JP2003106537A - 鍋検出用の能動センサを有する電気ラジエントヒータ - Google Patents

鍋検出用の能動センサを有する電気ラジエントヒータ

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JP2003106537A JP2002198088A JP2002198088A JP2003106537A JP 2003106537 A JP2003106537 A JP 2003106537A JP 2002198088 A JP2002198088 A JP 2002198088A JP 2002198088 A JP2002198088 A JP 2002198088A JP 2003106537 A JP2003106537 A JP 2003106537A
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    • H05B3/68Heating arrangements specially adapted for cooking plates or analogous hot-plates
    • H05B3/74Non-metallic plates, e.g. vitroceramic, ceramic or glassceramic hobs, also including power or control circuits
    • H05B3/746Protection, e.g. overheat cutoff, hot plate indicator
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B2213/00Aspects relating both to resistive heating and to induction heating, covered by H05B3/00 and H05B6/00
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサの取りつけを簡単にする。 【解決手段】 上方の結晶化ガラスプレート上の鍋の位
置を検出するための能動センサ(21、121)を有す
る電気ラジエントヒータ(11、111)が提供され
る。センサ(21、121)は、導電性材料で形成され
ており、共振回路離調によって作動する制御装置の誘導
共振回路の一部である。それは、ラジエントヒータ(1
1、111)の加熱ゾーン(17、117)を覆ってい
る。センサ(21、121)は、ほぼ直線状に延びて、
従来型センサコイルとは異なって、ループレス構造を有
する。それはたとえば、ワイヤ(121)を引き伸ばす
か、ロッドレギュレータの管(21)を使用することも
可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上方を覆うホット
プレート上の鍋またはポットの位置を検出する能動セン
サを備えた電気ラジエントヒータに関する。
【0002】
【従来の技術】そのようなセンサは、ドイツ特許第DE
196 03 845 A1号などから周知であり、鍋が
ホットプレート上にあるかどうか、またおそらくはその
位置を検出するために使用される。加熱システムは、鍋
がその上に載っている時だけ作動する。これは、一方で
は、ホットプレート上に鍋がない時のエネルギの浪費を
避けるため、また他方では、高温で開放状態で作動して
いるホットプレートによる物品の燃焼または破損の危険
を防止するためである。
【0003】ドイツ特許第DE196 03 845 A
1号によるセンサは、ヒータとホットプレートとの間に
ほぼ円形に延びたワイヤループとして構成されている。
対応の金属製鍋を載せることによって、センサループの
インダクタンスに変化が生じる。この変化が、関連の電
子手段によって鍋の載置として検出される。意図された
ように、それから独立的に加熱システムを作動させるこ
とができる。ラジエントヒータへのセンサの取り付けに
困難が生じる。また、特にセンサが調理領域としての結
晶化ガラスプレートの破壊などを生じる可能性がある落
錘衝撃試験において、センサ重量に関する問題が生じ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、セン
サの取り付けが簡単になると共に、改良構造を有する上
記電気ラジエントヒータを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項1の
特徴を有するラジエントヒータによって解決される。本
