JP2003108789A - 取引処理装置 - Google Patents

取引処理装置

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JP2003108789A
JP2003108789A JP2001296602A JP2001296602A JP2003108789A JP 2003108789 A JP2003108789 A JP 2003108789A JP 2001296602 A JP2001296602 A JP 2001296602A JP 2001296602 A JP2001296602 A JP 2001296602A JP 2003108789 A JP2003108789 A JP 2003108789A
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Hideaki Tanaka
秀明 田中
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    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 取引処理のエラー情報を簡単に管理する。 【解決手段】 クライアント装置は、デジタルコンテン
ツに関する注文データ26を受信して(S1)、受信し
た注文データ26に基づいて受注処理して(S2〜S
5)、受注処理の結果を含む受注データ27を送信する
(S6)サーバ装置と通信しながら取引処理を行う(C
1〜C3)。取引処理においてエラーが生じたとき(C
4でYES)、該取引処理に対応のデジタルコンテンツ
を特定するIDデータを含むエラーコンテンツ情報は保
存される(C5)。保存されたエラーコンテンツ情報に
含まれるIDデータはユーザの所望に応じて読出されて
ディスプレイに表示される。それゆえに、取引処理にお
いてエラーが生じたときはエラーコンテンツ情報は自動
的に保存されるから、ユーザは取引処理におけるエラー
情報の管理の負担から開放される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電子的に商取引す
るための取引処理装置に関し、特に、取引処理における
エラーを監視することのできる取引処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】近年
のインターネット技術の発展に伴い、一般のユーザを対
象とした仮想モールサイトなどにより電子商取引が広く
普及しつつある。このような電子商取引において取引対
象は実際の物品からデジタル情報(以下、デジタルコン
テンツという)まで多様である。従来の電子商取引の形
態は、基本的にはWebブラウザを用いて行なわれ、ま
ず商品の選択、カート(買物かご)の内容確認をした
後、購入・課金処理が行なわれて、購入した商品がデジ
タルコンテンツの場合は、購入済みのデジタルコンテン
ツは購入元のユーザに供給(ダウンロード)されるとい
う手順が採用される。このときダウンロードされるデジ
タルコンテンツのデータは、採用されている著作権保護
方式に基づき、デジタルコンテンツ自体とは限らず、た
とえば使用許諾用の情報が格納されたファイルの場合も
ある。ただし、取引対象の商品がデジタルコンテンツで
ある場合は、デジタルコンテンツのデータのダウンロー
ドが完了しなければ購入が完了したことにはならない。
【0003】しかしながら、上述のような手順におい
て、サーバ装置側のトラブルや通信回線(インターネッ
トなど)におけるトラブルにより、しばしばデジタルコ
ンテンツのデータのダウンロード中にエラーが生じ、課
金されているにもかかわらず購入が完了しないという問
題が生じていた。このような問題を克服するため、従来
は、デジタルコンテンツ購入後のある期間に限り、同一
ユーザでかつ同一のデジタルコンテンツならば、該ユー
ザは何回でも該デジタルコンテンツのデータをダウンロ
ードすることができるという方式が採用される。このよ
うな方式は、たとえば、イーブックイニシアティブジャ
パン(ebook Initiative Japan Co,Ltd)が運用し
ている電子書籍販売サイトにて行なわれている。
【0004】しかしながら、従来は、上述したような購
入が完了しないという問題の管理から再ダウンロード処
理までの一連の手順をユーザに委ねており、ユーザの操
作が煩雑であった。また、ユーザがデジタルコンテンツ
のデータを再ダウンロードできる期間は予め決められて
いるので、ユーザはその期間内に必ず再ダウンロードを
行なわなければならなかった。
【0005】それゆえにこの発明の目的は、取引処理に
おいてエラーを生じた取引対象をユーザの負担を軽減し
て管理できる取引処理装置を提供する。
【0006】この発明の他の目的は、取引処理において
エラーを生じた取引対象をユーザの負担を軽減して再度
取引処理することのできる取引処理装置を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のある局面に係
る取引処理装置は、取引手段と、エラー情報記憶手段
と、提示手段とを備える。
【0008】取引手段は、取引対象データに関する注文
データを受信して、受信した注文データに基づいて受注
処理して、受注処理の結果を含む受注データを送信する
受注元と通信しながら取引処理を行う。
【0009】取引処理においてエラーが生じたとき、該
取引処理に対応の取引対象データを特定する対象特定デ
ータを含むエラー情報はエラー情報記憶手段により記憶
される。
【0010】提示手段は、エラー情報記憶手段により記
憶された1つ以上のエラー情報それぞれに含まれる対象
特定データを読出して提示する。
【0011】したがって、取引処理においてエラーが生
じたときは、該取引処理に対応の取引対象データを特定
する対象特定データを含むエラー情報は記憶される。こ
のようにして記憶されたエラー情報それぞれの対象特定
データは読出されて提示される。
【0012】それゆえに、取引処理においてエラーが生
じたときは、エラー情報は自動的に記憶されるから、ユ
ーザは取引処理におけるエラー情報の管理の負担から解
放される。また、ユーザは提示される対象特定データを
確認することで、取引処理においてエラーが生じた取引
対象データを簡単に特定することができる。
【0013】上述の取引処理装置では、取引手段は、注
文データを受注元に送信する注文送信手段と、受注元か
ら送信された受注データを受信する受注データ受信手段
と、受注データ受信手段により受信された受注データに
基づいて取引対象データを要求して、該要求に応じて取
引装置宛てに送信される取引対象データを受信する取引
対象受信手段とを有してもよい。
【0014】したがって、受注データの受信の際、また
は取引対象データの受信の際にエラーが生じたとき、エ
ラー情報を自動的に記憶できる。
【0015】上述の取引処理装置では、取引手段は、取
引処理においてエラーが生じたことを検出するエラー検
出手段を有してもよい。
【0016】したがって、取引処理においてエラーが生
じた場合、それはエラー検出手段により検出されるか
ら、ユーザーはエラー検出の負担から解放される。
【0017】上述の取引処理装置は、提示手段により提
示された1つ以上の対象特定データから、所望の対象特
定データを選択するために操作される対象選択手段と、
エラー情報記憶手段の対象選択手段により選択された対
象特定データに対応のエラー情報に基づいて、取引対象
データについて再度、取引処理を行う再取引手段とをさ
らに備えてもよい。
