JP2003109692A - 印刷配線板・コネクタ組立体の製造方法 - Google Patents

印刷配線板・コネクタ組立体の製造方法

Info

Publication number
JP2003109692A
JP2003109692A JP2001296072A JP2001296072A JP2003109692A JP 2003109692 A JP2003109692 A JP 2003109692A JP 2001296072 A JP2001296072 A JP 2001296072A JP 2001296072 A JP2001296072 A JP 2001296072A JP 2003109692 A JP2003109692 A JP 2003109692A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminals
edge
distance
printed wiring
wiring board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001296072A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Ueno
守 上野
Shinji Nakamura
伸治 中村
Keiichi Otsubo
敬一 大坪
Tsutomu Hangai
勤 飯開
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Priority to JP2001296072A priority Critical patent/JP2003109692A/ja
Publication of JP2003109692A publication Critical patent/JP2003109692A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷配線板にストラドル型カードエッジコネ
クタを半田付けして印刷配線板・コネクタ組立体を製造
するに当たり、所要時間を短くし、かつ必要なコストを
低くする。 【解決手段】 少なくとも第1の主面(104)に半田
付けされる端子(204a、204b)が、短いものと
長いものを含み、コネクタ(200)を印刷配線板(1
00)に装着した後、縁(108)に垂直で第1及び第
2の主面に平行な方向の異なる位置においてパッド(1
12a、112b)に圧接される。従って、半田(30
2)が固まるまでの間、コネクタが印刷配線板にしっか
りと固定され、縁に平行な方向の軸線を中心とする回転
モーメントに抵抗することができ、固定のための別個の
治具を取付けたり、取外したりする手間を省くことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばケーブル
が接続されるカードエッジコネクタを印刷配線板に半田
付けして印刷配線板・コネクタ組立体を製造する方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】印刷配線板のある応用においては、その
縁部にカードエッジコネクタが半田付けされ該コネクタ
に接続されたケーブルによって他の装置或いは他の印刷
配線板と接続される。この半田付けに際し、ハンダが固
まるまでの間、コネクタを印刷配線板に固定しておく必
要がある。このため固定のための治具を用いたり、コネ
クタの端部に、例えばコネクタの端子列の両端の外側
に、固定のための部材を別途設けたりする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、治具を用い
ると、その取付け及び取外しのための作業が必要であ
り、半田付けのための時間が長く、またそのコストが高
いと言う問題があった。また、コネクタの端部に固定の
ための部材を別途設けるとその分コネクタや印刷配線板
の寸法が大きくなると言う問題があった。
【0004】本発明は上記に鑑みなされたものであり、
所要時間が短く、かつ必要なコストが低く、またコネク
タや印刷配線板の寸法を大きくする必要がない印刷配線
板・コネクタ組立体の製造方法を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、互いに反対向
きの第1及び第2の主面(104、106)と少なくと
も一つの縁(108)を有する基板(102)と、上記
基板(102)の上記第1及び第2の主面(104、1
06)上に形成された配線パターン(110)及びパッ
ド(112a、112b、112)とを有する印刷配線
板(100)と、上記第1の主面(104)上のパッド
(112a、112b)に半田付けされる第1の群(G
a)の端子(204a、204b)と、上記第2の主面
(106)上のパッド(112a、112b、112)
に半田付けされる第2の群(Gb)の端子(204a、
204b、204)とを有するコネクタ(200)とを
半田付けにより結合して印刷配線板・コネクタ組立体を
製造する方法において、上記コネクタ(200)を上記
印刷配線板(100)に装着する工程と、上記コネクタ
(200)の端子(204a、204b、204)を上
記パッド(112a、112b、112)に半田付けす
る工程とを含み、上記第1の群(Ga)の端子(204
a、204b)が、上記印刷配線板の上記縁(108)
から第1の距離(D1)の点(P1)において上記パッ
ド(212a)に半田付けされる少なくとも1本の第1
種の端子(204a)と、上記印刷配線板の上記縁(1
08)から、上記第1の距離よりも長い第2の距離(D
2)の点(P2)において上記パッド(212b)に半
田付けされる少なくとも1本の第2種の端子(204
b)とを含み、上記第2の群(Gb)の端子(204
a、204b、204)が、上記印刷配線板の上記縁
(108)から、上記第2の距離(D2)よりも短い第
3の距離(D3)の点(P3)において上記パッド(2
12a、212)に半田付けされる少なくとも1本の第
1種の端子(204a、204)と、上記印刷配線板の
上記縁(108)から、上記第1の距離(D1)よりも
長い第4の距離(D4)の点(P4)において上記パッ
ド(212b、212)に半田付けされる少なくとも1
本の第2種の端子(204b、204)とを含み、上記
