JP2003097894A - 蓄熱ユニットおよびその製造方法 - Google Patents

蓄熱ユニットおよびその製造方法

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JP2003097894A JP2001291050A JP2001291050A JP2003097894A JP 2003097894 A JP2003097894 A JP 2003097894A JP 2001291050 A JP2001291050 A JP 2001291050A JP 2001291050 A JP2001291050 A JP 2001291050A JP 2003097894 A JP2003097894 A JP 2003097894A
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Tomohide Kudo
知英 工藤
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/14Thermal energy storage

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を低減でき、しかも製造が容易とな
って製造コストを低減することができる上、蓄熱容量を
多く確保できて高性能化が図れる蓄熱ユニットおよびそ
の製造方法の提供。 【解決手段】 主部材12のハウジング16と、熱量を
有する流体を流動させる流体流路19をハウジング16
よりも内側に形成する流体流路形成部20と、蓄熱材2
1が充填される蓄熱材充填空間22をハウジング16よ
りも内側に流体流路19に隣接して形成する蓄熱材充填
空間形成部23とを一体に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃熱回収に適した
蓄熱ユニットおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、内燃機関においては、駆動時に
多くの廃熱を発生させる一方で、起動時には熱量を付与
することで起動が円滑になることから、駆動時の廃熱を
蓄熱して起動時のウォームアップに使用するように蓄熱
ユニットが設けられたものがある。
【0003】従来の蓄熱ユニットに関するものとして、
例えば、特公平5−4244号公報に開示されたものが
ある。この蓄熱ユニットは、内箱とこの内箱の外側を覆
う断熱材とこの断熱材の外側を覆う外箱とを有し、中心
部分の一側に流体を導入させるための入口部が設けられ
るとともに中心部分の他側に流体を排出させるための出
口部が設けられた箱体と、包体内に蓄熱材を封入してな
るとともに箱体内に配置される蓄熱体と、この蓄熱体が
巻き付けられる心材とを有している。そして、蓄熱体は
複数のスペーサを介在させつつ心材に渦状に巻きつけら
れることによって、熱交換される流体を流す流体流路と
なる隙間を形成するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の蓄熱ユニットで
は、包体に蓄熱材を封入して蓄熱体を形成するととも
に、この蓄熱体をスペーサを介することで流体流路とな
る隙間を形成しつつ心材に渦状に巻きつけるようになっ
ており、部品点数が多く、しかも製造が煩雑であること
から製造コストが増大してしまうという問題があった。
【0005】また、蓄熱体をスペーサを介することで流
体流路となる隙間を形成しつつ心材に渦状に巻きつける
ため、心材が必ず必要であり、この心材の分、蓄熱容量
が少なくなってしまうという問題もあった。
【0006】したがって、本発明は、部品点数を低減で
き、しかも製造が容易となって製造コストを低減するこ
とができる上、蓄熱容量を多く確保できて高性能化が図
れる蓄熱ユニットおよびその製造方法の提供を目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の蓄熱ユニットは、軸心方向
の前後端に開口を備える軸心と垂直な断面が同一である
ハウジング(例えば実施の形態におけるハウジング1
6)と、熱量を有する流体を流動させる流体流路(例え
ば実施の形態における流体流路19)を前記ハウジング
よりも内側に形成する流体流路形成部(例えば実施の形
態における流体流路形成部20)と、蓄熱材(例えば実
施の形態における蓄熱材21)が充填される蓄熱材充填
空間(例えば実施の形態における蓄熱材充填空間22)
を前記ハウジングよりも内側に前記流体流路に隣接して
形成する蓄熱材充填空間形成部(例えば実施の形態にお
