JP2003107315A - レンズ鏡胴及びレンズ交換式カメラ - Google Patents

レンズ鏡胴及びレンズ交換式カメラ

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JP2003107315A
JP2003107315A JP2001305552A JP2001305552A JP2003107315A JP 2003107315 A JP2003107315 A JP 2003107315A JP 2001305552 A JP2001305552 A JP 2001305552A JP 2001305552 A JP2001305552 A JP 2001305552A JP 2003107315 A JP2003107315 A JP 2003107315A
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JP
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lens
lens barrel
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interchangeable
camera
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Application number
JP2001305552A
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English (en)
Inventor
Mitsufumi Misawa
充史 三沢
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パソコン等の周辺機器を用いることなくレンズ
交換式カメラのファームウェアを容易に更新することが
可能な、レンズ鏡胴及びレンズ交換式カメラを提供す
る。 【解決手段】レンズ鏡胴100特有の機能をレンズ交換
式カメラ10側にて実現させるためのファームウェアを
記録する記録手段141と、ファームウェアを記録手段
141から読み出してレンズ交換式カメラ10に送信す
る送信手段(情報処理手段140)と、レンズ鏡胴10
0特有の機能を実現する際の制御信号をレンズ交換式カ
メラ10から受信する受信手段(情報処理手段140)
等を備えたので、レンズ鏡胴100特有の機能をレンズ
交換式カメラ10にて実現させるためのファームウェア
を容易に更新することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ鏡胴及びレ
ンズ交換式カメラに係り、特にレンズ交換式カメラ側に
て動作するファームウェア等が記録されているレンズ鏡
胴及び、レンズ鏡胴特有の機能を実現させるためのファ
ームウェアを取得して実行するレンズ交換式カメラに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、カメラとパソコンとを通信接
続したり、カメラにフロッピー(登録商標)ディスク等
の記録媒体を装着することによって、カメラを動作させ
るためのファームウェアを書き換える方法が知られてい
る。特に、交換可能な記録媒体から再生される情報に従
って、装置制御マイコンの動作の為のファームウェア内
のスタートアップ部を書き換えるデータ記録装置が特開
2000−76060号の公報に示されている。
【0003】また、撮像素子を含む撮像部と、カメラ本
体側の中央情報処理装置用の制御プログラムが格納され
た不揮発性の記憶手段とを有する交換可能な交換レンズ
ユニット、及びその交換レンズユニットを装着するレン
ズ交換式カメラが、特開2000−175089号の公
報に示されている。
【0004】また、デジタルカメラのカスタマイズ用ソ
フトウェアを備え、カスタマイズソフトウェアが対応す
るファームウェアコンポーネントをアクセスできるよう
にし、そして、デジタルカメラのプログラミング可能な
メモリを再プログラミングし、これによりデジタルカメ
ラをカスタマイズ化するデジタルカメラのカスタマイズ
方法が、特開2001−24938号の公報に示されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開2
000−175089号の公報に示されているレンズ交
換式カメラでは、交換レンズに記録されているCCD駆
動用のタイミングジェネレータ、ストロボ装置の制御プ
ログラムのみをロードして内蔵のDRAMに格納すると
ともに、交換レンズに記録されている、CCDの欠陥情
報、カラーフィルタ配列、色バランス、及び感度などの
CCD特性データ、撮像レンズのシェーディング、歪み
等の特性、ストロボの有無などの各種データを読み出し
てDRAMに記録し、撮像に用いるものである。
【0006】したがって、レンズ交換式カメラでは未対
応であるところの、交換レンズ(レンズ鏡胴)特有のズ
ーム、フォーカス、絞り、シャッタ、画像安定化装置そ
の他の機能を、当該レンズ交換式カメラでは利用するこ
とができないという不具合を生じていた。
【0007】また、特開2000−24938号の公報
に示されているデジタルカメラのカスタマイズ方法で
は、デジタルカメラを接続するパソコンが必要であった
り、利用者がディスプレイモニタを監視しながらデジタ
ルカメラをパソコンに接続してファームウェアの書き換
えを指示しなければならない等、たいへん煩わしいもの
であった。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、パソコン等の周辺機器を用いることなくレン
ズ交換式カメラのファームウェアを容易に更新すること
が可能な、レンズ鏡胴及びレンズ交換式カメラを提供す
ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、レンズ交換式カメラに装
着可能なレンズ鏡胴でにおいて、当該レンズ鏡胴特有の
機能をレンズ交式カメラ側にて実現させるためのファー
ムウェアを記録する記録手段と、前記ファームウェアを
前記記録手段から読み出してレンズ交換式カメラに送信
する送信手段と、当該レンズ鏡胴特有の機能を実現する
際の制御信号をレンズ交換式カメラから受信する受信手
段又は当該レンズ固有の機能を実現する制御動力をレン
ズ交換式カメラから伝動する伝動手段とを備えたことを
特徴としている。
【0010】本発明によれば、レンズ鏡胴特有の機能を
レンズ交換式カメラ側にて実現させるためのファームウ
ェアを記録する記録手段と、ファームウェアを前記記録
手段から読み出してレンズ交換式カメラに送信する送信
手段と、レンズ鏡胴特有の機能を実現する際の制御信号
をレンズ交換式カメラから受信する受信手段又は当該レ
ンズ固有の機能を実現する制御動力をレンズ交換式カメ
ラから伝動する伝動手段とを備えたので、レンズ鏡胴特
有の機能をレンズ交換式カメラにて実現させるためのフ
ァームウェアを容易に更新することが可能となる。
【0011】また、前記目的を達成するために請求項7
に記載の発明は、レンズ交換式カメラに装着可能なレン
ズ鏡胴特有の機能をレンズ交換式カメラ側にて実現させ
るためのファームウェアをレンズ鏡胴から受信する受信
手段と、前記受信したファームウエアを記録する記録手
段と、前記記録手段に記録されているファームウェアを
読み出して実行して前記レンズ鏡胴特有の機能を実現す
る際の制御信号を生成する制御信号生成手段と、前記制
御信号生成手段が生成した制御信号を前記レンズ鏡胴に
対して送信する送信手段とを備えたことを特徴としてい
る。
【0012】本発明によれば、レンズ交換式カメラに装
着可能なレンズ鏡胴特有の機能をレンズ交換式カメラ側
にて実現させるためのファームウェアをレンズ鏡胴から
受信する受信手段と、受信したファームウエアを記録す
る記録手段と、記録手段に記録されているファームウェ
アを読み出して実行して前記レンズ鏡胴特有の機能を実
現する際の制御信号を生成する制御信号生成手段と、制
御信号生成手段が生成した制御信号をレンズ鏡胴に対し
て送信する送信手段とを備えたので、レンズ鏡胴特有の
機能をレンズ交換式カメラにて実現させるためのファー
ムウェアを容易に更新することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って、本発明に
係るレンズ鏡胴及びレンズ交換式カメラの好ましい実施
の形態について詳説する。
【0014】図1は、本発明に係るレンズ鏡胴及びレン
ズ交換式カメラの構成を示すブロック図である。
【0015】同図に示すように、レンズ鏡胴100(交
換式レンズ)には、レンズ鏡胴100をレンズ交換式カ
メラ10のレンズマウント151に対して装着するため
のマウント101が設けられており、レンズ鏡胴100
をレンズ交換式カメラ10に対して着脱自在に装着する
ことが可能となっている。
【0016】レンズ鏡胴100の内部には、被写体像を
レンズ交換式カメラ10の撮像手段150の撮像面に合
焦させる調節を行うことが可能なフォーカスレンズユニ
ット130と、撮像面に結像する画像の画角を調節する
ことが可能なズームレンズユニット131と、被写体像
の明るさを調節することが可能な絞り133と、被写体
の光を通過させたり遮光したりするシャッタ134と、
レンズ交換式カメラの撮像手段に結像する被写体像をX
