JP2003098808A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003098808A
JP2003098808A JP2001289087A JP2001289087A JP2003098808A JP 2003098808 A JP2003098808 A JP 2003098808A JP 2001289087 A JP2001289087 A JP 2001289087A JP 2001289087 A JP2001289087 A JP 2001289087A JP 2003098808 A JP2003098808 A JP 2003098808A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】転写部材から像担持体への逆電荷注入が生じて
も、書込ヘッド部の電圧がその耐圧電圧を超えないよう
に、像担持体の電位を調整する。 【解決手段】書込電極3bと転写ローラ6aとの間で像
担持体2の帯電体層2bに接触して配設された表面電位
調整部材8により、書込電極3bが接触する帯電体層2
bの部位での帯電体層2bの電圧が調整される。これに
より、転写ローラ6aに転写電圧が印加されている状態
で、紙5と次の紙5との間等において転写ローラ6aが
像担持体2の帯電体層2bに接触して、転写ローラ6a
から像担持体2の帯電体層2bへの逆電荷注入が起きて
も、表面電位調整部材8により書込電極3bが接触する
部位での帯電体層2bの電位が書込電極3bのICドラ
イバ7の耐圧電圧を超えないように調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書込ヘッド部の書
込電極により像担持体上に静電潜像を形成することで画
像を形成する画像形成装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、静電複写機やプリンタ等の画像形
成装置においては、一般的に帯電装置により感光体の表
面を一様帯電し、この一様帯電された感光体の表面にレ
ーザ光あるいはLEDランプ光等の露光装置の光を露光
することにより、感光体の表面に静電潜像を書き込むよ
うになっている。そして、感光体の表面の静電潜像を現
像装置で現像して感光体の表面に現像剤像を形成し、こ
の現像剤像を転写装置によって紙等の転写材に転写し
て、画像を形成している。このような従来の一般的な画
像形成装置では、静電潜像の書込装置である露光装置が
レーザ光発生装置あるいはLEDランプ光発生装置等に
よって構成されているため、画像形成装置が大型でかつ
複雑な構成となっている。
【0003】そこで、静電潜像の書込装置として、レー
ザ光やLEDランプ光を用いずに電極により像担持体の
表面に静電潜像を書き込む画像形成装置が特公昭63−
45104号公報において提案されている。この公告公
報に開示されている画像形成装置は多数の針電極を有す
るマルチスタイラスを備えており、像担持体の表面の無
機ガラス層にマルチスタイラスの針電極を単に接触させ
ている。そして、画像情報の入力信号によりマルチスタ
イラスの対応する針電極に電圧が加えられると、この針
電極によって像担持体に静電潜像が形成されるようにな
っている。この公告公報の画像形成装置によれば、書込
装置として従来のような露光装置を用いていないので、
その分、画像形成装置が小型でかつ比較的シンプルな構
成となっている。
【0004】また、コロナ放電器により発生させたイオ
ンを、絶縁性基板の先端部に設け像担持体に非接触のイ
オン制御電極により制御することにより、像担持体に静
電潜像を書き込む画像形成装置が特開平06−1662
06号公報において提案されている。この公開公報の画
像形成装置によっても、書込装置として露光装置を用い
ないので、画像形成装置が小型でかつ比較的シンプルな
構成となる。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】しかしながら、前述の公告公報の画像形成
装置においては、マルチスタイラスの多数の針電極を像
担持体の表面の無機ガラス層に単に接触させているだけ
であるので、多数の針電極を像担持体の表面の無機ガラ
ス層に安定して接触させることが難しい。このため、像
担持体の表面を安定して帯電させることは難しく、良好
な画像を得ることが難しいという問題がある。
【0006】また、多数の針電極の接触による像担持体
の表面の損傷を防止するために無機ガラス層を像担持体
の表面に設けることが余儀なくされ、像担持体の構成が
その分複雑になる。しかも、無機ガラス層は物理吸着水
特性がきわめてよいことから、無機ガラスの表面に水分
がよく吸着し、この吸着した水分によりガラス表面の電
気伝導率が高められて像担持体の帯電電荷が漏洩してし
まうため、水分が吸着した像担持体の表面を乾燥させて
