JP2003107822A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2003107822A
JP2003107822A JP2001300177A JP2001300177A JP2003107822A JP 2003107822 A JP2003107822 A JP 2003107822A JP 2001300177 A JP2001300177 A JP 2001300177A JP 2001300177 A JP2001300177 A JP 2001300177A JP 2003107822 A JP2003107822 A JP 2003107822A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
image forming
forming apparatus
rod
lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001300177A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Taguchi
徹也 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2001300177A priority Critical patent/JP2003107822A/ja
Publication of JP2003107822A publication Critical patent/JP2003107822A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】軽量化を図ることができる画像形成装置を提供
する。 【解決手段】内蔵する画像形成部が取付けられるフレー
ム1に設けた取付け部14、16、20、22に、内外
方向にスライドさせることにより出し入れ可能に棒状の
取っ手31〜34が複数取付けられている。各取っ手3
1〜34は、金属板を曲げ加工して形成されていて、中
空の棒状把持部31a〜34aと、該棒状把持部31a
〜34aの外側端部に設けられ、該棒状把持部31a〜
34aの外周部よりも下側に突出している滑り止め部3
1b〜34bとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンタ、スキャナー、或いはこれらの機能を併
有する複合機等の画像形成装置に関し、特にこのような
画像形成装置を持ち上げて運搬や移動を行うために装着
される取っ手の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】上述した画像形成装置は、一般的に重い
ために取っ手が取付けられ、その取っ手を把持して運搬
等のために持ち上げることが行われている。その一方、
軽量化を図るべく種々の対策が検討されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、軽量化の一
環として、取っ手自身やその取っ手が取付けらけるフレ
ームの軽量化が挙げられ、取っ手自身の軽量化として
は、従来から用いられてきた断面が丸い中実の重いシャ
フトに代わる代替品が検討されているものの、手が滑り
抜けるのを防止するための滑り止め部をシャフトの端に
形成する場合に、その滑り止め部を別部材で取付けたり
或いはプレス等により加工する必要があって作業性が悪
いため、実質的に困難であった。
【0004】また、上記フレームの軽量化は、種々の部
品等が取付けられるフレームの撓み変形に伴う位置精度
の低下を防止する必要があって困難であった。
【0005】本発明は、このような従来技術の課題を解
決すべくなされたものであり、軽量化を図ることができ
る画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、内蔵する画像形成部が取付けられるフレームに設け
た取付け部に、内外方向にスライドさせることにより出
し入れ可能に棒状の取っ手が複数取付けられた画像形成
装置において、各取っ手は、金属板を曲げ加工して形成
されていて、中空の棒状把持部と、該棒状把持部の外側
端部に設けられ、該棒状把持部の外周部よりも下側に突
出している滑り止め部とを有することを特徴とする。
【0007】この発明の画像形成装置にあっては、各取
っ手が金属板の曲げ加工により形成されているので、コ
ストの低廉化が図れる。また、滑り止め部も金属板の曲
げ加工により形成されているので、曲げ加工工程におい
て棒状把持部の形成と同時的に滑り止め部を作製でき、
作業性良く形成することが可能となり、よって軽量化が
実質的に可能となる。
【0008】本発明の画像形成装置において、前記取っ
手は、前記棒状把持部が角落としされた状態で断面矩形
状に形成されている構成とすることができる。
【0009】この構成にあっては、持ち易くかつ強度的
に強い取っ手が形成されることとなる。
【0010】本発明の画像形成装置において、前記取っ
手および前記フレームのうちの少なくとも取っ手に、該
取っ手が最大引き出し状態に引き出される位置を規制し
かつ抜け止めするための位置規制・抜け止め手段が設け
られている構成とすることができる。
【0011】この構成にあっては、取っ手を引き出して
いくと、位置規制・抜け止め手段により引き出される位
置が規制され、これに伴って自然に取っ手が最大引き出