ける蓄熱材充填空間形成部23)とを備えた主部材(例
えば実施の形態における主部材12)と、該主部材の前
後端に配置される一対の蓋部材(例えば実施の形態にお
ける蓋部材13,14)とを有し、前記主部材の前記ハ
ウジング、前記流体流路形成部および前記蓄熱材充填空
間形成部を一体に形成してなることを特徴としている。
【0008】このように、主部材のハウジングと、熱量
を有する流体を流動させる流体流路をハウジングよりも
内側に形成する流体流路形成部と、蓄熱材が充填される
蓄熱材充填空間をハウジングよりも内側に流体流路に隣
接して形成する蓄熱材充填空間形成部とを一体に形成し
てなるため、その後、蓄熱材充填空間に蓄熱材を充填さ
せればよく、包体に蓄熱材を封入して蓄熱体を形成する
とともにこの蓄熱体をスペーサを介することで流体流路
となる隙間を形成しつつ心材に渦状に巻きつけるものに
比して、部品点数が減るとともに、製造が容易となる。
しかも、主部材のハウジング、流体流路形成部および蓄
熱材充填空間形成部を一体に形成してなるため、心材が
不要となり、その分、流体流路および蓄熱部を大きくす
ることができる。
【0009】本発明の請求項2記載の蓄熱ユニットは、
軸心方向の前後端に開口を備える軸心と垂直な断面が同
一であるハウジング(例えば実施の形態におけるハウジ
ング16)と、熱量の放熱を防ぐため断熱材(例えば実
施の形態における断熱材30)が配置されまたは空間と
される断熱空間(例えば実施の形態における断熱空間1
7)を前記ハウジングよりも内側に形成する断熱空間形
成部(例えば実施の形態における断熱空間形成部18)
と、熱量を有する流体を流動させる流体流路(例えば実
施の形態における流体流路19)を前記断熱空間よりも
内側に形成する流体流路形成部(例えば実施の形態にお
ける流体流路形成部20)と、蓄熱材(例えば実施の形
態における蓄熱材21)が充填される蓄熱材充填空間
(例えば実施の形態における蓄熱材充填空間22)を前
記断熱空間よりも内側に前記流体流路に隣接して形成す
る蓄熱材充填空間形成部(例えば実施の形態における蓄
熱材充填空間形成部23)とを備えた主部材(例えば実
施の形態における主部材12)と、該主部材の前後端に
配置される一対の蓋部材(例えば実施の形態における蓋
部材13,14)とを有し、前記主部材の前記ハウジン
グ、前記断熱空間形成部、前記流体流路形成部および前
記蓄熱材充填空間形成部を一体に形成してなることを特
徴としている。
【0010】このように、主部材のハウジングと、熱量
の放熱を防ぐため断熱材が配置されまたは空間とされる
断熱空間をハウジングよりも内側に形成する断熱空間形
成部と、熱量を有する流体を流動させる流体流路を断熱
空間よりも内側に形成する流体流路形成部と、蓄熱材が
充填される蓄熱材充填空間を断熱空間よりも内側に流体
流路に隣接して形成する蓄熱材充填空間形成部とを一体
に形成してなるため、その後、蓄熱材充填空間に蓄熱材
を充填させればよく、包体に蓄熱材を封入して蓄熱体を
形成するとともにこの蓄熱体をスペーサを介することで
流体流路となる隙間を形成しつつ心材に渦状に巻きつけ
るものに比して、部品点数が減るとともに、製造が容易
となる。しかも、主部材のハウジング、断熱空間形成
部、流体流路形成部および蓄熱材充填空間形成部を一体
に形成してなるため、心材が不要となり、その分、流体
流路および蓄熱部を大きくすることができる。
【0011】本発明の請求項3記載の蓄熱ユニットは、
請求項1または2記載のものに関して、前記流体流路形
成部および前記蓄熱材充填空間形成部は軸線の周囲を周
回する形状をなしていることを特徴としている。
【0012】このように、流体流路形成部および蓄熱材
充填空間形成部が軸線の周囲を周回する形状をなしてお
り、複雑な形状をなしているため、これらを含んだ主部
材を一体に形成することによる製造容易の効果が著し
い。
【0013】本発明の請求項4記載の蓄熱ユニットは、
請求項3記載のものに関して、前記流体流路形成部に
は、前記蓋部材に形成された流体を導入させる入口部
(例えば実施の形態における入口部36)および流体を
排出させる出口部(例えば実施の形態における出口部3
7)のうちのいずれか一方に連通する連通口(例えば実
施の形態における連通口32)が内端部に形成されてお
り、前記入口部および前記出口部のうちのいずれか他方
に連通する連通口(例えば実施の形態における連通口3
1)が外端部に形成されていることを特徴としている。
【0014】このように、流体流路形成部には、入口部
および出口部のうちのいずれか一方に連通する連通口が
内端部に形成されており、入口部および出口部のうちの