物理吸着水の影響を防止する手段を設ける必要がある。
このため、装置が更に大型になるばかりでなく、部品点
数が増えて構成が更に複雑になりかつコストが高いもの
となってしまうという問題がある。
【0007】更に、多数の針電極から放電されるため、
オゾン(O3)が発生する可能性が大きいという問題も
ある。このオゾンにより、装置内の部品に錆を発生させ
るばかりでなく、NOxと反応して発生する硝酸(HN
3)により樹脂部品を溶融させるおそれが考えられ
る。しかも、オゾンによって異臭が発生するおそれがあ
る。このため、オゾンを装置内から排出させなければな
らないが、そのためにダクトおよびオゾンフィルタを設
けて排気系を十分にする必要があり、装置が大型になる
ばかりでなく、部品点数が増えて構成がより複雑になり
かつコストが高いものとなってしまう。
【0008】また、前述の公開公報の画像形成装置にお
いては、イオン制御電極がコロナ放電器で発生したイオ
ンを制御するものであって、像担持体に直接電荷を注入
させるものではないので、画像形成装置が大型にならざ
るを得ないばかりでなく、構成がきわめて複雑になると
いう問題がある。しかも、イオンによる帯電のため、像
担持体により安定して静電潜像を書き込むことは難し
い。更に、イオンを発生させるため、基本的にオゾンが
発生するため、前述の公告公報の画像形成装置と同じよ
うな問題が生じる。
【0009】そこで、本出願人はこれらの問題に鑑み
て、より一層小型化を図るとともに、部品点数をより一
層削減してより一層シンプルで安価な構成にしながら、
しかも静電潜像の書込をより安定して行うことができ、
更に、オゾンの発生をより一層抑制することのできる画
像形成装置を特許出願している(特願2001−227
630)。
【0010】この特許出願に係る画像形成装置の詳細
は、特許出願の明細書および図面を見れば容易に理解で
きるので、ここではその詳細な説明は省略するが、本発
明に直接関係する部分について、一応簡単に説明する。
【0011】図1は、この特許出願に係る画像形成装置
の基本構成を模式的に示す図である。図1に示すよう
に、この画像形成装置1は、アルミニウム等の導電性材
料からなるとともに接地されている基材2aの外周に絶
縁性を有して設けられ、かつ静電潜像が形成される帯電
体層2bを有する像担持体2と、FPC(Flexible Pri
nt Circuit の略、以下FPCと称す)あるいはPET
(ポリエチレンテレフタレートの略、以下PETと称
す)等の絶縁性が高くかつ比較的柔らかく弾性のある可
撓性の基材3aに支持されかつこの基材3aの撓みによ
る弱い弾性復元力で像担持体2の帯電体層2b上に軽く
押圧されて面接触し、この帯電体層2b上に静電潜像を
書き込む書込電極3bを有する書込ヘッド部3と、現像
剤担持体(以下、現像ローラともいう)4aを有する現
像装置の4と、転写部材である転写ローラ6aを有する
転写装置6とを少なくとも備えている。
【0012】このように構成された画像形成装置1にお
いては、像担持体2の帯電体層2b上を一様電荷状態に
した後、書込電極3bに書込電圧が書込電極3bのIC
ドライバ7を介して印加され、主として、互いに面接触
している像担持体2と書込ヘッド部3の書込電極3bと
の間の電荷移動(以下、接触電荷移動ともいう)によ
り、静電潜像が像担持体2の帯電体層2b上に書き込ま
れる。そして、像担持体2の帯電体層2b上の静電潜像
が現像装置4の現像ローラ4aによって搬送される現像
剤で現像され、その現像剤像が転写電圧が印加された転
写ローラ6aで紙等の転写材5に転写される。以下の本
発明の説明においては、この転写材5の代表として紙5
を用いて本発明を説明するが、転写材5としては紙5以
外のものを用いることができることは言うまでもない。
【0013】ところで、このような書込ヘッド部3の書
込電極3bによる静電潜像の書込では、例えばモノクロ
の画像形成において連続印字をする場合、図2に示すよ
うに紙等の紙5への印字終了後に、次の紙5が転写装置
6に来るまでの間に転写ローラ6aは像担持体2の帯電
体層2bに接触するようになる。このとき、転写ローラ
6aに転写電圧を印加し続けると、この転写電圧に準じ
た電位が像担持体2の帯電体層2bにできてしまう。こ
の状態で、書込電極3bにより書込を行うと、書込電極
3bに接続されている高電圧のICドライバ7の耐圧を
超えた電流が書込電極3bに流れてしまい、書込ヘッド
部3が破壊するおそれが考えられる。特に、低温(例え
ば15℃)、低湿(23%R.H.)の環境(LL環
境)で転写を行う際に、転写電圧を大きくするような場
合には、ICドライバ7の破損をも招くおそれがある。
【0014】また、転写装置6の転写部分で転写ローラ
6aから像担持体2の帯電体層2bに逆電荷注入が起こ
ると、その後の選択帯電書込での書込電位の基準が乱れ
て、ゴースト画像が現像されるとともに、潜像の書込時
