JP2003108561A - データベース検索システム - Google Patents

データベース検索システム

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JP2003108561A
JP2003108561A JP2001301914A JP2001301914A JP2003108561A JP 2003108561 A JP2003108561 A JP 2003108561A JP 2001301914 A JP2001301914 A JP 2001301914A JP 2001301914 A JP2001301914 A JP 2001301914A JP 2003108561 A JP2003108561 A JP 2003108561A
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JP2001301914A
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Hideyo Hagen
秀世 波元
Kuniaki Otani
邦明 大谷
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JFE Systems Inc
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Kawasaki Steel Systems R&D Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 応対回答を要求して該応対回答を得るまでの
過程での、応答時間を短縮したり、様々な問合せ先に対
する、応答回答の要求元のアプリケーション・プログラ
ムなどでの対応を容易に行えるようにしたりする。 【解決手段】 パーツ・プール・メモリ50を活用しな
がら、今回のデータベース検索におけるアプリケーショ
ン・プログラム3からの元要求情報を、データベース6
に対する規定問合せ情報に変換する。又、元要求情報の
段階、及び、規定問合せ情報の段階において、回答キャ
ッシュ・メモリ52から検索結果を読み出して、これを
データベース検索結果とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、応対回答を
要求して該応対回答を得るまでの過程での、応答時間を
短縮したり、様々な問合せ先に対する、応答回答の要求
元のアプリケーション・プログラムなどでの対応を容易
に行えるようにしたりすることができるデータベース検
索方法、データベース検索前置処理装置、問合せ処理方
法、これらに係るコンピュータ・プログラム、及び該コ
ンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】DBMS(Data Base Management Sy
stem)としては、ORACLE、SYBASE、Inf
ormixなどの汎用のものを利用することが多い。
又、汎用DBMSでは、例えばSQL(Structured Qu
ery Language)など、予め定められた問合せ手続きの
規定に従ってDBMSを利用することになる。
【0003】特開平6−309373では、このような
汎用DBMSを利用する際に、DBMSとアプリケーシ
ョン・プログラムとの間にあって、要求SQL文とこれ
に対するDBMSからの回答データとを対にして記憶し
ておき、該記憶の要求SQL文を再びアプリケーション
・プログラムから受けた場合には、該要求SQL文と対
になって記憶されている回答データをアプリケーション
・プログラムに返すという技術が開示されている。該特
開平6−309373では、このように記憶されていた
回答データを利用できる場合は、汎用DBMSの運用上
の応答性を改善することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、該特開
平6−309373では、要求SQL文とこれに対する
DBMSからの回答データとを対にして記憶するため
に、多大の記憶容量を要する。従って該記憶のために、
記憶容量が多いがアクセスタイムは遅い記憶装置になっ
てしまうこともありえる。過去に受けた要求SQL文と
同じで記憶されていた回答データを利用できる場合で
も、該記憶にアクセスタイムが遅い記憶装置を用いてい
るのであれば、むしろ、その都度DBMSから直接に回
答データを得た方が、応答速度が速いという結果にもな
りえることになる。
【0005】別の問題点として、アプリケーション・プ
ログラムにおいて、要求SQL文などの予め定められた
問合せ手続きの規定に従った規定問合せ情報は、その都
度生成することがある。従って、汎用DBMSを利用す
る際には、そもそも規定された規定問合せ情報の生成に
時間を要してしまい、応答速度が低下してしまう。
【0006】例えば、アプリケーション・プログラムが
JAVA(登録商標)によるアプレットやサーブレット
である場合、上述のような規定問合せ情報の生成に要す
る時間が無視できなくなる場合がある。又、汎用DBM
Sからの回答の際には、アプレットやサーブレットで取
り扱えるようなオブジェクトに変換する必要があり、該
変換には時間を要する。
【0007】又、様々なDBMSなど、様々な問合せ先
に対して対応するためには、応答回答の要求元のアプリ
ケーション・プログラムなどで、それ相応の対応が必要
になる。例えば、様々な問合せ先に対して対応したアプ
リケーション・プログラムとしなければならず、手間や
費用や時間がかかるという問題がある。
【0008】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、応対回答を要求して該応対回答を得
るまでの過程での、応答時間を短縮したり、様々な問合
せ先に対する、応答回答の要求元のアプリケーション・
プログラムなどでの対応を容易に行えるようにしたりす
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】まず、本願の第1発明の
データベース検索方法は、予め定められた問合せ手続き
の規定に従った規定問合せ情報により問い合わせを受け
付けるデータベース装置、及び該データベース装置を問
合せ先装置とする問合せ元装置との間に、第1キャッシ
ュ・メモリ及び第2キャッシュ・メモリを有するデータ
ベース検索前置処理装置を介在させ、前記データベース
装置及び前記データベース検索前置処理装置の間は、前
記規定問合せ情報により、問合せ又その回答をするよう
にし、前記問合せ元装置及び前記データベース検索前置
処理装置の間は、前記問合せ手続き規定とは異なる形態
のパーツ化された元要求情報により、問合せ又その回答
をするようにし、該元要求情報の前記規定問合せ情報へ
の変換の少なくともその結果を含む履歴を、前記パーツ
単位で前記第2キャッシュ・メモリに保存すると共に、
前記規定問合せ情報への変換前の情報に基づいて参照で
きる形態で、前記問合せ元装置からの過去の問合せの、
少なくともその結果を含む履歴を、前記第1キャッシュ
・メモリに保存し、過去にあったものと同一の要求が、
前記問合せ元装置から再び発生した場合は、該第1キャ
ッシュ・メモリから検索結果を読み出して、これを元に
該問合せ元装置に対して回答するようにし、過去にあっ
たものと少なくとも一部パーツが同一の要求が前記問合