−Yの2次元方向に移動させることによって撮像時にお
ける被写体像のぶれを減少させるための制御を行う画像
安定化装置135とが設けられている。
【0017】フォーカスレンズユニット130には、レ
ンズ交換式カメラ10からの指令や利用者からの指令に
基づいて合焦位置の調節をする際に動力を提供するモー
タ136Aと、フォーカスレンズユニット130の合焦
位置又は当該フォーカスレンズユニット130の設定位
置を検出するエンコーダ137Aと、前記エンコーダ1
37Aの検出値を積算又は演算するとともに、前記モー
タ136Aを駆動するドライバ138Aとが接続されて
いる。
【0018】ズームレンズユニット131には、レンズ
交換式カメラ10からの指令や利用者からの指令に基づ
いて画角の調節をする際に動力を提供するモータ136
Bと、ズームレンズユニット131のズーム位置又は当
該ズームレンズユニット131の設定位置を検出するエ
ンコーダ137Bと、前記エンコーダ137Bの検出値
を積算又は演算するとともに、前記モータ136Bを駆
動するドライバ138Bとが接続されている。
【0019】絞り133には、レンズ交換式カメラ10
からの指令や利用者からの指令に基づいて被写体像の明
るさを調節をする際に動力を提供するモータ136D
と、絞り133の絞り位置又は当該絞り133の設定位
置を検出するエンコーダ137Dと、前記エンコーダ1
37Dの検出値を積算又は演算するとともに、前記モー
タ136Dを駆動するドライバ138Dとが接続されて
いる。
【0020】シャッタ134には、レンズ交換式カメラ
10からの指令や利用者からの指令に基づいてシャッタ
閉の状態とシャッタ開の状態とをつくりだす際に動力を
提供するモータ136Eと、シャッタ134のシャッタ
幕の位置を検出するエンコーダ137Eと、前記エンコ
ーダ137Eの検出値を積算又は演算するとともに、前
記モータ136Eを駆動するドライバ138Eとが接続
されている。
【0021】画像安定化装置135には、レンズ交換式
カメラ10若しくはレンズ鏡胴100に設けられている
直交2軸方向のレートセンサ(図示せず)の出力等に基
づいて、被写体像をX−Yの2軸方向に移動させるため
に、被写体像の光軸を傾ける光軸傾斜手段が設けられて
いる。この光軸傾斜手段に対して光軸を2次元方向に傾
斜させるための動力を提供するモータ136Fと、光軸
傾斜手段135による光軸の傾斜角度を検出するエンコ
ーダ137Fとが設けられている。
【0022】前記画像安定化装置135には、前記エン
コーダ137Fの検出値を積算又は演算するとともに、
前記モータ136Fを駆動するドライバ138Fが接続
されている。
【0023】なお、上記の説明では前記画像安定化装置
135は被写体像の光軸を直交2軸方向に傾斜させる光
軸傾斜手段によって被写体画像を安定化する実施の形態
で説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、被写体像を直交2軸方向等に移動させる装置であっ
てもよい。また、前記モータ136Fその他は回転式の
モータに限定されるものではなく、直動式のモータ、又
は圧電素子、その他のアクチュエータを用いて駆動する
ようにしてもよい。
【0024】またレンズ鏡胴100には、前記ドライバ
138A、138B、138D、138E、138F等
の各種ドライバからエンコーダ137A、137B、1
37D、137E、137Fの設定位置等の情報を取得
するとともに、前記各種ドライバに対してモータ136
A、136B、136D、136E、136F等を駆動
する指令を出力する情報処理手段140が設けられてい
る。
【0025】記録手段141には、当該レンズ鏡胴10
0が有する、ズーム、フォーカス、絞り、シャッタ、画
像安定化装置その他の機能をレンズ交換式カメラ10側
にて有効に機能させる駆動制御の処理に関するファーム
ウェアと、その駆動制御に関する数値情報(設定パラメ
ータ)とが記録されている。
【0026】また、記録手段141に記録されているフ
ァームウェアには、レンズ鏡胴100特有の機能に基づ
いた絞り優先モードの処理、シャッター速度優先モード
の処理、自動露出モードの処理、マニュアル露出モード
の処理、ズーム、フォーカス、絞り、シャッター、その
他の駆動に関して微小な位置決めを可能にするとともに
動作音を減少させるマイクロステップを実現させるため
の処理が記録されていてもよい。
【0027】また、記録手段141には、当該レンズ鏡
胴100に設けられている撮像レンズに起因する倍率色
収差、歪曲収差又はシェーディングその他の画像の補正
値を記録することが可能となっている。
【0028】なお、記録手段141は、レンズ鏡胴10
0に対して挿抜自在に設けておいてもよい。記録手段1
41をレンズ鏡胴100に対して挿抜自在に設けておく
ことによって、レンズ交換式カメラ10のファームウェ
アの更新をより容易に実施することが可能となる。
【0029】情報処理手段140(送信手段及び受信手
段、若しくは、第1の送信手段及び第1の受信手段の機
能を含む)は、マウント101に設けられている電気接
点を介してレンズ交換式カメラ10側と情報の送受信を
行うことが可能となっている。また情報処理手段140
は、当該レンズ鏡胴100に設けられているレンズ鏡胴
特有の機能をレンズ交換式カメラ10で利用する際に必
要となる前記ファームウェア及びその制御に関する数値
情報を前記記録手段141から読み出して、レンズ交換
式カメラ10側に出力することが可能となっている。
【0030】また、情報処理手段140は、当該レンズ
鏡胴100に設けられている撮像レンズに起因する倍率
色収差、歪曲収差又はシェーディング等の画像の補正値
を記録手段141から読み出してレンズ交換式カメラ1
0側に出力することが可能となっている。
【0031】情報処理手段140がレンズ交換式カメラ
10側と情報の送受信を行う手段は、前述のようにマウ
ント101に設けられている電気接点を介して情報の送
受信を行ってもよいし、電気接点を用いずに無線による
情報の送受信を行うようにしても本発明の目的を達成す
ることが可能である。
【0032】また、レンズ交換式カメラ10側から当該
レンズ鏡胴100特有の機能を実現する際の制御信号を
受信する代わりに、レンズ交換式カメラ10側にモータ
やドライバの機能を設けておき、機械的にフォーカスレ
ンズ130やズームレンズ131等の制御動力をレンズ
交換式カメラ10側から伝動するカプラー、その他の伝
動手段を設けてもよい。
【0033】レンズ交換式カメラ10の画像処理部に
は、被写体の像を撮像面に結像させて光電変換し、画像
信号として出力する撮像手段150と、撮像手段150
に結像する光を通過させたり遮光したりして光量を調節
するとともに、レンズ鏡胴100を取り外した際に撮像
手段150を保護するシャッタ152と、画像サイズの
変更、シャープネス補正、輪郭処理、コントラスト補正
等の処理を行う画像処理手段153と、アナログの画像
信号をデジタルの画像データに変換するA/D変換器1
54とが設けられている。
【0034】また、画像ファイル等の情報を通信によっ
て他の通信機器と送受信するレンズ交換式カメラ10の
通信手段は、画像ファイル等の情報を電波等の搬送波に
乗せて送信又は受信する近距離用の送受信手段157
(送信手段及び受信手段の機能等を含んでいてもよい)
と、搬送波及び画像ファイル等を送受信するアンテナ1
56と、画像ファイル等の情報を通信ケーブルを介して
他の通信機器と送受信する通信コネクタ162と、レン
ズ交換式カメラ10を装着するクレードルを介して他の
通信機器と情報の送受信を行うクレードルコネクタ16
3とから構成されている。
【0035】また、レンズ交換式カメラ10には、画像
データ等の情報をJPEGやモーションJPEGに代表
される手法で圧縮処理又は間引き処理を施したり圧縮し
た画像データ等を伸張展開処理する圧縮伸張手段167
と、表示手段168(通知手段)に表示する各種の文字
やメッセージのデータ等を画像とともにオンスクリーン
ディスプレイするOSD169と、撮像して得た画像デ
ータに対してホワイトバランス処理を実施したり、ガン
マ変換、YC変換処理、画素数の変換処理、電子ズーム
処理、トリミング処理等を実施する信号処理手段170
と、表示用の画像データを一時的に記憶しておくフレー
ムメモリ171と、デジタルの画像データを表示用のコ
ンポジット信号等に変換するD/A変換器172と、各
部の表示用機器に表示用の信号を出力するコネクタ17
3とが設けられている。
【0036】また、レンズ交換式カメラ10には、電源
スイッチやレリーズボタン、通信ボタン、送信ボタン、
ファンクションスイッチ、十字ボタン、確定スイッチ、
モード切り換えスイッチ等から構成されている入力手段
174と、入力手段174による入力情報及びLED等
の表示手段用の情報を入出力するインターフェースであ
るI/O175と、記録媒体177(記録手段、第2の
記録手段の機能を含んでいてもよい)を着脱可能に装着
する記録媒体装着部178と、記録媒体177に対して
画像データ等の情報を記録したり読み出したりする記録
媒体インターフェース179(記録手段、第2の記録手
段の機能を含んでいてもよい)とが設けられている。な
お、記録媒体177は、メモリーカード等の半導体や、
MO等に代表される磁気記録式、光記録式等に代表され
る着脱可能な記録媒体である。
