JP2003100522A - Pcb油抜き取り方法及び抜き取り装置 - Google Patents

Pcb油抜き取り方法及び抜き取り装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PCB油が加圧封入されているコンデンサや
サージアブソーバーから、PCB油を噴出・飛散の懸念
なく、安全に抜き取る方法及び装置を提供する。 【解決手段】 貫通穴(5)を設けた弾性体ブロック
(4)をPCB含有機器(6)の外表面に押し付け圧接
し、内部に管路(2)を設けた穴あけポンチ(1)を該
弾性体ブロック(4)の貫通穴(5)に挿通して、PC
B含有機器(6)に穴をあけ、ポンチ(1)を通して該
PCB含有機器内に存在するPCB油を抜き取るPCB
油の抜き取り方法及び抜き取り装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PCB(ポリ塩化
ビフェニル)油が封入されている機器よりPCB油を抜
き取る技術に関し、特にPCB油が加圧封入されている
機器より、噴出・飛散を防止し、且つ作業環境の排気へ
の負担を軽減したPCB油の抜き取り方法及び抜き取り
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】PCBは優れた化学的安定性、高耐熱
性、電気絶縁性が良好などの特性を有していることか
ら、電気機器のトランス、コンデンサの絶縁油、あるい
は熱媒体等に多量に使用されてきた。しかしながら、P
CBの人体への有毒性が明らかになり、1974年まで
に製造、輸入、開放系用途での使用が禁止された。ま
た、1992年には廃PCB、PCBを含む廃油および
PCB汚染物が廃棄物処理法に基づく特別管理産業廃棄
物に指定され、事業所等での保管が義務づけられ、コン
デンサをはじめPCB含有機器類の相当数が事業所等で
保管されている。さらに、「ポリ塩化ビフェニル廃棄物
の適正な処理の推進に関する特別措置法」(2001年
7月施行)によりPCB、PCBを含む廃油などを15
年以内に処理することが義務化された。ところで前記の
電気機器のコンデンサは厚み1.2mm〜6.0mm程
度の鋼材で形成された外缶内部に絶縁紙とアルミ箔から
なる複数の素子が束ねられて収納されており、素子がP
CB絶縁油に浸されている。PCB絶縁油は、コンデン
サの規格にもよるが、約4.5kg〜120kg(約3
リットル〜80リットル)が加圧されて充填封入されて
いる。コンデンサは外部上面に碍子が取り付けられて構
成されている。コンデンサの一般的な構造を一部を切欠
した斜視図で図5に示す。サージアブソーバも、同様の
構成となっている。PCB含有機器のPCB油の抜き取
り技術は、PCB油が、加圧封入されていない機器につ
いては取り扱いに注意しさえすれば噴出・飛散の危険性
は小さく、特殊な抜き取り方法は必要とされず、抜き取
り技術についての配慮はなされていなかった。しかし、
コンデンサのようにPCB油が加圧封入されている機器
については、その抜き取りに際して作業環境の保全、P
CBの環境への拡散防止の観点からその噴出・飛散、遺
漏を防止する技術の開発が要請されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】PCB自体の無害化処
理やPCB含有機器の無害化処理に先立つ、機器からの
PCB油の抜き取り・回収において、特にPCB絶縁油
が封入されているようなコンデンサやサージアブソーバ
では、抜き取り作業の前の開口作業時にPCB絶縁油の
噴出・飛散が懸念され、作業の安全対策及び環境汚染の
