JP2003103131A - エアフィルタ - Google Patents

エアフィルタ

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JP2003103131A
JP2003103131A JP2001231641A JP2001231641A JP2003103131A JP 2003103131 A JP2003103131 A JP 2003103131A JP 2001231641 A JP2001231641 A JP 2001231641A JP 2001231641 A JP2001231641 A JP 2001231641A JP 2003103131 A JP2003103131 A JP 2003103131A
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JP
Japan
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filter medium
filter
case
air
air filter
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Application number
JP2001231641A
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English (en)
Inventor
Asataro Nishikawa
浅太郎 西川
Yukitane Kadota
幸胤 門田
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AKUSHII KK
AQC Corp
Original Assignee
AKUSHII KK
AQC Corp
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ろ材交換作業を安全かつ容易に行うことがで
きるエアフィルタを提供することである。 【解決手段】 プリーツ加工を施したろ材本体1を、プ
リーツと直交する断面内で、前面側のエア流入方向へ開
放されたW形に屈曲させ、このろ材本体1のプリーツと
直交する上下両端面に接合したシール用シート2を、ろ
材本体1の前面側に張り出させてケース7の側板4に沿
わせ、各シール用シート2の張り出し部を挟着板8a、
8bで側板4との間に挟着して、ろ材3をケース7に着
脱可能に固定するとともに、シール用シート2とケース
7間をシールすることにより、嵩張る枠状の蓋部材の取
り付けを不要とし、ろ材交換作業を安全かつ容易に行う
ことができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ろ材交換型のエ
アフィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ろ材交換型のエアフィルタに用いられる
エアフィルタ用ろ材には、プリーツ加工を施したろ材本
体を、プリーツと直交する断面内で、前面側のエア流入
方向へ開放されたV形に少なくとも1箇所以上で屈曲さ
せ、このろ材本体のプリーツと直交する両端面にシール
用シートを接合したものがある。
【0003】この種のろ材を用いるエアフィルタは、ろ
材の四周を側板で囲み、その前面側にエア流入口、後面
側にエア流出口が設けられたろ材収納ケースを用い、こ
のケースの後面側に、ろ材の背面側を支持する支持部材
を設け、ケースの前面側に、ろ材の前面側を押さえる枠
状の蓋部材を着脱可能に取り付け、この蓋部材を取り外
して、交換されるろ材をケースから取り出すようにして
いる。
【0004】この種のエアフィルタでは、ろ材の四周と
ケース間をシールするために、例えば特開平10−11
3519号公報に記載されたものでは、前記シール用シ
ートが、V形に開放されたろ材前面側の空間のV形端面
を覆って、ろ材のエア流入側前端縁よりも延長され、こ
のシール用シートの延長部を折り曲げて、蓋部材でケー
スの前縁部との間で挟着することにより、ろ材の上下端
とケース間をシールするとともに、ケースの前面側に取
り付けたプリーツ端面の押さえ部材にシール部材を装着
し、ろ材の左右両端とケース間をシールしている。ま
た、枠状の蓋部材には、両側のプリーツ端面が押さえ部
材からずれるのを防止するために、屈曲部を有するろ材
押さえ片が取り付けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のろ材交
換型エアフィルタは、ケースに枠状の蓋部材を取り付け
て、収納されたろ材の前面側を押さえ、この蓋部材にシ
ール機能やろ材のずれ止め機能を分担させている。
【0006】通常、これらのエアフィルタは高所に配置
されることが多いので、ろ材交換の作業者は脚立等の上
に登って嵩張る枠状の蓋部材を取り外し、取り外した蓋
部材を床上の補助作業者に受け渡して、ろ材交換を行っ
ている。蓋部材はねじ止めされていることが多いので、
作業者と補助作業者は、工具やねじの受け渡しも必要と
されることがあり、ろ材交換作業が煩雑なものとなって
いる。また、作業者が蓋部材や工具等を落とし、これら
が下の補助作業者に当たる危険性もある。
【0007】そこで、この発明の課題は、ろ材交換作業
を安全かつ容易に行うことができるエアフィルタを提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、プリーツ加工を施したろ材本体を、
