JP2003098389A - 光通信デバイス - Google Patents

光通信デバイス

Info

Publication number
JP2003098389A
JP2003098389A JP2001287508A JP2001287508A JP2003098389A JP 2003098389 A JP2003098389 A JP 2003098389A JP 2001287508 A JP2001287508 A JP 2001287508A JP 2001287508 A JP2001287508 A JP 2001287508A JP 2003098389 A JP2003098389 A JP 2003098389A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
housing
chip
communication device
optical fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001287508A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Kobayashi
雅彦 小林
Kazuhiro Komatsuzaki
和宏 小松崎
Kenji Mizobuchi
憲司 溝淵
Ryuta Takahashi
龍太 高橋
Kenichi Tamura
健一 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP2001287508A priority Critical patent/JP2003098389A/ja
Publication of JP2003098389A publication Critical patent/JP2003098389A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数チャンネルの通信ができる小型化された
光通信デバイスを提供する。 【解決手段】 複数の光素子27とICチップ25,1
34とを収容するハウジング1内に多芯フラット光ファ
イバ2の一端を挿入し、ハウジング1内の上部には多芯
フラット光ファイバ2に臨ませた光素子27及びその光
素子27に直接接続されるICチップ25を実装した光
学系基板131を配置し、ハウジング1内の下部には光
素子27に直接接続されないICチップ134を実装し
た電気系基板132を配置し、この電気系基板132と
光学系基板131との間をフレキシブル基板133で連
絡させた。同じ底面積が2倍に利用でき、小型化が達成
される。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ、光素
子、電気素子を複合してなる光通信デバイスに係り、特
に、複数チャンネルの通信ができる小型化された光通信
デバイスに関するものである。 【0002】 【従来の技術】光通信においては、光ファイバ伝送路に
おける光信号と通信処理装置における電気信号とを相互
に変換する光送信器及び光受信器が必要になる。光送信
器と光受信器とを一体に構成したものを光トランシーバ
と呼ぶ。ここでは、光送信器、光受信器、光トランシー
バを総称して光通信デバイスと呼ぶことにする。 【0003】一般に、光トランシーバは、図8に示され
るように、電気信号により発光モジュールを駆動して光
信号を出力する1つの送信部101と、光信号を受光モ
ジュールで電気信号に変換して増幅する1つの受信部1
02とを一体化したものである。 【0004】光トランシーバは、通信処理を行う回路基
板に部品として搭載される。さらに、その回路基板が通
信処理装置の筐体に収容される。 【0005】従来の光トランシーバは、図9(a)に示
されるように、単体の光素子111をパッケージ112
に収容しそのパッケージ112にリード113を取り付
けて光素子モジュール118を構成し、その光素子モジ
ュール118を図9(b)に示されるように、光トラン
シーバ内の基板119に取り付けた形態で利用されてい
る。114は光素子に集光するレンズ、115は光素子
を固定するマウントベース、116は光素子をリードに
繋ぐワイヤボンディングである。パッケージ112に挿
入された光ファイバ117は光ファイバ一体型の場合を
示している。また、109は光トランシーバ基板の配線
パターン、108は電気信号を処理するICモジュール
である。ICモジュール108の中には、図9(c)に
示されるように、ICチップ107が収容され、そのI
Cチップ107はワイヤボンディング106を介してリ
ード105に接続されている。 【0006】また、光素子モジュール118に伝送路の
光ファイバを結合させるために、図10に示されるよう
に、光トランシーバ121のハウジング122には光フ
ァイバのコネクタを差し込むレセプタクル123が形成
される。このような形態の光トランシーバ121をレセ
プタクル型という。このレセプタクル123の端面が回