コネクタ(200)が上記印刷配線板(100)に装着
された際、上記第1の群の上記第1種の端子及び上記第
2種の端子が上記縁(108)から、上記第1の主面上
の上記第1及び第2の距離の点(P1、P2)で上記パ
ッドに圧接され、上記第2の群の上記第1種の端子及び
上記第2種の端子が上記縁(108)から、上記第2の
主面上の上記第3及び第4の距離の点(P3、P4)で
上記パッドに圧接され、これにより、上記第1及び第2
の主面に平行でかつ上記縁に平行な仮想軸線を中心とす
る、上記印刷配線板(100)と上記コネクタ(20
0)の相対的回転が抑制されることを特徴とする印刷配
線板・コネクタ組立体の製造方法を提供するものであ
る。
【0006】上記コネクタが上記印刷配線板に装着され
たとき、上記端子自体の弾性により、上記端子が上記パ
ッドに圧接されることとしても良い。
【0007】上記端子の配列が、上記端子の列の中心を
通り、上記縁に垂直な仮想中心面に関して略対称である
ものであっても良い。
【0008】上記第3の距離(D3)が上記第1の距離
(D1)に略等しく、上記第4の距離(D4)が上記第
2の距離(D2)に略等しいこととしても良い。
【0009】上記第1の主面(104)と上記第2の主
面(106)とで、互いに印刷配線板の厚み方向に整列
した位置において、上記端子(204a、204b)が
パッド(112a、112b)に半田付けされるよう
に、上記端子(204a、204b)の形状及び配置が
定められていることとしても良い。
【0010】上記端子がすべて略同じ太さであり、上記
端子が主として上記第1の群の端子と上記第2の群の端
子とから成り、上記第1の群(Ga)の端子のうちの上
記第1種の端子(204a)と上記第2種の端子(20
4b)とが略同数であり、上記第2の群(Gb)の端子
のうちの上記第1種の端子(204a)と上記第2種の
端子(204b)とが略同数であることとしても良い。
【0011】上記第3の距離(D3)と上記第4の距離
(D4)が互いに等しいこととしても良い。
【0012】少なくとも上記第1の主面(104)上の
上記パッド(112a、112b)が、上記端子が半田
付けされる上記パッド上の点(P1、P3)から、上記
パッドの上記縁(108)の側の端部(112e)まで
の距離が第1の長さである第1種のパッド(112a)
と、上記端子が半田付けされる上記パッド上の点(P
2、P4)から、上記パッドの上記縁(108)の側の
端部(112e)までの距離が第2の長さである第2種
のパッド(112b)とを含むこととしても良い。
【0013】すべてのパッド(112a、112b)の
上記縁(108)の側の端部(112e)が、上記縁
(108)から同一の距離にあることとしても良い。
【0014】上記パッド(112a、112b、11
2)上に半田(302)を載せる工程をさらに含み、上
記コネクタ(200)の上記印刷配線板(100)への
装着が、上記半田を載せる工程の後に行なわれ、上記コ
ネクタ(200)の上記印刷配線板(100)への装着
の後に、上記半田のリフローにより上記半田付けが行な
われることとしても良い。
【0015】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明の実施の形
態の方法で製造された印刷配線板・コネクタ組立体を示
す平面図及び底面図である。図3は、図1のA−A’線
断面図、図4は図1のB−B’線断面図、図5は図1の
C−C’線断面図、図6は図1のD−D’線断面図、図
7は図1のE−E’線断面図である。
【0016】この組立体は、印刷配線板100とコネク
タ200とを含むものであり、図8は、印刷配線板10
0とコネクタ200を組立てる前の、互いに対向させた
状態を示す断面図(図1のB−B’線と同じ位置におけ
る断面図)であり、図9は、組立てる前のコネクタ20
0を示す斜視図である。
【0017】印刷配線板100は、第1の主面(図3及
び図4で上側の面)104と、第1の主面104とは反
対向きの第2の主面(図3及び図4で下側の面)106
とを有し、さらに直線に沿う縁108を有する絶縁基板
102を有する。図示の実施の形態では、基板102
(その一部のみが示されている)が矩形であり、その一
つの辺が上記の縁108を構成している。
【0018】絶縁基板102の第1及び第2の主面10
4及び106上には、導体で形成された配線パターン1
10と、配線パターン110に接続され、導体で形成さ
れたパッド112a及び112bとが設けられている。
【0019】第1の主面104上のパッド112a及び
112bは、縁108の近傍の帯状の領域114内に、
列を成すように配置されている。各パッド112a及び
112bは、縁108に垂直な方向に短冊状に延びたも
のである。第1の主面104上において、縁108に沿
う方向に隣接するパッド112a及び112b相互の間
隔(縁108に沿う方向の間隔)は互いに等しい。
【0020】同様に、第2の主面106上のパッド11
2a及び112bは、縁108の近傍の帯状の領域11
4内に、列を成すように配置され、各パッド112a及
び112bは縁108に垂直な方向に短冊状に延びたも
のである。第2の主面106上においても、縁108に
沿う方向に隣接するパッド112a及び112b相互の
間隔(縁108に沿う方向の間隔)は互いに等しい。
【0021】図示の例では、第1の主面104上のパッ
ド112a及び112bと第2の主面106上のパッド
112a及び112bとは同じ位置に設けられ、即ち第
1及び第2の主面104及び106に垂直な方向に整列
している。言換えると、これらは第1及び第2の主面1
04及び106の中間に位置する仮想中心面105を中
心として面対称の位置に設けられている。
【0022】コネクタ200は、ストラドル型のカード
エッジコネクタと呼ばれるものであり、ハウジング20
2と、ハウジング202に保持された複数の端子204
a及び204bとを有する。
【0023】ハウジング202は、絶縁材料例えば合成
樹脂で形成されたものであり、印刷配線板100の縁1
08と略平行に、略直線に沿って延びた端部乃至縁20
8を有する。
【0024】端子204a及び204bは、導体で形成
されたものであり、第1の主面104上のパッドに半田
付けされる端子から成る第1の群Gaと、第2の主面1
