JP2003109026A - 装飾用粘着シートのカットラインデータ作成装置及び作成方法 - Google Patents

装飾用粘着シートのカットラインデータ作成装置及び作成方法

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JP2003109026A JP2001302894A JP2001302894A JP2003109026A JP 2003109026 A JP2003109026 A JP 2003109026A JP 2001302894 A JP2001302894 A JP 2001302894A JP 2001302894 A JP2001302894 A JP 2001302894A JP 2003109026 A JP2003109026 A JP 2003109026A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】商店のウインドウ、ガラスドアなどのディスプ
レイや定休日、開店時間などの表示、販売促進用のキャ
ッチコピー、室内壁面の装飾、建築現場を取り囲むフェ
ンスのディスプレイなどに使用される装飾用粘着シート
のカッティングを、特別な技能を必要とせず、簡便に行
う。 【解決手段】デザイン素材となる複数の図形の画像デー
タ及びこの図形のカットラインデータが格納された記憶
手段から、デザイン素材の図形データ及びカットライン
データを読み出し、読み出された図形を表示装置に表示
する。この表示された図形の中から1の図形を選択し、
必要であれば更に他の図形データを表示して先の図形と
合成し、得られたデザイン図形のカットラインデータを
記憶する。このカットラインデータに基づき装飾用粘着
シートをカットし、カットされた装飾用粘着シートによ
り、ショーウインドウなどのディスプレイを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商店のウインドウ
などのディスプレイに用いられる装飾用デザインをデザ
イナーに依頼することなく簡便に作成すことができると
共にこの作成されたデザインに対応する装飾用粘着シー
トのカットラインデータも同時に得ることができる装飾
用粘着シートのカットラインデータ作成装置及びカット
ラインデータ作成方法、並びにカットラインデータに基
づき簡便に装飾用粘着シートをカッティングするカット
マシン及びこれらの方法及び装置で用いられるカットラ
インデータ及び画像データが格納された記憶媒体、記憶
媒体に格納されたカットラインデータ及び画像データの
作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】商店のウインドウやガラスドアなどのデ
ィスプレイ、定休日、開店時間、販売促進用のキャッチ
コピーなどの表示、室内壁面の装飾、建築現場を取り囲
むフェンスのディスプレイなどを例にとってみると、従
来ペインティングによる方法が広く行われている。また
このペインティング法とともに、裏に粘着層を有する着
色シート又はテープ(本明細書では、これらを合わせて
「装飾用粘着シート」という)を装飾デザインの図形及
び色彩に合わせてカットし、カットされた複数の色の図
形を被装飾体であるウインドウ或いは壁面などにデザイ
ンどおりに貼り付ける方法も、従来から広く採用されて
いる。後者の方法は、ペインティング法と異なり、簡単
に貼り付け、引き剥がしができ、ディスプレイ、表示な
どの施工、変更を短時間且つ簡単に行うことができ、ま
た仕上がりにおいてムラがないという極めて優れた利点
がある。このため、装飾用粘着シートを用いる方法がペ
インティング法に代わり近年ディスプレイ或いは装飾方
法として広く採用されるようになってきている。
【0003】しかしながら、例えばショーウインドウの
ディスプレイについてみると、発注者の要望に応じ、デ
ザイン原画をデザイナーが新たに作成するか、予め用意
されたデザイン集の中から適当なデザイン原画が選択さ
れ、この新たに作成されたデザイン原画或いはデザイン
集から選択されたデザイン原画に基づいて施工業者が各
色毎に装飾用粘着シートをカットし、このカットされた
装飾用粘着シートを原画どおりにショーウインドウなど
に貼り付けているのが現状である。この装飾用粘着シー
トのカッティングには、カットナイフを用い手工的に行
うことも可能であるが、これには熟練した技術及び長時
間の作業が必要とされる。このため、原画をデジタルデ
ータ化し、コンピュータ画面上に原画を表示し、デザイ
ン原画の色毎に装飾用粘着シートをカッティングするた
めのカットラインを図形の輪郭線や図形内の各色の境界
線に応じて設定し、必要に応じこのカットラインのデー
タをフレキシブル磁気ディスクなどの記憶媒体に記憶さ
せ、この各色毎のカットラインデータをカットマシンに
取り込み装飾用粘着シートを各色毎にカッティングし、
このカッティングされた図形片を組み合わせ貼り付ける
ことによりディスプレイなどの施工が行われている。
【0004】ところで、デジタルデータ化されたデザイ
ン原画をコンピュータ画面上に表示し、表示された画像
の輪郭線及び色境界線から各色毎のアウトラインデータ
を得ることは、コンピュータ処理により簡単にできる。
しかし、このようにして得られたアウトラインデータは
カットマシンの刃の動きを想定したものではないため、
文字データの場合アウトラインデータが得られないとい
う問題がある。また、図形のアウトラインデータを装飾
用粘着シートのカットラインデータとして用い、カット
マシンにより装飾用粘着シートをカッティングした場合
