JP2000161594A - エアゾール缶等の残留物処理装置 - Google Patents

エアゾール缶等の残留物処理装置

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JP2000161594A
JP2000161594A JP10339760A JP33976098A JP2000161594A JP 2000161594 A JP2000161594 A JP 2000161594A JP 10339760 A JP10339760 A JP 10339760A JP 33976098 A JP33976098 A JP 33976098A JP 2000161594 A JP2000161594 A JP 2000161594A
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residue
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hole
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Hideo Kano
秀夫 鹿野
Shinichi Osato
伸一 大郷
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DAIGOU GIKEN KK
Toho Metal Industries Co Ltd
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DAIGOU GIKEN KK
Toho Metal Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用済み等のエアゾール缶等から缶内の残留
物を効率的かつ安全に抜き取るとともに廉価で取り扱い
が容易な装置を提供する。 【解決手段】 エアゾール缶1が外周面2を支持されて
載置されるとともに外周面2aに臨むガイド孔18が形
成された缶載置パッド12と、缶載置パッド12を昇降
自在に支持する載置パッド支持機構13と、尖鋭先端部
24がガイド孔18に対応位置されかつ抜取孔26が形
成された穿孔部材14と、穿孔部材14を支持しかつ回
収容器5に直接取り付けられる穿孔部材支持機構15
と、缶載置パッド12に載置したエアゾール缶1を押し
下げる穿孔操作機構16とから構成される。缶載置パッ
ド12は、弾性材によって形成される。穿孔操作機構1
6によってエアゾール缶1を穿孔部材14に押し当てて
穿孔し、残留物を回収容器5内に回収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用済みのエアゾ
ール缶や燃料ガスボンベ等から缶内に残った残留物の抜
き取りを行うエアゾール缶等の残留物処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】燃料ガスボンベは、缶内に比較的活性の
低い液化ブタン等の燃料ガスが充填され、卓上ガスコン
ロや携帯用ガスコンロ等に装填して用いられる。また、
各種のエアゾール缶は、缶内に塗料や潤滑剤或いは薬剤
等の所定の内容物とともに比較的活性の低い液化天然ガ
ス(LPG)やジメチルエーテル(DME)等の液化ガ
ス或いは代替フロン等のエアゾール噴射ガスが充填され
ており、このエアゾール噴射ガスの圧力によって内容物
がエアゾール噴射される。
【0003】エアゾール缶は、使用済み後や不要となっ
た場合において、缶内に内容物とともにエアゾール噴射
ガスも残留している状態にある。同様に、燃料ガスボン
ベにおいても、燃料切れの状態であっても缶内に僅かに
液化ガスが残留している。エアゾール缶や燃料ガスボン
ベは、使用済み後や不要となった場合に産業廃棄物とし
て廃棄されるが、その際に押し潰したり破砕等の処理が
施される。しかしながら、エアゾール缶等は、上述した
ように缶内にエアゾール噴射ガスや液化ガスが残留して
おり、破砕等する際に発生する火花によって爆発を起こ
すおそれがり極めて危険である。したがって、エアゾー
ル缶等においては、廃棄に際して缶に孔を穿けてエアゾ
ール噴射ガスを放出するようにしている。
【0004】ところで、エアゾール缶は、各種の製造・
組立工場や自動車整備工場等において、例えば塗装工程
