JP2003098974A - 可撓性携帯電話機用ディスプレイ及びこれを用いた情報配信方法、並びに情報配信システム - Google Patents
可撓性携帯電話機用ディスプレイ及びこれを用いた情報配信方法、並びに情報配信システムInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】携帯電話機にもデータ量の大きい情報を送信・
表示を可能とする柔軟性に富み、軽く、嵩張らず、消費
電力の小さい携帯電話機用ディスプレイを提供する。 【解決手段】少なくとも、携帯電話機から送信された情
報データを受信する受信手段１２と、前記受信した情報
データを記憶するＲＡＭ及び該情報データを表示させる
プログラムを格納するＲＯＭとからなる記憶手段１３
と、前記記憶手段に記憶されたデータを表示部に表示さ
せるためのディスプレイドライバ１４と、全体の動作を
コントロールするＣＰＵ１５と、駆動させるための電源
部１６と、前記記憶手段に記憶されたデータを表示させ
る柔軟性を有する表示部１１と、から構成されている可
撓性携帯電話機用ディスプレイ。
表示を可能とする柔軟性に富み、軽く、嵩張らず、消費
電力の小さい携帯電話機用ディスプレイを提供する。 【解決手段】少なくとも、携帯電話機から送信された情
報データを受信する受信手段１２と、前記受信した情報
データを記憶するＲＡＭ及び該情報データを表示させる
プログラムを格納するＲＯＭとからなる記憶手段１３
と、前記記憶手段に記憶されたデータを表示部に表示さ
せるためのディスプレイドライバ１４と、全体の動作を
コントロールするＣＰＵ１５と、駆動させるための電源
部１６と、前記記憶手段に記憶されたデータを表示させ
る柔軟性を有する表示部１１と、から構成されている可
撓性携帯電話機用ディスプレイ。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話を使用し
て各種の配信情報を表示させる表示ディスプレイ、及び
この表示ディスプレイを用いた情報配信方法及び配信シ
ステムに関するものである。
て各種の配信情報を表示させる表示ディスプレイ、及び
この表示ディスプレイを用いた情報配信方法及び配信シ
ステムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】今日、携帯電話の普及はめざましく、単
に電話機能にとどまらず、ＮＴＴドコモ（株）のｉ―モ
ード（登録商標）に代表される地図情報、店舗情報、イ
ベント情報、天候、時刻表等の生活に必要なあらゆる情
報が音声のみならず画像情報として入手できるようにな
り、個人データ端末機器として位置付けられるようにな
ってきている。しかし、携帯電話機の表示部の画面サイ
ズ（表示画面の対角線の長さ）は、約５ｃｍと小さく、
データ量の大きい画像情報を閲覧することが出来なく、
また表示画面が小さいが故に表示された画像も小さくデ
ータ量の大きな情報を閲覧するには不向きである。ま
た、移動体通信業者からみた問題点として、従来の携帯
携帯機の表示画面が小さいために、情報提供できるコン
テンツが制限され、必ずしもユーザーを満足させる情報
を提供できないという点である。また、この携帯電話機
に送信された情報データを表示させる手段として、既存
のＣＲＴディスプレイ、液晶ディスプレイを用いて表示
させることも可能であるが、これらのディスプレイ自体
は、携帯することを想定して作製されたものでなく、重
い、嵩張る、消費電力が大きい等の理由で持ち歩くこと
ができない。
に電話機能にとどまらず、ＮＴＴドコモ（株）のｉ―モ
ード（登録商標）に代表される地図情報、店舗情報、イ
ベント情報、天候、時刻表等の生活に必要なあらゆる情
報が音声のみならず画像情報として入手できるようにな
り、個人データ端末機器として位置付けられるようにな
ってきている。しかし、携帯電話機の表示部の画面サイ
ズ（表示画面の対角線の長さ）は、約５ｃｍと小さく、
データ量の大きい画像情報を閲覧することが出来なく、
また表示画面が小さいが故に表示された画像も小さくデ
ータ量の大きな情報を閲覧するには不向きである。ま
た、移動体通信業者からみた問題点として、従来の携帯
携帯機の表示画面が小さいために、情報提供できるコン
テンツが制限され、必ずしもユーザーを満足させる情報
を提供できないという点である。また、この携帯電話機
に送信された情報データを表示させる手段として、既存
のＣＲＴディスプレイ、液晶ディスプレイを用いて表示
させることも可能であるが、これらのディスプレイ自体
は、携帯することを想定して作製されたものでなく、重
い、嵩張る、消費電力が大きい等の理由で持ち歩くこと
ができない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、携帯電話機にもデータ量の大きい情報を送
信・表示を可能とする柔軟性に富み、軽く、嵩張らず、
消費電力の小さく，ＣＲＴや液晶ディスプレイ程度の約
１０ｃｍ以上の画面サイズ（表示画面の対角線の長さ）
を表示することが可能な携帯電話機用ディスプレイを提
供する。また、柔軟性を有する１０ｃｍ以上の画面サイ
ズを表示することが可能な携帯電話機用ディスプレイを
用いることで、コンテンツ情報データの大きさの制限を
少なくすることが可能な情報配信システムを提供するこ
とである。
する課題は、携帯電話機にもデータ量の大きい情報を送
信・表示を可能とする柔軟性に富み、軽く、嵩張らず、
消費電力の小さく，ＣＲＴや液晶ディスプレイ程度の約
１０ｃｍ以上の画面サイズ（表示画面の対角線の長さ）
を表示することが可能な携帯電話機用ディスプレイを提
供する。また、柔軟性を有する１０ｃｍ以上の画面サイ
ズを表示することが可能な携帯電話機用ディスプレイを
用いることで、コンテンツ情報データの大きさの制限を
少なくすることが可能な情報配信システムを提供するこ
とである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
になされた請求項１に記載の発明は、少なくとも、携帯
電話機から送信された情報データを受信する受信手段
と、前記受信した情報データを記憶する及び該情報デー
タを表示させるプログラムとを格納する記憶手段と、前
記記憶手段に記憶されたデータを表示部に表示させるた
