JP2003108449A - ネットワークに接続された仲介装置 - Google Patents

ネットワークに接続された仲介装置

Info

Publication number
JP2003108449A
JP2003108449A JP2001306595A JP2001306595A JP2003108449A JP 2003108449 A JP2003108449 A JP 2003108449A JP 2001306595 A JP2001306595 A JP 2001306595A JP 2001306595 A JP2001306595 A JP 2001306595A JP 2003108449 A JP2003108449 A JP 2003108449A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
service
communication
intermediary
service device
network
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001306595A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Shima
敏博 島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2001306595A priority Critical patent/JP2003108449A/ja
Priority to EP07003334A priority patent/EP1780979A1/en
Priority to US10/491,338 priority patent/US8291084B2/en
Priority to EP02800716A priority patent/EP1443410A4/en
Priority to PCT/JP2002/010203 priority patent/WO2003032175A1/ja
Publication of JP2003108449A publication Critical patent/JP2003108449A/ja
Priority to US11/826,879 priority patent/US7937580B2/en
Priority to US13/611,726 priority patent/US8977714B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクセス制限あるネットワークを利用する場
合に、制限を回避したサービス装置へのアクセスの実現
を図る。 【解決手段】 仲介サーバ200は、パーソナルコンピ
ュータ100から仲介依頼を受けてサービス装置300
にサービスを依頼する。ファイアウォールF/Wは、外
部の装置からサービス装置へのサービス依頼を妨げる。
仲介サーバ200は、サービス装置300からの事前通
信を受けて、ファイアウォールF/Wに影響されないサ
ービス装置300への接続を予め確保する。仲介サーバ
200は、確保された接続を利用することで、依頼され
た仲介を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】クライアントからの要求に基
づいて、ネットワークを介して接続されたサービス装置
にサービスを実行させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年ではネットワーク技術の普及によ
り、サービス装置をネットワークに接続して、同じくネ
ットワークに接続された複数のコンピュータで共有する
態様が広まっている。サービス装置としては、プリンタ
やカメラ、ブラウン管や液晶技術などを用いた表示装
置、スーパーコンピュータやその他の専用用途コンピュ
ータなどの情報処理装置、データ記録装置など、種々の
ものが広く実用とされている。
【0003】かかる環境下では、各コンピュータ等から
サービスを要求するユーザはネットワークに接続された
サービス装置の状況を十分に把握できないことが多く、
所望するサービスを正常に実行できないことがある。サ
ービス装置に不具合があった場合には、従来からの技術
として、一定時間経過後の、再度のサービス依頼が行わ
れていた。
【0004】一方、ネットワークによっては、任意のタ
イミングで一対一接続が確立できない場合がある。例え
ば、いわゆるダイヤルアップ接続により、サービスの実
行時に適宜サービス装置をネットワークに接続する態様
があげられる。また、サービス装置にいわゆるファイア
ウォールが設けられている場合には、外部からのアクセ
スが拒まれる場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】クライアント及びサー
ビス装置とが任意のタイミングでの一対一接続をするこ
とができない状態でネットワークに接続される環境下で
は、所望する時点でサービス装置にアクセスを行うこと
さえできない。例えば、サービス装置の状況把握や、サ
ービス装置へのサービス依頼は、所望する任意の時点で
行うことができない。
【0006】そこで、任意のタイミングでの一対一接続
をすることができない状態でも、サービス装置に対する
所望するアクセスを実現して、サービス装置の状況を的
確に把握したり、所望するサービスを実行させたりする
技術の実現が課題となっている。
【0007】本発明は、これらの課題を解決するために
なされたものであり、クライアントからの要求に基づい
て、ネットワークを介して接続されたサービス装置にサ
ービスを実行させる技術の確立を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記課題の少なくとも一部を解決するために、本発明で
は、次の構成を適用した。本発明の仲介装置は、クライ
アント及び所定のサービスを提供するサービス装置が任
意のタイミングでの一対一接続をすることができない状
態でネットワークに接続された環境下で、前記クライア
ントから前記サービス装置へのサービス依頼を仲介する
仲介装置であって、前記仲介に先立って、前記サービス
装置から所定の事前通信を受信するとともに、該受信に
基づき該サービス装置との通信を確立するサービス装置
通信部と前記通信が確立されたサービス装置を前記サー
ビス依頼の仲介先として選択するための情報を前記クラ
イアントに提供する選択情報提供部と、前記サービス依
頼および仲介先を入力する入力部と、該サービス依頼を
指定された仲介先に仲介する仲介部とを備えることを要
旨とする。
【0009】本発明の仲介装置によれば、任意のタイミ
ングでの一対一接続をすることができないネットワーク
接続を利用する場合でも、サービス装置通信部の機能に
より通信が確立されるために、クライアント側で所望さ
れるサービス依頼を、サービス装置で実行させることが
できる。
【0010】また、サービス依頼にあたっては、任意の
タイミングでの一対一接続をすることができないネット
ワーク接続にもかかわらず、サービス装置の状態の情報
を利用することができる。とりわけ、所望のサービスが
実行可能か否かを調べたり、複数のサービス装置から、
所望のサービスを実行可能なサービス装置を調べたりす
ることができる。
【0011】なお、ここにサービス装置通信部が行う事
前通信は、任意のタイミングでの一対一接続をすること
ができない状態のネットワークにおいて、サービス装置
への仲介を実現するため仲介に先立って行う準備の通信
ならば、様々なバリエーションが考えられる。例えば、
サービス装置との通信経路を特定する情報が変更される
場合にその情報を継続的に確保する通信であったり、サ
ービス仲介に利用するコネクションを保持するための通
信であったりする場合などが考えられる。
【0012】ここに事前通信としては、実質的な内容を
含まないデータを送付して通信を確立する場合が含まれ
る。例えば、データ送付の途絶が所定の期間続くことで
切断されてしまうコネクションを利用する構成の場合
に、所定の期間が経過する前に内容がデータを送付して
コネクションの断絶を防ぐ事前通信も考えられる。
【0013】また、ここにサービス装置としては、プリ
ンタやカメラ、ブラウン管や液晶技術などを用いた表示
装置、スーパーコンピュータやその他の専用用途コンピ
ュータなどの情報処理装置、データ記録装置など、種々
のものが広く適用可能である。
【0014】さらに、ここにネットワークとしては、イ
ンターネットのような広域的なネットワークも考えられ
るし、ローカルエリアネットワークなど限定的なネット
ワークの場合も考えられる。
【0015】本発明の仲介装置において、前記通信は、
前記サービス装置から前記仲介装置に接続することで確
立される場合の有用性は高い。
【0016】このようにすることで、前記接続にかかる
障害が、サービス装置からの接続の場合には緩和される
場合に、前記事前通信を実現することができる。
【0017】なお、前記緩和される場合として例えば、
サービス装置にいわゆるファイアウォールが設けられて
おり、外部からのアクセスが拒まれる場合が考えられ