や洗浄工程或いは錆取り工程や潤滑剤塗布工程等でそれ
ぞれ大量に使用されている。大量のエアゾール缶等に対
する孔穿け処理は、極めて面倒であるとともに、穿けら
れた孔からエアゾール噴射ガスとともに内容物まで噴出
して周囲を汚損させてしまう。また、塗料や潤滑剤或い
は薬剤等の内容物は、いわゆる垂れ流しせずに所定の処
理が必要であり、残留物回収容器等に回収されなければ
ならない。
【0005】このため、使用済み後のエアゾール缶等の
処理装置として、例えば実開平5−65884号「エア
ゾール缶のガス抜き機」や特開平7−269793号
「エアゾール缶の残留物の処理方法およびこれを実施す
る処理装置」等が提案されている。上述した公開実用新
案の処理装置は、断面が略V字状の保持部材上に使用済
み後のエアゾール缶を載置し、操作リンク機構によって
昇降自在な孔開け具を駆動してその尖先部をエアゾール
缶に刺通してガス抜き孔を形成する装置が開示されてい
る。かかる公開実用新案の処理装置によれば、エアゾー
ル缶が安定した状態で保持されるとともに、上方部にガ
ス抜き孔を形成することで内容物の噴出が抑制され、ま
た外径を異にするエアゾール缶の処理も可能とされると
いった特徴がある。
【0006】また、公開特許の処理装置は、シールが設
けられた載置台上にエアゾール缶を縦置きした状態でシ
リンダによって押圧し、載置台の下部に設けた吸引ノズ
ルと洗浄ノズルとを缶の内部へと差し込んでガス抜きを
行うとともに缶内の洗浄を行う装置が開示されている。
かかる公開特許の処理装置は、衝撃による火花の発生が
無く安全であり、ガス抜き部位が密閉されることで残留
物の漏洩が防止され、缶内の洗浄も同時に行われるとい
った特徴を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した公
開実用新案の処理装置においては、保持部材上に横置き
したエアゾール缶の上部に穿けたガス抜き孔から缶内の
エアゾール噴射ガスを抜くことが可能とされるが、その
載置姿勢によって底部に溜まった内容物の回収まではで
きない。また、公開実用新案の処理装置は、ガス抜き孔
を穿けた際に、噴出するエアゾール噴射ガスとともに内
容物も噴出して周囲に飛散するといった問題がある。し
たがって、公開実用新案の処理装置は、内容物が気体や
揮発性である特定のエアゾール缶の処理に限定され、或
いは後工程において内部に残留した内容物の処理が必要
であった。
【0008】一方、公開特許の処理装置においては、エ
アゾール缶を載置台上に縦置きするためにしっかりと位
置決めしたり保持する必要があり、載置操作が面倒であ
る。また、公開特許の処理装置は、ガス抜き孔等の穿設
手段としてシリンダを用いるとともにガスや内容物を処
理するためのタンク等の付属設備が設けられることか
ら、構造が複雑でかつ大型であるとともに高価である。
公開特許の処理装置は、いわゆる据置き型として使用さ
れ、大きなスペースを占有するとともに特定の分野にお
いてのみ使用される装置である。
【0009】したがって、本発明は、使用済みのエアゾ
ール缶等から缶内に残った残留物を効率的かつ安全に抜
き取るようにした廉価で取り扱いが簡便なエアゾール缶
等の残留物処理装置を提供することを目的に提案された
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明にかかるエアゾール缶等の残留物処理装置は、使用済
みのエアゾール缶等がその外周面を支えられて載置され
るとともに支持した外周面に臨むガイド孔が形成されて
なる缶載置パッドと、この缶載置パッドを昇降自在に支
持する載置パッド支持機構と、缶載置パッドの下方部に
配設されて尖鋭先端部がガイド孔に対応位置されるとと
もにこの尖鋭先端部に開口する抜取孔が形成されてなる
穿孔部材と、この穿孔部材を支持するとともに残留物回
収容器に対して取り付けられる穿孔部材支持機構と、缶
載置パッドの上方に延在されて載置されたエアゾール缶
等を押下げ操作する操作部材を有する穿孔操作機構とを
備えて構成される。
【0011】また、缶載置パッドは、弾性材によって成
形され、主面に形成された断面円弧状の凹部によってエ
アゾール缶等の支持部を構成するとともに、この凹部の
底面に高さ方向に貫通するガイド孔が形成されてなる。
穿孔部材支持機構には、残留物回収容器の開口形状に対