し状態に引き出されるとともに抜け止めされる。
【0012】本発明の画像形成装置において、前記取付
け部の外側寄りの位置であって上部にロック部が下向き
に突出形成され、一方、前記棒状把持部の上部にはその
最大引き出し状態で上記ロック部の下方に位置するよう
にロック孔が設けられており、最大引き出し状態の棒状
把持部を持ち上げたときに、その持ち上げ動作により該
ロック部がロック孔に入るよう構成することができる。
【0013】この構成にあっては、取っ手を最大引き出
し状態に引き出してもロック状態にはならず、その状態
で取っ手を持ち上げるとロック状態になるので、取っ手
を持ち上げた状態では取っ手が勝手にスライドせずに安
定した取っ手把持状態を維持できる。また、手を離すこ
とで容易にロック解除される。
【0014】本発明の画像形成装置において、前記取っ
手は、その下端が画像形成装置の設置床面から40ミリ
以上高く位置するように配置されている構成とすること
ができる。
【0015】この構成にあっては、取っ手と設置床面と
の間に40ミリ以上の隙間が形成されるので、その隙間
に容易に手の指が入るので、取っ手を掴み易くすること
が可能となる。
【0016】また、本発明の画像形成装置は、内蔵する
画像形成部が取付けられるフレームに設けた取付け部
に、内外方向にスライドさせることにより出し入れ可能
に棒状の取っ手が複数取付けられた画像形成装置におい
て、前記フレームは前後に設けられた側板と、それら両
側板の間に配設されたステーとを有し、該側板のステー
近傍に前記取付け部が配設されていることを特徴とす
る。
【0017】この発明にあっては、取付け部がステーの
近傍に配設されているので、取っ手を持ち上げてもフレ
ームの撓み変形に伴う位置精度の低下を起こり難くする
ことができ、よって軽量化が実質的に可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を具体的
に説明する。
【0019】図1は本実施形態に係る画像形成装置の内
部構造を示す正面図、図2は同じく内部構造を示す斜視
図、図3は前左側の取っ手部分を示す斜視図、図4は前
右側の取っ手部分を示す斜視図であり、これら図1〜図
4は、共に取っ手が押し入れられている収納状態を表し
ている。また、図5は本実施形態に係る画像形成装置の
内部構造を示す正面図、図6は同じく内部構造を示す斜
視図、図7は前左側の取っ手部分を示す斜視図、図8は
前右側の取っ手部分を示す斜視図であり、これら図5〜
図8は、共に取っ手が引き出されている状態を表してい
る。
【0020】この画像形成装置は、タンデム型のカラー
複写機であり、図2および図6に示すフレーム1と、そ
の外側を覆う、例えば樹脂等からなる図示しない外装部
とを有し、このフレーム1は、前側の側板2と、背面側
の側板3と、両側板2および3の間に掛け渡して配設さ
れた多数のステー4a〜4fとを備える。図1に示すよ
うに、ステー4aは右端部上側に、ステー4bは底部
に、ステー4cは天井部に、ステー4dはステー4bと
4cの間の中間高さ位置に、ステー4eは左端部上側
に、ステー4fはステー4eの下側であってステー4d
よりも高い位置にそれぞれ配設されている。また、図2
および図6に示すように前側の側板2には開口6が設け
られており、この開口6には、図1および図5に示すよ
うに、背面側の側板3との間において4色用の各画像形
成部(図示せず)が取付けられる支持板7が、開口6を
覆うように取付けられる。
【0021】前側の側板2は左右両端部に前側に折り返
された折り返し部2a、2bを有し、左側の折り返し部
2aにおけるステー4dの近傍には取付け部14が、右
側の折り返し部2bにおけるステー4dの近傍には取付
け部16が設けられている。取付け部14は、折り返し
部2aに設けられた取付け孔11と、その右側であって
側板2および折り返し部2aに設けられ、取付け孔11
と所定間隔をあけて支持孔13aを有する支持部材13
とを有する。上記支持孔13aと取付け孔11とは、ほ
ぼ同じ高さ位置にかつほぼ同じ大きさで矩形状に形成さ
れ、取付け孔11には上縁部に下側に突出してロック部
11aが設けられている。この取付け部14に取っ手3
1がスライドさせることにより内外方向へ出し入れ可能
に設けられている。
【0022】一方、取付け部16は、上記取付け部14
とほぼ左右対称な構成となっている。具体的は、取付け
部16は、折り返し部2bに設けられた取付け孔12
と、その左側であって側板2および折り返し部2bに設
けられ、取付け孔12と所定間隔をあけて支持孔15a
(図4参照)を有する支持部材15とを有する。上記支
持孔15aと取付け孔12とは、ほぼ同じ高さ位置にか
つほぼ同じ大きさで矩形状に形成され、取付け孔12に
は上縁部に下側に突出してロック部12aが設けられて
いる。この取付け部16に取っ手32がスライドさせる
ことにより内外方向へ出し入れ可能に設けられている。
なお、支持部材15は、前記支持部材13と形状・大き
さ等が異なっているが、取っ手をスライドさせる等の機
能については同一に形成されている。
【0023】また、背面側の側板3も左右両端部に前側
に折り返された折り返し部3a、3bを有し、左側の折
り返し部3aにおけるステー4dの近傍には取付け部2
0(図1参照)が、右側の折り返し部3bにおけるステ
ー4dの近傍には取付け部22が設けられている。取付
け部20は、前記取付け部14と前後対称(図3および
