JP2003097365A - ハイドロカーボン除去装置の製造方法 - Google Patents

ハイドロカーボン除去装置の製造方法

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JP2003097365A
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fuel tank
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hydrocarbon
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Yukie Matsuo
幸恵 松尾
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    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12—Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 ディーゼルエンジンから排出される
ハイドロカーボン（黒煙）は、公害訴訟の原因として常
に悪として扱われるが、その具体的な対策はないに等し
い。東京都でも車両の使用制限で、都内への乗り入れを
禁止する等の措置を取りつつあり、簡略かつ有効に機能
する対応策が待ち望まれている。 【解決手段】 ディーゼルエンジンの改造ではな
く、燃料タンク内に強い磁場を作ることで燃料油を粒子
の段階で燃焼し易くし、燃焼効率を上げてハイドロカー
ボンの発生を抑えることを目指す。燃焼空気の送り込み
量を調整することで、燃費を１０〜１５％削減すること
が出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディーゼルエン
ジンが排出するハイドロカーボン除去装置の製造方法に
係るものである。
【０００２】
【従来の技術】 ディーゼルエンジンの排出するハ
イドロカーボンについては、現在全国各地で公害訴訟が
続発しているが、その対策はほとんどないに等しい。一
部に磁石を利用したものや遠赤外線を利用した発明が散
見されるが、いずれも反応させる時間が短く（パイプに
磁石を装着したり、遠赤外線を発生させる装置を装着し
たもの）、初期の目標を達していない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、ディーゼ
ルエンジンからの排気ガスに発生する大量のハイドロカ
ーボンを大幅に削減することを課題とする。最近、道路
を走行する大型トラックが排出する排気ガス公害裁判に
おいて、国及び道路管理者敗訴の判決が多いことが、ハ
イドロカーボン除去に根本的な対策のないことを表して
いる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明は、永久磁石の
材料がフェライトからネオジュウムやネオジュウムボロ
ンに進歩変化したことで可能になった。まず、燃料タン
ク内に強力な磁場を作り、磁化させる時間を確保し（最
低５時間）充分な反応を燃料油に与える。磁力に充分反
応した燃料油は、葡萄状をなした粒子が分散し、各々が
３０〜５０ミクロンの大きさになることが判明してい
る。例えば、単純に５０ミクロンの粒子が２個結合して
いたものを分散すると、机上計算では表面積は５．６６
倍になり、燃焼空気の接触面の大幅な増加から過剰空気
燃焼を引き起こす。現在、燃焼空気のエンジン内への押
し込み量は机上計算値の１．２〜１．４倍が通常であ
り、このままの燃焼空気の供給量では過剰空気燃焼を起
こす。ここでハイドロカーボンの発生量を見ながら、燃
焼空気の供給量を制御し、過剰空気燃焼を抑制すること
で、目的のハイドロカーボンを低減させる。同時に付帯
して燃焼効率のアップから燃費が改善される。まず、ハ
イドロカーボン除去装置は、８，５００〜１５，０００
ガウスの磁石をお互いに反発し合うようにＮ極Ｓ極と組
み合わせて、円筒内に装着する。棒状をなす円筒を反発
し合う距離にセットし、燃料油の粒子段階での分散を行
なう。分散に必要な時間は５時間を要し、処理済みの燃
料油はエンジン内で過剰空気燃焼を起こすことは前述の
通りである。次にハイドロカーボンの発生量を見なが
ら、燃料空気を低減すれば、燃費の向上が見られる。
【０００５】
【発明の効果】 この発明で製造する装置を使い、
ハイドロカーボンの発生を防止すれば、現在、ディーゼ
ルエンジンから排出されるハイドロカーボンを１００％
として最低６５〜５５％削減できる。更に燃焼空気の押
し込み量を低減すれば、燃費を１０〜１５％削減するこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図１】 この発明に使用する磁石の形状を示す
（断面図）。
【図２】 この発明に使用する磁石の形状を示す
（平面図）。
【図３】 この発明の磁石を円筒に納めた形状を
示す。
【図４】 この発明の概略図（平面図）。
【図５】 この発明の概略図（断面図）。
【符号の説明】
【１】 磁石図
【２】 磁石Ｎ極
【３】 磁石Ｓ極
【４】 磁石保持穴
【５】 磁石保持具
【６】 磁石保持具締め付けナット
【７】 燃料タンク
【８】 磁力線放出アーク
【９】 磁石入れ円筒パイプ保持具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松尾 幸恵 福岡県福岡市城南区田島４丁目26−１− 503

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 この発明は、内燃機関、特に近年話
    題の多い「ディーゼルエンジン」から排出される黒煙
    （ハイドロカーボン）の除去装置の製造方法に係るもの
    である。ディーゼルエンジンは、車両のみならず、その
    用途は多岐に渡り、船舶・発電機（自家用）等、数多く
    の使用例がある。
  2. 【請求項２】 この発明は、燃料タンク内に強い磁
    場を作り、燃料油（軽油又は重油）を「粒子」の段階で
    磁化反応させて、３０〜５０ミクロンといわれる粒子が
    葡萄状になっているものを強力な磁力を使い分離させ、
    燃焼空気の接触面積を増大させ燃焼効率を改善する装置
    の製造方法。
  3. 【請求項３】 この発明に使用する磁石は、ネオジ
    ュウム磁石又はネオジュウムボロン磁石で、必要とする
    磁束密度は、８，５００〜１５，０００ガウスの範囲と
    する。
  4. 【請求項４】 まず、請求項３の磁石を、Ｎ極Ｓ極
    を反発状に円筒型の中に封じ込め、強い磁場を形成す
    る。
  5. 【請求項５】 請求項４の磁石を封じ込めた筒を、
    燃料タンクの大きさ、形状に合わせて本数を増減し、燃
    料タンク内に装着する。装着の際は、各々の筒が反応す
    る距離を保ち、互いに反発する位置を保つこととする。
  6. 【請求項６】 燃料タンクに装着し、燃料油を磁化
    させる時間は、最低６時間〜８時間を必要とすると言わ
    れているが、この発明では強力な磁石開発もあり、５時
    間以内で必要な磁化（粒子分野での）が完了する。
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