応するアダプタ部材が備えられる。
【0012】以上のように構成された本発明にかかるエ
アゾール缶等の残留物処理装置によれば、使用済みのエ
アゾール缶等を缶載置パッド上に載置した後に、穿孔操
作機構の操作部材を操作することによってエアゾール缶
を介して載置パッド支持機構が下降動作される。エアゾ
ール缶等は、載置パッド支持機構の下降動作によってガ
イド孔に進入する穿孔部材に押し当てられ、その尖鋭先
端部による穿孔が行われる。したがって、エアゾール缶
等は、缶内の残留物が抜取孔を介して残留物回収容器に
放出されることで、効率的かつ安全な抜き取りが行われ
る。
【0013】また、エアゾール缶等の残留物処理装置に
おいては、弾性材によって成形されるとともに断面円弧
状の缶載置パッドを備えることによって、外径や形状を
異にした各種のエアゾール缶等についても缶内の残留物
の抜取り処理を可能とする。さらに、エアゾール缶等の
残留物処理装置においては、穿孔部材支持機構にアダプ
タ部材が備えられることによって、ドラム缶やペール缶
等の種々の残留物回収容器に取り付けて使用される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した実施の形
態について図面を参照して詳細に説明する。実施の形態
は、例えば使用済みの塗料エアゾール缶1から残留した
エアゾール噴射ガスと塗料とを抜き取ってドラム缶5に
回収するエアゾール缶処理装置10である。塗料エアゾ
ール缶1は、ノズル3を押圧操作することによって、こ
のノズル3からエアゾール噴射ガスの圧力により塗料が
噴出される。塗料エアゾール缶1は、缶内でのエアゾー
ル噴射ガスのガス圧が不足したり塗料がなくなったりし
た場合、或いは不要となった場合に、エアゾール缶処理
装置10によって缶内に残留した残留物の抜取り処理が
行われる。塗料エアゾール缶1は、この抜取り処理を行
った後にプレス処理や粉砕処理等の適宜の処理が行われ
る。
【0015】塗料エアゾール缶1は、詳細を後述するよ
うに外周面2を缶載置パッド12上に載置した横置き状
態でエアゾール缶処理装置10に装填される。エアゾー
ル缶処理装置10は、詳細を後述するがドラム缶5の上
蓋6に設けられた回収口7に直接装着されて用いられ
る。ドラム缶5には、缶内からガスを放出するために図
3に示すように排気パイプ8が設けられる。ドラム缶5
には、回収口7にパッキン部材9がはめ込まれている。
パッキン部材9には、後述するように使用時にエアゾー
ル缶処理装置10が装着される。また、パッキン部材9
には、未使用時或いはドラム缶5を搬送等する場合に図
示しないキャップが取り付けられる。
【0016】ドラム缶5には、塗料エアゾール缶1から
抜き取られた塗料が溜められるとともにエアゾール噴射
ガスを排気パイプ8から大気へと排出する。エアゾール
噴射ガスは、比較的微量であるため大気汚染或いは安全
性についてほとんど問題は無い。また、排気パイプ8に
は、例えば吸着フィルタ等を組み込んでもよい。
【0017】エアゾール缶処理装置10は、外径を異に
する複数種の塗料エアゾール缶1についてその残留物の
抜取り処理を可能とする。エアゾール缶処理装置10
は、図1乃至図3に示すように、支持基板11に組み立
てられており、塗料エアゾール缶1を横置き状態で載置
する缶載置パッド12と、この缶載置パッド12を昇降
自在に支持する載置パッド支持機構13とを備えてい
る。エアゾール缶処理装置10は、塗料エアゾール缶1
の外周面にガス抜き孔を穿孔する穿孔部材14と、この
穿孔部材14を支持するとともにドラム缶5に対する取
付部を構成する穿孔部材支持機構15と、載置パッド支
持機構13を下降動作させる操作機構16とを備えてい
る。支持基板11には、後述するように載置パッド支持
機構13を取り付ける取付孔11aが形成されている。
【0018】缶載置パッド12は、ゴム、合成ゴム材或
いは発泡合成樹脂材等の弾性材を素材としてやや厚みを
有する矩形のブロック体に成形されてなる。缶載置パッ
ド12は、図1に示すように塗料エアゾール缶1の外径
よりもやや大きな幅寸法と、図2に示すように塗料エア
ゾール缶1の外周面の一部領域を支持するに足る長さ寸
法を有している。缶載置パッド12には、その上面に塗
料エアゾール缶1を載置する載置凹部17が形成される