めのディスプレイドライバと、全体の動作をコントロー
ルするＣＰＵと、駆動させるための電源部と、前記記憶
手段に記憶されたデータを表示させる柔軟性を有する表
示部と、から構成されていることを特徴とする可撓性携
帯電話機用ディスプレイである。
になされた請求項１に記載の発明は、少なくとも、携帯
電話機から送信された情報データを受信する受信手段
と、前記受信した情報データを記憶する及び該情報デー
タを表示させるプログラムとを格納する記憶手段と、前
記記憶手段に記憶されたデータを表示部に表示させるた
めのディスプレイドライバと、全体の動作をコントロー
ルするＣＰＵと、駆動させるための電源部と、前記記憶
手段に記憶されたデータを表示させる柔軟性を有する表
示部と、から構成されていることを特徴とする可撓性携
帯電話機用ディスプレイである。
【０００５】また請求項２に記載の発明は、駆動させる
ための電源部が太陽電池発電、自動巻発電及びこれらの
複合で構成されていることを特徴とする請求項１に記載
の可撓性携帯電話機用ディスプレイである。ディスプレ
イを観察する光源で起電する太陽電池或いは振動等を与
えることで起電する自動巻発電を用いることにより特別
な電源を不要とする、あるいは他の水銀電池等と併用す
ることもでき、携帯用ディスプレイとして好適である。
このディスプレイは、後述するように、表示画像状態を
電力を供給しなくても維持する不揮発性を有しており、
消費電力が少なくて済み、このような電源を用いること
が可能である。
ための電源部が太陽電池発電、自動巻発電及びこれらの
複合で構成されていることを特徴とする請求項１に記載
の可撓性携帯電話機用ディスプレイである。ディスプレ
イを観察する光源で起電する太陽電池或いは振動等を与
えることで起電する自動巻発電を用いることにより特別
な電源を不要とする、あるいは他の水銀電池等と併用す
ることもでき、携帯用ディスプレイとして好適である。
このディスプレイは、後述するように、表示画像状態を
電力を供給しなくても維持する不揮発性を有しており、
消費電力が少なくて済み、このような電源を用いること
が可能である。
【０００６】また請求項３に記載の発明は、前記柔軟性
を有する表示部が、所定の色の荷電性粒子が封入された
マイクロカプセルに対して電気的駆動信号を与えること
で画像表示を行うことを特徴とする請求項１に記載の可
撓性携帯電話機用ディスプレイである。
を有する表示部が、所定の色の荷電性粒子が封入された
マイクロカプセルに対して電気的駆動信号を与えること
で画像表示を行うことを特徴とする請求項１に記載の可
撓性携帯電話機用ディスプレイである。
【０００７】また請求項４に記載の発明は、前記荷電性
粒子が異なる極性を有する２種類以上であることを特徴
とする請求項３に記載の可撓性携帯電話機用ディスプレ
イである。
粒子が異なる極性を有する２種類以上であることを特徴
とする請求項３に記載の可撓性携帯電話機用ディスプレ
イである。
【０００８】また請求項５に記載の発明は、前記荷電性
粒子が異なる極性及び異なる電位を有する２種類以上で
あることを特徴とする請求項３に記載の可撓性携帯電話
機用ディスプレイである。荷電性粒子に異なる電位を持
たせることで、電極に電位を印可し荷電性粒子の移動す
る時間が変化するので、表示に要する時間を変えること
が可能となる。
粒子が異なる極性及び異なる電位を有する２種類以上で
あることを特徴とする請求項３に記載の可撓性携帯電話
機用ディスプレイである。荷電性粒子に異なる電位を持
たせることで、電極に電位を印可し荷電性粒子の移動す
る時間が変化するので、表示に要する時間を変えること
が可能となる。
【０００９】また請求項６に記載の発明は、前記荷電性
粒子が１種類で、該荷電性粒子を分散させる分散媒が着
色されていることを特徴とする請求項３に記載の可撓性
携帯電話機用ディスプレイである。
粒子が１種類で、該荷電性粒子を分散させる分散媒が着
色されていることを特徴とする請求項３に記載の可撓性
携帯電話機用ディスプレイである。
【００１０】また請求項７に記載の発明は、前記柔軟性
を有する表示部に表示された画像が、携帯電話機からの
受信が切断された後も表示状態を維持する不揮発性であ
ることを特徴とする請求項１〜６のいずれか１項に記載
の可撓性携帯電話機用ディスプレイである。
を有する表示部に表示された画像が、携帯電話機からの
受信が切断された後も表示状態を維持する不揮発性であ
ることを特徴とする請求項１〜６のいずれか１項に記載
の可撓性携帯電話機用ディスプレイである。
【００１１】また請求項８に記載の発明は、配信サーバ
コンピュータと携帯電話機からなる情報配信方法におい
て、 （１）携帯電話機に可撓性携帯電話機用ディスプレイが
接続される。 （２）携帯電話機は配信サーバコンピュータに接続さ
れ、可撓性電話機用ディスプレイが携帯電話機に接続さ
れている情報並びにメールサービスにリクエストを要求
する情報を送信する。 （３）配信サーバコンピュータは、メールデータ抽出手
段で記憶手段から、前記リクエストに該当するメール情
報データを抽出し、メール情報データと共にバナー広告
情報データを添付して携帯電話機に返信する。 （４）配信サーバコンピュータは、ユーザーがバナー広
告を閲覧したことを示す信号データを、料金割引やポイ
ントを付与する特典付与手段に送り込み、ユーザーＤＢ
に記憶させる。 （５）携帯電話機に送信されたメールデータとバナー広
告の情報データを可撓性携帯電話用ディスプレイに画像
表示する。 少なくとも以上の手順で情報を配信する情報配信方法で
ある。
コンピュータと携帯電話機からなる情報配信方法におい
て、 （１）携帯電話機に可撓性携帯電話機用ディスプレイが
接続される。 （２）携帯電話機は配信サーバコンピュータに接続さ
れ、可撓性電話機用ディスプレイが携帯電話機に接続さ
れている情報並びにメールサービスにリクエストを要求
する情報を送信する。 （３）配信サーバコンピュータは、メールデータ抽出手
段で記憶手段から、前記リクエストに該当するメール情
報データを抽出し、メール情報データと共にバナー広告
情報データを添付して携帯電話機に返信する。 （４）配信サーバコンピュータは、ユーザーがバナー広
告を閲覧したことを示す信号データを、料金割引やポイ
ントを付与する特典付与手段に送り込み、ユーザーＤＢ