06上のパッドに半田付けされる端子から成る第2の群
Gbとに分けられる。第1の群Gaの端子204a及び
204bは、縁208に沿い、第1の主面104に平行
な第1の列を成すように配置され、第2の群Gbの端子
204a及び204bは、縁208に沿い、第2の主面
106に平行な第2の列を成すように配置されている。
【0025】各端子204a又は204bは、ハウジン
グ202の縁208から突出し、略まっすぐに延びたリ
ード部210と、半円形状に湾曲した接点部212とを
有する。第1の群Gaの端子204a及び204bの接
点部212は、印刷配線板100の第1の主面104上
のパッド112a及び112bに向けて、即ち図3及び
図4で下向きに湾曲しており、第2の群Gbの端子20
4a及び204bの接点部212は、印刷配線板100
の第1の主面106上のパッド112a及び112bに
向けて、即ち図3及び図4で上向きに湾曲している。リ
ード部210と接点部212とはともに同じ材料で一体
に形成され、例えば線状の部材を折曲げて形成したもの
である。
【0026】第1及び第2の群Ga及びGbの各々の端
子204a及び204bのうち、縁208の一端208
aから数えて奇数番目のもの204aは短く、偶数番目
のもの204bは長い。短い端子204aは第1種の端
子とも呼ばれ、長い端子204bは第2種の端子とも呼
ばれる。短い端子204aは、その接点部212が、印
刷配線板100の縁108から、第1の距離D1の点P
1においてパッド112aに半田付けされている。長い
端子204bは、その接点部212が、印刷配線板10
0の縁108から、第1の距離D1よりも長い第2の距
離D2の点P2においてパッド112bに半田付けされ
ている。点P1と点P2とは、縁108に対し垂直な方
向に距離D1とD2の差に等しい距離Ddだけ隔てられ
ている。
【0027】短い端子204aが半田付けされたパッド
112aは、点P1から縁108の側の端部112eま
での距離が第1の長さであり、長い端子204bが半田
付けされたパッド112bは、点P2から縁108の側
の端部112eまでの距離が、上記第1の長さとは異な
る第2の長さである。区別のため、短い端子204aが
半田付けされたパッド112aを第1種のパッドと呼
び、長い端子204bが半田付けされたパッド112b
を第2種のパッドと呼ぶことがある。
【0028】図示の例では、接点部212の形状は、す
べての端子204a及び204bにおいて互いに同一で
あり、リード部210の長さ、即ち、縁208からのリ
ード部210の突出長が異なり、第1種の端子204a
はリード部210が短く、第2種の端子204bはリー
ド部210が長い。
【0029】第1及び第2の主面104及び106の各
々の上のパッド112a及び112bの総数が奇数であ
り、これに対応して、第1の群Ga及び第2の群Gbの
各々の端子の数は奇数であり、端子の列の最後の端子
は、列の最初の端子と同じく、短い端子204aであ
る。従って、端子の接点部212がパッドに接触する位
置の配置は、パッドの列を2分する仮想中心面201を
中心にして対称である。
【0030】端子204a及び204bは弾性的に変形
可能であり、組立てられた状態では、図3及び図4に示
すように、弾性的に変形しており、パッド112a及び
112bに対し圧力を加え、印刷配線板100を挟持し
ている。
【0031】自由状態、即ち組立てる前の状態において
は、図8に示すように、第1の群Gaの端子204a及
び204bの接点部212の最下端部212mと第2の
群Gbの端子204a及び204bの接点部212の最
上端部212nの距離Da及びDbは、第1の面104
上のパッド112a又は112bの表面と、第2の主面
106上のパッド112a又は112bの表面との間の
距離Dtよりも小さい。また、第1の群Gaの端子20
4a及び204bの接点部212の先端部212tと第
2の群Gbの端子204a及び204bの接点部212
の先端部212tの距離Dc及びDdは、第1の面10
4と第2の主面106の間の距離Dsよりも大きい。
【0032】以下、上記の印刷配線板・コネクタ組立体
の製造方法を説明する。まず、図8に示すように、上記
のような印刷配線板100及びコネクタ200を用意す
る。そして、印刷配線板100のパッド112a及び1
12b上に半田ペースト302を載せる。
【0033】次に印刷配線板100にコネクタ200を
装着する。例えば、図示しない治具を用いて印刷配線板
100を固定し、コネクタ200を移動させて、装着す
る。この装着に際し、端子204a及び204bが弾性
的に変形することにより、端子204a及び204b相
互間に印刷配線板100が挿入される。より詳しく言え
ば、まず図8に示すように、印刷配線板110に対し、
コネクタ200を整列させ、即ち、コネクタ200の第
1の群Gaの端子の列と第2の群Gbの端子の列の中心
に位置する仮想中心面205が、印刷配線板100の第
1及び第2の主面104及び106の中間に位置する仮
想中心面105と整列するようにし、かつ縁208を縁
108と平行に保ちながら、コネクタ200を印刷配線
板100に接近させる。
【0034】この接近により、最初に図10に示すよう
に長い端子204bの接点部212が印刷配線板100
の縁108に当接し、端子204bが次第に変形しなが
ら第1の主面104及び第2の主面106に乗り上げ
て、その後第1の主面104及び第2の主面106上を
すべりながら移動する。
【0035】次に図11に示すように、短い端子204
aの接点部212が印刷配線板100の縁108に当接
し、端子204aが次第に変形しながら第1の主面10
4及び第2の主面106に乗り上げてその後第1の主面
104及び第2の主面106上をすべりながら移動す
る。端子204b及び204aは、第1の主面104及
び第2の主面106をすべる際、パッド112a及び1
12b、並びに半田ペースト302に乗り上げる。そし
て、図12に示すように、端子204a及び204bが
それぞれ半田付けされるべきパッド112a及び112
b上の点P1及びP2の位置に到達する。
【0036】このようにして装着された状態では、端子
204a及び204bが半田付けされるべきパッド上の
点P1及びP2において、端子204a及び204bの
接点部212の最下端部及び最上端部212がパッド1
