方法。
  28. 【請求項28】 前記デバイス情報が、 撮像センサの技術名称、焦点面の解像度、スペクトル感
    度、ISO彩度スピードレート、ISOスピードレー
    ト、空間周波数応答及び最小F値のうち、少なくとも1
    つを含むことを特徴とする請求項27記載の画像処理装
    置。
  29. 【請求項29】 前記撮像装置設定情報が、 露出時間、F値、撮影時に設定した露出設定名称、輝度
    値、露出補正値、撮像装置被写体間距離、測光方式名
    称、光源名称、色温度、焦点距離、フラッシュの使用の
    有無、フラッシュ強度、撮影時の光源状態、被写体の位
    置情報、露光インデックス、自動フォーカスモードの種
    類、施した特殊効果の名称、撮影時の撮像装置の場所情
    報、撮影時のカメラの向き及び印刷アスペクト比のう
    ち、少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項27
    または28に記載の画像処理装置の制御方法。
  30. 【請求項30】 前記被写体情報が、 複数の画像全体のグループタイトル、画像情報のタイト
    ル、撮影日時、撮影した場所情報、画像に写っている人
    物の個人情報、該人物の画像中の位置情報、画像中に存
    在する物体の概要説明、該物体の画像中の位置情報、画
    像に写っている団体の組織情報、画像中で行われている
    イベントの種別、概要、イベントの開催場所の場所情
    報、開催日時、開催期間、参加者情報、画像に関連した
    音声ファイルの保存場所、該音声ファイルのフォーマッ
    ト名称及びオーディオファイルの概要説明のうち、少な
    くとも1つを含むことを特徴とする請求項25記載の画
    像処理装置の制御方法。
  31. 【請求項31】 前記画像処理履歴情報が、 画像情報に施された画像処理の要約、または各種画像処
    理が施されていることを示すための情報を含むことを特
    徴とする請求項25記載の画像処理装置の制御方法。
  32. 【請求項32】 前記知的所有権情報が、 画像情報の所有権者の個人情報、所有権保持組織の組織
    情報、版権情報、所有権日、使用制限情報、使用上発生
    する義務に関する情報、ライセンスプレートの発行国、
    登録番号、発効日及び所有権者連絡先情報のうち、少な
    くとも1つを含むことを特徴とする請求項25記載の画
    像処理装置の制御方法。
  33. 【請求項33】 前記プリンタ属性情報が、 印刷日時、印刷に使用したプリンタの製造元名、プリン
    タの機種名、印字方法、記録材の種類、用紙の種類、選
    択した印字モード、画像処理の種類、印字解像度、印字
    範囲、印刷者名及び印刷組織名のうち、少なくとも1つ
    を含むことを特徴とする請求項25記載の画像処理装置
    の制御方法。
  34. 【請求項34】 前記個人情報が、 名前、ニックネーム、肩書き、所属組織の組織情報、住
    所、電話番号、電子メールアドレス、ウェブページのU
    RL、生年月日、年齢及び個人に対するコメント情報の
    うち、少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項2
    7、30または32に記載の画像処理装置の制御方法。
  35. 【請求項35】 前記組織情報が、 組織名、住所、電話番号、電子メールアドレス、ウェブ
    ページのURL及び組織に対するコメント情報のうち、
    少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項27、3
    0、32または34に記載の画像処理装置の制御方法。
  36. 【請求項36】 前記製品情報が、 製品を製造したベンダの名称、製品名、製品のシリアル
    番号及び製品のバージョン情報のうち、少なくとも1つ
    を含むことを特徴とする請求項27記載の画像処理装置
    の制御方法。
  37. 【請求項37】 前記位置情報が、 画像情報中の任意の座標値と、前記座標値を基準位置と
    した矩形領域の幅及び高さの情報とを含むことを特徴と
    する請求項29または30に記載の画像処理装置の制御
    方法。
  38. 【請求項38】 前記場所情報が、 緯度、経度、高度、測定に使用した衛星の名称、測位の
    信頼性、速度及び進行方向のうち、少なくとも1つを含
    むことを特徴とする請求項29または30に記載の画像
    処理装置の制御方法。
  39. 【請求項39】 所定の付加情報が埋め込まれた画像を
    入力し、所定の記録媒体に印刷する印刷手段を備える画
    像処理装置を制御するためのコンピュータプログラムで
    あって、 入力された画像から埋め込まれた付加情報を分離して被
    多重化画像を抽出する分離工程のプログラムコードと、 分離した付加情報に対して所定の印刷属性情報を追加す
    る付加情報追加工程のコンピュータプログラムと、 前記被多重化画像に該印刷属性情報が追加された付加情
    報を埋め込む多重化工程のコンピュータプログラムと、 該付加情報が埋め込まれた画像を印刷する印刷工程のコ
    ンピュータプログラムとを有することを特徴とするコン
    ピュータプログラム。
  40. 【請求項40】 請求項39に記載のコンピュータプロ
    グラムを格納することを特徴とする記録媒体。
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