に記憶させる。 （５）携帯電話機に送信されたメールデータとバナー広
告の情報データを可撓性携帯電話用ディスプレイに画像
表示する。 少なくとも以上の手順で情報を配信する情報配信方法で
ある。
【００１２】また請求項９に記載の発明は、添付される
前記バナー広告情報データが、予め配信サーバコンピュ
ータに登録されたユーザーの嗜好に合わせて変化させる
ことを特徴とする請求項８に記載の情報配信方法であ
る。予めユーザーＤＢに各ユーザーの嗜好を登録してお
き、ユーザー特定手段でユーザーを特定することで、ユ
ーザーの嗜好に合わせて広告情報データを送信すること
が可能となる。
前記バナー広告情報データが、予め配信サーバコンピュ
ータに登録されたユーザーの嗜好に合わせて変化させる
ことを特徴とする請求項８に記載の情報配信方法であ
る。予めユーザーＤＢに各ユーザーの嗜好を登録してお
き、ユーザー特定手段でユーザーを特定することで、ユ
ーザーの嗜好に合わせて広告情報データを送信すること
が可能となる。
【００１３】更に請求項１０に記載の発明は、次の
（ａ）、（ｂ）、（ｃ）で構成されている情報配信シス
テム。 （ａ）携帯電話機との間で情報データを送信及び返信す
る送受信手段と、ユーザーを特定するユーザー特定手段
と、ユーザーが閲覧するメール情報データを記憶手段か
ら抽出するメールデータ抽出手段と、ユーザーがこのメ
ール情報データを表示させる表示媒体を確認する表示媒
体確認手段と、ユーザーが広告コンテンツを閲覧したこ
とによる料金割引、ポイント付与等の特典を与え、この
特典をユーザーデータベース（ＤＢ）に記録する特典付
与手段と、各種の情報や広告の情報のデータを記憶して
いるコンテンツ記憶手段と、を少なくとも有する配信サ
ーバコンピュータ。 （ｂ）配信サーバコンピュータとの間で情報データの送
信及び受信する送受信手段と、前記受信した情報データ
を記憶する及び該情報データを表示させるプログラムを
格納する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたデータ
を外部表示部に表示させるためのデータ転送手段と、を
少なくとも有する携帯電話機。 （ｃ）携帯電話機から転送された情報データを受信する
受信手段と、前記受信した情報データを記憶する及び該
情報データを表示させるプログラムを格納する記憶手段
と、前記記憶手段に記憶されたデータを表示部に表示さ
せるためのディスプレイドライバと、全体の動作をコン
トロールするＣＰＵと、駆動させるための電源部と、前
記記憶手段に記憶されたデータを表示させる柔軟性を有
する表示部と、を少なくとも有する可撓性携帯電話機用
ディスプレイ。
（ａ）、（ｂ）、（ｃ）で構成されている情報配信シス
テム。 （ａ）携帯電話機との間で情報データを送信及び返信す
る送受信手段と、ユーザーを特定するユーザー特定手段
と、ユーザーが閲覧するメール情報データを記憶手段か
ら抽出するメールデータ抽出手段と、ユーザーがこのメ
ール情報データを表示させる表示媒体を確認する表示媒
体確認手段と、ユーザーが広告コンテンツを閲覧したこ
とによる料金割引、ポイント付与等の特典を与え、この
特典をユーザーデータベース（ＤＢ）に記録する特典付
与手段と、各種の情報や広告の情報のデータを記憶して
いるコンテンツ記憶手段と、を少なくとも有する配信サ
ーバコンピュータ。 （ｂ）配信サーバコンピュータとの間で情報データの送
信及び受信する送受信手段と、前記受信した情報データ
を記憶する及び該情報データを表示させるプログラムを
格納する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたデータ
を外部表示部に表示させるためのデータ転送手段と、を
少なくとも有する携帯電話機。 （ｃ）携帯電話機から転送された情報データを受信する
受信手段と、前記受信した情報データを記憶する及び該
情報データを表示させるプログラムを格納する記憶手段
と、前記記憶手段に記憶されたデータを表示部に表示さ
せるためのディスプレイドライバと、全体の動作をコン
トロールするＣＰＵと、駆動させるための電源部と、前
記記憶手段に記憶されたデータを表示させる柔軟性を有
する表示部と、を少なくとも有する可撓性携帯電話機用
ディスプレイ。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の形態を、
図面を参照しながら詳細に説明する。
図面を参照しながら詳細に説明する。
【００１５】図１は、サーバコンピュータ（３０）から
携帯電話機（２０）を用いて情報配信を受け、この情報
配信データを可撓性ディスプレイ（１０）に表示させる
システムを示すものである。本発明の可撓性ディスプレ
イは、携帯電話機（２０）本体表示部の表示サイズ以上
で、好ましくは、汎用されているＣＲＴ、液晶ディスプ
レイ並の画像表示サイズであり、約２５ｃｍ（１０イン
チ）以上のものが使用される。
携帯電話機（２０）を用いて情報配信を受け、この情報
配信データを可撓性ディスプレイ（１０）に表示させる
システムを示すものである。本発明の可撓性ディスプレ
イは、携帯電話機（２０）本体表示部の表示サイズ以上
で、好ましくは、汎用されているＣＲＴ、液晶ディスプ
レイ並の画像表示サイズであり、約２５ｃｍ（１０イン
チ）以上のものが使用される。
【００１６】図２は、可撓性ディスプレイ（１０）を示
す斜視図である。この可撓性ディスプレイ（１０）は、
携帯電話機から有線方式、無線方式、赤外線方式で送信
されたデータを受信する受信手段（入力手段）（１
２）、受信したデータを一時記憶するＲＡＭ及び表示さ
せるプログラムを格納するＲＯＭからなる記憶手段（１
３）、この記憶手段に記憶されたデータを表示部に表示
させるためのディスプレイドライバ（１４）と、全体の
動作をコントロールするＣＰＵ（１５）と、駆動させる
ための電源部（１６）と、前記記憶手段に記憶されたデ
ータを表示させる柔軟性を有する表示部（１１）と、を
少なくとも有するものである。
す斜視図である。この可撓性ディスプレイ（１０）は、
携帯電話機から有線方式、無線方式、赤外線方式で送信
されたデータを受信する受信手段（入力手段）（１
２）、受信したデータを一時記憶するＲＡＭ及び表示さ
せるプログラムを格納するＲＯＭからなる記憶手段（１
３）、この記憶手段に記憶されたデータを表示部に表示