発明の好都合な発展が、従属請求項に示され、以下にさ
らに詳細に説明されている。明確な参考として、請求項
の表現は本説明の内容の一部に組み込まれる。
【0006】周知の従来型円形センサループまたはコイ
ルと異なって、本発明によるセンサは、ループレス式に
構成されている。それは、好ましくはそれの経路の少な
くとも主要部分でほぼ直線状に延びている。ラジエント
ヒータまたは加熱ゾーン付近にほぼ専ら直線状に延びる
ことが特に好ましい。本発明に関連して、ループレスと
は、センサが完全またはほぼ閉じたループを形成しない
ことを意味する。センサは好ましくは、その経路で表面
をまったく画定しない。
【0007】「ほぼ直線状」とは、過度でない波形か、
同様な構造のセンサも意味する。最後になるが、それは
単一方向に延びている、すなわち、その経路をそれによ
って説明することができる。
【0008】本発明によるセンサは、構造が相当に簡易
化されるという利点を有する。一定の状況では数回巻き
にもなる完全な周方向ループがラジエントヒータに取り
付けられておらず、これは直線部分だけに当てはまる。
それらは、たとえば少なくとも一端部でラジエントヒー
タの縁部か、それを取り囲む絶縁体に固定することがで
きる。ループ状のセンサにはまた、センサが直接的にラ
ジエントヒータの中央ゾーンを横切っていないため、そ
の中央ゾーンを正確に確定することができないという欠
点もある。その周方向ループ状の特性のため、いずれの
部分も中央領域を通ることができない。しかし、この中
央領域の上方に直線状センサを案内する場合、問題が発
生しない。
【0009】驚くことに、本発明では、たとえば多回路
ヒータの上方に平行に延びた2本のワイヤを備えれば、
鍋の載置と共に、それの寸法、さらにはそれの位置も検
出することが可能であることがわかった。
【0010】驚くことに、センサは、加熱ゾーンの上方
に延びた部分を有する、たとえば、直線状の導電体とし
て構成するだけでよいこともわかった。それは、ラジエ
ントヒータの一縁部からその中心を越えて、好ましくは
他縁部まで延在することができ、従って、センサは表面
をまったく囲まない。驚くことに、機能すなわち検出精
度は、センサとして上記の平行導体の場合とまったく同
じである。関連の電子システムの設定切り換え閾値の関
数として、鍋が載置されているかどうか、または鍋また
は位置が容認されるかどうかを決定することができる。
【0011】好都合なことに、センサは、加熱ゾーンま
たはラジエントヒータ全体の上方を横切っている。好都
合なことに、特に単一導体または部分を有するセンサの
場合、ほぼ担持または収容を行う金属プレートまたはデ
ィスクを備えたラジエントヒータを使用することが可能
である。金属ディスクは、センサ用の帰線としてか、第
2接続部として構成することができる。これによって、
複雑な追加の接続作業の必要がなくなる。驚くことに、
これはそのような鍋検出センサの機能を損なわないこと
がわかった。センサは、少なくとも一方の端部領域にお
いて、ラジエントヒータの金属ディスクから電気絶縁す
ることができる。このように絶縁された端部領域によっ
て、それは外部からアクセスできる第1電気接続部に接
続される。他方のセンサ端部は、直接的または間接的に
金属ディスクに接続される。特に簡単な構造では、電気
接続のために第2電気接続部を金属ディスクの任意点に
固定するだけでよい。
【0012】特に好適な発展例によれば、センサ用の可
能な接続手段または接続プラグが、接続部材内に両接続
部を含む。このために、一方のセンサ端部付近で、接続
部材をラジエントヒータまたは金属ディスクに固定する
ことができる。帰線として、または第2電気接続部とし
て金属ディスクを使用した時、任意点で信号を取り出し
たり、接続部材を一方のセンサ端部に非常に近接した位
置に配置することが非常に容易にできる。
【0013】好都合にも、センサは、ラジエントヒータ
の加熱領域の上方の中央を通っており、これによって、
対応の高温点に載置された鍋がセンサの実質的に適当な
位置を確実に覆うことができ、検出が可能になる。幾つ
かの加熱領域を有するラジエントヒータの場合、センサ
は複数の加熱領域の上方を、特にすべての加熱領域の上
方を通ることができる。
【0014】また、センサが分離領域だけを覆って、そ
の分離領域について鍋の位置を検出するようにすること
もできる。 これは、たとえば、細長いベーキングまた
はフライ装置用などの側方に配置された追加加熱手段の
場合に好都合である。
【0015】本発明の1つの変更例によれば、ラジエン
トヒータを取り付けた時、上にラジエントヒータを取り
