JP2003107080A - 血液分析装置ならびに血液分析方法 - Google Patents

血液分析装置ならびに血液分析方法

Info

Publication number
JP2003107080A
JP2003107080A JP2001338551A JP2001338551A JP2003107080A JP 2003107080 A JP2003107080 A JP 2003107080A JP 2001338551 A JP2001338551 A JP 2001338551A JP 2001338551 A JP2001338551 A JP 2001338551A JP 2003107080 A JP2003107080 A JP 2003107080A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blood
analyzer
blood analyzer
substrate
holding plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001338551A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Horiike
靖浩 堀池
Akio Oki
明男 沖
Hiroshi Otsuka
大塚  博
Zen Takamura
禅 高村
Yoki Ogawa
洋輝 小川
Jun Kikuchi
純 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2001338551A priority Critical patent/JP2003107080A/ja
Publication of JP2003107080A publication Critical patent/JP2003107080A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】日常の血液分析には血液採取量が微小量で実施
でき、取り扱いが簡便な血液分析装置を提供する。 【解決手段】血液分析装置の分析手段を校正するために
使用する校正液の注入ならびに校正後の校正液の回収
は、外部の注入装置により圧送するか吸引して行ない、
また、血液分析装置へ注入する血液の採取は外部の採血
手段により行ない、血液分析装置への血液の注入は外部
の注入装置により圧送するか吸引して行なうことによ
り、血液分析装置本体に移動手段を有することを不要に
する。また、血液分析装置に血液を注入した後、血液分
析装置を回転し遠心分離することにより血液が血球と血
清に分離されるが、この血清がたまる箇所に分析装置を
配置することにより、遠心分離後の血液分析装置内での
血液抽出成分の移動を不要にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、血液分析方法なら
びに装置に関し、その操作に必要な機能、構造のすべて
が一つのデバイス内に集積されており、さらに分析に要
する血液を微量とするためにデバイスが小さいことを特
徴とするヘルスケアデバイスに関する。特に、本発明に
よる血液分析装置は、従来の血液分析装置が有する血管
から血液を採取するための採取手段を有せず、血液分析
装置への血液の注入ならびに校正液の注入回収は外部の
手段により行ない、また、血液分析装置自体を回転して
遠心力により血液から分離した血清が溜まる箇所に成分
を分析するための分析手段を配置することにより、血液
分析装置本体に装置内で血液を移動させるための移動手
段を有しない簡易な構造でありながら、血液成分の分析
が行なえることを特徴とする。
【0002】
【従来の技術】人の健康状態や疾病を診断する電子的な
装置として、体温計、血圧計、超音波診断、X線CT、
MRIなどの他に、血液自動分析装置がある。これは、
数ミリリットルの血液を採取し、遠心分離器を用いて、
赤血球、白血球、リンパ球、血小板、血液凝固因子を分
離して得られた血清を、多数の試験管に分け、各試験管
を一列に並べて動かし、ケミカルセンサにより、pH、
酸素、二酸化炭素などの各濃度を測定する他、各試験管
の血清に酵素などの試薬を入れ、血清中の基質との発光
反応の分光や吸収分光を行い、データをコンピュータで
処理して人体を診断することに用いられている。
【0003】血液自動分析装置は大別すると、検体がチ
ューブの中を通りながら試薬と混合、反応させ検出部へ
搬送されるフロー方式と、検体を測定項目ごとに容器に
分注しディスペンサーにより供給される試薬と混合、反
応させ検出部で定量されるディスクリート方式がある。
大型の自動分析装置の主流はディスクリート方式であ
り、卓上タイプや携帯タイプの分析装置の主流はフロー
方式である。フロー方式にはディスクリート方式よりも
装置が単純で小型化し易く、試料量も少なくて済むとい
う利点がある。
【0004】例えば、大規模病院や血液検査センター施
設で使われる大型血液分析装置においては一つの生化学
検査項目あたり約15〜10μリットルであり、開業医
や小規模病院で使われる卓上型の簡易血液分析装置では
一項目あたり約10〜5μリットル程度である。最近、
手術室内や病院のベッドサイドで用いられるようになっ
てきた最も小型の携帯タイプのもので一項目あたり約5
μリットルである。
【0005】その携帯タイプの血液分析装置は、3cm
×5cm程度の2枚の樹脂板に直径1mmの流路を形成
し流路の中程に血液分析センサおよび校正液の入った袋
を内蔵したカートリッジと測定器本体からなる。測定は
次の順序で行われる。まずカートリッジに50μリット
ル程度の全血を注入し本体に挿入すると、カートリッジ
内臓の校正液貯蔵袋から校正液が分析センサ部へ流れ出
して校正が行われる。先に注入された血液が校正液と空
気泡によって隔てらた状態でセンサ部へ導入され測定が
行われる。その結果約2分で血液中の電解質やグルコー
ス、O、COの値が本体の表示画面に示される。
【0006】この携帯タイプ血液分析装置では校正液や
センサや血液・校正液送液用空気貯蔵タンク等の基本機
