JP2003092481A - 電子部品の放熱機構 - Google Patents

電子部品の放熱機構

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JP2003092481A
JP2003092481A JP2001285132A JP2001285132A JP2003092481A JP 2003092481 A JP2003092481 A JP 2003092481A JP 2001285132 A JP2001285132 A JP 2001285132A JP 2001285132 A JP2001285132 A JP 2001285132A JP 2003092481 A JP2003092481 A JP 2003092481A
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heat
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Yoshihiro Okano
義廣 岡野
Yoshihiro Shimazu
欣弘 島津
Masahiko Sakaguchi
雅彦 坂口
Hisataka Usui
久隆 臼井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は放熱シートを介して電子部品で発生
した熱を放熱板に放熱する電子部品の放熱機構に関し、
組み立て誤差等の影響に拘わらず確実に電子部品の放熱
を行なうことを課題とする。 【解決手段】 回路基板31に搭載された半導体装置3
2とボトムカバー14との間に放熱シート37Aを介在
させることにより、この放熱シート37Aを介して半導
体装置32で発生した熱をボトムカバー14に放熱する
電子部品の放熱機構において、ボトムカバー14の放熱
シート37Aと接触する部位(放熱部36)に、半導体
装置側に向け突出した突起部38を形成し、組み立て誤
差等があってもボトムカバー14と半導体装置32とを
確実に熱的に接続する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子部品の放熱機構
に係り、特に電子部品で発生した熱を放熱シートを介し
て放熱板に放熱する電子部品の放熱機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の電子部品の放熱機構の一
例を示している。同図に示す放熱機構は、例えばCD−
R等のディスク装置に適用されるものである。この放熱
機構は、電子部品である半導体装置2で発生する熱を、
放熱板として機能するボトムカバー5に放熱する放熱機
構である。
【0003】半導体装置2のリード3は、ハンダ4を用
いて回路基板1に接合される。これにより、半導体装置
2は回路基板1に固定される。この半導体装置2は、駆
動することにより熱を発生する。
【0004】ボトムカバー5は、回路基板1と対向する
ようディスク装置に取り付けられる。このボトムカバー
5は熱伝導性の高い金属板であり、よってボトムカバー
5を放熱板として機能させることができる。このため、
ボトムカバー5の半導体装置2と対向する位置には放熱
部6が形成され、ボトムカバー5が半導体装置2に近接
するよう構成されている。
【0005】従来、半導体装置2とボトムカバー5とを
熱的に接続するには、半導体装置2に放熱シート7を配
設しておき、ボトムカバー5をディスク装置に取り付け
る際、この放熱シート7がボトムカバー5(放熱部6)
と接触するよう構成する。これにより、半導体装置2で
発生した熱は、放熱シート7を介してボトムカバー5に
熱伝導してゆき、ボトムカバー5において放熱される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たように放熱機構が取り付けられる装置(本例ではディ
スク装置)の一部を放熱機構の構成要素として用いる構
成では、装置の組み立て誤差,部品の加工誤差,及び寸
法公差等(以下、これらを総称して組み立て誤差等とい
う)が放熱機構の放熱特性に影響を与える場合がある。
即ち、ボトムカバー5をディスク装置に取り付ける際に
組み立て誤差等があった場合、又は/及び回路基板1を
ディスク装置に取り付ける際に組み立て誤差等があった
場合、図10に示すように放熱シート7とボトムカバー
5(放熱部6)とが離れてしまうことが発生する。この
ようにボトムカバー5と放熱シート7が離間すると、半
導体装置2で発生した熱はボトムカバー5に効率よく熱
伝導されなくなってしまう。
【0007】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、組み立て誤差等の影響に拘わらず確実に電子部品