る。この場合、サービス装置と仲介装置とで通信能力が
非対称である。その他、ネットワーク上で利用可能なプ
ロトコルや、ネットワークの物理的性質、ネットワーク
上で通信が介される装置の特性に基づいて、前記のよう
に通信にかかる能力が非対称となる場合にも、サービス
装置からの接続は有用性が高い。なお、サービス装置と
の通信経路を特定する情報が変更される場合も同様の非
対称性が存在する場合が多い。
【0018】本発明の仲介装置において、前記環境は、
前記サービス装置との通信経路を特定する情報が変更さ
れる環境である場合の有用性は高い。
【0019】この場合にも、直接には行えないサービス
依頼が、仲介装置を介した場合には、任意の時点で可能
となる。
【0020】なお、前記サービス装置との通信経路を特
定する情報が変更される場合の例としては、いわゆるN
AT(Network Address Transl
ation)やPAT(Port Address T
ranslation)といった動的なアドレス変換機
構やダイヤルアップ接続機構が、ネットワークの実現に
用いられている場合があげられる。また、サービス装置
に接続するネットワーク端子が物理的に変更され、それ
に伴って前記特定する情報が変更されることも考えられ
る。
【0021】本発明の仲介装置において、前記サービス
装置を特定する固有情報を蓄積する固有情報蓄積部を備
え、前記事前通信において受領する情報の少なくとも一
部と前記固有情報との対比によって該サービス装置を特
定することが望ましい。
【0022】このようにすることで、事前通信の通信元
に応じた処理を行が実現されて、仲介装置の利便性が高
まる。特に、仲介装置の側でサービス装置ごとにその状
態を監視することができる。さらには、サービス装置の
状態の情報を、前記クライアントその他の対象に対して
送付することができる。サービス装置の情報を受け取っ
たクライアントは、仲介依頼にあたってその情報を利用
することができる。
【0023】なお、固有情報としては、ネットワークに
おけるアドレスその他のサービス装置への通信経路を特
定する情報などを利用することができる。
【0024】本発明の仲介装置において、前記固有情報
は前記ネットワークにおける前記サービス装置のアドレ
スとは異なる場合の有用性は高い。
【0025】このようにすることで、前記サービス装置
との通信経路を特定する情報が変更される場合でも、継
続的に個々のサービス装置を特定することができる。
【0026】なお、このようにすることで仲介装置は、
サービス装置そのものを、そのアドレスとは無関係に管
理することができる。管理としては、例えばサービス装
置がプリンタの場合、インク残量の経時的変化を継続監
視して、残量寡少その他の状況を検知して対応処理を行
うことや、故障を診断することなどが考えられる。
【0027】また、前記サービス装置のアドレスとは異
なる固有情報としては、例えばメーカーが各サービス装
置に一意に付した製造番号や、ユーザが割り当てた識別
子・識別番号等が考えられる。
【0028】本発明の仲介装置において、前記事前通信
に基づいて確立されるべき通信の状態の検査を行い、そ
の結果に基づいて前記サービス装置に対応付けられた所
定の通知先に通知を行う事前通信処理部を備えることが
望ましい。
【0029】このようにすることで、サービス装置の状
態の監視・管理を行わせて必要な場合に連絡を受けるこ
とが、煩雑な手間無く実現される。
【0030】なお、通知を行う場合としては、消耗品が
底をついた場合や故障の場合などが考えられる。また、
通知にあたっては、前記確立されるべき通信の状態の情
報のみならず、過去の事前通信から認知される範囲でサ
ービス装置の情報を通知することが考えられる。また、
通知は、いわゆるプッシュ型の通知や、携帯デバイスへ
の通知を行って、遅滞のない情報伝達を実現することが
考えられる。例えば、携帯電話に対するメール通知によ
って、プッシュ型の通知を携帯デバイスに対して行うこ
とができる。
【0031】本発明の仲介装置において、前記サービス
装置と該サービス装置に対応付けられた通知先を特定す
る固有情報を蓄積する固有情報蓄積部を備え、前記事前
通信処理部は、前記事前通信において受領する情報の少
なくとも一部と前記固有情報との対比から特定される通
知先に通知を行うことが望ましい。
【0032】このようにすることで、サービス装置ごと
に通知先を管理することができる。
【0033】一方、本発明のサービス装置は、ネットワ
ークを介してサービス依頼を受けて該サービスを提供す
るサービス装置であって、外部にある所定の装置に対し
て所定の事前通信を送信するとともに、該送信に基づ
き、該サービス装置への通信を該所定の装置に確立させ
る事前通信部と、前記所定の装置からのサービス依頼
を、前記ネットワークを介して受領する依頼受領部と、
前記サービスを提供するサービス提供部とを備えること
を要旨とする。
【0034】このようにすることで、サービス装置に対
して任意のタイミングで一対一接続をすることができな
い状態にある所定の外部装置に、サービス依頼能力を付
与することができる。
【0035】なお、外部にある所定の装置がさらに他の
装置からの依頼を仲介する場合や、サービス依頼能力自
体をその装置に再付与する場合も考えられる。
【0036】本発明の仲介装置において、前記事前通信
を、常時と、断続的と、該サービス装置の所定の動作毎
との少なくとも一つの態様で行うことができる。
【0037】このようにすることで、所望されるサービ
ス依頼能力を柔軟に付与することができる。例えば、サ
ービス依頼能力及びその付与タイミングは、サービス装
置の所定の動作・状態と同期して行われる。
【0038】なお、常時に行う場合には、相当程度短い
期間ごとに行う場合も考えられる。また、サービス装置
の所定の動作としては、ハード的な動作もソフト的な動
作も考えられる。
【0039】本発明の仲介装置において、前記事前通信
は、少なくとも該サービス装置の電源投入と該サービス
装置の切断されていた前記ネットワークへの接続の回復
とのいずれかを契機として行う場合の有用性は高い。
【0040】このようにすることで、所望されるサービ
ス依頼能力を柔軟に付与することができる。
【0041】本発明は、上述の仲介装置、サービス装置
としての構成の他、仲介方法の発明、サービス方法の発
明として構成することもできる。また、それらを実現す
るコンピュータプログラム、およびそれらのプログラム
を記録した記録媒体、それらのプログラムを含み搬送波
内に具現化されたデータ信号など種々の態様で実現する
ことが可能である。
【0042】本発明をコンピュータプログラムまたはそ
のプログラムを記録した記録媒体等として構成する場
合、記録媒体としては、フレキシブルディスクやCD−
ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリ
ッジ、パンチカード、バーコードなどの符号が印刷され
た印刷物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやRO
Mなどのメモリ)および外部記憶装置などコンピュータ
が読みとり可能な種々の媒体を利用できる。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、実施例に基づき以下の順序で説明する。 A.システム構成: B.機能ブロック構成: C.処理: D.変形例:
【0044】A.システム構成:図1は、印刷仲介シス
テムの全体構成を示す説明図である。印刷仲介システム
は、パーソナルコンピュータ100と、仲介サーバ20
0と、印刷装置300と、それらを接続するネットワー
クINT及びNETとからなる。
【0045】印刷装置300は、ネットワークNETを
介して印刷サービスの依頼を受けて、印刷サービスを実
行する機能を備える。仲介サーバ200は、パーソナル
コンピュータ100等のクライアントからの仲介依頼を
受けて、印刷装置300に印刷サービスの仲介を行う機
能を備える。パーソナルコンピュータ100は、ユーザ
入力に基づいて、印刷仲介の依頼を仲介サーバ200に
対して行う機能を備える。
【0046】ここに、パーソナルコンピュータ100と
仲介サーバ200とは、ネットワークINTで接続され
ている。一方、仲介サーバ200と印刷装置300とは
ネットワークNETで接続されている。これらのネット
ワークは、インターネットのような広域的なネットワー
クも考えられるし、LAN(Local AreaNe
twork)やいわゆるパソコン通信などの比較的限定
的なネットワークも考えられる。
【0047】図1で印刷装置300との接続に利用する
ネットワークNETにおいては、印刷装置300の側に
ファイアウォールF/Wが設置されている(以下F/W
と呼ぶ)。ファイアウォールは、不正アクセスを防ぐ目
的に用いられる。ファイアウォールF/Wは、通過する
ネットワークトラフィックを監視して、ルールに基づい
た正当な通信のみを許可したり、不正な動きを検知した
りする機能を備える。
【0048】図示の都合上省略したが、パーソナルコン
ピュータ100は印刷装置300と、ネットワークNE