に像担持体2と書込電極3bとの間で、放電による電圧
降下が起こり、静電潜像が乱れてしまう。
【0015】更に、この転写部での逆電荷注入が起こっ
ている状態で、書込電極3bと像担持体2とが接触する
と、放電開始電圧を超えた電位差がかかる。しかも、書
込電極3bに静電潜像を書き込むために印加されるオン
/オフ信号の周波数との関係で振動が発生してしまう。
このような振動が起こると、書込電極3bと像担持体2
との間で接触不安定性が増大し、潜像形成再現性が安定
しなくなる。
【0016】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、転写部材から像担持体へ
の逆電荷注入が生じても、書込ヘッド部の電圧がその耐
圧電圧を超えないように、像担持体の電位を調整するこ
とのできる画像形成装置を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、請求項1の発明は、誘電体層の表面に静電潜像が形
成される帯電体層を有してなる像担持体と、前記像担持
体の前記帯電体層に接触して前記静電潜像を書き込む書
込電極を有する書込ヘッド部と、前記像担持体上の前記
静電潜像を現像剤で現像する現像装置と、前記像担持体
の前記帯電体層に接触して、現像された前記像担持体上
の現像剤像を転写材に転写する転写部材を有する転写装
置と、前記書込電極と前記転写部材との間に前記帯電体
層に接触しかつ0Vを含む所定の電圧が印加されて配設
され、前記書込電極が接触する部位での前記帯電体層の
電圧を調整する表面電位調整部材とを少なくとも備えて
いることを特徴としている。
【0018】また、請求項2の発明は、前記表面電位調
整部材が前記像担持体に対して所定の周速比を有するこ
とを特徴としている。更に、請求項3の発明は、前記表
面電位調整部材がクリーニング機能を有することを特徴
としている。
【0019】更に、請求項4の発明は、前記表面電位調
整部材が回転可能な導電性ローラであることを特徴とし
ている。更に、請求項5の発明は、前記導電性ローラ
が、導電性ファーブラシ、導電性ゴムローラ、および導
電性磁気ブラシのいずれか1つであることを特徴として
いる。
【0020】更に、請求項6の発明は、前記表面電位調
整部材に印加される前記所定の電圧が、直流電圧に交流
電圧が重畳された電圧であることを特徴としている。更
に、請求項7の発明は、前記直流電圧の値が前記像担持
体に印加されるバイアス電圧の値に設定されていること
を特徴としている。
【0021】更に、請求項8の発明は、前記像担持体へ
の電圧印加、前記書込電極への電圧印加、前記現像担持
体への電圧印加、前記転写部材への電圧印加、前記表面
電位調整部材への電圧印加のうち、画像形成開始後の電
圧印加のタイミングが、最初に前記表面電位調整部材へ
の電圧印加を行って、前記像担持体の除電を行うように
設定されていることを特徴としている。
【0022】更に、請求項9の発明は、前記像担持体へ
の電圧印加、前記書込電極への電圧印加、前記現像担持
体への電圧印加、前記転写部材への電圧印加、前記表面
電位調整部材への電圧印加のうち、画像形成終了後の電
圧オフのタイミングは、最後に前記表面電位調整部材へ
の電圧印加を終了して、前記像担持体の除電を行うよう
に設定されていることを特徴としている。
【0023】更に、請求項10の発明は、前記書込ヘッ
ド部、前記現像装置、前記像担持体、および前記表面電
位調整部材からなる像担持体ユニットが、イエロー、マ
ゼンタ、シアン、およびブラックの各色毎に設けられて
おり、これらの各色の像担持体ユニットが、それぞれ、
それらの前記像担持体が中間転写媒体に接触しかつ前記
中間転写媒体の移動方向に沿って順次配設されているこ
とを特徴としている。
【0024】
【作用】このように構成された本発明の画像形成装置に
おいては、0Vを含む所定の電圧が印加された表面電位
調整部材が書込電極と転写部材との間に帯電体層に接触
して配設され、この表面電位調整部材により書込電極が
接触する部位での帯電体層の電圧が調整される。これに
より、転写電圧が印加されている状態で、転写材と次の
転写材との間等において転写部材が像担持体に接触した
り、あるいは中間転写媒体の非画像部が像担持体に接触
したりして、転写部材あるいは中間転写媒体から像担持
体の帯電体層への逆電荷注入が起きても、表面電位調整
部材により書込電極が接触する部位での帯電体層の電位
が書込電極のICドライバの耐圧電圧を超えないように
調整される。
【0025】したがって、書込ヘッド部の破壊が防止さ
れるとともにゴースト画像が発生しなく、更に潜像の書
込時に像担持体と書込電極との間での放電による電圧降
下がなくなって静電潜像の乱れが防止されるようにな
る。また、低温低湿(LL)の環境で転写を行う際に、
転写電圧を大きくしても、書込電極のICドライバが破
