JP2003099448A - 文書入力管理装置および筆記装置 - Google Patents

文書入力管理装置および筆記装置

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大雅 淺野
Tomohiko Beppu
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Nobuyuki Doi
信幸 土井
Hitoshi Hattori
仁 服部
Sadao Takahashi
禎郎 高橋
Makoto Yamazaki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文書識別情報を一括管理することにより、ネ
ットワークに対応した文書管理を行うことができる文書
入力管理装置および筆記装置を提供すること。 【解決手段】 印刷装置または印刷装置が接続されたコ
ンピュータなどの情報処理装置20は、文書識別情報を
含んだシンボルを印刷する際、文書名の文書識別情報の
割り当てを文書管理サーバ10に依頼する。印刷時には
ページ数もわかっているので、ページ数も含めて文書管
理サーバ10に送る。文書管理サーバ10では文書名+
ページ番号を文書管理サーバ10上のテーブルに登録
し、番号を割り当てる。文書管理サーバ10は、この番
号割り当てを要求したクライアント20に返答する。ク
ライアント20では、割り当てられた文書識別情報が1
ページ目が0001、2ページ目が0002とすると、
これに座標情報とを足し合わせた識別情報をシンボルに
エンコードし、これを文書に印刷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手書きで筆記され
たものを自動的に入力し、管理する文書入力管理装置お
よび筆記装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、紙などの筆記面上に筆記面の座標
情報と文書識別情報(文書ID)をエンコードしたシン
ボルを配置して印刷し、それをペンに取り付けられたカ
メラからの画像を処理することによって、筆記軌跡およ
び文書IDを得る技術が提案されている。エンコードす
る内容は、文書印刷時に決定される部分と文書印刷前か
ら決定される部分とがある。まず、この2つの部分を2
つのシンボルに分離し、さらに既に決定されているシン
ボルを文書印刷前にあらかじめ印刷しておくことで、文
書印刷時の時間短縮を図るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シンボルに
エンコードされている文書識別情報はローカルなファイ
ル名そのものであったり、文書識別情報は番号として記
録し、番号とファイル名の対応は別のテーブルで管理す
るというようなことが多い。これらの管理方法はスタン
ドアロン的な使用方法に適したものであり、ネットワー
ク上で用いるには必ずしも最適ではなかった。文書識別
情報や文書識別情報自体に関連付けられたファイル名が
ローカルなものであった場合、ネットワーク上では一意
的なものではないので用いることができない。文書識別
情報をネットワーク上で一意的なものとするためには、
文書識別情報をネットワーク上で管理する必要が生じ
る。文書識別情報がURL(Uniform Reso
urce Locator)+ページ番号であった場
合、URL自体が既に管理されているので特に管理する
必要はないが、文書識別情報が番号であり、それに対応
した文書名(URLやUNC)+ページ番号とのテーブ
ルを用いる場合には管理する必要がある。
【0004】そこで、本発明の第1の目的は、文書識別
情報を文書管理サーバで一括管理することにより、ネッ
トワークに対応した文書管理を行うことができる文書入
力管理装置および筆記装置を提供することである。本発
明の第2の目的は、同一文書には同一識別情報を与える
ことにより、文書識別情報を格納する領域のスペース効
率をあげることができる文書入力管理装置および筆記装
置を提供することである。本発明の第3の目的は、文書
識別情報を文書管理サーバで管理する際に、クライアン
ト側でプレキャッシュすることにより、ネットワークト
ラブル時にも稼動させることができる文書入力管理装置
および筆記装置を提供することである。本発明の第4の
目的は、大規模な管理システムにおいて、負荷を分散さ
せることができる文書入力管理装置および筆記装置を提
供することである。本発明の第5の目的は、文書管理サ
ーバにプライベートなデータ空間をおき、データの一元