12a及び112bに弾性的に圧接されており、従っ
て、端子204a及び204bの弾性力(印刷配線板1
00に対する圧力)によって、印刷配線板100が挟持
される。上記のように印刷配線板100が固定されてい
れば、この挟持力によって、コネクタ200が印刷配線
板100に支持される。
【0037】短い端子204aと長い端子204bとで
は、縁108及び208に垂直な方向の異なる位置P1
及びP2においてパッド112a及び112bに圧接さ
れているので、縁108に平行な方向(図12で紙面に
垂直な方向)に延びた軸線を中心とする回転モーメント
に対する抵抗が大きく、そのような軸線を中心とする回
転を阻止することができる。
【0038】また、端子204a及び204bは縁10
8及び縁208の方向に延びた列をなすように配置さ
れ、従って縁108及び縁208の方向の異なる位置に
配置されているので、端子204a及び204bのリー
ド部210の長手方向、即ち縁108に垂直で第1及び
第2の主面104及び106に平行な方向に延びた軸線
(図12で水平な方向)を中心とする回転モーメントに
対する抵抗も大きく、そのような軸線を中心とする回転
を阻止することもできる。従って、コネクタ200が印
刷配線板100に対しぐらつくことなく、しっかりと固
定される。
【0039】この状態で、印刷配線板100とコネクタ
200とに対し、リフロー半田付けを行なう。即ち、印
刷配線板100とコネクタ200とをリフロー用の炉に
入れて加熱することにより半田を溶融させ、しかる後冷
却して判断を固化することにより半田付けが行なわれ
る。以上により、印刷配線板・コネクタ組立体が完成す
る。
【0040】ハンダが固まった後は半田によりコネクタ
200が印刷配線板100に固定されるが、導体パッド
112a及び112bに対する端子204a及び204
bの挟持力も、この固定の一助となる。
【0041】以上のように、上記の実施の形態によれ
ば、コネクタ200を印刷配線板100に装着してか
ら、半田付けが行なわれてハンダが固まるまでの間、パ
ッド112a及び112bに対する端子204a及び2
04bの挟持力によりコネクタ200が印刷配線板10
0にしっかりと固定される。従って、コネクタ200を
印刷配線板100に固定するための別個の治具が必要な
い。このため、別個の治具を取付けたり取外したりする
工程を省略することができる。
【0042】また、上記のように、長い端子204bが
縁108に当接して第1及び第2の主面104及び10
6に乗り上げるタイミングと、短い端子204aが縁1
08に当接して第1及び第2の主面104及び106に
乗り上げるタイミングとが異なるので、すべての端子が
同じ長さであって、すべての端子が一斉に縁108に当
接して第1及び第2の主面104及び106に乗り上げ
る場合に比べ、配線板100へのコネクタ200の装着
のために必要な力が小さくて済む。
【0043】また、すべてのパッド112a及び112
bの縁108側の端部112eが縁108から互いに等
しい距離にあるため、パッド112a上の、短い端子2
04aが半田付けされる点P1から縁108の側の端部
112eまでの距離と、パッド112b上の、長い端子
204bが半田付けされる点P2から縁108の側の端
部112eまでの距離とが互いに異なり、従って、長い
端子204bがパッド112bに乗り上げるタイミング
と、短い端子204aがパッド112aに乗り上げるタ
イミングとが互いに異なる。従って、装着に必要が力が
一層小さくなる。
【0044】さらに、第1の群Ga及び第2の群Gbの
各々の端子204a及び204bの総数が奇数であり、
短い端子204aと長い端子204bとが交互に配置さ
れており、これにより、端子204a及び204bの配
置が、端子204a及び204bの列の中心を通り、上
記縁108に垂直な仮想中心面201に関して略対称と
なっており、このため、コネクタを印刷配線板に装着し
た状態において、端子の長手方向、即ち縁108に垂直
で第1及び第2の主面104及び106に平行な方向に
延びた軸線を中心とする回転モーメントが発生しないと
言う利点がある。
【0045】第1の群Ga及び第2の群Gbの各々の端
子204a及び204bの総数が偶数の場合には、図1
3に示すように、端子の列の中心を通り、縁208に垂
直な仮想中心面201の一方の側(図13で上側)で
は、奇数番目の端子が短く、偶数番目の端子が長く、上
記仮想中心面201の他方の側(図13で下側)では、
奇数番目の端子が長く、偶数番目の端子が短くなるよう
にすることにより、端子の列の中心を通り、上記仮想中
心面201に関して端子の長短の配列が対称であるよう
にするのが望ましい。こうすることにより、コネクタを
印刷配線板に組立てたときに、端子の長手方向、即ち縁
108及び208に垂直で、第1及び第2の主面104
及び106に平行な方向に延びた軸線を中心とする回転
モーメントが発生しないからである。
【0046】しかし、このように端子の配列を対称にす
ることは必ずしも必要ではない。対称でなくても、端子
の長手方向に延びた線を中心とする回転モーメントに対
する抵抗が得られるからである。
【0047】さらにまた、上記の実施の形態では、第1
の主面104と第2の主面106とで同じ箇所(印刷配
線板の厚み方向に互いに整列した位置)において端子2
04a及び204bがパッド112a及び112bに半
田付けされるように端子204a及び204bが配置さ
れている。これには以下のような利点がある。即ち、コ
ネクタを印刷配線板に装着したときに、第1の主面10
4と第2の主面106とで互いに異なる箇所において端
子204a及び204bがパッド112a及び112b
に圧接されると、これにより回転モーメントが発生する
が、同じ箇所で圧接されるようにすることで、そのよう
な回転モーメントが発生しない。従って、印刷配線板に
対するコネクタのぐらつきが一層少なくなる。特に、端
子の総数が少ない場合にこの効果が大きい。しかしなが
ら、本発明は、このような構成に限定されるものではな
く、第1の主面と第2の主面とで、異なる位置で圧接さ
れるように配置されていても、発生される回転モーメン
トが小さい配置或いは回転モーメントに抵抗し得るよう
な配置であれば良い。
【0048】また、上記の実施の形態では、端子204