せ元装置から再び発生した場合は、前記第2キャッシュ
・メモリから該同一パーツの履歴を読み出して活用しな
がら、今回の元要求情報を前記規定問合せ情報へ変換
し、該変換結果を問合せ先装置の前記データベース装置
に送り、前記規定問合せ情報への変換前の段階で、過去
の前記データベース検索の履歴を、前記第1キャッシュ
・メモリに保存するようにしたことにより、前記課題を
解決したものである。
【0010】又、本願の第1発明のデータベース検索方
法において、前記元要求情報である前記問合せ元装置か
らの問合せを、問合せ元装置で定義した問合せ要求の構
成要素毎の問合せ要求コードを含めて構成、又は該問合
せ要求コード、及び問合せ元装置で任意に名前付けた問
合せ要求ラベルを含めて構成し、該元要求情報の問合せ
に前記問合せ要求ラベルが含まれない場合は、今回の元
要求情報を前記規定問合せ情報へ変換する際に、該問合
せを一意に特定する特定コードを生成して、該特定コー
ドを前記要求ラベルとして用い、前記第1キャッシュ・
メモリには、前記問合せ要求ラベルに基づいて参照でき
る形態で、前記問合せ元装置からの過去の問合せの、少
なくともその結果を含む履歴を保存するようにしたこと
により、前記課題を解決したものである。
【0011】更に、前記データベース検索方法におい
て、前記要求コードを、論理的又は算術的な演算手段に
より一意に、前記規定問合せ情報へ変換可能なものと
し、前記元要求情報の前記規定問合せ情報への変換の少
なくともその結果を含む履歴を、前記要求コードに基づ
いて参照できる形態で、前記パーツ単位で前記第2キャ
ッシュ・メモリに保存するようにしたことにより、前記
課題を解決したものである。
【0012】又、前記データベース検索方法において、
前記要求コードを前記規定問合せ情報へ変換する際に、
該変換の対象となっている要求コード及び規定問合せ情
報の対に関連する、他の要求コード及び規定問合せ情報
の対を格納した、問合せ要求関連表を用いるようにした
ことにより、前記課題を解決したものである。
【0013】次に、本願の第2発明のデータベース検索
前置処理装置は、予め定められた問合せ手続きの規定に
従った規定問合せ情報により問い合わせを受け付けるデ
ータベース装置、及び該データベース装置を問合せ先装
置とする問合せ元装置との間に介在させ、前記データベ
ース装置及び前記データベース検索前置処理装置の間は
前記規定問合せ情報により問合せ又その回答をするよう
にし、前記問合せ元装置及び前記データベース検索前置
処理装置の間は前記問合せ手続き規定とは異なる形態の
パーツ化された元要求情報により問合せ又その回答をす
るようにしたデータベース検索前置処理装置であって、
前記規定問合せ情報への変換前の情報に基づいて参照で
きる形態で、過去の前記データベース検索の少なくとも
その結果を含む履歴を保存する第1キャッシュ・メモリ
と、過去にあったものと同一の要求が、前記問合せ元装
置から再び発生した場合は、該第1キャッシュ・メモリ
から検索結果を読み出して、これを元に該問合せ元装置
に対して回答する検索要求受付部と、前記元要求情報の
前記規定問合せ情報への変換の少なくともその結果を含
む履歴を、前記パーツ単位で保存する第2キャッシュ・
メモリと、過去にあったものと少なくとも一部パーツが
同一の要求が前記問合せ元装置から再び発生した場合
は、前記第2キャッシュ・メモリから該同一パーツの履
歴を読み出して活用しながら、今回の元要求情報を前記
規定問合せ情報へ変換する問合せパーツ処理部と、を備
えるようにしたことにより、前記課題を解決したもので
ある。
【0014】更に、本願の第3発明の問合せ処理方法
は、予め定められた問合せ手続きの規定に従った規定問
合せ情報により問い合わせを受け付ける問合せ先装置、
及び該問合せ先装置を問合せ先とする問合せ元装置との
間に、第1キャッシュ・メモリ及び第2キャッシュ・メ
モリを有する問合せ前置処理装置を介在させ、前記問合
せ先装置及び前記問合せ前置処理装置の間は、前記規定
問合せ情報により、問合せ又その回答をするようにし、
前記問合せ元装置及び前記問合せ前置処理装置の間は、
前記問合せ手続き規定とは異なる形態のパーツ化された
元要求情報により、問合せ又その回答をするようにし、
該元要求情報の前記規定問合せ情報への変換の少なくと
もその結果を含む履歴を、前記パーツ単位で前記第2キ
ャッシュ・メモリに保存すると共に、前記規定問合せ情
報への変換前の情報に基づいて参照できる形態で、前記
問合せ元装置からの過去の問合せの、少なくともその結
果を含む履歴を、前記第1キャッシュ・メモリに保存
し、過去にあったものと同一の要求が、前記問合せ元装
置から再び発生した場合は、該第1キャッシュ・メモリ
から検索結果を読み出して、これを元に該問合せ元装置
に対して回答するようにし、過去にあったものと少なく
とも一部パーツが同一の要求が前記問合せ元装置から再
び発生した場合は、前記第2キャッシュ・メモリから該
同一パーツの履歴を読み出して活用しながら、今回の元
要求情報を前記規定問合せ情報へ変換し、該変換結果を
前記問合せ先装置に送り、前記規定問合せ情報への変換
前の段階で、前記問合せ元装置からの過去の問合せの履
歴を、前記第1キャッシュ・メモリに保存するようにし
たことにより、前記課題を解決したものである。
【0015】次に、本願の第4発明のコンピュータ・プ
ログラムは、前記第1発明のデータベース検索方法、前
記第2発明のデータベース検索前置処理装置、及び前記
第3発明の問合せ処理方法のいずれか1つを実施するた
めのコンピュータ・プログラムとしたことにより、前記
課題を解決したものである。
【0016】更に、本願の第5発明のコンピュータ読み
取り可能な記録媒体は、上記第4発明に記載のコンピュ
ータ・プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体を提供することで、前記課題を解決したもの
である。
【0017】以下、本発明の作用について、簡単に説明
する。
【0018】本発明においては、予め定められた問合せ
手続きの規定に従った規定問合せ情報により、問合せ先
のデータベース装置に対してデータベース検索を要求す
る際に、まず、該要求を表現する、前記問合せ手続き規
定とは異なる形態のパーツ化された元要求情報を生成す
る。
【0019】又、該元要求情報の前記規定問合せ情報へ
の変換の少なくともその結果を含む履歴を、前記パーツ
単位でパーツ・プール・メモリに保存する。これと共
に、過去の前記データベース検索の少なくともその結果
を含む履歴を、回答キャッシュ・メモリに保存する。
【0020】なお、回答キャッシュ・メモリは第1キャ
ッシュ・メモリとも呼び、パーツ・プール・メモリは第
2キャッシュ・メモリとも呼ぶものとする。
【0021】このようにしておいて、過去にあったもの
と同一のデータベース検索が再び発生した場合は、該回
答キャッシュ・メモリから検索結果を読み出して、これ
をデータベース検索結果とする。又、過去にあったもの
と少なくとも一部パーツが同一のデータベース検索が再
び発生した場合は、前記パーツ・プール・メモリから該
同一パーツの履歴を読み出して活用しながら、今回のデ
ータベース検索における前記元要求情報の前記規定問合
せ情報への変換を行い、該変換結果により前記データベ
ース検索要求をする。
【0022】このように、回答キャッシュ・メモリから
検索結果を読み出して、これを元に前記データベース検