防止対策が必要である。そこで、本発明は、PCB油が
封入されているPCB含有機器からのPCB油の抜き取
りにおいて、抜き取りに先立つ機器の開口作業時に内圧
等によるPCB油の噴出・飛散を防止しながら同時に抜
き取りが行える方法を提供することを目的とする。さら
に本発明は上記の抜き取り方法に使用するのに好適なP
CB油抜き取り装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る前記の目的
は、下記(1)〜(8)に示す抜き取り方法及び抜き取
り装置によって達成される。即ち、本発明は、(1)貫
通穴を設けた弾性体ブロックをPCB含有機器の外表面
に押し付け圧接し、内部管路を設けた穴あけポンチを該
弾性体ブロックの貫通穴に挿通して、PCB含有機器の
器壁に穴をあけ、該PCB含有機器内に存在するPCB
油を抜き取ることを特徴とするPCB油の抜き取り方
法、(2)前記PCB含有機器が、PCB絶縁油の加圧
封入されているコンデンサ又はサージアブソーバである
ことを特徴とする(1)に記載のPCB油の抜き取り方
法、(3)前記内部に管路を設けた穴あけポンチに、吸
引手段を接続し、PCB含有機器内に存在するPCB油
を内部管路を通して抜き取ることを特徴とする(1)又は
(2)のいずれかに記載のPCB油の抜き取り方法、
(4)内部に管路を設けた穴あけポンチと、該穴あけポ
ンチの先端を挿通する貫通穴を設けた弾性体ブロック
と、該弾性体ブロックをPCB含有機器に押し付け固定
する圧接具を有してなることを特徴とするPCB油の抜
き取り装置、(5)前記穴あけポンチの管路に接続して
PCB油吸引装置を設けたことを特徴とする(4)に記
載のPCB油抜き取り装置、(6)穴あけポンチを駆動
する駆動装置を有することを特徴とする(4)又は
(5)に記載のPCB油抜き取り装置、(7)前記弾性
体ブロックの材料が高耐油性のゴムであることを特徴と
する(4)、(5)又は(6)に記載のPCB油の抜き取
り装置、及び(8)前記穴あけポンチは、その先端が凹
型又は凸型であることを特徴とする(4)、(5)、(6)
又は(7)に記載のPCB油の抜き取り装置を提供する
ものである。本明細書において、PCB油とは、PCB
絶縁油、PCB熱媒体油などPCBを含有する液状物の
意味である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明のPCB油の抜き取り方法
及び装置について、好ましい実施の態様の1例を図1及
び図2を参照して説明する。図中、1はPCB絶縁油の
通り道となる管路2をその内部に設けた穴あけポンチで
ある。4は穴あけポンチ1の通る貫通穴5を設けた弾性
体ブロックであり、これの一面全体がPCB含有機器の
器壁の外表面に密着できるものである。7は押え治具3
を介して弾性体ブロック4をコンデンサ6に圧接し固定
するクランプ機構であり、8は穴あけポンチを駆動して
穴あけを行う油圧シリンダである。チューブ9には、吸
引ポンプ(図示せず)が接続される。10は模式的に示
す、図5のコンデンサの碍子である。次に、コンデンサ
からPCB油を抜き取る方法について説明する。先ず図
2に示すように、コンデンサ6の外缶上面または側面上
部のうち弾性体ブロック4が全面圧接できる場所に、押
え治具3を介して弾性体ブロック4をクランプ7で固定
する。その後、油圧シリンダ8に取り付けられたPCB
絶縁油の通り道となる管路2を設けた穴あけポンチ1
が、弾性体ブロック4に設けられた貫通穴5を挿通して
下降することにより、コンデンサ6の外缶の器壁に穴を
開ける。穴が開くと同時にコンデンサ6内に加圧封入さ