損することはなくなる。
【0026】更に、書込電極が接触する部位での帯電体
層の電位がICドライバの耐圧電圧を超えないことか
ら、書込電極と像担持体とが接触したときに、放電開始
電圧を超えた電位差はかからないので、書込電極に印加
されるオン/オフ信号の周波数にかかわらず、書込電極
に静電気力による振動は発生しなくなる。これにより、
書込電極と像担持体との接触が安定し、良好な潜像形成
再現性が得られるようになる。
【0027】更に、表面電位調整部材が像担持体に対し
て周速比を有することで、帯電体層の電位調整が向上す
る。特に、表面電位調整部材が導電性ファーブラシ、導
電性ゴムローラ、または導電性磁気ブラシからなる回転
可能な導電性ローラで構成することで、導電性ローラと
像担持体との接触機会が多くなるので、帯電体層の電位
調整がより一層向上するようになる。更に、導電性ロー
ラを像担持体に弾性的に接触させることで、その接触性
が向上するので、帯電体層の電位調整が更に向上する。
【0028】更に、表面電位調整部材がクリーニング機
能を有することで、転写後の像担持体上に残る残現像剤
がこの表面電位調整部材により除去される。したがっ
て、例えば像担持体上に残現像剤が付着した状態で、表
面電位調整部材と像担持体との周速比が1であると帯電
体層の電位調整が十分に行えないおそれがあるが、像担
持体上の残現像剤が除去されることで帯電体層の電位調
整が確実に行われるようになるとともに、書込電極への
現像剤の付着が抑制される。
【0029】更に、表面電位調整部材に印加する電圧
が、像担持体に印加する基準バイアス電圧(例えば、接
地基準電圧)に設定された直流電圧に適当な周波数の交
流電圧を重畳した電圧に設定されることで、転写後の像
担持体に残る正極、負極のいずれかに帯電された残現像
剤が効率よく回収されるとともに、像担持体の帯電体層
の表面電位が基準バイアス電圧(例えば、接地基準電
圧)に確実に調整されるようになる。
【0030】その場合、画像形成開始後の電圧印加のタ
イミングを、像担持体への潜像形成バイアス電圧印加、
書込電極への電圧印加、現像担持体への電圧印加、転写
部材への電圧印加、表面電位調整部材への電圧印加のう
ち、最初に表面電位調整部材への電圧印加を行って、像
担持体の帯電体層の除電を行うようにしているので、像
担持体の帯電体層の表面電位が基準バイアス電圧(例え
ば、接地基準電圧)に確実に調整されるようになる。
【0031】また、画像形成終了後には各印加電圧をオ
フするタイミングを、像担持体への潜像形成バイアス電
圧印加、書込電極への書込電圧印加、現像ローラへの現
像バイアス電圧印加、転写ローラへの転写バイアス電圧
印加、表面電位調整部材への表面電位調整バイアス電圧
印加のうち、最後に表面電位調整部材への電圧印加を終
了させて、像担持体の帯電体層の除電を行うようにして
いるので、像担持体の帯電体層の表面電位が基準バイア
ス電圧(例えば、接地基準電圧)に確実に調整されるよ
うになる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の実
施の形態について説明する。図3は、本発明に係る画像
形成装置の実施の形態の一例を示し、(a)はこの例の
画像形成装置の基本構成を模式的に示す、図1と同様の
図、(b)は(a)に示す画像形成装置を部分的に示す
部分斜視図である。なお、以下の説明において、その説
明する例より前に記載した例の画像形成装置と同じ構成
要素には同じ符号を付すことにより、その詳細な説明は
省略する。
【0033】この例の画像形成装置1は、基本的に図1
に示す前述の特許出願の画像形成装置1と同じ構成を備
えているが、図3に示すようにこの例の画像形成装置1
では、表面電位調整部材8が書込ヘッド3の書込電極3
bと転写ローラ6aの像担持体2の帯電体層2bとの接
触部との間に配置されている。この表面電位調整部材8
は像担持体2の帯電体層2bに接触して設けられてい
る。このとき、表面電位調整部材8は像担持体2に対し
て所定の周速比(例えば、)を持って回転するように設
定されている。
【0034】また、表面電位調整部材8には、直流電圧
(DC)に交流電圧(AC)を重畳した表面電位調整バ
イアス電圧が印加されており、これにより、表面電位調
整部材8は帯電体層2bの書込電極3bが接触する部位
での電圧を調整するようになっている。なお、表面電位
調整バイアス電圧は直流電圧のみでもよい。この表面電
位調整バイアス電圧の直流電圧は0Vを含む所定の電圧
に設定されている。その場合、直流電圧の値は像担持体
2に印加されている潜像形成バイアス電圧の値に設定す
ることが好ましく、図示例では像担持体2が接地されて
いて、この像担持体2には0Vの直流電圧が印加されて
いる。
【0035】更に、表面電位調整部材8はクリーニング
機能を有しており、これにより、表面電位調整部材8が
転写後の像担持体2上に残る残現像剤等の異物を除去す