索要求に対する回答をするようにしたり、又、前記パー
ツ・プール・メモリを活用しながら、前記規定問合せ情
報への変換を行うので、応対回答を要求して該応対回答
を得るまでの過程での、応答時間を短縮したり、様々な
問合せ先に対する、応答回答の要求元のアプリケーショ
ン・プログラムなどでの対応を容易に行えるようにした
りすることができる。
【0023】なお、本発明におけるデータベース検索要
求や応対回答要求は、後述の実施形態のオブジェクト処
理要求に相当する。又、データベース検索要求回答や応
対回答要求回答は、オブジェクト処理回答に相当する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図を用いて本発明の実施の
形態を詳細に説明する。
【0025】図1は、本発明が適用された実施形態のデ
ータベース検索システムの構成を示すブロック図であ
る。
【0026】図1において、問合せ先装置のDBMS5
は、例えば図2〜図4に示すようなデータベース・テー
ブルta〜tcなどにより構成されたデータベース6を
有している。該DBMS5は、予め定められた問合せ手
続きの規定に従った規定問合せ情報により処理を受け付
け、又該規定に従って処理結果の回答を返す。具体的に
はDBMS5は、要求SQL文を受けて、データベース
にあるデータの登録や更新や削除や検索を受け付ける。
又、該DBMS5は、このように受け付けたデータベー
ス処理の結果は、SQLの規定に従って回答する。
【0027】本実施形態における要求SQL文は、SQ
Lの規定における、DML(Database Manipulate La
nguage)や、DDL(Data Definition Language)に
相当する。
【0028】又、アプリケーション・プログラム3は、
符号6の問合せ先装置であるDBMSに対して、処理要
求を送り出すものである。アプリケーション・プログラ
ム3は、予め定められた問合せ手続きの規定であるSQ
Lとは異なる形態で、該処理要求を送り出し、本発明を
適用して、パーツ化された元要求情報を生成し、生成し
たものを送り出すことで、データベース検索の処理要求
をする。以下、このようなアプリケーション・プログラ
ム3からの要求を、オブジェクト処理要求と呼ぶ。該オ
ブジェクト処理要求は、本発明の元要求情報に相当す
る。
【0029】又、データベース検索前置処理装置10
は、このようなアプリケーション・プログラム3及びD
BMS5の間にあって、本発明が適用される処理その他
をする。
【0030】例えば、アプリケーション・プログラム3
からオブジェクト処理要求を受けた後に、該オブジェク
ト処理要求に基づいてDBMS5に対して、種々の問合
せなどの処理要求をする場合、オブジェクト処理要求
は、予め定められた問合せ手続きの規定、即ち本実施形
態においてはSQLに基づいた処理要求に変換される。
なお、以下、変換後の該処理要求を規定処理要求と呼
ぶ。該規定処理要求は、本発明の規定問合せ情報に相当
する。
【0031】更に、データベース検索前置処理装置10
は、必要に応じて、オブジェクト処理要求の回答をアプ
リケーション・プログラム3に対して返す。該回答をオ
ブジェクト処理回答と呼ぶ。例えば、規定処理要求に対
する回答(以下、規定処理要求回答と呼ぶ)がDBMS
5からあった場合、該回答をアプリケーション・プログ
ラム3に適合させた形態のオブジェクト処理回答に変換
し、該オブジェクト処理回答をアプリケーション・プロ
グラム3に送る。
【0032】該データベース検索前置処理装置10は、
図示されるように、検索要求受付部30と、オブジェク
ト変換部32と、問合せパーツ処理部34と、問合せ実
行部40と、更新管理部44と、変更管理部46と、パ
ーツ・プール・メモリ50と、回答キャッシュ・メモリ
52と、変更バッファ・メモリ54とを有している。
又、問合せパーツ処理部34は、問合せパーツ検索部3
6と、問合せパーツ生成部38とを有している。なお、
上記のパーツ・プール・メモリ50と、回答キャッシュ
・メモリ52と、変更バッファ・メモリ54とは、デー
タベース検索前置処理装置10内において、RAM(Ra
ndom Access Memory)を利用した主記憶装置の所定領
域に構築されているので、アクセスが速い。
【0033】次に、パーツ・プール・メモリ50につい
て説明する。
【0034】パーツ・プール・メモリ50は、図5に示
すようなパーツ・リスト・テーブルと、図6に示すよう
なパーツ利用補助テーブルとを有している。該パーツ・
プール・メモリ50は、以下に説明するように、問合せ
パーツ検索部36により検索や参照がなされ、又問合せ
パーツ生成部38によりデータの追加や更新がなされ
る。
【0035】又、本実施形態においては、問合せ要求コ
ードを規定問合せ情報へ変換する際に、該変換の対象と
なっている問合せ要求コード及び規定問合せ情報の対に
関連する、他の問合せ要求コード及び規定問合せ情報の
対を格納した、問合せ要求関連表を用いる。該問合せ要
求関連表は、本実施形態において具体的には、図5に示
すようなパーツ・リスト・テーブルと、図6に示すよう
なパーツ利用補助テーブルとを中心としたものとなって
いる。
【0036】又、問合せ要求関連表は、問合せ要求コー
ドを規定問合せ情報へ変換する際に、該変換の対象とな
っている問合せ要求コード及び規定問合せ情報の対に関
連する、他の問合せ要求コード及び規定問合せ情報の対
を発見するために用いられる。又、該発見の際には、該
発見の回数を逐次カウントして蓄積することで、問合せ
要求コード毎の使用頻度や、問合せに用いる個々の「パ
ーツ」の使用頻度を把握することができる。
【0037】該使用頻度の把握は、図5や図6など、問
合せ要求関連表に含まれるテーブル中の「行」単位です
ることも可能である。又、使用頻度の低いものは、該当
テーブルから削除するようにしてもよい。例えば、使用
頻度の低い「行」があれば、これを該当テーブルから削
除するようにしてもよい。このように削除することで、
諸テーブルを記憶する装置の記憶容量を有効に活用する
ことができる。
【0038】本実施形態においては、アプリケーション
・プログラム3から送られてくるオブジェクト処理要求
がパーツ化されている。具体的には、データベース検索
に際して、検索対象になるデータベースのテーブル名の
指定、個々のテーブル中で検索後に獲得する項目を指定
する検索項目の指定、検索条件の指定、並び替え処理に
おける並び順の指定などで区別して、パーツ化してい
る。
【0039】又、このようなパーツ単位で、オブジェク
ト処理要求から規定処理要求への変換の、少なくともそ
の結果を含む履歴をパーツ・プール・メモリ50に保存
しておく。又、この後、保存されているものと同じパー
ツについて、再びオブジェクト処理要求から規定処理要
求へ変換する場合は、保存されている履歴を活用するこ
とで、パーツ単位の規定処理要求を生成する処理を省略
できるので、この分処理速度を向上できる。
【0040】例えば、DBMS5などのデータベース検
索における要求SQL文においては、一例としてSEL
ECT文では、次のような要素を含む。
【0041】SELECT(A1) FROM(A
2) WHERE(A3) ORDERBY(A4)
【0042】このようなSELECT文では、「SEL
ECT」の後の(A1)は、検索項目の指定である。
「FROM」の後の(A2)は、テーブル名の指定であ