の放熱を行いうる電子部品の放熱機構を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明では、次に述べる各手段を講じたことを特徴
とするものである。
【0009】請求項1記載の発明は、基板に搭載された
電子部品と放熱板との間に放熱シートを介在させること
により、該放熱シートを介して前記電子部品で発生した
熱を放熱板に放熱する電子部品の放熱機構であって、前
記放熱板の前記放熱シートと接触する部位に、前記電子
部品側に向け突出した突起部を形成したことを特徴とす
るものである。
【0010】上記発明によれば、放熱板の放熱シートと
接触する部位に電子部品側に向け突出した突起部を形成
したことにより、電子部品或いは放熱板の取り付け誤差
等により、電子部品と放熱板の離間距離が既定値以上と
なってしまった場合にも、電子部品側に向け突出した突
起部は放熱シートと接触する。このため、取り付け誤差
等が発生したとしても、電子部品で発生した熱を放熱シ
ートを介して確実に放熱板に放熱することが可能とな
る。
【0011】また、請求項2記載の発明は、基板に搭載
された電子部品と放熱板との間に放熱シートを介在させ
ることにより、該放熱シートを介して前記電子部品で発
生した熱を放熱板に放熱する電子部品の放熱機構であっ
て、前記放熱シートの前記放熱板と接触する部位及び/
または前記電子部品と接触する部位に突起部を形成した
ことを特徴とするものである。
【0012】上記発明によれば、電子部品或いは放熱板
の取り付け誤差等により電子部品と放熱板の離間距離が
既定値以上となってしまった場合にも、放熱シートに形
成された突起部は放熱シートと放熱板とに接触するた
め、電子部品で発生した熱を放熱シートを介して確実に
放熱板に放熱することができる。
【0013】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは2記載の電子部品の放熱機構において、前記放熱シ
ートは可撓性を有していることを特徴とするものであ
る。
【0014】上記発明によれば、放熱シートに可撓性を
持たせたことにより、電子部品或いは放熱板の取り付け
誤差等により、電子部品と放熱板の離間距離が既定値以
下となってしまった場合にも、放熱シートが可撓変形す
ることにより、これを吸収することができ、電子部品及
び放熱板にダメージが発生することを防止できる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。
【0016】図1及び図2は、本発明の第1実施例であ
る電子部品の放熱機構30Aを示している。この放熱機
構30Aは、例えば図3乃至図5に示すディスク装置1
0に組み込まれるものである。放熱機構30Aの具体的
な説明に先立ち、ディスク装置10の構成について簡単
に説明しておく。
【0017】本実施例では、ディスク装置10としてC
D−R/CD−RW装置を例に挙げている。このディス
ク装置10は、大略するとベースシャーシ11,トレイ
12,トラバースベース13,ボトムカバー14,及び
回路基板31等により構成されている。
【0018】ベースシャーシ11は筐体形状を有してお
り、トレイ12,トラバースベース13,ボトムカバー
14等のディスク装置10を構成する各部品はこのベー
スシャーシ11内に配設されている。また、ベースシャ
ーシ11の上部には、図3に示すようにブリッジ部19
が形成されており、その中央位置にはクランパー20が
装着されている。このクランパー20は、ディスクがデ
ィスク装置10内に装着された際、後述するトラバース
ベース13に設けられたターンテーブル(図にら表れ
ず)との間にディスクをクランプし、所定速度で回転さ
せる。
【0019】トレイ12は、図中矢印X1,X2方向に
移動する構成とされている。このトレイ12にはディス
クを装着するディスク装着部15が形成されている。ト
レイ12がベースシャーシ11に対して図中矢印X1方
向に移動した状態(イジェクト状態)において、トレイ
12に対しディスクは装着脱される。また、トレイ12
がベースシャーシ11に対して図中矢印X2方向に移動
した状態(ローディング状態)において、前記のように
ディスクはクランパー20とターンテーブルとの間にク
ランプされて回転し、光ピックアップ17により記録再
生処理が実施される。
【0020】トラバースベース13は、トレイ12に対
して昇降動作する構成とされている。このトラバースベ
ース13には、前記したターンテーブル及び光ピックア
ップ17等が配設されている。光ピックアップ17は、
その両側部が案内シャフト18に軸承されており、ディ
スク装置10内にローディングされたディスクの径方向
(図中、矢印X1,X2方向)に移動する構成とされて