a及び204bがすべて略同程度の太さを有し、第1の
群Ga及び第2の群Gbの各々の端子のうち、短い端子
204aと長い端子204bとが略同数であり、このた
め、コネクタが印刷配線板に装着されたときに、短い端
子204aの各々に掛る力と長い端子204bの各々に
掛る力とが略同程度となると言う利点がある。しかし、
本発明はこれに限定されるものではなく、第1の群20
3c及び第2の群Gbの各々の端子のうち、少なくとも
1本が他の端子とは異なる長さを有し、異なる位置(縁
108からの距離)において半田付けされるように構成
されていれば良い。このような構成であれば、縁108
に平行な軸線を中心とする回転モーメントに対する抵抗
力が得られるからである。
【0049】上記の実施の形態では、パッドが同じ形状
であり、同じ位置(縁から距離)に設けられている。こ
のため、パッドの設計が容易である。また、短い端子2
04aが半田付けされるパッド(第1種のパッド)11
2aは、半田付け点P1から縁108の側の端部112
eまでの距離が第1の長さであり、長い端子204bが
半田付けされるパッド(第2種のパッド)112bは、
半田付け点P2から縁108の側の端部112eまでの
距離が、上記第1の長さとは異なる第2の長さである。
従って、上記のように装着の際、長い端子204bがパ
ッド112bに乗り上げるタイミングと短い端子204
aがパッド112aに乗り上げるタイミングが異なり、
この結果、挿入のための力が一層小さくて済むと言う利
点がある。
【0050】しかし、同じ形状であってかつ同じ位置
(縁からの距離)に設けられていると言う条件を満たさ
なくても、上記パッドが、半田付け点P1から、縁10
8の側の端部112eまでの距離が第1の長さである第
1種のパッド112aと、半田付け点P2から、縁10
8の側の端部112eまでの距離が、上記第1の長さと
な異なる第2の長さである第2種のパッド112bとを
含み、コネクタの印刷配線板への装着に際し、端子がパ
ッドに乗り上げるタイミングがずれるようになっていれ
ば、挿入のための力が小さくて済むと言う効果が得られ
る。
【0051】また、図14に示すように、パッド112
a及び112bを小さくして、半田付け点P1又はP2
の近傍の領域のみをカバーする大きさとして、短い端子
204aが半田付けされるパッド112aと長い端子2
04aが半田付けされるパッド112bとでは、縁10
8の側の端部112eと反対側の端部112fとが異な
る位置にあるようにしても良い。
【0052】さらにまた、上記の実施の形態では、パッ
ド112a及び112bの、縁108の側の端部112
eが縁108から離れているが、図15に示すように、
縁108に一致する(縁108から端部112eまでの
距離がゼロである)ようにしても良い。こうすることに
より、印刷配線板のサイズを一層小さくすることがで
き、また端子の長さ(ハウジング202からの突出長)
を最小限にすることができ、端子による印刷配線板の挟
持をより強固で安定したものとすることができる。
【0053】この場合、第1の群Gaの端子204a及
び204bの接点部212の先端部212tと第2の群
Gbの端子204a及び204bの接点部212の先端
部212tの距離Dc及びDdが、第1の面104上の
パッド112a又は112bの表面と、第2の主面10
6上のパッド112a又は112bの表面との間の距離
Dtよりも大きいことが必要である。
【0054】また、上記の図1乃至図13を参照して説
明した実施の形態では、端子204a及び204bは、
長い端子と短い端子の2種の端子から成るが、長さが互
いに異なる3種類の端子を含み、従って、パッドのうち
端子が圧接される位置(印刷配線板の縁からの距離)も
3種以上であっても良い。
【0055】さらに、上記の図1乃至図13を参照して
説明した実施の形態では、第1の主面104上で端子2
04a及び204bが印刷配線板100の縁108から
第1及び第2の距離(D1、D2)の点(P1、P2)
でパッド半田付けされ、第2の主面104上で端子20
4a及び204bが印刷配線板100の縁108から同
じ第1及び第2の距離(D1、D2)の点(P1、P
2)でパッド半田付けされているが、図16に示すよう
に、第1の主面104で半田付けされる点の縁108か
ら距離と、第2の主面106で半田付けされる点の縁1
08から距離とが互いに異なっていても良い。即ち、
第1の主面104上で端子204a及び204bが印刷
配線板100の縁108から第1及び第2の距離(D
1、D2)の点(P1、P2)でパッド半田付けされ、
第2の主面104上で端子204a及び204bが印刷
配線板100の縁108から同じ第3及び第4の距離
(D3、D4)の点(P3、P4)でパッド半田付けさ
れるものであっても良い。但しこの場合、第3の距離D
3が第2の距離D2よりも短く、第4の距離D4が第1
の距離D1よりも長いことが必要である。こうすること
により、縁108に平行な軸線を中心とする回転モーメ
ントに対する抵抗力を得ることができる。
【0056】上記の図1乃至図13を参照して説明した
実施の形態は、上記した、「第3の距離D3が第2の距
離D2よりも短く、第4の距離D4が第1の距離D1よ
りも長い」と言う条件を満たす構成において、第3の距
離D3が第1の距離D1に等しく、第4の距離D4が第
2の距離D2に等しい一つの特定の態様であると見るこ
ともできる。なお、図16では、第2の主面106上の
パッド112aの縁108の側の先端112eが縁10
8により近くしてあるが、これは半田付け点P3の位置
に応じて変更可能である。
【0057】また、図17に示すように、第2の主面1
06上においては、すべての端子が同一の距離D5の点
P5においてパッドに半田付けされるものであっても良
い。このような構成でも、縁108に平行な軸線を中心
とする回転モーメントに抵抗することができる。図17
に示す例は、上記した、「第3の距離D3が第2の距離
D2よりも短く、第4の距離D4が第1の距離D1より
も長い」と言う条件を満たす構成において、第3の距離
D3及び第4の距離D4がともに距離D5に等しい一つ
の特定の態様であると見ることもできる。
【0058】なお、図17の例では、第2の主面106
上のパッド及びこれに半田付けされる端子がすべて同じ
位置に形成された同じ形状のもので良いのでそれぞれ符
