JP2003101440A - アンテナ切換装置及び信号供給方法 - Google Patents

アンテナ切換装置及び信号供給方法

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JP2003101440A
JP2003101440A JP2002167396A JP2002167396A JP2003101440A JP 2003101440 A JP2003101440 A JP 2003101440A JP 2002167396 A JP2002167396 A JP 2002167396A JP 2002167396 A JP2002167396 A JP 2002167396A JP 2003101440 A JP2003101440 A JP 2003101440A
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Japan
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antenna
antenna switching
transmission
radio frequency
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JP2002167396A
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John Christopher Clifton
クリストファー ジョン クリフトン
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Sony United Kingdom Ltd
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    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】マルチバンド及び、又はマルチモード機器にお
いて、増幅器に必要とされる領域が大きく、コスト高で
あった 【解決手段】 無線周波数信号が入力される送信端子5
0,52と、無線周波数信号を送信するアンテナに接続
されたアンテナ接続端子54と、送信端子50,52と
アンテナ接続端子54とを選択的に接続し、送信端子5
0,52からアンテナ接続端子54に無線周波数信号を
伝達する少なくとも1つ以上の送信トランジスタ64〜
78を有する、送信端子50,52とアンテナ接続端子
54との間の信号パスとを備え、送信トランジスタは、
無線周波数信号の増幅段として機能する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンテナ切換装置
及びアンテナ切換装置に無線周波数信号を供給する信号
供給方法に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機等の送受信機において、アン
テナの受信パスと送信パス間を切り換えるためのアンテ
ナ切換装置(antenna switch)が知られている。実際に
は、マルチバンド及び/又はマルチモード機器は、2つ
以上の送信パス及び/又は2つ以上の受信パスを有する
こともある。
【0003】各送信パスには、例えば基地局等の受信機
に信号を送信するために十分なレベルまで無線周波数信
号を増幅するための電力増幅器を設ける必要がある。マ
ルチモード及びマルチバンド機器においては、各モード
又はバンド毎に個別の電力増幅器を設ける必要がある場
合もある。
【0004】図1は、デュアルバンド送受信機(dual b
and transceiver)用の電力増幅回路及びアンテナ切換
装置の構成を示すブロック図である。切換器10は、G
SM900の無線周波数信号とGSM1800の無線周
波数信号がそれぞれ入力される送信端子12、14を備
える。さらに、切換器10は、GSM900の無線周波
数信号とGSM1800無線周波数信号をそれぞれ出力
する受信端子16、18と、アンテナに接続されるアン
テナ接続端子20とを備える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図1に示す具体例で
は、送信(TX)パスにおける電力増幅回路は、3段の
増幅器を備えるが、用途に応じて、2段又は4段の増幅
器を用いてもよい。図1に示すように、第1段の増幅器
22及び第2段の増幅器24は、共通の送信パスに設け
ることができる。一方、第3段の増幅器26、28は、
図1に示すように、通常、個別に設ける必要がある。こ
こで、各段の増幅器は、前段の増幅器より大きなダイ領
