JP2003110724A - 通信装置、プログラム、記録媒体 - Google Patents

通信装置、プログラム、記録媒体

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JP2003110724A
JP2003110724A JP2001296034A JP2001296034A JP2003110724A JP 2003110724 A JP2003110724 A JP 2003110724A JP 2001296034 A JP2001296034 A JP 2001296034A JP 2001296034 A JP2001296034 A JP 2001296034A JP 2003110724 A JP2003110724 A JP 2003110724A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 迷惑メールの配信を防止できる通信装置を提
供する。 【解決手段】 メールアドレス□□□□□□□□□□@p
ipopa.ne.jpの内の識別部□□□□□□□□□□が数字
のみから成るか、即ち、初期設定のまま変更されていな
いかを判断し(S18)、数字のみから成り初期設定の
ままであると判断した際に(S18:Yes)、メール
アドレスの変更を促す(S20)。このため、使用者が
識別部をアルファベット等へ変更することで、迷惑メー
ルの配信を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信装置、プログラ
ム、記録媒体に係り、詳しくは、電子メール機能を有す
る携帯電話機、電話機やファクシミリなどの通信装置
と、その通信装置を実現するようにコンピュータシステ
ムを機能させるためのプログラム、そのプログラムが記
録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、NTTより「Lモード」と呼ばれ
る情報サービスが提供されている。このLモードは、L
モード対応の通信機器(電話機やファクシミリなど)か
ら、メニュー操作により、電話感覚で文字や簡易な画像
を中心とした情報検索や電子メールの送受信などが利用
できるサービスである。尚、Lモードにおける情報検索
や電子メールの送受信は、NTTが設置しているLモー
ドゲートウェイを経由して行われる。
【0003】Lモードの通信機器では、使用者がメール
アドレスを設定することなく電子メールを送受できるよ
うに、初期設定で利用者の電話番号□□□□□□□□□
□+Lモードの識別子(@pipopa.ne.jp)、たとえば、
電話番号が0312345678の家庭で使われる機器
には、予め、0312345678@pipopa.ne.jpの電
子メールアドレスが設定されて出荷される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、初期設
定されているメールアドレスの特徴部分が、10桁前後
の数字のみからなるため迷惑メールが配信され易いとい
ういう問題がある。即ち、例えば10桁の場合、10桁
の数字の組み合わせで、且つ、最初の2桁〜5桁は、0
3、05617等の市街番号であるため、残りの8桁〜
5桁の組み合わせは、10の8乗(0〜9までの10種
類の数字の8桁分)〜10の5乗(10種類の数字の5
桁分)しかなく、コンピュータを用いて全ての組み合わ
せのメールアドレスを容易に作り出せる。このため、第
3者が、全ての組み合わせのメールアドレスへ広告等の
電子メールを送り出すことができ、これを配信されたL
モード通信機器の利用者は、不快であるだけではなく、
電子メールの利用料を負担しなければならないという実
害もある。係る課題は、Iモードなどの携帯電話におい
ても、電話番号をメールアドレスとして初期設定してあ
るため、同様に発生している。
【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、以下の目的を有するものである。 (1)迷惑メールの配信を防止できる通信装置を提供す
る。 (2)上記(1)の通信装置を実現するようにコンピュータシ
ステムを機能させるためのプログラムを提供する。 (3)上記(1)の通信装置を実現するようにコンピュータシ
ステムを機能させるためのプログラムが記録されたコン
