JP2003096725A - 収納管式二色旗 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の工事警備員が、抱えている困難な問題
点は、両手で赤旗と白旗と無線機の３点を持つことが困
難とされている事が大きな解決課題であった。 【解決の手段】 円筒状の一定の長さの収納管二色旗
は、収納管下部に、長手方向に、略ポスト口状の開口部
を穿設し、収納管の内部には、巻き取りシャフトが貫通
し両サイドを軸受け盤で軸支され軸受け盤より突出した
シャフト軸に、主軸ギアを固定し、２本の巻き取りシャ
フトが同一方向に回転するよう連結ギアを軸支し、収納
管両サイドに押さえキャップが固設した収納管式二色
旗。

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【発明の属する技術分野】本発明は、道路工事中の進行
停車に、必要な赤旗と白旗を一本で容易に使い分け出来
る工事の安全な案内指示具に関する。 【０００２】 【従来の技術】従来の道路工事では、片側通行の場合に
は両端に工事警備員が赤色と白色の旗を持って、進行可
の時は白旗で進めの合図をして赤旗で止まれの指示をす
るのが通常であるが、一般的には赤旗だけで止まれや、
進めを指示しているのが現状である。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】従来の工事警備員が抱
えている困難な問題点は、両手で赤旗と白旗と無線機の
三点を持って工事の案内指示をすることが困難とされて
いる事が大きな解決課題であった。 【０００４】本発明は一人一本の旗で赤旗と白旗を兼ね
備えた事で道路警備作業にトラブルがなく、安全な指示
作業が出来る器具を提供する事を目的としている。 【０００５】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における収納管式二色旗は、下記のような構
成としている。円筒状の一定の長さの収納管式二色旗１
は、収納管下部に、長手方向にポスト状の開口部２を穿
設し、収納管１の内部には、巻き取りシャフト３、３が
貫通し両サイドを軸受け盤４で支えられ４より突出した
シャフト軸７に主軸ギア５、５を固定し、連結ギア６で
連結させ巻き取りシャフト３、３が同一方向に回転する
よう固定し、収納管両サイドに押さえキャップ１１が固
設してある。 【０００６】 【発明の実施の形態】一定の長さのある収納管式二色旗
１は、収納管下部に、長手方向にポスト状の開口部２を
穿設し、収納管１の内部には巻き取りシャフト３、３が
貫通し両サイドを軸受け盤４で支えられ４より突出した
シャフト軸７、７に主軸ギア５、５を固定し、５、５が
同一方向に回転するように連結ギア６で連結し、軸受け
盤４で軸支し収納管両サイドを押さえキャップで固設し
てある。 【０００７】工事中道路においては、片側通行が主に多
くＡ地点、Ｂ地点に一人ずつ配置につき、無線で連絡を
取り合い交互に通行させている。本指示具を用いて交通
指導を行う場合は、通行禁止、通行解除を示す旗が二色
旗であり収納管式二色旗１の長手方向の中央部を持ち、
もう一方で所望する色の引き出し布９を引き出すことに
よって必要条件による交通整理を行うことが出来る。 【０００８】また交通整理を行う場合に片方の手だけで
すむので、無線連絡も容易に出来、交通整理が楽に出
来、通行にもトラブルがなくスムーズに出来るようにな
った。 【０００９】このように本器具が収納管式二色旗である
ため交通整理を正しくでき、通行するドライバーに、紛
らわしさを与えることなく正確な指示を出せるので渋滞
解消に役立たせる事が出来る。 【００１０】 【実施例】本発明の実施例について説明をする。収納管
式二色旗１は、筒状管下部長手方向にスリット状のポス
ト口２を穿設し、筒形内部に２本の巻き取りシャフト３
を、左右方向を平行に保つように軸受け盤４で軸支し、
軸受け盤４より突出した巻き取りシャフト軸７に、主軸
ギア５、５を固定し、連結ギア６で２個の主軸ギア５を
軸受け盤４を介して歯合軸支し、巻き取りシャフト３、
３が互いに同一方向に回転するよう構成し、巻き取り旗
１０に巻かれた紅白旗の端部に、張り棒８、８が添設さ
れ、旗の中央下部に、引き出し布９を設けて、引き出し
やすくなるよう構成し、両サイドに押さえキャップ１１
でシャフト軸を固設し、必要に応じた色を引き出せる収
納管式二色旗である。 【００１１】本実施例では図１に示すように一定の長さ
のある収納管式二色旗１は、収納管下部に長手方向をも
ったポスト口２を穿設し、収納管１の内部に旗を巻き付
けた巻き取りシャフト３を貫通させ、軸受け盤４、４で
シャフト軸を軸支し軸受け盤４より突出した巻き取りシ
ャフト軸７、７に主軸ギア５、５を固設し巻き取りシャ
フトが同一方向に回転するよう連結ギア６が軸受け盤４
に軸支され、押さえキャップ１１、１１が収納管両サイ
ドに固設されている。 【００１２】 【発明の効果】本発明は上記のとおり構成されており、
赤旗と白旗の二色を一体化させているので、次に記載す
る効果を奏する。 １．本発明器具一台で、進めと、止まれが片手で出来
る。 ２．上述の指示作業が、旗の持ち替えがなく楽に出来る ３．従来の様に赤旗だけでなく白旗も備え持っているの
でドライバーに迷惑をかけることがなく誘導することが
出来るようになった。

【図面の簡単な説明】 【図１】本発明の一実施例の斜視図である。 【図２】本発明の正面図である。 【図３】収納管内部構造の斜視図である。 【図４】収納管右側面図である。 【図５】Ａ−Ａ’拡大断面図である。 （一部省略） 【図６】Ｂ−Ｂ’拡大断面図である。 （一部省略） 【符号の説明】 （１） は 収納管 （２） は ポスト口 （３） は 巻き取りシャフト （４） は 軸受け盤 （５） は 主軸ギア （６） は 連結ギア （７） は シャフト軸 （８） は 張り棒 （９） は 引き出し布 （１０）は 巻き取り旗 （１１）は 押さえキャップ （１２）は 白旗 （１３）は 赤旗

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 【請求項１】 所定長さの筒状管下部長手方向にスリ
   ット状のポスト口（２）を穿設し、筒状管内部に２本の
   巻き取りシャフト（３）を、左右方向を平行に保つ軸受
   け盤（４）で軸支し、軸受け盤（４）より突出した巻き
   取りシャフト軸（７）に、主軸ギア（５）を固定し、連
   結ギア（６）で２個の主軸ギア（５）を軸受け盤（４）
   を介して歯合軸支し、巻き取りシャフト（３）、（３）
   が互いに同一方向に回転するよう構成し、巻き取り旗
   （１０）に巻かれた紅白旗の端部に、張り棒（８）、
   （８）が添設された事を特徴とする収納管式二色旗。