いずれか他方に連通する連通口が外端部に形成されてい
るため、入口部から導入された流体が流体流路の全長に
わたり移動して出口部から出ることになり、流れが分岐
せず、蓄熱材から効率的に熱量を受けることができる。
【0015】本発明の請求項5記載の蓄熱ユニットの製
造方法は、軸心方向の前後端に開口を備える軸心と垂直
な断面が同一であるハウジング(例えば実施の形態にお
けるハウジング16)と、熱量を有する流体を流動させ
る流体流路(例えば実施の形態における流体流路19)
を前記ハウジングよりも内側に形成する流体流路形成部
(例えば実施の形態における流体流路形成部20)と、
蓄熱材(例えば実施の形態における蓄熱材21)が充填
される蓄熱材充填空間(例えば実施の形態における蓄熱
材充填空間22)を前記ハウジングよりも内側に前記流
体流路に隣接して形成する蓄熱材充填空間形成部(例え
ば実施の形態における蓄熱材充填空間形成部23)とを
備えた主部材(例えば実施の形態における主部材12)
と、該主部材の前後端に配置される一対の蓋部材(例え
ば実施の形態における蓋部材13,14)とを有する蓄
熱ユニットの製造方法であって、前記主部材の前記ハウ
ジング、前記流体流路形成部および前記蓄熱材充填空間
形成部を一体に形成することを特徴としている。
【0016】このように、主部材のハウジングと、熱量
を有する流体を流動させる流体流路をハウジングよりも
内側に形成する流体流路形成部と、蓄熱材が充填される
蓄熱材充填空間をハウジングよりも内側に流体流路に隣
接して形成する蓄熱材充填空間形成部とを一体に形成す
るため、その後、蓄熱材充填空間に蓄熱材を充填させれ
ばよく、包体に蓄熱材を封入して蓄熱体を形成するとと
もにこの蓄熱体をスペーサを介することで流体流路とな
る隙間を形成しつつ心材に渦状に巻きつけるものに比し
て、部品点数が減るとともに、製造が容易となる。しか
も、主部材のハウジング、流体流路形成部および蓄熱材
充填空間形成部を一体に形成してなるため、心材が不要
となり、その分、流体流路および蓄熱部を大きくするこ
とができる。
【0017】本発明の請求項6記載の蓄熱ユニットの製
造方法は、軸心方向の前後端に開口を備える軸心と垂直
な断面が同一であるハウジング(例えば実施の形態にお
けるハウジング16)と、熱量の放熱を防ぐため断熱材
(例えば実施の形態における断熱材30)が配置されま
たは空間とされる断熱空間(例えば実施の形態における
断熱空間17)を前記ハウジングよりも内側に形成する
断熱空間形成部(例えば実施の形態における断熱空間形
成部18)と、熱量を有する流体を流動させる流体流路
(例えば実施の形態における流体流路19)を前記断熱
空間よりも内側に形成する流体流路形成部(例えば実施
の形態における流体流路形成部20)と、蓄熱材(例え
ば実施の形態における蓄熱材21)が充填される蓄熱材
充填空間(例えば実施の形態における蓄熱材充填空間2
2)を前記断熱空間よりも内側に前記流体流路に隣接し
て形成する蓄熱材充填空間形成部(例えば実施の形態に
おける蓄熱材充填空間形成部23)とを備えた主部材
(例えば実施の形態における主部材12)と、該主部材
の前後端に配置される一対の蓋部材(例えば実施の形態
における蓋部材13,14)とを有する蓄熱ユニットの
製造方法であって、前記主部材の前記ハウジング、前記
断熱空間形成部、前記流体流路形成部および前記蓄熱材
充填空間形成部を一体に形成することを特徴としてい
る。
【0018】このように、主部材のハウジングと、熱量
の放熱を防ぐため断熱材が配置されまたは空間とされる
断熱空間をハウジングよりも内側に形成する断熱空間形
成部と、熱量を有する流体を流動させる流体流路を断熱
空間よりも内側に形成する流体流路形成部と、蓄熱材が
充填される蓄熱材充填空間を断熱空間よりも内側に流体
流路に隣接して形成する蓄熱材充填空間形成部とを一体
に形成するため、その後、蓄熱材充填空間に蓄熱材を充
填させればよく、包体に蓄熱材を封入して蓄熱体を形成
するとともにこの蓄熱体をスペーサを介することで流体
流路となる隙間を形成しつつ心材に渦状に巻きつけるも
のに比して、部品点数が減るとともに、製造が容易とな
る。しかも、主部材のハウジング、断熱空間形成部、流
体流路形成部および蓄熱材充填空間形成部を一体に形成
してなるため、心材が不要となり、その分、流体流路お
よび蓄熱部を大きくすることができる。
【0019】本発明の請求項7記載の蓄熱ユニットの製
造方法は、請求項5または6記載の方法に関して、前記
流体流路形成部および前記蓄熱材充填空間形成部を軸線
の周囲を周回する形状に形成することを特徴としてい
る。
【0020】このように、流体流路形成部および蓄熱材
