JP2003100680A - 固定研磨剤と研磨剤含有水性液体媒質とを用いる化学機械研磨方法 - Google Patents

固定研磨剤と研磨剤含有水性液体媒質とを用いる化学機械研磨方法

Info

Publication number
JP2003100680A
JP2003100680A JP2002176781A JP2002176781A JP2003100680A JP 2003100680 A JP2003100680 A JP 2003100680A JP 2002176781 A JP2002176781 A JP 2002176781A JP 2002176781 A JP2002176781 A JP 2002176781A JP 2003100680 A JP2003100680 A JP 2003100680A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid medium
aqueous liquid
oxide layer
abrasive
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002176781A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3666473B2 (ja
Inventor
Laertis Economikos
ラーティス・エコノミコス
Alexander Simpson
アレクサンダー・シンプソン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Infineon Technologies North America Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Infineon Technologies North America Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp, Infineon Technologies North America Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JP2003100680A publication Critical patent/JP2003100680A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3666473B2 publication Critical patent/JP3666473B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/30Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
    • H01L21/31Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26 to form insulating layers thereon, e.g. for masking or by using photolithographic techniques; After treatment of these layers; Selection of materials for these layers
    • H01L21/3105After-treatment
    • H01L21/31051Planarisation of the insulating layers
    • H01L21/31053Planarisation of the insulating layers involving a dielectric removal step
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B37/00Lapping machines or devices; Accessories
    • B24B37/04Lapping machines or devices; Accessories designed for working plane surfaces
    • B24B37/042Lapping machines or devices; Accessories designed for working plane surfaces operating processes therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
  • Element Separation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 酸化物層,特にシリシアス酸化物の厚さの迅
速な低減に有効な固定研磨剤化学機械研磨方法を提供す
る。 【解決手段】 本発明の方法は、固定研磨剤研磨部材
と、研磨剤を含有する水性液体媒質との同時使用を含む
少なくとも1つの工程によって好ましくは特徴付けられ
る。最初の酸化物層がトポグラフィの変動を有する場合
には、基板上の酸化物層に渡るトポグラフィの変動(高
さの差)の量の低減を含む研磨方法の少なくとも一部に
関して、固定研磨剤と高分子電解質を含有する水性液体
媒質とを使用するトポグラフィ低減工程を、本発明の厚
さ低減手法に先行させてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化学機械研磨方法
に関し、特に、ほぼ平坦な酸化物層の厚さの低減に有効
な固定研磨剤化学機械研磨方法に関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路構造において物質構成の多様性
が存在するが、多くの集積回路構造にとって一般的な要
素は、誘電体充てん分離トレンチである。分離トレンチ
は、電気的動作(operability)に対する悪影響なし
に、集積回路を構成する電気的アクティブ素子のコンパ
クトな配置を可能にするために広く用いられる。
【0003】分離トレンチ構造が、(例えばエッチング
によって)基板内に形成される際、トレンチ深さの変動
が、ウェハの種々の部分の同一基板レベル上に形成され
た個々のトレンチ間で頻繁に発生する。典型的に、変動
は、意図されたトレンチ深さの約10%ほどである。
(ウェハ全体に渡る)全てのトレンチが誘電体分離物質
で完全に充てんされるということを保証するためには、