管理をすることができる文書入力管理装置および筆記装
置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、紙面上に筆記された文書を取得する筆記装置、端末
装置および印刷装置と文書データの送受信が可能な文書
入力管理装置において、前記筆記装置または前記端末装
置から文書データを受領するデータ受領手段と、前記デ
ータ受領手段によって受領した文書データの紙面上にお
ける座標情報と当該文書データの文書名、ページ枚数な
どの文書識別情報を取得し、文章データごとに割り当て
て、文書データベースとして管理するデータ管理手段
と、前記印刷装置に対して前記データ受領手段よって受
領した文書データの印刷を指示する印刷指示手段と、前
記データ受領手段により文書データを受領する度に、前
記データ管理手段によって管理されている文書識別情報
を前記端末装置または前記筆記装置に送信する識別情報
送信手段と、を備え、前記印刷指示手段による印刷指示
は、前記データ管理手段によって管理されている印刷指
示対象の文書データの座標情報および文書識別情報を用
紙上に印刷出力するという指示であることにより、前記
第1、前記第2および前記第3の目的を達成する。
【0006】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、前記データ管理手段によって管理されて
いる前記文書データベース内の文書データ量が多い順に
上段データ管理手段、中間段データベース管理手段およ
び下段データ管理手段として少なくとも3段以上の前記
データ管理手段を備え、前記中間段データ管理手段は、
前記上段データ管理手段によって管理されている文書識
別情報の一部を前記下段データ管理手段または前記他の
端末装置へ割り当てることにより、前記第4の目的を達
成する。
【0007】請求項3記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の発明において、 前記端末装置から前記
データ管理手段によって管理されている文書データベー
ス内の所定のデータ格納領域への接続を受け付ける接続
手段をさらに備えたことにより、前記第5の目的を達成
する。
【0008】請求項4記載の発明では、請求項1、請求
項2、請求項3記載の文書入力装置と文書データの送受
信が可能な筆記装置であって、前記文書入力装置と文書
データの送受信を行うデータ送受信手段と、紙面上に筆
記された文書を撮影し、画像情報として取得する画像情
報取得手段と、前記画像情報取得手段によって取得され
た画像情報を符号化し、紙面上の座標情報および文書
名、ページ数などの文書識別情報を含む文書データとし
て格納するデータ格納手段と、前記データ格納手段によ
って文書データを格納する際、前記データ送受信手段に
よって前記文書入力装置に対して当該文書データの文書
識別情報が登録されているかどうかの問い合わせを行う
問い合わせ手段と、を備え、前記データ送受信手段は、
前記問い合わせ手段による問い合わせに対する前記文書
入力装置からの返答を受信することにより、前記第1お
よび前記第2の目的を達成する。
【0009】請求項5記載の発明では、請求項4記載の
発明において、前記データ送受信手段が前記文書入力管
理装置から受信した返答が前記文書データに該当する文
書識別情報の登録なしというものである場合に、前記問
い合わせ先となった文書入力管理装置が複数のデータ管
理手段を備えていたとき、前記問い合わせ手段は、前記
文書入力管理装置の別のデータ管理手段に対して再度問
い合わせを行うことにより、前記第3および前記第4の
目的を達成する。
【0010】請求項6記載の発明では、請求項4または
請求項5記載の発明において、前記データ送受信手段
は、前記文書入力管理装置の文書データベース内の所定
のデータ格納領域内のデータを受信することにより、前
記第5の目的を達成する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図1ないし図6を参照して詳細に説明する。な
お、本発明に係る文書入力管理装置は、各実施形態にお
いて、紙などの筆記面上に筆記面の座標情報と文書識別
情報(文書ID)をエンコードしたシンボルを配置して
印刷し、それをペンに取り付けられたカメラからの画像
を処理することによって、筆記軌跡および文書IDを管
理することができるものとなっている。また、筆記装置
は、文書入力管理装置で入力管理される紙などの筆記面
上に筆記面の座標情報と文書識別情報(文書ID)をペ