号112及び204が付されている。
【0059】また、上記の実施の形態では、リフロー半
田付け法が用いられているが、フロー半田付け法を用い
ても良い。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、以下のような効果が得
られる。
【0061】少なくとも第1の主面に半田付けされる端
子が、短いものと長いものを含み、コネクタを印刷配線
板に装着した後、縁に垂直な方向の異なる位置において
パッドに圧接されるので、半田が固まるまでの間、コネ
クタが印刷配線板にしっかりと固定され、縁に平行な方
向の軸線を中心とする回転モーメントに抵抗することが
でき、固定のための別個の治具を取付けたり、取外した
りする手間を省くことができる。
【0062】また、上記端子の配列が、上記端子の列の
中心を通り、上記縁に垂直な仮想中心面に関して略対称
であるようにすることにより、コネクタを印刷配線板に
装着したとき、縁に垂直で第1及び第2の主面に平行な
方向に延びた軸線を中心とする回転モーメントが発生し
ないようにすることができる。
【0063】さらに、第1の主面と第2の主面とで、縁
から半田付けされる点までの距離を互いに等しくするこ
とにより、端子の設計が容易となり、部品としての端子
相互の互換性がより良好となる。
【0064】また、第1の主面と第2の主面とで、互い
に印刷配線板の厚み方向に整列した位置において、上記
端子がパッドに半田付けされるように、上記端子の形状
及び配置を定めることにより下記の効果が得られる。即
ち、コネクタが印刷配線板に装着されたとき、第1の主
面と第2の主面とで互いに異なる箇所において端子がパ
ッドに圧接されると、これにより回転モーメントが発生
するが、同じ箇所で圧接されるようにすることで、その
ような回転モーメントが発生しない。従って、印刷配線
板に対するコネクタのぐらつきが一層少なくなる。特
に、端子の総数が少ない場合にこの効果が大きい。
【0065】また、端子が、主として第1種の端子(短
い端子)と第2種の端子(長い端子)とから成り、第1
種の端子と第2種の端子とを同数設ける(その他の端子
を殆ど又は全く設けない)こととすれば、第1種の端子
の各々に掛る力と第2種の端子の各々に掛る力とが略同
程度になる。
【0066】さらに、端子が半田付けされるの点から、
印刷配線板の縁の側の端部までの距離が第1の長さであ
る第1種のパッドと、端子が半田付けされる点から、印
刷配線板の縁の側の端部までの距離が、上記第1の長さ
とは異なる第2の長さである第2種のパッドとを設ける
こととすれば、コネクタの印刷配線板への装着に際し、
端子がパッドに乗り上げるタイミングがずれるので、挿
入のための力が小さくて済む。
【0067】さらにまた、すべてのパッドの印刷配線板
の縁の側の端部が、上記縁から同一の距離にあるように
すれば、上記第1種の端子が半田付けされるパッドが上
記第1種のパッドとなり、上記第2種の端子が半田付け
されるパッドが上記第2種のパッドとなるが、このよう
な構成にすれば、パッドの設計が容易であり、しかも第
1種の端子が第1種のパッドに乗り上げるタイミングと
第2種の端子が第2種のパッドに乗り上げるタイミング
がずれるので、挿入のための力が小さくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の方法で製造された印刷
配線板・コネクタ組立体を示す平面図である。
【図2】 本発明の実施の形態の方法で製造された印刷
配線板・コネクタ組立体を示す底面図である。
【図3】 図1のA−A’線断面図である。
【図4】 図1のB−B’線断面図である。
【図5】 図1のC−C’線断面図である。
【図6】 図1のD−D’線断面図である。
【図7】 図1のE−E’線断面図である。
【図8】 印刷配線板100とコネクタ200を組立て
る前の、互いに対向させた状態を示す断面図(図1のB
−B’線と同じ位置における断面図)である。
【図9】 印刷配線板と組立てる前のコネクタ200を
示す斜視図である。
【図10】 コネクタの印刷配線板への装着の過程にお
ける第1の段階を示す断面図である。
【図11】 コネクタの印刷配線板への装着の過程にお
ける第2の段階を示す断面図である。
【図12】 コネクタの印刷配線板への装着の過程にお
ける第3の段階を示す断面図である。
【図13】 コネクタの端子の配列の異なる例を示す平
面図である。
【図14】 パッドの位置及び形状の異なる例を示す平
面図である。
【図15】 パッドの位置及び形状の更に他の例を示す
平面図である。
【図16】 コネクタの端子の組の異なる例を示す断面
図である。
【図17】 コネクタの端子の組の異なる例を示す断面
図である。
【符号の説明】
100 印刷配線板、 102 絶縁基板、 104
第1の主面、 106第2の主面、 108 縁、 1
10 配線パターン、 112a、112bパッド、
200 コネクタ、 202 ハウジング、 204
a、204b端子、 208 縁、 Ga 第1の群、
Gb 第2の群。
フロントページの続き (72)発明者 上野 守 滋賀県野洲郡野洲町大字市三宅800番地 日本アイ・ビー・エム株式会社 野洲事業 所内 (72)発明者 中村 伸治 滋賀県野洲郡野洲町大字市三宅800番地 日本アイ・ビー・エム株式会社 野洲事業 所内 (72)発明者 大坪 敬一 滋賀県野洲郡野洲町大字市三宅800番地 日本アイ・ビー・エム株式会社 野洲事業 所内 (72)発明者 飯開 勤 滋賀県野洲郡野洲町大字市三宅800番地 日本アイ・ビー・エム株式会社 野洲事業 所内 Fターム(参考) 5E023 AA04 AA16 BB01 BB22 CC24 FF01 HH04 HH16 HH18 5E051 KA01 KB05 5E077 BB23 BB31 CC24 DD01 JJ05 JJ14

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに反対向きの第1及び第2の主面
    (104、106)と少なくとも一つの縁(108)を
    有する基板(102)と、上記基板(102)の上記第
    1及び第2の主面(104、106)上に形成された配
    線パターン(110)及びパッド(112a、112