【0037】また、レンズ交換式カメラ10には、レン
ズ交換式カメラ10全体の制御を行うとともに画像デー
タのサンプリングタイミング制御、画像データの記録制
御、画像データの図形認識、レンズ交換式カメラ10の
機種情報又は機器固有の識別情報の読み込み処理、通信
制御、画像及び音声の記録に関する制御、表示制御等の
制御を行う情報処理手段180(制御信号生成手段、判
断手段、ファームウェア更新手段)と、情報の書き換え
が可能であるとともに記憶した調整用の各種定数、ファ
ームウェア、数値情報、レンズ交換式カメラ10側で動
作する処理プログラム等の情報を電源遮断後も記憶し続
けることが可能な不揮発性メモリ182(記録手段、第
2の記録手段)と、レンズ交換式カメラ10の機種名、
製造番号等の固有の識別情報、動作プログラム、各定
数、表示に関する情報、撮像レンズに起因する画像の補
正値等が記憶されているROM183と、プログラム実
行時の作業領域となる高速読み書き可能な記憶手段であ
るRAM184とが設けられている。
【0038】また、レンズ交換式カメラ10のレンズマ
ウント151には、電気接点が1乃至複数設けられてお
り、レンズ鏡胴100装着時にレンズ鏡胴100のマウ
ント101に設けられている電気接点と接触導通するよ
うに構成されている。このようにして、レンズ鏡胴10
0の情報処理手段140と、レンズ交換式カメラ10の
情報処理手段180とがレンズ交換式カメラ10に設け
られているレンズインターフェース185(送信手段及
び受信手段、若しくは、第2の送信手段及び第2の受信
手段)を介して情報の送受信を行うことが可能となって
いる。また、前記電気接点を介して、レンズ交換式カメ
ラ10側からレンズ鏡胴100側に、動作電力を供給す
ることが可能となっている。
【0039】なお、レンズインターフェース185には
レンズ鏡胴100が装着されているか否かを検出するス
イッチ185A(検出手段)が接続されており、情報処
理手段180はレンズインターフェース185を介し
て、レンズ鏡胴100がレンズ交換式カメラに装着され
ているか否かを検出することが可能となっている。
【0040】なお、レンズインターフェース185がレ
ンズ鏡胴100側と情報の送受信を行う手段は、前述の
ようにマウント151に設けられている電気接点を介し
て情報の送受信を行ってもよいし、電気接点を用いずに
無線による送受信手段(送受信手段157等)を用いて
行うようにしても本発明の目的を達成することが可能で
ある。
【0041】また、レンズ交換式カメラ10からレンズ
鏡胴100側に対して特有の機能を実現する制御信号を
送信する代わりに、レンズ交換式カメラ10側にモータ
やドライバの機能を設けておき、レンズ鏡胴100のフ
ォーカスレンズ130やズームレンズ131等に対して
機械的に制御動力を伝動するカプラー、その他の伝達手
段を設けてもよい。
【0042】レンズ交換式カメラ10の情報処理手段1
80がレンズ鏡胴100の情報処理手段140に対して
出力する情報は、フォーカスレンズユニット130の駆
動指令、ズームレンズユニット131の駆動指令、絞り
133の駆動指令等の制御情報、シャッタ134の駆動
指令、画像安定化装置145の制御指令や、レンズ鏡胴
100のステータスを取得する旨の情報等である。
【0043】また、レンズ鏡胴100の情報処理手段1
40から受信する設定情報は、フォーカスレンズユニッ
ト130の位置情報、ズームレンズユニット131の位
置情報、絞り133の位置情報等のステータス情報、シ
ャッタ幕の位置、画像安定化装置135が設定している
光軸の傾斜角度その他の設定情報である。
【0044】また、レンズ鏡胴100の情報処理手段1
40から受信するファームウェア及び数値情報は、レン
ズ交換式カメラ10では未対応であるところのレンズ鏡
胴100特有のズーム、フォーカス、絞り、シャッタ、
画像安定化装置その他の機能をレンズ交換式カメラ10
にて有効に働かせる駆動制御に関するファームウェア及
び数値情報である。
【0045】また、レンズ鏡胴100の情報処理手段1
40から受信するファームウェアには、レンズ鏡胴10
0特有の機能に基づいた絞り優先モードの処理、シャッ
ター速度優先モードの処理、自動露出モードの処理、マ
ニュアル露出モードの処理、ズーム、フォーカス、絞
り、シャッター、その他の駆動に関して微小な位置決め
を可能にするとともに動作音を減少させるマイクロステ
ップを実現させるための処理が含まれていてもよい。
【0046】また、レンズ鏡胴100の情報処理手段1
40から受信する情報には、レンズ鏡胴100に設けら
れている各種レンズに起因する倍率色収差、歪曲収差又
はシェーディング等の画像の補正値に関する情報その他
が含まれていてもよい。
【0047】また、レンズ交換式カメラ10には、時を
刻むカレンダ時計190と、レンズ交換式カメラ10を
駆動するための各種電力を供給する電源191と、外部
の電源から電力の供給を受ける電源コネクタ192と、
撮像時に被写体に光を発光して光量不足を補う発光手段
193と、該発光手段193の発光タイミングや発光す
る光量の調節を行う発光制御手段194とが設けられて
いる。
【0048】電子カメラ10の情報処理手段180と画
像処理手段153、A/D変換器、送受信手段157、
圧縮伸長手段167、I/O175、OSD169、信
号処理手段170、記録媒体インターフェース179、
不揮発性メモリ182、ROM183、RAM184、
カレンダ時計190、レンズインターフェース185そ
の他の各回路はバス199で接続されており、互いに情
報の伝達を高速で行うことが可能となっている。
【0049】また、レンズ鏡胴100の記録手段141
にレンズ鏡胴100特有の機能をレンズ交換式カメラ1
0側で実現させるためのファームウェアや数値情報を記
録しておき、情報処理手段180がその情報をレンズイ
ンターフェース185を介して取得する代わりに、記録
媒体177にレンズ鏡胴100が有する、ズーム、フォ
ーカス、絞り、シャッタ、画像安定化装置その他の機能
を実現させるためのファームウェアと、その駆動制御に
関する数値情報等を記録しておき、スイッチ185Aが
レンズ鏡胴100が装着されたことを検出すると、記録
媒体インターフェース179を介して前記ファームウェ
アを読み出すようにしてもよい。記録媒体177にファ
ームウェア等の情報を記録しておくことによって、レン
ズ交換式カメラ10のファームウェアの更新をより容易
に実施することが可能となる。
【0050】レンズインターフェース185は、マウン
ト151に設けられている電気接点を介してレンズ鏡胴
100と情報の送受信を行うことが可能となっており、
レンズ鏡胴100特有の機能をレンズ交換式カメラ10
で利用する際に必要となるファームウェア及びその制御
に関する数値情報を、情報処理手段140から受信する
ことが可能となっている。
【0051】また、レンズインターフェース185は、
装着されているレンズ鏡胴100の撮像レンズに起因す
る倍率色収差、歪曲収差又はシェーディング等の画像の
補正値を、情報処理手段140から受信することが可能
となっている。
【0052】図2に、本発明に係るレンズ交換式カメラ
における電源投入後処理のフローチャートを示す。
【0053】同図に示すように、利用者がレンズ交換式
カメラ10の入力手段174に設けられている電源スイ
ッチを「起動」又は「ON」の状態に設定すると、情報
処理手段180が実行する処理はステップS100「電
源投入後処理」(以降S100のように省略して記載す
る)に分岐してくる。そして、次のS102「周辺回路
設定」の処理に進む。
【0054】S102では、情報処理手段180は、画
像処理手段153、A/D変換器、送受信手段157、
圧縮伸長手段167、I/O175、OSD169、信
号処理手段170、記録媒体インターフェース179、
不揮発性メモリ182、ROM183、RAM184、
カレンダ時計190、レンズインターフェース185そ
の他の各回路と通信を行って、各処理回路の初期設定を
指示し、ステータスを取得する。
【0055】次のS104「レンズ鏡胴と通信」では、
先ず情報処理手段180はレンズ交換式カメラ10にレ
ンズ鏡胴100が装着されているか否かをレンズインタ
ーフェース185に問い合わせて検出する。レンズ鏡胴
100が装着されていないと判断した場合には、処理は
次のS106「更新用ファームウェア有?」の判断に進
む。
【0056】また、もしレンズ鏡胴100が装着されて
いると判断した場合には、レンズ鏡胴100に設けられ
ている情報処理手段140と通信を確立して、記録手段
141に記録されている更新用ファームウェアの識別情
報、数値情報の識別情報、レンズ鏡胴100の撮像レン
ズに起因する倍率色収差、歪曲収差又はシェーディング
等の画像の補正値に関する情報を取得して、次のS10
6「更新用ファームウエア有?」の判断に進む。
【0057】S106で情報処理手段180(比較手
段)は、S104にて取得したファームウェアの識別情
報等と、不揮発性メモリ182等の記録手段に記録され
ている、ファームウェアの識別情報、数値情報の識別情
報、撮像レンズに起因する倍率色収差、歪曲収差又はシ
ェーディング等の画像の補正値に関する情報を読み出し
て、比較する。
【0058】もし、不揮発性メモリ182等の記録手段
から読み出した情報と、S104にてレンズ鏡胴100
から読み出した情報とが一致している場合には、処理は