【0018】したがって、ユーザは対象選択手段を操作
して再度、取引処理を所望する取引対象データに対応の
対象特定データを選択するだけで、以降は、所望された
取引対象データについて再取引手段により再度、取引処
理がなされる。それゆに、ユーザは簡単な操作をするだ
けで、エラーの生じた取引対象データについて再度、取
引処理を行わせることができるから便利である。
【0019】上述の取引処理装置では、エラー情報は対
応の前記取引対象データの送信元を特定する送信元特定
データをさらに含む。そして再取引手段は、対象選択手
段により選択された対象特定データに対応のエラー情報
は取引対象データを受信する際に生じたエラーに対応す
るときは、該エラー情報の送信元特定データに基づいて
特定される送信元に取引対象データを要求して受信する
ようにしてもよい。
【0020】したがって、前回の取引処理において取引
対象データを受信する際にエラーが生じた場合に、該取
引対象データについて再度、取引処理するときは、送信
元に対して該取引対象データを要求することで受信でき
る。このように、注文データの送信および受注データの
受信の処理は省略されるから、再度、取引処理がなされ
るとしても、速やかに取引対象データを受信して取得で
きる。
【0021】上述の取引処理装置では、再取引手段は、
対象選択手段により選択された対象特定データに対応の
エラー情報は取引対象データを受信する際に生じたエラ
ーを除く他のエラーに対応するときは、再度、取引対象
データを注文するための注文データを受注元に送信する
再注文送信手段を有してもよい。
【0022】したがって、前回の取引処理において生じ
たエラーが取引対象データを受信する際のエラー以外で
ある場合に、該取引対象データについて再度、取引処理
するときは、受注元に対して該取引対象データを注文す
るための注文データを送信できる。
【0023】上述の取引処理装置では、他のエラーは、
受注データ受信手段により受注データを受信する際に生
じたエラーを含んでもよい。
【0024】したがって、前回の取引処理において生じ
たエラーが受注データを受信する際に生じたエラーであ
る場合に、受注元に対して該取引対象データを注文する
ための注文データを送信することで該取引対象データに
ついて再度、取引処理を行うことができる。
【0025】上述の取引処理装置では、他のエラーは受
注処理において生じたエラーを含んでもよい。
【0026】したがって、前回の取引処理において生じ
たエラーが受注元の受注処理において生じたエラーであ
る場合に、受注元に対して該取引対象データを注文する
ための注文データを送信することで該取引対象データに
ついて再度、取引処理を行うことができる。
【0027】上述の取引処理装置では、受注データに含
まれている受注処理の結果により、受注処理においてエ
ラーが生じたことが示されてもよい。
【0028】したがって、取引処理装置は、該取引処理
装置とは異なる外部の受注元の受注処理でエラーが生じ
た場合であっても、受信した受注データに含まれている
受注処理の結果により該エラーが生じたことを知ること
ができる。
【0029】上述の取引処理装置では、受注元は、注文
送信手段から送信されて受信した注文データを記憶する
注文記憶手段と、再注文送信手段から送信された注文デ
ータを受信したとき、受信した注文データは、注文記憶
手段に記憶済みであるか否かを判定する判定手段とを有
し、判定手段により記憶済みと判定されたとき、受注デ
ータを再度、送信する。
【0030】したがって、受注元では、再注文送信手段
から送信された注文データを受信したときは、注文記憶
手段に記憶済みの注文データであるときのみ、言いかえ
ると前回の取引処理にエラーが生じて再度、取引処理す
る場合の注文データであるときにのみ、受注データを再
度、送信して取引処理を許可するようにしている。
【0031】それゆえに、再度の取引処理が必要とされ
る場合にのみ受注データが再度、送信されて再取引処理
がおこなわれるから、不要な取引処理が繰返されること
による弊害、たとえば通信効率の低下などを回避でき
る。
【0032】この発明のさらなる他の局面に係る取引処
理方法は、取引対象データに関する注文データを受信し
て、受信した注文データに基づいて受注処理して、受注
処理の結果を含む受注データを送信する受注元と通信し
ながら取引処理を行う取引ステップと、取引処理におい
てエラーが生じたとき、該取引処理に対応の取引対象デ
ータを特定する対象特定データを含むエラー情報を記憶
するエラー情報記憶ステップと、エラー情報記憶ステッ
プにより記憶された1つ以上のエラー情報それぞれに含
まれる対象特定データを読出して提示する提示ステップ
とを備える。
【0033】したがって、取引処理においてエラーが生
じたときは、該取引処理に対応の取引対象データを特定
する対象特定データを含むエラー情報は記憶される。こ
のようにして記憶されたエラー情報それぞれの対象特定
データは読出されて提示される。
【0034】それゆえに、取引処理においてエラーが生
じたときは、エラー情報は自動的に記憶されるから、ユ
ーザは取引処理におけるエラー情報の管理の負担から解
放される。また、ユーザは提示される対象特定データを
確認することで、取引処理においてエラーが生じた取引
対象データを簡単に特定することができる。
【0035】この発明のさらなる他の局面に係る取引処
理プログラムは、上述の取引処理方法をコンピュータに
実行させるためのプログラムである。
【0036】この発明のさらなる他の局面に係る機械読
取り可能な記録媒体には、上述の取引処理プログラムが
記録される。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、この発明の各実施の形態に
ついて図面を参照し説明する。
【0038】(実施の形態1)図1は、この発明の各実
施の形態に適用されるクライアント装置の機能構成図で
ある。図2は、この発明の各実施の形態に適用されるク
ライアント装置とサーバ装置のハードウェア構成図であ
る。図3は、この発明の各実施の形態に適用される電子
商取引システムの概略構成図である。
【0039】図3を参照して、電子商取引システムは、
ネットワーク9を介して受注元のサーバ装置7と複数の
発注元のクライアント装置8とを通信接続する。サーバ
装置7およびクライアント装置8のそれぞれは、コンピ
ュータにより構成される。ネットワーク9にはインター
ネットなどの各種の通信回線を適用することができる。
ここでは説明を簡単にするためにサーバ装置7を1台示
しているが複数台のサーバ装置7が接続されて各クライ
アント装置8は選択的にサーバ装置7をアクセスするよ
うにしてもよい。
【0040】図2においてクライアント装置8とサーバ
装置7それぞれは、CRT(陰極線管)や液晶ディスプ
レイなどからなるディスプレイ110、該装置自体を集
中的に管理し制御するためのCPU(中央処理装置の
略)122、ROM(Read Only Memory)またはRA
M(ランダムアクセスメモリの略)を含んで構成される
メモリ124、固定ディスク126、FD(フレキシブ
ルディスク)132が着脱自在に装着されて、装着され
たFD132をアクセスするFD駆動装置130、CD
−ROM(Compact Disc Read Only Memory)14
2が着脱自在に装着されて、装着されたCD−ROM1
42をアクセスするCD−ROM駆動装置140、キー
ボード150、マウス160、ICカードなどのメモリ
カード172が着脱自在に装着されて、装着されたメモ
リカード172をアクセスするメモリカード駆動装置1
70、およびネットワーク9と該クライアント装置8と