充填空間形成部を軸線の周囲を周回する形状に形成し、
複雑な形状にするため、これらを含んだ主部材を一体に
形成することによる製造容易の効果が著しい。
【0021】本発明の請求項8記載の蓄熱ユニットの製
造方法は、請求項7記載の方法に関して、前記蓋部材に
形成された流体を導入させる入口部(例えば実施の形態
における入口部36)および流体を排出させる出口部
(例えば実施の形態における出口部37)のうちのいず
れか一方に連通する連通口(例えば実施の形態における
連通口32)を前記流体流路形成部の内端部に形成し、
前記入口部および前記出口部のうちのいずれか他方に連
通する連通口(例えば実施の形態における連通口31)
を前記流体流路形成部の外端部に形成することを特徴と
している。
【0022】このように、流体流路形成部は、入口部お
よび出口部のうちのいずれか一方に連通する連通口を内
端部に形成し、入口部および出口部のうちのいずれか他
方に連通する連通口を外端部に形成するため、入口部か
ら導入された流体が流体流路の全長にわたり移動して出
口部から出ることになり、蓄熱材から効率的に熱量を受
けることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面を参照
して以下に説明する。
【0024】本実施形態の蓄熱ユニット11は、図1に
示すように、前後端に開口を備える主部材12と、この
主部材12の前後端に取り付けられる一対の蓋部材1
3,14とを有している。
【0025】主部材12は、図2にも示すように、軸心
方向の前後端に開口を備える軸心と垂直な断面が同一で
ある円筒状のハウジング16と、熱量の放熱を防ぐため
の断熱空間17をハウジング16よりも内側に形成する
断熱空間形成部18と、熱量を有する流体を流動させる
流体流路19を断熱空間17よりも内側に形成する流体
流路形成部20と、蓄熱材21が充填される蓄熱材充填
空間22を断熱空間17よりも内側に流体流路19に隣
接して形成する蓄熱材充填空間形成部23とを備えてい
る。
【0026】すなわち、主部材12は、円筒状のハウジ
ング16と、ハウジング16の半径方向における内面1
6aからハウジング16にほぼ沿うように延出し、さら
にハウジング16の中心位置に向けて徐々に曲率半径を
小さくするように螺旋状(渦形状)に延出する形状をな
す第1壁部25と、ハウジング16の内面16aにおけ
る第1壁部25の延出開始点近傍から第1壁部25の延
出方向に対し反対側に半円状をなして延出し第1壁部2
5の外端からほぼ一周した部分に接する形状をなす第2
壁部26と、第1壁部25における第2壁部26の接点
近傍から、ハウジング16における半径方向の外側に若
干延出し、第1壁部25の間においてハウジング16の
中心位置に向けて徐々に曲率半径を小さくするように螺
旋状(渦形状)に延出する形状をなす第3壁部27と、
ハウジング16の内面16aから半径方向に沿って突出
して第1壁部25の外端から一周する部分の間に連結さ
れる形状をなす複数の補強壁部28と有しており、第1
壁部25および第3壁部27の内端部は互いに連結され
る形状をなしている。
【0027】そして、ハウジング16の内面16aを含
む内面16a側の部分と第1壁部25の最も外側の一周
部分の半径方向における外面25aを含む外面25a側
の部分と補強壁部28とで、あるいはこれらと第2壁部
26の半径方向における外側の外面26aを含む外面2
6a側の部分とで、断熱空間形成部18が構成されてお
り、この断熱空間形成部18の内側に熱量の放熱を防ぐ
ための断熱空間17が形成される。この断熱空間17内
には、ウレタン等の断熱材30が充填されることになる
が、断熱空間17を何も充填せず空間のままとしておい
てもこの空間の空気層が熱量の放熱を防ぐことになる。
なお、断熱空間形成部18に光沢加工を施すことにより
断熱性能をさらに高めるようにしてもよい。ここで、断
熱空間17および断熱空間形成部18を形成しない場合
もある。
【0028】また、第1壁部25の半径方向における内
面25bを含む内面25b側の部分と、第2壁部26の
半径方向における内面26bを含む内面26b側の部分
と第3壁部27の半径方向における外面27aを含む外
面27a側の部分とで、流体流路形成部20が構成され
ており、その結果、この流体流路形成部20は螺旋状を
なしている。そして、この螺旋状の流体流路形成部20
の内側が、熱量を有する流体を流動させる螺旋状の流体
流路19となる。なお、流体流路形成部20の螺旋の外
端部は略円筒状をなして連通口31とされている。ま
た、流体流路形成部20の螺旋の内端部は略円筒状をな
