JP2003099053A - 演奏データ処理装置及びプログラム - Google Patents
演奏データ処理装置及びプログラムInfo
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Abstract
付加することができる演奏データ処理装置を提供する。 【解決工程】 演奏データ処理装置は、楽音を発音する
ための音符データと、前記楽音の発音特性を変動させる
ための演奏情報とを含む演奏データを読み出す読み出し
手段と、前記演奏データの再生テンポを設定するテンポ
設定手段と、前記演奏データに予め記録されたテンポ情
報を取得するテンポ情報取得手段と、前記再生テンポと
前記予め記録されたテンポとの差分に応じて、前記楽音
の発音特性を変動させるための演奏情報を修正する修正
手段とを有する。
Description
置に関し、より詳しくは、演奏データの発音特性の変動
付加を行う演奏データ処理装置に関する。
IDIデータ等の演奏データを演奏すると機械的で無表
情な演奏になってしまう。これを、より自然な演奏にす
る為には、様々な音楽的表現や、演奏表現を制御データ
として演奏データに付け加えてやる必要がある。
曲のどの部分にどのような表現を加えることが適切であ
るかを判断するための知識が必要である。そのため、演
奏表現の付加を機械で自動的に行うことが広く行われて
いる。
い場所を演奏データ中から自動的に検出し、ビブラート
データを自動的に付加するものがある。その1つの方法
として、指定した以上の音長を検出すると、その音符に
対してビブラートデータを付加するというものがある。
ッチベンドデータ等をMIDIデータの形式で保存して
おき、ビブラートを付加する場所に挿入して用いる。
は、複数のタイミングに連続して保存されているので、
再生テンポが早くなると、各タイミング間の時間間隔が
短くなる。結果的に、ビブラートの時間的変化(ビブラ
ート速度)が早くなるとともに、ビブラートの持続時間
が短くなってしまう。すなわち、同じビブラート再現用
のピッチベンドデータをテンポの異なる演奏データに適
用すると、テンポによってビブラート速度の異なるビブ
ラートが再現されてしまう。
ッチ変化速度は、例えば、弦楽器の場合、指の動きの早
さに対応しており、この指の速さは、運動能力的な速さ
で制限される。すなわち、テンポに対してある程度追従
するものの、常に同じような速さに制限されると考えら
れる。
加用のピッチベンドデータをビブラート部分に付加する
と、ビブラートのピッチ変化速度がテンポに完全に比例
してしまい生楽器の演奏では不可能な不自然なものにな
ってしまう。
ラートのピッチ変化速度を遅くしすぎると、ビブラート
の効果が失われてしまう場合もある。
ッチ変化の波の数)をテンポに基づき計算することは非
常に煩わしい上、計算して入力したとしても、テンポを
変える事でビブラート周期は変わってしまう。
で簡単に演奏表現を付加することができる演奏データ処
理装置を提供することである。
ば、演奏データ処理装置は、少なくとも楽音を発音する
ための音符データを含む演奏データを読み出す読み出し
手段と、前記演奏データの再生テンポを設定するテンポ
設定手段と、前記音符データによって発音される楽音の
発音特性を変動させるための演奏情報を、前記再生テン
ポに応じて付加する演奏情報付加手段とを有する。
ータ処理装置は、楽音を発音するための音符データと、
前記楽音の発音特性を変動させるための演奏情報とを含
む演奏データを読み出す読み出し手段と、前記演奏デー
タの再生テンポを設定するテンポ設定手段と、前記演奏
データに予め記録されたテンポ情報を取得するテンポ情
報取得手段と、前記再生テンポと前記予め記録されたテ
ンポとの差分に応じて、前記楽音の発音特性を変動させ
るための演奏情報を修正する修正手段とを有する。
奏データ処理装置1を構成するコンピュータ又は電子楽
器のハードウェア構成を示すブロック図である。
3、RAM4、CPU5、タイマ6、外部記憶装置7、
検出回路8、設定操作子9、演奏操作子10、表示回路
11、ディスプレイ12、音源回路13、効果回路(D
SP)14、サウンドシステム15、MIDIインター
フェイス16、通信インターフェイス18を含んで構成
される。
5、タイマ6、外部記憶装置7、検出回路8、表示回路
11、音源回路13、DSP14、MIDIインターフ
