JP2003093653A - 遊技機 - Google Patents
遊技機Info
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- JP2003093653A JP2003093653A JP2001295959A JP2001295959A JP2003093653A JP 2003093653 A JP2003093653 A JP 2003093653A JP 2001295959 A JP2001295959 A JP 2001295959A JP 2001295959 A JP2001295959 A JP 2001295959A JP 2003093653 A JP2003093653 A JP 2003093653A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 演出のパターンを覚えていなくても、特別図
柄の変動表示の開始から終了までに表示される演出の流
れや演出の表示の経過が容易に理解できる遊技機を提供
する。 【解決手段】 遊技機は、特別図柄の変動表示その他の
表示を行う表示手段4と、遊技者にとって有利な特別遊
技状態とするか否かを判定する判定手段101と、該判
定の結果に基づき、特別図柄の変動表示を制御する特別
図柄表示制御手段201と、判定の結果に応じた所定の
演出を表示手段4に表示させる演出表示制御手段202
と、演出の内容の遷移を表示手段に表示させる演出遷移
表示制御手段203とを備える。
柄の変動表示の開始から終了までに表示される演出の流
れや演出の表示の経過が容易に理解できる遊技機を提供
する。 【解決手段】 遊技機は、特別図柄の変動表示その他の
表示を行う表示手段4と、遊技者にとって有利な特別遊
技状態とするか否かを判定する判定手段101と、該判
定の結果に基づき、特別図柄の変動表示を制御する特別
図柄表示制御手段201と、判定の結果に応じた所定の
演出を表示手段4に表示させる演出表示制御手段202
と、演出の内容の遷移を表示手段に表示させる演出遷移
表示制御手段203とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータ等の制御手段を備えた遊技機(パチンコ遊技機、ス
ロットマシンのほか、TVゲーム機を含む)に関する。
ータ等の制御手段を備えた遊技機(パチンコ遊技機、ス
ロットマシンのほか、TVゲーム機を含む)に関する。
【0002】
【従来の技術】弾球遊技機の一種のパチンコ遊技機にお
いては、所定の条件が成立すると図柄(以下「特別図
柄」という。)を変動表示する表示手段を設け、その変
動表示が所定の特別図柄の組合せで停止した場合に遊技
者に利益を与えるようにしたものが提供されている。こ
のような表示手段として、近年では様々な演出表示が可
能な液晶表示装置等の電気的表示装置が多く用いられて
いる。
いては、所定の条件が成立すると図柄(以下「特別図
柄」という。)を変動表示する表示手段を設け、その変
動表示が所定の特別図柄の組合せで停止した場合に遊技
者に利益を与えるようにしたものが提供されている。こ
のような表示手段として、近年では様々な演出表示が可
能な液晶表示装置等の電気的表示装置が多く用いられて
いる。
【0003】上記のような遊技機における遊技者の最大
の関心は、遊技者にとって有利な特別遊技状態、所謂
「大当り」となる特別図柄の組合せで停止するか否かに
ある。この特別図柄の組合せは、例えば、“7−7−
7”のように3つの特別図柄が揃った場合である。この
ような「大当り」の出現に対する遊技者の期待感を高め
るために、近年では、変動表示中に種々の演出が行われ
ている。例えば、電気的表示装置で変動表示中に行われ
る演出の内容を変化させることで大当り信頼度を変化さ
せる、特定の特別図柄があと一つ停止すると大当りにな
る状態(所謂「リーチ状態」)になったとき、通常とは
異なる内容の演出(所謂「リーチ演出」又は「リーチア
クション」)を表示する等である。より具体的には、演
出表示において普段登場しないキャラクタを登場させて
大当り信頼度を高める、通常のリーチ演出の後に別のリ
ーチ演出(所謂「発展リーチ」或いは「スペシャルリー
チ」)を発生させて大当り信頼度を高めること等であ
る。
の関心は、遊技者にとって有利な特別遊技状態、所謂
「大当り」となる特別図柄の組合せで停止するか否かに
ある。この特別図柄の組合せは、例えば、“7−7−
7”のように3つの特別図柄が揃った場合である。この
ような「大当り」の出現に対する遊技者の期待感を高め
るために、近年では、変動表示中に種々の演出が行われ
ている。例えば、電気的表示装置で変動表示中に行われ
る演出の内容を変化させることで大当り信頼度を変化さ
せる、特定の特別図柄があと一つ停止すると大当りにな
る状態(所謂「リーチ状態」)になったとき、通常とは
異なる内容の演出(所謂「リーチ演出」又は「リーチア
クション」)を表示する等である。より具体的には、演
出表示において普段登場しないキャラクタを登場させて
大当り信頼度を高める、通常のリーチ演出の後に別のリ
ーチ演出(所謂「発展リーチ」或いは「スペシャルリー
チ」)を発生させて大当り信頼度を高めること等であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな演出には、様々なパターンがあり、また、演出に登
場するキャラクタも複数種類存在するため、遊技を楽し
むためにはこれらを覚える必要がある。さらに、近年で
は、これらの演出の内容が複雑化する傾向にある。ま
た、大当り信頼度に応じて表示される演出の種類を変化
させる場合などは、演出の種類と大当り信頼度との関係
を予め理解しておく必要がある。また、これらの演出を
特別図柄の変動パターンと関連づけたものもあり、この
場合、特別図柄の変動パターンとの組合せで演出の内容
を覚える必要がある。
うな演出には、様々なパターンがあり、また、演出に登
場するキャラクタも複数種類存在するため、遊技を楽し
むためにはこれらを覚える必要がある。さらに、近年で
は、これらの演出の内容が複雑化する傾向にある。ま
た、大当り信頼度に応じて表示される演出の種類を変化
させる場合などは、演出の種類と大当り信頼度との関係
を予め理解しておく必要がある。また、これらの演出を
特別図柄の変動パターンと関連づけたものもあり、この
場合、特別図柄の変動パターンとの組合せで演出の内容
を覚える必要がある。
【0005】このような演出の複雑化によって、遊技者
は、各演出の流れを的確に把握できなくなり、リーチの
有無や大当りの有無の判断或いは大当り信頼度の認識が
困難になってしまう。したがって、各演出の流れを的確
に把握するためには、遊技回数を多くこなす必要があっ
た。
は、各演出の流れを的確に把握できなくなり、リーチの
有無や大当りの有無の判断或いは大当り信頼度の認識が
困難になってしまう。したがって、各演出の流れを的確
に把握するためには、遊技回数を多くこなす必要があっ
た。
【0006】本発明の目的は、演出のパターンを覚えて
いなくても、特別図柄の変動表示の開始から終了までに
表示される演出の流れや演出の表示の経過が容易に理解
できる遊技機を提供することである。
いなくても、特別図柄の変動表示の開始から終了までに
表示される演出の流れや演出の表示の経過が容易に理解
できる遊技機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様は、
特別図柄の変動表示その他の表示を行う表示手段と、遊
技者にとって有利な特別遊技状態とするか否かを判定す
る判定手段と、該判定の結果に基づき、特別図柄の変動
表示を制御する特別図柄表示制御手段と、判定の結果に
応じた所定の演出を表示手段に表示させる演出表示制御
手段と、演出の内容の遷移を表示手段に表示させる演出
遷移表示制御手段とを備えることを特徴とする遊技機で
ある。
特別図柄の変動表示その他の表示を行う表示手段と、遊
技者にとって有利な特別遊技状態とするか否かを判定す
る判定手段と、該判定の結果に基づき、特別図柄の変動
表示を制御する特別図柄表示制御手段と、判定の結果に
応じた所定の演出を表示手段に表示させる演出表示制御
手段と、演出の内容の遷移を表示手段に表示させる演出
遷移表示制御手段とを備えることを特徴とする遊技機で
ある。
【0008】第2の態様は、演出の内容の遷移が、フロ
ーチャートで示されることを特徴とする。
ーチャートで示されることを特徴とする。
【0009】第3の態様は、演出の内容の遷移が、フロ
ーチャートの経路の表示を変化させることで示されるこ
とを特徴とする。
ーチャートの経路の表示を変化させることで示されるこ
とを特徴とする。
【0010】第4の態様は、演出の内容の遷移が、フロ
ーチャートの経路上に現在位置図柄を表示させ、当該現
在位置図柄を移動させることによって示されることを特
徴とする。
ーチャートの経路上に現在位置図柄を表示させ、当該現
在位置図柄を移動させることによって示されることを特
徴とする。
【0011】第5の態様は、現在位置図柄がフローチャ
ートの経路上に設けられた分岐点を通過して所定の経路
に移動した後、再び当該現在位置図柄を分岐点に戻して
別の経路に移動させるように演出遷移表示制御手段が表
示制御することを特徴とする。
ートの経路上に設けられた分岐点を通過して所定の経路
に移動した後、再び当該現在位置図柄を分岐点に戻して
別の経路に移動させるように演出遷移表示制御手段が表
示制御することを特徴とする。
【0012】第6の態様は、演出遷移表示制御手段が、
大当り信頼度に応じて、現在位置図柄の色や形状等の表
示態様を変化させることを特徴とする。
大当り信頼度に応じて、現在位置図柄の色や形状等の表
示態様を変化させることを特徴とする。
【0013】第7の態様は、フローチャートが、演出に
設定された複数種類のリーチ演出のそれぞれに応じて、
経路が複数に枝分かれして表示されることを特徴とす
る。
設定された複数種類のリーチ演出のそれぞれに応じて、
経路が複数に枝分かれして表示されることを特徴とす
る。
【0014】第8の態様は、演出遷移表示制御手段が、
フローチャートの所定の経路を、演出の表示開始時から
所定期間中は表示せず、該所定期間の経過後に表示させ
ることを特徴とする。
フローチャートの所定の経路を、演出の表示開始時から
所定期間中は表示せず、該所定期間の経過後に表示させ
ることを特徴とする。
【0015】第9の態様は、演出遷移表示制御手段が、
フローチャートに予兆演出の出現箇所を表示させること
を特徴とする。
フローチャートに予兆演出の出現箇所を表示させること
を特徴とする。
【0016】第10の態様は、演出遷移表示制御手段
が、フローチャートに所定の予兆位置図柄を表示させ、
出現箇所を示すことを特徴とする。
が、フローチャートに所定の予兆位置図柄を表示させ、
出現箇所を示すことを特徴とする。
【0017】第11の態様は、演出遷移表示制御手段
が、大当り信頼度に応じて、予兆位置図柄の色や形状等
の表示態様を変化させることを特徴とする。
が、大当り信頼度に応じて、予兆位置図柄の色や形状等
の表示態様を変化させることを特徴とする。
【0018】第12の態様は、演出遷移表示制御手段
が、予兆位置図柄を、演出の表示開始時から所定期間中
は表示せず、該所定期間の経過後に表示させることを特
徴とする。
が、予兆位置図柄を、演出の表示開始時から所定期間中
は表示せず、該所定期間の経過後に表示させることを特
徴とする。
【0019】第13の態様は、演出の内容の遷移が、文
字、線、図形、記号等が描かれた固定領域内における特
定図柄の表示位置によって示されることを特徴とする。
字、線、図形、記号等が描かれた固定領域内における特
定図柄の表示位置によって示されることを特徴とする。
【0020】第14の態様は、固定領域が、全体が地図
で構成され、その地図上のどの位置に特定図柄が表示さ
れているかによって、演出の内容の遷移が示されること
を特徴とする。
で構成され、その地図上のどの位置に特定図柄が表示さ
れているかによって、演出の内容の遷移が示されること
を特徴とする。
【0021】第15の態様は、固定領域が、全体として
家の間取り図で構成され、その間取り図上のどの位置に
特定図柄が表示されているかによって、演出の内容の遷
移が示されることを特徴とする。
家の間取り図で構成され、その間取り図上のどの位置に
特定図柄が表示されているかによって、演出の内容の遷
移が示されることを特徴とする。
【0022】第16の態様は、上記固定領域が、複数の
領域に分割され、その複数の領域のうちのどの領域に特
定図柄が位置するかによって演出の内容の遷移が示され
ることを特徴とする。
領域に分割され、その複数の領域のうちのどの領域に特
定図柄が位置するかによって演出の内容の遷移が示され
ることを特徴とする。
【0023】第17の態様は、複数の領域の中の少なく
とも1つが、演出に設定された複数種類のリーチ演出の
いずれかに対応しており、演出遷移表示制御手段が、表
示するリーチ演出に対応した領域に特定図柄を表示させ
るように表示制御することを特徴とする。
とも1つが、演出に設定された複数種類のリーチ演出の
いずれかに対応しており、演出遷移表示制御手段が、表
示するリーチ演出に対応した領域に特定図柄を表示させ
るように表示制御することを特徴とする。
【0024】第18の態様は、リーチ演出に対応した領
域には、その対応するリーチ演出が表示された後に更に
別のリーチ演出に発展すること或いはその発展する回数
が文字、線、図形、記号等によって示されることを特徴
とする。
域には、その対応するリーチ演出が表示された後に更に
別のリーチ演出に発展すること或いはその発展する回数
が文字、線、図形、記号等によって示されることを特徴
とする。
【0025】第19の態様は、演出遷移表示制御手段
が、大当り信頼度に応じて特定図柄の色や形状等の表示
態様を変化させることを特徴とする。
が、大当り信頼度に応じて特定図柄の色や形状等の表示
態様を変化させることを特徴とする。
【0026】第20の態様は、特定図柄が人物等のキャ
ラクタを示していることを特徴とする。
ラクタを示していることを特徴とする。
【0027】第21の態様は、演出遷移表示制御手段
が、大当り信頼度に応じて前記キャラクタの動作態様を
変化させることを特徴とする。
が、大当り信頼度に応じて前記キャラクタの動作態様を
変化させることを特徴とする。
【0028】
【作用及び効果】本発明によれば、表示手段に演出の内
容の遷移が表示されるので、演出のパターンを覚えてい
なくても、特別図柄の変動表示の開始から終了までに表
示される演出の内容の遷移が容易に理解できる。例え
ば、今回のゲームで、リーチが発生するか否か、発展リ
ーチが表示されるか否か、プレミアムリーチが表示され
るか否か等が容易に理解できる。
容の遷移が表示されるので、演出のパターンを覚えてい
なくても、特別図柄の変動表示の開始から終了までに表
示される演出の内容の遷移が容易に理解できる。例え
ば、今回のゲームで、リーチが発生するか否か、発展リ
ーチが表示されるか否か、プレミアムリーチが表示され
るか否か等が容易に理解できる。
【0029】第2の態様によれば、演出の内容の遷移が
フローチャートで示されるので、演出の内容の遷移がよ
り理解し易くなる。
フローチャートで示されるので、演出の内容の遷移がよ
り理解し易くなる。
【0030】第3の態様によれば、演出の内容の遷移に
応じてフローチャートの経路の表示が変化するので、こ
の変化を見ているだけで、演出の内容の遷移が容易に把
握できる。
応じてフローチャートの経路の表示が変化するので、こ
の変化を見ているだけで、演出の内容の遷移が容易に把
握できる。
【0031】第4の態様によれば、フローチャートの経
路上に表示される現在位置図柄が演出の内容の遷移に応
じて移動するので、この現在位置図柄を目で追いかける
だけで、演出の内容の遷移が容易に把握できる。例え
ば、演出全体をフローチャートで示した場合、その現在
位置図柄がフローチャートのどの位置に表示されている
かを認識することによって、現在表示されている演出が
演出全体のどの辺のものであるかが容易に把握できる。
路上に表示される現在位置図柄が演出の内容の遷移に応
じて移動するので、この現在位置図柄を目で追いかける
だけで、演出の内容の遷移が容易に把握できる。例え
ば、演出全体をフローチャートで示した場合、その現在
位置図柄がフローチャートのどの位置に表示されている
かを認識することによって、現在表示されている演出が
演出全体のどの辺のものであるかが容易に把握できる。
【0032】第5の態様によれば、フローチャートの経
路上に設けられた分岐点を通過して所定の経路に移動し
た現在位置図柄が、再び分岐点に戻って別の経路に移動
するので、その現在位置図柄の動きに応じて遊技者の期
待感を変化させることができる。例えば、最初に移動し
た経路上に大当り信頼度の低いリーチ演出が有る場合、
それを認識した遊技者は落胆するが、その後に変更され
た経路上に大当り信頼度の高いリーチ演出が有る場合、
落胆していた遊技者の期待感を高めることができる。こ
れにより変化に富んだ演出ができる。
路上に設けられた分岐点を通過して所定の経路に移動し
た現在位置図柄が、再び分岐点に戻って別の経路に移動
するので、その現在位置図柄の動きに応じて遊技者の期
待感を変化させることができる。例えば、最初に移動し
た経路上に大当り信頼度の低いリーチ演出が有る場合、
それを認識した遊技者は落胆するが、その後に変更され
た経路上に大当り信頼度の高いリーチ演出が有る場合、
落胆していた遊技者の期待感を高めることができる。こ
れにより変化に富んだ演出ができる。
【0033】第6の態様によれば、大当り信頼度に応じ
て現在位置図柄の色や形状等の表示態様が変化するの
で、遊技者は大当り信頼度の変化を容易に認識すること
ができる。
て現在位置図柄の色や形状等の表示態様が変化するの
で、遊技者は大当り信頼度の変化を容易に認識すること
ができる。
【0034】第7の態様によれば、演出に設定された複
数種類のリーチ演出のそれぞれに応じて、経路が複数に
枝分かれされるので、その複数に枝分かれされた経路を
認識した遊技者は、リーチ発生前にリーチ演出の種類を
容易に把握できる。従って、予めリーチ演出の種類を覚
えておく必要がない。また、リーチ演出毎にフローチャ
ートの経路が枝分かれしているので、どのリーチ演出が
発生するかについて期待感をもってフローチャートの表
示の変化に注目することとなる。
数種類のリーチ演出のそれぞれに応じて、経路が複数に
枝分かれされるので、その複数に枝分かれされた経路を
認識した遊技者は、リーチ発生前にリーチ演出の種類を
容易に把握できる。従って、予めリーチ演出の種類を覚
えておく必要がない。また、リーチ演出毎にフローチャ
ートの経路が枝分かれしているので、どのリーチ演出が
発生するかについて期待感をもってフローチャートの表
示の変化に注目することとなる。
【0035】第8の態様によれば、演出の表示開始時か
ら所定期間中は表示されないフローチャートの所定の経
路が、該所定期間の経過後に表示されるので、遊技者
は、新たな経路が突然現れたといった感じを受ける。こ
れにより、フローチャートによって表される演出の内容
の遷移が変化に富んだ表示となり、遊技者は興味をもっ
てこのフローチャートの表示に注目することとなる。ま
た、そのような経路に現在位置図柄が移動した場合に大
当り信頼度が高いものとすると、新たな経路が現れたと
き、遊技者は大きな期待感をもって、現在位置図柄の進
行方向に注目するようになる。
ら所定期間中は表示されないフローチャートの所定の経
路が、該所定期間の経過後に表示されるので、遊技者
は、新たな経路が突然現れたといった感じを受ける。こ
れにより、フローチャートによって表される演出の内容
の遷移が変化に富んだ表示となり、遊技者は興味をもっ
てこのフローチャートの表示に注目することとなる。ま
た、そのような経路に現在位置図柄が移動した場合に大
当り信頼度が高いものとすると、新たな経路が現れたと
き、遊技者は大きな期待感をもって、現在位置図柄の進
行方向に注目するようになる。
【0036】第9の態様によれば、予兆演出の出現箇所
がフローチャートに表示されるので、遊技者は、これを
見るだけで予兆演出の表示タイミングが容易に把握でき
る。これにより、演出パターンを覚えていなくても予兆
演出を見逃すことがなくて済む。
がフローチャートに表示されるので、遊技者は、これを
見るだけで予兆演出の表示タイミングが容易に把握でき
る。これにより、演出パターンを覚えていなくても予兆
演出を見逃すことがなくて済む。
【0037】第10の態様によれば、フローチャートに
表示される予兆位置図柄によって予兆演出の出現箇所が
示されるので、遊技者は、より明確に予兆演出の表示タ
イミングを把握することができる。
表示される予兆位置図柄によって予兆演出の出現箇所が
示されるので、遊技者は、より明確に予兆演出の表示タ
イミングを把握することができる。
【0038】第11の態様によれば、大当り信頼度に応
じて予兆位置図柄の色や形状等の表示態様が変化するの
で、どの予兆演出がどのくらいの大当り信頼度を示すか
を覚えていなくても、遊技者は、容易に大当り信頼度の
変化を認識することができる。
じて予兆位置図柄の色や形状等の表示態様が変化するの
で、どの予兆演出がどのくらいの大当り信頼度を示すか
を覚えていなくても、遊技者は、容易に大当り信頼度の
変化を認識することができる。
【0039】第12の態様によれば、演出の表示開始時
から所定期間中は表示されない所定の予兆位置図柄が、
該所定期間の経過後に表示されるので、遊技者は、新た
な予兆位置図柄が突然現れたといった感じを受ける。こ
れにより、フローチャートによって表される演出の内容
の遷移が変化に富んだ表示となり、遊技者は興味をもっ
てこのフローチャートの表示に注目することとなる。ま