とともにガイド孔18が形成されている。載置凹部17
は、缶載置パッド12の長さ方向の全域に亘って形成さ
れ、断面が円弧状を呈している。ガイド孔18は、載置
凹部17の中央部から缶載置パッド12を高さ方向に貫
通して形成されている。
【0019】缶載置パッド12には、図1及び図2に示
すように塗料エアゾール缶1がその外周面2の底部2a
を支えられて載置される。缶載置パッド12は、外径仕
様を異にする塗料エアゾール缶1が載置された場合で
も、その材料特性によって弾性変形することで塗料エア
ゾール缶1の外周面2に密着する。したがって、缶載置
パッド12は、後述する穿孔操作に際してガイド孔18
に対応する部位の密閉性を保持して、塗料エアゾール缶
1から放出される塗料やエアゾール噴射ガスの飛散を防
止する。
【0020】缶載置パッド12は、載置パッド支持機構
13に組み付けられて支持されている。載置パッド支持
機構13は、保持ブラケット部材19と、取付基板20
と、複数個のガイドボルト21と、複数個のコイルスプ
リング22と、スライド筒部材23によって構成されて
いる。保持ブラケット部材19は、外周部に缶載置パッ
ド12の外周部を保持する立上り周壁が形成された矩形
の浅皿状を呈する部材であり、缶載置パッド12を組み
付けた状態においてガイド孔18に連通するガイド孔1
9aが形成されている。
【0021】保持ブラケット部材19は、図1に示すよ
うに取付基板20に取付ねじ20aによって固定されて
いる。取付基板20は、複数個のガイドボルト21によ
って支持基板11に対向保持されている。各ガイドボル
ト21は、それぞれ取付基板20に形成したガイド孔に
貫通されるとともに、その下端部が支持基板11に形成
したガイド孔を貫通されてナットがねじ込まれている。
各ガイドボルト21には、それぞれ圧縮状態のコイルス
プリング22が装着されている。したがって、取付基板
20は、各コイルスプリング22の弾性力によって上方
へと押し上げられ、支持基板11との対向間隔が保持さ
れている。
【0022】取付基板20には、スライド筒部材23が
組み付けられている。スライド筒部材23は、その内部
孔23aが、図1に示すように保持ブラケット部材19
のガイド孔19a、換言すれば缶載置パッド12のガイ
ド孔18に連通されている。スライド筒部材23は、後
述するようにその内部孔23aに穿孔部材14を臨ませ
るとともに、穿孔操作に際して塗料エアゾール缶1から
放出される塗料やエアゾール噴射ガスの抜取り孔として
作用する。
【0023】穿孔部材14は、図1に示すように一端側
に塗料エアゾール缶1の外周面2に抜取り孔を穿孔する
尖鋭先端部24が形成されるとともに、基端部25を後
述する穿孔部材支持機構15に片持ち状態で支持されて
いる。穿孔部材14には、軸方向に貫通して抜取孔26
が形成されている。穿孔部材14は、スライド筒部材2
3の内部孔23aを挿通されて尖鋭先端部24が缶載置
パッド12のガイド孔18に臨ませられている。
【0024】穿孔部材支持機構15は、取付部材27
と、アダプタナット部材28と、Oリング部材29とに
よって構成されている。取付部材27は、全体略有底筒
状を呈して形成された部材であり、内部孔27aに連通
して底面部27bに複数個の抜取孔27cが形成されて
なる。取付部材27には、軸方向の略中央部に位置して
大径のローレット部27dが一体に形成され、このロー
レット部27dによって区割りされた上方外周部と下方
外周部とにそれぞれ外周ねじ27e、27fとが形成さ
れている。取付部材27は、その内径がスライド筒部材
23の外径よりもやや大きく、スライド筒部材23の下
端部をスライド自在に収納する。また、取付部材27
は、少なくとも下方外周部の外径がドラム缶5のパッキ
ン部材9の内径とほぼ等しい。
【0025】取付部材27は、図1に示すようにローレ
ット部27dから上方部位が、支持基板11の底面側か
ら取付孔11aに嵌合されることによって組み合わされ
る。勿論、ローレット部27dは、その外径が取付孔1
1aの内径よりも大きく、支持基板11の底面に当接さ
れる。取付部材27には、支持基板11の取付孔11a
から突出した上方外周部の外周ねじ27eにアダプタナ
ット部材28がねじ込まれる。したがって、取付部材2
7は、ローレット部27dとアダプタナット部材28と
によって支持基板11を挟み込むことにより、この支持