十分な誘電体物質を付着させて、トレンチ深さの非均一
性を補償することが典型的に必要である。
【0004】トレンチ深さの変動を補償する必要性は、
浅いトレンチの過充てんと、ウェハ表面上のかなり厚い
付着物とをもたらす。加えて、トレンチを充てんするた
めに付着された誘電体物質(典型的には酸化物)は、典
型的にある程度コンフォーマルである。したがって、ト
レンチの局部的ステップ状トポグラフィ(ステップ高
さ)は、トレンチを充てんするために付着された誘電体
の上面に少なくともある程度反映される。大きいステッ
プ高さは、通常、高いウェハ“内部(within)”(過充
てん)厚さと組み合わされて現れる。充てんされるべき
トレンチが深くなればなるほど(アスペクト比が高くな
ればなるほど)、誘電体充てん層内のステップ高さがよ
り大きくなり、ウェハ中のトレンチ構造の完全な充てん
を保証するためにより多くの過充てんが必要とされる。
【0005】テトラエチルオルソシリケート(TEO
S)と酸素またはオゾンとを反応させることにより形成
される酸化シリコンのような誘電体酸化物の他の使用
は、例えば、典型としてラインの後工程(BEOL)配
線用のアルミニウム/銅またはタングステンの金属相互
接続部間のいわゆる層間誘電体(ILD)に関する。層
間誘電体の一般的な説明は、“Fundamentals of Semico
nductor Processing Technology”by El-Kareh, Kluwer
Academic Publishers, (1995),ページ565〜571
になされている。この説明は、明細書の内容として引用
される。酸化シリコン層と他のプロセスによって得られ
る他の絶縁物とは、層間誘電体としても使用できる。例
えば、このような目的のために広く使用される他の物質
は、ホウ素および/またはリンがドープされたけい酸塩
ガラスである。
【0006】誘電体物質を除去する化学機械研磨(CM
P)が、集積回路デバイス構造の品質と製造性(manufa
cturability)を向上させるために広く用いられてき
た。一般的に、研磨の目的は、付着された誘電体物質が
トレンチ内部(あるいは、導電フィーチャ、例えば金属
ラインの間)のみに残存し、後続の処理のために平坦な
表面を提供するように、付着された誘電体物質をウェハ
に渡って除去することである。
【0007】しばしば、適切な平坦化を得るために、一
般的なスラリ化学機械研磨(CMP)プロセスと組み合
わせて、(ステップ高さおよび/または付着された誘電
体物質の全体的な厚さを減少させる)反応性イオン・エ
ッチング・プロセスが必要とされる。反応性イオン・エ
ッチング・プロセスは、コストおよび/またはプロセス
制御の点から望ましくない。
【0008】一般的な固定研磨剤CMP[アルカリ性の
媒質(pH=10.5〜12)を用いる固定研磨剤]
は、ステップ高さに対して一般的に選択的である(すな
わち、ステップ高さの差を低減できる)。しかし、過充
てんがかなり大きい場合には、固定研磨剤CMPは、必
要な物質除去を行うことができず、平坦でない最終表面
をもたらす。この不完全性は、トレンチ深さまたは酸化
物過充てんの少量の(例えば200Åよりも少ない)変
動を有する構造に対してのみに固定研磨剤CMPプロセ
スの利用を制限する。
【0009】1999年12月22日に出願された米国
特許出願第09/469922号明細書、すなわち米国
特許第6294470号公報と、2000年10月31
日に出願された米国特許出願第09/702311号明
細書とに開示された固定研磨剤CMPプロセスへの近年
の改良は、より大きなトポグラフィを有する構造を平坦
化する能力を向上させた。しかしながら、いったんトポ
グラフィ除去が達成されると、(例えば、下側のエッチ
ング停止層に到達するための)平坦化された層厚さの低
減は、非常に遅いプロセスになることがある。この問題
は、著しく過充てんされた構造に対して特に明白であ
る。
【0010】別々のツールを使って、トポグラフィ低減
と厚さ低減とを実行することは望ましくない。したがっ
て、RIEエッチ・バック処理または他の望ましくない
代替手法の必要性を回避しながら、ほぼ平坦化された酸
化物層の厚さをより迅速に低減してほぼ平坦な表面を作
り出すことができる改良された固定研磨剤研磨プロセス
の必要性が存在する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ほぼ
平坦な酸化物層厚さの低減に有効な固定研磨剤化学機械
研磨方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、酸化物層,特
にシリシアス(siliceous)酸化物,さらにと
りわけ、ほぼ平坦な酸化物層の厚さの低減に有効な固定
研磨剤化学機械研磨方法を提供する。本発明は、また、
開始時の酸化物層が、著しいトポグラフィ変動と、著し
い過充てんとを有する場合でさえ、酸化物物質を平坦化
できる固定研磨剤化学機械研磨方法を提供する。本発明
の方法は、基板上の酸化物層の厚さの低減を含む研磨方
法の少なくとも一部に関して、固定研磨剤研磨部材と研
磨剤を含有する水性液体媒質との同時使用を含む工程に
よって好ましくは特徴づけられる。
【0013】一態様において、本発明は、固定研磨剤化
学機械研磨によって基板上の酸化物層の厚さを低減する
方法を含み、この方法は、 a)第一の表面上に酸化物層を有する基板を用意する工
程と、b)第一の研磨剤成分を含有する水性液体媒質を
用意する工程と、 c)基板の酸化物層を、水性液体媒質と、固定研磨剤成
分を含む研磨部材とに接触させる工程と、 d)基板と研磨部材との間に運動を与えながら、工程
c)の接触を維持し、酸化物層の厚さを低減する工程
と、を含む。
【0014】工程a)において研磨される酸化物層は、
好ましくはほぼ平坦である。酸化物は、好ましくは誘電
体物質であり、より好ましくは、シリカまたはリンホウ
ケイ酸ガラス(BPSG)である。好ましくは、工程
d)は、下層が所望の程度現れるまで実施される。
【0015】他の態様において、本発明は、固定研磨剤
化学機械研磨によって基板上の酸化物層を研磨する方法
を含み、この方法は、 a)第一の表面上に酸化物層を有する基板を用意する工
程を含み、この酸化物層は、(i)酸化物層のほぼ全て
に渡る過充てん厚さと、(ii)高さの差を有する、過充
てん厚さより上の部分とを有し、この厚さと高さの差
は、基板の主面に平行な基準面から測られ、 b)高分子電解質を含有する第一の水性液体媒質を用意