る。「WHERE」の後の(A3)は、検索条件の指定
である。「ORDERBY」の後の(A4)は、並び順
の指定である。
【0043】本実施形態ではオブジェクト処理要求は、
アプリケーション・プログラム3において「mgr.g
ets( )」という関数による。該関数は、次のよう
にアプリケーション・プログラム3において引数が設定
される。又、オブジェクト処理回答は、該関数の戻り値
で得られる。
【0044】 mgr.gets(検索条件 = 3 並び順 = 4 テーブル名 = 指定なし 検索項目 = 1 キャッシュキー = ‘oid=aaa’ )
【0045】上記において、「検索条件」の引数の値の
「3」や、「並び順」の引数の値の「4」や、「検索項
目」の引数の値の「1」は、それぞれのパーツに付され
ている「query_parts_id」、即ちパーツ
IDである。該「query_parts_id」は図
5のテーブルにおいても示される。パーツ・プール・メ
モリ50のパーツ・リスト・テーブルは、このパーツI
Dを検索キーとして参照され、要求SQL文を生成する
際には、図5においてパーツ毎にある「value」の
内容を獲得する。
【0046】なお、問合せ要求において、上記の「キャ
ッシュキー」(キャッシュ・キー)以外をすべてまとめ
て、本実施形態では「問合せ要求コード」と呼んでい
る。例えば「mgr.gets( )」という関数を用
いる前述の問合せ要求においては、検索条件、検索条
件、テーブル名、及び検索項目によって構成されるもの
が、「問合せ要求コード」である。
【0047】本実施形態においては、元要求情報である
問合せ元装置からの問合せが、問合せ元装置で定義した
問合せ要求の構成要素毎の問合せ要求コードを含めて構
成、又は該問合せ要求コード、及び問合せ元装置で任意
に名前付けた問合せ要求ラベルを含めて構成されている
といえる。
【0048】又、本実施形態での問合せ要求において、
「キャッシュキー」(キャッシュ・キー)は「問合せ要
求ラベル」になっている。そして、元要求情報の問合せ
においてこのような「問合せ要求ラベル」が含まれない
場合は、今回の元要求情報を規定問合せ情報へ変換する
際に、該問合せを一意に特定する特定コードを生成(コ
ード化)して、該特定コードを問合せ要求ラベルとして
用いる。例えば、従来から定められた問合せ手続きの規
定に基づいた問合せであり、規定問合せ情報である、規
定処理要求の問合せ文の全体の文字列をコード化する。
この問合せを一意に特定する特定コードを生成すること
は、SQLに従った要求SQL文の問合せに限らない。
例えば、他の問合せ手続きの規定に基づいた問合せであ
り、規定問合せ情報である、規定処理要求の問合せ文の
全体の文字列に対しても同様に行うことが可能であり、
生成されたものが、本実施形態においては問合せ文を一
意的に特定するコードであり、即ち「特定コード」とな
る。
【0049】但し、該コード化はHash関数を用いて
もよいが、Hash関数を用いるものに限定されるもの
ではない。該コード化は、コード化前の文字列と、コー
ド化されたものとが、1対1で対応されるのであれば、
他の手法によってもよい。又、このように1対1で対応
されるようにコード化されていれば、コード化されたも
の、つまり個々のコードから、そのコードに該当する規
定問合せ情報へと、論理的又は算術的な演算手段によ
り、一意に変換可能になる。
【0050】なお、問合せ要求コードは、プログラム実
行前にデータベース検索前置処理装置10側で定義され
ている。問合せ元装置、例えばアプリケーション・プロ
グラム3は、データベース検索前置処理装置10側で定
義されている問合せ要求コードを参照して、問合せ要求
を出す。
【0051】又、問合せ要求ラベルは、アプリケーショ
ン・プログラム3などの問合せ元装置が任意に定義する
ことができ、これを問合せ要求に用いることができる。
又、問合せ元装置からの問合せ要求において、問合せ要
求ラベルが存在する場合は、これがデータベース検索前
置処理装置10に通知されることになる。一方、問合せ
要求ラベルが存在しない場合は、前述のように規定処理
要求の問合せ文の全体の文字列をコード化することで、
特定コードを生成し、該特定コードを問合せ要求ラベル
と同様に用いる。なお、該特定コードは、問合せ元装置
に通知することはない。
【0052】なお、「テーブル名」についても、「指定
なし」以外として、特定の引数の値を指定する場合もあ
る。又、「キャッシュキー」(キャッシュ・キー)の引
数は、ユーザが任意に付与するものであり、例えばオブ
ジェクトのIDなどを付与する。上記の例では、「‘o
id=aaa’」の「aaa」が「キャッシュキー」
(キャッシュ・キー)である。図5における「mgr_
id」は、マネージャ名であり、個々のデータベース検
索前置処理装置10に付与されている。該マネージャ名
により、マネージャ単位で回答キャッシュ・メモリ52
を管理することも可能である。
【0053】要求SQL文を生成する際にはパーツ・リ
スト・テーブルを参照することで、例えば、「mgr.
gets( )」という関数において、「検索条件」の
値が「3」のパーツは、「ta.id=tb.id」を
獲得する。「並び順」の値が「4」のパーツは、「t
a.name」を獲得する。「検索項目」の値が「1」
のパーツは、「ta.name,tb.name」を獲
得する。又、「mgr.gets( )」という関数に
おいて、「テーブル名」についても、特定の値により指
定した場合は、同様にパーツ・リスト・テーブルを検索
する。
【0054】又、図5のパーツ・リスト・テーブルで
は、「parts_type」において、値が「1」で
あれば、そのパーツが「検索条件」であることを示す。
値が「2」であれば、そのパーツが「並び順」であるこ
とを示す。値が「3」であれば、そのパーツが「検索項
目」であることを示す。
【0055】次に、図6に示すパーツ利用補助テーブル
において、「mgr_id」はマネージャ名であり、
「qid」は前述の「query_parts_id」
と同様にパーツIDであり、「Table」は検索対象
になるデータベースのテーブル名である。又、「Con
dition」は今回のデータベース検索における「検
索条件」を指定しているパーツを示し、「Sort」は
今回のデータベース検索における「並び順」を指定して
いるパーツを示し、「Column」は今回のデータベ
ース検索における「検索項目」を指定しているパーツを
示す。
【0056】例えば、上述の例の如く、「検索条件」の
引数の値が「3」で、「並び順」の値が「4」で、「検
索項目」の引数の値が「1」で、「テーブル名」の引数
の値が「指定なし」の場合を例として考える。この場合
は、図6において矢印で示すテーブルの2行目が該当
し、該テーブルを参照することで、「Table」の項
にある「ta,tb」の2つのデータベース・テーブル
名を獲得することができる。この2つのテーブルが、検
索対象になるデータベースのテーブルとなる。又、この
場合は、図5に示すパーツ・リスト・テーブルの「va
lue」の内容や、図6に示すパーツ利用補助テーブル
の「Table」の内容を利用し、次のような要求SQ
L文が、問合せパーツ生成部38において生成される。
【0057】SELECT ta.name,tb.n
ame FROM ta,tbWHERE ta.id
=tb.id ORDERBY ta.name
【0058】このように、パーツ利用補助テーブルは、