るようにしている。この表面電位調整部材8としては、
例えば、導電性ファーブラシ、導電性ゴムローラ、ある
いは導電性磁気ブラシ等の回転可能な導電性ローラを用
いることができる。
【0036】更に、この例の画像形成装置1では、画像
形成開始後の電圧印加のタイミングが、像担持体2への
潜像形成バイアス電圧印加、書込電極3bへの書込電圧
印加、現像ローラ4aへの現像バイアス電圧印加、転写
ローラ6aへの転写バイアス電圧印加、表面電位調整部
材8への表面電位調整バイアス電圧印加のうち、最初に
表面電位調整部材8への電圧印加を行って像担持体2の
帯電体層2bの除電を行うように設定されている。
【0037】また、画像形成終了後の各印加電圧をオフ
するタイミングが、像担持体2への潜像形成バイアス電
圧印加、書込電極3bへの書込電圧印加、現像ローラ4
aへの現像バイアス電圧印加、転写ローラ6aへの転写
バイアス電圧印加、表面電位調整部材8への表面電位調
整バイアス電圧印加のうち、最後に表面電位調整部材8
への電圧印加を終了して、像担持体2の帯電体層2bの
除電を行うように設定されている。この例の画像形成装
置1の他の構成は、図1に示す前述の特許出願の画像形
成装置1と同じである。
【0038】このように構成されたこの例の画像形成装
置1においては、前述の図1に示す特許出願の画像形成
装置1の場合と同様に、像担持体2の帯電体層2bが一
様電荷状態にされた後、書込電圧が印加された書込電極
3bにより、主として、互いに面接触している像担持体
2と書込ヘッド部3の書込電極3bとの間の電荷移動
(以下、接触電荷移動ともいう)により、静電潜像が像
担持体2の帯電体層2b上に書き込まれる。そして、像
担持体2の帯電体層2b上の静電潜像が現像装置4の現
像ローラ4aによって搬送される現像剤で現像され、そ
の現像剤像が転写電圧が印加された転写ローラ6aで紙
や中間転写媒体等の紙5に転写される。
【0039】この例の画像形成装置1によれば、書込電
極3bと転写ローラ6aとの間で像担持体2の帯電体層
2bに接触して配設された表面電位調整部材8により、
書込電極3bが接触する帯電体層2bの部位での帯電体
層2bの電圧が調整される。これにより、転写ローラ6
aに転写電圧が印加されている状態で、紙5と次の紙5
との間等において転写ローラ6aが像担持体2の帯電体
層2bに接触して、転写ローラ6aから像担持体2の帯
電体層2bへの逆電荷注入が起きても、表面電位調整部
材8により書込電極3bが接触する部位での帯電体層2
bの電位が書込電極3bのICドライバ7の耐圧電圧を
超えないように調整される。
【0040】したがって、書込ヘッド部3の書込電極3
bやICドライバ7の破壊を防止できるとともにゴース
ト画像の発生を防止でき、更に潜像の書込時に像担持体
2と書込電極3bとの間での放電による電圧降下を抑制
できるので、静電潜像の乱れを防止できるようになる。
また、低温低湿(LL)の環境で転写を行う際に、転写
電圧を大きくしても、書込電極3bのICドライバ7の
破損を防止できる。
【0041】更に、書込電極3bが接触する部位での帯
電体層2bの電位をICドライバ7の耐圧電圧を超えな
いことから、書込電極3bと像担持体2とが接触したと
きに、放電開始電圧を超えた電位差をかからないように
することができるので、書込電極3bに印加されるオン
/オフ信号の周波数にかかわらず、書込電極3bに静電
気力による振動の発生を防止できる。これにより、書込
電極3bと像担持体2との接触を安定にすることがで
き、良好な潜像形成再現性を得ることができる。
【0042】更に、表面電位調整部材8に像担持体2に
対して所定の周速比を持たしているので、帯電体層2b
の電位調整を向上できる。特に、表面電位調整部材8が
導電性ファーブラシ、導電性ゴムローラ、または導電性
磁気ブラシからなる回転可能な導電性ローラで構成して
いるので、導電性ローラと像担持体2とが接触する機会
を多くすることができる。これにより、帯電体層2bの
電位調整をより一層向上させることができる。更に、導
電性ローラを像担持体2に弾性的に接触させるようにす
ることで、その接触性を向上させて、帯電体層2bの電
位調整を更に向上させることができる。
【0043】更に、表面電位調整部材にクリーニング機
能を持たせているので、転写後の像担持体2上に残る残
現像剤がこの表面電位調整部材8により除去できる。し
たがって、例えば像担持体2上に残現像剤が付着した状
態で、表面電位調整部材8と像担持体2との周速比が1
であると帯電体層2bの電位調整を十分に行えないおそ
れがある場合でも、像担持体2上の残現像剤を確実に除
去できる。これにより、帯電体層2bの電位調整を確実
に行うことができるとともに、書込電極3bへの現像剤
の付着を抑制できる。
【0044】更に、表面電位調整部材8に印加する表面
電位調整バイアス電圧を、像担持体2に印加する基準バ