する工程と、 c)酸化物層を、第一の水性液体媒質と、固定研磨剤成
分を含む研磨部材とに接触させる工程と、 d)基板と研磨部材との間に運動を与えながら、工程
c)の接触を維持し、高さの差を低減する工程と、 e)第一の研磨剤成分を含有する第二の水性液体媒質を
準備する工程と、 f)工程d)からの酸化物層を、第二の水性液体媒質と
研磨部材とに接触させる工程と、 g)基板と研磨部材との間に運動を与えながら、工程
f)の接触を維持し、過充てん厚さを低減する工程と、
を含む。
【0016】好ましくは、第一の水性液体媒質は、研磨
剤を実質的に含有しない。必要な場合には、高さの差低
減工程は、高さの差を低減する代替方法と置換可能であ
る。
【0017】本発明のこれらの態様および他の態様を以
下においてさらに詳細に説明する。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明は、酸化物層,特にシリシ
アス酸化物,さらにとりわけ、ほぼ平坦な酸化物層の厚
さの低減に有効な固定研磨剤化学機械研磨方法を提供す
る。本発明は、また、開始時の酸化物層が、著しいトポ
グラフィ変動と、著しい過充てんとを有する場合でさ
え、酸化物物質を平坦化できる固定研磨剤化学機械研磨
方法を提供する。本発明の方法は、基板上の酸化物層の
厚さの低減を含む研磨方法の少なくとも一部に関して、
固定研磨剤研磨部材と、研磨剤を含有する水性液体媒質
との同時使用を含む工程によって好ましくは特徴づけら
れる。
【0019】より具体的には、本発明は、固定研磨剤化
学機械研磨によって基板上の酸化物層の厚さを低減する
方法を含み、この方法は、 a)第一の表面上に酸化物層を有する基板を用意する工
程と、 b)第一の研磨剤成分を含有する水性液体媒質を用意す
る工程と、 c)基板の酸化物層を、水性液体媒質と、固定研磨剤成
分を含む研磨部材とに接触させる工程と、 d)基板と研磨部材との間に運動を与えながら、工程
c)の接触を維持し、酸化物層の厚さを低減する工程
と、を含む。
【0020】本発明のプロセスは、様々な基板上の様々
な酸化物物質を研磨するために使用できるが、本発明の
プロセスは、集積回路デバイスおよび/または他のマイ
クロリソグラフィで作製される製品の製造に使用される
酸化物誘電体物質および基板の状況において特に有用で
ある。研磨される物質は、好ましくは、このようなデバ
イスまたは製品の製造において構成されあるいは除去さ
れる酸化物誘電体物質である。本発明のプロセスは、シ
リシアス酸化物物質,特に二酸化シリコン物質の平坦化
または除去のためにとりわけ有用である。本発明のプロ
セスは、また、他のシリシアス物質、例えばドープト二
酸化シリコン膜(例えばBPSG,BSG等)で使用で
きる。層間誘電体酸化物については、酸化物は、好まし
くは酸化シリコン(例えばSiO2 )および/または、
3B族(例えばホウ素)および5B族(例えばリンまた
はヒ素)から選択される1種以上の元素を含有するシリ
ケイトである。層間誘電体は、金属あるいは、様々な物
質、例えば、銅,銅合金,チタン,窒化チタン,タンタ
ル,窒化タンタル,アルミニウム,および/またはアル
ミニウム合金から形成される金属含有フィーチャに隣接
する。
【0021】工程d)において研磨される酸化物層は、
著しいトポグラフィがほぼないことが好ましい(すなわ
ち、酸化物層は、好ましくはほぼ平坦である)。著しい
トポグラフィが、過充てん部分より上に存在する場合に
は、代わりの手法が、このようなトポグラフィを除去す
るために、上述の工程a)より前に用いられることが好
ましい。トポグラフィ除去工程が厚さ低減工程に先行す
る以下の本発明のさらなる態様の説明を特に参照された
い。
【0022】典型的な過充てんされた酸化物構造の例を
図1に示す。基板20は、第一の層30(例えば窒化シ
リコン停止層)と、トレンチ45(例えば酸化物誘電体
分離物質で充てんされるトレンチ)とを有する。酸化物
層40は、トレンチ45を過充てんし、酸化物層40
は、くぼみ46を有する。高さの差Hは、基準面10に
対して測定された上面44とくぼみ表面42との間の距
離である。図1の層40は、分離フィーチャの形成にお
いて典型的に確認される高さの差、例えば約2000Å
以上、特に約4000Å以上を有し得る。興味のある典
型的な高さの差は、約4000Å〜約7000Åほどで
ある。上述したように、本発明の厚さ低減手法の使用の
前に、このようなトポグラフィが好ましくは除去され
る。
【0023】過充てんの範囲は、全体の酸化物層40に
渡って広がる高さOに相当する。本発明の厚さ低減プロ
セスは、例えば図2の層40の外観のように、ほぼ平坦
化された層の過充てん厚さを低減するために特に有用で
ある。本発明の方法は、あらゆる過充てん厚さで使用可
能である。典型的な過充てん厚さは、少なくとも500
Åほどであり、より典型的には少なくとも1000Åで
あり、そして、深いトレンチが充てんされる場合には、
特に1000Å〜2000Åほどである。
【0024】酸化物物質40は、様々な周知の手法、例
えばスピン・オン・ガラス(spin-on-glass;SOG)
塗布,化学蒸着(CVD),物理蒸着,高密度プラズマ
または他の手法によって準備可能である。例えば、“Fu
ndamentals of Semiconductor Processing Technologie
s”,by Badih El-Kareh, Kluwer Academic Publishin
g, 1995あるいは他のテキストにおいて述べられる様々
な手法を参照されたい。典型的には、トポグラフィを有
する表面上への誘電体酸化物層40の付着または形成
は、酸化物層40内にトポグラフィの変動をもたらす。
ある例においては、例えば、酸化物層40の形成が、層
30の一定の範囲に関して選択的である場合、構造の下
層30が(図示しない)トポグラフィの変動を含まない
場合でさえ、トポグラフィの変動が酸化物層40内に発
生することがある(例えば、層30の領域内の物質組成
の変動に起因して、および/または、特定の誘電体層形
成工程自身の特質に起因して)。トポグラフィの変動
は、また、構造の下層30が、ダイ内部にそしてウェハ
に渡ってトポグラフィの変動を含む場合にも酸化物層4
0内に発生し得る。この変動は、トレンチ45の深さと
幅との変動に起因し得る。層40は、例えば複数のトレ
ンチ45が充てんされる場合には、高さの差を有する1
以上のこのような領域を含むこととなる。