た、このような予兆位置図柄が表示されたときに大当り
信頼度が高くなるとすると、そのような予兆位置図柄の
表示への期待感をもってフローチャートによる演出に注
目するようになる。また、このフローチャートによる演
出に注目していれば、突然表示され且つ一瞬だけしか表
示されないような予兆演出であっても見逃さずに済む。
から所定期間中は表示されない所定の予兆位置図柄が、
該所定期間の経過後に表示されるので、遊技者は、新た
な予兆位置図柄が突然現れたといった感じを受ける。こ
れにより、フローチャートによって表される演出の内容
の遷移が変化に富んだ表示となり、遊技者は興味をもっ
てこのフローチャートの表示に注目することとなる。ま
た、このような予兆位置図柄が表示されたときに大当り
信頼度が高くなるとすると、そのような予兆位置図柄の
表示への期待感をもってフローチャートによる演出に注
目するようになる。また、このフローチャートによる演
出に注目していれば、突然表示され且つ一瞬だけしか表
示されないような予兆演出であっても見逃さずに済む。
【0040】第13の態様によれば、演出の内容の遷移
は、文字、線、図形、記号等が描かれた固定領域内にお
ける特定図柄の表示位置によって示されるので、遊技者
は、特定図柄の表示位置を認識することにより、容易に
演出の内容の遷移が把握できる。
は、文字、線、図形、記号等が描かれた固定領域内にお
ける特定図柄の表示位置によって示されるので、遊技者
は、特定図柄の表示位置を認識することにより、容易に
演出の内容の遷移が把握できる。
【0041】第14の態様によれば、固定領域の全体が
地図で構成されているので、当該固定領域の内容を遊技
者は容易に理解でき、特定図柄の位置の把握が容易にな
る。また、地図上のどこに特定図柄があるか追跡すると
いった面白味も付加される。
地図で構成されているので、当該固定領域の内容を遊技
者は容易に理解でき、特定図柄の位置の把握が容易にな
る。また、地図上のどこに特定図柄があるか追跡すると
いった面白味も付加される。
【0042】第15の態様によれば、固定領域の全体が
家の間取り図で構成されているので、遊技者にとって、
さらに親しみやすい内容となり、遊技者が間取り図上の
特定図柄を目で追いかけるといった面白味が付加され
る。従って、単に、固定領域内の表示内容によって、演
出の内容の遷移が把握できるだけでなく、演出に興味を
抱かせ、さらに演出を盛り上げるといった補助演出とし
ての新たな効果が付加される。
家の間取り図で構成されているので、遊技者にとって、
さらに親しみやすい内容となり、遊技者が間取り図上の
特定図柄を目で追いかけるといった面白味が付加され
る。従って、単に、固定領域内の表示内容によって、演
出の内容の遷移が把握できるだけでなく、演出に興味を
抱かせ、さらに演出を盛り上げるといった補助演出とし
ての新たな効果が付加される。
【0043】第16の態様によれば、上記固定領域は、
複数の領域に分割され、その複数の領域のうちのどの領
域に特定図柄が位置するかによって演出の内容の遷移が
示されるので、遊技者は、固定領域を分割された領域毎
に観察することにより、特定図柄の表示位置が認識しや
すくなり、演出の内容の遷移がより容易に把握できるよ
うになる。
複数の領域に分割され、その複数の領域のうちのどの領
域に特定図柄が位置するかによって演出の内容の遷移が
示されるので、遊技者は、固定領域を分割された領域毎
に観察することにより、特定図柄の表示位置が認識しや
すくなり、演出の内容の遷移がより容易に把握できるよ
うになる。
【0044】第17の態様によれば、表示するリーチ演
出に対応した領域に特定図柄が表示されるので、遊技者
は、固定領域内の表示内容から、今回の遊技において、
どのリーチ演出に発展する可能性があるかが容易に認識
できる。例えば、リーチ演出によって大当り信頼度を異
ならせた場合、遊技者は、固定領域内に設けられた領域
のうち、大当り信頼度の高いリーチ演出に対応した領域
に特定図柄が表示されるかどうかに興味が集中し、この
固定領域内の演出に期待感を持って注目するようにな
る。
出に対応した領域に特定図柄が表示されるので、遊技者
は、固定領域内の表示内容から、今回の遊技において、
どのリーチ演出に発展する可能性があるかが容易に認識
できる。例えば、リーチ演出によって大当り信頼度を異
ならせた場合、遊技者は、固定領域内に設けられた領域
のうち、大当り信頼度の高いリーチ演出に対応した領域
に特定図柄が表示されるかどうかに興味が集中し、この
固定領域内の演出に期待感を持って注目するようにな
る。
【0045】第18の態様は、リーチ演出に対応した領
域には、その対応するリーチ演出が表示された後に更に
別のリーチ演出に発展すること或いはその発展する回数
が、文字、線、図形、記号等によって示されるので、遊
技者は、固定領域内の表示内容から、今回のゲームにお
いて出現の可能性があるリーチ演出が更に別のリーチ演
出に発展するものであるか否か、また、発展回数が何回
あるかについても容易に認識することができる。また、
一般にリーチ演出の発展回数が多いほど大当りが期待で
きるため、遊技者は、リーチ演出の発展回数の多い領域
に特定図柄が入るかどうかに興味を持って固定領域内の
表示の変化に注目する。
域には、その対応するリーチ演出が表示された後に更に
別のリーチ演出に発展すること或いはその発展する回数
が、文字、線、図形、記号等によって示されるので、遊
技者は、固定領域内の表示内容から、今回のゲームにお
いて出現の可能性があるリーチ演出が更に別のリーチ演
出に発展するものであるか否か、また、発展回数が何回
あるかについても容易に認識することができる。また、
一般にリーチ演出の発展回数が多いほど大当りが期待で
きるため、遊技者は、リーチ演出の発展回数の多い領域
に特定図柄が入るかどうかに興味を持って固定領域内の
表示の変化に注目する。
【0046】第19の態様によれば、特定図柄の表示態
様の変化によって大当り信頼度が示されるので、遊技者
は、固定領域内に表示される特定図柄の表示態様の変化
に注目することとなり、遊技の興趣が高まる。
様の変化によって大当り信頼度が示されるので、遊技者
は、固定領域内に表示される特定図柄の表示態様の変化
に注目することとなり、遊技の興趣が高まる。
【0047】第20の態様によれば、特定図柄は、キャ
ラクタで示されるので、遊技者は、より親しみをもっ
て、固定領域内の演出に注目することとなる。
ラクタで示されるので、遊技者は、より親しみをもっ
て、固定領域内の演出に注目することとなる。
【0048】第21の態様によれば、固定領域内に表示
されるキャラクタの動作態様の変化によって大当り信頼
度が示されるので、遊技者は、興味を持って固定領域内
のキャラクタの動作に注目することとなる。
されるキャラクタの動作態様の変化によって大当り信頼
度が示されるので、遊技者は、興味を持って固定領域内
のキャラクタの動作に注目することとなる。
【0049】なお、固定領域内における特定図柄の表示
位置によって演出の内容の遷移が示される場合の具体例
として、後述の実施例における「マップ演出」がある。
位置によって演出の内容の遷移が示される場合の具体例
として、後述の実施例における「マップ演出」がある。
【0050】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例のパチ
ンコ遊技機1の正面外観図である。
ンコ遊技機1の正面外観図である。
【0051】このパチンコ遊技機1の遊技部は、前面扉
2の上部ガラスの内側に遊技盤3を配置し、その遊技盤
面上に各種入賞領域を配設して構成されている。遊技盤
3のほぼ中央には、特別図柄の変動表示やアニメーショ
ン等による各種の演出を表示する可変表示手段として液
晶表示装置4が配置されている。遊技盤3の各部の詳細
については図2を参照して後で説明する。
2の上部ガラスの内側に遊技盤3を配置し、その遊技盤
面上に各種入賞領域を配設して構成されている。遊技盤
3のほぼ中央には、特別図柄の変動表示やアニメーショ
ン等による各種の演出を表示する可変表示手段として液
晶表示装置4が配置されている。遊技盤3の各部の詳細
については図2を参照して後で説明する。
【0052】遊技盤3の下方には、賞球又は貸し球とし
て払い出された遊技球(パチンコ球)を溜めるための上
皿21が設けられ、上皿21に排出された遊技球は遊技
盤3の裏面側に設けられた発射装置に供給される。更に
上皿21の下方には、上皿21からの遊技球を排出する
ための排出口22、排出口22から排出された遊技球を
溜めるための下皿23、遊技球を遊技部に向けて発射さ
せる操作手段としての発射ハンドル24、BGM等の各
種音声を出力するためのスピーカ40などが設けられて
いる。
て払い出された遊技球(パチンコ球)を溜めるための上
皿21が設けられ、上皿21に排出された遊技球は遊技
盤3の裏面側に設けられた発射装置に供給される。更に
上皿21の下方には、上皿21からの遊技球を排出する
ための排出口22、排出口22から排出された遊技球を
溜めるための下皿23、遊技球を遊技部に向けて発射さ
せる操作手段としての発射ハンドル24、BGM等の各
種音声を出力するためのスピーカ40などが設けられて
いる。
【0053】図2は、上記遊技盤3を拡大表示した正面
図である。遊技盤3のほぼ中央には、表示手段を構成す
る液晶表示装置4が配置されている。この液晶表示装置
4は、画像で表現される複数の図柄を可変表示すること
で、スロットマシンの3列の回転リールを擬似的に表示
する。図2では、液晶表示装置4の画面4a上に3つの
数字“7”を横一列に停止表示している様子を示す。こ
れらの図柄は、後述の始動入賞口6に遊技球が入賞する
ことにより変動表示を開始する。この変動表示する図柄
を「特別図柄」という。特別図柄は、その変動表示が停
止した時の表示が所定の図柄態様(例えば、図2に示す
“7−7−7”のような図柄態様で、これを「大当り停
止態様」という。)となると、遊技者にとって有利な
「特別遊技状態」へ移行するように定められたものであ
る。特別遊技状態に移行する「大当り」を発生させるか
否かは後述の主制御回路30(図3)において決定され
る。また、この液晶表示装置4には、上記特別図柄のほ
か、アニメーション等による種々の演出が表示される。
具体的には、図2に示すように、特別図柄の上方の領域
には各種のキャラクタが登場する後述の「キャラクタ演
出」が表示され、特別図柄の下方の領域には、後述の
「フロー演出」が表示される。「フロー演出」は、特別
図柄やその上方に表示される演出内容の遷移をフローチ
ャートで示し、当該フローチャートの経路上を現在位置
図柄としての現在位置マークMが移動することで現在の
表示状態が示される。
図である。遊技盤3のほぼ中央には、表示手段を構成す
る液晶表示装置4が配置されている。この液晶表示装置
4は、画像で表現される複数の図柄を可変表示すること
で、スロットマシンの3列の回転リールを擬似的に表示
する。図2では、液晶表示装置4の画面4a上に3つの
数字“7”を横一列に停止表示している様子を示す。こ
れらの図柄は、後述の始動入賞口6に遊技球が入賞する
ことにより変動表示を開始する。この変動表示する図柄
を「特別図柄」という。特別図柄は、その変動表示が停
止した時の表示が所定の図柄態様(例えば、図2に示す
“7−7−7”のような図柄態様で、これを「大当り停
止態様」という。)となると、遊技者にとって有利な
「特別遊技状態」へ移行するように定められたものであ
る。特別遊技状態に移行する「大当り」を発生させるか
否かは後述の主制御回路30(図3)において決定され
る。また、この液晶表示装置4には、上記特別図柄のほ
か、アニメーション等による種々の演出が表示される。
具体的には、図2に示すように、特別図柄の上方の領域
には各種のキャラクタが登場する後述の「キャラクタ演
出」が表示され、特別図柄の下方の領域には、後述の
「フロー演出」が表示される。「フロー演出」は、特別
図柄やその上方に表示される演出内容の遷移をフローチ
ャートで示し、当該フローチャートの経路上を現在位置
図柄としての現在位置マークMが移動することで現在の
表示状態が示される。
【0054】なお、特別図柄等を表示する表示手段に
は、本実施例のような液晶表示装置4のほか、多数のL
EDを配列して構成した表示器やCRT、プラズマディ
スプレイ、エレクトロルミネッセンス等のその他の電気
的表示器を用いても構成できる。また、電気的表示装置
ではなく、図柄を外周面上に描いた回転リールを配設し
可変表示を行うような機械的装置を用いてもよい。
は、本実施例のような液晶表示装置4のほか、多数のL
EDを配列して構成した表示器やCRT、プラズマディ
スプレイ、エレクトロルミネッセンス等のその他の電気
的表示器を用いても構成できる。また、電気的表示装置
ではなく、図柄を外周面上に描いた回転リールを配設し
可変表示を行うような機械的装置を用いてもよい。
【0055】液晶表示装置4の下方には、始動入賞口
(所謂「スタート孔」)6を構成する普通電動役物5が
設けられている。普通電動役物5は、始動入賞口6へ入
賞しやすい第1状態と始動入賞口6へ入賞しにくい第2
状態とに変換可能な開閉翼片を有する入賞装置(所謂
「チューリップ」)である。なお、この開閉翼片が閉じ
た第2状態であっても、遊技球が1個程度入賞可能であ
る。遊技球が始動入賞口6へ入賞すると、5個の賞球が
払い出される。また、始動入賞口6の左下方には、普通
図柄作動用ゲート7が設けられている。
(所謂「スタート孔」)6を構成する普通電動役物5が
設けられている。普通電動役物5は、始動入賞口6へ入
賞しやすい第1状態と始動入賞口6へ入賞しにくい第2
状態とに変換可能な開閉翼片を有する入賞装置(所謂
「チューリップ」)である。なお、この開閉翼片が閉じ
た第2状態であっても、遊技球が1個程度入賞可能であ
る。遊技球が始動入賞口6へ入賞すると、5個の賞球が
払い出される。また、始動入賞口6の左下方には、普通
図柄作動用ゲート7が設けられている。
【0056】普通電動役物5の下方には、遊技者にとっ
て有利な第1状態(以下「開状態」という。)と遊技者
にとって不利な第2状態(以下「閉状態」という。)に
変換可能な扉開閉式の変動入賞装置からなる大入賞口
(所謂「アタッカ」)8が設けられている。大入賞口8
は、液晶表示装置4での特別図柄の変動表示が大当り停
止態様で停止したときに、所定時間上記の開状態に変換
される。これに遊技球が入賞すると所定個数(例えば1
5個)の賞球が払い出されるように定められている。前
述の特別遊技状態とは、この大入賞口8が開状態となっ
た遊技状態をいい、この特別遊技状態中は、大入賞口8
への10球入賞或いは30秒経過まで開状態が連続する
遊技(以下「大当り遊技」という。)を、15回(ラウ
ンド)行える。ここで、1回目の大当り遊技を「第1ラ
ウンド」と称し、2回目以降の大当り遊技も同様に、
「第2ラウンド」,「第3ラウンド」…と称する。な
お、大当り遊技が1ラウンド終了した後、次のラウンド
を行うためには、一般的に「V入賞」といわれる所定の
条件を満たす必要がある。ここで、上記大入賞口8は複
数の入賞口で構成され、上記V入賞は、その複数の入賞
口のうちの特定の入賞口に遊技球が入賞した場合で、こ
のV入賞の成立条件となる特定の入賞口は、通常、大入
賞口8の中央に設けられる。
て有利な第1状態(以下「開状態」という。)と遊技者
にとって不利な第2状態(以下「閉状態」という。)に
変換可能な扉開閉式の変動入賞装置からなる大入賞口
(所謂「アタッカ」)8が設けられている。大入賞口8
は、液晶表示装置4での特別図柄の変動表示が大当り停
止態様で停止したときに、所定時間上記の開状態に変換
される。これに遊技球が入賞すると所定個数(例えば1
5個)の賞球が払い出されるように定められている。前
述の特別遊技状態とは、この大入賞口8が開状態となっ
た遊技状態をいい、この特別遊技状態中は、大入賞口8
への10球入賞或いは30秒経過まで開状態が連続する
遊技(以下「大当り遊技」という。)を、15回(ラウ
ンド)行える。ここで、1回目の大当り遊技を「第1ラ
ウンド」と称し、2回目以降の大当り遊技も同様に、
「第2ラウンド」,「第3ラウンド」…と称する。な
お、大当り遊技が1ラウンド終了した後、次のラウンド
を行うためには、一般的に「V入賞」といわれる所定の
条件を満たす必要がある。ここで、上記大入賞口8は複
数の入賞口で構成され、上記V入賞は、その複数の入賞
口のうちの特定の入賞口に遊技球が入賞した場合で、こ
のV入賞の成立条件となる特定の入賞口は、通常、大入
賞口8の中央に設けられる。
【0057】大入賞口8の下方には、アウト球を回収す
るアウト口9が設けられている。
るアウト口9が設けられている。
【0058】また、遊技盤3の左側にはレール10が設
置されている。遊技盤3の裏面側に設けられた発射装置
から発射された遊技球は、このレール10に沿って上昇
移動し、遊技領域に打ち込まれる。
置されている。遊技盤3の裏面側に設けられた発射装置
から発射された遊技球は、このレール10に沿って上昇
移動し、遊技領域に打ち込まれる。
【0059】液晶表示装置4の上方には、普通図柄表示
用LED11a,11b、普通図柄記憶LED12、及
び特別図柄記憶LED13a〜13dが設けられてい
る。普通図柄表示用LED11a,11bは、2色(緑
色,赤色)の発光ダイオードで構成され、遊技球が普通
図柄作動用ゲート7を通過すると所定時間、緑色及び赤
色を交互に点灯する点滅動作を行う。所定時間経過後、
普通図柄表示用LED11a,11bが緑色で点灯した
状態であれば、普通図柄電動役物5が第1状態に変換さ
れる。
用LED11a,11b、普通図柄記憶LED12、及
び特別図柄記憶LED13a〜13dが設けられてい
る。普通図柄表示用LED11a,11bは、2色(緑
色,赤色)の発光ダイオードで構成され、遊技球が普通
図柄作動用ゲート7を通過すると所定時間、緑色及び赤
色を交互に点灯する点滅動作を行う。所定時間経過後、
普通図柄表示用LED11a,11bが緑色で点灯した
状態であれば、普通図柄電動役物5が第1状態に変換さ
れる。
【0060】普通図柄記憶LED12は、普通図柄作動
用ゲート7への遊技球通過がある度に1個ずつ点灯し、
その時点での普通図柄表示用LED11a,11bの動
作可能回数(4回を限度とする)を遊技者に知らせるも
のである。5回目以降の通過はカウントされず、無効と
なる。
用ゲート7への遊技球通過がある度に1個ずつ点灯し、
その時点での普通図柄表示用LED11a,11bの動
作可能回数(4回を限度とする)を遊技者に知らせるも
のである。5回目以降の通過はカウントされず、無効と
なる。
【0061】特別図柄記憶LED13a〜13dは、画
面4a上に特別図柄が停止表示されていない状態におい
て、始動入賞口6へ遊技球が入賞する度に1個ずつ点灯
する。また、4個の特別図柄記憶LED13a〜13d
が全て点灯している時の始動入賞口6への入賞は無効に
なる。
面4a上に特別図柄が停止表示されていない状態におい
て、始動入賞口6へ遊技球が入賞する度に1個ずつ点灯
する。また、4個の特別図柄記憶LED13a〜13d
が全て点灯している時の始動入賞口6への入賞は無効に
なる。
【0062】液晶表示装置4の左側には、左上風車14
及び左下風車15が設けられ、液晶表示装置4の右側に
は、右上風車16及び右下風車17が設けられている。
始動入賞口6の左右側には、それぞれ入賞球があると1
0個の賞球を払出すように定められた一般入賞口18
a,18bが設けられている。
及び左下風車15が設けられ、液晶表示装置4の右側に
は、右上風車16及び右下風車17が設けられている。
始動入賞口6の左右側には、それぞれ入賞球があると1
0個の賞球を払出すように定められた一般入賞口18
a,18bが設けられている。
【0063】また、遊技盤3上には、遊技状態に応じて
光による演出を行う装飾用の各種ランプが設けられる。
光による演出を行う装飾用の各種ランプが設けられる。
【0064】図3は、実施例のパチンコ遊技機1の電気
回路部を示すブロック図である。
回路部を示すブロック図である。
【0065】パチンコ遊技機1の主な動作は、主制御手
段としての主制御回路30によって制御される。主制御
回路30は、制御プログラムを記憶している読み出し専
用の記憶手段であるROM30bと、読み書き可能な記
憶手段であるRAM30cと、上記ROM30bに格納
された制御プログラムに従って制御動作を実行する演算
処理装置としてのMPU30aとを含み、これらを一の
回路基板上に配置して構成されている。ここで、主制御
回路30上のMPU30a、ROM30b、RAM30
cを、後で説明する表示制御回路31上のMPU等と区
別するために、以下メインMPU30a、メインROM
30b、メインRAM30cという。メインMPU30
aは、定期的に発生するリセット信号の入力により、メ
インROM30bに格納された制御用プログラムの処理
を実行する。
段としての主制御回路30によって制御される。主制御
回路30は、制御プログラムを記憶している読み出し専
用の記憶手段であるROM30bと、読み書き可能な記
憶手段であるRAM30cと、上記ROM30bに格納
された制御プログラムに従って制御動作を実行する演算
処理装置としてのMPU30aとを含み、これらを一の
回路基板上に配置して構成されている。ここで、主制御
回路30上のMPU30a、ROM30b、RAM30
cを、後で説明する表示制御回路31上のMPU等と区
別するために、以下メインMPU30a、メインROM
30b、メインRAM30cという。メインMPU30
aは、定期的に発生するリセット信号の入力により、メ
インROM30bに格納された制御用プログラムの処理
を実行する。
【0066】図3に示すように、主制御回路30に接続
された中継回路基板34には、大入賞口8に入賞した遊
技球を検出する大入賞球センサ8S、普通図柄作動用ゲ