イアス電圧(例えば、接地基準電圧)に設定された直流
電圧に適当な周波数の交流電圧を重畳した電圧に設定さ
れることで、転写後の像担持体2に残る負帯電された残
現像剤を効率よく回収できるようにしながら、像担持体
2の帯電体層2bの表面電位を基準バイアス電圧(例え
ば、接地基準電圧)に確実に調整できるようになる。
【0045】その場合、画像形成開始後の電圧印加のタ
イミングを、像担持体2への潜像形成バイアス電圧印
加、書込電極3bへの書込電圧印加、現像ローラ4aへ
の現像バイアス電圧印加、転写ローラ6aへの転写バイ
アス電圧印加、表面電位調整部材8への表面電位調整バ
イアス電圧印加のうち、最初に表面電位調整部材8への
電圧印加を行って、像担持体2の帯電体層2bの除電を
行うようにしているので、像担持体2の帯電体層2bの
表面電位を基準バイアス電圧(例えば、接地基準電圧)
に確実にできるようになる。
【0046】また、画像形成終了後の各印加電圧をオフ
するタイミングを、像担持体2への潜像形成バイアス電
圧印加、書込電極3bへの書込電圧印加、現像ローラ4
aへの現像バイアス電圧印加、転写ローラ6aへの転写
バイアス電圧印加、表面電位調整部材8への表面電位調
整バイアス電圧印加のうち、最後に表面電位調整部材8
への電圧印加を終了して、像担持体2の帯電体層2bの
除電を行うようにしているので、像担持体2の帯電体層
2bの表面電位を基準バイアス電圧(例えば、接地基準
電圧)に確実に調整できるようになる。
【0047】この例の画像形成装置1の他の作用効果
は、図1に示す前述の特許出願の画像形成装置1と同じ
である。
【0048】図4は、本発明に係る画像形成装置の実施
の形態の一例の基本構成を模式的に示す、図3(a)と
同様の図である。前述の図3に示す例では表面電位調整
部材8が回転可能な導電性ローラ等の回転可能な部材に
よって構成されるものとしているが、この例の画像形成
装置1では、図4に示すように表面電位調整部材8が図
示しないフレームに固定された板状によって構成されて
いる。この例の画像形成装置1の作用効果は、表面電位
調整部材8がフレームに固定されることを除いては、図
3に示す例の画像形成装置1と同じである。
【0049】図5は、図3に示す例の画像形成装置を用
いたフルカラーの画像形成装置1を模式的に示す図であ
る。図5に示すように、図3に示す例の画像形成装置1
のうち、書込ヘッド部3、現像装置4、像担持体2、お
よび表面電位調整部材8から像担持体ユニット9が構成
されており、この例の画像形成装置1は、この像担持体
ユニット9をイエロー、マゼンタ、シアン、およびブラ
ックの各色毎に設けてなる像担持体ユニット9Y,9M,9
C,9Kを備えたフルカラーの画像形成装置1として構成
されている。
【0050】各色の像担持体ユニット9Y,9M,9C,9K
は、それぞれ、イエローY、マゼンタM、シアンC、ブ
ラックKの各色毎の像担持体2Y,2M,2C,2K、書込電
極3bY,3bM,3bC,3bKを備えた書込ヘッド部3Y,
M,3C,3K、現像ローラ4a Y,4aM,4aC,4aK、お
よび表面電位調整部材8Y,8M,8C,8Kを備えている。
【0051】また、このフルカラーの画像形成装置1は
各色共通の中間転写媒体10および二次転写装置6を備
えている。そして、各像担持体ユニット9Y,9M,9C,9
Kが中間転写媒体10の回転方向(図5において、反時
計方向)の上流側からこれらの順にタンデムに配設され
ている。各色の画像形成装置の配設順は、どのような順
序にも設定することができる。
【0052】無端ベルト状の中間転写媒体10は駆動ロ
ーラ11と従動ローラ12に張架されており、図示しな
いモータで回転駆動される駆動ローラ11によって回転
されるようになっている。駆動ローラ11の位置で、中
間転写媒体10と二次転写ローラ6aとの間に紙5を挟
圧しながら通過させることで、この紙5に二次転写を行
うようになっている。
【0053】そして、この例のフルカラーの画像形成装
置1では、各表面電位調整部材8Y,8M,8C,8Kはそれ
ぞれ独立に制御されて、対応する色の像担持体2の帯電
体層2bY,2bM,2bC,2bKにおける書込電極3bY,
3bM,3bC,3bKが接触する部位の電位を調整するよ
うになっている。この例のフルカラーの画像形成装置1
の他の作用効果は、前述の図3に示す例と同じである。
【0054】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の画像形成装置によれば、書込電極と転写部材との間に
帯電体層に接触して配設され、0Vを含む所定の電圧が
印加されている表面電位調整部材により、書込電極が接
触する部位での像担持体の帯電体層の電圧を調整してい
るので、転写電圧が印加されている状態で、転写材と次
の転写材との間等において転写部材が像担持体に接触し