Tを介して接続される。しかし、ファイアウォールF/
Wの効果のため、印刷装置300に対して直接の印刷依
頼を行うことができない。一方で仲介サーバ200は、
印刷装置300からの事前通信に基づいて、印刷装置3
00への印刷依頼を実現することができる。事前通信に
ついては後述する。
【0049】ネットワークINTとネットワークNET
とは、ここでは便宜上、分離したものとして示している
が、全体として1つのネットワークを構成するものであ
ってもよい。ただし、ネットワークNETを介した印刷
装置300への直接のサービス依頼は、任意のタイミン
グで行うことができない。ネットワークNETの性質に
ついては、後で詳しく述べる。
【0050】図1では簡便のため仲介サーバ200は仲
介元及び仲介先の装置として一台の装置をそれぞれとる
ように示したが、そのような場合に限られるわけではな
い。本実施例の仲介サーバ200は、複数の装置からの
仲介依頼を受ける。また複数の装置への仲介の実現が行
われる。また、仲介サーバ200が受領する仲介依頼
や、印刷装置300が受領するサービス依頼は、これら
の装置とネットワークを介して接続されたコンピュータ
上のデータの印刷であってもよい。仲介サーバ200や
印刷装置300は、指定されたデータを取得してそれぞ
れの処理を行う。
【0051】ファイアウォ―ルは、限定的なネットワー
ク内のデータや各装置内のデータを外部から不正に操作
されたり、安全性の問題が発生したりしないように、そ
れらと外部のネットワークとの間に介在する。
【0052】アドレスは、ネットワーク上でコンピュー
タを識別するための情報であり、IPプロトコルでは3
2Bitのデータ幅で利用される。以下の説明では、ポ
ート番号等の情報も、ネットワーク上でコンピュータを
識別するためのアドレスと考えて説明する。
【0053】プロトコルは、複数のコンピュータ間のデ
ータ通信の際の規約である。インターネットでは、TC
P/IP(Transmission Control
Protocol Internet Protoc
ol)というプロトコルが基盤になっている。TCP/
IPを基礎として、さらに、WWWのサーバ・クライア
ント間の通信に利用するHTTP(Hyper Tex
t TransferProtocol)や、ファイル
の転送を行うためのFTP(File Transfe
r Protocol)、電子メールにかかるサーバ・
クライアント間の通信に利用するSMTP(Simpl
e Mail Transfer Protoco
l)、アプリケーションレベルでの汎用プロトコルであ
るUDP(User Datagram Protoc
ol)などの用途別のプロトコルにしたがって情報の送
受信が行われる。
【0054】また、TCP、UDPでは、アプリケーシ
ョンまたは上位のプロトコルに対して、データの送受信
するためのアドレスを2オクテットの符号なし整数で表
わす。このアドレスをポート(番号)と呼び、電子メー
ルやFTPなどのアプリケーションは、このポートを介
して通信を行う。
【0055】ファイアウォールF/Wは、印刷装置30
0でソフトウェア的に実現しても良いし、印刷装置30
0を含む限定的な単位ネットワークと、そのネットワー
クから外部のネットワークへの出入り口となるルータ等
の装置に実現しても良い。この場合は、専用ハードウェ
ア製品を利用する方法ことも考えられる。なお、以下の
説明では、印刷装置300と別に実現されるものとして
説明する。
【0056】本実施例の仲介サーバ200は、HTTP
を用いた通信によって印刷装置300への印刷仲介を実
現する。一般に、ファイアウォールF/Wは、内から外
への接続は許容して、外から内への接続は全て拒絶した
りHTTPやSMTPなどの必要最小限度のプロトコル
だけを許容したりする。本実施例でファイアウォールF
/Wは、パーソナルコンピュータ100や仲介サーバ2
00からの通常の印刷依頼を拒絶するものの、印刷装置
300から外部の装置へのHTTP接続は許容するファ
イアウォールであるものとする。
【0057】印刷装置300は、仲介サーバ200に対
して、ネットワークNETを介したHTTP要求を行
い、その応答として、所定のデータを受け取る。この
時、CGI(Common Gateway Inte
rface)の引数などとして、メッセージの送付を行
うこともできる。仲介サーバは、HTTP要求に対する
応答である返送データに含めて印刷依頼を発することが
できる。
【0058】印刷装置300が行うHTTP要求による
事前通信は電源投入を契機として開始される。また、ネ
ットワークNETが不調の場合には、その回復を契機と
して再開される。事前通信は所定の期間毎に繰り返し続
けられて、仲介サーバ200が受ける仲介依頼をチェッ
クする効果を持つ。
【0059】仲介サーバ200は、事前通信を受けて印
刷装置300への印刷依頼のための通信を確立する。同
時に仲介サーバ200は、事前通信における情報受領に
よって、印刷装置300のサービス能力を把握する。印
刷装置の情報はクライアントに公開されて、クライアン
トの仲介依頼に利用される。
【0060】B.機能ブロック構成:図2は、仲介サー
バの機能ブロック構成を示す説明図である。仲介サーバ
200は既述のように、事前通信を受領して、印刷装置
300の情報を公開して仲介依頼を受け付けて、印刷装
置300に印刷仲介を行う機能を備える。
【0061】通信部201は、ネットワークINT、N
ETとの通信を司る。サービス装置通信部202は、事
前通信を受領するとともにその情報を管理する。
【0062】事前通信処理部203は、サービス装置通
信部202が受領する事前通信に基づいて確立されるべ
き通信の状態の検査を行う。印刷装置に異常が生じた場
合には、印刷装置に対応付けられた所定の通知先への通
知を行う。
【0063】固有情報蓄積部207は、印刷装置の情報
を予め蓄積している。これには印刷装置のアドレスを含
めることができる。なお、後述のように、印刷装置の情
報にその装置のアドレスとは異なる情報であってその印
刷装置を特定する情報を含めることも考えられる。蓄積
された情報は、事前通信にあってはサービス装置通信部
202に、印刷装置情報の公開にあたっては選択情報提
供部204に、印刷仲介の実行にあたっては仲介部20
6にそれぞれ利用される。
【0064】選択情報提供部204は、事前通信に基づ
いて、サービス装置の状況をクライアントに公開する機
能を備える。公開にあたっては通信部201の通信機能
が利用される。ここに公開される情報には、クライアン
トが仲介依頼を実行するために利用するデータを含む。
【0065】入力部205は、クライアントからの仲介
依頼を受ける機能を備える。特に、先に選択情報提供部
204が公開した印刷装置の情報に基づいた仲介依頼を
受けることができる。
【0066】仲介部206は、クライアントから入力部
205が受け取る仲介依頼に基づいて、実際の印刷仲介
を実行する。
【0067】図3は、印刷装置の機能ブロック構成を示
す説明図である。印刷装置300は、ネットワークNE
Tを介して印刷依頼を受けて実行する以外に、仲介サー
バ200への事前通信を行う。
【0068】事前通信部302は、仲介サーバ200に
対して所定の事前通信を送信する。これによって、仲介
サーバ200は、印刷装置300への印刷仲介を行える
ようになる。依頼受領部303は、仲介サーバ200か
らの印刷依頼を受領する機能を備える。サービス提供部
304は、仲介サーバ200から依頼受領部303が受
け取る印刷依頼に基づいて、実際の印刷を実行する。さ
らに、なお、事前通信にあたっては、印刷装置のアドレ
スとは異なる情報であって印刷装置を特定する情報を含
めることもできる。例えば、印刷装置の製造番号を含め
ることができる。
【0069】C.処理:図4は、登録情報を送付するイ
ンタフェースを示す説明図である。このインタフェース
を用いることで、印刷装置の情報が仲介サーバ200に
入力される。登録情報を送付するための方法は、様々な
ものが考えられるが、ここでは、パーソナルコンピュー
タ100上で実現される、いわゆるブラウザを利用する
ものとした。
【0070】登録情報を送付するインタフェース210
には、ユーザアドレス入力欄211、登録名入力欄21
2、機種名入力欄213、電源off許容期間を指定す
るチェックボックス214、及びアドレス入力欄215
が含まれる。図4の例では、ユーザアドレスとして「n
ame@srv.ne.jp」なるメールアドレスを、
印刷装置の登録名として「自宅1」なる名前を、その機
種名として「PM920C」を、電源OFF許容期間と
して「1日」を、アドレスとして「123.123.1
23.123」が登録情報として送付される。実際の送
付は、登録ボタン216のクリックで実行される。
【0071】送付される登録情報は、仲介サーバ200
において、通信部201を介して受け取られて、固有情
報蓄積部207に蓄積される。
【0072】図4には、インタフェース210に基づい
て登録される登録情報によって固有情報蓄積部207に
蓄積されるデータの構造を、併せて例示している。固有
情報蓄積部207には、登録名「自宅1」、「自宅2」