能を大きさが数cmのカートリッジへ組み込むことで血
液の通る無駄な空間を小さくし必要な血液を少なく済ま
せる工夫が見られるが、しかしながら、この携帯タイプ
血液分析装置を用いて、病人だけでなく健常者も日々の
健康管理の一環として毎日採血して血液の分析を行なう
ためには、この装置で分析に要する血液の量も十分に微
量とは言い難く、より微量の血液からでも血液の分析が
可能な血液分析装置の開発が望まれていた。
【0007】近年開発された小型簡便な血液分析装置
(特願2000−120189)では、微量の血液およ
び校正液を精度よく移動する手段として電気浸透流ポン
プを用いている。図1に従来の血液分析装置としてその
一例を示す。1は基板であり、2は採血用中空針を有す
る採取手段である。3は血液の濾過手段で4は濾過後の
血液から血清を得るための分離手段である。5は血液成
分の分析手段である。6は電気浸透流ポンプを用いた移
動手段である。7と8はそれぞれ移動手段6に電圧を印
加するための電極挿入口である。9は分析手段5と移動
手段6を接続する流路手段である。10は血液分析装置
内の液体を回収するための廃液手段である。11は移動
手段6と廃液手段10を接続する流路手段である。本装
置では、採取手段2による採血を、濾過手段3ならびに
分離手段4で濾過、分離する。血液の分離は血液分析装
置本体を回転機器に取り付け、回転することにより遠心
分離して行なう。その後、分析手段5により血液中の成
分の分析を行なう。基板内の血液の移動を移動手段11
により行なう。
【発明が解決しようとする課題】
【0008】図1に示した従来の血液分析装置では、血
管から血液を採取するための採取手段を有しており、血
液分析装置自体で採血できるという利点があるが、基板
上へのろ過手段、分析手段、移動手段、流路手段が一連
の製造工程で進められるのに対して、採取手段は別に製
作した中空針を付加する必要があり、製造工程が複雑に
なるという問題があった。
【0009】また、血液分析に先立って分析手段を構成
するための校正液を血液分析装置に引き込み、その後、
校正液を排出するため、また、血液を採取する際に血液
分析装置へ血液を引き込むため、また、引き込んだ血液
を遠心分離により分離して選られた血清を分析手段に移
動するための移動手段を有しているが、この移動手段と
して用いている電気浸透流ポンプを基板上に製作するた
めの製造工程が複雑であるという問題があった。
【0010】さらに、従来の血液分析装置で血管から血
液を採取することは、血液分析装置単体では行なえな
い。すなわち、血液を血液分析装置に移動手段を引き込
むためには移動手段に電力を供給する必要があり、ま
た、採取する血液量を監視するための手段が必要であ
り、また、採血作業が一般の人でも簡単かつ確実に行な
えるようにするためには血液分析装置のハンドリング機
構が必要であった。
【課題を解決するための手段】
【0011】血液分析装置の分析手段を校正するために
使用する校正液の注入ならびに校正後の校正液の回収
は、外部の注入装置により圧送するか吸引して行ない、
また、血液分析装置へ注入する血液の採取は外部の採血
手段により行ない、血液分析装置への血液の注入は外部
の注入装置により圧送するか吸引して行なうことによ
り、血液分析装置本体に移動手段を有することを不要に
する。
【0012】血液分析装置に血液を注入した後、血液分
析装置を回転し遠心分離することにより血液が血球と血
清に分離されるが、この血清がたまる箇所に分析装置を
配置することにより、遠心分離後の血液分析装置内での
血液抽出成分の移動を不要にする。
【発明の実施の形態】
【0013】図2に本発明による血液分析装置の概略図
を示す。21は基板であり、22は基板に設けられた溝
部であり血液を溜める箇所であり、23、24は溝部2
2に接して設けられた開口部Aならびに開口部Bであ
り、25は血液成分の分析を行なう分析手段であり、2
6は基板21の溝部22に溜めた血液が流出しないよう
にするための保持板である。図では説明のために基板2
1と保持板26を分離して示したが、血液分析装置とし
ては基板21と保持板26は、加熱圧着あるいは接着剤
による接着あるいは粘着テープによる貼り付けにより、
気密性を保って固定されている。27,28は保持板2
6に貫通して開けられた保持板開口部Aならびに保持板
開口部Bであり、開口部A23あるいは開口部B24に
血液などの液体を注入あるいは排出するのに使用する。
図2では開口部A23ならびに開口部B24は溝部22
の端部に接しているが、開口部は必ずしも溝部22の端
部に位置している必要はない。また、必要に応じて開口
部を3個以上設けてもよい。
【0014】図3(ア)は図2に示した血液分析装置を
上面からみた図である。なお、説明のために保持板26
は図示していない。図3(イ)は、血液分析装置の図3
(ア)の線PPにおける断面を示したものである。分析
手段25はその測定面を溝部22の底部に接しており、
29,30は基板21裏面側にあり分析装置の電圧を測
定するための電極Aならびに電極Bである。図3(イ)
では、電極A29、電極B30を基板21裏面側に設置
したが、電極A29、電極B30は基板21の端面、あ
るいは上面側に設けてもよい。
【0015】開口部A3、開口部B4、保持板26の図
2に示したものに限られない。別の形状を図4を用いて
説明する。(ア)は保持板26を溝部22のみを覆うよ
うにしたものであり、(イ)は開口部A23、開口部B
24を基板21の端面に接して設け、保持板26に保持
板開口部A27、保持板開口部B28を有しないもので
ある。
【0016】次に、溝部22ならびに開口部の製作方法
と基板21への保持板26の工程方法を図5を用いて説
明する。例えば、厚さ0.5mmで2cm角の石英板4
1を用意し、まず、(1)石英板41上にクロム(C
r)膜42を約1μmの厚さでスパッタ法で堆積する。
次に、(2)Cr膜42上にホトレジスト43を塗布
し、光露光で約30μm幅の抜けパターンを形成する。
(3)このCr膜42を湿式又はドライ法によりエッチ
ングする。ドライ法では、Clガスを一巻アンテナを