基板11に固定される。なお、取付部材27には、下方
外周部の外周ねじ27fにOリング29がはめ込まれて
いる。
【0026】以上のように構成された取付部材27に
は、その底面部27bの中央部に位置して取付ナット3
5によって穿孔部材14が取り付けられている。穿孔部
材14は、その基端部25が底面部27bを貫通してお
り、また取付部材27の内部孔27a中を貫通して上述
したように尖鋭先端部24が缶載置パッド12のガイド
孔18に臨んでいる。穿孔部材14は、長年の使用によ
って磨耗したり破損したりした場合に取付ナット35を
取り外して交換される。
【0027】穿孔部材支持機構15は、図1に示すよう
にその取付部材27がその下方外周ねじ27fをパッキ
ン部材9の内孔にねじ込まれることによってドラム缶5
の上蓋6上に取り付けられる。穿孔部材支持機構15
は、この取付状態において、取付部材27とパッキン部
材9との間がOリング29によって密閉される。したが
って、穿孔部材支持機構15は、その取付部材27の内
部孔27aによって、互いに連通された缶載置パッド1
2のガイド孔18と保持ブラケット部材19のガイド孔
19aとスライドガイド筒部材23の内部孔23aと
を、ドラム缶5に連通させる。
【0028】操作機構16は、支柱ロッド30と、支点
軸31と、操作レバー32と、トーションスプリング3
3と、押圧パッド部材34とから構成される。支柱ロッ
ド30は、図1に示すように缶載置パッド12に対して
側方に位置して支持基板11上に立設されている。支柱
ロッド30には、その上端部に設けた支点軸31を介し
て操作レバー32が、その一端部を回動自在に片持ち支
持されている。支点軸31には、操作レバー32に対し
て図1において反時計方向の回動習性を付与するトーシ
ョンスプリング33が装着されている。支点軸31に
は、操作レバー32を抜止めする割りピン31aが設け
られている。なお、操作レバー32は、支点軸31に設
けた図示しないストッパ構造によって缶載置パッド12
から所定の高さ位置で係止されている。
【0029】操作レバー32は、充分な長さを有してお
り、他端部がグリップ材32aを装着して操作部として
構成されている。操作レバー32は、図1及び図3に示
すように、載置凹部17に対して直交する状態で缶載置
パッド12の上方部に延在する。操作レバー32には、
缶載置パッド12と対向する部位に押圧パッド部材34
が取り付けられている。押圧パッド部材34は、詳細に
はガイド孔18に対向する部位に位置して操作レバー3
2に取り付けられ、缶載置パッド12の載置凹部17に
載置支持された塗料エアゾール缶1の外周面2の上部2
bと接触する。
【0030】以上のように構成された操作機構16にお
いては、缶載置パッド12上に塗料エアゾール缶1を載
置した状態で、操作レバー32が操作される。操作レバ
ー32は、トーションスプリング33の弾性力に抗して
支点軸31を支点に図1において時計方向へと回動操作
される。操作レバー32は、グリップ材32aを作用
点、支点軸31を支点、押圧パッド部材34を力点とす
るてこ機構を構成して、缶載置パッド12上に載置され
た塗料エアゾール缶1を下方へと押圧する。したがっ
て、操作レバー32は、比較的軽微な操作力で後述する
塗料エアゾール缶1への穿孔処理を行い得るようにす
る。
【0031】エアゾール缶処理装置10は、以上のよう
に構成されており、取付部材27をパッキン部材9にね
じ込むことによってドラム缶5に組み付ける。エアゾー
ル缶処理装置10は、このドラム缶5に組み付けた状態
において、上述したように缶載置パッド12のガイド孔
18−保持ブラケット部材19のガイド孔19a−スラ
イドガイド筒部材23の内部孔23a−取付部材27の
内部孔27a−その底面部27bの抜取孔27c−ドラ
ム缶5の回収口7のルートからなる残留物の排出流路を
構成する。また、エアゾール缶処理装置10は、穿孔部
材14がその基端部25を回収口7を介してドラム缶5
の内部に臨ませられる。
【0032】エアゾール缶処理装置10には、操作レバ
ー32をやや持ち上げて使用済み等の塗料エアゾール缶
1が横置き状態で缶載置パッド12の載置凹部17上に
載置される。塗料エアゾール缶1は、載置凹部17を断
面円弧状に構成したことにより、位置決めの操作を不要
として缶載置パッド12上に簡単に載置される。塗料エ