を接続するための通信インターフェィス180を含む。
これらの各部はバスを介して通信可能に接続される。装
置には、カセット形式の磁気テープが着脱自在に装着さ
れて磁気テープをアクセスする磁気テープ装置が設けら
れても良い。
【0041】図1を参照してクライアント装置8は、メ
イン制御部911、コンテンツ陳列ウィンドウ制御部9
12、コンテンツ管理ウィンドウ制御部913、発注デ
ータ作成部921、発注データ送信部922、受注デー
タ受信部923、ダウンロード制御部924、エラーコ
ンテンツ情報作成部925および通信インターフェイス
180に対応のネットワーク接続部941を有し、これ
らのそれぞれはCPU122により実行が制御されるプ
ログラムとして提供される。
【0042】クライアント装置8は図2の固定ディスク
126またはメモリ124において、図1に示されるよ
うに1種類以上の商品カタログデータ23を格納するた
めの領域931、購入済みのデジタルコンテンツに対応
の購入済みコンテンツデータ24を1つ以上格納するた
めの領域932、1つ以上のエラーコンテンツ情報25
を格納するための領域933、1つ以上の発注データ2
6を格納するための領域934および1つ以上の受注デ
ータ27を格納するための領域935をさらに有する。
領域931〜935のそれぞれに格納されるデータまた
は情報の詳細については後述する。ネットワーク接続部
941はネットワーク9とクライアント装置8とを接続
するための機能を有する。クライアント装置8において
これら各部はデータ/アドレスバス904を介して相互
に接続される。
【0043】クライアント装置8に予めインストールさ
れているデジタルコンテンツ購入のための購入制御アプ
リケーションに従う購入手順について説明する。図4
は、図2のディスプレイ110に購入制御アプリケーシ
ョンにより表示される画面の一例を示す図である。
【0044】図4において画面にはメニューバー1、ツ
ールバー2、コンテンツ陳列ウィンドウ3、操作領域4
および6ならびにコンテンツ管理ウィンドウ5が表示さ
れる。メニューバー1は購入制御アプリケーションの各
種機能を選択するための各種のメニューが配置される。
ツールバー2には、購入制御アプリケーションにおいて
頻繁に使用される機能に対応のボタンが配置される。コ
ンテンツ陳列ウィンドウ3にはデジタルコンテンツの商
品カタログデータ23による情報が表示される。ユーザ
はコンテンツ陳列ウィンドウ3に表示される情報を基に
デジタルコンテンツの確認・選択・購入を行なうことが
できる。操作領域4はコンテンツ陳列ウィンドウ3のた
めの操作の領域であり、たとえば検索などの処理を操作
して制御するための領域である。コンテンツ管理ウィン
ドウ5には購入済みコンテンツデータ24が表示され
る。ユーザはコンテンツ管理ウィンドウ5を用いて購入
済みコンテンツデータ24の閲覧・視聴などを行なう。
操作領域6はコンテンツ管理ウィンドウ5のための操作
の領域であり、操作領域4と同様に、たとえば、検索な
どの処理を操作して制御するための領域である。
【0045】ただし、メニューバー1、ツールバー2、
操作領域4および6は必須のものではなく、購入専用ア
プリケーションのための一例として示されるにすぎな
い。コンテンツ陳列ウィンドウ3およびコンテンツ管理
ウィンドウ5は、図4に示されるように同一アプリケー
ションにより提示されるものに限定されず、個別のアプ
リケーションによりそれぞれ提示されてもよい。
【0046】デジタルコンテンツの購入動作において、
ユーザはコンテンツ陳列ウィンドウ3を参照して商品
(デジタルコンテンツ)を確認し選択した後、選択した
商品の購入を行なう。購入のための処理が正常に終了し
た場合、購入済み商品はコンテンツ管理ウィンドウ5に
表示される。これはデジタルコンテンツを書籍のデータ
と想定すれば、コンテンツ陳列ウィンドウ3は書店のウ
ィンドウであり、コンテンツ管理ウィンドウ5がユーザ
の書斎のウィンドウということができる。すなわち、購
入処理により書店にあったデジタルコンテンツがユーザ
の書斎へ移動する。
【0047】コンテンツ陳列ウィンドウ3では、Web
上の販売用のサーバ装置7が有する販売対象とするデジ
タルコンテンツに関する情報を表示してもよく、あるい
はクライアント装置8に格納されている仮想商店の有す
るデジタルコンテンツに関する情報を表示してもよく、
どちらかを、または両方ともを採用するかはシステム側
で任意に決定できる。
【0048】コンテンツ陳列ウィンドウ3の表示情報を
確認してユーザがデジタルコンテンツを購入する方法
は、たとえば、一旦、クライアント装置8の買物かご
(一時的な記憶領域)へ購入を希望するデジタルコンテ
ンツの情報を格納した後に、該情報をサーバ装置7に送
信する方式であってもよく、サーバ装置7に準備された
記憶領域へ、購入を所望するデジタルコンテンツの情報
を直接に格納する方式でもよい。また、購入を希望する
デジタルコンテンツをコンテンツ陳列ウィンドウ3で選
択後に、購入希望のデジタルコンテンツをコンテンツ管
理ウィンドウ5へマウス160のドラッグアンドドロッ
プ操作などにより移動させるようにして、買物かごなど
の中間バッファが介在しない方式でもよい。これらいず
れの方式を採用するかはシステム側で任意に決定でき
る。
【0049】ここではクライアント装置8とサーバ装置
7間のプロトコルやインターフェイスなどはシステムに
より任意決定できるものとする。図5は、本実施の形態
によるデジタルコンテンツ購入処理の概略フローチャー
トである。図示されるフローチャートはクライアント装
置8とサーバ装置7間の通信手順を含む。
【0050】図5において、クライアント装置8では、
ユーザが購入対象のデジタルコンテンツを識別するため
の情報(ID情報)などを格納した発注データ26を生
成してサーバ装置7へ送信し、領域934に格納する
(ステップC(以下、ステップCは単にCと略す)
1)。サーバ装置7は、この発注データ26を受信する
(ステップS(以下、ステップSは単にSと略す)1)
と、受信内容に基づいてユーザの認証を行なう(S
2)。クライアント装置8にユーザの正当性を認証する
ための情報を予め登録しておき、ステップC1で送信さ
れる発注データ26にこの認証情報も格納されるように
すれば、サーバ装置7側でのユーザ認証処理を省略する
ことができる。
【0051】サーバ装置7の制御により、クライアント
装置8のユーザは購入希望のデジタルコンテンツについ
ての最終確認や購入金額、課金の方式などの確認を行な
う(S3)。このような確認のフェーズも上述のよう
に、確認に必要な情報を発注データ26内に格納してお
くことで省略するようにしてもよい。
【0052】サーバ装置7は購入が希望されてダウンロ
ードすべきデジタルコンテンツを準備する(S4)。そ
の後、デジタルコンテンツ購入についての課金処理を行
なう(S5)。このように購入が希望されてダウンロー
ドすべきデジタルコンテンツの準備の後に課金処理が行
われるから、課金処理後にダウンロードすべきデジタル
コンテンツの準備が行なわれる場合に比較して、課金さ
れているにもかかわらずダウンロードの準備ができない
というトラブルを回避できる。課金処理後、サーバ装置
7は受注データ27を生成して送信する(S6)。この
とき、受注データ27はサーバ装置7の図示されないデ
ータベースに格納される。
【0053】その後、デジタルコンテンツの情報のダウ
ンロードが行われる。具体的には、クライアント装置8
は、サーバ装置7から受注データ27を受信するので
(C2)、受信した受注データ27に基づきクライアン