ート7を通過した遊技球を検出する通過球センサ7S、
一般入賞口18a,18bに入賞した遊技球を検出する
入賞球センサ18S、始動入賞口6に入賞した遊技球を
検出する始動入賞球センサ6S、発射装置42により遊
技領域へ発射された遊技球を検出する発射球センサ20
a、及び発射装置42により発射されたが遊技領域内に
到達することなく戻ってきた遊技球を検出する戻り球セ
ンサ20bが遊技球の検知手段として接続されている。
また、中継回路基板34には、普通電動役物5、大入賞
口8、普通図柄表示用LED11a,11b、及び遊技
盤3上の各種ランプを制御するランプ制御装置41が接
続されている。
された中継回路基板34には、大入賞口8に入賞した遊
技球を検出する大入賞球センサ8S、普通図柄作動用ゲ
ート7を通過した遊技球を検出する通過球センサ7S、
一般入賞口18a,18bに入賞した遊技球を検出する
入賞球センサ18S、始動入賞口6に入賞した遊技球を
検出する始動入賞球センサ6S、発射装置42により遊
技領域へ発射された遊技球を検出する発射球センサ20
a、及び発射装置42により発射されたが遊技領域内に
到達することなく戻ってきた遊技球を検出する戻り球セ
ンサ20bが遊技球の検知手段として接続されている。
また、中継回路基板34には、普通電動役物5、大入賞
口8、普通図柄表示用LED11a,11b、及び遊技
盤3上の各種ランプを制御するランプ制御装置41が接
続されている。
【0067】上記各センサが遊技球を検出することによ
り出力する検知信号は、中継回路基板34を介して主制
御回路30上のメインMPU30aに入力される。メイ
ンMPU30aは、入力された検知信号に基づいて種々
の判定等を行い、表示制御回路31等へ制御指令(以下
「コマンド」という。)を送信する。例えば、始動入賞
球センサ6sからの検知信号を受信したとき、メインM
PU30aは、乱数を抽出し、特別遊技状態へ移行する
かどうかを判定(大当り判定)、液晶表示装置での特別
図柄の停止態様や演出内容の選択等を行う。また、その
判定結果や選択結果に基づいて表示制御回路31、音制
御回路32、賞球制御回路33へコマンドを送信する。
り出力する検知信号は、中継回路基板34を介して主制
御回路30上のメインMPU30aに入力される。メイ
ンMPU30aは、入力された検知信号に基づいて種々
の判定等を行い、表示制御回路31等へ制御指令(以下
「コマンド」という。)を送信する。例えば、始動入賞
球センサ6sからの検知信号を受信したとき、メインM
PU30aは、乱数を抽出し、特別遊技状態へ移行する
かどうかを判定(大当り判定)、液晶表示装置での特別
図柄の停止態様や演出内容の選択等を行う。また、その
判定結果や選択結果に基づいて表示制御回路31、音制
御回路32、賞球制御回路33へコマンドを送信する。
【0068】表示制御回路31は、主制御回路30から
送信された制御コマンドに基づいて画像データを生成
し、この画像データに基づいて液晶表示装置4を制御す
る。この表示制御回路31は、主制御回路30を構成す
る回路基板とは別の回路基板上に各種制御装置を配置し
て構成されている。この各種制御装置には、主制御回路
30から受信した制御コマンドの解釈および後述のVD
P31dのパラメータ設定を行うサブMPU31a、サ
ブMPU31aで実行する制御プログラムを格納するプ
ログラムROM31b、上記制御プログラムを実行する
ときの一時的な記憶手段としてのワークRAM31c、
画像を形成するためのドットデータを格納する画像RO
M31e、サブMPU31aで設定されたパラメータに
応じて画像ROM31e内のドットデータを読み込み、
表示すべき画像データを生成するVDP(Video Displa
y Processor)31d、VDP31dで生成された画像
データをRGB信号に変換するD/A変換器31g、制
御プログラムが異常な処理ルーチンに入ったことを検出
する一方、正常な処理ルーチン中は所定時間内にサブM
PU31a及びVDP31dを初期状態に戻すためのリ
セット命令を発生するウォッチドッグタイマ機能を有す
るCTC(Count Timer Controller)31f、及びCT
C31fからのリセット命令によりリセット信号を発生
するリセットIC31hを含む。
送信された制御コマンドに基づいて画像データを生成
し、この画像データに基づいて液晶表示装置4を制御す
る。この表示制御回路31は、主制御回路30を構成す
る回路基板とは別の回路基板上に各種制御装置を配置し
て構成されている。この各種制御装置には、主制御回路
30から受信した制御コマンドの解釈および後述のVD
P31dのパラメータ設定を行うサブMPU31a、サ
ブMPU31aで実行する制御プログラムを格納するプ
ログラムROM31b、上記制御プログラムを実行する
ときの一時的な記憶手段としてのワークRAM31c、
画像を形成するためのドットデータを格納する画像RO
M31e、サブMPU31aで設定されたパラメータに
応じて画像ROM31e内のドットデータを読み込み、
表示すべき画像データを生成するVDP(Video Displa
y Processor)31d、VDP31dで生成された画像
データをRGB信号に変換するD/A変換器31g、制
御プログラムが異常な処理ルーチンに入ったことを検出
する一方、正常な処理ルーチン中は所定時間内にサブM
PU31a及びVDP31dを初期状態に戻すためのリ
セット命令を発生するウォッチドッグタイマ機能を有す
るCTC(Count Timer Controller)31f、及びCT
C31fからのリセット命令によりリセット信号を発生
するリセットIC31hを含む。
【0069】音制御回路32は、CPU、ROM、RA
M、SOUND IC、及びAMP(図示省略)を備
え、スピーカ40を制御する。賞球制御回路33は、主
制御回路30により出力されたコマンドに基づいて遊技
球を遊技盤3へ打出すための発射装置42及び賞球を払
出すための賞球装置43を制御する。
M、SOUND IC、及びAMP(図示省略)を備
え、スピーカ40を制御する。賞球制御回路33は、主
制御回路30により出力されたコマンドに基づいて遊技
球を遊技盤3へ打出すための発射装置42及び賞球を払
出すための賞球装置43を制御する。
【0070】図4は、液晶表示手段4での各種表示を実
現するための主制御回路30及び表示制御回路31の果
たす機能を示した機能ブロック図である。
現するための主制御回路30及び表示制御回路31の果
たす機能を示した機能ブロック図である。
【0071】主制御回路30は、始動入賞球センサ6s
からの入力信号に基づき、大当りか否かの判定、すなわ
ち液晶表示手段4で表示される特別図柄の停止態様を大
当り停止態様とし特別遊技状態を発生させるか否かの判
定を行う判定手段101、該判定手段101での判定結
果に基づき特別図柄の停止態様を選択する特別図柄停止
態様選択手段102、及び判定手段101での判定結果
に基づき演出内容を選択する演出内容選択手段103と
しての機能を果たす。
からの入力信号に基づき、大当りか否かの判定、すなわ
ち液晶表示手段4で表示される特別図柄の停止態様を大
当り停止態様とし特別遊技状態を発生させるか否かの判
定を行う判定手段101、該判定手段101での判定結
果に基づき特別図柄の停止態様を選択する特別図柄停止
態様選択手段102、及び判定手段101での判定結果
に基づき演出内容を選択する演出内容選択手段103と
しての機能を果たす。
【0072】表示制御回路31は、特別図柄停止態様選
択手段102での選択結果に基づき液晶表示装置4での
特別図柄の表示を制御する特別図柄表示制御手段20
1、演出内容選択手段103で選択された演出内容を画
面4aに表示させるように液晶表示装置4を制御する演
出表示制御手段202、及び演出内容選択手段103で
選択された演出内容に基づき決定される「フロー演出」
を画面4aに表示するように液晶表示装置4を制御する
演出遷移表示制御手段203としての機能を果たす。
択手段102での選択結果に基づき液晶表示装置4での
特別図柄の表示を制御する特別図柄表示制御手段20
1、演出内容選択手段103で選択された演出内容を画
面4aに表示させるように液晶表示装置4を制御する演
出表示制御手段202、及び演出内容選択手段103で
選択された演出内容に基づき決定される「フロー演出」
を画面4aに表示するように液晶表示装置4を制御する
演出遷移表示制御手段203としての機能を果たす。
【0073】次に、画面4aでの表示の具体例について
説明する。
説明する。
【0074】図5は、上記判定手段101で“大当り”
と判定されたときに上記演出内容選択手段103におい
て選択される演出内容の種類を示す。この場合、(1)
〜(12)の12種類の演出内容の中からいずれか1つ
が選択される。一方、図6は、上記判定手段101で
“ハズレ”と判定されたときに上記演出内容選択手段1
03において選択される演出内容の種類を示す。この場
合、(13)〜(18)の6種類の演出内容の中のいず
れか1つが選択される。ここで、図5及び図6に示す、
A−1〜A−13、A2−1〜A2−15、B−1〜B
−13、B2−1〜B2−15、B3−1〜B3−1
5、C−1〜C−13、及びD−1〜D−7は、後述の
図7〜図20に示す演出の各場面を示している。
と判定されたときに上記演出内容選択手段103におい
て選択される演出内容の種類を示す。この場合、(1)
〜(12)の12種類の演出内容の中からいずれか1つ
が選択される。一方、図6は、上記判定手段101で
“ハズレ”と判定されたときに上記演出内容選択手段1
03において選択される演出内容の種類を示す。この場
合、(13)〜(18)の6種類の演出内容の中のいず
れか1つが選択される。ここで、図5及び図6に示す、
A−1〜A−13、A2−1〜A2−15、B−1〜B
−13、B2−1〜B2−15、B3−1〜B3−1
5、C−1〜C−13、及びD−1〜D−7は、後述の
図7〜図20に示す演出の各場面を示している。
【0075】図7及び図8は、上記演出内容選択手段1
03において「リーチA通常大当り」、「リーチA確変
大当り」或いは「リーチAハズレ」が選択された場合に
表示される演出の内容の遷移を、代表的な場面を抽出し
て示したものである。
03において「リーチA通常大当り」、「リーチA確変
大当り」或いは「リーチAハズレ」が選択された場合に
表示される演出の内容の遷移を、代表的な場面を抽出し
て示したものである。
【0076】始動入賞球センサ6Sからの信号入力によ
り特別図柄の変動表示及び演出が開始され、図7のA−
1は、その演出開始時に画面4aに表示される演出の一
場面を示している。ここでは、画面4aの中央の領域で
は特別図柄の変動表示がなされ、その特別図柄の上方の
領域には、3人のキャラクタ(看護婦を示すキャラクタ
P1,P3及び医者を示すキャラクタP2)が表示さ
れ、特別図柄の下方の領域には、フローチャートが表示
されている。特別図柄の上方の領域に表示される演出
(以下「キャラクタ演出」という。)では、その後、種
々のキャラクタが登場し、“病院における診察”を題材
とした種々の演出が繰り広げられる。特別図柄の下方の
領域に表示されるフローチャートによる演出(以下「フ
ロー演出」という。)は、表示されるキャラクタ演出の
内容の遷移をリアルタイムに示すものである。このA−
1に示す例では、左端から始まる経路が途中で3つの経
路に分岐している。1つ目の経路上には「リーチA」と
描かれたリーチ演出マークR1が表示され、2つ目の経
路上には「リーチB」と描かれたリーチ演出マークR2
が表示され、3つ目の経路上には「リーチC」と描かれ
たリーチ演出マークR3が表示されている。これは、そ
の後、「リーチA」、「リーチB」又は「リーチC」の
3つのリーチ演出のうちのいずれかがキャラクタ演出に
表示されることを示すものである。
り特別図柄の変動表示及び演出が開始され、図7のA−
1は、その演出開始時に画面4aに表示される演出の一
場面を示している。ここでは、画面4aの中央の領域で
は特別図柄の変動表示がなされ、その特別図柄の上方の
領域には、3人のキャラクタ(看護婦を示すキャラクタ
P1,P3及び医者を示すキャラクタP2)が表示さ
れ、特別図柄の下方の領域には、フローチャートが表示
されている。特別図柄の上方の領域に表示される演出
(以下「キャラクタ演出」という。)では、その後、種
々のキャラクタが登場し、“病院における診察”を題材
とした種々の演出が繰り広げられる。特別図柄の下方の
領域に表示されるフローチャートによる演出(以下「フ
ロー演出」という。)は、表示されるキャラクタ演出の
内容の遷移をリアルタイムに示すものである。このA−
1に示す例では、左端から始まる経路が途中で3つの経
路に分岐している。1つ目の経路上には「リーチA」と
描かれたリーチ演出マークR1が表示され、2つ目の経
路上には「リーチB」と描かれたリーチ演出マークR2
が表示され、3つ目の経路上には「リーチC」と描かれ
たリーチ演出マークR3が表示されている。これは、そ
の後、「リーチA」、「リーチB」又は「リーチC」の
3つのリーチ演出のうちのいずれかがキャラクタ演出に
表示されることを示すものである。
【0077】また、現在表示されているキャラクタ演出
の内容が全体の演出内容の中のどの位置にあるかを示す
現在位置図柄としての現在位置マークMが、フローチャ
ートの経路上に表示される。A−1に示す例では、現在
位置マークMは、スタート位置を示す星形マークSの中
に表示されている。これは、現在表示されているキャラ
クタ演出の内容が当該演出の開始時であること、すなわ
ち現在がキャラクタ演出におけるスタート位置であるこ
とを示している。現在位置マークMは、その後、キャラ
クタ演出の内容の遷移に伴い右方向に移動していく。ま
た、この現在位置マークMは、ゲーム毎或いは移動中に
色や形状が変化する場合がある。例えば、現在位置マー
クMの色が通常は青色で表示されるところ、赤色で表示
されたときは大当り信頼度が高い。
の内容が全体の演出内容の中のどの位置にあるかを示す
現在位置図柄としての現在位置マークMが、フローチャ
ートの経路上に表示される。A−1に示す例では、現在
位置マークMは、スタート位置を示す星形マークSの中
に表示されている。これは、現在表示されているキャラ
クタ演出の内容が当該演出の開始時であること、すなわ
ち現在がキャラクタ演出におけるスタート位置であるこ
とを示している。現在位置マークMは、その後、キャラ
クタ演出の内容の遷移に伴い右方向に移動していく。ま
た、この現在位置マークMは、ゲーム毎或いは移動中に
色や形状が変化する場合がある。例えば、現在位置マー
クMの色が通常は青色で表示されるところ、赤色で表示
されたときは大当り信頼度が高い。
【0078】また、フローチャートの経路上には、正方
形の図柄で示される予兆位置図柄としての予兆マークQ
1,Q2,Q3,Q4が表示される。これは、キャラク
タ演出において何らかの変化(例えば、新たなキャラク
タの登場等)が起こる位置を示すものである。例えば、
A−1の後に表示されるA−2では、現在位置マークM
は正方形図柄Q1上に表示され、上方のキャラクタ演出
ではA−1の場面に表示されていた3人のキャラクタP
1,P2,P3に加えて、診察を受ける患者を示す新た
なキャラクタP4が登場している。続くA−3では、現
在位置マークMは2つ目の正方形図柄Q2上に表示さ
れ、上方のキャラクタ演出ではキャラクタP4の発言を
示す「うずうずするんです」という文字が表示されてい
る。続くA−4の後に表示されるA−5では、現在位置
マークMは3つ目の正方形図柄Q3上に表示され、上方
のキャラクタ演出ではキャラクタP2の発言を示す「は
い胸だして」という文字が表示されている。これら予兆
マークQ1,Q2,Q3,Q4の表示位置でキャラクタ
演出に起こる変化は、リーチ発生又は大当りを予兆する
もの(所謂「予兆演出」)である場合が多い。
形の図柄で示される予兆位置図柄としての予兆マークQ
1,Q2,Q3,Q4が表示される。これは、キャラク
タ演出において何らかの変化(例えば、新たなキャラク
タの登場等)が起こる位置を示すものである。例えば、
A−1の後に表示されるA−2では、現在位置マークM
は正方形図柄Q1上に表示され、上方のキャラクタ演出
ではA−1の場面に表示されていた3人のキャラクタP
1,P2,P3に加えて、診察を受ける患者を示す新た
なキャラクタP4が登場している。続くA−3では、現
在位置マークMは2つ目の正方形図柄Q2上に表示さ
れ、上方のキャラクタ演出ではキャラクタP4の発言を
示す「うずうずするんです」という文字が表示されてい
る。続くA−4の後に表示されるA−5では、現在位置
マークMは3つ目の正方形図柄Q3上に表示され、上方
のキャラクタ演出ではキャラクタP2の発言を示す「は
い胸だして」という文字が表示されている。これら予兆
マークQ1,Q2,Q3,Q4の表示位置でキャラクタ
演出に起こる変化は、リーチ発生又は大当りを予兆する
もの(所謂「予兆演出」)である場合が多い。
【0079】A−7は、左右の特別図柄が同一図柄
“7”で停止表示しリーチ状態となったときの様子を示
す。ここでは、現在位置マークMは4つ目の予兆マーク
Q4上に表示され、上方のキャラクタ演出ではキャラク
タP2が拡大表示されると共に「ナーイス」との文字が
表示されている。このA−7に示されるキャラクタ演出
は、リーチ状態となったことを遊技者に報知する、所謂
「リーチ演出」である。また、予兆マークQ4は、「リ
ーチ演出」が表示される位置であると同時に、1本の経
路が3つに分岐する分岐点でもある。ところで、上記の
フロー演出では、A−1に示すように、演出開始時(変
動開始時)より、フローチャートに「リーチA」、「リ
ーチB」及び「リーチC」の文字が表示されているの
で、遊技者は、今回の変動表示でリーチとなることが変
動開始時より容易に予測できる。従って、遊技者は、A
−6に示すように、現在位置マークMが予兆マークQ4
に近づいたとき、まもなくリーチ状態が発生することを
容易に認識し得る。その後、現在位置マークMは、予兆
マークQ4を通過した後、「リーチA」と描かれたリー
チ演出マークR1の表示された経路上を進む。
“7”で停止表示しリーチ状態となったときの様子を示
す。ここでは、現在位置マークMは4つ目の予兆マーク
Q4上に表示され、上方のキャラクタ演出ではキャラク
タP2が拡大表示されると共に「ナーイス」との文字が
表示されている。このA−7に示されるキャラクタ演出
は、リーチ状態となったことを遊技者に報知する、所謂
「リーチ演出」である。また、予兆マークQ4は、「リ
ーチ演出」が表示される位置であると同時に、1本の経
路が3つに分岐する分岐点でもある。ところで、上記の
フロー演出では、A−1に示すように、演出開始時(変
動開始時)より、フローチャートに「リーチA」、「リ
ーチB」及び「リーチC」の文字が表示されているの
で、遊技者は、今回の変動表示でリーチとなることが変
動開始時より容易に予測できる。従って、遊技者は、A
−6に示すように、現在位置マークMが予兆マークQ4
に近づいたとき、まもなくリーチ状態が発生することを
容易に認識し得る。その後、現在位置マークMは、予兆
マークQ4を通過した後、「リーチA」と描かれたリー
チ演出マークR1の表示された経路上を進む。
【0080】なお、リーチ演出マークR1は大当り信頼
度に応じて表示色,形状等の表示態様が変化する。例え
ば、リーチ演出マークR1が大当り信頼度に応じて三段
階に色分けされるものとする。リーチ演出マークR1が
青色で表示されているときは大当り信頼度が低く、黄色
で表示されているときは大当り信頼度が中くらいで、リ
ーチ演出マークR1が赤色で表示されているときは大当
り信頼度が高い。リーチ演出マークR1の表示態様の変
化のタイミングは任意であり、例えば、現在位置マーク
M通過後に表示態様を変化させる。
度に応じて表示色,形状等の表示態様が変化する。例え
ば、リーチ演出マークR1が大当り信頼度に応じて三段
階に色分けされるものとする。リーチ演出マークR1が
青色で表示されているときは大当り信頼度が低く、黄色
で表示されているときは大当り信頼度が中くらいで、リ
ーチ演出マークR1が赤色で表示されているときは大当
り信頼度が高い。リーチ演出マークR1の表示態様の変
化のタイミングは任意であり、例えば、現在位置マーク
M通過後に表示態様を変化させる。
【0081】現在位置マークMが「リーチA」と描かれ
たリーチ演出マークR1に達したとき、A−8に示すよ
うに、新たな経路がフローチャートに出現する。その新
たな経路を直進した場合は、その先で「あたり」又は
「はずれ」のいずれかへの分岐となっている。また、新
たな経路は途中で分岐され、その分岐した先には「リー
チA2」と描かれたリーチ演出マークR4が表示され、
さらにその先で「あたり」又は「はずれ」のいずれかへ
の分岐となっている。なお、「リーチA2」と描かれた
リーチ演出マークR4が表示されている経路に現在位置
マークMが進む場合は、「リーチA2通常大当り」、
「リーチA2確変大当り」或いは「リーチA2ハズレ」
が選択された場合である。
たリーチ演出マークR1に達したとき、A−8に示すよ
うに、新たな経路がフローチャートに出現する。その新
たな経路を直進した場合は、その先で「あたり」又は
「はずれ」のいずれかへの分岐となっている。また、新
たな経路は途中で分岐され、その分岐した先には「リー
チA2」と描かれたリーチ演出マークR4が表示され、
さらにその先で「あたり」又は「はずれ」のいずれかへ
の分岐となっている。なお、「リーチA2」と描かれた
リーチ演出マークR4が表示されている経路に現在位置
マークMが進む場合は、「リーチA2通常大当り」、
「リーチA2確変大当り」或いは「リーチA2ハズレ」
が選択された場合である。
【0082】図8のA−9は、A−8で表示された新た
な経路を現在位置マークMが直進した場合において、そ