ェイス16、MIDI機器17、通信インターフェイス
18が接続される。
ログラム、演奏データ又は本実施例を実現するためのプ
ログラム等を記憶することができる。この場合、プログ
ラム等を重ねて、外部記憶装置7に記憶する必要は無
い。
ァ、各種パラメータ等を記憶するCPU5のワーキング
エリアを有する。
7に記憶されている制御プログラム等に従い、演算又は
制御を行う。タイマ6は、基本クロック信号、割り込み
処理タイミング等をCPU5に供給する。
ターフェイスを含み、そのインターフェイスを介してバ
ス2に接続される。外部記憶装置7は、例えばフロッピ
ー(登録商標)ディスクドライブ(FDD)、ハードデ
ィスクドライブ(HDD)、光磁気ディスク(MO)ド
ライブ、CD−ROM(コンパクトディスク−リードオ
ンリィメモリ)ドライブ、DVD(Digital V
ersatile Disc)ドライブ、半導体メモリ
等である。
ラメータ、各種データ、及び本実施例を実現するための
プログラム等を記憶することができる。
ard MIDI File)フォーマットに準拠し
た、自動演奏データであり、先頭に記録される初期設定
情報と、発音等の各種処理のタイミングを表すタイミン
グデータと、各タイミング毎のイベントを表すイベント
データとを含んで構成されている。また、演奏データは
複数のパートで構成することも出来る。
の再生時の各種再生態様を設定する為のデータであり、
例えば、音色設定データ、音量設定データ、テンポ情報
などが含まれる。
される各種イベントを処理すべき時間を表すデータであ
る。イベントの処理時間は、演奏開始からの絶対時間で
表してもよいし、前のイベントからの経過時間である相
対時間で表すようにしてもよい。
各種イベントの内容を表すデータである。イベントに
は、ノートオンイベントとノートオフイベントの組合せ
である楽曲の発生に直接関係する音符を表す音符イベン
ト(音符データ)と、ピッチチェンジイベント(ピッチ
ベンドイベント)、テンポチェンジイベント、音色チェ
ンジイベントなどの楽音の発音特性等を設定するための
演奏情報が含まれる。
データでは、ビブラート効果は、例えば、音符データの
直後に複数の連続するピッチチェンジイベントを挿入す
ることにより付加される。また、例えば、エクスクルー
シブデータとして、音源等にビブラート効果を与えるた
めのパラメータを含ませることも出来る。本実施例で
は、ビブラート効果を与えるための複数のピッチチェン
ジイベント又は、音源等にビブラート効果を与えるため
のパラメータをビブラートデータと呼ぶ。
ライブ(HDD)が接続されている場合には、制御プロ
グラム又は本実施例を実現するためのプログラム等は、
外部記憶装置7内のハードディスク(HDD)に記憶さ
せることもできる。ハードディスクからRAM4に制御
プログラム等を読み出すことにより、ROM3に制御プ
ログラム等を記憶させている場合と同様の動作をCPU
5にさせることができる。このようにすると、制御プロ
グラム等の追加やバージョンアップ等が容易に行える。
CD−ROMドライブが接続されている場合には、制御
プログラム又は本実施例を実現するためのプログラム等
をCD−ROMに記憶させることもできる。CD−RO
Mからハードディスクに制御プログラムや本実施例を実
現するためのプログラム等をコピーすることができる。
制御プログラム等の新規インストールやバージョンアッ
プを容易に行うことができる。
例えば、文字入力用キーボード、マウス、ロータリーエ
ンコーダ、スイッチ、パッド、フェーダ、スライダ、演
奏用の鍵盤、ジョイスティック、ジョグシャトル等であ
り、ユーザの入力に応じた信号を出力できるものならど
のようなものでもよい。
作子を用いて操作するディスプレイ12上に表示される
ソフトスイッチ等でもよい。
れ、ユーザの演奏動作に従い、演奏信号を供給する。演
奏操作子10として、演奏用の鍵盤、パッド等を用いる
ことができる。なお、演奏操作子10はこれらに限ら
ず、ユーザが演奏データを入力できるものであればどの
ようなものでもよい。例えば、文字入力用のキーボード
や、マウス、ジョイスティック等を演奏操作子10とし
て用いることも出来る。
され、各種情報をディスプレイ12に表示することがで
きる。ユーザは、このディスプレイ12に表示される情
報を参照して、各種情報の入力及び各種設定を行う。デ