ピュータで読み取り可能な記録媒体を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】係る目
的を達成するためになされた請求項1に記載の通信装置
は、電子メールを受信可能であり、識別部を有するメー
ルアドレスが設定される通信装置であって、メールアド
レスの識別部が数字のみから成るかを判断する数字アド
レス判断手段と、数字アドレス判断手段により数字のみ
から成ると判断された際に、メールアドレスの変更を促
すアドレス変更指示手段とを備えることを技術的特徴と
する。
【0007】請求項1に記載の通信装置によれば、メー
ルアドレス□□□□□□□□□□@pipopa.ne.jpの内の
識別部□□□□□□□□□□が数字のみから成るかを判
断し、数字のみから成ると判断した際に、メールアドレ
スの変更を促す。このため、使用者が識別部をアルファ
ベット等を使用したものに変更することで、迷惑メール
の配信を防止することができるようになる。
【0008】請求項2に記載の通信装置は、変更された
メールアドレスの識別部がアルファベットのみから成る
かを判断するアルファベットアドレス判断手段と、前記
アルファベットアドレス判断手段によりアルファベット
のみから成ると判断された際に、メールアドレスの変更
を促す第2アドレス変更指示手段とを更に備えることを
技術的特徴とする。
【0009】請求項2では、変更されたメールアドレス
の識別部がアルファベットのみから成るかを判断し、ア
ルファベットのみから成ると判断された際に、メールア
ドレスの変更を促す。即ち、メールアドレスが変更され
ても、メールアドレス□□□□□□□□□□@pipopa.n
e.jpの内の識別部□□□□□□□□□□がアルファベッ
トのみから成る場合には、組み合わせは、26×2(A
〜Z及びa〜zのアルファベット数)の10乗であっ
て、迷惑メールの配信を完全には防ぎきれない。このた
め、アルファベットのみから成ると判断された際に、メ
ールアドレスの変更を促し、アドレスに数字、更に
−、.(ドット)、_等の記号を混ぜさせることで、迷
惑メールの配信を完全に防止できる。
【0010】請求項3に記載の通信装置は、非推奨アド
レスを保持する保持手段と、変更されたメールアドレス
の識別部が前記非推奨アドレスを含むかを判断する非推
奨アドレス判断手段と、前記非推奨アドレス判断手段に
より非推奨アドレスを含むと判断された際に、メールア
ドレスの変更を促す第3アドレス変更指示手段とを更に
備えることを技術的特徴とする。
【0011】請求項3では、女性の名前、著名人の名
前、ありふれた氏名等の容易に思い付き得るアドレスを
非推奨アドレスとして予め保持しておく。そして、変更
されたメールアドレスの識別部が保持された非推奨アド
レスを含むかを判断し、非推奨アドレスを含むと判断さ
れた際に、メールアドレスの変更を促す。女性の名前、
著名人の名前、ありふれた氏名等から成るアドレスを避
けることで、迷惑メールの配信を完全に防止できる。
【0012】次に、請求項4に記載のプログラムは、請
求項1〜3のいずれか1項に記載の通信装置における前
記各手段としてコンピュータシステムを機能させるため
のプログラムを提供するものである。つまり、請求項1
〜3のいずれか1項に記載の通信装置における前記各手
段を実現するための機能は、コンピュータシステムで実
行されるプログラムとして備えることができる。
【0013】次に、請求項5に記載の記録媒体は、請求
項1〜3のいずれか1項に記載の通信装置における前記
各手段としてコンピュータシステムを機能させるための
プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な
記録媒体を提供するものである。 このようなプログラ
ムの場合、例えば、ROMやバックアップRAMをコン
ピュータで読み取り可能な記録媒体として前記プログラ
ムを記録しておき、このROMあるいはバックアップR
AMをコンピュータシステムに組み込んで用いることが
できる。この他、半導体メモリ(スマートメディア,メ
モリスティックなど),ハードディスク,フロッピー
(登録商標)ディスク,データカード(ICカード,磁
気カードなど),光ディスク(CD−ROM,CD−
R,CD−RW,DVDなど),光磁気ディスク(MO
など),相変化ディスク,磁気テープなどのコンピュー
タで読み取り可能な記録媒体に前記プログラムを記録し
ておき、そのプログラムを必要に応じてコンピュータシ