して連通口32とされている。
【0029】さらに、第3壁部27の半径方向における
内面27bを含む内面27b側の部分と、第1壁部25
の最も外側の一周部分を除く部分の半径方向における外
面25aを含む外面25a側の部分とで、蓄熱材充填空
間形成部23が構成されており、その結果、蓄熱材充填
空間形成部23は螺旋状をなしている。そして、この螺
旋状の蓄熱材充填空間形成部23の内側に、蓄熱材21
が充填される螺旋状の蓄熱材充填空間22が形成され
る。なお、上記構成の結果、螺旋状の流体流路19は、
螺旋状の蓄熱材充填空間22に第1壁部25または第3
壁部27を介して隣接するように配置されている。ま
た、蓄熱材充填空間22に充填される蓄熱材21は一つ
のセルとなる。ここで、蓄熱材充填空間22に充填され
る蓄熱材21は、潜熱蓄熱材であり、具体的には、Ba
(OH)2・8H2O、Sr(OH)2・8H2O等が用い
られる。なお、流体流路形成部20および蓄熱材充填空
間形成部23は、軸線の周囲を周回する形状をなしてい
ればよく、軸線の周囲を円弧状に周回する螺旋状以外に
も、例えばジグザグ状をなして軸線の周囲を周回する形
状や、ランダムに曲折しながら軸線の周囲を周回する形
状等にしてもよい。
【0030】ここで、以上のような形状の主部材12
は、軸線方向に直交する断面がいずれの位置の断面にお
いても同形状をなしており、この軸線方向に沿って材料
を押し出す押し出し成形によって一体成形される。すな
わち、主部材12のハウジング16、断熱空間形成部1
8、流体流路形成部20および蓄熱材充填空間形成部2
3は、押し出し成形により一体に成形される。なお、主
部材12は、押し出し成形に適したアルミニウム等の金
属あるいはポリエチレン等の合成樹脂からなっている。
ここで、主部材12は、ハウジング16、断熱空間形成
部18、流体流路形成部20および蓄熱材充填空間形成
部23が一体に形成されていればよく、例えば、インジ
ェクション(射出成形)、削りだし(切削)、あるいは
鋳造等で形成してもよい。しかしながら、主部材12
は、軸線方向に直交する断面がいずれの位置の断面にお
いても同形状をなしていることから、押し出し成形によ
り形成するのが、製造効率向上および低コスト化の観点
からより好ましい。これは、主部材12に断熱空間形成
部18を形成しない場合も同じである。
【0031】一方の蓋部材13は、円板状をなしてお
り、主部材12の軸線方向における一側を閉塞させるよ
うに主部材12に接合される。ここで、蓋部材13の主
部材12への接合側の面部13aには、主部材12のハ
ウジング16、第1壁部25、第2壁部26、第3壁部
27および複数の補強壁部28を隙間なく嵌合させる、
主部材12の端面と同形状の凹部34が形成されてい
る。この蓋部材13は、主部材12と同じ材料からなっ
ている。
【0032】他方の蓋部材14は、略円板状をなしてお
り、主部材12の軸線方向における逆側を閉塞させるよ
うに主部材12に接合される。ここで、図示は略すが、
この蓋部材14の主部材12への接合側の面部にも、主
部材12のハウジング16、第1壁部25、第2壁部2
6、第3壁部27および複数の補強壁部28を隙間なく
嵌合させる、主部材12の端面と同形状の凹部が形成さ
れている。また、この蓋部材14には、中央位置に、外
部から流体を導入させる入口部36が形成されており、
外径側の所定位置に、外部に流体を排出させる出口部3
7が形成されている。ここで、この蓋部材14を位置決
め状態で主部材12に接合させると、蓋部材14の入口
部36の内側が、流体流路形成部20の内端部に形成さ
れた連通口32に連通することになり、蓋部材14の出
口部37の内側が、流体流路形成部20の外端部に形成
された連通口31に連通することになる。この蓋部材1
4も、主部材12と同じ材料からなっている。
【0033】なお、主部材12および蓋部材13,14
がアルミニウム等の金属からなる場合、これらは例えば
ロウ付けにより接合されることになり、また、主部材1
2および蓋部材13,14がポリエチレン等の合成樹脂
からなる場合、これらは例えば超音波溶着により接合さ
れることになる。
【0034】ここで、上記蓄熱ユニット11は、例え
ば、主部材12に一方の蓋部材13を位置決め状態で接
合した後、断熱空間形成部18の内側の断熱空間17に
断熱材30を充填するとともに、蓄熱材充填空間形成部
23の内側の蓄熱材充填空間22に蓄熱材21を充填
し、その後、他方の蓋部材14を位置決め状態で接合す
るようにして組み付けられる。
【0035】以上の実施形態によれば、主部材12の筒
状のハウジング16と、熱量の放熱を防ぐための断熱空