ト装置8に対してデジタルコンテンツの情報を要求(ダ
ウンロードの要求)すると、サーバ装置7はデジタルコ
ンテンツの情報を送信するので(S7)、クライアント
装置8はデジタルコンテンツの情報を受信する(C
3)。受注データ27はクライアント装置8において受
信されると領域935に格納される。
【0054】クライアント装置8では、デジタルコンテ
ンツのダウンロード時のエラーの有無を判定し、エラー
無しと判定した場合は購入処理を終了する(C4で
N)。一方、エラー有りと判定した場合は(C4で
Y)、エラーコンテンツ情報25を生成して領域933
に格納し、一連の購入処理を終了する(C5)。
【0055】図6は、クライアント装置8からサーバ装
置7へ送信する発注データ26の構成図である。発注デ
ータ26はデータ301〜309を含む。データ301
は発注データ26についての種別を示す。データ302
は発注データ26のバージョンを示す。データ301と
302はサーバ装置7において対応の処理や有効性の確
認を行なうために参照される。データ303は該発注デ
ータ26を識別するための発注IDを示し、クライアン
ト装置8において生成した購入処理ごとにユニークとな
る識別情報である。データ304は受注IDを示す。受
注IDは、購入時のエラーのリカバー処理時に必要とさ
れる情報であり、通常の購入処理ではこのデータは
“0”にクリアされている。データ305〜308は、
ユーザが購入を希望するデジタルコンテンツのIDと購
入希望の数量を示す情報である。本実施の形態の購入処
理では、複数種類のデジタルコンテンツを購入する場
合、デジタルコンテンツの種類ごとに購入希望の数量を
可変に設定して一括注文できることを想定する。ここで
は発注データ26を用いてデータ305〜308により
示される4種類のデジタルコンテンツを購入するとして
いるが、購入するデジタルコンテンツの種類数は4つに
限定されず、これ以上でも以下でもよい。データ309
は発注データ26のターミネータを示し、発注データ2
6の終端を示す。
【0056】発注データ26は、独自のバイナリ形式で
も、CSV(カンマ区切りのテキストデータ)形式で
も、HTML形式でも、あるいはXML(独自拡張タグ
が可能なタグ付きテキストデータ)形式であってもよ
く、システムにより任意に決定できる。また、データの
終端部分などにハッシュ値やサム値などを付与し、発注
データ26の転送時のエラーやデータの改ざんを検出す
るようにしてもよい。
【0057】図7には、サーバ装置7からクライアント
装置8へ送信される受注データ27の構造が示される。
受注データ27はデータ401〜409を含む。データ
401は受注データ27の種別を示す。データ402は
受注データ27のバージョンを示す。データ401およ
び402の情報はクライアント装置8において対応の処
理や有効性の確認を行なうために参照される。データ4
03は発注IDであり、発注データ26のデータ303
で示される発注IDが設定される。データ404は受注
IDであり、サーバ装置7側で生成した購入処理ごとに
ユニークとなるIDを示す。データ405〜408は、
受注したデジタルコンテンツのID、該デジタルコンテ
ンツのサーバ装置7における受注処理の結果、および該
デジタルコンテンツをダウンロードする際に指定すべき
URL(uniform resource locators)を含む。該U
RLにより、該デジタルコンテンツの供給元が特定され
る。データ409はターミネータであり、受注データ2
7の終端を示す。受注データ27も発注データ26と同
様に、その形式はシステムにより任意に決定してよく、
受注データ27の転送時のエラーやデータの改ざんを検
出するためのデータを付加するようにしてもよい。
【0058】なお、データ405〜408で示される受
注処理の結果は該当のデジタルコンテンツに対するサー
バ装置7における受注処理の結果を示す。受注処理結果
には、通常は正常に受注したことを示す値や文字列
(‘ACCEPT’など)が設定され、受注時に何らか
のエラーが発生して正常に受注できなかった場合は、そ
のエラーを示す値や文字列(‘ERROR’など)から
なるエラー情報が設定される。
【0059】図8にはクライアント装置8において生成
されて格納されるエラーコンテンツ情報25の構造が示
される。エラーコンテンツ情報25はデジタルコンテン
ツの購入処理時に何らかのエラーが生じて購入すること
ができなかったコンテンツ毎に生成されて領域933に
格納される。ここでは、購入時に何らかのエラーが生じ
て購入できなかったデジタルコンテンツを以下、エラー
コンテンツという。エラーコンテンツ情報25はデータ
501〜504を含む。データ501と502はエラー
コンテンツに対応の発注データ26と受注データ27の
発注IDと注IDをそれぞれ示す。データ503はエラ
ーコンテンツに対応のID、数量、受注処理の結果、ダ
ウンロードのためのURL(該エラーコンテンツの供給
元を示す情報)を示す。データ504は購入専用アプリ
ケーションが使用するコンテンツ管理・参照のためのデ
ータである。
【0060】データ504の示す内容は、システムによ
り任意に決定できる。たとえば、エラーコンテンツの紹
介情報がクライアント装置8側の固定ディスク126に
格納されているような場合にはデータ504はエラーコ
ンテンツの紹介情報のファイルのパス(例:C:¥AA
A¥BBB¥CCC¥DDD)を示し、たとえばエラー
コンテンツの紹介情報がサーバ装置7側の所定領域に登
録されている場合は、該所定領域に関連したURLを示
す。ただし、サーバ装置7側のURLを格納する場合
は、エラーコンテンツの紹介情報を表示するためにクラ
イアント装置8はサーバ装置7に通信して接続する必要
があり、これを回避するために、エラーコンテンツの紹
介情報(サムネイルなど)をクライアント装置8側にフ
ァイルで保存しておき、そのパスを格納する方式が適用
される。もしくは、たとえば、この部分にエラーコンテ
ンツの紹介情報そのものを格納するようにしてもよい。
【0061】図9は、クライアント装置8におけるコン
テンツの購入処理の詳細を示すフローチャートである。
図9を参照してクライアント装置8における購入処理を
説明する。まず、クライアント装置8より、発注データ
26をサーバ装置7へ送信する(S61)。発注データ
26は、図6で示すとおりの構成を有して、予めクライ
アント装置8とサーバ装置7間で取決められた発注デー
タ26を示す値もしくは文字列がデータ301に設定さ
れ、同様に予め取決められた発注データ26のバージョ
ンを示す値もしくは文字列がデータ302に設定され、
クライアント装置8で発生した購入処理ごとにユニーク
となる発注IDがデータ303に設定され、クライアン
ト装置8においてユーザが購入を希望したコンテンツの
種類のそれぞれについてデータ305〜308それぞれ
が設定され、ターミネータがデータ309に設定され
る。このときデータ304の受注IDは“0”に設定さ
れる。このような発注データ26がサーバ装置7へ送信
される。
【0062】サーバ装置7では、クライアント装置8か
ら発注データ26を受信すると、デジタルコンテンツの
確認、購入の取消、認証、課金などの受注処理を行なっ
た後、受注データ27を生成してクライアント装置8へ
送信する(S62)。生成された受注データ27はサー
バ装置7の図示されないデータベースに登録される。な
お、ここでいうデジタルコンテンツの確認とは購入前
に、発注データ26で購入希望を受付けたデジタルコン
テンツの紹介情報などをクライアント装置8においてユ
ーザに表示し、ユーザに対して購入希望の確認を行なう