図7と左右対称)な構成となっている。具体的には、取
付け部20は、折り返し部3aに設けられた取付け孔1
7と、その右側(図1および図5において)であって側
板3および折り返し部3aに設けられ、取付け孔17と
所定間隔をあけて支持孔19aを有する支持部材19と
を有する。上記支持孔19aと取付け孔17とは、ほぼ
同じ高さ位置にかつほぼ同じ大きさで矩形状に形成さ
れ、取付け孔17には上縁部に下側に突出してロック部
17aが設けられている。この取付け部20に取っ手3
3がスライドさせることにより内外方向へ出し入れ可能
に設けられている。
【0024】一方、取付け部22は、前記取付け部16
と前後対称(図4および図8と左右対称)な構成となっ
ている。具体的には、取付け部22は、折り返し部3b
に設けられた取付け孔18と、その左側(図1および図
5において)であって側板3および折り返し部3bに設
けられ、取付け孔18と所定間隔をあけて支持孔21a
を有する支持部材21とを有する。上記支持孔21aと
取付け孔18とは、ほぼ同じ高さ位置にかつほぼ同じ大
きさで矩形状に形成され、取付け孔18には上縁部に下
側に突出してロック部18aが設けられている。この取
付け部22に取っ手34がスライドさせることにより内
外方向へ出し入れ可能に設けられている。なお、ロック
部11a、12a、17a、18aの下端位置は、各取
っ手31、32、33、34の上面と接触しない高さに
設定しておき、取っ手31等をスライドさせる際に、ロ
ック部11a等との接触に伴う摩擦抵抗の発生を抑制さ
せるようにすることが好ましい。
【0025】図9は取っ手の構成を示す斜視図であり、
(a)は外側に向けられる端部側から見た図で、(b)
はその反対側から見た図である。
【0026】前記4つの取っ手31〜34は、すべて同
一構成であり、棒状把持部31a〜34aと、その一端
側に設けられた滑り止め部31b〜34bとを有する。
棒状把持部31a〜34aは角部が角落としされた状態
で角筒状に形成され、ほぼ中央の上面にはロック孔35
が貫通状態に設けられ、また他端側の左右側面には貫通
孔36a、36bが設けられている。棒状把持部31a
〜34aは、矩形状に形成された前記支持孔13a等と
取付け孔11等に対し、棒状把持部31a等を持ち上げ
ない状態では、上部に若干の隙間を有し、かつ、ロック
部11a等が非接触となるように寸法設定がなされてい
る。なお、貫通孔36a、36bの少なくとも一方に
は、後述するストッパが取付けられる。
【0027】滑り止め部31b〜34bは棒状把持部3
1a〜34aの一端側の開口を覆うとともに下端が棒状
把持部31a〜34aの下面よりも下側に突出してお
り、左右の端部が棒状把持部31a〜34aの他端側に
向けて折り曲げられている。この滑り止め部31b等
は、取っ手31等を押し込んで収納した状態で各取付け
孔11等の周縁部に当接する。
【0028】次に、これら取っ手31〜34の作製内容
を、図10に基づき説明する。なお、これら取っ手31
〜34の作製は、すべて同一であり、ここで一つの取っ
手31を例に挙げて述べる。
【0029】例えば鋼板を、図10(取っ手の展開図)
に示す所定の形状に切断する。つまり、棒状把持部31
aを形成するための広面積部40と、滑り止め部31b
を形成するための狭面積部41と、これら両者間に設け
た繋ぎ部42とを有するように切断する。
【0030】その後、波線で示す折り曲げ線の箇所で、
すべて山折りまたは谷折りで曲げる。ただし、曲げる際
に角部が所定の曲率となるように曲げる。すると、図9
に示す取っ手31が作製される。なお、取っ手31〜3
4の素材としては、上述した鋼板に限らず、所望の強度
が確保できる金属板を使用することが可能である。
【0031】上述した図3および図7は、その取っ手3
1を取付け部14に取付けた状態を示す斜視図であり、
図3は取っ手31を押し込んだ収納状態を表し、図7は
取っ手31を引き出した状態を表している。
【0032】上述のようにして作製された取っ手31
を、取付け部14に対して挿入し、貫通孔36a、36
bが支持部材13を抜け出るようにする。そして、例え
ば貫通孔36aに抜け防止用のストッパ37を取付ける
ことで、取っ手31は取付け部14に抜け防止された状
態になる。なお、他の取っ手32〜34についても、各
取付け部16、20、22に対して同様に取付けられ
る。
【0033】次に、このように構成された画像形成装置
を運搬等すべく持ち上げる場合につき説明する。なお、
通常は、取っ手31〜34は外側に飛び出さないよう
に、つまり滑り止め部31b〜34bが折り返し部2
a、2b、3a、3bに当接するように押し込まれて収
納状態にされる。
【0034】まず、取っ手31等を各取付け部14等か
ら、ストッパ37が各取付け部14等の支持孔13a等
の周縁に当たる最大引き出し状態にまで引き出す。この
とき、滑り止め部31bとロック孔35との離隔距離L
1と、収納状態におけるストッパ37と支持部材13と
の離隔距離L2とをほぼ同一寸法に調整しておくことが
好ましい。このようにすると、ストッパ37が支持部材
13に接触する最大引き出し状態にまで引き出したとき
に、各取っ手31等に設けたロック孔35の上方にロッ
ク部12a等が位置するようにできる。
【0035】次に、運搬等を行う作業者は、引き出され
た取っ手31等を把持する。このとき、取っ手31等の
下面が床面から40ミリ以上で上側に位置するようにし