S118「レンズ鏡胴設定」の処理に分岐する。
【0059】また、もし不揮発性メモリ182等の記録
手段から読み出した情報と、S104にてレンズ鏡胴1
00から読み出した情報とが一致していない場合(利用
者が新たにレンズ鏡胴100をレンズ交換式カメラ10
に装着した後に、電源スイッチを「起動」の状態に設定
した場合などにおいて、レンズ鏡胴100に記録されて
いるファームウェアの方が新しいと判断した場合)に
は、情報処理手段180が実施する処理は、次のS10
8「利用者にフォームウェア更新判断を乞う」の処理に
進む。
【0060】S108にて情報処理手段180は、OS
D169に対して「レンズ鏡胴に対応したファームウェ
アをインストールしますか?(Y/N)」等の表示情報
を出力する。するとその旨の情報はD/A変換器172
を介して表示手段168(通知手段)に表示され、利用
者に対して通知される。
【0061】S108にて通知される情報は、レンズ鏡
胴100の記録手段141に記録されている1乃至複数
のファームウェアを、レンズ鏡胴から受信する1乃至複
数のファームウェアに選択的に更新するか否かを個別に
問う表示をしてもよい。
【0062】利用者が、入力手段174を介してファー
ムウェアの更新をしない旨の指示を入力した場合には、
処理はS110「数値情報受信」に分岐して、ファーム
ウェアの更新処理は行わずに数値情報(設定パラメー
タ)のみを受信して更新する処理を行う。
【0063】また利用者が、入力手段174を介して1
乃至複数のファームウェアを選択的に更新する旨の指
示、若しくは、全てのファームウェアの更新をする旨の
指示を行った場合には、処理は次のS112「ファーム
ウェア、数値情報受信」に進む。
【0064】S112では、情報処理手段180は、レ
ンズインターフェース185に対してレンズ鏡胴100
の記録手段141に記録されているファームウェアや数
値情報の送信要求を指示する。するとレンズインターフ
ェース185は、マウント151に設けられている電気
接点を介して、レンズ鏡胴100に対してファームウェ
アや数値情報の送信要求を出力する。
【0065】前記送信要求を受信したレンズ鏡胴の情報
処理手段140は、受信したファームウェアや数値情報
の送信要求に基づいて、記録手段141に記録されてい
るレンズ鏡胴100特有のズーム、フォーカス、絞り、
シャッタ、画像安定化装置その他の機能をレンズ交換式
カメラ10にて有効に働かせる駆動制御に関するファー
ムウェアのモジュール及び数値情報を読み出す処理を行
う。そして情報処理手段140は、前記読み出したファ
ームウェアや数値情報を、レンズインターフェース18
5に対して送信する処理を行う。
【0066】また、このとき同時に情報処理手段140
は、レンズ鏡胴100に設けられている各種レンズに起
因する倍率色収差、歪曲収差又はシェーディング等の画
像の補正値に関する情報を読み出して、レンズインター
フェース185に対して送信するようにしてもよい。
【0067】レンズインターフェース185がレンズ鏡
胴100側の情報処理手段140から受信したファーム
ウェアや数値情報は、情報処理手段180が読み取る。
そして全ての情報を読み取ったと判断した場合には、情
報処理手段180が実施する処理は次のS114「受信
したファームウェア等を記録手段に記録」に進む。
【0068】S114では、情報処理手段180(ファ
ームウェア更新手段)は、受信したファームウェア(レ
ンズ鏡胴100特有の機能をレンズ交換式カメラ10側
にて実現させるためのファームウェア)のモジュールや
数値情報、及びその識別情報等を不揮発性メモリ182
等の記録手段に記録する処理を行い、次のS116「ス
タートアップ・メインループのファームウェア再編成」
に進む。
【0069】S116では、記録手段に記録されたファ
ームウェアや数値情報に基づいて既存のファームウェア
のスタートアップルーチンやメインループルーチンを書
き換えて、受信したファームウェアのモジュールや数値
情報を利用可能なように再編成する処理を行う。
【0070】不揮発性メモリ182にファームウェアや
数値情報が記録されて、ファームウェアのスタートアッ
プルーチンやメインループルーチンの再編成が終了する
と、以降情報処理手段180は記録されているファーム
ウエアや数値情報を利用してレンズ鏡胴100に設けら
れている特有の機能を利用することが可能となる。
【0071】次のS118「レンズ鏡胴設定」では、情
報処理手段180はレンズ鏡胴100が初期化処理を行
うべく指示を、レンズインターフェース185を介して
レンズ鏡胴100の情報処理手段140に対して出力す
る。
【0072】前記レンズ鏡胴100が初期化処理を行う
べく指示を受信したレンズ鏡胴100の情報処理手段1
40は、当該レンズ鏡胴のフォーカスレンズ130、ズ
ームレンズ131、絞り133、シャッタ134、画像
安定化装置135その他の駆動系の原点を定めるなどの
初期化処理を行う。S118にて初期化処理が終了する
と、電源投入後処理(スタートアップ処理)を終了すべ
くS120「終了」に進む。
【0073】上記の電源投入後処理が終了すると、レン
ズ交換式カメラ10の情報処理手段180が実施する処
理は、図3に示すS200「メインループ」の処理に進
み、次のS202「レンズ鏡胴が新たに装着されたか
?」の判断に進む。
【0074】S202で情報処理手段180は、レンズ
インターフェース185を介してレンズ鏡胴100が装
着されていることを検出する、スイッチ185Aの状態
を取得する。
【0075】もし、スイッチ185Aが、レンズ鏡胴1
00が装着されていない状態から装着されている状態に
変遷していることを検出すると、情報処理手段180は
レンズ鏡胴が新たに装着されたと判断して、処理を図2
のS104に戻し、再びレンズ鏡胴と通信を試みる。ま
た、もし、レンズ鏡胴が新たに装着されていないと判断
した場合には、処理は次のS204「処理モード判断」
に進む。
【0076】S204では、現在レンズ交換式カメラ1
0に設定されている処理モードが、「再生モード」であ
るか、「自動撮像モード」であるか、「手動撮像モー
ド」であるか、又は「電源スイッチOFF」であるか等
の判断を行って、それぞれのモードに応じた処理ルーチ
ンに分岐する処理を行う。もしレンズ交換式カメラ10
に設定されているモードが「手動撮像モード」である場
合には、情報処理手段180が実施する処理は、S21
0「手動撮像モード」に分岐する。
【0077】図4に、手動撮像モードの処理ルーチンを
示す。
【0078】図3に示したS204の判断にて、レンズ
交換式カメラ10に設定されているモードが「手動撮像
モード」であると判断した場合には、処理はS210
「手動撮像モード」に分岐してきて、次のS300「サ
イレントモード?」の判断に進む。
【0079】S300で情報処理手段180は、現在の
レンズ交換式カメラ10に設定されているモードがサイ
レントモードに設定されているか否かの判断を行ってい
る。サイレントモードとは、装着されているレンズ鏡胴
100のズームレンズ131、フォーカスレンズ13
0、絞り133、シャッタ134、画像安定化装置13
5その他の駆動に関して微小な位置決めを可能にすると
ともに、動作音を減少して静かに駆動するマイクロステ
ップの機能(サイレントモード)を有効にするモードで
ある。
【0080】もしS300の判断にて、サイレントモー
ドが設定されていると判断した場合には、処理はS30
2「サイレントモード設定」に進み、情報処理手段18
0はレンズ鏡胴100においてサイレントモードを機能
させるにあたって必要となるマイクロステップ用のファ
ームウェアの処理ルーチンと、各種数値情報(定数等の
設定パラメータ)を不揮発性メモリ182等から読み出
して、RAM184の作業領域に記録する。そしてサイ
レントモードの機能を有効にする。
【0081】以降、レンズ交換式カメラ10ではサイレ
ントモードが有効となり、装着されているレンズ鏡胴1
00のズームレンズ131、フォーカスレンズ130、
絞り133、シャッタ134、画像安定化装置135そ
の他の駆動を実施する際には前記マイクロステップ用の
ファームウェアの処理ルーチンが利用されて、微小な位
置決めが可能になるとともに、動作音が減少する。当該
サイレントモード設定処理が終了すると、次のS310
「マクロ撮像モード?」の判断に進む。
【0082】もしS300の判断にて、サイレントモー
ドが設定されていないと判断した場合には、処理はS3
04「サイレントモード解除」に分岐して、情報処理手
段180はサイレントモードの機能を無効にする処理を
行う。すると以降、装着されているレンズ鏡胴100の
ズームレンズ131、フォーカスレンズ130、絞り1
33、シャッタ134、画像安定化装置135その他の
駆動を実施する際には前記マイクロステップを行わな
い。当該サイレントモード解除処理が終了すると、次の
S310「マクロ撮像モード?」の判断に進む。
【0083】なお、利用者が先のS108(図2参照)
にて当該サイレントモードの機能を実現するファームウ
ェアのインストールを指示しなかった場合には、S30
0の処理はメインループには記述されない。また、以下
に示す他の機能も同様である。
【0084】S310で情報処理手段180は、現在の
レンズ交換式カメラ10に設定されている撮像モード
が、近距離での撮像を可能とするマクロ撮像モードに設