域を必要とする。したがって、最終段の増幅器を形成す
るためには、非常に大きなダイ領域が必要となり、この
ため、図1に示すようなマルチバンド及び/又はマルチ
モード機器における回路は、サイズが大きく、コストが
高いものとなってしまう。
【0006】そこで、本発明は上述の実情に鑑みてなさ
れたものであり、本発明の目的は、少なくとも上述の課
題を解決し、特に、マルチバンド及び/又はマルチモー
ド機器において、増幅器に必要とされる領域を縮小する
ことができるアンテナ切換装置及び信号供給方法を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る信号供給方
法は、アンテナに無線周波数信号を供給する信号供給方
法において、無線周波数信号を増幅するステップと、少
なくとも1つのトランジスタを備えるアンテナ切換装置
に無線周波数信号を選択的に供給するステップとを有
し、無線周波数信号は、アンテナ切換装置の少なくとも
1つのトランジスタにより増幅されることを特徴とす
る。
【0008】この信号供給方法は、無線周波数信号を少
なくとも1つのトランジスタのゲートに供給して無線周
波数信号を増幅し、及び、少なくとも1つのトランジス
タのゲートにDCバイアスを選択的に印加することによ
り、トランジスタをオン又はオフすることにより実現さ
れる。
【0009】また、本発明に係るアンテナ切換装置は、
無線周波数信号が入力される送信端子と、無線周波数信
号を送信するアンテナに接続されたアンテナ接続端子
と、送信端子とアンテナ接続端子とを選択的に接続し、
送信端子からアンテナ接続端子に無線周波数信号を伝達
する少なくとも1つの送信トランジスタを有する、送信
端子とアンテナ接続端子との間の信号パスとを備え、送
信トランジスタは、無線周波数信号の増幅段として機能
することを特徴とする。
【0010】本発明に係るアンテナ切換装置によれば、
送信端子とアンテナとを選択的に接続するために従来必
要であったトランジスタを増幅回路の最終段としても利
用することができる。これにより、従来の別々であった
電力増幅回路とアンテナ切換装置の合計に比べて、ダイ
領域を著しく縮小することができ、したがってコストを
大幅に低減することができる。さらに、このアーキテク
チャにより、送信チェイン(transmit chain)全体の効
率を高めることができる。したがって、本発明を適用し
た携帯電話ハンドセットでは、所定のバッテリ容量に対
する通話時間を長くすることができる。
【0011】さらに、全体の領域の面積を低減すること
により、マルチバンド及びマルチモード動作を低コスト
でより容易に実現することができる。このように、各送
信パスの電力増幅は、上述と同じ手法、すなわちアンテ
ナ切換装置装置内の各パスのトランジスタにより実現す
ることができる。
【0012】この構成により、独立した第3段の又は最
終段の増幅器を省略することができる。従来の手法で
は、アンテナ切換装置により、送信パスに挿入損(inse
rtionloss)が生じていたが、本発明に基づく構成で
は、損失が低減され、効率が高められる。これは、アン
テナ切換装置が電力増幅出力段としても機能するためで
ある。
【0013】さらに、本発明によれば、電力増幅回路の
出力インピーダンスが高められ、これにより、Q値(Q-
factor)が低くなり、例えば50Ωのインピーダンスに
整合できる周波数帯域が広くなるため、マルチバンド及
びマルチモード動作がより容易になる。
【0014】好ましくは、信号パスは、共に増幅器を形
成する直列に接続された複数の送信トランジスタを備え
る。各信号パスにおいては、直列に接続された、すなわ
ちドレインがソースに接続された複数のトランジスタが
設けられ、これによりアンテナからのパスが接続又は切
断される。
【0015】本発明では、各パスにおいて追加的なトラ
ンジスタを設ける必要がなく、したがって、トランジス
タのために追加的な領域を設ける必要がない。但し、直
列に接続された複数のトランジスタは新規な手法により
他の回路に接続され、これにより、必要とされる増幅機
能が実現される。
【0016】アンテナ切換装置は、複数の信号パスを備
えていてもよく、各信号パスは、1個以上のトランジス
タを備え、これにより各信号パスがアンテナ接続端子に
選択的に接続される。
【0017】好ましくは、送信端子は、1個又は複数の
送信トランジスタのゲートに接続され、これにより送信
端子から1個又は複数の送信トランジスタのゲートに無
線周波数信号が供給される。
【0018】これにより、送信端子からの信号パス内の
各トランジスタ(2個以上のトランジスタが設けられて
いる場合)は、送信端子からの無線周波数信号を増幅す
る。各トランジスタにおいて必要な増幅が得られるよう