ンに取り付けられたカメラによって画像として取得する
ものとなっている。
【0012】図1は、第1の実施形態に係る文書入力管
理システムの概略構成を示した図である。なお、本実施
の形態において、文書入力管理システムの文書管理サー
バの各機能を文書入力管理装置として構成するようにし
てもよい。文書識別情報が番号であり、それに対応した
文書名(URLやUNC)+ページ番号とのテーブルを
用いる場合、文書入力管理システムは図1のように構成
される。まず、印刷装置または印刷装置が接続されたコ
ンピュータなどの情報処理装置(以下、クライアントと
いう)20は、文書識別情報を含んだシンボルを印刷す
る際、文書名の文書識別情報の割り当てを文書管理サー
バ10に依頼する。ここでは、一例として、文書名がh
ttp://foo/doc/foo.docであると
する。印刷時にはページ数もわかっているので、ページ
数も含めて文書管理サーバ10に送る。文書管理サーバ
10では文書名+ページ番号を文書管理サーバ10上の
テーブルに登録し、図2のように番号を割り当てる。
【0013】番号は、例えば一番最後に割り当てた番号
に1を加えたものにすれば、一意的に割り当てを行うこ
とができる。そして、文書管理サーバ10は、この番号
割り当てを要求したクライアント20に返答する。クラ
イアント20では、割り当てられた文書識別情報(この
場合には番号)が1ページ目が0001、2ページ目が
0002とすると、これに座標情報、例えば、一番左上
が0101で、右に順次0102、0103...、0
1xx、下に順次0101、0201、...、xx0
1、とを足し合わせた00010101....000
2xxxxという識別情報をシンボルにエンコードし、
これを文書に印刷する。これにより、ネットワーク上で
も一意的に識別可能な文書識別情報がエンコードされた
シンボルを印刷することができる。また、これらの構成
は既存のソフトウエア技術によって容易に構築すること
ができる。さらに文書管理サーバ10上のテーブルは汎
用のデータベースエンジンを使うこともできる。
【0014】次に、合理的に文書識別情報を管理する場
合について説明する。なお、一例として、文書名がUR
Lでhttp://foo/doc/foo.docで
あるものとする。この文書名を文書管理サーバ10に登
録するとき、例えば、図2に示したように既に登録され
ている場合、新たな文書識別情報を割り当てるのではな
く、対応する文書識別情報をデータベースから得るよう
にする。この場合、ページ1は0001、ページ2は0
002と返答されるので、これを問い合わせ元、すなわ
ちクライアント20に返答する。一方、文書名が登録さ
れていない場合、図1において説明したように文書名を
データベースに対して登録し、さらに問い合わせ元のク
ライアント20に文書識別情報を返答する。クライアン
ト20は、得られた文書識別情報をエンコードして文書
に印刷する。これらの構成も既存のソフトウエア技術に
よって容易に構築することができる。このように、本実
施の形態の文書入力管理システムは、印刷時に紙面上の
一意的な座標情報および文書識別情報を文書管理サーバ
から割り当てられることができ、文書印刷時に各情報を
印刷することができる。また、本実施の形態の文書入力
管理システムでは、文書管理サーバから割り当てられた
一意的な座標情報および文書識別情報を有するシンボル
を文書印刷時に紙面上へ印刷する場合、文書管理サーバ
によって同一文書に対して同一文書識別情報を割り当て
ることができる。
【0015】次に、文書管理サーバ10がネットワーク
を介してクライアント20と接続されている場合につい
て説明する。なお、ここでは一例としてネットワークが
インターネットの場合について説明する。図3は、第2
の実施形態に係る文書入力管理システムの構成を示した
図である。文書管理サーバ10がインターネットを介し
ている場合、文書管理サーバ10との接続が必ずしもう
まくとは限らない。文書管理サーバ10との接続が失敗
するような場合、印刷ができないといった問題が発生し
てしまうので、あらかじめ文書識別情報をクライアント
20に蓄えておくようにする。例えば、100文書分の
文書識別情報を蓄えておき(ステップ31〜33)、印
刷によって50文書分使用したとする(ステップ34〜
37)。再び、文書識別情報テーブル管理201から文
書管理サーバ10に文書識別の問い合わせをすると(ス
テップ31〜33)、常時50〜100文書分の蓄えが
できることになる。文書管理サーバ10に文書識別情報
の問い合わせを仮に失敗した場合、後に再度問い合わせ