たり、あるいは中間転写媒体の非画像部が像担持体に接
触したりして、転写部材あるいは中間転写媒体から像担
持体の帯電体層への逆電荷注入が起きても、表面電位調
整部材により書込電極が接触する部位での帯電体層の電
位を、書込電極のICドライバの耐圧電圧を超えないよ
うに調整することができる。
【0055】したがって、書込ヘッド部の破壊を防止で
きるとともにゴースト画像の発生を阻止でき、更に潜像
の書込時に像担持体と書込電極との間での放電による電
圧降下をなくなして静電潜像の乱れを防止できるように
なる。また、低温低湿(LL)の環境で転写を行う際
に、転写電圧を大きくしても、書込電極のICドライバ
の破損を防止できる。
【0056】更に、書込電極が接触する部位での帯電体
層の電位がICドライバの耐圧電圧を超えないことで、
書込電極と像担持体とが接触したときに、放電開始電圧
を超えた電位差がかからないようにしているので、書込
電極に印加されるオン/オフ信号の周波数にかかわら
ず、書込電極に静電気力による振動の発生を防止でき
る。これにより、書込電極と像担持体との接触を安定さ
せることができ、良好な潜像形成再現性を得ることがで
きるようになる。
【0057】更に、表面電位調整部材に、像担持体に対
して周速比を持たせているので、帯電体層の電位調整を
向上できる。特に、表面電位調整部材を導電性ファーブ
ラシ、導電性ゴムローラ、または導電性磁気ブラシから
なる回転可能な導電性ローラで構成することで、導電性
ローラと像担持体との接触機会を多くできるので、帯電
体層の電位調整をより一層向上することができるように
なる。更に、導電性ローラを像担持体に弾性的に接触さ
せることで、その接触性を良好にできるので、帯電体層
の電位調整を更に向上することができる。
【0058】更に、表面電位調整部材にクリーニング機
能を持たせているので、転写後の像担持体上に残る残現
像剤をこの表面電位調整部材により除去することができ
る。したがって、このように像担持体上の残現像剤を除
去することで、帯電体層の電位調整を確実に行うことが
できるとともに、書込電極への現像剤の付着を抑制でき
る。
【0059】更に、表面電位調整部材に印加する電圧
を、像担持体に印加する基準バイアス電圧(例えば、接
地基準電圧)に設定された直流電圧に適当な周波数の交
流電圧を重畳した電圧に設定しているので、転写後の像
担持体に残る正極、負極のいずれかに帯電された残現像
剤を効率よく回収できるとともに、像担持体の帯電体層
の表面電位を基準バイアス電圧(例えば、接地基準電
圧)に確実に調整できるようになる。
【0060】その場合、画像形成開始後の電圧印加のタ
イミングを、像担持体への潜像形成バイアス電圧印加、
書込電極への書込電圧印加、現像担持体への現像バイア
ス電圧印加、転写部材への転写バイアス電圧印加、表面
電位調整部材への表面電位調整バイアス電圧印加のう
ち、最初に表面電位調整部材への電圧印加を行って、像
担持体の帯電体層の除電を行うようにしているので、像
担持体の帯電体層の表面電位を基準バイアス電圧(例え
ば、接地基準電圧)に確実にできるようになる。
【0061】また、画像形成終了後の各印加電圧をオフ
するタイミングを、像担持体への潜像形成バイアス電圧
印加、書込電極への書込電圧印加、現像担持体への現像
バイアス電圧印加、転写部材への転写バイアス電圧印
加、表面電位調整部材への表面電位調整バイアス電圧印
加のうち、最後に表面電位調整部材への電圧印加を終了
して、像担持体の帯電体層の除電を行うようにしている
ので、像担持体の帯電体層の表面電位を基準バイアス電
圧(例えば、接地基準電圧)に確実に調整できるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 特願2001−227630の特許出願に係
る画像形成装置の基本構成を模式的に示す図である。
【図2】 図1に示す画像形成装置の挙動を説明する図
である。
【図3】 本発明に係る画像形成装置の実施の形態の一
例を示し、(a)はこの例の画像形成装置の基本構成を
模式的に示す、図1と同様の図、(b)は(a)に示す
画像形成装置を部分的に示す部分斜視図である。
【図4】 本発明に係る画像形成装置の実施の形態の一
例の基本構成を模式的に示す、図3(a)と同様の図で
ある。
【図5】 図3に示す例の画像形成装置を組み合わせて
構成したフルカラー画像形成装置を模式的に示す図であ
る。
【符号の説明】
1…画像形成装置、2…像担持体、3…書込ヘッド部、
3a…基材、3b…書込電極、4…現像装置、4a…現
像剤担持体(現像ローラ)、5…転写材(紙等)、6…
二次転写装置、6a…二次転写ローラ、7…ICドライ
バ、8…表面電位調整装置、10…中間転写媒体