付けたホットプレートから限定距離だけ下方を通るよう
にして、センサをラジエントヒータに取り付けることが
可能である。このわずかな距離は、0.1〜10mmに
することができ、非常に小さい、すなわち10分の2〜
3mmであることが好ましい。この距離の限界として、
ラジエントヒータを包囲して、取り付け状態でホットプ
レートの下側に係合する絶縁プレートなどの上縁部を使
用することもできる。
【0016】本発明のさらなる発展例では、所望の距離
または空間を正確に設定できるように、センサの少なく
とも一端部に高さ調節部を設けることができる。そのよ
うな高さ調節部は、たとえば、好ましくはラジエントヒ
ータ平面に垂直な方向でラジエントヒータに設けられた
細長穴を有することができる。センサ高さは、この細長
穴に沿って調節することができる。
【0017】センサを剛直に、好ましくは太いワイヤと
して、または管形に構成することが可能である。管状セ
ンサの場合、外部に対して電気絶縁することができる金
属管を使用するのが特に妥当である。本発明の変更例で
は、センサをラジエントヒータ用に従来より使用されて
いたロッドレギュレータと組み合わせることができる。
ロッドレギュレータの金属製の外管がセンサを形成する
か、それをセンサ用の導電体として使用することができ
る。これによって、必要な取り付けコストが大幅に軽減
された結合部材を形成することができるようになる。
【0018】好都合なことに、従来型ロッドレギュレー
タは、ラジエントヒータ上に余熱接触部を備えることが
でき、センサとして構成されることができる。ロッドレ
ギュレータの余熱接触部が必要ない場合、このレギュレ
ータ内で利用可能な空間を、センサ接続用の接続ブロッ
クとして使用することができる。
【0019】本発明の別の可能性によれば、センサは、
ワイヤ、編組線または金属バンドなどの形の、弾性また
は可撓性構造を有することができる。後者は、加熱領域
の少なくとも1つの部分の上方で引き伸ばされて、伸長
効果によって必要な安定性を獲得することができる。
【0020】本発明の範囲内において、熱によって生じ
るセンサの長さ変化を補償するために、ばね手段を設け
ることができる。あるいは、または追加して、センサの
少なくとも一端部の取り付けおよび/または張力の、し
たがってセンサ形状の維持のためにばね手段を使用する
ことができる。センサ位置が一定の役割を果たす場合、
ばね手段は、位置が定められた正確な固定が可能である
ように構成されなければならない。ばね張力は、センサ
材料またはセンサ断面の時間/熱膨張限界に合わせなけ
ればならない。これによって、システムセンサ/ばね手
段が最適な相互一致を確実に行うことができる。ばね手
段は好ましくは、板ばねで構成され、本発明の1つの変
更例では、これは打ち抜くか、ラジエントヒータ用の支
持ディスクの金属縁部から作製することができる。
【0021】ばね手段を使用してセンサの少なくとも一
端部をラジエントヒータに固定または取り付けることが
可能である。ばね手段は、ラジエントヒータを受け取る
ための金属ディスクから電気絶縁することができる。し
かし、特に好適な方法で、ばね手段が金属ディスクへの
センサの電気結合に利用され、この場合、それは帰線ま
たは第2電気接続部として使用される。
【0022】センサは、スケーリング防止構造を有し
て、永久的に加熱ゾーンの高温によって攻撃または破壊
されないようにしなければならない。また、センサ材料
がキュリー点を有すると、測定結果に誤りが生じる可能
性があるので、キュリー点がないことが好ましい。
【0023】また、上記の従来型ロッドレギュレータを
用いる場合、たとえば、PT100またはPT1000
の形の貴金属温度測定抵抗器を組み込むことが可能であ
る。貴金属温度測定抵抗器は、ロッドレギュレータのセ
ラミック部分と交換することができる。ロッドレギュレ
ータの外管は、センサとして、また貴金属温度測定抵抗
器用のホルダとして構成することができる。
【0024】最後になるが、本発明は、幾つかのラジエ
ントヒータを備えた調理領域も対象として含み、少なく
とも1つの、好ましくはすべてのラジエントヒータを上
記のように構成することができる。
【0025】センサ信号を評価するのに必要なセンサ電
子機器が設けられることは明らかであり、たとえばドイ
ツ特許第DE196 03 845 A1号に記載されて
いるように構成することができ、この特許の内容は明確
な参考として本説明の内容の一部に組み入れられる。
【0026】上記およびさらなる特徴は、請求項、説明
および図面から推測することができ、個々の特徴は、単