間17をハウジング16よりも内側に形成する断熱空間
形成部18と、熱量を有する流体を流動させる流体流路
19を断熱空間17よりも内側に形成する流体流路形成
部20と、蓄熱材21が充填される蓄熱材充填空間22
を断熱空間17よりも内側に流体流路19に隣接して形
成する蓄熱材充填空間形成部23とを押し出し成形によ
り一体に成形してなるため、その後、蓄熱材充填空間形
成部23の内側の蓄熱材充填空間22に蓄熱材21を充
填させればよく、包体に蓄熱材を封入して蓄熱体を形成
するとともにこの蓄熱体をスペーサを介することで流体
流路19となる隙間を形成しつつ心材に渦状に巻きつけ
るものに比して、部品点数が減るとともに、製造が容易
となる。さらには蓄熱材21の厚み管理等も容易とな
る。
【0036】しかも、主部材12のハウジング16、断
熱空間形成部18、流体流路形成部20および蓄熱材充
填空間形成部23を押し出し成形により一体に成形して
なるため、心材が不要となり、その分、流体流路19お
よび蓄熱材充填空間22を大きくすることができる(逆
に、同じ性能を得るのであれば容積を小さくすることが
できる。)。
【0037】したがって、部品点数を低減でき、しかも
製造が容易となって製造コストを低減することができる
上、蓄熱容量を多く確保でき高性能化が図れる。
【0038】また、流体流路形成部20および蓄熱材充
填空間形成部23が螺旋状をなしており、複雑な形状を
なしているため、これらを含んだ主部材12を押し出し
成形により一体に成形することによる製造容易の効果が
著しい。
【0039】さらに、流体流路形成部20には、入口部
36に連通する連通口32が螺旋の内端部に形成されて
おり、出口部37に連通する連通口31が螺旋の外端部
に形成されているため、入口部36から導入された流体
が螺旋に沿って流体流路19の全長にわたり移動して出
口部37から出ることになり、流れが分岐せず、蓄熱材
21から効率的に熱量を受けることができる。
【0040】加えて、蓄熱材充填空間22に充填された
蓄熱材21が一つのセルとされるため、蓄熱材21の放
熱の際に、どこか1箇所が結晶化すると、セル全体に伝
わることになり、過冷却現象が生じにくくなる。
【0041】なお、流体流路形成部20および蓄熱材充
填空間形成部23を螺旋状以外の形状にすることも可能
である。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載の蓄熱ユニットによれば、主部材のハウジングと、
熱量を有する流体を流動させる流体流路をハウジングよ
りも内側に形成する流体流路形成部と、蓄熱材が充填さ
れる蓄熱材充填空間をハウジングよりも内側に流体流路
に隣接して形成する蓄熱材充填空間形成部とを一体に形
成してなるため、その後、蓄熱材充填空間に蓄熱材を充
填させればよく、包体に蓄熱材を封入して蓄熱体を形成
するとともにこの蓄熱体をスペーサを介することで流体
流路となる隙間を形成しつつ心材に渦状に巻きつけるも
のに比して、部品点数が減るとともに、製造が容易とな
る。しかも、主部材のハウジング、流体流路形成部およ
び蓄熱材充填空間形成部を一体に形成してなるため、心
材が不要となり、その分、流体流路および蓄熱部を大き
くすることができる。
【0043】したがって、部品点数を低減でき、しかも
製造が容易となって製造コストを低減することができる
上、蓄熱容量を多く確保できて高性能化が図れる。
【0044】本発明の請求項2記載の蓄熱ユニットによ
れば、主部材のハウジングと、熱量の放熱を防ぐため断
熱材が配置されまたは空間とされる断熱空間をハウジン
グよりも内側に形成する断熱空間形成部と、熱量を有す
る流体を流動させる流体流路を断熱空間よりも内側に形
成する流体流路形成部と、蓄熱材が充填される蓄熱材充
填空間を断熱空間よりも内側に流体流路に隣接して形成
する蓄熱材充填空間形成部とを一体に形成してなるた
め、その後、蓄熱材充填空間に蓄熱材を充填させればよ
く、包体に蓄熱材を封入して蓄熱体を形成するとともに
この蓄熱体をスペーサを介することで流体流路となる隙
間を形成しつつ心材に渦状に巻きつけるものに比して、
部品点数が減るとともに、製造が容易となる。しかも、
主部材のハウジング、断熱空間形成部、流体流路形成部
および蓄熱材充填空間形成部を一体に形成してなるた
め、心材が不要となり、その分、流体流路および蓄熱部
を大きくすることができる。
【0045】したがって、部品点数を低減でき、しかも
製造が容易となって製造コストを低減することができる
上、蓄熱容量を多く確保できて高性能化が図れる。
【0046】本発明の請求項3記載の蓄熱ユニットによ