ィスプレイ12には、演奏データに関する情報や、楽譜
等を表示することが出来る。また、ディスプレイ12
は、外部の表示装置を接続することにより構成してもよ
い。
を用いることができる。この場合は、ディスプレイ12
上に表示されるスイッチ等をユーザが押すことによりユ
ーザの指示を入力することが出来るので、設定操作子9
の機能を兼ねることが出来る。
3又はRAM4等に記録された演奏データ若しくはMI
DIインターフェイス16に接続されたMIDI機器1
7等から供給される演奏信号、MIDI信号等に応じて
楽音信号を生成し、DSP14を介して、サウンドシス
テム15に供給する。
る楽音信号に対して、各種音楽的効果を付与する。
びスピーカを含み、供給されるデジタル形式の楽音信号
をアナログ形式に変換し、発音する。
FM方式、物理モデル方式、高調波合成方式、フォルマ
ント合成方式、VCO(Voltage Contro
lled Oscillator)+VCF(Volt
age Controlled Filter)+VC
A(Voltage Controlled Ampl
ifier)のアナログシンセサイザ方式等、どのよう
な方式であってもよい。
アを用いて構成するものに限らず、DSP(Digit
al Signal Processor)+マイクロ
プログラムを用いて構成してもよいし、CPU+ソフト
ウェアのプログラムで構成するようにしてもよいし、サ
ウンドカードのようなものでもよい。
ることにより複数の発音チャンネルを形成するようにし
てもよいし、複数の音源回路を用い、1つの発音チャン
ネルにつき1つの音源回路で複数の発音チャンネルを構
成するようにしてもよい。
/F)16は、MIDI機器17、その他の楽器、音響
機器、コンピュータ等に接続できるものであり、少なく
ともMIDI信号を送受信できるものである。MIDI
インターフェイス16は、専用のMIDIインターフェ
イスに限らず、RS−232C、USB(ユニバーサル
・シリアル・バス)、IEEE1394(アイトリプル
イー1394)等の汎用のインターフェイスを用いて構
成してもよい。この場合、MIDIメッセージ以外のデ
ータをも同時に送受信するようにしてもよい。
ェイス16に接続される音響機器及び楽器等である。M
IDI機器17の形態は鍵盤楽器に限らず、弦楽器タイ
プ、管楽器タイプ、打楽器タイプ等の形態でもよい。ま
た、音源装置、自動演奏装置等を1つの電子楽器本体に
内蔵したものに限らず、それぞれが別体の装置であり、
MIDIや各種ネットワーク等の通信工程を用いて各装
置を接続するものであってもよい。ユーザは、このMI
DI機器17を演奏(操作)することにより演奏データ
の入力を行うこともできる。
外の各種データ及び各種設定を入力するための操作子と
しても用いることが出来る。
ーカルエリアネットワーク)やインターネット、電話回
線等の通信ネットワーク19に接続可能であり、該通信
ネットワーク19を介して、サーバコンピュータと接続
し、HDD等外部記憶装置7、又はRAM4等内に、サ
ーバコンピュータから演奏データ、制御プログラムや本
実施例を実現するためのプログラム等をダウンロードす
ることができる。
ネットワーク19は、有線のものに限らず無線でもよ
い。また双方を備えていてもよい。
ラート設定処理を表すフローチャートである。
をスタートして、次のステップSA2に進む。なお、こ
のビブラート設定処理は、ユーザからのビブラート設定
要求に応じて起動される割り込み処理である。なお、編
集対象となる演奏データは予め外部記憶装置7(図1)
等からRAM4(図1)に読み出されているものとす
る。
生テンポを設定する。このとき、同時に再生時のテンポ
変動にビブラート効果を対応させるか否かを選択してお
く。テンポ変動に対応させる場合は、その旨を表す識別
子を演奏データ中に記録する。その後、次のステップS
A3に進む。
ートの設定入力を受付ける。ユーザは、例えば、ビブラ
ート周期(1秒あたりのピッチ変化の波の数)及びビブ
ラートの持続時間を指示する。なお、ユーザにビブラー
ト効果の設定をはじめから入力させる代わりに、現在の
設定テンポにおける推奨ビブラート効果を与えるための
パラメータをユーザに提示し、それを修正させるように
してもよい。その場合にも、現在の設定テンポで再生し
た場合の実時間によるビブラート周期や持続時間を提示