させるためのディスプレイドライバ（１４）と、全体の
動作をコントロールするＣＰＵ（１５）と、駆動させる
ための電源部（１６）と、前記記憶手段に記憶されたデ
ータを表示させる柔軟性を有する表示部（１１）と、を
少なくとも有するものである。
【００１７】この図２に示した可撓性ディスプレイ（１
０）の表示部（１１）Ｘ−Ｘ線部における構成断面図の
一例を図３に示す。紙、プラスチック等の可撓性を有す
る基材（１１ｅ）上に、ポリエチレンテレフタレート
（ＰＥＴ）、ポリエチレンナフタレート（ＰＥＮ）、ポ
リイミド等の寸法安定性の優れたプラスチックフィルム
に導電性層が形成されている電極フィルム（１１ｄ）、
画像表示層（１１ｃ）、ポリエチレンテレフタレート
（ＰＥＴ）、ポリエチレンナフタレート（ＰＥＮ）、ポ
リイミド等の寸法安定性の優れ透明なプラスチックフィ
ルムに図示しないアクティブマトリックス電極、セグメ
ント電極、又は単純マトリックス電極が形成されている
透明電極フィルム（１１ｂ）及びこの表示部を保護する
表面保護層（１１ａ）が積層されている。
０）の表示部（１１）Ｘ−Ｘ線部における構成断面図の
一例を図３に示す。紙、プラスチック等の可撓性を有す
る基材（１１ｅ）上に、ポリエチレンテレフタレート
（ＰＥＴ）、ポリエチレンナフタレート（ＰＥＮ）、ポ
リイミド等の寸法安定性の優れたプラスチックフィルム
に導電性層が形成されている電極フィルム（１１ｄ）、
画像表示層（１１ｃ）、ポリエチレンテレフタレート
（ＰＥＴ）、ポリエチレンナフタレート（ＰＥＮ）、ポ
リイミド等の寸法安定性の優れ透明なプラスチックフィ
ルムに図示しないアクティブマトリックス電極、セグメ
ント電極、又は単純マトリックス電極が形成されている
透明電極フィルム（１１ｂ）及びこの表示部を保護する
表面保護層（１１ａ）が積層されている。
【００１８】この画像表示層（１０ｃ）は、エレクトロ
ルミネセンス材料、ポリマー分散型液晶、強誘電性液
晶、マイクロカプセル型電気泳動方式を用いた表示体を
組み合わせて実現することができる。
ルミネセンス材料、ポリマー分散型液晶、強誘電性液
晶、マイクロカプセル型電気泳動方式を用いた表示体を
組み合わせて実現することができる。
【００１９】このマイクロカプセル型電気泳動方式に用
いるマイクロカプセル（１１０）の一例を図４に示す。
メタクリル酸樹脂、ユリア樹脂、アラビアゴム等をカプ
セル殻（１１１）とし、内部には酸化チタンからなる白
の粒子（１１３）とカーボンブラックからなる黒の粒子
（１１４）が、シリコーンオイル等の粘性の高い分散媒
で分散され封入されている。白の粒子である酸化チタン
は正電荷を帯びており、一方黒の粒子であるカーボンブ
ラックは負電荷を帯びている。
いるマイクロカプセル（１１０）の一例を図４に示す。
メタクリル酸樹脂、ユリア樹脂、アラビアゴム等をカプ
セル殻（１１１）とし、内部には酸化チタンからなる白
の粒子（１１３）とカーボンブラックからなる黒の粒子
（１１４）が、シリコーンオイル等の粘性の高い分散媒
で分散され封入されている。白の粒子である酸化チタン
は正電荷を帯びており、一方黒の粒子であるカーボンブ
ラックは負電荷を帯びている。
【００２０】このため、図５（ｂ）に示すように、二つ
の電極フィルム（１１ｂ、１１ｄ）に電界を印加し、１
１ｂの電極フィルムが負極、１１ｄの電極フィルムが正
極になった場合、正に帯電した白の粒子（１１３）が１
１ｂの電極フィルム側に引かれ、黒の粒子（１１４）が
１１ｄの電極フィルム側に引かれるので、１１ｂの透明
電極側の上方から観察するとその部分が白く見える。
の電極フィルム（１１ｂ、１１ｄ）に電界を印加し、１
１ｂの電極フィルムが負極、１１ｄの電極フィルムが正
極になった場合、正に帯電した白の粒子（１１３）が１
１ｂの電極フィルム側に引かれ、黒の粒子（１１４）が
１１ｄの電極フィルム側に引かれるので、１１ｂの透明
電極側の上方から観察するとその部分が白く見える。
【００２１】逆に１１ｂの電極フィルムが正極、１１ｄ
の電極フィルムが負極になった場合、正に帯電した白の
粒子（１１３）が１１ｄの電極フィルム側に引かれ、黒
の粒子（１１４）が１１ｂの電極フィルム側に引かれる
ので、１１ｂの透明電極側の上方から観察するとその部
分が黒く見える。
の電極フィルムが負極になった場合、正に帯電した白の
粒子（１１３）が１１ｄの電極フィルム側に引かれ、黒
の粒子（１１４）が１１ｂの電極フィルム側に引かれる
ので、１１ｂの透明電極側の上方から観察するとその部
分が黒く見える。
【００２２】画像表示層（１１ｃ）は、このようなマイ
クロカプセル（１１０）を多数有しており、電極フィル
ム（１１ｂ、１１ｄ）の各アドレス電極の電界を制御す
ることで、図５（ａ）で「Ａ」という文字を黒で表示し
たように、所望の文字や図形を白と黒の画素で表示させ
ることができる。
クロカプセル（１１０）を多数有しており、電極フィル
ム（１１ｂ、１１ｄ）の各アドレス電極の電界を制御す
ることで、図５（ａ）で「Ａ」という文字を黒で表示し
たように、所望の文字や図形を白と黒の画素で表示させ
ることができる。
【００２３】なお、各粒子は粘性の高い分散媒に分散さ
れているので、一度電界を印加した後は、電源が切断さ
れても粒子の位置が変化しなく、電源を切っても表示画
像が消えない不揮発性を有する。
れているので、一度電界を印加した後は、電源が切断さ
れても粒子の位置が変化しなく、電源を切っても表示画
像が消えない不揮発性を有する。
【００２４】上記の例に於いては、マイクロカプセルは
白黒の２種類の粒子を含有させたモノクロ（白黒）の表
示であるが、異なる色の粒子を含有させてカラー表示さ
せる或いは２種類以上の粒子を含有させることも可能で
ある。
白黒の２種類の粒子を含有させたモノクロ（白黒）の表
示であるが、異なる色の粒子を含有させてカラー表示さ
せる或いは２種類以上の粒子を含有させることも可能で
ある。
【００２５】また、上記のマイクロカプセルでは白黒の
２種類の粒子を含有させているが、１種類の粒子を用
い、分散媒を黒に着色させることでもモノクロ（白黒）
表示を実現することができる。すなわち、図６に示すよ
うに白の粒子である酸化チタンを正電荷に帯電させ、黒
に着色した分散媒（１１５）に分散させたマイクロカプ
セルを用い、二つの電極フィルム（１１ｂ、１１ｄ）に