路基板の端部に位置するように光トランシーバ121を
回路基板に配置、実装し、さらに、レセプタクル123
の端面が通信処理装置の筐体の正面パネルから開口する
ように回路基板を配置することになる。ただし、レセプ
タクルを用いず、光素子モジュールに直接結合させた光
ファイバ117を光トランシーバから伸ばし出し、その
光ファイバ117にコネクタを取り付けるようにしたピ
ッグテイル型も実現可能である。 【0007】光トランシーバ121を回路基板に電気的
に接続かつ機械的に固定する方法としては、光トランシ
ーバ121のハウジング122から出したリード124
を回路基板に半田付けする方法がある。また、ピッグテ
イル型の場合、光トランシーバのハウジングと相手の回
路基板とに雌雄のコネクタを実装しておき、このコネク
タを嵌合させる方法でもよい。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】従来の光トランシーバ
は、送信部及び受信部を1つずつしか持たない。従っ
て、多チャンネルの通信を処理するためには、多数の光
トランシーバを使用することになる。多数の光トランシ
ーバをスペースの限られた通信処理装置に収容するには
光トランシーバを小型化する必要がある。しかし、従来
技術では光トランシーバの小型化には限界があった。 【0009】例えば、レセプタクル型の端面は2本のコ
ネクタを差し込む必要から幅約13mmとするのが現在
の最小限界であり、これによって光トランシーバを回路
基板の端部に並べる個数が制限されてしまう。仮に、コ
ネクタの小型化技術によってレセプタクルが現在より小
型化されたとしても、ピッグテイル型に近付くほどの大
幅な幅の縮小は望めない。また、ピッグテイル型を採用
したとしても、光素子モジュールの実装密度に限界があ
るので、光トランシーバはあまり小さくできず、光トラ
ンシーバを並べる個数が制限されてしまう。 【0010】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、複数チャンネルの通信ができる小型化された光通信
デバイスを提供することにある。 【0011】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、複数の光素子とICチップとを収容するハ
ウジング内に多芯フラット光ファイバの一端を挿入し、
ハウジング内の上部には前記多芯フラット光ファイバに
臨ませた光素子及びその光素子に直接接続されるICチ
ップを実装した光学系基板を配置し、ハウジング内の下
部には前記光素子に直接接続されないICチップを実装
した電気系基板を配置し、この電気系基板と前記光学系
基板との間をフレキシブル基板で連絡させたものであ
る。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて詳述する。 【0013】図1に示されるように、本発明に係る光通
信デバイスは、複数の光素子及びICチップを収容した
ハウジング1内に多芯フラット光ファイバ(テープファ
イバとも言う)2の一端を挿入し、この多芯フラット光
ファイバ2の反対端に多芯一括光コネクタ3を取り付け
たピッグテイル型の光通信デバイスである。ハウジング
1内では多芯フラット光ファイバ2の各芯の光ファイバ
に臨ませて各光素子が配置されている。 【0014】ここでは、多芯フラット光ファイバ2に
は、シングルモードファイバφ0.25mm×8本を
0.25mmピッチで平行に並べた8芯フラット光ファ
イバを使用している。この8芯フラット光ファイバ2の
一端がハウジング1内に挿入され、ハウジング1内に固
定されている。8芯フラット光ファイバ2の反対端には
8芯一括光コネクタ3が取り付けられている。 【0015】ハウジング1は、金属製(アルミ)で略直
方体状に形成されている。このハウジング1の多芯フラ
ット光ファイバ挿入端の反対端には、光通信デバイスを
ホスト回路基板から取り外すときに傾倒させるリリース
部材4が設けられている。 【0016】ハウジング1の内部には底部に臨ませて接
続用コネクタ5が収容されている。この接続用コネクタ
5は、ICチップからの信号をハウジング外のホスト回
路基板6へ取り出すと共に、光通信デバイスをホスト回
路基板6に固定するためのもので、接続用コネクタ5が
雌であればホスト回路基板6上の相手側コネクタ7が雄
である。接続用コネクタ5と相手側コネクタ7との雌雄
は逆でもよい。 【0017】図2に示されるように、本発明に係る光通
信デバイスは、略直方体状に形成されたハウジング1内
の上部に光学系基板131を配置し、ハウジング1内の
下部に電気系基板132を配置し、この電気系基板13
2と光学系基板131との間を曲線的に曲げたフレキシ
ブル基板133で連絡したものである。光学系基板13
1は、多芯フラット光ファイバ2に臨ませた光素子27
及びその光素子27に直接接続されるICチップ25を
実装したものである。電気系基板132は、光素子27
