JP2003101880A - 熱型赤外線イメージセンサ - Google Patents

熱型赤外線イメージセンサ

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JP2003101880A JP2001285478A JP2001285478A JP2003101880A JP 2003101880 A JP2003101880 A JP 2003101880A JP 2001285478 A JP2001285478 A JP 2001285478A JP 2001285478 A JP2001285478 A JP 2001285478A JP 2003101880 A JP2003101880 A JP 2003101880A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検出部の駆動電圧を低減すると共に、非選択
時の検出部におけるリーク電流を低減する。 【解決手段】 複数の半導体素子を直列接続して形成さ
れた熱型赤外線検出器を2次元配置してなる熱型赤外線
イメージセンサであって、各々の検出器104における
複数の半導体素子のうちの1つは動作電圧が高くリーク
電流が小さいpn接合ダイオード103で、残りは動作
電圧が低くリーク電流が大きいゲート・ドレイン短絡の
MOSFET104である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤外線を熱として
感知する熱型赤外線検出器(画素)を2次元配置した赤
外線イメージセンサに係わり、特に複数個のダイオード
素子を直列接続して熱型赤外線検出器を構成した熱型赤
外線イメージセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、赤外線を熱として感知する熱型赤
外線検出器の中で、検出部に半導体接合素子を含むpn
接合ダイオード型熱型赤外線検出器がある。この検出器
では、pn接合の順方向電流を固定した際の順方向電圧
の温度依存性から、検出器に照射された赤外線強度を計
測することができる。従って、複数の検出器を2次元配
置しておくことによって、被写体の温度分布を知ること
が可能となる。
【0003】図6は、Siダイオード103を検出部に
用いた従来例のpn接合ダイオード型熱型赤外線検出器
の概略図を示す。この検出器は、Siの製造ラインを用
いて全て作製できるので、製造コストを安価にできると
いう利点がある。また、pn接合ダイオード型の利点と
して、検出器を2次元に配置したイメージセンサにおい
ては非選択時にはダイオードには逆電圧が印加される
が、そのときのリーク電流を極めて小さくすることがで
きる。
【0004】ところで、pn接合ダイオード型の熱型赤
外線検出器では、赤外線受光感度が直列に接続したダイ
オード数に比例するので、感度を増すためにはダイオー
ド数を増やす必要がある。ダイオード数の増加により検
出部の駆動電圧も増加することになり、例えば図7の順
方向電圧印加時の電流−電圧特性に示すように、ダイオ
ード8個では8V程度の電圧が必要となる。このような
駆動電圧の上昇により周辺回路部(駆動部、信号読み出
し部)の耐圧が必要となるために、周辺回路部の高速動
作が困難となり、結果としてイメージセンサの画素数が
制限されてしまう。また、消費電力の増大を招き、周辺
回路部での発熱増加のためにペルチェなどの温調機構が
必要となる。
【0005】上記の問題を解決するために、図6のpn
接合ダイオードをMOSFETからなるダイオードに置
き換えた検出器もある。特に、MOS構造では、チャネ
ル濃度を変えることにより電圧しきい値を低減すること
ができ、駆動電圧を低く設定することが可能である。し
かしながら、電圧しきい値を低くすると、イメージセン
サにおいて非選択時の逆電圧印加によるリーク電流が増
大し、選択画素の検出感度の低下の原因となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来、赤外
線検出部にpn接合ダイオードを用いる場合には、感度
向上のために多数のダイオード数が必要となり、高い駆
動電圧となってしまう。また、pn接合ダイオードの替
わりにMOSFETからなるダイオードを用いて駆動電
圧を下げることはできるが、この場合は非選択時のリー
ク電流も増大してしまい高感度化が困難となる。
【0007】本発明は、上記事情を考慮して成されたも
ので、その目的とするところは、検出部の駆動電圧を低
減すると共に、非選択時の検出部におけるリーク電流を