定されているか否かの判断を行っている。
【0085】もしS310の判断にて、マクロモードに
設定されていると判断した場合には、処理はS312
「マクロモード設定」に進み、情報処理手段180は、
現在装着されているレンズ鏡胴100をマクロモードに
設定し、装着されているレンズ鏡胴100のズームレン
ズ131、フォーカスレンズ130のカム形状に応じた
制御を実施することが可能となる。当該マクロモード設
定処理が終了すると、次のS320「フォーカス駆動指
示有?」の判断に進む。
【0086】もしS310の判断にて、マクロモードが
設定されていないと判断した場合には、処理はS314
「マクロモード解除」に分岐して、情報処理手段180
はマクロモードの設定を解除にする処理を行って、次の
S320「フォーカス駆動指示有?」の判断に進む。
【0087】図5に、各撮像モード時におけるズームレ
ンズの設定位置とフォーカスレンズの設定位置との関係
を示す。
【0088】通常撮像時には、ズーム設定位置は同図に
示すの範囲(ワイドとテレの間の範囲)にて設定可能
となっており、そのズーム設定位置においてフォーカス
設定位置は同図に示すの範囲(至近と無限遠との間の
範囲)にてのみ設定が可能となっている。
【0089】またマクロ撮像時には、レンズ鏡胴100
のズームレンズ131のカム形状に基づいたズーム設定
位置は、同図に示すの範囲(ワイドとテレの間の一部
の範囲)にてのみ設定することが可能となっている。そ
のズーム設定位置の範囲における、フォーカスレンズ1
30のカム形状に基づいたフォーカス設定位置は、同図
に示すの範囲(至近とマクロ至近との間の範囲)にて
のみ設定することが可能となっている。
【0090】本発明に係るレンズ鏡胴によれば、レンズ
鏡胴100の記録手段141に、同図に示す〜の範
囲に制御する際に必要となるズームレンズ131制御用
のファームウェア及びその数値情報と、フォーカスレン
ズ130制御用のファームウェア及びその数値情報とが
記録されている。また、本発明に係るレンズ交換式カメ
ラ10では、前記記録手段141に記録されているファ
ームウェア及びその数値情報を取得して、フォーカスレ
ンズ130及びズームレンズ131の制御に用いること
によって、レンズ鏡胴100に設けられている各種の機
能を有効に利用することが可能となっている。
【0091】更に同図に示すような、レンズ鏡胴100
にはマクロ撮像モードよりも更に近距離の被写体の撮像
を行うことを可能とする、スーパーマクロの機能が設け
られている場合について説明する。スーパーマクロ設定
時には、レンズ鏡胴100のズームレンズ131のカム
形状に基づいたズーム設定位置は、同図に示すの位置
にてのみ設定することが可能となっている。そのズーム
設定位置における、フォーカスレンズ130のカム形状
に基づいたフォーカス設定位置は、同図に示すの範囲
(至近と無限遠との間の範囲)にて設定することが可能
となっている。
【0092】本発明に係るレンズ鏡胴によれば、レンズ
鏡胴100の記録手段に同図に示すとの範囲にて撮
像する際に必要となる、ズームレンズ131制御用のフ
ァームウェア及びその数値情報と、フォーカスレンズ1
30制御用のファームウェア及びその数値情報とが記録
されている。更に、本発明に係るレンズ交換式カメラ1
0では、前記記録手段141に記録されているファーム
ウェア及びその数値情報を取得して、フォーカスレンズ
130及びズームレンズ131の制御に用いることによ
って、レンズ鏡胴100に設けられている特有のスーパ
ーマクロの機能を有効に利用することが可能となってい
る。
【0093】図4に示すS320にて情報処理手段18
0は、入力手段174を介してフーカス駆動の指示が入
力されたか否かの判断を行っている。もし、S320の
判断にてフォーカス駆動の指示が入力されたと判断した
場合には、処理はS322「フォーカス駆動」に分岐す
る。
【0094】S322にて情報処理手段180は、入力
されたフォーカス駆動の指示と、レンズ鏡胴100に設
けられているフォーカスレンズ130の駆動に関する数
値情報とに基づいたフォーカス制御信号を生成して、レ
ンズインターフェース185を介してレンズ鏡胴100
に送信する指示を出力する。
【0095】前記制御信号を受信したレンズ鏡胴100
の情報処理手段140は、フォーカスレンズ130駆動
用のドライバ138Aに対して駆動指令を出力する。フ
ォーカスレンズ130駆動用のドライバ138Aでは、
受信した駆動信号に基づいた制御信号をモータ136A
に出力するとともに、そのフィードバック信号をエンコ
ーダ137Aから取得して、モータ136Aを制御する
処理を行う。その結果、入力されたフォーカス駆動の指
示に沿ったフォーカス制御がなされる。
【0096】また、もしS320の判断にてフォーカス
駆動の指示が入力されていないと判断した場合には、処
理はS330「ズーム駆動指示有?」の判断に進む。
【0097】S330で情報処理手段180は、入力手
段174を介してズーム駆動の指示が入力されたか否か
の判断を行っている。もし、S330の判断にてズーム
駆動の指示が入力されたと判断した場合には、処理はS
332「ズーム駆動」に分岐する。
【0098】S332にて情報処理手段180は、入力
されたズーム駆動の指示と、レンズ鏡胴100に設けら
れているズームレンズ131の駆動に関する数値情報と
に基づいてズーム制御信号を生成して、レンズインター
フェース185を介してレンズ鏡胴100に送信する指
示を出力する。
【0099】前記制御信号を受信したレンズ鏡胴100
の情報処理手段140は、ズームレンズ131駆動用の
ドライバ138Bに対して駆動指令を出力する。ズーム
レンズ131駆動用のドライバ138Bでは、受信した
駆動信号に基づいた制御信号をモータ136Bに出力す
るとともに、そのフィードバック信号をエンコーダ13
7Bから取得してモータ136Bを制御する処理を行
う。その結果、入力されたズーム駆動の指示に沿ったズ
ーム制御がなされる。
【0100】また、もしS330の判断にてズーム駆動
の指示が入力されていないと判断した場合には、処理は
S340「絞り駆動指示有?」の判断に進む。
【0101】S340にて情報処理手段180は、入力
手段174を介して絞り駆動の指示が入力されたか否か
の判断を行っている。もし、S340の判断にて絞り駆
動の指示が入力されたと判断した場合には、処理はS3
42「絞り駆動」に分岐し、情報処理手段180は、入
力された絞り駆動の指示と、レンズ鏡胴100に設けら
れている絞り133の駆動に関する数値情報とに基づい
て絞り制御信号を生成して、レンズインターフェース1
85を介してレンズ鏡胴100に送信する指示を出力す
る。
【0102】前記制御信号を受信したレンズ鏡胴100
の情報処理手段140は、絞り133駆動用のドライバ
138Dに対して駆動指令を出力する。絞り133駆動
用のドライバ138Dでは、受信した駆動信号に基づい
た制御信号をモータ136Dに出力するとともに、その
フィードバック信号をエンコーダ137Dから取得して
モータ136Dを制御する処理を行う。その結果、入力
された絞り駆動の指示に沿った絞りの制御がなされる。
【0103】また、もしS340の判断にて絞り駆動の
指示が入力されていないと判断した場合には、処理はS
350「シャッタ設定指示有?」の判断に進む。
【0104】S350にて情報処理手段180は、入力
手段174を介して、シャッタスピード設定の指示が入
力されたか否かの判断を行っている。もし、S350の
判断にてシャッタスピード設定の指示が入力されたと判
断した場合には、処理はS352「シャッタスピード設
定」に分岐し、情報処理手段180は、入力されたシャ
ッタスピード設定の指示に基づいて、撮像時の露光時間
を設定する処理を行う。
【0105】なお撮像時には、情報処理手段180が前
記設定されたシャッタスピード、又はシャッタタイミン
グにてシャッタ134を制御する制御信号を生成して、
レンズインターフェース185を介してレンズ鏡胴10
0に送信する指示を、出力する。
【0106】前記制御信号を受信したレンズ鏡胴100
の情報処理手段140は、シャッタ134駆動用のドラ
イバ138Eに対して駆動指令を出力する。シャッタ1
34駆動用のドライバ138Eでは、受信した駆動信号
に基づいた制御信号をモータ136Eに出力するととも
に、そのフィードバック信号をエンコーダ137Eから
取得してモータ136Eを制御する処理を行う。その結
果、入力されたシャッタスピード、又はシャッタタイミ
ングの指示に沿ったシャッタ134の制御がなされる。
【0107】また、もしS350の判断にて、シャッタ
スピード設定の指示が入力されていないと判断した場合
には、処理はS360「補助光設定指示有?」の判断に
進む。
【0108】S360にて情報処理手段180は、入力
手段174を介して、補助光発光モード設定の指示が入
力されたか否かの判断を行っている。もし、S360の
判断にて補助光発光モード設定の指示が入力されたと判
断した場合には、処理はS362「補助光設定処理」に
分岐し、情報処理手段180は、入力された補助光発光
モード設定の指示に基づいて、撮像時の補助光の発光モ
ードを設定する処理を行う。なお、補助光の発光モード
とは、強制発光、強制発光禁止、自動光量調節発光、赤
目防止、プレ発光、又は発光光量指定、その他の発光モ
ードである。