には、カッティングした各色毎のシートの輪郭がギザギ
ザとなったり、図形が例えば細すぎてカットマシンが充
分に対応できないなどの問題がある。このため、アウト
ラインデータによるカットでは施工後のディスプレイの
出来映え、施工の容易さの観点から充分なものが得られ
ないことは経験上既に広く知られている。したがって、
装飾用粘着シートをカットマシンによりカッティングす
る場合には、デザイン原画などをコンピュータディスプ
レイ上に表示し、手作業で各色毎のカットラインを設
定、入力している。
【0005】しかし、このカットラインの設定、入力
は、カットマシンの刃の動きを想定しながら、また原図
にできるだけ忠実に、且つショーウインドウのディスプ
レイなどとして用いる際の見栄えなどをも想定しながら
行うことが必要で、綺麗且つ必要十分なカットラインを
設定するには熟練した技術が必要とされる。また、施工
業者毎或いは施工毎に原画に合わせてカットラインを入
力するのでは、カットラインの入力にも多大の労力が必
要とされる。更に原画の使用回数もデザイナーとの契約
で制限されるうえ、発注者の要望に応じた原画の改変も
制限されている。しかも、施工業者は、通常デザイン原
画の作成をコンピュータ上で行うための技術、ノウハウ
を有しないため、施工業者が発注者からの要望に応じ簡
便にデザイン原画を作成することは困難であるし、また
上記したようにデザイン原画に応じてカットラインを設
定、入力することも煩雑且つ多大な労力を必要とする。
ましてや、デザイン原画の作成技術、カットラインの設
定技術、カットマシンを持たない企業、商店において
は、自身でショーウインドウなどの装飾や文字表示など
を、装飾用粘着シートを用いて簡便且つ綺麗に行うこと
は至難の芸である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような状況に鑑
み、本発明は、カットラインが入力された高品質のデザ
イン原画を簡便に作成することができる、装飾用粘着シ
ートのカットライン作成装置及び作成方法、更には前記
方法により得られたカットラインデータに基づいて装飾
用粘着シートを簡便にカッティングする装置及び方法を
提供することを目的とするものである。
【0007】また、本発明は、上記装置及び方法に好適
に用いられる、デザイン素材となる複数のイラスト或い
はワード図形のカットラインデータ及び必要であれば更
にカットラインデータに基づいて作成された画像データ
を記憶する記憶媒体を提供することを目的とするもので
ある。
【0008】また、本発明は、図形のカットラインデー
タの作成方法を提供することをも目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の(1)
乃至(13)の構成を有するものである。 (1)デザイン素材となる複数の図形の画像データ及び
この図形のカットラインデータが格納された記憶手段か
ら、これらデザイン素材の図形の画像データ及びカット
ラインデータを読み出す読み出し手段と、読み出された
複数の図形を表示する表示手段と、表示された図形の一
つを選択する図形選択手段と、選択された図形のカット
ラインデータを記憶する記憶手段を有することを特徴と
する装飾用粘着シートのカットラインデータ作成装置。
【0010】(2)上記(1)記載の装飾用粘着シート
のカットラインデータ作成装置が、更に複数の図形の合
成を行う画像合成手段を有することを特徴とする装飾用
粘着シートのカットラインデータ作成装置。
【0011】(3)デザイン素材となる複数の図形の画
像データ及びこの図形のカットラインデータが格納され
た記憶手段から、これらデザイン素材の図形の画像デー
タ及びカットラインデータを読み出す読み出し手段と、
読み出された図形を表示する表示手段と、表示された図
形を選択する図形選択手段と、選択された図形のカット
ラインデータを記憶する記憶手段と、選択された図形の
カットラインデータに基づき装飾用粘着シートをカッテ
ィングするカッティング手段を有することを特徴とする
装飾用粘着シートのカットマシン。
【0012】(4)デザイン素材となる複数の図形の一
つを指定する図形指定手段、図形指定手段による指定に
基づいてデザイン素材となる複数の図形のカットライン
データが格納された記憶手段から指定された図形のカッ
トラインデータを呼び出す呼び出し手段と、呼び出され
たカットラインデータに基づき装飾用粘着シートをカッ
ティングするカッティング手段を有することを特徴とす
る装飾用粘着シートのカットマシン。
【0013】(5)デザイン素材となる複数の図形の画
像データ及びこの図形のカットラインデータが格納され
た記憶手段から、これらデザイン素材の図形の画像デー
タ及びカットラインデータを読み出すステップ、読み出
された図形を表示するステップ、表示された図形の内一
つを選択するステップ、及び選択された図形のカットラ
インデータを記憶するステップを有することを特徴とす
る装飾用粘着シートのカットラインデータ作成方法。
【0014】(6)デザイン素材となる複数の図形の画
像データ及びこの図形のカットラインデータが格納され
た記憶手段から、これらデザイン素材の図形の画像デー
タ及びカットラインデータを読み出すステップ、読み出
された図形を表示するステップ、表示された図形の内一
つを選択し、表示するステップ、再度デザイン素材の図
形を読み出し、表示するステップ、表示された図形の内
前記選択された図形以外の1の図形を選択し、表示する
ステップ、これら複数の選択された図形を画像合成する
ステップ、及び画像合成された図形のカットラインデー