を実行することもできる。この場合、管理データベース
に文書名を登録しておくことができないので、仮の文書
名で登録をしておき(ステップ31)、文書識別情報を
得てから(ステップ32)、クライアント20側に蓄え
るようにする(ステップ33)。実際に印刷する際、文
書識別情報を使用した後に(ステップ34〜37)、仮
の文書名を実の文書名に置換することにより(ステップ
38)、文書管理サーバ10を有効利用することができ
る。
【0016】図4は、第3の実施形態に係る文書入力管
理システムの構成を示した図である。図4に示したよう
な文書管理サーバ11は、文書入力管理システムの規模
が大きく、文書管理サーバを多段構成にすることによ
り、さらに柔軟性が増した文書管理を実行することがで
きるようになっている。最上位の文書管理サーバ10と
クライアント20の構成は前述の図1および図3と同様
となる。中間段の文書管理サーバ11は、まず、あらか
じめ上位の文書管理サーバ(図示は省略する)に接続
し、仮の文書名による文書識別情報を取得し(ステップ
41、42)、文書識別情報テーブル管理111に蓄え
ておく(ステップ43)。下位のクライアント(図示は
省略)または文書管理サーバから文書識別情報の割り当
て要求があった場合(ステップ44)、手持ちの文書識
別情報を返答する(ステップ45〜47)。下位の文書
管理サーバからの割り当て要求が実文書名のときはその
まま上位の文書管理サーバに実文書名を登録する(ステ
ップ49)。下位の文書管理サーバからの要求が仮文書
名のときは、後に実文書名の登録要求があるものとし、
そのときに上位の文書管理サーバに実文書名を登録す
る。なお、本実施の形態ソフトウエア技術を用いること
によって容易に構築することができる。
【0017】文書識別情報を文書管理サーバから割り当
てる文書入力管理システムの場合、クライアント側固有
のプライベートデータ(プロパティ)を文書管理サーバ
に保存できるようにすることにより、利便性を図ること
ができる。例えば、図2において、クライアントが自由
に用いる列を用意する。クライアントは例えば、印刷日
時をその用意した列に書き込む。そして、必要に応じて
後に書き込んだ列を参照することができる。これによ
り、クライアント側では文書識別情報と何かを関連付け
ておきたい場合、そのための管理システムをクライアン
ト側で用意する必要がなくなる。
【0018】次に、文書管理情報を入力する筆記装置に
関して説明する。なお、本実施の形態では一例として、
筆記装置をペンとして説明するが、これに限られるもの
ではない。第1の実施形態で印刷された紙面からペンの
筆記軌跡を求めることについて説明する。筆記中の紙面
を撮影し、筆記軌跡を得るシステムについては前述した
ので説明を省略する。図5は、文書入力管理システムに
おける筆記装置を示した図である。文書入力管理システ
ムでは、文書識別情報は第1の実施形態の例でいうと0
001としか得られず、どの文書に筆記したかはわから
ないことになる。そこで、第1の実施形態の文書管理サ
ーバ10に接続し、文書識別情報を渡して実文書名を問
い合わせる(ステップ51)。文書管理サーバでは例え
ば図2と照らし合わせて、この場合、http://f
oo/doc/foo.docを返答する(ステップ5
2)。クライアント側では実文書名が得られたので、例
えば先願で説明している通り、原文書に自動的に筆記軌
跡を加筆させるようなことが可能となる。
【0019】図6は、複数段階の文書管理サーバに接続
されている場合の筆記装置を示した図である。ここで、
文書管理情報が図4に示したように複数段階の文書管理
サーバで管理されており、この文書管理サーバに接続さ
れている情報処理装置に例えば、印刷装置と筆記装置が
さらに接続されている場合について説明する。まず、印
刷時に文書管理サーバに文書名と文書識別情報を登録す
るので(図1のステップ12または図3のステップ3
8)、その情報をクライアント側の情報処理装置に一旦
蓄えておく(図3のステップ35)。そして同じ情報処
理装置に接続された筆記装置から文書名の紹介があった
場合(ステップ61)、文書管理サーバに問い合わせを
しなくても、そのクライアントに蓄えられた情報から文
書名を返すことができる(ステップ62、63、6
6)。クライアント側に情報がない場合、文書管理サー
バに問い合わせを行い(ステップ64)、その結果を筆
記装置などへ返答する(ステップ65、66)。このよ
うな構成にすることによって、文書管理サーバへの不必
要な接続が抑制されるので、全体の流れ(スループッ