ておくことが好ましい。このようにすると、取っ手31
等と床面との間の隙間に容易に手の指が入るので、取っ
手を掴み易くすることが可能となる。但し、あまり高い
位置に取っ手31等を設けると、重くなったように感じ
るため、比較的低い位置とするのがよい。
【0036】次に、把持した取っ手31等を持ち上げ
る。すると、棒状把持部31a等の上面と取付け孔11
等の上辺との間の隙間がなくなることにより、ロック部
12a等が、各取っ手31等のロック孔35に入り、取
っ手31等がスライドするのをロックされる。よって、
取っ手31等を持ち上げた状態では取っ手31等が勝手
にスライドせずに安定した取っ手把持状態を維持でき
る。
【0037】然る後、所望箇所に画像形成装置を運搬し
終わり、取っ手31等から手を離すと、容易にロック解
除される。つまり、取っ手31等が最大引き出し状態に
引き出されても持ち上げない限りロック状態にはならな
いので、手を離すことで容易にロック解除される。その
後、取っ手31等を各取付け部14等に押し込み、外側
に飛び出さないように収納する。
【0038】したがって、本実施形態による場合には、
各取っ手31〜34が金属板の曲げ加工により形成され
ているので、コストの低廉化が図れる。また、滑り止め
部31b〜34bも金属板の曲げ加工により一体的に形
成されているので、曲げ加工工程において棒状把持部の
形成と同時的に滑り止め部を作製でき、作業性良く形成
することが可能となり、実質的な軽量化を図り得る。ま
た、各取っ手31〜34は、棒状把持部31a〜34a
が角落としされた状態で角筒状に形成されているので、
持ち易くかつ強度的に強いものになる。
【0039】更に、本実施形態による場合には、図1お
よび図11に示すように、取付け部14等がステー4d
の近傍にほぼ同一高さ位置に配設されているので、取っ
手31〜34を持ち上げる際に、オペレータが取っ手3
1〜34の滑り止め部側を矢印方向(F方向)に動くよ
うに作用させても、つまり取っ手31〜34の滑り止め
部側とは反対側が側板2や3を内側へ押付けたり、外側
へ引っ張るように作用させても、ステー4dが側板2と
3の変形を防止するので、フレーム1に撓み変形が起こ
り難くすることが可能となる。よって、ステーを最低限
必要な箇所に設ければよく実質的な軽量化を図り得る。
但し、取付け部14等のステー4dに対する配設位置に
関しては、そのステー4dの直ぐ近くの位置が望ましい
が、フレーム1に発生する撓み変形に伴う位置精度の低
下、本実施形態のカラー複写機における色ズレなどを起
こり難くすることが可能なように、例えばステー4dと
支持部材14等との離隔距離L3を70ミリ〜80ミリ
以内とすればよい。本実施形態では、離隔距離L3は5
0ミリとしている。なお、離隔距離L3が70ミリ〜8
0ミリ以内であれば、ステー4dと同一高さ位置にする
必要はない。また、取付け部14等は、ステー4d以外
の他のステー4a〜4fの近傍位置に同様にして設けて
もよい。
【0040】なお、上述した実施形態では滑り止め部3
1b〜34bを、棒状把持部31a〜34aの一端側の
開口を覆うように形成しているが、本発明はこれに限ら
ず、棒状把持部31a〜34aの一端側の下面から下側
に折り曲げ、棒状把持部31a〜34aの一端側の開口
を覆うことなく、棒状把持部31a〜34aの下面より
も下側に突出するようにしてもよい。
【0041】また、上述した実施形態ではロック部12
a等を取付け部14等の最外端に位置する取付け孔11
等に設けるようにしているが、本発明はこれに限らず、
取付け部14等の外側寄りの位置であって、取付け孔1
1等よりも内側に設ける構成としても実施できる。但
し、この場合には、前記L1及びL2の関係を維持しつ
つロック孔の位置を別途設定し直すようにする。
【0042】また、上述した実施形態では棒状把持部3
1a〜34aの断面形状を角筒状に形成しているが、本
発明はこれに限らない。例えば、三角形や五角形等の多
角形の筒状にしてもよく、或いは円筒状にしてもよい。
但し、円筒状の場合には、取っ手が回転し易くロック部
とロック孔との位置関係がずれるため、取っ手と取付け
部とに、例えばキーとキー溝のような回転防止用の凹部
と凸部を設けるようにすればよい。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように本発明による場合に
は、各取っ手が金属板の曲げ加工により形成されている
ので、コストの低廉化が図れる。また、滑り止め部も金
属板の曲げ加工により一体的に形成されているので、曲
げ加工工程において棒状把持部の形成と同時的に滑り止
め部を作製でき、作業性良く形成することが可能とな
り、よって軽量化が実質的に可能となる。
【0044】また、本発明による場合には、取付け部が
ステーの近傍に配設されているので、取っ手を持ち上げ
てもフレームの撓み変形に伴う位置精度の低下を起こり
難くすることができ、よって軽量化が実質的に可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る画像形成装置の内部構造を示
す正面図であり、取っ手が押し入れられている状態を表
している。
【図2】本実施形態に係る画像形成装置の内部構造を示
す斜視図であり、取っ手が押し入れられている状態を表
している。
【図3】本実施形態に係る画像形成装置の前左側の取っ
手部分を示す斜視図であり、取っ手が押し入れられてい
る状態を表している。