タを記憶するステップを有することを特徴とする装飾用
粘着シートのカットラインデータ作成方法。
【0015】(7)デザイン素材となる複数の図形の画
像データ及びこの図形のカットラインデータが格納され
た記憶手段から、これらデザイン素材の図形の画像デー
タ及びカットラインデータを読み出すステップ、読み出
された図形を表示するステップ、表示された図形を選択
するステップ、選択された図形のカットラインデータを
記憶するステップ、及び記憶された選択図形のカットラ
インデータに基づき装飾用粘着シートをカッティングす
るステップを有することを特徴とする装飾用粘着シート
のカット方法。
【0016】(8)デザイン素材となる複数の図形の一
つを指定するステップ、指定された図形のカットライン
データをデータ記憶手段から呼び出すステップ、及び呼
び出されたカットラインデータに基づき装飾用粘着シー
トをカッティングするステップを有することを特徴とす
る装飾用粘着シートのカット方法。
【0017】(9)上記(1)記載の選択された図形の
カットラインデータ記憶手段に記憶されたデータを、装
飾用粘着シートのカットマシンにより読み取り、読み取
ったカットラインデータに基づき装飾用粘着シートをカ
ッティングする装飾用粘着シートのカット方法。
【0018】(10)デザイン素材となる複数の図形の
画像データ及び当該図形に対応するカットラインデータ
と、上記(5)又は(6)記載の装飾用粘着シートのカ
ットラインデータ作成方法の各手順をコンピュータに実
行させるために必要なプログラムを記憶したコンピュー
タ読み取り可能な記憶媒体。
【0019】(11)デザイン素材となる複数の図形の
画像データ及び当該図形に対応するカットラインデータ
と、上記(7)又は(8)記載の装飾用粘着シートのカ
ット方法の各手順をコンピュータに実行させるために必
要なプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な
記憶媒体。
【0020】(12)図形を表示するステップ、表示さ
れた図形の各色に対応するカットラインを設定するステ
ップ、各色のカットラインを全て含む前記図形のカット
ライン及び前記図形の各色毎のカットラインを記憶する
ステップ、前記各色毎のカットラインに基づいた全色か
らなる図形の画像データ及び前記各色に対応して設定さ
れたカットラインに基づく各色毎の図形の画像データを
記憶するステップ、及びカットラインデータに基づく全
色の図形及び各色毎の図形及び/又はカットラインを一
覧表示するべく調整するステップを有することを特徴と
するカットラインデータの作成方法。
【0021】(13)上記(10)又は(11)に記載
の記憶媒体において、デザイン素材となる複数の図形の
画像データ及び当該図形に対応するカットラインデータ
が上記(12)のカットラインデータ作成方法により作
成されたデータであることを特徴とする記憶媒体。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明を
更に詳細に説明する。図1は、本発明の装飾用粘着シー
トのカットラインデータ作成装置の第1実施例の概略構
成ブロック図である。11は、ディスプレイ用の原画を
作成するためのデザイン素材であるイラスト図形及び/
又はワード図形が、デジタルの画像データとして格納さ
れた、光ディスク、光磁気ディスクなどのCD−ROM
である。このCD−ROMには、図形の画像データとと
もに図形のカットラインデータ、及び必用であればこの
画像データ及びカットラインデータの呼び出しプログラ
ム、合成プログラム及びその他本発明の各ステップの実
行を行うために必用なプログラムが格納されている。こ
のCD−ROMは、フレキシブル磁気ディスク、磁気テ
ープ、不揮発性メモリカード、ハードディスク、コンピ
ュータのハードメモリなどの他の形態の記憶媒体であっ
てもよい。12は、ショーウインドウのディスプレイ等
に使用される、本発明の方法で作成されたデザイン原画
のカットラインデータを必要に応じ画像データとともに
保存、格納するためのメモリである。このメモリは、フ
レキシブル磁気ディスク、磁気テープ、光ディスク、光
磁気ディスク、ハードディスク装置、メモリーカード、
或いはコンピュータのハードメモリなど、画像データ、
カットラインデータを記憶することができるものであれ
ばいずれのものでも良い。13は、表示装置であり、C
RT又は液晶表示パネルなどからなる。14は、デザイ
ン原画及びこの原画のカットラインデータを作成するた
めのプログラムを実行するためのCPUであり、15
は、キーボード及びマウスなどからなり、CPU14へ
ユーザが種々の指示を入力するために使用する入力装置
である。16は、CPU14に種々のワークを実行させ
るプログラムを記憶するメモリであり、17はデザイン
原画となる合成画像を含めた画像をプリントするために
用いられるプリンタである。なお、更にCPU14に
は、必要に応じ、装飾用粘着シートのカットマシン18
が接続されている。
【0023】図2は、本実施例の装置の動作フローチャ
ートを示す。まず、多数のデザイン素材が格納されたC
D−ROM11の内容はCPU14により読み取られ、
CD−ROM内に格納されたプログラムに従って表示装
置13にデザイン素材の表示がなされる(ステップ2
1)。この表示形式、表示内容、表示順序などは任意の
ものであってよい。また、CD−ROMへのデザイン素
材の格納の際には、デザイン内容に応じて図形を幾つか
のグループにグループ分けし、各グループには主タイト
ル、主タイトルの内容を更に細かく分けたサブタイトル