前述の「mgr.gets( )」という関数におい
て、「テーブル名」の引数が「指定なし」になっている
場合に、他の引数から、検索対象になるデータベースの
テーブル名を見出す際に用いる。例えば、「検索条件」
や、「並び順」や、「検索項目」の、これら引数の値の
組み合わせを検索キーとして、このようなテーブル名を
見出す。
【0059】次に、回答キャッシュ・メモリ52、及び
該回答キャッシュ・メモリ52に係る変更バッファ・メ
モリ54について説明する。
【0060】回答キャッシュ・メモリ52は、図7に示
すように、「キャッシュ・キー」を検索キーとして、デ
ータベース検索結果情報が格納されている。該データベ
ース検索結果情報は、過去になされた規定処理要求に対
するDBMS5からの規定処理要求回答が「キャッシュ
・キー」を検索キーとして格納されている。図7におい
ては、「KA」や、「KB」や、「KC」が、キャッシ
ュ・キーになっている。
【0061】本実施形態において、上述のキャッシュ・
キーには、前述のように、「mgr.gets( )」
という関数によって受け取った「キャッシュキー」(キ
ャッシュ・キー)の引数が用いられる。あるいは、問合
せパーツ処理部34で編成された、規定処理要求の問合
せ文自体を、上述の回答キャッシュ・メモリ52を参照
するためのキャッシュ・キーとして用いる。
【0062】なお、本実施形態において、規定処理要求
の問合せ文自体をこのようにキャッシュ・キーとして用
いる場合は、該規定処理要求の問合せ文の全体の文字列
を、いわゆるHash関数でコード化してから、このよ
うなキャッシュ・キーとして用いる。
【0063】例えば、元要求情報の問合せにおいて「問
合せ要求ラベル」が含まれない場合は、今回の元要求情
報を規定問合せ情報へ変換する際に、該問合せを一意に
特定する特定コードを生成(コード化)して、該特定コ
ードを問合せ要求ラベルとし、又該特定コードをこのよ
うなキャッシュ・キーとして用いる。例えば、従来から
定められた問合せ手続きの規定に基づいた問合せであ
り、規定問合せ情報である、規定処理要求の問合せ文の
全体の文字列をコード化する。この問合せを一意に特定
する特定コードを生成することは、SQLに従った要求
SQL文の問合せに限らない。例えば、他の問合せ手続
きの規定に基づいた問合せであり、規定問合せ情報であ
る、規定処理要求の問合せ文の全体の文字列に対しても
同様に行うことが可能であり、生成されたものが、本実
施形態においては問合せ文を一意的に特定するコードで
あり、即ち「特定コード」となる。
【0064】但し、該コード化はHash関数を用いる
ものに限定されるものではない。該コード化は、コード
化前の文字列と、コード化されたものとが、1対1で対
応されるのであれば、他の手法によってもよい。又、こ
のように1対1で対応されるようにコード化されていれ
ば、コード化されたもの、つまり個々のコードから、そ
のコードに該当する規定問合せ情報へと、論理的又は算
術的な演算手段により、一意に変換可能になる。
【0065】又、図8は、このような回答キャッシュ・
メモリ52に格納されているデータベース検索結果情報
を変更する時に用いる変更バッファ・メモリ54の一例
を示す線図である。
【0066】本実施形態では、回答キャッシュ・メモリ
52に格納されているデータベース検索結果情報を変更
する場合、既に回答キャッシュ・メモリ52にある変更
対象のデータベース検索結果情報は極力そのままにし
て、変更部分を変更バッファ・メモリ54に格納する。
例えば、図7の矢印の行の情報において、「NB」を
「NQ」に変更する場合、図8のように、変更部分とな
るバッファ・データBAを変更バッファ・メモリ54に
書き込む。
【0067】続いて、検索要求受付部30について説明
する。
【0068】検索要求受付部30は、アプリケーション
・プログラム3から、予め定められた問合せ手続きの規
定であるSQLとは異なる形態で、データベース検索に
関わるオブジェクト処理要求を受け付ける。該オブジェ
クト処理要求を送り出す際に、該要求が既に過去になさ
れていることをアプリケーション・プログラム3側にお
いて把握している場合は、該要求にはキャッシュ・キー
指定が付加されている。
【0069】キャッシュ・キー指定が付加されている場
合、検索要求受付部30は、アプリケーション・プログ
ラム3から受けた該キャッシュ・キーに基づいて、回答
キャッシュ・メモリ52を検索する。該検索により、所
望のデータベース検索結果情報が得られた場合は、該デ
ータベース検索結果情報に対して、オブジェクト変換部
32による処理を施し、該処理後の情報であるオブジェ
クト処理回答がアプリケーション・プログラム3に送ら
れる。
【0070】キャッシュ・キー指定が付加されていも該
データベース検索結果情報が存在しなかった場合や、キ
ャッシュ・キー指定が付加されていなかった場合、検索
要求受付部30は、オブジェクト処理要求に基づく情報
を問合せパーツ処理部34に送り、規定処理要求の問合
せ文を編成させる。該規定処理要求の問合せ文が得られ
ると、検索要求受付部30は、該問合せ文をキャッシュ
・キーとして、回答キャッシュ・メモリ52を検索す
る。該検索により、所望のデータベース検索結果情報が
得られた場合は、該データベース検索結果情報に対し
て、オブジェクト変換部32による処理を施し、該処理
後の情報であるオブジェクト処理回答がアプリケーショ
ン・プログラム3に送られる。
【0071】該検索により所望のデータベース検索結果
情報が得られなかった場合は、検索要求受付部30は、
上述の規定処理要求の問合せ文を問合せ実行部40に送
る。すると、問合せ実行部40は、該規定処理要求の問
合せ文をDBMS5に送り、該規定処理要求をDBMS
5に実行させる。この後、DBMS5から該実行結果に
よる規定処理要求回答が問合せ実行部40に送られる
と、問合せ実行部40は該規定処理要求回答を検索要求
受付部30に送り、該規定処理要求回答は検索要求受付
部30からオブジェクト変換部32に転送され、オブジ
ェクト変換部32による処理を施され、該処理後の情報
であるオブジェクト処理回答がアプリケーション・プロ
グラム3に送られる。
【0072】次に、オブジェクト変換部32について説
明する。
【0073】オブジェクト変換部32が検索要求受付部
30から受ける情報は、規定処理要求回答の形式のも
の、あるいはこれに類似したものなどである。オブジェ
クト変換部32は、このような情報を、アプリケーショ
ン・プログラム3に適合した形態に変換し、オブジェク
ト処理回答に変換する。
【0074】又、検索要求受付部30から受けた情報
が、回答キャッシュ・メモリ52に格納されていたデー
タベース検索結果情報であって、かつ、該情報に変更が
あり、その変更内容が変更バッファ・メモリ54に格納
されている場合、オブジェクト変換部32は、検索要求
受付部30から受けた情報に該変更内容を盛り込む処理
をする。このような盛り込む処理の後、上述のオブジェ
クト処理回答に変換する処理をし、処理後のものをアプ
リケーション・プログラム3に送る。
【0075】次に、問合せパーツ処理部34について説
明する。
【0076】問合せパーツ処理部34は検索要求受付部
30から、オブジェクト処理要求に基づく情報を受け
る。該問合せパーツ処理部34は、オブジェクト処理要
求がパーツ化されたもので編成されていることに注目し