に直接接続されないICチップ134を実装したもので
ある。フレキシブル基板133と各基板131,132
との連絡は、基板131,132に実装したフレキシブ
ル基板接続用コネクタにフレキシブル基板133のエッ
ジを挿入してもよいし、フレキシブル基板133上に各
基板131,132を実装してもよい。なお、ハウジン
グ1の表面に多数の凹凸(図示せず)を形成して放熱を
図るとよい。 【0018】光学系基板131には、表面に配線パター
ンが形成されていると共に光素子用基板(シリコン基
板)24とICチップ25とが搭載されている。また、
電気系基板132には、表面に配線パターンが形成され
ていると共に1乃至複数のICチップ134が搭載され
ている。電気系基板132の裏面に接続用コネクタ5が
取り付けられている。 【0019】ハウジング1の底面には相手側コネクタ7
を挿入する入口26が形成されている。接続用コネクタ
5の下端が入口26とほぼ同じ高さに位置することによ
り、接続用コネクタ5を相手側コネクタ7に嵌合させた
とき、ハウジング1の底面がホスト回路基板6にほぼ接
することになる。 【0020】光素子用基板24上には複数の光素子27
が一直線上に並べて搭載されている。これら光素子27
とICチップ25とがワイヤボンディング28で接続さ
れている。また、光素子用基板24上に多芯フラット光
ファイバ2の先端が載せて固定されている。 【0021】ハウジング1内上部には、多芯フラット光
ファイバ2の挿入端に臨ませて光素子27が配置され、
これら光素子27の背後側にICチップ25が配置さ
れ、さらにそのICチップ25の後方にフレキシブル基
板133が配置されていることになる。 【0022】図3に示されるように、本発明に係る光通
信デバイスの内部では、光素子用基板24に、8個の光
素子27が実装可能な最小ピッチ0.5mmで一列に並
べられている(この図では簡略化して3個だけ示し
た)。この光素子用基板24には、予め光素子27の配
列ピッチと同じピッチ0.5mmでV溝31が形成され
ている。各V溝31に沿わせて1本ずつ光ファイバ32
が載せてあり、各々の光ファイバ32が接着により光素
子用基板24に固定されている。 【0023】各光素子27とICチップ25の各端子と
がワイヤボンディング28で接続されている。また、光
学系基板131の表面には予め配線パターン33が形成
されており、この配線パターン33はフレキシブル基板
133を介して電気系基板132のICチップ134に
繋がっている。そして、ICチップ25の各端子と各配
線パターン33とがワイヤボンディング34で接続され
ている。 【0024】尚、これまで光素子27を発光素子とも受
光素子とも限定しなかったが、8個の光素子27を全て
発光素子とし、ICチップ25を8回路ドライバとする
ことにより、この光通信デバイスは8チャンネル用光送
信器となり、8個の光素子27を全て受光素子とし、I
Cチップ25を8回路増幅器とすることにより、この光
通信デバイスは8チャンネル用光受信器となる。また、
発光素子と受光素子とを複合して使用し、ドライバのI
Cチップと増幅器のICチップとを搭載することによ
り、4チャンネル送受信を行う光トランシーバを形成し
てもよい。 【0025】また、チャンネル数を8としたのは、通信
処理装置を構成するコンピュータが8を単位とする慣例
に合わせたものであり、他の数であってもよいことは言
うまでもない。 【0026】図1〜図3に示した本発明の光通信デバイ
スは、ピッグテイル型とし、単体の光素子27やICチ
ップ25を使用したので、1回路当たりの占有スペース
が小さくできる。また、各芯の光ファイバ32に臨ませ
て光素子27を配置すると共にその光素子27の背後側
にICチップ25を配置したので、幅の狭い光通信デバ
イスが形成され、ホスト回路基板6上への密集配置が可
能となる。また、光素子27からICチップ25までワ
イヤボンディング28で接続したので、接合箇所が少な
く信頼性が高くなると共に、光通信デバイス内での伝送
距離が短くなり、外部に対してはもとより、光通信デバ
イス内部相互間でも不要輻射が出にくく、受けにくくな
る。さらに、本発明では、光通信デバイス内部の基板を
光学系基板131と電気系基板132とに分割形成して
フレキシブル基板133で繋いで2つ折にして配置した
ので、同じ底面積が2倍に利用でき、より小型化が達成
される。 【0027】この結果、従来の1チャンネル送受信を行
うレセプタクル型光トランシーバとほぼ同サイズ(端面
幅約13mm)で、8チャンネルの光送信器又は光受信
器或いは4チャンネル送受信を行う光トランシーバを実
現できる。 【0028】次に、光素子の配置について説明する。 【0029】図4(a)に示した配置では、光素子用基
板24に各々単体の光素子27が8個一列に等間隔で並
べてある。8芯フラット光ファイバ2の各芯を構成する
光ファイバ32が光素子27と同じピッチで並べてあ
り、各光素子27と一対一で光結合されている。 【0030】図4(b)に示した配置では、2個に分割