電界を印加し、１１ｂの電極フィルムが負極、１１ｄの
電極フィルムが正極になった場合、正に帯電した白の粒
子（１１３）が１１ｂの電極フィルム側に引かれ、黒に
着色した分散媒（１１５）は必然的に１１ｄの電極フィ
ルム側に押し下げられるので、１１ｂの透明電極側の上
方から観察するとその部分が白く見える。
２種類の粒子を含有させているが、１種類の粒子を用
い、分散媒を黒に着色させることでもモノクロ（白黒）
表示を実現することができる。すなわち、図６に示すよ
うに白の粒子である酸化チタンを正電荷に帯電させ、黒
に着色した分散媒（１１５）に分散させたマイクロカプ
セルを用い、二つの電極フィルム（１１ｂ、１１ｄ）に
電界を印加し、１１ｂの電極フィルムが負極、１１ｄの
電極フィルムが正極になった場合、正に帯電した白の粒
子（１１３）が１１ｂの電極フィルム側に引かれ、黒に
着色した分散媒（１１５）は必然的に１１ｄの電極フィ
ルム側に押し下げられるので、１１ｂの透明電極側の上
方から観察するとその部分が白く見える。
【００２６】逆に、１１ｂの電極フィルムが正極、１１
ｄの電極フィルムが負極になった場合、正に帯電した白
の粒子（１１３）が１１ｄの電極フィルム側に引かれ、
黒に着色した分散媒（１１５）は必然的に１１ｂの電極
フィルム側に押し上げられるので、１１ｂの透明電極側
の上方から観察するとその部分が黒に見える。
ｄの電極フィルムが負極になった場合、正に帯電した白
の粒子（１１３）が１１ｄの電極フィルム側に引かれ、
黒に着色した分散媒（１１５）は必然的に１１ｂの電極
フィルム側に押し上げられるので、１１ｂの透明電極側
の上方から観察するとその部分が黒に見える。
【００２７】上記の例では、モノクロ（白黒）の画像表
示の例であるが、カラー画像表示の場合には図７に示す
ように画素単位に分割されたＲ（赤），Ｇ（緑），Ｂ
（青）の色を有するカラーフィルタ（１１ｆ）を画素単
位で電界を印加することができる透明電極フィルム（１
１ｂ）側に設けることで実現できる。すなわち、白い粒
子が１１ｂ側に引かれている部分の観察光は白粒子で反
射されカラーフィルタを通過してしてくるので、カラー
フィルタの色が観察されることになる。図７の例では、
カラーフィルタのＲ画素部及びＧ画素部は白い粒子が１
１ｂの透明電極フィルム側に引かれているのでＲ光及び
Ｇ光が観察され、カラーフィルタのＢ画素部は黒い粒子
が１１ｂの透明電極フィルム側に引かれているので観察
光は吸収されＢ光は観察されない。このように、画素単
位で観察されるＲ，Ｇ，Ｂ光を制御することでカラー画
像表示が可能となる。
示の例であるが、カラー画像表示の場合には図７に示す
ように画素単位に分割されたＲ（赤），Ｇ（緑），Ｂ
（青）の色を有するカラーフィルタ（１１ｆ）を画素単
位で電界を印加することができる透明電極フィルム（１
１ｂ）側に設けることで実現できる。すなわち、白い粒
子が１１ｂ側に引かれている部分の観察光は白粒子で反
射されカラーフィルタを通過してしてくるので、カラー
フィルタの色が観察されることになる。図７の例では、
カラーフィルタのＲ画素部及びＧ画素部は白い粒子が１
１ｂの透明電極フィルム側に引かれているのでＲ光及び
Ｇ光が観察され、カラーフィルタのＢ画素部は黒い粒子
が１１ｂの透明電極フィルム側に引かれているので観察
光は吸収されＢ光は観察されない。このように、画素単
位で観察されるＲ，Ｇ，Ｂ光を制御することでカラー画
像表示が可能となる。
【００２８】このディスプレイは可撓性を有する材料で
作製され、電極等のパターニングも印刷法、蒸着法でプ
ラスチックフィルムに形成することが可能であり、現在
汎用されている携帯電話の表示画面より大きいサイズ
を、用途、要望に応じて容易に作成することができる。
この表示画面サイズは、通常ノート型パソコンの表示画
面サイズ約２５ｃｍ（１０インチ）程度が実用的であ
る。また、画像表示層（１１ｃ）においては、マイクロ
カプセル（１１０）の位置配置は多少の変動があっても
表示に問題は生じない。また、フィルムを用いてディス
プレイが作製されているため、嵩張らず軽い表示媒体で
あり、且つ丸めたり折り畳んだりすることもでき携帯用
表示ディスプレイとして好適である。
作製され、電極等のパターニングも印刷法、蒸着法でプ
ラスチックフィルムに形成することが可能であり、現在
汎用されている携帯電話の表示画面より大きいサイズ
を、用途、要望に応じて容易に作成することができる。
この表示画面サイズは、通常ノート型パソコンの表示画
面サイズ約２５ｃｍ（１０インチ）程度が実用的であ
る。また、画像表示層（１１ｃ）においては、マイクロ
カプセル（１１０）の位置配置は多少の変動があっても
表示に問題は生じない。また、フィルムを用いてディス
プレイが作製されているため、嵩張らず軽い表示媒体で
あり、且つ丸めたり折り畳んだりすることもでき携帯用
表示ディスプレイとして好適である。
【００２９】この可撓性ディスプレイを用いた情報配信
方法及びこのシステムを以下に説明する。
方法及びこのシステムを以下に説明する。
【００３０】移動体通信業者の配信サーバコンピュータ
には、電子メールの配信を行う機能に加え、このメール
配信情報に広告を載せることで、移動体通信業者は広告
依頼主から安定した広告料の収入が見込まれ、また、携
帯電話機のユーザーにとっては、この広告を閲覧するこ
とにより使用料金の割り引き、ポイントの付与等の特典
を得る仕組みが構築される。
には、電子メールの配信を行う機能に加え、このメール
配信情報に広告を載せることで、移動体通信業者は広告
依頼主から安定した広告料の収入が見込まれ、また、携
帯電話機のユーザーにとっては、この広告を閲覧するこ
とにより使用料金の割り引き、ポイントの付与等の特典
を得る仕組みが構築される。
【００３１】しかしながら、前述したように、従来の携
帯電話機の表示画面は小さく、表示出来るデータ量に制
限があり、携帯電話機に表示させる画面をノート型パソ
コンに用いられているＣＲＴ、液晶ディスプレイ程度に
大きくすることができなく、ユーザーにとっても閲覧し
難く、利用しにくいものであった。
帯電話機の表示画面は小さく、表示出来るデータ量に制
限があり、携帯電話機に表示させる画面をノート型パソ
コンに用いられているＣＲＴ、液晶ディスプレイ程度に
大きくすることができなく、ユーザーにとっても閲覧し