【0025】研磨剤含有水性液体媒質は、好ましくは当
業者に周知の酸化物物質の除去に適した研磨剤を含有す
る。研磨剤は、酸化セリウムを含み、より好ましくは、
研磨剤は、実質的に酸化セリウムより成る。液体媒質内
の酸化セリウムの濃度は、好ましくは、一般的なスラリ
・ベースのCMPプロセスにおいて典型的に用いられる
量より少ない。好ましくは、研磨剤含有水性液体媒質
は、1リットルあたり約0.1〜約50gの研磨剤粒子
を含有し、より好ましくは、約0.5〜約2g/lであ
る。研磨剤含有液体媒質は、好ましくは、約5〜約13
のpHを有し、より好ましくは約7〜約12のpHを有
し、最も好ましくは、約9〜約11.5のpHを有す
る。研磨剤含有液体媒質は、また、下層の露出時に停止
を促進するための、以下に述べる高分子電解質(例えば
ポリアクリル酸)のような添加物も含有できる。
【0026】本発明のプロセスは、他の点では特定の固
定研磨剤CMP機構または装置の使用に限定されない。
固定研磨剤および他の装置の例が、米国特許第5,95
8,794号,第5,855,804号,第5,97
2,124号,第5,897,426号,第5,73
3,176号,第5,919,082号,第5,97
2,792号,または第5,782,675号公報に開
示され、これらの開示は、明細書の内容として引用され
る。固定研磨剤部材は、好ましくは、そこに固定された
酸化セリウム研磨剤を使用する。
【0027】本方法の工程d)は、酸化物層が所望の厚
さに低減されるまで、および/または、停止物質(下層
または金属フィーチャ)が所望の程度露出されるまで好
ましくは実施される。例えば、図3の構造は、プロセス
の適切な終点を表す。
【0028】上述したように、酸化物層40が実質的に
最初のトポグラフィを有する場合には、トポグラフィ低
減工程が厚さ低減工程に好ましくは先行する。したがっ
て、本発明は、このようなトポグラフィが実質的に除去
され、次に、本発明の厚さ低減手法が続く全体的な方法
をさらに含む。このような全体的な方法の好適な形態
は、 a)第一の表面上に酸化物層を有する基板を用意する工
程を含み、酸化物層は、(i)酸化物層のほぼ全てに渡
る過充てん厚さと、(ii)高さの差を有する、過充てん
厚さより上の部分とを有し、厚さと高さの差は、基板の
主面に平行な基準面から測られ、 b)高分子電解質を含有する第一の水性液体媒質を用意
する工程と、 c)酸化物層を、第一の水性液体媒質と、固定研磨剤成
分を含む研磨部材とに接触させる工程と、 d)基板と研磨部材との間に運動を与えながら、工程
c)の接触を維持し、高さの差を低減する工程と、 e)第一の研磨剤成分を含有する第二の水性液体媒質を
準備する工程と、 f)工程d)からの酸化物層を、第二の水性液体媒質と
研磨部材とに接触させる工程と、 g)基板と研磨部材との間に運動を与えながら、工程
f)の接触を維持し、過充てん厚さを低減する工程と、
を含む。
【0029】第一の水性液体媒質は、高分子電解質の存
在によって特徴付けられ、好ましくは研磨剤を実質的に
含有しない。第一の液体媒質は、好ましくは、少なくと
も約0.01wt.%の高分子電解質を含有し、より好
ましくは約0.05wt.%〜約1.0wt.%であ
り、最も好ましくは、約0.1wt.%〜約0.5w
t.%である。高分子電解質は、好ましくは、複数のカ
ルボン酸,カルボキシラートイオン成分,あるいは他の
適切なイオン成分を有する分子を含む。必要とされる場
合には、高分子電解質は、水性液体媒質内で所望のイオ
ン成分を形成できる前駆物質(例えば、ポリアクリル酸
アンモニウム(ammonium polyacrylate)のような高分
子電解質塩)から形成可能である。高分子電解質は、よ
り好ましくは、ポリアクリル酸,ポリエチレンイミン,
ポリメタクリル酸メチル,ポリメタクリル酸(polymeth
acrylic acid),ポリマレイン酸(polymaleic aci
d),加水分解ポリアクリルアミド,あるいはこれらの
混合物より構成されるグループから選択される。より好
ましくは、高分子電解質は、ポリアクリル酸である。高
分子電解質は、好ましくは、約500〜約20000の
重量平均分子量を有し、より好ましくは約500〜約1
1000である。ここに引用される米国特許第5,96
8,280号公報に説明されるような他の高分子電解質
も使用可能である。
【0030】第一の水性液体媒質は、好ましくは、約1
〜約13のpHを有し、より好ましくは、約2〜約12
であり、最も好ましくは、約4〜約5である(4.5の
pHが高い選択性のゆえに特に好ましい)。加水分解ポ
リアクリルアミドが高分子電解質として用いられる場合
には、約1〜約3のpHが好ましい。あらゆる好適な酸
または塩基を、溶液のpHレベルを確定するために用い
ることができる。アルカリ性のpHが望まれる場合に
は、水酸化アンモニウムのような水酸化物がpH調節の
ために好適である。酸性のpHについては、鉱酸がpH
調節のために一般的には好ましい。液体媒質は、当業者
に周知な他の成分を含有することが可能であるが、液体
媒質は、好ましくは、少なくとも水,塩基,および高分
子電解質から構成される。
【0031】(研磨剤を含有する)第二の水性液体媒質
は、好ましくは、本発明の厚さ低減方法に関連して上述
されたようなものである。
【0032】好ましくは、研磨工程d)は、トポグラフ
ィの所望の低減が酸化物層40において達成される(例
えば図2に示されるように)まで実施される。好ましく
は、研磨工程g)は、下層が現れる(例えば図3に示さ
れるように)まで実施される。
【0033】本発明のプロセスは、一般的なスラリ・ベ
ースのCMPプロセスと比較して、ディッシング(dish
ing)の発生が最低限かまたは全くなく、一般的なスラ
リ・ベースのCMPプロセスに匹敵する速度で、(例え
ば過充てんに従って発生するような)ブランケット(b
lanket)な酸化物層の迅速な除去を有益に可能に
する。
【0034】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。 (1)固定研磨剤化学機械研磨によって基板上の酸化物
層の厚さを低減する方法であって、a)第一の表面上に
酸化物層を有する基板を用意する工程と、b)第一の研
磨剤成分を含有する水性液体媒質を用意する工程と、
c)前記基板の酸化物層を、前記水性液体媒質と、固定
研磨剤成分を含む研磨部材とに接触させる工程と、d)
前記基板と研磨部材との間に運動を与えながら、工程