された光素子用基板41,41に、4個の光素子を一列
に並べて一体化した4素子アレイ42が各々搭載されて
いる。このように、4素子アレイ42を2個並べること
によって、光素子が8個一列に並べてある。 【0031】8素子アレイ等の多数素子の複合体を用い
ると、マウント工数が節減できるが、素子1つが不良で
もアレイを交換しなければならないので、歩留まりが悪
い。一方、単体の光素子27を複数用いると、不良のと
きはその光素子27のみ交換すればよいので、歩留まり
が向上するが、単体の光素子27を一つ一つ位置合わせ
してマウントするのは工数がかかる。4素子アレイ42
等の小数素子の複合体を用いると、そのうちの1個の素
子が不良となる確率が多数素子複合体よりも低いため、
あまり歩留まりが落ちることなく、しかも、マウント工
数が節減されるので、総合的にはコスト削減を図ること
ができる。尚、単体の光素子27を使用した図4(a)
の形態と4素子アレイ42を使用した図4(b)の形態
とのいずれがコスト的に優れているかは、各部品の単価
や歩留まり率、マウント工数及び単価などの数量を比較
して判断することになる。 【0032】本発明の光通信デバイスの回路図は、図5
(a)又は図5(b)のようになる。図5(a)に示し
た回路では、8個の光素子27が全て発光素子、例え
ば、LD(レーザダイオード)51であり、ICチップ
25は8回路の駆動回路アレイ52である。これによ
り、8チャンネルの光送信器が実現される。 【0033】図5(b)に示した回路では、8個の光素
子27が全て受光素子、例えば、PD(フォトダイオー
ド)53であり、ICチップ25は8回路の増幅回路ア
レイ54である。これにより、8チャンネルの光受信器
が実現される。 【0034】図5(a)や図5(b)の光通信デバイス
は、光素子や回路の機能が統一されているので、必要な
複数の回路を1つのICチップ25で実現することがで
きる。これにより、ハウジング内に収容する部品点数が
削減され、小型化及びコスト削減につながる。 【0035】ICチップ25からフレキシブル基板13
3を介して電気系基板132に信号を送受する伝送線、
或いはICチップ134接続用コネクタ5を介して光ホ
スト回路基板6に信号を送受する伝送線は、1信号につ
いて2本配線されている。そして、一方の伝送線の信号
論理を他方の伝送線の信号論理と反転させて伝送するよ
うになっている。図6(a)には光送信器の例を示し
た。 【0036】図示のように、フレキシブル基板133上
の隣接する2つのコネクタ端子61,62より信号「デ
ータ」と信号「データバー」とが1つの駆動回路63の
ために入力される。配線パターンの形状は図示しない
が、この信号「データ」の配線パターンと信号「データ
バー」の配線パターンとは、互いに近接かつ隣接し、好
ましくは平行に設けてある。駆動回路63は、信号「デ
ータ」が0、信号「データバー」が1のときのみLD5
1を発光させ、それ以外の論理ではLD51を発光させ
ない。電気系基板132からの信号「データ」及び「デ
ータバー」は、図6(b)のように常に逆の論理であ
る。 【0037】図示しない光受信器の場合は、PD出力が
増幅回路に入力され、増幅回路から正逆論理の信号「デ
ータ」「データバー」が出力される。そして、この信号
「データ」の配線パターンと信号「データバー」の配線
パターンとは、互いに近接かつ隣接し、好ましくは平行
に設けられ、フレキシブル基板133上の隣接する2つ
のコネクタ端子に繋がる。 【0038】このように、信号伝送線を1信号について
2本配線し、論理を互いに反転させて伝送するので、両
線からの輻射ノイズは、一方が正なら他方が負となり、
少し離れた輻射空間においては互いに相殺される。これ
により、他の信号伝送線とのクロストークが解消され
る。 【0039】次に、本発明の光通信デバイスを通信処理
装置に利用する形態を説明する。 【0040】図7(a)に示されるように、ホスト回路
基板6は、片端にバックボードコネクタ71を有するス
ロット差し込み式の基板である。このホスト回路基板6
には複数の相手側コネクタ7が実装されており、それぞ
れの相手側コネクタ7に光通信デバイス72を装着する
ことができる。図に示した光通信デバイス72の配置形
態は、互いにハウジング1の長手方向を平行にし、ホス
ト回路基板6の自由端寄りに一列ないし複数列に並べた
ものである。ハウジング1は多芯フラット光ファイバ2
の挿入端がバックボードコネクタ71に向けてあり、こ
れより延出された多芯フラット光ファイバ2の反対端の
多芯一括光コネクタ3はバックボードコネクタ71に挿
入されている。バックボードコネクタ71と光通信デバ
イス72との間には通信処理回路が搭載されている。 【0041】各光通信デバイス72は、これまで説明し
た8チャンネル光送信器又は光受信器であり、従来の1
チャンネル光トランシーバとほぼ同一サイズなので、ホ
スト回路基板6が同一面積であれば従来に比べて4倍の
チャンネルを載せることができる。 【0042】図7(b)に示されるように、通信処理装