難く、利用しにくいものであった。
【００３２】本発明の大サイズ可撓性ディスプレイが実
現されることにより、以下の配信方法及び配信システム
が可能となる。これを図１のシステム構成図及び図８の
シーケンス図に基づいて詳細に説明する。
現されることにより、以下の配信方法及び配信システム
が可能となる。これを図１のシステム構成図及び図８の
シーケンス図に基づいて詳細に説明する。
【００３３】１．広告の情報提供者である広告主は、直
接或いは情報提供作製業者に依頼して広告等のコンテン
ツデータを作製し、このコンテンツデータがサーバコン
ピュータ（３０）の記憶手段（３０ｇ）に登録・記憶さ
れる。（図８（ａ）〜（ｂ）参照） ２．携帯電話機（２０）に無線方式、有線方式、赤外線
方式で可撓性ディスプレイ（１０）を接続し、携帯電話
機（２０）からサーバコンピュータの送受信手段（３０
ａ）に可撓性ディスプレイが接続されていることを示す
信号と、メールサービスのリクエストを送信する。（図
８（ｃ）〜（ｄ）参照） ３．サーバコンピュータは、携帯電話機から送信された
メールサービスのリクエストに基づきメールデータ抽出
手段（３０ｃ）で記憶手段（３０ｇ）の記憶されている
情報からメール情報データを、このメール情報データに
バナー広告情報データを添付して携帯電話機に返信す
る。（図８（ｅ）参照） この添付するバナー広告情報データは、どのように設定
してもよいが、予めユーザーの嗜好をユーザーＤＢに登
録しておくことにより、各ユーザーに合った広告情報デ
ータを送ることが可能となる。 ４．配信サーバコンピュータ（３０）は、ユーザーがバ
ナー広告を閲覧することを示す信号データを、料金割引
やポイントを付与する特典付与手段に送り込み、ユーザ
ーＤＢ（３０ｈ）に記憶させる。（図８（ｆ）参照） ５．携帯電話機に送信されたメールとバナー広告の情報
データが可撓性携帯電話用ディスプレイに転送され、こ
の情報データが可撓性ディスプレイに表示される。（図
８（ｈ）参照）
接或いは情報提供作製業者に依頼して広告等のコンテン
ツデータを作製し、このコンテンツデータがサーバコン
ピュータ（３０）の記憶手段（３０ｇ）に登録・記憶さ
れる。（図８（ａ）〜（ｂ）参照） ２．携帯電話機（２０）に無線方式、有線方式、赤外線
方式で可撓性ディスプレイ（１０）を接続し、携帯電話
機（２０）からサーバコンピュータの送受信手段（３０
ａ）に可撓性ディスプレイが接続されていることを示す
信号と、メールサービスのリクエストを送信する。（図
８（ｃ）〜（ｄ）参照） ３．サーバコンピュータは、携帯電話機から送信された
メールサービスのリクエストに基づきメールデータ抽出
手段（３０ｃ）で記憶手段（３０ｇ）の記憶されている
情報からメール情報データを、このメール情報データに
バナー広告情報データを添付して携帯電話機に返信す
る。（図８（ｅ）参照） この添付するバナー広告情報データは、どのように設定
してもよいが、予めユーザーの嗜好をユーザーＤＢに登
録しておくことにより、各ユーザーに合った広告情報デ
ータを送ることが可能となる。 ４．配信サーバコンピュータ（３０）は、ユーザーがバ
ナー広告を閲覧することを示す信号データを、料金割引
やポイントを付与する特典付与手段に送り込み、ユーザ
ーＤＢ（３０ｈ）に記憶させる。（図８（ｆ）参照） ５．携帯電話機に送信されたメールとバナー広告の情報
データが可撓性携帯電話用ディスプレイに転送され、こ
の情報データが可撓性ディスプレイに表示される。（図
８（ｈ）参照）
【００３４】携帯電話機を用いる情報配信システムは、
図１に示すように配信サーバコンピュータ、携帯電話
機、可撓性ディスプレイから構成されている。配信サー
バコンピュータ（３０）には、メール情報データ、広告
情報データ、イベント情報、地域情報、地図情報等のコ
ンテンツを記憶している記憶手段（３０ｇ）、送受信手
段（３０ａ）、メールデータ抽出手段（３０ｃ）、特典
付与手段（３０ｅ）、ユーザーＤＢ（３０ｈ）の他に、
ユーザーを特定するユーザー特定手段（３０ｂ）、通信
制御手段（３０ｆ）等、情報配信に必要な手段を具備し
ている。
図１に示すように配信サーバコンピュータ、携帯電話
機、可撓性ディスプレイから構成されている。配信サー
バコンピュータ（３０）には、メール情報データ、広告
情報データ、イベント情報、地域情報、地図情報等のコ
ンテンツを記憶している記憶手段（３０ｇ）、送受信手
段（３０ａ）、メールデータ抽出手段（３０ｃ）、特典
付与手段（３０ｅ）、ユーザーＤＢ（３０ｈ）の他に、
ユーザーを特定するユーザー特定手段（３０ｂ）、通信
制御手段（３０ｆ）等、情報配信に必要な手段を具備し
ている。
【００３５】また、携帯電話機（２０）は、配信サーバ
コンピュータとデータの送信及び受信する送受信手段、
配信サーバコンピュータから送信された情報データを記
憶する記憶手段、情報データを閲覧するためのブラウ
ザ、情報データを外部の表示媒体である可撓性携帯電話
機用ディスプレイに転送する転送手段、携帯に操作する
入力ボタン等の入力手段、表示部、を具備している。
コンピュータとデータの送信及び受信する送受信手段、
配信サーバコンピュータから送信された情報データを記
憶する記憶手段、情報データを閲覧するためのブラウ
ザ、情報データを外部の表示媒体である可撓性携帯電話
機用ディスプレイに転送する転送手段、携帯に操作する
入力ボタン等の入力手段、表示部、を具備している。
【００３６】また、上述したように、可撓性ディスプレ
イ（１０）は、携帯電話機から転送送信されたデータを
受信する受信手段（入力手段）、受信したデータを一時
記憶するＲＡＭ及び表示させるプログラムを格納するＲ
ＯＭからなる記憶手段、この記憶手段に記憶されたデー
タを表示部に表示させるためのディスプレイドライバ
と、全体の動作をコントロールするＣＰＵと、駆動させ
るための電源部と、前記記憶手段に記憶されたデータを
表示させる柔軟性を有する表示部と、を少なくとも具備
している。
イ（１０）は、携帯電話機から転送送信されたデータを
受信する受信手段（入力手段）、受信したデータを一時
記憶するＲＡＭ及び表示させるプログラムを格納するＲ
ＯＭからなる記憶手段、この記憶手段に記憶されたデー
タを表示部に表示させるためのディスプレイドライバ
と、全体の動作をコントロールするＣＰＵと、駆動させ