c)の接触を維持し、前記酸化物層の厚さを低減する工
程と、を含む方法。 (2)前記工程a)において用意される酸化物層は、ほ
ぼ平坦である上記(1)に記載の方法。 (3)前記第一の研磨剤成分は、酸化セリウムである上
記(1)に記載の方法。 (4)前記水性液体媒質は、約0.1〜約50g/lの
前記第一の研磨剤成分を含有する上記(1)に記載の方
法。 (5)前記水性液体媒質は、約0.5〜約2g/lの前
記第一の研磨剤成分を含有する上記(4)に記載の方
法。 (6)前記水性液体媒質は、約5〜約13のpHを有す
る上記(1)に記載の方法。 (7)前記厚さは、前記工程d)において少なくとも1
000Å低減される上記(1)に記載の方法。 (8)前記工程d)は、下層の少なくとも一部が露出さ
れるまで実施される上記(1)に記載の方法。 (9)前記固定研磨剤成分は、酸化セリウムである上記
(1)に記載の方法。 (10)固定研磨剤化学機械研磨によって基板上の過充
てんされた酸化物のトポグラフィ・フィーチャを研磨す
る方法であって、a)第一の表面上に酸化物層を有する
基板を用意する工程を含み、前記酸化物層は、(i)前
記酸化物層のほぼ全てに渡る過充てん厚さと、(ii)高
さの差を有する、前記過充てん厚さより上の部分とを有
し、前記厚さと高さの差は、前記基板の主面に平行な基
準面から測られ、b)高分子電解質を含有する第一の水
性液体媒質を準備する工程と、c)前記酸化物層を、前
記第一の水性液体媒質と、固定研磨剤成分を含む研磨部
材とに接触させる工程と、d)前記基板と研磨部材との
間に運動を与えながら工程c)の接触を維持し、前記高
さの差を低減する工程と、e)第一の研磨剤成分を含有
する第二の水性液体媒質を用意する工程と、f)前記工
程d)からの酸化物層を、前記第二の水性液体媒質と、
前記研磨部材とに接触させる工程と、g)前記基板と研
磨部材との間に運動を与えながら工程f)の接触を維持
し、前記過充てん厚さを低減する工程とを含む方法。 (11)前記工程d)から得られる酸化物層は、ほぼ平
坦である上記(10)に記載の方法。 (12)前記第一の研磨剤成分は、酸化セリウムである
上記(10)に記載の方法。 (13)前記第二の水性液体媒質は、約0.1〜約50
g/lの前記第一の研磨剤成分を含有する上記(10)
に記載の方法。 (14)前記第二の水性液体媒質は、約0.5〜約2g
/lの前記第一の研磨剤成分を含有する上記(13)に
記載の方法。 (15)前記工程b)において準備される第一の水性液
体媒質は、研磨剤を実質的に含有しない上記(10)に
記載の方法。 (16)前記第二の水性液体媒質は、約5〜約13のp
Hを有する上記(10)に記載の方法。 (17)前記厚さは、前記工程g)において少なくとも
1000Å低減される上記(10)に記載の方法。 (18)前記工程g)は、下層の少なくとも一部が露出
されるまで実施される上記(10)に記載の方法。 (19)前記固定研磨剤は、酸化セリウムである上記
(10)に記載の方法。 (20)前記酸化物層は、少なくとも約2000Åの高
さの差を有する少なくとも1つの不均一なトポグラフィ
・フィーチャを含む上記(10)に記載の方法。 (21)前記酸化物は、シリシアス酸化物である上記
(10)に記載の方法。 (22)前記第一の水性液体媒質は、少なくとも約0.
01wt.%の前記高分子電解質を含有する上記(1
0)に記載の方法。 (23)前記第一の水性液体媒質は、少なくとも約0.
1wt.%の前記高分子電解質を含有する上記(22)
に記載の方法。 (24)前記第一の水性液体媒質は、約1〜約13のp
Hを有する上記(10)に記載の方法。 (25)前記第一の水性液体媒質は、約4〜約5のpH
を有する上記(24)に記載の方法。 (26)前記高分子電解質は、ポリアクリル酸,ポリエ
チレンイミン,ポリメタクリル酸メチル,ポリメタクリ
ル酸,ポリマレイン酸,またはこれらの混合物から構成
されるグループから選択される上記(10)に記載の方
法。 (27)前記下層は、窒化物を含む上記(18)に記載
の方法。 (28)前記工程b)は、液体媒質を高分子電解質前駆
物質化合物と混合させる工程を含む上記(10)に記載
の方法。 (29)前記高分子電解質は、カルボン酸成分,カルボ
ン酸塩成分,およびこれらの混合物より構成されるグル
ープから選択される成分を含む上記(10)に記載の方
法。 (30)前記前駆物質化合物は高分子電解質塩である上
記(28)に記載の方法。 (31)前記高分子電解質は、加水分解ポリアクリルア
ミドである上記(10)に記載の方法。 (32)前記水性液体媒質は、高分子電解質をさらに含
む上記(1)に記載の方法。 (33)前記第二の水性液体媒質は、高分子電解質をさ
らに含む上記(10)に記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】過充てんと部分間の高さの差とを有する、基板
上の平坦化される誘電体分離層の概略断面図である。
【図2】高さの差のレベリング・オフ後の図1の誘電体
分離層の概略断面図である。
【図3】停止層を現すための高さのさらなる低減後の図
2の誘電体分離層の概略断面図である。
【符号の説明】
10 基準面 20 基板 30 第一の層 40 酸化物層 42 くぼみ表面 44 上面 45 トレンチ 46 くぼみ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/76 H01L 21/76 L (71)出願人 399035836 インフィニオン テクノロジーズ ノース アメリカ コーポレイション Infineon Technologi es North America Co rp アメリカ合衆国 カリフォルニア サン ホセ ノース ファースト ストリート 1730 1730 North First Stre et、San Jose、CA、USA (74)上記1名の代理人 100086243 弁理士 坂口 博 (外2名) (72)発明者 ラーティス・エコノミコス アメリカ合衆国 12590 ニューヨーク州 ワッピンガーズ フォールズ レイク オニアド ドライブ 60 (72)発明者 アレクサンダー・シンプソン アメリカ合衆国 12590 ニューヨーク州 ワッピンガーズ フォールズ タウン ビュー ドライブ 367 Fターム(参考) 3C047 FF08 GG20 3C058 AA07 AC04 CA01 CB03 DA02 DA12 5F032 AA16 AA44 AA49 AA77 DA02 DA04 DA06 DA10 DA33