アゾール缶1は、外周面2の底部2aが缶載置パッド1
2のガイド孔18に臨ませられるとともに、外周面2の
上部2bに押圧パッド部材34が当接する。塗料エアゾ
ール缶1は、この状態で操作レバー32が回動操作され
ることによって押圧パッド部材34により押圧される。
塗料エアゾール缶1は、缶載置パッド12に押し付けら
れてこれを弾性変形させることによって、ガイド孔18
に臨む外周面2の底部2aが密封された状態となる。
【0033】エアゾール缶処理装置10は、操作レバー
32をさらに回動操作することにより塗料エアゾール缶
1を介して載置パッド支持機構13が下降動作する。す
なわち、エアゾール缶処理装置10は、塗料エアゾール
缶1、缶載置パッド12、保持ブラケット部材19及び
取付基板20が一体となってコイルスプリング22の弾
性力に抗して下降動作する。エアゾール缶処理装置10
は、取付基板20の下降動作に伴ってスライド筒部材2
3が取付部材27の内部孔27a中を下降動作する。
【0034】エアゾール缶処理装置10は、載置パッド
支持機構13の下降動作によって穿孔部材14の尖鋭先
端部24に対して塗料エアゾール缶1の外周面2が押し
当てられるようになる。穿孔部材14は、この場合保持
ブラケット部材19のガイド孔19aから缶載置パッド
12のガイド孔18に進入した状態となる。穿孔部材1
4は、操作レバー32の回動操作によって塗料エアゾー
ル缶1がさらに押し下げられると、尖鋭先端部24がこ
の塗料エアゾール缶1の外周面2を突き破って缶内へと
進入する。塗料エアゾール缶1からは、缶内に残留した
エアゾール噴射ガスや塗料等の残留物が抜取孔26から
噴出する。残留物は、ドラム缶5内に直接回収される。
【0035】エアゾール缶処理装置10においては、塗
料エアゾール缶1の残留物の一部が穿孔部材14によっ
て形成された孔から外部へと漏出する。エアゾール缶処
理装置10は、これら残留物についても上述した缶載置
パッド12のガイド孔18から取付部材27の抜取孔2
7cに至る密閉された流路を介してドラム缶5に確実に
回収する。
【0036】エアゾール缶処理装置10は、塗料エアゾ
ール缶1から残留物が排出される間操作レバー32を回
動した状態に保持した後、これを開放する。エアゾール
缶処理装置10においては、この操作レバー32の開放
により、載置パッド支持機構13がコイルスプリング2
2の弾性力によって初期位置へと復帰するとともに操作
レバー32もトーションスプリング33の弾性力によっ
て初期位置へと復帰する。エアゾール缶処理装置10
は、缶載置パッド12から残留物の抜取処理が施された
塗料エアゾール缶1が取り除かれて一連の処理を終了す
る。エアゾール缶処理装置10は、上述した操作を繰り
返すことによって塗料エアゾール缶1からの残留物抜取
処理を連続して行う。
【0037】上述した実施の形態は、エアゾール缶処理
装置10による塗料エアゾール缶1の残留物処理に適用
した例を説明したが、その他各種のエアゾール缶や燃料
ガスボンベ等についても適用されることは勿論である。
また、エアゾール缶処理装置10は、各部材や各機構の
細部の構成について上述した構成に限定されるものでは
ない。
【0038】残留物は、上述したようにドラム缶5に回
収されるが、処理量がさほど多くない場合には例えばや
や小型のペール缶38やその他の缶に回収される。ペー
ル缶38は、缶本体に対して蓋を取り外した状態におい
て広口の開口部39が構成されるために、ドラム缶5の
ようにパッキン部材9がはめ込まれた回収口7を有して
いない。本発明の第2の実施の形態として図4に示した
エアゾール缶処理装置40は、かかるペール缶38等に
対して取り付けてエアゾール缶や燃料ガスボンベの残留
物抜取処理を行う。
【0039】エアゾール缶処理装置40は、ペール缶3
8に対する取付部を構成する穿孔部材支持機構41の構
成に特徴を有しており、その他の機構や各部について上
述したエアゾール缶処理装置10と同等とすることから
同一部位については同一符号を付すことによって詳細な
説明を省略する。穿孔部材支持機構41は、取付部材2
7及びOリング29とを共用し、アダプタプレート部材
42と、取付ナット43とを備えて構成される。また、
穿孔部材支持機構41には、排気機構44が付設されて
いる。
【0040】取付部材27は、上述したように全体略有