るための電源部と、前記記憶手段に記憶されたデータを
表示させる柔軟性を有する表示部と、を少なくとも具備
している。
【００３７】
【発明の効果】以上述べたように、携帯電話機に大サイ
ズ可撓性ディスプレイを接続し画像表示させることによ
り、携帯電話機からデータ量の大きい情報をユーザーは
得ることができると共に、移動体通信業者にとっても、
コンテンツの制限が緩和され、より豊富なコンテンツを
提供できる。これにより、個人データ端末としての携帯
電話機の機能が拡大することになる
ズ可撓性ディスプレイを接続し画像表示させることによ
り、携帯電話機からデータ量の大きい情報をユーザーは
得ることができると共に、移動体通信業者にとっても、
コンテンツの制限が緩和され、より豊富なコンテンツを
提供できる。これにより、個人データ端末としての携帯
電話機の機能が拡大することになる
【００３８】また、移動体通信業者は、コンテンツにデ
ータ量の大きな広告を配信し、この広告料を得ることが
できると共に、ユーザーにとっては、料金割引やポイン
トの付与等の特典を得ることができる。
ータ量の大きな広告を配信し、この広告料を得ることが
できると共に、ユーザーにとっては、料金割引やポイン
トの付与等の特典を得ることができる。
【００３９】また、表示部に表示される画像が、不揮発
性であることでディスプレイの消費電力を少なくするこ
とができ、また、可撓性であるため紙と同様な取扱がで
きる。更に、電源として太陽電池を用い、照明光の光で
起電することで携帯性に対して好適となる。
性であることでディスプレイの消費電力を少なくするこ
とができ、また、可撓性であるため紙と同様な取扱がで
きる。更に、電源として太陽電池を用い、照明光の光で
起電することで携帯性に対して好適となる。
【図１】可撓性携帯電話機用ディスプレイを用いた情報
配信システムのブロック図である。
配信システムのブロック図である。
【図２】可撓性ディスプレイの一例を説明する図であ
る。
る。
【図３】図２のＸ−Ｘ線部の構成断面図である。
【図４】マイクロカプセルの構成図である。
【図５】可撓性ディスプレイの画像表示の原理を説明す
るものであり、（ａ）は表示画面、（ｂ）は（イ）部の
異なる電荷を有する荷電粒子を用い画像表示層に電界を
印加した状態を説明する図である。
るものであり、（ａ）は表示画面、（ｂ）は（イ）部の
異なる電荷を有する荷電粒子を用い画像表示層に電界を
印加した状態を説明する図である。
【図６】他の画像、１種類の荷電粒子を用い画像表示層
に電界を印可した状態を説明する図である。
に電界を印可した状態を説明する図である。
【図７】異なる電荷を有する荷電粒子を用いたマイクロ
カプセルでカラー表示をするためにカラーフィルタを設
けた構成断面図である。
カプセルでカラー表示をするためにカラーフィルタを設
けた構成断面図である。
【図８】情報配信方法を示すシーケンスである。
１０…可撓性ディスプレイ
１１…表示部
１１ａ…表面保護層
１１ｂ…透明電極フィルム
１１ｃ…画像表示層
１１ｄ…電極フィルム
１１ｅ…基材
１１ｆ…カラーフィルタ
１２…受信手段（入力手段）
１３…記憶手段
１４…ディスプレイドライバ
１５…ＣＰＵ
１６…電源部
２０…携帯電話機
３０…配信サーバコンピュータ
３０ａ…送受信手段
３０ｂ…ユーザー特定手段
３０ｃ…メールデータ抽出手段
３０ｄ…表示媒体確認手段
３０ｅ…特典付与手段
３０ｆ…通信制御手段
３０ｇ…記憶手段
３０ｈ…ユーザーＤＢ
１１０…マイクロカプセル
１１１…カプセル殻
１１２…分散媒
１１３…白の粒子
１１４…黒の粒子
１１５…着色分散媒
Claims (10)
- 【請求項１】少なくとも、携帯電話機から送信された情
報データを受信する受信手段と、前記受信した情報デー
タ及び該情報データを表示させるプログラムとを格納す
る記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたデータを表示
部に表示させるためのディスプレイドライバと、全体の
動作をコントロールするＣＰＵと、駆動させるための電
源部と、前記記憶手段に記憶されたデータを表示させる
柔軟性を有する表示部と、 から構成されていることを特徴とする可撓性携帯電話機
用ディスプレイ。 - 【請求項２】駆動させるための電源部が太陽電池発電
機、自動巻発電機、又はこれらの複合で構成されている
ことを特徴とする請求項１に記載の可撓性携帯電話機用
ディスプレイ。 - 【請求項３】前記柔軟性を有する表示部が、所定の色の
荷電性粒子が封入されたマイクロカプセルに対して電気
的駆動信号を与えることで画像表示を行うことを特徴と
する請求項１に記載の可撓性携帯電話機用ディスプレ
イ。 - 【請求項４】前記荷電性粒子が異なる極性を有する２種
類以上であることを特徴とする請求項３に記載の可撓性
携帯電話機用ディスプレイ。 - 【請求項５】前記荷電性粒子が異なる極性及び異なる電
位を有する２種類以上であることを特徴とする請求項３
に記載の可撓性携帯電話機用ディスプレイ。 - 【請求項６】前記荷電性粒子が１種類で、該荷電性粒子
を分散させる分散媒が着色されていることを特徴とする
請求項３に記載の可撓性携帯電話機用ディスプレイ。 - 【請求項７】前記柔軟性を有する表示部に表示された画
像が、携帯電話機からの受信が切断された後も表示状態
を維持する不揮発性であることを特徴とする請求項１〜
６のいずれか１項に記載の可撓性携帯電話機用ディスプ
レイ。 - 【請求項８】配信サーバコンピュータと携帯電話機から
なる情報配信方法において、 （１）携帯電話機に可撓性携帯電話機用ディスプレイが
接続される。 （２）携帯電話機は配信サーバコンピュータに接続さ
れ、可撓性電話機用ディスプレイが携帯電話機に接続さ
れている情報並びにメールサービスにリクエストを要求
する情報を送信する。 （３）配信サーバコンピュータは、メールデータ抽出手
段で記憶手段から、前記リクエストに該当するメール情
報データを抽出し、メール情報データと共にバナー広告
情報データを添付して携帯電話機に返信する。 （４）配信サーバコンピュータは、ユーザーがバナー広
告を閲覧したことを示す信号データを、料金割引やポイ
ントを付与する特典付与手段に送り込み、ユーザーＤＢ
に記憶させる。 （５）携帯電話機に送信されたメールデータとバナー広