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定研磨剤化学機械研磨によって基板上の
    酸化物層の厚さを低減する方法であって、 a)第一の表面上に酸化物層を有する基板を用意する工
    程と、 b)第一の研磨剤成分を含有する水性液体媒質を用意す
    る工程と、 c)前記基板の酸化物層を、前記水性液体媒質と、固定
    研磨剤成分を含む研磨部材とに接触させる工程と、 d)前記基板と研磨部材との間に運動を与えながら、工
    程c)の接触を維持し、前記酸化物層の厚さを低減する
    工程と、を含む方法。
  2. 【請求項2】前記第一の研磨剤成分は、酸化セリウムで
    ある請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記水性液体媒質は、約0.1〜約50g
    /lの前記第一の研磨剤成分を含有する請求項1に記載
    の方法。
  4. 【請求項4】前記水性液体媒質は、約5〜約13のpH
    を有する請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記工程d)は、下層の少なくとも一部が
    露出されるまで実施される請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】前記固定研磨剤成分は、酸化セリウムであ
    る請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】固定研磨剤化学機械研磨によって基板上の
    過充てんされた酸化物のトポグラフィ・フィーチャを研
    磨する方法であって、 a)第一の表面上に酸化物層を有する基板を用意する工
    程を含み、前記酸化物層は、(i)前記酸化物層のほぼ
    全てに渡る過充てん厚さと、(ii)高さの差を有する、
    前記過充てん厚さより上の部分とを有し、前記厚さと高
    さの差は、前記基板の主面に平行な基準面から測られ、 b)高分子電解質を含有する第一の水性液体媒質を用意
    する工程と、 c)前記酸化物層を、前記第一の水性液体媒質と、固定
    研磨剤成分を含む研磨部材とに接触させる工程と、 d)前記基板と研磨部材との間に運動を与えながら工程
    c)の接触を維持し、前記高さの差を低減する工程と、 e)第一の研磨剤成分を含有する第二の水性液体媒質を
    用意する工程と、 f)前記工程d)からの酸化物層を、前記第二の水性液
    体媒質と、前記研磨部材とに接触させる工程と、 g)前記基板と研磨部材との間に運動を与えながら工程
    f)の接触を維持し、前記過充てん厚さを低減する工程
    とを含む方法。
  8. 【請求項8】前記第一の研磨剤成分は、酸化セリウムで
    ある請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】前記第二の水性液体媒質は、約0.1〜約
    50g/lの前記第一の研磨剤成分を含有する請求項7
    に記載の方法。
  10. 【請求項10】前記工程b)において準備される第一の
    水性液体媒質は、研磨剤を実質的に含有しない請求項7
    に記載の方法。
  11. 【請求項11】前記第二の水性液体媒質は、約5〜約1
    3のpHを有する請求項7に記載の方法。
  12. 【請求項12】前記工程g)は、下層の少なくとも一部
    が露出されるまで実施される請求項7に記載の方法。
  13. 【請求項13】前記固定研磨剤は、酸化セリウムである
    請求項7に記載の方法。
  14. 【請求項14】前記第一の水性液体媒質は、少なくとも
    約0.01wt.%の前記高分子電解質を含有する請求
    項7に記載の方法。
  15. 【請求項15】前記第一の水性液体媒質は、約1〜約1
    3のpHを有する請求項7に記載の方法。
  16. 【請求項16】前記第一の水性液体媒質は、約4〜約5
    のpHを有する請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】前記高分子電解質は、ポリアクリル酸,
    ポリエチレンイミン,ポリメタクリル酸メチル,ポリメ
    タクリル酸,ポリマレイン酸,またはこれらの混合物か
    ら構成されるグループから選択される請求項7に記載の
    方法。
  18. 【請求項18】前記高分子電解質は、カルボン酸成分,
    カルボン酸塩成分,およびこれらの混合物より構成され
    るグループから選択される成分を含む請求項7に記載の
    方法。
  19. 【請求項19】前記水性液体媒質は、高分子電解質をさ
    らに含む請求項1に記載の方法。
  20. 【請求項20】前記第二の水性液体媒質は、高分子電解
    質をさらに含む請求項7に記載の方法。
JP2002176781A 2001-06-22 2002-06-18 固定研磨剤と研磨剤含有水性液体媒質とを用いる化学機械研磨方法 Expired - Fee Related JP3666473B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/887790 2001-06-22
US09/887,790 US6485355B1 (en) 2001-06-22 2001-06-22 Method to increase removal rate of oxide using fixed-abrasive