等の印刷装置の情報が蓄積されている。先のインタフェ
ース210で送付された情報は、登録名「自宅1」の印
刷装置に対応するデータ209として蓄積されている。
【0073】このデータには、先に示したインタフェー
ス210を利用して送付された情報を含む他に、対応す
る印刷装置からの最後の事前通信に関する情報その他の
情報が含まれている。
【0074】図5は、仲介印刷を行う処理のタイミング
を示す説明図である。
【0075】印刷装置300は、電源投入(タイミング
Sa00)を契機として事前通信を開始する。事前通信
はSa01、Sa02…と順次に行われる。なお、図中
では事前通信2までしか示さなかったが、事前通信はタ
イミングSa02の後も所定の間隔で続行される。これ
によって、印刷装置300の状態の情報が、定期的に仲
介サーバ200に伝えられる。ここに、タイミングSa
13における仲介サーバ200からの印刷仲介とタイミ
ングSa15での完了連絡とは、それぞれ事前通信mに
対する応答と、事前通信nにおけるHTTP要求に含め
て行われる。
【0076】パーソナルコンピュータ100は、タイミ
ングSa10で、仲介サーバ200に対してプリンタ情
報の要求を発する。これを受けた仲介サーバ200は、
タイミングSa11で、プリンタ情報を返送する。
【0077】ここでは、固有情報蓄積部207に蓄積さ
れた、事前通信の履歴情報が参照される。固有情報蓄積
部207中における、印刷装置300に対応するデータ
209には、その印刷装置からの過去の事前通信に関す
る情報が蓄積されている。これは、タイミングSa0
1、タイミングSa02等の各事前通信の受領におい
て、それぞれ、固有情報蓄積部207の所定の欄に蓄積
される。仲介サーバ200は事前通信の受領にあたって
印刷装置を特定する固有情報を受け取る。この情報をキ
ーとして、その印刷装置に対応するデータを検索し、デ
ータの改訂を行う。
【0078】本実施例では、事前通信を受け取った最終
時刻を記録しているものとした。従って事前通信を受け
た仲介サーバ200は、その受領時刻を固有情報蓄積部
に書き込む処理を行う。また仲介サーバ200は、最後
の事前通信から、所定の時間が経過するまでの間は、そ
の通信元の印刷装置への印刷仲介が可能であるものと判
断する(次の事前通信が正常に受けられるものと推定す
る)。その期間が満了した後には、その印刷装置への印
刷仲介は不能であると判断する。図5におけるタイミン
グSa11では、印刷装置300への印刷仲介が可能で
ある旨の判断結果が、プリンタ情報に含めて送付され
る。
【0079】タイミングSa12では、パーソナルコン
ピュータ100から、仲介サーバ200への印刷仲介要
求が受領したプリンタ情報に基づいて行われる。要求を
受けた仲介サーバ200はタイミングSa13で実際の
印刷仲介を実行する。これは前述のように事前通信mに
対する応答に含めて行われる。仲介を受けた印刷装置3
00はタイミングSa14で、印刷を実行する。さらに
タイミングSa15で仲介サーバ200への完了連絡が
行われる。これは前述のように事前通信nにおけるHT
TP要求に含めて行われる。タイミングSa16では、
仲介サーバ200からパーソナルコンピュータ100へ
の完了通知が行われる。
【0080】図6は、仲介印刷を行う時のインタフェー
スを示す説明図である。ここでは、パーソナルコンピュ
ータ100で実行されるブラウザを利用している。
【0081】印刷仲介開始画面230で印刷仲介の依頼
を開始する。印刷対象入力欄232で印刷対象を指定し
て、印刷開始ボタン233をクリックすることで、仲介
サーバ200にプリンタ情報の要求を発することができ
る(図5のタイミングSa10)。これによって、印刷
装置選択画面240を得ることができる(図5のタイミ
ングSa11)。
【0082】画面240では、登録名「自宅1」と「自
宅2」とその他の印刷装置の情報が示される。ここに、
「自宅1」の印刷装置は図4のインタフェースで仲介サ
ーバ200に登録された印刷装置300である。また、
「自宅2」の印刷装置は、別に図4と同様のインタフェ
ースを用いて登録されたものである。
【0083】ここでは、印刷仲介不能である「自宅2」
に対応して、印刷不能情報表示244が示される。印刷
仲介が不能か否かは、仲介サーバ200は、前述のよう
に事前通信の履歴から判断する。図6における印刷不能
情報表示244では、最後の事前通信の時刻が示されて
いる。
【0084】一方、登録名「自宅1」の印刷装置は印刷
仲介可能であることが示される。印刷仲介可能な登録名
「自宅1」の印刷実行ボタン243をクリックすること
で、実際の印刷仲介を実行させることができる(図5の
タイミングSa13)。仲介サーバ200は、印刷装置
300からの印刷完了連絡を受ければ、印刷を完了した
画面270を表示させる(図5のタイミングSa1
6)。
【0085】図7は、不具合情報を送付する処理のタイ
ミングを示す説明図である。これは、図5のタイミング
Sa01、Sa02から順次行われる事前通信が、図7
中の事前通信pまで続いたタイミングSb0pから示し
たものである。印刷装置300は、タイミングSb0p
における事前通信pの直後であるタイミングSb10に
電源OFFが発生して、事前通信pを最後にして、事前
通信の実行が途絶えている。
【0086】仲介サーバ200は、印刷装置300から
の事前通信でそのアドレスを受領し、先に固有情報蓄積
部207に登録されたもの(図4のインタフェース21
0を参照)と対比して通信元を特定する。事前通信の時
刻は、順次、固有情報蓄積部207における通信元の印
刷装置300に対応したデータ209に記憶される。
【0087】タイミングSb11では、印刷装置300
からの事前通信の中断期間が先に登録した所定の期間を
超える旨が検知される。ここに所定の期間は、図4のイ
ンタフェース210で「電源OFF許容期間」として登
録されたものである。最後の事前通信の時刻からの期間
が、登録された許容期間を超過することが検知される
と、期間超過への対応処理が行われる。ここでは、印刷
装置300に対応するデータ209中に登録(図4のイ
ンタフェース210を参照)されたメールアドレスへの
メール配信が行われる。これによって、印刷装置300
の不具合情報が報告される。
【0088】図8は、不具合情報を受けるインタフェー
スを示す説明図である。印刷装置300の不具合情報
は、図7のタイミングSb11で検知されて、先に登録
済みの宛先への電子メールとして報告される。図8で
は、パーソナルコンピュータ100の電子メールソフト
ウェアによるインタフェースを用いる場合を示してい
る。
【0089】図8中の通知された不具合情報220で
は、異常を検知した印刷装置300の登録名、機種名、
アドレス及び最後の事前通信時刻を示している。
【0090】本実施例に従って仲介装置、サービス装置
を構成すれば、クライアント及びサービス装置とが任意
のタイミングで一対一接続をすることができない状態で
ネットワークに接続される環境下であっても、所望する
サービスを柔軟に実行することができる。本実施例で特
に示したように、いわゆるファイアウォールを介したネ
ットワークを利用する場合などに有効に利用できる。
【0091】上記の障害にもかかわらず、ユーザは、仲
介装置から受け取る情報を基にして、サービス装置の現
在の状態を把握することができる。また、ユーザはこの
情報を利用して仲介依頼を行うことができる。さらにユ
ーザは複数のサービス装置の情報を受け取って、所望の
サービスを提供可能な装置を調べることが可能である。
仲介サーバは、ユーザが所望するサービ装置の検索機能
や検索補助機能を備えることも考えられる。
【0092】さらに、サービス装置の状態を継続的に監
視することにより、サービス装置に電源断、状態の異
常、その他の所定の状態が発生することを検知して、ユ
ーザが所望する対応処理が自動的に行われるようにする
ことができる。例えば、ユーザが所望する電子メールの
ユーザアドレスに対する情報通知を行うことができる。
この通知のように、サービス装置のネットワーク上での
アドレスではない対象にかかる機能は、サービス装置の
状態と無関係に行われるために、とりわけ有効である。
【0093】ここで本実施例の事前通信では、各事前通
信の度にコネクションが切断される。このように、事前
通信の処理を常時には行わない場合、サービス装置及び
仲介装置の資源を節約する構成をとることができる。す
なわち、両装置における事前通信のための資源は、事前
通信が休止する時間帯には他の処理に利用することがで
きる。
【0094】仲介装置では、いずれかのサービス装置か
らの事前通信の受け付けに応じて、それに必要な資源を
割り当てれば足りる。割り当てた資源は、その事前通信
が休止した後には他の用途に利用される。
【0095】なお、事前通信の間隔が無用に長いと故障
の検知の即時性が低下する問題などもあるため、利用目
的等の観点などを考慮して、事前通信の間隔・頻度を決
定することが望ましい。このとき、仲介装置並びにサー
ビス装置の管理者、又は仲介依頼者の設定入力に基づい
て間隔が決定・変更されるものとしてもよい。さらに
は、サービス装置その他の装置が動的に頻度を自動変更