の先で「はずれ」のところに進んだときの様子を示して
いる。この場合、特別図柄の停止態様も、3つの特別図
柄が揃わないハズレの状態となり、キャラクタ演出にお
いても、ハズレを報知するような演出が表示される。こ
こでは、キャラクタ演出において、「また来てね」との
文字が表示されている。なお、このA−9が表示されて
画面4aでの演出を終了するのは、図6に示すように、
「リーチAハズレ」が選択された場合である。
な経路を現在位置マークMが直進した場合において、そ
の先で「はずれ」のところに進んだときの様子を示して
いる。この場合、特別図柄の停止態様も、3つの特別図
柄が揃わないハズレの状態となり、キャラクタ演出にお
いても、ハズレを報知するような演出が表示される。こ
こでは、キャラクタ演出において、「また来てね」との
文字が表示されている。なお、このA−9が表示されて
画面4aでの演出を終了するのは、図6に示すように、
「リーチAハズレ」が選択された場合である。
【0083】A−10は、A−8で表示された新たな経
路を現在位置マークMが直進した場合において、その先
で「あたり」のところに進んだときの様子を示してい
る。この場合、A−11に示すように、さらに新たな経
路がフローチャートに出現し、その新たな経路を直進し
た先には「確変大当り」又は「通常大当り」のいずれか
への分岐となっている。従って、A−11に示すよう
に、現在位置マークMが新たな経路上を「確変大当り」
又は「通常大当り」のいずれかの分岐に向かって直進し
ている間、特別図柄は同一図柄が3つ揃った状態での変
動表示(所謂「再抽選」)となる。
路を現在位置マークMが直進した場合において、その先
で「あたり」のところに進んだときの様子を示してい
る。この場合、A−11に示すように、さらに新たな経
路がフローチャートに出現し、その新たな経路を直進し
た先には「確変大当り」又は「通常大当り」のいずれか
への分岐となっている。従って、A−11に示すよう
に、現在位置マークMが新たな経路上を「確変大当り」
又は「通常大当り」のいずれかの分岐に向かって直進し
ている間、特別図柄は同一図柄が3つ揃った状態での変
動表示(所謂「再抽選」)となる。
【0084】A−12は、A−11で表示された新たな
経路を現在位置マークMが直進した場合において、その
先で「通常大当り」のところに進んだときの様子を示し
ている。この場合、特別図柄の停止態様は、“7”以外
の特別図柄(ここでは“0”)が3つ揃った通常大当り
の状態となり、キャラクタ演出においても、「通常大当
り」を報知する「通常」の文字が大きく強調されてい
る。なお、このA−12が表示されて画面4aでの演出
を終了するのは、図5に示すように、「リーチA通常大
当り」が選択された場合である。
経路を現在位置マークMが直進した場合において、その
先で「通常大当り」のところに進んだときの様子を示し
ている。この場合、特別図柄の停止態様は、“7”以外
の特別図柄(ここでは“0”)が3つ揃った通常大当り
の状態となり、キャラクタ演出においても、「通常大当
り」を報知する「通常」の文字が大きく強調されてい
る。なお、このA−12が表示されて画面4aでの演出
を終了するのは、図5に示すように、「リーチA通常大
当り」が選択された場合である。
【0085】A−13は、A−11で表示された新たな
経路を現在位置マークMが直進した場合において、その
先で「確変大当り」のところに進んだときの様子を示し
ている。この場合、特別図柄の停止態様は、特別図柄
“7”が3つ揃った確変大当りの状態となり、キャラク
タ演出においても、「確変大当り」を報知する「確変」
の文字が大きく強調されている。なお、このA−13が
表示されて画面4aでの演出を終了するのは、図5に示
すように、「リーチA確変大当り」が選択された場合で
ある。ここで「確変大当り」とは、所定の賞球が払い出
された後、大当りの発生確率が高確率となる遊技者にと
って有利な遊技状態が発生する。
経路を現在位置マークMが直進した場合において、その
先で「確変大当り」のところに進んだときの様子を示し
ている。この場合、特別図柄の停止態様は、特別図柄
“7”が3つ揃った確変大当りの状態となり、キャラク
タ演出においても、「確変大当り」を報知する「確変」
の文字が大きく強調されている。なお、このA−13が
表示されて画面4aでの演出を終了するのは、図5に示
すように、「リーチA確変大当り」が選択された場合で
ある。ここで「確変大当り」とは、所定の賞球が払い出
された後、大当りの発生確率が高確率となる遊技者にと
って有利な遊技状態が発生する。
【0086】図9及び図10は、上記演出内容選択手段
103において「リーチA2通常大当り」、「リーチA
2確変大当り」或いは「リーチA2ハズレ」が選択され
た場合に表示される演出の内容の遷移を、代表的な場面
を抽出して示したものである。
103において「リーチA2通常大当り」、「リーチA
2確変大当り」或いは「リーチA2ハズレ」が選択され
た場合に表示される演出の内容の遷移を、代表的な場面
を抽出して示したものである。
【0087】図9のA2−1〜A2−6では、図7に示
したA−1〜A−6と同様のキャラクタ演出及びフロー
演出が表示される。
したA−1〜A−6と同様のキャラクタ演出及びフロー
演出が表示される。
【0088】A2−7は、上記A−7と同様に現在位置
マークMが分岐点である予兆マークQ4上に表示された
ときであるが、このA2−7では、予兆マークQ4が拡
大及び縮小を繰り返す拡縮表示となる。なお、この図9
のA2−7に示す例では、予兆マークQ4が拡大したと
きの様子を示している。この予兆マークQ4の拡縮表示
がなされた場合は、通常表示のときよりも大当り信頼度
が高くなる。従って、「リーチ演出」の内容も、上記A
−7とは異なる内容となっている。
マークMが分岐点である予兆マークQ4上に表示された
ときであるが、このA2−7では、予兆マークQ4が拡
大及び縮小を繰り返す拡縮表示となる。なお、この図9
のA2−7に示す例では、予兆マークQ4が拡大したと
きの様子を示している。この予兆マークQ4の拡縮表示
がなされた場合は、通常表示のときよりも大当り信頼度
が高くなる。従って、「リーチ演出」の内容も、上記A
−7とは異なる内容となっている。
【0089】A2−8は、現在位置マークMが「リーチ
A」と描かれたリーチ演出マークR1に達した後に表示
される演出で、上記A−8と同様に、その先で「あた
り」又は「はずれ」のいずれかへの分岐となっている経
路と、「リーチA2」と描かれたリーチ演出マークR4
が表示され、その先で「あたり」又は「はずれ」のいず
れかへの分岐となっている経路の2つの経路で構成され
た新たな経路が表示される。
A」と描かれたリーチ演出マークR1に達した後に表示
される演出で、上記A−8と同様に、その先で「あた
り」又は「はずれ」のいずれかへの分岐となっている経
路と、「リーチA2」と描かれたリーチ演出マークR4
が表示され、その先で「あたり」又は「はずれ」のいず
れかへの分岐となっている経路の2つの経路で構成され
た新たな経路が表示される。
【0090】A2−9は、現在位置マークMがリーチ演
出マークR4の表示された経路への分岐点に差し掛かっ
たときの様子を示しており、上記のA−9及びA−10
と異なり、当該分岐点には、それまで表示されていなか
った新たな予兆マークQ5が表示されている。これは、
現在位置マークMが、リーチ演出マークR4の表示され
た経路へと進むことを報知するものである。したがっ
て、このとき、キャラクタ演出では全体が暗く表示さ
れ、リーチA2へと発展することが報知される。また、
キャラクタ演出が暗く表示されたときに所定箇所が明る
く表示されているときは、大当り信頼度が高くなり、フ
ロー演出では、このことを上記の予兆マークQ5の色を
変化させることで報知する。例えば、予兆マークQ5の
色を青色から赤色に変化させる。
出マークR4の表示された経路への分岐点に差し掛かっ
たときの様子を示しており、上記のA−9及びA−10
と異なり、当該分岐点には、それまで表示されていなか
った新たな予兆マークQ5が表示されている。これは、
現在位置マークMが、リーチ演出マークR4の表示され
た経路へと進むことを報知するものである。したがっ
て、このとき、キャラクタ演出では全体が暗く表示さ
れ、リーチA2へと発展することが報知される。また、
キャラクタ演出が暗く表示されたときに所定箇所が明る
く表示されているときは、大当り信頼度が高くなり、フ
ロー演出では、このことを上記の予兆マークQ5の色を
変化させることで報知する。例えば、予兆マークQ5の
色を青色から赤色に変化させる。
【0091】その後、現在位置マークMは、リーチ演出
マークR4の表示された経路へと進み、リーチ演出マー
クR4通過後の演出内容A2−11は、図8に示したA
−9と同様に現在位置マークMが「はずれ」のところに
進んだ場合で、ハズレを報知するような演出が表示され
る。なお、このA2−11が表示されて画面4aでの演
出を終了するのは、図6に示す通り、「リーチA2ハズ
レ」が選択された場合である。
マークR4の表示された経路へと進み、リーチ演出マー
クR4通過後の演出内容A2−11は、図8に示したA
−9と同様に現在位置マークMが「はずれ」のところに
進んだ場合で、ハズレを報知するような演出が表示され
る。なお、このA2−11が表示されて画面4aでの演
出を終了するのは、図6に示す通り、「リーチA2ハズ
レ」が選択された場合である。
【0092】また、リーチ演出マークR4通過後の演出
A2−12〜A2−13は、図8に示したA−10〜A
−11と同様の内容が表示される。続いて表示されるA
2−14では、図8に示したA−12と同様に現在位置
マークMが「通常大当り」のところに進んだときの様子
を示し、A2−15は、図8に示したA−13と同様に
現在位置マークMが「確変大当り」のところに進んだと
きの様子を示している。ここで、図5に示すように、A
2−14が表示されて画面4aでの演出を終了するの
は、「リーチA2通常大当り」が選択された場合で、A
2−15が表示されて画面4aでの演出を終了するの
は、「リーチA2確変大当り」が選択された場合であ
る。
A2−12〜A2−13は、図8に示したA−10〜A
−11と同様の内容が表示される。続いて表示されるA
2−14では、図8に示したA−12と同様に現在位置
マークMが「通常大当り」のところに進んだときの様子
を示し、A2−15は、図8に示したA−13と同様に
現在位置マークMが「確変大当り」のところに進んだと
きの様子を示している。ここで、図5に示すように、A
2−14が表示されて画面4aでの演出を終了するの
は、「リーチA2通常大当り」が選択された場合で、A
2−15が表示されて画面4aでの演出を終了するの
は、「リーチA2確変大当り」が選択された場合であ
る。
【0093】図11及び図12は、上記演出内容選択手
段103において「リーチB通常大当り」、「リーチB
確変大当り」或いは「リーチBハズレ」が選択された場
合に表示される演出の内容の遷移を、代表的な場面を抽
出して示したものである。
段103において「リーチB通常大当り」、「リーチB
確変大当り」或いは「リーチBハズレ」が選択された場
合に表示される演出の内容の遷移を、代表的な場面を抽
出して示したものである。
【0094】図11のB−1〜B−6では、図7に示し
たA−1〜A−6と同様のキャラクタ演出及びフロー演
出が表示される。但し、B−3においてキャラクタP4
が発する言葉の内容がA−3における内容と異なり、ま
た、B−5においてキャラクタP2が発する言葉の内容
がA−5における内容と異なる。
たA−1〜A−6と同様のキャラクタ演出及びフロー演
出が表示される。但し、B−3においてキャラクタP4
が発する言葉の内容がA−3における内容と異なり、ま
た、B−5においてキャラクタP2が発する言葉の内容
がA−5における内容と異なる。
【0095】B−7は、上記A−7と同様に現在位置マ
ークMが分岐点である予兆マークQ4上に表示されたと
きであるが、このとき表示されるキャラクタ演出の「リ
ーチ演出」の内容が上記A−7と異なる。その後、現在
位置マークMは、予兆マークQ4を通過した後「リーチ
B」と描かれたリーチ演出マークR2の表示された経路
上を進む。
ークMが分岐点である予兆マークQ4上に表示されたと
きであるが、このとき表示されるキャラクタ演出の「リ
ーチ演出」の内容が上記A−7と異なる。その後、現在
位置マークMは、予兆マークQ4を通過した後「リーチ
B」と描かれたリーチ演出マークR2の表示された経路
上を進む。
【0096】現在位置マークMが「リーチB」と描かれ
たリーチ演出マークR2に達したとき、B−8に示すよ
うに、新たな経路がフローチャートに出現する。その新
たな経路を直進した場合は、その先で「あたり」又は
「はずれ」のいずれかへの分岐となっている。また、新
たな経路は途中で分岐され、その分岐した先には「リー
チB2」と描かれたリーチ演出マークR5が表示され、
さらにその先で「あたり」又は「はずれ」のいずれかへ
の分岐となっている。なお、「リーチB2」と描かれた
リーチ演出マークR5が表示されている経路に現在位置
マークMが進む場合は、「リーチB2通常大当り」、
「リーチB2確変大当り」或いは「リーチB2ハズレ」
が選択された場合である。
たリーチ演出マークR2に達したとき、B−8に示すよ
うに、新たな経路がフローチャートに出現する。その新
たな経路を直進した場合は、その先で「あたり」又は
「はずれ」のいずれかへの分岐となっている。また、新
たな経路は途中で分岐され、その分岐した先には「リー
チB2」と描かれたリーチ演出マークR5が表示され、
さらにその先で「あたり」又は「はずれ」のいずれかへ
の分岐となっている。なお、「リーチB2」と描かれた
リーチ演出マークR5が表示されている経路に現在位置
マークMが進む場合は、「リーチB2通常大当り」、
「リーチB2確変大当り」或いは「リーチB2ハズレ」
が選択された場合である。
【0097】図12のB−9は、B−8で表示された新
たな経路を現在位置マークMが直進した場合において、
その先で「はずれ」のところに進んだときの様子を示し
ている。この場合、特別図柄の停止態様も、3つの特別
図柄が揃わないハズレの状態となり、キャラクタ演出に
おいても、ハズレを報知するような演出が表示される。
なお、このB−9が表示されて画面4aでの演出を終了
するのは、図6に示すように、「リーチBハズレ」が選
択された場合である。
たな経路を現在位置マークMが直進した場合において、
その先で「はずれ」のところに進んだときの様子を示し
ている。この場合、特別図柄の停止態様も、3つの特別
図柄が揃わないハズレの状態となり、キャラクタ演出に
おいても、ハズレを報知するような演出が表示される。
なお、このB−9が表示されて画面4aでの演出を終了
するのは、図6に示すように、「リーチBハズレ」が選
択された場合である。
【0098】B−10は、B−8で表示された新たな経
路を現在位置マークMが直進した場合において、その先
で「あたり」のところに進んだときの様子を示してい
る。その後のB−11、B−12及びB−13の表示内
容は、それぞれA−11、A−12及びA−13の表示
内容と同一である。なお、B−12が表示されて画面4
aでの演出を終了するのは、図5に示すように、「リー
チB通常大当り」が選択された場合であり、B−13が
表示されて画面4aでの演出を終了するのは、図5に示
すように、「リーチB確変大当り」が選択された場合で
ある。
路を現在位置マークMが直進した場合において、その先
で「あたり」のところに進んだときの様子を示してい
る。その後のB−11、B−12及びB−13の表示内
容は、それぞれA−11、A−12及びA−13の表示
内容と同一である。なお、B−12が表示されて画面4
aでの演出を終了するのは、図5に示すように、「リー
チB通常大当り」が選択された場合であり、B−13が
表示されて画面4aでの演出を終了するのは、図5に示
すように、「リーチB確変大当り」が選択された場合で
ある。
【0099】図13及び図14は、上記演出内容選択手
段103において「リーチB2通常大当り」、「リーチ
B2確変大当り」或いは「リーチB2ハズレ」が選択さ
れた場合に表示される演出の内容の遷移を、代表的な場
面を抽出して示したものである。
段103において「リーチB2通常大当り」、「リーチ
B2確変大当り」或いは「リーチB2ハズレ」が選択さ
れた場合に表示される演出の内容の遷移を、代表的な場
面を抽出して示したものである。
【0100】図13のB2−1〜B2−8では、図11
に示したB−1〜B−8と同様のキャラクタ演出及びフ
ロー演出が表示される。
に示したB−1〜B−8と同様のキャラクタ演出及びフ
ロー演出が表示される。
【0101】図14のB2−9は、現在位置マークMが
リーチ演出マークR5の表示された経路への分岐点に差
し掛かったときの様子を示しており、上記のB−9及び
B−10と異なり、当該分岐点には、それまで表示され
ていなかった新たな予兆マークQ6が表示されている。
これは、現在位置マークMが、リーチ演出マークR5の
表示された経路へと進むことを報知するものである。さ
らに、予兆マークQ6は、通常の予兆マークと異なり、
三角図形で表される。これは、大当り信頼度が高いこと
を示すものである。
リーチ演出マークR5の表示された経路への分岐点に差
し掛かったときの様子を示しており、上記のB−9及び
B−10と異なり、当該分岐点には、それまで表示され
ていなかった新たな予兆マークQ6が表示されている。
これは、現在位置マークMが、リーチ演出マークR5の
表示された経路へと進むことを報知するものである。さ
らに、予兆マークQ6は、通常の予兆マークと異なり、
三角図形で表される。これは、大当り信頼度が高いこと
を示すものである。
【0102】その後、現在位置マークMは、リーチ演出
マークR5の表示された経路へと進み、リーチ演出マー
クR5通過後の演出内容B2−11は、図12に示した
B−9と同様にハズレを報知するような演出が表示され
る。なお、このB2−11が表示されて画面4aでの演
出を終了するのは、図6に示す通り、「リーチB2ハズ
レ」が選択された場合である。
マークR5の表示された経路へと進み、リーチ演出マー
クR5通過後の演出内容B2−11は、図12に示した
B−9と同様にハズレを報知するような演出が表示され
る。なお、このB2−11が表示されて画面4aでの演
出を終了するのは、図6に示す通り、「リーチB2ハズ
レ」が選択された場合である。
【0103】また、リーチ演出マークR5通過後の演出
B2−12〜B2−13は、図12に示したB−10〜
B−11と同様の内容が表示される。続いて表示される
B2−14では、図12に示したB−12と同様に現在
位置マークMが「通常大当り」のところに進んだときの
様子を示し、B2−15は、図12に示したB−13と
同様に現在位置マークMが「確変大当り」のところに進
んだときの様子を示している。ここで、図5に示すよう
に、B2−14が表示されて画面4aでの演出を終了す
るのは、「リーチB2通常大当り」が選択された場合
で、B2−15が表示されて画面4aでの演出を終了す
るのは、「リーチB2確変大当り」が選択された場合で
ある。
B2−12〜B2−13は、図12に示したB−10〜
B−11と同様の内容が表示される。続いて表示される
B2−14では、図12に示したB−12と同様に現在
位置マークMが「通常大当り」のところに進んだときの
様子を示し、B2−15は、図12に示したB−13と
同様に現在位置マークMが「確変大当り」のところに進
んだときの様子を示している。ここで、図5に示すよう
に、B2−14が表示されて画面4aでの演出を終了す
るのは、「リーチB2通常大当り」が選択された場合
で、B2−15が表示されて画面4aでの演出を終了す
るのは、「リーチB2確変大当り」が選択された場合で
ある。
【0104】ここで、上記の予兆マークQ6が図14の
B2−9に示したような三角図形ではなく、さらに別の
図形で示される場合がある。例えば、図15に示すよう
に、丸図形で示される場合である。この場合は、三角図
形で示される場合よりも、さらに大当り信頼度が高いこ
とを示すものとする。
B2−9に示したような三角図形ではなく、さらに別の
図形で示される場合がある。例えば、図15に示すよう
に、丸図形で示される場合である。この場合は、三角図
形で示される場合よりも、さらに大当り信頼度が高いこ
とを示すものとする。
【0105】図16及び図17は、上記演出内容選択手
段103において「リーチB3通常大当り」或いは「リ
ーチB3確変大当り」が選択された場合に表示される演
出の内容の遷移を、代表的な場面を抽出して示したもの
である。
段103において「リーチB3通常大当り」或いは「リ
ーチB3確変大当り」が選択された場合に表示される演
出の内容の遷移を、代表的な場面を抽出して示したもの
である。
【0106】図16のB3−1〜B3−8及び図17の
B3−9は、図13のB2−1〜B2−8及び図14の
B2−9と同様のキャラクタ演出及びフロー演出が表示
される。
B3−9は、図13のB2−1〜B2−8及び図14の
B2−9と同様のキャラクタ演出及びフロー演出が表示
される。
【0107】図17のB3−10では、B3−9におい
て現在位置マークMがリーチ演出マークR5の表示され
た経路への分岐点に差し掛かった後、下方の経路に向か
って進み、その直進方向に新たな経路が表示されたとき
の様子を示している。このように、現在位置マークMの
移動中に突然新たな経路が出現し、その新たな経路に現
在位置マークMが進むときは、大当り信頼度が非常に高
い場合である。このような場合は、キャラクタ演出の内
容も、滅多に見ることのできない所謂「プレミアムリー
チ」が表示され、大当り信頼度の非常に高いことが報知
される。なお、キャラクタ演出におけるプレミアムリー