置73は、複数の基板を差し込むことのできる多段スロ
ット74を有し、複数のホスト回路基板6を装着するこ
とができる。勿論、1枚のホスト回路基板6からなる通
信処理装置を構成してもよい。この通信処理装置73の
裏側より図示しない他の通信処理装置への光ファイバケ
ーブル75を配線する。これにより、他の通信処理装置
との間で多チャンネル光通信が可能となる。 【0043】図7(c)は、バックボードコネクタ71
に対する1つの光通信デバイス72からの多芯フラット
光ファイバ2と、通信処理装置73の裏側より配線する
光ファイバケーブル75との接続関係の一例を示したも
のである。多芯フラット光ファイバ2には、第一チャン
ネルch1から第NチャンネルchNまでの光伝送路が
含まれている。これに対し、光ファイバケーブル75
は、各チャンネルがそれぞれ独立しており、複数の通信
相手76へと配線されている。このように、1つの光通
信デバイス72における各チャンネルは、1つ1つ独立
して任意の通信処理装置に配線することができる。従っ
て、通信相手76となる各通信処理装置において必要な
チャンネル数がまちまちである場合に、任意の光通信デ
バイス72の任意のチャンネルを通信相手76となる任
意の通信処理装置に割り当てることが可能となる。これ
により、例えば、LANのホスト装置に対して多数の端
末や中継装置や他のホスト装置からの光ファイバケーブ
ルを配線することが容易になる。 【0044】 【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。 【0045】(1)多芯フラット光ファイバを挿入した
ピッグテイル型とし、ハウジング内の上部に主として光
素子を実装した光学系基板を配置し、ハウジング内の下
部にはIC部品を実装した電気系基板を配置したので、
幅方向の集積度が高まるだけでなく、同じ底面積が2倍
に利用でき、光通信デバイスの小型化が達成される。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態を示す光通信デバイスの外
観図である。 【図2】本発明の一実施形態を示す光通信デバイスの断
面図である。 【図3】本発明の一実施形態を示す光通信デバイスの内
部構造図である。 【図4】本発明の実施形態を示す光素子の配置図であ
る。 【図5】本発明の実施形態を示す光通信デバイスの回路
図である。 【図6】本発明の一実施形態を示す光通信デバイスにお
ける、(a)1チャンネル分の回路図、(b)信号波形
図である。 【図7】本発明の一実施形態を示す通信処理装置におけ
る、(a)ホスト回路基板の構成図、(b)ホスト回路
基板の取り付け図、(c)チャンネル分配図である。 【図8】従来の光トランシーバの回路図である。 【図9】従来の光トランシーバにおける、(a)光素子
モジュールの内部構造図、(b)光トランシーバ基板の
実体配置図、(c)ICモジュールの内部構造図であ
る。 【図10】従来の光トランシーバの外観図である。 【符号の説明】 1 ハウジング 2 多芯フラット光ファイバ 5 接続用コネクタ 6 ホスト回路基板 7 相手側コネクタ 24 光素子用基板 25 ICチップ 27 光素子 32 光ファイバ 131 光学系基板 132 電気系基板 133 フレキシブル基板 134 ICチップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 溝淵 憲司 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社オプトロシステム研究所内 (72)発明者 高橋 龍太 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社オプトロシステム研究所内 (72)発明者 田村 健一 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社オプトロシステム研究所内 Fターム(参考) 2H037 AA01 BA01 BA11 BA35 CA04 DA03 DA04 DA06

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数の光素子とICチップとを収容する
    ハウジング内に多芯フラット光ファイバの一端を挿入
    し、ハウジング内の上部には前記多芯フラット光ファイ
    バに臨ませた光素子及びその光素子に直接接続されるI
    Cチップを実装した光学系基板を配置し、ハウジング内
    の下部には前記光素子に直接接続されないICチップを
    実装した電気系基板を配置し、この電気系基板と前記光
    学系基板との間をフレキシブル基板で連絡させたことを
    特徴とする光通信デバイス。