プリーツと直交する断面内で、前面側のエア流入方向へ
開放されたV形に少なくとも1箇所以上で屈曲させ、こ
のろ材本体のプリーツと直交する両端面にシール用シー
トを接合したエアフィルタ用ろ材を、このろ材の四周を
側板で囲み、その前面側にエア流入口、後面側にエア流
出口が設けられたケースに収納したエアフィルタにおい
て、前記各シール用シートを前記V形に開放されたろ材
本体の前面側に張り出させて前記ケースの側板に沿わ
せ、この各シール用シートの張り出し部を、それぞれ前
記沿わせた側板との間で挟着する挟着板を設けて、これ
らの挟着板により、前記ろ材を前記ケースに着脱可能に
固定した構成を採用したものである。
【0009】すなわち、エアフィルタ用ろ材の各シール
用シートをろ材本体の前面側に張り出させてケースの側
板に沿わせ、この各シール用シートの張り出し部を挟着
板で側板との間に挟着することにより、ろ材をケースに
着脱可能に固定するとともに、シール用シートとケース
間もシールし、嵩張る枠状の蓋部材の取り付けを不要と
した。
【0010】前記各挟着板に、前記シール用シートの張
り出し部を貫通して、前記側板に設けられたねじ穴に螺
着されるねじを取り付け、このねじを指先で締め付け可
能な化粧ねじとし、その首下部に前記挟着板の裏面側で
止め輪を装着することにより、ろ材交換作業用の工具を
不要とするとともに、各挟着板とねじを不分離とし、ろ
材交換作業をより安全で容易に行うことができる。
【0011】前記側板のねじ穴の周囲に、前記ねじの先
端をねじ穴に案内する摺り鉢状の傾斜を設けることによ
り、ろ材交換作業をさらに容易に行うことができる。
【0012】前記ケースの前面内側に張り出し、前記ろ
材の両側プリーツ端面を押さえる押さえ部材を前記ケー
スと一体に設け、これらの押さえ部材の先端に、前記プ
リーツ端面のプリーツ幅を越えて内向きに折り曲げられ
た折り曲げ部を形成することにより、ろ材の両側端をず
れ止めして、これらとケース間を確実にシールすること
ができる。
【0013】前記ろ材本体のプリーツを上下に向けて前
記ろ材を収納し、下側の前記シール用シートの張り出し
部を前記側板との間で挟着する挟着板に、前記ケースの
前面側に張り出すプレフィルタ受け部を形成することに
より、別体の取り付け部材なしでプレフィルタをケース
の前面側に容易に取り付けることができる。なお、プレ
フィルタの上端側は、その重量を支える必要がないの
で、マグネットや止めねじ等を用いて、ケースの前面側
に簡単に固定することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図4に基づき、こ
の発明の実施形態を説明する。このエアフィルタは、図
1および図2に示すように、プリーツ加工を施したろ材
本体1を、プリーツと直交する断面内で、前面側のエア
流入方向へ開放されたW形に屈曲させ、このろ材本体1
のプリーツと直交する上下両端面にシール用シート2を
接合したエアフィルタ用ろ材3と、このろ材3の四周を
側板4で囲み、前面側にエア流入口5、後面側にエア流
出口6が設けられたケース7と、ろ材3の上下のシール
用シート2をそれぞれケース7の上下の側板4に挟着す
る挟着板8a、8bとで基本的に構成されている。
【0015】前記ケース7には、エア流出側となるろ材
3の背面側で、ろ材本体1のW形断面を補完する形状と
され、ろ材本体1の高さ方向の概ね中央部を支持する水
平支持板9と、ろ材本体1のW形の頂部を支持する2本
の縦棧10とが取り付けられている。
【0016】また、ケース7の上下の側板4には、ケー
ス7の前縁に寄せて、前記各挟着板8a、8bを取り付
けるための2つずつのねじ穴11が設けられ、左右の側
板4には、ケース7の前面内側に張り出し、ろ材本体1
の左右両側のプリーツ端面を押さえる押さえ部材12が
一体に取り付けられている。
【0017】前記ろ材3の上下のシール用シート2は、
W形に開放されたろ材本体1の前面側へ張り出してお
り、この張り出し部に2つずつの貫通孔13が設けられ
ている。これらの貫通孔13は、ろ材本体1の背面側を
前記水平支持板9と縦棧10に当接したときに、前記上
下の側板4の各ねじ穴11と合致する位置に設けられて
いる。なお、各シール用シート2は、ろ材本体1の中央
部で後面側へも張り出し、台形状に形成されている。
【0018】前記上下の側板4の前端には、直角に外折
りされたフランジ部14が設けられ、各挟着板8a、8
bは、それぞれ上下の側板4の内側面とフランジ部14
に沿わされるように直角に折り曲げられ、側板4の内側
面に沿わされる挟着面15に設けられた2つずつの貫通
孔16に、それぞれ化粧ねじ17が取り付けられ、C形
止め輪18で抜け止めされている。
【0019】また、前記各挟着板8a、8bの挟着面1
5には、W形のろ材本体1の前端部が中央部と左右両端
部でそれぞれ嵌まり込む切欠き部19a、19bが設け
られている。下側の挟着板8bには、ケース7の前面側
に張り出す樋状のプレフィルタ受け部20も設けられて
おり、ケース7の前面にプレフィルタ21を装着できる
ようになっている。なお、プレフィルタ21の上端側
は、上側板4のフランジ部14に沿わされた上側の挟着
板8aの直角折り曲げ部に、マグネット(図示省略)で
固定される。
【0020】図3は、前記下側のシール用シート2の張
り出し部を、挟着板8bで側板4との間に挟着した状態
を拡大して示す。挟着板8bの各貫通孔16は、その直
角折り曲げ部を側板4のフランジ部14に押し当てたと
きに、前記側板4の各ねじ穴11およびシール用シート