ト)が向上する。また、筆記装置から文書名の問い合わ
せをしたときに、クライアント側にデータがなく、文書
管理サーバを問い合わせをした場合、その結果をクライ
アントでも保持しておく(ステップ61→64→65→
66〜68)。これにより、再び同じ問い合わせがあっ
たときに、文書管理サーバに接続する必要がなくなり
(ステップ61→62→63→66)、全体のスループ
ットが向上する。さらに、このような構成は多段であっ
ても有用である。
【0020】次に、保存されたプライベートなデータを
筆記装置から利用する場合について説明する。筆記装置
から文書識別情報を文書管理サーバにアクセスする際、
すでに保存されているデータを取り出す。これは任意の
データが保存可能なので、それを自由に利用することが
できる。文書識別情報と何かを関連付けておきたい場合
などの管理システムをクライアント側で用意する必要が
なくなる。さらに、データは文書管理サーバ側に存在す
るので、印刷装置と筆記装置が離れていても同一のデー
タにアクセスすることができる。すでに保存されたデー
タが印刷日時で管理されている場合、例えば、筆記装置
によって、印刷後に文書が更新されたかどうかが判定で
き、過去の文書に筆記しようとした場合、警告を発する
こともできる。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、印刷指示手段
による印刷指示は、データ管理手段によって管理されて
いる印刷指示対象の文書データの座標情報および文書識
別情報を用紙上に印刷出力するという指示であるので、
印刷結果に応じたネットワーク上の文書の管理が可能で
あり、クライアント側であらかじめ文書IDを用意して
おくこともできるのでサーバ接続時のトラブルを防ぐこ
とができる。
【0022】請求項2記載の発明では、データ管理手段
によって管理されている文書データベース内の文書デー
タ量が多い順に上段データ管理手段、中間段データベー
ス管理手段および下段データ管理手段として少なくとも
3段以上のデータ管理手段を備え、中間段データ管理手
段は、上段データ管理手段によって管理されている文書
識別情報の一部を下段データ管理手段または他の端末装
置へ割り当てるので、同一文書には同一IDを与えるこ
ともでき、サーバで管理しているテーブルの効率化が図
れ、特に大規模なネットワークのときのサーバ接続時の
トラブルを防ぐことができる。
【0023】請求項3記載の発明では、端末装置からデ
ータ管理手段によって管理されている文書データベース
内の所定のデータ格納領域への接続を受け付ける接続手
段をさらに備えたので、サーバ側にクライアントから自
由にアクセスできる空間を用意することにより、クライ
アントでの2重管理を防ぐことができる。
【0024】請求項4記載の発明では、データ送受信手
段は、問い合わせ手段による問い合わせに対する文書入
力装置からの返答を受信するので、ネットワーク対応が
可能な筆記装置を提供することができる。
【0025】請求項5記載の発明では、データ送受信手
段が文書入力管理装置から受信した返答が文書データに
該当する文書識別情報の登録なしというものである場合
に、問い合わせ先となった文書入力管理装置が複数のデ
ータ管理手段を備えていたとき、問い合わせ手段は、文
書入力管理装置の別のデータ管理手段に対して再度問い
合わせを行うので、ネットワーク対応が可能であり、キ
ャッシュ機能としても利用することができる。
【0026】請求項6記載の発明では、データ送受信手
段は、文書入力管理装置の文書データベース内の所定の
データ格納領域内のデータを受信するので、ネットワー
ク対応が可能であり、さらにプライベートデータにも対
応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る文書入力管理システムの
概略構成を示した図である。
【図2】文書管理サーバ上のテーブルの一例を示した図
である。
【図3】第2の実施形態に係る文書入力管理システムの
構成を示した図である。
【図4】第3の実施形態に係る文書入力管理システムの
構成を示した図である。
【図5】文書入力管理システムにおける筆記装置を示し
た図である。
【図6】複数段階の文書管理サーバに接続されている場
合の筆記装置を示した図である。
【符号の説明】