チは、フロー演出において新たな経路が出現した後に、
表示が開始されるものとする。これは、新たな経路の出
現を認識した遊技者が、期待感をもってプレミアムリー
チを見ることができるようにしたものである。プレミア
ムリーチは、滅多に見ることのできない貴重なリーチ演
出であるにもかかわらず、突然表示された場合に遊技者
がそれを見逃してしまう場合があるからである。
て現在位置マークMがリーチ演出マークR5の表示され
た経路への分岐点に差し掛かった後、下方の経路に向か
って進み、その直進方向に新たな経路が表示されたとき
の様子を示している。このように、現在位置マークMの
移動中に突然新たな経路が出現し、その新たな経路に現
在位置マークMが進むときは、大当り信頼度が非常に高
い場合である。このような場合は、キャラクタ演出の内
容も、滅多に見ることのできない所謂「プレミアムリー
チ」が表示され、大当り信頼度の非常に高いことが報知
される。なお、キャラクタ演出におけるプレミアムリー
チは、フロー演出において新たな経路が出現した後に、
表示が開始されるものとする。これは、新たな経路の出
現を認識した遊技者が、期待感をもってプレミアムリー
チを見ることができるようにしたものである。プレミア
ムリーチは、滅多に見ることのできない貴重なリーチ演
出であるにもかかわらず、突然表示された場合に遊技者
がそれを見逃してしまう場合があるからである。
【0108】現在位置マークMが新たな経路を進むと、
その後、図17に示すように、その新たな経路上に「リ
ーチB3」と描かれたリーチ演出マークR6が表示さ
れ、さらにその先には「あたり」のみが表示されてい
る。図17のB3−11は、現在位置マークMがリーチ
演出マークR6を通過した後の様子を示している。
その後、図17に示すように、その新たな経路上に「リ
ーチB3」と描かれたリーチ演出マークR6が表示さ
れ、さらにその先には「あたり」のみが表示されてい
る。図17のB3−11は、現在位置マークMがリーチ
演出マークR6を通過した後の様子を示している。
【0109】B3−12は、現在位置マークMが上記B
3−11で示した状態よりさらに直進し、「あたり」の
ところに進んだときの様子を示している。その後のB3
−13、B3−14及びB3−15の表示内容は、それ
ぞれA−11、A−12及びA−13の表示内容と同一
である。なお、B3−14が表示されて画面4aでの演
出を終了するのは、図5に示すように、「リーチB3通
常大当り」が選択された場合であり、B3−15が表示
されて画面4aでの演出を終了するのは、図5に示すよ
うに、「リーチB3確変大当り」が選択された場合であ
る。
3−11で示した状態よりさらに直進し、「あたり」の
ところに進んだときの様子を示している。その後のB3
−13、B3−14及びB3−15の表示内容は、それ
ぞれA−11、A−12及びA−13の表示内容と同一
である。なお、B3−14が表示されて画面4aでの演
出を終了するのは、図5に示すように、「リーチB3通
常大当り」が選択された場合であり、B3−15が表示
されて画面4aでの演出を終了するのは、図5に示すよ
うに、「リーチB3確変大当り」が選択された場合であ
る。
【0110】図18及び図19は、上記演出内容選択手
段103において「リーチC通常大当り」、「リーチC
確変大当り」或いは「リーチCハズレ」が選択された場
合に表示される演出の内容の遷移を、代表的な場面を抽
出して示したものである。
段103において「リーチC通常大当り」、「リーチC
確変大当り」或いは「リーチCハズレ」が選択された場
合に表示される演出の内容の遷移を、代表的な場面を抽
出して示したものである。
【0111】図18のC−1〜C−6では、図7に示し
たA−1〜A−6と同様のキャラクタ演出及びフロー演
出が表示される。但し、C−2において登場する患者の
キャラクタが、A−2において登場する患者のキャラク
タと異なるキャラクタP5であり、また、C−3におい
てキャラクタP5が発する言葉の内容がA−3における
内容と異なり、さらに、C−5においてキャラクタP2
が発する言葉の内容がA−5における内容と異なる。
たA−1〜A−6と同様のキャラクタ演出及びフロー演
出が表示される。但し、C−2において登場する患者の
キャラクタが、A−2において登場する患者のキャラク
タと異なるキャラクタP5であり、また、C−3におい
てキャラクタP5が発する言葉の内容がA−3における
内容と異なり、さらに、C−5においてキャラクタP2
が発する言葉の内容がA−5における内容と異なる。
【0112】C−7は、図7のA−7と同様に現在位置
マークMが分岐点である予兆マークQ4上に表示された
ときであるが、このとき表示されるキャラクタ演出の
「リーチ演出」の内容が上記A−7と異なる。その後、
現在位置マークMは、予兆マークQ4を通過した後「リ
ーチC」と描かれたリーチ演出マークR3の表示された
経路上を進む。
マークMが分岐点である予兆マークQ4上に表示された
ときであるが、このとき表示されるキャラクタ演出の
「リーチ演出」の内容が上記A−7と異なる。その後、
現在位置マークMは、予兆マークQ4を通過した後「リ
ーチC」と描かれたリーチ演出マークR3の表示された
経路上を進む。
【0113】現在位置マークMが「リーチC」と描かれ
たリーチ演出マークR3に達したとき、C−8に示すよ
うに、新たな経路がフローチャートに出現する。その新
たな経路を直進した場合は、その先で「あたり」又は
「はずれ」のいずれかへの分岐となっている。
たリーチ演出マークR3に達したとき、C−8に示すよ
うに、新たな経路がフローチャートに出現する。その新
たな経路を直進した場合は、その先で「あたり」又は
「はずれ」のいずれかへの分岐となっている。
【0114】図19のC−9は、C−8で表示された新
たな経路を現在位置マークMが直進した場合において、
その先で「はずれ」のところに進んだときの様子を示し
ている。この場合、特別図柄の停止態様も、3つの特別
図柄が揃わないハズレの状態となり、キャラクタ演出に
おいても、ハズレを報知するような演出が表示される。
なお、C−9が表示されて画面4aでの演出を終了する
のは、図6に示すように、「リーチCハズレ」が選択さ
れた場合である。
たな経路を現在位置マークMが直進した場合において、
その先で「はずれ」のところに進んだときの様子を示し
ている。この場合、特別図柄の停止態様も、3つの特別
図柄が揃わないハズレの状態となり、キャラクタ演出に
おいても、ハズレを報知するような演出が表示される。
なお、C−9が表示されて画面4aでの演出を終了する
のは、図6に示すように、「リーチCハズレ」が選択さ
れた場合である。
【0115】C−10は、C−8で表示された新たな経
路を現在位置マークMが直進した場合において、その先
で「あたり」のところに進んだときの様子を示してい
る。その後のC−11、C−12及びC−13の表示内
容は、それぞれA−11、A−12及びA−13の表示
内容と同一である。なお、C−12が表示されて画面4
aでの演出を終了するのは、図5に示すように、「リー
チC通常大当り」が選択された場合であり、C−13が
表示されて画面4aでの演出を終了するのは、図5に示
すように、「リーチC確変大当り」が選択された場合で
ある。
路を現在位置マークMが直進した場合において、その先
で「あたり」のところに進んだときの様子を示してい
る。その後のC−11、C−12及びC−13の表示内
容は、それぞれA−11、A−12及びA−13の表示
内容と同一である。なお、C−12が表示されて画面4
aでの演出を終了するのは、図5に示すように、「リー
チC通常大当り」が選択された場合であり、C−13が
表示されて画面4aでの演出を終了するのは、図5に示
すように、「リーチC確変大当り」が選択された場合で
ある。
【0116】図20は、上記演出内容選択手段103に
おいて「リーチ無ハズレ」が選択された場合に表示され
る演出の内容の遷移の例を示す。
おいて「リーチ無ハズレ」が選択された場合に表示され
る演出の内容の遷移の例を示す。
【0117】図20のD−1〜D−7では、これまでの
フロー演出と異なり、予兆マークQ4で分岐される3つ
の経路のうち、2つの経路上にはリーチ演出マークR1
及びリーチ演出マークR2が表示され、1つの経路上に
は何も表示されていない。したがって、この「リーチ無
ハズレ」が選択されたときのフロー演出では、現在位置
マークMが、リーチ演出マーク等が何も表示されていな
い経路上を進む。そして、図20のD−7に示すよう
に、現在位置マークMの進む先には、その後、「はず
れ」の文字が表示される。なお、この図20に示す例で
は、リーチ演出マーク等が何も表示されていない経路を
フローチャートに設けたが、当該経路上に「リーチ無」
等の文字を表示するようにしてもよい。
フロー演出と異なり、予兆マークQ4で分岐される3つ
の経路のうち、2つの経路上にはリーチ演出マークR1
及びリーチ演出マークR2が表示され、1つの経路上に
は何も表示されていない。したがって、この「リーチ無
ハズレ」が選択されたときのフロー演出では、現在位置
マークMが、リーチ演出マーク等が何も表示されていな
い経路上を進む。そして、図20のD−7に示すよう
に、現在位置マークMの進む先には、その後、「はず
れ」の文字が表示される。なお、この図20に示す例で
は、リーチ演出マーク等が何も表示されていない経路を
フローチャートに設けたが、当該経路上に「リーチ無」
等の文字を表示するようにしてもよい。
【0118】図21及び図22は、上記演出内容選択手
段103において「リーチA通常大当り」、「リーチA
確変大当り」或いは「リーチAハズレ」が選択された場
合に表示される演出の内容の遷移の別の例を示す。
段103において「リーチA通常大当り」、「リーチA
確変大当り」或いは「リーチAハズレ」が選択された場
合に表示される演出の内容の遷移の別の例を示す。
【0119】この図21のA−8’では、図7のA−8
に示した表示例とは異なり、現在位置マークMが進む経
路上には「あたり」又は「はずれ」の分岐は表示され
ず、当該経路の終点には長方形図形Z1が表示されてい
る。なお、この長方形図形Z1の中には何も描かれてい
ない。
に示した表示例とは異なり、現在位置マークMが進む経
路上には「あたり」又は「はずれ」の分岐は表示され
ず、当該経路の終点には長方形図形Z1が表示されてい
る。なお、この長方形図形Z1の中には何も描かれてい
ない。
【0120】A−9’及びA−10’は、現在位置マー
クMが上記長方形図形Z1に到達したときの様子を示
す。A−9’では、長方形図形Z1の中に「はずれ」の
文字が表示され、特別図柄の停止態様が3つの特別図柄
が揃わないハズレの状態となったことを報知する。A−
10’では、長方形図形Z1の中に「あたり」の文字が
表示され、この場合は、続くA−11’において、新た
な経路がフローチャートに出現し、その新たな経路の終
点には、新たな長方形図形Z2が表示されている。この
長方形図形Z2の中にも何も描かれていない。なお、こ
の「あたり」又は「はずれ」の表示のタイミングは、最
後に変動表示が停止する中図柄の停止前であっても、停
止後であってもよい。
クMが上記長方形図形Z1に到達したときの様子を示
す。A−9’では、長方形図形Z1の中に「はずれ」の
文字が表示され、特別図柄の停止態様が3つの特別図柄
が揃わないハズレの状態となったことを報知する。A−
10’では、長方形図形Z1の中に「あたり」の文字が
表示され、この場合は、続くA−11’において、新た
な経路がフローチャートに出現し、その新たな経路の終
点には、新たな長方形図形Z2が表示されている。この
長方形図形Z2の中にも何も描かれていない。なお、こ
の「あたり」又は「はずれ」の表示のタイミングは、最
後に変動表示が停止する中図柄の停止前であっても、停
止後であってもよい。
【0121】A−12’及びA−13’は、現在位置マ
ークMが長方形図形Z2に到達したときの様子を示す。
A−12’では、長方形図形Z2の中に「通常大当り」
の文字が表示され、特別図柄の停止態様が“7”以外の
特別図柄(ここでは“0”)を3つ揃えた通常大当りの
状態となったことを報知する。A−13’では、長方形
図形Z2の中に「確変大当り」の文字が表示され、特別
図柄の停止態様が特別図柄“7”を3つ揃えた確変大当
りの状態となったことを報知する。なお、この「通常大
当り」又は「確変大当り」の表示のタイミングは、特別
図柄の再変動が停止する前であっても、停止した後であ
ってもよい。
ークMが長方形図形Z2に到達したときの様子を示す。
A−12’では、長方形図形Z2の中に「通常大当り」
の文字が表示され、特別図柄の停止態様が“7”以外の
特別図柄(ここでは“0”)を3つ揃えた通常大当りの
状態となったことを報知する。A−13’では、長方形
図形Z2の中に「確変大当り」の文字が表示され、特別
図柄の停止態様が特別図柄“7”を3つ揃えた確変大当
りの状態となったことを報知する。なお、この「通常大
当り」又は「確変大当り」の表示のタイミングは、特別
図柄の再変動が停止する前であっても、停止した後であ
ってもよい。
【0122】図23及び図24は、上記演出内容選択手
段103において「リーチA通常大当り」、「リーチA
確変大当り」或いは「リーチAハズレ」が選択された場
合に表示される演出の内容の遷移の更に別の例を示す。
段103において「リーチA通常大当り」、「リーチA
確変大当り」或いは「リーチAハズレ」が選択された場
合に表示される演出の内容の遷移の更に別の例を示す。
【0123】上記の例では、現在位置マークMがキャラ
クタ演出の進行に伴い右方向に移動し、現在表示されて
いるキャラクタ演出の内容が全体の演出内容の中のどの
位置にあるかを示していたが、図23及び図24に示す
例では、現在位置マークMは表示されない。ここでは、
現在位置マークMを移動させる代わりに、キャラクタ演
出の進行に伴ってフローチャートの経路を塗りつぶして
いき、その塗りつぶされた部分の先端がフローチャート
全体のどの位置にあるかによって、現在表示されている
キャラクタ演出の内容が全体の演出内容の中のどの位置
にあるかを示す。また、この図23及び図24に示す例
では、予兆マークQ1,Q2,Q3やリーチ演出マーク
R1,R2,R3,R4がキャラクタ演出の進行に伴っ
て塗りつぶされていっている。
クタ演出の進行に伴い右方向に移動し、現在表示されて
いるキャラクタ演出の内容が全体の演出内容の中のどの
位置にあるかを示していたが、図23及び図24に示す
例では、現在位置マークMは表示されない。ここでは、
現在位置マークMを移動させる代わりに、キャラクタ演
出の進行に伴ってフローチャートの経路を塗りつぶして
いき、その塗りつぶされた部分の先端がフローチャート
全体のどの位置にあるかによって、現在表示されている
キャラクタ演出の内容が全体の演出内容の中のどの位置
にあるかを示す。また、この図23及び図24に示す例
では、予兆マークQ1,Q2,Q3やリーチ演出マーク
R1,R2,R3,R4がキャラクタ演出の進行に伴っ
て塗りつぶされていっている。
【0124】また、以上の例では、スタート位置を星形
の図形で示しているが、その他の図形や文字等で表して
もよい。図25は、その具体例を示す。
の図形で示しているが、その他の図形や文字等で表して
もよい。図25は、その具体例を示す。
【0125】図25(1)は、長方形図形の中に「スタ
ート」の文字を表示してスタート位置を表す場合であ
る。図25(2)は、長方形図形の中に「start」
の文字を表示してスタート位置を表す場合である。図2
5(3)は、長方形図形の中に「開始!!」の文字を表
示してスタート位置を表す場合である。図25(4)
は、家を表す図形でスタート位置を表す場合である。図
25(5)は、円形図形の中に「S」のアルファベット
文字を表示してスタート位置を表す場合である。
ート」の文字を表示してスタート位置を表す場合であ
る。図25(2)は、長方形図形の中に「start」
の文字を表示してスタート位置を表す場合である。図2
5(3)は、長方形図形の中に「開始!!」の文字を表
示してスタート位置を表す場合である。図25(4)
は、家を表す図形でスタート位置を表す場合である。図
25(5)は、円形図形の中に「S」のアルファベット
文字を表示してスタート位置を表す場合である。
【0126】また、上記のフローチャートにおいて表示
されていた「あたり」及び「はずれ」の文字を、別の図
形等で表示することもできる。図26は、その具体例を
示す。
されていた「あたり」及び「はずれ」の文字を、別の図
形等で表示することもできる。図26は、その具体例を
示す。
【0127】図26(1)は、○記号で「あたり」を表
す場合で、図26(2)は、人の笑顔を表した図形で
「あたり」を表す場合である。図26(3)は、×記号
で「はずれ」を表す場合で、図26(4)は、人の悲し
げな顔を表した図形で「はずれ」を表す場合である。
す場合で、図26(2)は、人の笑顔を表した図形で
「あたり」を表す場合である。図26(3)は、×記号
で「はずれ」を表す場合で、図26(4)は、人の悲し
げな顔を表した図形で「はずれ」を表す場合である。
【0128】また、上記以外の表示例として、リーチ演
出マーク(R1,R2等)内に描かれた「リーチA」,
「リーチB」等の文字が変化する場合がある。例えば、
現在位置マークMがリーチ演出マークを通過するとき或
いは通過した後に文字を変化させる。この場合は、大当
り信頼度が高いことが示される。
出マーク(R1,R2等)内に描かれた「リーチA」,
「リーチB」等の文字が変化する場合がある。例えば、
現在位置マークMがリーチ演出マークを通過するとき或
いは通過した後に文字を変化させる。この場合は、大当
り信頼度が高いことが示される。
【0129】また、現在位置マークMがリーチ演出マー
クを通過する前に文字を変化させるようにしてもよい。
この場合は、その変化した文字が示すリーチ演出を表示
するものとする。例えば、図7のA−6の表示の後、リ
ーチ演出マークR1内に描かれていた「リーチA」が
「リーチC」と変化した場合、その後のキャラクタ演出
の表示が、図7のA−7に示した内容のリーチ演出は表
示されず、図18のC−7に示した内容のリーチ演出が
表示される。
クを通過する前に文字を変化させるようにしてもよい。
この場合は、その変化した文字が示すリーチ演出を表示
するものとする。例えば、図7のA−6の表示の後、リ
ーチ演出マークR1内に描かれていた「リーチA」が
「リーチC」と変化した場合、その後のキャラクタ演出
の表示が、図7のA−7に示した内容のリーチ演出は表
示されず、図18のC−7に示した内容のリーチ演出が
表示される。
【0130】また、上記の例では、現在位置マークM
は、進行方向を変えることはなかったが、出発位置のあ
る方向に戻るような動きをするようにしてもよい。例え
ば、フローチャートの経路上に設けられた分岐点を通過
して所定の経路に移動した後、再び分岐点に戻って別の
経路に移動するような表示をするようにしてもよい。図
7を参照して一例を挙げると、例えば、A−7に示すよ
うに、現在位置マークMが予兆マークQ4を通過し、リ
ーチ演出マークR1に向かって移動しているとき、進行
方向を変えて、再び予兆マークQ4に向かって移動し、
リーチ演出マークR2又はリーチ演出マークR3に向か
っての移動を開始する。ここで、現在位置マークMがリ
ーチ演出マークR1を通過するときよりも、リーチ演出
マークR2又はリーチ演出マークR3を通過したときの
方が、大当り信頼度は高い。従って、最初に現在位置マ
ークMがリーチ演出マークR1に向かって移動していた
とき、遊技者は大当りをあまり期待しないが、その後に
現在位置マークMの経路が変更されて、リーチ演出マー
クR2又はリーチ演出マークR3に向かって移動を開始
した場合、遊技者の期待感は高められる。
は、進行方向を変えることはなかったが、出発位置のあ
る方向に戻るような動きをするようにしてもよい。例え
ば、フローチャートの経路上に設けられた分岐点を通過
して所定の経路に移動した後、再び分岐点に戻って別の
経路に移動するような表示をするようにしてもよい。図
7を参照して一例を挙げると、例えば、A−7に示すよ
うに、現在位置マークMが予兆マークQ4を通過し、リ
ーチ演出マークR1に向かって移動しているとき、進行
方向を変えて、再び予兆マークQ4に向かって移動し、
リーチ演出マークR2又はリーチ演出マークR3に向か
っての移動を開始する。ここで、現在位置マークMがリ
ーチ演出マークR1を通過するときよりも、リーチ演出
マークR2又はリーチ演出マークR3を通過したときの
方が、大当り信頼度は高い。従って、最初に現在位置マ
ークMがリーチ演出マークR1に向かって移動していた
とき、遊技者は大当りをあまり期待しないが、その後に
現在位置マークMの経路が変更されて、リーチ演出マー
クR2又はリーチ演出マークR3に向かって移動を開始
した場合、遊技者の期待感は高められる。
【0131】また、上記の例では、現在位置マークMの
移動方向は左側から右側への移動であったが、これに限
らず、右側から左側への移動であっても良い。
移動方向は左側から右側への移動であったが、これに限
らず、右側から左側への移動であっても良い。
【0132】また、上記の例では、フロー演出は、画面
4aの下側に表示されていたが、これに限らない。例え
ば、フロー演出を画面4aの右側、左側、或いは上側に
表示させるようにしてもよい。なお、フロー演出を画面
4aの右側又は左側に表示させた場合、現在位置マーク
Mの移動方向は上側から下側への移動、或いは下側から
上側への移動のどちらでも良い。
4aの下側に表示されていたが、これに限らない。例え
ば、フロー演出を画面4aの右側、左側、或いは上側に
表示させるようにしてもよい。なお、フロー演出を画面
4aの右側又は左側に表示させた場合、現在位置マーク