れば、流体流路形成部および蓄熱材充填空間形成部が軸
線の周囲を周回する形状をなしており、複雑な形状をな
しているため、これらを含んだ主部材を一体に形成する
ことによる製造容易の効果が著しい。
【0047】本発明の請求項4記載の蓄熱ユニットによ
れば、流体流路形成部には、入口部および出口部のうち
のいずれか一方に連通する連通口が内端部に形成されて
おり、入口部および出口部のうちのいずれか他方に連通
する連通口が外端部に形成されているため、入口部から
導入された流体が流体流路の全長にわたり移動して出口
部から出ることになり、流れが分岐せず、蓄熱材から効
率的に熱量を受けることができる。
【0048】本発明の請求項5記載の蓄熱ユニットの製
造方法によれば、主部材のハウジングと、熱量を有する
流体を流動させる流体流路をハウジングよりも内側に形
成する流体流路形成部と、蓄熱材が充填される蓄熱材充
填空間をハウジングよりも内側に流体流路に隣接して形
成する蓄熱材充填空間形成部とを一体に形成するため、
その後、蓄熱材充填空間に蓄熱材を充填させればよく、
包体に蓄熱材を封入して蓄熱体を形成するとともにこの
蓄熱体をスペーサを介することで流体流路となる隙間を
形成しつつ心材に渦状に巻きつけるものに比して、部品
点数が減るとともに、製造が容易となる。しかも、主部
材のハウジング、流体流路形成部および蓄熱材充填空間
形成部を一体に形成してなるため、心材が不要となり、
その分、流体流路および蓄熱部を大きくすることができ
る。
【0049】したがって、部品点数を低減でき、しかも
製造が容易となって製造コストを低減することができる
上、蓄熱容量を多く確保できて高性能化が図れる。
【0050】本発明の請求項6記載の蓄熱ユニットの製
造方法によれば、主部材のハウジングと、熱量の放熱を
防ぐため断熱材が配置されまたは空間とされる断熱空間
をハウジングよりも内側に形成する断熱空間形成部と、
熱量を有する流体を流動させる流体流路を断熱空間より
も内側に形成する流体流路形成部と、蓄熱材が充填され
る蓄熱材充填空間を断熱空間よりも内側に流体流路に隣
接して形成する蓄熱材充填空間形成部とを一体に形成す
るため、その後、蓄熱材充填空間に蓄熱材を充填させれ
ばよく、包体に蓄熱材を封入して蓄熱体を形成するとと
もにこの蓄熱体をスペーサを介することで流体流路とな
る隙間を形成しつつ心材に渦状に巻きつけるものに比し
て、部品点数が減るとともに、製造が容易となる。しか
も、主部材のハウジング、断熱空間形成部、流体流路形
成部および蓄熱材充填空間形成部を一体に形成してなる
ため、心材が不要となり、その分、流体流路および蓄熱
部を大きくすることができる。
【0051】したがって、部品点数を低減でき、しかも
製造が容易となって製造コストを低減することができる
上、蓄熱容量を多く確保できて高性能化が図れる。
【0052】本発明の請求項7記載の蓄熱ユニットの製
造方法によれば、流体流路形成部および蓄熱材充填空間
形成部を軸線の周囲を周回する形状に形成し、複雑な形
状にするため、これらを含んだ主部材を一体に形成する
ことによる製造容易の効果が著しい。
【0053】本発明の請求項8記載の蓄熱ユニットの製
造方法によれば、流体流路形成部は、入口部および出口
部のうちのいずれか一方に連通する連通口を内端部に形
成し、入口部および出口部のうちのいずれか他方に連通
する連通口を外端部に形成するため、入口部から導入さ
れた流体が流体流路の全長にわたり移動して出口部から
出ることになり、蓄熱材から効率的に熱量を受けること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の蓄熱ユニットを示す分
解斜視図である。
【図2】 本発明の一実施形態の蓄熱ユニットを示す蓋
部材を除いた状態の平面図である。
【符号の説明】
11 蓄熱ユニット 12 主部材 13,14 蓋部材 16 ハウジング 17 断熱空間 18 断熱空間形成部 19 流体流路 20 流体流路形成部 21 蓄熱材 22 蓄熱材充填空間 23 蓄熱材充填空間形成部 30 断熱材 31,32 連通口 36 入口部 37 出口部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸心方向の前後端に開口を備える軸心と
    垂直な断面が同一であるハウジングと、熱量を有する流
    体を流動させる流体流路を前記ハウジングよりも内側に
    形成する流体流路形成部と、蓄熱材が充填される蓄熱材
    充填空間を前記ハウジングよりも内側に前記流体流路に
    隣接して形成する蓄熱材充填空間形成部とを備えた主部