用いたICP(誘導結合プラズマ)で放電し、アンテナ
より18〜20cmの下流域(ダウンストリーム)でC
r膜42をエッチングする。本エッチング法は、特願平
11−124709による方法を用いている。そして、
(4)このCr膜42をマスクに、CとSF
85対15の比で混合したガスをICPにより放電し、
13.56MHzの高周波バイアスを印加した電極上に
石英板41を載置し、下地の石英板41を垂直の壁を有
するようにエッチングし、キャピラリ溝を形成する。そ
の際の条件は、アンテナに導入した13.56MHzの
電力は500Wであり、高周波バイアス用の13.56
MHzの電力は5W、圧力は10mTorrとした。そ
の後、(5)Cr膜42を湿式法で除去しする。これに
より基板21上に溝部22が形成される。基板21上の
開口部についても溝部2と同様の方法で製作できる。次
に保持板26の固定方法を説明する図5(6)に示すよ
うに保持板26として超音波加工などにより開口を設け
た石英板42を用意して、キャピラリ溝を設けた石英板
41と共に、1%HF(フッ酸)に侵した後、両板を重
ね合わせ、1.3MPaの圧力で24時間押し付けるこ
とにより、石英板41と石英板44を張り合わせた。
(4)の工程で形成された溝部を有する石英板を成形型
として用い、ポリエチレン等の樹脂板を基板21として
用い、適当な温度でモールド形成して溝部22を製作し
てもよい。更に、石英板を用いずに、樹脂板に直接に溝
部22を形成し、保持板26も樹脂材料で形成しても良
い。基板21に樹脂を用いる場合における開口部の製作
方法も溝部22と同様の方法で製作できる。
【0017】これまで溝部22は直線状のものについて
説明したが、上述した基板21への溝部22の製作方法
において、ホトレジストのパターンを変えたり、樹脂板
を加圧成形するときに用いるモールド型の形状を変える
ことにより、溝部22の形状は様々に変えることができ
る。図6は溝部22の形状をU字形に作成したものであ
る。なお、分析手段25は複数個設けてもよく、図6の
血液分析装置では分析手段を2個有する。
【0018】以上述べたように製作した血液分析装置の
溝部22、開口部A23、開口部B24、保持板26の
溝部22を覆う箇所には、MPCポリマー(2−met
hacryloyloxyethylphosphor
ylcholine)を塗布することにより、血液の付
着を防ぐことができる。塗布するMCPポリマーの濃度
は0.25wt%以上1.0wt%以下が適切である。
【0019】分析手段25にはアンペノメトリあるはボ
ルタメトリ方式を用いる。例えば、ISFET(ion
sensitive field effect t
ransistor)などがある。なお、分析手段25
の溝部22に対する位置は、溝部22に注入した血液を
遠心分離した後に血清が溜まる位置が、溝部22と開口
部A23、開口部B24の容積によって異なるため、溝
部22、開口部A23、開口部B24の形状に応じて血
清が溜まる位置に設置する。
【0020】次に、本発明による血液分析装置を用いて
血液の分析を行なうための血液分析装置処理装置につい
て述べる。図7に血液分析装置処理装置の構成図を示
す。51は筐体であり、52はカバーであり、カバー5
2は開けることができる。53は血液分析装置である。
血液の遠心分離のために血液分析装置を回転させるため
の回転手段は、54の回転盤と、55の回転盤54に血
液分析装置を固定するための固定部材と、56の回転盤
を回転させるための回転駆動部と、57の回転盤54の
回転速度と回転角度を制御するための回転制御手段から
なる。58は血液分析装置53に分析手段25の校正液
を供給する校正液供給管であり、59は校正後に校正液
を回収する校正液回収管であり、60は血液分析装置5
3に供給する校正液を貯蔵するタンクと使用済の校正液
を回収するタンクと校正液を圧送しまた吸引するための
ポンプを備えた校正液注入回収手段である。61は血液
分析装置53の分析手段25の電極A29、電極B30
間の電圧を測定するための接点であり、接点61は62
の接点駆動機構により上下に移動する。63は回転盤5
4に開けられた回転盤開口であり、回転盤54が停止し
ている時に接点61は上方に移動し、電極A29、電極
B30に接することができる。64は接点61を介して
得られる電極A29、電極B30間の電圧を測定する測
定手段である。なお、ここに図示したものは血液分析装
置53の裏面側に分析手段25の電極A29、電極B3
0を有するものであり、血液分析装置53の分析手段2
5の電極が他の箇所にある場合は、接点61、接点駆動
機構62、回転盤開口63、測定手段64の構成は電極
の位置に応じて異なる。65は測定した分析手段25の
電極A29、電極B30間の電圧より分析手段25の校
正ならびに血液中の成分の分析を行なう処理手段であ
る。66は処理手段65による分析結果を表示する表示
手段である。67は回転制御手段57、校正液注入回収
手段60、測定手段64、処理手段65、表示手段66
の動作を制御する制御手段である。
【0021】次に上述した血液分析装置を血液分析装置
処理装置にて処理し、血液分析を行なう方法について述
べる。先ず、血液分析装置53を回転盤54に固定す
る。次に、校正液供給管58を介して校正液供給回収手
段60より、血液分析装置53に校正液を注入する。校
正液には、リン酸緩衝液(PBS)あるいは生理食塩水
を用いる。次に、接点61を上方に移動させ、分析手段
25の電極A29、電極B30に接し、測定手段64に
より分析手段25の校正を行なう。校正が終了した後
に、接点61を下方に移動させ、校正液回収管59を介
して校正液供給回収手段60に校正液を回収する。次
に、血液分析装置53に血液を注入し、その後、保持板
開口A27と保持板開口B28を粘着テープで封止す
る。図8(ア)に血液を注入し、粘着テープを張った血
液分析装置53を示す。71は注入した血液であり、7
2は保持板開口A27、保持板開口B28を封止した粘
着テープである。次に、回転盤54を回転させると遠心