するようにする。そうすることにより、ユーザは、ビブ
ラートデータの挿入間隔等、テンポに応じて変化させる
べきパラメータを意識せずに、テンポに応じたビブラー
ト効果を設定することが出来る。その後、次のステップ
SA4に進む。
定した再生テンポに基づき、ステップSA3で設定され
たビブラート効果を付加するための複数のビブラートデ
ータ(ピッチベンドデータ)を挿入するイベントの時間
間隔を算出する。その後、次のステップSA5に進む。
ポにかかわらず、ユーザの希望するビブラート周期(1
秒あたりのピッチ変化の波の数)及びビブラートの持続
時間の少なくとも1つを一定にするようにビブラートデ
ータの時間間隔を算出するが、テンポが速くなるにつれ
ビブラートも多少早くなる(1秒あたりのピッチ変化の
波の数を増やす)ようにしてもよいし、持続時間を短く
してもよい。
用意して、それを参照することにより、現在の設定テン
ポにおける適切なビブラート周期を設定するようにして
もよい。
検索し、所定の条件(例えば、2分音符長以上)に合致
する音符データを特定する。その後、次のステップSA
6に進む。なお、本明細書で、音符データとは、発音指
示に関するイベントであり、例えば、MIDIデータの
ノートオンイベント及びノートオフイベントを1つの組
とするものである。
定した音符データにビブラートデータを付加する。例え
ば、特定音符データのノートオンイベントの後に、ステ
ップSA4で算出された時間間隔で複数のピッチベンド
データを挿入する。その後、次のステップSA7に進
む。
ブラートを付加した音符データに従い、演奏データを書
き換える。その後、ステップSA8に進んで、ビブラー
ト設定処理を終了する。
ータ全体に対してビブラート効果を付加したが、演奏デ
ータの一部分を編集範囲として選択し、該選択範囲のみ
にビブラート効果を付加することも出来る。
にビブラートを付加する際に、ビブラート周期(1秒あ
たりのピッチ変化の波の数)及びビブラートの持続時間
を指示することによりビブラート効果を設定する。本実
施例のビブラート設定処理は、これらのユーザの入力に
従い、そのときに設定されているテンポに応じてビブラ
ートデータのイベントの時間間隔を自動的に計算する。
このため、ユーザは、所望のビブラート周期や持続時間
を得るためのビブラートデータの時間間隔をテンポに応
じて計算する必要が無く、簡単に所望のテンポに応じた
ビブラート効果を設定することが出来る。
演奏処理を表すフローチャートである。この自動演奏処
理は、ユーザからの再生の指示により起動が許可される
割り込み処理である。
して次のステップSB2に進む。自動演奏処理は、再生
分解能のタイミングごとに起動する。
IDIデータを再生するときはMIDIクロックのタイ
ミングであり、オーディオデータを再生するときは、サ
ンプリング周期のタイミングである。
のタイミングに対応するデータを読み出す。その後、次
のステップSB3に進む。
み出した今回のタイミングのデータが発音指示にかかわ
るもの(音符データ)であるか否かを判断する。発音指
示であれば、YESの矢印で示すステップSB9に進
む。発音指示でなければNOの矢印で示すステップSB
4に進む。
み出した今回のタイミングのデータがビブラートの設定
に関するもの(ピッチベンドデータ等)であるか否かを
判断する。ビブラートの設定に関するものであれば、Y
ESの矢印で示すステップSB5に進む。ビブラートの
設定に関するものでなければ、すなわちその他の演奏情
報(例えば、プログラムチェンジ等)である場合は、N
Oの矢印で示すステップSB8に進む。
テンポ対応であるか否かを判断する。テンポ対応であれ
ば、現在の再生テンポにあわせてビブラートデータの時
間間隔を修正するためにYESの矢印で示すステップS
B6に進む。テンポ対応でなければ、NOの矢印で示す
ステップSB7に進む。
と現在の再生テンポの違いに応じてビブラートのパラメ
ータ(ピッチベンドイベントの時間間隔等)を変更す
る。例えば、現在の再生テンポが、初期設定値のテンポ
の2倍の速さであれば、ピッチベンドイベントの時間間
隔を2倍にして、ビブラート周期や継続時間を一定に保
つ。または、図3に示すようなテンプレートを適用し
て、現在の再生テンポに適したビブラートとする。その
後、次のステップSB7に進む。なお、複数のイベント
が連続するタイミングに記録されるタイプのビブラート