に、各トランジスタのドレイン、ゲート及びソースには
適切なバイアスが印加される。
【0019】好ましくは、1個又は複数のトランジスタ
のゲートにはDCバイアス回路が接続され、DCゲート
バイアス電圧により各トランジスタをオン又はオフに制
御するとよい。
【0020】これにより、各信号パスをオン又はオフに
切り換えることができ、増幅機能と共にアンテナ切換機
能を実現できる。
【0021】また、好ましくは、1個又は複数の送信ト
ランジスタのソースからドレインへの導通パスは、DC
バイアス端子及び接地端子間に接続され、1個又は複数
の送信トランジスタは、DCバイアス端子に印加される
ドレイン−ソースDCバイアス電圧に応じてオン又はオ
フにされる構成としてもよい。
【0022】DCバイアス端子により、ドレイン−ソー
スDCバイアス電圧を選択的に印加することにより、必
要な増幅を実現するための適切なバイアス電圧を各ドレ
イン−ソース導通パスに印加することができる。DCバ
イアスの印加を停止することにより、トランジスタはオ
フにされ、増幅も行われなくなる。
【0023】トランジスタのオン又はオフは、ドレイン
−ソース電圧により制御される。したがって、トランジ
スタは、各ソース及びドレイン間に印加されるDCバイ
アス電圧を適切に変化させることによりオン又はオフに
制御できる。特に、この制御は、ゲートバイアス回路に
より印加されるゲート電圧と、バイアス接続端子により
印加されるドレイン−ソースバイアス電圧間の相対的な
値を変化させることにより実現できる。
【0024】信号パスは、好ましくは、1個又は複数の
送信トランジスタとアンテナ接続端子との間に配設さ
れ、1つ以上の周波数を除去するLC(inductor/capac
itor)共振回路を備えるとよい。LとCの並列回路から
なるトラップ回路は、特定の周波数を除去するために設
けられ、或いはこれに代えて、直列共振パスにより、各
信号パスに対応する所定の周波数のみを通過させるよう
にしてもよい。
【0025】このような構成は、特に、アンテナ切換装
置内の他の信号パスの周波数が高調波に相当する場合、
例えばGSM900に対するGSM1800である場合
等に有益である。すなわち、他の信号パスで同様の周波
数を伝達する必要があるために、アンテナにおいて、低
域通過フィルタを用いてこれらの高い周波数を除去でき
ない場合がある。そこで、並列共振1800MHzトラ
ップ回路を用いて、GSM900の信号パスにおける高
調波である1800MHzの信号を除去し、又は直列共
振900MHzパスを用いて900MHzの信号のみを
通過させる。
【0026】さらに、信号パスとアンテナ接続端子との
間にインピーダンス整合のための整合回路を設けてもよ
い。
【0027】標準的な増幅器は、後続の回路にインピー
ダンスを整合させるためにインピーダンス整合回路を備
え、例えば、携帯電話の分野では、インピーダンスが5
0Ωに整合される。アンテナ切換装置においては、トラ
ンジスタを切換のみではなく増幅にも使用するため、ト
ランジスタの出力に適切なインピーダンス整合回路を設
けるとよい。
【0028】上述のように、アンテナ切換装置は、例え
ば、追加的な送信端子から開始される少なくとも1つの
追加的な信号パスを備えていてもよい。この場合、整合
回路は、各送信端子及び信号パスに対応する少なくとも
2つの周波数におけるインピーダンス整合を行うアンテ
ナ切換装置は、帯域が異なる複数の送信パスを備えるた
め、アンテナ切換装置は、これらの全ての帯域におい
て、アンテナと整合する必要がある。
【0029】信号パスは、送信端子と少なくとも1つの
送信トランジスタとの間に配設された少なくとも1段の
増幅器を備えていてもよい。
【0030】好ましくは各信号パスに、最も大きな増幅
器である最終段の増幅器がアンテナ切換装置内に組み込
まれるため、前段のより小電力の増幅器を同様に組み込
むことができる。
【0031】本発明に係るアンテナ切換装置は、モノリ
シックマイクロ波集積回路(monolithic microwave int
egrated circuit;以下、MMICという)により実現
してもよい。
【0032】これにより、全ての増幅回路及びアンテナ
切換装置を単一の集積回路により実現することができ
る。
【0033】本発明は、上述したアンテナ切換装置を含
む送受信機及び携帯電話機も提供する。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明は、特に、例えば携帯電話
ハンドセット等のマルチバンド及び/又はマルチモード
送受信機における電力増幅回路及びアンテナ切換装置に
適用される。GSMモードにおいては、4つのバンド、