低減することを可能とした熱型赤外線イメージセンサを
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】(構成)上記課題を解決
するために本発明は次のような構成を採用している。
【0009】即ち本発明は、複数の熱型赤外線検出画素
を2次元配置してなる熱型赤外線イメージセンサであっ
て、前記各検出画素はそれぞれ複数の半導体素子を直列
接続して形成され、各々の検出画素における複数の半導
体素子のうちの一部は他よりも動作電圧が高くリーク電
流が小さいものであることを特徴とする。
【0010】また本発明は、複数の半導体素子を直列接
続して形成された熱型赤外線検出画素を2次元配置して
なる熱型赤外線イメージセンサであって、各々の検出画
素における複数の半導体素子のうちの1つは他よりも動
作電圧が高くリーク電流が小さいダイオード素子で、残
りは動作電圧が低くリーク電流が大きいダイオード素子
であることを特徴とする。
【0011】ここで、本発明の望ましい実施態様として
は次のものが挙げられる。
【0012】(1) 動作電圧が高くリーク電流が小さいダ
イオード素子はpn接合ダイオードであり、動作電圧が
低くリーク電流が大きいダイオード素子はゲートとドレ
インを接続したMOSFETであること。
【0013】(2) 動作電圧が高くリーク電流が小さいダ
イオード素子は、ゲートとドレインを接続したEタイプ
のMOSFETであり、動作電圧が低くリーク電流が大
きいダイオード素子は、ゲートとドレインを接続したD
タイプのMOSFETであること。
【0014】(3) 各検出画素を構成する複数のダイオー
ド素子は、当該検出画素の検出信号を読み出す際の選択
時に順バイアスされ、当該検出画素の非選択時には逆バ
イアスされるものであること。
【0015】(4) 各検出画素は、Si基板上に熱的に分
離して形成された島状の半導体領域に形成されること。
【0016】(作用)本発明によれば、リーク電流は大
きいが動作電圧の低いダイオードを複数個直列接続する
ことにより、駆動電圧の上昇を抑えながら検出感度を稼
ぐことができる。そして、直列接続する複数のダイオー
ドのうちの一部(又は一つ)を動作電圧は高いがリーク
電流の小さいものとすることにより、全体のリーク電流
を低減することができる。これにより、リーク電流を減
らしながら感度の向上をはかることが可能となる。
【0017】たとえば、直列接続する複数のダイオード
のうちの一部(又は一つ)をpn接合ダイオードで形成
し、残りをゲートとドレインが接続されたMOSFET
で形成することにより、MOSFETからなるダイオー
ドで感度を稼ぎ、pn接合ダイオードでリークの低減を
はかることができる。同様に、直列接続する複数のダイ
オードのうちの一部(又は一つ)をEタイプのMOSF
ETで形成し、残りをDタイプのMOSFETで形成す
ることにより、DタイプMOSFETで感度を稼ぎ、E
タイプのMOSFETでリークの低減をはかることが可
能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図示の実施
形態によって説明する。
【0019】図1は、本発明の第1の実施形態に係わる
熱型赤外線イメージセンサの全体構成を示す回路図であ
る。図では、説明を簡単にするために2行2列の2×2
画素構成を示しているが、より多数行,多数列のm×n
画素構成に適用できるのは勿論のことである。
【0020】入射赤外線を電気信号に変換する赤外線検
出画素1が半導体基板上に2次元的に配置されて撮像領
域3を構成している。撮像領域3の内部には、複数本の
行選択線4(4−1,4−2)と複数本の垂直信号線5
(5−1,5−2)が配置されている。
【0021】画素選択のために、行選択回路40と水平
アドレス回路6が撮像領域3の行方向と列方向に各々隣
接配置され、行選択回路40には行選択線4が接続さ
れ、水平アドレス回路6には水平選択線7(7−1,7
−2)が接続されている。画素出力電圧を得るための定
電流源として、各列の垂直信号線5には負荷MOSトラ
ンジスタ8(8−1,8−2)が接続されている。負荷
MOSトランジスタ8のソースには基板電圧Vsが印加
されている。
【0022】行選択回路40により選択された行選択線
4には電源電圧Vdが印加され、行選択回路40により
選択されない行選択線にはVsが印加される。その結
果、選択された行の赤外線検出画素1内部のpn接合が
順バイアスとなりバイアス電流が流れ、画素内部のpn
接合の温度と順バイアス電流とにより動作点が決まり、