独でも、幾つかを組み合わせても、本発明の実施形態や
他の分野で実現することができ、ここで保護を請求する
好都合な独立的に保護可能な構造を表すことができる。
本出願を個別項目に分割することや副標目は、以下の記
載の全体的有効性を決して制限することはない。
【0027】
【発明の実施の形態】添付図面に関連して、本発明の実
施形態を以下に説明する。
【0028】図1および図2は、本発明によるラジエン
トヒータ11を断面図で示しており、これはほぼ従来通
りに構成されている。すなわち、円周方向周縁部15を
有する平面的な絶縁体14が、側方隆起縁部13を有す
る金属プレートまたはディスク12内に配置されてい
る。絶縁体14上に、たとえば、図2に示すように蛇行
形巻線の形にしたラジエントヒータの加熱導体16が配
置されている。ロッドレギュレータの接続部材18が、
金属ディスク縁部13に取り付けられている。また、ラ
ジエントヒータ11の加熱導体16用のさらなる電気接
続部19が設けられている。
【0029】接続部材18のロッドレギュレータの管2
1は、ラジエントヒータ11または金属ディスク12全
体の上方を横切ってそれを越えて延在している。それの
左端部22が絶縁体周縁部分15内に取り付けられる
か、それの上方に幾分突出している。
【0030】本発明によれば、ロッドレギュレータの金
属管21は、ポット検出センサとして構成されている。
図2から推測できるように、センサ21は、金属ディス
ク12またはラジエントヒータ11全体の上方にそれを
越えて延在しており、従って、いずれの場合も、加熱導
体16によって形成された加熱ゾーン17を覆う。管ま
たはセンサ21の電気接触は、アースまたは接地として
ロッドレギュレータを固定することによってセンサを金
属ディスク12またはその縁部13に直接的に接続する
ことにより、右側領域で行われる。センサ21が金属デ
ィスク縁部13を通過する時、簡単な係合または対応の
弾性接触手段などによってここで別の電気接触を行う可
能性を得ることが可能である。センサ21の他方の左端
部の電気接触は、図1に示されているように、周縁部1
5および金属ディスク縁部13の両方を貫通して縁部1
3の上方に幾分突出した端部22で行われる。端部22
に取り付けられた可撓性金属編組線24が、接続部材2
7のプラグ接続ラグ25につながっている。接続部材2
7は、金属ディスク縁部13に固定され、従来通りに絶
縁材、好ましくはセラミック材を有する。センサ端部2
2が開口付近の位置で金属ディスク縁部13と接触しな
いことが重要である。この目的のために、絶縁体縁部1
5を介した係合によって端部22の位置の固定が行われ
るため、開口を十分に大きくすることができる。さらに
もっと確実な方法は、開口または穴または切り欠きの内
側をプラスチックまたはセラミック材製などの一種の電
気絶縁スリーブで絶縁することであり、これによって、
センサ端部22を金属ディスク縁部13に取り付けるこ
ともできる。
【0031】金属ディスク縁部13は、さらなる可撓性
編組線28によって、接続部材27の第2プラグ接続ラ
グ26に接続されている。したがって、一端部で、セン
サ端部22および金属編組線24によってセンサ21の
接触が行われる。他端部で、金属編組線28およびディ
スク縁部13によって接触が行われている。金属編組線
28の代わりに、接続ラグ26を直接的に金属ディスク
12に接続したり、金属ディスク12から曲げることも
できる。
【0032】図1および図2による可能性の変更例とし
て、ロッドレギュレータまたはセンサ21の接続部材1
8の近くにプラグ接続ラグ26を設けることも考えられ
る。これによって、金属ディスクを経由する信号線を省
くことができるが、これは電気的にも機能的にも決定的
な利点を生じない。センサ21の両接続部25および2
6用に単一の接続部材27を設けて、プラグなどによる
組み立てまたは接触を非常に簡単かつ誤りがないように
行うことができることが非常に重要である。この場合、
金属ストランドまたは編組線28を接続部材27からロ
ッドレギュレータ接続部材18に近いセンサ21の他端
部まで延在させることも可能であろう。これは可能であ
るが、コストが大幅に増加し、上記の可能性より複雑に
なる。
【0033】さらに、図1および図2による構造では、
ロッドレギュレータ接続部材18の固定および/または
センサ21の他端部22の保持によって、それの位置、
したがってラジエントヒータ11を覆っている結晶化ガ
ラスプレートの下方の将来位置の固定または調節を行う
ことができる。
【0034】図3および図4は、金属ディスク112