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/10 G03G 21/00 312 Fターム(参考) 2C162 AE12 AE21 AE31 AE44 AE61 AE92 AF64 AJ05 EA20 2H029 AA06 AB03 AB04 AD00 AD02 AD07 AE00 AE01 2H030 AA07 AB02 AC02 AD02 AD17 BB23 BB42 2H035 AA14 AA15 AA24 AB02 AZ11 2H134 GA20 GB02 HA03 HA05 HA09 HA13 HA14 HB03 HB16 HB17 HC02 HC12 KD05 KH01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体層の表面に静電潜像が形成される
    帯電体層を有してなる像担持体と、前記像担持体の前記
    帯電体層に接触して前記静電潜像を書き込む書込電極を
    有する書込ヘッド部と、前記像担持体上の前記静電潜像
    を現像剤で現像する現像装置と、前記像担持体の前記帯
    電体層に接触して、現像された前記像担持体上の現像剤
    像を転写材に転写する転写部材を有する転写装置と、前
    記書込電極と前記転写部材との間に前記帯電体層に接触
    しかつ0Vを含む所定の電圧が印加されて配設され、前
    記書込電極が接触する部位での前記帯電体層の電圧を調
    整する表面電位調整部材とを少なくとも備えていること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記表面電位調整部材は前記像担持体に
    対して所定の周速比を有することを特徴とする請求項1
    記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記表面電位調整部材はクリーニング機
    能を有することを特徴とする請求項1または2記載の画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記表面電位調整部材は回転可能な導電
    性ローラであることを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれか1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記導電性ローラは、導電性ファーブラ
    シ、導電性ゴムローラ、および導電性磁気ブラシのいず
    れか1つであることを特徴とする請求項4記載の画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 前記表面電位調整部材に印加される前記
    所定の電圧は、直流電圧に交流電圧が重畳された電圧で
    あることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1記
    載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記直流電圧の値は前記像担持体に印加
    されるバイアス電圧の値に設定されていることを特徴と
    する請求項6記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記像担持体への電圧印加、前記書込電
    極への電圧印加、前記現像担持体への電圧印加、前記転
    写部材への電圧印加、前記表面電位調整部材への電圧印
    加のうち、画像形成開始後の電圧印加のタイミングは、
    最初に前記表面電位調整部材への電圧印加を行って、前
    記像担持体の除電を行うように設定されていることを特
    徴とする請求項1ないし7のいずれか1記載の画像形成
    装置。
  9. 【請求項9】 前記像担持体への電圧印加、前記書込電
    極への電圧印加、前記現像担持体への電圧印加、前記転
    写部材への電圧印加、前記表面電位調整部材への電圧印
    加のうち、画像形成終了後の電圧オフのタイミングは、
    最後に前記表面電位調整部材への電圧印加を終了して、
    前記像担持体の除電を行うように設定されていることを
    特徴とする請求項1ないし7のいずれか1記載の画像形
    成装置。
  10. 【請求項10】前記書込ヘッド部、前記現像装置、前記
    像担持体、および前記表面電位調整部材からなる像担持
    体ユニットが、イエロー、マゼンタ、シアン、およびブ
    ラックの各色毎に設けられており、 これらの各色の像担持体ユニットは、それぞれ、それら
    の前記像担持体が中間転写媒体に接触しかつ前記中間転
    写媒体の移動方向に沿って順次配設されていることを特
    徴とする請求項1ないし9のいずれか1記載の画像形成
    装置。
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