ための処理であり、購入の取消とは、当該デジタルコン
テンツもしくはすべてのデジタルコンテンツの購入希望
をクライアント装置8のユーザの指示に基づき取消すた
めの処理である。
【0063】クライアント装置8では、サーバ装置7か
ら受注データ27を受信する(S63)。受信した受注
データ27は、図7に示す構造を有し、予めクライアン
ト装置8とサーバ装置7間で取決められた受注データ2
7を示す値または文字列がデータ401に設定され、同
様に予め取決められた受注データ27のバージョンを示
す値または文字列がデータ402に設定され、S61に
て送信された発注データ26のデータ303で示される
発注IDがデータ403に設定され、サーバ装置7で発
生した購入処理ごとにユニークとなる受注IDがデータ
404に設定され、S61にて送信された発注データ2
6のデータ305〜308で示されるコンテンツID
と、そのデジタルコンテンツに対する受注処理の結果
と、そのコンテンツ情報データのダウンロードのための
URL(コンテンツ情報データの供給元を特定するため
の情報)がデータ405に設定され、受注データ27の
ターミネータがデータ409に設定される。ここでは、
コンテンツ情報データは購入対象のデジタルコンテン
ツ、または購入対象のデジタルコンテンツとそれに関連
(付属)した情報またはデータをいう。
【0064】次に、クライアント装置8では受注データ
27自体の転送エラー有無の判定が行なわれて(S6
4)、エラー有りと判定されて正常に受注データ27を
受信できなかった場合はS68へ進み(エラーケース
1)、エラー無しと判定した場合はS65へ進む。
【0065】受注データ27の転送が正常に終了した場
合、受信した受注データ27のデータ405〜408に
おける“結果”を確認し、対応のデジタルコンテンツに
ついて受注時のエラーの有無(サーバ装置7側の受注処
理が正常終了しなかったか否か)の判定を行なう(S6
5)。エラー有りの場合、S68へ進み(エラーケース
2)、エラー無しの場合S66へ進む。なお、この受注
時のエラーとしては、たとえば、サーバ装置7側の受注
処理の実行プログラムのルーチンにおいて何らかのエラ
ーが生じた場合などが想定される。
【0066】クライアント装置8では、受注できたデジ
タルコンテンツを対象に、対応のURLに基づきコンテ
ンツ情報データのダウンロード処理を行ない(S6
6)、コンテンツ情報データのダウンロードに関するエ
ラーの有無判定を行なう(S67)。エラー有りの場合
はS68へ進み(エラーケース3)、エラーが生じなか
った場合は処理を終了する。
【0067】上述したエラーケース1〜3のそれぞれの
場合、対応のエラーコンテンツ情報25を図8の構造に
従いエラーコンテンツごとに生成して領域933に格納
して(S68)、処理を終了する。なお、図8のエラー
コンテンツ情報25のデータ504はいずれのエラーケ
ースにおいても設定されて、デジタルコンテンツの管理
・参照用にシステムによって任意に決定できる内容を示
す。
【0068】(エラーケース1)上述のエラーケース1
は、受注データ27自体のデータ転送に失敗してクライ
アント装置8は正常に受注データ27を受信できなかっ
たケースである。エラーケース1では、転送に失敗した
受注データ27に対応した発注データ26を領域934
から読み出して、読出された発注データ26のデータ3
05〜308で示されるコンテンツ毎にエラーコンテン
ツ情報25は生成される。読出された発注データ26の
データ303で示される発注IDは生成されたエラーコ
ンテンツ情報25それぞれのデータ501として設定さ
れて、読出された発注データ26のデータ305から3
08それぞれのコンテンツIDと数量は生成されたエラ
ーコンテンツ情報25それぞれのデータ503の“コン
テンツID”と“数量”にそれぞれ設定されて、生成さ
れたエラーコンテンツ情報25それぞれのデータ504
にはデジタルコンテンツを示すデータが設定されて、生
成されたエラーコンテンツ情報25それぞれのデータ5
02ならびにデータ503の“結果”と“URL”には
“0”が設定される。
【0069】(エラーケース2とエラーケース3)上述
したエラーケース2と3は受注データ27のデータ転送
までの処理は成功しているケースである。エラーケース
2と3それぞれでは、該ケースに対応した発注データ2
6と受注データ27が領域934と935から読出され
て、読出された発注データ26(受注データ27)のデ
ータ305〜308(データ404〜408)で示され
るコンテンツ毎にエラーコンテンツ情報25は生成され
る。読出された発注データ26と受注データ27のデー
タ303と403で示される発注IDが生成されたエラ
ーコンテンツ情報25それぞれのデータ501に設定さ
れて、読出された受注データ27のデータ404で示さ
れる受注IDがデータ502に設定されて、読出された
発注データ26のデータ305〜308それぞれの“コ
ンテンツID”と“数量”と読出された受注データ27
のデータ503〜506それぞれの“結果”と“UR
L”が、対応して生成されたエラーコンテンツ情報25
それぞれのデータ503に設定される。生成されたエラ
ーコンテンツ情報25それぞれのデータ504にはデジ
タルコンテンツを示すデータが設定される。
【0070】このように注文したデジタルコンテンツの
コンテンツ情報データがダウンロードされない場合はエ
ラーケース1〜3の少なくとも1つが検出された場合で
ある。
【0071】図10(A)と(B)には、図4のコンテ
ンツ管理ウィンドウ5のGUI(グラフィカルユーザイ
ンターフェイス)が例示される。図10(A)はタブ形
式のGUI28を示す。図10(B)においては「全
体」、「カテゴリ1」、「カテゴリ2」、および「購入
エラー」のそれぞれについてタブが示されて、各タブを
クリック(マウス160の左ボタンを1回押す)する
と、該当カテゴリのデジタルコンテンツの情報がコンテ
ンツ表示ウィンドウ30に表示される。なお、「全体」
のタブをクリックした場合、すべてのデジタルコンテン
ツの情報が表示され、「購入エラー」のタブ29をクリ
ックした場合、上述で説明したエラーケース1〜3のす
べてに対応のエラーコンテンツの情報が表示される。
【0072】図10(B)にはツリービュー形式のGU
Iが示される。GUI31においては、コンテンツ表示
ウィンドウ30、ツリービュー32および「購入エラ
ー」のボタン33が表示される。ツリービュー31は各
カテゴリの名称を木構造で表示し、表示される任意のカ
テゴリ名称をクリックすると、該当カテゴリに属するデ
ジタルコンテンツの情報がコンテンツ表示ウィンドウ3
0に表示される。「購入エラー」のボタン33がクリッ
クされた場合、上述で説明したエラーケース1〜3のす
べてに対応のエラーコンテンツの情報が表示される。具
体的には、領域933に格納されている全てのエラーコ
ンテンツ情報25のデータ503の‘コンテンツID’
が読出されて表示される。
【0073】なお、図10(A)の「全体」のタブをク
リックした場合、領域932の購入済みコンテンツデー
タ932に対応のデジタルコンテンツの情報がすべて表
示される。この「購入済みデジタルコンテンツ」を、こ
のように購入が正常に終了したデジタルコンテンツのみ
を対象とするか、エラーケース1〜3のそれぞれに対応
するエラーコンテンツも含めた発注済みのすべてを対象
とするかは、システムにより任意に決定できる。また、
表示される内容もシステムにより任意に決定できる。た
とえば、デジタルコンテンツを示すサムネイルの画像、
デジタルコンテンツの趣旨を示す情報、デジタルコンテ