【図4】本実施形態に係る画像形成装置の前右側の取っ
手部分を示す斜視図であり、取っ手を押し込んだ状態を
表している。
【図5】本実施形態に係る画像形成装置の内部構造を示
す正面図であり、取っ手が引き出されている状態を表し
ている。
【図6】本実施形態に係る画像形成装置の内部構造を示
す斜視図であり、取っ手が引き出されている状態を表し
ている。
【図7】本実施形態に係る画像形成装置の前左側の取っ
手部分を示す斜視図であり、取っ手が引き出されている
状態を表している。
【図8】本実施形態に係る画像形成装置の前右側の取っ
手部分を示す斜視図であり、取っ手を引き出した状態を
表している。
【図9】取っ手の構成を示す斜視図であり、(a)は外
側に向けられる端部側から見た図で、(b)はその反対
側から見た図である。
【図10】取っ手の展開図である。
【図11】取っ手とステーとの位置関係を説明するため
の平面図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2、3 側板 4a、4b、4c、4d、4e、4f ステー 11、12、17、18 取付け孔 11a、12a、17a、18a ロック部 14、16、20、22 取付け部 31、32、33、34 取っ手 31a、32a、33a、34a 棒状把持部 31b、32b、33b、34b 滑り止め部 35 ロック孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内蔵する画像形成部が取付けられるフレ
    ームに設けた取付け部に、内外方向にスライドさせるこ
    とにより出し入れ可能に棒状の取っ手が複数取付けられ
    た画像形成装置において、 各取っ手は、金属板を曲げ加工して形成されていて、中
    空の棒状把持部と、該棒状把持部の外側端部に設けら
    れ、該棒状把持部の外周部よりも下側に突出している滑
    り止め部とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記取っ手は、前記棒状把持部が角落と
    しされた状態で断面矩形状に形成されていることを特徴
    とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記取っ手および前記フレームのうちの
    少なくとも取っ手に、該取っ手が最大引き出し状態に引
    き出される位置を規制しかつ抜け止めするための位置規
    制・抜け止め手段が設けられていることを特徴とする請
    求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記取付け部の外側寄りの位置であって
    上部にロック部が下向きに突出形成され、一方、前記棒
    状把持部の上部にはその最大引き出し状態で上記ロック
    部の下方に位置するようにロック孔が設けられており、
    最大引き出し状態の棒状把持部を持ち上げたときに、そ
    の持ち上げ動作により該ロック部がロック孔に入るよう
    構成されていることを特徴とする請求項3に記載の画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 前記取っ手は、その下端が画像形成装置
    の設置床面から40ミリ以上高く位置するように配置さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに
    記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 内蔵する画像形成部が取付けられるフレ
    ームに設けた取付け部に、内外方向にスライドさせるこ
    とにより出し入れ可能に棒状の取っ手が複数取付けられ
    た画像形成装置において、 前記フレームは前後に設けられた側板と、それら両側板
    の間に配設されたステーとを有し、該ステーの近傍に前
    記取付け部が配設されていることを特徴とする画像形成
    装置。
JP2001300177A 2001-09-28 2001-09-28 画像形成装置 Pending JP2003107822A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001300177A JP2003107822A (ja) 2001-09-28 2001-09-28 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001300177A JP2003107822A (ja) 2001-09-28 2001-09-28 画像形成装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004088965A Division JP2004240444A (ja) 2004-03-25 2004-03-25 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003107822A true JP2003107822A (ja) 2003-04-09

Family