10 文書管理サーバ 20 クライアント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土井 信幸 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 服部 仁 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 高橋 禎郎 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 山崎 真湖人 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 5B075 ND06 NR02 NR20 UU06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙面上に筆記された文書を取得する筆記
    装置、端末装置および印刷装置と文書データの送受信が
    可能な文書入力管理装置において、 前記筆記装置または前記端末装置から文書データを受領
    するデータ受領手段と、 前記データ受領手段によって受領した文書データの紙面
    上における座標情報と当該文書データの文書名、ページ
    枚数などの文書識別情報を取得し、文章データごとに割
    り当てて、文書データベースとして管理するデータ管理
    手段と、 前記印刷装置に対して前記データ受領手段よって受領し
    た文書データの印刷を指示する印刷指示手段と、 前記データ受領手段により文書データを受領する度に、
    前記データ管理手段によって管理されている文書識別情
    報を前記端末装置または前記筆記装置に送信する識別情
    報送信手段と、を備え、 前記印刷指示手段による印刷指示は、前記データ管理手
    段によって管理されている印刷指示対象の文書データの
    座標情報および文書識別情報を用紙上に印刷出力すると
    いう指示であることを特徴とする文書入力管理装置。
  2. 【請求項2】 前記データ管理手段によって管理されて
    いる前記文書データベース内の文書データ量が多い順に
    上段データ管理手段、中間段データベース管理手段およ
    び下段データ管理手段として少なくとも3段以上の前記
    データ管理手段を備え、 前記中間段データ管理手段は、前記上段データ管理手段
    によって管理されている文書識別情報の一部を前記下段
    データ管理手段または前記他の端末装置へ割り当てるこ
    とを特徴とする請求項1記載の文書入力管理装置。
  3. 【請求項3】 前記端末装置から前記データ管理手段に
    よって管理されている文書データベース内の所定のデー
    タ格納領域への接続を受け付ける接続手段をさらに備え
    たことを特徴とする請求項1または請求項2記載の文書
    入力管理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2、請求項3記載の文
    書入力装置と文書データの送受信が可能な筆記装置であ
    って、 前記文書入力装置と文書データの送受信を行うデータ送
    受信手段と、 紙面上に筆記された文書を撮影し、画像情報として取得
    する画像情報取得手段と、 前記画像情報取得手段によって取得された画像情報を符
    号化し、紙面上の座標情報および文書名、ページ数など
    の文書識別情報を含む文書データとして格納するデータ
    格納手段と、 前記データ格納手段によって文書データを格納する際、
    前記データ送受信手段によって前記文書入力装置に対し
    て当該文書データの文書識別情報が登録されているかど
    うかの問い合わせを行う問い合わせ手段と、を備え、 前記データ送受信手段は、前記問い合わせ手段による問
    い合わせに対する前記文書入力装置からの返答を受信す
    ることを特徴とする筆記装置。
  5. 【請求項5】 前記データ送受信手段が前記文書入力管
    理装置から受信した返答が前記文書データに該当する文
    書識別情報の登録なしというものである場合に、前記問
    い合わせ先となった文書入力管理装置が複数のデータ管
    理手段を備えていたとき、前記問い合わせ手段は、前記
    文書入力管理装置の別のデータ管理手段に対して再度問
    い合わせを行うことを特徴とする請求項4記載の筆記装
    置。
  6. 【請求項6】 前記データ送受信手段は、前記文書入力
    管理装置の文書データベース内の所定のデータ格納領域
    内のデータを受信することを特徴とする請求項4または
    請求項5記載の筆記装置。
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