すなわちGSM900(単に、GSMとも呼ばれる)、
GSM1800(DCSとも呼ばれる)、GSM190
0(PCSと呼ばれる)及びGSM850が存在する。
さらに、EDGE及び第三世代のWCDMA標準規格等
の更なるモードも存在する。
【0035】ハンドセットにおいて異なるバンド又はモ
ードの信号を送信又は受信するためには、アンテナ切換
装置を設ける必要がある。
【0036】図2は、従来の3バンドのアンテナ切換装
置の構成を示す回路図である。このアンテナ切換装置に
おいては、複数の送信端子TX1、TX2及び受信端子
RX1、RX2、RX3がそれぞれの信号パスを介して
アンテナ接続端子30に接続されている。説明を簡単に
するために、図2では、各信号パスにおいて単一のトラ
ンジスタ32のみを示しているが、実際には、例えば接
合電界効果トランジスタ(junction field-effect tran
sistor:JFET)等のトランジスタをそれぞれのパス
に4つ設け、1つのトランジスタのソースを隣のトラン
ジスタのドレインに接続する構成としてもよい。抵抗4
0は、各トランジスタ32のドレインとソースをブリッ
ジしており、各トランジスタ32のドレイン及びソース
には、電源電圧Vddからダイオード42、無線周波数
信号を分離するためのキャパシタ44及び各抵抗46を
介して、バイアス電圧が印加されている。ダイオード4
2により、各トランジスタ32のドレイン及びソースに
は、電源電圧Vddより低い電圧、例えば(Vdd−
1.2)Vの電圧が印加されている。
【0037】電源電圧Vddを各トランジスタのゲート
に選択的に印加することにより、各トランジスタを選択
的にオン状態にすることができ、これにより、アンテナ
接続端子30と、送信端子TX1、TX2及び受信端子
RX1、RX2、RX3のそれぞれとの間で無線周波数
信号を伝達することができる。
【0038】図1を用いて説明したように、送信パスの
無線周波数信号を基地局に送信できるレベルにするため
には、送信パスに電力増幅器を設ける必要がある。例え
ば、GSM900では、33dBm(2ワット)の最大
出力レベルが要求され、GSM1800では、30dB
m(1ワット)の最大出力レベルが要求される。
【0039】図1を用いて説明したように、各モード又
はバンドに対しては、通常、個別の電力増幅器が必要と
されるが、電力増幅回路の初段においては、電力増幅器
を共用することができる場合もある。
【0040】本発明は、個別の電力増幅回路及びアンテ
ナ切換装置の素子を1つの回路、好ましくは、ガリウム
ヒ素(GaAs)半導体を用いたモノリシックマイクロ波集
積回路(monolithic microwave integrated circuit;
以下、MMICという)に集積化する手法を提供する。
【0041】図3は、本発明に基づく無線周波数信号の
パスの具体例を示す図である。この具体例では、本発明
をデュアルバンド機器に適用している。もちろん、この
他のマルチバンド又はマルチモード機器に対応するため
に、さらに信号パスの数を増やしてもよい。さらに、本
発明は、シングルバンド及びシングルモード機器及び/
又は受信パスを有さない送信機にも適用することができ
る。
【0042】図3に示す電力増幅回路及びアンテナ切換
装置は、送信端子50、52を備えている。これらの送
信端子50、52には、無線周波数信号が入力され、無
線周波数信号は、信号パスを介して、アンテナ接続端子
54に供給される。
【0043】各信号パスは、それぞれ増幅器56、58
と増幅器60、62からなる2段の増幅器を備える。こ
れら各段の増幅器56、58、60、62は、適切ない
かなる設計を有していてもよく、好ましくは出力インピ
ーダンスは50Ωに整合されている。
【0044】従来のアンテナ切換装置と同様、各信号パ
スは、例えば接合電界効果トランジスタ(junction fie
ld-effect transistor:JEFT)等の複数のトランジ
スタ64〜78を備え、これらのトランジスタ64〜7
8は、直列に接続、すなわち1つのトランジスタのソー
スは次のトランジスタのドレインに接続されている。
【0045】なお、この具体例に示すアンテナ切換装置
では、従来のアンテナ切換装置とは異なり、各信号パス
の無線周波数信号は、各トランジスタ64、68、7
2、76及び各トランジスタ66、70、74、78の
ゲートに供給されている。トランジスタの各直列回路に
おける第1のトランジスタ64、66は、グランド電位
80、82に接地されている。トランジスタ64〜78
のゲートと共に、トランジスタ64〜78のドレイン及
びソースに適切なバイアス電圧を印加することにより、
各トランジスタ64〜78のゲートに供給された無線周