て処理を行う。問合せパーツ処理部34は、その問合せ
パーツ検索部36において、「mgr.gets
( )」という関数によって受け取った引数に応じた、
オブジェクト処理要求を構成するパーツ単位に、前述の
ようにパーツ・プール・メモリ50を検索する。
【0077】次に問合せパーツ生成部38は、該検索結
果によって獲得した、図5に示すパーツ・リスト・テー
ブルの「value」の内容や、図6に示すパーツ利用
補助テーブルの「Table」の内容を利用し、又検索
で獲得できなかったパーツについては新規生成し、これ
らを用いて規定処理要求の問合せ文を編成する。編成さ
れた該規定処理要求は、問合せパーツ生成部38から一
旦検索要求受付部30に送られる。又、新規生成のパー
ツについては、これに関する情報を適宜パーツ・プール
・メモリ50に新規登録したり、更新したりする。
【0078】問合せパーツ処理部34では、上述のよう
に、パーツ単位で、オブジェクト処理要求から規定処理
要求への変換の、少なくともその結果を含む履歴をパー
ツ・プール・メモリ50に保存しておく。又、この後、
保存されているものと同じパーツについて、再びオブジ
ェクト処理要求から規定処理要求へ変換する場合は、保
存されている履歴を活用することで、パーツ単位の規定
処理要求を生成する処理を省略できるので、この分処理
速度を向上できる。
【0079】次に、問合せ実行部40について説明す
る。
【0080】問合せパーツ処理部34で編成されてから
検索要求受付部30に送られていた規定処理要求の問合
せ文は、問合せ実行部40に送られる。すると、問合せ
実行部40は、該規定処理要求の問合せ文をDBMS5
に送り、該規定処理要求をDBMS5に実行させる。こ
の後、DBMS5から該実行結果による規定処理要求回
答が問合せ実行部40に送られると、問合せ実行部40
は該規定処理要求回答を検索要求受付部30に送る。同
時に該規定処理要求回答は、前述のデータベース検索結
果情報として、回答キャッシュ・メモリ52に保存され
る。
【0081】このように保存することで、同一の規定処
理要求が発生した場合は、DBMS5に問い合わせるこ
となく、回答キャッシュ・メモリ52に保存されている
規定処理要求回答を読み出して利用することができる。
回答キャッシュ・メモリ52は、主記憶装置内の所定領
域に定常的にあるので、DBMS5に問い合わせる場合
に比べて、速やかに保存されている規定処理要求回答を
読み出すことができる。
【0082】なお、問合せ実行部40は、回答キャッシ
ュ・メモリ52に情報を書き込む際に、該回答キャッシ
ュ・メモリ52用に割り当てられた、主記憶装置内の所
定領域が不足する場合、最も使用頻度が低いデータベー
ス検索結果情報を削除する。これにより、使用頻度の高
いデータベース検索結果情報だけ回答キャッシュ・メモ
リ52に残すことができ、限られた回答キャッシュ・メ
モリ52の記憶容量を効果的に利用することができる。
【0083】次に、更新管理部44について説明する。
【0084】更新管理部44は、アプリケーション・プ
ログラム14から、DBMS5にある情報を更新するた
めの、更新要求を受ける。該更新要求は、速やかにDB
MS5のデータを更新する、比較的永続的な更新であ
る。該更新要求を受けると更新管理部44は、該更新要
求により影響を受ける、回答キャッシュ・メモリ52に
格納されているデータベース検索結果情報を削除する。
この後、更新管理部44は、実際にDBMS5の情報を
更新するために、要求SQL文の規定処理要求をDBM
S5に対して送る。該要求を受けたDBMS5は、該当
する処理を行い、要求された情報を更新する。
【0085】続いて、変更管理部46について説明す
る。
【0086】変更管理部46は、アプリケーション・プ
ログラム16から、DBMS5にある情報を仮に、ある
いは一時的に変更するための、変更要求を受ける。該変
更要求は、DBMS5のデータは変更しない、一時的な
変更である。該変更要求を受けると変更管理部46は、
前述のように変更バッファ・メモリ54を用いて、回答
キャッシュ・メモリ52に格納されているデータベース
検索結果情報を変更する。これは、既に回答キャッシュ
・メモリ52にあるデータベース検索結果情報はそのま
まにして、変更部分を変更バッファ・メモリ54に格納
するというものである。
【0087】データベース検索結果情報の変更に際し
て、回答キャッシュ・メモリ52に格納されている変更
対象のデータベース検索結果情報の全部を一旦コピーし
てから、これを変更することも考えられる。しかしなが
ら、このようなコピーは時間を要するので、このような
手法は本発明に比べ、処理時間や、該回答キャッシュ・
メモリ52が設けられている主記憶装置の記憶容量が増
大して無駄になるという問題がある。
【0088】図9は、本実施形態における処理を示すフ
ローチャートである。
【0089】以下、該フローチャートを用いて、本実施
形態の作用について説明する。
【0090】アプリケーション・プログラム3は、「m
gr.gets( )」という関数によりデータベース
検索前置処理装置10に対して、オブジェクト処理要求
を送る。この際に、該関数における引数もデータベース
検索前置処理装置10に送られる。
【0091】するとステップ108では、検索要求受付
部30において、アプリケーション・プログラム3から
の該オブジェクト処理要求を、その引数と共に受け付け
る。又、検索要求受付部30は、ステップ110におい
て、引数の「キャッシュキー」(キャッシュ・キー)の
指定がある場合はステップ112に進み、ない場合はス
テップ116に進む。
【0092】ステップ112では、検索要求受付部30
は、該キャッシュ・キーに基づいて、回答キャッシュ・
メモリ52を検索する。該検索により、所望のデータベ
ース検索結果情報が得られた場合はステップ130に進
み、ない場合はステップ116に進む。
【0093】ステップ116では、検索要求受付部30
において、アプリケーション・プログラム3から得られ
た情報でパーツ・プール・メモリ50に蓄えられたパー
ツを利用できるか判断する。利用できる場合はステップ
118に進み、利用できない場合はステップ122に進
む。
【0094】ステップ118では、問合せパーツ処理部
34は、その問合せパーツ検索部36において、「mg
r.gets( )」という関数によって受け取った引
数に応じた、オブジェクト処理要求を構成するパーツ単
位に、前述のようにパーツ・プール・メモリ50を検索
する。
【0095】ステップ122では、検索で獲得できなか
ったパーツについては、問合せパーツ生成部38におい
て新規生成する。この後ステップ124では、該問合せ
パーツ生成部38は、これらを用いて規定処理要求の問
合せ文を編成する。編成された該規定処理要求は、問合
せパーツ生成部38から一旦検索要求受付部30に送ら
れる。又、新規生成のパーツについては該問合せパーツ
生成部38により、これに関する情報を適宜パーツ・プ
ール・メモリ50に新規登録したり、更新したりする。
【0096】ステップ126では、検索要求受付部30
は、問合せパーツ処理部34から送られた規定処理要求
の問合せ文をキャッシュ・キーとして、回答キャッシュ
・メモリ52を検索する。該検索により、所望のデータ
ベース検索結果情報が得られた場合は、ステップ130
に進み、得られなかった場合はステップ136に進む。
【0097】ステップ136では、問合せパーツ処理部