力により、血液分析装置53に注入した血液は図8
(イ)に示すように、血清73と血球74に分離され
る。なお、遠心分離の際には保持板開口A27が回転軸
中心に向くように血液分析装置53を回転盤54に取り
付けた。次に、接点61を上方に移動させ、分析手段2
5の電極A29、電極B30に接し、血清に接している
分析手段25の電極A29、電極B30間の電圧を測定
手段65により測定する。次に、接点61を下方に移動
させ、測定手段64による測定結果より、処理手段65
により血液中の成分の分析を行なう。次に、処理の結果
得られた成分の濃度を表示手段66に表示する。上述し
た血液分析装置処理装置による一連の動作は制御手段6
7により制御される。
【0022】また、図6に示したU字形状の溝部22を
有する血液分析装置53においても上述と同様の方法に
より血液の分析を行なう。ただし、この場合には、U字
形状の溝部22の開口部A23、開口部B24側を回転
盤54の回転軸に向けくように血液分析装置53を回転
盤54に固定する。また、U字形状の溝部22と開口部
A23、開口部B24の容積により、遠心分離を行なう
際に血液が流出する恐れのない場合には、粘着テープ7
2をはらなくてもよい。
【0023】次に、上述した血液分析装置処理装置のカ
バー52に血液分析装置53に血液を注入するための血
液注入口を有するものについて、図9を用いて説明す
る。図9に示す血液分析装置処理装置は図7に示した血
液分析装置処理装置の機能をすべて有する。さらに、図
9の血液分析装置処理装置では、81で示す血液注入口
を有する。この血液注入口81を通して血液分析装置5
3に血液を注入することができるため、血液を注入する
際にカバー52を開ける必要がなくなる。
【0024】次に、上述した血液分析装置処理装置に血
液を例えば開口部A23から注入する際に、開口部B2
4側を陰圧になるよう吸引する血液吸引手段を有するも
のについて、図10を用いて説明する。図10に示す血
液分析装置処理装置は図7に示した血液分析装置処理装
置の機能をすべて有する。さらに、82の吸引管と83
の血液吸引手段を有する。吸引管82を介して開口部を
陰圧に吸引し、反対側の開口部から注入する血液を溝部
22に効率的に引き込むことができる。また、血液吸引
手段83は、吸引管82を移動させることができ、血液
を血液分析装置53に注入する際には、吸引管82の先
端を開口部に密着させ、また、回転盤54を回転させる
際には、吸引管82を血液分析装置53、回転盤54、
固定部材54に接触しない位置に移動させる。上述の動
作は制御手段67により制御される。
【0025】次に、上述した血液分析装置処理装置に血
液を注入した血液分析装置53に粘着テープ72を貼る
などの密封手段を付加する密封手段付加手段を有するも
のについて、図11を用いて説明する。図11に示す血
液分析装置処理装置は図7に示した血液分析装置処理装
置の機能をすべて有する。さらに、粘着テープ72など
の密封手段84を血液を注入した後の血液分析装置に貼
るなどの付加するための密封手段付加手段85を有す
る。上述の動作は制御手段67により制御される。
【0026】次に、上述した血液分析装置処理装置に未
使用の血液分析装置53を供給し、使用後の血液分析装
置を回収する機能を有し、さらに未使用の血液分析装置
53を収納する未使用血液分析装置収納手段と使用済の
血液分析装置53を収納する使用済血液分析装置収納手
段を有する機能が付加されたものについて、図12を用
いて説明する。図12に示す血液分析装置処理装置は図
7に示した血液分析装置処理装置の機能をすべて有す
る。ただし、ここで説明する動作に関係しない校正液供
給管58、校正液回収管59、校正液注入回収手段6
0、接点61、接点駆動機構62、回転盤開口63、測
定手段64、処理手段65は図示していない。上述の動
作は制御手段67により制御される。図12で86は未
使用血液分析装置であり、87は未使用血液分析装置収
納手段であり、88は未使用血液分析装置供給手段であ
り、89は使用済血液分析装置であり、90は使用済血
液分析装置収納手段であり、91は使用済血液分析装置
回収手段である。未使用血液分析装置収納手段87に収
納された未使用血液分析装置86は、未使用血液分析装
置供給手段88により、回転盤54に供給される。血液
分析に使用した使用済血液分析装置89は、使用済血液
分析装置回収手段91により、回転盤54から使用済血
液分析装置収納手段に回収される。
【0027】なお、上述した血液注入口、血液吸引手
段、密封手段付加手段、ならびに血液分析装置53を回
転盤54に供給、回収、また収納するための各手段はそ
のいくつか、あるいはすべてを血液分析装置処理装置に
備えてもよい。
【実施例】
【0028】〔第一の実施例〕図2に示した血液分析装
置の実施例について述べる。基板21には、20mm四
方で厚さ2mmの石英板を用いた。溝部22は幅100
μm、深さ100μm、長さを16mmとした。開口部
A23、開口部B24は直径0.3mmで深さは100
μmとした。保持板26は20mm四方で厚さ0.5m
mの石英板を用いた。保持板開口部A27、保持板開口
部B28には直径0.3mmの貫通穴を空けた。これら
の基板21と保持板26を1%HF(フッ酸)に侵した
後、重ね合わせ、1.3MPaの圧力で24時間押し付
けて張り合わせた。分析手段25にはISFETを用い
た。pH測定としてSiを感応膜に用いた。
【0029】〔第二の実施例〕図2に示した血液分析装
置をPETで製作した実施例について述べる。基板2
2、保持板26の寸法、ならびに溝部22、開口部A2
3、開口部B24、保持板開口部A27、保持板開口部
B28の寸法は、第一の実施例と同じとした。分析手段
26には第一の実施例と同じものを用いた。
【0030】〔第三の実施例〕図6に示した血液分析装
置の実施例について述べる。基板21には、20mm四
方で厚さ2mmの石英板を用いた。溝部22は幅100
μm、深さ100μmとし、U字形状の半径を3mm、
直線部の長さを13mmとした。開口部A23、開口部
B24は直径0.3mmで深さは100μmとした。保