【0109】なお撮像時には、情報処理手段180は前
記設定された補助光発光モードにて発光手段193を制
御する制御信号を生成して、発光制御手段194に出力
する。また、発光手段がレンズ鏡胴100に設けられて
いる場合には、生成した制御信号をレンズインターフェ
ース185を介してレンズ鏡胴100に送信する指示を
出力する。
【0110】前記発光手段の制御信号を受信したレンズ
鏡胴100の情報処理手段140は、レンズ鏡胴に設け
られている発光制御手段(図示せず)に対して発光を制
御する信号を生成して出力する。前記発光制御手段は、
レンズ鏡胴100に設けられている発光手段に対して電
力を供給して、撮像時における補助光の発光制御を実施
する処理を行う。
【0111】また、もしS360の判断にて、補助光設
定指示の入力がなされていないと判断した場合には、処
理は次のS390「画像安定化処理」に進む。
【0112】S390にて情報処理手段180は、撮像
手段150が撮像した画像の動きを解析した結果によ
る、撮像画像のぶれ方向及びその量、若しくは直交2軸
方向のレートセンサの出力値等に基づいて、被写体像を
X−Yの2軸方向に安定化制御させるための制御信号を
生成する。そして生成した制御信号を、レンズインター
フェース185を介してレンズ鏡胴100に送信する指
示を出力する。
【0113】前記制御信号を受信したレンズ鏡胴100
の情報処理手段140は、画像安定化装置135駆動用
のドライバ138Fに対して制御指令を出力する。画像
安定化装置135のドライバ138Fでは、受信した制
御指令に基づいた制御信号をモータ136Fに出力する
とともに、そのフィードバック信号をエンコーダ137
Fから取得してモータ136Fを制御する処理を行う。
その結果光軸が制御されて、撮像手段150に結像する
被写体像のぶれが減少する。また、当該画像安定化の処
理は、レンズ鏡胴100側にて実施してもよい。
【0114】次のS392「レリーズボタンON?」の
判断では、情報処理手段180は入力手段174に設け
られているレリーズボタン(撮像を指示するボタン)が
押されたか否かの判断を行っている。もし、利用者によ
ってレリーズボタンが押されたと判断した場合には、処
理は次のS394「撮像処理」に進む。
【0115】また、もしレリーズボタンが押されていな
いと判断した場合には、情報処理手段180が実施する
処理はS202に戻る。
【0116】レリーズボタンが押される以前において
は、撮像する像はフォーカスレンズユニット130、ズ
ームレンズユニット131、及び画像安定化装置135
によって撮像手段150の撮像面に結像され、結像した
被写体像は光電変換されて画像処理手段153に出力さ
れる。画像処理手段153では、この画像信号に対して
相関二重サンプリングや増幅、ノイズの低減処理等の画
像処理を実施し、A/D変換器154にてデジタルデー
タに変換することが可能となっている。
【0117】該デジタルデータに変換した画像データは
情報処理手段180の指令により信号処理手段170に
転送され、画像のホワイトバランスやガンマ補正、YC
変換、ズーム処理、画素数変換処理等の画像処理が施さ
れた後に、一時期VRAM等のフレームメモリ171に
記憶される。
【0118】情報処理手段180は、フレームメモリ1
71に記憶されている画像データを逐次D/A変換器1
72に伝達する指示を行い、OSD169から発生され
るキャラクタ等の情報とともに表示手段168に表示し
ている。
【0119】S394では、先ずAE判定、絞り/シャ
ッタ追加設定等の補助処理を行う。AE判定では、手動
撮像モードにおける露出制御の判定を行って、過度に露
出がずれている場合には警告を表示したり、自動でAE
補正を実施する。そして絞り133、シャッタ134、
補助光の発光等の制御信号を生成して、出力する処理を
行う。
【0120】撮像の条件が定まると、情報処理手段18
0は撮像の処理に入り、A/D変換器154にてデジタ
ルデータに変換された画像データをRAM184に記録
する処理を行う。
【0121】撮像した画像を記録媒体177に記録する
場合には、前記RAM184に記憶されている画像を逐
次読み出して信号処理手段170に転送して、画像のホ
ワイトバランスやガンマ補正、YC変換、ズーム処理、
画素数変換処理等の画像処理を施して各色の階調変換、
画像サイズの変換処理等を実施した後に、圧縮伸張手段
167に転送する。
【0122】圧縮伸張手段167にて所定の条件で圧縮
処理が実施された画像データは、情報処理手段180の
指示に基づいて再び一時期RAM184のFILE用ワ
ーク領域に一時記憶され、その後に記録用の画像データ
に変換した後に記録媒体インターフェース179に対し
て出力され、順次記録媒体177に記録される。
【0123】また、情報処理手段180は、レンズイン
ターフェース185を介してレンズ鏡胴100の情報処
理手段140に対して、撮像に用いた撮像レンズに起因
する倍率色収差、歪曲収差又はシェーディング等の画像
の補正値に関する情報の出力を要求してもよい。すると
レンズ鏡胴100の情報処理手段140は、前記撮像レ
ンズに起因する画像の補正値を補正値記録手段141か
ら取得して、レンズ交換式カメラ10の側に出力する。
【0124】レンズ交換式カメラ10の情報処理手段1
80では、レンズマウント151に設けられている電気
接点とレンズインターフェース185とを介して前記補
正値を取得する。そして、撮像に用いた撮像レンズに起
因する画像の補正値と、撮像した画像とを関連付けて、
記録媒体インターフェース179を介して記録媒体17
7に出力することが可能となる。
【0125】S394にて撮像に関する処理が終了する
と、情報処理手段180が実施する処理はS202に戻
る。
【0126】なお、上記の説明では本発明に係る撮像装
置を、被写体像をCCD等の撮像手段上に結像して光電
変換し、取得した画像をデジタルデータに変換して記録
又は出力するレンズ交換式カメラとした実施の形態で説
明したが、本発明はレンズ交換式カメラに限定されるも
のではなく、画像を銀塩フイルム上に結像して露光し記
録する銀塩カメラであっても本発明の目的を達成するこ
とが可能である。
【0127】また、本発明に係る撮像装置が銀塩カメラ
である場合には、画像を撮像した撮像レンズに起因する
倍率色収差、歪曲収差、又はシェーディング等の画像の
補正値と、撮像した画像とを関連付けて銀塩フイルム等
の記録手段に記録する。また、本発明に係る撮像装置は
静止画を記録する撮像装置に限定されるものではなく、
動画を撮像する撮像装置であっても本発明の目的を達成
することが可能である。
【0128】また、本発明によれば、レンズ交換式カメ
ラ側にて撮像又は再生に関する新たな機能を実現するた
めのファームウェア等を記録する記録手段141と、フ
ァームウェアを記録手段141から読み出してレンズ交
換式カメラ10に送信する情報処理手段140(送信手
段)とを備えるものの、撮像レンズを有しないダミーレ
ンズ鏡胴をレンズ交換式カメラ10に装着することによ
って、レンズ交換式カメラ10に記録されている古いフ
ァームウェアを容易に更新することが可能となる。な
お、当該ダミーレンズ鏡胴は、レンズ交換式カメラ10
のファームウェア更新用に販売されていてもよい。
【0129】したがって、上述の発明によれば、レンズ
交換式カメラ10が開発された時点では存在しなかった
新たな機能や高機能な制御方法(制御プログラム)を、
後から当該レンズ交換式カメラ10にて利用することが
可能となる。また、ファームウェアの書き換えを機能毎
(部分毎)に選択することが可能なように構成すること
によって、借用したレンズ鏡胴を装着したために、操作
体系や表示手段に表示されるメニュー画面が替わってし
まうことによって生じる不便さを、防止することが可能
となる。
【0130】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るレンズ
鏡胴によれば、レンズ鏡胴特有の機能をレンズ交換式カ
メラ側にて実現させるためのファームウェアを記録する
記録手段と、ファームウェアを前記記録手段から読み出
してレンズ交換式カメラに送信する送信手段と、レンズ
鏡胴特有の機能を実現する際の制御信号をレンズ交換式
カメラから受信する受信手段又は当該レンズ固有の機能
を実現する制御動力をレンズ交換式カメラから伝動する
伝動手段とを備えたので、レンズ鏡胴特有の機能をレン
ズ交換式カメラにて実現させるためのファームウェアを
容易に更新することが可能となる。
【0131】また他の発明の形態によれば、レンズ交換
式カメラに装着可能なレンズ鏡胴特有の機能をレンズ交
換式カメラ側にて実現させるためのファームウェアをレ
ンズ鏡胴から受信する受信手段と、受信したファームウ
エアを記録する記録手段と、記録手段に記録されている
ファームウェアを読み出して実行して前記レンズ鏡胴特
有の機能を実現する際の制御信号を生成する制御信号生
成手段と、制御信号生成手段が生成した制御信号をレン
ズ鏡胴に対して送信する送信手段とを備えたので、レン
ズ鏡胴特有の機能をレンズ交換式カメラにて実現させる
ためのファームウェアを容易に更新することが可能とな
る。
【0132】本発明によれば、元々レンズ交換式カメラ
に記録されていたファームウェアでは、絞りの制御が開
放(F2.8)とF8の2段のみしか対応していなかっ
たが、後に多段絞り(F2、F2.8、F4、F5.