Mの移動方向は上側から下側への移動、或いは下側から
上側への移動のどちらでも良い。
【0133】以下、主制御回路30及び表示制御回路3
1上で行われる制御処理について説明する。
1上で行われる制御処理について説明する。
【0134】主制御回路30では、図27に示す「メイ
ン遊技制御処理」(ST1〜ST7)及び図28に示す
「割込み処理」が行われる。
ン遊技制御処理」(ST1〜ST7)及び図28に示す
「割込み処理」が行われる。
【0135】図27に示す「メイン遊技制御処理」で
は、最初に、メインMPU30aは、「割込み許可フラ
グ」をセットし(ST1)、続いて、「停止図柄選択用
乱数カウンタ」の更新処理を行う(ST2)。「停止図
柄選択用乱数カウンタ」の更新範囲は“0〜11”とな
っている。
は、最初に、メインMPU30aは、「割込み許可フラ
グ」をセットし(ST1)、続いて、「停止図柄選択用
乱数カウンタ」の更新処理を行う(ST2)。「停止図
柄選択用乱数カウンタ」の更新範囲は“0〜11”とな
っている。
【0136】「停止図柄選択用乱数カウンタ」は、後述
の「大当り判定」での判定結果が“ハズレ”のとき液晶
表示装置4にどの特別図柄を停止表示するかの選択に用
いられる。当該カウンタは、更新処理毎にカウントアッ
プ(+1加算)を行い、0から上限値11までカウント
アップし、再度0からカウントアップしなおすように構
成されている。なお、この「停止図柄選択用乱数カウン
タ」は、「第1停止図柄選択用乱数カウンタ」、「第2
停止図柄選択用乱数カウンタ」、及び「第3停止図柄選
択用乱数カウンタ」の3つのカウンタで構成され、それ
ぞれ別個に更新処理を行う。
の「大当り判定」での判定結果が“ハズレ”のとき液晶
表示装置4にどの特別図柄を停止表示するかの選択に用
いられる。当該カウンタは、更新処理毎にカウントアッ
プ(+1加算)を行い、0から上限値11までカウント
アップし、再度0からカウントアップしなおすように構
成されている。なお、この「停止図柄選択用乱数カウン
タ」は、「第1停止図柄選択用乱数カウンタ」、「第2
停止図柄選択用乱数カウンタ」、及び「第3停止図柄選
択用乱数カウンタ」の3つのカウンタで構成され、それ
ぞれ別個に更新処理を行う。
【0137】上記ST2の後、メインMPU30aは、
主制御回路30から表示制御回路31、音制御回路32
等の各種制御回路に対してコマンド送信中であるかどう
か判別し(ST3)、ここで“YES”のとき、すなわ
ち送信中のときは、上記ST1に戻り、ここで“NO”
のとき、すなわち送信中でないときは、エラーチェック
処理についてのコマンドを生成し(ST4)、生成され
たコマンドに基づきエラーチェック処理を実行する(S
T5)。そして、メインMPU30aは、エラー発生中
かどうかを判別し(ST6)、ここで“YES”のと
き、すなわちエラー発生中のときは、上記ST1に戻
り、“NO”のとき、すなわちエラー発生中でないとき
は、後述の図29〜図30に示す「メイン側演出制御処
理」を実行する(ST7)。
主制御回路30から表示制御回路31、音制御回路32
等の各種制御回路に対してコマンド送信中であるかどう
か判別し(ST3)、ここで“YES”のとき、すなわ
ち送信中のときは、上記ST1に戻り、ここで“NO”
のとき、すなわち送信中でないときは、エラーチェック
処理についてのコマンドを生成し(ST4)、生成され
たコマンドに基づきエラーチェック処理を実行する(S
T5)。そして、メインMPU30aは、エラー発生中
かどうかを判別し(ST6)、ここで“YES”のと
き、すなわちエラー発生中のときは、上記ST1に戻
り、“NO”のとき、すなわちエラー発生中でないとき
は、後述の図29〜図30に示す「メイン側演出制御処
理」を実行する(ST7)。
【0138】図28に示す「割込み処理」は、上記ST
1(図27)又は後述のST20で「割込み許可フラ
グ」がセットされていることを条件に、メインMPU3
0aにおいて定期的(例えば3ms毎)に実行される。
この「割込み処理」では、最初に、メインMPU30a
は、各レジスタを退避させ(ST10)、続いて、「大
当り判定用乱数カウンタ」、「大当り停止態様選択用乱
数カウンタ」及び「演出内容選択用乱数カウンタ」の更
新処理を行う(ST11)。「大当り判定用乱数カウン
タ」は、大当りか否かの判定、すなわち液晶表示装置4
で表示される特別図柄の停止態様を大当り停止態様とす
るか否かの判定を行うときに用いられ、“0〜334”
の間で更新処理を行う。「大当り停止態様選択用乱数カ
ウンタ」は、大当りと判定されたときの特別図柄の停止
態様を選択するときに用いられ、“0〜11”の範囲で
更新処理を行う。「演出内容選択用乱数カウンタ」は、
上記の図5及び図6に示した各種演出内容を選択すると
きに用いられ、“0〜1023”の範囲でカウント値の
更新処理を行う。
1(図27)又は後述のST20で「割込み許可フラ
グ」がセットされていることを条件に、メインMPU3
0aにおいて定期的(例えば3ms毎)に実行される。
この「割込み処理」では、最初に、メインMPU30a
は、各レジスタを退避させ(ST10)、続いて、「大
当り判定用乱数カウンタ」、「大当り停止態様選択用乱
数カウンタ」及び「演出内容選択用乱数カウンタ」の更
新処理を行う(ST11)。「大当り判定用乱数カウン
タ」は、大当りか否かの判定、すなわち液晶表示装置4
で表示される特別図柄の停止態様を大当り停止態様とす
るか否かの判定を行うときに用いられ、“0〜334”
の間で更新処理を行う。「大当り停止態様選択用乱数カ
ウンタ」は、大当りと判定されたときの特別図柄の停止
態様を選択するときに用いられ、“0〜11”の範囲で
更新処理を行う。「演出内容選択用乱数カウンタ」は、
上記の図5及び図6に示した各種演出内容を選択すると
きに用いられ、“0〜1023”の範囲でカウント値の
更新処理を行う。
【0139】以上のカウンタの更新処理後、メインMP
U30aは、各種タイマの更新処理を実行し(ST1
2)、続いて各種入力信号の処理を実行する(ST1
3)。このST13の処理では、通過球センサ7S,入
賞球センサ18S,始動入賞球センサ6S等の各種セン
サからの入力信号に応じた処理が実行される。すなわ
ち、通過球センサ7Sからの入力信号がある場合は、メ
インMPU30aは、後述の「普通図柄処理」を実行す
べく制御命令を出力し、入賞球センサ18Sからの入力
信号がある場合は、メインMPU30aは、後述の「払
出し処理」を実行すべく制御命令を出力し、始動入賞球
センサ6Sからの入力信号がある場合は、メインMPU
30aは、「払出し処理」と共に液晶表示装置4での入
賞記憶数の加算処理を実行する。
U30aは、各種タイマの更新処理を実行し(ST1
2)、続いて各種入力信号の処理を実行する(ST1
3)。このST13の処理では、通過球センサ7S,入
賞球センサ18S,始動入賞球センサ6S等の各種セン
サからの入力信号に応じた処理が実行される。すなわ
ち、通過球センサ7Sからの入力信号がある場合は、メ
インMPU30aは、後述の「普通図柄処理」を実行す
べく制御命令を出力し、入賞球センサ18Sからの入力
信号がある場合は、メインMPU30aは、後述の「払
出し処理」を実行すべく制御命令を出力し、始動入賞球
センサ6Sからの入力信号がある場合は、メインMPU
30aは、「払出し処理」と共に液晶表示装置4での入
賞記憶数の加算処理を実行する。
【0140】次に、メインMPU30aは、普通図柄表
示用LED11a,11bで動作処理(普通図柄処理)
を実行する(ST14)。この普通図柄処理では、普通
図柄表示用LED11a,11bでの動作結果を遊技者
によって有利な普通図柄表示用LED11a,11bが
点灯した状態とするか否かについての判定が行われ、そ
の判定結果に基づいて普通図柄表示用LED11a,1
1bの表示が制御される。
示用LED11a,11bで動作処理(普通図柄処理)
を実行する(ST14)。この普通図柄処理では、普通
図柄表示用LED11a,11bでの動作結果を遊技者
によって有利な普通図柄表示用LED11a,11bが
点灯した状態とするか否かについての判定が行われ、そ
の判定結果に基づいて普通図柄表示用LED11a,1
1bの表示が制御される。
【0141】次に、メインMPU30aは、「装飾制御
処理」を実行し(ST15)、続いて「払出し処理」を
実行する(ST16)。「装飾制御処理」では、遊技盤
3上に設けられる各種ランプ等についての制御がなさ
れ、「払出し処理」では、上記ST13の処理により出
された払出し要求に応じた賞球(遊技球)の払出しが行
われる。
処理」を実行し(ST15)、続いて「払出し処理」を
実行する(ST16)。「装飾制御処理」では、遊技盤
3上に設けられる各種ランプ等についての制御がなさ
れ、「払出し処理」では、上記ST13の処理により出
された払出し要求に応じた賞球(遊技球)の払出しが行
われる。
【0142】次に、メインMPU30aは、各種装置か
ら発生されるエラー信号を処理する「エラー処理」を実
行する(ST17)。次に、メインMPU30aは、
「送信データ出力処理」を実行し(ST18)、前記S
T10で退避した各レジスタを復帰させ(ST19)、
「割込み許可フラグ」をセットする(ST20)。「送
信データ出力処理」では、メインRAM30cに格納さ
れている各種コマンドが、表示制御回路、音制御回路等
の各種制御回路に対して送信される。この「送信データ
出力処理」において、メインRAM30cに格納されて
いる各種コマンドとしては、後述の「メイン側演出制御
処理」で生成されるコマンドが含まれる。
ら発生されるエラー信号を処理する「エラー処理」を実
行する(ST17)。次に、メインMPU30aは、
「送信データ出力処理」を実行し(ST18)、前記S
T10で退避した各レジスタを復帰させ(ST19)、
「割込み許可フラグ」をセットする(ST20)。「送
信データ出力処理」では、メインRAM30cに格納さ
れている各種コマンドが、表示制御回路、音制御回路等
の各種制御回路に対して送信される。この「送信データ
出力処理」において、メインRAM30cに格納されて
いる各種コマンドとしては、後述の「メイン側演出制御
処理」で生成されるコマンドが含まれる。
【0143】図29及び図30は、上記「メイン側演出
制御処理」について示す。
制御処理」について示す。
【0144】初めに、メインMPU30aは、始動入賞
があるか又は始動入賞記憶数が1以上かどうか(特別図
柄記憶LED13a〜13dが点灯しているかどうか)
を判別する(ST21)。
があるか又は始動入賞記憶数が1以上かどうか(特別図
柄記憶LED13a〜13dが点灯しているかどうか)
を判別する(ST21)。
【0145】ST21で“NO”のときは、メインMP
U30aは、液晶表示装置4での「タイトルデモ画面」
と「通常遊技画面」との切換タイミングを管理する「デ
モ表示切換タイマ」が所定時間をカウントして、「タイ
トルデモ画面」への切換命令を出力しているかどうかを
判別する(ST22)。ここで、「タイトルデモ画面」
とは、遊技機の機種名等のデモンストレーションを表示
する画面である。この画面では、特別図柄は表示されな
い。また、「通常遊技画面」とは、一般に前回の遊技に
おける特別図柄の停止態様が表示された画面をいう。
U30aは、液晶表示装置4での「タイトルデモ画面」
と「通常遊技画面」との切換タイミングを管理する「デ
モ表示切換タイマ」が所定時間をカウントして、「タイ
トルデモ画面」への切換命令を出力しているかどうかを
判別する(ST22)。ここで、「タイトルデモ画面」
とは、遊技機の機種名等のデモンストレーションを表示
する画面である。この画面では、特別図柄は表示されな
い。また、「通常遊技画面」とは、一般に前回の遊技に
おける特別図柄の停止態様が表示された画面をいう。
【0146】上記ST22において、切換命令を出力し
ていると判別されたときは、続いて、メインMPU30
aは、「タイトルデモ画面」が表示中であるかどうかを
判別する(ST23)。ST23で“YES”のとき、
すなわち「タイトルデモ画面」が表示中のときは、メイ
ンMPU30aは、表示されている「タイトルデモ画
面」を「通常遊技画面」に切り換え(ST24)、ST
23で“NO”のとき、すなわち「通常遊技画面」を表
示中のときは、メインMPU30aは、表示されている
「通常遊技画面」を「タイトルデモ画面」に切り換える
(ST25)。
ていると判別されたときは、続いて、メインMPU30
aは、「タイトルデモ画面」が表示中であるかどうかを
判別する(ST23)。ST23で“YES”のとき、
すなわち「タイトルデモ画面」が表示中のときは、メイ
ンMPU30aは、表示されている「タイトルデモ画
面」を「通常遊技画面」に切り換え(ST24)、ST
23で“NO”のとき、すなわち「通常遊技画面」を表
示中のときは、メインMPU30aは、表示されている
「通常遊技画面」を「タイトルデモ画面」に切り換える
(ST25)。
【0147】一方、上記ST21で“YES”のとき、
すなわち、始動入賞がある又は始動入賞記憶数が1以上
と判別されたときは、メインMPU30aは、前述のS
T11で更新された「大当り判定用乱数カウンタ」のカ
ウント値を「大当り判定用乱数」として読み出し、“大
当り”か否かを判定する(ST26)。
すなわち、始動入賞がある又は始動入賞記憶数が1以上
と判別されたときは、メインMPU30aは、前述のS
T11で更新された「大当り判定用乱数カウンタ」のカ
ウント値を「大当り判定用乱数」として読み出し、“大
当り”か否かを判定する(ST26)。
【0148】上記ST26の判定結果が“大当り”のと
き(ST26で“YES”のとき)は、後述のST33
に移り、上記ST26の判定が“ハズレ” のとき(S
T26で“NO”のとき)は、メインMPU30aは、
前述のST11で更新された「演出内容選択用乱数カウ
ンタ」のカウント値を「演出内容選択用乱数」として読
み出し、当該乱数を用いてメインROM30b内に格納
されたハズレ用の「演出内容選択テーブル」より一つの
演出内容を選択する(ST27)。ハズレ用の「演出内
容選択テーブル」にも予め定められた複数の演出内容が
格納され、具体的には、上記図6に示した5種類の演出
内容及び「フロー演出無し」が格納される。
き(ST26で“YES”のとき)は、後述のST33
に移り、上記ST26の判定が“ハズレ” のとき(S
T26で“NO”のとき)は、メインMPU30aは、
前述のST11で更新された「演出内容選択用乱数カウ
ンタ」のカウント値を「演出内容選択用乱数」として読
み出し、当該乱数を用いてメインROM30b内に格納
されたハズレ用の「演出内容選択テーブル」より一つの
演出内容を選択する(ST27)。ハズレ用の「演出内
容選択テーブル」にも予め定められた複数の演出内容が
格納され、具体的には、上記図6に示した5種類の演出
内容及び「フロー演出無し」が格納される。
【0149】次に、メインMPU30aは、ST27で
選択された演出内容の表示が液晶表示装置4で実行され
るように、表示制御回路31に対する制御指令としての
「演出表示制御コマンド」を生成し(ST28)、当該
コマンドをメインRAM30cに格納する(ST2
9)。メインRAM30cに格納された当該コマンド
は、前述の割込み処理(図28)の送信データ出力処理
(ST18)で表示制御回路31に送信される。
選択された演出内容の表示が液晶表示装置4で実行され
るように、表示制御回路31に対する制御指令としての
「演出表示制御コマンド」を生成し(ST28)、当該
コマンドをメインRAM30cに格納する(ST2
9)。メインRAM30cに格納された当該コマンド
は、前述の割込み処理(図28)の送信データ出力処理
(ST18)で表示制御回路31に送信される。
【0150】次に、メインMPU30aは、ST27で
選択された演出内容がリーチ演出を含むものかどうかの
判別を行う(ST30)。ここで“YES”のとき、す
なわち、ST27で選択された演出内容が、「リーチA
ハズレ」、「リーチA2ハズレ」、「リーチBハズ
レ」、「リーチB2ハズレ」、又は「リーチCハズレ」
のいずれかであるとき、メインMPU30aは、前述の
ST2で更新した「第1停止図柄選択用乱数カウン
タ」、「第2停止図柄選択用乱数カウンタ」及び「第3
停止図柄選択用乱数カウンタ」のカウント値を、それぞ
れ「第1停止図柄選択用乱数」、「第2停止図柄選択用
乱数」及び「第3停止図柄選択用乱数」として読み出
し、これらの乱数を基に、リーチを形成し且つ“ハズ
レ”となるような特別図柄の停止態様(リーチ有ハズ
レ)を構成する3つの特別図柄を選択する(ST3
1)。そして、後述のST37に移る。
選択された演出内容がリーチ演出を含むものかどうかの
判別を行う(ST30)。ここで“YES”のとき、す
なわち、ST27で選択された演出内容が、「リーチA
ハズレ」、「リーチA2ハズレ」、「リーチBハズ
レ」、「リーチB2ハズレ」、又は「リーチCハズレ」
のいずれかであるとき、メインMPU30aは、前述の
ST2で更新した「第1停止図柄選択用乱数カウン
タ」、「第2停止図柄選択用乱数カウンタ」及び「第3
停止図柄選択用乱数カウンタ」のカウント値を、それぞ
れ「第1停止図柄選択用乱数」、「第2停止図柄選択用
乱数」及び「第3停止図柄選択用乱数」として読み出
し、これらの乱数を基に、リーチを形成し且つ“ハズ
レ”となるような特別図柄の停止態様(リーチ有ハズ
レ)を構成する3つの特別図柄を選択する(ST3
1)。そして、後述のST37に移る。
【0151】ST30で“NO”のとき、すなわち、S
T27で選択された演出内容がリーチ演出を含まない
「リーチ無ハズレ」であるとき、メインMPU30a
は、ST31の処理と同様に乱数を読み出し、これらの
乱数を基に、リーチを形成せず且つ“ハズレ”となるよ
うな特別図柄の停止態様(リーチ無ハズレ)を構成する
3つの特別図柄を選択する(ST32)。そして、後述
のST37に移る。
T27で選択された演出内容がリーチ演出を含まない
「リーチ無ハズレ」であるとき、メインMPU30a
は、ST31の処理と同様に乱数を読み出し、これらの
乱数を基に、リーチを形成せず且つ“ハズレ”となるよ
うな特別図柄の停止態様(リーチ無ハズレ)を構成する
3つの特別図柄を選択する(ST32)。そして、後述
のST37に移る。
【0152】ST33では、メインMPU30aは、前
述のST11で更新された「演出内容選択用乱数カウン
タ」のカウント値を「演出内容選択用乱数」として読み
出し、当該乱数を用いてメインROM30b内に格納さ
れた大当り用の「演出内容選択テーブル」より一つの演
出内容を選択する。大当り用の「演出内容選択テーブ
ル」には予め定められた複数の演出内容が格納され、具
体的には、上記図5に示した12種類の演出内容が格納
される。
述のST11で更新された「演出内容選択用乱数カウン
タ」のカウント値を「演出内容選択用乱数」として読み
出し、当該乱数を用いてメインROM30b内に格納さ
れた大当り用の「演出内容選択テーブル」より一つの演
出内容を選択する。大当り用の「演出内容選択テーブ
ル」には予め定められた複数の演出内容が格納され、具
体的には、上記図5に示した12種類の演出内容が格納
される。
【0153】次に、メインMPU30aは、ST33で
選択された演出内容の表示が液晶表示装置4で実行され
るように、表示制御回路31に対する制御指令としての
「演出表示制御コマンド」を生成し(ST34)、当該
コマンドをメインRAM30cに格納する(ST3
5)。メインRAM30cに格納された当該コマンド
は、前述の割込み処理(図28)の送信データ出力処理
(ST18)で表示制御回路31に送信される。
選択された演出内容の表示が液晶表示装置4で実行され
るように、表示制御回路31に対する制御指令としての
「演出表示制御コマンド」を生成し(ST34)、当該
コマンドをメインRAM30cに格納する(ST3
5)。メインRAM30cに格納された当該コマンド
は、前述の割込み処理(図28)の送信データ出力処理
(ST18)で表示制御回路31に送信される。
【0154】次に、メインMPU30aは、前述のST
11で更新された「大当り停止態様選択用乱数カウン
タ」のカウント値を「大当り停止態様選択用乱数」とし
て読み出し、当該乱数を用いて、予め定められた複数の
「大当り停止態様」の中から一つを選択する(ST3
6)。
11で更新された「大当り停止態様選択用乱数カウン
タ」のカウント値を「大当り停止態様選択用乱数」とし
て読み出し、当該乱数を用いて、予め定められた複数の
「大当り停止態様」の中から一つを選択する(ST3
6)。
【0155】ST37では、メインMPU30aは、S
T31、ST32或いはST36で選択された特別図柄
の停止態様が液晶表示装置4で表示されるように、表示
制御回路31に対する制御指令としての「特別図柄表示
制御コマンド」を生成する。そして、メインMPU30
aは、当該コマンドをメインRAM30cに格納する
(ST38)。メインRAM30cに格納された当該コ
マンドは、前述の割込み処理(図28)の送信データ出
力処理(ST18)で表示制御回路31に送信される。
T31、ST32或いはST36で選択された特別図柄
の停止態様が液晶表示装置4で表示されるように、表示
制御回路31に対する制御指令としての「特別図柄表示
制御コマンド」を生成する。そして、メインMPU30
aは、当該コマンドをメインRAM30cに格納する
(ST38)。メインRAM30cに格納された当該コ
マンドは、前述の割込み処理(図28)の送信データ出
力処理(ST18)で表示制御回路31に送信される。
【0156】次に、図30のフローチャートに移り、メ
インMPU30aは、選択された演出内容に設定されて
いる当該演出内容の表示時間に基づき、所定時間を演出
表示時間管理タイマにセットし減算処理を行う(ST3