するものとしてもよい。
【0096】ここでさらに、本実施例の変形例として、
システム構成等は同様であって、印刷装置300が仲介
サーバ200に対して行う事前通信が、継続的なコネク
ションを確立する事前通信である場合について説明す
る。この場合、確立される継続的コネクションを利用す
ることで、サービス仲介は常時可能なものとなる。
【0097】継続的なコネクションを確立する事前通信
としては、上記実施例において、HTTP要求の間隔
(図5のタイミングSa01〜タイミングSa02の間
隔)が相当程度に短い一定期間とする場合も含まれる
が、以下のような例も挙げることができる。
【0098】すなわち、印刷装置は、仲介サーバに向か
って接続要求を発してコネクションを確立し、仲介サー
バからのファイウォールを通過した応答を待つととも
に、確立されたコネクションの維持を継続して監視す
る。コネクション切断の発生を検知した印刷装置は、新
しいコネクションの確立処理を即座に行って接続の継続
性を保持する。また、切断タイムアウト時間等に基いて
コネクション切断のおそれを検知した場合にも、新しい
コネクションの確立処理を即座に行って接続の継続性を
保持する。このとき、場合によっては、コネクションを
維持するためのリフレッシュ処理(空データ送付等)を
行うことも考えられる。なお、システム構成等によって
は、コネクションを監視し、それを維持する処理につい
て、仲介サーバの側で役割を担う場合も考えられる。
【0099】以上説明した、継続的なコネクションを確
立する事前通信を利用するシステムによれば、クライア
ントのサービス依頼が実際に実行されるまでの時間を短
くすることができる。すなわち、いずれの時点において
も、仲介依頼はきわめて短期間にサービス装置に受領さ
れる。
【0100】また、サービス装置から仲介装置が受領す
る情報も速効性を有すものとなる。例えば、仲介装置が
サービス装置の管理装置でもあって、その故障情報や消
耗品情報が仲介装置に受領される場合、上記の速効性は
特に有用である。仲介装置は、予期せぬコネクション切
断時点や、所定のごく短期間でのコネクション回復がな
い時点で、サービス装置の事前通信機能の不具合を即座
に検知することができる。これによって、例えば、サー
ビス装置の即時性ある不具合情報を、所定の通知先に送
付する機能が利用可能である。
【0101】D.変形例:図9は、第2実施例のシステ
ム構成を示す説明図である。これは、先の実施例のシス
テム構成とほぼ同様である(図1参照)。また、仲介サ
ーバ200及び印刷装置300の機能ブロックも、先の
実施例の場合と同様である(図2及び図3参照)。
【0102】システム構成で先の実施例の場合と異なる
点は、仲介サーバ200と印刷装置300を接続するネ
ットワークNETの特性である。ネットワークNETを
介した印刷装置300へのアクセスにあたっては、アク
セスに必要な印刷装置300のアドレスが動的に変化す
る。図9の例では、動的アドレス変更機構CNGの効果
によって、アドレス「adr1」、「adr2」、…
「adrN」のいずれかに印刷装置300が接続される
場合を示した。印刷装置300は、現時点ではアドレス
「adrP」を利用してアクセスできる。しかし、動的
アドレス変更機構CNGによって、印刷装置300のア
ドレスは、アドレス「adr1」、「adr2」、…
「adrN」のいずれかへ動的に変更され得る。
【0103】ネットワークNETは例えば、いわゆるN
AT(Network Address Transl
ation)やPAT(Port Address T
ranslation)といった動的なアドレス変換機
構を介している場合や、ダイヤルアップ接続を介するネ
ットワークの場合が考えられる。
【0104】本実施例で印刷装置300は、その製造番
号と現在のアドレスとを伝える事前通信を、仲介サーバ
200に対して行う。仲介サーバ200はこれによっ
て、通信元の印刷装置300を特定して、それとの接続
を確立することができる。
【0105】印刷装置300を特定するために、仲介サ
ーバ200の固有情報蓄積部207は、印刷装置300
の製造番号を予め蓄積している。蓄積された製造番号
は、事前通信で送付された製造番号と対比されて、通信
元の印刷装置300が特定される。製造番号の登録は、
図4のインタフェースと同様のインタフェースで行う。
ただし、印刷装置300のアドレスは不定であるので、
アドレスに代えてその製造番号が登録される。このイン
タフェースの画面例250を図9に併せて付した。な
お、先の実施例で、不具合情報を送付する条件の判定に
利用する目的で、「電源OFF許容期間」データを利用
していた。本実施例ではこれに代えて、「接続断絶許容
期間」を登録する。登録画面で登録する他のデータは、
先の実施例におけるプリンタを登録する画面210のも
のと同様である。
【0106】仲介サーバ200は、印刷装置300から
の事前通信によって、印刷装置300との接続を確立す
ることができる。その後、接続は保持され続けるが、印
刷装置300がネットワークNETとの接続を失った時
には、当然に仲介サーバ200との接続も失われる。ま
た、印刷装置300のアドレスが変更された場合も、当
然に仲介サーバ200との接続も失われる。仲介サーバ
200は、事前通信で印刷装置300との接続を確立し
た後、接続が正常に保持され続けているか否かを調べ
る。接続の断絶を検知した場合には、後述のように所定
の処理を行う。
【0107】なお、接続の保持のために、通信プロトコ
ルなどによっては、十分に短い期間ごとの空パケット送
付その他の接続保持処理が必要となる場合もある。この
処理は、仲介サーバ200と印刷装置300とのいずれ
か一方が主導的に担うことも考えられる。この時、仲介
サーバ200は、接続保持処理の不成功や途絶その他の
不具合から、印刷装置のアドレス変更等による接続の断
絶を検知することも考えられる。
【0108】また本実施例では、事前通信に基づいて確
立される通信であって印刷要求に用いる通信の種類とし
ては様々な場合が考えられる。印刷プロトコルIPP
(Internet Printing Protoc
ol)を用いたり、lpr/lpd方式を用いたり、先
の実施例のHTTP、FTP(File Transf
er Protocol)、その他のプロトコルを用い
る方式などは、いずれも適用可能である。
【0109】図10は、第2実施例の事前通信のタイミ
ングの例を示す説明図である。事前通信は新しいアドレ
スが確定する度に行われる。例えば、電源投入後や、断
絶した接続の回復の後、あるいはユーザ入力に基づくア
ドレス割り振りの要求の後などに新規のアドレスが確定
する。これに応じて印刷装置300は、仲介サーバ20
0に対する事前通信を行う。
【0110】図10の例では、タイミングSc0の電源
投入に応じて、印刷装置300の通信部301(図3を
参照)が、ネットワークNETに接続する新規アドレス
を確保する(タイミングSc2)。例えば先の図9にお
けるアドレス「adr1」での接続を確保する。印刷装
置300はタイミングSc2の事前通信によって、この
アドレス「adr1」を、仲介サーバ200に通知する
とともに、仲介サーバ200と印刷装置300との接続
を確立する。事前通信にあたっては、通信元の印刷装置
300を特定するために、印刷装置300の製造番号が
送付される。
【0111】タイミングSc2で事前通信を受けた仲介
サーバ200は、受領した製造番号を検索キーとして、
固有情報蓄積部207のサーチを行う。これによって、
印刷装置300にかかるデータを発見し、アドレス「a
dr1」を登録する(図10中のデータdat1を参
照)。印刷装置300にかかるデータは、先のインタフ
ェース画面250で予め登録されている。
【0112】タイミングSc3では、印刷装置300と
仲介サーバ200との接続が断絶する。これは、例え
ば、ネットワークNETに障害が発生する場合や、印刷
装置300へのユーザ入力に基づく場合が考えられる。
この後ステップSc4で仲介サーバ200は、印刷装置
300との接続の断絶を検知する。断絶検知の詳細につ
いては上述している。仲介サーバ200はこれに応じ
て、先にタイミングSc2で登録したアドレス「adr
1」を無効化する(図10中のデータdat4を参
照)。なお、接続の断絶を検知した仲介サーバ200は
ここでの説明とは別に、後述のように、不具合情報送付
のための処理も併せて行う。ここでは、説明の便宜上こ
の処理を除いて示している。
【0113】タイミングSc5では、再び、印刷装置3
00で、ネットワークNETとの接続が確立されて、新
たなアドレス「adr2」が取得される。これに伴い印
刷装置300は、タイミングSc6で、再び事前通信を
行って、仲介サーバ200との接続を再確立する。仲介
サーバ200は、先ほどと同様に印刷装置300との接
続を検知して、固有情報蓄積部207を更新する(図1
0中のデータdat6を参照)。
【0114】この例で仲介サーバ200は、タイミング
Sc2からタイミングSc3の期間、及び、タイミング
Sc6以後の期間で、印刷装置300に対する仲介印刷
が可能である。これらの期間中に、パーソナルコンピュ