などを付しておき、後での検索がし易いようにしておく
ことが好ましい。更に、各図形にはコード番号、検索用
のキーワードを付しておけば、コード検索或いはキーワ
ード検索も可能となるので好ましい。本実施例では、主
タイトルとして、「1月」、「2月」、「3月」、「4
月」、「5月」、「6月」、「7、8月」、「9月」、
「10月」、「11月」、「12月」、「オールシーズ
ン」が付され、サブタイトルとして、各月に該当する行
事名や「春」、「夏」、「秋」、「冬」などが採用され
ている(図3)。このサブタイトルの下に前記行事等に
該当するデザイン素材となる図形が格納されている(図
4)。
【0024】上記のとおり図3及び図4はデザイン素材
の表示の一形式を示すものである。この図3及び図4に
示された例では、まず上記した主タイトル名とサブタイ
トル名が一覧でインデックス表示され、図3のサブタイ
トルのキーワードボタンをクリックすることにより、図
4に示される、サブタイトル内のイラスト図形及びワー
ド図形が表示されるようにされている。また、いきなり
デザイン素材のインデックス表示をするのではなく、
「CD−ROMにより検索を行う」か、「コード番号に
より検索を行う」か、或いは「キーワードにより検索を
行う」かの画面を表示するステップを設け、そのいずれ
から検索を行うかの選択を行い、「CD−ROMにより
検索を行う」を選択した場合、図3の主タイトル及びサ
ブタイトルのインデックス表示がなされるようにしても
よい。この場合、「コード番号により検索を行う」或い
は「キーワードにより検索を行う」を選択した場合に
は、コード番号或いはキーワードを入力することによ
り、目的とする特定の図形を呼び出せるようにすればよ
い。
【0025】インデックス表示の一例である図3の実施
例では、主タイトル「1月」には、サブタイトルとして
「お正月」及び「成人の日」のキーワードボタンが表示
される。このとき「お正月」のキーワードボタンをクリ
ックすると、図4に示されたお正月をテーマに描かれた
イラスト図形とワード図形を表示したサムネイル一覧ペ
ージに移行する。お正月のサムネイル一覧ページには、
「松飾り」「かがみもち」「獅子舞」「凧」「羽子板・
こま」などのイラスト図形と「A HAPPYNEW
YEAR」「あけましておめでとうございます」「謹賀
新年」「賀正」「お年玉」「お正月」などのワード図形
が表示される。これらのイラスト図形及びワード図形は
多色または単色からなるものである。
【0026】ここで、選択されるデザイン素材の決定が
行われる(ステップ22)。例えば、図4の画面で「獅
子舞」のイラストを選択する場合には、「獅子舞」のイ
ラスト画面をクリックすればよい。これにより、図5に
示されるように、「獅子舞」のイラスト図形が大きく且
つ詳細に表示される。この獅子舞のイラスト図形には、
2種のイラストが含まれているが、この内の1種又は全
体を選択、クリックして次のステップに進むボタンをク
リックすることにより、Adobe Illustra
torをはじめとするグラフィックソフトのアプリケー
ションが起動し、選択した「獅子舞」のイラストが表示
される(ステップ23)。CD−ROMには、イラスト
図形及びワード図形の何れについても全色からなる図形
のカットラインデータと各色毎のカットラインデータと
このカットラインデータに基づく全色の図形の画像デー
タ及び各色毎のカット後の図形の画像データが格納され
ている。例えば、2つの獅子舞のうち左の図形のみが選
択されると、図6の画面が表示される。
【0027】この「獅子舞」のイラストは、胴体は緑、
顔は赤、耳、眉、鼻の輪郭及び歯の輪郭は黒、胴体の螺
旋模様、目の中、歯は白の4種類の色から構成されてい
る。グラフィックソフトにより画像を選択表示した場
合、選択されたイラスト図形或いはワード図形の表示と
ともに、カットラインデータによりカットされたカット
後の色別の図形が同時に表示されるようにプログラムさ
れており、図6のように全色図形(a)、胴体61の緑
の図形(b)、顔62の赤の図形(c)、白の図形
(d)、耳63、眉64、鼻の輪郭65及び歯の輪郭6
6の黒の図形(e)が縦一列に階層化一覧表示される。
勿論例えばワード図形の場合などにはイラスト図形が単
色からなる場合もあり、このような場合には単色の図形
のみが表示される。このとき各々の色図形に対応するカ
ットラインデータもグラフィックソフトにより同時に取
り込まれる。なお、選択した図形の表示は全色の図形
(a)のみであっても勿論かまわない。選択、表示され
たイラスト図形或いはワード図形の内必要な図形を新規
ページにコピーして貼り付ける(ステップ23)。コピ
ーされた新しい図形は、必要であれば大きさ、図形の色
を変更するなどの編集を行うことができる。
【0028】次いで、この選択され、表示された図形
(実施例では「獅子舞」のイラスト図形)と更に他の図
形とを組み合わせる必要があるかどうかが判断され(ス
テップ26)、その必要がなければデータを保存するか
否かの判断がなされ(ステップ27)、保存の必要があ
れば、データのメモリ12への保存が行われる(ステッ
プ28)。CPUにカットマシンが接続されている場合
には、必要であればデータを保存することなくカットマ
シンにデータを移送し、カットラインデータの作成を終
了することもできる。また他の図形を更に選択する必要
がある場合には、ステップ21〜23が繰り返される。
このステップ21〜23が繰り返され、次の図形が選択
され、表示された場合、新たな図形を先の図形と合成す
るか否かを判断し(ステップ24)、合成が必用な場
合、例えば先の図形のページに、新たに選択された図形