34で編成されてから検索要求受付部30に送られてい
た規定処理要求の問合せ文を、問合せ実行部40は、D
BMS5に送り、該規定処理要求をDBMS5に実行さ
せる。この後、DBMS5から該実行結果による規定処
理要求回答が問合せ実行部40に送られると、問合せ実
行部40は該規定処理要求回答を検索要求受付部30に
送る。同時に該規定処理要求回答は、前述のデータベー
ス検索結果情報として、回答キャッシュ・メモリ52に
保存される。
【0098】ステップ130では、オブジェクト変換部
32において、回答キャッシュ・メモリ52に格納され
ていたデータベース検索結果情報に変更があり変更内容
が変更バッファ・メモリ54に格納されているか否か判
定する。変更があって変更内容が格納されている場合は
ステップ132に進み、そうでない場合はステップ13
8に進む。
【0099】ステップ132では、オブジェクト変換部
32において、検索要求受付部30から受けた情報に上
述のような変更内容を盛り込む処理をする。ステップ1
38では、得られた情報に対してオブジェクト処理回答
に変換する処理をし、処理後のものをアプリケーション
・プログラム3に送る。
【0100】図10は、本実施形態の更新管理部44に
おける処理を示すフローチャートである。
【0101】ステップ152では、更新管理部44は、
アプリケーション・プログラム14から、DBMS5に
ある情報を更新するための、更新要求を受ける。
【0102】ステップ154では、更新管理部44は、
該更新要求により影響を受ける、回答キャッシュ・メモ
リ52に格納されているデータベース検索結果情報を削
除する。該ステップ154では、この後に更新管理部4
4は、実際にDBMS5の情報を更新するために、要求
SQL文の規定処理要求をDBMS5に対して送る。該
要求を受けたDBMS5は、該当する処理を行い、要求
された情報を更新する。
【0103】図11は、本実施形態の変更管理部46に
おける処理を示すフローチャートである。
【0104】ステップ160では、変更管理部46は、
アプリケーション・プログラム16から、DBMS5に
ある情報を仮に、あるいは一時的に変更するための、変
更要求を受ける。
【0105】ステップ162では、変更管理部46は、
前述のように変更バッファ・メモリ54を用いて、回答
キャッシュ・メモリ52に格納されているデータベース
検索結果情報を変更する。これは、既に回答キャッシュ
・メモリ52にあるデータベース検索結果情報は極力そ
のままにして、変更部分を変更バッファ・メモリ54に
格納するというものである。
【0106】以上のように本実施形態においては、本発
明を効果的に適用することができる。従って、応対回答
を要求して該応対回答を得るまでの過程での、応答時間
を短縮したり、様々な問合せ先に対する、応答回答の要
求元のアプリケーション・プログラムなどでの対応を容
易に行えるようにしたりすることができる。
【0107】なお、以上において、符号6の問合せ先装
置は、SQLを前提としたDBMSとされている。しか
しながら、予め定められた問合せ手続きの、SQL以外
の規定に従ったものでもよい。更には、符号6の問合せ
先装置は、DBMSに限定するものではなく、データベ
ース以外の問合せ装置でもよい。即ち、予め定められた
問合せ手続きの規定に従った規定問合せ情報により処理
を受け付け、又該規定に従って処理結果の回答を返すも
のであれば、本発明を同様に適用することができる。
【0108】例えば、別の形態の符号5の問合せ先装置
に対しては、次のような文の規定処理要求を送り、本実
施形態を適用して問い合わせることができる。
【0109】FIND (項目名) ON (テーブル
名) UNDER (検索条件)
【0110】アプリケーション・プログラム3とDBM
S5との間において、本発明が適用されたデータベース
検索前置処理装置10を介在させるので、異なる符号5
の問合せ先装置に対しても、アプリケーション・プログ
ラム3は一律のオブジェクト処理要求で対応することも
可能である。異なる問合せ先装置に対応して、データベ
ース検索前置処理装置10において、アプリケーション
・プログラム3から受けたオブジェクト処理要求を規定
処理要求に変換すればよい。又、該対応も、パーツ・プ
ール・メモリ50などへの登録で可能である。
【0111】又、符号5を別の形態問合せ先装置に変更
した場合も同様であり、該変更はデータベース検索前置
処理装置10において対応することができる。従って、
このような変更が発生した場合で、様々なアプリケーシ
ョン・プログラム3がある場合にも、このように多数の
アプリケーション・プログラム3は変更しなくて済む。
これにより、データベース検索前置処理装置10その他
の保守などに要する、手間や時間を削減することができ
る。
【0112】
【発明の効果】本発明によれば、応対回答を要求して該
応対回答を得るまでの過程での、応答時間を短縮した
り、様々な問合せ先に対する、応答回答の要求元のアプ
リケーション・プログラムなどでの対応を容易に行える
ようにしたりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された実施形態のデータベース検
索システムの構成を示すブロック図
【図2】上記実施形態のデータベースにあるデータベー
ス・テーブルの第1例を示す線図
【図3】前記実施形態のデータベースにあるデータベー
ス・テーブルの第2例を示す線図
【図4】前記実施形態のデータベースにあるデータベー
ス・テーブルの第3例を示す線図
【図5】前記実施形態におけるパーツ・プール・メモリ
にあるパーツ・リスト・テーブルを示す線図
【図6】前記実施形態におけるパーツ・プール・メモリ
にあるパーツ利用補助テーブルを示す線図
【図7】前記実施形態における回答キャッシュ・メモリ
の内部構成を示す線図
【図8】前記実施形態における変更バッファ・メモリの
内部構成を示す線図
【図9】前記実施形態における問合せ受付処理を示すフ
ローチャート
【図10】前記実施形態における更新要求受付処理を示
すフローチャート
【図11】前記実施形態における変更要求受付処理を示
すフローチャート
【符号の説明】
3…アプリケーション・プログラム 5…DBMS 6…データベース 10…データベース検索前置処理装置 14、16…アプリケーション・プログラム 30…検索要求受付部 32…オブジェクト変換部 34…問合せパーツ処理部 36…問合せパーツ検索部 38…問合せパーツ生成部 40…問合せ実行部 44…更新管理部 46…変更管理部 50…パーツ・プール・メモリ 54…変更バッファ・メモリ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め定められた問合せ手続きの規定に従っ
    た規定問合せ情報により問い合わせを受け付けるデータ
    ベース装置、及び該データベース装置を問合せ先装置と
    する問合せ元装置との間に、第1キャッシュ・メモリ及
    び第2キャッシュ・メモリを有するデータベース検索前
    置処理装置を介在させ、 前記データベース装置及び前記データベース検索前置処
    理装置の間は、前記規定問合せ情報により、問合せ又そ
    の回答をするようにし、 前記問合せ元装置及び前記データベース検索前置処理装
    置の間は、前記問合せ手続き規定とは異なる形態のパー
    ツ化された元要求情報により、問合せ又その回答をする