ータ100からのプリンタ情報の要求があれば、印刷装
置300が利用可能である旨の情報が送付される。
【0115】図11は、第2実施例の仲介印刷処理のタ
イミングを示す説明図である。これは、先の実施例の場
合(図5)とほぼ同様である。ただし、既述の通り、事
前通信の態様に関わって若干異なる部分がある。
【0116】本実施例で仲介サーバ200は、最後の事
前通信で確立された接続が正常に維持されていることを
検知して、印刷装置300への仲介印刷が可能である旨
をパーソナルコンピュータ100側に送付する(タイミ
ングSd11)。接続は、印刷装置300がタイミング
Sd00でアドレスを取得し、タイミングSd01で事
前通信を行うことで確立される。ここに、確立された接
続は、原則的に、タイミングSd11での接続検知時及
び、タイミングSd13での実際の印刷仲介時まで継続
して維持されている必要がある。もっとも、タイミング
Sd11の後に接続が断絶する場合も考えられるが、印
刷仲介に必要な接続がタイミングSd13で維持されて
いれば十分である。なお、タイミングSd11で送付す
る印刷装置の情報については、タイミングSd11で接
続状況等を実際に調べ直しても良いし、最新の過去にお
ける検知結果で済ませても良い。
【0117】図12は、第2実施例の仲介印刷処理のイ
ンタフェースを示す説明図である。画面260は、先の
実施例における図6の画面240に代えて示される画面
である。この場合も、先の実施例の場合と同様に、実行
ボタン263のクリックで仲介印刷を実行することがで
きる。
【0118】ここでは、登録名「自宅2」の印刷装置と
の接続断絶に対応して、接続断絶情報264が示され
る。ここに、接続断絶情報264中に示された断絶の時
刻は、図10におけるタイミングSc4に対応する。一
方で、登録名「自宅1」の印刷装置との接続維持に対応
して、ネットワーク確認ボタン261が示されている。
これのクリックにより、ネットワーク確認画面262を
得て、印刷装置「自宅1」の現在のアドレスを確認する
ことができる。
【0119】図13は、第2実施例の不具合情報送付処
理のタイミングを示す説明図である。タイミングSe3
は図10におけるタイミングSc3の接続断絶であり、
タイミングSe4は図10におけるタイミングSc4の
断絶検知である。この断絶検知の後、所定の登録された
期間を経過しても接続が回復されない場合に、先の実施
例の場合と同様にして、不具合情報の通知が行われる。
【0120】ここで、固有情報蓄積部207に蓄積され
た、この接続の対象である印刷装置300に対応するデ
ータ209には、「接続断絶許容期間」が予め登録され
ている(図9の登録画面250参照)。タイミングSe
Iは、接続断絶のタイミングSe4の断絶検知から接続
が回復されないまま、登録された期間を経過したタイミ
ングである。これは、事前通信処理部203は、これを
検知して対応する処理を行う。検知にあたっては、印刷
装置300に対応するデータ209に記憶した、接続断
絶のタイミングSe4の断絶検知の時刻と、タイミング
SeIの現時刻との間隔が計算される。これと、データ
209に予め登録された接続断絶許容期間とが比較され
る。
【0121】タイミングSeIで許容期間の経過を検知
されると、印刷装置300に対応するデータ209に予
め登録された通知先ユーザアドレスに対して、不具合情
報の通知が行われる。これは先の実施例と同様であり、
不具合情報を通知する文面例280mのようなメール
が、パーソナルコンピュータ100のユーザに届けられ
る。
【0122】なお、ここに、事前通信の一定期間の途絶
をもって接続断絶を検知する方式も考えられる。印刷装
置のアドレスが定期的に変更されてその度に事前通信が
行われる場合には、その定期的な事前通信の途絶をもっ
て断絶が検知し得る。このときには、登録された接続断
絶許容期間(図9の画面250を参照)が事前通信の間
隔を特定するものとしてもよい。この方式は、仲介サー
バ200の側からは断絶を検知することが困難又は不可
能な環境の場合などに有効である。
【0123】本実施例に従って仲介装置、サービス装置
を構成すれば、クライアント及びサービス装置とが任意
のタイミングで一対一接続をすることができない状態で
ネットワークに接続される環境下であっても、所望する
サービスを柔軟に実行することができる。本実施例で特
に示したように、NATやPATといった動的なアドレ
ス変換機構、またはダイヤルアップ接続などを利用する
場合などに有効に利用できる。また、先の実施例の場合
と同様に、サービス装置における状態の把握、サービス
依頼、所望のサービス装置の検索、所定の状態の発生に
対する監視・対応処理などが実現できる。
【0124】本実施例の仲介装置は、ネットワーク上で
のサービス装置のアドレスとは異なる情報を利用してサ
ービス装置を特定する機能を備える。例えば、上記の説
明で用いた「製造番号」のデータを用いてサービス装置
を特定することができる。これによって、サービス装置
に対する通信経路を特定するための情報が変更される場
合であっても、サービス装置を特定結果に基づいて、ユ
ーザの所望する上記状態把握やサービス依頼の実現処理
を行うことができる。
【0125】以上、実施例に基づき本発明に係る仲介装
置、サービス装置等を説明してきたが、上述した発明の
実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのもので
あり、本発明を限定するものではない。本発明は、その
趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、
改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれる
ことはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】印刷仲介システムの全体構成を示す説明図であ
る。
【図2】仲介サーバの機能ブロック構成を示す説明図で
ある。
【図3】印刷装置の機能ブロック構成を示す説明図であ
る。
【図4】登録情報を送付するインタフェースを示す説明
図である。
【図5】仲介印刷を行う処理のタイミングを示す説明図
である。
【図6】仲介印刷を行う時のインタフェースを示す説明
図である。
【図7】不具合情報を送付する処理のタイミングを示す
説明図である。
【図8】不具合情報を受けるインタフェースを示す説明
図である。
【図9】第2実施例におけるシステム構成を示す説明図
である。
【図10】第2実施例における事前通信のタイミングの
例を示す説明図である。
【図11】第2実施例における仲介印刷処理のタイミン
グを示す説明図である。
【図12】第2実施例における仲介印刷処理のインタフ
ェースを示す説明図である。
【図13】第2実施例における不具合情報送付処理のタ
イミングを示す説明図である。
【符号の説明】
100…パーソナルコンピュータ 200…仲介サーバ 300…印刷装置 201…通信部 202…サービス装置通信部 203…事前通信処理部 204…選択情報提供部 205…入力部 206…仲介部 207…固有情報蓄積部 210…登録情報を送付するインタフェース 209…印刷装置に対応するデータ 301…通信部 302…事前通信部 303…依頼受領部 304…サービス提供部 210…プリンタを登録する画面 211…ユーザアドレス入力欄 212…登録名入力欄 213…機種名入力欄 214…電源off許容期間を指定するチェックボック
ス 215…アドレス入力欄 216…登録ボタン 220…通知された不具合情報 230…印刷仲介開始画面 232…印刷対象入力欄 233…印刷開始ボタン 240…印刷装置選択画面 243…印刷実行ボタン 244…印刷不能情報表示 270…印刷を完了した画面 250…製造番号を含めて登録する画面 260…第2実施例での印刷装置選択画面 261…ネットワーク確認ボタン 262…ネットワーク確認画面 263…印刷実行ボタン 264…接続断絶情報 211…製造番号入力欄

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアント及び所定のサービスを提供
    するサービス装置が任意のタイミングでの一対一接続を
    することができない状態でネットワークに接続された環
    境下で、前記クライアントから前記サービス装置へのサ
    ービス依頼を仲介する仲介装置であって、 前記仲介に先立って、前記サービス装置から所定の事前
    通信を受信するとともに、該受信に基づき該サービス装
    置との通信を確立するサービス装置通信部と前記通信が
    確立されたサービス装置を前記サービス依頼の仲介先と
    して選択するための情報を前記クライアントに提供する
    選択情報提供部と、 前記サービス依頼および仲介先を入力する入力部と、 該サービス依頼を指定された仲介先に仲介する仲介部と
    を備える仲介装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の仲介装置であって、前記
    通信は、前記サービス装置から前記仲介装置に接続する