と、金属ディスク縁部113と、絶縁体114と、2つ
の環状周縁部分115aおよび115bとを備えた同様
なラジエントヒータ111を示す。内側周縁部分115
aは、加熱導体116によって加熱ゾーンを内側加熱ゾ
ーン領域117aおよび外側加熱ゾーン領域117bに
分割している。ロッドレギュレータ130が、図4に詳
細な形で示されており、温度過昇を防止するための従来
型ロッドレギュレータに対応するが、この場合にはセン
サ機能との結びつきがない。
【0035】金属ディスク縁部113の右側に板ばね1
31がねじ留めまたはリベット留めされており、これの
長い弾性脚部分が金属ディスク縁部113から約20°
の角度で突出している。センサワイヤ121が板ばね1
31の端部に固定されており、固定具は導電性である。
センサワイヤ121は、いずれの場合も周縁部分115
aおよび115b内の対応の切り欠き133を通ってラ
ジエントヒータ111の上方を横切り、加熱ゾーン領域
117aおよび117bを覆う。
【0036】金属ディスク112またはその縁部113
の左端部に、図1および図2のものと同じ接続部材12
7が取り付けられている。センサワイヤ121は、板ば
ね131の張力によってまっすぐに保持されるように、
直接的に接続部材127のプラグ接続ラグ125の上方
突出部分に取り付けられている。図1および図2のセン
サの接触と同じく、他方のプラグ接続ラグ126は可撓
性金属編組線128によって金属ディスク縁部113
に、したがって、板ばね131を介してセンサ121に
接続されている。したがって、センサ121は、2つの
プラグ接続ラグ125、126によって単一の接続部材
127内で接触する。この単一の接続点およびそれの変
更例の利点は、図1および図2に関連して説明したもの
と同じである。
【0037】接続部材27または127から、ラジエン
トヒータまたは調理領域全体を制御する電子機器と組み
合わせることができる対応の鍋検出電子機器まで接続ケ
ーブルを引くことができる。
【0038】図3および図4に従った構造では、接続ラ
グ126から突出したセンサワイヤ121固定部分を板
ばねのようにセンサの方向にたわむことができるように
してもよい。これによって、センサ121の他端部を直
接的に金属ディスクに固定することができ、板ばね13
1およびそれの固定具を省くことができる。さらなる可
能性として、同様なストリップを打ち抜いてディスク縁
部113から側方へ折り曲げることによって、板ばね1
31およびそれの複雑な固定の代わりにすることもでき
る。
【0039】センサ管または剛直センサを備えたロッド
レギュレータを縁部からラジエントヒータの中央からわ
ずかな距離だけ上方に通すことも考えられる。この場
合、センサを保持すると共に下方から案内される金属部
品によって、センサを固定すると共に、それの端部で電
気接触を生じることが可能である。その場合、可撓性金
属編組線と同様に、それを接続部材などまで案内するこ
とができ、この目的のために編組線を絶縁しなければな
らない。この構造は、センサとして可撓性ワイヤを用い
て実現することができる。
【0040】図3および図4の構造において、センサワ
イヤ121の代わりに、たわむことができない太いワイ
ヤを使用することもできる。この場合、板ばね131に
相当するばね手段を用いて、少なくとも一端部に固定す
ることもできる。
【0041】本発明の範囲内において、一方のセンサ端
部を直接的に接続部材の接続ラグに固定することが可能
である。これによって、その端部用の他の固定が必要な
くなるという利点が得られる。金属ディスクまたはその
縁部で、またはそれを介してセンサ端部と接触する時、
センサの他端部を金属ディスクから確実に絶縁しなけれ
ばならない。
【0042】2つの実施形態を通して、特に単一の直線
状導体を有するだけであるセンサの取り付けは非常に容
易に行うことができ、2つの固定点が必要なだけである
ことを確認することができる。これらの実施形態のさら
に重要な利点は、導体として金属ディスクを使用するこ
とによって、接続部および接続リード線の両方が非常に
容易に可能であることにある。一方のセンサ端部を金属
ディスクに取り付けることによって、相当な構造的単純
化が得られる。それによって、組み立てコストが、また
それに伴って全体コストが低下し、誤りの発生源を減ら
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロッドレギュレータがセンサを形成している本
発明によるラジエントヒータの断面図である。
【図2】図1のラジエントヒータの平面図である。