データである場合は、複数のイベントをまとめて先読み
し、各イベントの時間間隔を修正するとよい。
(ビブラート効果が付加された音符データ)にビブラー
ト効果を付加するための処理の設定を行う。具体的に
は、現在発音中若しくは、これから発音されるビブラー
ト効果を付加された音符データのピッチを今回タイミン
グのビブラートデータが示すピッチで発音するように設
定する。その後、ステップSB9に進む。
に応じた発音処理を行うように設定する。その後ステッ
プSB9に進む。
ステップSB7での設定)に基づき発音処理を行う。そ
の後、次のステップSB10に進み、自動演奏処理を終
了する。
じて、適切なビブラートデータ挿入の時間間隔を算出す
ることが出来るので、例えば、再生テンポにかかわらず
常に一定のビブラート効果を得ることが出来る。
と異なるテンポで再生した場合にも、再生時に初期設定
テンポにおけるビブラート効果と同様の効果が得られる
ようにビブラートデータの時間間隔を再計算させること
が出来る。すなわち、再生テンポにかかわらず、常にユ
ーザの所望するビブラート効果を得ることが出来る。
の速度を再生テンポに完全には比例させずに、緩やかに
速度を変化させることが出来るので、より自然なビブラ
ート効果を付加することが出来る。
を用いて、再生テンポに最も適したビブラート効果を付
与することが出来るので、再生テンポを変化させても、
自然なビブラート効果を得ることが出来る。
ポで再生した場合の実時間によるビブラート周期や持続
時間を提示するので、ユーザは、ビブラートデータの挿
入間隔等のテンポに応じて変化させるべきものを意識せ
ずに、テンポに応じたビブラート効果を設定することが
出来る。
加する場合を説明したが、ビブラート以外にもチョーキ
ング効果、スライド効果、その他のピッチベンド効果、
コードストロークのばらけ効果等に対しても同様に本実
施例を適用することが出来る。
電子楽器、パソコン+アプリケーションソフトウェアの
形態、携帯電話等の携帯型通信端末の形態の他、カラオ
ケ装置や、ゲーム装置、自動演奏ピアノなどどのような
形態をとってもよい。
場合、その形態は鍵盤楽器に限らず、管楽器タイプ、弦
楽器タイプ、打楽器タイプ等、どのような形態でもよ
い。
電子楽器本体に内蔵したものに限らず、それぞれが別体
の装置であり、MIDIや各種ネットワーク等の通信工
程を用いて各装置を接続するものであってもよい。
ンピュータプログラム等をインストールした市販のコン
ピュータ等によって、実施させるようにしてもよい。
ュータプログラム等を、CD−ROMやフロッピーディ
スク等の、コンピュータが読み込むことが出来る記憶媒
体に記憶させた状態で、ユーザに提供してもよい。
ネット、電話回線等の通信ネットワークに接続されてい
る場合には、通信ネットワークを介して、コンピュータ
プログラムや各種データ等をコンピュータ等に提供して
もよい。
本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種
々の変更、改良、組合せ等が可能なことは当業者に自明
であろう。
演奏データに対して自動で簡単に演奏表現を付加するこ
とができる。
を構成するコンピュータ又は電子楽器のハードウェア構
成を示すブロック図である。
すフローチャートである。
めのテンプレートの一例である。
表すフローチャートである。
RAM、5…CPU、6…タイマ、7…外部記憶装置、
8…検出回路、9…設定操作子、10…演奏操作子、1
1…表示回路、12…ディスプレイ、13…音源回路、
14…DSP、15…サウンドシステム、16…MID
I I/F、17…電子機器、18…通信I/F、19
…通信ネットワーク
Claims (7)
- 【請求項1】 少なくとも楽音を発音するための音符デ
ータを含む演奏データを読み出す読み出し手段と、 前記演奏データの再生テンポを設定するテンポ設定手段
と、 前記音符データによって発音される楽音の発音特性を変
動させるための演奏情報を、前記再生テンポに応じて付
加する演奏情報付加手段とを有する演奏データ処理装
置。 - 【請求項2】 さらに、前記楽音の発音特性の変動速度
を入力する入力手段を有し、 前記演奏情報付加手段は、前記演奏データを前記再生テ
ンポで再生した場合に、前記楽音の発音特性が前記変動
速度で変動するように前記演奏情報を生成して付加する