をコピーして、貼り付けた後、必要であれば合成された
各デザイン素材の大きさ、色、各デザイン素材の配置調
整などの編集が行われ、デザイン素材の合成工程を終了
する(ステップ25)。更に他のデザイン素材を組み合
わせる必要があるか否かが再度判断され(ステップ2
6)、他のデザイン素材を選択する必要がなければ、デ
ータを保存するか否かの判断がなされ(ステップ2
7)、データを保存する必要があればデータのメモリ1
2への保存が行われる(ステップ28)。
【0029】一例として、図8に示すように、先の獅子
舞の図形に例えば「謹賀新年」のワード図形を組み合わ
せてデザイン原画を作成する場合を例示すると、上記し
たように選択・表示された獅子舞の図形のデータを必要
であればコンピュータメモリに保存、格納しておき、再
度インデックス表示に返るか、コード検索或いはワード
検索により「謹賀新年」のワード図形を選択し、上記と
同様の工程を経て先の「獅子舞」のイラストが貼り付け
られたページに「謹賀新年」の図形を貼り付ける。その
後、獅子舞のイラスト及び謹賀新年の個々のワードの位
置、大きさを調整して、デザイン原画の作成を終了す
る。
【0030】図形の編集の際の色の変更は、装飾用粘着
シートの色として良く用いられている色を体系的に表示
したカラーパレット〔例えば、NOCS2500(登録
商標)〕を表示させ、カラーパレットの色を選択するこ
とにより行うことが可能である。このイラスト或いはワ
ード図形中の各色を変更表示することにより、色を変更
によるデザイン上の色バランス、デザインの良否、印象
などを確認することも可能となる。色の変更は、カラー
グラフィックスソフトに組み込まれた色調整ソフトによ
り行なってもよいことは勿論のことである。また、上記
各工程のいずれの段階においても、必要に応じ表示画面
をプリンタ17によりプリントアウトすることができ
る。
【0031】こうして作成されたデザイン原画のカット
ラインデータを、必要であれば画像データとともに磁気
ディスクなどの記憶手段に記憶させる(ステップ2
8)。記憶させたカットラインデータはカットマシンに
よる装飾用粘着シートのカットラインデータとして用い
られる。
【0032】なお、装飾用粘着シートのカッティング
は、CPU14にカットマシンが接続されていない場合
には、フレキシブル磁気ディスクなどのメモリに保存、
格納されたデザイン原画のカットラインデータを、カッ
トマシンのデータ読み取り部で読み取らせ、このデータ
に基づいて各色毎にカッティングが行われる。また、C
PU14にカットマシン18が接続されている場合に
は、必要に応じ、作成された各色のカットラインデータ
をカットマシンに送り、この送られたデータを必要に応
じカットマシンのメモリに保存、格納しておき、この直
接CPU14から送られたデータ或いはカットマシンの
メモリに保存、格納されたカットラインデータに基づき
装飾用粘着シートのカッティングが行われる。また、カ
ッティングは、図7の(a)〜(e)のいずれのライン
によっても可能である。したがって、例えば、7図
(a)のラインを用いてカッティングを行えば、ある色
の装飾用粘着シートに同一色からなる胴体部、顔部、
耳、眉、目、鼻、歯、螺旋模様のいずれもがそろったカ
ット図形が形成され、図7の(b)のラインデータを選
択すれば、胴体部のみのカット図形が形成されることに
なる。
【0033】以上、表示装置でデザイン素材の表示を行
った状態でデザイン素材を選択する方法を詳しく述べた
が、CD−ROMに格納されたデザイン素材であるイラ
スト図形、及びワード図形をデザイン素材集として予め
印刷しておき、各図形に図形のコード番号を印刷してお
き、このコード番号を入力してやるか、或いは図形にキ
ーワードを付与しておき、このキーワードを入力するこ
とにより直接選択したデザイン素材を表示装置に表示す
るようにしても良い。このような直接表示法としては、
例えば上記したように初期画面に「CD−ROMにより
検索を行う」か、「コード番号により検索を行う」か、
或いは「キーワードにより検索を行う」かの画面を表示
するステップを挿入し、このステップで「コード番号に
より検索を行う」か、或いは「キーワードにより検索を
行う」かのキーボタンを選択するようにすることの他、
他の工程中でもコード番号による検索、或いはキーワー
ドによる検索を行うことができるようプログラムしてお
けばよい。さらには、プログラムを起動した状態で単に
キーボードなどからコード番号或いはキーワードなどを
入力し、送信することにより、目的とする図形を直接呼
び出すようにしても良く、目的とする図形を直接画面上
に呼び出す方法は任意の方法で良い。
【0034】また、第2の実施例として、画像合成を伴
わない場合に、カッティングした装飾用粘着シートを簡
便に得る方法及び装置を図9を参照して説明する。
【0035】図9(a)に示されたカットマシン90に
は、装飾用粘着テープのカット部(図示せず)、デザイ
ン素材のカットラインデータ及び必要に応じ画像データ
が格納されたフレキシブル磁気ディスク91等の記憶媒
体を読み取るための読み取り部92、入力部93、エン
ターキー94、スタートキー95、入力されたコード番
号の表示部96、装飾用粘着シート装着部(図示せず)
が設けられている。
【0036】まず、デザイン素材のイラスト図形及びワ
ード図形が、コード番号、必要であれば主タイトル、サ
ブタイトルなどのインデックス、キーワードなどが印刷
されている見本帳から、好きなイラストパターンやワー
ドパターン、バーゲンセールのキャッチコピーなど適宜
の図形を1つ選ぶ。次いで、デザイン素材のカットライ