れていたPCB絶縁油(図示せず)が穴あけポンチ1内に
設けられた管路2および管路2に繋がるチューブ9を通
って外部に流出してコンデンサ6の加圧状態が解消され
る。さらに穴あけポンチ1を適宜の深さまで(通常50
mm程度)コンデンサ6内部に降下させ、穴あけポンチ
1に設けられた管路2に繋がるチユーブ9に接続されて
いるポンプ(図示せず)を起動することにより続けて絶縁
油を抜き取ることができる。
【0006】この際に、穴あけポンチ1と弾性体ブロッ
ク4の貫通穴5および弾性体ブロック4とコンデンサ6
の外缶表面は弾性体ブロック4が圧接(圧着)されたこ
とによる弾性変形により密着した状態を保持しているの
でPCB絶縁油がこの隙間を通って漏洩することはな
い。コンデンサ6の内圧解放後に弾性体ブロック4をコ
ンデンサ6より離して圧接状態を解除する。このときコ
ンデンサ6内部は大気圧より減圧の状態となっているの
で、PCB絶縁油が噴出・飛散することはない。さらに
穴あけポンチ1による吸引を続けながら穴あけポンチ1
をコンデンサ6底部まで降下させ、コンデンサ6内部の
PCB絶縁油を抜き取る。コンデンサ底部の検知は、穴
あけポンチ1の先端近傍にセンサーを取り付け、それに
より底部の検知ができるようにするのが好ましい。ま
た、コンデンサ6の内圧解放後に弾性体ブロック4およ
び穴あけポンチ1をコンデンサ6より離して圧接状態を
解除し、別途耐油性、可撓性を持つ管を穴あけポンチ1
であけた穴に挿入し、当該管に接続されているポンプ
(図示せず)を起動することによりPCB絶縁油を抜き取
ることもできる。
【0007】弾性体ブロック4に設けられた貫通穴5の
径は穴あけポンチ1との密着度を保持するため、少なく
とも穴あけポンチ1の外径と同じかそれ以下であること
が好ましい。弾性体ブロック4は穴あけポンチ1との接
触部およびコンデンサ6の外缶表面との接触部の密着を
保てる機能を有すればその目的を達するが、図1に示す
ように中実材料でもよいし、チューブ状とし使用時に空
気を導入して密着させてもよい。弾性体ブロック4の材
質は、PCB油に対しても耐性を有する耐油性の高いゴ
ムが好ましく、例えばニトリルブタジエンゴム、シリコ
ーンゴム、クロロプレンゴムなどが使用できる。
【0008】図4は本発明の抜油装置の別の実施態様の
一例であり図2及び3におけるクランプ7を省いた例に
相当する。図4においてL字型押え治具31の一端31
aと弾性体ブロック32とが一体に形成され、押え治具
31のL字型他端31bが油圧シリンダ37をその上に
固定保持した保持具33と固定手段により連結固定され
ている。これが抜油装置を構成する。この、一方に、弾
性体ブロック32を、他方に油圧シリンダ37を固定保
持し、押え治具31と保持具33とのリンクしてなる抜
油装置全体は、基台上に設けた昇降手段(図示しない)
によって、矢印に示すように上下昇降可能とされてい
る。図4はこれを最大限下降させて弾性体ブロック32
の下面をコンデンサ6の外缶表面に圧接した状態を示
す。この状態から穴開けとPCB油の抜き取りを行う。
次にこれを説明すると、図4に示す抜油装置の油圧シリ
ンダ37に取り付けられたPCB絶縁油の通り道となる
内部管路を設けた穴あけポンチ34が押え治具31a、
コンデンサ6の外缶表面に圧接された弾性体ブロック3
2に設けられた貫通穴35を貫通して下降することによ
り、コンデンサ6の外缶に穴を開ける。穴が開いた後の
PCB絶縁油の抜き取りは図3について説明したと全く
同様であり、チューブ36からPCB絶縁油を抜き取る
ことができる。図4の態様においては、コンデンサ6に
対してクランプを設ける必要がない点で、油抜き取り作