ンツの紹介のコメント、コンテンツIDなどのどれで
も、どの組合せでもよく、またはその他の情報(購入日
付)でもよい。
【0074】図11(A)と(B)には購入処理時にエ
ラーが生じた対応のデジタルコンテンツの情報の図10
(A)と(B)で示されたGUI28と31における表
示態様が示される。図11(A)と(B)においては、
4つのエラーコンテンツに関連した情報が表示される。
このようなGUI28または31によりエラーコンテン
ツの情報管理や確認が容易に行なえる。エラーコンテン
ツについてのリカバー処理を実行する場合、エラーコン
テンツの情報を表示している状態でリカバー対象の1つ
以上のエラーコンテンツをマウス160やキーボード1
50などで選択し、ショートカットメニュー(マウス1
60の右ボタンのクリックにより表示されるメニュー)
などから「再転送」を選択するなどの簡便な手順で、以
降に説明するリカバー処理が自動的に実行される。
【0075】図12は、クライアント装置8におけるエ
ラーコンテンツに対するリカバー処理のフローチャート
である。図12のフローチャートを参照してリカバー処
理について説明する。ここでは、説明を簡単にするため
に1つのエラーコンテンツが選択されたと想定する。な
お、複数個が選択された場合には、複数コンテンツにつ
いてリカバー処理するための発注データ26と受注デー
タ27のやり取りが図12のフローチャートに従い行わ
れる。
【0076】まず、リカバー処理対象として選択された
エラーコンテンツのコンテンツIDに基づいて領域93
3から対応のエラーコンテンツ情報25を読出して、読
出されたエラーコンテンツ情報25に基づいてエラーケ
ースを判断する(S81)。エラーケース3と判断され
た場合は(S81でY)S87へ進み、その他の場合は
S82へ進む。なお、エラーケース3を判断するための
条件は、対応のエラーコンテンツ情報25についてすべ
てのデータが設定されており、かつデータ503の“結
果”がエラー情報を示していない(すなわちサーバ装置
7の受注処理まではトラブルが生じず、デジタルコンテ
ンツのダウンロードにおいてエラーが生じた場合)を示
す。
【0077】エラーケース3以外の場合、クライアント
装置8より、対応のエラーコンテンツ情報25に基づい
て発注データ26を生成してサーバ装置7へ送信する
(S82)。生成される発注データ26は図6に示すと
おりの構造を有し、予めクライアント装置8とサーバ装
置7間で取決められたリカバー処理のための値または文
字列がデータ301に、同様に予め取決められたリカバ
ー処理のバージョンを示す値または文字列がデータ30
2に、前回の発注IDがデータ501から読込まれてデ
ータ303に、前回の受注IDがデータ502より読出
されデータ304に、エラーコンテンツのコンテンツI
Dとその数量がデータ503より読出されデータ305
に、そして発注データ26のターミネータがデータ30
9にそれぞれ設定される。このような各データが設定さ
れたリカバー処理のための発注データ26はクライアン
ト装置8からサーバ装置7へ転送される。
【0078】サーバ装置7は、受信した発注データ26
のデータ301で示されるデータ種別を判定する。判定
結果、発注データ26がリカバー処理のためのデータで
あることを示す場合、対応のデータ303と304で示
される発注IDと受注IDとに基づく購入確認を行なっ
た後、エラー状況に応じた内部処理を行ない、該発注デ
ータ26の送信元のクライアント装置8に対して受注デ
ータ27の送信を行なう(S83)。なお、S83にお
けるサーバ装置7の処理内容の詳細は後述する。
【0079】クライアント装置8は、サーバ装置7から
受注データ27を受信する(S84)。クライアント装
置8では、受信した受注データ27は、図7に示される
構造を有して、予めクライアント装置8とサーバ装置7
間で取決められた受注データ27を示す値もしくは文字
列がデータ401に、同様に予め取決められた受注デー
タ27のバージョンを示す値または文字列がデータ40
2に、S82にて送信された発注データ26のデータ3
03で示される発注IDがデータ403に、サーバ装置
7で発生したリカバー処理ごとにユニークとなる受注I
Dがデータ404に、S82にて送信された発注データ
26のコンテンツIDと、そのコンテンツに対するリカ
バー処理の結果とそのコンテンツ情報データのダウンロ
ードに関するURL(該コンテンツ情報データの供給元
を示す情報)がデータ405に、そして受注データ27
のターミネータがデータ409にそれぞれ設定される。
【0080】受信した受注データ27のデータ405で
示されるリカバー処理の結果が発注したエラーコンテン
ツは‘リカバー処理対象外’であることを示しているか
否か判定する(S84a)。‘リカバー処理対象外’を
示していれば発注したエラーコンテンツはリカバー処理
対象外である旨をディスプレイ110などに表示してユ
ーザに対して報知し(S84b)、リカバー処理を終了
する。
【0081】‘リカバー処理対象外’を示していなけれ
ば、受注データ27自体の転送エラーの有無が判定され
て(S85)、エラー有りの場合S89へ進み(エラー
ケース1)、エラー無しの場合S86へ進む。
【0082】受注データ27の転送エラーは無く正常に
終了した場合(S85でNO)、受注データ27のデー
タ405で示される“結果”を確認し、対応のデジタル
コンテンツについて受注エラー(サーバ装置7側の受注
処理が正常に終了していない)か否かの判定を行なう
(S86)。受注エラーの場合S89へ進み(エラーケ
ース2)、エラーでない場合(S86でNO)はS87
へ進む。
【0083】受注したデジタルコンテンツを対象に、受
注データ27のデータ405で示される“URL”で示
される情報をもとに、対応のコンテンツ情報データのダ
ウンロードを行なう(S87)。コンテンツ情報データ
のダウンロード時のエラーの有無判定を行なう(S8
8)。エラーありの場合はS89へ進み(エラーケース
3)、エラーでない場合は(S88でNO)処理を終了
する。
【0084】上述のエラーケース1〜3の場合、各エラ
ーケースに応じてエラーコンテンツ情報25を前述と同
様に生成して保存し(S89)、処理を終了する。
【0085】このとき生成されたエラーコンテンツ情報
25は領域933の対応する元のエラーコンテンツ情報
25に上書きするようにしてもよい。
【0086】以上のように、クライアント装置8におけ
るリカバー処理での再度のダウンロード時に対してもエ
ラーの有無判定を行なっており、エラーが発生したデジ
タルコンテンツは再度、エラーコンテンツとみなされて
対応のエラーコンテンツ情報25が生成されて保存され
る。したがって、エラーコンテンツ情報25が保存され
ている限りは、ユーザによる簡単操作で対応のデジタル
コンテンツについて繰返しダウンロードを行うことがで
きるので、従来のように、ダウンロードの再試行が許可
される期間が限定されている場合に比較して、ユーザの
負担を軽減できる。
【0087】ここでは1つのエラーコンテンツがリカバ
ー処理対象として選択されるとしているが、複数のエラ
ーコンテンツがリカバー処理対象として選択された場合
には、複数のエラーコンテンツはエラーケースごとに分
類された後、エラーケースごとに対応する1つ以上のエ
ラーコンテンツについてのリカバー処理が行われる。
【0088】また、図12をもとに説明したすべての処
理は、クライアント装置8側の購入専用アプリケーショ
ンとサーバ装置7側のプログラムにて自動的に実行され
る。
【0089】図13には、図12のS83におけるサー