ンデータ及び必要に応じ画像データが保存、格納された
フレキシブル磁気ディスク91をマシンの読み取り部9
2に装着し、例えば選んだイラストパターンのコード番
号を入力部93のテンキーから入力し、表示部96に表
示された番号により入力したコード番号を確認する。コ
ード番号が正しければエンターキー94を押す〔図9
(a)〕。次いで、装飾用粘着シート100をマシン9
0にセットし、スタートキー95を押す〔図9
(b)〕。装飾用粘着シート98のカットが終了した
ら、シート98をノブ97を回転することにより取り出
す〔図9(c)〕。なお、図9(c)においては、取り
出された装飾用粘着シートは、カットラインデータに基
づき周囲に切断線が入れられた文字部が黒く表示されて
いるが、本来この着色部の色は周りの色と同じであり、
カットされた図形形状が明確となるよう便宜上黒く表示
したものである。
【0037】この装飾用粘着シート100は、図10に
示されるように、合成樹脂シート層101、粘着剤層1
02及び剥離紙103からなり、カッティングシート
(登録商標)として既に市販されており、本発明におい
てはこの市販のカッティングシートを装飾用粘着シート
100として用いることができる。また、装飾用粘着シ
ートのカッティングは、通常、合成樹脂シート層101
及び粘着剤層102は切断するが、剥離紙103は切り
離さない程度の深さとされる。
【0038】カッティングが終了した装飾用粘着シート
は、ディスプレイやキャッチコピーとして不要な合成樹
脂シート層を剥離除去し、必要図形部のみが残される。
この残された図形部をアプリケーションシート104で
覆う〔図9(d)〕。
【0039】次いで、アプリケーションシート104と
図形部を十分に密着させた後、アプリケーションシート
104を剥がす。このときアプリケーションシート10
4は表面に弱い粘着層を有しているため、剥離紙上の合
成樹脂シート層101からなる所望の図形は、アプリケ
ーションシート104に貼着し、アプリケーションシー
ト104とともに剥離紙103から剥がされる。所望の
図形を担持するアプリケーションシート104をそのま
ま図形を貼り付けたいところにくっつけた後、アプリケ
ーションシート104を剥がすことにより、所望の図形
が貼り付けたいところに転写されて、ウインドウディス
プレイやキャッチコピーの貼着が簡便に行われる。
【0040】なお、上記装飾用粘着シートをカッティン
グした後、ウインドウディスプレイなどの施工を行う方
法は、第1実施例の方法によりカットラインデータの設
定を行った後、このデータに基づき装飾用粘着シートを
カッティングした場合も同様である。また、デザインが
複数の色からなる場合には、各色の位置合わせに留意し
ながら上記施工法を各色毎に繰り返し行えば良い。
【0041】一方、本発明の装飾用粘着テープのカット
ラインデータ作成方法及び装飾用粘着テープのカッティ
ング方法においては、デザイン素材となる複数の図形の
画像データ及びこの図形のカットラインデータ、更に必
要に応じ本発明の各方法をコンピュータに実行させるた
めに必要とされる手順が格納された記憶媒体が用いられ
る。この記憶媒体に格納されたデザイン素材となるイラ
スト図形及びワード図形の画像データ及びこの図形のカ
ットラインデータは、イラスト図形及びワード図形の何
れについても全色からなる図形のカットラインデータと
各色毎のカットラインデータ及びこのカットラインデー
タに基づく全色の図形の画像データ及び各色毎のカット
図形の画像データが格納されている。これら階層化され
たデータの作成の一例を、図6及び図7を参照して説明
する。
【0042】図6(a)が、イラスト素材となるデザイ
ナーにより作成された「獅子舞」のイラスト画であると
する。このイラスト画は、獅子の胴体部61は緑色に螺
旋の白の模様、顔62は赤色、耳63、眉64、目の輪
郭65、鼻の輪郭66、歯の輪郭67は黒色、目の中及
び歯の部分は白で構成されている。デザイナーにより作
成されたイラスト画がデジタルデータとされていない場
合は、画像読取装置などでイラスト画像を読み取りデジ
タルデータ化する。次いで、デジタルデータ化されたイ
ラスト画をコンピュータディスプレイ上に表示し、市販
の描画ソフトを用いて緑〔図7(b)参照〕、赤〔図7
(c)参照〕、白〔図7(d)参照〕、黒〔図7(e)
参照〕の各色毎に輪郭線を描き、各色毎の輪郭線(カッ
トライン)を作成し、これらを必要に応じ別々のファイ
ルに保存、格納する。またこれら各色の輪郭線を合成し
て全色図形(a)の輪郭線を作成し、これも必要に応じ
別のファイルに保存、格納する。輪郭線(カットライ
ン)データの保存、格納はコンピュータのメモリ或いは
光磁気ディスクなどの記憶媒体に行えばよい。また、各
色及び全色の輪郭線図形をイラストの色に合わせてペイ
ンティングして各色毎の分割図形〔図6(b)〜
(e)〕及び全色図形〔図6(a)〕を作成し、カット
ラインデータと同様に、画像ファイルとしてメモリなど
に保存、格納する。
【0043】なお、既に述べたが、カットラインとして
の輪郭線の作成は、単に図形の輪郭を忠実に再現すれば
よいというものではなく、カットマシンの刃の動きを想
定し、カットマシンの刃がスムースに移動し、カッティ
ング後の輪郭線が滑らかなラインとなるよう、細かい凹
凸は例えば直線或いは滑らかな曲線となるように輪郭
し、またカットされる図形の幅が細すぎるような場合に
は適当な幅となるように調整するなどの工夫が必要とな
る。得られた各カットライン及び色分割図形は、例えば
図6及び図7に示されるように、全色データの下に各色
データの色図形データ或いはカットラインデータが階層