波数信号を増幅することができる。これにより、トラン
ジスタ64〜78は、電力増幅回路の最終段として機能
させることができる。
【0046】このような構成により、従来の電力増幅回
路の第3段又は最終段の増幅器を設ける必要がなくな
る。従来の構成では、アンテナ切換装置により、送信パ
スに挿入損(insertion loss)が生じていたが、本発明
に基づく構成では、切換回路が電力増幅の出力段として
機能するため、損失が低減され、効率が高められる。
【0047】さらに、本発明によれば、電力増幅回路の
出力インピーダンスレベルをより高め、これにより、Q
値(Q-factor)が低くなり、例えば50Ωのインピーダ
ンスに整合できる周波数帯域が広くなるため、マルチバ
ンド及びマルチモード動作がより容易になる。
【0048】この具体例においては、送信端子50に
は、GSM900における900MHzの信号が供給さ
れ、送信端子52には、GSM1800における180
0MHzの信号が供給される。なお、送信端子50及び
送信端子52は、GSM850及びGSM1900にも
用いることもできる。したがって、図3に示す構成は、
適切な信号パスを追加することにより、3バンド又は4
バンドに対応させることもできる。もちろん、この他の
具体例において信号パスを追加してもよい。
【0049】900MHzの信号をトランジスタ64、
68、72、76で増幅することにより、高調波が発生
する。第1の高調波の周波数は、1800MHzであ
り、すなわち送信端子52に供給される信号の周波数と
同じであるため、この具体例では、フィルタ84を設け
て、この成分を除去している。具体的には、フィルタ8
4は、インダクタとキャパシタを並列に接続した180
0MHzのトラップ回路である。なお、これに代えて、
900MHzの信号を通過させるフィルタを用いてもよ
い。
【0050】トランジスタ64〜78は、増幅器として
も機能するため、これらの出力インピーダンスは比較的
低く、したがってアンテナに整合させる必要が生じる場
合がある。そこで、この具体例では、各信号パスとアン
テナ接続端子54との間にインピーダンス整合回路86
を設けている。インピーダンス整合回路86は、各バン
ドにおいてインピーダンスを整合させるために、受信パ
スを含む各信号パスの共通パスに設けられている。した
がって、この具体例では、インピーダンス整合回路86
として、二重共振出力整合回路(double resonant outp
ut matching circuit)を用いている。
【0051】なお、受信パスでは、無線周波数信号を増
幅する必要がないため、受信パスは、従来と同様の構成
を有している。
【0052】図4は、図1に示すデュアルバンドの電力
増幅回路及びアンテナ切換装置の構成において、独立し
た第3段目の増幅器26、28を切換器内に組み込んだ
具体例を示している。なお、この具体例においても、共
用される小電力(small)の増幅器92、94は、切換
器90の外部に独立して設けられている。
【0053】図5は、図3に示す電力増幅回路及びアン
テナ切換装置のDCバイアス接続を示す回路図である。
【0054】ゲートDCバイアス回路100は、トラン
ジスタ64、68、72、76のゲートに接続されてお
り、DCバイアス端子102は、トランジスタ64、6
8、72、76のソースからドレインへの導通パスに、
ドレイン−ソースDCバイアス電圧を印加するためのも
のである。具体的には、送信端子50がオン状態となる
と、12Vの電圧がDCバイアス端子102に印加さ
れ、これにより、トランジスタ64、68、72、76
のソース−ドレイン導通パスに、グランド電位80に対
して12Vの電圧が印加される。後の説明から明らかな
ように、これらのトランジスタ64、68、72、76
は増幅器としても機能するため、トランジスタ64、6
8、72、76には、幾らかの電流が流れる。
【0055】キャパシタ104は、DCバイアス端子1
02と、回路内の他の信号パスとを分離するために設け
られている。インダクタ106は、無線周波数信号に対
しては高いインピーダンスを示し、DCバイアス信号に
対しては低いインピーダンスを示すため、これによりR
F信号が電源に影響を与えることを防止することができ
る。
【0056】直列に接続されたトランジスタ64、6
8、72、76の全体にドレイン−ソースDCバイアス
電圧を印加することにより、各トランジスタ64、6
8、72、76に印加される電圧はそれぞれ異なるもの
となる。トランジスタを増幅器として機能させるために
各ゲートにバイアスを印加するためには、それぞれ異な
るゲート電圧を印加する必要がある。そこで、ゲートD