    ことで確立される仲介装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の仲介装置であって、前記
    環境は、前記サービス装置との通信経路を特定する情報
    が変更される環境である仲介装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の仲介装置であって、 前記サービス装置を特定する固有情報を蓄積する固有情
    報蓄積部を備え、 前記事前通信において受領する情報の少なくとも一部と
    前記固有情報との対比によって該サービス装置を特定す
    る仲介装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の仲介装置であって、 前記固有情報は前記ネットワークにおける前記サービス
    装置のアドレスとは異なる仲介装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の仲介装置であって、 前記事前通信に基づいて確立されるべき通信の状態の検
    査を行い、その結果に基づいて前記サービス装置に対応
    付けられた所定の通知先に通知を行う事前通信処理部を
    備えた仲介装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の仲介装置であって、 前記サービス装置と該サービス装置に対応付けられた通
    知先を特定する固有情報を蓄積する固有情報蓄積部を備
    え、 前記事前通信処理部は、前記事前通信において受領する
    情報の少なくとも一部と前記固有情報との対比から特定
    される通知先に通知を行う仲介装置。
  8. 【請求項8】 ネットワークを介してサービス依頼を受
    けて該サービスを提供するサービス装置であって、 外部にある所定の装置に対して所定の事前通信を送信す
    るとともに、該送信に基づき、該サービス装置への通信
    を該所定の装置に確立させる事前通信部と、 前記所定の装置からのサービス依頼を、前記ネットワー
    クを介して受領する依頼受領部と、 前記サービスを提供するサービス提供部とを備えたサー
    ビス装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のサービス装置であって、
    前記事前通信を、常時と、断続的と、該サービス装置の
    所定の動作毎のうち少なくとも一つの態様で行うサービ
    ス装置。
  10. 【請求項10】 請求項8記載のサービス装置であっ
    て、前記事前通信を、少なくとも該サービス装置の電源
    投入と該サービス装置の切断されていた前記ネットワー
    クへの接続の回復とのいずれかを契機として行うサービ
    ス装置。
  11. 【請求項11】 クライアント及び所定のサービスを提
    供するサービス装置とが任意のタイミングでの一対一接
    続をすることができない状態でネットワークに接続され
    た環境下で、該ネットワークに接続されたコンピュータ
    により、前記クライアントから前記サービス装置へのサ
    ービス依頼を仲介する仲介方法であって、 前記仲介に先立って、前記サービス装置から所定の事前
    通信を受信するとともに、該受信に基づき該サービス装
    置との通信を確立する工程と前記通信が確立されたサー
    ビス装置を前記サービス依頼の仲介先として選択するた
    めの情報を前記クライアントに提供する工程と、 前記サービス依頼および仲介先を入力する工程と、 該サービス依頼を指定された仲介先に仲介する工程とを
    備える仲介方法。
  12. 【請求項12】 ネットワークに接続されたコンピュー
    タにより、該ネットワークを介してサービス依頼を受け
    て該サービスを提供するサービス提供方法であって、 外部にある所定の装置に対して所定の事前通信を送信す
    るとともに、該送信に基づき、該サービス装置への通信
    を該所定の装置に確立させる工程と、 前記所定の装置からのサービス依頼を、前記ネットワー
    クを介して受領する工程と、 前記サービスを提供する工程とを備えたサービス提供方
    法。
  13. 【請求項13】 仲介装置に、クライアント及び所定の
    サービスを提供するサービス装置とが任意のタイミング
    での一対一接続をすることができない状態でネットワー
    クに接続された環境下で、前記クライアントから前記サ
    ービス装置へのサービス依頼を仲介させるためのコンピ
    ュータプログラムであって、 前記仲介に先立って、前記サービス装置から所定の事前
    通信を受信するとともに、該受信に基づき該サービス装
    置との通信を確立する機能と前記通信が確立されたサー
    ビス装置を前記サービス依頼の仲介先として選択するた
    めの情報を前記クライアントに提供する機能と、 前記サービス依頼および仲介先を入力する機能と、 該サービス依頼を指定された仲介先に仲介する機能とを
    前記仲介装置に実現させるためのコンピュータプログラ
    ム。
  14. 【請求項14】 サービス装置に、ネットワークを介し
    てサービス依頼を受けて該サービスを提供させるための
    コンピュータプログラムであって、 外部にある所定の装置に対して所定の事前通信を送信す
    るとともに、該送信に基づき、該サービス装置への通信
    を該所定の装置に確立させる機能と、 前記所定の装置からのサービス依頼を、前記ネットワー
    クを介して受領する機能と、 前記サービスを提供する機能とを前記サービス装置に実
    現させるためのコンピュータプログラム。
  15. 【請求項15】 請求項13、14いずれか記載のコン
    ピュータプログラムを記録したコンピュータ読みとり可
    能な記録媒体。
JP2001306595A 2001-10-02 2001-10-02 ネットワークに接続された仲介装置 Pending JP2003108449A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001306595A JP2003108449A (ja) 2001-10-02 2001-10-02 ネットワークに接続された仲介装置
EP07003334A EP1780979A1 (en) 2001-10-02 2002-09-30 Communication mediating apparatus for mediating communication over network
US10/491,338 US8291084B2 (en) 2001-10-02 2002-09-30 Communication mediating device for mediating communication over network
EP02800716A EP1443410A4 (en) 2001-10-02 2002-09-30 COMMUNICATION AGGREGATING DEVICE FOR COMMUNICATING A COMMUNICATION VIA A NETWORK
PCT/JP2002/010203 WO2003032175A1 (fr) 2001-10-02 2002-09-30 Dispositif intermediaire permettant d'acheminer une communication sur un reseau
US11/826,879 US7937580B2 (en) 2001-10-02 2007-07-19 Communication mediating apparatus for mediating communication over network
US13/611,726 US8977714B2 (en) 2001-10-02 2012-09-12 Communication mediating apparatus for mediating communication over network

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001306595A JP2003108449A (ja) 2001-10-02 2001-10-02 ネットワークに接続された仲介装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006318185A Division JP2007102807A (ja) 2006-11-27 2006-11-27 ネットワークに接続された仲介装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003108449A true JP2003108449A (ja) 2003-04-11

Family