いる。そして、この移動に伴い光ピックアップ17はデ
ィスクに対して記録再生処理を行なう。尚、トレイ12
には開口部16が形成されており、前記したターンテー
ブルはこの開口部16を介してクランパー20と係合
し、光ピックアップ17は開口部16を介してディスク
に対し記録再生処理を行なう。
【0021】このトラバースベース13は、トレイ12
がイジェクト動作及びローディング動作している時は、
ターンテーブルがトレイ12の動作の邪魔にならないよ
う下降している。そして、トレイ12がローディング位
置まで移動した状態で上昇し、トラバースベース13と
共に上昇したターンテーブルがクランパー20と係合し
てディスクをクランプする。
【0022】トラバースベース13は、ベースシャーシ
11の底部に配設された回路基板31を覆うように配設
されている。回路基板31には半導体装置32等の各種
電子部品が配設されており、この各種電子部品は記録再
生処理及び各種駆動機構(トレイ12の駆動機構等)の
駆動処理を行なう。この回路基板31を外部に露出させ
たままでは、塵埃が進入したり、或いは半導体装置32
等の各種電子部品が損傷するおそがある。このため、ト
ラバースベース13を配設することにより、塵埃の進入
及び各種電子部品の損傷を防止している。このトラバー
スベース13は、鋼板等の熱伝導性の高い材質よりなる
金属板により形成されている。
【0023】図5は、ディスク装置10の底面図であ
り、ベースシャーシ11の底部に配設されたボトムカバ
ー14を示している。同図に示すように、ボトムカバー
14には放熱機構30A及び確認孔40等が形成されて
いる。
【0024】先ず、確認孔40について、図5に加え図
6を用いて説明する。回路基板31には、グランドハー
ネス41が発生されている。このグランドハーネス41
は、回路基板31に配設されたコネクタ42に接続され
る。回路基板31に配設された各電子回路が適正に駆動
するためには、グランドハーネス41が回路基板31に
確実に接続されている必要がある。このため、グランド
ハーネス41が回路基板31に確実に接続されているか
否かを確認する検査が行なわれている。
【0025】この検査は、ボトムカバー14をベースシ
ャーシ11に装着する作業においてグランドハーネス4
1がコネクタ42から外れる可能性があるため、ボトム
カバー14をベースシャーシ11に装着した後に行われ
る。しかしながら、従来では図7に示すように、コネク
タ42の配設位置もボトムカバー14により覆われるた
め、ボトムカバー14をベースシャーシ11に装着した
後にグランドハーネス41がコネクタ42に接続されて
いるか否かを確認する作業は非常に難しかった。
【0026】これに対して本実施例では、ボトムカバー
14がベースシャーシ11に取り付けられた際、コネク
タ42と対向する位置に確認孔40を設けた構成とし
た。この構成とすることにより、図6に示すように、ボ
トムカバー14をベースシャーシ11に取り付けた状態
において、確認孔40を通してグランドハーネス41と
コネクタ42との接続状態を確認することができる。よ
って、グランドハーネス41とコネクタ42の接続確認
作業を容易に行なうことができる。
【0027】続いて、放熱機構30Aについて説明す
る。図5に示すように、本実施例では2つの放熱機構3
0Aが設けられているが、何れの放熱機構30Aも同一
構成である。
【0028】図1及び図2は、放熱機構30Aを拡大し
て示す図である。本実施例に係る放熱機構30Aは、回
路基板31に配設された半導体装置32で発生した熱を
放熱する構成とされている。尚、本実施例では電子部品
として半導体装置32を放熱する例について説明する
が、本発明の適用は半導体装置32の放熱に限定される
ものではなく、発熱する他の電子部品に対し放熱を行な
う場合にも適用できるものである。
【0029】半導体装置32は、リード33をハンダ3
4で回路基板31に接合されることにより回路基板31
に固定されている。この半導体装置32は、ディスクに
対して記録再生処理を行なう際に駆動されるものである
が、この駆動の際に発熱するものである。この半導体装
置32の上面(図1では、下部となる)には、放熱シー
ト37Aが配設されている。この放熱シート37Aは、
例えばシリコンに熱伝導性の高い金属粉を混入したもの
であり高い放熱特性を有している。また、放熱シート3
7Aをシリコンを主成分とする構成とすることにより、
放熱シート37Aに可撓性を持たせることができる。
【0030】一方、回路基板31と対向配設されるボト
ムカバー14は、前記のように熱伝導性の高い鋼板によ
り形成されている。また、ボトムカバー14の半導体装
置32と対向する位置は、放熱部36が形成されてい
る。これにより、ボトムカバー14が半導体装置32に