Cバイアス回路100は、トランジスタ64に0Vのゲ
ート電圧を印加し、トランジスタ68に3Vのゲート電
圧を印加し、トランジスタ72に6ボルトのゲート電圧
を印加し、トランジスタ76に9ボルトのゲート電圧を
印加する。
【0057】各ゲートは、それぞれ抵抗108、11
0、112、114を介してDCバイアス回路100に
接続されている。これらの抵抗は、無線周波数信号に対
しては高いインピーダンスを示し、DCゲートバイアス
信号に対しては十分に低いインピーダンスを示す。これ
は、ゲートがDC信号に対して非常に高いインピーダン
スを有し、無線周波数信号に対しては低いインピーダン
スを有するためである。
【0058】また、各ゲートは、各ゲートに印加される
バイアスを他のゲートと分離するための各キャパシタ1
16、118、120、122を介して、信号パス、す
なわち増幅器60の出力に接続されている。
【0059】さらに、前段の電力増幅器に対するDC電
圧を遮断するために、キャパシタ124を設けてもよ
い。このキャパシタ124は、キャパシタ116、11
8、120、122によるDC分離を補助する。
【0060】さらにまた、トランジスタ64、68、7
2、76間の分離をより向上させるために、電界効果ト
ランジスタ(field-effect transistor:FET)等か
らなる追加的な小電力の(small)トランジスタ12
6、128、130、132を、各ゲートに設けてもよ
い。これらの小電力トランジスタ126、128、13
0、132は、それぞれ対応するトランジスタ64、6
8、72、76と同時にオン又はオフするようにバイア
スされる。
【0061】送信端子50からの信号パスをオフにする
には、DCバイアス端子120に0ボルトの電圧を印加
するとともに、DCバイアス回路100が、全てのトラ
ンジスタ64、68、72、76のゲートに−3.8ボ
ルトの電圧を印加する。
【0062】これにより、送信端子50からの信号パス
におけるトランジスタ64、68、72、76は、オン
状態とオフ状態に選択的に制御され、これらのトランジ
スタ64、68、72、76は、オン状態では、増幅器
としても機能する。
【0063】この具体例においては、送信端子52から
の信号パスには、ゲートDCバイアス回路140、DC
バイアス端子142、キャパシタ144、インダクタ1
46、抵抗148、150、152、154、キャパシ
タ156、158、160、162、キャパシタ164
が設けられており、さらに、小電力のトランジスタ16
6、168、170、172を設けてもよい。これらの
素子は、先に説明した素子と同様に動作し、送信端子5
2からの信号パスも選択的にオン状態又はオフ状態にさ
れる。
【0064】この電力増幅回路及びアンテナ切換装置を
動作させるためには、最終段の増幅器が直列に接続され
た4つのトランジスタを備えるため、12Vの電源電圧
が必要である。すなわち、この具体例に示す電力増幅回
路及びアンテナ切換装置では、従来の3ボルトのFET
出力段の動作電圧の4倍の動作電圧が必要となる。この
ような動作電圧は、電力増幅器の電力制御回路の一部に
DC−DC変換器を組み込むことにより容易に得ること
ができる。
【0065】もちろん、使用するトランジスタの特性が
異なる場合や、4個より少ない又は多いトランジスタを
使用する場合、必要となるDCバイアス電圧は異なる。
また、素子の材料が異なれば、印加される極性が逆にな
ることもある。
【0066】このような電力増幅回路及びアンテナ切換
装置は、例えば図6に示すような携帯電話機の送受信機
内で用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のデュアルバンドの電力増幅回路及びアン
テナ切換装置の構成を示すブロック図である。
【図2】従来の3バンドのアンテナ切換装置の構成を示
す回路図である。
【図3】本発明に基づき、無線周波数信号を増幅するア
ンテナ切換装置の構成を示す回路図である。
【図4】最終段の増幅器を組み込んだ本発明に基づくデ
ュアルバンドのアンテナ切換装置の構成を示す回路図で
ある。
【図5】図3に示すアンテナ切換装置のバイアス接続を
示す回路図である。
【図6】本発明を適用した携帯電話ハンドセットを示す
図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリフトン クリストファー ジョン イギリス国 ケーティー13 0エックスダ ブリュー サリー ウエィブリッジ ブル ックランズ ザ ハイツ(番地なし) ソ ニー ユナイテッド キングダム リミテ ッド内 Fターム(参考) 5K011 DA02 DA12 JA01 KA18 5K060 CC04 DD04 HH06 5K067 AA42 AA43 BB04 BB21 DD11 DD41 DD51 EE02 KK01 KK17