持板26は20mm四方で厚さ0.5mmの石英板を用
いた。保持板開口部A27、保持板開口部B28には直
径0.3mmの貫通穴を空けた。これらの基板21と保
持板26を1%HF(フッ酸)に侵した後、重ね合わ
せ、1.3MPaの圧力で24時間押し付けて張り合わ
せた。分析手段25にはISFETを用いた。pH測定
としてSiを、Na濃度の測定にはPVC、T
HF、BIS(12−crown−4)、NPOE、K
−TCPGの混合膜をそれぞれ感応膜に用いた。
【0031】〔第四の実施例〕図6に示した血液分析装
置をPETで製作した実施例について述べる。基板2
2、保持板26の寸法、ならびに溝部22、開口部A2
3、開口部B24、保持板開口部A27、保持板開口部
B28の寸法は、第三の実施例と同じとした。分析手段
25には第三の実施例と同じものを用いた。
【0032】〔第五の実施例〕第一の実施例で述べた血
液分析装置と図7に示した血液分析装置処理装置を用い
た血液分析について述べる。先ず、第一の実施例で述べ
た血液分析装置53を回転盤54に固定した。次に、校
正液供給管58を介して校正液供給回収手段60より、
血液分析装置53に校正液を注入した。校正液には、リ
ン酸緩衝液(PBS)を用いた。次に、接点61を上方
に移動させ、分析手段25の電極A29、電極B30に
接し、測定手段64により分析手段25の校正を行なっ
た。校正が終了した後に、接点61を下方に移動させ、
校正液回収管59を介して校正液供給回収手段60に校
正液を回収した。次に、血液分析装置53に血液を注入
し、その後、保持板開口A27と保持板開口B28を粘
着テープで封止した。次に、回転盤54を回転させると
血液の遠心分離を行なった。この際、保持板開口A27
が回転軸中心に向くように血液分析装置53を回転盤5
4に取り付けた。次に、接点61を上方に移動させ、分
析手段25の電極A29、電極B30に接し、血清に接
している分析手段25の電極A29、電極B30間の電
圧を測定手段65により測定した。次に、接点61を下
方に移動させ、測定手段64による測定結果より、処理
手段65により血液中の成分の分析を行なった。次に、
処理の結果血液中のpH値は7.4であり、これを表示
手段66に表示した。第二の実施例で述べた血液分析装
置についても、上述と同様の作業を行ない、血液中のp
H値7.4が得られた。
【0033】〔第六の実施例〕第三の実施例で述べた血
液分析装置と図7に示した血液分析装置処理装置を用い
た血液分析について述べる。血液の分析のための作業は
第五の実施例と同じことを行なった。分析の結果、血液
中のpH値は7.4であり、Na濃度は130mg/
lであった。第三の実施例で述べた血液分析装置につい
ても、上述と同様の作業を行ない、血液中のpH値は
7.4であり、Na濃度は130mg/lであった。
【0034】〔第七の実施例〕図9に示した血液分析装
置処理装置を用いることによりカバー52を開けずに血
液分析装置53に血液を注入することができた。
【0035】〔第八の実施例〕図10に示した血液分析
装置処理装置を用いることにより、血液を血液分析装置
53に注入する際に、血液を注入する開口部と反対の開
口部より吸引した。このことにより、吸引していない場
合と比較して、血液の注入時間を短縮することができ
た。
【0036】〔第9の実施例〕図11に示した血液分析
装置処理装置を用いることにより、血液注入後の血液分
析装置53の保持開口部に人手を介さずに粘着テープを
貼った。これにより、人手による粘着テープの貼り付け
が作業時間を要するのに対し、作業時間が短縮でき、血
液分析に要する時間も短縮できた。
【0037】〔第9の実施例〕図12に示した血液分析
装置処理装置を用いることにより、人手を介さず血液分
析装置を血液分析装置処理装置に供給し、また回収し
た。人手を介さず血液分析装置を血液分析装置処理装置
に供給回収ができ、また、使用済の血液分析装置が使用
済血液分析装置収納手段に収納されるため、血液による
汚染の心配がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の血液分析装置を説明するための図であ
る。
【図2】本発明による血液分析装置を説明する図であ
る。
【図3】本発明による血液分析装置を説明する図であ
る。
【図4】保持板の変形例を説明する図である。
【図5】溝部の製作方法を説明するための図である。
【図6】本発明による血液分析装置で、U字形状の溝部
を有するものを説明する図である。
【図7】本発明による血液分析装置処理装置を説明する
図である。
【図8】本発明による血液分析方法を説明する図であ
る。
【図9】血液注入口を有する血液分析装置処理装置を説
明する図である。
【図10】血液吸引手段を有する血液分析装置処理装置
を説明する図である。
【図11】密封手段付加手段を有する血液分析装置処理
装置を説明する図である。
【図12】血液分析装置を回転盤に供給、回収し、さら
に収納する手段を有する血液分析装置処理装置を説明す
る図である。
【符号の説明】
1 基板 2 採血用中空針 3 濾過手段 4 分離手段 5 分析手段 6 流路手段 7 移動手段 8 電極挿入口 9 電極挿入口 10 絶縁材基板 11 電極 21 基板 22 溝部 23 開口部A 24 開口部B 25 分析手段 26 保持板 27 保持板開口部A 28 保持板開口部B 29 電極A 30 電極B 41 石英板 42 クロム膜 43 ホトレジスト 44 石英板 51 筐体 52 カバー 53 血液分析装置 54 回転盤 55 固定部材 56 回転駆動部 57 回転制御手段 58 校正液供給管 59 校正液回収管 60 校正液注入回収手段 61 接点 62 接点駆動機構 63 回転盤開口 64 測定手段 65 処理手段 66 表示手段 67 制御手段 71 血液 72 粘着テープ 73 血清 74 血球 81 血液注入口 82 吸引管 83 血液吸引手段 84 密封手段 85 密封手段付加手段 86 未使用血液分析装置 87 未使用血液分析装置収納手段 88 未使用血液分析装置供給手段 