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003100680A true JP2003100680A (ja) 2003-04-04
JP3666473B2 JP3666473B2 (ja) 2005-06-29

Family

ID=25391865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002176781A Expired - Fee Related JP3666473B2 (ja) 2001-06-22 2002-06-18 固定研磨剤と研磨剤含有水性液体媒質とを用いる化学機械研磨方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6485355B1 (ja)
JP (1) JP3666473B2 (ja)
DE (1) DE10226235B4 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003071592A1 (fr) * 2002-02-20 2003-08-28 Ebara Corporation Procede et dispositif de polissage
US20040127045A1 (en) * 2002-09-12 2004-07-01 Gorantla Venkata R. K. Chemical mechanical planarization of wafers or films using fixed polishing pads and a nanoparticle composition
US7300603B2 (en) * 2003-08-05 2007-11-27 Rohm And Haas Electronic Materials Cmp Holdings, Inc. Chemical mechanical planarization compositions for reducing erosion in semiconductor wafers
US7300480B2 (en) 2003-09-25 2007-11-27 Rohm And Haas Electronic Materials Cmp Holdings, Inc. High-rate barrier polishing composition
US7022255B2 (en) * 2003-10-10 2006-04-04 Dupont Air Products Nanomaterials Llc Chemical-mechanical planarization composition with nitrogen containing polymer and method for use
US7214623B2 (en) * 2003-10-13 2007-05-08 International Business Machines Corporation Planarization system and method using a carbonate containing fluid
US20050279733A1 (en) * 2004-06-18 2005-12-22 Cabot Microelectronics Corporation CMP composition for improved oxide removal rate
US7504044B2 (en) * 2004-11-05 2009-03-17 Cabot Microelectronics Corporation Polishing composition and method for high silicon nitride to silicon oxide removal rate ratios
US7531105B2 (en) * 2004-11-05 2009-05-12 Cabot Microelectronics Corporation Polishing composition and method for high silicon nitride to silicon oxide removal rate ratios
US7449124B2 (en) * 2005-02-25 2008-11-11 3M Innovative Properties Company Method of polishing a wafer
US7169031B1 (en) 2005-07-28 2007-01-30 3M Innovative Properties Company Self-contained conditioning abrasive article
US7494519B2 (en) * 2005-07-28 2009-02-24 3M Innovative Properties Company Abrasive agglomerate polishing method
US20070037491A1 (en) * 2005-08-12 2007-02-15 Yuzhuo Li Chemically modified chemical mechanical polishing pad, process of making a modified chemical mechanical polishing pad and method of chemical mechanical polishing
US8506661B2 (en) * 2008-10-24 2013-08-13 Air Products & Chemicals, Inc. Polishing slurry for copper films
JP5649417B2 (ja) 2010-11-26 2015-01-07 株式会社荏原製作所 固定砥粒を有する研磨テープを用いた基板の研磨方法
US9284472B2 (en) * 2013-08-09 2016-03-15 Fujimi Incorporated SiCN and SiN polishing slurries and polishing methods using the same
JP6920849B2 (ja) * 2017-03-27 2021-08-18 株式会社荏原製作所 基板処理方法および装置
CN110573116B (zh) 2017-05-30 2021-12-07 花王株式会社 带传感器的穿着用物品