近接するよう構成されている。
【0031】本実施例では、上記構成とされたボトムカ
バー14(放熱部36)の放熱シート37Aと接触する
部位に、電子部品側に向け突出した突起部38を形成し
た構成としている。この突起部38は、ボトムカバー1
4に一体的に形成されている。また、本実施例では、突
起部38の形状を半球状とし、放熱部36の中央位置に
1個のみ配設した構成したが、突起部38の形状は半球
形状に限定されものではなく、放熱シート37Aとの接
触面積を増大できる他の形状としてもよい。また、突起
部38の形成個数の1個に限定されるものではなく、放
熱シート37Aとの接触面積を増大できるよう複数形成
した構成としてもよい。
【0032】ところで、ディスク装置10を製造する
際、必然的に装置の組み立て誤差,部品の加工誤差,及
び寸法公差等(以下、これらを総称して組み立て誤差等
という)が発生する。この組み立て誤差等があった場
合、放熱シート37Aとボトムカバー14(放熱部3
6)とが離れてしまうおそれがある。
【0033】しかしながら本実施例では、放熱板として
機能するボトムカバー14の放熱シート37Aと接触す
る部位に、半導体装置32側に向け突出した突起部38
を形成したことにより、上記した組み立て誤差等が発生
し半導体装置32と放熱部36(ボトムカバー14)の
離間距離が既定値以上となってしまった場合にも、突起
部38は放熱シート37Aと接触する。このため、突起
部38の突出高さは、上記した組み立て誤差等の最大値
よりも大きな値に設定されている。これにより、取り付
け誤差等が発生したとしても、ボトムカバー14は確実
に放熱シート37Aと接触するため、半導体装置32で
発生した熱を放熱シート37Aを介して確実にボトムカ
バー14に確実に放熱することが可能となる。
【0034】一方、組み立て誤差等が放熱シート37A
とボトムカバー14(放熱部36)とを近接させる方向
に生じた場合には、突起部38は放熱シート37A内に
強く食い込んだ状態となる。しかしながら、前記したよ
うに放熱シート37Aは可撓性を有しているため、突起
部38が放熱シート37A内に強く食い込んでも放熱シ
ート37Aが可撓変形することにより吸収される。
【0035】よって、ボトムカバー14に突起部38を
設けた構成としても、ボトムカバー14及び半導体装置
32に損傷が発生するようなことはない。また、ボトム
カバー14(放熱部36)は放熱シート37Aに強く接
触するため、半導体装置32で発生した熱をボトムカバ
ー14により確実に放熱することができる。
【0036】図8は、本発明の第2実施例である放熱機
構30Bを示している。図1及び図2に示した放熱機構
30Aは、ボトムカバー14の放熱部36に突起部38
を形成し、これにより組み立て誤差等が生じても放熱シ
ート37Aとボトムカバー14を確実に熱的に接続し、
半導体装置32で発生する熱を放熱しうるよう構成し
た。これに対し、本実施例に係る放熱機構30Bは、放
熱シート37Bに突起部43A,43Bを形成したこと
を特徴とするものである。
【0037】このように、半導体装置32とボトムカバ
ー14との間に配設される放熱シート37Bに突起部4
3A,43Bを形成したことにより、組み立て誤差等が
発生し半導体装置32と放熱部36(ボトムカバー1
4)の離間距離が既定値以上となってしまった場合に
も、突起部43A,43Bは半導体装置32及びボトム
カバー14(放熱部36)と接触する。このため、突起
部43A,43Bの突出高さは、上記した組み立て誤差
等の最大値よりも大きな値に設定されている。これによ
り、取り付け誤差等が発生したとしても、半導体装置3
2とボトムカバー14を放熱シート37Bにより確実に
接触させることができ、半導体装置32で発生した熱を
確実に放熱することができる。
【0038】一方、組み立て誤差等が半導体装置32と
ボトムカバー14(放熱部36)とを近接させる方向に
生じた場合には、放熱シート37Bに形成された突起部
43A,43Bは半導体装置32及びとボトムカバー1
4(放熱部36)に強く押し付けられた状態となる。し
かしながら、放熱シート37Bも可撓性を有しているた
め、突起部43A,43Bが半導体装置32或いは放熱
部36I強く押圧されても放熱シート37Bが可撓変形
することにより吸収されるため、半導体装置32やボト
ムカバー14に損傷が発生するようなことはない。ま
た、ボトムカバー14(放熱部36)は放熱シート37
Bに強く接触するため、半導体装置32で発生した熱を
ボトムカバー14により確実に放熱することができる。
【0039】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、次に述べる
種々の効果を実現することができる。