ステムにロードして起動することにより用いてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]以下、本発明に
係る第1実施形態について図面を参照して説明する。図
1は、NTTが提供するLモードにおける通信システム
10の概略構成を示すブロック図である。Lモードにお
ける通信システム10は、Lモード対応の各種通信機器
11、インターネット網12、インターネット網12に
接続された各種通信機器13、情報提供者の通信機器1
4、公衆電話回線15、Lモードゲートウェイ16など
から構成されている。
【0015】Lモード対応の各種通信機器11には、例
えば、Lモード対応の電話機やファクシミリ、ICカー
ド公衆電話機などがある。WWWサーバ(図示略)を介
してインターネット網12に接続された各種通信機器1
3には、例えば、パーソナルコンピュータや携帯電話機
などがある。通信機器14を用いて各種情報(日々の生
活に役立つ情報、地域に密着した情報)を提供する情報
提供者(例えば、天気予報提供者(日本気象協会な
ど)、銀行、証券会社、新聞社、販売店など)は、NT
Tが提供するLメニューリストに登録されている。
【0016】各通信機器11,13,14およびインタ
ーネット網12は、公衆電話回線15を介して、NTT
が設置しているLモードゲートウェイ16に接続されて
いる。そして、Lモード対応の各種通信機器11は、第
1経路(公衆電話回線15→Lモードゲートウェイ16
→公衆電話回線15)または第2経路(公衆電話回線1
5→インターネット網12→Lモードゲートウェイ16
→公衆電話回線15)を通じて情報提供者の通信機器1
4と各種情報および電子メールを送受信することができ
る。また、Lモード対応の各種通信機器11は、インタ
ーネット網12に接続された各種通信機器13と前記第
2経路を通じて各種情報および電子メールを送受信する
ことができる。尚、Lモードゲートウェイ16は、実際
には、NTT西日本とNTT東日本にそれぞれ1つずつ
設けられて互いに接続されている。
【0017】図2は、Lモード対応の各種通信機器11
の一例であるLモード対応ファクシミリの本体20の外
観を示す平面図である。Lモード対応ファクシミリの本
体20には、表示器21および多数のボタン(キー)類
22が配設されており、ハンドセット(図示略)が接続
されると共に、本体20を親機とするコードレスホンの
子機(図示略)が別体に設けられている。表示器21
は、例えば、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ
などから構成されている。表示器21には、Lモードゲ
ートウェイ16と本体20との回線が接続中であること
を示すピクトグラム、回線接続が切断されたことを示す
メッセージ文(例えば「切断されました」など)、予め
設定された待ち受け画面などが表示される。
【0018】ボタン類22を構成する各ボタンには、ダ
イヤルボタンを構成するテンキー、各種操作(例えば、
留守番電話の設定・解除、スピーカー再生、保留または
子機への切替など)を行うための各種機能ボタン、電子
メールに関する操作を行う際に用いられるEメールボタ
ン22a、Lモードに関する操作を行う際に用いられる
Lボタン22b、表示器21に表示されるカーソル(図
示略)を上下左右に移動させるカーソル移動ボタン(ス
クロールボタン)22cなどがある。
【0019】図3は、Lモード対応ファクシミリの本体
20の電気的構成を示すブロック回路図である。Lモー
ド対応ファクシミリの本体20には、表示器21、ボタ
ン類22、パネルGA(Gate Array)41、モータ4
2、サーマルヘッド43、スキャナ44、センサ類4
5、AFE(Analog Front End)46、メロディIC
(Integrated Circuit)47、スピーカ48、RTC
(Real Time Clock)49、ROM50、RAM51、
EEPROM52、子機用高周波(RF:Radio Freque
ncy)ユニット53、クロスポイントスイッチ54、ハ
ンドセット55、NCU56、CPU57、記録回路5
8、読取回路59、FAX・データモデム60などが備
えられている。
【0020】CPU57は、親機としての本体20およ
び子機(図示略)を含めたLモード対応ファクシミリ全
体の動作を制御する。CPU57には、記録回路58、