各列の垂直信号線5に画素信号出力電圧が発生する。こ
のとき、行選択回路40によって選択されない画素1の
pn接合は逆バイアスとなる。即ち、画素内部のpn接
合は画素選択の機能を持っている。
【0023】垂直信号線5に発生する電圧は、極めて低
電圧でありこの信号電圧を読み出すために、列毎に増幅
読み出し回路9が配置されており、各列の垂直信号線5
は各列の増幅トランジスタ10のゲートに接続されてい
る。増幅トランジスタ10のドレイン側には、電流増幅
した信号電流を積分し蓄積するための蓄積容量12が接
続されている。信号電流を積分する蓄積時間は、行選択
回路40により行選択線4に印加される行選択パルスに
より決定される。蓄積容量12には、該蓄積容量12の
電圧をリセットするためのリセットトランジスタ13が
接続され、水平選択トランジスタ14による信号電圧の
読み出しが完了した後にリセット動作を行うようになっ
ている。
【0024】図2(a)は、本実施形態に係わる熱型赤
外線イメージセンサの1画素構成を示す断面図である。
赤外線検出部にゲートとドレインを接続したn型MOS
FET(以下、単にn型MOSFETと記す)とpn接
合ダイオードを用いた例である。
【0025】Si基板100上に酸化膜101を介して
Si層を形成したSOI基板が用いられ、酸化膜101
上に選択的に残したSi層にはn型MOSFET102
及びpn接合ダイオード103が配置されている。n型
MOSFET102は、n型拡散層102a,ゲート電
極102b及びp型ウェル層102cにより形成され、
pn接合ダイオード103は、n型拡散層103a及び
p型拡散層103bにより形成される。また、これらの
ダイオードを形成した基板上には絶縁酸化膜105が形
成されている。そして、n型MOSFET102,pn
接合ダイオード103,酸化膜101及び絶縁酸化膜1
05によって、画素となる検出部104が構成されてい
る。
【0026】検出部104は絶縁酸化膜105と酸化膜
101からなる支持脚107によりSi基板100に接
続しており、分離溝106及び空洞108によりSi基
板100とは熱的に分離されている。このように、検出
部104及び支持部107が中空構造108上に設けら
れることにより、入射赤外線による検出部104の温度
の変調を効率良く行う構造になっている。
【0027】図2(b)は、検出部104を正面から見
た図である。一例としてn型MOSFET102を3
個、pn接合ダイオード103を1個配置した場合を示
している。各々のダイオードは配線109で直列に接続
されている。pn接合ダイオード103のp型拡散層1
03bは前段のn型MOSFET102のn型拡散層1
03aに接続されており、n型拡散層103aは次段の
n型MOSFET102のn型拡散層102a及びゲー
ト電極102bに配線109を介して接続されている。
【0028】上記の構造を回路図で示したのが図3であ
り、1個のpn接合ダイオード103と複数個のMOS
FET102が直列接続されている。また、ダイオード
を例えば8個(当該MOSFET7個とpn接合ダイオ
ード1個)を用いた場合の、温度T1,T2(T1<T
2)のときの検出部における電圧−電流特性を図4に示
す。この図から分かるように、ダイオードを8個用いた
場合でも、必要な電圧は4V程度となる。
【0029】ここで、動作時の電流を一定にした際のn
型MOSFETの電圧降下をVm 、MOSFETの数を
Nm 、pn接合ダイオードの電圧降下をVd とした時
の、総電圧降下Vddは次のようになる。
【0030】Vdd=Vd +Nm ×Vm …(1) 感度向上のためにはNm を増やす必要があるが、その際
にはn型MOSFETのp型ウェル濃度を調整すること
によりVm を低下させればよい。その際には飽和電流値
は低減してしまうが、動作電流がそれ以下の場合には問
題ない。また、非選択時のリーク電流はpn接合ダイオ
ードの逆電圧特性のように極めて少ない値となるので、
選択画素の感度には影響を及ぼさない。
【0031】図5にトータルのダイオード数が8個で、
pn接合ダイオードとMOSFETの割合を変えた場合
の特性を示す。なお、pn接合ダイオードの電圧降下を
1V、MOSFETの電圧降下を0.3Vとした。
【0032】図5の(a1)に示すように、全てがpn接
合ダイオードである場合(図6の従来例と同じ)、(a
2)に示すように動作電流Io での動作電圧は、1×8
=8Vである。また、(b1)に示すように、半数をpn
接合ダイオードにした場合、(b2)に示すように動作電
流Io での動作電圧は、1×4+0.3×4=5.2V