化され、縦に一覧表示されるようにアレンジされた後、
これを1グループとしてファイルされる。他のイラスト
図形或いはワード図形についても同様な作業が行われ、
こうして作成された複数のイラスト図形或いはワード図
形のデータをコードデータ及びインデックスデータとと
もにCD−ROMなどに格納して、本発明の各方法の実
施の際に用いられる装飾用粘着シートのカットライン作
成の際のデザイン素材供給用のデータツールとして用い
られる。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
商店のウインドウのディスプレイ、表示、販売促進用の
キャッチコピー、或いは壁面の装飾、工事現場を取り囲
むフェンスのディスプレイなどでイラスト図形或いはワ
ード図形などとして良く利用されると考えられるイラス
ト或いはワードを予めこれらディスプレイのデザイン原
画作成用の部品として電子データ化されて用意されてい
るので、これらデザイン素材が格納された記憶媒体を用
い、記憶媒体内に格納されたイラスト及び図形をコンピ
ュータ画面上で組み合わせることで、従来のようにデザ
イナーにデザインを依頼することなく、施工業者或いは
発注者が簡単に且つ自分のイメージに合ったデザインを
作成することができる。また、本発明においては、装飾
用粘着シートのカットラインデータもデザイン原画の作
成と同時に作成されるため、デザイン原画のカットライ
ンデータを作成する必要が無く、カットラインデータを
作成する手間が省けるとともに、誰にでも簡単に装飾用
粘着シートを用いたディスプレイ、或いは広告表示など
を行えるという効果がある。
【0045】また、画像合成などの必要が無い場合に
は、図形のコード番号などを選択するのみで、誰にでも
簡単に装飾用粘着シートに希望するイラスト或いはワー
ドのカッティングを施すことができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施例である装飾用粘
着シートのカットラインデータ作成装置の概略構成ブロ
ック図である。
【図2】図2は、図1のカットラインデータ作成装置の
動作フローチャートの一例である。
【図3】図3は、表示装置上でのデザイン素材のインデ
ックス表示例である。
【図4】図4は、図3のサブタイトルをクリックした場
合に表示装置に表示される、デザイン素材であるイラス
ト図形及びワード図形の表示例である。
【図5】図5は、イラスト図形及びワード図形のサムネ
イル一覧ページ(お正月ページ)の表示例である。
【図6】図6は、イラスト図形の各色毎のカットライン
データに基づき階層化表示された色図形表示の一例であ
る。
【図7】図7は、イラスト図形の全色及び各色毎のカッ
トラインが階層化表示された、カットライン表示の一例
である。
【図8】図8は、2つのデザイン素材の図形を用いて、
デザイン原画を作成する説明図である。
【図9】図9は、本発明の第2実施例のカットマシンを
用いてウインドウディスプレイを行う工程を説明する説
明図である。
【図10】第10図は、装飾用粘着シートの断面図であ
る。
【符号の説明】
11 CD−ROM 12 メモリ 13 表示装置 14 CPU 15 入力装置 16 プログラムメモリ 17 プリンタ 18 カットマシン 61 「獅子舞」のイラスト画の胴体部(緑) 62 「獅子舞」のイラスト画の顔(赤) 63 「獅子舞」のイラスト画の耳(黒) 64 「獅子舞」のイラスト画の眉(黒) 65 「獅子舞」のイラスト画の目の輪郭(黒) 66 「獅子舞」のイラスト画の鼻の輪郭(黒) 67 「獅子舞」のイラスト画の歯の輪郭(黒) 90 カットマシン 91 フレキシブル磁気ディスク 92 読み取り部 93 コード番号入力部 94 エンターキー 95 スタートキー 96 表示部 97 ノブ 100 装飾用粘着シート 101 合成樹脂シート層 102 粘着剤層 103 剥離紙 104 アプリケーションシート
フロントページの続き Fターム(参考) 5B050 AA10 BA07 BA18 CA07 DA04 EA19 FA02 FA05 5B057 AA20 CA01 CA12 CB01 CB12 CE08 CE16 CH01 CH11 5C076 AA12 AA13 AA19 BA04 BA06 5H269 AB01 BB08 QC03 QC06 QD03 QD06 QE01 QE12 QE22

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デザイン素材となる複数の図形の画像デー
    タ及びこの図形のカットラインデータが格納された記憶
    手段から、これらデザイン素材の図形の画像データ及び
    カットラインデータを読み出す読み出し手段と、読み出
    された図形を表示する表示手段と、表示された図形の一
    つを選択する図形選択手段と、選択された図形のカット
    ラインデータを記憶する記憶手段を有することを特徴と
    する装飾用粘着シートのカットラインデータ作成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の装飾用粘着シートのカット
    ラインデータ作成装置が、更に複数の図形の合成を行う
    画像合成手段を有することを特徴とする装飾用粘着シー
    トのカットラインデータ作成装置。
  3. 【請求項3】デザイン素材となる複数の図形の画像デー
    タ及びこの図形のカットラインデータが格納された記憶
    手段から、これらデザイン素材の図形の画像データ及び