JP2001287508A 2001-09-20 2001-09-20 光通信デバイス Pending JP2003098389A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001287508A JP2003098389A (ja) 2001-09-20 2001-09-20 光通信デバイス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001287508A JP2003098389A (ja) 2001-09-20 2001-09-20 光通信デバイス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003098389A true JP2003098389A (ja) 2003-04-03

Family

ID=19110309

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001287508A Pending JP2003098389A (ja) 2001-09-20 2001-09-20 光通信デバイス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003098389A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008009334A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Hamamatsu Photonics Kk 光配線モジュール
JP2008158000A (ja) * 2006-12-20 2008-07-10 Omron Corp 光電変換モジュール、レセプタ、および、電子機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008009334A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Hamamatsu Photonics Kk 光配線モジュール
JP2008158000A (ja) * 2006-12-20 2008-07-10 Omron Corp 光電変換モジュール、レセプタ、および、電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0535473B1 (en) Optoelectronic assembly with alignment member
US8950954B2 (en) Side-edge mountable parallel optical communications module, an optical communications system that incorporates the module, and a method
US8285087B2 (en) Optical interconnection system using optical printed circuit board having one-unit optical waveguide integrated therein
JP4238187B2 (ja) 光電気複合型コネクタ及びそれを用いた基板
TW201723552A (zh) 多通道並行光收發模組
US20140071632A1 (en) Semiconductor device, communication device, and semiconductor package
JP2005315902A (ja) 光コネクタ
JP2004200399A (ja) 光モジュール及びその製造方法
JP2011107201A (ja) 光モジュール
JP3818107B2 (ja) 光通信デバイスの製造方法
JP2009038056A (ja) 光送受信サブアセンブリ、及び光送受信モジュール
US6492698B2 (en) Flexible circuit with two stiffeners for optical module packaging
US8292519B2 (en) Optical module
TWM457971U (zh) 光電轉換系統
JP2003098389A (ja) 光通信デバイス
JP3784283B2 (ja) 光伝送装置
JP3867535B2 (ja) 基板装着用デバイス
JP2003098392A (ja) 光通信デバイス
JP2003098395A (ja) 光通信デバイス
JP3617116B2 (ja) 2次元アレイ型光素子モジュール
JP3899878B2 (ja) 基板装着用デバイス
JP2005037722A (ja) 多ポート用光送受信モジュール
CN219936149U (zh) 光模块
KR101419503B1 (ko) 전자기기의 외부기기와의 인터페이싱을 위한 광모듈 일체형 능동 광전 커넥터 유니트
EP1284094B1 (en) Electrically connecting integrated circuits and transducers