バ装置7側のリカバー処理のフローチャートが示され
る。図13のフローチャートを参照して、サーバ装置7
側のリカバー処理について説明する。
【0090】まず、サーバ装置7側においてクライアン
ト装置8から受信した発注データ26のデータ301で
示されるデータ種別に基づき、リカバー処理のための発
注データ26かどうかの判定を行なう(S1101)。
リカバー処理のための発注データ26と判定された場合
はS1102へ進み、そうでないと判定されてリカバ処
理対象外であると判定された場合はS1107へ進む。
【0091】次に、受信した発注データ26のデータ3
03で示される“発注ID”(すなわち前回の発注I
D)に基づいて、サーバ装置7内の図示されないデータ
ベースを検索処理する。検索処理の結果、該“発注I
D”を示すデータ403を有した受注データ27がデー
タベースに登録されているか否かにより購入済みか未購
入かの確認を行なう(S1102)。未購入と確認され
た場合はリカバー処理対象外と判定されてS1107へ
進み、購入済みと確認された場合(すなわちリカバー処
理対象と確認された場合)はS1103へ進む。
【0092】受信した発注データ26のデータ304で
示される受注IDによりエラーケース1(受注データ2
6自体の転送エラー)かどうかの判定を行なう(S11
03)。具体的には、データ304で示される受注ID
が0の場合はエラーケース1と判定される。エラーケー
ス1と判定された場合はS1104へ進み、エラーケー
ス1でないと判定された場合はS1105へ進む。エラ
ーケース1と判定された場合(S1103でY)、S1
102の検索結果に基づいてデータベースより対応する
前回の受注データ27を取得し(S1104)、S11
08へ進む。
【0093】エラーケース1と判定されない場合(S1
103でN)、S1102の検索結果に基づいてデータ
ベースより対応する前回の受注データ27を取得し、取
得した受注データ27のデータ405の‘結果’で示さ
れるエラー情報はエラーケース2に該当するかどうかの
判定を行なう(S1105)。判定結果、エラーケース
2に該当しない場合、リカバー処理対象外であると判定
してS1107へ進み、エラーケース2に該当する場
合、S1106へ進む。
【0094】エラーケース2に該当すると判定された場
合、前回の受注エラーに基づくリカバー処理を実行し、
正常に実行終了するのでデータ405の“結果”に正常
に受注したことを示す新規の受注データ27を生成する
(S1106)。このリカバー処理とは、たとえば前回
の受注時のエラーがダウンロードすべきコンテンツ情報
データの作成に失敗していた場合は再度、作成プログラ
ムを起動し、対応のコンテンツ情報データの作成を行な
う、またはユーザに認証を再度行うなどである。その処
理後、S1108へ進む。
【0095】リカバー対象でない場合は、データ405
の“結果”にリカバー対象でない旨を示すエラー値を格
納した受注データ27を生成する(S1107)。生成
された受注データ27は、クライアント装置8へ送信さ
れて処理は終了する(S1108)。
【0096】このようにネットワーク9を介した通信の
切断などにより、購入時にエラーが生じたデジタルコン
テンツに対しても、ユーザはその管理を一切行なうこと
はなく、かつ、エラーコンテンツについてリカバー処理
する場合も図10(A)と(B)に示すようにGUI2
8および31を用いた簡便な操作によりリカバー処理が
自動的に実行されるので、コンピュータ操作やネットワ
ーク9に適用されるインターネットなどに不慣れなユー
ザに対しても、十分に実用的な物品購入環境およびエラ
ーコンテンツのリカバー環境を提供することができる。
それゆえに、ユーザに対して確実かつ簡単に(ユーザの
負担なしに)取引対象であるデジタルコンテンツを供給
できる。
【0097】本実施の形態では、購入対象は、すなわち
発注元のクライアント装置8にダウンロードされるデジ
タルコンテンツ情報データは、プログラム、書籍、楽曲
または画像などのデジタルコンテンツ(デジタル情報)
に関するデータを想定しているが、これに限定されな
い。たとえば、購入対象は家電製品などの物品とするこ
ともできる。この場合には、家電製品は課金が正常に終
了すると、店舗からユーザ宅に運送されて配達されるけ
れども、家電製品に付随した操作マニュアルなどのデー
タは別途サーバ装置7から発注元のクライアント装置8
に取引対象のデジタルコンテンツとしてダウンロードす
るようにしてもよい。この場合には、該操作マニュアル
データについて本実施の形態による購入手順およびリカ
バー手順を適用できる。
【0098】ここでは、サーバ装置7が受注元およびデ
ジタルコンテンツの供給元として機能して受注処理、リ
カバー処理およびデジタルコンテンツのダウンロード処
理を行うようにしているが次のようにしてもよい。たと
えば、サーバ装置7はユーザのクライアント装置8と実
際にデジタルコンテンツを供給する(製造・販売する)
企業などとの取引の仲介を行うだけの受注元としてのみ
の機能を有するとしてもよい。その場合には、サーバ装
置7はユーザのクライアント装置8と間で受注処理およ
びリカバー処理を行い、その結果に基づいて、取引対象
のデジタルコンテンツは該企業に対応して設けられたサ
ーバ(供給元)からユーザのクライアント装置8に供給
される。
【0099】(実施の形態2)以上説明したクライアン
ト装置8およびサーバ装置7の処理機能はプログラムで
実現される。本実施の形態では、このプログラムはコン
ピュータで読取可能な記録媒体に格納される。
【0100】本実施の形態では、この記録媒体として、
図2に示される装置で処理が行なわれるために必要なメ
モリ、たとえばメモリ124のROMのようなそのもの
がプログラムメディアであってもよいし、また外部記憶
装置として図示されない磁気テープ装置およびCD−R
OM駆動装置140などのプログラム読取装置が設けら
れ、そこに記憶媒体である図示されない磁気テープまた
はCD−ROM142が挿入されることで読取可能なプ
ログラムメディアであってもよい。いずれの場合におい
ても、格納されているプログラムはCPU122がアク
セスして実行させる構成であってもよいし、あるいはい
ずれの場合もプログラムが一旦読出されて、読出された
プログラムは、図2の装置の所定のプログラム記憶エリ
ア、たとえばメモリ124のRAMにロードされて、C
PU122により読出されて実行される方式であっても
よい。このロード用のプログラムは、予め当該クライア
ント装置8に格納されているものとする。
【0101】ここで、上述したプログラムメディアは装
置本体と分離可能に構成される記録媒体であり、固定的
にプログラムを担持する媒体であってもよく、流動的に
プログラムを担持する媒体であってもよい。
【0102】固定的に担持する媒体としては、磁気テー
プやカセットテープなどのテープ系、FD132やハ固
定ディスク126などの磁気ディスクやCD−ROM1
42/MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini
Disc)/DVD(DigitalVersatile Disc)などの光
ディスクのディスク系、ICカード、メモリカード17
2、光カードなどのカード系、あるいはマスクROM、
EPROM(Erasable and Programmable RO
M)、EEPROM(Electrically EPROM)、フラ
ッシュROMなどによる半導体メモリなどを適用でき
る。
【0103】流動的に担持する媒体とは、装置はインタ
ーネットを含むネットワーク9と接続可能な構成が採用