9)。ここでセットされる所定時間は、指定された演出
内容の演出表示時間より少し短めに設定してある。
インMPU30aは、選択された演出内容に設定されて
いる当該演出内容の表示時間に基づき、所定時間を演出
表示時間管理タイマにセットし減算処理を行う(ST3
9)。ここでセットされる所定時間は、指定された演出
内容の演出表示時間より少し短めに設定してある。
【0157】次に、メインMPU30aは、演出表示時
間管理タイマが“0”かどうかを判別し(ST40)、
“YES”のときは、「確定コマンド」をメインRAM
30cに格納する(ST41)。「確定コマンド」は、
特別図柄の変動表示の完全停止を要求する制御指令で、
これが表示制御回路31に送信されることで変動表示の
停止制御が実行される。なお、当該コマンドも、前述の
割込み処理(図28)の送信データ出力処理(ST1
8)で表示制御回路31に送信される。
間管理タイマが“0”かどうかを判別し(ST40)、
“YES”のときは、「確定コマンド」をメインRAM
30cに格納する(ST41)。「確定コマンド」は、
特別図柄の変動表示の完全停止を要求する制御指令で、
これが表示制御回路31に送信されることで変動表示の
停止制御が実行される。なお、当該コマンドも、前述の
割込み処理(図28)の送信データ出力処理(ST1
8)で表示制御回路31に送信される。
【0158】ここで、主制御回路30から表示制御回路
31に向けてのコマンド送信は、一方通行で行われるた
め、演出(キャラクタ演出及びフロー演出)の表示状況
を主制御回路側で逐一把握することができない。このた
め、所定の演出表示時間が経過する少し前に上記「確定
コマンド」を表示制御回路側に送信することによって、
演出の表示状況に関係なく特別図柄の変動表示を完全に
停止させ、その停止タイミングと主制御回路側で制御す
る後述のファンファーレ音の出力タイミングや各種ラン
プ等の装飾装置の駆動タイミングとを一致させることと
している。
31に向けてのコマンド送信は、一方通行で行われるた
め、演出(キャラクタ演出及びフロー演出)の表示状況
を主制御回路側で逐一把握することができない。このた
め、所定の演出表示時間が経過する少し前に上記「確定
コマンド」を表示制御回路側に送信することによって、
演出の表示状況に関係なく特別図柄の変動表示を完全に
停止させ、その停止タイミングと主制御回路側で制御す
る後述のファンファーレ音の出力タイミングや各種ラン
プ等の装飾装置の駆動タイミングとを一致させることと
している。
【0159】なお、上記によれば、演出の表示終了のタ
イミングと「確定コマンド」の送信タイミングとにズレ
が生じるが、遊技者側からは、ほぼ同時のタイミングに
見える程度のズレとなるように「確定コマンド」の送信
タイミングを設定する。
イミングと「確定コマンド」の送信タイミングとにズレ
が生じるが、遊技者側からは、ほぼ同時のタイミングに
見える程度のズレとなるように「確定コマンド」の送信
タイミングを設定する。
【0160】次に、メインMPU30aは、前述のST
26での判定結果が“大当り”かどうかを判別する(S
T42)。ここで“NO”のときは、この「メイン側演
出制御処理」を終了する。
26での判定結果が“大当り”かどうかを判別する(S
T42)。ここで“NO”のときは、この「メイン側演
出制御処理」を終了する。
【0161】ST42の判別で“YES”のときは、メ
インMPU30aは、「大当りファンファーレ処理」を
実行する(ST43)。「大当りファンファーレ処理」
では、スピーカ40から「大当り報知音(ファンファー
レ音)」の出力を要求する制御指令としての「音制御コ
マンド」がメインRAM30cに格納されると共に、
「特別遊技状態開始画面表示コマンド」がメインRAM
30cに格納される。「特別遊技状態開始画面表示コマ
ンド」は「特別遊技状態開始画面」の画面4aへの表示
を要求する制御指令で、「特別遊技状態開始画面」は
「特別遊技状態」の発生を報知するものである。
インMPU30aは、「大当りファンファーレ処理」を
実行する(ST43)。「大当りファンファーレ処理」
では、スピーカ40から「大当り報知音(ファンファー
レ音)」の出力を要求する制御指令としての「音制御コ
マンド」がメインRAM30cに格納されると共に、
「特別遊技状態開始画面表示コマンド」がメインRAM
30cに格納される。「特別遊技状態開始画面表示コマ
ンド」は「特別遊技状態開始画面」の画面4aへの表示
を要求する制御指令で、「特別遊技状態開始画面」は
「特別遊技状態」の発生を報知するものである。
【0162】次に、メインMPU30aは、「ラウンド
表示切換時間チェック処理」を実行する(ST44)。
「ラウンド表示切換時間チェック処理」では、上記「特
別遊技状態開始画面」から「大当り遊技インターバル画
面」への切換タイミングを監視し、当該切換タイミング
となったことを条件に、「大当り遊技インターバル画面
表示コマンド」がメインRAM30cに格納される。
「大当り遊技インターバル画面表示コマンド」は、「大
当り遊技インターバル画面」の画面4aへの表示を要求
する制御指令で、「大当り遊技インターバル画面」は、
特別遊技状態における第1ラウンド目の「大当り遊技」
に突入することを報知するものである。
表示切換時間チェック処理」を実行する(ST44)。
「ラウンド表示切換時間チェック処理」では、上記「特
別遊技状態開始画面」から「大当り遊技インターバル画
面」への切換タイミングを監視し、当該切換タイミング
となったことを条件に、「大当り遊技インターバル画面
表示コマンド」がメインRAM30cに格納される。
「大当り遊技インターバル画面表示コマンド」は、「大
当り遊技インターバル画面」の画面4aへの表示を要求
する制御指令で、「大当り遊技インターバル画面」は、
特別遊技状態における第1ラウンド目の「大当り遊技」
に突入することを報知するものである。
【0163】次に、メインMPU30aは、「特別遊技
状態時間チェック処理」を実行する(ST45)。「特
別遊技状態時間チェック処理」では、「特別遊技状態」
に関する時間の管理処理が行われる。「特別遊技状態」
に関する時間とは、「大当り遊技」の1ラウンド実行可
能時間(30s)、「大当り遊技インターバル画面」の
表示実行時間、V入賞可能期間等である。
状態時間チェック処理」を実行する(ST45)。「特
別遊技状態時間チェック処理」では、「特別遊技状態」
に関する時間の管理処理が行われる。「特別遊技状態」
に関する時間とは、「大当り遊技」の1ラウンド実行可
能時間(30s)、「大当り遊技インターバル画面」の
表示実行時間、V入賞可能期間等である。
【0164】次に、メインMPU30aは、「大入賞口
開閉処理」を行う(ST46)。「大入賞口開閉処理」
では、上記「特別遊技状態時間チェック処理」におい
て、「大当り遊技」の1ラウンド実行可能時間の経過が
確認されたことを条件に大入賞口8の扉を閉鎖し、「大
当り遊技インターバル画面」の表示実行時間の経過が確
認されたことを条件に大入賞口8の扉を開成する処理が
行われる。なお、この「大入賞口開閉処理」では、「大
当り遊技」の1ラウンド実行可能時間の経過が確認され
る前であっても、大入賞口8への10個の遊技球入賞に
よって大入賞口8が閉鎖される。
開閉処理」を行う(ST46)。「大入賞口開閉処理」
では、上記「特別遊技状態時間チェック処理」におい
て、「大当り遊技」の1ラウンド実行可能時間の経過が
確認されたことを条件に大入賞口8の扉を閉鎖し、「大
当り遊技インターバル画面」の表示実行時間の経過が確
認されたことを条件に大入賞口8の扉を開成する処理が
行われる。なお、この「大入賞口開閉処理」では、「大
当り遊技」の1ラウンド実行可能時間の経過が確認され
る前であっても、大入賞口8への10個の遊技球入賞に
よって大入賞口8が閉鎖される。
【0165】次に、メインMPU30aは、「特別遊技
状態表示処理」を実行する(ST47)。「特別遊技状
態表示処理」では、上記ST46で行われる大入賞口8
の扉の開閉に応じて画面4aへの表示を要求する所定の
コマンドがメインRAM30cに格納される。例えば、
ST46において大入賞口8の扉が開成されたときは、
「V入賞前ラウンド画面表示コマンド」がメインRAM
30cに格納される。「V入賞前ラウンド画面表示コマ
ンド」は「V入賞前ラウンド画面」の画面4aへの表示
を要求する制御指令で、「V入賞前ラウンド画面」は、
大入賞口8が開放中で、かつV入賞前であることを報知
する画面である。また、ST46において大入賞口8の
扉が閉鎖されたときは、「大当り遊技インターバル画面
表示コマンド」がメインRAM30cに格納される。
このとき表示される「大当り遊技インターバル画面」
は、次のラウンドに突入することを報知するものであ
る。
状態表示処理」を実行する(ST47)。「特別遊技状
態表示処理」では、上記ST46で行われる大入賞口8
の扉の開閉に応じて画面4aへの表示を要求する所定の
コマンドがメインRAM30cに格納される。例えば、
ST46において大入賞口8の扉が開成されたときは、
「V入賞前ラウンド画面表示コマンド」がメインRAM
30cに格納される。「V入賞前ラウンド画面表示コマ
ンド」は「V入賞前ラウンド画面」の画面4aへの表示
を要求する制御指令で、「V入賞前ラウンド画面」は、
大入賞口8が開放中で、かつV入賞前であることを報知
する画面である。また、ST46において大入賞口8の
扉が閉鎖されたときは、「大当り遊技インターバル画面
表示コマンド」がメインRAM30cに格納される。
このとき表示される「大当り遊技インターバル画面」
は、次のラウンドに突入することを報知するものであ
る。
【0166】なお、上記ST47において、V入賞信号
の割込みが入ったときは、「V入賞フラグ」がセットさ
れると共に「V入賞後ラウンド画面表示コマンド」がメ
インRAM30cに格納される。「V入賞後ラウンド画
面表示コマンド」は「V入賞後ラウンド画面」の表示画
面4aへの表示を要求する制御指令で、「V入賞後ラウ
ンド画面」は、大入賞口8が開放中で、かつV入賞後で
あることを報知するものである。
の割込みが入ったときは、「V入賞フラグ」がセットさ
れると共に「V入賞後ラウンド画面表示コマンド」がメ
インRAM30cに格納される。「V入賞後ラウンド画
面表示コマンド」は「V入賞後ラウンド画面」の表示画
面4aへの表示を要求する制御指令で、「V入賞後ラウ
ンド画面」は、大入賞口8が開放中で、かつV入賞後で
あることを報知するものである。
【0167】次に、メインMPU30aは、大入賞口8
が開放中かどうか判別する(ST48)。“YES”の
とき、すなわち開放中のときは、上記ST45乃至ST
47の処理を繰り返し、“NO”のとき、すなわち開放
中でないときは、ST49に移る。
が開放中かどうか判別する(ST48)。“YES”の
とき、すなわち開放中のときは、上記ST45乃至ST
47の処理を繰り返し、“NO”のとき、すなわち開放
中でないときは、ST49に移る。
【0168】ST49では、メインMPU30aは、
「V入賞が成立しているか」すなわち「V入賞可能期
間」中に大入賞口8への遊技球の入賞があり「V入賞フ
ラグ」がセットされているかどうかを判別する。その結
果「V入賞フラグ」がセットされV入賞が成立している
とき(ST49で“YES”のとき)は、メインMPU
30aは、上記ST45の処理に戻って「大当り遊技」
の次のラウンドを開始して「特別遊技状態」を継続する
処理を実行する。
「V入賞が成立しているか」すなわち「V入賞可能期
間」中に大入賞口8への遊技球の入賞があり「V入賞フ
ラグ」がセットされているかどうかを判別する。その結
果「V入賞フラグ」がセットされV入賞が成立している
とき(ST49で“YES”のとき)は、メインMPU
30aは、上記ST45の処理に戻って「大当り遊技」
の次のラウンドを開始して「特別遊技状態」を継続する
処理を実行する。
【0169】一方、上記ST49の判別で“NO”のと
き、すなわち「V入賞フラグ」がセットされておらずV
入賞が成立していないときは、メインMPU30aは、
「特別遊技状態終了処理」を実行する(ST50)。
「特別遊技状態終了処理」では、「特別遊技状態終了画
面表示コマンド」がメインRAM30cに格納される。
「特別遊技状態終了画面表示コマンド」は「特別遊技状
態終了画面」の表示画面4aへの表示を要求する制御指
令で、「特別遊技状態終了画面」は「特別遊技状態」の
終了を報知するものである。
き、すなわち「V入賞フラグ」がセットされておらずV
入賞が成立していないときは、メインMPU30aは、
「特別遊技状態終了処理」を実行する(ST50)。
「特別遊技状態終了処理」では、「特別遊技状態終了画
面表示コマンド」がメインRAM30cに格納される。
「特別遊技状態終了画面表示コマンド」は「特別遊技状
態終了画面」の表示画面4aへの表示を要求する制御指
令で、「特別遊技状態終了画面」は「特別遊技状態」の
終了を報知するものである。
【0170】なお、上記「音制御コマンド」並びに表示
制御回路31に対する制御コマンドである「大当り遊技
開始画面表示コマンド」、「大当り遊技インターバル画
面表示コマンド」、「V入賞前ラウンド画面表示コマン
ド」、「V入賞後ラウンド画面表示コマンド」及び「大
当り遊技終了画面表示コマンド」は、前述の割込み処理
(図28)の送信データ出力処理(ST18)で各制御
回路に対し送信される。
制御回路31に対する制御コマンドである「大当り遊技
開始画面表示コマンド」、「大当り遊技インターバル画
面表示コマンド」、「V入賞前ラウンド画面表示コマン
ド」、「V入賞後ラウンド画面表示コマンド」及び「大
当り遊技終了画面表示コマンド」は、前述の割込み処理
(図28)の送信データ出力処理(ST18)で各制御
回路に対し送信される。
【0171】次に、図31を参照して表示制御回路31
におけるメイン処理(表示制御回路メイン処理)につい
て説明する。
におけるメイン処理(表示制御回路メイン処理)につい
て説明する。
【0172】初めに、サブMPU31aの動作の初期設
定が行われる(ST61)。続いて、サブMPU31a
は、ワークRAM31cに格納されたデータをクリアに
し(ST62)、VDP31dの動作の初期設定を行う
(ST63)。次に、サブMPU31aは、ワークRA
M31cに格納されたコマンドを読み出し、「受信コマ
ンド分析処理」を行う(ST64)。主制御回路30に
より送信されたコマンドは、次に図32を参照して説明
する「コマンド割込管理処理」によりワークRAM31
cに格納される。この「受信コマンド分析処理」では、
読み出したコマンドの解釈およびVDP31dのパラメ
ータ設定を行う。
定が行われる(ST61)。続いて、サブMPU31a
は、ワークRAM31cに格納されたデータをクリアに
し(ST62)、VDP31dの動作の初期設定を行う
(ST63)。次に、サブMPU31aは、ワークRA
M31cに格納されたコマンドを読み出し、「受信コマ
ンド分析処理」を行う(ST64)。主制御回路30に
より送信されたコマンドは、次に図32を参照して説明
する「コマンド割込管理処理」によりワークRAM31
cに格納される。この「受信コマンド分析処理」では、
読み出したコマンドの解釈およびVDP31dのパラメ
ータ設定を行う。
【0173】次に、サブMPU31aは、上記「受信コ
マンド分析処理」で読み出した「特別図柄表示制御コマ
ンド」に基づき液晶表示装置4での特別図柄の変動表示
を制御する「特別図柄表示制御処理」を行う(ST6
5)。
マンド分析処理」で読み出した「特別図柄表示制御コマ
ンド」に基づき液晶表示装置4での特別図柄の変動表示
を制御する「特別図柄表示制御処理」を行う(ST6
5)。
【0174】次に、サブMPU31aは、上記「受信コ
マンド分析処理」で読み出した「演出表示制御コマン
ド」に基づき液晶表示装置4でのキャラクタ演出の表示
を制御する「演出表示制御処理」を実行する(ST6
6)。
マンド分析処理」で読み出した「演出表示制御コマン
ド」に基づき液晶表示装置4でのキャラクタ演出の表示
を制御する「演出表示制御処理」を実行する(ST6
6)。
【0175】次に、サブMPU31aは、上記「演出表
示制御コマンド」に基づき液晶表示装置4でのフロー演
出の表示を制御する「演出遷移表示制御処理」を実行す
る(ST67)。
示制御コマンド」に基づき液晶表示装置4でのフロー演
出の表示を制御する「演出遷移表示制御処理」を実行す
る(ST67)。
【0176】次に、画面4aにおける画像“1フレー
ム”の表示が終了したことを示す「1フレーム処理フラ
グ」がセットされているかどうかを判別し(ST6
8)、この判別が“YES”のときは、ST65の処理
に移る。
ム”の表示が終了したことを示す「1フレーム処理フラ
グ」がセットされているかどうかを判別し(ST6
8)、この判別が“YES”のときは、ST65の処理
に移る。
【0177】次に、図32を参照して「コマンド割込管
理処理」について説明する。
理処理」について説明する。
【0178】この「コマンド割込管理処理」では、サブ
MPU31aは、主制御回路30からコマンドを受信し
たか否かを常時監視し(ST71)、コマンドの受信を
確認したとき(ST71で“YES”)、当該コマンド
をワークRAM31cに格納する(ST72)。
MPU31aは、主制御回路30からコマンドを受信し
たか否かを常時監視し(ST71)、コマンドの受信を
確認したとき(ST71で“YES”)、当該コマンド
をワークRAM31cに格納する(ST72)。
【0179】以上は、画面4aにおける演出内容の遷移
を「フロー演出」により示す実施例について説明した
が、次に、画面4aにおける演出内容の遷移を、画面4
a上の一部に表示される文字、線、図形、記号等が描か
れた固定領域(マップ)内における特定図柄の表示位置
によって示す演出(以下、「マップ演出」という。)の
実施例について説明する。
を「フロー演出」により示す実施例について説明した
が、次に、画面4aにおける演出内容の遷移を、画面4
a上の一部に表示される文字、線、図形、記号等が描か
れた固定領域(マップ)内における特定図柄の表示位置
によって示す演出(以下、「マップ演出」という。)の
実施例について説明する。
【0180】図33は、「マップ演出」の具体例を示
す。ここでは、画面4aの左上の領域に、文字、線、図
形、記号等が描かれた横長矩形の固定領域50が表示さ
れ、その固定領域50の中に表示される特定図柄として
のキャラクタの表示位置や動作によって、画面4aにお
ける演出内容の遷移が示される。具体的には、固定領域
50は、4つの領域に分割され、ここでは、4つの領域
は1つの廊下と3つの部屋として表現される。すなわ
ち、固定領域50上に、1つの廊下と3つの部屋からな
る家の間取り図が描かれ、その領域内には上記の「フロ
ー演出」に登場したキャラクタP2が表示されている。
したがって、キャラクタP2が、この固定領域としての
間取り図上のどの位置に表示されているかによって、画
面4aにおける演出内容の遷移が示される。
す。ここでは、画面4aの左上の領域に、文字、線、図
形、記号等が描かれた横長矩形の固定領域50が表示さ
れ、その固定領域50の中に表示される特定図柄として
のキャラクタの表示位置や動作によって、画面4aにお
ける演出内容の遷移が示される。具体的には、固定領域
50は、4つの領域に分割され、ここでは、4つの領域
は1つの廊下と3つの部屋として表現される。すなわ
ち、固定領域50上に、1つの廊下と3つの部屋からな
る家の間取り図が描かれ、その領域内には上記の「フロ
ー演出」に登場したキャラクタP2が表示されている。
したがって、キャラクタP2が、この固定領域としての
間取り図上のどの位置に表示されているかによって、画
面4aにおける演出内容の遷移が示される。
【0181】図34は、図33に示した固定領域50を
より詳細に示した拡大図である。固定領域50には、廊
下51と3つの部屋52,53,54とからなる家の間
取りが表示されている。3つの部屋52,53,54に
は、それぞれドア55,56,57が設けられている。
固定領域50に表示されるキャラクタP2は、遊技開始
と同時に、この固定領域50内の移動を開始し、その移
動先(すなわち、どの部屋に入るか)によって、画面4
aにおける演出内容の遷移が示される。
より詳細に示した拡大図である。固定領域50には、廊
下51と3つの部屋52,53,54とからなる家の間
取りが表示されている。3つの部屋52,53,54に
は、それぞれドア55,56,57が設けられている。
固定領域50に表示されるキャラクタP2は、遊技開始
と同時に、この固定領域50内の移動を開始し、その移
動先(すなわち、どの部屋に入るか)によって、画面4
aにおける演出内容の遷移が示される。
【0182】例えば、遊技開始時、すなわち画面4aに
おける演出開始時には、キャラクタP2は廊下51に表
示され、その後、移動を開始する。従って、画面4aに
おける演出開始時の演出も、廊下においてキャラクタP
2が動作する様子が表示される。
おける演出開始時には、キャラクタP2は廊下51に表
示され、その後、移動を開始する。従って、画面4aに
おける演出開始時の演出も、廊下においてキャラクタP
2が動作する様子が表示される。
【0183】「マップ演出」で表示される各部屋52,
53,54は、画面4aにおける演出内容に含まれる
「リーチ演出」の種類に対応しており、左側の部屋52
は「リーチA」に対応し、中央の部屋53は「リーチ
B」に対応し、右側の部屋54は「リーチC」に対応し
ている。従って、固定領域50内を移動するキャラクタ
P2が、3つの部屋52,53,54のいずれかに入っ
たときは、画面4aに表示される特別図柄が左右の図柄
が揃ったリーチ状態となり、演出として「リーチA」、
「リーチB」及び「リーチC」の3つのリーチ演出のい