読取回路59、パネルGA41、FAX・データモデム
60、AFE46、RTC49、ROM50、RAM5
1、EEPROM52、子機用RFユニット53が接続
されている。尚、CPU57,記録回路58,読取回路
59,パネルGA41,FAX・データモデム60は1
チップIC61によって構成され、その1チップIC6
1は1チップFAXエンジンと呼ばれる。
【0021】記録回路58は、CPU57の制御処理に
従い、プリンタを構成するモータ42およびサーマルヘ
ッド43の動作を制御する。モータ42は、Lモード対
応ファクシミリの本体20に印刷用紙を供給排出するた
めに移動させる。サーマルヘッド43は、感熱紙からな
る印刷用紙に印刷を行う。尚、サーマルヘッド43に代
えて、インクジェットヘッドであっても良いしレーザー
エンジンを使用しても良い。読取回路59は、CPU5
7の制御に従い、スキャナ44の動作を制御する。スキ
ャナ44は、原稿に印刷されている文字や画像を読み取
り、その文字や画像のデータを読取回路59へ出力す
る。センサ類45は、印刷用紙がセットされていること
を検出する印刷用紙検出センサ、ハンドセット55がセ
ットされていることを検出するハンドセット検出センサ
など、本体20に備えられた各種センサから構成されて
いる。パネルGA41は、ボタン類22および表示器2
1とCPU57との間でデータ信号の仲介を行うための
インタフェースとして機能する。
【0022】FAX・データモデム60は、ファクシミ
リの送受信データの変復調を行うと共に、Lモードにお
ける各種情報および電子メールの送受信データの変復調
を行う。AFE46は、メロディIC47およびクロス
ポイントスイッチ54とCPU57およびFAX・デー
タモデム60との間でデータ信号のサンプリングおよび
変換を行う。メロディIC47は、CPU57の制御処
理に従い、電話の着信音メロディを生成し、スピーカ4
8を駆動して当該着信音メロディを発音させる。
【0023】RTC49は、現在の時刻および年月日を
計測し、それらのデータをCPU57へ出力する。RO
M50は、CPU57が各種制御を実行するための各種
制御プログラム及び非推奨アドレスを記憶している。こ
こで、非推奨アドレスとは、第3者が容易に思い付くよ
うな電子メールアドレスで、NAOMI,YUMIKO等の典型的な
女性の名前やJIMI.HEN等の著名人の氏名、略称、SUZUKI
TARO等の電話帳で多く見受けられる氏名等からなるデー
タである。RAM51は、CPU57の作業領域や各種
データの展開領域を提供する。EEPROM52は、電
話やファクシミリの送信先の電話番号、電子メールの送
信先やインターネット網12に接続された各種通信機器
13,14のURL(Uniform Resource Locator)など
を記憶している。
【0024】子機用RFユニット53は、コードレスホ
ンの子機(図示略)と親機である本体20とを無線回線
を通じて接続するために、CPU57と子機との間でデ
ータ信号を無線で送受信する。クロスポイントスイッチ
54は、子機用RFユニット53、NCU56、電話の
送受話器からなるハンドセット55、AFE46のそれ
ぞれの間で転送されるデータ信号を切り替えて仲介す
る。NCU56は、公衆電話回線15に接続されて網制
御を行い、公衆電話回線15に対するダイヤル信号を送
り出すと共に、公衆電話回線15からの呼出信号に対す
る応答などを行う。
【0025】[CPU57が実行する主な制御処理]図
4、図5は、第1実施形態においてCPU57が実行す
る主な制御処理の流れを示すフローチャートである。C
PU57は、ROM50に記録(記憶)されているプロ
グラムに従い、コンピュータによる各種演算処理によっ
て、以下の各ステップ(以下、「S」と記載する)の処
理を実行する。尚、前記プログラムをコンピュータで読
み取り可能な記録媒体(半導体メモリ(メモリスティッ
クなど)、ハードディスク、フロッピーディスク、デー
タカード(ICカード,磁気カードなど)、光ディスク
(CD−ROM,CD−R,CD−RW,DVDな
ど)、光磁気ディスク(MOなど)、相変化ディスク、
磁気テープなど)を備えた外部記録装置(外部記憶装
置)に記録(記憶)しておき、当該プログラムを必要に
応じて外部記録装置からCPU57にロードして起動す
ることにより用いるようにしてもよい。
【0026】[メールアドレスの変更指示処理]第1実施