6、F8、F11、F16等に絞り値を設定可能)の機
能を有するレンズ鏡胴が新たに開発された際には、新た
なレンズ鏡胴をレンズ交換式カメラに装着するのみでレ
ンズ交換式カメラのファームウェアが更新されて、新た
なレンズ鏡胴特有の多段絞りの機能を利用することが可
能となる。
【0133】また、表示手段に表示された情報に基づい
て、利用者がレンズ鏡胴に対応したファームウェアの一
部又は全部をインストールしない旨の指示を入力した場
合には、ファームウェアの更新処理は行わないので、従
来どおり絞り開放(F2.8)とF8の2段だけで動作
するように、数値情報と絞りの動作パターンとが設定さ
れ、従来どおりの使用方法で撮像を実施することが可能
となる。
【0134】この機能は、他人のレンズ交換式カメラを
一時的に借用して、自分の撮像レンズを用いて撮像を実
施する場合等において勝手にファームウェアを書き換え
てしまうことが無いという点でたいへん有用な機能であ
る。
【0135】また、他人が所有するレンズ鏡胴を一時的
に借用して、自分のレンズ交換式カメラにて撮像を実施
する場合等においても、勝手にファームウェアを書き換
えてしまうことが無いという点で有用な機能である。
【0136】また、通常のマクロ撮像モードに加えてス
ーパーマクロモードの機能を備えたレンズ鏡胴を装着し
た場合においても、利用者がレンズ鏡胴に対応したファ
ームウェアをインストールしない旨の指示を入力した場
合には、スーパーマクロモードに関するファームウェア
の更新を行わないので、通常のマクロモードを有するレ
ンズ鏡胴と同一の機能を同一の操作方法で利用すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレンズ鏡胴及びレンズ交換式カメ
ラの構成を示す信号処理系のブロック図
【図2】本発明に係るレンズ交換式カメラにおける電源
投入後処理のフローチャート
【図3】本発明に係るレンズ交換式カメラのメインルー
プ処理のフローチャート
【図4】本発明に係るレンズ交換式カメラにおける手動
撮像モード処理のフローチャート
【図5】各撮像モード時におけるズームレンズの設定位
置とフォーカスレンズの設定位置との関係を示す図
【符号の説明】
10…レンズ交換式カメラ、100…レンズ鏡胴、10
1…マウント、130…フォーカスレンズユニット、1
31…ズームレンズユニット、133…絞り、134…
シャッタ、135…画像安定化装置、136A、136
B、136D、136E、136F…モータ、137
A、137B、137D、137E、137F…エンコ
ーダ、138A、138B、138D、138E、13
8F…ドライバ、140…情報処理手段、141…補正
値記録手段、150…撮像手段、151…レンズマウン
ト、152…シャッタ、153…画像処理手段、154
…A/D変換器、156…アンテナ、157…送受信手
段、162…通信コネクタ、163…クレードルコネク
タ、167…圧縮伸張手段、168…表示手段、169
…OSD、170…信号処理手段、171…フレームメ
モリ、172…D/A変換器、174…入力手段、17
5…I/O、177…記録媒体、178…記録媒体装着
部、179…記録媒体インターフェース、180…情報
処理手段、182…不揮発性メモリ、183…ROM、
184…RAM、185…レンズインターフェース、1
85A…スイッチ、190…カレンダ時計、191…電
源、192…電源コネクタ、193…発光手段、194
…発光制御手段、199…バス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 5/00 G03B 9/02 Z 9/02 9/08 Z 9/08 17/14 17/14 H04N 5/225 D H04N 5/225 101:00 // H04N 101:00 G02B 7/04 Z Fターム(参考) 2H044 AE01 AE07 AE09 AJ06 DA01 DA02 2H080 CC01 2H081 AA64 2H101 EE01 EE08 EE13 EE21 EE26 EE71 5C022 AB00 AC54 AC69 AC74

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ交換式カメラに装着可能なレンズ
    鏡胴において、 当該レンズ鏡胴特有の機能をレンズ交換式カメラ側にて
    実現させるためのファームウェアを記録する記録手段
    と、 前記ファームウェアを前記記録手段から読み出してレン
    ズ交換式カメラに送信する送信手段と、 当該レンズ鏡胴特有の機能を実現する際の制御信号をレ
    ンズ交換式カメラから受信する受信手段、又は当該レン
    ズ固有の機能を実現する制御動力をレンズ交換式カメラ
    から伝動する伝動手段と、 を備えたことを特徴とするレンズ鏡胴。
  2. 【請求項2】 前記記録手段は、レンズ鏡胴に対して挿
    抜自在に設けられていることを特徴とする請求項1のレ
    ンズ鏡胴。
  3. 【請求項3】 前記ファームウェアには、当該レンズ鏡
    胴特有のズーム、フォーカス、絞り、シャッタ、若しく
    は画像安定化装置その他の機能をレンズ交換式カメラ側
    にて実現させるための処理が含まれていることを特徴と
    する請求項1又は2のレンズ鏡胴。
  4. 【請求項4】 前記ファームウェアには、前記レンズ鏡
    胴特有の機能に基づいた絞り優先モードの処理、シャッ
    ター速度優先モードの処理、自動露出モードの処理、マ
    ニュアル露出モードの処理、ズーム、フォーカス、絞
    り、シャッター、その他の駆動に関して微小な位置決め
    を可能にするとともに動作音を減少させるマイクロステ
    ップを実現させるための処理のいずれかが含まれている
    ことを特徴とする請求項3のレンズ鏡胴。
  5. 【請求項5】 レンズ交換式カメラに装着可能なダミー
    レンズ鏡胴であって、 レンズ交換式カメラ側にて撮像又は再生に関する機能を
    実現するためのファームウェアと数値情報とを記録する
    記録手段と、 前記ファームウェアを前記記録手段から読み出してレン
    ズ交換式カメラに送信する送信手段と、 を備えたことを特徴とするダミーレンズ鏡胴。
  6. 【請求項6】 レンズ鏡胴が着脱自在なレンズ交換式カ
    メラにおいて、 交換可能なレンズ鏡胴であるとともに、当該レンズ鏡胴
    特有の機能をレンズ交換式カメラ側にて実現させるため
    のファームウェアを記録する第1の記録手段と、前記フ
    ァームウェアをレンズ交換式カメラに送信する第1の送
    信手段と、当該レンズ鏡胴特有の機能を実現する際の制
    御信号を受信する第1の受信手段とを備えたレンズ鏡胴
    と、 前記ファームウェアをレンズ鏡胴から受信する第2の受
    信手段と、 前記受信したファームウエアを記録する第2の記録手段
    と、 前記第2の記録手段に記録されているファームウェアを
    読み出して実行して前記レンズ鏡胴特有の機能を実現す
    る際の制御信号を生成する制御信号生成手段と、 前記制御信号生成手段が生成した制御信号を前記レンズ
    鏡胴に対して送信する第2の送信手段と、 を備えたことを特徴とするレンズ交換式カメラ。
  7. 【請求項7】 レンズ交換式カメラに装着可能なレンズ
    鏡胴特有の機能をレンズ交換式カメラ側にて実現させる
    ためのファームウェアをレンズ鏡胴から受信する受信手
    段と、 前記受信したファームウエアを記録する記録手段と、 前記記録手段に記録されているファームウェアを読み出
    して実行して前記レンズ鏡胴特有の機能を実現する際の
    制御信号を生成する制御信号生成手段と、 前記制御信号生成手段が生成した制御信号を前記レンズ
    鏡胴に対して送信する送信手段と、 を備えたことを特徴とするレンズ交換式カメラ。
  8. 【請求項8】 レンズ鏡胴が装着されていることを検出
    する検出手段を備え、 前記制御信号生成手段は、前記検出手段がレンズ鏡胴が
    装着されていることを検出すると、前記第2の記録手段
    又は前記記録手段に記録されているファームウェアを読
    み出して実行して前記レンズ鏡胴特有の機能を実現する
    際の制御信号を生成することを特徴とする請求項6又は
    7のレンズ交換式カメラ。
  9. 【請求項9】 レンズ交換式カメラに装着可能なレンズ
    鏡胴特有の機能をレンズ交換式カメラ側にて実現させる
    ためのファームウェアとそのファームウェアの識別情報
    とをレンズ鏡胴から受信する受信手段と、 レンズ鏡胴の機能をレンズ交換式カメラ側にて実現させ
    るためのファームウェアとそのファームウェアの識別情
    報を記録する記録手段と、 レンズ鏡胴が装着されていることを検出する検出手段
    と、 前記検出手段がレンズ鏡胴が装着されていることを検出
    すると、前記レンズ鏡胴から受信したファームウェアの
    識別情報と、前記記録手段に記録されているファームウ
    ェアの識別情報とを比較して、レンズ鏡胴に記録されて
    いるファームウェアの方が新しいファームウェアである
    か否かを判断する判断手段と、 前記判断手段がレンズ鏡胴に記録されているファームウ
    ェアの方が新しいファームウェアであると判断した場合
    には、レンズ鏡胴特有の機能をレンズ交換式カメラ側に
    て実現させるためのファームウェアを前記受信手段を介