    b、112)とを有する印刷配線板(100)と、 上記第1の主面(104)上のパッド(112a、11
    2b)に半田付けされる第1の群(Ga)の端子(20
    4a、204b)と、 上記第2の主面(106)上のパッド(112a、11
    2b、112)に半田付けされる第2の群(Gb)の端
    子(204a、204b、204)とを有するコネクタ
    (200)とを半田付けにより結合して印刷配線板・コ
    ネクタ組立体を製造する方法において、 上記コネクタ(200)を上記印刷配線板(100)に
    装着する工程と、 上記コネクタ(200)の端子(204a、204b、
    204)を上記パッド(112a、112b、112)
    に半田付けする工程とを含み、 上記第1の群(Ga)の端子(204a、204b)
    が、上記印刷配線板の上記縁(108)から第1の距離
    (D1)の点(P1)において上記パッド(212a)
    に半田付けされる少なくとも1本の第1種の端子(20
    4a)と、上記印刷配線板の上記縁(108)から、上
    記第1の距離よりも長い第2の距離(D2)の点(P
    2)において上記パッド(212b)に半田付けされる
    少なくとも1本の第2種の端子(204b)とを含み、 上記第2の群(Gb)の端子(204a、204b、2
    04)が、上記印刷配線板の上記縁(108)から、上
    記第2の距離(D2)よりも短い第3の距離(D3)の
    点(P3)において上記パッド(212a、212)に
    半田付けされる少なくとも1本の第1種の端子(204
    a、204)と、上記印刷配線板の上記縁(108)か
    ら、上記第1の距離(D1)よりも長い第4の距離(D
    4)の点(P4)において上記パッド(212b、21
    2)に半田付けされる少なくとも1本の第2種の端子
    (204b、204)とを含み、 上記コネクタ(200)が上記印刷配線板(100)に
    装着された際、 上記第1の群の上記第1種の端子及び上記第2種の端子
    が上記縁(108)から、上記第1の主面上の上記第1
    及び第2の距離の点(P1、P2)で上記パッドに圧接
    され、 上記第2の群の上記第1種の端子及び上記第2種の端子
    が上記縁(108)から、上記第2の主面上の上記第3
    及び第4の距離の点(P3、P4)で上記パッドに圧接
    され、 これにより、上記第1及び第2の主面に平行でかつ上記
    縁に平行な仮想軸線を中心とする、上記印刷配線板(1
    00)と上記コネクタ(200)の相対的回転が抑制さ
    れることを特徴とする印刷配線板・コネクタ組立体の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 上記コネクタが上記印刷配線板に装着さ
    れたとき、上記端子自体の弾性により、上記端子が上記
    パッドに圧接されることを特徴とする請求項1に記載の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 上記端子の配列が、上記端子の列の中心
    を通り、上記縁に垂直な仮想中心面に関して略対称であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記第3の距離(D3)が上記第1の距
    離(D1)に略等しく、 上記第4の距離(D4)が上記第2の距離(D2)に略
    等しいことを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
  5. 【請求項5】 上記第1の主面(104)と上記第2の
    主面(106)とで、互いに印刷配線板の厚み方向に整
    列した位置において、上記端子(204a、204b)
    がパッド(112a、112b)に半田付けされるよう
    に、上記端子(204a、204b)の形状及び配置が
    定められていることを特徴とする請求項4に記載の製造
    方法。
  6. 【請求項6】 上記端子がすべて略同じ太さであり、 上記端子が主として上記第1の群の端子と上記第2の群
    の端子とから成り、 上記第1の群(Ga)の端子のうちの上記第1種の端子
    (204a)と上記第2種の端子(204b)とが略同
    数であり、 上記第2の群(Gb)の端子のうちの上記第1種の端子
    (204a)と上記第2種の端子(204b)とが略同
    数であることを特徴とする請求項4に記載の製造方法。
  7. 【請求項7】 上記第3の距離(D3)と上記第4の距
    離(D4)が互いに等しいことを特徴とする請求項1に
    記載の製造方法。
  8. 【請求項8】 少なくとも上記第1の主面(104)上
    の上記パッド(112a、112b)が、上記端子が半
    田付けされる上記パッド上の点(P1、P3)から、上
    記パッドの上記縁(108)の側の端部(112e)ま
    での距離が第1の長さである第1種のパッド(112
    a)と、上記端子が半田付けされる上記パッド上の点
    (P2、P4)から、上記パッドの上記縁(108)の
    側の端部(112e)までの距離が第2の長さである第
    2種のパッド(112b)とを含むことを特徴とする請
    求項2に記載の製造方法。
  9. 【請求項9】 すべてのパッド(112a、112b)
    の上記縁(108)の側の端部(112e)が、上記縁
    (108)から同一の距離にあることを特徴とする請求
    項8に記載の製造方法。
  10. 【請求項10】 上記パッド(112a、112b、1
    12)上に半田(302)を載せる工程をさらに含み、 上記コネクタ(200)の上記印刷配線板(100)へ
    の装着が、上記半田を載せる工程の後に行なわれ、 上記コネクタ(200)の上記印刷配線板(100)へ
    の装着の後に、上記半田のリフローにより上記半田付け
    が行なわれることを特徴とする請求項1に記載の製造方
    法。