形態のファクシミリでは、使用者がメールアドレスを設
定することなく電子メールを送受できるように、初期設
定で利用者の電話番号□□□□□□□□□□(10桁前
後)+Lモードの識別子(@pipopa.ne.jp)、たとえ
ば、電話番号が0312345678の家庭で使われる
機器には、予め、0312345678@pipopa.ne.jp
の電子メールアドレスが設定されている。このため、使
用者がファクシミリを設置する際あるいは電源投入時
に、早急にメールアドレスを数字以外にするよう変更を
促す。
【0027】CPU57は、まず、予め設定された周
期、例えば、1日を経過したか否かを判断する(S1
2)。そして、所定周期の経過で(S12:Yes)、
メモリ(EEPROM)50に保持されているメールア
ドレスを取得し(S14)、メールアドレスの@よりも
左の部分(識別部)の文字列を抽出する。
【0028】CPU57は、メールアドレスの識別部が
全て数字からなるか否かを判断する(S18)。ここ
で、識別部に数字以外のアルファベット等が含まれる場
合には(S18:No)、使用者により既にメールアド
レスが変更されているため処理を終了する。
【0029】一方、識別部が全て数字からなる場合には
(S18:Yes)、図6(A)に示すように表示部2
1に”迷惑メール配信防止の為、メールアドレスを変更
してください”との警告を表示する(S20)。なお、
この際に、併せて音声によってメールアドレスの変更を
促してもよい。そして、キー操作があるかを判断し(S
22)、キー操作があると(S22:Yes)、警告表
示を中断して当該キー操作に対応した処理へ移行する。
尚、ファクシミリの設置時(電源投入時)にだけ変更を
促す処理を行うようにしても良い。
【0030】第1実施形態のファクシミリによれば、メ
ールアドレス□□□□□□□□□□@pipopa.ne.jpの内
の識別部□□□□□□□□□□(10桁前後)が数字の
みから成るか、即ち、初期設定のまま変更されていない
かを判断し、数字のみから成り初期設定のままであると
判断された際に、メールアドレスの変更を促す。このた
め、使用者が識別部をアルファベット等へ変更すること
で、迷惑メールの配信を防止することができるようにな
る。
【0031】[メールアドレスの変更処理]第1実施形態
のファクシミリでは、メールアドレスが変更される際に
も、迷惑メールが配信される可能性があるアルファベッ
トのみからなるアドレス、上記ROM50に保持されて
いる非推奨アドレス(典型的な女性の名前、著名人の氏
名、略称、電話帳で多く見受けられる氏名)を避けるよ
うに指示を行う。
【0032】CPU57は、メールアドレスの変更を開
始するための図6(B)に示すマイアドレス設定の機能
選択メニューを表示している際に(S52)、カーソル
移動ボタン(スクロールボタン)22cの操作により”
登録/変更”が反転表示された状態で、Lモード操作を
行うLボタン22bが押されると、アドレス変更が選択
されたものとして(S54:Yes)、メールアドレス
の変更処理を開始する。
【0033】CPU57は、先ず、メモリ(EEPRO
M)50に保持されているメールアドレスを初期化し
(S56)、キー入力に待機する(S58)。キー入力
があると(S58:Yes)、キー入力は数字、アルフ
ァベット等の有効コードであるか否かを判断し(S6
0)、「♯」等のメールアドレスに用い得ない入力(有
効コード)でない場合には(S60:No)、キー入力
受付拒否音を成らし(S64)、S58に戻りキー入力
に待機する。一方、有効な入力がなされた場合には(S
60:Yes)、キー入力が、入力完了コードかを判断
する(S62)。入力完了コードが入力されるまでは
(S62:No)、入力されたコードをメモリに書き込
む(S66)。そして、最大サイズの桁数(例えば10
桁)まで入力されているかを判断し(S68)、最大サ
イズの桁入力がなされるまで(S68:No)、S58
に戻り次のキー入力に待機する。尚、最大サイズの桁数
は携帯電話のように11桁であっても良い。
【0034】ここで、最大サイズの桁数まで入力された
か(S68:Yes)、又は、最大サイズの桁数の入力
以前に入力完了コードが入力されたときには(S62:
Yes)、入力されたメールアドレスの@よりも左の部
分(識別部)の文字列を抽出する(S70)。そして、
識別部が全て数字からなるか否かを判断し(S72)、