されているから、ネットワーク9からプログラムがダウ
ンロードされてダウンロードされたプログラムを担持す
るよう媒体である。このようにネットワーク9からプロ
グラムがダウンロードされる場合には、ダウンロード用
プログラムは予め装置本体に格納しておくか、あるいは
別の記録媒体から予め当該装置本体にインストールされ
てもよい。
【0104】なお記録媒体に格納されている内容として
はプログラムに限定されずデータであってもよい。
【0105】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の各実施の形態に適用されるクライ
アント装置の機能構成図である。
【図2】 この発明の各実施の形態に適用されるクライ
アント装置とサーバ装置それぞれに適用されるハードウ
ェア構成図である。
【図3】 この発明の各実施の形態に適用される電子商
取引システムの概略構成図である。
【図4】 図2のディスプレイに購入制御アプリケーシ
ョンにより表示される画面の一例を示す図である。
【図5】 本実施の形態によるデジタルコンテンツ購入
処理の概略フローチャートである。
【図6】 クライアント装置からサーバ装置へ送信する
発注データの構成図である。
【図7】 サーバ装置からクライアント装置へ送信する
受注データの構成図である。
【図8】 クライアント装置において生成されて格納さ
れるエラーコンテンツ情報の構成図である。
【図9】 クライアント装置におけるコンテンツの購入
処理の詳細を示すフローチャートである。
【図10】 (A)と(B)は、図4のコンテンツ管理
ウィンドウのGUI(グラフィカルユーザインターフェ
イス)を示す図である。
【図11】 (A)と(B)には購入処理時にエラーが
生じた対応のデジタルコンテンツの情報の図10(A)
と(B)のGUIにおける表示態様を示す図である。
【図12】 クライアント装置におけるエラーコンテン
ツに対するリカバー処理のフローチャートである。
【図13】 図12におけるサーバ装置側のリカバー処
理のフローチャートである。
【符号の説明】
7 サーバ装置、8 クライアント装置、9 ネットワ
ーク、26 発注データ、27 受注データ、25 エ
ラーコンテンツ情報、28,31 GUI、30 コン
テンツ表示ウィンドウ、32 ツリービュー。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取引対象データに関する注文データを受
    信して、受信した前記注文データに基づいて受注処理し
    て、前記受注処理の結果を含む受注データを送信する受
    注元と通信しながら取引処理を行う取引手段と、 前記取引処理においてエラーが生じたとき、該取引処理
    に対応の前記取引対象データを特定する対象特定データ
    を含むエラー情報を記憶するエラー情報記憶手段と、 前記エラー情報記憶手段により記憶された1つ以上の前
    記エラー情報それぞれに含まれる前記対象特定データを
    読出して提示する提示手段とを備えた、取引処理装置。
  2. 【請求項2】 前記取引手段は、 前記注文データを前記受注元に送信する注文送信手段
    と、 前記受注元から送信された前記受注データを受信する受
    注データ受信手段と、 前記受注データ受信手段により受信された前記受注デー
    タに基づいて前記取引対象データを要求して、該要求に
    応じて前記取引装置宛てに送信される前記取引対象デー
    タを受信する取引対象受信手段とを有する、請求項1に
    記載の取引処理装置。
  3. 【請求項3】 前記取引手段は、前記取引処理において
    前記エラーが生じたことを検出するエラー検出手段を有
    する、請求項1または2に記載の取引処理装置。
  4. 【請求項4】 前記提示手段により提示された1つ以上
    の前記対象特定データから、所望の前記対象特定データ
    を選択するために操作される対象選択手段と、 前記エラー情報記憶手段の前記対象選択手段により選択
    された前記対象特定データに対応の前記エラー情報に基
    づいて、前記取引対象データについて再度、前記取引処
    理を行う再取引手段とをさらに備える、請求項1ないし
    3のいずれかに記載の取引処理装置。
  5. 【請求項5】 前記エラー情報は対応の前記取引対象デ
    ータの送信元を特定する送信元特定データをさらに含
    み、 前記再取引手段は、 前記対象選択手段により選択された前記対象特定データ
    に対応の前記エラー情報は前記取引対象データを受信す
    る際に生じた前記エラーに対応するときは、該エラー情
    報の前記送信元特定データに基づいて特定される前記送
    信元に前記取引対象データを要求して受信する、請求項
    4に記載の取引処理装置。
  6. 【請求項6】 前記再取引手段は、 前記対象選択手段により選択された前記対象特定データ
    に対応の前記エラー情報は前記取引対象データを受信す
    る際に生じた前記エラーを除く他の前記エラーに対応す
    るときは、再度、前記取引対象データを注文するための
    前記注文データを前記受注元に送信する再注文送信手段
    を有する、請求項4または5に記載の取引処理装置。
  7. 【請求項7】 前記他のエラーは、前記受注データ受信
    手段により前記受注データを受信する際に生じた前記エ
    ラーを含む、請求項6に記載の取引処理装置。
  8. 【請求項8】 前記他のエラーは前記受注処理において
    生じた前記エラーを含む、請求項6または7に記載の取
    引処理装置。
  9. 【請求項9】 前記受注データに含まれている前記受注
    処理の結果により、前記受注処理において前記エラーが
    生じたことが示される、請求項8に記載の取引処理装
    置。
  10. 【請求項10】 前記受注元は、 前記注文送信手段から送信されて受信した前記注文デー
    タを記憶する注文記憶手段と、 前記再注文送信手段から送信された前記注文データを受
    信したとき、受信した前記注文データは、前記注文記憶
    手段に記憶済みであるか否かを判定する判定手段とを有
    し、 前記判定手段により記憶済みと判定されたとき、前記受
    注データを再度、送信する、6ないし9のいずれかに記
    載の取引処理装置。
  11. 【請求項11】 取引対象データに関する注文データを
    受信して、受信した前記注文データに基づいて受注処理
    して、前記受注処理の結果を含む受注データを送信する
    受注元と通信しながら取引処理を行う取引ステップと、 前記取引処理においてエラーが生じたとき、該取引処理
    に対応の前記取引対象データを特定する対象特定データ
    を含むエラー情報を記憶するエラー情報記憶ステップ
    と、 前記エラー情報記憶ステップにより記憶された1つ以上
    の前記エラー情報それぞれに含まれる前記対象特定デー
    タを読出して提示する提示ステップとを備えた、取引処
    理方法。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の前記取引処理方法
    をコンピュータに実行させるための取引処理プログラ
    ム。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の取引処理プログラ
    ムを記録した機械読取り可能な記録媒体。
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