    して取得して、前記記録手段に記録するファームウェア
    更新手段と、 前記記録手段に記録されている更新されたファームウェ
    アを読み出して実行して前記レンズ鏡胴特有の機能を実
    現する際の制御信号を生成する制御信号生成手段と、 前記制御信号生成手段が生成した制御信号を前記レンズ
    鏡胴に対して送信する送信手段と、 を備えたことを特徴とするレンズ交換式カメラ。
  10. 【請求項10】 レンズ交換式カメラに装着可能なレン
    ズ鏡胴特有の機能をレンズ交換式カメラ側にて実現させ
    るためのファームウェアをレンズ鏡胴から受信する受信
    手段と、 レンズ鏡胴の機能をレンズ交換式カメラ側にて実現させ
    るためのファームウェアを記録する記録手段と、 レンズ鏡胴が装着されていることを検出する検出手段
    と、 前記検出手段がレンズ鏡胴が装着されていることを検出
    すると、前記記録手段に記録されているファームウェア
    をレンズ鏡胴から受信するファームウェアに更新するか
    否かを問う表示をして利用者に通知する通知手段と、 利用者から、前記記録手段に記録されているファームウ
    ェアを更新する旨の指示を入力する入力手段と、 前記入力手段を介して前記記録手段に記録されているフ
    ァームウェアを更新する旨の指示を入力すると、レンズ
    鏡胴特有の機能をレンズ交換式カメラ側にて実現させる
    ためのファームウェアを前記受信手段を介して取得し
    て、前記記録手段に記録するファームウェア更新手段
    と、 前記記録手段に記録されている更新されたファームウェ
    アを読み出して実行して前記レンズ鏡胴特有の機能を実
    現する際の制御信号を生成する制御信号生成手段と、 前記制御信号生成手段が生成した制御信号を前記レンズ
    鏡胴に対して送信する送信手段と、 を備えたことを特徴とするレンズ交換式カメラ。
  11. 【請求項11】 レンズ交換式カメラに装着可能なレン
    ズ鏡胴特有の機能をレンズ交換式カメラ側にて実現させ
    るための複数のファームウェアをレンズ鏡胴から受信す
    る受信手段と、 レンズ鏡胴の機能をレンズ交換式カメラ側にて実現させ
    るための複数のファームウェアを記録する記録手段と、 レンズ鏡胴が装着されていることを検出する検出手段
    と、 前記検出手段がレンズ鏡胴が装着されていることを検出
    すると、前記記録手段に記録されている1乃至複数のフ
    ァームウェアを、レンズ鏡胴から受信する1乃至複数の
    ファームウェアに更新するか否かを問う表示をして利用
    者に通知する通知手段と、 利用者から、前記記録手段に記録されている1乃至複数
    のファームウェアを選択的に更新する旨の指示を入力す
    る入力手段と、 前記入力手段を介して前記記録手段に記録されているフ
    ァームウェアを更新する旨の指示を入力すると、レンズ
    鏡胴特有の機能をレンズ交換式カメラ側にて実現させる
    ためのファームウェアを前記受信手段を介して取得し
    て、前記記録手段に記録するファームウェア更新手段
    と、 前記記録手段に記録されている更新されたファームウェ
    アを読み出して実行して前記レンズ鏡胴特有の機能を実
    現する際の制御信号を生成する制御信号生成手段と、 前記制御信号生成手段が生成した制御信号を前記レンズ
    鏡胴に対して送信する送信手段と、 を備えたことを特徴とするレンズ交換式カメラ。
  12. 【請求項12】 レンズ交換式カメラに装着可能なレン
    ズ鏡胴特有の機能をレンズ交換式カメラ側にて実現させ
    るためのファームウェアと数値情報をレンズ鏡胴から受
    信する受信手段と、 レンズ鏡胴の機能をレンズ交換式カメラ側にて実現させ
    るためのファームウェアと数値情報とを記録する記録手
    段と、 レンズ鏡胴が装着されていることを検出する検出手段
    と、 前記検出手段がレンズ鏡胴が装着されていることを検出
    すると、前記記録手段に記録されているファームウェア
    と数値情報とを、レンズ鏡胴から受信するファームウェ
    アと数値情報とに更新するか否かを問う表示をして利用
    者に通知する通知手段と、 利用者から、前記記録手段に記録されているファームウ
    ェアを更新しない旨の指示を入力する入力手段と、 前記入力手段を介して前記記録手段に記録されているフ
    ァームウェアを更新しない旨の指示を入力すると、レン
    ズ鏡胴特有の機能をレンズ交換式カメラ側にて実現させ
    るための数値情報を前記受信手段を介して取得して、前
    記記録手段に記録する数値情報更新手段と、 前記記録手段に記録されているファームウェアと更新さ
    れた数値情報とを読み出して実行して前記レンズ鏡胴特
    有の機能を実現する際の制御信号を生成する制御信号生
    成手段と、 前記制御信号生成手段が生成した制御信号を前記レンズ
    鏡胴に対して送信する送信手段と、 を備えたことを特徴とするレンズ交換式カメラ。
  13. 【請求項13】 レンズ交換式カメラに装着可能なレン
    ズ鏡胴特有の機能をレンズ交換式カメラ側にて実現させ
    るためのファームウェアを記録手段から読み出すインタ
    ーフェースと、 レンズ鏡胴が装着されていることを検出する検出手段
    と、 前記検出手段がレンズ鏡胴が装着されていることを検出
    すると、前記記録手段に記録されているファームウェア
    を読み出して実行して前記レンズ鏡胴特有の機能を実現
    する際の制御信号を生成する制御信号生成手段と、 前記制御信号生成手段が生成した制御信号を前記レンズ
    鏡胴に対して送信する送信手段と、 を備えたレンズ交換式カメラ。
  14. 【請求項14】 前記ファームウェアには、前記レンズ
    鏡胴特有のズーム、フォーカス、絞り、シャッタ、若し
    くは画像安定化装置その他の機能をレンズ交換式カメラ
    側にて実現させるための処理が含まれていることを特徴
    とする請求項5乃至14のいずれか1に記載のレンズ交
    換式カメラ。
  15. 【請求項15】 前記ファームウェアには、前記レンズ
    鏡胴特有の機能に基づいた絞り優先モードの処理、シャ
    ッター速度優先モードの処理、自動露出モードの処理、
    マニュアル露出モードの処理、ズーム、フォーカス、絞
    り、若しくはシャッター、その他の駆動に関して微小な
    位置決めを可能にするとともに動作音を減少させるマイ
    クロステップを実現させるための処理が含まれているこ
    とを特徴とする請求項14のレンズ交換式カメラ。
  16. 【請求項16】 レンズ交換式カメラ側にて動作するフ
    ァームウェアをレンズ鏡胴から受信する受信手段と、受
    信したファームウエアを記録する記録手段と、記録手段
    に記録されているファームウェアを読み出して実行して
    レンズ鏡胴特有の機能を実現する制御信号を生成する制
    御信号生成手段と、制御信号をレンズ鏡胴に送信する送
    信手段と、前記受信手段と前記記録手段と前記制御信号
    生成手段と前記送信手段とを制御することが可能な情報
    処理手段とを備えたレンズ交換式カメラにおいて動作す
    るプログラムであって、 前記情報処理手段に、 前記受信手段が、レンズ交換式カメラに装着可能なレン
    ズ鏡胴特有の機能をレンズ交換式カメラ側にて実現させ
    るためのファームウェアをレンズ鏡胴から受信する機能
    と、 前記記録手段が、前記受信したファームウエアを記録す
    る機能と、 前記制御信号生成手段が、前記記録手段に記録されてい
    るファームウェアを読み出して実行して前記レンズ鏡胴
    特有の機能を実現する際の制御信号を生成する機能と、 前記送信手段が、情報処理手段が生成した制御信号を前
    記レンズ鏡胴に対して送信する機能と、 を実現させるためのプログラム。
  17. 【請求項17】 前記レンズ交換式カメラは、当該レン
    ズ交換式カメラの起動の状態と休止の状態とを設定する
    電源スイッチを備え、前記情報処理手段は前記電源スイ
    ッチの状態を読み出すことが可能となっており、 前記情報処理手段に前記スイッチが休止の状態から起動
    の状態に設定されたことを検出する機能と、 前記スイッチが休止の状態から起動の状態に設定された
    ことを検出すると、前記受信手段が、レンズ交換式カメ
    ラに装着可能なレンズ鏡胴特有の機能をレンズ交換式カ
    メラ側にて実現させるためのファームウェアをレンズ鏡
    胴から受信する機能と、 を実現させるための請求項16のプログラム。
  18. 【請求項18】 前記レンズ交換式カメラは、レンズ鏡
    胴が装着されていることを検出する検出手段を備え、前
    記情報処理手段は前記検出手段の状態を読み出すことが
    可能となっており、 前記情報処理手段に前記検出手段が、レンズ鏡胴が装着
    されたことを検出する機能と、 前記検出手段がレンズ鏡胴の装着を検出すると、前記受
    信手段が、レンズ交換式カメラに装着可能なレンズ鏡胴
    特有の機能をレンズ交換式カメラ側にて実現させるため
    のファームウェアをレンズ鏡胴から受信する機能と、 を実現させるための請求項16又は17のプログラム。
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