    材と、 該主部材の前後端に配置される一対の蓋部材とを有し、 前記主部材の前記ハウジング、前記流体流路形成部およ
    び前記蓄熱材充填空間形成部を一体に形成してなること
    を特徴とする蓄熱ユニット。
  2. 【請求項2】 軸心方向の前後端に開口を備える軸心と
    垂直な断面が同一であるハウジングと、熱量の放熱を防
    ぐため断熱材が配置されまたは空間とされる断熱空間を
    前記ハウジングよりも内側に形成する断熱空間形成部
    と、熱量を有する流体を流動させる流体流路を前記断熱
    空間よりも内側に形成する流体流路形成部と、蓄熱材が
    充填される蓄熱材充填空間を前記断熱空間よりも内側に
    前記流体流路に隣接して形成する蓄熱材充填空間形成部
    とを備えた主部材と、 該主部材の前後端に配置される一対の蓋部材とを有し、 前記主部材の前記ハウジング、前記断熱空間形成部、前
    記流体流路形成部および前記蓄熱材充填空間形成部を一
    体に形成してなることを特徴とする蓄熱ユニット。
  3. 【請求項3】 前記流体流路形成部および前記蓄熱材充
    填空間形成部は軸線の周囲を周回する形状をなしている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の蓄熱ユニッ
    ト。
  4. 【請求項4】 前記流体流路形成部には、前記蓋部材に
    形成された流体を導入させる入口部および流体を排出さ
    せる出口部のうちのいずれか一方に連通する連通口が内
    端部に形成されており、前記入口部および前記出口部の
    うちのいずれか他方に連通する連通口が外端部に形成さ
    れていることを特徴とする請求項3記載の蓄熱ユニッ
    ト。
  5. 【請求項5】 軸心方向の前後端に開口を備える軸心と
    垂直な断面が同一であるハウジングと、熱量を有する流
    体を流動させる流体流路を前記ハウジングよりも内側に
    形成する流体流路形成部と、蓄熱材が充填される蓄熱材
    充填空間を前記ハウジングよりも内側に前記流体流路に
    隣接して形成する蓄熱材充填空間形成部とを備えた主部
    材と、 該主部材の前後端に配置される一対の蓋部材とを有する
    蓄熱ユニットの製造方法であって、 前記主部材の前記ハウジング、前記流体流路形成部およ
    び前記蓄熱材充填空間形成部を一体に形成することを特
    徴とする蓄熱ユニットの製造方法。
  6. 【請求項6】 軸心方向の前後端に開口を備える軸心と
    垂直な断面が同一であるハウジングと、熱量の放熱を防
    ぐため断熱材が配置されまたは空間とされる断熱空間を
    前記ハウジングよりも内側に形成する断熱空間形成部
    と、熱量を有する流体を流動させる流体流路を前記断熱
    空間よりも内側に形成する流体流路形成部と、蓄熱材が
    充填される蓄熱材充填空間を前記断熱空間よりも内側に
    前記流体流路に隣接して形成する蓄熱材充填空間形成部
    とを備えた主部材と、 該主部材の前後端に配置される一対の蓋部材とを有する
    蓄熱ユニットの製造方法であって、 前記主部材の前記ハウジング、前記断熱空間形成部、前
    記流体流路形成部および前記蓄熱材充填空間形成部を一
    体に形成することを特徴とする蓄熱ユニットの製造方
    法。
  7. 【請求項7】 前記流体流路形成部および前記蓄熱材充
    填空間形成部を軸線の周囲を周回する形状に形成するこ
    とを特徴とする請求項5または6記載の蓄熱ユニットの
    製造方法。
  8. 【請求項8】 前記蓋部材に形成された流体を導入させ
    る入口部および流体を排出させる出口部のうちのいずれ
    か一方に連通する連通口を前記流体流路形成部の内端部
    に形成し、前記入口部および前記出口部のうちのいずれ
    か他方に連通する連通口を前記流体流路形成部の外端部
    に形成することを特徴とする請求項7記載の蓄熱ユニッ
    トの製造方法。
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JPS63142661A (ja) * 1986-12-05 1988-06-15 Goto Seisakusho:Kk 半導体装置
JPH01158028A (ja) * 1987-07-24 1989-06-21 Basf Corp 軟質アリールアルキルエポキシ樹脂のアミン誘導体およびその組成物

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