業が効率化される。この実施態様の作用は、上記図2〜
3について説明したと全く同様であり、優れている。
【0009】本発明において、穴あけポンチを下降また
は上昇させる駆動手段は前記の油圧によるシリンダ方式
に限らず、ボールねじ方式又はラックとピニオン方式な
どによって行ってもよい。穴あけは、PCB含有機器の
外缶の材質や穴あけポンチの形状、大きさ等に左右され
特に制限するものではないが、単位厚み(mm)当たり
約10〜24kNの荷重でほぼどのような機器でも可能
である。穴あけポンチの材質は工具用の高合金特殊鋼の
中から適宜選ばれるが、硬度、靭性の点でSKD材(J
IS規格)が好ましく、穴あけポンチは、その先端が凹
型又は凸型の構造のものが好ましい。本発明の実施の態
様としてPCB絶縁油が加圧封入されているコンデンサ
やサージアブソーバについて説明したが、PCB絶縁油
が加圧封入されていない機器、例えばトランスやPCB
油が加圧封入されていない保管用の機器等に対しても適
用可能である。
【0010】
【実施例】次に本発明を実施例に基づいてさらに詳細に
説明する。以下図2に示した本発明の一例であるPCB
油抜き取り装置を使用した抜き取りを抜き取り処理の各
段階の状態を示した図3(a)、図3(b)及び図3
(c)により具体的に説明する。なお、以下の説明中、
図3において、図2と同符号は同じものを示す。コンデ
ンサ6としては、縦450mm、横600mm、奥行き
160mm、重量60kg、外缶の厚み2.3mmのコ
ンデンサを使用した。ポンチ1はSKD材の外径12m
m、内部管路2の直径6mmの凹型ポンチを使用し、弾
性体ブロック4はクロロプレンゴム製の50mm×50
mm×30mmのブロックで、その中央に12mm径の
貫通穴を形成したものである。コンデンサ碍子頂部の面
が弾性体ブロック4の押し付け面と直角になるようにコ
ンデンサ6を固定する。その後コンデンサ側面部に弾性
体ブロック4を押え治具3を介してクランプ機構7によ
り、弾性体ブロック4の貫通穴5の上端縁がコンデンサ
6の上面から20〜30mmの位置になるように圧接す
る。作業者は、穴あけポンチ1が弾性体ブロック4の貫
通穴5の上にくるように、穴あけポンチ1の位置決めを
行う。この状態が図3(a)である。
【0011】作業者は油圧シリンダ8の支持機構(図示
せず)を操作して下降させ、穴あけポンチ1を弾性体ブ
ロック4の貫通穴5に挿入すると共に穴あけポンチ1の
先端をコンデンサ上面に接触させる。この状態が図3
(b)である。作業者は油圧シリンダ8及びコンデンサ
6をその位置で固定する。次に、油圧シリンダ8に油圧
装置(図示せず)から作動油を供給して、穴あけポンチ1
を下降させ、コンデンサ外缶に31.0kNの荷重をか
けて穴あけを実行する。この状態が図3(c)である。
【0012】内圧によってコンデンサ6内のPCB絶縁
油が、穴あけポンチ1の管路2及び管路2に繋がるチュ
ーブ9を通って押出され、内圧が解放される。その後、
チューブ9に接続されているポンプ(図示せず)を起動し
て、穴あけポンチ1が達している位置までの絶縁油を吸
引する。このときコンデンサ外缶がコンデンサ内部側に
反ることで、コンデンサ内部の圧力が大気圧より低くな
っていることが確認できる。このとき5.5kgのPC
B絶縁油が回収された。さらにその後、穴あけポンチ1
を抜き取り、弾性体ブロック4をコンデンサ6より離し
て圧接状態を解除し、別途耐油性を持つ可撓管(図示せ
ず)を穴あけポンチ1であけた穴に挿入し、当該管に接
続したポンプ(図示せず)を起動して更にPCB絶縁油を
抜き取った。このときに抜き取ったPCB絶縁油は4.