数字のみからなる場合には(S72:Yes)、図6
(C)に示すように表示部21に”この入力されたアド
レスは推奨できません、取り扱い説明書をよく読んで再
入力願います”との再入力警告を表示する(S78)。
なお、この際に、併せて音声によってメールアドレスの
再入力を促してもよい。そして、キー操作があるか否か
を判断し(S80)、キー操作があると(S80:Ye
s)、一旦、メールアドレスの変更を中断し、アドレス
を変更前に戻して(S84)、処理を終了する。
【0035】一方、入力されたメールアドレスの識別部
に数字以外が含まれる場合には(S72:No)、次
に、メールアドレスの識別部が全てアルファベットから
なるか否かを判断する(S74)。ここで、全てアルフ
ァベットから成る場合には(S74:Yes)、S78
へ移行し、上述したように再入力警告を行う。
【0036】第1実施形態では、変更されたメールアド
レスの識別部がアルファベットのみから成るかを判断
し、アルファベットのみから成ると判断された際に、メ
ールアドレスの変更を促す。即ち、メールアドレスが変
更されても、メールアドレス□□□□□□□□□□@pip
opa.ne.jpの内の識別部□□□□□□□□□□がアルフ
ァベットのみから成る場合には、組み合わせは、26×
2(A〜Z及びa〜zのアルファベット数)の10乗で
あって、迷惑メールの配信を完全には防ぎきれない。こ
のため、アルファベットのみから成ると判断された際
に、メールアドレスの変更を促し、アドレスに数字、更
に−、.(ドット)、_等の記号を混ぜさせることで、
迷惑メールの配信を完全に防止できる。
【0037】入力されたメールアドレスの識別部にアル
ファベット以外が含まれる場合には(S74:No)、
次に、メールアドレスの識別部に上記ROM50に保持
されている非推奨アドレス(典型的な女性の名前、著名
人の氏名、略称、電話帳で多く見受けられる氏名)が含
まれているか否かを判断する(S76)。ここで、非推
奨アドレスを含むる場合には(S76:Yes)、S7
8へ移行し、上述したように再入力警告を行う。一方、
非推奨アドレスを含まない場合には(S76:No)、
変更処理を終了し、当該メールアドレスへの変更処理
(S82)を開始する。
【0038】第1実施形態では、女性の名前、著名人の
名前、ありふれた氏名等の容易に思い付き得るアドレス
を非推奨アドレスとして予め保持しておく。そして、変
更されたメールアドレスの識別部が保持された非推奨ア
ドレスを含むかを判断し、非推奨アドレスを含むと判断
された際に、メールアドレスの変更を促す。女性の名
前、著名人の名前、ありふれた氏名等から成るアドレス
を避けることで、迷惑メールの配信を完全に防止でき
る。
【0039】なお、上述した実施形態では、非推奨アド
レスをROM50に保持したが、これと共に、Lモード
の制御情報を公衆回線15を介してゲートウェイ16側
から更新する際に、併せて、非推奨アドレスを配信し、
ファクシミリ側でEEPROM52で保持して、配信さ
れた非推奨アドレスのメールアドレスとしての使用を避
けるようにしてもよい。
【0040】[第2実施形態]上述した第1実施形態で
は、本発明の構成をLモード対応ファクシミリに適用し
た例を挙げた。これに対して、第2実施形態では、本発
明の構成をIモード対応携帯電話機に適用している。
【0041】図7は、第2実施形態の携帯電話機120
の外観を示している。該携帯電話機120には、表示装
置21とボタン類22とが備えられている。図8は、携
帯電話機の電気的構成を示すブロック図である。該携帯
電話機120には、表示器21、ボタン類22、パネル
GA(Gate Array)41、スピーカ72、マイクロホン
74、RTC(Real Time Clock)49、ROM50、
RAM51、EEPROM52、通信制御装置70など
が備えられている。
【0042】この第2実施形態のCPU57によるメー
ルアドレスの変更指示、及び、変更処理は、図4及び図
5を参照して上述した第1実施形態と同様であるため説
明を省略する。尚、S68の最大サイズの桁数は11桁
数である。
【0043】なお、第1実施形態は、Lモード対応の各
種通信機器11の一例としてLモード対応ファクシミリ
に具体化したものを示し、第2実施形態では、Iモード
対応の各種通信機器の一例としてIモード対応の携帯電
話機を示した。しかし、電子メールを使用可能であれ