89 使用済血液分析装置 90 使用済血液分析装置収納手段 91 使用済血液分析装置回収手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 27/28 G01N 27/30 301K 27/414 27/46 386G 27/416 1/28 G (72)発明者 大塚 博 神奈川県相模原市相原 2−5−51 (72)発明者 高村 禅 東京都荒川区南千住四丁目9番地2 リバ ーハープ南千住 401号 (72)発明者 小川 洋輝 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目18番地 1 センチュリー新横浜701号室 (72)発明者 菊地 純 東京都港区白金台2丁目14番地6号 Fターム(参考) 2G045 AA13 BA08 BB10 CA25 DB03 DB09 FA34 GC18 HB02 HB06 JA01 JA04 JA08 JA11 2G052 AA30 DA09 EC14 EC18

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの基板内に、生体内より採取した
    血液を溜めるための凹形状の溝部を有し、当該溝部に接
    して設けられた少なくとも2個の凹形状の開口部を有
    し、当該溝部に接して設けられた当該血液中の物質を分
    析する1個あるいは複数の分析手段を有し、当該基板を
    覆うように密着固定され当該溝部内に血液を保持するた
    めの保持板を有し、当該保持板に当該開口部より液体を
    注入し当該開口部より液体を排出するための保持板開口
    部を有するかあるいは有しない、ことを特徴とし、さら
    に血管から血液を採取するための中空針を含む採取手段
    を有せず、基板内に血液をろ過するためのろ過手段を有
    せず、基板内に当該溝部内の血液を移動させるための移
    動手段を有しないことを特徴とする血液分析装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基板または保持板、
    あるいはその両方がガラス製であることを特徴とする血
    液分析装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の基板または保持板、
    あるいはその両方が樹脂製であることを特徴とする血液
    分析装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の樹脂がポリエチレン
    テレフタレート(PET)であることを特徴とする血液
    分析装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の溝部が直線であるこ
    とを特徴とする血液分析装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の溝部がU字形状であ
    ることを特徴とする血液分析装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の基板ならびに保持板
    の表面の当該血液が接する箇所に0.25wt%以上
    1.0w、t%以下の濃度のMPCポリマー(2−me
    thacryloyloxyethylphospho
    rylcholine)が塗布されていることを特徴と
    する血液分析装置。
  8. 【請求項8】 一つの基板内に、生体内より採取した
    血液を溜めるための凹形状の溝部を有し、当該溝部に接
    して設けられた少なくとも2個の凹形状の開口部を有
    し、当該溝部に接して設けられた当該血液中の物質を分
    析する1個あるいは複数の分析手段を有し、当該基板を
    覆うように密着固定され当該溝部内に血液を保持するた
    めの保持板を有し、当該保持板に当該開口部より液体を
    注入し当該開口部より液体を排出するための保持板開口
    部を有するかあるいは有しない、ことを特徴とし、さら
    に血管から血液を採取するための採取手段を有せず、基
    板内に血液をろ過するためのろ過手段を有せず、基板内
    に当該溝部内の血液を移動させるための移動手段を有し
    ないことを特徴とする血液分析装置に、校正液を注入回
    収する校正液注入回収手段を有し、当該血液分析装置を
    回転する回転手段を有し、当該回転手段の回転速度と回
    転角度を制御する回転制御手段を有し、当該分析手段の
    電極間の電圧を測定する測定手段を有し、当該電圧より
    当該分析手段の校正ならびに血液成分の分析を行なう処
    理手段を有し、当該処理手段より得られた情報を表示す
    る表示手段を有し、当該回転制御手段、当該校正液注入
    回収手段、当該測定手段、当該処理手段、当該表示手段
    の動作を制御する制御手段を有する、ことを特徴とする
    血液分析装置処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の基板または保持板、
    あるいはその両方がガラス製であることを特徴とする血
    液分析装置。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の基板または保持板、
    あるいはその両方が樹脂製であることを特徴とする血液
    分析装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の樹脂がポリエチレ
    ンテレフタレート(PET)であることを特徴とする血
    液分析装置。
  12. 【請求項12】 請求項8に記載の溝部が直線であるこ
    とを特徴とする血液分析装置。
  13. 【請求項13】 請求項8に記載の溝部がU字形状であ
    ることを特徴とする血液分析装置。
  14. 【請求項14】 請求項8に記載の基板ならびに保持板
