JP2003097009A - マイナスイオンによる壁面のカビ防止 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 機密性の良い現在の住居の壁面に、カビの発
生するのを防止すると共に、マイナスイオンによる健康
効果をも期待出来る製品を、提供するのが目的である。 【解決手段】 安全処理せるマイナスイオン発生ブロッ
クの出力を、壁紙９の下に取り付けた金属網８又は金属
箔に接続し、カビ発生の防止効果と、マイナスイオンに
よる健康効果が期待出来る製品を、提供するものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明のものは、特願２００
１−３６１７０及び、２００１年７月３１日出願の特許
（Ｐ０３６−ＭＩＭ）との一連の出願であり、先願の食
品鮮度保持効果及び食品の腐敗防止効果に変わり、住宅
の壁面に発生するカビ発生の防止効果と、マイナスイオ
ン効果が期待出来るものである。

【０００２】

【従来の技術】従来よりの住宅の壁面に発生するカビに
対しては、常に室内の換気を良くするか、カビ除去の薬
品を使用する以外方法が無かった。

【０００３】梅雨時のように高温多湿の次期には、よほ
ど注意しても知らぬ間にカビが発生する事が多い、本発
明のものは、このようなカビの発生を防止するのみでな
く、マイナスイオンによる健康効果も期待出来るもので
ある。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
するのは、機密性の良い住居の壁面に発生する、カビの
発生を防止するのが課題である。

【０００５】

【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
の手段として、本発明のものは、壁紙の下にマイナスイ
オンを接続した金属網又は、金属薄板を設置したもの
で、壁面にカビの発生するのを防止すると共に、マイナ
スイオン健康効果が期待出来るものである。

【０００６】

【発明の実施の形態】添付参考資料のテスト結果によ
り、マイナスイオンで壁面へのカビ発生を防止可能であ
る事を確認し、更に室内に常に空気のビタミンと言われ
るマイナスイオンが存在し、カビ発生防止効果と健康効
果が期待出来るものである。

【０００７】

【実施例】本発明のものを図により説明すれば、図１は
本発明のマイナスイオン発生ブロックの、安全処理構成
方法を示すもので、万一にも感電するような心配は無
い。

【０００８】マイナス高圧発生ブロック１には、空気清
浄器用として製品化されているマイナス高圧ブロック１
を、安全処理して使用するのが手軽である。安全処理と
しては高圧出力１０００Ｖ当たり、１００メグオームの
安全用高抵抗３を出力と直列に挿入し、更に電源を切っ
た時にチャージされた高圧に対する放電用に、自動放電
用高抵抗４を出力とアース５間に入れることにより、チ
ャージされた高圧が自動的にアース５に、放電されるよ
うにしたものである。

【０００９】このように安全処理されたマイナスイオン
発生ブロックを、本発明の場合は使用するもので、今回
のテストにもこの安全処理したブロックを使用した。

【００１０】現在の住居は機密性が良くなり、結露によ
りカビ、ダニの害が発生するようになった。この結露の
生じた室内では、湿気による冷輻射、暖房効果の阻害と
いった不愉快な現象も起こる、それは湿気の多い日本の
風土によるものであるが、天然材料を使用した従来の住
居に変わり、現状は環境調節機能のない工業製品が建材
に使用されるので、機密性、断熱化は進歩したが環境調
節機能は無くなった。

【００１１】又社会的環境が昼間締め切った空家状態に
なる住居が増加し、この状態では日中気温が上昇すると
共に、壁、床、天井、衣類、寝具などに含まれた水分が
蒸発し、締め切られた室内の空気中に水蒸気として含ま
れ、夜になると気温が低下し水蒸気が凝結して水にもど
り、この現象を結露と言い、カビ、ダニ発生の原因にな
っている。

【００１２】これと同じ状態が冬暖房している室内でも
起こり、暖房中に室温が上がり、前記の水分以外にも、
調理、入浴や人体からも水蒸気は発生し、これが夜間室
内の温度が低下することで、空き家の場合と同じ現象に
より結露を生ずる。

【００１３】これを防止する方法としては、現状では上
手な換気が最適であり、最近は空気中の水分量を絶対湿
度で評価し、その増減を元に換気扇を制御運転可能なも
のが製品化されている。

【００１４】本発明のものは、このような換気装置と併
用すれば完璧であり、添付参考資料のテスト記録を見て
も分かるように、２５日の連続テストにより、マイナス
イオンを使用した方はまったく変化なく、そのまゝの方
には黒カビ発生が確認された。このテストでは結果を早
く出すために壁紙にカンテン液を塗り、更に一日３度霧
吹きにより壁紙面を濡らす、最悪の条件にてテストした
ものである。

【００１５】更に空気のビタミンと言われるマイナスイ
オンの効果を、近年特に取り上げられるようになり、室
内でマイナスイオンを発生させるのに、霧吹きを使用し
ているが、このような方法では室内の湿度を上げる心配
があるが、これに対して本発明のものは湿度を上昇させ
る心配がない、マイナスイオンは空気清浄効果、脱臭効
果、その他疲れにくい疲労回復効果等、様々なマイナス
イオンによる健康効果が期待出来るものである。

【００１６】

【発明の効果】マイナスイオン発生ブロックを使用し、
住宅の壁面にカビが発生するのを防止すると共に、マイ
ナスイオンによる健康効果をも期待出来るものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】マイナス高圧ブロックを改良する一例を示す図

【図２】住宅の壁面に取り付ける場合の構成を示した図
である。

【符号の説明】

１ マイナス高圧ブロック ２ マイナス出力 ３ 安全高抵抗 ４ 自動放電用高抵抗 ５ アース ６ 住宅のコンクリート壁面 ７ 木板又は断熱ボード ８ 金属網 ９ 壁紙

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） // Ａ６１Ｌ 9/22 Ａ６１Ｌ 9/22 ４Ｇ０７５ Ｆ２４Ｆ 1/00 Ｆ２４Ｆ 7/007 Ｂ 7/007 1/00 ３７１Ｂ Ｆターム(参考） 2E001 DB01 DB02 DH12 FA03 GA12 GA32 HB01 HF18 KA05 LA10 2E110 AA65 AB04 AB23 BA02 GA32W GB01X 3L051 BC10 3L056 BD03 BE05 BF03 4C080 AA09 BB05 BB08 CC01 KK02 QQ20 4G075 AA70 BA08 BD14 CA15 DA03

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 マイナス高圧ブロック１よりのマイナス
   高圧出力を、安全高抵抗３を通してマイナスイオン出力
   ２を取出し、更に自動放電用高抵抗４をアース５間に入
   れ、この出力２をカビ発生防止に応用した、マイナスイ
   オンによる壁面のカビ防止。
2. 【請求項２】 住宅の壁面６上に木板７を取り付け、そ
   の木板７の上に金属網８を取り付け、その金属網８に、
   請求項１に記載の、安全処理したマイナスイオンブロッ
   クの出力２を接続し、更にその上に木板７を取り付け、
   その木板７の面に壁紙９を張り付けた、マイナスイオン
   による壁面のカビ防止。
3. 【請求項３】 請求項２に記載の木板７に変わり、断熱
   ボード７を使用する、マイナスイオンによる壁面のカビ
   防止。
4. 【請求項４】 請求項２及び３に記載の断熱ボード７
   を、壁面６の方に取り付け、壁紙９を張り付ける方には
   木板７を使用する、マイナスイオンによる壁面のカビ防
   止。
5. 【請求項５】 請求項２に記載の金属網８に、アルミホ
   イル等の金属箔を使用する、マイナスイオンによる壁面
   のカビ防止。