請求項1記載の演奏データ処理装置。 - 【請求項3】 楽音を発音するための音符データと、前
記楽音の発音特性を変動させるための演奏情報とを含む
演奏データを読み出す読み出し手段と、 前記演奏データの再生テンポを設定するテンポ設定手段
と、 前記演奏データに予め記録されたテンポ情報を取得する
テンポ情報取得手段と、 前記再生テンポと前記予め記録されたテンポとの差分に
応じて、前記楽音の発音特性を変動させるための演奏情
報を修正する修正手段とを有する演奏データ処理装置。 - 【請求項4】 前記演奏情報は、前記音符データによっ
て発音される楽音にビブラート効果を付加するための情
報である請求項3記載の演奏データ処理装置。 - 【請求項5】 前記演奏情報は前記音符データによって
発音される楽音のピッチを変化させるための複数の情報
で構成され、 前記修正手段は、前記再生テンポと前記記録されたテン
ポとの差分に応じて、前記複数の情報の時間間隔を伸縮
又は伸長する請求項3記載の演奏データ処理装置。 - 【請求項6】 少なくとも楽音を発音するための音符デ
ータを含む演奏データを読み出す読み出し手順と、 前記演奏データの再生テンポを設定するテンポ設定手順
と、 前記音符データによって発音される楽音の発音特性を変
動させるための演奏情報を、前記再生テンポに応じて付
加する演奏情報付加手順とを有する演奏データ処理手順
をコンピュータに実行させるためのプログラム。 - 【請求項7】 楽音を発音するための音符データと、前
記楽音の発音特性を変動させるための演奏情報とを含む
演奏データを読み出す読み出し手順と、 前記演奏データの再生テンポを設定するテンポ設定手順
と、 前記演奏データに予め記録されたテンポ情報を取得する
テンポ情報取得手順と、 前記再生テンポと前記予め記録されたテンポとの差分に
応じて、前記楽音の発音特性を変動させるための演奏情
報を修正する修正手順とを有する演奏データ処理手順を
コンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001290541A JP3656584B2 (ja) | 2001-09-25 | 2001-09-25 | 演奏データ処理装置及びプログラム |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP3656584B2 JP3656584B2 (ja) | 2005-06-08 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004111993A1 (ja) * | 2003-06-13 | 2004-12-23 | Sony Corporation | 信号合成方法及び装置、歌声合成方法及び装置、プログラム及び記録媒体並びにロボット装置 |
JP2008197407A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Casio Comput Co Ltd | 自動演奏装置および自動演奏処理プログラム |
JP2008244889A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Yamaha Corp | 通信装置、通信方法およびプログラム |
-
2001
- 2001-09-25 JP JP2001290541A patent/JP3656584B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2004111993A1 (ja) * | 2003-06-13 | 2004-12-23 | Sony Corporation | 信号合成方法及び装置、歌声合成方法及び装置、プログラム及び記録媒体並びにロボット装置 |
JP2008197407A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Casio Comput Co Ltd | 自動演奏装置および自動演奏処理プログラム |
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---|---|
JP3656584B2 (ja) | 2005-06-08 |
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