告の情報データを可撓性携帯電話用ディスプレイに画像
表示する。少なくとも以上の手順で情報を配信する情報
配信方法。 - 【請求項９】添付される前記バナー広告情報データが、
予め配信サーバコンピュータに登録されたユーザーの嗜
好に合わせて変化させることを特徴とする請求項８に記
載の情報配信方法。 - 【請求項１０】次の（ａ）、（ｂ）、（ｃ）で構成され
ている情報配信システム。 （ａ）携帯電話機との間で情報データを送信及び返信す
る送受信手段と、ユーザーを特定するユーザー特定手段
と、ユーザーが閲覧するメール情報データを記憶手段か
ら抽出するメールデータ抽出手段と、ユーザーがこのメ
ール情報データを表示させる表示媒体を確認する表示媒
体確認手段と、ユーザーが広告コンテンツを閲覧したこ
とによる料金割引、ポイント付与等の特典を与え、この
特典をユーザーデータベース（ＤＢ）に記録する特典付
与手段と、各種の情報や広告の情報のデータを記憶して
いる記憶手段と、を少なくとも有する配信サーバコンピ
ュータ。 （ｂ）配信サーバコンピュータとの間で情報データの送
信及び受信する送受信手段と、 前記受信した情報データを記憶する及び該情報データを
表示させるプログラムを格納する記憶手段と、前記記憶
手段に記憶されたデータを外部表示部に表示させるため
のデータ転送手段と、を少なくとも有する携帯電話機。 （ｃ）携帯電話機から転送された情報データを受信する
受信手段と、前記受信した情報データを記憶する及び該
情報データを表示させるプログラムを格納する記憶手段
と、前記記憶手段に記憶されたデータを表示部に表示さ
せるためのディスプレイドライバと、全体の動作をコン
トロールするＣＰＵと、駆動させるための電源部と、前
記記憶手段に記憶されたデータを表示させる柔軟性を有
する表示部と、を少なくとも有する可撓性携帯電話機用
ディスプレイ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001288446A JP2003098974A (ja) | 2001-09-21 | 2001-09-21 | 可撓性携帯電話機用ディスプレイ及びこれを用いた情報配信方法、並びに情報配信システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001288446A JP2003098974A (ja) | 2001-09-21 | 2001-09-21 | 可撓性携帯電話機用ディスプレイ及びこれを用いた情報配信方法、並びに情報配信システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003098974A true JP2003098974A (ja) | 2003-04-04 |
Family
ID=19111095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001288446A Pending JP2003098974A (ja) | 2001-09-21 | 2001-09-21 | 可撓性携帯電話機用ディスプレイ及びこれを用いた情報配信方法、並びに情報配信システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003098974A (ja) |
Cited By (4)
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|---|---|---|---|---|
| JP2005157085A (ja) * | 2003-11-27 | 2005-06-16 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | デジタルペーパー表示装置 |
| WO2006068003A1 (ja) | 2004-12-24 | 2006-06-29 | Masahiro Izutsu | 携帯情報通信装置、携帯情報通信装置用接続ユニット及び携帯情報通信装置用外部入出力ユニット |
| JP2007249512A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Ricoh Co Ltd | 情報処理装置、表示装置、制御装置、表示制御方法およびプログラム |
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| JP2001066999A (ja) * | 1999-08-27 | 2001-03-16 | Fuji Xerox Co Ltd | 情報表示システム |
-
2001
- 2001-09-21 JP JP2001288446A patent/JP2003098974A/ja active Pending
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| US9756167B2 (en) | 2004-12-24 | 2017-09-05 | Dap Realize Inc. | Mobile information processing apparatus |
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| US8452990B2 (en) | 2008-02-12 | 2013-05-28 | Nlt Technologies, Ltd. | Browsing terminal, charging terminal, and communication system as well as transmitting/receiving system using the same |
| US8943349B2 (en) | 2008-02-12 | 2015-01-27 | Nlt Technologies, Ltd. | Browsing terminal, charging terminal, and communication system as well as transmitting/receiving system using the same |
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