2の各貫通孔13と合致する位置に設けられている。ま
た、側板4の各ねじ穴11の周囲には、摺鉢状の傾斜面
22が設けられている。
【0021】したがって、C形止め輪18で挟着板8b
に不分離に取り付けられた各化粧ねじ17は、傾斜面2
2に案内されて自然に各ねじ穴11に螺合され、指先で
化粧ねじ17を締め付けることにより、容易にシール用
シート2を挟着することができる。なお、図示は省略す
るが、上側のシール用シート2の挟着状態も全く同じで
あり、上側の挟着板8aにプレフィルタ受け部20が設
けられていない点のみが異なる。これらの挟着板8a、
8bによる各シール用シート2の挟着により、ろ材3が
ケース7に着脱可能に固定され、かつ、ろ材3の上下端
とケース7間がシールされる。
【0022】図4は、前記押さえ部材12でろ材本体1
のプリーツ端面を押さえた状態を拡大して示す。押さえ
部材12の押さえ面12aは、ろ材本体1のプリーツ端
面を全高さに渡って押さえ、その高さ方向の概ね中央部
に、プリーツ幅を越えて内向きに折り曲げられ、プリー
ツ端面が押さえ面12aからずれるのを防止する折り曲
げ部23が形成されている。また、押さえ部材12とろ
材本体1のプリーツ端部との間には、ろ材3の左右両端
とケース7間をシールするシール部材24が装着されて
いる。
【0023】上述した実施形態では、ろ材をろ材本体の
断面形状がV形の2つ連なるW形に形成されたものとし
たが、V形が1つだけ形成されたものや、3つ以上に連
なって形成されたものとすることもできる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、この発明のエアフィルタ
は、プリーツ加工を施したろ材本体を、プリーツと直交
する断面内で、前面側のエア流入方向へ開放されたV形
に少なくとも1箇所以上で屈曲させ、このろ材本体のプ
リーツと直交する両端面にシール用シートを接合したエ
アフィルタ用ろ材の各シール用シートを、ろ材本体の前
面側に張り出させてケースの側板に沿わせ、この各シー
ル用シートの張り出し部を挟着板で側板との間に挟着し
て、ろ材をケースに着脱可能に固定するとともに、シー
ル用シートとケース間もシールするようにしたので、嵩
張る枠状の蓋部材の取り付けを不要とし、ろ材交換作業
を安全かつ容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エアフィルタの実施形態を示す分解斜視図
【図2】図1のエアフィルタの平面断面図
【図3】図2のIII −III 線に沿った拡大断面図
【図4】図2の要部を拡大して示す斜視図
【符号の説明】
1 ろ材本体 2 シール用シート 3 ろ材 4 側板 5 エア流入口 6 エア流出口 7 ケース 8a、8b 挟着板 9 水平支持板 10 縦棧 11 ねじ穴 12 押さえ部材 12a 押さえ面 13 貫通孔 14 フランジ部 15 挟着面 16 貫通孔 17 化粧ねじ 18 止め輪 19a、19b 切欠き部 20 受け部 21 プレフィルタ 22 傾斜面 23 折り曲げ部 24 シール部材
フロントページの続き Fターム(参考) 4D058 JA14 KA01 KA08 KA15 KA16 KA25 KA27 KB06 KB11 KC81

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリーツ加工を施したろ材本体を、プリ
    ーツと直交する断面内で、前面側のエア流入方向へ開放
    されたV形に少なくとも1箇所以上で屈曲させ、このろ
    材本体のプリーツと直交する両端面にシール用シートを
    接合したエアフィルタ用ろ材を、このろ材の四周を側板
    で囲み、その前面側にエア流入口、後面側にエア流出口
    が設けられたケースに収納したエアフィルタにおいて、
    前記各シール用シートを前記V形に開放されたろ材本体
    の前面側に張り出させて前記ケースの側板に沿わせ、こ
    の各シール用シートの張り出し部を、それぞれ前記沿わ
    せた側板との間で挟着する挟着板を設けて、これらの挟
    着板により、前記ろ材を前記ケースに着脱可能に固定し
    たことを特徴とするエアフィルタ。
  2. 【請求項2】 前記各挟着板に、前記シール用シートの
    張り出し部を貫通して、前記側板に設けられたねじ穴に
    螺着されるねじを取り付け、このねじを指先で締め付け
    可能な化粧ねじとし、その首下部に前記挟着板の裏面側
    で止め輪を装着した請求項1に記載のエアフィルタ。
  3. 【請求項3】 前記側板のねじ穴の周囲に、前記ねじの
    先端をねじ穴に案内する摺り鉢状の傾斜を設けた請求項
    2に記載のエアフィルタ。
  4. 【請求項4】 前記ケースの前面内側に張り出し、前記
    ろ材の両側プリーツ端面を押さえる押さえ部材を前記ケ
    ースと一体に設け、これらの押さえ部材の先端に、前記
    プリーツ端面のプリーツ幅を越えて内向きに折り曲げら
    れた折り曲げ部を形成した請求項1乃至3のいずれかに
    記載のエアフィルタ。
  5. 【請求項5】 前記ろ材本体のプリーツを上下に向けて
    前記ろ材を収納し、下側の前記シール用シートの張り出
    し部を前記側板との間で挟着する挟着板に、前記ケース
    の前面側に張り出すプレフィルタ受け部を形成した請求
    項1乃至4のいずれかに記載のエアフィルタ。
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