    カットラインデータを読み出す読み出し手段と、読み出
    された図形を表示する表示手段と、表示された図形を選
    択する図形選択手段と、選択された図形のカットライン
    データを記憶する記憶手段と、選択された図形のカット
    ラインデータに基づき装飾用粘着シートをカッティング
    するカッティング手段を有することを特徴とする装飾用
    粘着シートのカットマシン。
  4. 【請求項4】デザイン素材となる複数の図形の一つを指
    定する図形指定手段、図形指定手段による指定に基づい
    てデザイン素材となる複数の図形のカットラインデータ
    が格納された記憶手段から指定された図形のカットライ
    ンデータを呼び出す呼び出し手段と、呼び出されたカッ
    トラインデータに基づき装飾用粘着シートをカッティン
    グするカッティング手段を有することを特徴とする装飾
    用粘着シートのカットマシン。
  5. 【請求項5】デザイン素材となる複数の図形の画像デー
    タ及びこの図形のカットラインデータが格納された記憶
    手段から、これらデザイン素材の図形の画像データ及び
    カットラインデータを読み出すステップ、読み出された
    図形を表示するステップ、表示された図形の内一つを選
    択するステップ、及び選択された図形のカットラインデ
    ータを記憶するステップを有することを特徴とする装飾
    用粘着シートのカットラインデータ作成方法。
  6. 【請求項6】デザイン素材となる複数の図形の画像デー
    タ及びこの図形のカットラインデータが格納された記憶
    手段から、これらデザイン素材の図形の画像データ及び
    カットラインデータを読み出すステップ、読み出された
    図形を表示するステップ、表示された図形の内一つを選
    択、表示するステップ、再度デザイン素材の図形を読み
    出し、表示するステップ、表示された図形の内前記選択
    された図形以外の1の図形を選択し、表示するステッ
    プ、これら複数の選択された図形を画像合成するステッ
    プ及び画像合成された図形のカットラインデータを記憶
    するステップを有することを特徴とする装飾用粘着シー
    トのカットラインデータ作成方法。
  7. 【請求項7】デザイン素材となる複数の図形の画像デー
    タ及びこの図形のカットラインデータが格納された記憶
    手段から、これらデザイン素材の図形の画像データ及び
    カットラインデータを読み出すステップ、読み出された
    図形を表示するステップ、表示された図形を選択するス
    テップ、選択された図形のカットラインデータを記憶す
    るステップ及び記憶された選択図形のカットラインデー
    タに基づき装飾用粘着シートをカッティングするステッ
    プを有することを特徴とする装飾用粘着シートのカット
    方法。
  8. 【請求項8】デザイン素材となる複数の図形の一つを指
    定するステップ、指定された図形のカットラインデータ
    をデータ記憶手段から呼び出すステップ、及び呼び出さ
    れたカットラインデータに基づき装飾用粘着シートをカ
    ッティングするステップを有することを特徴とする装飾
    用粘着シートのカット方法。
  9. 【請求項9】請求項1記載の選択された図形のカットラ
    インデータ記憶手段に記憶されたデータを、装飾用粘着
    シートのカットマシンにより読み取り、読み取ったカッ
    トラインデータに基づき装飾用粘着シートをカッティン
    グする装飾用粘着シートのカット方法。
  10. 【請求項10】デザイン素材となる複数の図形の画像デ
    ータ及び当該図形に対応するカットラインデータと、請
    求項5又は6項記載の装飾用粘着シートのカットライン
    データ作成方法の各手順をコンピュータに実行させるた
    めに必要なプログラムを記憶したコンピュータ読み取り
    可能な記憶媒体。
  11. 【請求項11】デザイン素材となる複数の図形の画像デ
    ータ及び当該図形に対応するカットラインデータと、請
    求項7又は8項記載の装飾用粘着シートのカット方法の
    各手順をコンピュータに実行させるために必要なプログ
    ラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  12. 【請求項12】図形を表示するステップ、表示された図
    形の各色に対応するカットラインを設定するステップ、
    各色のカットラインを全て含む前記図形のカットライン
    及び前記図形の各色毎のカットラインを記憶するステッ
    プ、前記各色毎のカットラインに基づいた全色からなる
    図形の画像データ及び前記各色に対応して設定されたカ
    ットラインに基づく各色毎の図形の画像データを記憶す
    るステップ、及びカットラインデータに基づく全色の図
    形及び各色毎の図形及び/又はカットラインを一覧表示
    するべく調整するステップを有することを特徴とするカ
    ットラインデータの作成方法。
  13. 【請求項13】請求項10又は請求項11に記載の記憶
    媒体において、デザイン素材となる複数の図形の画像デ
    ータ及び当該図形に対応するカットラインデータが請求
    項12のカットラインデータ作成方法により作成された
    データであることを特徴とする記憶媒体。
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