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線周波数信号が入力される送信端子
    と、 上記無線周波数信号を送信するアンテナに接続されたア
    ンテナ接続端子と、 上記送信端子とアンテナ接続端子とを選択的に接続し、
    上記送信端子からアンテナ接続端子に無線周波数信号を
    伝達する少なくとも1つの送信トランジスタを有する、
    上記送信端子とアンテナ接続端子との間の信号パスとを
    備え、 上記送信トランジスタは、上記無線周波数信号の増幅器
    として機能することを特徴とするアンテナ切換装置。
  2. 【請求項2】 上記信号パスは、共に増幅器を形成する
    直列に接続された複数の上記送信トランジスタを備える
    ことを特徴とする請求項1記載のアンテナ切換装置。
  3. 【請求項3】 上記送信端子は、上記1つ又は複数の送
    信トランジスタのゲートに接続され、上記無線周波数信
    号は、上記送信端子から該1つ又は複数の送信トランジ
    スタに供給されることを特徴とする請求項1又は2記載
    のアンテナ切換装置。
  4. 【請求項4】 上記複数の送信トランジスタのゲートに
    接続され、DCゲートバイアス電圧により各トランジス
    タをオン又はオフに制御するDCバイアス回路を備える
    請求項1乃至3いずれか1項記載のアンテナ装置。
  5. 【請求項5】 上記1つ又は複数の送信トランジスタの
    ソースからドレインへの導通パスは、DCバイアス端子
    及び接地端子間に接続され、該1つ又は複数の送信トラ
    ンジスタは、該DCバイアス端子に印加されるドレイン
    −ソースDCバイアス電圧に応じてオン又はオフにされ
    ることを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項記載の
    アンテナ切換装置。
  6. 【請求項6】 上記信号パスは、上記1つ又は複数の送
    信トランジスタとアンテナ接続端子との間に配設され、
    1つ以上の周波数を除去するLC共振回路を備えること
    を特徴とする請求項1乃至5いずれか1項記載のアンテ
    ナ切換装置。
  7. 【請求項7】 上記信号パスとアンテナ接続端子との間
    に配設されたインピーダンス整合のための整合回路を備
    える請求項1乃至6いずれか1項記載のアンテナ切換装
    置。
  8. 【請求項8】 少なくとも1つの追加的送信端子と、対
    応する各信号パスとを備え、上記整合回路は、上記各送
    信端子及び信号パスに対応する少なくとも2つの周波数
    におけるインピーダンス整合を行うことを特徴とする請
    求項1乃至7いずれか1項記載のアンテナ切換装置。
  9. 【請求項9】 上記信号パスは、上記送信端子と上記少
    なくとも1つの送信トランジスタとの間に配設された少
    なくとも1段の増幅器を備えることを特徴とする請求項
    1乃至8いずれか1項記載のアンテナ切換装置。
  10. 【請求項10】 モノリシックマイクロ波集積回路によ
    り実現されていることを特徴とする請求項1乃至9いず
    れか1項記載のアンテナ切換装置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10いずれか1項記載の
    アンテナ切換装置を備える送受信機。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至10いずれか1項記載の
    アンテナ切換装置を備える携帯電話機。
  13. 【請求項13】 アンテナに無線周波数信号を供給する
    信号供給方法において、 無線周波数信号を増幅するステップと、 少なくとも1つのトランジスタを備えるアンテナ切換装
    置に上記無線周波数信号を選択的に供給するステップと
    を有し、 上記無線周波数信号は、上記アンテナ切換装置の少なく
    とも1つのトランジスタにより増幅されることを特徴と
    する信号供給方法。
  14. 【請求項14】 添付の図3乃至図6を用いて実質的に
    以下に説明するアンテナ切換装置。
  15. 【請求項15】 添付の図3乃至図6を用いて実質的に
    以下に説明する、アンテナに無線周波数信号を供給する
    信号供給方法。
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