    の表面の血液が接する箇所に0.25wt%以上1.0
    w、t%以下の濃度のMPCポリマー(2−metha
    cryloyloxyethylphosphoryl
    choline)が塗布されていることを特徴とする血
    液分析装置。
  15. 【請求項15】 一つの基板内に、生体内より採取した
    血液を溜めるための凹形状の溝部を有し、当該溝部に接
    して設けられた少なくとも2個の凹形状の開口部を有
    し、当該溝部に接して設けられた当該血液中の物質を分
    析する1個あるいは複数の分析手段を有し、当該基板を
    覆うように密着固定され当該溝部内に血液を保持するた
    めの保持板を有し、当該保持板に当該開口部より液体を
    注入し当該開口部より液体を排出するための保持板開口
    部を有するかあるいは有しない、ことを特徴とし、さら
    に血管から血液を採取するための中空針を含む採取手段
    を有せず、基板内に血液をろ過するためのろ過手段を有
    せず、基板内に当該溝部内の血液を移動させるための移
    動手段を有しないことを特徴とする血液分析装置に校正
    液を注入し、その後当該分析手段を校正し、その後当該
    校正液を回収し、その後当該血液分析装置に生体より採
    取した血液を注入し、その後当該血液分析装置の当該開
    口部あるいは当該保持板開口部を密封するかあるいは密
    封せずに、その後当該血液分析装置を回転し、その後当
    該分析手段の電極間の電圧を測定し、その後当該電圧よ
    り当該血液中の成分の濃度を算出を算出し、その算出結
    果を表示する血液分析方法。
  16. 【請求項16】 請求項8に記載の血液分析装置処理装
    置が当該血液分析装置に血液を注入するための血液注入
    口を有することを特徴とする血液分析装置処理装置
  17. 【請求項17】 請求項8に記載の血液分析装置処理装
    置が当該血液分析装置に血液を注入するための血液吸引
    手段を有することを特徴とする血液分析装置処理装置。
  18. 【請求項18】 請求項8に記載の血液分析装置処理装
    置が当該血液分析装置の当該開口部あるいは当該保持板
    開口部を密封するための密封手段を付加する密封手段付
    加手段を有することを特徴とする血液分析装置処理装
    置。
  19. 【請求項19】 請求項8に記載の血液分析装置処理装
    置が未使用の当該血液分析装置を供給する血液分析装置
    供給手段を有し、使用済の当該血液分析装置を回収する
    血液分析装置回収手段を有し、取り付け取り外しのでき
    る未使用の血液分析装置を収納する未使用血液分析装置
    収納手段を有し、取り付け取り外しのできる使用済の血
    液分析装置を収納する使用済血液分析装置収納手段を有
    することを特徴とする血液分析装置処理装置。
JP2001338551A 2001-09-30 2001-09-30 血液分析装置ならびに血液分析方法 Pending JP2003107080A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001338551A JP2003107080A (ja) 2001-09-30 2001-09-30 血液分析装置ならびに血液分析方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001338551A JP2003107080A (ja) 2001-09-30 2001-09-30 血液分析装置ならびに血液分析方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003107080A true JP2003107080A (ja) 2003-04-09

Family

ID=19153025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001338551A Pending JP2003107080A (ja) 2001-09-30 2001-09-30 血液分析装置ならびに血液分析方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003107080A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006095615A1 (ja) * 2005-03-07 2006-09-14 Kuraray Co., Ltd. マイクロチャネルアレイ及び製造方法、並びにこれを用いた血液測定方法
JP2006308561A (ja) * 2005-03-29 2006-11-09 Citizen Watch Co Ltd バイオセンサ
JP2008203745A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Casio Electronics Co Ltd 電子写真用トナーの製造方法及び製造装置
WO2007129463A3 (ja) * 2006-04-26 2008-12-18 Nikkiso Co Ltd 生体成分測定装置及び生体成分測定装置の較正方法
US7722814B2 (en) 2006-03-27 2010-05-25 Citizen Holdings Co., Ltd. Measuring instrument using centrifugal force
US8012430B2 (en) 2004-03-04 2011-09-06 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology Methods for producing microchannel chips, microchannel chips, methods for separating biomolecules using the microchannel chips, and electrophoretic apparatus having the microchannel chips
