JP2003099198A - ４接点入力によるタッチパネル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯電話、リモコンなどの小さな表示装置向
けのタッチパネルの低価格化。 【構成】 タッチ板と、タッチ板の４隅に配置する押し
スイッチの構成のタッチパネル。

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【産業上の利用分野】この発明は、携帯電話などに使わ
れる比較的小さな表示装置用のタッチパネルに関するも
のである。 【０００２】 【従来の技術】従来、タッチパネル装置は、抵抗皮膜、
透明通電皮膜などをタッチ板に積層する構造によって実
現されていた。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、携帯電話な
どに使われる表示装置くらいの大きさで、９つまでのア
イコンを選択でき、安価なタッチパネル装置を実現する
ものである。 【０００４】 【課題を解決するための手段】透明タッチ板（７）の左
上隅に左上位置押しスイッチ（１）、右上隅に右上位置
押しスイッチ（２）、左下隅に左下位置押しスイッチ
（３）、右下隅に右下位置押しスイッチ（４）を配置す
る。透明タッチ板（７）の左上位置（１２）を押すと、
左上位置押下信号線（８）がアース電位となり、右上位
置押下信号線（９）、左下位置押下信号線（１０）、右
下位置押下信号線（１１）は＋Ｖの電位になる。このア
ース電位の状態をＯＮ、＋Ｖ電位の状態をＯＦＦとし
て、透明タッチ板（７）を押す位置（１２〜２０）によ
って、信号線（８〜１１）の状態を表したのが図４であ
り、各々の押す位置（１２〜２０）によって異なる信号
線（８〜１１）の状態になることがわかる。透明タッチ
板（７）を押してない状態では、信号線（８〜１１）
は、全てＯＦＦの状態である。この信号線（８〜１１）
の状態を、マイクロプロセッサなどで調べる事により、
入力装置としての機能が果たせるものである。 【０００５】 【作用】液晶表示装置（６）の任意の位置（１２〜２
０）に、アイコンを表示し、信号線（８〜１１）の状態
を調べ、もし任意のアイコンが選択される操作を検出し
たなら、選択されたアイコン固有の機能を実現する。 【０００６】 【実施例】携帯電話、リモコンなど、比較的小さな表示
装置と入力装置を搭載する電子機器に本発明を適用す
る。 【０００７】 【発明の効果】４個の押しスイッチと、タッチ板の構成
であるので、故障しにくく、安価なタッチパネル装置を
実現できる。

【図面の簡単な説明】 【図１】 本発明の側面図、正面図。 【図２】 本発明の回路図。 【図３】 押下位置を示す図。 【図４】 信号線状態と押下位置の対応表。 【符号の説明】 １は左上位置押しスイッチ， ２は右上位置押しスイッ
チ ３は左下位置押しスイッチ， ４は右下位置押しスイッ
チ ５は本体， ６は液晶表示装置， ７は透明タッチ板 ８は左上位置押下信号線， ９は右上位置押下信号線 １０は左下位置押下信号線， １１は右下位置押下信号
線 １２は左上位置， １３は中上位置， １４は右上位置 １５は左中位置， １６は中央位置， １７は右中位置 １８は左下位置， １９は中下位置， ２０は右下位置

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 【請求項１】 西角の透明タッチ板の西隅に各々押しス
   イッチを配し、この４個の押しスイッチの押下状態を調
   べる事で、西角の透明タッチ板の、９箇所の押下位置が
   わかるようにした、４接点入力によるタッチパネル