【図3】センサとして緊縮ワイヤを用いた変更構造の断
面図である。
【図4】図3のラジエントヒータの平面図である。
【符号の説明】
11 ラジエントヒータ 12、112 金属ディスク 13 側方隆起縁部 14、114 絶縁体 15 円周方向周縁部 16 加熱体 17 加熱ゾーン 18 接続部材 21 管またはセンサ 22 端部 24 可撓性金属編組線 25、125 接続ラグ 26、126 第2プラグ接続ラグ 27、127 接続部材 28、128 可撓性編組線 113 金属ディスク縁部 115a、115b 環状円周部 116 加熱導体 117a 内側加熱ゾーン領域 117b 外側加熱ゾーン領域 121 センサワイヤ 130 ロッドレギュレータ 131 板ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エリッヒ ヨーン ドイツ連邦共和国、 プフォルツハイム、 ヴェルナー・ズィーメンズ ストラッセ 32 (72)発明者 ヴィルフリート シリング ドイツ連邦共和国、 クライヒタル、 カ ールスルーアー ストラッセ 16 Fターム(参考) 3K058 AA34 AA42 AA62 CA02 CA22 CA31 CA55 CE12 3L087 AA03 AB20 BB06 BB18 BC16 CA20 CB02 CC03 DA01 DA19 DA23 DA24

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方を覆うホットプレート、特に結晶化
    ガラスプレート上の鍋の位置を検出する能動センサ(2
    1、121)を備えた電気ラジエントヒータ(11、1
    11)であって、該センサ(21、121)は、 導電材料を含み、 好ましくは共振回路離調によって作動する制御装置の誘
    導共振回路の一部であり、 電気輻射加熱素子(16、116)によって加熱される
    少なくとも1つの加熱ゾーン(17、117)付近に位
    置して、それを少なくとも部分的に覆っており、 前記センサ(21、121)は、ほぼ直線状に延びて、
    ループレス構造を有する電気ラジエントヒータ。
  2. 【請求項2】 前記センサ(21、121)は、一部分
    が前記加熱ゾーン(17、117)の上方を通っている
    だけであり、直線状の導電体の形である請求項1記載の
    ラジエントヒータ。
  3. 【請求項3】 前記センサ(21、121)は、前記加
    熱ゾーン(17、117)の上方の中央を通っており、
    幾つかの加熱ゾーン(117a、117b)を有する場
    合、前記センサ(121)は、該加熱ゾーンのすべての
    上方を通る請求項1記載のラジエントヒータ。
  4. 【請求項4】 前記センサ(21、121)は、加熱ゾ
    ーン(17、117)と共に全体の上方を横切って通
    り、前記センサ(21、121)用の帰線または第2接
    続部として構成された金属ディスク(12、112)内
    に配置されて、それによってほぼ担持されている請求項
    1記載のラジエントヒータ。
  5. 【請求項5】 前記センサ(21、121)は、一端部
    (22)で前記金属ディスク(12、112)に対して
    電気絶縁されており、第1電気接続部(24、124)
    は直接的に前記センサにつながり、第2電気接続部(2
    8、128)は前記金属ディスク(12、112)につ
    ながり、該金属ディスクは前記センサに電気接続されて
    いる請求項4記載のラジエントヒータ。
  6. 【請求項6】 前記センサ(21)は、剛直かつ管状で
    あり、前記センサを従来型ロッドレギュレータと組み合
    わて、該ロッドレギュレータの金属外管が前記センサ
    (21)を形成するようにした請求項1記載のラジエン
    トヒータ。
  7. 【請求項7】 前記センサ(21、121)の材料はキ
    ュリー点を有していない請求項1記載のラジエントヒー
    タ。
  8. 【請求項8】 取り付けられた従来型ロッドレギュレー
    タ内に貴金属温度測定抵抗器が取り付けられており、該
    貴金属温度測定抵抗器は、前記ロッドレギュレータのセ
    ラミック部分と交換され、前記ロッドレギュレータの外
    管が、センサ(21)として、また前記貴金属温度測定
    抵抗器用のホルダとして構成されている請求項1記載の
    ラジエントヒータ。
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