となる。さらに、(c1)に示すように、1つのみがpn
接合ダイオードの場合、(c2)に示すように動作電流I
oでの動作電圧は、1+0.3×7=3.1Vとなる。
【0033】また、図5から分かるように、動作電流I
o での傾きはどのケースにおいても同様となる。即ち、
感度は一定であり、pn接合ダイオードの数が少ないほ
ど動作電圧が低くなる。従って、本実施形態のようにp
n接合ダイオードを1個、他をMOSFETで構成する
ことにより、高い感度を保持しながら動作電圧の低減が
可能となる。
【0034】一方、複数のダイオードを直列接続した場
合、全体のリーク電流は最もリーク電流が小さいダイオ
ードで規定されることになる。図5の例では、(a)の
場合も(c)の場合も全体のリーク電流はpn接合ダイ
オードに1Vを印加したときの電流となり、何れの場合
も同じとなる。従って、本実施形態のように1個のpn
接合ダイオードと多数のMOSFETを用いた場合、リ
ーク電流の大きいMOSFETを用いているにも拘わら
ず、逆バイアスによるリーク電流を十分に小さくするこ
とができる。
【0035】このように本実施形態によれば、Si基板
上に熱分離して配置される検出部104を、1個のpn
接合ダイオード103と複数個のMOSFET102で
構成することにより、検出部104の駆動電圧を低減す
ると共に、非選択時の検出部104におけるリーク電流
を低減することができる。これにより、高感度,高精度
の検出器104を用いて熱型赤外線イメージセンサを実
現できることになり、製造コストの低減をはかることも
できる。
【0036】また、検出器104にしきい値の異なる複
数の半導体素子を含んでいるので、感度検出の役割であ
るMOSFET102での電圧降下を減少することによ
り検出部104の駆動電圧を低減でき、同時に非選択時
のリーク電流を減少する役割を持つpn接合ダイオード
103によって選択している検出部の感度低下を防ぐこ
とができる。
【0037】また、検出部104を構成する半導体素子
としてMOSFETを用いているので、ウェル濃度及び
チャネル濃度の調節により検出部104の駆動電圧の設
定が容易となる。さらに、検出部を構成する半導体素子
は複数のMOSFETと1つのpn接合ダイオードであ
り、素子構成は極めて簡単であり、その製造に特殊な工
程を要することもない。
【0038】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではない。実施形態では、動作電圧が高くリー
ク電流の小さい素子としてpn接合ダイオードを用いた
が、この代わりに、しきい値の高いゲート・ドレイン短
絡のn型MOSFETを用いることにより非選択時のリ
ーク電流を低減することも可能である。このときの作用
は、pn接合ダイオードを用いた場合と同様である。M
OSFETのみで構成する場合、動作電圧が高くリーク
電流の小さい素子としてゲート・ドレイン短絡のEタイ
プのMOSFETを用い、動作電圧が低くリーク電流の
大きい素子としてゲート・ドレイン短絡のDタイプのM
OSFETを用いればよい。
【0039】また、実施形態では、動作電圧が低くリー
ク電流の小さい素子としてゲート・ドレイン短絡のn型
MOSFETを用いたが、この代わりにゲート・ドレイ
ン短絡のp型MOSFETを用いてもよい。さらに、温
度により電気特性が変化し、構造を変えることによりあ
る動作電流における電圧降下が変化する素子であれば用
いることが可能である。また、非選択時の低リーク素子
としてはpn接合ダイオードを用いたが、低リーク素子
であるならば同じ方法でこの検出器に使用可能である。
【0040】また、実施形態では、動作電圧が高くリー
ク電流の小さい素子を1つ、残りを動作電圧が低くリー
ク電流の大きい素子としたが、動作電圧が高くリーク電
流の小さい素子はかならずしも1個に限るものではな
く、2個又はそれ以上にしてもよい。但し、動作電圧が
高くリーク電流の小さい素子が多くなるほど本発明の効
果が小さくなるので、あまり多くすることは望ましくな
い。
【0041】その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で、種々変形して実施することができる。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、赤
外線検出画素を構成する複数の熱型赤外線検出器のうち
の一部を他よりも動作電圧が高くリーク電流が小さい半
導体素子で構成することにより、検出部の駆動電圧を低
減すると共に、非選択時の検出部におけるリーク電流を