底筒状を呈しており、内部孔27aに連通して底面部2
7bに複数個の抜取孔27cが形成されるとともに、軸
方向の略中央部に位置する大径のローレット部27dに
よって区割りされた上方外周部と下方外周部とにそれぞ
れ外周ねじ27e、27fとが形成されてなる。穿孔部
材支持機構41は、この取付部材27がアダプタプレー
ト部材42に組み付けられてなる。
【0041】アダプタプレート部材42は、ステンレス
等の金属板によって形成され、図4に示すようにペール
缶38の開口部39を閉塞するに足る外形を有してい
る。アダプタプレート部材42は、外周縁部に下方へと
折曲して係止フランジ部42aが一体に形成されてお
り、この係止フランジ部42aがエアゾール缶処理装置
40をペール缶38に組み合わせた状態において開口部
39の外周部に延在する。アダプタプレート部材42に
は、取付部材27を取り付ける取付孔42bが形成され
ている。取付孔42bは、取付部材27の下方外周部を
貫通させるとともにローレット部27dを係止する内径
を有している。
【0042】アダプタプレート部材42には、その底面
側にアダプタ片45が取り付けられている。アダプタ片
45は、係止フランジ部42aの内周側に位置してこれ
と対向して取り付けられてなる。アダプタ片45は、図
4に示すようにペール缶38の開口部39の内面と当接
する間隔を以ってアダプタプレート部材42に取り付け
られている。
【0043】以上のように構成されたアダプタプレート
部材42には、取付部材27がその下方外周部を貫通さ
せて取付孔42bに組み付けられる。取付部材27は、
ローレット部27dが取付孔42bの開口縁に係止され
た状態で貫通された下方外周部にシーリング用のOリン
グ29がはめ込まれる。取付部材27は、この状態にお
いて下方外周部の外周ねじ27fに取付ナット43がね
じ込まれることによって、取付ナット43とローレット
部27dとでアダプタプレート部材42を挟み込むこと
によってこれにしっかりと組み付けられる。
【0044】排気機構44は、排気パイプ46と、取付
ブッシュ部材47と、取付ナット48等の部材によって
構成されてなり、アダプタプレート部材42に形成した
取付孔42cに取り付けられてなる。取付ブッシュ部材
47は、全体筒状の部材であり、排気パイプ46に嵌合
される筒部の外径が取付孔42cの内径とほぼ等しくさ
れるとともに、この筒部の上端に係止フランジ部が一体
に形成されてなる。勿論、係止フランジ部は、取付孔4
2cの内径よりも大きな外径を有している。取付ブッシ
ュ部材47には、筒部の外周部に外周ねじが形成されて
いる。
【0045】排気機構44は、排気パイプ46に取付ブ
ッシュ部材47が嵌合され、この取付ブッシュ部材47
が取付孔42cに貫通されることによってアダプタプレ
ート部材42に組み合わされる。取付ブッシュ部材47
は、筒部を取付孔42cに貫通した状態においてその開
口縁で係止フランジ部が係止される。取付ブッシュ部材
47は、この状態において筒部の外周ねじに取付ナット
48がねじ込まれることによって、この取付ナット48
と係止フランジ部とでアダプタプレート部材42を挟み
込むことによってこれにしっかりと組み付けられる。
【0046】以上のように構成されたエアゾール缶処理
装置40は、ペール缶38に対して図4に示すようにそ
の開口部39を閉塞するようにしてアダプタプレート部
材42が載置される。エアゾール缶処理装置40は、ア
ダプタ片45がペール缶38の内周面に当接することに
よってペール缶38に対して移動しないように取り付け
られる。エアゾール缶処理装置40は、上述したエアゾ
ール缶処理装置10と同様の操作によって塗料エアゾー
ル缶1缶内に残留したエアゾール噴射ガスや塗料等の残
留物をペール缶38内に直接回収する。
【0047】なお、上述したエアゾール缶処理装置40
においては、アダプタプレート部材42にペール缶38
の開口部39に対応するアダプタ片45が一体に取り付
けられたたがかかる構成に限定されるものではない。例
えば、エアゾール缶処理装置40は、アダプタプレート
部材42に対してアダプタ片45を内外周方向に対して
スライド自在に組み付けるようにし、開口部の内径を異
にする各種の回収容器に取付自在とするようにしてもよ
い。