5kgであった。本実施例の結果を表1に示す。
【0013】
【表1】
【0014】穴あけの個所は側面角部だけに限定するも
のではないが、コンデンサの場合は内部構造上、上面及
び側面上部で弾性体ブロック4が全面圧接できる場所が
好ましい。
【0015】
【発明の効果】本発明方法によれば穴あけポンチ内部に
PCB油抜き取り通路となる管路(中空部)を設けたこ
と、及び弾性体ブロックがPCB含有機器本体及びポン
チと密着することにより、ポンチの先端による穴あけと
同時にPCB油が穴あけポンチ内部の管路を通過して流
出し、外部に噴出・漏洩することなく内圧が解放される
と共にPCB油の抜き取りができる。さらに、管路付き
穴あけポンチは、同時に吸引ノズルとして使用すること
ができ、続けてPCB油の抜き取り作業を行うことがで
き、抜き取り作業は安全で、環境汚染の危険性を低減で
きる。また本発明のPCB油抜き取り装置はその構成が
複雑でなく、取り付ける一定の外表面があればよいので
PCB油の抜き取りの対象となる機器の種類の制限が少
なく、種々のPCB含有機器からのPCB油の抜き取り
を上記のように、外部に噴出・漏洩することなく、且
つ、環境汚染の危険性を最小にして行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の抜き取り装置の好ましい一実施態様の
要部断面図である。
【図2】本発明の抜き取り装置の好ましい一実施態様を
コンデンサに配置した図である。
【図3】本発明の図2の実施態様の説明図であり、
(a)は穴あけポンチを貫通穴上に位置決めした状態で
あり、(b)は穴あけポンチ先端をコンデンサに接触し
た状態であり、(c)は穴あけ後の状態である。
【図4】本発明の抜き取り装置の別の実施態様の説明図
である。
【図5】コンデンサの斜視図であり、一部を切欠して示
した。
【符号の説明】
1 穴あけポンチ 2 管路 3 押え治具 4 弾性体ブロック 5 貫通穴 6 コンデンサ 7 クランプ機構 8 油圧シリンダ 9 チューブ 10 コンデンサ碍子 31 押え治具 32 弾性体ブロック 33 保持具 34 穴あけポンチ 35 貫通穴 36 チューブ 37 油圧シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E050 GA02 5E082 AA13 BB04 BC01 FH06 FH07 MM19 MM22

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通穴を設けた弾性体ブロックをPCB
    含有機器の外表面に押し付け圧接し、内部管路を設けた
    穴あけポンチを該弾性体ブロックの貫通穴に挿通して、
    PCB含有機器の器壁に穴をあけ、該PCB含有機器内
    に存在するPCB油を抜き取ることを特徴とするPCB
    油の抜き取り方法。
  2. 【請求項2】 前記PCB含有機器が、PCB絶縁油の
    加圧封入されているコンデンサ又はサージアブソーバで
    あることを特徴とする請求項1に記載のPCB油の抜き
    取り方法。
  3. 【請求項3】 前記内部に管路を設けた穴あけポンチ
    に、吸引手段を接続し、PCB含有機器内に存在するP
    CB油を内部管路を通して抜き取ることを特徴とする請
    求項1又は2のいずれかに記載のPCB油の抜き取り方
    法。
  4. 【請求項4】 内部に管路を設けた穴あけポンチと、該
    穴あけポンチの先端を挿通する貫通穴を設けた弾性体ブ
    ロックと、該弾性体ブロックをPCB含有機器に押し付
    け固定する圧接具を有してなることを特徴とするPCB
    油の抜き取り装置。
  5. 【請求項5】 前記穴あけポンチの管路に接続してPC
    B油吸引装置を設けたことを特徴とする請求項4に記載
    のPCB油抜き取り装置。
  6. 【請求項6】 穴あけポンチを駆動する駆動装置を有す
    ることを特徴とする請求項4又は5に記載のPCB油抜
    き取り装置。
  7. 【請求項7】 前記弾性体ブロックの材料が高耐油性の
    ゴムであることを特徴とする請求項4、5又は6に記載
    のPCB油の抜き取り装置。
  8. 【請求項8】 前記穴あけポンチは、その先端が凹型又
    は凸型であることを特徴とする請求項4、5、6又は7
    に記載のPCB油の抜き取り装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109300712A (zh) * 2018-11-13 2019-02-01 安徽麦特电子股份有限公司 一种电容器注油封口检测一体化全自动生产线及生产方法

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CN109300712A (zh) * 2018-11-13 2019-02-01 安徽麦特电子股份有限公司 一种电容器注油封口检测一体化全自动生产线及生产方法

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