低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる熱型赤外線イメー
ジセンサの全体構成を示す回路図。
【図2】図1の熱型赤外線イメージセンサの1画素構成
を示す断面図と平面図。
【図3】図1の熱型赤外線イメージセンサに用いた赤外
線検出部の回路構成を示す図。
【図4】温度T1,T2(T1<T2)をパラメータと
したときの検出部における電圧−電流特性を示す図。
【図5】実施形態における動作電圧低減の様子を説明す
るための図。
【図6】従来の熱型赤外線イメージセンサの一例の回路
構成を示す図。
【図7】温度T1,T2(T1<T2)をパラメータと
したときの従来の検出部における電圧−電流特性を示す
図。
【符号の説明】
1…赤外線検出画素 2…半導体基板 3…撮像領域 4…行選択線 5…垂直信号線 6…水平アドレス回路 7…水平選択線 8…負荷MOSトランジスタ 9…増幅読み出し回路 10…増幅トランジスタ 12…蓄積容量 13…リセットトランジスタ 40…行選択回路 100…Si基板 101…酸化膜 102…n型MOSFET 102a…n型拡散層 102b…ゲート電極 102c…p型ウェル層 103…pn接合ダイオード 103a…n型拡散層 103b…p型拡散層 104…検出部 105…絶縁酸化膜 106…分離溝 107…支持脚 108…空洞 109…配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/14 H01L 37/00 37/00 27/14 K (72)発明者 藤原 郁夫 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 舟木 英之 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 Fターム(参考) 2G065 AB02 BA02 BA14 BA34 BC02 BE08 CA30 DA18 2G066 BA55 BA60 BB20 CA02 4M118 AB01 BA14 CA03 CA07 CB12 DD09 FA06 FA08 5C024 AX06 CX41 GX03 GY31 HX40 HX41

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の熱型赤外線検出画素を2次元配置し
    てなる熱型赤外線イメージセンサであって、 前記各検出画素はそれぞれ複数の半導体素子を直列接続
    して形成され、各々の検出画素における前記複数の半導
    体素子のうちの一部は他よりも動作電圧が高くリーク電
    流が小さいものであることを特徴とする熱型赤外線イメ
    ージセンサ。
  2. 【請求項2】複数の半導体素子を直列接続して形成され
    た熱型赤外線検出画素を2次元配置してなる熱型赤外線
    イメージセンサであって、 各々の検出画素における複数の半導体素子のうちの1つ
    は他よりも動作電圧が高くリーク電流が小さいダイオー
    ド素子で、残りは動作電圧が低くリーク電流が大きいダ
    イオード素子であることを特徴とする熱型赤外線イメー
    ジセンサ。
  3. 【請求項3】前記動作電圧が高くリーク電流が小さいダ
    イオード素子はpn接合ダイオードであり、前記動作電
    圧が低くリーク電流が大きいダイオード素子はゲートと
    ドレインを接続したMOSFETであることを特徴とす
    る請求項2記載の熱型赤外線イメージセンサ。
  4. 【請求項4】前記動作電圧が高くリーク電流が小さいダ
    イオード素子はゲートとドレインを接続したEタイプの
    MOSFETであり、前記動作電圧が低くリーク電流が
    大きいダイオード素子はゲートとドレインを接続したD
    タイプのMOSFETであることを特徴とする請求項2
    記載の熱型赤外線イメージセンサ。
  5. 【請求項5】前記各検出画素を構成する前記複数のダイ
    オード素子は、当該検出画素の検出信号を読み出す際の
    選択時に順バイアスされ、当該検出画素の非選択時には
    逆バイアスされるものであることを特徴とする請求項2
    〜4の何れかに記載の熱型赤外線イメージセンサ。
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Cited By (4)

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