【0048】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かるエアゾール缶等の残留物処理装置によれば、残留物
回収容器に取り付けられるとともに、使用済みのエアゾ
ール缶等を缶載置パッド上に横置きした状態で穿孔操作
機構の操作部材を操作し、載置パッド支持機構を介して
下降動作させて穿孔部材に押し当ててその尖鋭先端部に
より抜取孔を穿孔することで、この抜取孔からエアゾー
ル噴射ガスと残留物とが残留物回収容器内に回収され
る。したがって、エアゾール缶等の残留物処理装置は、
極めて簡易な操作によってエアゾール噴射ガスと残留物
とが効率的かつ安全に残留物回収容器内に回収されると
ともに残留物の飛散による周囲の汚損が防止される。エ
アゾール缶等の残留物処理装置は、構造が簡易であると
ともに小型軽量で廉価であり、必要に応じて適宜の場所
に持ち運んでの使用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示したエアゾール缶
処理装置を回収ドラム缶に取り付けた使用状態を説明す
る一部切欠き側面図である。
【図2】同エアゾール缶処理装置の正面図である。
【図3】同エアゾール缶処理装置の使用状態を説明する
要部斜視図である。
【図4】本発明の他の実施の形態として示したエアゾー
ル缶処理装置をペール缶に取り付けた使用状態を説明す
る一部切欠き側面図である。
【符号の説明】
1 エアゾール缶、2 外周面、5 ドラム缶(残留物
回収容器)、7 回収口、10 エアゾール缶処理装
置、11 支持基板、12 缶載置パッド、13載置パ
ッド支持機構、14 穿孔部材、15 穿孔部材支持機
構、16 操作機構、17 載置凹部、18 ガイド
孔、20 取付基板、21 ガイドボルト、22 コイ
ルスプリング、23 ガイド筒部材、24 尖鋭先端
部、25 基端部、26 抜取孔、27 穿孔取付部
材、29 Oリング、30 支柱ロッド、32 操作レ
バー、34 押圧パッド部材、38 ペール缶、39
開口部、40 エアゾール缶処理装置、41 穿孔部材
支持機構、42 アダプタプレート部材、44 排気機
構、45 アダプタ片、46 排気パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大郷 伸一 東京都墨田区立川4−8−2 大郷技研株 式会社内 Fターム(参考) 3E073 AA01 AB08 DB03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用済みのエアゾール缶等がその外周面
    を支えられて載置されるとともに、支持した外周面に臨
    むガイド孔が形成されてなる缶載置パッドと、 上記缶載置パッドを昇降自在に支持する載置パッド支持
    機構と、 上記缶載置パッドの下方部に配設され、尖鋭先端部が上
    記ガイド孔に対応位置されるとともにこの尖鋭先端部に
    開口する抜取孔が形成されてなる穿孔部材と、 上記穿孔部材を支持するとともに残留物回収容器に対し
    て取り付けられる穿孔部材支持機構と、 上記缶載置パッドの上方に延在されて載置されたエアゾ
    ール缶等を押下げ操作する操作部材を有する穿孔操作機
    構とを備え、 上記エアゾール缶等は、上記操作部材により上記ガイド
    孔に進入する上記穿孔部材に押し当てられることによっ
    て上記尖鋭先端部による穿孔が行われ、缶内の残留物が
    上記抜取孔を介して上記残留物回収容器に放出されるこ
    とを特徴とするエアゾール缶等の残留物処理装置。
  2. 【請求項2】 上記缶載置パッドは、弾性材によって成
    形され、主面に形成された断面円弧状の凹部によってエ
    アゾール缶等の支持部を構成するとともに、この凹部の
    底面に高さ方向に貫通する上記ガイド孔が形成されたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のエアゾール缶等の残留
    物処理装置。
  3. 【請求項3】 上記穿孔部材支持機構は、上記残留物回
    収容器の開口形状に対応するアダプタ部材を備えること
    を特徴とする請求項1に記載のエアゾール缶等の残留物
    処理装置。
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