ば、どのような通信機器(例えば、Lモード対応電話
機)へ適用することもできる。
【0044】尚、上述した[特許請求の範囲]および
[課題を解決するための手段および発明の効果]に記載
した構成要素と、後述する[発明の実施の形態]に記載
した構成部材との対応関係は以下のようになっている。
「数字アドレス判断手段」はS18での処理に対応し、
「アドレス変更指示手段」はS20での処理に対応す
る。一方、「アルファベットアドレス判断手段」はS7
4での判断に対応し、「第2アドレス変更指示手段」は
S78での処理に相当する。また、「保持手段」はRO
M50に対応し、「非推奨アドレス判断手段」はS76
での処理に対応し、「第3アドレス変更指示手段」はS
78での処理に対応する。
【0045】「プログラム」は、CPU57が実行する
図4、図5に示すフローチャートの処理に該当する。
「記録媒体」は、ROM50に該当する。
【図面の簡単な説明】
【図1】NTTが提供するLモードにおける通信システ
ムの概略構成を示すブロック図。
【図2】本発明の第1実施形態に係るLモード対応ファ
クシミリの本体の外観を示す平面図。
【図3】Lモード対応ファクシミリの本体の電気的構成
を示すブロック回路図。
【図4】本体に備えられたCPUが実行する主な制御処
理の流れを示すフローチャート。
【図5】本体に備えられたCPUが実行する主な制御処
理の流れを示すフローチャート。
【図6】(A)は表示器に表示される選択画像を示す説
明図、(B)は表示器に表示される警告画像を示す説明
図、(C)は表示器に表示される再入力警告画像を示す
説明図。
【図7】本発明を第2実施形態に係るIモード対応携帯
電話機の外観を示す平面図。
【図8】Iモード対応携帯電話機の電気的構成を示すブ
ロック回路図
【符号の説明】 10…Lモードにおける通信システム 11…Lモード対応の各種通信機器 15…公衆電話回線 16…Lモードゲートウェイ 20…Lモード対応ファクシミリの本体 21…表示器 22…ボタン類 41…パネルGA 42…モータ 43…サーマルヘッド 46…AFE 50…ROM 51…RAM 52…EEPROM 54…クロスポイントスイッチ 56…NCU 57…CPU 58…記録回路 60…FAX・データモデム 120…携帯電話機

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールを受信可能であり、識別部を
    有するメールアドレスが設定される通信装置において、 メールアドレスの識別部が数字のみから成るかを判断す
    る数字アドレス判断手段と、 前記数字アドレス判断手段により数字のみから成ると判
    断された際に、メールアドレスの変更を促すアドレス変
    更指示手段とを備えることを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 変更されたメールアドレスの識別部がア
    ルファベットのみから成るかを判断するアルファベット
    アドレス判断手段と、 前記アルファベットアドレス判断手段によりアルファベ
    ットのみから成ると判断された際に、メールアドレスの
    変更を促す第2アドレス変更指示手段とを更に備えるこ
    とを特徴とする請求項1の通信装置。
  3. 【請求項3】 非推奨アドレスを保持する保持手段と、 変更されたメールアドレスの識別部が前記非推奨アドレ
    スを含むかを判断する非推奨アドレス判断手段と、 前記非推奨アドレス判断手段により非推奨アドレスを含
    むと判断された際に、メールアドレスの変更を促す第3
    アドレス変更指示手段とを更に備えることを特徴とする
    請求項1又は請求項2の通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の通
    信装置における前記各手段としてコンピュータシステム
    を機能させるためのプログラム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の通
    信装置における前記各手段としてコンピュータシステム
    を機能させるためのプログラムが記録されたコンピュー
    タで読み取り可能な記録媒体。
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