ID=19120792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001300177A Pending JP2003107822A (ja) 2001-09-28 2001-09-28 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003107822A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009116269A (ja) * 2007-11-09 2009-05-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US8528896B2 (en) 2010-10-29 2013-09-10 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US9052674B2 (en) 2012-09-21 2015-06-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with metal and resin frame components
US9342036B2 (en) 2014-03-11 2016-05-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with a pair of resin and metal frames
JP2018005197A (ja) * 2016-07-08 2018-01-11 株式会社リコー 画像形成装置
JP2020121536A (ja) * 2019-01-31 2020-08-13 ブラザー工業株式会社 層転写装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009116269A (ja) * 2007-11-09 2009-05-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US8528896B2 (en) 2010-10-29 2013-09-10 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US9052674B2 (en) 2012-09-21 2015-06-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with metal and resin frame components
US9342036B2 (en) 2014-03-11 2016-05-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with a pair of resin and metal frames
JP2018005197A (ja) * 2016-07-08 2018-01-11 株式会社リコー 画像形成装置
JP2020121536A (ja) * 2019-01-31 2020-08-13 ブラザー工業株式会社 層転写装置
JP7205260B2 (ja) 2019-01-31 2023-01-17 ブラザー工業株式会社 層転写装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09139581A (ja) 組込み支えハンドル・付属品噛み合わせシステム
US11117714B2 (en) Storage container with multiple locking mechanisms
JP2003107822A (ja) 画像形成装置
EP1517196A1 (en) Retractable handle for Image forming apparatus
CN103139414B (zh) 多功能装置
JP2001080798A (ja) ロール紙支持装置
JP2004240444A (ja) 画像形成装置
JP5333410B2 (ja) 原稿読取装置
JP5150356B2 (ja) 画像形成装置
US9272410B2 (en) Sheet feeding device and image forming apparatus
JPH0545944A (ja) 画像形成装置
KR101464835B1 (ko) 화상 형성 장치
JP3606723B2 (ja) 画像形成装置
JP2006099142A (ja) 画像形成装置
JP2020146908A (ja) 転倒防止部材及び画像形成装置用載置台並びに画像形成装置
JP3667964B2 (ja) 画像形成装置
JP2005326709A (ja) 機器運搬用取手装置、機器、画像形成装置
US7066332B2 (en) Foldable accommodating box
JP5470116B2 (ja) 画像形成装置
KR200496175Y1 (ko) 포장상자용 분리형 손잡이 장치
JPH11292311A (ja) 給紙カセット
JP2002040736A (ja) 画像形成装置の脚部材取付構造
JP3449149B2 (ja) 給紙装置
JPH0754191Y2 (ja) 用紙トレーの保持装置
JPH04164727A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040127

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040420

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041130