【0040】請求項1記載の発明によれば、電子部品或
いは放熱板の取り付け誤差等により電子部品と放熱板の
離間距離が既定値以上となってしまった場合にも、電子
部品側に向け突出した突起部は放熱シートと接触するた
め、放熱シートを介して電子部品で発生した熱を確実に
放熱板に放熱することができる。
【0041】また、請求項2記載の発明によれば、電子
部品或いは放熱板の取り付け誤差等により電子部品と放
熱板の離間距離が既定値以上となってしまった場合に
も、放熱シートに形成された突起部は放熱シートと放熱
板とに接触するため、放熱シートを介して電子部品で発
生した熱を確実に放熱板に放熱することができる。
【0042】また、請求項3記載の発明によれば、電子
部品或いは放熱板の取り付け誤差等により電子部品と放
熱板の離間距離が既定値以下となってしまった場合に
も、放熱シートが可撓変形(収縮)することによりこれ
を吸収することができ、電子部品及び放熱板にダメージ
が発生することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である放熱機構を拡大して
示す図であり、放熱シートがボトムカバーから離間した
状態を示す図である。
【図2】本発明の第1実施例である放熱機構を拡大して
示す図であり、突起部が放熱シートと接触した状態を示
す図である。
【図3】本発明の第1実施例である放熱機構が適用され
たディスク装置を示す平面図である。
【図4】本発明の第1実施例である放熱機構が適用され
たディスク装置を示す側面図である。
【図5】本発明の第1実施例である放熱機構が適用され
たディスク装置を示す底面図である。
【図6】ディスク装置に設けられた確認孔を説明するた
めの図である。
【図7】確認孔が設けられていないディスク装置を説明
するための図である。
【図8】本発明の第2実施例である放熱機構を拡大して
示す図である。
【図9】従来の一例である放熱機構を拡大して示す図で
あり、放熱シートがボトムカバーから離間した状態を示
す図である。
【図10】従来の一例である放熱機構の問題点を説明す
るための図である。
【符号の説明】
10 ディスク装置 11 ベースシャーシ 12 トレイ 13 トラバースベース 14 ボトムカバー 15 ディスク装着部 30,30A,30B 放熱機構 31 回路基板 32 半導体装置 36 放熱部 37A,37B 放熱シート 38 突起部 40 確認孔 41 グランドハーネス 42 コネクタ 43A,43B 突起部
フロントページの続き (72)発明者 坂口 雅彦 東京都調布市国領町8丁目8番地2 ミツ ミ電機株式会社本社内 (72)発明者 臼井 久隆 東京都調布市国領町8丁目8番地2 ミツ ミ電機株式会社本社内 Fターム(参考) 5E322 AA04 EA11 FA04 5F036 AA01 BA04 BA23 BB01 BB21 BC08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に搭載された電子部品と放熱板との
    間に放熱シートを介在させることにより、該放熱シート
    を介して前記電子部品で発生した熱を放熱板に放熱する
    電子部品の放熱機構であって、 前記放熱板の前記放熱シートと接触する部位に、前記電
    子部品側に向け突出した突起部を形成したことを特徴と
    する電子部品の放熱機構。
  2. 【請求項2】 基板に搭載された電子部品と放熱板との
    間に放熱シートを介在させることにより、該放熱シート
    を介して前記電子部品で発生した熱を放熱板に放熱する
    電子部品の放熱機構であって、 前記放熱シートの前記放熱板と接触する部位及び/また
    は前記電子部品と接触する部位に突起部を形成したこと
    を特徴とする電子部品の放熱機構。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の電子部品の放熱
    機構において、 前記放熱シートは可撓性を有していることを特徴とする
    電子部品の放熱機構。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008282463A (ja) * 2007-05-09 2008-11-20 Clarion Co Ltd コネクタ装置及びディスク装置

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JP2008282463A (ja) * 2007-05-09 2008-11-20 Clarion Co Ltd コネクタ装置及びディスク装置

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