    ようにし、 該元要求情報の前記規定問合せ情報への変換の少なくと
    もその結果を含む履歴を、前記パーツ単位で前記第2キ
    ャッシュ・メモリに保存すると共に、 前記規定問合せ情報への変換前の情報に基づいて参照で
    きる形態で、前記問合せ元装置からの過去の問合せの、
    少なくともその結果を含む履歴を、前記第1キャッシュ
    ・メモリに保存し、 過去にあったものと同一の要求が、前記問合せ元装置か
    ら再び発生した場合は、該第1キャッシュ・メモリから
    検索結果を読み出して、これを元に該問合せ元装置に対
    して回答するようにし、 過去にあったものと少なくとも一部パーツが同一の要求
    が前記問合せ元装置から再び発生した場合は、前記第2
    キャッシュ・メモリから該同一パーツの履歴を読み出し
    て活用しながら、今回の元要求情報を前記規定問合せ情
    報へ変換し、該変換結果を問合せ先装置の前記データベ
    ース装置に送り、 前記規定問合せ情報への変換前の段階で、過去の前記デ
    ータベース検索の履歴を、前記第1キャッシュ・メモリ
    に保存するようにしたことを特徴とするデータベース検
    索方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のデータベース検索方法に
    おいて、 前記元要求情報である前記問合せ元装置からの問合せ
    を、問合せ元装置で定義した問合せ要求の構成要素毎の
    問合せ要求コードを含めて構成、又は該問合せ要求コー
    ド、及び問合せ元装置で任意に名前付けた問合せ要求ラ
    ベルを含めて構成し、 該元要求情報の問合せに前記問合せ要求ラベルが含まれ
    ない場合は、今回の元要求情報を前記規定問合せ情報へ
    変換する際に、該問合せを一意に特定する特定コードを
    生成して、該特定コードを前記要求ラベルとして用い、 前記第1キャッシュ・メモリには、前記問合せ要求ラベ
    ルに基づいて参照できる形態で、前記問合せ元装置から
    の過去の問合せの、少なくともその結果を含む履歴を保
    存するようにしたことを特徴とするデータベース検索方
    法。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のデータベース検索方法に
    おいて、 前記要求コードを、論理的又は算術的な演算手段により
    一意に、前記規定問合せ情報へ変換可能なものとし、 前記元要求情報の前記規定問合せ情報への変換の少なく
    ともその結果を含む履歴を、前記要求コードに基づいて
    参照できる形態で、前記パーツ単位で前記第2キャッシ
    ュ・メモリに保存するようにしたことを特徴とするデー
    タベース検索方法。
  4. 【請求項4】請求項1に記載のデータベース検索方法に
    おいて、 前記要求コードを前記規定問合せ情報へ変換する際に、
    該変換の対象となっている要求コード及び規定問合せ情
    報の対に関連する、他の要求コード及び規定問合せ情報
    の対を格納した、問合せ要求関連表を用いるようにした
    ことを特徴とするデータベース検索方法。
  5. 【請求項5】予め定められた問合せ手続きの規定に従っ
    た規定問合せ情報により問い合わせを受け付けるデータ
    ベース装置、及び該データベース装置を問合せ先装置と
    する問合せ元装置との間に介在させ、前記データベース
    装置及び前記データベース検索前置処理装置の間は前記
    規定問合せ情報により問合せ又その回答をするように
    し、前記問合せ元装置及び前記データベース検索前置処
    理装置の間は前記問合せ手続き規定とは異なる形態のパ
    ーツ化された元要求情報により問合せ又その回答をする
    ようにしたデータベース検索前置処理装置であって、 前記規定問合せ情報への変換前の情報に基づいて参照で
    きる形態で、過去の前記データベース検索の少なくとも
    その結果を含む履歴を保存する第1キャッシュ・メモリ
    と、 過去にあったものと同一の要求が、前記問合せ元装置か
    ら再び発生した場合は、該第1キャッシュ・メモリから
    検索結果を読み出して、これを元に該問合せ元装置に対
    して回答する検索要求受付部と、 前記元要求情報の前記規定問合せ情報への変換の少なく
    ともその結果を含む履歴を、前記パーツ単位で保存する
    第2キャッシュ・メモリと、 過去にあったものと少なくとも一部パーツが同一の要求
    が前記問合せ元装置から再び発生した場合は、前記第2
    キャッシュ・メモリから該同一パーツの履歴を読み出し
    て活用しながら、今回の元要求情報を前記規定問合せ情
    報へ変換する問合せパーツ処理部と、 を備えるようにしたことを特徴とするデータベース検索
    前置処理装置。
  6. 【請求項6】予め定められた問合せ手続きの規定に従っ
    た規定問合せ情報により問い合わせを受け付ける問合せ
    先装置、及び該問合せ先装置を問合せ先とする問合せ元
    装置との間に、第1キャッシュ・メモリ及び第2キャッ
    シュ・メモリを有する問合せ前置処理装置を介在させ、 前記問合せ先装置及び前記問合せ前置処理装置の間は、
    前記規定問合せ情報により、問合せ又その回答をするよ
    うにし、 前記問合せ元装置及び前記問合せ前置処理装置の間は、
    前記問合せ手続き規定とは異なる形態のパーツ化された
    元要求情報により、問合せ又その回答をするようにし、 該元要求情報の前記規定問合せ情報への変換の少なくと
    もその結果を含む履歴を、前記パーツ単位で前記第2キ
    ャッシュ・メモリに保存すると共に、 前記規定問合せ情報への変換前の情報に基づいて参照で
    きる形態で、前記問合せ元装置からの過去の問合せの、
    少なくともその結果を含む履歴を、前記第1キャッシュ
    ・メモリに保存し、 過去にあったものと同一の要求が、前記問合せ元装置か
    ら再び発生した場合は、該第1キャッシュ・メモリから
    検索結果を読み出して、これを元に該問合せ元装置に対
    して回答するようにし、 過去にあったものと少なくとも一部パーツが同一の要求
    が前記問合せ元装置から再び発生した場合は、前記第2
    キャッシュ・メモリから該同一パーツの履歴を読み出し
    て活用しながら、今回の元要求情報を前記規定問合せ情
    報へ変換し、該変換結果を前記問合せ先装置に送り、 前記規定問合せ情報への変換前の段階で、前記問合せ元
    装置からの過去の問合せの履歴を、前記第1キャッシュ
    ・メモリに保存するようにしたことを特徴とする問合せ
    処理方法。
  7. 【請求項7】請求項1〜4に記載のデータベース検索方
    法、請求項5に記載のデータベース検索前置処理装置、
    及び請求項6に記載の問合せ処理方法のいずれか1つを
    実施するためのコンピュータ・プログラム。
  8. 【請求項8】請求項7に記載のコンピュータ・プログラ
    ムが記憶された、コンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
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