Family Cites Families (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5352277A (en) 1988-12-12 1994-10-04 E. I. Du Pont De Nemours & Company Final polishing composition
US5981454A (en) 1993-06-21 1999-11-09 Ekc Technology, Inc. Post clean treatment composition comprising an organic acid and hydroxylamine
US5300463A (en) 1992-03-06 1994-04-05 Micron Technology, Inc. Method of selectively etching silicon dioxide dielectric layers on semiconductor wafers
US5445996A (en) 1992-05-26 1995-08-29 Kabushiki Kaisha Toshiba Method for planarizing a semiconductor device having a amorphous layer
US6069080A (en) * 1992-08-19 2000-05-30 Rodel Holdings, Inc. Fixed abrasive polishing system for the manufacture of semiconductor devices, memory disks and the like
US5607718A (en) 1993-03-26 1997-03-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Polishing method and polishing apparatus
US6069081A (en) 1995-04-28 2000-05-30 International Buiness Machines Corporation Two-step chemical mechanical polish surface planarization technique
US5897424A (en) 1995-07-10 1999-04-27 The United States Of America As Represented By The Secretary Of Commerce Renewable polishing lap
US5958794A (en) 1995-09-22 1999-09-28 Minnesota Mining And Manufacturing Company Method of modifying an exposed surface of a semiconductor wafer
US5733176A (en) 1996-05-24 1998-03-31 Micron Technology, Inc. Polishing pad and method of use
US6132637A (en) 1996-09-27 2000-10-17 Rodel Holdings, Inc. Composition and method for polishing a composite of silica and silicon nitride
US5972792A (en) 1996-10-18 1999-10-26 Micron Technology, Inc. Method for chemical-mechanical planarization of a substrate on a fixed-abrasive polishing pad
US5782675A (en) 1996-10-21 1998-07-21 Micron Technology, Inc. Apparatus and method for refurbishing fixed-abrasive polishing pads used in chemical-mechanical planarization of semiconductor wafers
US5725417A (en) 1996-11-05 1998-03-10 Micron Technology, Inc. Method and apparatus for conditioning polishing pads used in mechanical and chemical-mechanical planarization of substrates
US5855804A (en) 1996-12-06 1999-01-05 Micron Technology, Inc. Method and apparatus for stopping mechanical and chemical-mechanical planarization of substrates at desired endpoints
US5876490A (en) 1996-12-09 1999-03-02 International Business Machines Corporatin Polish process and slurry for planarization
JPH10296610A (ja) * 1997-04-28 1998-11-10 Sony Corp 研磨方法
US6062952A (en) 1997-06-05 2000-05-16 Robinson; Karl M. Planarization process with abrasive polishing slurry that is selective to a planarized surface
US5919082A (en) 1997-08-22 1999-07-06 Micron Technology, Inc. Fixed abrasive polishing pad
US5968280A (en) 1997-11-12 1999-10-19 International Business Machines Corporation Method for cleaning a surface
US6019806A (en) 1998-01-08 2000-02-01 Sees; Jennifer A. High selectivity slurry for shallow trench isolation processing
US6143662A (en) 1998-02-18 2000-11-07 Rodel Holdings, Inc. Chemical mechanical polishing composition and method of polishing a substrate
US6171180B1 (en) 1998-03-31 2001-01-09 Cypress Semiconductor Corporation Planarizing a trench dielectric having an upper surface within a trench spaced below an adjacent polish stop surface
US5897426A (en) 1998-04-24 1999-04-27 Applied Materials, Inc. Chemical mechanical polishing with multiple polishing pads
TW455626B (en) 1998-07-23 2001-09-21 Eternal Chemical Co Ltd Chemical mechanical abrasive composition for use in semiconductor processing
US5972124A (en) 1998-08-31 1999-10-26 Advanced Micro Devices, Inc. Method for cleaning a surface of a dielectric material
US6238592B1 (en) * 1999-03-10 2001-05-29 3M Innovative Properties Company Working liquids and methods for modifying structured wafers suited for semiconductor fabrication
US6294470B1 (en) * 1999-12-22 2001-09-25 International Business Machines Corporation Slurry-less chemical-mechanical polishing
JP2003530227A (ja) * 2000-04-07 2003-10-14 キャボット マイクロエレクトロニクス コーポレイション 統合化学機械研磨

Also Published As

Publication number Publication date
DE10226235B4 (de) 2010-02-18
US20020197937A1 (en) 2002-12-26
JP3666473B2 (ja) 2005-06-29
US6485355B1 (en) 2002-11-26
DE10226235A1 (de) 2003-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6030703B2 (ja) 誘電性CMPスラリーにおけるCsOHの使用
JP3666473B2 (ja) 固定研磨剤と研磨剤含有水性液体媒質とを用いる化学機械研磨方法
US6046112A (en) Chemical mechanical polishing slurry
US7104869B2 (en) Barrier removal at low polish pressure
US6267909B1 (en) Planarization composition for removing metal films
JP5596344B2 (ja) コロイダルシリカを利用した酸化ケイ素研磨方法
US20080045021A1 (en) Dual reduced agents for barrier removal in chemical mechanical polishing
US7012025B2 (en) Tantalum removal during chemical mechanical polishing
JP2000183003A (ja) 銅系金属用研磨組成物および半導体装置の製造方法
US6569769B1 (en) Slurry-less chemical-mechanical polishing
JP2003086548A (ja) 半導体装置の製造方法及びその研磨液
US6858540B2 (en) Selective removal of tantalum-containing barrier layer during metal CMP
US6719920B2 (en) Slurry for polishing a barrier layer
US20040203252A1 (en) CMP slurry for nitride and CMP method using the same
US20060088999A1 (en) Methods and compositions for chemical mechanical polishing substrates
US6358850B1 (en) Slurry-less chemical-mechanical polishing of oxide materials
US5968843A (en) Method of planarizing a semiconductor topography using multiple polish pads
US6274480B1 (en) Method of Fabricating semiconductor device
US6943114B2 (en) Integration scheme for metal gap fill, with fixed abrasive CMP
JP2007281020A (ja) 化学機械研磨用水系分散体および化学機械研磨方法、ならびに化学機械研磨用水系分散体を調製するためのキット
TWI229950B (en) Self-planarization process for dielectric layer
US20030186551A1 (en) Integration scheme for metal gap fill with HDP and fixed abrasive CMP

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041221

RD12 Notification of acceptance of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7432

Effective date: 20050114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050323

RD14 Notification of resignation of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7434

Effective date: 20050323

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050328

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080415

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090415

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090415

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100415

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110415

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110415

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees