JP2003099568A - エンジニアの生産性評価方法 - Google Patents

エンジニアの生産性評価方法

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JP2003099568A
JP2003099568A JP2001294607A JP2001294607A JP2003099568A JP 2003099568 A JP2003099568 A JP 2003099568A JP 2001294607 A JP2001294607 A JP 2001294607A JP 2001294607 A JP2001294607 A JP 2001294607A JP 2003099568 A JP2003099568 A JP 2003099568A
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Yasumasa Nishimura
安正 西村
Katsuji Kawaguchi
克二 川口
Mamoru Miyamoto
守 宮本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジニアの生産性に対する定性的な指標
を、主観に左右されることがなく、定量評価することが
できる評価方法を提供する。 【解決手段】 エンジニアの生産性指標として定性的に
設定されたテーマと、そのテーマに対して設定された目
標換算金額もしくは換算数値と、定期的に実施される上
記テーマに対する所定段階の評価と、この評価の各段階
毎に設定された係数とをデータとし、上記テーマに対す
る評価時に、評価段階をコンピュータに入力することに
より、評価段階に対応した係数と目標換算金額もしくは
換算数値との積を求めて記憶させるようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エンジニアの生
産性評価方法、特にコンピュータを利用してエンジニア
の生産性指標を定量的もしくは定量的と定性的の両面で
評価する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8、図9、図10は、従来のエンジニ
アの生産性評価方法を説明するための評価用フォーマッ
トを示すもので、図8は定性指標に対するフォーマット
1を、図9、図10は定量指標に対するもので、図9は
技術開発の進捗度に対する評価用フォーマット2の例
を、図10は原価低減や歩留まり、あるいは工期短縮等
の改善業務に対する評価用フォーマット3の例をそれぞ
れ示すものである。即ち、図8のフォーマット1に示す
ような定性指標、例えば革新的技術開発の提案や、テス
ト等に関する新手法の提案あるいはエンジニアの活性化
活動については、エンジニアの自己申告にもとづく成果
を定期的に、例えば3カ月毎に管理者が評価するもので
あり、評価は○(良い)、△(普通)、×(要改善)、
−(不明)の4段階で行なうのが一般的であった。
【0003】また、図9のフォーマット2に示す技術開
発の進捗度や、図10のフォーマット3に示す機種別の
原価低減、歩留まり向上、工期短縮等の改善業務につい
ては、それぞれ目標(計画)が数字等によって定量的に
示されるため、定期的に、例えば3カ月毎に開発テーマ
別、あるいは機種別に実績をフォローし、計画値に対す
る実績値の大小の程度に応じて管理者が上記と同様に4
段階で評価を行なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のエンジニアの生
産性評価は以上のように行なわれており、管理者が1人
で評価するものであったため、評価が管理者の主観に左
右されやすく、また、4段階の評価も各段階の評価基準
が特定されていなかったため、管理者の主観に左右さ
れ、客観性のある評価ができにくいという問題点があっ
た。
【0005】この発明は、このような問題点を解消する
ためになされたもので、管理者の主観に左右されること
が少なく、より客観性のある基準にもとづいて定量的な
評価ができ、コンピュータ処理をすることができるエン
ジニアの生産性評価方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエンジニ
アの生産性評価方法は、エンジニアの生産性指標として
定性的に設定されたテーマと、そのテーマに対して設定
された目標換算金額もしくは換算数値と、定期的に実施
される上記テーマに対する所定段階の評価と、この評価
の各段階毎に設定された係数とをデータとし、上記テー
マに対する評価時に、評価段階をコンピュータに入力す
ることにより、評価段階に対応した係数と目標換算金額
もしくは換算数値との積を求めて記憶させるようにした
ものである。
【0007】この発明に係るエンジニアの生産性評価方
法は、また、評価を、エンジニアの管理者を含む複数の
評価委員と上記テーマにもとづく結果を利用する立場の
管理者とが実施するようにしたものである。
【0008】この発明に係るエンジニアの生産性評価方
法は、また、定性的に設定されたテーマの評価段階とし
て、エンジニアの管理者を含む複数の評価委員の所定数
以上が成果十分と評価した場合を第1評価、上記所定数
未満で他の所定数以上が成果十分と評価した場合を第2
評価、他の所定数未満が成果十分と評価した場合を第3
評価、評価委員の所定数以上が明確な評価をしなかった
場合を第4評価とし、4段階で評価するようにしたもの
である。
【0009】この発明に係るエンジニアの生産性評価方
法は、また、定性的に設定されたテーマのうち、テスト
手法等の新手法の提案を促すテーマの評価段階として、
世界初の手法の提案を第1評価、日本初の手法の提案を
第2評価、企業内初の手法の提案を第3評価、評価不明
の手法の提案を第4評価とし、4段階で評価するように
したものである。
【0010】この発明に係るエンジニアの生産性評価方
法は、また、エンジニアの生産性指標として定性的に設
定されたテーマと、そのテーマに対して設定された目標
換算金額もしくは換算数値と、定期的に実施される上記
テーマに対する所定段階の評価と、この評価の各段階毎
に設定された係数とをデータとし、上記テーマに対する
評価を定量評価と定性評価とで行なうと共に、定量評価
はエンジニアの管理者を含む複数の評価委員の所定数以
上が成果十分と評価した場合を第1評価、所定数未満で
他の所定数以上が成果十分と評価した場合を第2評価、
他の所定数未満が成果十分と評価した場合を第3評価、
評価委員の所定数以上が明確な評価をしなかった場合を
第4評価として評価段階に対応した係数と目標換算金額
もしくは換算数値との積を求め、定性評価は第1評価の
数と第3評価の数によって行ない、両評価をコンピュー
タに入力して集計することにより総合評価を行なうよう
にしたものである。
【0011】この発明に係るエンジニアの生産性評価方
法は、また、エンジニアの生産性指標として定量的に設
定されたテーマと、そのテーマに対して設定された目標
金額もしくは数値と、定期的に確認される上記テーマに
対する実績金額もしくは実績数値とをデータとし、目標
金額もしくは数値と実績金額もしくは実績数値との関係
をコンピュータで演算することにより所定の段階評価を
行なうようにしたものである。
【0012】この発明に係るエンジニアの生産性評価方
法は、また、定量的に設定されたテーマの評価段階とし
て、実績金額もしくは実績数値が目標金額もしくは数値
を上回る場合を第1評価、目標金額もしくは数値を所定
比率以内で下回る場合を第2評価、所定比率を越えて下
回る場合を第3評価、途中で開発を中止した場合を第4
評価とし、4段階で評価するようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図にもとづいて説明する。図1は、エン
ジニアの生産性指標のうち定性的な指標の一例と、その
評価結果を表示し得るようにしたコンピュータフォーマ
ット4を示すものである。定性的な指標の例としては、
革新的な技術開発の提案としてA技術、B技術…と、技
術開発テーマ別に表示し、また、テスト技術等の新手法
の提案としてF製品、G製品…と、製品別のテスト手法
の提案を掲げている。更に、エンジニアの活性化活動と
いう、評価が容易ではないが極めて重要なテーマをも指
標の一つに加えている。
【0014】エンジニアの活性化活動は、いわゆる啓蒙
運動であり、個々のエンジニアが持つ技量を目に見える
成果に結びつけるための奨励等が重要なテーマとなるた
め、それにつながる具体的な行動指針J、K、Lを掲げ
ている。評価は上述した技術開発、新手法の提案の各テ
ーマ毎に、また、活性化活動の各行動指針毎に目標換算
金額Y(百万円)、あるいはそれに対応する大きさの目
標換算数値Xを設定すると共に、その成果について定期
的に、例えば3カ月毎に4段階評価を行ない、評価段階
毎に設定された係数Z(Z1〜Z4)と目標換算金額
Y、あるいは目標換算数値Xを、それぞれコンピュータ
に入力して係数との積であるYZあるいはXZを算出
し、毎回の評価値として図1のフォーマット4に表示す
るものである。なお、4段階評価については新手法と、
それ以外の定性指標とで異なる評価基準を採用し、それ
ぞれの指標を的確に評価できるようにしている。
【0015】また、評価者は従来のように開発担当エン
ジニアの管理者1人のみとせず、開発サイドの評価者
と、開発された技術あるいは手法を利用するサイドの評
価者とから構成し、評価の客観性を高めるようにしてい
る。更に、開発サイドの評価者は、開発担当エンジニア
の管理者を含む評価委員10人の複合体とし、主観によ
る弊害を排除するようにしている。しかし、利用するサ
イドの評価者は、複数人による評価を求めにくいため、
管理者1名による評価をそのまま受け入れることとして
いる。
【0016】評価委員10人による評価は、開発担当エ
ンジニアによる開発成果の自己申告にもとづいて行なわ
れるが、先ず、新手法以外の定性指標の評価基準につい
て説明する。定性指標の各テーマについて、各評価委員
がそれぞれ成果十分と認めるか、成果不十分と認めるか
の認定を行ない、成果十分と認めた評価委員が8人以上
の場合を○(第1評価)、5人以上7人までの場合を△
(第2評価)、4人以下の場合を×(第3評価)とし、
成果が十分、不十分のいずれとも云えないと認定した評
価委員が5人以上の場合を不明(第4評価)とする4段
階で評価し、各段階の評価にそれぞれ所定の係数Z1〜
Z4を設定する。
【0017】また、新手法の提案を促すテーマの評価基
準は、評価委員10人による合議にもとづいて世界初の
手法と認定された場合を○(第1評価)、日本初の手法
と認定された場合を△(第2評価)、企業内初の手法と
認定された場合を×(第3評価)、評価が定まらないも
のを不明(第4評価)とする4段階で評価し、各段階の
評価にそれぞれ所定の係数Z1〜Z4を設定する。図1
のフォーマット4の各欄には、評価段階の記号(○、
△、×、−)とYZあるいはXZの数値を記載し、合計
欄には全テーマの数値の合計を記載し、当初の目標設定
値(目標換算金額あるいは目標換算数値×テーマ数)と
の比較で全テーマをトータルした総合評価を確認できる
ようにした。
【0018】実施の形態1は以上のように構成されてい
るため、エンジニアの生産性指標として定性的に設定さ
れたテーマについて、主観を排除した定量的な評価が可
能となり、かつ、コンピュータ処理が可能となるため、
必要に応じて随時、エンジニアの生産性指標をチェック
することができ、エンジニアの精神活動を容易に把握す
ることができる。
【0019】実施の形態2.次に、この発明の実施の形
態2を図にもとづいて説明する。図2は、実施の形態2
の評価方法を説明するためのフォーマット5を示すもの
である。図2において、定性指標のテーマ及び評価者並
びに各回の評価欄は図1のフォーマット4と同様であ
り、評価回数の欄に評価段階の記号(○、△、×、−)
と数値(YZあるいはXZ)を記載する点も図1のフォ
ーマット4と同様であるため説明を省略する。図1のフ
ォーマット4と異なる点は、各回の評価欄の合計欄に、
矢印の部分に拡大して示すように、定量評価と定性評価
とを記載するようにした点である。
【0020】定量評価は図1の場合と同様に、各回の評
価欄の数値の合計を記載するものであるが、定性評価は
各回の各テーマの評価段階のうち、○(第1評価)を勝
ち、×(第3評価)を負けとして各回毎に勝ち数と負け
数を数えて、例えば5勝1負のように表示し、全テーマ
をトータルしたもう一つの総合評価とする。(第2評
価)とー(第4評価)は数えない。このような定性評価
を加えることにより、成果十分と認定された第1評価の
テーマ数と、成果が十分に評価されなかった第3評価の
テーマ数とを認識することができ、数値による総合評価
とは別の形での総合評価が得られ、全体的な評価が一層
分かり易くなる。
【0021】実施の形態3.次に、この発明の実施の形
態3を図にもとづいて説明する。図3〜図7は、エンジ
ニアの生産性指標のうち定量的な指標の一例と、その定
量的成果及び定量的成果についての評価を表示し得るよ
うにしたコンピュータフォーマットを示すものである。
定量的な指標の例として、図3のフォーマット6は技術
開発の進捗状況をテーマ別に1カ月単位で矢印で表示し
ビジブル化すると共に、各開発テーマの投入原資(開発
費、人件費、設備費等)と、成果と、成果に対する評価
とをコンピュータ処理によって表示するようにしたもの
である。
【0022】投入原資については、計画値と定期的な評
価時点、例えば3カ月毎の実績を金額で示すものであ
り、また、成果は従来の費用(人件費、設備経費等)か
ら開発費用と適用費用(人件費、設備経費等)を差し引
いた額を目安とし、この目安について当初の計画と定期
的な評価時点での実績を示すものである。評価は、例え
ば3カ月毎の成果の程度を4段階表示しようとするもの
で、以下のような評価基準にもとづいて認定される。即
ち、成果の実績が計画を上回る場合は○(第1評価)、
10%以内で下回る場合は△(第2評価)、10%を越
えて下回る場合は×(第3評価)、途中で開発中止とな
った場合はー(第4評価)とし、これらをコンピュータ
で演算して、各段階の評価にそれぞれ所定の係数もしく
は数値(W1〜W4)を設定する。なお、図3のフォー
マット6は、1年分の成果の総計及びそれに対する評価
をまとめたものである。
【0023】図4は、改善業務の評価を行なうためのコ
ンピュータフォーマット7を示すもので、R、S、T、
U、その他の各機種別に原価低減、歩留まり向上、工期
短縮の各改善テーマについて、目標数値である計画と、
1年後の実績及びこの実績の程度を評価する評価欄とを
設けたものである。(各改善テーマ共、例えば3カ月毎
に評価が実施されるが、このフォーマットは1年分の総
計を示すものである。) 投入原資は、上記各テーマに投入した原資の機種別の合
計を計画と実績で示すものである。各改善テーマの評価
は図3で説明した4段階評価とし、コンピュータによる
演算が改善テーマ毎に各機種別に行なわれる。合計は、
改善テーマ毎に各機種の計画の合計に対する実績の合計
について上述した4段階評価を行なうもので、原価低
減、歩留まり向上、工期短縮の各テーマ毎に各機種をト
ータルした総合評価としての意味を持つ。
【0024】図5は、量産業務の評価を行なうためのコ
ンピュータフォーマット8を示すもので、R、S、T、
U、その他の各機種別にプログラム開発及びライン支援
の各テーマについて、目標数値である計画と、1年後の
実績及びこの実績の程度を評価する評価欄とを設けたも
のである。(各テーマ共、例えば3カ月毎に状況確認と
評価が実施されるが、このフォーマットは1年分の総計
を示すものである。)投入原資は、上記各テーマに投入
した原資の機種別の合計を計画と実績で示すものであ
る。評価は図3のフォーマット6で説明した4段階評価
とし、コンピュータによる演算がテーマ毎に各機種別に
行なわれる。合計は、テーマ毎に各機種の計画の合計に
対する実績の合計について上述した4段階評価を行なう
もので、プログラム開発及びライン支援の各テーマ毎に
各機種をトータルした総合評価としての意味を持つ。
【0025】図6は、発明やアイデアの件数の評価を行
なうためのコンピュータフォーマット9を示すもので、
R、S、T、U、その他の各機種別に目標件数と実績及
び実績の程度を評価する評価欄とを設けたものである。
実績及び評価は上述の他の生産性指標と同様に、3カ月
毎に定期的な状況確認と評価が実施されるが、このフォ
ーマットは1年分の総計を示すものである。評価は図3
で説明した4段階評価で行なわれるものであるため、説
明は省略する。
【0026】図7は、ロスコスト、即ち損失額を集計す
るためのコンピュータフォーマット10を示すもので、
R、S、T、U、その他の各機種別に把握し、上述の各
テーマと同様に、定期的な集計と評価を行なおうとする
ものである。ロスコストの一例としては、製品の歩留ま
りと製品価格とから定まる損失額があるが、その他の損
失額をも含めて定期的に集計し、評価することにより、
問題点を顕在化させ、開発担当エンジニアの損失防止意
識を強化することができる。
【0027】
【発明の効果】この発明に係るエンジニアの生産性評価
方法は、エンジニアの生産性指標として定性的に設定さ
れたテーマと、そのテーマに対して設定された目標換算
金額もしくは換算数値と、定期的に実施される上記テー
マに対する所定段階の評価と、この評価の各段階毎に設
定された係数とをデータとし、上記テーマに対する評価
時に、評価段階をコンピュータに入力することにより、
評価段階に対応した係数と目標換算金額もしくは換算数
値との積を求めて記憶させるようにしたため、定性的指
標及び定量的指標の定期的な評価を自動集計し、ビジブ
ル化することができると共に、管理者の主観に左右され
ることが少なく、コンピュータ処理が可能な定量的な評
価をすることができる。
【0028】この発明に係るエンジニアの生産性評価方
法は、また、開発担当エンジニアの管理者を含む複数の
評価委員と、生産性指標にもとづく結果を利用する立場
の管理者とが評価するようにしたため、客観性の高い評
価をすることができる。
【0029】この発明に係るエンジニアの生産性評価方
法は、また、定性的に設定されたテーマの評価段階とし
て、開発担当エンジニアの管理者を含む複数の評価委員
の所定数以上が成果十分と評価した場合を第1評価、上
記所定数未満で他の所定数以上が成果十分と評価した場
合を第2評価、他の所定数未満が成果十分と評価した場
合を第3評価、評価委員の所定数以上が明確な評価をし
なかった場合を第4評価とし、4段階で評価するように
したため、定性的に設定された指標を定量的に評価する
ことができる。
【0030】この発明に係るエンジニアの生産性評価方
法は、また、定性的に設定されたテーマのうち、テスト
手法等の新手法の提案を促すテーマの評価段階として、
世界初の手法の提案を第1評価、日本初の手法の提案を
第2評価、企業内初の手法の提案を第3評価、評価不明
の手法の提案を第4評価とし、4段階で評価するように
したため、評価が容易でない新手法について的確な評価
をすることができる。
【0031】この発明に係るエンジニアの生産性評価方
法は、また、定性的に設定された生産性指標を定量評価
と定性評価の両方で行なうようにしたため、生産性指標
の評価を一層的確に行なうことができる。
【0032】この発明に係るエンジニアの生産性評価方
法は、また、エンジニアの生産性指標として定量的に設
定されたテーマと、そのテーマに対して設定された目標
金額もしくは数値と、定期的に確認される上記テーマに
対する実績金額もしくは実績数値とをデータとし、目標
金額もしくは数値と実績金額もしくは実績数値との関係
をコンピュータで演算することにより所定の段階評価を
行なうようにしたため、定量的な指標に対する評価を容
易にすると共に、客観性の高い評価を行なうことができ
る。
【0033】この発明に係るエンジニアの生産性評価方
法は、また、定量的に設定されたテーマの評価段階とし
て、実績金額もしくは実績数値が目標金額もしくは数値
を上回る場合を第1評価、目標金額もしくは数値を所定
比率以内で下回る場合を第2評価、所定比率を越えて下
回る場合を第3評価、途中で開発を中止した場合を第4
評価とし、4段階で評価するようにしたため、客観性の
高い評価を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の評価方法を説明す
るためのフォーマットを示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態2の評価方法を説明す
るためのフォーマットを示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態3の評価方法を説明す
るための図で、技術開発の進捗状況を示すフォーマット
である。
【図4】 実施の形態3の評価方法を説明するための図
で、改善業務を示すフォーマットである。
【図5】 実施の形態3の評価方法を説明するための図
で、量産業務を示すフォーマットである。
【図6】 実施の形態3の評価方法を説明するための図
で、発明・アイデア件数を示すフォーマットである。
【図7】 実施の形態3の評価方法を説明するための図
で、ロスコストを示すフォーマットである。
【図8】 従来のエンジニアの生産性評価方法を説明す
るための図で、定性指標を示すフォーマットである。
【図9】 従来のエンジニアの生産性評価方法を説明す
るための図で、技術開発の進捗状況を示すフォーマット
である。
【図10】 従来のエンジニアの生産性評価方法を説明
するための図で、改善業務を示すフォーマットである。
【符号の説明】
4 定性指標に対する定量評価用のフォーマット、 5 定性指標に対して定量評価と定性評価とを行なうフ
ォーマット、 6 定量指標のうち、技術開発の進捗状況に対する評価
用フォーマット、 7 定量指標のうち、改善業務に対する評価用フォーマ
ット、 8 定量指標のうち、量産業務に対する評価用フォーマ
ット、 9 定量指標のうち、発明・アイデア件数に対する評価
用フォーマット、 10 定量指標のうち、ロスコストに対する評価用フォ
ーマット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 守 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジニアの生産性指標として定性的に
    設定されたテーマと、そのテーマに対して設定された目
    標換算金額もしくは換算数値と、定期的に実施される上
    記テーマに対する所定段階の評価と、この評価の各段階
    毎に設定された係数とをデータとし、上記テーマに対す
    る評価時に、評価段階をコンピュータに入力することに
    より、評価段階に対応した係数と上記目標換算金額もし
    くは換算数値との積を求めて記憶させるようにしたこと
    を特徴とするエンジニアの生産性評価方法。
  2. 【請求項2】 上記評価は、エンジニアの管理者を含む
    複数の評価委員と上記テーマにもとづく結果を利用する
    立場の管理者とが実施することを特徴とする請求項1記
    載のエンジニアの生産性評価方法。
  3. 【請求項3】 定性的に設定されたテーマの評価段階
    は、エンジニアの管理者を含む複数の評価委員の所定数
    以上が成果十分と評価した場合を第1評価、上記所定数
    未満で他の所定数以上が成果十分と評価した場合を第2
    評価、上記他の所定数未満が成果十分と評価した場合を
    第3評価、評価委員の所定数以上が明確な評価をしなか
    った場合を第4評価とし、4段階で評価するようにした
    ことを特徴とする請求項1記載のエンジニアの生産性評
    価方法。
  4. 【請求項4】 定性的に設定されたテーマのうち、テス
    ト手法等の新手法の提案を促すテーマの評価段階は、世
    界初の手法の提案を第1評価、日本初の手法の提案を第
    2評価、企業内初の手法の提案を第3評価、評価不明の
    手法の提案を第4評価とし、4段階で評価するようにし
    たことを特徴とする請求項1記載のエンジニアの生産性
    評価方法。
  5. 【請求項5】 エンジニアの生産性指標として定性的に
    設定されたテーマと、そのテーマに対して設定された目
    標換算金額もしくは換算数値と、定期的に実施される上
    記テーマに対する所定段階の評価と、この評価の各段階
    毎に設定された係数とをデータとし、上記テーマに対す
    る評価を定量評価と定性評価とで行なうと共に、定量評
    価はエンジニアの管理者を含む複数の評価委員の所定数
    以上が成果十分と評価した場合を第1評価、上記所定数
    未満で他の所定数以上が成果十分と評価した場合を第2
    評価、上記他の所定数未満が成果十分と評価した場合を
    第3評価、評価委員の所定数以上が明確な評価をしなか
    った場合を第4評価として評価段階に対応した係数と上
    記目標換算金額もしくは換算数値との積を求め、定性評
    価は上記第1評価の数と第3評価の数によって行ない、
    上記両評価をコンピュータに入力して集計することによ
    り総合評価を行なうようにしたことを特徴とするエンジ
    ニアの生産性評価方法。
  6. 【請求項6】 エンジニアの生産性指標として定量的に
    設定されたテーマと、そのテーマに対して設定された目
    標金額もしくは数値と、定期的に確認される上記テーマ
    に対する実績金額もしくは実績数値とをデータとし、上
    記目標金額もしくは数値と実績金額もしくは実績数値と
    の関係をコンピュータで演算することにより所定の段階
    評価を行なうようにしたことを特徴とするエンジニアの
    生産性評価方法。
  7. 【請求項7】 定量的に設定されたテーマの評価段階
    は、実績金額もしくは実績数値が目標金額もしくは数値
    を上回る場合を第1評価、目標金額もしくは数値を所定
    比率以内で下回る場合を第2評価、所定比率を越えて下
    回る場合を第3評価、途中で開発を中止した場合を第4
    評価とし、4段階で評価するようにしたことを特徴とす
    る請求項6記載のエンジニアの生産性評価方法。
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