JP2001296072A 2001-09-27 2001-09-27 印刷配線板・コネクタ組立体の製造方法 Pending JP2003109692A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001296072A JP2003109692A (ja) 2001-09-27 2001-09-27 印刷配線板・コネクタ組立体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001296072A JP2003109692A (ja) 2001-09-27 2001-09-27 印刷配線板・コネクタ組立体の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003109692A true JP2003109692A (ja) 2003-04-11

Family

ID=19117385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001296072A Pending JP2003109692A (ja) 2001-09-27 2001-09-27 印刷配線板・コネクタ組立体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003109692A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007087877A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Fujitsu Component Ltd コネクタ
CN102176556A (zh) * 2009-09-23 2011-09-07 泰科电子公司 具有顺序配合接口的电连接器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007087877A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Fujitsu Component Ltd コネクタ
CN102176556A (zh) * 2009-09-23 2011-09-07 泰科电子公司 具有顺序配合接口的电连接器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0346035B1 (en) Terminal structure and process of fabricating the same
US7950963B2 (en) Connector with reinforced mounting structure and method of manufacturing connector
EP1280240B1 (en) A socketable flexible circuit based electronic device module and a socket for the same
US6246016B1 (en) Edge-mountable integrated circuit package and method of attaching the same to a printed wiring board
JP2001085088A (ja) コネクタ及び電気的相互接続装置
US5035629A (en) Electrical connector
JP4327328B2 (ja) 回路基板とフレキシブルフラットケーブルの電気的接続構造
US8708712B2 (en) Male connector block, female connector block, and connector
US20050020134A1 (en) Modular electrical connector
JPH09330754A (ja) プリント配線基板
JPH06243944A (ja) Ic用接続装置
US6053757A (en) Printed circuit board edge card connector having two non-redundant rows of contacts
US8968007B2 (en) Connector and fabrication method thereof
US6652325B2 (en) High data rate electrical connector
KR101391210B1 (ko) 협피치 콘택트군을 갖는 커넥터의 제조 방법 및 커넥터
JP2003109692A (ja) 印刷配線板・コネクタ組立体の製造方法
US20150099398A1 (en) Connector for printed circuit boards
JPS63146370A (ja) コネクタ及びその製造方法
JPH03126290A (ja) プリント配線板
US6719583B2 (en) Multi-functional electrical connector
EP1986276A2 (en) Card edge connector
JPH07211363A (ja) コネクタピン、およびこれを用いた電気的接続構造
JPH03133070A (ja) 表面実装用電子部品
KR20040079780A (ko) 메모리 확장을 위한 메모리 모듈의 제조방법
JPH10125416A (ja) Fpc/ffc用コネクタ、そのインシュレータ、及び該インシュレータの成形方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040921

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20041007

RD14 Notification of resignation of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7434

Effective date: 20041007

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20041215

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20041220

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050719