ID=19126207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001306595A Pending JP2003108449A (ja) 2001-10-02 2001-10-02 ネットワークに接続された仲介装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003108449A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005250689A (ja) * 2004-03-02 2005-09-15 Hiroshi Okuhara データ処理システム、端末装置、データ処理プログラム
JP2007316679A (ja) * 2005-05-11 2007-12-06 Sony Corp 処理装置、処理装置の通信セッション確立方法、プログラム、および記録媒体
JP2008042358A (ja) * 2006-08-03 2008-02-21 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像処理プログラムおよび画像処理方法
JPWO2007039942A1 (ja) * 2005-10-06 2009-04-16 三菱電機株式会社 端末装置及びサーバ装置及び指令装置
JP2012159914A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Seiko Epson Corp 印刷システムおよびプリンター
JP2015088077A (ja) * 2013-11-01 2015-05-07 セイコーエプソン株式会社 印刷制御システム、及び、印刷装置
JP2015111424A (ja) * 2014-12-25 2015-06-18 セイコーエプソン株式会社 印刷システムおよびプリンター
JP2015520436A (ja) * 2012-04-13 2015-07-16 マイクロソフト コーポレーション ウェブクライアントがウェブサービスを提供するのを可能にすること
US9804809B2 (en) 2013-11-01 2017-10-31 Seiko Epson Corporation Print control system
US10091388B2 (en) 2013-11-01 2018-10-02 Seiko Epson Corporation Print control system and print control method
JP2019213219A (ja) * 2019-09-03 2019-12-12 キヤノン株式会社 通信装置、通信装置の制御方法およびプログラム
US11729289B2 (en) 2015-07-02 2023-08-15 Canon Kabushiki Kaisha Push message communication apparatus

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005250689A (ja) * 2004-03-02 2005-09-15 Hiroshi Okuhara データ処理システム、端末装置、データ処理プログラム
JP2007316679A (ja) * 2005-05-11 2007-12-06 Sony Corp 処理装置、処理装置の通信セッション確立方法、プログラム、および記録媒体
JPWO2007039942A1 (ja) * 2005-10-06 2009-04-16 三菱電機株式会社 端末装置及びサーバ装置及び指令装置
US8103717B2 (en) 2005-10-06 2012-01-24 Mitsubishi Electric Corporation Terminal apparatus, server apparatus, and instruction apparatus
JP2008042358A (ja) * 2006-08-03 2008-02-21 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像処理プログラムおよび画像処理方法
JP2012159914A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Seiko Epson Corp 印刷システムおよびプリンター
JP2015520436A (ja) * 2012-04-13 2015-07-16 マイクロソフト コーポレーション ウェブクライアントがウェブサービスを提供するのを可能にすること
JP2015088077A (ja) * 2013-11-01 2015-05-07 セイコーエプソン株式会社 印刷制御システム、及び、印刷装置
US9804809B2 (en) 2013-11-01 2017-10-31 Seiko Epson Corporation Print control system
US10091388B2 (en) 2013-11-01 2018-10-02 Seiko Epson Corporation Print control system and print control method
JP2015111424A (ja) * 2014-12-25 2015-06-18 セイコーエプソン株式会社 印刷システムおよびプリンター
US11729289B2 (en) 2015-07-02 2023-08-15 Canon Kabushiki Kaisha Push message communication apparatus
JP2019213219A (ja) * 2019-09-03 2019-12-12 キヤノン株式会社 通信装置、通信装置の制御方法およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060256801A1 (en) Gateway system
JP4517997B2 (ja) ネットワーク管理装置およびネットワークシステム
JP2003108449A (ja) ネットワークに接続された仲介装置
JP2009194441A (ja) ネットワーク機器及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
JP2006072967A (ja) 情報処理装置、その情報通知方法、制御プログラム及び記憶媒体
JP2006011888A (ja) 遠隔管理システム
US20120136461A1 (en) Remote management system, remotely-managed device, and mediation device
JP2008225911A (ja) Itリソース構成の変更検知方法
JP5018969B2 (ja) 通信制御プログラム、通信制御装置、通信制御システムおよび通信制御方法
JP2006203731A (ja) ネットワーク中継装置、ネットワーク接続情報閲覧システム、及びネットワーク接続情報通知方法
US8775878B2 (en) Information processing apparatus, communication system, communication control method, and storage medium
US7428589B2 (en) Network system, network control method, and signal sender/receiver
JP2007102807A (ja) ネットワークに接続された仲介装置
JP2003323360A (ja) 仲介装置、画像形成装置管理システム、画像形成装置管理方法、画像形成装置管理プログラム及び記録媒体
JP2009206731A (ja) 監視システム、監視装置、監視方法、およびプラグラム
CN103108218B (zh) 一种视频分发网络节点服务器的网络发现方法
AU2001249114B2 (en) Non-fault tolerant network nodes in a multiple fault tolerant network
AU2001249114A1 (en) Non-fault tolerant network nodes in a multiple fault tolerant network
JP5309715B2 (ja) 被管理装置、トラップ送信先設定方法、及びトラップ送信先設定プログラム
JP4258016B2 (ja) ネットワーク構成制御システム
JP5085479B2 (ja) ネットワークシステム
JP6955937B2 (ja) 管理装置およびネットワークシステム
JP2007286882A (ja) 画像形成装置管理システム
JP2005073033A (ja) 顧客宅内装置の不正動作監視方法
JP2006031223A (ja) 自動電源切断装置およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060704

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060901

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060926