ずれかが表示される。なお、固定領域50内を移動する
キャラクタP2が、3つの部屋52,53,54のいず
れにも入らなかったときは、画面4aに表示される特別
図柄がリーチ状態とならずハズレで終了する場合であ
る。この図34に示す例では、「マップ演出」として、
キャラクタP2が中央のドア56を開けて、「リーチ演
出B」に対応する中央の部屋53の中に入ったときの様
子を示している。そのときの画面4a上の演出(リーチ
演出B)の一例を図33に示し、ここでは、キャラクタ
P2が「診察室」において患者を診察する様子が示され
ている。すなわち、この演出内容から、「マップ演出」
においてキャラクタP2が入った中央の部屋53が「診
察室」であることが分かる。従って、固定領域50内の
各部屋52,53,54をそれぞれ異なる内容の部屋で
構成した場合、表示されるリーチ演出もそれぞれの部屋
で場面が設定された内容で表示される。また、各部屋5
2,53,54の中に、対応するリーチ演出の名称(例
えば「リーチA」)を文字表示したり、また、部屋の構
成を示す名称(例えば「診察室」)を文字表示するよう
にしてもよい。また、部屋の構成が視覚的に認識できる
ような絵柄や図形を部屋の中に表示するようにしてもよ
い。
53,54は、画面4aにおける演出内容に含まれる
「リーチ演出」の種類に対応しており、左側の部屋52
は「リーチA」に対応し、中央の部屋53は「リーチ
B」に対応し、右側の部屋54は「リーチC」に対応し
ている。従って、固定領域50内を移動するキャラクタ
P2が、3つの部屋52,53,54のいずれかに入っ
たときは、画面4aに表示される特別図柄が左右の図柄
が揃ったリーチ状態となり、演出として「リーチA」、
「リーチB」及び「リーチC」の3つのリーチ演出のい
ずれかが表示される。なお、固定領域50内を移動する
キャラクタP2が、3つの部屋52,53,54のいず
れにも入らなかったときは、画面4aに表示される特別
図柄がリーチ状態とならずハズレで終了する場合であ
る。この図34に示す例では、「マップ演出」として、
キャラクタP2が中央のドア56を開けて、「リーチ演
出B」に対応する中央の部屋53の中に入ったときの様
子を示している。そのときの画面4a上の演出(リーチ
演出B)の一例を図33に示し、ここでは、キャラクタ
P2が「診察室」において患者を診察する様子が示され
ている。すなわち、この演出内容から、「マップ演出」
においてキャラクタP2が入った中央の部屋53が「診
察室」であることが分かる。従って、固定領域50内の
各部屋52,53,54をそれぞれ異なる内容の部屋で
構成した場合、表示されるリーチ演出もそれぞれの部屋
で場面が設定された内容で表示される。また、各部屋5
2,53,54の中に、対応するリーチ演出の名称(例
えば「リーチA」)を文字表示したり、また、部屋の構
成を示す名称(例えば「診察室」)を文字表示するよう
にしてもよい。また、部屋の構成が視覚的に認識できる
ような絵柄や図形を部屋の中に表示するようにしてもよ
い。
【0184】また、「マップ演出」の固定領域50にお
いて、中央の部屋53には丸付き数字の“2”が表示さ
れ、右側の部屋54には丸付き数字の“1”が表示され
ている。これは、各部屋に対応したリーチ演出が表示さ
れた後に、別のリーチ演出に発展することを示してお
り、数字はその発展する回数を示している。従って、右
側の部屋54に表示されている丸付き数字の“1”は、
「リーチC」が表示された後に、別のリーチ演出(例え
ば「リーチC2」)に発展することを示しており、中央
の部屋53に表示されている丸付き数字の“2”は、
「リーチB」が表示された後に、別のリーチ演出(例え
ば「リーチB2」)に発展し、その後さらに別のリーチ
演出(例えば「リーチB3」)に発展することを示して
いる。
いて、中央の部屋53には丸付き数字の“2”が表示さ
れ、右側の部屋54には丸付き数字の“1”が表示され
ている。これは、各部屋に対応したリーチ演出が表示さ
れた後に、別のリーチ演出に発展することを示してお
り、数字はその発展する回数を示している。従って、右
側の部屋54に表示されている丸付き数字の“1”は、
「リーチC」が表示された後に、別のリーチ演出(例え
ば「リーチC2」)に発展することを示しており、中央
の部屋53に表示されている丸付き数字の“2”は、
「リーチB」が表示された後に、別のリーチ演出(例え
ば「リーチB2」)に発展し、その後さらに別のリーチ
演出(例えば「リーチB3」)に発展することを示して
いる。
【0185】このような「マップ演出」によれば、表示
された固定領域50の表示内容から、遊技者は容易に演
出の遷移を把握することができる。図33及び図34に
示した例では、遊技者は、今回の遊技において、「リー
チA」、「リーチB」及び「リーチC」の3つのリーチ
演出のいずれかに発展する可能性があることが容易に認
識でき、また、リーチ演出の発展回数についても容易に
認識することができる。また、リーチ演出の種類によっ
て大当り信頼度を異ならせることとした場合、遊技者
は、固定領域50内に設けられた部屋のうち、大当り信
頼度の高いリーチ演出に対応した部屋にキャラクタP2
が入るかどうかに興味が集中し、この「マップ演出」に
期待感を持って注目するようになる。特に上記のように
各部屋でリーチ演出の発展回数を異ならせた場合では、
一般に発展回数が多いほど大当りに期待できるため、遊
技者は、発展回数の多い中央の部屋53にキャラクタP
2が入るかどうかに興味を持って「マップ演出」に注目
する。
された固定領域50の表示内容から、遊技者は容易に演
出の遷移を把握することができる。図33及び図34に
示した例では、遊技者は、今回の遊技において、「リー
チA」、「リーチB」及び「リーチC」の3つのリーチ
演出のいずれかに発展する可能性があることが容易に認
識でき、また、リーチ演出の発展回数についても容易に
認識することができる。また、リーチ演出の種類によっ
て大当り信頼度を異ならせることとした場合、遊技者
は、固定領域50内に設けられた部屋のうち、大当り信
頼度の高いリーチ演出に対応した部屋にキャラクタP2
が入るかどうかに興味が集中し、この「マップ演出」に
期待感を持って注目するようになる。特に上記のように
各部屋でリーチ演出の発展回数を異ならせた場合では、
一般に発展回数が多いほど大当りに期待できるため、遊
技者は、発展回数の多い中央の部屋53にキャラクタP
2が入るかどうかに興味を持って「マップ演出」に注目
する。
【0186】また、固定領域50上のキャラクタP2の
表示位置によって、画面4aにおける演出内容の遷移を
示すだけでなく、キャラクタP2の表示態様(顔色、表
情、服の色等)や動作態様によって、画面4aにおける
演出内容に加え大当り信頼度を直接報知するようにして
もよい。
表示位置によって、画面4aにおける演出内容の遷移を
示すだけでなく、キャラクタP2の表示態様(顔色、表
情、服の色等)や動作態様によって、画面4aにおける
演出内容に加え大当り信頼度を直接報知するようにして
もよい。
【0187】「マップ演出」におけるキャラクタP2の
表示態様によって、大当り信頼度を直接報知する場合の
例としては、例えば、固定領域50内におけるキャラク
タP2の顔色が通常の肌色のときは、大当り信頼度は中
くらいで、青くなったときは大当り信頼度が低く、赤く
なったときは大当り信頼度が高いといった具合に表すこ
とができる。また、「マップ演出」におけるキャラクタ
P2の表情によって大当り信頼度を直接報知することと
した場合では、キャラクタP2の表情が普通のときは、
大当り信頼度は中くらいで、しょぼんとしているときは
大当り信頼度が低く、笑っているときは大当り信頼度が
高いといった具合に表すことができる。
表示態様によって、大当り信頼度を直接報知する場合の
例としては、例えば、固定領域50内におけるキャラク
タP2の顔色が通常の肌色のときは、大当り信頼度は中
くらいで、青くなったときは大当り信頼度が低く、赤く
なったときは大当り信頼度が高いといった具合に表すこ
とができる。また、「マップ演出」におけるキャラクタ
P2の表情によって大当り信頼度を直接報知することと
した場合では、キャラクタP2の表情が普通のときは、
大当り信頼度は中くらいで、しょぼんとしているときは
大当り信頼度が低く、笑っているときは大当り信頼度が
高いといった具合に表すことができる。
【0188】「マップ演出」におけるキャラクタP2の
動作態様によって大当り信頼度を直接報知する場合の例
としては、例えば、キャラクタP2がパンストを脱いだ
ときは、大当り信頼度は中くらいで、服を脱がないとき
は大当り信頼度が低く、白衣を脱いだときは大当り信頼
度が高いといった具合に表すことができる。
動作態様によって大当り信頼度を直接報知する場合の例
としては、例えば、キャラクタP2がパンストを脱いだ
ときは、大当り信頼度は中くらいで、服を脱がないとき
は大当り信頼度が低く、白衣を脱いだときは大当り信頼
度が高いといった具合に表すことができる。
【0189】また、「マップ演出」を表示するようにす
れば、従来の遊技機のように、複雑化した演出構成を理
解し遊技機の特性を知るために多くのゲーム数をこなす
必要はなくなる。すなわち、遊技者は、少ないゲーム数
をこなした段階で、遊技機がどのような演出構成となっ
ているかが容易に把握できるようになる。これにより、
遊技者は、遊技機の特性を存分に生かした遊技を行うこ
とができるようになる。
れば、従来の遊技機のように、複雑化した演出構成を理
解し遊技機の特性を知るために多くのゲーム数をこなす
必要はなくなる。すなわち、遊技者は、少ないゲーム数
をこなした段階で、遊技機がどのような演出構成となっ
ているかが容易に把握できるようになる。これにより、
遊技者は、遊技機の特性を存分に生かした遊技を行うこ
とができるようになる。
【0190】なお、「マップ演出」が展開される固定領
域50に描かれる内容としては、上記のような家の間取
り図のほか、各種地図、電車の路線図等、文字、線、図
形、記号等で描かれるものであれば、その内容は問わな
い。
域50に描かれる内容としては、上記のような家の間取
り図のほか、各種地図、電車の路線図等、文字、線、図
形、記号等で描かれるものであれば、その内容は問わな
い。
【0191】以上の実施例は、パチンコ遊技機の場合で
あるが、本発明は、これに限らず、電気的表示装置や他
の映像装置を備えた遊技機にも適用できる。また、上述
のパチンコ遊技機での動作を家庭用ゲーム機用として擬
似的に実行するようなゲームプログラムにおいても、本
発明を適用してゲームを実行することができる。
あるが、本発明は、これに限らず、電気的表示装置や他
の映像装置を備えた遊技機にも適用できる。また、上述
のパチンコ遊技機での動作を家庭用ゲーム機用として擬
似的に実行するようなゲームプログラムにおいても、本
発明を適用してゲームを実行することができる。
【図1】本発明の一実施例のパチンコ遊技機の正面外観
図。
図。
【図2】遊技盤の正面拡大図。
【図3】実施例のパチンコ遊技機の電気回路部を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図4】液晶表示手段での各種表示を実現するための機
能を示した機能ブロック図。
能を示した機能ブロック図。
【図5】大当り判定時に選択される演出内容の種類を示
す図。
す図。
【図6】ハズレ判定時に選択される演出内容の種類を示
す図。
す図。
【図7】フロー演出の第1の例を示す図。
【図8】図7の続きを示す図。
【図9】フロー演出の第2の例を示す図。
【図10】図9の続きを示す図。
【図11】フロー演出の第3の例を示す図。
【図12】図11の続きを示す図。
【図13】フロー演出の第4の例を示す図。
【図14】図13の続きを示す図。
【図15】フロー演出の第5の例を示す図。
【図16】フロー演出の第6の例を示す図。
【図17】図16の続きを示す図。
【図18】フロー演出の第7の例を示す図。
【図19】図18の続きを示す図。
【図20】フロー演出の第8の例を示す図。
【図21】フロー演出の第9の例を示す図。
【図22】図21の続きを示す図。
【図23】フロー演出の第10の例を示す図。
【図24】図23の続きを示す図。
【図25】スタート位置を表す図形の他の例を示す図。
【図26】「あたり」,「はずれ」の表示の他の例を示
す図。
す図。
【図27】メイン遊技制御処理の手順を示すフローチャ
ート。
ート。
【図28】割込み処理の手順を示すフローチャート。
【図29】メイン側演出制御処理の手順を示すフローチ
ャート。
ャート。
【図30】図29の続きを示すフローチャート。
【図31】表示制御回路メイン処理の手順を示すフロー
チャート。
チャート。
【図32】コマンド割込管理処理の手順を示すフローチ
ャート。
ャート。
【図33】マップ演出の具体例を示す図。
【図34】固定領域の拡大図。
1…パチンコ遊技機、2…前面扉、3…遊技盤、4…液
晶表示装置、4a…画面、5…普通電動役物、6…始動
入賞口、6S…始動入賞球センサ、7…普通図柄作動用
ゲート、7S…通過球センサ、8…大入賞口、8S…大
入賞球センサ、9…アウト口、10…レール、11a,
11b…普通図柄表示用LED、12…普通図柄記憶L
ED、13a,13b,13c,13d…特別図柄記憶
LED、14…左上風車、15…左下風車、16…右上
風車、17…右下風車、18a,18b…一般入賞口、
18S…入賞球センサ、20a…発射球センサ、20b
…戻り球センサ、21…上皿、22…排出口、23…下
皿、24…発射ハンドル、30…主制御回路、31…表
示制御回路、M…現在位置マーク、S…星形マーク、Q
1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6…予兆マーク、R
1,R2,R3,R4,R5,R6…リーチ演出マー
ク、P1,P2,P3,P4,P5…キャラクタ、40
…スピーカ、50…固定領域、51…廊下、52,5
3,54…部屋、55,56,57…ドア。
晶表示装置、4a…画面、5…普通電動役物、6…始動
入賞口、6S…始動入賞球センサ、7…普通図柄作動用
ゲート、7S…通過球センサ、8…大入賞口、8S…大
入賞球センサ、9…アウト口、10…レール、11a,
11b…普通図柄表示用LED、12…普通図柄記憶L
ED、13a,13b,13c,13d…特別図柄記憶
LED、14…左上風車、15…左下風車、16…右上
風車、17…右下風車、18a,18b…一般入賞口、
18S…入賞球センサ、20a…発射球センサ、20b
…戻り球センサ、21…上皿、22…排出口、23…下
皿、24…発射ハンドル、30…主制御回路、31…表
示制御回路、M…現在位置マーク、S…星形マーク、Q
1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6…予兆マーク、R
1,R2,R3,R4,R5,R6…リーチ演出マー
ク、P1,P2,P3,P4,P5…キャラクタ、40
…スピーカ、50…固定領域、51…廊下、52,5
3,54…部屋、55,56,57…ドア。
Claims (21)
- 【請求項1】特別図柄の変動表示その他の表示を行う表
示手段と、 遊技者にとって有利な特別遊技状態とするか否かを判定
する判定手段と、 該判定の結果に基づき、前記特別図柄の変動表示を制御
する特別図柄表示制御手段と、 前記判定の結果に応じた所定の演出を前記表示手段に表
示させる演出表示制御手段と、 前記演出の内容の遷移を前記表示手段に表示させる演出
遷移表示制御手段とを備えることを特徴とする遊技機。 - 【請求項2】請求項1記載の遊技機において、前記演出
の内容の遷移は、フローチャートで示されることを特徴
とする遊技機。 - 【請求項3】請求項2記載の遊技機において、前記演出
の内容の遷移は、前記フローチャートの経路の表示を変
化させることで示されることを特徴とする遊技機。 - 【請求項4】請求項2記載の遊技機において、前記演出
の内容の遷移は、前記フローチャートの経路上に所定の
現在位置図柄を表示させ、当該現在位置図柄を移動させ
ることによって示されることを特徴とする遊技機。 - 【請求項5】請求項4記載の遊技機において、前記演出
遷移表示制御手段は、前記現在位置図柄が前記フローチ
ャートの経路上に設けられた分岐点を通過して所定の経
路に移動した後、再び当該現在位置図柄を前記分岐点に
戻して別の経路に移動させるように表示制御することを
特徴とする遊技機。 - 【請求項6】請求項4又は5記載の遊技機において、前
記演出遷移表示制御手段は、大当り信頼度に応じて、前
記現在位置図柄の色や形状等の表示態様を変化させるこ
とを特徴とする遊技機。 - 【請求項7】請求項2乃至6のいずれか記載の遊技機に
おいて、前記フローチャートは、前記演出に設定された
複数種類のリーチ演出のそれぞれに応じて、経路が複数
に枝分かれして表示されることを特徴とする遊技機。 - 【請求項8】請求項2乃至7のいずれか記載の遊技機に
おいて、前記演出遷移表示制御手段は、前記フローチャ
ートの所定の経路を、前記演出の表示開始時から所定期
間中は表示せず、該所定期間の経過後に表示させること
を特徴とする遊技機。 - 【請求項9】請求項2乃至8のいずれか記載の遊技機に
おいて、前記演出遷移表示制御手段は、前記フローチャ
ートに予兆演出の出現箇所を表示させることを特徴とす
る遊技機。 - 【請求項10】請求項9記載の遊技機において、前記演
出遷移表示制御手段は、前記フローチャートに所定の予
兆位置図柄を表示させ、前記出現箇所を示すことを特徴
とする遊技機。 - 【請求項11】請求項10記載の遊技機において、前記
演出遷移表示制御手段は、大当り信頼度に応じて、前記
予兆位置図柄の色や形状等の表示態様を変化させること
を特徴とする遊技機。 - 【請求項12】請求項10又は11記載の遊技機におい
て、前記演出遷移表示制御手段は、前記予兆位置図柄
を、前記演出の表示開始時から所定期間中は表示せず、
該所定期間の経過後に表示させることを特徴とする遊技
機。 - 【請求項13】請求項1記載の遊技機において、前記演
出の内容の遷移は、文字、線、図形、記号等が描かれた
固定領域内における特定図柄の表示位置によって示され
ることを特徴とする遊技機。 - 【請求項14】請求項13記載の遊技機において、前記
固定領域は、全体が地図で構成され、その地図上のどの
位置に前記特定図柄が表示されているかによって、前記
演出の内容の遷移が示されることを特徴とする遊技機。 - 【請求項15】請求項13記載の遊技機において、前記
固定領域は、全体が家の間取り図で構成され、その間取
り図上のどの位置に前記特定図柄が表示されているかに
よって、前記演出の内容の遷移が示されることを特徴と
する遊技機。 - 【請求項16】請求項13乃至15のいずれか記載の遊
技機において、前記固定領域は、複数の領域に分割さ
れ、その複数の領域のうちのどの領域に前記特定図柄が
位置するかによって前記演出の内容の遷移が示されるこ
とを特徴とする遊技機。 - 【請求項17】請求項16記載の遊技機において、前記
複数の領域の中の少なくとも1つは、前記演出に設定さ
れた複数種類のリーチ演出のいずれかに対応しており、
前記演出遷移表示制御手段は、表示するリーチ演出に対
応した領域に前記特定図柄を表示させるように表示制御
することを特徴とする遊技機。 - 【請求項18】請求項17記載の遊技機において、前記
リーチ演出に対応した領域には、その対応するリーチ演
出が表示された後に更に別のリーチ演出に発展すること
或いはその発展する回数が、文字、線、図形、記号等に
よって示されることを特徴とする遊技機。 - 【請求項19】請求項13乃至18のいずれか記載の遊
技機において、前記演出遷移表示制御手段は、大当り信
頼度に応じて前記特定図柄の色や形状等の表示態様を変
化させることを特徴とする遊技機。 - 【請求項20】請求項13乃至19のいずれか記載の遊
技機において、前記特定図柄は、人物等のキャラクタを
表していることを特徴とする遊技機。 - 【請求項21】請求項20記載の遊技機において、前記
演出遷移表示制御手段は、大当り信頼度に応じて前記キ
ャラクタの動作態様を変化させることを特徴とする遊技
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001295959A JP2003093653A (ja) | 2001-07-16 | 2001-09-27 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001215268 | 2001-07-16 | ||
JP2001-215268 | 2001-07-16 | ||
JP2001295959A JP2003093653A (ja) | 2001-07-16 | 2001-09-27 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003093653A true JP2003093653A (ja) | 2003-04-02 |
Family
ID=26618781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001295959A Pending JP2003093653A (ja) | 2001-07-16 | 2001-09-27 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003093653A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2001
- 2001-09-27 JP JP2001295959A patent/JP2003093653A/ja active Pending
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