JP2018196751A (ja) * 2013-04-15 2018-12-13 ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニーBecton, Dickinson And Company 体液収集装置および体液分離システム

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8012430B2 (en) 2004-03-04 2011-09-06 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology Methods for producing microchannel chips, microchannel chips, methods for separating biomolecules using the microchannel chips, and electrophoretic apparatus having the microchannel chips
WO2006095615A1 (ja) * 2005-03-07 2006-09-14 Kuraray Co., Ltd. マイクロチャネルアレイ及び製造方法、並びにこれを用いた血液測定方法
JP2006308561A (ja) * 2005-03-29 2006-11-09 Citizen Watch Co Ltd バイオセンサ
JP4693657B2 (ja) * 2005-03-29 2011-06-01 シチズンホールディングス株式会社 バイオセンサ
US7722814B2 (en) 2006-03-27 2010-05-25 Citizen Holdings Co., Ltd. Measuring instrument using centrifugal force
WO2007129463A3 (ja) * 2006-04-26 2008-12-18 Nikkiso Co Ltd 生体成分測定装置及び生体成分測定装置の較正方法
US8236257B2 (en) 2006-04-26 2012-08-07 Nikkiso Co., Ltd. Biological component-measuring device and method for calibrating the same
JP5025639B2 (ja) * 2006-04-26 2012-09-12 日機装株式会社 生体成分測定装置及び生体成分測定装置の較正方法
US8663579B2 (en) 2006-04-26 2014-03-04 Nikkiso Co., Ltd. Biological component-measuring device and method for calibrating the same
JP2008203745A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Casio Electronics Co Ltd 電子写真用トナーの製造方法及び製造装置
JP2018196751A (ja) * 2013-04-15 2018-12-13 ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニーBecton, Dickinson And Company 体液収集装置および体液分離システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3803078B2 (ja) 血液分析装置及び血漿分離方法
US9213043B2 (en) Clinical diagnostic system including instrument and cartridge
JP4480170B2 (ja) 血液分析装置及び血液分析方法
JP3984748B2 (ja) 化学分析装置と化学分析システム
US8741234B2 (en) Disposable cartridge for fluid analysis
EP1942332B1 (en) Measuring device, measuring apparatus and method of measuring
WO2006016693A1 (ja) 血液分析装置及び血液分析方法
JP4111179B2 (ja) 化学分析装置と化学分析システム
JP2001258868A5 (ja)
JP2001258868A (ja) 血液分析方法ならびに装置
US20130164778A1 (en) Two step sample loading of a fluid analysis cartridge
JP2009122082A (ja) 血液希釈定量器具
JP4504289B2 (ja) バイオセンサ
JP2003107080A (ja) 血液分析装置ならびに血液分析方法
CN113116348B (zh) 一种连续动脉血液检测装置
JP2003083958A (ja) 血液分析装置ならびに血液分析方法
US20080287830A1 (en) Apparatus and Method for Portable Blood Cell Counting
JP4966752B2 (ja) 流体測定基板、分析装置及び分析方法
CN215493304U (zh) 一种全血处理及检测微流控芯片
JP2006052950A (ja) 血液分析装置及び血液分析方法
JP2003083926A (ja) 血液分析装置ならびに血液分析方法
US20220250060A1 (en) Integrated, point of sale, blood testing systems and methods
WO2008036588A1 (en) Clinical analysis apparatus
CN101233408A (zh) 测定仪器、测定装置和测定方法
WO2024016077A1 (en) Point-of-care blood analysis system